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2024年2月 5日

横浜港大さん橋 プロジェクションマッピング 2023年12月20日 横浜市中区

先般、Kさんご夫妻とみなとみらいで忘年会をした折に、帰り道の新港中央広場で、「ヨルノヨ2023」というイルミネーションイベントが行われている「Yキューブ」という会場があった。後でネットで調べてみると、「ヨルノヨ2023」は11月27日から開催されているのを知った。会場はその「Yキューブ」だけではなく、山下公園や、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで行われている。大さん橋のプロジェクションマッピングを見てみたいと思い、12月20日に行ってみたのだ。
 午後5時から開始されるので、早めのバスで行くことにした。ところが乗ったバスが、いつも桜木町方面へ行くときに乗る101系統ではない32系統という日本大通り・神奈川県庁往きのバスが来たので、これは好都合と思い乗ったところ、その系統のバスは、保土ヶ谷駅東口に出て、住宅街のある久保町、岩井町などを回っていくルートだった。ひと山超えて、黄金町、阪東橋、横浜橋、曙町、長者町を経由し、関内駅へ出て、やっと終点の県庁前に着いたのは夕方5時少し前だった。50分もかかってしまった。おかげで見たことのない横浜を知ることが出来た。
 大さん橋まで歩き、国際客船ターミナルの屋上に上がった。一番先端の方にあるサーチライトが光るところを目当てに、良い場所を探したが、すでに写真を撮ろうと来ている人たちに占拠されてしまっていた。
 展望台になっている屋上を歩き回り、6時半過ぎまでプロジェクションマッピングのいくつかのパターンを撮った。国際客船ターミナルの屋上は「クジラの背」と言われている。その「クジラの背」に投影されるクジラが泳ぐ絵も見ることが出来た。

000_231220145 X700 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg
屋上展望台「クジラの背」のプロジェクションマッピング
 2023年12月20日 横浜市中区 横浜港大さん橋国際客船ターミナル

