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Studio YAMAKOで“エゾスジグロシロチョウ”が含まれるブログ記事

2020年8月30日

入笠山 ゲレンデは花盛り(5・終) 8月4日

午後1時半、2巡目の八ヶ岳展望台に来た。これから、ゆっくりゴンドラ山頂駅へ戻り、ゴンドラで下りようと思う。
 この日は、入笠山で初めてゴンドラに乗って上がったが、思いもかけずに, 標高1,780m~1,740Mのスキーゲレンデに沿って設けられている「入笠すずらん山野草公園」を知った。人の手で植えられたものなのかどうかはわからないが、ヒヨドリバナやクガイソウといったチョウたちの好きな花が沢山咲いていた。そして、高原のチョウたちの天国だった。
 それほど広くない「入笠すずらん山野草公園」で20種弱のチョウが舞うのが見られたが、種類の多さ、そして、それらの個体数の多さには驚いた。予定では、大阿原湿原や、入笠牧場、入笠山斜面の花畑、入笠湿原などを歩こうと思っていたが、その意欲は消されてしまった。
 次回は季節を変えて訪れてみたい。その時には、大阿原湿原など、この日歩かなかったところも巡ってみたいと思う。

086_200804649 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 86.八ヶ岳展望台 -2
コナシゲレンデの端からパラグライダーが飛ぶ。左側が正面から八ヶ岳が展望ができ、その右側(南側)は、雲がかかって見えなかったが、富士山、鳳凰三山 、甲斐駒ヶ岳の方向になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
087_200804655t X800 入笠公園 RX10M4.jpg 87.エゾカワラナデシコに来たキアゲハ
ナデシコは「愛しい子」を表す「撫し子」がその名の由来だそうだ。「撫でるほど可愛い子」から名づけられたと云う説もあるそうだ。この花は、ミヤマカラスアゲハなどのチョウにも好まれる。このキアゲハは残念ながら後翅が破損していたので、トリミングした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
088_200804659 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 88.ミドリヒョウモンと八ヶ岳
ヒヨドリバナに来ていたミドリヒョウモンをシモツケの群落の背後に八ヶ岳を入れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
089_200804032 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 89.ヤマトスジグロシロチョウ
私が昆虫少年だったころはヤマトスジグロシロチョウという名はなかった。スジグロシロチョウと、エゾスジグロシロチョウだったが、エゾスジグロの方が近年の研究で、北海道にいる亜種と本州にいる亜種が別種とされて、北海道にいる亜種がエゾスジグロシロチョウという和名を継承し、本土亜種がヤマトスジグロシロチョウと呼ばれるようになったのだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし  
090_200804035 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 90.2頭のミドリヒョウモン♂
2頭両方の顔にピントを合わせるのは難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
091_200804042 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 91.ソバナに来たアサギマダラ♂
ツリガネニンジンソウによく似た花だが、花が輪生していないのでソバナだと思う。アサギマダラとの取り合わせが良い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
092_200804663 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 92.クジャクチョウ -9
クジャクチョウは発生適期なのだろうか個体数も多く、ほとんどがきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
093_200804678 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 93.メスグロヒョウモン♂ -2
メスグロヒョウモン♂とミドリヒョウモンの♂は、翅表はよく似ている。メスグロの裏面は、オオウラギンスジヒョウモンに似ていて、ミドリとは明らかに相違するのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
094_200804048 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 94.ヒメキマダラヒカゲとジャノメチョウ
異種同卓。左がヒメキマダラヒカゲ、右がジャノメチョウ。共に♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
095_200804051 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 95.アサギマダラ♀とミドリヒョウモン♂
クガイソウの花にアサギマダラとミドリヒョウモンが同席。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
096_200804062 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 96.ヒメキマダラヒカゲ♂
ヒメキマダラヒカゲは「入笠すずらん山野草公園」の下のほうから、中ほどのあずまやの辺りに多く見られた。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
097_200804683 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 97.ウラギンヒョウモン♂ -3
クガイソウにウラギンヒョウモンがいた。ウラギンヒョウモンの♂は擦れている個体が多いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO160 ) 露出補正 なし
098_200804687 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 98.ギンボシヒョウモン♂ -1
ギンボシヒョウモンと同定したが、ウラギンヒョウモンと区別がつけ難い。「入笠すずらん山野草公園」の上の方はウラギンヒョウモン、ギンボシヒョウモンが多くなる。コナシゲレンデの方にも飛んでいる。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 なし
099_200804074 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 99.ギンボシヒョウモン♂ -2
ノアザミにギンボシヒョウモンが来ていた。これはきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
100_200804077 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 100.ギンボシヒョウモン♂ -3
前の写真と同じ個体である。裏面後翅の斑紋が見える。これでギンボシヒョウモンと同定できる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
101_200804697 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 101.スジボソヤマキチョウ♀ -1
歩いている「 入笠すずらん山野草公園 」から、ふとコナシゲレンデを見ると、スジボソヤマキチョウが飛んでいる。柵があってすぐにゲレンデには入れないが、カフェがある上の方まで行ってから、コナシゲレンデを下りてきた。小さなピンクの花で吸蜜していた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
102_200804703 X800 〇a入笠公園 RX10M4.jpg 102.スジボソヤマキチョウ♀ -2 開翅
ゲレンデに咲く小さなピンクの花から花へとはばたいていたが、タイミングよく表が旨く撮れた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
103_200804707 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 103.スジボソヤマキチョウ♀ -3 開翅
スジボソヤマキチョウは、花などに止まるときは必ず翅は閉じる。翅表を撮るにはこういうチャンスを待つ以外にない。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
104_200804095 X800 〇入笠公園 D5300 TAMRON 90.jpg 104.スジボソヤマキチョウ♀ -4
スジボソヤマキチョウは、高原の花畑を楽しんでいるようだった。このチョウは成虫で越冬し、翌春には色は退職し、傷んで透けそうな翅で姿を現す。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
105_200804715 X800 入笠公園 RX10M4.jpg 105.ゴンドラのキャビン
午後2時を過ぎた。このゴンドラで駐車場へ戻る。8人乗りだが、往復とも他のお客さんは乗ってこなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 16mm ISO1600 ) 露出補正 -1.0段
106_200804719 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg 106.「すずらんゴンドラ」
全長2,489m、高低差730mのゴンドラで、標高1,050mの山麓駅までいっきに下る。キャビンの中からマウンテンバイクのコースが見え隠れする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
107_200804723m X800 入笠公園 RX10M4.jpg 107.パラグライダー
ゴンドラのキャビンの中から滑空するパラグライダーが見えた。wikipediaによると、スポーツとしてのパラグライダーは、1978年頃、フランスのスカイダイバーが山の斜面からスクエアーパラシュート(四角いパラシュート)で下りたのが始まりとされる。  日本で普及し始めたのは1986年から。当初は滑空性能が低くスキー場のゲレンデを斜面と並行に滑空を楽しむ程度のもので飛行時間にして約3〜5分程度であったそうだ。入笠山には「JMB富士見パノラマ パラグライダー・スクール」がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 151mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段

