検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“ギンイチモンジセセリ”が含まれるブログ記事

2022年3月18日

蝶 自選年間ベスト10 (19) 2021年

少々遅くなったが、昨年の蝶の写真の中から自分で気に入ったショットを選び出してみた。
2021年もコロナで始まった。4月、5月と感染者が増加し、まん防と緊急事態宣言が継続される。6月には一旦落ち着いたものの、7月下旬から第5波に襲われ、再び緊急事態宣言が出される。しかし、8月の終わりころから、不思議なほど新規感染者数は減少し始め、10月1日は全国的に緊急事態宣言が解除された。11月末時点では全国の新規感染者数は100人そこそこ迄減少した。
 こんな状況の中で、春から初夏にかけては例年通り、篠原、裏高尾、小石川植物園、武蔵嵐山など、近場へ出かけていた。第4波が落ち着いてきた7月18日から20日まで湯の丸高原へ行ったのが精いっぱいであった。
 ただ、9月になって、前縁に引き続き、クロマダラソテツシジミが他のしませてくれた。

001_210326023 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 1.ギフチョウ 2021年3月26日 神奈川県相模原市
ミツバツツジに飛来したギフチョウ。少々タイミングが早すぎたためか、個体数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210420093 X800 ◎関戸橋 多摩川河川敷.jpg 2.ギンイチモンジセセリ 2021年4月20日 東京都府中市
  2019年10月の台風19号による大雨で氾濫した多摩川河川敷だった。ギンイチモンジセセリの数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210427048 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 3.アオスジアゲハ 2021年4月27日 横浜市戸塚区 舞岡公園
ヒメジオンの花に飛来したアオスジアゲハが翅を開いて飛ぶ姿を仕留めた。ピントが合ってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210526172 X800 ◎ミスジチョウ 表参道 多摩御陵 RX10M4.jpg 4.ミスジチョウ 2021年5月26日 八王子市 武蔵陵墓地
ここは昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵と称しており、現在でも通称として使われている。何頭かの本種を見かけた。ミスジチョウと表参道を写し込もうとしたが、近づくと飛び立ってしまい、ローアングルで撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_210607207 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 5.モンキアゲハ 2021年6月7日 八王子市 八王子城跡
高尾山へフジミドリシジミを撮りに行った帰路、八王子城跡に寄った。午後2時ごろ、植え込みのツツジの花にモンキアゲハが来た。きれいな個体で開翅した裏面を捉えることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210719174 X800 ◎嬬恋鹿沢 コヒョウモンモドキ RX10M4.jpg 6.コヒョウモンモドキ 2021年7月19日 群馬県 嬬恋鹿沢温泉
最近は個体数が少なくなったといわれるコヒョウモンモドキだったが、この時は発生最盛期だったのか、数頭のコヒョウモンモドキを見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211009580 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg 7.ヒメアカタテハ 2021年10月9日 北海道恵庭市 えこりん村
秋に紅葉を見に北海道へ行った。旅行社主催のツアーだったが、そのコースにえこりん村というテーマパークが入っていた。クジャクチョウでもいてくれたらよかったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_211117018 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョウモン雌 2021年11月17日 横浜市保土ヶ谷区
前翅裏面の茜色が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210922120t X800 ◎高橋宅 クマソ  RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♀ 2021年9月22日 横浜市保土ヶ谷区
前年に続き、2021年も自宅近くに本種が現れてくれて、9月10日から11月20日まで観察することが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO200 ) 露出補正 なし
010_210927166x X800 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ 2021年9月27日 横浜市保土ヶ谷区
クロマダラソテツシジミのきれいな♂だ。尾状突起が長い。今秋も是非、会いたいと願う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
補_210326091 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 補1.ギフチョウ 2021年3月26日 神奈川県相模原市
民家を訪れたギフチョウ。このお宅の奥様とは、毎年お目に掛かり、お茶もご馳走になっていたが、最近はお目に掛かれなくなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_210409285 X800 ◎小石川植物園 RX10M4.jpg 補2.ツマキチョウ♂と♀ 2021年4月9日 東京都文京区 小石川植物園
この年は多くのツマキチョウを見ることが出来た。♀の方の前翅の黒い紋が流れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
補_210607059 X800 ◎高尾山駅 フジミドリ RX10M4.jpg 補3.フジミドリシジミ♀ 2021年6月7日 東京都八王子市 高尾山
時期的に少し遅かった。曇り空のこの日、やっと擦れた♀1頭が現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
補_210718210 X800 ◎池の平 グリーン広場 RX10M4.jpg 補4.クロヒカゲ 2021年7月18日 長野県小諸市 池の平湿原
湿原入り口のベンチに集うクロヒカゲ。みんな♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_210720012 X800 ◎池の平 ミヤマモンキ D5300 TAMRON 90.jpg 補5.ミヤマモンキチョウとモンキチョウ 2021年7月20日 長野県小諸市 池の平湿原
ミヤマモンキチョウを撮ろうと10名くらいのかたが木道を行ったり来たりされていた。花が少なく、なかなか落ち着いて撮らせてくれなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_211120082 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 補6.クロマダラソテツシジミ 2021年11月20日 横浜市保土ヶ谷区
2021年、最後に見たクロマダラソテツシジミがランタナの花に飛来。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年4月25日

セセリチョウ2種を撮りに多摩川河川敷へ 4月20日

2014年、15年と2年続けて、多摩川河川敷へミヤマチャバネセセリとギンイチモンジセセリに会いに出かけていたが、その後しばらく行っていなかった。今年はチョウの発生時期が早いようだが、果たしてどうなのか。
 2019年10月12日から13日にかけての台風19号による大雨のため、多摩川流域でも氾濫が生じたほどだった。多くの土砂や倒木などが流されてきて河川敷は大きな被害があり、しばらくは歩くこともできない状況だったろうと思う。ミヤマチャバネセセリやギンイチモンジセセリの食草であるススキはどうなってしまっているか心配だった。今回行って見て、少し様相は変わっていたが、ススキは残っていて、アブラナの花も咲いていた。だが、河川敷を歩くと台風による激しかった流れの痕跡が残っている。
 この日はミヤマチャバネセセリは現れなかった。また、ギンイチモンジセセリは6~7頭目撃したが、被写体になってくれたのはそのうちの2頭だけだった。

