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2021年3月12日

舞岡公園の蝶 55種 (18) ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

日本で新型コロナウィルス感染症が取り沙汰されてほぼ1年が経つ。昨年4月7日に第一波に対する緊急事態宣言が、7都府県に出され、5月後半には解除されたものの、7月になって、再び感染者が増え始め、第二波、そして11月に入ってさらに第三波が来襲した。今年になって、2021年1月7日に1都3県に発出された2回目の緊急事態宣言の直後、全国の1日当たりの感染者数は7,882人となってしまった。東京の1月8日の新規感染者数は、は2,447人となり、過去最多となった。私が住む神奈川県でも679人と増加し、さらにその翌日には995人となっていた。
 正月から、病院通いを除いては、1月4日に近くの氏神様に初詣をした以外、外出をしていないこの頃である。(2021年1月25日記)

 舞岡公園のセセリチョウ科のチョウは6種である。イチモンジセセリと見間違いやすいが、オオチャバネセセリをその中に含めた。地味な種が多い中で、6月に第1化が出てくるキマダラセセリは目を楽しませてくれる。だが、最近ちょっと個体数が減ってきているのではないかと心配である。

5.セセリチョウ科 ①   ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

1) ダイミョウセセリ

50101 2010年5月15日撮影
5月に第1化が羽化するが、敏捷に飛翔しては葉の上などにスッと止まる。この写真では翅は閉じているが、本種は静止するときは翅を開くことが多い。セセリチョウ科の中では印象の強いチョウである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_100515027 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50102 2010年5月15日撮影
ハルジオンで吸蜜する。開翅して吸蜜することが多い。後翅に白帯が現れている。♂と思う。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_100515074 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50103 2011年5月31日撮影
イボタノキの花で吸蜜。白い花が好きだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート )  
003_110531028 X800 ○舞岡公園 A640.jpg
50104 2011年5月31日撮影
後翅外縁の白い縁が美しいさを添える。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_110531083 X800 ○舞岡公園 イボタノキ D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50105 2011年7月18日撮影
第2化だろうか、きれいな個体だった。見かけでの雌雄の区別は難しいが、♀のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110718002 X800 ○舞岡公園・朝 D300 SIGMA 105macro.jpg
50106 2012年6月27日
いわゆる関西型のように、後翅の白帯が強く出ている個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_120627013S X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50107 2017年5月19日
この種は静止するときは開翅することが多いようだ。ダイミョウセセリという和名の由来に興味を持った。いくつかある説のうち、翅の模様が黒地に白い紋付きで江戸時代の大名の羽織袴姿を連想させるところからというのが一番納得しやすい。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_170519059 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg


2) コチャバネセセリ
 
50201 2005年4月26日撮影
本種は年2回~4回発生する。これは第1化の♂で羽化したての個体のようだ。ハルジオンの花を好む。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
001_050428044 X800 舞岡公園 D100 Tokina.jpg
50202 2006年9月4日撮影
第2化なのか第3化なのか良く分からないが、新鮮な個体である。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_060904091 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50203 2007年7月25日撮影
第2化♂。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_070725032 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg
50204 2009年4月22日撮影
春に出てくる本種は好んでハルジオンの花で吸蜜する。

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_090422020 X800 ○舞岡公園 コチャバネ D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
50205 2010年5月15日撮影
第1化♂。個体数は多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_100515043 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50206 2011年4月26日
キタキチョウやベニシジミなどとともに、春の舞岡公園に多いチョウである。裏面は黄褐色に翅脈の黒がアクセントをつける。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_110426058 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
50207 2011年5月31日撮影
第1化♀と思う。大分擦れてきている。擦れた個体では、裏面後翅の黄褐色が色落ちて黒く見えるようになる。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_110531015 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50208 2015年4月25日撮影
90mmマクロレンズで接近して撮った。複眼の頭部から前翅の付け根辺りがたくましく見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_150425066 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90 macro.jpg


3.キマダラセセリ

50301 2008年7月5日撮影
地味なセセリチョウ科のチョウの中にあって、ちょっと粋ないでたちのチョウである。第1化は6月中頃から発生するが、トラフシジミの夏型が発生する頃に見られるようになる。  

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_080705019 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50302 2008年7月5日撮影
  ヒメジオン花で吸蜜。だいぶ擦れてきている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_080705052 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50303 2008年7月5日撮影
前の写真と同じ個体。広角側で背景を入れて撮影した。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_080705059 X800 ◎舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50304 2010年6月24日撮影
アカメガシワで吸蜜。ミドリシジミの♀を探していると、よく見つけることがある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_100624074 X800 ◎舞岡公園 アカメガシワ D5000 VR18-200.jpg
50305 2011年6月30日撮影
ハルジオンで吸蜜中の♀。 裏面も魅力がある。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110630006 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50306 2011年6月30日撮影
オカトラノオも好きな花のようだ。    

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_110630015 X800 舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50307 2012年6月27日撮影
リョウブの花で吸蜜する♂。最近、舞岡公園における本種の個体数が少なくなっているようにお思う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_120627013S X800 ○リョウブ舞岡公園 G12.jpg


   

2021年1月23日

蝶 自選年間ベスト10 (17) 2019年

2019年のまとめをしていなかった。遅くなってしまったが振り返ってみる。
 5月のGWに2回目の台湾旅行をした。今回も娘たち夫婦と一緒に、グルメと観光の旅である。半日だけ台北市動物園を付き合ってもらった。ここは蝶園もあるが、動物園の中に「虫虫探索谷」という探索路があり、そこに舞うチョウたちを自然な状態で楽しむことが出来る。敷地面積は上野動物園の10倍以上と広い。だが、あまりめぼしいチョウを見ることは出来なかった。
 5月中旬には、友人のご夫婦と岩手、秋田、山形をドライブ旅行した。山形の出羽三山で有名な羽黒山で、予期せずにギフチョウに出会えた。
 7月22日~25日、久しぶりに北海道へ行った。旭川便が取れなかったので帯広に宿をとり、レンタカーで大雪高原温泉や、銀泉台、十勝地方を巡った。残念ながら天候がいまひとつすぐれず、チョウは少なく、北海道の普通種に甘んじた。
 8月はキベリタテハを撮りたいと湯の丸高原へ出かけたが、成果なし。ベニヒカゲは多かった。
 9月7日、軽井沢でゴルフを楽しんだ翌日、信濃追分近くの「蝶の楽園」(個人の方がアサギマダラを呼び込もうとテニスコート2面を潰してフジバカマを植えた)へ寄ってみた。良い写真は撮れなかったが、シータテハ、クジャクチョウ、ミヤマカラスアゲハなどが、花に集まっていて、ひと時を楽しんだ。