過去5回ほど入笠山に行っているが、今回、初めてゴンドラを利用したことで、今までその存在さえ知らなかった「入笠すずらん山野草公園」で、思いもかけず多くのチョウたちに会うことが出来、楽しい時間を過ごした。全部で2,000ショットほどのシャッターを切ったなかから選んだが、同じような写真が多く、ご退屈なことだったと思うがお許し願いたい。


2019年8月 4日

チョウを求めて北海道をドライブ <7月22日~25日>(3) 大雪森のガーデン、銀泉台と十勝牧場 7月24日

ホテルの窓から外を眺めると晴れ間が見える。3日目にして天気が好転したようだ。
 ホテルの朝食はバイキングだ。私は長年の習慣で朝はパンにしている。だが、ここはご飯を中心にした料理ががほとんどだった。オレンジジュースが出ていないので、牛乳にする。バターを探すが見つからない。係の人に聞いたら、折ってマーガリンとイチゴジャムが出てくる、いわばお子様向けのもののみ。バターナイフもなくティー・スプーンでお願いしますという。そういえばスプーン、フォークも出されてなかったように思う。シリアル類はもちろんない。お客さんはすべてが日本人とアジア系観光客ではなく、ヨーロッパ系の方もおられた。層雲峡という観光地で設備の良いホテルだっただけに少々疑問に思った。
 日が照ってきた。今朝は上川のほうへ上がって「大雪森のガーデン」へ行く。北海道ガーデン街道の一番北で、旭川からは最も近いところにある。きれいに整備された、花の多い庭園だった。その周囲も広々とした風景が広がる。
 次に大雪山赤岳の登山口である銀泉台へ行く。国道273号線から北海道道1162号銀泉台線という林道を14.8km走ると銀泉台に着いた。チョウが現れることを期待していたが、めぼしいものは現れてくれなかった。秋の紅葉の頃は大変混雑するところだが、今は観光客、登山客は少なかった。もとより登山道に入る気はなく、20分ほど滞在して、また、国道273号線へ引き返した。
 途中糠平で昼食にしようと思って、ペンションが営業しているレストランに寄ってみたが、休みだった。
 昼食抜きを決意して、士幌町の先、音更町から西へ入ったところにある家畜改良センター十勝牧場へ向かう。銀泉台から途中糠平によって、3時間かかり、午後3時半に着いた。
 今宵は1日目と同じ帯広のホテルに泊まる。一休みして、また、帯広の街へ出かけた。

