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2022年9月21日

富士山五合目・富士本栖湖リゾート・勝沼「一古園」 続き 8月30日

霧の富士山五合目でキベリタテハに出会えるとは思っても見なかった。
 昼食を終え、バスの出発時間までの間、レストハウスの前で富士山山頂の雲の動きを眺めていた。この条件でキベリタテハに会えたのだから、もし晴れていたら、周囲にはどんなチョウがいるのだろうかと思いをはせていた。ちょっとネットで調べてみると、キベリタテハのほかに、クジャクチョウ、シータテハ、ミドリヒョウモン、アカタテハ、アサギマダラなどの写真があった。
 さて、次は、本栖湖の近くの「富士本栖湖リゾート」で、本年の夏より初開催される「虹の花まつり」を見に行く。天気が良ければ富士山を背景に、ジニアやサルビア、ルドベキアなど10 種類のカラフルな花々と緑が楽しめるというが、この天気では「富士山を背景に」は期待できない。ここ「富士本栖湖リゾート」では、毎年4月中旬から5月下旬にかけてに「富士芝桜まつり」が開催されている。15年くらい続られているようだ。遊園地「富士急ハイランド」を旗艦事業として行楽・サービス業などを展開している富士急グループが経営している。
 富士山五合目から約1時間バスに揺られたが、着いたとたんに雨が降り出した。園内に入ると傘を差さねばならないほどの本降りになってしまった。Z50 はカメラバッグに仕舞い込み、左手で傘を持ち、G7X を右手に持って片手撮りになった。
 30分くらい園内を散策し、バスに戻る。 2時少し前に富士本栖湖リゾートを出発、甲府から少し中央高速に乗り、勝沼の「一古園」という立派なブドウ園で、「シャインマスカット狩り・食べ放題」がこの日最後のイベントだった。 

000_220830048 X700 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ルドベキア G7X.jpg
富士本栖湖リゾート「虹の花まつり」 2022年8月30日(雨)  山梨県南都留郡富士河口湖町

