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2018年12月 3日

奈良長谷寺 11月7日 高野山、奈良・長谷寺、室生寺と滋賀・湖東三山(3)

奈良日航ホテルのベットはとても寝心地が良かった。最近、普段は夜中に2度は目が覚めて、トイレに行くが、ここでは朝まで眼を覚ますことなく熟睡した。朝8時前にチェック・アウトして、JR奈良駅へ行く。切符は改めて買うことはなく、SUICAが使える。JR奈良線で桜井へ行き、そこで近鉄大阪線に乗り換え、長谷寺駅へ着いたのは9時半だった。
 長谷寺駅で下車したのは、我々2人だけだった。観光客が多い門前町を想像していたが、駅前も閑散としている。スーツ・ケースを預けようとしたが、駅前にあったコイン・ロッカーは小さくて入らない。駅前に戸が閉まった飲食店らしき店があり「大きな荷物預かります」と看板はあるが、呼んでも出てこない。近鉄の駅員は「預かれません」とつれない。仕方なく、ガラガラと引きながら長谷寺の参道へと歩き始める。それが下りの階段なのだ。長谷寺の参道へ出て、途中にあったシイタケを売っていたおばさんの店で、頼んでスーツ・ケースを預かってもらった。やがて石観音がある長谷寺の入り口に着いた。ここからまた、石段の参道を登る。スーツケースを預かってもらって助かった。
 朝早いためか参詣客は少ない。仁王門のところが参拝入山受付となっていた。たまたま、10月13日~12月2日の間、普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の内陣に入る事ができ、観音様のお御足に直接触れてお参り出来る「本尊大観音尊像秋季特別拝観」が出来るとのことで、この際、拝観することにした。残念ながら、写真撮影は禁止だった。
 長谷寺の参拝と紅葉を楽しんだ後、駅へ戻る途中で、荷物を受け取った。もちろん、シイタケを買って、店のおばさんにお礼を申し上げた。しかし、それから駅までの登りの階段は一苦労で、膝がガクガクになってしまった。
 長谷寺駅から次の目的地、室生寺の下車駅である室生寺大野は近鉄大阪線の2駅先である。