190724_001.jpg 1.コキマダラセセリ -1 「大雪森のガーデン」
「大雪森のガーデン」 の駐車場に車を停めるとさっそくオレンジ色のセセリチョウが飛んだ。コキマダラセセリに違いない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_002.jpg 2.コキマダラセセリ -2 「大雪森のガーデン」
この花はクガイソウだろうか? コキマダラセセリが日に当たって吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_003.jpg 3.アサマシジミ?♀ 「大雪森のガーデン」
ヒメシジミかアサマシジミか同定できない。アサマシジミは北海道では低地~低山地に生息するらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_004.jpg 4.ミドリヒョウモン♂♀ 「大雪森のガーデン」
ヒヨドリバナの仲間らしい白い花に交尾したミドリヒョウモンがいた。♂も♀もストローを伸ばして吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_005.jpg 5.「大雪森のガーデン」
「大雪森のガーデン」は、大雪山連峰とニセイカウシュッペの森に囲まれた広大な田園が広がる大雪高原旭ヶ丘にある。園内はそれほど広くはないが、色彩豊かな「森の花園」と樹木や山野草に癒される「森の迎賓館」、さらにその奥に「遊びの森」という3っのエリアで構成されている。その「森の花園」は約800の草花が彩鮮やかに植栽され、手入れも良くなされていた。スカシユリ(レッドツイン)が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_006.jpg 6.「大雪森のガーデン」周辺
ガーデン周囲の景色は広々としていて北海道らしい。ここは旭川空港から約60km、車で70分ほどのところにある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_007.jpg 7.モンキチョウ「大雪森のガーデン」
マメ科の花にモンキチョウがたくさん飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_008.jpg 8.銀泉台へ向かう
2005年7月4日~7日、2回目に大雪山周辺に来た時に、赤岳の第一花園の先まで行って、あわよくばウスバキチョウに会いたいと企てていた。しかし、その時は気温が低く、銀泉台に来る前に行った大雪高原温泉の林道で現れたチョウはサトキマダラヒカゲのみという状況だったので、とても銀泉台にこれなかった。時期が早かったようだ。ということで銀泉台まで登るのは初めてである。写真は銀泉台から、国道273号線の大雪湖方面の展望である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_009.jpg 9.銀泉台
銀泉台は標高1,500m、国道273号の大雪ダムから赤岳に向かって登る観光道路の終点で、大雪山赤岳(2,078m)への登山口でもある。写真の山は定かではないが緑岳(2,020m)の方向と思う。ここは日本一早い紅葉をうたっており、紅葉の名所でもある。登山口から30分程度歩いて開けた登山道からみる第一花園の下の斜面が赤・黄・緑色に染まる景色は特に人気があるという。一度、旅行社のツアーに参加して秋の紅葉の季節に来たいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_010.jpg 10.銀泉台バス停
道道1162号銀泉台線の通行可能期間は毎年6月下旬から10月上旬までで、その他の期間は長い冬季通行止期間となっている。毎年7月から9月まで層雲峡温泉と銀泉台の間を路線バスが1日2往復運行される。また、毎年9月の紅葉シーズンには一般車両が通行止めとなり、道北バスの路線車両を使った、銀泉台シャトルバスが運行されるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190724_011.jpg 11.銀泉台 赤岳登山口
ここが第一花園→第二花園→コマクサ平、そして赤岳への登山道入り口である。銀泉台からコマクサ平までは約1時間半の登りというが、もう私の足では無理だろう。発生時期の7月10日頃に、コマクサ平まで行ければウスバキチョウに会えるかもしれないのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_012.jpg 12.クロヒカゲ -1  銀泉台から国道へ
12時半前に銀泉台から下りる。途中に木の肌が何故かあらわになっているところで、何頭ものクロヒカゲが飛んでいた。クロヒカゲモドキならいいなと思ったが、北海道にはクロヒカゲもどきはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190724_013.jpg 13.クロヒカゲ -2
ササの葉にも止まる。ササはクロヒカゲの食草だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_014.jpg 14.クロヒカゲ -3
同じ種でも、よく見ると斑紋の現れ方が少しずつ違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO1600 ) 露出補正 なし
190724_015.jpg 15.ヤマキマダラヒカゲとヒメキマダラヒカゲ
ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲはよく似ているが、ヤマのほうが黒っぽい。北海道のこの辺りにいるのはほとんどヤマのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190724_016.jpg 16.コチャバネセセリ