1.クロアゲハ♂ 春型 2019年5月2日 八王子市長池公園
まだ十分に咲いていないミツバウツギの花にクロアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO1250 ) 露出補正 なし
001_190502 X800 長池公園 RX10M4 JPEG DSC06337a.jpg
2.イシガケチョウ 2019年5月5日 台湾 台北市立動物園 虫虫探索谷
人が多い、いわゆる動物園のエリアから離れて、虫虫探索谷という散策路を歩く。最初に見たのはオナシアゲハ♀だった。ツマムラサキマダラ、クロテンシロチョウ、クロタテハモドキ、タイワンルリシジミなどが次々と現れる。どこからともなく飛んできたイシガケチョウが、大きな葉の上に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
002_190505173 X800 台北市動物園 虫虫探索谷 DSC06686 JPEG.jpg
3、タイワンキマダラ♂♀ 2019年5月5日 台湾 台北市立動物園 虫虫探索谷
梢に止まるタイワンキマダラを見つけた。すると、もう1頭飛んできてカップルが出来た。手前が♀。このチョウは最近では八重山諸島にも生息しているが、台湾からの迷蝶由来である。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_190505232 X800 台北市動物園 虫虫探索谷 DSC06779 JPEG.jpg
4.トラフシジミ♂ 2019年6月6日 横浜市 舞岡公園
平地産ゼフィルスを撮りに舞岡公園へ行った。飛び出してきたこのチョウは羽化したばかりと思われるら夏型のトラフシジミだった。裏面の色が濃い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_190606079 X800 舞岡公園 RX10M4 JPEG DSC08015aa.jpg
5.クロアゲハ♀の吸水 2019年6月18日 横浜市 舞岡公園
もう第2化が出ているのだろうか。きれいな個体だった。なかなか近寄らせてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_190618017 X800 ◎舞岡公園 RX10M4 JPEG.jpg
6.ホソバヒョウモン 2019年7月23日 北海道 大雪高原温泉林道
あいにく日が差さず気温が低い。キオンの花に2頭のホソバヒョウモンが来ていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_190723306 X800 〇大雪高原温泉林道 RX10M4.jpg
7.ミドリヒョウモン♂♀ 2019年7月24日 北海道 上川 大雪森のガーデン
北海道ガーデン街道のいちばん北へ行った。ヒヨドリバナのような花にいたミドリヒョウモンのカップルは♂♀ともストローを伸ばして吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_190724415t X800 〇大雪森のガーデン RX10M4.jpg
8.コヒオドシ 2019年7月25日 北海道 十勝千年の森
帯広から日高山脈に向かって、車で45分ほどのところにある十勝千年の森へ行った。チョウの数は多い。せめてコヒオドシでもいないかと思っていたところ、ヨツバヒヨドリに来てくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_190725615 X800 〇十勝千年の森 RX10M4.jpg
9.ベニヒカゲ♀ 2019年8月27日 湯の丸高原 池の平
池の平はベニヒカゲの多産地。8月下旬、マツムシソウで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
009_190827103 X800 〇池の平 RX10M4.jpg
10.アサギマダラ♂ 2019年8月27日 湯の丸高峰林道
   池の平から湯の丸地蔵峠への林道を走っていると、ヒヨドリバナの咲くところで数頭のアサギマダラが、舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
010_190827435 X800 〇湯の丸林道 RX10M4.jpg
補1.ギフチョウ 2019年5月22日 山形県 羽黒山
ドライブ旅行で行った山形県の羽黒山で思いがけずにギフチョウに逢った。アゲハかと思って追いかけたが、飛び方が違っていた。破損した個体で、良い写真ではないが、記憶に残る1枚となった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
補001_190522100 X800 〇羽黒山 DSC07136.jpg
補2.アカボシゴマダラ(外来種)春型♀ 2019年5月26日 横浜市 舞岡公園
舞岡公園にアカボシゴマダラが住み着いてからもう15年くらいになるのではないだろうか。初めて、春に、真っ白いこのチョウの♀が飛ぶ姿を見たときは、「これは何だ!」と驚いたものだった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
補002_190526121 X800 舞岡公園 RX10M4 DSC07578.jpg
補3.ミドリヒョウモン♂ 2019年7月25日 北海道 帯広近郊
札幌に本社がある「マルセイバターサンド」というお菓子で有名な六花亭が企画運営する庭園、六花の森に寄った。ここは帯広空港に近い。花が多く、チョウの数も多かった。カラスシジミもいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
補003_190725133t X800 六花の森 G7X.jpg
補4.サトキマダラヒカゲ 2019年9月3日 横浜市 舞岡公園
舞岡公園のサトキマダラヒカゲは数を減らしているように思う。

Nikon D750 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.5 1/500秒 40mm ISO1100) 露出補正 -0.3段
補004_190903056m X800 〇舞岡公園 LV D750 SIGMA18-300.jpg