1.クサフジ(草藤)
河川敷を歩くと、春は小さな花がいろいろ咲いているがクサフジはそれほど小さくはない。茎の長さは1m以上にもなり、今は盛りで、深い紫色の花をいっぱい付けているマメ科の植物だ。大雨を降らせた台風の禍が嘘のように河川敷は緑に溢れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_210420002 X800 クサフジ 多摩川河川敷.jpg
2.ヤマトシジミ
ヤマトシジミの第一化が出現していた。普通種であるが、秋になると美しい♀が現れる。良く地面に止まるが、構図を考えての写真は撮りにくい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210420005 X800 多摩川河川敷.jpg
3.ユウゲショウ(夕化粧)
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、このように午前中からでも、開花した花を見られる。wikipediaには、「原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布する。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化しており、道端や空き地でもよく見かける。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210420009 X800〇ユウゲショウ 多摩川河川敷.jpg
4.ヒメウラナミジャノメ -1
この日の狙いはギンイチモンジセセリと、ミヤマチャバネセセリである。やっとギンイチモンジセセリを1頭発見し追跡したが、草むらに逃げ込まれてしまった。目につくのはヒメウラナミジャノメばかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210420012 X800 〇多摩川河川敷.jpg
5.穏やかな春の多摩川
橋の上から多摩川の流れを眺める。爽やかな春の風がわたる。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210420016 X800 〇四谷橋から多摩川河川敷.jpg
6.ギンイチモンジセセリ -1
この日2頭目のギンイチモンジセセリを見つけた。カタバミの花に立ち寄ってくれた。もう少し左に回り込んで撮りたかったが、足場が悪かったし、動くと逃げられそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210420020 〇四谷橋から多摩川河川敷.jpg
7.ベニシジミ -1
東京近郊では、ベニシジミは3月の終わりごろから年4~6回発生すると言われているが、春のチョウという印象が強い。春に現れるベニシジミは前翅のオレンジ色が明るく鮮やかであるからだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210420031s X800 〇四谷橋多摩川河川敷.jpg
8.ヒメウラナミジャノメ -2
クサフジで、翅を開いたり閉じたりしながら夢中で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_210420044 X800 〇クサフジ 四谷橋多摩川河川敷.jpg
9.ツバメシジミ
裏面の後翅外縁のオレンジ色の斑紋が鮮やかだ。♂と♀では翅表の色が全く異なり判別は容易であるが、裏面は雄雌の差異はない。だがこの個体をよく見ると腹部が太い。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210420053 X800 ◎四谷橋多摩川河川敷.jpg
10.ベニシジミ -2
♀に比べ、この個体は翅頂から外縁にかけてやや尖っていて、♂のように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210420057 X800 〇四谷橋多摩川河川敷.jpg
11.ベニシジミとヒメウラナミジャノメ
ハルジオンの花にベニシジミとヒメウラナミジャノメが呉越同舟。両方にピントが合うように移動して撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210420060 X800 ◎四谷橋多摩川河川敷.jpg
12.ベニシジミ -3
前翅表のオレンジ色がことさら鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_210420068t X800 〇四谷橋多摩川河川敷.jpg
13.ギンイチモンジセセリ -2
2時間少々歩いただろうか。その間、ギンイチモンジセセリは数回散見したがいずれも撮影チャンスはなかった。やっとのことで撮影チャンスがやってきた。先ずは1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210420074 X800 ◎関戸橋 多摩川河川敷.jpg
14.ギンイチモンジセセリ -3
レンズをいっぱいに伸ばして、一歩近づく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_210420076 X800 ◎関戸橋 多摩川河川敷.jpg
15.ギンイチモンジセセリ -4
被写体が位置を変えて、斜めになってしまったので、閉じた翅と平行になるようにこちらが動いた。腹部が太い。この個体は♀のようだ。これで切り上げることにしたが、ギンイチモンジセセリの個体数は2014年および2015年に来た時と比べ少なかった。ミヤマチャバネセセリには会えず仕舞いだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_210420093 X800 ◎関戸橋 多摩川河川敷.jpg


2020年7月15日

武蔵嵐山 菅谷館跡に舞うホソオチョウ 7月2日

オオムラサキが飛来するクヌギの樹のところから、ベニシジミやヒメウラナミジャノメを撮りながら、菅谷館跡へ移動した。
 菅谷館跡の広場に出て歩いていると、遠くで草の上を、地面から50cmくらいの高さでふわふわ翔ぶホソオチョウを見つけた。一視野に2~3頭が目に入る。♀もいる。まず、傍にいた♀から撮影を始めた。♂の白さが目だつ半面、♀は黒い。見るとその草むらにはウマノスズクサを多く見ることが出来た。蔓性だが、絡む木もない。産卵する姿も見られたし、幼虫もいた。 ♂もそのほとんどがきれいな個体だった。まだ、発生初期なのだろうと思う。他にカメラマンもおらず、そのホソオチョウたちを小一時間独占した。
 何せ、低いところを翔ぶので、立ったり座ったりで体力を使う。汗びっしょりになってしまった。
 なお、ホソオチョウは外来種で、国立環境研究所の侵入生物データベースによれば、日本に定着しているのは韓国亜種 S. m. koreanus と考えられている要注意外来生物である。国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で、既に定着していたと考えられている。関東・近畿の各都府県、静岡、岐阜、岡山、山口、福岡の各県で見られ、国外からの持込も国内での分布拡大も,"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているそうだ。  1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。

 01_200702170 X800 RX10M4.jpg    1.ヒメウラナミジャノメ -1
日本全国に分布し、何処にでもいるごくごく普通種である。背丈の低い草地に多い。年3~4回発生するようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
02_200702025 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒメウラナミジャノメ -2
ハルジオンの花を好むようだ。裏面の模様は繊細である。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
03_200702024 X800 D5300 TAMRON 90.jpg  3.ベニシジミ -1
春型に比べ、オレンジ色の部分が黒化している。春から秋まで年4~6回発生する。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f4.5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
04_200702172 X800 RX10M4.jpg 4.ホソオチョウ♀ -1
広い草地の一角に数頭のホソオチョウが飛んでいた。草の中にほとんど真っ黒に見える♀がいた。あまり活発に飛ばない。この草地にはホソオチョウの食草であるウマノスズクサがたくさん生えている。   

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 78mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
05_200702182 X800 RX10M4.jpg 5.ホソオチョウ♀ -2 産卵
ウマノスズクサの葉に産卵していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
06_200702186 X800 RX10M4.jpg 6.ホソオチョウ♂と♀
右手前の♂に焦点を合わせたが、その左奥に♀がいる。♂は葉で隠れていて、♀に気がつかないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
07_200702193 X800 RX10M4.jpg 7.ホソオチョウ♂ -1
前の写真と同じ個体。春型に比べてやや大きく、尾状突起がさらに長いように見える。きれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
08_200702209 X800 RX10M4.jpg 8.ホソオチョウ♂ -2
前の写真と同じ個体だが、位置を換えて、ロー・アングルで撮った。低いところに止まるので、撮りにくい。立ったり、しゃがんだりで疲れてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
09_200702216 X800 RX10M4.jpg 9.ホソオチョウ♂ -3
生まれたばかりのような瑞々しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
10_200702029 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 10.ホソオチョウ♂ -4
ウマノスズクサに止まっているが、その左側に大きな幼虫が見える。 