キオンが咲いているところがあった。まだしっかり鱗粉が残っているコチャバネセセリが吸蜜していた。前翅の幅が広く、お腹も太いので♀だろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
190724_017.jpg 17.オオモンシロチョウ
この種は1995年に北海道への侵入が確認された。ロシア沿海部から飛来して侵入したと考えられているが、農作物の害虫として駆除が行われている。モンシロチョウよりやや大きく前翅の先端が尖っているのですぐ見分けられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_018.jpg 18.エゾスジグロシロチョウ
キオンの花も蝶が好きなようだ。エゾスジグロシロチョウも来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_019.jpg 19.十勝牧場への入口
銀泉台から糠平によって、ここまで2時間半ほどかかってしまった。そろそろガソリンも入れておきたい。ガソリンスタンドの看板を頼りに、国道241号線(273号線)の音更町から右に入る。ガソリン(レギュラー 139円/l 26l)を入れ、十勝牧場の入口の白樺並木に着いたのは、午後3時半近かった。この白樺並木は音更町の美林に指定されていて、TVドラマのロケに使われたこともあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_020.jpg 20.十勝牧場 白樺並木
音更町から走ってきた道道133号線から十勝牧場の場内に通じる白樺並木は1.3km続く。白樺並木の手前にも駐車場があったが、展望台まで車で行くことにした。並木の両側はもう牧草地だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
190724_021.jpg 21.十勝牧場 馬 -1
十勝牧場は正しくは、「独立行政法人 家畜改良センター 十勝牧場」という。HPには、「家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産、供給等を通じて、我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。」また、「肉用牛、乳用牛、農用馬、めん羊について畜産新技術を活用した改良増殖を行い、優良な種畜や精液を全国に供給しているほか、家畜のエサとなる飼料作物の生産や、国内で育成された優良な飼料作物種子の増殖など、改良と技術で日本の畜産に貢献しています。」とあった。展望台の駐車場に入ると、牧草地に馬が放たれていた。柵の傍に集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO250 ) 露出補正 なし
190724_022.jpg 22.十勝牧場 馬 -2
我が国で唯一、馬の育種改良を手がける牧場として、農用馬(ブルトン種・ペルシュロン種)の改良・増殖を行い、全国へ貸付、配布、精液販売を行っているそうだ。また、現在頭数が非常に少なくなってしまった北海道和種、木曽馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬の6種の日本在来馬の遺伝資源の保存を行っているとある。馬の種の区別はつかないが、馬の憂いがあるような目が優しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO160 ) 露出補正 なし
190724_023.jpg 23.十勝牧場 馬の放牧
牧草地で多くの馬が放牧され、牧草を食んでいる。かみさんは今回のドライブでここが一番良かったと喜んでくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_024.jpg 24.十勝牧場 牛
牛の放牧も行われていた。肉用牛と乳用牛の改良業務が行われている。肉用牛では、受精卵移植技術や生体内卵子吸引技術および体外受精技術を活用した黒毛和種の育種改良に取り組んでいるという。乳用牛では、ジャージー種、ホルシュタイン種の評価検定が行われている。写真は乳用牛のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO200 ) 露出補正 なし
190724_025.jpg 25.十勝牧場 旧庁舎
並木道のほうへと戻る。牧場から並木道に入る手前にある事務所の隣側に古い建物があった。「診療所」という看板がかかっていたが、種馬牧場時代の旧庁舎だそうだ。十勝牧場の沿革は、明治43年(1910年)4月に内閣馬政局によって「十勝種畜牧場」として設置され、同年6月陸軍省の管轄となった。牧場は大正12年(1923年)に陸軍省から農商務省に移管され、名称は「十勝種馬所」、「十勝種畜牧場」、「家畜改良センター十勝牧場」と変わってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
190724_026.jpg 26.居酒屋「かかし」
十勝牧場から帯広のホテルまでは30分ほどで着いた。一休みして、おとといと同じく外へ出る。ホテルで居酒屋で良いところはないかと聞いたところ「かかし」という店を紹介された。まだ明るいので他にも良いところがあればと見て歩くが、結局「かかし」にした。昭和50年創業の地元で人気の店だそうだ。日本酒と本場広尾産のシシャモとイカ焼き、後ろの席の人に「美味いですよ」と勧められた鳥の手羽焼きなどを楽しんだ。カウンターに座ったが、隣の席に座っていた、出張で札幌から来ているという、大手外資系製薬会社を退社し北海道に帰って農薬の会社で営業をされている方といろいろな話ができた。「かかし」を出て、一昨日に入った「十勝乃長屋」の「武太郎」により、寿司を摘まんでホテルに戻った。 Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2019年8月 1日

チョウを求めて北海道をドライブ <7月22日~25日>(2) 糠平と大雪高原温泉への林道 7月23日

2日目 今日はまず、帯広から国道241号線を走り糠平へ行く。そこから国道273号線を北上して、旧国鉄士幌線のタウシュベツ橋梁などを見るのと、今回で3回目になる大雪高原温泉への林道で、チョウを撮るのが大きな目的になる。泊りは層雲峡だ。
 帯広の朝はこの日も曇りで、期待が持てない。しかし、糠平まではおおよそ70kmあるが、北上するにつれて空が明るくなってくる。昨日、ナイタイ高原牧場へ入った上士別というところを走りながら、今日だったら晴れないまでも、景色が眺められるかなと思ったりした。帯広のホテルを早めに出発したので、糠平温泉に着いたのは9時半ごろだった。ほとんど人を見かけない。17年前に糠平を訪れた時には、「ひがし大雪博物館」というのがあったが、平成25年5月1日に環境省ビジターセンターとの連携により新設された「ひがし大雪自然館」となったそうだ。新しい「ひがし大雪自然館」は、「ぬかびら温泉郷ビジターセンター」と「ひがし大雪博物資料館」が併設された形になっている。
 「ひがし大雪自然館」の売店の女性にタウシュベツ橋梁展望台への行き方を聞き、273号線に入った。
 旧国鉄士幌線の三の沢橋梁とタウシュベツ橋梁を見て、273号線をさらに進むにつれ晴れ間も出てきた。三国峠で一息入れ、大雪高原温泉への林道に入る。最近は走ることのない砂利道が続く。林道にはハナウドやキオンの花が咲き、その花にチョウの姿が見えた。車を停めて写真を撮ったのは言うまでもない。ただチョウの種類は2002年にはじめてこの林道に来た時に比べ少ない。  午後1時半、「日本秘湯を守る会」の提灯が架かった「大雪高原山荘」に着いた。食事ができるかどうか聞いてみたが、1時で終わりになってしまっていた。売店で菓子パンを買い求め、食堂でコーヒーを飲ませてもたう。
 途中で写真を撮りながら、国道まで戻り、層雲峡で流星の滝と銀河の滝を眺め、4時ごろ今宵の宿に入った。夕食前にゆっくりと温泉につかった。

190723_001.jpg 1.「ひがし大雪自然館」
新しい「ひがし大雪自然館」に着いた。糠平は標高540mある。はじめて糠平に来た2002年には、エゾシロチョウがあちこちに飛んでいたが、この日はチョウの姿は全くない。「ひがし大雪自然館」の中に入る。中で「ぬかびら温泉郷ビジターセンター」と「ひがし大雪博物資料館」に分かれていた。入り口を入ると正面が「ひがし大雪博物資料館」の展示スペースだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190723_002.jpg 2.「ひがし大雪博物資料館」の展示
展示されているのは、昆虫、特にチョウが主体になっていて、東大雪の高山チョウのほかに、トリバネアゲハや、オードルリーオオアゲハ、ザルモクシスオオアゲハなど外国のチョウの標本も展示されている。写真は違法採集された高山チョウ中の高山チョウで、天然記念物であるダイセツタカネヒカゲの標本である。このとき、アサヒヒョウモン6頭、ウスバキチョウ2頭とともに163頭の本種が違法採集されたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO800 ) 露出補正 なし
190723_003.jpg 3.旧士幌線 三の沢橋梁跡からの眺め
糠平湖の西側を走る国道273号線を北へ走ると、旧士幌線 三の沢橋梁の駐車場があった。降りて50mほど入ると橋がある。昭和62年(1987年)鉄道の廃止とともにアーチ橋の使命は終わったが、北海道自然歩道「東大雪の道」の役割を担って2005年に復活したそうだ。「ヒグマ出没に注意してください!」の看板があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 20mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_004.jpg 4.糠平湖とタウシュベツ橋梁
タウシュベツ展望台に入る道路わきに駐車した。糠平湖は昭和30年にダム建設によって作られた人造湖である。昭和12年(1937年)に建設されたタウシュベツ橋梁は旧国鉄士幌線の糠平・幌加間に建設されたが、昭和30年(1955年)、糠平ダムの建設の伴い、糠平湖周辺が新しい線路に敷き替えられたことにより使われなくなった。2002年にここへ来たときは、湖水は満ちていたが、今回は渇水である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_005.jpg 5.タウシュベツ橋梁
タウシュベツ橋梁は糠平湖の水位の変動により、見え隠れする「幻の橋」となっている。例年6月ごろから沈み始め、10月ごろには完全に水没し、再び現れるのは1月ごろと言われているが、いまは糠平湖に水はない。旧国鉄時代に現地で採れる砂利や砂で作られたこのアーチ橋は、夏の間は湖に沈むことから徐々に風化が進み、近い将来崩落するとも言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_006.jpg 6.エゾスジグロシロチョウ♂
タウシュベツ橋梁で車を停めたところへ戻ってくると、路傍にエゾスジグロシロチョウが飛んでいた。この地域に生息するのはスジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウがいて、区別は難しいが、これはエゾと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_007.jpg 7.三国峠へ向かう
あきらめていた青空が見えた。三国峠へ向かう途中に草原があり、車を停めて、何かいないかと歩いて見る。飛んでいるのはモンキチョウばかりだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_008.jpg 8.ヒメシジミ♂
車に戻りかけたとこでシジミチョウが飛んできて目の前の止まってくれた。ヒメシジミだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_009.jpg 9.三国峠
三国峠展望台に着いた。明るくはなってきたが見晴らしはイマイチだった。三国峠 の標高は1,139mで北海道の国道では最も標高が高いそうだ。今走ってきた国道273号線が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_010.jpg 10.エゾスジグロシロチョウ♀
三国峠展望台の駐車場の反対側の道端に咲いている花(ヤナギタンポポ?)にエゾスジグロシロチョウが訪花していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_011.jpg 11.国道273号線
国道273号は、北海道帯広市を起点とし、北海道紋別市を終点とする一般国道である。帯広市から河東郡上士幌町までは国道241号、上川町の一部は、国道39号との重複区間である。三国峠から旭川方面を見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_012.jpg 12.ホソバヒョウモン -1
大雪湖 の辺りから、いよいよ大雪高原温泉への林道に入る。砂利道で何とか対向車をかわせる道幅だ。工事現場があるらしく、砂ぼこりを上げてダンプが来る。左によって道を開けると、ドライバーが最敬礼してくれた。道筋に咲いているハナウドの花にホソバヒョウモンが来ていた。腰にクマよけの鈴をつける。やっと北海道らしいチョウに会えた。右側にいる小さなセセリチョウは鱗粉がとれたコチャバネセセリのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_013.jpg 13.ホソバヒョウモン -2
ホソバヒョウモンはカラフトヒョウモンとともに、日本では北海道にしかいない。ハナウドの花が好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 160mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190723_014.jpg 14.サカハチチョウ
このサカハチは、春型の生き残りのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_015.jpg 15.ホソバヒョウモン -3
今回は新調したSIGMA 150㎜ f2.8 macro をD5300 に付けて持ってきたいた。ところが、D5300が電源を入れても起動しない。充電済みの予備のバッテリーに入れ替えてもダメだ。どうやらD5300 の不良のようだ。今回はSIGMA 150㎜ f2.8 macro での試写はあきらめなくてならない。キオンの花に2頭のホソバヒョウモンが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190723_016.jpg 16.ホソバヒョウモン -4
RX10M4の望遠端の220mm(35㎜版600mm)で撮ると、手持ちでは1/500秒でも手振れしがちである。連射して、カバーしている。その中の1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
190723_017.jpg 17.サカハチチョウたち
いつも思うのだが花はたくさん咲いているのに、チョウたちはなぜか同じ花に集まって吸蜜している。一番手前が夏型で、奥の2頭は春型である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_018.jpg 18.渓谷
林道に沿って清流が流れる渓谷がある。秋には紅葉が美しいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_019.jpg 19.ミドリヒョウモン♀
ヒョウモン類のなかで最も普通種であるミドリヒョウモンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190723_020.jpg 20.ヒメキマダラヒカゲ♂ -1
本州では信州の山地など、標高1,000m以上のところでしか見られないが、北海道は平地から山地まで生息する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
190723_021.jpg 21.ヒメキマダラヒカゲ♂ -2
前の写真と同じ個体。今度は広角端にして、被写体に近づき林道を映し込んだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190723_022.jpg 22.大雪高原山荘
林道の終点である大雪高原山荘に到着した。国道273号線から、ヤンベタップ林道を登坂して、ここまで約10km、標高1260mのところにある。旭岳(2,290m)の真裏に位置するため「裏大雪」とも呼ばれている。2002年7月19日に来たときは、コヒオドシ、エゾシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ、シロオビヒメヒカゲも撮ったが、今回はコヒオドシすらまだ見かけていない。昼食を食べ損なったが、この宿の売店で菓子パンを買い、コーヒーを飲んだ。宿の人に聞いてみたが、今年はチョウが少ないという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_023.jpg 23.ヒグマ情報センター
人はいないようだったが、「ヒグマ情報センター」という建物があった。この建物は「高原沼の沼めぐり」の入り口にある。秋には、一周約6~7kim、約3時間の道のりをコース沿いに進むと、それぞれ違う紅葉と沼に映る様は他では見ることのできない美しさであるという。「ヒグマ情報センター」のホームページを見ると、「 入山に当たり、ヒグマ情報センター内にて、ヒグマ状況やコース利用についてのレクチャーを受けてください。出発前に、センター内にある入林者名簿に記入してください。」と記されている。コース周辺は、ヒグマの生息域なのだ。現在も通行止めになっているところがあり、一周はできない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190723_024.jpg 24.流星の滝
宿に行くには少し時間が早すぎる。せっかく層雲峡に来たのだから、2つの滝を見ていくことにした。ここは観光地である。駐車場には観光バスが並び、外国からの観光客が多い。滝の看板の前で滝を入れ、ポーズを作って写真を撮っている。石狩川沿いに延々24kmにわたって断崖絶壁が続く。この崖を流れ落ちるいくつかの滝の中でも、もっとも美しいふたつの滝がある。こちらは「流星の滝」で、水量も多く、太く力強く流れ落ち、雄滝と呼ばれる。 、標高は1,000m 、落差90mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
190723_025.jpg 25.銀河の滝
こちらは「銀河の滝」。幾重にも分かれて白糸のように流れる様子から雌滝と呼ばれているそうだ。「銀河の滝」の落差104mである。さて、観光客の皆さんが到着する前にホテルにチェック・インし、ゆっくり温泉につかりたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段