001_231220001 X900 県庁 RX10M4.jpg 1.日本大通りの神奈川県庁本庁舎
バスは終点の日本大通りの県庁前に停まった。途中では車内で立っている人も大勢いたが、最後に降りたのは私だけだった。時間は5時を10分ばかり過ぎたところだが、人通りがない。県庁はライトアップされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_231220003 X900 県庁 RX10M4.jpg 2.日本大通りと県庁
日本大通りを渡って、大さん橋の入口へ向かう。県庁を振り返ってみるとライトアップされていた。昼間はこの辺りも人通りは多いが、閑散としていた。地上5階、地下1階の建物は1928年(昭和3年)に竣工している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_231220007 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 3.大さん橋 国際客船ターミナル
完全に暗くならないうちに少し撮りたいと思い、まっすぐ国際客船ターミナルホール入り口の左側をその屋上に向かった。屋上の「クジラの背」に投影されるクジラが泳ぐ絵を見るのには一番良いのではないかと見当を付けていたサーチライトを目当てに進んだ。ところがすでに多くの人が陣取っていて、残念ながらわたくしが割り込む余地はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/10秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_231220014 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 4.大さん橋展望台から見るみなとみらいの夜景
ベストポジションに陣取ることが出来なかったので、どこで撮ろうかと「クジラの背」の場所探しをした。すっかり暗くなってしまった。西側には赤レンガ倉庫が見え、X'Mas マーケットの明かりが見える。その向こうには、見慣れた観覧車、そしてランドマークタワーをはじめ「みなとみらい21」のビル群が夜空をバックに聳える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/20秒 55mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_231220022 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 5.プロジェクションマッピング -1
夕方の5時から始まっているプロジェクションマッピングの投影が鮮やかになってきた。「クジラの背」の上に上がってみると東側の海にはベイ・ブリッジが見えるが、背景としてはさびしい。一方、みなとみらい側はご覧の通り、明るく輝いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/10秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_231220024 X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 6.プロジェクションマッピング -2
そこで、みなとみらいの夜景を背景にして撮ることにした。左から、地上83mの20階に展望所がある神奈川県警である。少し空いてその右側は2020年に完成した地上32階の横浜市新市庁舎、その右に北仲地区に新たに開発された2020年に竣工した地上58階のザ・タワー横浜北仲、その右側がアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉である。中央のランドマークタワーの右側には、コスモ・クロックが見え、その後ろにみなとみらい東急スクエアのクィーンズ・タワー A.B.C が立ち並ぶ。そして、その右側にはパシフィコ横浜、インター・コンチネンタルホテルの夜景が広がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/10秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_231220050 X900 〇大桟橋 RX10M4.jpg 7.プロジェクションマッピング -3
プロジェクションマッピングのパターンが変わった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_231220075 X900 〇大桟橋 RX10M4.jpg 8.プロジェクションマッピング -4
プロジェクションマッピングのパターンがまた変わった。他で見たプロジェクションマッピングは、建物の壁面に投影されるものがほとんどだと思う。「クジラの背」のように横に映し出されるのは初めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_231220077m X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 9.プロジェクションマッピング -5
「クジラの背」は平皿のようになっていて、その周りは観覧席のようになっている。平らになっている皿の底は歩くことが出来る。その観覧席の一番上からみなとみらいの広がりを背景にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
010_231220094 X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 10.プロジェクションマッピング -5
水玉模様になった。いくつものパターンがあるようだ。「クジラの背」を泳ぐクジラの登場を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/15秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_231220129 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 11.プロジェクションマッピング -6
また、違うパターンの投影が始まった。人が多くなった。観覧席を歩く人も見られる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_231220131 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 12.プロジェクションマッピング -7
コスモ・クロックのイルミネーションも美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_231220136 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 13.プロジェクションマッピング -8
平皿の平らになったところに降りてくる人が出始めた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
014_231220137 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 14.プロジェクションマッピング -9
18時30分。寒くなってきた。あまり風が吹かないので凌げる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_231220143 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 15.プロジェクションマッピング -10
色鮮やかな、多彩なパターンのプロジェクションマッピングを満喫することが出来た。あとは、「クジラの背」を泳ぐクジラの投影が待ち遠しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_231220152 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 16.「クジラの背」を泳ぐクジラ -1
一瞬、鮮やかな投影が消えたかと思ったら、今までプロジェクションマッピングが投影されていた一番奥の大さん橋ホールの出入り口(サーチライトの真下)あたりから、クジラが出てきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_231220156 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 17.「クジラの背」を泳ぐクジラ -2
このクジラは思ったより泳ぐのが早い。じっくり構図を考えて撮る余裕がなかった。アッという間に「象の鼻パーク」の方へ泳いで行ってしまった。子供たちが「クジラの背」のクジラに乗ってはしゃいでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_231220162 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 18.ベイ・ブリッジ
赤レンガ倉庫の反対側の海にはベイ・ブリッジが架かっている。飛鳥Ⅱ(50,444トン)やクイーンエリザベス( 83,000トン)はこの橋の下をくぐれるが、ベイブリッジの海面からの高さは約55 mで、パナマックス(パナマ運河)を通航できる最大船型の最大高57.91 mを下回っており、くぐれなければ横浜港「大さん橋」を活用することが出来ない。クルーズ客船の誘致合戦で後れをとっており、外国船寄港数は九州地方の港を下回っているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_231220172 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 19.氷川丸イルミネーション -1
そろそろ引き上げようと、ベイ・ブリッジを見ながら、大さん橋 国際客船ターミナルの左側を「象の鼻パーク」のほうへ歩く。係留された氷川丸と山下公園、そしてマリンタワーがライトアップされていた。氷川丸の船体の手前の海面が黄色く照らされていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_231220174 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 20.氷川丸イルミネーション -2
海面の色が鮮やかなブルーに変わった。どこからの光だろうと思ったら、氷川丸船体の横一線のイルミネーションの光が反映しているのだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/13秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_231220176 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 21.氷川丸イルミネーション -3
その次は美しいエメラルドグリーンに変わる。山下公園、マリンタワーもライトアップされていて、そこも「ヨルノヨ2023」の一角である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/25秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_231220097 X900 〇大桟橋 マリーンルージュ RX10M4.jpg 22.赤レンガ倉庫とみなとみらい夜景
大さん橋の対岸は赤レンガ倉庫だが、その手前の海には「マリーン・ルージュ」という横浜港のディナークルーズ船が入ってきた。赤レンガ倉庫を19:30に出航し2時間のクルージングだそうで、料理によって1人1.5万円前後のコースがあるようだ。これからお客さんを乗せて出航するのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_231220108 X900 新港中央広場 Y-Cube RX10M4.jpg 23.新港中央広場 Yキューブ
帰りは、「象の鼻パーク」から新港中央公園を通り、汽車道を桜木町駅を目指して歩いた。11月30日にKさんご夫妻とハンマーヘッドで忘年会をしたが、そのときにも見た「Yキューブ」が輝いていた。「Yキューブ」は来場者の動きに呼応する、100mを超える国内最大級のインタラクティブ・プロジェクションマッピングだそうで、高さ14mの巨大なキューブを中心に、自分も演出の一部となってデジタルアートを体感できるという触れ込みだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/40秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_231220120 X900 ◎汽車道 RX10M4.jpg 24.汽車道の鉄橋
汽車道を、これから「ヨルノヨ2023」あるいは赤レンガ倉庫のX'Masマーケットを観に行くのか、勤め帰りと思われる大勢の若い人たちが歩いてくる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/25秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_231220125 X900 ◎汽車道 ロープウェイ RX10M4.jpg 25.YOKOHAMA AIR CABIN
汽車道を歩きながら左上を見ると、運河の上をロープウェイの箱が連なって進んでいた。汽車道に沿って桜木町駅 ~運河パーク駅間635mを片道約5分で結ぶ料金は片道1,000円だそうだ。これは交通機関ではなく、アトラクションである。上から見る夜景はきれいであろうと思う。まだ乗ったことはないが、一度は乗ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/40秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし

2023年7月 4日

帆船日本丸 船内見学 2023年6月23日 横浜みなとみらい

梅雨で家にいることが多いので、少し退屈していた。娘から帆船日本丸と横浜みなと博物館の招待券が回ってきた。横浜みなと博物館へは、今年の2月にも行っているが、帆船日本丸の船内には上がっていない。それと、横浜みなと博物館の柳原良平ミュージアムで開催されているオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」が見たかった。
 帆船日本丸は、時々映画を見に来ているコレットマーレに来るたびに眺めている。しかし、船内に上がったことはなかった。COVIT-19が蔓延する前の2016年4月29日に、全部で29枚ある日本丸の帆(セイル)が貼られる総帆展帆(そうはんてんぱん)と満船飾というイベントの時に来ているがこの時も外観を眺めるにとどまった。総帆展帆は、中止になったこともあるようだが、コロナ禍でも実施されていたようだ、今後は月に1〜2回行われる。

000_230623050 X700 帆船日本丸 G7X.jpg
帆船日本丸甲板から見上げる横浜ランドマークタワー 2023年6月23日 横浜みなとみらい

001_230623001 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 1.乗船口
切符売り場で招待券を提示し、乗船ブリッジより日本丸の船内に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_230623003 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 2.上甲板へ
乗船して順路に従い甲板へ上がる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230623005 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 3.第一教室
入口があったので覗いてみるとここは教室のようだ。案外広い。黒板と教壇があり、その前には「帆船日本丸の歴史」というパネルが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_230623009 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 4.錨
フォアマストのわきに写真の錨が置かれていた。船内でこの錨は日本丸で使われていないと案内アナウンスされていたように思うが、定かでない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230623019 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 5.前方操舵室
操舵輪の他にコンパスなどがある。この操舵室は船の前方にあるが、エンジンで進むときにこの操舵室が使われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230623027 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 6.船尾側を見る
第二甲板に上がって船尾の方を眺める。メインマストとミズンマスト(最後尾、あるいはメインマストの後に位置する)の間に煙突が見える。後ろに見えるビルはクイーンズタワーで、その右側にはパシフィコ横浜がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_230623029 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 7.船首楼甲板を上から眺める
第二甲板から、その下の凹甲板(Well Deck)より一段高くなった船首楼甲板の下に揚錨機がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_230623034 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 8.船首楼甲板
揚錨機室への入り口の左側から船首楼甲板へ上がる階段が見えたので、いったんWell Deckへ下りて、船首楼甲板へ上がってみた。船首はコレットマーレや桜木町駅の方に向いている。一角獣のツノのようにバウスプリットが伸びている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230623036 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 9.「チョウ」バタフライ・ナット
「チョウ」という小さな案内板があった。興味津々、何だろうかと読んでみた。「いかりは落ちないように金具で止められています。金具を回してしめる部分をナットといいます。ナットの先の左右に開いた形がチョウ(英語でバタフライといいます)に似ているのでバタフライ・ナットと呼ばれています。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230623047 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 10.国指定重要文化財帆船日本丸
帆船日本丸は1930年(昭和5年)に建造された。1954年(昭和60年)4月からここ旧横浜船渠第1号ドックで現役当時のまま保存されている。旧横浜船渠第1号ドックも国指定重要文化財であるが帆船日本丸は2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_230623052 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 11.「蛇」スネイク・ダウン
ロープを下ろして甲板に並べるときに、蛇のようにくねくねと並べることをスネイク・ダウンというと説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230623056 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 12.第二甲板右舷
凹甲板右舷を順路に従って船尾へ進む。キャプスタン(帆を取り付けるときなどに使う巻き上げ機)やキセル型通風機(船内の換気のための空気の取り口)がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230623061 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 13.煙突
機関室の上にある煙突がある。日本丸のエンジンは54年間で、のべ7万時間という長時間動き続け、世界一の稼働時間のエンジンとしてギネスブックにも掲載されたという。wikipediaによれば、池貝鉄工 6SD40型ディーゼル/2基が搭載され、出力は441 kW (600 PS)だそうだ。その傍にウェアリングの説明版があった。ウェアリング(下手回し)は船首を風下に回し、風を受ける舷(船の側面)を反対側に換える方法の一つ。これに対し、タッキングは帆船にて船首を風上に向けて旋回させ、風が吹いてくる(帆で受ける)方向をこれまでとは逆側の舷に変えるセーリング操縦のこと。日本語では(上手回し)とも呼ばれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230623062 X900 連結 帆船日本丸 G7X.jpg 14.造船と改修工事のプレート
1930年(昭和5年)神戸川崎造船所製造のプレート(左)と、1985年(昭和60年)三菱重工業横浜製作所および石川島播磨重工業横浜修理船工場の保存改修工事のプレート。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_230623066 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 15.士官居住区出入口
長船尾楼甲板(Long Poop Deck)に士官居住区出入口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_230623065 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 16.士官居住区
士官居住区出入口はロープが掛けられていて入ることはできなかったが、覗いてみると階下に降りる階段があり、造りは立派だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_230623069 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 17.手動舵輪
船尾側に手動舵輪があった。その場にあった説明書きには、「帆走中はこの舵輪で舵をとります。普通は2名で行いますが、海が荒れてくると舵が重たくなるため、後ろの舵輪も使用し、4名で行います。舵は左右35度ずつ動きますがこの舵輪1回転で舵は1度だけしか動きません。舵輪の柄の先についている真鍮が回すときの目印になります。風上側の操舵当番が帆に対する風の入り具合やジガーマスト(最後尾のマスト)の上にある風見などを見て、風向きを知り、同時に前にあるコンパスで船の進路を見ながらどれだけ舵を回すか判断し、風下側の操舵当番に号令をかけながら回します。フードの中に舵輪があるので海が荒れているときに、後ろからの追い波で人が流されないようになっています。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_230623079 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 18.「ネズミ」ラット・ライン
マストを上るための縄梯子の横のロープをラット・ラインという。黒いロープが張られているのが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230623099 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 19.下船
乗船した時と反対側の横浜みなと博物館側に下りた。みんな同じ作業服のような白い服を着て、黄色い帽子を被った小学生たち?が、25名ほど集まっていた。何が始まるのだろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_230623101 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 20.横浜みなと博物館外観
これから横浜みなと博物館を見学する。ここは館内のパネルや模型の撮影が禁止されている。外観からは想像できないが、昨年リニューアルされ、展示されているパネルや模型、映像装置(VRシアター)は素晴らしい。また、館内にアンクルトリスの広告デザインや、船の絵で知られる柳原良平さんの常設展示室として、2018年3月に「柳原良平アートミュージアム」が開設された。今回はオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」を見に来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_230623103 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 21.横浜ランドマークタワーと帆船日本丸
横浜ランドマークタワーは、地上70階建て、高さは296.33m、みなとみらい地区のランドマーク、シンボルとして、1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
022_230623108 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 22.花と日本丸
横浜みなと博物館から出てくると、青空が広がっていた。植えられたマリーゴールドが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230623118 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 23.コレット・マーレ 6階からの眺め
午後1時、時々映画を見に来るコレットマーレの6階で食事をした。食事のあと、窓越しに汽車道に沿うように、JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとを結ぶ YOKOHAMA AIR CABIN が数珠繋ぎに動いているのが眺められた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年1月29日

新港ふ頭とランドマークタワー展望フロア 12月20日

もう一件、昨年暮れのことを載せておきたい。
 ここのところ3年間、コロナのためご一緒に旅行することがなかったKさんご夫妻と、久しぶりにお目に掛って、忘年会をしようということになった。場所は奥さん同士で相談して、横浜の新港ふ頭のハンマーヘッドへ行ってみようということになった。桜木町駅で午後2時に待ち合わせた。ハンマーヘッドは横浜市の新型コロナワクチンの集団接種会場になっていて、桜木町駅からハンマーヘッドまで無料のシャトルバスがほぼ10分おきに運航されている。私たち夫婦は11月末にそのハンマーヘッドで5回目のワクチン接種を受け、ワクチン接種に関係ない人も乗ってよいということもわかっていた。
 ハンマーヘッドにある「Hangry Tiger」というレストランに入る。新港ふ頭を見下ろせる席で、久しぶりにビールを飲みながらの食事は話が弾んだ。  良い天気だった。食後、どこへ行こうかと「みなとみらい」をぶらぶら歩く。ランドマーク・タワーの展望フロアへ上がってみようということになった。海沿いの道を歩き、「横浜ぷかり桟橋」、「パシフィコ横浜」「クイーンズ・スクエア」を通って、「みなとみらい駅」を通り抜け、ランドマークタワーに入った。
 展望フロアへ上がるエレベータに乗る。何年か前にこのエレベータに乗ったときは料金が1人2,000円だった記憶がある。今回は1,000円になっていた。65歳以上は800円だった。分速750mの日本最高速エレベータはあっという間に、273mの展望フロアへに到着した。ちょうど黄昏時である。エレベータを降りると目の前はガラス張りになっている。、東側を眺める。眼下に「横浜コスモワールド」の観覧車」や「パシフィコ横浜」が見える。右回りに見て回るようになっている。反対側の西側は、落日には間に合わなかったが、茜色の空を背景に富士山が眺められた。室内の明かりなどの映り込みがないように、ガラスに密着するラバー製の大きなフードを付けたカメラで写真を撮っている人がいた。
 Kさんご夫妻とは6時過ぎに別れ、私たちは桜木町からバスに乗った。

000_221220082 X700 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG
茜色の空を背景に 2022年12月20日 横浜ランドマークタワー展望フロア スカイガーデン

001_221220019 X900 桜木町駅前 G7X_01.JPG 1.ランドマークタワーとロープウェイ
桜木町駅前広場のロープウェイ乗り場からランドマークタワーを見る。「YOKOHAMA AIR CABIN」というこのロープウェイは、2021年4月22日に開業した桜木町駅から新港まで汽車道沿い約600mを結び、往復料金は大人1人1,800円である。まだ乗ったことはない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_221220027 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 2.新港ふ頭
ハンマーヘッドという商業施設の2階にあるレストランに入った。窓の下には新港ふ頭の桟橋が見え、大きなアオサギが散歩していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125  ) 露出補正 なし
003_221220032 X900 〇新港埠頭 G7X_01_01.JPG 3.横浜ハンマーヘッド入口
横浜ハンマーヘッドは、横浜市の新港にできた複合施設で。客船ターミナル(新港ふ頭客船ターミナル)を中核に、商業施設(ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT)、ホテル(インターコンチネンタル横浜Pier 8)からなる。2019年10月31日に開業している。桜木町駅からここまでワクチン接種の無料シャトルバスに乗って来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
004_221220034 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 4.ハンマーヘッド
写真左側に見えるのがハンマーヘッド・クレーンである。1914年に国が貿易量の増大に対応するため、日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして、新港ふ頭の岸壁の先端部に設置した。 はしけや貨物船が着岸して貨物の積み降ろしを行うためのイギリスのコ―ワンス・シェルドン社製の港湾荷役専用クレーンで、高さ約30m、つり上げ能力は50トンという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 10mm ISO125) 露出補正 なし
005_221220035 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 5.海上保安庁
ベイブリッジ側を見ると対岸に海上保安庁の船舶が停泊している。海上保安庁は、海上自衛隊と混同しやすいが、海上における人命・財産の保護、法律違反の予防・捜査・鎮圧を任務とする国土交通省の外局である。PLH03という船は「おおすみ」という3100トンのヘリコプター1機を搭載する艦である。PL10というのは、「ぶこう」という1000トンの艦だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
006_221220043 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 6.横浜グランドコンチネンタルホテル
パシフィコ横浜の敷地内にある客室数約600室のラグジュアリーホテルだそうだ。国際会議などが開催される会議センターとは建物内で連結、会場間の移動がスムーズな設計となっているという。右側に見えるのが国立大ホールで、その後ろに展示ホールがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO160) 露出補正 なし
007_221220046 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 7.水上を走るバス スカイダック
国立大ホールの右側、中央に見える「ぷかりさん橋」は客船ターミナル(浮桟橋)である。正式名称は「みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル」で、みなとみらいさん橋とも呼称される。日本初の海上浮体式ターミナルである。オセアンブルーという白いクルーザーが停泊していた。水上を走るバス 「スカイダック」が右側から回り込んできた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1000秒 37mm ISO320) 露出補正 なし
008_221220050 X900 〇みなとみらい G7X_002.JPG 8.国際橋とランドマークタワー
だいぶ暗くなってきた。時刻は午後4時半近い。そろそろ日没である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1000秒 37mm ISO320) 露出補正 なし
009_221220051 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 9.釣り人
「ぷかりさん橋」の前で釣りをしている人がいた。何が釣れるのだろうか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 20mm ISO200) 露出補正 なし
010_221220055 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 10.クイーンズ・スクエアのクリスマスツリー
パシフィコ横浜から、みなとみらい駅へ行く途中に作られたX'mas ツリーは、高さ約12m、電球数役26,000球とのこと。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 20mm ISO3200) 露出補正 なし
011_221220066 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 11.Hard Rock
「ランドマークタワー」に隣設する「みなとみらい東急スクエア」のタワーA 1階に、1997年7月、国内第4号店としてハードロックカフェ横浜はオープンした。このギターが目印なのだが、駅側から見ると裏がえしだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600) 露出補正 なし
012_221220071 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 12.ランドマークタワー 展望フロアからの眺め
ランドマークタワーの展望フロアに行くエレベータに乗った。ランドマークタワーは、三菱地所が建築・設計・保有している。1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。タワー棟は、地上70階建て、高さは296.33mある。超高層ビルとしては、2014年に竣工した大阪府に所在する近鉄の「あべのハルカス(300.0m)」に抜かれたが、日本で2番目に高い。眼下に横浜コスモワールドの観覧車や、パシフィコ横浜が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
013_221220083 X900 △展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 13.ランドマークタワー 展望フロア
順路に従って西側へ行くと、茜色の空を背景にした富士山が見事だった。雲一つない。窓に向かって、階段状にベンチがあり、座ってゆっくりと絶景が眺められる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 19mm ISO3200) 露出補正 なし
014_221220094 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 14.パシフィコ横浜と横浜コスモワールド
東側に戻ってきた。時刻は5時半になっていた。上がってきた時から30分経っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
015_221220103 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 15.帆船日本丸
Kさんご夫妻とみなとみらい駅で別れた後、桜木町駅まで歩いたが、ランドマークタワーから桜木町駅へ行く通路から、ライトアップされた帆船日本丸が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 15mm ISO3200) 露出補正 なし

2021年9月 9日

みなとみらいのロープウェイ 8月26日

今年の3月24日、横浜みなとみらいを散歩した時に、桜木町の駅前から汽車道と並行するように、運河パークの「World Porters」のところまで、架線が張られたロープウェイの鉄柱が並んでいるのを見てきた。この時はまだ運行開始前でキャビンの姿はなかった。
 4月22日に開業が予定されているということだったので、その頃にまた見に来ようと思っていたが、この日、午前中、パシフィコ横浜で開催されている「日本国際切手展2021」を見て、その足で運河パークまで歩いてきた。「日本国際切手展2021」の会場は涼しかったが、外に出ると猛烈に暑い。
 運河パークの「World Porters」側から、汽車道を汗びっしょりになりながら、桜木町駅まで写真を撮り歩いた。キャビンは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」と謳われ、定員8名計36基のゴンドラが行ったり来たりしていた。

1.国際橋から乙女橋、湾内観光船ターミナル方面を眺める
パシフィコ横浜を出て、国際大通りを左(海側)に歩く。お日様が容赦なく照り付ける。運河にかかる国際橋へ出た。左側がグランド インター コンチネンタル ホテルで西側には臨港パークがある。右側(東側)は新港埠頭客船ターミナルで、その先は赤レンガ倉庫だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210826075 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
2.よこはまコスモワールド
国際橋を渡ると右手に観覧車、ジェットコースター、ダイビングコースター、などのアトラクションが見える。高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」がシンボルの 「 よこはまコスモワールドという」都市型遊園地だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_210826079 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
3.横浜ワールドポーターズ
冷房の効いた横浜ワールドポーターズの建物の中に入り、運河パークへ出る。その右側がロープウェイの駅だ。そこから桜木町駅前広場までロープウェイが結ばれている。写真は桜木町方面を見たところ。等間隔にキャビンが次々に並んで動いていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_210826086 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
4.ランドマークタワーと汽車道
「World Porters」から桜木町駅に行くために片道1,000円で、わざわざ「YOKOHAMA AIR CABIN 」というこのロープウェイに乗ることはないと思う。 観光用、あるいはアトラクションであり、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。右側の汽車道を歩いても、桜木町駅まで10分~15分くらいのところだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210826089 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
5.「YOKOHAMA AIR CABIN」のゴンドラ
定員8名、36基のゴンドラが行き来している。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能が実現したいう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 33mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210826090 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
6.運河パーク駅
運河パークの出発口である。循環式で桜木町駅から来たゴンドラが左側に到着し、乗客が乗り降りして右側から出発していく。ゴンドラとゴンドラの間隔が同じになるようにコントロールされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_210826100 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
7.「YOKOHAMA AIR CABIN 」
右手に「よこはまコスモワールド」の大きな観覧車が見えるが、「YOKOHAMA AIR CABIN 」は「そのよこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業によってつくられた。wikipediaによれば、2018年5月に桜木町駅周辺から新港地区まで汽車道沿い約600メートルに日本初の都市型ロープウェイ(索道)を整備する空中交通構想が浮上。さらに2019年2月にはロープウェイ計画の詳細が公表され、それによると桜木町駅前から横浜ワールドポーターズ前(運河パーク)まで汽車道沿い(南側の北仲通地区寄り)にロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」を当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指し整備するとしていた[が、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み、2021年4月22日に開業を迎えた。泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担はなかったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_210826096 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
8.汽車道から運河パークを見る
桜木町駅に向かって汽車道を歩き始める。運河パークを振り返ると、汽車道の突き当りに「ナビオス横浜」という穴をあけたような建物がある。「ナビオス横浜」は横浜国際船員センターで、日本船員厚生協会が運営する施設である。宿泊設備や、レストランなどがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_210826104 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
9.汽車道から見上げるロープウェイ
汽車道沿いに植えられたサルスベリの花が咲いていた。このロープウェイは乗ってみるときっと眺めが良いのだと思う。写真の右側にふ頭のクレーンが見えるが、カジノ予定地だった山下ふ頭の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210826108 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
10.第二橋梁付近から
運河パークから桜木町へ向かう汽車道の丁度中ほどに第二橋梁がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210826114 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
11.第一橋梁
もう一つ桜木町寄りの第一橋梁。1907年(明治40年)に、港二号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設されたそうだ。「AMERICAN BRIDGE COMPANY. OF NEW YORK, U.S.A. 1907」 の銘板がつけられていた。ロープウェイは桜木町に向かって左側の運河の上を行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210826122 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
12.第二橋梁付近から
ロープウェイに乗って横浜港の方を眺めると、きっと大さん橋やベイブリッジも眺められ、晴れた日は気持ちが良いだろうと思う。営業時間は10時~22時の12時間。夜も良いに違いない。一度カメラを携えて乗ってみよう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_210826125 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
13.ゴンドラが行く
桜木町駅広場に近づいてきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_210826129 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
14.桜木町駅 乗り場
「YOKOHAMA AIR CABIN 」の桜木町駅は、桜木町駅前バスターミナルの近くにある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_210826135 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
15.ランドマークタワーとロープウェイ乗り場
左方向に歩いてJR桜木町駅で京浜東北線に乗った。汗びっしょりだ。食べ物屋さんに入っても緊急事態宣言下でビールも飲めない。帰宅してシャワーを浴びて冷たいビールで一杯やろうと、横浜駅の地下で、焼き鳥と寿司を買って帰宅することにした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_210826137 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg


2021年3月24日

みなとみらい散策 ロープウェイが出来る 2月22日

昨日に続きこの日も良い天気になった。
最近、みなとみらいにロープウェイが出来るというニュースを聞いた。桜木町駅から汽車道沿いにみなとみらいの「World Porters」という商業施設までの短い間のようだが、工事中の様子を写真に撮っておこうかと思い、10時少し過ぎに家を出た。
 桜木町駅の駅前広場に新しいロープウェイの乗り場があった。ほぼ完成しているようだが、ゴンドラの姿はない。ランドマーク・タワーの前の、国指定重要文化財の旧横浜船渠株式会社第一ドックに係留されている帆船日本丸の大規模修繕は一昨年の3月に終了し、その後見に行っていないので、まず、そこから歩いてみることにする。日本丸は化粧直しされ、すっかりきれいになっていた。
 ロープウェイのロープを右手に見上げながら、汽車道を歩く。歩いている人は多くない。写真を撮りながら10分ほどで ロープウェイ 終点の「World Porters」駅に着いた。ほんの短い距離である。運賃は片道1,000円になるようだが、少々高い。観光用である。
 その後、赤レンガを通って、大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」を見て、海上保安庁の桟橋がある方へ歩いて行くと、オレンジ色の大型客船のものと思われる煙突が見えた。どこにどんな船が止まっているのかと思い、その方向へ歩く。そこは新港埠頭と言われるところだった。
 2019年10月にオープンした、ホテル、商業施設を備えた複合施設である「新港ふ頭客船ターミナル」があった。ここへは来たことがない。多くの訪日客を迎えるため延伸されたという桟橋には、商船三井の「にっぽん丸」が停泊していた。いずれまた、ゆっくり来てみようと思う。
 ふたたび、WorldPortersの前まで戻り、汽車道を通って、JRの桜木町駅へ出た。自宅に戻って見たスマホの歩数計は11,800歩になっていた。