2020年8月10日

舞岡公園の蝶 55種 (13) コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

コミスジは陽光を浴びて、スイスイと飛び、梢の葉の上で翅を休める。キタテハの秋型は赤褐色に引き締まったタテハチョウらしいチョウだ。ルリタテハの瑠璃色の襷がけの帯はとてもユニークである。いずれもこの辺りでは普通種だ。
 今年の梅雨はとても長く、大雨も降らせている。特に九州の熊本や大分では、70人におよぶ人々がお亡くなりになり、2,000人を超えるかたがたが避難所で生活されている。お気の毒に思う。長野県では松本から上高地に抜ける道で土砂崩れのため、約1週間通行止めになった。
 そんな時に蝶の写真を撮りに出かけるどころではない。7月16日~18日は、湯の丸高原へ出かけようと宿の予約もしてあったが、天候が悪いのと、新型コロナウィルス感染症の感染者がまた増え始めているのでキャンセルしてしまった。
 7月18日、東京都の新たな感染者は、これまでで最も多い290人が確認された。7月22日から、Go to キャンペーンが始まるが、東京都はその対象から除外された。神奈川県も過去最多の1日当たりの感染者が出て、「神奈川警戒アラート」が発出されてしまった。(7月19日記)

4.タテハチョウ科 ③  コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

  07) コミスジ

40701 2005年6月8日 撮影
第1化は5月に発生する。梢の葉上に止まることが多い。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
01_050608025 X800 D100.jpg
40702 2006年5月31日 撮影
コミスジの♂♀の同定は難しい。♀の方が翅形に丸みがあるという。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_060531037 X800 D100 18-200VR.jpg
40703 2007年5月29日 撮影
しばしば路上に静止することがある。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )  
03_070529018 X800 A640.jpg
40704 2009年5月19日 撮影
これは♂のようだ。コミスジは、自分の縄張りをもっていて、時々パトロールして他のチョウを追い払う。

Nikon D5300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
04_090519034 X800 D300 Tokina100.jpg
40705 2011年7月18日 撮影
♂のようだ。コミスジは年3~4回発生する。これは第2化と思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_110718064 X800 D300 SIGMA 105macro.jpg
40706 2013年9月17日 撮影
きれいな個体だった。これは第3化と思う。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 41mm ISO320  ) 露出補正 -1.0段
06_130917467 X800 HS50EXR.jpg
40707 2015年8月14日 撮影
コミスジは東部から胴の背ににかけて緑色の毛で覆われていて、これが金属光沢(タマムシ色)に見える。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100  ) 露出補正 なし
07_140815029 X800 HS50.jpg
40708 2017年5月19日 撮影
テリトリーを張る♂

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
08_170519071 X800 D5300 SIGMA18-300.jpg
40709 2018年5月29日 撮影
♂ 開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
09_180529035 X800 RX10M4.jpg
40710 2018年9月17日 撮影
第3化 私の好みでは、コミスジは裏面の方が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
10_180917079 X800 RX10M4.jpg
40711 2019年6月13日 撮影
大柄な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 08) キタテハ
11_190613028 X800 RX10M4.jpg


08) キタテハ

40801 2005年6月8日 撮影
ウツギの花が咲く頃第1化夏型が羽化してくる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050608011 X800 D100.jpg
40802 2005年10月2日 撮影
秋型は赤褐色になり、精悍なタテハチョウの装いになる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
02_051021057 X800 D100 Tokina100.jpg
40803 2006年5月31日 撮影
ウツギの花を訪れる。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  データ不詳
03_060531041 X800 D100 18-200VR.jpg
40804 2006年5月31日 撮影
谷戸に咲くウツギの花に良く来る。焦点距離の短いコンデジを利用して環境を写し込んで撮る。 

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
データ不詳
04_060531093 X800 A620.jpg
40805 2007年10月24日 撮影
秋も深まった頃、コセンダングサの花で吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_071024025 X800  D100 Tokina100.jpg
40806 2010年4月13日 撮影
4月の暖かい日、越冬した秋型が元気に飛び回る。求愛

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_100413038 X800 D300 Tokina100.jpg
40807 2010年10月16日 撮影
セイタカアワダチソウの濃い黄色に秋型の赤褐色は良く似合う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_101016055 X800 D5000 VR18-200.jpg
40808 2010年10月16日 撮影
♂ コセンダングサはチョウたちの好きな花だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_101016068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
40809 2010年10月16日 撮影
静止して開翅 日光浴か

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_101016125 X800 D5000 VR18-200.jpg
40810 2010年11月3日 撮影
11月になると擦れた個体が多くなる。ニコンの一眼レフで、初めてライブ・ビューで撮れるようになったのがD5000だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
10_110330069 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg   
40811 2011年3月30日 撮影
越冬明けの秋型がミツマタの花で吸蜜

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
11_110330104 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg
40812 2012年3月27日 撮影
春先は枯葉の上に止まることが多い。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/5秒 110mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
12_120327044TS X800 P90.jpg
40813 2013年4月13日 撮影
春の陽を浴びて

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
13_130413039 X800 G12.jpg


09) ルリタテハ
  
40901 2011年4月26日 撮影
越冬明けの個体 擦れてはいるが破損はほとんどない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110426061 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
40902 2014年8月15日 撮影
ルリタテハは年3回発生するようだ。春に越冬明けの個体を見ることが多く、8月に生まれてくる夏型を見る機会は少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
02_140815071 X800 HS50.jpg
40903 2014年8月15日 撮影
春はアセビなどの花に来て吸蜜するが、この時期はクヌギやコナラの樹液に集まることが多い。開翅して特徴ある美しい姿を見せる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
03_140815072 X800 HS50.jpg


舞岡公園,コミスジ,キタテハ,ルリタテハ,ウツギ,セイタカアワダチソウ,コセンダングサ,ミツマタ,カメラ,ライブ・ビュー

2020年5月17日

舞岡公園の蝶 55種 (6) ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ

舞岡公園では15種のシジミチョウ科のチョウを撮影した。ゴイシシジミがいるとのことだが、私はあったことがない。
 舞岡公園は5月の後半から6月前半にかけて、平地産ゼフィルスすべてが観察できることで、愛チョウ家に人気がある。普段はチョウの写真を撮る人はそれほど多くはないが、その時期には遠くから来られる方もいて賑わう。私の体験ではオオミドリシジミはやや少ないが、他はそこそこ見ることが出来る。ゼフィルスのポイントはいくつかあるが、皆さんよくご存じである。
 また、最近はトラフシジミが増えているように思う。(5月2日記)

3.シジミチョウ科 ①   ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ

01) ウラギンシジミ

30101 2005年9月11日 撮影♂ ウラギンシジミは年数回発生するが、これは第2化と思う。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30101)050912020 X800 ◎舞岡公園 D100.jpg
30102 2005年9月29日 撮影♂
秋型にしては前翅の翅頂はあまり尖っていない。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30102)050929048 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30103 2005年10月21日 撮影
♀ 秋型 前翅の翅頂が尖っている。この個体は越冬するのだろう。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30103)051021003 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30104 2007年7月25日 撮影
夏型の♀

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30104)070725037 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg 
30105 2008年4月3日 撮影
越冬した秋型の♀

Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/264秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
30105)080403019 X800 ○舞岡公園 S10.jpg
30106 2008年4月3日 撮影
レンズ部分が回転するスイバルデザインのコンパクトカメラで撮影

Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/302秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
30106)080403024 X800 ○舞岡公園 S10.jpg
30107 2010年8月14日 撮影
夏型の♂ しばしばこのように地面に静止しする。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
30107)100814006 X800 ◎舞岡公園 IXY900IS.jpg  
30108 2010年10月16日 撮影
秋型の♂

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
30108)101016014T X800 ○舞岡公園 IXY30S.jpg
30109 2016年9月28日 撮影
交尾  

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
30109)160928008 X800 ◎舞岡公園 P610.jpg
30110 2019年5月26日 撮影
そろそろ第1化が出てきそうな頃に、すっかり"銀"が擦れてしまっている越冬した♀がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
30110)190526038 X800 舞岡公園 RX10M4 DSC07451.jpg


02) ムラサキシジミ 

30201 2009年6月13日 撮影
前翅中室の紫青色の範囲を見ると、♀のように思う。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
30201)090613078TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
30202 2012年6月18日 撮影
♂ これほど前翅の紫青色部分が広い本種を見るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30202)120618020 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
30203 2014年6月10日 撮影
前翅の紫青色が強いので♂と見紛う。   

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f8 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
30203)140610082 X800 ◎舞岡公園 D5000 TAMRON90.jpg   
30204 2016年6月3日 撮影
裏面は♂♀の判定は難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
30204)160603153 X800 ◎舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
30205 2016年6月3日 撮影
♀  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
30205)160603160 X800 ◎舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
30206 2017年6月15日 撮影
きれいな個体だった。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
30206)170615085 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
30207 2018年6月4日 撮影
飛来してしばらく翅を閉じていても、日差しを受けて開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
30207)180604044 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30208 2018年6月4日 撮影
地味な裏面も美しい。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
30208)180604068 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30209 2018年6月19日 撮影
♀ 産卵なのだろうか。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
30209)180619044 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30210 2018年6月19日 撮影
♀ アラカシなのか、カシワなのかブナ科の食樹に産卵か?

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
30210)180619040 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30211 2019年5月30日 撮影
アカシジミを探していたところ、本個体が飛来して離れたところのクリの花に止まった。とっさに同定できず、やっとシャッターを切った。日本チョウ類保全協会の事務局へこの写真を添付して同定を依頼したところ、ムラサキシジミとの回答をいただいた。裏面の斑紋は全く消えているが、翅の形や、黒い眼はまさしくムラサキシジミだった。越冬して翌年の第1化が出るころまで頑張っていたのだ。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
30211)190530017 X800 舞岡公園  ムラサキシジミ♀ RX10M4 DSC07665.jpg


03) ムラサキツバメ

30301 2005年10月21日 撮影 本種は舞岡公園であまり見る機会がない。見られるのは秋も深まった頃が多い。♂のように見える。

データ不詳
30301)051021017 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30302 2005年10月21日 撮影
♀ きれいな個体だった。

データ不詳
30302)051021053 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30303 2011年6月30日 撮影
左側の後翅が変に見えるが、前翅の後角部分で後翅の前縁から中室部分が陰になってしまった。第1化の個体だ。

絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30303)110630022 X800 ○ムラサキツバメ♀舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg


2020年4月21日

舞岡公園の蝶 55種 (3) キアゲハ、アオスジアゲハ

舞岡公園で過去に私が撮影したアゲハチョウ科のチョウは全8種である。今回のキアゲハとアオスジアゲハですべてだ。「暖蝶寒鳥」というブログで写真が掲載されていたオナガアゲハ、ミヤマカラスアゲハは、私はまだ出会ったことがないが、そのチャンスを待ちたい。

1.アゲハチョウ科 ③  キアゲハ、アオスジアゲハ

07) キアゲハ

10701 2005年4月28日 撮影
春に咲く小さな花、ホトケグサで吸蜜する。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10701)050428022X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10702  2005年4月28日 撮影
前の個体と同じ 寄って撮った。♀のようだ。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10702)050428024X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10703 2007年10月5日 撮影
秋の日にヒガンバナを訪れたキアゲハ♂

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10703)071005017 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10704   2007年10月5日 撮影
前の個体と違う個体だ。♀のようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10704)071005021 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10705 2007年10月5日 撮影
赤いヒガンバナにキアゲハという画が美しい。この個体は夢中で吸蜜をしていて、マクロで撮ることが出来た。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10705)071005022 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10706 2009年6月13日 撮影
ノアザミで吸蜜する。キアゲハは暖かいところでは年3~4回発生する。これはとてもきれいな個体だが、第二化だろうか。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10706)090613072TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10707 2011年6月20日 撮影
ニンジンに産卵 

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10707)100620026TF X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10708 2012年5月8日 撮影
春型♂ アカツメクサの花で吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10708)120508034 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10709 2012年5月8日 撮影
前の写真と同じ個体 見事な姿だ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10709)120508042 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10710 2017年6月15日 撮影
田んぼに置かれた焼却材(消し炭)で吸水する♂ 田んぼの水に初夏の空と雲が映る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.7段
10710)170615031 X800 〇舞岡公園 P610.jpg  
10711 2017年6月23日 撮影
キキョウの花に顔を埋める。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
10711)170623165 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10712 2017年6月23日 撮影
前翅の付け根の部分が黒いので♀と思う。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
10712)170623173 X800 ◎舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10713 2018年5月29日
ニンジン畑で産卵