2013年8月15日

信州蝶撮りの旅 7月25日~27日 -5 美ヶ原で撮った蝶


 7月26日、9時45分に美ヶ原の西側からの入り口である、美ヶ原自然保護センターに着いた。車も通れるような道を登り始める。まずは王が鼻に向かった。ヒメキマダラヒカゲが活発に飛ぶが、なかなか撮らせてくれない。収穫はきれいなエルタテハが撮れたことだった。蝶の数はそれほど多くない。王が鼻、王が頭の分岐まで来ると、ギンボシヒョウモンやキアゲハが飛び始めるが、めぼしい蝶はいない。王が頭へ行ってもクジャクチョウがいたくらいで、あまり収穫はなかった。

ヒメキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメキマダラヒカゲ
美ヶ原自然保護センターからの登り始めは、ササが多く、ササ類を食草とするヒメキマダラヒカゲが活発に飛び回る。新鮮な個体が多い。なかなかゆっくり撮らせてくれなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
きれいなエルタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.きれいなエルタテハ -1
歩いている道の先の方で、赤い蝶が飛んでいるのが見えた。小走りに近づいてみるときれいなエルタテハだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
きれいなエルタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.きれいなエルタテハ -2
同じ個体を100mmマクロで撮る。上から押さえつけるようにしか撮れない。でも、きれいなエルタテハが撮れたのは収穫だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラジャノメ
ヒメキマダラヒカゲに比べて、ゆっくり飛ぶ。ウラジャノメだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
マルバダケブキとキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 5.マルバダケブキとキアゲハ
右へ行くと王が鼻、左へ行くと王が頭の分岐点へ来た。まず、王が鼻へ向かう。マルバダケブキがきれいに咲いている。そこにキアゲハが来ていた。少々遠い。P90の望遠端でも撮ったが手振れしてしまった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ギンボシヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンボシヒョウモン -1
マルバダケブキで吸蜜するギンボシヒョウモンが多い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 (F5.0 1/250秒 110.4mm ISO88) 露出補正 -0.3段
ギンボシヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンボシヒョウモン -2
マルバダケブキがたくさんの蕾を付けている。もっともきれいな時期ではないだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ギンボシヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンボシヒョウモン -3
マルバダケブキもキンボシヒョウモンもフレッシュで美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ギンボシヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンボシヒョウモン -4
北アルプスこそ見えなかったが、王が鼻の頂上で、しばし、眺めを楽しんだ後、王が頭へ行く。広い道を離れて、景色の良い散策路を進むと最後は急な登りとなった。ノアザミに来ているギンボシヒョウモンをG12で、背景を入れて撮る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
コウリンカで吸蜜するウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 10.コウリンカで吸蜜するウラギンヒョウモン -1
草原にはコウリンカが咲いているが、この花を訪れる蝶は比較的少ない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤマトスジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヤマトスジグロシロチョウ
恥ずかしながら、私は、スジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウしか知らなかった。その限りにおいては、これはエゾスジグロシロチョウだと思う。近年、エゾスジグロシロチョウの本州産(北海道南部を含む)を別種(ヤマトスジグロシロチョウ)として扱うようになったものだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ -1;クリックすると大きな写真になります。 12.クジャクチョウ -1
王が頭から塩くれ場の方へ歩いていくと、黒っぽい蝶が飛び立つ。クジャクチョウだ。擦れのないきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ -2;クリックすると大きな写真になります。 13.クジャクチョウ -2
同じ個体。近づくと飛び立つが、また戻ってくる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
コウリンカで吸蜜するウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 14.コウリンカで吸蜜するウラギンヒョウモン -2
標高2,000mの草原をウラギンヒョウモンが飛び回る。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ノアザミとウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 15.ノアザミとウラギンヒョウモン
王が頭ホテルまで戻ってきて、牛乳でのどを潤し、美ヶ原自然保護センターの駐車場へ戻る。電波塔の脇にはノアザミが咲き、ウラギンヒョウモンが吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段

