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Studio YAMAKOで“オオリキュウバイ”が含まれるブログ記事

2024年5月18日

陽春の小石川植物園 ① 2024年4月11日 東京都文京区小石川

今年の春は3月の前半は気温の低い日が続き、そのためか靖国神社のソメイヨシノ標本木もなかなか開花せず、気をもませた。ギフチョウをはじめツマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなど年1回、春だけにしか出て来ない春の妖精たちは、何時頃飛び出すのだろうかと気をもませた。4月に入っても天候は好ましくなく、雨や曇りの日が多かった。
 小石川植物園には、ほぼ毎年のようにツマキチョウを撮りに出かけている。昨年は4月4日に行ったが、ツマキチョウは♀ばかりで、♂は姿を見せなかった。♂が先に生まれてきて♀はそのあとの羽化してくるのだが、♂の撮影のタイミングを逸してしまっていた。
 しかし、今年は発生が遅れるであろうと思い、天候も回復した4月11日に現地へ行った。タイミングとしては♂の発生初期と思われ、♀の姿は1頭も見なかったのだ。やはり、昨年に比べ10日くらいは発生が遅れてしまっていた。
 11時少し前に入園した。いつものように、すぐ左に折れて、南側の道を日本庭園の方へと歩く。だが、チョウの姿は少なく、例年ならアゲハなどが飛んでいるが、モンシロチョウしかいない。そのモンシロチョウが小さくて、ツマキチョウかと思わせるが、午前中はほとんどすべて、モンシロチョウだった。

000_240411056 X700 〇小石川植物園 旧東京医学校本館 RX10M4.jpg
日本庭園と旧東京医学校本館 2024年4月11日 文京区 小石川植物園