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
11_200702220 X800 RX10M4.jpg 11.ホソオチョウ♀ -3
♀はこのようにして、あまり活動しない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
12_200702228 X800 RX10M4.jpg 12.ホソオチョウ♀ -4
訪花している個体が見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
13_200702036 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 13.ホソオチョウ♀ -5
裏面後翅のやや内側の外縁の赤と青の斑紋がきれいだ。赤もなかなか言い表すのが難しい。紫みの明るい紅色(萩色)をしている。青も空色がかった光沢のある青で深みがある。韓国的な色彩を感じさせる色だ。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし 
14_200702040 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 14.ホソオチョウ♀ -6
♀の表面は黒い。遠くから見るとジャノメチョウが飛んでいるようだ。 

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
15_200702238 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 15.ホソオチョウ♂ -5
草むらの中にいるので良い構図で撮るのが難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
16_200702239 X800 RX10M4.jpg 16.ホソオチョウ 飛翔
ゆっくり飛んでいるように見えるのだが、飛翔写真は難しい。やっと1枚というところ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
17_200702244 X800 RX10M4.jpg 17.ホソオチョウ♂ -6
背景が草で、密集しているので、ボケも少ない。撮りにくいチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
18_200702252 X800 RX10M4.jpg 18.ツマグロヒョウモン♀
羽化したてのきれいなツマグロヒョウモン♀が飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 なし
19_200702257 X800 RX10M4.jpg 19.ホソオチョウ♀ -7
同じような写真ばかりになってきてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 なし
20_200702057 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 20.ホソオチョウ♀ -8
この個体は特に黒かったように思う。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
21_200702062 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 21.ベニシジミ -2
小一時間、菅谷館跡の草地でホソオチョウを撮った。そのあと、オオムラサキが来ているかなと、再度、例のクヌギの樹へ戻ることにした。 そこで♂が開翅する様子を撮ることが出来たのはラッキーだった。そして最後に、ギンイチモンジセセリ、ホソバセセリでもいないかと期待して、都幾川の河川敷へ行ってみた。残念ながら思いは叶えられなかった。ハルジオンで吸蜜するベニシジミが多かった。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
22_200702064 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 22.ベニシジミ -3
ベニシジミの♂♀の同定は私は難しい。さて、都幾川河川敷は早々に引き上げ、管理センターへ戻った。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2018年5月22日

武蔵嵐山(2) 史跡 菅谷館跡 4月19日

ここは埼玉県のほぼ中央にある。昨年来たときは、蝶の里公園から都幾川沿いに歩いたが、今回は 菅谷館 跡を歩いてみた。
 菅谷館跡は鎌倉幕府の有力御家人として知られる 畠山重忠 の館跡である。 菅谷城(すがやじょう)とも呼ばれる。昭和48年(1973年)、国の史跡に指定されたという。歩いてみると想像していたよりはるかに広かった。今回は中に入らなかったが、埼玉県立嵐山史跡の博物館がある。

15.菅谷館跡 本郭 (ほんぐるわ)  -1
現存する菅谷館(すがややかた)は戦国時代に拡張整備されていたと思われる。畠山重忠の館もおそらくこの郭の中にあったものと思われると書かれた説明版が立っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16. 菅谷館跡 本郭 -2
眼に入る新緑が爽快である。草原の輝きが広がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.出枡形土塁
本郭は唐掘りと高い土塁によって守られている。さらに土塁には凸状に突き出た出枡形が造られていて、敵軍の侵入が効果的に防げるようになっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.忠魂祠
戦没者を追悼する「忠魂祠」があった。昭和40年に大改修が実施されたが、その後50年が経過し劣化が進んでいるそうだ。さらに平成23年の東日本大震災の影響により、基礎部分に亀裂が入り、応急的な補修が行われている。 県内一立派なものと言われており、戦争の犠牲者の御霊を合祀し、平和を願う礎として永年にわたり守られてきているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.二の郭
本郭の北西側には二の郭跡の草原が広がっている。本郭跡と同じように広い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.畠山忠重像
二の郭の土塁を上がっていくと、 源平争乱から鎌倉幕府創立期にかけて、多くの武勇や逸話を残した武将として有名な畠山忠重の像があった。菅谷館跡は、古くから畠山重忠が暮らしていた地と伝えられている。「忠重公冠題百字碑文」というのがあったが、漢文で書かれていて内容が解らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.埼玉県立嵐山史跡の博物館
菅谷館の搦手門跡の近くにある。写真は二の郭側から見た建物裏側である。wikiopediaによれば、昭和51年(1976年)に埼玉県立歴史資料館として開館。平成18年(2006年)4月1日に現在の名称になった。城館跡、寺院跡、武蔵武士、板碑・五輪塔・宝篋印塔などの中世石造物、鎌倉街道上道などをテーマとする博物館で、主に古代から中世にかけての比企郡に関わる歴史資料を扱っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
22.埼玉県立嵐山史跡博物館 玄関
三の郭跡を北側へ突っ切って、駐車場の脇から博物館の玄関前に出た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.空堀跡
説明板には「ここは三の郭から二の郭に通ずる連絡路と推定されます。この連絡路は幅が狭く、入り組んでいて、敵軍が簡単には二の郭に侵入できないよう工夫されています。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.都幾川
ホタルの里の脇を通って都幾川に出た。菜の花が咲いていてツマキチョウも飛んでいた。昨年来たときは​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ギンイチモンジセセリがいたのだが、この日はまだ時期が早いようだ。水は澄んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 32mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
25.オオムラサキの森活動センター
オオムラサキの森活動センター へ戻ってきた。中を覗いてみると、ここで見ることができるチョウの写真が貼ってあった。オオムラサキの発生は6月下旬だろうか。作業をされている方に伺ってみたら、いま、活動センターの前のエノキで緑色の網が掛けられて保護されている61頭の幼虫は、羽化すると開放されるとのことだ。 ただ、樹液の出る樹はこのあたりにはないらしい。午後1時半、帰りの道中も長いのでそろそろ引き上げることにする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2018年2月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (​13) 2015年

2015年は南の蝶を撮る機会が2度あった。1月には2度目のバリ島旅行をした。もちろん純粋な撮影旅行ではないが、2013年に初めてバリ島を訪れた時とほぼ時期的には変わらいものの、その時に撮った蝶と違う種も多く撮ることができた。
  もう一つは、3月に石垣島、竹富島へ行ったことだ。これは蝶の撮影を目的とした一人旅だったが、あいにく天候が悪く、気温も20℃にならないというコンディションだった。目的はミカドアゲハ、コノハチョウだったが、コノハチョウは飛んでくれなかったもののミカドアゲハは最初に現れた個体をただ一度のシャッターチャンスで何とか仕留めた。天候が悪く、期待した多くの蝶に会うことができなかったのが残念であった。次回来ることができるならば10月の終わりか11月に訪れたいと思う。
  夏には、湯の丸へ行き、烏帽子岳にも登った。八島が原湿原にも行った。近場では相変わらず、相模原市のギフチョウを撮り、横浜市の舞岡公園では平地産ゼフィルスをはじめ四季の蝶を撮リ歩き、文京区の小石川植物園ではナノハナに集うツマキチョウに楽しませてもらった。
 2013年秋からFINEPIX HS50EXR​という35mm版換算で24mm~​1000mmというコンデジを使っていた。撮像素子が小さく画質は期待できないものの、サブカメラとして愛用していた。首にNikon D5300を掛け、右手にハンド・ストラップでこのHS50EXRを持ち歩いていて、広角端でのマクロ撮影や、離れたところに止っている蝶を撮るのに重宝していた。そこえ、今はもう古くなってしまったが、NikonからCOOLPIX P610という​24mm~​​1440mm(35㎜版換算)というのが発売された。しばらく様子を見ていたが、HS50EXR​のマクロ切り替え動作などが少々鈍くなったので、これに買い替えた。​​手振れ補正機能が良く出来ていて、望遠端でとっても何とか止まっている。しかもCOOLPIX​ ​ P610​はHS50EXR​より一回り小さい。​​HS50EXR​と同じように使っている。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリモンジャノメ♀ 2015年1月11日 バリ島
ウブドで泊まったホテルの敷地は広かった。ウブドの街に出掛ける前の小一時間、このホテルの敷地内で蝶の影を追った。バリ島でルリモンジャノメは見慣れた蝶だが、大きな白い紋のある蝶が飛んだので何かと思ったところルリモンジャノメの♀だった。開翅はしてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウスイロコノマチョウ 2015年1月12日 バリ島
日本に帰る日だったが、夕方の飛行機だったので、午前中かみさんと娘たち夫婦はウブドの街へまた行ってくるという。私はホテルに残って、昨日と同じところで蝶を探した。小さなスコールがきて、雨宿りをしていたら、雨がやむと同時にこの蝶が飛来した。初めて見るウスイロコノマチョウだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​120秒 ​89​mm ISO​4​00 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
憧れのミカドアゲハに初めて会えた。これはその最初にシャッターを切ったショットだ。ほんの少しだけ陽の光が差し込んだ時だった。​D5300に持ち替えて撮る余裕はなかった。この時期​「コールデンミカド​」と呼ばれる裏面が金色に輝く​ミカドアゲハが現れるとのことだが、この個体はそこまではいかなかったようだ。このあと、ミカドアゲハを撮影できるチャンスはなかった。 ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​640秒 ​47mm ISO​640 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ♂​ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
石垣島ではアサギマダラがとても多かった。気温が低く、蝶の個体数は少ないのにアサギマダラだけ目立って多かった。暖かくなるにつれ北へ移動を始めるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5​.6​ 1/​320秒 ​144mm ISO​400 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ 2015年3月11日 バンナ公園
曇っていて​気温も低い。バンナ公園の北口に車を停めて石垣ダムの方へ橋を渡っていくとリュウキュウアセビ​​が咲いていた。見た目はこちらで見るアセビと区別がつかない。そこえアオスジアゲハがやってきた。ミカドアゲハならもっと嬉しいのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR​​
絞り優先オートで撮影 (f5.6 1/400秒 116mm ISO200)露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 2015年3月31日 神奈川県相模原市
この年も2004年から毎年訪れているところへギフチョウの写真を撮りに行った。ギフチョウの個体数も比較的多かったが、カメラを持った愛好者の方々も​20名近くはおられたと思う。蝶に近寄って撮ることもはばかられる。ここでは毎年花の咲く時期が少しずつずれて、今年はまだ白い梅の花が満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(f​6.4​ 1/​850秒 ​185mm ISO​100 )露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウの塊 2015年4月16日 小石川植物園
暖かい春の好日だった。ナノハナの咲く小石川植物園のくさはらでモンシロチョウが5頭塊になって飛んでいた。さすがにこの塊の中にツマキチョウは混じらない。 ​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウの求愛​ 2015年4月16日 小石川植物園
​ナノハナに産卵しようとしている♀に、♂が求愛している。可憐な蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​8​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ 2015年4月​28​日​ 多摩川河川敷
京王線の聖蹟桜ヶ丘から南武線の南多摩まで多摩川河川敷を歩く。午前中はなかなか止まってくれないが、昼ごろになるとハルジオンの花に来て吸蜜している。表翅はブラックコーヒーのような色をしているが、なかなか開いて見せてくれない。飛んでいる時は速くて追えないので、翅表を撮るには、花から飛び立つ瞬間を狙わなくてはならないが、この時は叶わなかった。​ ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​5​ 1/​900秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウスバシロチョウ 求愛 2015年​5​月​11​日​ 南足柄夕日の滝
正午を過ぎてウスバシロチョウが活発に活動するようになった。飛翔する個体数も増えてくる。この日はこのような求愛シーンを何回か目撃した。このペアは残念ながらしばらくして離れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​16​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ミヤマモンキチョウ♀ ​2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウを撮りたくて、日帰りで、マイカーで​、​湯の丸高原へ出かけた。​湯の丸キャンプ場への入り口には、「ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が出ている。ミヤマモンキチョウは標高の比較的高いところで舞っていた。少し時期的に遅いのか♀が多い。モンキチョウの♂がハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀にアプローチしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​40​0秒 ​161​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミヤマシロチョウとコオニユリ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマシロチョウは少なかった。この年は特に発生が少なかったようだ。​2度ミヤマシロチョウに会えたが、最初の個体は羽化不全で翅が異常だった。これはその後、ミヤマモンキチョウを撮った後の帰路で、ラッキーにもコオニユリに吸蜜に来た個体だ。翅がうすい浅黄色に透けたように見えるところは多分♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒​ ​100mm ISO560 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ゴイシシジミ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
湯の丸高原キャンプ場から地蔵峠へ戻るところに、ちらちらと小さな蝶が何頭か飛んでいた。近づいてみるとゴイシシジミだった。最近ではすっかり見ることが少なくなった蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒​ ​140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.コヒョウモンモドキ ​2015年7月27日 ​長野県八島が原湿原
この時期、蓼科と美ヶ原の間にある八島湿原ではヒョウモン蝶達が多い。しかし、大型のヒョウモンはギンボシ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジで小さめのヒョウモンはヒョウモンチョウしか会ったことがなかった。遠くのノリウツギの花に止った小型のヒョウモンをP610のファインダーで覗いたらコヒョウモンモドキだった。この蝶も最近、夏の信州の高原で見ることが少なくなった。手振れ防止機能がよく効いてくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​40​0秒 ​215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.会議中のコヒョウモン ​2015年7月27日 長野県八島が原湿原
ヨツバヒヨドリの花にコ​​ヒョウモンが集まって吸蜜していた。何やらランチョン・ミーティング​をしているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​250秒 ​108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補6.アカボシゴマダラと柿の実 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
水車小屋の近くに何本かの柿の木があるが、良く実を付けて熟れていた。甘い匂いに誘われてかアカボシゴマダラが数頭飛び回っている。アカボシゴマダラに混じって、コムラサキとゴマダラチョウもいた。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800秒 ​116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補7.アカボシゴマダラ♀ 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
このアカボシゴマダラも柿の実で吸汁していたが、満足したのか、下りてきて木の幹に止った。大きい♀だった。

  Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒​ ​75mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補8.キアゲハと彼岸花 2015年9月21日 埼玉県日高市巾着田
日帰りバスツアーで彼岸花の名所である巾着田へ行った。彼岸花は満開で、観光バスもたくさん来ていた。びっしりと花が付いた巾着田の群落の周りの遊歩道を大勢の見物客がぞろぞろと歩く。そんな環境の中でひときわ鮮やかなキアゲハが吸蜜していた。少々蝶まで距離があるのでP610の望遠で狙うが、花から花へ動き回り捉えにくかった。トリミングしている。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​125秒 ​116mm ISO180 ) 露出補正 なし


2018年2月 1日

蝶 自選年間ベスト10 (​12) 2014年

これと言った写真を撮らないまま、今年もはや1か月が過ぎてしまった。地球温暖化と言われる昨今だが、最近では珍しく寒波が押し寄せ、気温が低い日が続いている。春以降のチョウのことが気になる。
 さて、2014年、この年は海外で撮った写真はなかったが、国内では、今まで行っていなかったところでの写真もある。春はツマキチョウ狙いで目黒自然教育園や小石川植物園へ、また、ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリを撮ろうと多摩川河川敷を歩いた。夏は赤城山へも行ってみた。
 信州は日帰りバスツアーで上高地へ行った。上高地滞在時間は3時間ちょっとだが、それなりに楽しめるお手軽さだ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.スギタニルリシジミ 2014年4月9日 神奈川県相模原市
早春にこの地へ来るのは、もちろんギフチョウが主な目的なのだが、スギタニルリシジミもこの時期にしか現れない小さな蝶で見逃せない。向こう側に止まっているルリシジミに比べて色浅黒く、表のブルーも濃い。だが、なかなか翅表を見せて止まってくれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影(F7.1 1/800秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.トラフシジミ春型 2014年4月9日 神奈川県相模原市
梅の花でトラフシジミが吸蜜していた。2m以上離れたところにいる小さなシジミチョウは90mmマクロでは撮れない。COOLPIXP90の後継として昨年9月に購入したFUJIFILM FINEPIX HS50 で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​500​秒 1​24​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマキチョウ 2014年4月15日 小石川植物園
舞岡公園では春の花が少なく、なかなかツマキチョウの良い写真が撮れない。昨秋、初めて行ってみて蝶が多かった文京区の小石川植物園へ行ってみた。ナノハナにツマキチョウが舞っていた。 ​

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;
4.ギンイチモンジセセリ 2014年4月26日 東京都日野市
春になると蝶愛好者のブログの写真に多摩川上流で撮られたギンイチモンジセセリの写真が登場する。生息しているのはこの辺だろうと見当を付けて、歩いてみた。初めて見るギンイチモンジセセリを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800​秒 5mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.コチャバネセリ 2014年5月17日 横浜市舞岡公園
コチャバネセセリは、良くハルジオンの花で吸蜜している。こんな時は近寄って撮ることができるほどだが、その飛翔は敏捷だ。この時期を逃すと擦れてしまって、きれいな個体は撮れない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.飛び立つサカハチチョウ 2014年5月19日 東京都下裏高尾
偶然にこんな写真が撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.半分翅を開いたウラゴマダラシジミ 2014年6月10日 横浜市舞岡公園 
この年はウラゴマダラシジミが多く見られた。この蝶もなかなか翅を開いて見せてくれないが、じっと待っていたら半分開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影(F5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ムラサキシジミ 2014年5月17日 横浜市舞岡公園
ムラサキシジミが住み着いているところがある。アラカシだろうか?食草であるに違いない。擦れていない、とてもきれいな♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 (F8.0 1/250秒 90mm ISO500) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ 2014年8月1日 長野県上高地
梓川が流れる散策路を歩いていると、ホテルの玄関の脇に植えられているシナノナデシコの花にミヤマカラスアゲハが来ていた。6月に入手したD5300に18-140mmのズームレンズで撮った。最短撮影距離はズーム全域で45cmだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 (f6.3 1/320秒 140mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.コヒョウモン 2014年8月1日 長野県上高地
上高地には多くのコヒョウモンが飛んでいて、クガイソウの花にも集まっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 (f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
180131_011.jpg 補1.ハチスの花とクロアゲハ 2014年8月15日 横浜市舞岡公園 
ハチスの花に一瞬、クロアゲハが立ち寄った。上手く撮れたのだが、フラットな写真になってしまった。たまたま、Amazonの広告を見て、「写真の学校 デジタル写真の色を極める!」を購入したばかりだった。そこでは、画像ソフトはAdobe Photoshop シリーズを使用して説明されているが、Nikon Capture NX2でレタッチを試みる。JPEGで撮っているのでレタッチには適さないのかもしれないが、なんとか見られるようになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.散歩道に休むヒカゲチョウ 2014年9月29日 横浜市舞岡公園 
自転車に引いて散歩されていた人が、立ち止まって撮り終わるのを待っていてくださった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/​900​秒 4​mm ISO​400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.翅を開くムラサキツバメ♂ 2014年11月19日 高知県桂浜
晩秋に3泊4日で四国一周駆け足旅行をした。桂浜に寄った日はとても良い天気だった。陽当たりの良いマテバシイ?の植え込みで、ムラサキツバメとムラサキシジミが飛び回っていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f​5.6​ 1/​640​秒 140mm ISO200 ) 露出補正 な
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒョウモンチョウ 2014年7月24日 群馬県赤城山 白樺牧場付近
コヒョウモンなのか、ヒョウモンチョウなのかと思いつつ撮ったが、どうやらヒョウモンチョウのようだ。​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/​160秒 74mm ISO​160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ミヤマチャバネセセリ  2014年4月26日 東京都日府中市
この蝶に会うのもこの日が初めてだった。生息地は限られるようだ。クリッとした眼がかわいらしい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200) 露出補正 なし


2017年5月14日

ホソオチョウを狙って 4月28日

ホソオチョウは、何年も前に韓国へ旅行した時、ソウルから南に走る高速道路のSAで飛んでいるのを見たことがあった。とても魅力的なチョウだった。そのホソオチョウが埼玉県の都幾川河岸にも発生していると知り、一度、撮りたいと思っていた。
  ホソオチョウは、韓国から持ち込まれたようだ。国外からの持込も、国内での分布拡大も、"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているという。いわゆる要注意外来生物だ。
 国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で既に定着していたと考えられているという。放蝶しない、保護しない、という立場から1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。幼虫はウマノスズクサを好んで食するためジャコウアゲハの幼虫と競合する。
 この日の狙いはホソオチョウだ。チョウの里公園、都幾川河岸を歩き回って、やっとホソオチョウの舞うところを探し当てた。

;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ♀
道に迷ったりしたので、到着予定時間より、1時間ほど遅くなってしまった。オオムラサキ管理センターの駐車場に車を停めて、さっそく、蝶の里公園を歩き始めた。最初に撮ったツバメシジミ♀は、翅表に現れたブルーが鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツバメシジミ♀ 裏面
前の写真と同じ個体。低いところに止まるので撮りにくい。モニターでローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/500秒 12mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ
この白い花はクサイチゴ(草苺)の花ではないだろうか? ヘビイチゴの花は黄色い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.スジグロシロチョウ求愛
下草に止まった♀に、♂が求愛している。♀は尾端を上げて交尾拒否の体制。♂の愛は受け入れられなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
河川敷を歩いていると思わぬチョウが飛び出して、近くの葦の葉に止まった。ギンイチモンジセセリだ。3日前には多摩川河川敷でこのチョウを追った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/8​0​​​0秒 90mm ISO​2​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
お腹が太いので♀のようだ。反対側に回り込んで撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/10​0​​​0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ヤマトシジミ
ヤマトシジミの第1化も多く飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1​250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマキチョウ
再び蝶の里公園へ戻る。数は多くないがツマキチョウが飛んでいる。この個体は右下翅が羽化不全のようで縮んでしまっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1​250秒 90mm ISO​2​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ベニシジミ
春のチョウの定番ともいうべきオレンジ色も艶やかなベニシジミも多かった。蝶の里公園では、ウスバシロチョウが飛ぶ姿を目撃したが、撮影できなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1​000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ホソオオチョウ♂ -1
都幾川沿いの堤防を歩いていると、白いチョウが弱々しく、フワフワと飛んできて、地面に止まった。飛び立たれないようにゆっくりと距離を詰めて、シャッターを切っていく。やっと、本日の本命であるホソオチョウに会えたのだった。詳しいポイントが判らなかったので、会えるまでに時間がかかってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ホソオチョウ♀ -1
大きさがヒメウラナミジャノメほどの黒っぽいチョウが飛び立った。飛び方はヒメウラナミジャノメと全く違うので、ホソオチョウの♀だろうと見当がついた。これがアゲハチョウ科のチョウかと思うほど小さい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体。少し飛んでまた止まった。翅を閉じ、裏面を見せてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ホソオチョウ♂ -2
周囲を見回すと数頭のフワフワと飛んでいるホソオチョウがいる。しばらく飛んでは止まるのだが、堤防の傾斜地に止まるので撮りにくい。この個体は少し擦れていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ホソオチョウ♂ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ホソオチョウ♂ -4
これは大分傷んでいた。 ​​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/5​0​​​0秒 90mm ISO​2​​​​​​​00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ホソオチョウ♂ -5
これはきれいな個体だったが、なかなか良いところに止まって撮らせてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/80​​​0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ホオオチョウ♂ -6
最後にP610で環境を入れて撮ろうと試みた。草の背が高くて背景を遮ってしまう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/500秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ 吸蜜
再び、蝶の里公園を歩く。ウスバシロチョウが飛んでいた辺りに咲いていたツツジの花に黒いチョウが絡んでいた。ジャコウアゲハの♂だ。胴体の紅色が鮮やかだ。食草のウマノスズクサは、ホソオチョウと競合する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ジャコウアゲハ 休憩
同じ個体。ジャコウアゲハはしばらく飛んでは、このような姿勢で葉上などに止まることが良くある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツマキチョウ♀
そろそろ引き上げようかと歩いていると、セリバヒエンソウでツマキチョウの♀が吸蜜しているのを見つけた。しかし、ロープが張ってあって近づけない。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO200​ )露出補正 -0.3段


2017年5月 8日

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ 4月25日

昨年は何かと所用があり、この時期に多摩川の河川敷を歩くことができなかった。一昨年は4月28日に、今日歩いたのとほとんど同じコースを歩いて、ギンイチモンジセセリを多く見ることができたが、その時は♀の新鮮な個体が多く、♂はすでに、少し擦れているのが多かった。それに比べ、今年は♂が多く、♀はまだ羽化したばかりと見える1頭だけしか撮っていない。
 一方、ミヤマチャバネセセリは一昨年に比べて極めて数が少なかった。今回、目撃したのはわずか2頭で、撮影できたのは1頭のみだった。
 ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリ、そして、ベニシジミやヤマトシジミなどは、いずれも翅を開いても2cmそこそこの小さなチョウで、しかも、地面近くに咲く小さな花や食草を求めて飛ぶので、撮影するのに骨が折れる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.カタバミの花に来たギンイチモンジセセリ
聖蹟桜ヶ丘駅を降りて、多摩川へと歩く。河川敷にある公園を歩き、小さな花を撮っていると、偶然そこにギンイチモンジセセリが来て吸蜜を始めた。多摩川の右岸では、初めて見るギンイチモンジセセリだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.次はオオイヌノフグリへ
そのギンイチモンジセセリは、こんどはすぐ近くに咲くオオイヌノフグリへ移った。小さな躰に比べると大きな目だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ
多摩川にかかる長い橋を渡って、多摩川左岸に出て、河川敷に下りる。ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの食草であるススキの原を探る。目にも止まらぬ速さで飛んできたミヤマチャバネセセリが目の前の枯れたヨシの葉に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ♂
翅表のブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;
5.ギンイチモンジセセリ -1
12時を過ぎてギンイチモンジセセリが多くみられるようになった。落ち着いて吸水している。地面に両肘をつくようにして撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ -2
こんどはP610に持ち替えて、接近して、その広角端でとる。この蝶は年に2~3回成虫が現れるが、夏型が発生する季節は草いきれで、熱中症になってしまいそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ -3
この個体は翅を半分開いて、黒褐色のビロードのような表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンイチモンジセセリ -4
前の写真と同じ個体。反対側に回り込んで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ -4
これも前の写真と同じ個体。もう一歩前進して撮る。擦れのないきれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ギンイチモンジセセリ -5
これまで現れるのはすべて♂だったが、この個体は腹が太く、♀のようだ。ピントを外してしまったのが残念。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ギンイチモンジセセリ -6
これも♂のようだ。♂が多いということは、まだ、発生初期なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
170506_012.jpg
12.ツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンがもう発生していた。一昨年4月28日に来た時も、同じところでツマグロヒョウモンが飛んでいたように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。テリトリーを張っているのか、飛び立っては、また戻ってきて、近くに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1200秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ
河川敷全域にヒメウラナミジャノメは多かった。P610を使う時は、広角端か、望遠端が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ベニシジミ
ベニシジミも多かった。河川敷を歩いていると、パッと飛び立つ。はじめは何だろうかと、止まるのを待って確認していたが、慣れてくると、飛び立った段階で、ベニシジミだと判るようになった。地面に止まった時は、こういう撮り方しかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.一ノ宮公園あたり
この日の多摩川河川敷は陽春という言葉がぴったりだった。歩きながら撮った写真を載せる。向こうに見えるのは野猿街道の橋だ。手前に広がるのは一ノ宮公園だ。この日もここからスタートした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/1600秒 11mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.多摩川右岸
釣り竿が何本も川に投げられていた。しかし、釣り人の姿は見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/1600秒 9mm ISO100​ )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ススキの原
河川敷にはススキがたくさんあるが、今は枯れている。このススキの原がギンイチモンジセセリや、ミヤマチャバネセセリの住み家なのだ。顔をのぞかせたススキの新芽に、新しい生命が産み付けられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/1600秒 9mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.河川敷の菜の花
枯れたススキの向こうには、菜の花がきれいに咲いている。先日、TVで河川敷や堤防に咲く菜の花が問題になっていると報じていた。河川敷に生える菜の花のほとんどは、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナのようだ。そして河川敷に菜の花が生えだしたのは、そんなに昔ではなく、1960~70年代ごろからとのこと。日本では、江戸時代からナタネ栽培は一大農業作物だったのである。ただ明治になると、在来種のアブラナより油の採れるセイヨウアブラナが取って代わった。昭和に入る頃には、ほとんど西洋種に置き換わったようだ。 そして、戦後になると、わざわざ栽培して種子を採取し、そこから油を絞ることはほとんどなくなったという。最初から種子を輸入した方が安くて簡単だからである。ところが栽培されなくなった時期から、各地の河川敷や堤防に菜の花畑が登場してきた。かつて栽培されていた菜の花が放棄される過程で種子が河川に流れ出して流域に拡散したと想像される。自然界で繁茂している菜の花はほとんどが外来種であるとのこと。加えて雑種化が進んでいるそうだ。 セイヨウアブラナは遺伝子組み換え種子の可能性が高いとのこと。カナダなとでは普通に使われている。菜の花が生える富栄養化した土にはミミズなどが増え、それがモグラやノネズミを増やす。そうすると堤防が弱くなるという問題が指摘されている。(森林ジャーナリスト田中敦夫氏の記述に基づいた)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/500秒 44mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.魚を獲るサギ
橋の上から、白いサギが川の流れにくちばしを突っ込んで、何か捕獲したようだ。肉眼では見えないが、後で画像を見てみると、魚だった。くちばしが黒いのでコサギのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ゆうゆうと飛ぶ白いサギ
白いサギは見える範囲に3頭いた。1頭が飛び立つと他も飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/500秒 90mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.中州
ところどころ、中州になっているところがあるが、その中洲にも菜の花が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/400秒 30mm ISO100​ )露出補正 -0.3段


2015年5月10日

多摩川河川敷を歩く(2) ギンイチモンジセセリ編 4月28日


 野猿街道が多摩川を跨ぐ橋を渡りきるのに約6分かかった。渡り終えて、少し上流へ移動し、河川敷に下りた。ススキのあるところでは、ギンイチモンジが飛んでいる。数も多い。しかしなかなか、シャッター・チャンスを与えてくれない。ここでもミヤマチャバネセセリを撮った。

  河川敷を歩くと、さっき電車で渡った京王線の鉄橋が近くなってきた。昼近くになってやっとギンイチモンジセセリが静止するチャンスがあり、撮れるようになった。多くは草の茎に止まる。

 やがて、京王線の鉄橋をくぐって、都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋へ出る。この手前にでは、ギンイチモンジセセリも見られ、また、生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。橋をくぐる。ここから先の河川敷にはススキの林の中にハルジオンが咲く道があり、ギンイチモンジセセリがそのハルジオンに吸蜜に来ていた。

  さらに下流に進むがあまり良いポイントはなく、南武線の南多摩駅までの道のりは長かった。南多摩駅の駅前の蕎麦屋で冷たいビールでのどを潤し、ざるそばを食べたのは、午後3時だった。

;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
やっと草の茎に止まってくれたギンイチモンジセセリが撮れた。きれいな個体だった。ギンイチモンジセセリは1属1種、「鼻」が突き出た感じで他のセセリチョウ科の蝶とは少し様子が違う。後翅の銀色の線は夏型よりこの春型の方が目立つという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
オオイヌノフグリに止まった。しかし、長くは止まっていない。蝶たちは私の膝より低いところを飛び回り、止まることが多い。どうしても屈みこんで撮るが、屈んだり立ったりで足腰に負担がかかる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ -3
この個体はお腹が太い。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ナガミヒナゲシ
道端にナガミヒナゲシの花が咲いていた。日本では帰化植物として自生している。日本の在来動植物を駆逐するかもしれない恐ろしい宿敵とも言われる。繁殖力が強く、その威力は、膨大な数の種子によるもので、花の後には必ず結実し、1,000~2,000個もの微粒の種子をばら撒くそうだ。花弁の上にいる緑色のものは何かの幼虫だろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ギンイチモンジセセリ -4
このような姿勢で草の茎に止まることが多い。この個体もお腹が太く♀のようだ。午前中は止まらなかったギンイチモンジセセリが、午後になってこのように止まることが多くなった。羽化して間もない♀なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -1
鎌倉街道の端の手前でオレンジ色も鮮やかにツマグロヒョウモンが飛んでいた。葉の上に止まって撮らせてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -2
HS50に持ち替えて、広角端で同じ個体を撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ススキの群落
都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋を超えるとススキの群落があった。その中に開かれた小道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ギンイチモンジセセリ -5
ギンイチモンジセセリがハルジオンの花に吸蜜に来た。昨年も同じような光景に出会っている。胴が細くどうやら♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ギンイチモンジセセリ -6
前の写真と同じ場面であるが、連写で撮っていたら、ピントはその分外れてしまったが、花から離れようと飛び上がったところが撮れた。表面は黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ギンイチモンジセセリ -7
♂は発生時期が早いのか少し擦れてきている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ギンイチモンジセセリ -8
裏面は黄褐色だが、前翅の下側、後翅と重なるところは黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ギンイチモンジセセリ -9
HS50に持ち替えてこんな写真が撮れた。手前に1頭と、奥のハルジオンの花でも1頭が吸蜜している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ギンイチモンジセセリ -10
ちょっと待っていると入れ代わり立ち変わりハルジオンの花にギンイチモンジセセリが止まりに来る。どうやらハルジオンにくるのはみんな♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ギンイチモンジセセリ -11
♂の比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリもハルジオンに来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ベニシジミ
ベニシジミも元気に飛んでいる。飛び方は素早く、私の動体視力では捕捉するのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.モンキチョウ
襟回りのピンクがきれいだし、眼がとても大きい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ツバメシジミ♂
先日、舞岡公園でうまく撮ることができなかったツバメシジミを、止まって落ち着くのを待ってやっと撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.南武線鉄橋
ようやく多摩川に架かる府中街道の府中市と稲城市を結ぶ橋を渡る。渡りきるのに約7分かかった。この橋をまっすぐ進むと南武線の南多摩駅。その南多摩駅へ向かう南武線の電車が鉄橋を渡っていく。時刻は2時半、喉も乾いて、腹も減った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし


2015年5月 6日

多摩川河川敷を歩く(1) ミヤマチャバネセセリ編 4月28日


 昨年は4月26日に多摩川河川敷に出かけ、目的としたギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリに会えた。暇には違いないのだが、4月、5月はそこそこ予定が入っている。連休中はあまり動きたくない。今年は4月28日か30日にしようと考えていた。前日の27日はゴルフがあったので、少々きついかなと思いつつ、28日が天気が良さそうなので、この日に決めた。

  昨年、試行錯誤で歩いたコースで成果があったので、今回もそのルートにする。南武線の分倍河原から乗った京王線が多摩川の鉄橋を渡った次に駅で降りた。都道20号線(野猿街道)が多摩川にかかる橋を対岸に渡るのだが、今回は、まず、河川敷にある公園へと歩いた。枯れたススキが見えたので近くへ行ってみると、幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。

 良く見るとギンイチモンジセセリも飛んでいる。何とか撮ろうと目を凝らしてその飛んでいく先を見たが、なかなか止まってくれない。とうとう、そこでは撮ることができなかった。飛んでいるところ、いわゆる飛翔写真を上手に撮られる方がいるが、私には無理なようだ。

 上流へ歩いて、渡ろうとしている橋の下を通り抜け、土手に咲く花にいたモンキチョウを撮りながら、都道20号線(野猿街道)に出て、多摩川にかかる橋を大きな渡り、多摩川左岸へ出た。ここからは昨年歩いたコースを踏襲する。京王線の鉄橋が近くなったところで、ようやくこの日初めてのギンイチモンジセセリを撮ることができた。 まず、ミヤマチャバネセリなどから綴っていく。

;クリックすると大きな写真になります。 1.のどかな河川敷
10時少し過ぎに京王線の駅に着いた。まっすぐ多摩川の河川敷に出る。上流に対岸へ渡る大きな橋があるが、そちらの方へ歩いていくと公園があった。夏用の何かの写真を撮っているのだろうか、竿に多分造花であろうヒマワリの花を付けて地面に差し、ピチピチしたお嬢さんたちの写真を撮っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 47mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマチャバネセセリ -1
公園内を川に沿って歩いていると幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。♀のようだ。じっと止まって動かない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ -2
D5300+TAMRON 90mm に持ち替えて撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマチャバネセセリ -3 
カラスノエンドウに止まり、口吻を伸ばして吸蜜し始めた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミヤマチャバネセセリ -4
個体数は多い。これは♂のように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 86mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.公園の花壇のモンキチョウ
きれいに手入れされた公園の花壇には数頭のモンキチョウが花から花へと飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.都道20号線(野猿街道)
やがて、都道20号線(野猿街道)が多摩川を渡る大きな橋が見えてきた。良い天気だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.土手のモンキチョウ
その橋の下をくぐり、橋に上がろうと土手を進むと、ハルジオンでモンキチョウが吸蜜していた。モンキチョウはなかなか構図的に上手く撮りにくいが、アップで狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.多摩川の清流?
先日、NHKの「ダーウィンが来た!」という番組で多摩川の水がきれいになり、鮎をはじめとした魚が増えたと言っていた。その増えた魚をカワウが狙っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -5
橋を渡るのに普通に歩いて、途中で写真を1枚撮って、6分かかった。対岸、すなわち左岸の河川敷にたどり着くと、一旦、橋の上から上流の方に見えていたススキの群落の方へ下りてみる。さっそくミヤマチャバネセセリが飛び出した。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメウラナミジャノメ -1
ヒメウラナミジャノメは今が第一化の最盛期なのだろう。どこにでも飛んでいた。この個体は普段見る本種に比べ、裏面の色が黄褐色に見え、眼状紋の列を境にさらに変化がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ヒメウラナミジャノメ -2
どこからか飛んできて止まるとさっと翅を開く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメウラナミジャノメ -3
どの個体も新鮮である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ -4
この個体の裏面の色も淡い黄褐色の気配がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.京王線の鉄橋
来るときに乗ってきた電車が渡った京王線の鉄橋に来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.多摩川の堰
鉄橋の向こうは水位、流量調整のためだろうか、堰になっていた。写真では小さくてわかりにくいが右下の少し水が淀むところにカルガモがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/550秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段