45.近鉄大阪線桜井駅
JR桜井線で桜井駅まで来て、近鉄大阪線の急行電車に乗り換えた。JR桜井線では観光客らしきご夫婦が何組かおられたが、ここで乗り換える人はほとんどいなかった。近鉄はさすが、JRを除いては日本最長の路線網を持つ大きな私鉄である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
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46.長谷寺駅 駅前
9時半ごろ長谷寺駅に着いた。ここで下車した観光客は私たちだけだった。駅前は土産物屋もなく、この石柱と案内板があるだけで、閑散としていた。休日は賑わうのだろうか。こちらに来る前の天気予報は芳しくなかったが、快晴となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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47.荷物を預かってもらった参道の店
はじめに記したように、駅前で預けることが出来なかったので、ここまでガラガラとスーツ・ケースを牽いてきた。かみさんが店の前で並べられていた干しシイタケを物色していると、その店のおばさんが出てきて「荷物預かりましょうか」と言ってくれた。ありがたかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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48.長谷寺参道
県道38号線が長谷寺の参道になっているが、長谷寺駅から石段を下りて県道38号線に出てから、さらに10分ほど歩く。ようやく左へ長谷寺の標識が出てきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO250 ) 露出補正 なし
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49.新聞販売店
「初瀬新聞舗」という新聞販売店の軒の上には、ご覧のような新聞各社の看板が並んでいた。全国紙5紙、スポーツ新聞5紙、そして地方紙が3紙が勢ぞろいしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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50.長谷寺入口
国道38号線を左に入ると長谷寺の入り口が見えた。石畳の先に見えるのが仁王門だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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51.普門院不動堂
普門院は、仁王門手前の右手(東側)にあった。普門院の不動堂は国の重要文化財に指定されている「木造不動明王坐像」が本尊として安置されている。この不動明王像は、今から約850年ほど前の平安時代平安時代後期のもので、興教大師(1095年~1144年)の作と伝えられている。永らく三輪明神 大神神社の供僧寺である平等寺に祀られていたが、明治時代初期の廃仏毀釈によって平等寺が廃寺となったため、1875年(明治8年)に普門院・不動堂の本尊として迎えられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
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52.仁王門 参拝入山受付
仁王門が参拝受付になっている。「本尊大観音尊像秋季特別拝観」の看板が立っていた。滅多にないことだと思い、入山料と別に1000円お支払いしてこの特別拝観券を求めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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53.仁王門の扁額
仁王門は長谷寺の総門であり、三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門である。両脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置する。現在の建物は明治27年(1894年)に再建された。「長谷寺」額字は、後陽成天皇の御宸筆といわれる。仁王門は平成27年11月から保存修理が続いていたが、平成29年3月に終わっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
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54.仁王門から参道を振り返る
下の左側に見える、いま通ってきた長谷寺の入り口は総受付と呼ばれるが、参拝者の休憩所として使われ、山内の火事除けのため、「秋葉権現」が祀られている。総受付の脇に石観音が祀られている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100) 露出補正 なし
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55.登廊(のぼりろう)
仁王門の先、さらに本堂に向け登っていくが、その登りは登廊と呼ばれる。重要文化財で、平安時代の長歴3年(1039年)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、399段、上中下の三廊に分かれてる。下、中廊は明治27年(1894年)再建で、風雅な長谷型の灯籠を吊るしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO1250) 露出補正 -0.7段
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56.桜咲く
登楼を繋屋で右に折れ、さらに蔵王堂で左に折れ、登り切ったところの左側に三百余社があった。江戸時代前期の慶安3年(1650年)に造られた一間社春日造、銅板葺きの建物である。昭和61年(1986年)12月20日に国の重要文化財に指定されている。その三百余社の前で桜の花が咲いていた。この時期に花が咲く品種なのだろうか、それとも、今年の気候異常で狂い咲きしたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125) 露出補正 -0.7段
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57.長谷寺本堂 国宝
初瀬山の中腹に大伽藍が広がっている。その境内の最奥部、本尊の十一面観音立像を祀る本堂は、江戸時代前期に幕府によって建てられた、巨大な懸造(かけづくり)の仏堂である。懸造とは、斜面の上に長い束柱を立て、その上に堂宇を築く様式の事で、舞台造とも呼ばれている。この長谷寺本堂は、江戸時代前期に建てられた建造物の中でも完成度が極めて高く、徳川幕府が建造した大規模仏堂の代表例でもあり、2004年国宝に指定された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO125) 露出補正 -0.3段