1. YOKOHAMA AIR CABIN  ゴンドラ桜木町駅
JR桜木町駅のみなとみらい側の広場に出ると、右手にまだ工事中のロープウェイ・ゴンドラ乗り場らしきものが見えた。右に回り込むと、ロープウェイの出発口が見えた。YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222001_001 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
2. YOKOHAMA AIR CABIN 桜木町駅
ランドマークタワーを背景にゴンドラの出発口を見る。ロープは支柱1本で支えられている。この YOKOHAMA AIR CABIN は 泉陽興業 が運営する都市索道(都市型ロープウェイ)である。2018年(平成30年)5月 に横浜市の「まちを楽しむ多彩な交通」事業案において泉陽興業の提案が採用され、2019年(令和元年)12月 に 横浜市と泉陽興業が事業実施協定を締結が締結された。2020年(令和2年)1月 に本格着工され、現在は工事はほぼ完了している。2021年(令和3年)4月22日 に 開業が予定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222003_002 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
3. クイーンズタワー
ランドマークタワーの右側には 3棟の超高層オフィスビルが連なる「クイーンズタワー」 が見える。一番手前がA棟だ。クイーンズスクエア横浜はこれらの「クイーンズタワー」やショッピングモール、シティホテルで構成される複合商業施設である。事業主体は東急だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222004_003 桜木町ロープウェイ駅 G7X.jpg
4. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
桜木町駅前から、 汽車道 に沿って YOKOHAMA AIR CABIN の支柱が続く。横浜のシンボルとしての顔を持つ大観覧車「コスモクロック21」が見える。全高112.5m、定員480名の世界最大の時計機能付き大観覧車で、夜は美しい光で装われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222011_004 工事中ロープウェイ X800 G7X.jpg
5.改修なった日本丸
2019年の1月11日に、20年ぶりの大改修中の日本丸を見に行った。その時は 旧横浜船渠株式会社第一ドック内の海水はすべて排水され、 ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕 が行われていた。2019年3月末に完了したが、その後、見に行っていなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222012_005 日本丸 X800 G7X.jpg
6.ドックに映る日本丸
水が満たされたドックに改装なった日本丸の姿が映っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222024_006 日本丸 第一ドック X800 G7X.jpg
7.汽車道を歩く
  汽車道を歩くと右側にロープウェイの支柱が見える。泉陽興業によると、YOKOHAMA AIR CABINは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」。定員8名計36基のゴンドラは、冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能を備える。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで、こうした機能が実現したと謳う。営業時間は10時~22時の12時間。運賃(片道)は大人1,000円、小児500円だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222028_007 汽車道 X800 G7X.jpg
8.港第1号橋梁から
汽車道には3っの橋が架かっているが、この橋は一番桜木町駅寄りの鉄橋である。 明治時代後期に架橋されたアメリカン・ブリッジ製のトラス橋で、前の写真で見られるように、「 AMERICAN BRIDGE COMPANY , OF NEW WYORK , U.S.A. 1907 」という銘板が打ち付けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222032_008 汽車道 X800 G7X.jpg
9.汽車道を振り返る 第3号橋梁を渡って、運河パークと呼ばれるところに出る。もうすぐロープウェイは終点である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222039_009 汽車道 X800 G7X.jpg
10.運河パーク
今日は暖かい。運河パークには黄色い花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222043_010 汽車道 X800 G7X.jpg
11. YOKOHAMA AIR CABIN
右側に汽車道が見える。ロープウェイの高さは最高で約40mだそうだ。桜木町駅側の出発駅から片道630mで終点の「World Porters」駅に到着する。また、ゴンドラ・駅舎・支柱のライトアップ(照明デザイン)は、横浜ベイブリッジや東京タワー、姫路城などのライトアップも手掛けた石井幹子が担当するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222047_011 汽車道 X800 G7X.jpg
12. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
支柱の数は全線で3本、いずれも運河上に設置されている。支柱の高さは32mから40mになるが、景観に溶け込むスリムな設計のためか、さほど圧迫感はない。空中に張られたケーブルは、左右それぞれ1本。このロープウェイの形式は、環状のケーブルに固定されたゴンドラが起終点を往復する「単線自動循環式」と呼ばれ、最も単純な形と言える。なおゴンドラはスイスのCWA社製とのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222049_012 汽車道 X800 G7X.jpg
13.終点の「World Porters」駅
終点の「World Porters」駅 は運河パークにある。左手に見えるのが商業施設である「World Porters」入り口の階段だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222053_013 World Porters X800 G7X.jpg
14. 「World Porters」駅 到着口
ほぼ完成している。YOKOHAMA AIR CABIN の試運転は1月18日にも行われたようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222056_014 World Porters X800 G7X.jpg
15.汽車道とランドマークタワー
汽車道を歩けば桜木町駅から「World Porter」まで、10分~15分くらいのところだ。 「World Porter」に行くために片道1,000円で、わざわざロープウェイに乗ることはないと思う。 YOKOHAMA AIR CABIN は観光用で、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。しかし、ライトアップされた姿は是非見てみたいと思う。4月22日の開業が楽しみだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222059_015 World Porters X800 G7X.jpg
16.赤レンガ倉庫へ
運河パークからは赤レンガ倉庫が見える。行って見たくなった。運河パークは整備されていて、この時期もキズイセンが咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222067_016 World Porters X800 G7X.jpg
17.赤レンガ倉庫2号館
赤レンガ倉庫の2号館と1号館の間にあるイベント広場に来た。月曜日の11時40分、緊急事態宣言の最中ではあるが、晴れた暖かい日なのに人が少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222072_017 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
18.赤レンガ倉庫の避雷針
日本では、高さ20mを超える建築物には避雷設備を設けなければならない。 赤レンガ倉庫の避雷針は意匠的な要素をもつ部材として、建物の魅力を引き出している。たとえば、ジャックと呼ばれる横浜市開港記念会館などのような、クラシックな建物が多い横浜には、避雷針も飾り気のあるデザインのものが多いという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222075_018 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
19.「かもめハープ」と「飛鳥Ⅱ」
赤レンガ倉庫の先は赤レンガパークとなっていて、そのすぐ向こうが大さん橋だ。「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。手前の彫刻は「かもめハープ」という。デザインは井上みすずというかたで、「この作品は、人が集い、経済が豊かで、心が豊かな横浜を夢見て、社団法人横浜青年会議所が創立50周年(2001年)を記念して横浜市に寄贈したものです。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222077_019 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
20.「飛鳥Ⅱ」
大さん橋に停泊する 50,444t、全長241m、全幅29.6m の「飛鳥Ⅱ」の船尾。 3/26(金)~ 3/28(日) 3日間 で相模湾をくるっと回るという「飛鳥Ⅱ」に乗船することが目的の船旅、また、3/31(水)~4/5(月) 6日間 の佐世保発着 陽春の金沢・舞鶴クルーズが予定されているが、外国を巡るクルーズはいつ実現できるのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222083_020 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
21.「飛鳥Ⅱ」船首
「飛鳥Ⅱ」は、2020年1月より、シンガポールのセンブコープ・マリンにて、「飛鳥II」の就役時以来となる約60日間にわたる大規模改装を実施し、4月に母港・横浜へ帰港した。2020年1月から適用される硫黄酸化物(SOx)規制などの環境規制に対応。さらに、展望大浴場グランドスパへの露天風呂や、上級客室であるロイヤルスイートやアスカスイート専用のプレミアダイニングは「The Veil(ザ・ベール)」へと名称変更しスペースを拡張。カジュアルレストランの「リドカフェ」「リドガーデン」の改装や、PCコーナーとライブラリを兼ねたブックラウンジ「e-Square(イースクエア)」の新設、エントランスへのLEDディスプレイ設置などが行われた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222084_021 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
22.赤レンガ倉庫とランドマークタワー
写真の赤レンガ倉庫2号館は1911年(明治44年)にできた。保税倉庫としての役割は1989年(平成元年)までに終え、しばらく放置されていたが、2002年(平成14年)に、1号館は展示スペース、ホールなどの文化施設、2号館は商業施設となった。一方、後ろに見えるランドマークタワーは1990年3月20日に着工され、1993年7月16日に開業した。70階建て、高さ296.33m。超高層ビルとしては2014年に開業した大阪市のあべのハルカスに次いで日本で2番目に高い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222087_022 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
23.海上保安資料館横浜館
海上保安庁の桟橋がある新港の方へ行って見る。北朝鮮工作船が展示されている海上保安資料館横浜館の前を通ると、オレンジ色の煙突が見えた。大きな船の煙突のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222088_023 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
24.新港ふ頭客船ターミナル
wikipediaによれば、新港埠頭は明治後期から大正初期にかけて造成された。1905年(明治38年)12月28日に第1期の埋立が完成。翌1906年(明治39年)5月22日に新港町が新設された。その後、1911年(明治44年)から1913年(大正2年)にかけて、国営保税倉庫(赤レンガ倉庫)が完成した。みなとみらいには良く来るものの、今まで新港を訪れたことはなかったので知らなかったが、2019年にハンマーヘッドという 「新港ふ頭客船ターミナル」が出来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222090_024 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
25.新港ふ頭客船ターミナル 館内
館内に入ってみた。客船ターミナル・商業施設・ホテルなどからなる地上5階建ての複合施設で、1階が商業施設およびCIQ、ホテルエントランス、2階が商業施設およびホテルフロント、3-5階がホテル客室となる。この施設名のハンマーヘッドというのは当地にある歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」に由来するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 +0.3段
210222091_025 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
26.「にっぽん丸」
新港ふ頭客船ターミナルの階上に上がってみた。桟橋が見える。さっき見えたオレンジ色の煙突の主は「にっぽん丸」だった。「飛鳥Ⅱ」は日本郵船の船だが、この「にっぽん丸」は商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。内閣府が実施する青年国際交流事業「世界青年の船」と「東南アジア青年の船」でも使用されている。この船は3代目「にっぽん丸」で、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造された。総トン数は 22,472トン、全長 166.65m、全幅 24.00mで、2020年に2回目の大改修が行われ、203室・最大532名になっているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222094_026 新港埠頭 X800 にっぽん丸 G7X.jpg
27.ハンマーヘッドとにっぽん丸
新港ふ頭客船ターミナルの建物の外に出ると、後ろ側にある註車場のほうへ歩いて行くと歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」があった。「にっぽん丸」のオレンジ色の煙突を、そのクレーンの鉄骨の間から撮った。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222096_027 新港埠頭 X800 ハンマークレーン と にっぽん丸 G7X.jpg
28.Japan Coast Guard
  「にっぽん丸」が停泊していた桟橋の反対側に海上保安庁の桟橋があり、巡視船PL31が停泊していた。PL31「いず」は全長110m、総トン数 約3,500トン である。1995年の阪神・淡路大震災の教訓により、1997年に竣工した海上保安庁初の災害対応型巡視船だ。海上保安庁最大の艦艇は6,500トンの「しきしま」と「あきつしま」の2艇である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222097_028 新港埠頭 Japan Coast Guard PL31 いず X800 G7X.jpg
29.「ハンマーヘッドクレーン」
「 ハンマーヘッドクレーン」は起重機のことだった。カナヅチのような形をしているものをハンマーヘッドというそうだ。wikipediaによれば、産業遺産「ハンマーヘッドクレーン」は1914年(大正3年)に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基(他は長崎県長崎市および佐世保市に現存)、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産である。2007年に近代化産業遺産(経済産業省)に認定、さらに2018年には土木学会選奨土木遺産にも認定されている。関東大震災(1923年)でも倒壊せず、高度経済成長(1960年代)に入ると再び活躍した。1970年代以降、コンテナ化の進展と共に横浜港の港湾機能はより水深の深い本牧埠頭や大黒埠頭が中心となたったため徐々に使用されなくなり、2001年に廃止された。2010年には国が塗装の塗り替えおよび基礎補強工事を実施しており、耐震性の強化が図られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222098_029 新港埠頭 ハンマークレーン と にっぽん丸 X800 G7X.jpg
30.「にっぽん丸」全景
「にっぽん丸」 は商船三井客船が運航している。やはりコロナの影響であろうが、2月~3月のクルーズは中止されている。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222105_030 にっぽん丸 X800 G7X.jpg
31.運河パークから桜木町へ
12:30、再び YOKOHAMA AIR CABIN の「World Porters」駅のある運河パークへ戻り、桜木町へ向かった。大分、歩く人が多くなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段  
210222111_031 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg
32.港第1号橋梁とランドマークタワー
歩き始めてから一度も腰掛けることなく、青空が広がる汗ばむ陽気のなか、歩いては立ち止まってシャッターを押しながら1時間半がたった。横浜へ出て、何か食べて帰りたいと思いながら、JR桜木町駅へ向かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222113_032 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg