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2018年8月 7日

2泊3日 青森県の旅(4) 立佞武多 鶴の舞橋 弘前昇天教会 7月6日

五所川原でレンタカーを借りて、鶴の舞橋へ行く前に 「立佞武多の館」 へ行く。見る前はそれほど期待していたわけではなかったが、ここに展示されている五所川原立佞武多は感動を与えてくれた。立佞武多(たちねぷた)の館はJR五所川原駅をまっすぐ進んだところにある。徒歩5分の距離だ。五所川原の町は高い建物がないが、この「立佞武多の館」は高さ38m、地上6階の偉容である。
 五所川原のねぷたは明治時代にその高さの隆盛を極めていたが、電線の普及とともに、背の低いねぷたとならざるを得なかった。 戦後に起きた2度の大火で街が全焼したことにより、設計図や写真が消失し、巨大ねぷたは姿を消した。しかし、1993年、市内のある家庭で先祖の遺品の整理をしていたところ、明治・大正期の立佞武多の設計図の一部が発見されたのをきっかけに、1996年市民有志が高さ22mの巨大なねぷたを復元したそうだ。そして「立佞武多」と命名し1998年より、8月4日から8日に開催される祭りの名を「五所川原立佞武多」として80年ぶりに復活させた。高さ約23m、重さ約19トンの巨大な山車3台が「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと、総勢50名以上の曳き手で五所川原市街地を練り歩き、その圧倒的迫力で沿道の観客を魅了し短い夏の五所川原を盛り上げてるのだ。
 この祭のために運行経路上の配線は地下に埋めてある。そうでなければできない祭だろう。立佞武多製作には4人ほどがかかわっており、毎年1台ずつ製作している。費用は1200万円くらいかかるようだ。昔の資料が少なく、写真などを頼りに、製作しているらしい。祭りでは、巨大な山車3台と町内・学校・愛好会などでつくられる中型、小型のねぷたと合わせ、15台前後が出陣するそうだ。
 この「立佞武多」の館には、年に一つ制作されるねぷたが3年分3体保管されている。それは見事に管理されていて、質の高い、見事な照明で展示されているねぷたに感動した。
 「立佞武多の館」に入り、エレベーターで4階に上がった。そして、スロープを1階まで下りながら、見学していく。展示室は、何せ高さ23mに及ぶ立佞武多を展示する高さが必要である。そしてスロープの壁側には、立佞武多の資料が展示されていたが、それも優れた展示になっていた。最後に、昨年、平成29年作のねぷた「纏」の前で4人で写真を撮って退出した。
 「立佞武多の館」を堪能したあと、タクシーで今日、明日と借りるレンタカーの営業所までいく。そのタクシーの運転手さんが、五所川原佞武多祭りの巡行コースなどを説明してくれた。立佞武多が通る道は確かに電線がない。
  トヨタレンタカーでVitsのハイブリット車を借り、鶴の舞橋へ向かう。鶴の舞橋は北津軽郡鶴田町の津軽富士見湖にある。30分少々で到着した。
 そして今宵の宿の「青森ワイナリーホテル」へ行く途中、Kさんが運転する車で、ちょっと寄り道をしてもらって、大正9年に建てられた弘前の 弘前昇天教会 に寄った。午後4時を過ぎていて、残念ながら中に入ることはかなわなかった。
 そして、大鰐温泉の南に位置する あじゃら山(阿闍羅山 709m)の山頂に建つ青森ワイナリーホテルへ向かう頃、大鰐温泉からの山道は霧が出てきていた。

59.「忠孝太鼓」
「立佞武多の館」に中に入った。右手に天井まで吹き抜けになっているスペースがあり、大きな山車が展示されている。はじめはこれが立佞武多だと思っていた。ところが違っていた。 調べてみると、これは8月4日から8日に開催される夏まつり「五所川原立佞武多」の先陣を飾る、「忠孝太鼓」という。 高さは大型立佞武多よりも少し小さめの17メートル、重さは18トン、太鼓の直径は2.4mある。2010年に五所川原市民の三上忠孝氏の寄付により誕生したという。テーマは三日月祈願 山中鹿之助で、戦国時代から安土桃山時代にかけての山陰地方の武将だそうだが、「忠孝太鼓」との関連はわからない。「忠孝太鼓」の台座部分は、これから見ていく大型立佞武多とほぼ同じしくみでできている。太鼓の部分は非常に珍しい縦に2台乗っている形である。 台車には照明用の発電機が積まれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
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60.立佞武多「纏」 -1
入館料@570円を支払い、「立佞武多の館」展示場に入る。エレベーターで4階に上がる。 「立佞武多の館」は2004年に竣工され、高さ38m、地上6階あり、五所川原では大きなビルで、大型立佞武多が3台格納できるスペースがある。 「立佞武多の館」はその中央が吹き抜けの大型の立佞武多の展示場になっていて、4階からスロープを下りながら鑑賞していく。上の階から順に佞武多の写真を見ていただくのが良いのだが、自分でもどれがどの佞武多だったか判らなくなってしまったので、あとで整理して、3っある大型佞武多別に並べた。これは昨年、平成29年に制作された「纏」である。今年、平成30年の立佞武多のテーマは「稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る」だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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61.立佞武多「纏」-2
これが「纏」のほぼ正面である。昭和19年と21年に五所川原は2度の大火に見舞われた。その2度の大火から復興していく五所川原の不撓不屈の精神を火事場で「纏」を振る火消しの勇壮な姿で再現したと説明されていた。台座には照明用、運行用の発電機が搭載されている。ねぷた祭りは七夕の日の「眠り流し(灯篭流し)」が起源という説があり、台座に書かれている「雲漢」とは天の川という言う意味だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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62. 立佞武多「纏」 見送り絵
見送り絵とは立佞武多の後ろ側の絵のことで、美人画や水墨画が描かれる。見送り絵の両側にそれぞれ袖絵がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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63.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -1
平成28年製作で、「纏」と同じく高さ23m、重さ約19トンある。「出雲阿国」は安土桃山時代の女性芸能者である。はじめは諸国の寺社境内で勧進のための踊りを奉納していたが、自分の踊りを喜んでくれる里や町の人々の為に踊ることの大切さを悟っていく。それが様々な変遷を経て、現在の世界無形文化遺産歌舞伎が出来上がったという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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64.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -2
アップで撮った。アップで撮っても、その佞武多は全くほころびのない、質の高い仕事だと感心する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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65.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -3
スロープを下のほうに下りてきて、出雲阿国を見上げる。手前にある「纏」と重なってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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66.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 番傘
これは、スロープの一番上から撮った写真だ。最初に、その大きさと美しさ、照明の見事なことに魅せられてしまった。この背中側の番傘は、見送りに表現する歌舞伎大人気演目の「助六」がさしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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67.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 見送り絵
「歌舞伎創生 出雲阿国」の見送り絵の袖絵は、連獅子の振り乱した髪(毛振り)が、「絵」から飛び出ていて、3Dのような立体感がある。立佞武多の新たな試みのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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68.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 -1
「立佞武多の館」には大型立佞武多が3台格納できるスペースをがある。祭り当年とその前年2年分の大型立佞武多が常設格納展示されている。そしてこの佞武多は平成27年製作、つまり、前々年に制作された。3台ともそれぞれ作者は違う。そして、この「津軽十三浦伝説 白髭水(しらひげみず)と夫婦梵鐘(めおとぼんしょう)」は役目を終え、私たちが訪れた11日後の7月17日にここで解体された。「立佞武多の館」で翌18日から、平成30年新作の「稽古(けいこ)照今(しょうこん) 神武天皇、金の鵄(とび)を得る」の組み立てが始まったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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69.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 -2
この佞武多も前2作と大きさは同じく、高さ約23m、重さ約13トンである。五所川原にある十三湖がかって十三浦と呼ばれていた頃、たびたび襲われる洪水、津波を白髪水と呼んでいたそうだ。白髪の老人がその波に乗ってやってくるからだという。この十三浦にまつわるはかない恋伝説がある。五所川原市の長円寺で梵鐘を造ることになり、兄寺である津軽の長勝寺との一対の梵鐘を京都に依頼した。京都で誕生したこの梵鐘が海路日本海を経て、十三浦に入ったときに大荒れの時化に襲われ、夫婦梵鐘は海底深く沈んでしまったという。長円寺の梵鐘は引き上げられたが長勝寺の梵鐘は見つからなかった。後に長円寺に納められた鐘を衝くと「十三恋しや ゴーン」と悲しみにあふれた音がするという。佞武多は夫婦梵鐘が白髪水により引き裂かれた場面を表現したものだそうだ。長くなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 12mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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70.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 見送り絵 -1
見送り絵は三味線を持った美人画である。「恋の津軽十三湖」を歌った長山洋子さんをイメージしたのだという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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71.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 見送り絵 -2
さらにその上に観音様の像があった。観音様の左右の紋章は長円寺、長勝寺の紋章だろうか?調べたけれどわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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72.平成16年以降の立佞武多の姿と解説
一つ一つ詳しくみては来れなかったが、スロープの壁側には、立佞武多に関する興味ある展示がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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73.平成25年以降の立佞武多の姿と解説
私たちが訪れた時、「立佞武多の館」には平成27年以降の立佞武多3体が保管、展示されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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74.平成28年、29年の立佞武多の姿と解説
この2体は今年から来年にかけて「立佞武多の館」で実物を見ることができる。この解説は貴重だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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75.昭和25年~30年ころの見送り絵
これは戦時中、中断していた祭りが戦後まもなく復活したころの貴重なねぶた画だそうだ。立佞武多が復活したのは、前に記したように、平成8年(1996年)だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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76.立佞武多の制作過程
スロープには、立佞武多の制作過程が説明されていた。下絵→骨組み→紙貼り→書き割り→蝋入れ→色付け、そして組み立てとなる。人形部分は15から18個のパーツに分かれていて、木、針金、糸、和紙など一般的なねぷたと同様の材料からなっている。ただし分量はやはり桁違いで、表面に張られている和紙は畳おおよそ600畳分、針金700キログラム、骨組みに使う材木は、2トン、内部の仕込まれる照明は電球600~800個、蛍光灯40~60本、および点灯には一般家庭の約10軒分の電力を要するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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77.「掌」たなごころ
「掌」 では、「すべてをつかみ取るような巨大な手、その手に夏の風を、祭りの熱気をまとわりつかせながら、立佞武多は夜気を掻く。」とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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78.鶴の舞橋 -1
「凄いな」という思いで「立佞武多の館」を退出した。タクシーで少し離れたところにあるトヨタレンタカーの営業所へ行き、Vitsのハイブリット車を借りる。Kさんに運転をお願いして、県道154号を走り、 40分足らずで 津軽富士見湖 に着いた。鶴の舞橋を眺めながら駐車場に入る。津軽富士見湖は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)とも呼ばれる。古記によると、このため池は 岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水による貯水池であったものを万治3年(1660年)に四代藩主津軽信正が樋口権右衛門を廻堰大堤奉行に命じ、柏村地方の用水補給のための堤防を築き用水池にしたものと記録されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
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79.鶴の舞橋 -2
鶴の舞橋は平成6年7月8日、日本一長い三連太鼓橋として津軽富士見湖に架けられた。全長300メートルもの三連太鼓橋は優しいアーチ型をしている。前の写真とほぼ同じ所から、その三連アーチを眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
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80.鶴の舞橋 渡り口
橋は青森県産の桧葉(ヒバ)一等材で造られている。小雨降る中、ここから対岸へ300mの橋を渡る。一昨年あたりから、JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで女優の吉永小百合さんが「鶴の舞橋」に登場するコマーシャルが放送されているが、撮影場所は岩木山の雄大な山影を津軽富士見湖の湖面に美しく映す橋の向こう側からのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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81.横から見た鶴の舞橋
橋は最も高いところで湖面より8mある。こちら側から100mのところに中間休憩所として小ステージがあり、さらに100mのところに大ステージがある。総工費は2億6千万円。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 28mm ISO160 ) 露出補正 なし
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82.鶴の舞橋 対岸から
晴れていればこのあたりから橋の上に岩木山が眺められるのだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
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83.丹頂鶴自然公園
対岸を少し歩くと丹頂鶴の自然公園でタンチョウが飼育されていた。釧路市丹頂鶴自然公園のほうが有名だが、ここ鶴田町には江戸時代の頃数多くの鶴が飛来したという。平成4年に「生きた丹頂鶴誘致」の声が高まり、平成5年に中国黒龍江省より2羽を譲り受け、平成9年にはロシア連邦アムール州よりつがいを譲り受け飼育、現在では当町で出生したものや多摩動物公園から借受している丹頂鶴が飼育されているそうだ。タンチョウはいくつかのケージに何頭か飼育されている。近くの人だろうか、ケージの傍にきて「鶴太郎」と声をかけた。するとその中の1頭のタンチョウが傍に寄ってきて長い首をたたむように曲げる。「鶴太郎」は固有名詞なのだ。慣れているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO400 ) 露出補正 なし
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84.富士見湖パーク
再び鶴の舞橋を渡って戻ってくる。花が植えられていたので行ってみる。赤いベコニアが後ろの緑に映えてきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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85.鶴の舞橋 全景
帰路、再度鶴の舞橋の全景を眺める。その後、堤体や取水施設等の整備がなされた現在のため池は、貯水量1,100万トンをかかえ、満水面積281ヘクタールと県内で最も大きな人造湖であり、当地域の重要な農業用施設となっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
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86.弘前昇天教会
今回の旅行の前に、ネットで知った弘前昇天教会の建物を見たいと思い、大鰐温泉の近くにある今宵の宿、青森ワイナリーホテルへ行く途中で、寄り道をしてもらった。wikipediaによれば、1920年(大正9年)に建設された当教会堂は、イングランド地方で発達した堅牢な積み方であるイギリス積みの赤レンガが特徴的な建物で、正面右寄りには鐘塔が配置され、外壁に控え壁を設けたゴシック建築である。帰ってきた後で、Kさんからこの教会の設計者は、2011年11月に、Kさんご夫妻と那須、日光を旅行した際、日光の町でみた日光真光教会の設計者であるジェームズ・ガーディナー であると教えていただいた。ジェームズ・ガーディナー は立教大学の校長を務めたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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87.弘前昇天教会 の門
正しくは日本聖公会弘前昇天教会教会堂というこの建物は、1920年(大正9年)に日本聖公会弘前昇天教会の教会堂として建設され、1993年(平成5年)県重宝に指定されている。教会の中には牧師がおられる礼拝や祈祷会の時のみ入れるそうだが、その中はチューダーアーチを描く梁とトラスの意匠や、白壁と柱・垂木・トラス・方杖の濃茶との色彩のコントラストが印象的だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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88.弘前昇天教会の鐘
歴史の重さと清涼な音色を響かせる正面右寄り上部の三葉飾りアーチの鐘塔にある鐘は、平日6:30と17:30、日曜日は9:30と10:30に司祭と信徒が鳴らしているという。これは礼拝が始まる合図で、夏と冬では響き方が違うとか。弘前市の地域情報を発信するコミュニティFM放送であるFMアップルウェーブの時報としても使われているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO200 ) 露出補正 なし
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89.青森ワイナリーホテル
到着した今宵の宿である青森ワイナリーホテルは、大鰐温泉の南に位置する あじゃら山(阿闍羅山 709m)の山頂に建つ。宿に着いて、部屋の窓から五所川原方面を眺める。午後6時45分、霧が出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2018年8月 1日

2泊3日 青森県の旅(3) 不老ふ死温泉から五所川原へ 7月6日

昨晩は残念ながら、雨模様で波も高く、楽しみにしていた海に突き出た露天風呂から日本海に沈む夕日を眺めることはできなかった。しかし、黄金の湯と言われる温泉に浸かり、ゆっくりすることができた。
 朝は早く目が覚める。朝食を済ませ、Kさんのご主人と散歩をする。何処へ行くあてもなかったが、宿で付近の「お散歩マップ」をもらって、歩いて15分くらいのところにある舮作(へなし)漁港へ行ってみた。
 ウェスパ椿山駅10:38 発の「リゾートしらかみ1号(ブナ)」で、五能線を五所川原まで乗る。宿からの少し早めの送迎バスに乗り、ウェスパ椿山駅へ行った。
 Kさんのご主人が予約してくれていた 「リゾートしらかみ1号(ブナ)」 は、4人がゆったりと座れるボックス席で、ヨーロッパの列車のコンパートメント席のようだった。隣のボックスでは酒宴が始まっている。
 深浦駅ー広戸駅間や千畳敷付近の美しい海岸線を走り、12:09に五所川原に到着した。途中、鰺ヶ沢からは津軽三味線を弾く2人が乗車し、先頭車両で生演奏をしてくれた。後ろの車両から多くの乗客が先頭の1号車に移動する。
 五所川原ではラーメンを食べた。これが旨かった。大げさに言えば、ここ数年で食べたラーメンのうち一番うまいと思った。Kさんの奥様が、探してくださった店だったが、大当たりである。
 ラーメンを食べた後は、歩いて2~3分のところにある「立佞武多の館」へ行く。

33.不老ふ死温泉の朝
朝は5時半には目が覚める。空は雲ってはいるが、明るさもあり、今日は少しはましな天気になりそうな期待を抱かせる。部屋の窓からは海が見え、ウミネコが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO800 ) 露出補正 なし
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34.朝の海岸
朝食後、出発まで少々時間があるので、付近を散歩した。宿は高台にあり、そこから舮作(へなし)漁港のほうへ下って行った。尖った岩があり、先のほうに突起があった。この岩に特に名前はついていないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250 ) 露出補正 なし
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35.海を行く漁船
日本海は鉛色の海だった。漁船が行く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
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36.舮作漁港
10分ほど歩くと舳先漁港に着いた。小さな漁港だ。私は釣りのことは全く無知だが、漁港周辺はクロダイの有力ポイントになっており、防波堤の先端付近やテトラ帯はクロダイのウキフカセ釣り、ダンゴ釣りが楽しめるそうだ。テトラ帯ではアイナメ、ソイの根魚も狙え、防波堤先端付近は時季によりイナダが回遊、冬はホッケ釣りで賑わうという。港内はアジやサヨリ、メバル、ウミタナゴなど小物が楽しめる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO160 ) 露出補正 なし
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37.舮作漁港 漁船 -1
船小屋があり、漁船が何艘か引き上げれていた。wikipediaによれば、漁港には特定第3種(最重要)から、第3種(全国)、第2種(広域)第1種(地元)、第4種(離島)があり、この舮作漁港は全国で2,134、青森県に59ある第1種漁港の一つである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
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38.舮作漁港 漁船 -2
防波堤で囲まれた漁港の海は静かだった。タラの刺網漁船などが停泊していた。歩いて下りてきた道が見える。防波堤に「命に着せる救命胴衣」と黄色い大きな文字で書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
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39.艫作灯台
「へなし」は地図や観光案内所などでも字は舮作となっているが、舮は艫の略字だ。灯台とJRの駅は「艫作」になっている。奈良時代初期に現在の満州地方にあった渤海国の使節が潮に流されこの地に漂着したで、ここで壊れた船の艫を修理して無事平城京に入京できたと言うことから艫作という地名がついたとされているという。舮作崎はちょうど龍飛崎と入道崎の中間部分に当たり、沖合いを航行する船にとっては重要な目印となる地点だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
40.黄金崎不老ふ死温泉 露天風呂
これが入りそこなった露天風呂だ。混浴と女湯に分かれている。夜間照明はないので日の出から日没までの利用だそうだ。今朝は利用できたのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO125 ) 露出補正 なし
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41.宿の送迎バス
9時20分ごろ、宿の送迎バスでウェスパ椿山駅へ向かう。「ウェスパ椿山」とはどういうことだろうと気になった。ウェスパはWeSpaだそうで、椿山は日本海側のヤブ椿の北限と言われるこの近くの地名である。「ウェスパ椿山」は「株式会社ふかうら開発」が管理運営するリゾート施設のことで、平成7年4月滞在型温泉リゾート施設『ウェスパ椿山』の受託運営を開始している。つまり、深浦町が第三セクターの「株式会社ふかうら開発」に運営を委託しているのだ。 五能線のウェスパ椿山駅は、 2001年(平成13年)12月1日 に東日本旅客鉄道の駅として開業し、当初は快速「リゾートしらかみ」のみ停車したが、翌2002年(平成14年)12月1日 から 普通列車も停車するようになったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.WeSpa椿山昆虫館
ウェスパ椿山駅の周辺は、リゾート施設に含まれ、物産館「コロボックス」、白神ガラス工房「HOO」、蒸気機関車「ハチロク」があり、海側には宿泊施設であるコテージ・ゲストハウスがある。その先に角が出た建物があったので行ってみると「昆虫館」だった。中に入ってみると、「世界の大型カミキリムシ」、「世界のタマムシ」、「世界のハナムグリ」の標本が展示されていた。チョウの標本に至っては、「日本のトンボ・セミ・チョウ」と雑であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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43.東能代行快速列車
9時35分の上り列車がウェスパ椿山駅のホームに入ってきた。快速列車だが、「リゾートしらかみ」ではないので、キハ40形の車両だった。この写真は発車して駅から離れていくところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO500 ) 露出補正 なし
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44.「リゾートしらかみ1号」到着
私たちが乗車する10:38発の弘前行き「リゾートしらかみ1号」が入ってきた。「リゾートしらかみ」には、くまげら、青池、 橅(ブナ)の3編成があり、 この橅編成が最も新しく2016.7.16に運転開始されたハイブリット車両である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO800 ) 露出補正 なし
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45.「リゾートしらかみ1号」橅
白神山地のブナ原生林の木立をイメージした装いになっている。私たちが乗るのは4両編成の前から2両目の2号車だ。この写真を撮り終わったあと、前方へ走って乗り込む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.深浦駅
10:58に深浦駅に到着。単線運転なので、ここで上りの「リゾートしらかみ2号」と行き違うため少々停車した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
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47.「リゾートしらかみ2号」くまげら
2~3分して、くまげら編成の「リゾートしらかみ2号」が深浦駅に到着した。くまげら編成は2006年3月に運行開始された最初の「リゾートしらかみ」車両だ。白神山地に生息するクマゲラと五能線沿線の夕日がイメージされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.深浦駅・広戸駅間の海岸 -1
「リゾートしらかみ1号」が深浦駅を出ると、海側の景色が開け、列車は徐行してくれた。水平線の空がやや明るく期待を持たせてくれるのだが・・・

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO160 ) 露出補正 なし
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49.深浦駅・広戸駅間の海岸 -2
美しい海岸線が続く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO320 ) 露出補正 なし
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50.深浦駅・広戸駅間の海岸 -3
さすが五能線屈指の絶景ポイント、深浦エリアだ。深浦は「夕陽の町」とも呼ばれ、夕刻なら運が良ければ海に沈む美しい夕陽を車窓から眺められるという。それにしても、それとはほど遠い曇り空が恨めしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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51.千畳敷海岸
深浦から20分ほど走ると千畳敷海岸が見えてくる。「リゾートしらかみ1号」は千畳敷駅は通過する。車窓には津軽の殿様が千枚の畳を敷いて大宴会を開いたとの伝説が残る千畳敷海岸が広がるが、タイミングが悪く良い写真が撮れなかった。リゾートしらかみ2・3・4・5号は千畳敷駅に停車し、乗客はその停車時間15分ほどの間に岩畳を歩いて海辺の散歩が楽しめるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO250 ) 露出補正 な
;クリックすると大きな写真になります。
52.津軽三味線演奏
鰺ヶ沢から津軽三味線の生演奏を聴かせてくれる2人の方が乗ってこられた。1号車の運転席を背に、2人の生演奏が始まった。後ろの車両の乗客が1号車に集まってくる。津軽三味線の音色は力強い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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53.「橅」編成のカウンター
「橅」編成の3号車の前半分は 、「ORAHO」と名付けられたカウンターがあった。地酒や、白神山地の自然水で淹れたコーヒー、スイーツなど沿線の特産品が販売されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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54.五所川原駅
五所川原駅に到着した。下車する。失礼ながら、滅多に来ることないところだと思う。五所川原市の総人口は52,830人で人口密度は131人/㎢だそうだ。太宰治ゆかりの地もである。また、ねぶた祭りは青森、弘前が有名だが、五所川原には立佞武多(タチネプタ)がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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55.津軽鉄道
津軽鉄道 の看板があった。津軽鉄道線は津軽五所川原駅 と津軽中里駅の 20.7kmを結ぶ私鉄である。「心に響く風景との出会い」というコピーがあったが、乗ってみたい気がした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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56.津軽鉄道の駅
跨線橋を渡っていったところに津軽鉄道の駅が見える。駅舎はJRとは別に津軽鉄道線のホームの向こう側にあるようだ。津軽鉄道は津軽半島の中央部を南北に縦貫している。1日の平均所客数は300人強という。冬季には客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」が運行される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
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57.五所川原駅前のラーメン屋さん
時刻は午後1時近い。ここで昼食になる予定だったが、Kさんの奥様がスマホで此処のラーメンが美味しそうだと探してくれていた。店の名前は「麵屋 遊仁(あそびと)」とあった。五所川原駅前の太宰治「思い出」の蔵」トカトントン スクエア の中にある。無断で店の写真を撮ってしまったことをお許しいただきたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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58.醤油はまぐりラーメン
メニューに醤油はまぐりラーメンというのがあったので、 私は 迷わずそれを注文した。出されたラーメンは、ベースは煮干し出汁だろうか、あっさりしたスープでほんのりとはまぐりの香りがした。麺はやや細麺で腰がある。はまぐりは5~6個入っていて、添えられたチャーシューも旨かった。ここ数年で食べたラーメンで一番旨かったと思う。私たちが食べ終わって外に出ると、待っている人たちの列ができていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2018年7月28日

2泊3日 青森県の旅(2) 十二湖散策 7月5日

宿で借りたレンタカーはトヨタのコンパクトカーだった。この日の運転はわたくしが担当する。十二湖へは国道101号線を五能線を戻るように走り、十二湖駅の近くから入っていく、約12kmだった。
  十二湖のそれぞれのところに設けられている駐車場に車を置き、時々小雨の降る中、Kさんに用意していただいていたビニールのレインコートを着て、王池、越口の池、落口の池、鶏頭場の池などを見ていく。十二湖ビジターセンターや、イトウの養魚場などもあった。
  さらに車で進み、キョロロ(森の物産館)に車を停めて、十二湖のシンボルでもある青池へと15分ほど歩く。この天候では青池はきれいな色に見えないだろうと思っていたが、意外ときれいだった。
 青池から、奥方たちはキョロロの駐車場に戻る。男ふたりは海抜269mの最高地点のあるブナの自然林を歩いた。沸壺の池へ回って、元のところへ戻る。
 今宵の宿「不老ふ死温泉」は岩場の海辺にある露天風呂から、日本海に沈む夕日を眺めるというのが楽しみだったのだが、この日は雨が降っていて、波も荒く、利用禁止になっていた。

16.王池
五能線十二湖駅の先を左に入る。天気が悪いためか車も人も少ない。県道280号線を10分も走っただろうか、十二湖の入り口である王池の駐車場に着いた。止まっている車はない。王池は下のほうに見える。あまり感動はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
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17.王池西湖
王池東湖の少し先に王池西湖があった。車を下りて歩いてみる。湖の水の色は決して色鮮やかではないが、その湖面に映り込む新緑がきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
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18.十二湖ビジターセンター
王池西湖からまた車に乗って進むと、越口の池、十二湖ビジターセンター、そしてイトウの養魚場があった。車が停められた十二湖ビジターセンター前の案内板には、「十二湖は、白神山地の北西山麓、日本海から約2.0km、東経139°57.9′~59.5′、北緯40°32.4′~33.8′に位置し、標高150m~200mの盆地状の台地に多くのすぐれた自然が残されている地域で、おおよそ南北4.0km、東西2.5kmの地域に渡って点在する大小33の湖沼群と、これを包み込むようなブナを中心とした自然林、この付近が北限とされる様々な動植物が存在し、これらをめぐるように設置された遊歩道により、自然観察に格好の場所になっています。・・・(後略)」と説明されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 なし
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19.イトウ養魚場
ビジターセンター、越口の池のすぐそばに、イトウの養魚場があったので覗いてみた。その大きさによっていくつかの水槽に分けられていて、最も大きなイトウは1m以上あるように見える。イトウは日本最大の淡水魚で、北海道のほか、青森県の太平洋側の川や湖沼に普通に生息していたが、現在、天然に生息するのは北海道のみだそうだ。wikipediaによれば、和名は「糸魚」の意味で、これはサケ類としては全長に比して体高が低く細長い体形である上に、サケとは違い早春に上流に遡上・産卵するため、初春から晩春にかけては生殖活動後の痩せ細った個体が多く見られるために、「糸のように細い魚」という印象が持たれたことによるとあった。しかし、ここで見たイトウは太かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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20.越口の池
ビジネスセンターとイトウ養魚場があるところが越口の池だった。十二湖の中では大きな池のようである。良くは見えなかった、池の中に立ち枯れした木が多いそうで、地震によって川が堰き止められてできたと言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/400秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.落口の池
越口の池の先に、中の池、落口の池がある。ビジターセンターの駐車場に車を停めたまま、見に行った。この辺りは、今日は人も少ないが、人通りが多い割には野鳥が多く、カモ類やアオサギなどが羽を休める池だそうだ。また、7月中旬から8月上旬の夜には、ホタルが見られるという。湖面に新緑が映る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.森林浴
さらに奥にある青池を見に行こうと、 ビジネスセンターに停めた車に再び乗って、 キョロロ(森の物産館)まで行き、そこの駐車場に車を停め、歩いて青池に向かった。そこここに車を停められるのがありがたい。小雨模様だが、寒くはない。私たち以外に観光客はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.鶏頭場の池(けとばのいけ)北側
歩き始めるとすぐのところに鶏頭場の池があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/400秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.鶏頭場の池(けとばのいけ)
青池への500mほどは、鬱蒼と茂るブナやミズナラなど広葉樹の深い原生林に囲まれた鶏頭場の池が見え隠れする。鶏頭場の池も大きな湖だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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25.青池 -1
やがて青池が見えてきた。この天気ではどす黒い池にしか見えないだろうと諦めていたが、意外に青が美しかった。緑青である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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26.青池 -2
池の底にある倒れた木がはっきり見えるほどの透明度だ。晴れていればもっと透き通って見えるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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27.青池 -3
この湖だけで年に数十万人の観光客が訪れるという。団体客も多く、混雑する時間帯もあるので、記念撮影には譲りあいが大事とあるが、この時は、ここも私たち以外に観光客はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.ブナ自然林
女性2人はここからキョロロの駐車場へ戻った。男2人は青池から先に続くブナ自然林の小道を行く。標高269mの最高地点を超えて15分ほど歩いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 25mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.沸壺の池
少し下ったところに沸壺の池が見えてきた。ここも十二湖のなかで青池に匹敵して透明度が高い。この青池からブナ自然林、沸壺の池というのは、人気の散策コースになっているそうだ。木造の展望スペースも設置されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.カケス
沸壺の池から15分くらいで、落口の池に出る。さっき車で通った道をキョロロへ戻る途中、野鳥がさえずる。ふと見ると飛んできた鳥が枝に止まった。暗くてファインダーで捉え難いが何とかシャッターを切った。帰宅して調べてみたところカケスだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 168mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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31.白神ライン
キョロロへ戻る途中に白神ラインの入り口があったが、通行止めになっていた。ここから樹齢400年を超えるブナの大木「マザーツリー」や、 白神山地のなかでも人気ナンバーワンのトレッキングコースである「暗門の滝」方面へ通ずる42kmのダート道である県道28号線が白神ラインである。「マザーツリー」や「暗門の滝」は見てみたいという思いもあったが、厳しい道路状況のようなのであきらめていた。その白神ラインは8月31日まで通行止めになっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO2000 ) 露出補正 -0.7段
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32.日本キャニオン
帰路、十二湖の最後の池が終わるところに、日本キャニオン入り口があった。5分くらい登れば展望所に行くという。また、奥方たちを車に残して、男2人で登って行った。5分では着かなかった。wikipediaによれば、 浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったダイナミックなU字谷大断崖で、アメリカのグランドキャニオンにヒントを得て命名されたとあった。遠方からでもはっきり認識できる白い山肌は、沖合いを航行する船舶からの目標にもなっているそうだ。残念ながら、景観としてはあまり感動はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
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2018年7月25日

2泊3日 青森県の旅(1) 五能線 秋田から「不老ふ死温泉」へ 7月5日

年に一二度ご一緒に旅行をしている友人のKさん御夫妻と、前々から計画をしていた五能線乗車、白神山地などを訪れる旅行をしてきた。日程は7月の5日から2泊3日と決めていたが、もちろん梅雨の雨は心配だった。青森県はあまり梅雨前線の影響を受けないだろうという考えが甘かった。友人のご主人が「晴れ男」というので、期待もしていたのだが、奥様によると、最近ちょっと神通力が衰えているという。関東甲信越地方は6月末に梅雨明け宣言がされ、夏の暑さがやってきた。ところがそのあとに発生した台風7号が、湿った空気を巻き上げてきて、西日本で大雨を降らし、大きな被害が出たのはご承知の通りである。被災された方々にはお見舞いを申し上げる。その被害が大きく伝えられる前の7月5日、雨の中、朝7時発のJALで秋田に向かった。私たちの旅行も3日間雨模様だった。
 雨が降る秋田空港からバスでJR秋田駅に到着する。駅の売店で駅弁を買い求めた。9時46分発の大館行きの奥羽本線各駅停車で東能代まで行き、そこから五能線の各駅停車に乗り換えた。初日、五能線には各駅停車でウェスパ椿山まで乗った。その私たちの乗った2両編成の中の1両は、途中から我々の占有空間になった。他1両も乗客は1人しかいない。雨の日本海を眺めながら駅弁を食べた。「リゾートしらかみ」には翌日乗る。
 ウェスパ椿山に12時29分に到着すると、今宵の宿である「不老ふ死温泉」の迎えのバスが来てくれていた。この日はチェックインしたあと、宿のレンタカーで十二湖周辺まで行き、散策する。

1.羽田出発
私たちの搭乗した7:00発のJAL0161便は予定通り出発した。滑走路の離れたところに、ANAのボーイング787機が止まっていた。見るとエンジンの後ろ半分がない。そういえば、昨日のTVニュースで、ANAの787が使用しているロールス・ロイス製エンジンが 安全性を確保するため整備や改修がされると報道されていた。当初は主に国際線を飛ぶ787-9が搭載しているエンジン66基が対象だったが、さらに改修対象のエンジンが、主に787-8が使用している136基に増えたことで、国内線の機材繰りに影響が及び、羽田-伊丹線、福岡線など幹線を含む多くの欠航が決まったという。その整備対象の機材と思われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
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2.雲の上は青空
JAL0161便はボーイング737-800。ボーイング737の初期型は1965年に初飛行。その第4世代と呼ばれるボーイング737-800は1987年に初飛行し、2008年からJALエキスプレスに導入された。離陸後20~30分で雲の上に出た。今回の旅行3日間で初めて見る青空だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.秋田駅西口バス・ターミナル
秋田空港から乗ったリムジン・バスは9時に秋田駅西口バス・ターミナルに到着した。このバス・ターミナルはなかなか瀟洒な佇まいである。2015年に「日本一周鉄道の旅」をしたときに、列車を待つ間、秋田駅の構内から見下ろした記憶がある。その時にも記したが、グッドデザイン金賞を受賞したそうだ。秋田杉をふんだんに使った木造のバス・ターミナルで、建替えのきっかけは、以前のバス・ターミナルは、東日本大震災を契機として実施した耐震性調査で、脚柱部に腐食がみられ補強対策が必要との調査結果が出たことからという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO320 ) 露出補正 なし
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4.奥羽本線 各駅停車
秋田からはまず奥羽本線に乗って、五能線の起点である東能代まで行く。 車両は701系の2両編成。クロス・シートの軽快なワンマン電車だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO320 ) 露出補正 なし
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5.ワンマン
ワンマン電車は、乗車券の回収箱が一番前に置かれていて、改札口のない駅では運転手が切符を回収する。そこでは一番前のドアーでしか降りられないし、乗車も一番前の車両の後ろのドアーからのみだ。この電車、ワンマンなのに運転室に4人も乗っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO640 ) 露出補正 なし
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6.奥羽本線 八郎潟駅
列車は八郎潟に着いた。左手に、かっては面積220㎢と、日本の湖沼面積では琵琶湖に次ぐ第2位であった八郎潟があった。 wikipediaによれば、第二次世界大戦後、食糧増産を目的として干拓工事が行われ、干拓の先進国であるオランダの技術協力を受け、20年の歳月と約852億円の費用を投じて約17,000haの干拓地が造成されたそうだ。工事は1957年(昭和32年)に着工して、1967年(昭和42年)から全国から公募された入植者が移住を始めた。全体の事業は1977年(昭和52年)に竣工している。現在では日本の湖沼において18位の面積だそうだ。八郎湖や、八郎潟残存湖といった別名でも呼ばれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.五能線起点駅 東能代
我々が乗った奥羽本線各駅停車の列車は、10:43に東能代駅に到着した。ここが五能線の起点駅となる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 10mm ISO200 ) 露出補正 なし
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8.東能代駅
ここで10:59発の五能線各駅停車に乗り換える。反対側のホームを見ると、秋田杉で造られたベンチが置かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.五能線各駅停車
10:59発の弘前行の五能線各駅停車の列車はすでに入線していた。キハ40形の気動車だ。ボタンを押してドアーを 開けて、乗車する。乗客は少なく、私たち以外に観光客の姿はない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.駅弁
進行方向が逆になり、定刻に発車した。秋田駅で仕入れた駅弁を食べることにする。私が食べたのは「特製牛めし」。温めて食べられるように発熱材が仕込まれていたので、その紐を引いたところ、やけどしそうに熱かった。味は"まあまあ"というところか。ほかの3人は「秋田肉三昧」を召し上がる。比内地鶏、秋田錦牛、十和田湖高原ポークとごうせいだった。

上下とも
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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11.八森駅
五能線の駅にはどの駅にもこのような絵看板がある。秋田県側の白神山地が近い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 30mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.岩舘駅
私たちの乗った弘前行き各駅停車は岩舘駅で快速「リゾートしらかみ」と行きかう。次の駅は大間越で青森県に入る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.絶景ポイントを徐行
岩舘を出た列車は、トンネルを抜けると左手の眺めが開けて、荒波に洗われる岩の海岸線を走る。ここからしばらく列車は徐行運転して、乗客に景色を楽しませてくれる。この天気では海の藍、空の青が出ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.岩舘海岸
この辺りは岩舘海岸というらしい。波が静かであれば子供たちが磯遊びをするところだろうが、今日は風が強く、波が荒い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.岩と波
大きな岩も波を被り、その波が砕けて白い泡となっている。列車は12:01に岩舘駅の次の大間越に着いた。さらに十二湖駅からは、ツアーの観光客が乗車して、私たちだけで占有していた車両は急に賑やかになった。 外の写真を撮ろうと窓を開けていたが、雨が入るので閉めてほしいと言われてしまった。申し訳ない。12:29にウェスパ椿山駅に到着、私たち4人は下車する。「不老ふ死温泉」のマイクロバスが迎えにきてくれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2018年7月20日

富士見高原「花の里」 6月29日

小淵沢から清里方面にに向かって走り、途中から左に、いわゆる八ヶ岳鉢巻道路をしばらく行くと、以前に何回かラウンドした富士見高原ゴルフ場などがあり、「富士見高原リゾート」となっていた。その一画にスキー場のゲレンデを利用して、花を植えた「花の里」というところがある。この日は、オオムラサキセンターへ行った後、そこへ寄ってみようと思っていた。
 「花の里」のオープンは7月7日で、この日はまだプレ・オープンということだった。ゲレンデの花はまだ整備中である。そこで、まず、登山道を歩いて、「創造の森」というところへ上がってみようと思い歩き始める。今日は天気は良いと思ってきたのだが、晴れ間もあるが、時々雲が広がって小雨が降る。登山道はけっこう急で、20m~30m登っては、立ち止まっては休む。途中に咲いているウツギの花に来ていたミドリヒョウモンを撮りながら、さらに進むと鹿除けの柵があり、ゲートには鍵が掛けられていて、それ以上は進むことができなかった。
  仕方なく、同じ道を戻って、車に戻り、富士見高ゴルフコースのほうへ上がっていくと「花の里」入口の駐車場があった。ゴルフ場にあるようなカートで、自動運転で20分ほどのコースを回るアトラクション付きで800円の入園料を支払って、プレ・オープンの「花の里」に入った。カートはどうでもよかったのだが、どんなコースを走るのか見てみたかったので、乗ることにした。
 カートで一周して、「花の里」入口まで戻ってきた。ちょうど観光バスが着いていて、皆さん次々にカートに乗って出発されていく。私は、その近くの、約160種の花が植えられている「ミラーガーデン」というところを歩いてみた。最後の最後に、羽化したばかりと思われるクジャクチョウに会えたのが嬉しかった。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ルリタテハ
今年は良くルリタテハに遭遇する。今年羽化した個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 26.ヒメウラナミジャノメ
何処にでもいる普通種である。よく似た種にウラナミジャノメがいるが、関東甲信越ではまず、見られない。もしや、と思って撮ってみることもあるのだが、期待は裏切られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.「創造の森」登山道
「創造の森」への急な登山道を息を切らせながら登っていくと、木立が開けたところがあった。小淵沢の町だろうか?向こうの山並みは南アルプスだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.ヤマキマダラヒカゲ
道端に落とされていた獣糞に群がっていたチョウが一斉に飛び立った。サトキマダラヒカゲとの見分けは難しいが、色が濃いのでヤマキマダラヒカゲとと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.メスグロヒョウモン♂
道の両側に、多分ウツギの花と思うが、白い花が咲いていた。その花に数頭のヒョウモンチョウが吸蜜に来ていた。これはメスグロヒョウモンの♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ミドリヒョウモン♂ -1
これはミドリヒョウモンだ。個体数は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ミドリヒョウモン♂ -2
ミドリヒョウモンは9月まで飛んでいるが、そのころになると、擦れて、破損した個体ばかりである。きれいなミドリヒョウモンに会うのはこの時期が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミドリヒョウモン♂ -3
「創造の森」の登山道は、シカの食害防止策の扉が開かず、元来た道を戻らざるを得なかった。再び、ウツギの花が咲くところでミドリヒョウモンを撮る。撮りやすいところにきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33. ミドリヒョウモン♂ -4
ウツギの花を訪れるミドリヒョウモンの環境を写し込みたくて、焦点距離を短くして撮った。チョウに近寄れなければだめだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリヒョウモン -5
ミドリヒョウモンはここに数頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリヒョウモン -6
きれいな裏面を見せて、夢中で吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 196mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ミドリヒョウモン -7
きれいな個体だった。生まれたばかりと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.「花の里」
いったん、車へ戻り、富士見高原ゴルフコースの近くにある、冬はスキー場になる「花の里」の駐車場に入る。「花の里」に入るには、6/16~7/6のプレオープン期間は、入園料と「花の里」を自動運転で20分ほどかけて回るゴルフ場の電動カートのようなカート利用付きで800円を支払う。電動カートはどうでもよかったが、小雨も降っているし、せっかくなので乗ってみた。これはカートから撮った整備中の「花の里」。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.白樺の林
自動カートはこんなきれいな白樺の林の中を走る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.モンキチョウ♂ -1
電動カートは約20分ほどで、標高1,320mにある出発点まで戻ってきた。観光バスできた人たちが次々と電動カートに乗って出発していく。その傍にミラーガーデンという花畑があった。約160品種、5000株花々が植えられている。その花畑でモンキチョウが多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.モンキチョウ♂ -2
花に頭を突っ込んで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカタテハ
雨が止んだ。花壇の遠くの花に何か飛んできて止まった。アカタテハだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 42.ウラギンヒョウモン -1
空が明かるくなって、チョウたちの動きが活発になる。今度はウラギンヒョウモンが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.ウラギンヒョウモン -2
ウラギンヒョウモンは花から花へと飛び回る。この赤い花が好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 44.モンキチョウのペア -1
吸蜜する♀に♂がアプローチする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 45.モンキチョウのペア -2
今度は同じ花に横並びに止まった。♀はやや黄色味を帯びたタイプだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 46.クジャクチョウ -1
不意に敏捷に飛んできた黒いチョウが観察路に止まる。もしやと思って近づくと、思った通りクジャクチョウだった。まずは慎重に近づいて撮る。幸いその時に観察路を歩く観光客はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 47.クジャクチョウ -2
しばらくじっとしていてくれた。近寄ってローアングルで撮る。花に止まって吸蜜してくれないかなと期待したが、どこかへ飛んで行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 48.キアゲハ
キアゲハもやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 49.モンキチョウのペア -3
これは前の写真とは違うペアだ。♀は交尾拒否をしているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2018年7月16日