001_240411008 X900 〇小石川植物園 ショカツサイ RX10M4.jpg 1.ショカツサイ(諸葛菜
オオアラセイトウ、ハナダイコンなどという名でも呼ばれる。実はこのアブラナ科の植物はツマキチョウの食草でもあるのだ。ここを歩くといつもショカツサイの紫色の花に出迎えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
002_240411009 X900 小石川植物園 太郎稲荷 RX10M4.jpg 2.太郎稲荷
池があって、その向こう側に鳥居が見えた。太郎稲荷という。鳥居は後から建て直されたものだろうが、吉宗のころの地図に、稲荷と書いてあるポイントがあったそうで、300年くらい前からあったという話もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO1250 )
003_240411019 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ♀
モンシロチョウがアブラナの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 208mm ISO250 )
004_240411023 X900 小石川植物園 RX10M4.jpg 4.サクラ
池の向こうに桜の木があり、見事に咲いている。桜には少し遅いと思っていたが、今が見ごろなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
005_240411028 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 5.モンシロチョウ♂
春型のモンシロチョウは小型である。そして前翅の中ほどにある黒斑が、この個体のようにほとんど現れていないものもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
006_240411047 X900 小石川植物園 ハナズオウとオオリキュウバイ  RX10M4.jpg シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 ) 6.ハナズオウ(花蘇芳)とオオリキュバイ(大利休梅) -1
日本庭園に入る手前に少し広くなったところがある。そこにはハナズオウが紅い花をいっぱい付けていた。その向こう側にはオオリキュウバイの白い花が重なる。多くの人が足を止めて見ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f16.0 1/1250秒 23mm ISO3200 )
007_240411035 X900 〇小石川植物園 ハナズオウ RX10M4.jpg 7.ハナズオウとオオリキュバイ -2
ハナズオウは中国原産のマメ科の植物で、奥のオオリキュウバイも同じく中国原産のバラ科の植物だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO125 )
008_240411053 X900 小石川植物園 サトザクラ 晩都 日本庭園 RX10M4.jpg 8.サトザクラ(里桜)
日本庭園には桜が咲いており、サトザクラという札が掛けられていた。wikipediaによれば、サトザクラは、広義ではバラ科サクラ属のサクラの栽培品種の総称で、狭義では11種ある日本のサクラの原種の一つであるオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の品種群(Cerasus Sato-zakura Group)のことだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO320 )
009_240411064 X900 小石川植物園 ヒラドツツジ RX10M4.jpg 9.ヒラドツツジ(平戸躑躅)
ひときわ色鮮やかなツツジの花が咲いていた。ヒラドツツジという。写真は真っ赤な大輪の花であるが、ヒラドツツジの花は、どれも大輪で、花の色は、赤、ピンク、白、紫、赤紫などで、濃い色から淡い色まで様々な色合いが魅力と言われている。古くから平戸で栽培されてきたことが名前の由来とされ、wikipediaでは、1712年に出た『和漢三才図会』にはすでに「ヒラドツツジ」の名で紹介されていたと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
010_240411066 X900 小石川植物園 コブシモドキ RX10M4.jpg 10.コブシモドキ(辛夷擬)
Wikipediaの「絶滅した植物一覧」によれば、コブシモドキは17世紀以降に野生では絶滅したと記されていた。だが、小石川植物園で、コブシモドキと品種名が記された札が掛けられた花が咲いていた。また、wikipediaには、コブシの近縁種としてコブシモドキは、葉がコブシより若干大きめで長さ20 cm、幅8-10 cm以上、開花期が4月中旬とコブシよりやや遅く花が大きい(直径12-15 cm)。また三倍体(基本数の三倍の染色体数をもつ生物体。二倍体と同質の四倍体との交雑によって生ずるもので、ふつう次の世代の植物として発達しうる種子を生じない不稔性を示す。自然界でもみられるが、種なしスイカやバナナなどがあり、種子を作らない。コブシは四国には分布していないが、この個体は1948年に阿部近一と赤澤時之によって徳島県相生町で発見され、この1個体のみが知られていたが、現在ではこの個体は存在せず、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木でクローン栽培したものが現地外保存されている。と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/2000秒 42mm ISO500 )
011_240411071 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 11.ハナミズキ 総苞片 -1
ハナミズキ(花水木)では、小さな花が多数密集し、4枚の大きな(花びらのように見える)総苞片で囲まれている。総苞片とは、花序(花の集まり)を保護する苞葉のことである。開花時期を迎えるとこの総苞片が開き美しい花びら状に変身する。その総苞片の先端には閉じ合わさってきた痕跡が残っている。中心部に小さな筒状をした両性花が頭状に集まる。写真の状態ではまだ総苞片で囲まれている、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 216mm ISO400 )
012_240411072 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 12.ハナミズキ 蕾から開花へ -2
4枚の白い総苞片が開き始めている。中心にある赤茶色の部分が蕾と思う。これが開くと黄色い小さな花が現れる。ハナミズキの花びらと思っていたのは総苞片だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
013_240411079 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 13.カリン(花梨・花櫚・榠樝)
日本庭園からツツジの咲く坂を上ってきた。可憐なピンクの花を咲かせている木があった。カリンだ。Wikipediaによれば、カリンは、中国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で、果実は同科のマルメロとよく似る。その果実は石細胞が多く含まれるため硬く生食はできないが、カリン酒や砂糖漬け、のど飴などの原料に使われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 32mm ISO500 )
014_240411073 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 14.カリンの花
花期は3 - 5月頃で、新葉とともに5枚の花弁からなる白や淡紅色の花を枝先に咲かせる。。果実はナシの実のようであり、晩秋に黄色に熟して良い香りがするそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
015_240411088 X900 小石川植物園 サネブトナツメ RX10M4.jpg 15.サネブトナツメ(実太棗)の樹
日本薬学会のホームページを見ると、サネブトナツメの果実はナツメ(Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder)と比較し、小さくてやや球状となり、秋に赤褐色に熟す。種子は果実の大きさの割に大きく、扁平で楕円状を呈している。薬用には種子を用いる。生薬名をサンソウニン(酸棗仁)といい、虚弱体質の改善を目的とした酸棗仁湯や温胆湯、帰脾湯などの漢方処方に配剤されている。と記されていた。立てられていた説明板には、明治10年発行の「小石川植物園草本目録」に享保12年(1727年)に中国から輸入されたものと記されている。大正6年(1917年)の暴風雨で倒れ、現在の樹形になった」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
016_240411097 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 16.トキワマンサク(常磐万作)-1
トキワマンサクは舞岡公園でも見られるが、そのほとんどが黄色い花である。こんなに大きなトキワマンサクの樹を見るのは小石川植物園へ来たときだけである。奈良へ行ったときにベニバナトキワマンサク(変種)が桜と競うように咲いていたのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO400 )
017_240411093 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 17.トキワマンサク -2
ここのトキワマンサクの樹は大きく、白い花が密に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO200 )