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
10713)180529013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg


08) アオスジアゲハ

10801 2007年5月29日 撮影
ウツギの花に飛来 写真でアオスジアゲハの♂♀同定は極めて難しい。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10801)070529009○ 舞岡公園 D100 Tokina100.JPG
10802 2009年5月19日 撮影
この季節にはウツギ、エゴノキ、イボタといったよく似た白い花が咲く。これはイボタの花と思う。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10802)090519078TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10803 2009年5月19日 撮影
イボタに飛来

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10803)090519082TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg    
10804 2009年5月19日 撮影
アカツメクサで吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10804)090519098 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10805 2010年6月1日 撮影
イボタの花を好む

Nikon D5000 NIKKON 18-200mm
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
10805)100601077 X800 ◎舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg 
10806 20011年5月31日 撮影
ウツギに飛来

Nikon D300 SIGMA 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
10806)110531023 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10807 2012年5月8日 撮影
ハルジオンにも良く来る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10807)120508053 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10808 2012年5月8日 撮影
アオスジアゲハは白い花が好きだ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10808)120508066 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10809 2012年5月8日 撮影
ハルジオンを訪花

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10809)120508072 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10810 2013年5月31日 撮影
♂♀の同定は難しい。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 110mm ISO64 )  露出補正 なし
10810)130531047 X800 ○舞岡公園 P90.jpg


2020年4月14日

舞岡公園の蝶 55種 (2) カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハ

昨日(4月9日)の東京都の COVID-19 感染者増は181人と最多になった。緊急事態宣言が4月7日に発出され、その対象となる1都6県で休業を要請する業種は足並みをそろえるはずだったが、足並みはそろわなかった。東京都はパンデミックが迫り、厳しい休業要請を準備したが、私が住む神奈川県などは、当面休業要請はしないという。
「舞岡公園の蝶 55種」の2回目はアゲハチョウ科のカラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハだ。

1.アゲハチョウ科 ②  カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハ

04) カラスアゲハ

10401 2009年8月19日 撮影
カラスアゲハもヤブガラシの花が好きだ。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
10401)090819026 X800 ○舞岡公園 D300 Σ70-300.jpg
10402 2009年8月19日 撮影
夏型♂ 比較的きれいな個体

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
10402)090819027 X800 ◎舞岡公園 D300 Σ70-300.jpg
10403 2009年8月19日 撮影
前の写真と同じ個体 裏面

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
10403)090819040TF X800 ○舞岡公園 D300 Σ70-300.jpg
10404 2013年6月13日 撮影
第一化の♀と思う。♀はしばしばこのように葉っぱの上に開翅して静止する。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 110mm ISO638 )  露出補正 なし
10404)130629025 X800 ◎舞岡公園 P90.jpg
10405 2013年9月10日 撮影
夏型♀ まだ比較的擦れていない♀が残っていた。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 148mm ISO1600  ) 露出補正 なし
10405)130910068 X800 ○舞岡公園 HS50EXR.jpg
10406 2019年5月26日 撮影
小さい春型の♀ 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1
Mega Pixelsプログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
10406)190526020 X800 舞岡公園 RX10M4 DSC07410.jpg
10407 2019年8月18日 撮影
咲き始めたクサギに飛来した♂。大分破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
10407)190818033 x800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg


05) ジャコウアゲハ

10501 2009年7月19日 撮影<>br> ♀ 食草ウマノスズクサの辺りを飛翔  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10501)090719057T X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10502 2016年8月31日 撮影
ウマノスズクサに飛来した♀

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6 1/320秒 130mm ISO200) 露出補正 なし
10502)160831138 X800 ○舞岡公園 D5300 SIGMA 18-300.jpg
10503 2016年8月31日 撮影
♀ ウマノスズクサに飛来

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO1250) 露出補正 なし
10503)160831146 X800 ○舞岡公園 D5300 SIGMA 18-300.jpg
10504 2016年9月28日 撮影
ひと月前に♀が来ていたウマノスズクサに大きな幼虫がいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
10504)160928103 X800 ◎舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
10505 2017年5月19日 撮影
春型の♂ 翅を休める。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/500秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
10505)170519044 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10506 2017年6月23日 撮影
オカトラノオにきれいな♀が吸蜜に来た。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO360) 露出補正 なし
10506)170623126 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10507 2018年5月4日 撮影
♂ タニウツギに絡む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
10507)180504039 X800 〇舞岡公園 タニウツギ2 RX10M4.jpg


06) アゲハ

10601 2007年9月4日 撮影
カラタチに飛来した2頭の♀

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  プログラムオートで撮影  (f5.6 1/320秒 200mm ISO400) 露出補正 なし
10601)070904087 X800 ◎舞岡公園 D100 Nikon VR18-200.jpg
10602 2009年9月10日撮影
カラタチに産卵する♀

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10602)090910020 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10603 2009年9月10日 撮影
尾端を曲げて産卵

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10603)090910026 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10604 2013年4月25日 撮影
春型♂ 午前11時すぎタンポポで吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10604)130425014 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10605 2014年7月1日 撮影
木を燃やした跡で吸水する♂ ミネラル補給か

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
10605)140701066 X800 ◎舞岡公園 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
10606 2014年8月15日 撮影
カラタチに来たきれいな♀だった。  

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
10606)140815005 X800 ○舞岡公園 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
10607 2014年9月2日 撮影
カラタチに飛来した♀

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
10607)140902073 X800 ○舞岡公園 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
10608 2017年6月23日 撮影
ヤブガラシの花からジャンプ・アップ  

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 179mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
10608)170623024 X800 △舞岡公園 P610.jpg
10609 2018年6月14日 撮影
カラタチから離脱する♀

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO200 ) 露出補正 -1.7段
10609)180604087 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg


舞岡公園,アゲハチョウ科,カラスアゲハ,ジャコウアゲハ,アゲハ,ヤブガラシ,クサギ,ウマノスズクサ,オカトラノオ,タニウツギ,カラタチ,  

2017年4月30日

ギフチョウの里 4月4日

例年なら、4月の第一週はギフチョウが舞う適期なのだが、今年は桜の開花も遅いようなので、ギフチョウの発生も遅れているのだろうかと思ってしまう。ネットでも情報が少ないが、4月3日、4日と天候は良く気温も上がってきそうなので、4月4日にいつものところへ出かけることにした。
 新しい道路ができたので、1時間半くらいで行ける。ギフチョウが飛び始めるのは11時ごろからだと思い、遅く出発しようと思ったが、駐車場がいっぱいになるのが心配で、8時に出発した。
 歩き始めると越冬したテングチョウが飛び、ミヤマセセリやスギタニルリシジミも現れる。500mくらいの所を行ったり来たりしてギフチョウの出現を待つが、現れてくれない。例年通り、何人もの方が来ておられたが、その中の1人がギフチョウが飛んでいくのを確認されていた。発生しているようだ。
  12時を過ぎて気温も上がってきた。やや奥の方にある梅の花で、5、6人の愛好者がカメラを構えておられた。トラフシジミがいるという。しかし、遠くて肉眼ではなかなか見つけられない。この日携行したカメラはSIGMAの18-300mmを付けたD5300とCOOLPIX P610だ。やっと、見つけた。そのとき、トラフシジミを撮っていた方の友人が、100mほど離れたところの梅の花にギフチョウが来ていると知らせに来られた。私も、トラフシジミはさておいて、ギフチョウがいるという所へ駆けつけた。まだ、梅の花にいるらしいが、なかなか見つけられない。と、そのギフチョウが飛び立った。吸蜜に飽きたのか、梅の花には戻らず、少し離れた小さな木に止まったようだ。回り込んでそのあたりへ行ってみる。しばらく探してやっと開翅して止まっているギフチョウを見つけた。この日のギフチョウは後にも先にもこの1頭だけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.テングチョウ
駐車場に車を止めて歩き始める。沢沿いの道を右へ。さっそくテングチョウが飛び出す。気温も上がってきて、飛び出す個体数も多い。何年か前までは春一番に飛ぶ越冬したタテハチョウはキタテハだったが、最近はテングチョウが多くなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマセセリ♂
この蝶も年に一度、春に生まれてくる蝶だ。良い写真の撮りにくい蝶である。この日は離れて撮らなくてはならないことが多いと思い、90mm マクロではなく、SIGMAの18-300mmを付けてきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.梅に来たテングチョウ​​
まだ咲き残っている梅の花にもテングチョウは多く飛来する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマセセリ♀
タチツボスミレにミヤマセセリの♀が止まった。新鮮だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 280mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.保護色のテングチョウ​​
春の里山は落葉が多い。その落葉はわれわれの目からテングチョウを紛らわす。テングチョウは多く飛んでいるが、破損の少ない個体を選んで撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.スギタニルリシジミ -1
ルリシジミによく似たシジミチョウだ。ルリシジミに比べて裏面は暗灰色になり、翅表は暗青色に輝く。静止中、翅表はめったに見せてくれず、飛び立った時に観察する以外にない。飛翔中の写真を撮るのは私には難しい。この蝶も春だけに現れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.スギタニルリシジミ -2​​
オオイヌノフグリの小さな花で吸蜜するスギタニルリシジミ。この蝶も良い写真が撮れない。たまに梅の花に来るが、撮るチャンスがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハ
テングチョウに比べてはるかに少ないキタテハが敏捷に飛んでは止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/640秒 236mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.スギタニルリシジミ -3
再びオオイヌノフグリで吸蜜するスギタニルリシジミに遭遇した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.スギタニルリシジミ -4​​
毎年春にここへきて、スギタニルリシジミの写真を撮っているがなかなか良い写真が撮れない。今年もダメだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマセセリ♀ 開翅​​​​
開翅したミヤマセセリの♀がいた。にじり寄ってシャッターを切る。♂にはない前翅の白い帯が特徴だ。この蝶は♀の方が愛好者が多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ギフチョウ -1​​​​
梅の花に来ていたトラフシジミを撮る方々の仲間に入れていただいた。首が痛くなるほど梅の花を見上げて、どこにいるのか探したが発見できない。やっと見つけ出したが梅の花や枝の陰になってしまう。その時、一人のかたが走って来られ、そのトラフシジミを撮っていた友人に、「ギフが下の梅に来てますよ!」と告げに来た。数人の人がそちらへ動く。私もトラフシジミを残して移動した。現場に着いたときには、まだ梅の花にいたようだが、探し出せないうちに飛び出して前の沢の向こう側に行ってしまった。ギフチョウを撮るにはこのチャンスしかないと思い、迂回して小さな橋を渡って沢の向こう側に回り、小さな木に止まっていたのを見つけ出した。他の方々は梅の花で吸蜜したこの蝶をたくさん撮影されていたようで、沢を渡っては来なかった。モデルを独占することができて、連写した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ギフチョウ -2
同じ個体である。ほとんど擦れていないきれいな個体だった。この日私が見たギフチョウはこの個体のみであった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
170430_014.jpg 14.トラフシジミ 半開翅​​
ギフチョウを撮り終えて、もう一度トラフシジミがいた梅の花に戻った。トラフシジミの春型は「春トラフ」と呼ばれてきれいだ。やっとファインダーにとらえて連写する。少し翅を開いてくれて表を見せてくれた。少しトリミングをしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.トラフシジミ -1
P610の望遠端を活用。目が隠れてしまったが、ファインダーではそれを確認できなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/400秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.トラフシジミ -2
D5300で撮る。P610に比べると、ファインダーははるかにこちらの方が見やすい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.トラフシジミ jump-up​​
飛び上がったときに開翅した裏面を見せてくれた。ピントは少し外れている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.トラフシジミ 開翅​​
​​ トラフシジミもめったに開翅して翅表見せてくれない。偶然だがこんな写真が撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし

​​
​​

2016年8月16日

舞岡公園 夏の蝶 8月3日

前日の横浜は激しい雨が降っていた。今朝は晴れ間が出て熱くなりそうだ。しかし、天候は不安定で、突然雨に見舞われることもありそうである。
  クサギの花は咲いているだろうか、黒いアゲハたちの発生状況はどうかなどが気になっていた。雨が降った時にカメラを入れるビニール袋をポケットに突っ込んで、久しぶりに舞岡公園へ行ってみることにした。
 クサギの花は咲き始めだった。心配していた通り、昼前に夕立のような雨が降ったが、その後、クサギの花の咲くところへ行くと、黒いアゲハの姿があった。珍しくナガサキアゲハもいる。しばらくは咲きはじめのクサギの花に絡むモンキアゲハと、ナガサキアゲハを撮った。しかし、モンキアゲハもナガサキアゲハも擦れた個体が多い。あと一週間もすると、クサギの花はさらに開き、その匂いが蝶を誘うと思うが、新鮮な黒いアゲハ達は見られるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ♀
ツメクサの葉に羽化したばかりのようなきれいなモンキチョウの♀が静止していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​640​秒 185mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.クロアゲハ♂ 吸水 -1​​
古民家への入り口でクロアゲハが吸水していた。背景を入れてローアングルで撮ろうとしたが、旨くいかなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 300mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.クロアゲハ♂ 吸水 -2
​​ 前の写真と同じ個体。前の日に降った雨で道に水溜りがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 300mm ISO450 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.キタキチョウ​​
古民家の裏庭で、葉の裏にキタキチョウが逆さまに止まっていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 175mm ISO720 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ヤマトシジミ​​​​
離れたところにヤマトシジミが止まっていた。手ぶれ補正のある SIGMA18-300 の望遠端だが、1/250秒で何とか止まっている。解像もまあまあだと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先で撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 175mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキシジミ ♂
古民家の庭に♂のムラサキシジミがいた。飛んだ時に翅の表側が見えたが、♀に比べ深い紫色が鮮やかだった。開翅したところを撮りたかったが開いてくれなかった。クモにつかまらなければよいが。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先で撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​160秒 300mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​+0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -1​​
雲行きが怪しくなり、雨が降りそうになってきた。今日はこれまでと思い、駐車場への道を歩き始めたところ、降ってきてしまった。仕方なく止むまで雨宿りしようと古民家へ戻り、その縁側に座って雨をやり過ごした。一時、激しく降って、止んだのは小一時間後だった。雨が上がり、空が明るくなると、さっそく蝶が飛び始める。クサギの花のところへ行ってみると、雨が降る前はいなかった黒いアゲハが来ていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先で撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 155mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -2
​​ クサギの花は咲き始めだったが、モンキアゲハはだいぶ擦れていた。その中でこの個体は比較的きれいだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 155mm ISO720 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.咲き始めのクサギの花とモンキアゲハ -3​​
​​ 翅が傷んだところはできるだけ写らないように撮ってやる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 300mm ISO1400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.クサギの花にきたナガサキアゲハ -1
​​ クサギの花に珍しくナガサキアゲハが吸蜜に来た。しかし、だいぶ擦れてしまっている。左側の翅の方が傷が少ない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 116mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花にきたナガサキアゲハ -2
​​ 前の写真と同じ個体で♂だ。ナガサキアゲハらしい後翅裏面基部の朱色の紋が目立つ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 300mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.アカボシゴマダラ -1​​
​​ これから秋にかけてアカボシゴマダラを多くみられる季節になる。これは♀のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 165mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.アカボシゴマダラ -2​​​​
前の写真と同じ個体。開翅してくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 165mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ -3
これも前の写真と同じ個体。開翅したところを正面から撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 70mm ISO1100 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ -4​​
これは違う個体だ。多分、♂だと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 300mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ産卵
ハギの新芽にツバメシジミが産卵しようとしていた。このレンズ、丸いボケがきれいに出た。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ムラサキシジミ
いつものところにムラサキシジミがいた。食樹であるシイの生垣があるここでのムラサキシジミは♀しか見たことがない。開翅するのを待って撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​640秒 300mm ISO360 ​) 露出補正​ ​なし


2016年8月 4日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(1) 7月24日

ここ何年もの間、人出の多い土曜、日曜は信州などへの日帰りドライブは避けていた。7月の末には高原の蝶を撮りにどこかへ行きたい。だが、天気予報によれば、7月23日、24日の土曜日、日曜日が晴れ間が出る以外、しばらくは晴れそうな日はない。意を決して24日に湯の丸高原へ出かけることにした。
  早朝5時15分に自宅を出発し、東名高速、圏央道、関越、上信越道を走り、東部湯の丸ICで下り、県道94号線を30分ほど登って、8時半に地蔵峠駐車場に着いた。
  昨年は地蔵峠から烏帽子岳に登り、ミヤマシロチョウやミヤマモンキチョウを撮影することができた。今回はきつい山登りは避けて、地蔵峠から林道を池の平湿原まで歩いて往復するというコースを選択した。
 300mmのレンズが欲しくなり、安直なSIGMA18-300を注文していたが、前日に届いたので、これをD5300に付けた。価格に相応して300mmの開放はf6.3と暗い。どれくらい解像してくれるか。この日は、そのD5300をいつものように首に掛け、P610を右手に持ち、90mmマクロを付けたD5000を雨具や着替えなどと一緒に小さなリュックに入れて歩くことにしていた。
  しかし、あってはならないミスをしていた。地蔵峠の駐車場にある大きな案内図を撮っておこうとP610のシャッターボタンを押したところ、バッテリーを入れ忘れていることに気が付いた。予備のバッテリーがベストのポケットの入っているので、安心して挿入しようとしたが、なんとP610の予備バッテリーとして用意していたのはG7Xのバッテリーだった。これでこの日はP610は使用できない。
  湯の丸自然学習センターに立ち寄って、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。見た蝶と花を時系列に写真を載せていく。花の咲いている場所が判るような記述や写真は、それをヒントにその場所が特定され、盗掘されるので控えるべきであるとの指摘を目にする。そのことはわきまえなくてはいけないが、歩いた地域を述べないと自然観察紀行にならないだろう。もちろん、保護されていない地域での絶滅危惧種といった希少な蝶や、植物に限っては撮影場所を安易に開示にすることを避けなければいけない。