北杜市オオムラサキセンター 6月29日

西多摩郡日の出町にある谷戸沢廃棄物広域処分場跡で、飼育ケージの中で羽化したオオムラサキの見学会があることを知って、 6月23日に初めて 見に行ってきた。ケージの中では50頭を超えるオオムラサキが羽化していたが、ここではすでに破損している個体も多かった。
 北杜市のオオムラサキセンターへは、例年7月第1週に行くことが多かったが、今年は1週間早め、6月29日に行った。すでに♂の羽化はピークのようで、擦れた個体もいたが、紫色が鮮やかな新鮮な個体が多かった。まだまだ、蛹もたくさんあって、終齢幼虫もいた。係りの方と話をしたところ、これから♀がどんどん羽化してくるという。
 人工的(?)に樹液が設けられている樹には、多くの成虫が集まっていて、カブトムシと場所を競り合っているところもあった。
 例年より時期的に、早めに来たおかげで、新鮮な♂の姿を撮影することもできた。羽化シーンを撮影しようと、羽化が近い蛹を見回っているカメラマンもおられた。
  9時の開園と同時に入場し、1時間半ほど撮影を楽しんだところで、小学校の生徒たちが先生に引率されて大勢やってきた。
 オオムラサキセンターでの撮影を終え、予定している小淵沢の富士見高原へ移動すことにした。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンシロチョウ
8時40分頃にオオムラサキセンターに到着した。9時開園ということで、周囲を少し歩いてみた。樹液の出ていそうな樹はない。最初のモデルはモンシロチョウになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオムラサキの蛹
入口の脇で車座になって、おしゃべりをしながら苗木を整えられているかたがたがおられた。何の苗木か尋ねたところ、クヌギとのこと。樹液の出る樹を育てるただそうだ。9時になったので、センターの中に入り、ビバリウムへと進む。まず、きれいな色をした蛹に目が留まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.オオムラサキ -1
オオムラサキはビバリウムの中を飛び始めている。クヌギの木に人工的(?)に施された樹液に、まだ生まれたばかりのようにきれいな個体が吸汁していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.樹液の餌場 -1
樹液の餌場には、10頭以上のオオムラサキ、そして、その中央にカブトムシ♂が陣取っていた。オオムラサキが近寄ってくると、足を延ばして妨害している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5. 樹液の餌場 -2
オオムラサキは樹液を求めて次から次とやってくる。新参はなかなか入り込めない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオムラサキ -2
良い位置に止まって翅を広げてくれたが、大分擦れていて、前翅の先端が破損している。ビバリウムの天井や周囲のネットなどにぶつかるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.終齢幼虫
丸々と太った終齢幼虫がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8. 樹液の餌場 -3
大きな♀がやってきた。生まれたばかりの個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオムラサキ -3
やっときれいな♂が開翅をして見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオムラサキ -4
9時40分を過ぎた。オオムラサキの動きがさらに活発になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オオムラサキ -5
これも♂のきれいな個体だった。♂のほうが圧倒的に多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12. 樹液の餌場 -4
いつの間にかカブトムシの♀が樹液の餌場に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.オオムラサキ -6
スクランブル姿勢をとっているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.オオムラサキ -7
正面からカメラを向けると睨みつけられているような感覚になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.オオムラサキ -8
生まれたばかりの♀が下草に止まって、開翅していた。腹の太さは半端じゃない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.オオムラサキ -9
オオムラサキらしい姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.オオムラサキ -10
観察木道に止まる。ビバリウムの様子を背景に入れようと近寄ったが、逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.メスグロヒョウモン -1
ちょっと違和感がある小さなオオムラサキがどこからともなく飛んできて下草に止まった。と思ったらメスグロヒョウモンの♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.メスグロヒョウモン -2
すぐに飛び立って、近くの梢に止まった。ビバリウムの中には、わずかだがオオムラサキ以外のチョウもいる。今回見かけたのは、このメスグロヒョウモンとアゲハチョウだけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 187mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオムラサキ求愛
♂も、上にいる♀も、とても新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオムラサキ -11
この写真を見て、♂だったか、♀だったかと思案したが、どうやら♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.蛹 羽化まじか
羽化シーンも撮りたかったが、そろそろ退出しようと思う。この蛹は、背中に何か黒いものが付いているのが気になるが、翅の模様がすでに透けて見えていて、羽化が近いと思われた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.オオムラサキ -12
これもオオムラサキらしい姿勢である。今回は♂の7発生の最盛期であったようで、多くの新鮮な♂を見ることができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.見学に来た小学生
ビバリウムの入り口のほうが賑やかになった。小学校の生徒たちが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月28日

桜が咲いた 帷子川散歩 3月24日

横浜では例年より7日も早い、3月19日に桜が開花した。しかし、2日後の3月21日には、昼前から雪が降り始め10cmほど積もる。また、寒くなるのかなと思っていたところ、その後は順調に気温も上がり、その週末には桜の見ごろを迎えるという。
 3月10日に、長年放置していた右足裏側の親指の付け根にあったイボだかタコだかの切開手術を形成外科で受けた。切片を見せてもらったが、自分で思っているより大きかった。歩くときに力が入るところで、体重を乗せて縫合した傷が開いてはいけないと言われ、かばって歩くので、歩き難くかった。3月23日に抜糸をしたが、まだ右足は不自由である。幸い痛みは緩解したので、近所の帷子川沿いに散歩に出かけた。

1.バス通りの桜並木
帷子川に並行している保土ヶ谷車庫へ向かうバス通りには、そこにマンションが建った時に桜並木ができたが、まだその桜の木は若い。5分咲きというところか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.暖かい日差し
バス通りの桜並木には暖かい日の光がふりそそいでた。バスも、バイクも、自転車も、歩く人も軽やかに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.相鉄線と桜
帷子川の対岸、相鉄線の高架線の下に、少しピンクがかった桜の花が満開になっていた。エドヒガン系の桜だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 84mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.マガモの夫婦
冬の間、帷子川にいたオナガガモや、キンクロハジロはすでにどこかへ行ってしまったが、 青首鴨とも呼ばれるマガモは、まだ残っていた。RX10Ⅳの最低シャッタースピードを1/500秒に設定してある。開放で1/500秒より光量が少ないときはISO感度が上がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO320 ) 露出補正 なし
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5.相鉄下り高架線
YBP(横浜ビジネスパーク・野村)のビルを背景に、上り線に先駆けて高架線で運行されている下り線を新型車両が通過していった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.相鉄線新型車両(20000系)
今年、相鉄グループは101年目を迎えるが、2月11日に9年ぶりとなる新型車両が登場した。山口県の(株)日立製作所笠戸で新造されたその新型車両はJR山陽本線下松駅から機関車に牽引されてきた。2022年には相鉄・東急直通線の車両としても運用される予定だそうだ。最近流行りの乗用車のような顔をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO160 ) 露出補正 なし
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7.満開の桜
このエドヒガン系と思われる桜は満開だった。葉も出てきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.橘樹神社
欠かさず初詣にはお参りしている橘樹神社へ寄ってみた。境内には桜の木が1本あったが、写真には撮りにくい。橘樹神社では、毎月第4土曜日には、リサイクル運動市民の会により境内で、天王町シルクロードアンティークバザールという催しが開催されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.並べられた骨董品
橘樹神社本殿の前にも売り物の骨董品が並べられていた。掘り出し物はあるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/500秒 21mm ISO100 )露出補正 なし
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2018年3月 9日

2018 CP+ 3月2日

スマホに押されてカメラの売り上げが低迷していたというが、知り合いのカメラ業界の人に聞くとどうやら底を打ったという。そんな中で今年のCP+では各社どんな​アッピールがあるのか興味があった。
 会場のパシフィコ横浜へ行く途中、「みなとみらいギャラリー」で「後世に遺したい写真展」が開催されているので、先に見ようと思っていたが、開場は11時からだったので、帰りに見ることにした。
 11時少し前にパシフィコ横浜についた。入場事前登録をしていたので、待たされることなく受付を済ませた。大きな会場にはすでに多くの人が入場していた。
 今年のCP+の印象は、カメラについては、高級機にシフトされているようで、例えばSONYは新発売のα7RⅢを中心に展開していた。私が先週購入したRX10Ⅳはもちろん出展されていたが、大きな扱いにはなっていなかった。
 Nikonは100周年ということでその資産であるレンズ群と、D850、D7500を掲げ、Canonは、IOS Kiss のミラーレスMシリーズの新製品 IOS Kiss M がアッピールされていた。そのほかでは、パナソニック、富士フィルム、オリンパス、リコーや、レンズメーカーのシグマ、タムロンが大きなブースを構えていた。
 着いて早々に、先日、今回初めて購入したSONY機の情報を得ようと、ブースで行われた写真家・高橋良典氏による「感じる力、伝える力 with α7RⅢ」というプレゼンテーションを小1時間聴いた。その中でDレンジオプティマイザーという機能の話があった。これはNikonでいう、Dライティングのような機能であるが、あとで、SONYの展示ブースの方にRX10Ⅳにもこの機能があるのかどうか聞いてみた。答えは「ある」ということで、カメラのファンクションキーで呼び出せることが分かったのは収穫だった。
 午後1時ごろ会場を離れ、「みなとみらいギャラリー」で「後世に遺したい写真展」​を見て帰路に就いた。

1.2018 CP+ 入口
この会場入り口の写真は実は退出時に撮影した。ここから入って奥のほうに、横に​並んで​SONY 、Nikon、Panasonic、Canon、FUJIFILM の大きなブースが陣取っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​8​ 1/1000秒 ​25​mm ISO​2500​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.​SONYブース
先日購入したRX10Ⅳのこともあって、SONYの目指す方向なども知りたく思い、まず、SONYブースへ行く。活気があってとても賑わっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.​8​ 1/1000秒 ​9​mm ISO​125 ) 露出補正 なし
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3.写真家・高橋良典氏 「感じる力、伝える力 with α7RⅢ」
​席を確保して小1時間​、 風景写真家 高橋良典氏の話を傾聴した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​8​ 1/160秒 ​32​mm ISO​3200 ) 露出補正 なし
180309_003.jpg
4. Dレンジオプティマイザー
その中でDレンジオプティマイザーという機能を使った作例の紹介があった。NikonでいうDライティングという機能だが、先日RX10Ⅳの試し撮りをしたときに、ちょっとコントラストが強いかなと思ったことがあったので、Dレンジオプティマイザーという機能はRX10Ⅳにはあるのかなと疑問を持った。講演後ブースのRX10Ⅳの展示コーナーへ行き、係りの方に伺ってみたところ、 その機能は RX10Ⅳにもあるという。ファンクションキーから呼び出すことができることを実機で見せてもらった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​2​ 1/1000秒 ​14​mm ISO​1600 ) 露出補正 なし
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5.ZEISSのブース
SONYブースから、Nikonブースへ移るとき、その右側にZEISSのブースがあった。はじめ、読書をして身動きしないこのモデルさんを人形かと思った。あとでZEISSのホームページを見ると、「 遠目にはいつもの白いZEISSブースですが、今年のタッチ&トライコーナーは今までとは違います。歴史を感じさせる図書が並ぶ書斎で読書をするモデル女性。図書、調度品も全て本物のアンティークを揃え、ちょっとした異空間でZEISSレンズの描写力をお試しください。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​5 1/640秒 ​19​mm ISO​3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.Nikonブース
Nikonは創立100周年記念だそうだ。Nikon F を持ったマリリン・モンローの写真が映し出されている。1962年、「マリリン・モンロー/最後のポーズ」として知られるようになったニコンを愛した写真家バート・スターンによるフォトセッションの中で、マリリン・モンローが、バートの愛機であるニコンを横取りした、無邪気で愛嬌たっぷりの姿だ​。​NikonのCapture NX2というソフトでDライティング処理をした。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5​ ​1/640秒 19mm ISO​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.鉄道写真
鉄道写真は人気がある。​そういう私も鉄道を見ると撮りたくなる。だが、ただ車両を撮るだけではなくて、風景の中の鉄道をどう撮るかなのだ。ステージでは鉄道写真家・助川康史​氏​の​「​スキルアップ鉄道写真術〜D850&D7500フル活用編〜​」​が行われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.​8​​ ​1/​100​0秒 19mm ISO​​1250​ ​)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.​ ​Canonブース
最近Canonは、ミラーレス機のIOSMシリーズに力を入れているようだが、近々発売予定の​IOS Kissの名を冠したミラーレス機 IOS Kiss M に力を入れているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1​.​8​​ ​1/​100​0秒 9mm ISO​​800​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.​​​​鉄道模型ジオラマ
​ここにも鉄道があった。見たことがない車両が走行している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​8​​ ​1/​100​0秒 35mm ISO​​2500​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.オリンパスのブース
オリンパスは、主力機のOM-D E-M1 MarkⅡが2017年の「カメラグランプリ大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ賞」を受賞し、それをアッピールしていた。クラシカルなカメラの造形があったが、カメラはクラシックカメラではない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2​.​5​​ ​1/​100​0秒 19mm ISO​​1600​ ​)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ここにも鉄道模型
オリンパスのブースにも鉄道模型のジオラマがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​8​​ ​1/​100​0秒 37mm ISO​​2000​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.海野和男氏のチョウの写真
OM-D E-M1 MarkⅡ を愛用する海野和男さんの南米のドクチョウの仲間の飛翔写真があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​5​​ ​1/​250秒 14mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.デジタルカレッジ オリンパス
オリンパスにはデジタルカレッジ、フォトリュージュという女性向きの写真講座があるが、それがここで行われていた。若い女性たちが10数名で講師の話を聞きながら受講、実習をしていた。この参加者たちは、あらかじめ集められた方々なのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​​​ ​1/​1000秒 10mm ISO​​800​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.火星大接近
​今年、2018年7月31日に火星と地球が5759万キロメートルまで大接近するらしい。アメリカ・カリフォルニア州南部アーバインに本社がある、コンピューター制御の天体望遠鏡を得意とする世界最大級の光学製品メーカー「MEADE」社の天体望遠鏡の新製品AZM-90の展示があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​​.2​ ​1/​640秒 1​2​mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ツマベニチョウ
Panasonic(Lumix)のブースの一番目立つところにツマベニチョウの大きな写真パネルがあった。どなたの撮影かはわからなかった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9​​mm ISO​​2500​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.TAMRON ブース​
​有名な鉄道写真家のご子息である広田泉氏による 「旅心が加速する」超高倍率・超望遠で撮る​鉄道写真の​魅力 という​講演が行われていた。​​鉄道写真のファンが多いことがわかる。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​26mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
17.SIGMA ブース
SIGMAブースでは​出張センサークリーニングサービスコーナー が設けられていた。来場者のカメラのセンサーを無料でクリーニングしてくれるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.2 ​1/​1000秒 ​18mm ISO​​800​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
18.​日本カメラ博物館
毎年、日本カメラ博物館のコーナーがある。今年は​​​​​​​「フランスカメラとレトロかわいいカメラ」​という特別展示があった。​二眼レフも4X4サイズのカメラが並べられていた。フランスカメラというのは注意していなかったので、見逃してしまったのが残念。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1600​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
19.レトロかわいいカメラ
YASHIKA-16は懐かしい。学生時代に買ってしばらく使っていた。家の中を探せばまだどこかにあるのではなかろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​29mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
20.「後世に遺したい写真」
来るときにまだ開場前だったみなとみらいギャラリーの 「後世に遺したい写真」を見た。日本写真保存センターが収集保存している約30万点の写真原版から1920年から1970年のプリントが展示されているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1000​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
21.芝浦電機の扇風機(広告写真)
受付で「写真を撮らせていただいてよいですか」とお尋ねしたら、「風景写真的にお取りいただく分には構いません。作品の接写はご遠慮ください」ということだった。これはぎりぎりのところだろうか。撮影は名取洋之助氏で、このポスターに起用された原節子さんは当時16歳で、デビューしたばかりの無名の新人だったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1000​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
22.戦後・復興期の写真
私にとって1945年の敗戦から1970年までの写真が一番印象に残った。私は1941年に奉天(現瀋陽)で生まれた。戦後すぐ、引き上げてきて、父親の郷里である滋賀県に住んだ。その後、東京に出てきて、小学校からは東京で暮らしたのだが、ちょうどそのころのことが思い出される。1947年、「東京ブギウギ」で爆発的な人気だった笠置シズ子、1950年のプロ野球復活などなどだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.2 ​1/​1000秒 ​12mm ISO​​400​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
23. 「後世に遺したい写真」会場風景
多くの写真が展示されている会場は見学者は多かった。展示されている写真はどれも貴重な資料と思う。 公益社団法人・日本写真家協会・日本写真保存センター のご努力は大変なものと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​34mm ISO​​640​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。