2023年4月20日

小石川植物園 春のチョウ① 2023年4月4日  文京区白山 東京大学大学院理学系研究所附属植物園

昨年は迂闊にも月曜日の休園日に行ってしまい、入園できなかった。先月30日に舞岡公園で、ツマキチョウが比較的多く発生しているのを確認していたので、小石川植物園には例年より1週間ほど早めに来てみた。
 入園早々、アマナの白い花が咲き、ツツジも満開に近い状況なのを目にし、例年より春が早く来たと実感した。
 この日はツマキチョウの良い写真を撮るのが目的だったので、さっそく、菜の花や、ショカツサイの咲くところへ行く。先客が2組おられた。「お邪魔します」と、まず菜の花に舞う白いチョウを眺める。「♀が産卵してますよ」と教えてくださった。♀が止まっているところはさっそく撮影できたのだが、♂の個体数は少ないし、しかも撮影チャンスを与えてくれない。この日はとうとう♂の写真を撮ることができなかった。
 ベニシジミ、キアゲハ、ツマグロヒョウモンが翔んでいたが、いずれも羽化したばかりのようなきれいな個体だった。
 サクラの開花に代表されるが、今年の春の訪れは早かった。

000_230404123 X700 〇小石川植物園 ショカツサイ Z50 Z18-140 - コピー.jpg
ショカツサイの花で吸蜜するツマキチョウ♀ 2023年4月4日
  文京区白山 東京大学大学院理学系研究所附属植物園