2011年8月 6日

さわやかな箱根湿生花園 7月23日 2/2


 ノリウツギの周りでミドリシジミをしばらく撮った後、湿性花園の奥に拡がる仙石原湿原植生復元区へ行った。湿原には黄色いオグルマの花が咲いていて、蝶たちも訪れている。しかし、遊歩道から少し離れたところに咲いているので、カメラからはちょっと遠くなってしまう。
 そのあと、湿性花園の中を行ったり来たりして、ほぼ目的を達したので、そろそろ切り上げようと、出口に向かった。出口近くに「やまゆり」という喫茶室があり、コーヒーを一杯飲んだ。時間は11時20分。その「やまゆり」の庭に咲いていたブッドリアの花に来ていた蝶達を撮って、切り上げることにした。午後2時前には自宅に帰ってきた。

湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 9.湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ
仙石原湿原植生復元区は広い湿原になってるが、遊歩道で歩けるところはほんのわずかである。湿原にはいくつかのオグルマの群落があり、それぞれの群落にキアゲハが舞う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4.5 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.オオウラギンスジヒョウモン♂
オオウラギンスジヒョウモンは多くみられた。すでに破損が著しい♂もいる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 11.オオウラギンスジヒョウモン♀
再びミドリシジミが群がるノリウツギに戻ってきた。きれいな個体のオオウラギンスジヒョウモン♀がノリウツギの花で吸蜜していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/1250秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
この遊歩道の奥に、ミドリシジミの食樹であるハンノキが生えている。時間は10時半過ぎ、この時間はいろいろな花で吸蜜をするようだ。白い花に引っ張られて、ミドリシジミが暗くなってしまうのではと思い+1.0の補正をした。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F4 1/250秒 6.1mm ISOオート)露出補正 +1.0段
マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
前の写真と同じ個体である。マクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影(F4.5 1/3200秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ミドリシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ミドリシジミ♂
葉で静止するミドリシジミ。破れた前翅からメタリックグリーンが見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/800秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 15.ブッドリアの花とアカタテハ -1
コーヒーを一杯飲みたくなって、出口近くの「やまゆり」という喫茶室に入った。その店のテラスに何本かのブッドリアが植えられていて、花盛りだった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 16.ブッドリアの花とアカタテハ -2
ブッドリアの花は虫が好きらしい。ここにはアカタテハ4頭ほど来ていた。オオスカシバのような蛾や、ハチたちも集まっている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/800秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 17.ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂
とてもきれいな個体だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/400秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります 18.モンキチョウ
翅が陽の光を浴びて、動体が透けて見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/1600秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
エゾスジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 19.エゾスジグロシロチョウ
出口近くの植え込みで、スジグロシロチョウが飛んでいたので撮っておいた。家に戻ってモニターで見ると、どうもエゾスジグロシロチョウのようである。開翅した写真も撮っていたので、図鑑を引っ張り出して調べてみたが、間違いなさそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート )露出補正 -1.0段