1.地蔵峠
上信越自動車道を東部湯の丸ICでおりて県道94号線を地蔵峠へ上がってくるとここに出る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​400​秒 185mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.地蔵峠駐車場
ここは湯の丸スキー場の大きな駐車場があるので、駐車しておくことに問題はない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000​秒 18mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.湯の丸スキー場
新しいレンズのSIGMA 18-300mmを付けたD300を首に掛け、TAMRON90mmを付けたD5000を小さなリュックに入れて、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。本来ならP610をいつものように右手に持つのだが、上述したようにP610は役に立たないので車に置いてきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1000​秒 24mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒメキマダラヒカゲ
時間は9時。ヒメキマダラヒカゲとクロヒカゲが活発に飛び出す。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.シモツケ 下野
​​ シモツケが咲いていた。しっとりとして美しい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ノアザミ 野薊
​​ アザミもいろいろあって同定するのが難しい。タムロソウなどというのもある。これはノアザミだろう。もう少し時間がたって、日が差して来ればヒョウモンチョウやクジャクチョウが飛来しそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 82mm ISO800​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヤマオダマキ 山苧環
​​ ヤマオダマキが咲き始めていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 195mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.クロヒカゲ​​
​​ クロヒカゲの飛翔もなかなか速い。昨年、烏帽子岳に登った時もまず、飛び出したのは、クロヒカゲとヒメキマダラヒカゲだった。これは♂のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 280mm ISO250 ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.マタタビの葉 木天蓼
​​​​ ハンゲショウかと思ったが、マタタビのようだ。この葉は、芽だしの頃は緑であり、その後に白い斑紋ができ、やがて再び緑色になるという。不思議だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 165mm ISO640 ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.これから咲くヒヨドリバナ 鵯花
​​​​ ヒヨドリバナは蝶が好きな花だ。開花するとヒョウモンたちや、アサギマダラ、ヒメアカタテハなどがやってくる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​640秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ハナチダケサシ? 花乳茸刺
​​​​ 似たような白い花をつける花序を持つ花が何種か咲いていた。素人のわたくしには同定が難しいがこれはハナチダケサシのようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​800秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.咲き始めのシモツケ 下野
咲き始めの頃が可憐である。望遠端の300mm f6.3開放でもなかなかシャープだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.カラマツソウ? 落葉松草、唐松草​​
ネットでいろいろ調べてみると葉の形が少し違うようだが、カラマツソウのように思える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​800秒 70mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.シャジクソウ 車軸草​​
​​ 蝶がなかなか現れないので花の写真が多くなってしまう。この花は箱根湿生花園でも見たシャジクソウだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO280​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ヤマホタルブクロ 山蛍袋
​​ 舞岡公園にも咲いていたホタルブクロかと思ったが、萼片の形からヤマホタルブクロだと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO800​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.アカショウマ? 赤升麻
​​​​ 似たような白い花が多く咲いている。これはアカショウマだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250秒 175mm ISO800​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ヤマブキショウマ? 山吹升麻
​​​​ アカショウマに似ているが、花の色が淡黄色だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 102mm ISO250​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.マルバダケブキ 丸葉岳蕗
​​​​ 高原ではお馴染みの大きな黄色い花だ。この花にもヒョウモンチョウなどが集まる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 120mm ISO640​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.クガイソウ 九蓋草​​
​​​​ 茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名があるという。この花も蝶が好きな花だ。まだ気温が低いのか蝶の姿はない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250秒 44mm ISO720​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.開きかけのニッコウキスゲ 日光笠萓
​​​​ 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まった名前だが、正しくはゼンテイカ(禅庭花)というとのこと。。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 210mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.夏のスキー場
​​​​​​ 林道の途中から湯の丸スキー場のゲレンデが広がる。正面が湯の丸山でその左側の尖った山が昨年登った烏帽子岳だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​1250秒 31mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.コキマダラセセリ
​​​​​​ 草原になっている夏のゲレンデでは、薄日が差すと蝶が飛び出す。目につくのはモンキチョウで、残念ながらミヤマモンキチョウではない。コキマダラセセリが飛んできて目の前の草に止まった。300mmでマクロを試した。距離は十分とれるので楽だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ヒョウモンチョウ -1
​​​​​​​​ コヒョウモンかと思ったが前翅外縁が直線的なのでヒョウモンチョウだと思う。でも、とても小さい個体だった。ハクサンフウロで吸蜜する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 250mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.ヒョウモンチョウ -2​​
日が差し始めるとあちらこちらでヒョウモンチョウが飛び出す。夏のゲレンデにはハクサンフウロが多く咲いていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.ハクサンフウロ 白山風露​​​​
ゲレンデの草原にはハクサンフウロがたくさん咲いていた。ハクサンフウロを手前に置いて遠景に湯の丸山が写る構図をトライしたが無理だった。P610が健在だったら撮れたかもしれない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ベニヒカゲ -1​​​​​​
草原を歩いているとふいに黒い蝶が飛び立って、葉の上にとまった。ベニヒカゲだ。まだベニヒカゲは時期的に無理だろうと思っていたので、ラッキーだ。よくぞ早く生まれてきてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.ベニヒカゲ -2​​​​​​​​
同じ個体。今度は近づいて撮らせてくれた。後翅まで伸びたオレンジ色の帯が鮮やかだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.ベニヒカゲ -3
​​ 一度飛び立つが、また近くの葉に止まる。きれいな♂だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 270mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.モンキチョウ
モンキチョウの雌雄が寄り添うように翅を休めていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​800秒 220mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.ヒョウモンチョウ -3
ハクサンフウロの花で吸蜜するヒョウモンチョウ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 200mm ISO200​ ​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
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