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58.本堂外陣 -1
舞台造、懸造とも称される長谷寺の本堂は国宝に指定されている。長谷寺本堂は、十一面観音を安置する内陣(正堂)と外陣(礼堂)、内陣と外陣をつなぐ相の間、そして絶景の広がる舞台で構成されている。本堂東側からみると、外陣内舞台の向こうに賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像が見える。その向こうの額縁のような外の景色が鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO500) 露出補正 -1.0段
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59.本堂外陣 -2
外陣(礼堂) には大きな長谷型提灯が吊るされるている。いろいろな額が掲げられていた。寄進されたものなのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO2000) 露出補正 なし
181106_059.jpg
60.本堂外陣 -3
外陣の奥、内舞台に 賓頭盧尊者の像がある。賓頭盧尊(びんずるそん)は釈迦の弟子で通称「おびんずるさま」と呼ばれる「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれる。お釈迦様が在世のころ、特別の神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を世の人々に自由自在に誇示して見せたので、お釈迦様がお怒りになって、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命令されたという。お釈迦様の言葉を守り、今に至っても人々を救う菩薩である。賓頭盧尊者の像は各地のお寺でみることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400) 露出補正 -2.0段
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61.本堂外陣 -4
本堂外陣の天井には、江戸時代からの奉納品数々、絵馬(武者絵)が飾られている。江戸時代の観音菩薩信仰が盛んだった名残だろうといわれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO3200) 露出補正 なし
181106_061.jpg
62.本堂の舞台からの眺め
本堂は斜面の上に長い束柱を立て、その上に堂宇を築く様式の舞台造であるが、その舞台からの眺めは素晴らしかった。今回は周らなかったがここから右回りに下りていくと、本長谷寺、五重塔、奥の院、本坊がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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63.長谷寺本堂正面
現在の長谷寺本堂は、急斜面を正面にして、初瀬の里を望むように建っている。屋根は一重の入母屋造だが、こちらは妻入であり、妻面が正面を向いている。さらに、礼堂(外陣)の屋根の左右には千鳥破風が備えられ、その屋根は極めて複雑な形状を作り出している。懸造になっているのは礼堂の部分で、礼堂の前に設けられた舞台と共に、空中に張り出すように建てられている。長谷寺の本堂(礼堂)正面に掲げられれている扁額には「大悲閣」と大書きされている。「大きな悲しみ」ではなく、この「悲」は観音菩薩の「慈悲」からきているとのこと。このあと、本堂東側から「本尊大観音尊像秋季特別拝観」で内陣(正堂)に入り、本尊十一面観世音菩薩像を拝観した。それは近江の国高島から来た楠の霊木をもちいて3日間で造り上げたといわれ、我が国で最も大きな、高さ10m余りの木造の観音像で、その堂々とした姿は全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を示す。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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64.五重塔遠望
本堂の舞台から、五重塔が遠望できた。この五重塔は比較的新しいようだ。昭和29年(1954年)、戦後日本に初めて建てられた桧皮葺、高さ 31.39mの五重塔で、昭和の名塔と呼ばれている。純和様式の整った形の塔で、塔身の丹色と相輪の金色、軽快な檜皮葺屋根の褐色は、背景とよく調和し、光彩を放っている。歩き惜しみをして、そこへは行かなかったが、今思うと行けばよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO320) 露出補正 -0.7段
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65.開山堂
本堂の西側の石段を下りたところに開山堂があった。開山堂は、長谷寺を開山した徳道上人を祀るお堂である。徳道上人は、奈良時代の高僧で、神亀4年(727年)に聖武天皇の勅願により、東の丘(現在の本堂のある場所)に本尊十一面観世音菩薩を安置し長谷寺を開山したとされているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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66.登廊 繋屋
ここは仁王門から登廊を上がってきて、右へ曲がる角のところだ。つまり、下登廊と中登廊の接続部(屈折部)にある建物である。この繋屋は、明治22年(1889年)に再建されたもので、桁行1間、梁間1間、一重、切妻造、桟瓦葺きである。昭和61年(1986年)12月20日に国の重要文化財に指定された。屋根にかかる紅葉が陽を浴びて輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO250) 露出補正 -0.3段
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67.長谷寺参道の家並み
一昨年、岐阜県犬山城の門前町で見たむくり屋根の商家と似ている。町人が武士を見下ろしてはならないとのことで、江戸時代の町屋は、物置などに利用された2階部分は低く造られていて、通気・明り取りには虫籠窓(むしこまど)が設けられていたようである。県道38号沿いには、こんな建て方の家が何軒も残っていた。こうして、干しシイタケを買って、スーツ・ケースを受け取り、階段を上がって長谷寺駅へ戻ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 35mm ISO1000) 露出補正 -0.3段
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2017年11月13日