001_230404004 X900 小石川植物園 RX10M4.jpg 1.ツツジとメタセコイヤ林
いつものように入園して左へ、日本庭園の方へ歩き始める。ツツジが咲き、背の高いメタセコイヤがまっすぐ青空を指していた。パンフレットには「三木茂が化石に基づき1941年(昭和16年)に発表、後に中国で生きている株が発見された。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230404122 X900 小石川植物園 オオアマナ Z50 Z18-140 - コピー.jpg 2.オオアマナ(大甘菜)
白い花が群落となって、地表に近いところ一面に咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
003_230404007t X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 3.ベニシジミ
春に出てくるベニシジミはオレンジ色が鮮やかである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230404012t X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 4.ツマキチョウ♀ -1
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)で吸蜜。ツマキチョウは小さな花で吸蜜することが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 195mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_230404022t X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 5.ツマキチョウ♀ -2
4.の写真と同じ個体。トリミングして、シャープを調整した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 193mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230404036 X900 ◎小石川植物園 RX10M4.jpg 6.ツマキチョウ♀ -3
ショカツサイ(諸葛菜)で吸蜜。オオアラセイトウ(大紫羅欄花)というのが正式名称なのかもしれない。このショカツサイはツマキチョウの食草の一つでアブラナ科の植物である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230404039t X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 7.ツマキチョウ♀ -4
同じ個体。広角端で接近して撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230404044 X900 ◎小石川植物園 RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ♀
越冬したウラギンシジミが勢いよく翔んで来た。この時期に見る本種はほとんが♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1250秒 120mm ISO800 ) 露出補正 なし
009_230404051 X900 ○小石川植物園 ハナズオウ マメ科 RX10M4.jpg 9.ハナズオウ(花蘇芳)
高さ3mくらいの木に花をいっぱい付けていた。マメ科の植物というが花を見るとなるほどと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1250秒 54mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_230404130 X900 〇小石川植物園 Z50 Z18-140 - コピー.jpg 10.ハナズオウとオオリキュウバイ
ハナズオウの隣に同じくらいの高さの白い花の木があった。オオリキュウバイという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230404132 X900 ◎小石川植物園 Z50 Z18-140 - コピー.jpg 11.オオリキュウバイ(大利休梅)
中国原産の落葉植物でバラ科だそうだ。花の同定のためには、花だけではなく、葉と枝、木全体の画像を撮っておくべきなのは理解しているのだが、現場では怠りがちである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f7.1 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_230404136 X900 ◎小石川植物園 Z50 Z18-140 - コピー.jpg 12.キリシマツ ツジ(霧島躑躅)
日本庭園には満開のツツジがあった。これはキリシマツツジだと思うが、ちょっと自信がない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 43mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_230404064 X900 ◎小石川植物園 RX10M4.jpg 13.キアゲハ♀ -1
日本庭園を旧東京医学館本校の方へ歩いていくと、キアゲハが翔んできた。カラスノエンドウに産卵を試みているように見える。しかし、キアゲハの食草はセリ科の植物なのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1250秒 84mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_230404069t X900 ○小石川植物園 RX10M4.jpg 14.キアゲハ♀ -2
きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1250秒 102mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_230404140 X900 ◎小石川植物園 Z50 Z18-140.jpg 15.キアゲハ♀ -3
どう見ても産卵しようとしている姿勢である。傍にセリ科の植物があったのだろうか。もっとしっかり確認してくればよかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
016_230404144 X900 〇小石川植物園 Z50 Z18-140.jpg 16.キアゲハ♀ -4
翔び去る際に翅を広げて見せてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_230404077 X900 ○小石川植物園 RX10M4.jpg 17.旧東京医学校本館の屋根
この旧東京医学校本館の建物は昭和45年に重要文化財に指定されている。現在は臨時休館中だった。旧東京医学校本館(現東京大学総合研究博物館小石川分館)は、東京大学の前身にあたる東京医学校時代の建物である。この建物の創建までの経緯は、安政5年(1858年)の神田お玉が池種痘所創設以来、幾たびかの変遷を経て、明治7年5月に東京医学校となり、同年11月に本郷旧加賀藩邸への移転を決定、明治8年に着工、翌9年に一応の完成をしたという。明治44年、屋上の時計台を撤去するなど、規模を縮少して移築、さらに昭和44年現在地に移築されたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.5 1/1250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし

2015年4月21日

小石川植物園 春の花 4月16日 


  しばらく気温が低く、天候が優れない日が続いていたが、今日は朝から青空が広がり、気温も上がるという。ツマキチョウの写真を撮りたい。舞岡公園はツマキチョウの個体数が少なく、花も少ないので、小石川植物園にしようか、目黒の自然教育園にしようかと考えた。ナノハナとツマキチョウの取り合わせを思い浮かべ小石川植物園へ行くことにした。横浜から京浜急行の「特快」で都営地下鉄浅草線の三田まで行き、同じく都営地下鉄三田線に乗り換え、白山へ行く。意外と時間はかからない。

 白山駅から小石川植物園へは15分ほど歩くが、汗ばんでくるほど暖かい。
  小石川植物園の正門から園内に入ると、さっそく白い蝶が活発に飛んでいる。昨年も来ているので菜の花がどこにあるかは記憶していた。

  この日はほとんどの時間を菜の花に集うツマキチョウの撮影にあてた。撮った写真は改めてアップさせていただくことにする。鈴懸の木やハンカチの木のある方へは上がらず、旧東京医学校本館の手前の日陰になったベンチに座って、持参のサンドイッチを食べ、再び菜の花に戻り、午後2時過ぎに退出、つつじが咲き始めたという根津神社へ回ってみることにした。