020_220830124 X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 20.五合目からの富士山 雲が流れる
富士山頂の様子は刻々と変わる。青空も見えるのだが、すぐ姿を隠す。チャンスを待つ。気が付かずにセットされてしまっていたシャッタースピード優先(1/100秒)で撮っていた。初歩的なミスだ。しかし、f32に絞られても、画像はよい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f32 1/100秒 46mm ISO 100 ) 露出補正 なし
021_220830133m X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 21.五合目からの富士山 青空と押し寄せる雲
富士山頂は五合目からは南の方角にある。南から雲が押し上げられてくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f22 1/100秒 29mm ISO 100 ) 露出補正 なし
022_220830139 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 22.五合目郵便局
レストハウスに郵便局があった。中に入って様子を見てみたが、アッピールしてくるものは何もなかった。富士山頂を指さす登山家2人の銅像があった。初めてスイスへ観光旅行をしたときに、朝、モンブランの麓のシャモニーの町を散歩をしたとき、パルマ広場というところに「パルマとソシュールの銅像」が立っていたのを思い出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/100秒 21mm ISO 100 ) 露出補正 なし
023_220830142 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 23.富士山五合目広場 レストハウス五合園の前は広場になっていて、登山客、観光客が大勢うろうろしていた。天気が良ければもっと混雑するのだろう。久しぶりに外国人観光客を多く見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 32mm ISO 100 ) 露出補正 なし
024_220830143 X800 富士山五合目 イタドリ Z50 18-140.jpg 24.イタドリ(虎杖)
そろそろバスが停めてあるところに行こうと歩く。イタドリが咲いていた。この花にもチョウが良く来る。晴れていたらきっと何かいたに違いない。和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
025_220830144 X800 富士山五合目 ナナカマド Z50 18-140.jpg 25.ナナカマド(七竈)
ナナカマドの葉が赤くなってきていた。ナナカマドの和名には諸説があるそうだが、wikipediaによれば、よく知られるのは、「大変燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」ということから付けられたという説が広く流布しているそうだ。一緒に歩いていたバスガイドさんが「ウルシかな」と言っていたが、ウルシ科のハゼとよく似ている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
026_220830147 X800 富士本栖湖 虹と花まつり Z50 18-140.jpg 26.富士本栖湖リゾート ルドベキア
バスは富士スバルラインを下って、河口湖の手前を左に曲がって、本栖湖へ向かった。到着したころは小雨だったが園内に入ると本降りになってきた。雲が立ち込めている。入園するとルドベキアという花が咲いていた。このショットを最後に、Nikon Z50 はバッグに仕舞い、Canon PowerShot G7X にする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f13 1/100秒 53mm ISO 100 ) 露出補正 なし
027_220830032 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり アゲラタム G7X.jpg 27.アゲラタム?
縁の奥に進む。左側には竜神池があり、橋がアクセントになっている。渋い赤紫のフジバカマのような花は、アゲラタムというらしい。チョウが来そうな花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
028_220830034 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 28.虹の花まつり
先日行ってきた富良野や美瑛の花畑を想起する、虹のように帯状に花が咲いていた。手前の濃い赤は花でなくコリウスという観葉植物だ。その向こうに白と紫のサルビアが咲き、一番向こうの黄色い帯はジニアだと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
029_220830038 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ナナディープブルー G7X.jpg 29.サルビア
パンフレットを見ると、サルビアのナナディープブルーという品種のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
030_220830039 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ボンファイアー G7X.jpg 30.赤いサルビア
これもサルビアだが、ボンファイアーという赤いサルビアだ。梓みちよさんの歌(1975年)に「赤いサルビア」があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
031_220830042 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビアとジニア G7X.jpg 31.黄色い葉
これも観葉植物と思うが、名前が分からない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
032_220830045 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 32.コリウス
wikipediaを見てみた。コリウスとは、シソ科コリウス属の植物の総称。和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島、フィリピンに分布する。園芸品種として種間雑種も作出されていると記述されていた。葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、いろいろあるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
033_220830049 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり オオカッコウアザミ G7X.jpg 33.オオカッコウアザミ?
Picture This で検索してみた。出された回答はオオカッコウアザミだった。パンフレットにはアゲラタムという花が載っていた。アゲラタムの和名はカッコウアザミという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
034_220830054 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ジニア G7X.jpg 34.ダリア
園内のいちばん奥まで来た。そこにはダリアやマリーゴールドなどが植えられていて、きれいに咲いていた。本栖湖リゾートの広さはどれくらいなのか、パンフレットには書かれていないが、春に行われる「富士芝桜まつり」では約2.4ヘクタールの植え付け面積に、「首都圏最大級」の約80万株のシバザクラを植えたとあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
035_220830061 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり G7X.jpg 35.Peter Rabbit English Garden
パンフレットには、「ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏がデザイン監修を手掛け、約300種類の草木や花々とピーターラビットをはじめとするキャラクターたちの共演をお楽しみいただけます」と説明されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_220830064 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コヒマワリ G7X.jpg 36.コヒマワリ(小向日葵)
Peter Rabbit English Garden に咲く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
037_220830067 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 37.勝沼ブドウ園「一古園」
「虹の花まつり」では30分ほど鑑賞して、バスに戻り、この日最後の目的地である勝沼の「一古園」というぶどう園に向かった。バスは「一古園」の、ブドウ棚がありその下に机と椅子が並べられて、ブドウを食べたり、食事をするところに停まった。シャインマスカット食べ放題のぶどう畑へは、歩いて片道7分くらいかかるそうだ。だが、写真のぶどう棚の下で、シャインマスカットの食べ放題もできる。私たち老夫婦はブドウ棚の下を選択した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
038_220830069 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 38.ピッテロ ビアンコ
棚になっているブドウは果粒の形が特徴的な白ブドウ「ピッテロ ビアンコ」という品種だ。果肉はしまっており、"ぷりっ"とした食感だそうだ。糖度は15度程度前後、酸味が少ないためとても甘く感じるブドウという。「ピッテロ ビアンコ」は、その果粒の形から「淑女の指」という意味の「レディー・フィンガー」または「レディース・フンガー」という別名でも知られているという。ちなみに価格は、500gで1,080円(税込)ほどである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
039_220830075 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 39.ブドウ園売店
ブドウ棚の下で食べた食べ放題のシャインマスカットはとても甘くて美味かった。だが、ひと房も食べられない。ツアー代金に含まれていたが、食べ放題の料金は1,500円だったようだ。お持ち帰りはご法度。甲州種の白ワインを1本買い求めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2021年4月29日