県立大磯城山公園(2) 旧三井別邸地区 11月2日

旧吉田茂邸の見学を終えた後、北側、隣にある旧三井別邸地区へ移動した。旧吉田茂邸地区と旧三井別邸地区とを併せて県立大磯城山公園が構成されている。
  城山公園管理事務所のHPによれば、公園内からは縄文時代の遺跡や、横穴墓、鎌倉古道などの文化遺産が発見されていて、また、中世には小磯城が建てられていたそうだ。1898年(明治31年)、この地が三井財閥本家の別荘地となり、中心的建築物「城山荘」や展望室「降鶴亭」、国宝の茶室「如庵」などが建てられた。
 財閥解体後はほとんどの土地が三井家の手を離れ、残った土地も放置されていたが、その後、三井別荘跡地の再利用案として公園化計画が持ち上がり、県立都市公園整備工事が開始され、1987年(昭和62年)に部分開園、1990年(平成2年)に神奈川県立大磯城山(じょうやま)公園として正式に開園したそうだ。
  旧三井別邸地区には当時の建物はほとんどなく、その跡地が公園として整備されていた。緩やかな丘陵にある園内には、シイやカシ、ケヤキなどの木々が茂り、展望台からは富士山、箱根、相模湾が眺められる自然豊かな良いころだった。

  昼飯時になったので大磯港へ行き、満足度の高い魚料理で有名な「めしや」というところへ行ってみるが、列ができていて、しかも、すでに終わってしまったメニューが店先の黒板のお品書きから消されてしまっていた。今回は諦めることにした。西南バイパスの茅ヶ崎の手前の「磯っぺ」というレストランに入った。しらすと地魚とともに"売り"らしい手打ちそばを食べたが、これは旨かった。3時前には自宅に戻っていた。

29.南門
車を旧吉田茂邸の駐車場に置いたまま、旧国道1号を平塚方面へ歩き、城山公園前という信号のある三叉路を左へ戻るように進むと、すぐ城山公園旧三井別邸地区の「であいの広場」という入り口があった。入ってまっすぐ進むと少し坂道になっていて、その先に南門が見えた。南門の傍に旧三井別邸時代の建物として海會門(中門)があったという説明板が立てられていた。海會門(中門)は、柱は奈良薬師寺の鐘楼の柱を使い、門扉は同じく奈良の当麻寺の講堂扉、鬼瓦及び棟瓦は菅原寺(奈良)の金堂瓦、肘木は東京浅草寺の肘木を使用するなど多数の寺の古材を用いて建立されていたと説明されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 32mm ISO​2​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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30.亀蔵門​​
南門から入って、西の方へUターンをするような道を展望台の方へ向かう。逆に東に行けば古墳時代の横穴墓群があったのだけど、展望台への道を選択したため、見ずに終わってしまった。一旦西へ向かった道は、この亀蔵門があるところから東に少し登ると展望台があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
31.展望台​​​​
亀倉門はくぐらずに右へ、展望台に向かう。三井別邸の城山荘本館は展望台の場所に建てられていた。旧三井財閥当主の別荘で非常に価値のある木造建築物であったが、いまは解体され、他の建物とともに各地に四散してしまったとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 29mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
32.展望台からの眺め
展望台からは西に富士山、箱根の山々が連なり、南には相模湾越しに伊豆半島が眺められた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 24mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
33.北蔵ギャラリー
展望台から茶室を目指して歩く。北蔵ギャラリーというどっしりとした建物があった。ここは、個人もしくは団体で、絵画、写真、手芸、陶芸展などの展示ギャラリーとして利用できる。その他、楽器演奏会や講演会などにも利用できまるとのこと。この日は閉ざされていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8​​​ 1/​250​秒 40mm ISO​2​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
34.北蔵
その北蔵は、旧三井財閥別邸の一部として昭和16年に建てられたもので、当時の施設の中で唯一、東蔵と共に現存している建物だそうだ。現在、この由緒ある北蔵はギャラリーとして一般開放されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.通雲門​​
北蔵から国府橋(こうのはし)に行く手前に通雲門という門があった。何時頃建てられたものかはわからなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3 1/​250​秒 21mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.休憩所
国府橋を渡るのは後にして、先に休憩所に行ってみる。写真は休憩所から駿河湾の眺めで、ケヤキだろうか紅葉が始まっていた。この休憩所があるところには、当時、六窓堂という正六角形のあずまやがあり、現在は外周礎石だけが残っている。柱は薬師寺鐘楼、その他は王福寺の古材を使用して、内部敷瓦は敷地内の城山窯で焼かれたという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 21mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.法雲堂跡​​
同じく休憩所のあたりには、周辺の建物の中では最も遅く完成した、主として薬師寺の古材が使用された法雲堂があり、その台座の部分がそのまま残されていて、現在はあずまやがその上に設置されている。江ノ島、三浦半島が眺められる初日の出スポットとして親しまれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 32mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.国府橋
戻って国府橋を渡る。国府橋の下には小淘(こゆるぎ)の滝が流れているというが、気が付かなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 34mm ISO​​2500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.通雲橋​​
かって、国府橋と同じ形をした通雲橋がここに架かっていたのだろう。傍に立てられていた説明板には、橋脚は京都東福寺の通天橋橋脚の古材を用いて架けられていたと書かれていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.3 1/​250​秒 29mm ISO​​2000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.国府橋を見上げる​​​​
茶室の方へ行こうと下に下りる。国府橋を見上げる。かっての通雲橋にはあったようだが、現在の国府橋には京都東福寺の通天橋のような屋根がない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3 1/​250​秒 19mm ISO​​2500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.茶室「城山庵」
国府橋の方から茶室に近づく。「城山庵」は喫茶ができるようになっているが、その部屋には暖かそうな陽が差し込んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 40mm ISO​​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.城山庵裏口​​
ここは城山庵の裏口のようだ。城山庵は、旧三井財閥別邸の一部として置かれていた国宝の茶室「如庵」を模して建てられたそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 26mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.城山庵の庭​​​​
城山公園のHPによれば、城山庵は神奈川県大磯町の三井家別荘に置かれていた国宝の茶室「如庵」を模して、平成2年3月に落成した。国宝「如庵」は、茶の湯の創成期に織田信長の弟の織田有楽斎が建てた茶室で有楽斎没後、正伝院に寄進され江戸時代は正伝院の所有だったそうだ。明治4年(1871年)に正伝院は永源寺と合併され、明治41年(1908年)に売却され建物は四散、そのうちの書院と茶室及び露地は麻布の三井家本邸へ移築され、昭和11年に国宝に指定された。さらに昭和13年(1918年)大磯の別邸城山荘に移築されたが、昭和45年(1970年)、名古屋鉄道株式会社の所有となり、昭和47年に犬山城下御門先の有楽苑に移築されたという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 26mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.城山庵入口
城山庵の入り口は、城山公園の西門の近くにあり、西門から入るとここに出る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f2.8 1/​250​秒 17mm ISO​​360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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45.城山庵の門
公園の西門から石段を上がっていくとこの門がある。表札は「抹茶」・・・

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6 1/​250​秒 34mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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46.西門​​
2017年11月23日(木・祝)~11月26日(日)の間、この西門から茶室、不動池、もみじの広場のもみじや竹林がライトアップされる。西門から北へ行ったところにある不動池には、水面にモミジが写り、幽玄な世界に誘うとうたわれている。この西門を出て、旧吉田茂邸の駐車場に戻った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f3 1/​250​秒 34mm ISO​​400​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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47.大磯港
城山公園の散策を終えるとちょうど昼飯時だった。ネットで情報を得ていた「めしや」というところで地魚を食べようと行ってみたが、評判通り、行列ができていて、外に出されている黒板の御品書きでは、すでに刺身定食などの人気メニューが消し込まれていた。この日は諦める。大磯港の堤防は絶好の釣り場になっているようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 32mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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2016年10月29日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (1) 城下町犬山 10月17日 

クラブツーリズムという旅行者の「白川郷・飛騨高山・郡上八幡、城下町犬山 美濃・飛騨路ハイライト」という1泊2日のバスツアーに参加した。飛騨牛・篠島シラスなど5食&海鮮土産付きで@¥22.9Kというお手軽なツアーである。

  バスは横須賀そして金沢文庫からの参加者を乗せて、横浜駅東口に来た。 8時に横浜駅東口を出発して、国道16号線バイパスの横浜町田インターから東名高速に入る。海老名から新東名に入り、駿河湾沼津SAで最初の休憩、そこを出発して三ケ日JCTから再び東名に戻り、見合PAで二度目の休憩となった。少し雨が降っていた空も、ここで青空がでてきた。バスの中で見合SAで積み込まれたシラス弁当を食べたが、これはなかなか美味しかった。東名高速を小牧で下りて、城下町の愛知県犬山に着いたのは午後1時だった。

  最初の下車地である城下町犬山到着前に、車中で犬山城を見学したい人が募られた。見て回る時間はトータルで約1時間しかなく、犬山城を見学してしまうと城下町が見られない。今回は古い町並みが見たかったので、犬山城は町から遠望することで、見学を割愛することにした。

1.新東名駿河湾沼津SA
走行中はずっと雨が降っていた。バスの運転手さんが、駿河湾沼津SAのトイレに近いところにバスを止めてくれたので、ほとんどぬれずに済んだ。コーヒーミルで作る自販機で朝のコーヒーを仕入れ、車内で飲む。旨かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.三光稲荷神社
犬山城への上り口には、この三光稲荷神社と針綱神社が並んで建っている。創建時代は不明だが、かっては三狐山(三光山)に鎮座し、犬山城主織田信康の保護を受けていたという。江戸時代以降はその犬山城主成瀬氏の守護神とのこと。神仏習合で三光寺とも称していたが、明治時代初期の神仏分離により三光稲荷神社となったそうだ。犬山猿田彦神社ともいう。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 32mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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3​.針綱神社
針綱神社延喜式神名帳所載の式内社という。太古より犬山の峰(現在の犬山城天守閣付近)に鎮座し、濃尾の総鎮守であったという。創建年は不明だが、延喜式に記載されていることから1000年以上この犬山の地に鎮座してることになる。天文6年(1537年)犬山城築城に際し、白山平(現在地より東方にある山)に遷座、その後の慶長11年(1606年)市内名栗町に遷座されており、明治維新の後の明治15年(1882年)に現在の場所に再び遷座されたそうだ。山車が町を引き回される犬山祭は針綱神社の祭礼である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11 1/​500​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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4.「からくり展示館」
からくり人形に興味があったので、「からくり展示館]」に入ってみることにする。犬山祭では愛知県の有形民俗文化財に指定されている3層の車山13輌が城下町に繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形が披露される。山車に乗せられる奉納からくりの出し物は、住民の信仰や能楽の一部からとられたものなどがあり、当初は素人の手作りだったが、次第にからくり人形専門の細工師によって作られるようになり、演技も巧妙になった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5.からくり人形 「茶運び人形」
からくり展示館では有名な「茶運び人形」の実物が見られた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 20mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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6.からくり人形 「石橋獅子」
説明書きには能楽の「石橋獅子」を題材にしているとある。文殊菩薩の前で唐子が牡丹の花を手に踊り戯れている。花代に花を挿すと開いた花の中から獅子が飛び出し、頭と尾を振り跳ね回る。それを眺めていた文殊菩薩が軍配を手に唐子を褒め称え長寿を祝って舞を終える。」と記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​60秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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7.からくり人形の構造​​
からくり人形の骨格が置かれていて、入場者は自由に動かしてみることができる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​40秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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8.「城とまちミュージアム」​​
「からくり展示館」の前にあった「城とまちミュージアム」に入った。入場料は「からくり展示館]」で払った100円で共用というのは安い。犬山城と城下町の大模型が館内中央に置かれ、入場者の目を引く。両国の「江戸東京博物館」に「寛永の町人地」という江戸の街並みの模型があったが、それに勝るとも劣らない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​100秒 78mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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9.犬山城と城下町の大模型 部分​​
模型に見る犬山城からまっすぐに伸びる本町通りを進む山車が目に鮮やかだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​80秒 ​300​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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10.犬山城の模型​​​​
​​犬山城と城下町の大模型の一番上手に犬山城がある。城の北側には木曽川が流れる。犬山城見学を選択していれば、天守から木曽川が眺められた。ちょっと残念だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​125秒 ​56​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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11.山車の模型​​
「城とまちミュージアム」に​​​​​​​​​は山車の模型があった。犬山祭の山車は13両あるそうだ。​​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​25秒 ​38​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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12.犬山城天守閣
​​ 「城とまちミュージアム」を出て、本町通りを振り返ると犬山城の天守閣が見えた。​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 ​300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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13.本町通りから犬山城、針綱神社を望む
​​​​ 北へまっすぐに伸びる本町通りの先には針綱神社が見え、その左側の小高いところに犬山城天守閣の南面が望める。晴れ間が出て、日が差してきた。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 ​161mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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14.城下町の古い町並み​​
​​​​ ​犬山は江戸時代の風情が残る城下町だ。2009年には、この写真にある、城下町のメインストリート本町通りの電線を地中に埋める工事が完了したそうだ。現在も古い町並みを守る努力が行われている。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250秒 ​46mm ISO2​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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15.観光客で賑わう本町通り
この日は観光客はそれほど多くはなかったが、人々は本町通りを散策する。針綱神社の大きな鳥居と犬山城の天守が城下町の風情を醸し出す。​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320秒 ​102mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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16.「どんでん館」​​
本町通りの一番奥に「どんでん館」というのがあった。ちょっと入ってみる。「どんでん」とは歌舞伎で舞台転換することを言い、大道具を90度後ろへ倒し、底面を立てて次の場面に展開することを「どんでん返し」と言ったことに由来するそうだ。犬山祭で車山を方向転換することを「どんでん返し」という。「どんでん返し」は犬山祭のハイライトである。「どんでん館」には犬山祭で引かれる13両の山車のうち4輌が展示されていた。奉納からくり人形は3層になった山車の一番上の層に据えられる。その下の中層は「中山」と呼ばれて最上層のからくりを動かす層となっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/25秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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17.犬山祭の山車
「どんでん館」の2階に上がって、上から山車を見てみた。これは鍛冶屋町、中本町の山車だ。山車の一番下の層はお囃子所だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/20秒 11mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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18.登録有形文化財 旧磯部家住宅
江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられたと伝え​られている。緩やかなふくらみのある「起り屋根(むくりやね)」は犬山市内の町家で唯一現存しており、正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ2階」と呼ばれる造りになっている。バンコ2階とは正面側2階に天井高の低い部屋を配し、 壁を挟んで背面側を小屋裏とする造りで、犬山ではバンコ2階というそうだ。旧磯部家住宅は国宝犬山城大手門から延びる本町通りにあり、江戸期から呉服商を営んできたそうだ。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもある。「ウナギの寝床」には町衆の知恵であり、江戸期の税金は間口の広さで決まっていたからだそうだ。敷地は間口6.8m、奥行き約58m、面積691㎡(209坪)。江戸時代から「柏屋」の屋号で手広く呉服商を営んでいた磯部家は、太平洋戦争後、呉服商から製茶、販売業に転じ、後に生活の本拠は他に移し、この建物は商品倉庫とされたという。平成17年2月9日、国の登録有形文化財に登録されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


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