1.菜の花
正門を入って、すぐ左側の道を日本庭園の方に歩いていくと、左側に菜の花が咲いている。植物園の南側の端で一般道路に接し、その向こうは住宅が立ち並ぶ。ご婦人の先客が一人いらっしゃって、イヤホンで音楽を聴きながらツマキチョウの撮影チャンスを狙っておられた。私も今日はここで時間をかけることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/640秒 11mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ハナズオウとオオリキュウバイ
午後1時近くなったので、一旦菜の花のポイントを離れ、日本庭園の方へ歩く。途中、昨年と同じようにハナズオウ(紅)とオオリキュウバイ(白)の花が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/800秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ハナズオウ
中国原産のマメ科の植物で、花蘇芳と書く。蘇芳とは赤色の染料になるマメ科の植物。木の高さは3mくらいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.オオリキュウバイ
これも中国原産。バラ科ヤナギザクラ属で、木の高さはハナズオウと同じく3m位だった。漢字では大利休梅と書く。千利休が好んで茶花に用いられたと言われている利休梅(リキュウバイ)より花が大きいことからこの名がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/950秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
5.サトザクラ
八重桜が咲いていると思い、傍に行ってみた。その木に掛けられた札を見ると、サトザクラ 品種「晩都」とあった。Wikipediaによれば、「サトザクラの歴史は、人々がサクラを庭に植え始めた平安時代からと言われる。このころから品種の育成が行われ、人為的な交配や突然変異、野生のものからの選抜育成などが続けられた結果、200種以上のサトザクラが誕生した。」と記されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 10mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.サトザクラ「晩都」の花
花の重みのためなのだろうか、花は下を向いて咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/850秒 6mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.旧東京医学校本館
現在は総合研究博物館小石川分館といい、昭和45年6月に重要文化財に指定された。日本庭園のツツジの花も咲き始めている。この左側にベンチがあったので、持参したサンドイッチで昼食にした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 19mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.オドリコソウ
再び菜の花の咲くところに戻り、ツマキチョウを撮った。午前中より、花に止まることが多くなったように思う。足元を見ると、オドリコソウが咲いていた。踏まないように気を付ける。舞岡公園などでは、ヒメオドリコソウを良く見るが、オドリコソウは見られない。オドリコソウは春の舞姫である。写真のようにに笠をかぶった踊り子が茎をぐるりと取り巻いて裾をあでやかに翻しながら輪になって踊っているように見える。 絶妙な命名と思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
>;クリックすると大きな写真になります。
9.オオニソガラム
入口から日本庭園へ通じる道筋にこの白い花が群落となって咲いていた。帰宅してネットで調べたところ、どうやらオオニソガラムという花らしい。大甘菜(オオアマナ)という別名がある。比較的最近の帰化植物で、以前はここ小石川植物園以外では見られなかったという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年4月26日

小石川植物園 4月15日


  4月8日に目黒の自然教育園へ行った時に、ツマキチョウの飛翔写真を撮っておられた方が、小石川植物園にもツマキチョウがたくさん飛んでいたと話してくださった。ツマキチョウはこの時期しか撮れない。そこで昨年10月3日に訪れた小石川植物園に再び行ってみることにした。正しくは、東京大学大学院理学系研究科付属植物園という。
  入園料400円を支払って、園内に入る。去年来た時を思い起こして、ツマキチョウのいそうな園内の場所を、正門からすぐ左へ日本庭園への道筋と考え、歩き始めた。しばらく歩くと真っ赤な花を咲かせたオオヤマツツジがあった。その少し先をちらちらと白い蝶が飛んでいる。ツマキチョウだ。目黒ではまだ発生していなかった♀を最初に見たが、そのあと、個体数はどんどん増えた。しかし、なかなか止まってくれず、撮り難い。
  しばらく、粘ってみたがあまり多くのショットを撮ることはできなかった。また、後で来ようと、先に進む。日本庭園から旧東京医学校本館をみて、上へ上がり、ハンカチノキを見に行った。分類標本園へも行ったが、ここはこの時期、蝶を見ることはなかった。喉が渇いたので、 売店でアイスティーを買って、一息入れる。もう午後1時になっていた。
  再びツマキチョウのいるところへ戻り、約1時間粘ったが、なかなか花で吸蜜することも少なく。多くは撮れなかった。よくあれだけ疲れずに飛び続けられるものだと感心してしまう。 2時過ぎに退出した。

小石川植物園入口;クリックすると大きな写真になります。 1.小石川植物園入口
都営地下鉄三田線を白山で降りた。昨年10月に行った時は、筋向いにある雑貨屋さんで入園券を購入したが、今日は門の中の受付で販売していた。昨年は330円だったが、400円になっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオヤマツツジ;クリックすると大きな写真になります。 2.オオヤマツツジ
今日はツマキチョウ狙いである。受付の脇から、日本庭園への道を歩く。少し進んだところに真っ赤なツツジが咲いていた。満開である。アゲハでも来ていないかと見たが、蝶の姿はない。赤とびを用心して、露出を抑えたが、撮れた画像を確認してみると、もう少し明るくても良いと思った。ここで撮り直しておかないといけないのだが。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.8mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマキチョウ♀
開けたところでツマキチョウが飛び始めた。路傍の小さな花に止まる。見ると♀だった。目黒では♂ばかりだったのに、季節は進んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマキチョウ♀
最初と同じ個体はのんびりと吸蜜を続けている。HS50に持ち替えて、撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマキチョウ♂
菜の花が咲いていた。白い蝶が絡んでいるが、なかなか止まらない。やっと止まってくれたツマキチョウの♂だった。もう一歩寄りたかったのだが、すぐ、飛んでしまった。ここではモンシロチョウとツマキチョウが混ざっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマキチョウ♀
♀も菜の花に来た。近寄れないので、HS50で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/420秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ハナズオウとオオリキュウバイ;クリックすると大きな写真になります。 7.ハナズオウとオオリキュウバイ
日本庭園の池の手前に紅色のハナズオウ(花蘇芳)と白いオオリキュウバイ(大利休梅)が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 8.アオサギ
日本庭園の石橋にいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 25.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ハンカチノキ;クリックすると大きな写真になります。 9.ハンカチノキ
小石川植物園の名物である。開花時期は4月下旬で、今日はツマキチョウもさることながら、この花を見たかった。花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」や「幽霊の木」などと呼ばれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 110.8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
日本庭園と旧東京医学校本館(現 総合研究博物館小石川分室);クリックすると大きな写真になります。 10.日本庭園と 旧東京医学校本館(現 総合研究博物館小石川分室)
ここに来ると撮りたくなってしまう。この時期が一番きれいなのではなかろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
サトザクラ;クリックすると大きな写真になります。 11.サトザクラ
サトザクラ 一葉 という木札がかけられていた。オオシマザクラをもとにして掛け合わせらえた桜の一品種だそうだ。その桜の下で家族連れがお弁当を開いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/800秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
オドリコソウ;クリックすると大きな写真になります。 12.オドリコソウ
ヒメオドリコソウは舞岡公園などでたくさん咲いているが、 オドリコソウというのは、どんなのだろうかと思っていた。菜の花の傍でツマキチョウを追っているときに目についた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマキチョウ♂
ツマキチョウは小さな花が好きなようだ。なかなか止まってくれない。「止まった!」と思って近づく。落ち着いて吸蜜を始めてくれるとシャッター・チャンスはあるのだが、多くは、こちらがアプローチする前に飛び立ってしまう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.ツマキチョウ♀
同じ花に来た、これは♀のようだ。午後になって、少しは花に来る個体が多くなりはしないかと、30分以上、この場所に待機していたが、チャンスは2度しかなかった。それにしても、ツマキチョウはよく止まることなく飛んでいられるなと改めて思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
140425_015.jpg 15.ベニシジミ
ベニシジミも飛び始めた。あまり珍重されないが、特に春型は可憐な蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 16.モンシロチョウ
欧米各国に伝わる童謡に日本で野村秋足(1819年 - 1902年)が歌詞を付けた「蝶々 蝶々 菜の葉に止まれ」という「唱歌 ちょうちょう」のように、菜の花に止まる蝶の代名詞であるモンシロチョウ。「菜の葉に飽たら 桜に遊べ」と続くが、桜の花に来たモンシロチョウは見たことがない。HS50の望遠端で撮る。少しピントが甘くなる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 17.ダイサギ?
ハンノキ並木がある池に白いサギがいた。5m位まで近寄ったが、獲物を狙うのに夢中である。いつも見るコサギより大きい。頸の形や、くちばしの色、眼の下の緑色から、夏羽になったダイサギではないかと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 73.7mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段