府中市郷土の森博物館 4月20日

サントリーのビール工場の近くに府中市郷土の森博物館という博物館のある公園がある。どんなところなのか行って見たいと思っていた。秋に咲くヒガンバナがTVで紹介されたこともあった。
 この日、しばらく河川敷を歩いた後、寄ってみることにした。

000_210420103 X700 案内図 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
府中郷土の森博物館 園内案内板より

府中市郷土の森博物館は多くの移築された古い建築物を含む森全体が一体となった野外博物館である。つまり、博物館を核とした有料の公園である。敷地面積は約14haある。博物館の入場券(¥300)を購入して正門から入場すると、右手にプラネタリウムがある博物館の立派な建物があった。そして、多摩川の方(南)に向かって庭園が広がる。庭園には、四季折々に楽しめる花があるほか、町役場や郵便取扱書、尋常小学校などの復元された建物や屋敷がある。園のほぼ中央に田んぼがあり、辺りにヒガンバナが咲くようだ。春先にはロウバイやウメも楽しませてくれるという。
 ざっと一回りして、有料の公園を出ると交通公園やプールなどもあった。
 帰りは正門前からバスに乗って、分倍河原へ出ることが出来た。ロウバイやウメ、また、ヒガンバナが咲く頃に来てみたいと思う。

1.旧府中尋常高等小学校校舎<br> 公園の正門を入ると右手に立派な博物館の建物が見えた。展示内容を見てみると特に興味のあるものはなさそうだ。あまり長い時間滞在できないので、博物館の閲覧は割愛する。左手に復元された歴史的な建物が並んでいた。まず、ここから見て行くことにする。この建物は、1935年(昭和10年)に建てられた北多摩随一の規模を誇った木造校舎の一部が復元されたもの。教室には昔の教科書などが展示されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_210420105 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
2.詩人村野四郎記念館
校舎の中に入る。2003年、村野四郎記念館がここ府中市郷土の森博物館内、旧府中尋常高等小学校校舎1階に開館されている。古いオルガンが目を引いた。譜面台には 村野四郎 作詞の「巣立ちの歌」の楽譜が置いてあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_210420107 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
3.昆虫採集箱
写真のようなチョウの標本箱が展示されていた。展翅されたチョウは武蔵野で見られるチョウだが、ギフチョウが含まれていた。かってはこの辺りにも生息していたのだろう? 私は小学生の頃に、高尾山の薬王院や、浅川の辺りで目撃したことがある。村野四郎の処女詩集『罠』に「昆虫採集箱」という詩が収められているそうだ。村野四郎が採集したものかどうかは分からない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_210420109 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
4.旧府中尋常高等小学校の教室
私が学んだ渋谷区立神宮前小学校の教室もこのようだった。椅子が小さくてかわいい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/1500秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_210420113 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
5.旧島田家住宅 店と蔵
府中市郷土の森博物館のホームページによれば、島田家は、旧甲州街道沿いの商家であったそうだ。移築・復元したのは、1886年(明治19年)から足掛け3年の歳月をかけて建築された店蔵(みせぐら)部分。同家には、この店蔵の普請帳が残され、建築の実態を詳細に知ることができた。復元にあたっては、この普請帳を参考にしながら伝統的な方法を再現し、同じく足掛け3年をかけて完成させたとのこと。薬屋を営んでいたため「島田薬舗」の看板が掲げられているが、その文字は「明治の三筆」の一人として知られた書家・巌谷一六(1834年~1905年)の筆によるものである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_210420118 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
6.島田薬舗 店内
「水むし専門薬 ポンホリン 株式会社 塩野義商店」と書かれた看板が見えた。その他「キザミ和漢薬」の棚や、「猫イラズ」「回虫の完全な防ぎ方」と書かれた看板などがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_210420120 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
7.旧田中家住宅 府中宿の大店
田中家は、江戸後期から明治の府中宿を代表する商家だそうだ。明治天皇が府中近辺に来訪した際には、休憩所や宿所として利用され、その御座所として使われた奥座敷部分が残されている。移築・復元にあたっては、当時の屋敷図や写真資料をもとに設計をし、間口が狭く奥行きが長い、町屋特有の屋敷全体が復元された。現在、表店(おもてみせ)部分を休憩所として利用し、和室の一部は貸出もされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO640 ) 露出補正 なし
007_210420127 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
8.茶室 梅欅庵
茶室 梅欅庵は、市の花「梅」と市の木「欅(けやき)」から名付けられた。 本格的な純和風数寄屋づくりの建物で、3畳台目(三畳の客間を中央に、点前座と相伴席を配す)の小間と8畳の広間があり、それぞれ2畳・4畳の水屋がついている。庭は、中門・腰掛待合を配した日本庭園となっている。茶道具の貸出しもおこなわれており、また、一般の方のお茶室利用(貸出し)がない日は、呈茶も行われている。旧田中家ゆかりの茶室かと思ったがそうではないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_210420133 X800 梅欅庵 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
9.旧河内家住宅(ハケ上の農家)
浅間山近くの人見街道沿いにあった代表的な農家。元々は旧大沢村(三鷹市)に建てられたものだったとのこと。ここへの移築にあたっては、府中の養蚕盛んな時代の手掛かりとするため、明治後期に養蚕のために保温・通風・採光などの工夫を施し、昭和期まで使用した頃の姿に復元されており、当時の養蚕農家の様子をうかがい知ることができる。武蔵野台地の立川崖線(ハケ)の上にあったことから、園内のさらに奥にある旧越智家住宅「ハケ下の農家」に対して「ハケ上の農家」と呼ばれている。建てられたのは江戸時代後期だが、養蚕が盛んに行われた明治時代後期の姿に復元されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210420137 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
10.旧府中町役場
府中市郷土の森博物館のホームページによれば、1921年(大正10年)に完成した洋風の町役場の庁舎だそうだ。 地方自治を謳う大正デモクラシーの風潮のなか、財政難にもかかわらず町民の熱意によって3年かけて建てられた。屋根の飾り天窓(ドーマー・ウィンドウ)や錘を内蔵した上げ下げ窓などを取り入れた洋風の2階建て建築だが、正面車寄せの屋根を和風の唐破風とし、裏側には和風平屋の建物を付設させている点に大きな特色がある。1954年(昭和29年)4月の府中町・西府村・多磨村の合併による府中市誕生後も、市役所、市立図書館、教育研究所等に利用された。多摩地域に現存する最古の役場建築で、大正時代の建物としては東京都の文化財指定の第1号であるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210420138 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
11.旧府中郵便取扱所
1872年(明治5年)から1889年(明治22年)までの間、府中郵便取扱所として使われた矢島家の居宅である。府中番場宿の名主兼問屋の矢島九兵衛が郵便取扱役に任命されると、居宅に窓口を設けるなどの改築が加えられ、急遽、郵便取扱所として開設された。建築年代は幕末から1872年の間と推定され、1985年~86年(昭和60年~61年)の解体に至るまで、増築や代々の当主の職業によってその都度改造されてきていたが、府中の近代化を物語る郵便取扱所として、当時の姿に復元された。府中市郷土の森博物館のホームページ参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210420140 X800 府中市の森 RX10M4.jpg
12.ムサシノキスゲ
旧島田家住宅。旧府中町役場、旧府中郵便取扱所からまっすぐ西へ、案内図に浅間山と書かれているほうへ歩いて行った。ニッコウキスゲのような花が咲いていて、ムサシノキスゲと説明されていた。市内北東部の標高約80mの浅間山に自生するユリ科の多年草で、いくつかの説がある中で、氷河期に分布を広げたニッコウキスゲが温暖化とともに低地に取り残され、独自の適応を遂げたという考えが有力視されている。 明るい落葉広葉樹林に生育し、特に草地に近い場所を好む。かつては多摩地域に広く生育していたが、現在は、山全体が都立公園となっている都立浅間山公園に自生するのみとなった。府中市郷土の森の雑木林は浅間山をイメージしているため、特別に数株を委嘱していると説明されていた。東京都レッドデータブックの絶滅危惧I類(CR+EN)に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_210420148 X800 〇ムサシノキスゲ 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
13.庚申塔とシャクナゲ
近くに享保、元文時代(1724年、32年、33年)に建立された庚申塔が3っあったが、この 庚申塔 も古いもののようだ。江戸時代に盛んに建られた庚申塔とは、体内にいる三匹の虫が庚申の夜に人が寝ると、天を昇り天帝にその人の悪事をつげ、そ の人の生命を縮めるという教えに根 ざしているという。 これを防ぐため 人々は、庚申 の 夜には当番の家に集まり寝ないで夜明けを待ったそうだ。この集まりは明治以降衰えたが、この民間信仰に基づいて庚申塔が建てられ、現在に残っているという説もあった。シャクナゲが咲いていた。    

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210420154 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
14.ラビットアイ ブルーベリー
  ブルーベリーはたくさんの品種がある。春に白またはピンク色のドウダンツツジに似た釣鐘状の花を咲かせ、花後に0.5-1.5cmほどの青紫色の小果実が生る。これはラビットアイ系のブルーベリーの栽培品種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_210420160 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
15.旧三岡家長屋門
園内の西の端に 旧三岡家長屋門があった。この長屋門は1829年(文政12年)の創建と考えられる農家の長屋門だそうだ。江戸時代後期に旧是政村の村役人を勤めた三岡家の分家に建てられていたもの。 中央部を門とし、その両側に部屋を設けた長屋門の一般的な形式をとっていて、多摩地域では標準的な大きさという。しかし、両側の部屋を総塗込め蔵造りとし、置き屋根形式を採用している点で類例の少ない長屋門とも言えるそうだ。移築にあたっては創建時の姿に復元されている。府中市郷土の森博物館ホームページを参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_210420162 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
16.旧三岡家長屋門の中
中に入ってみると、比較的近年まで使われていたと思われる扇風機なども置かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_210420165 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
17.レンゲツツジ(蓮華躑躅)
あまり見ることのないレンゲツツジが咲いていた。つぼみの様子が蓮華に見えることから名付けられたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_210420166 X800 レンゲツツジ 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
18.ルリタテハ
安らぎの池の傍の小川が流れるところでルリタテハが占有行動をとっていた。人が通るといったん飛び立つがまた元のところへ戻ってくる。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_210420173 X800 〇府中市郷土の森 RX10M4.jpg
19.アオスジアゲハ
シバザクラのタマノナガレ(多摩の流れ)が植えられている花壇にアオスジアゲハが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_210420178tm X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
20.交通公園 D51
午後2時半になった。そろそろ帰路につこうと思い郷土の森博物館公園のゲートを出る。正門前でバスの時刻表を見ると、次の分倍河原行バスまで30分ほどある。ちょっと交通公園まで行って見ることにした。D51296 が置かれていた。この機関車は1939年に川崎車両兵庫で新製され、新潟、長野、東京、仙台、秋田に配属され、その間30余年、約242万kmを走行したのち、1972年3月に廃車となった。そして、1972-年12月に府中市民健康センター(現 郷土の森)交通公園にEB101と共に保存されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_210420182 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
21.交通公園 EB10 1
説明板には、この機関車は昭和2年東京芝浦電気株式会社(現東芝)によって2両のみが製造され、国鉄で初めての蓄電池機関車として、東北本線 王子・須賀間の貨物輸送として運行された鉄道史上大変貴重なものである。当時沿線には火薬庫などがあり、火気を避けるため蒸気機関車に代わり、この蓄電池機関車が採用された。昭和6年に架空電線が設置され、蓄電池が不要になったことに伴い、電気機関車に改造された後は、昭和46年1月まで44年にわたり貨物輸送の電気機関車として活躍した。この電気機関車は独特の凸型車体で、国鉄最小の電気機関車として鉄道ファンの人気を集めている。ここに保存されていることをお孫さんから知らされた、このEB101を運転していた元国鉄運転手の佐藤重行氏より、機関車のハンドル、運転帽子および電気機関車運転免状が寄贈された、といったことが記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_210420187 X800 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
22.東京都電 6000形
懐かしい都電の車両が保存されていた。子供の頃は渋谷駅や青山通りで当たり前のように走っていた。この6000形は、1947年(昭和22年)から1952年(昭和27年)までの6年間に290両が製造された戦後初の新造車両である。1981年に府中市郷土の森の交通公園に来た。そしてこの6191号は1970(昭和45)年8月に荒川線を走ったようだ。荒川線での7年間を走り抜き、1978(昭和53)年4月27日に現役を引退している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
022_210420196 X800 〇ハクセキレイ♂ 府中市郷土の森 RX10M4.jpg
23.ハクセキレイ
バス停に戻ろうと、交通公園を歩いていると、背中が黒々としたセキレイがいた。見たときはセグロセキレイかとも思ったが、頬が白いのでハクセキレイの♂だった。セグロセキレイにはなかなか会えない。郷土の森博物館前のバス停に戻り、3時過ぎのバスに乗り南武線、京王線の分倍河原駅へ向かった。府中市立郷土の森博物館公園は季節を変えてまた来たいところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
上 プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
下 プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
023_210420195 X800 連結 ハクセキレイ♂ 府中市郷土の森 RX10M4.jpg


2021年4月 9日

ギフチョウの里 3月26日

今年もギフチョウの季節が来た。近年ギフチョウの発生時期が早くなっているようなので、昨年は3月18日に行ってみたが、さすがにギフチョウの姿を見ることが出来なかった。このところ暖かい日が続いているので、発生していると思う。  ギフチョウはお昼ごろに多く現れるので、11時半ごろ駐車場に入ったが、さすがにほぼ満車だった。さっそく、RX10M4を右手に持って、TAMURON 90mm を付けた D5300 を首から下げて歩き始めた。この日は晴れたり曇ったりで、日が照らないときは少々肌寒く感じる。  すでに20人以上の愛好家の方々が来られていて、マメザクラやミツバツツジの花の前で、ギフチョウの飛来を待ち構えていた。私が最初にギフチョウに会えたのは、12時半だった。その時、たまたまそこには、私の他には一人しか撮影者がおられなかった。しかし、被写体はなかなか良い位置に来てくれない。濃いピンクのミツバツツジの花に絡むギフチョウは鮮やかだった。  日が差すほどにギフチョウの数は多くなった。マメザクラは小川を挟んで向こう岸に咲いていて、しかもそこに来るギフチョウは花から花へ飛び回り、良い写真は撮れなかったが、民家の入り口に咲く芝桜に来たり、路に止まって口吻を伸ばすギフチョウを撮り、午後2時に引き上げた。今年も会えてよかった。

210326003_001 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 1.スギタニルリシジミ
スギタニルリシジミが地表を敏捷に飛ぶ。止まるのを待つが、すぐ飛び立ってしまう。翅表の見える写真を撮りたいと思い連写で狙うが難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
210326009_002 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 2.ミヤマセセリ♂
マメザクラの花が満開である。ギフチョウが好きな花だ。じっと待つがなかなかやってこない。ミヤマセセリが吸蜜していた。トリミング。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326023_003 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 3.ミツバツツジに飛来 -1
12時半過ぎ、晴れてきて気温も少し上がってきた。私にとってのこの日最初のギフチョウが現れた。満開のミツバツツジにアプローチしている。なかなか良い位置に止まってくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326025_004 X800  〇篠原 RX10M4.jpg 4.ミツバツツジに飛来 -2
前の写真と同じ個体である。ミツバツツジとの組み合わせは、彩りが鮮やかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326026_005 X800 △篠原 RX10M4.jpg 5.マメザクラに飛来したギフチョウ -1
6~7m先に咲いているマメザクラにギフチョウが絡んでいる。多くの愛好者がカメラを構える。あちらこちらで軽快な連写のシャッター音がしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326031_006 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 6.スギタニルリシジミの集まり -1 小さな橋の下を流れる小川の縁に、段ボールか何か紙が燃やされた跡があり、そこに8~9頭のスギタニルリシジミが集まっていた。多分、ミネラルを求めているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
210326037_007 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 7.スギタニルリシジミの集まり -2
右から4頭目に、やや大きくて裏面の色が淡い個体が見えるが、これはルリシジミかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
210326053_008 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 8.芝桜に来たギフチョウ
気が付いたら目の前にギフチョウが飛来していた。民家の玄関に植えられた芝桜の花に止まって、吸蜜を始めた。肛角の葉状片の赤い紋が鮮やかな、きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326069ts_009 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 9. マメザクラに飛来したギフチョウ -2
ときどきマメザクラにギフチョウが飛来するのだが、撮影できるところになかなか落ち着いて止まって吸蜜してくれない。連写で捉えたショットである。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326080_010 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 10. ミツバツツジに飛来 -3
1時半、再びミツバツツジにギフチョウが飛来した。顔を花に突っ込んでいて目が見えない。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326091_011 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 11.道に止まるギフチョウ
花にはいかないで、民家の入り口の石畳に止まった。口吻を伸ばして何かを吸っている。近寄って、ローアングルでモニターで撮影することが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210326102_012 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 12.落ちたツバキの花で吸蜜
午後2時、ギフチョウのポイントを切り上げて、駐車場へと歩いて行く途中、テングチョウが、まだ新しい落ちたツバキの花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし