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2020年7月 6日

舞岡公園の蝶 55種 (11) テングチョウ、アサギマダラ、ミドリヒョウモン

新型コロナウィルス禍に関しては、6月19日にほぼ全面的に自粛が解除され、今後は「新しい日常」として「三密」を避け、マスク着用、手洗いを励行して、人に感染させることなく、自衛する"とき"に入った。しかし、東京都内では、6月24日から1週間ほど1日の新たな感染者が50人を超えるような日が続いている。急激に感染者数が増加することがないことを祈るばかりだ。
 さて、「舞岡公園の蝶」は前回までで、アゲハチョウ科8種、シロチョウ科5種、シジミチョウ科15種、計28種を載せた。次はタテハチョウ科であるが、私が昆虫少年だったころ、タテハチョウ科のテングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ジャノメチョウ亜科のチョウは、タテハチョウ科に含まれず、それぞれ独立した科として分類されていた。タテハチョウ科  のチョウには脚が4本しかない。正確には、6本の脚があるが、前脚は退化して、細く短くなって小さく折りたたまれているので、4本にしか見えないのだ。かって、テングチョウ科、マダラチョウ科、ジャノメチョウ科と分けられていたチョウたちも、この特徴は当てはまる。この退化した前脚は、歩くためには役に立たなくなっているが、味を感じたりする感覚器官として機能しているという。(7月2日記)

4.タテハチョウ科 ①   テングチョウ、アサギマダラ、ミドリヒョウモン

01) テングチョウ

40101 2011年6月5日 撮影
テングチョウは成虫で越冬するが、その越冬したチョウと入れ替わるように、5月の終わりごろから、新生テングチョウが発生する。そのころ、路上に止まり、吸水、吸汁するテングチョウが見られる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISOオート )
40101_110606009T X800  A640.jpg
400102 2017年6月6日 撮影
♂ 敏捷に飛びまわっては、このようなところにも止まる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
40102_170605110 X800 D5000 TAMRON 90.jpg
400103 2018年5月25日 撮影
この時期のテングチョウはとてもきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
40103_180525008 X800 RX10M4.jpg
40104 2018年5月25日 撮影
♀ この年はテングチョウが多かったように思う。裏高尾へ行った時もキャンプ場で多くの個体を見かけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
40104_180525065 X800 RX10M4.jpg
40105 2018年5月29日 撮影
縄張り争いをするように葉上に静止

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
40105_04180529023 X800 RX10M4.jpg
40106 2019年5月26日 撮影
テングチョウの食草はエノキなどのニレ科植物だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
40106_190526114 X800 RX10M4 DSC07565a.jpg
40107 2019年5月30日 撮影
♂ 吸水しているチョウのほとんどが♂である。しかもその多くが羽化したばかりだ。吸水行動によってアンモニアを窒素源として摂取し筋肉や精子の生産に役立てていると考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
40107_190530003 X800 RX10M4 DSC07622.jpg


02) アサギマダラ

40201 2006年5月31日 撮影
♂ この辺りではアサギマダラは幼虫で越冬し、春に蛹となって、5月に第一化が発生する。これは舞岡公園で初めて見た個体だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
データ不詳
40201_060531025 X800 D100 18-200VR.jpg
40202 2009年5月26日 撮影
舞岡公園でアサギマダラに会える機会はそう多くはない。この個体は水車小屋近くのウツギの花を訪れていた。しばらくの間、滞在し、モデルになってくれた。以下の写真は、すべてこの時撮影したものである。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/337秒 19mm ISO640 )  露出補正 なし
40202_090526018-06C X800 P90.jpg
40203 2009年5月26日 撮影
♀ ♂は裏面肛角部に黒斑が現れるが、この個体にはない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
40203_090526019 X800 D300 Tokina100.jpg
40204 2009年5月26日 撮影
水車小屋

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/62秒 5mm ISO135 )  露出補正 -0.3段
40204_090526023TFPL X800 ◎舞岡公園 P90.jpg
40205 2009年5月26日 撮影
水車小屋付近

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/62秒 5mm ISO135 )  露出補正 -0.3
040205_090526025 X800 P90.jpg
40206 2009年5月26日 撮影
開翅

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
040206_090526041PLF X800 D300 Tokina100.jpg
40207 2009年5月26日 撮影
おおよそ15分間のあいだ撮影を楽しむことが出来た。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
040207_090526051PLF X800 D300 Tokina100.jpg


03) ミドリヒョウモン

40301 2005年9月29日 撮影
秋も深まってきた日、夏眠から覚めて活動を始めたミドリヒョウモン♂がヒヨドリソウに飛来した。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
40301_050929103 X800 D100 Tokina100.jpg
40302 2014年9月29日 撮影
求愛中。久しぶりに舞岡公園でミドリヒョウモンを見た。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
40302_140929077T X800 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
40303 2014年9月29日 撮影
破損が著しいが、その状態から見て、前の写真と同じ個体だろう。     

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
40303_140929081 X800 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
40304 2015年6月5日 撮影
ゼフィルス狙いで歩いていると、田んぼに新鮮な♂が降りていた。口吻は見えないが吸水しているものと思われる。舞岡公園で羽化直後のミドリヒョウモンに会うのはこの時が初めてだった。この前年、ここで、秋に雌雄のミドリヒョウモンを見ており、その次世代かも知れないと思いつつ撮影した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 )  露出補正 -0.3段
40304_150605054  X800 P610.jpg


 

2018年6月14日

裏高尾と八王子城跡 5月11日

ここのところ、あまり成果が上がっていない裏高尾と八王子城跡に行ってきた。少し気温が低い。結論から言うと、今回もあまり成果はなかった。
  日影沢から入ったが、コミスジが多いだけで、例年に比べてサカハチチョウも少ない。ただ、アサギマダラを多く見ることができたが、すでに少し擦れている個体が多かった。昼頃になって、キャンプ場の周囲にはアオスジアゲハとオナガアゲハが多かった。オナガアゲハの♀は赤い斑紋がきれいなので、是非撮りたかったが、現れてくれなかった。 木下沢林道も収穫はない。
 そして、 八王子城跡に廻り、アオバセセリはいないかと、少し時間をかけて歩いてみたが、此処もダメだった。ウスバシロチョウもいなかったのは意外だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アサギマダラ -1
午前9時、最初に会ったアサギマダラ。右後翅が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.クロヒカゲ♂
このチョウは思ったより敏捷に飛翔する。飛んでいるときは何かなと思ってしまった。開翅して日光浴する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.コミスジ -1
日影沢では新鮮なコミスジが多く飛んでいた。この写真はAFで良く頭部にピントを合わせることができたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ
何時もはそこそこ撮ることができるサカハチチョウだが、この日は少なかった。時期が早いのだろうか、遅いのだろうか。やっと出てきてくれた1頭が材木に止まったところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ -1
林道を歩いたが、チョウはすくない。沢沿いのミツバウツギの花は咲いていなかった。諦めてキャンプ場まで戻ってくると、そこに咲くハルジオンの花にアオスジアゲハの姿が見えた。花から花へと飛び回る。とても新鮮な個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -2
とてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.オナガアゲハ -1
今度はオナガアゲハがやってきた。ハルジオンの花に絡む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ -2
蝶が好みそうな花はハルジオンしか咲いていない。オスの特徴である後翅前縁の白い斑紋が見える。クロアゲハに似るが、その名の通り尾状突起が長く、細身である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オナガアゲハ -3
接近して撮ってみた。後ろに咲くハルジオンの花がきれいにボケてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.アサギマダラ -2
車を止めておいたところに戻る途中、シャガの花が咲いているところがあった。そこにアサギマダラが飛来し吸蜜を始めた。シャガの花に来るチョウは皆無ではないが、あまり見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11. アサギマダラ -3
無心に吸蜜をする。近寄って撮ることができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.アサギマダラ -4
位置を変えて撮る。越冬した成虫なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.イチモンジチョウ -1
車に戻って、中央線線路の反対側へ行く。林道を歩くと翅の周りに白い柔毛も鮮やかな新鮮なイチモンジチョウが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.イチモンジチョウ -2
モニターを使って、ローアングルで林道を入れて撮った。ネックストラップを掛けたままになるので、腕だけを伸ばして撮ることができない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ダイミョウセセリ
この時期の定番のチョウの一つだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.イチモンジチョウ -3
林道に止まったイチモンジチョウ。近づくとすぐ飛び立つ。何回か試みてやっとシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.クロヒカゲ
元気に飛び回っては、このように葉っぱの上に止まる。ジャノメチョウ科あるいはジャノメチョウ亜科のチョウであるが、飛び方はタテハに似るところがある。私が昆虫少年であった頃はジャノメチョウ科(Satyridae)は独立した科とされていた。いつのころからか、ジャノメチョウ亜科として、タテハチョウ科に含まれるようになった。タテハチョウの仲間とジャノメチョウ仲間の最も顕著な成虫の形態的共通項は、脚が4本しか無いように見えるということだ。 この退化したように見える2本の前脚は味覚を感じる感覚器官としての働いているという。 マダラチョウやジャノメチョウの仲間の幼虫とでは形態や生態が明らかに異なっている部分もあり、従来通り別の科として分類する方が良いという意見もある。愛用しているフィールドガイド「日本のチョウ」では、タテハチョウ科の中に含め、ジャノメチョウ亜科とされている。私は永年の付き合いからジャノメチョウ科として分けておきたい。テングチョウ科やマダラチョウ科などの扱いを含め、いまだ研究者によって説が分かれるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカタテハ
午後1時ごろ、八王子城跡の駐車場に入る。ガイダンス施設の壁にアカタテハがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.オナガアゲハ
ノアザミの花で吸蜜するオナガアゲハ♂。ここではクロアゲハのほうが多く、オナガアゲは少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.カラスアゲハ♀
カラスアゲハの雌が食草を探すように土手を緩やかに飛んでいた。時々休んで止まるが、撮りにくい止まり方だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.八王子城跡の古道
古道は戦国時代に八王子城の御主殿へ入る道として使われていたそうだ。当時は城山川沿いに続いていたと考えられている。その対岸に江戸時代に造られた林道がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 22.御主殿の滝
落城時に御主殿にいた北条方の武将や婦女子らが滝の上流で自刃して次々に身を投じ、その血で城山川の水は三日三晩赤く染まったと伝えられる。(八王子市教育委員会発行 国史跡八王子城跡)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f4 1/30秒 90mm ISO320 )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 23.アサギマダラ -5
八王子城跡のハルジオンにもアサギマダラがいた。 フィールドガイド「日本のチョウ」では、 アサギマダラもタテハチョウ科に含まれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.アサギマダラ -6
御主殿曲輪にいたアサギマダラを背景を入れて撮った。もう少し近寄ってチョウを大きく撮れればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.クロヒカゲの交尾
ウッドチップが敷かれた散策路で交尾中のクロヒカゲがいた。手前が♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.竹林
古道に架かる小さな橋の向こうに竹林が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 42mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2016年4月 6日

多摩動物園(3) 昆虫生態園 3月17日

昆虫生態園へ入った。湿度の高い暑さを感じる。ガラス張りの天井から陽の光がいっぱいに取り込まれ、温室内はとても明るく、その中に多くの蝶たちが舞っている。2,000頭以上が飛んでいると表示されていた。まるで石垣島にでもいるようだ。オオゴマダラ、ツマベニチョウ、ツマムラサキマダラなどが目立つ。
  キチョウの類が多く飛んでいる。ミナミキチョウなのかタイワンキチョウなのか?温室の出口の近くにモクセンナという高さ3~4メートルのマメ科の植物が植えられている。葉がアカシアに似て、黄色い花が咲くという。このモクセンナは、タイワンキチョウの食樹なのだ。従って、少なくともタイワンキチョウはいる。でも、昨春、石垣島でも経験した通り、この両者の同定は難しい。
 数は少なかったが、シロオビアゲハ、カバタテハ、タテハモドキ、イシガケチョウ、スジグロカバマダラもいる。飛んでいたほとんどの種を撮影した。撮らなかったけれどもアオスジアゲハも飛んでいた。
 ただ、ちょっと残念だったのは、擦れた蝶が多かったこと。これはある程度仕方のないことだが、シンガポールのチャンギ国際空港内の蝶園にいた蝶たちはほとんどすべて完品だったのを思い出す。管理が良いのか、環境が良いのか・・・
  D5000+TAMRON90mmには LED Ring Light を装着したままにして、実際、試してみたが、ここでは環境が明るくて、その効果を確認することはできなかった。装着したままでもそれほど重くはなかった。付けたままで通常撮影ができる。
 G7Xは8.8mm(24mm相当)では5cmまで寄れるが、36.8mm(100mm相当)の望遠側でも、40cmまで寄れる。これは使いやすいと思う。首から LED Ring Light を装着したD5000あるいはD5300をぶら下げて、右手にハンドストラップでP610を持ち、ベストのポケットにG7Xを入れて歩くことが多くなるかもしれない。

39.昆虫生態園のドーム
入り口近くから昆虫生態園の温室ドームを見上げる。先にアフリカ園の方を見学して、ここには後で来よう。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/1250秒 21mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。

40.お馴染みのオオムラサキ
昆虫生態園の入り口の敷石にはオオムラサキが描かれている。左手に見るステンレスの柱に、向こう向きにバランスの良い開翅したオオムラサキが映りこんでいる。

​​Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1600秒 4mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.オオゴマダラの蛹
昆虫園の入り口への細い通路を進むと、飼育室の展示があり、オオゴマダラの蛹が金色に輝いていた。

​​Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f2.8 1/800秒 37mm ISO​800​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
42.昆虫生態園の俯瞰
昆虫生態園温室への入り口は2階になっている。そこから、生態園の全体が眺められるが、多くの入場者は入口を入ると、飛びまわる蝶を見て感動の声を上げる。この日は天気が良く、ガラス張りの天井からは陽の光が温室いっぱいに取り込まれていた。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/800秒 9mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.ツマベニチョウ♂
昨年の春、石垣島へ行った時にはツマベニチョウを見ることが出来なかった。日本にいるシロチョウ科の蝶では最も大きなチョうで、しかも色鮮やかである。きれいな個体だった。G7Xで初めて、マクロで蝶を撮ったが、期待通りである。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/1250秒 9mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
44.ツマベニチョウの食樹
入り口近くだったと思うが、ツマベニチョウの食樹であるギョボクが植えられている。鉢に植え替えたギョボクも置いてあり、それにも♀がまとわりついている。産卵の写真が撮れるかと少し粘ってみたが駄目だった、

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/800秒 22mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.ツマベニチョウ♀
ギョボクの傍にツマベニチョウの♀が止まっていた。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/800秒 9mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
46.スジグロカバマダラ G7X
スジグロカバマダラが開翅して止まっていた、まず、G7Xで撮る。これは、ほとんど望遠端で撮ったが、40cmまで蝶に寄れる。一眼レフを持っていないときでも、カバーできそうだ。35mm版相当では100mm弱になる。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/500秒 37mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.スジグロカバマダラ 90mmマクロ
G7Xで撮ったのと同じくらいの大きさになるように撮ってみた。当たり前のことだが、やはりG7Xで37mmmで撮った方は被写界深度が深く、90mmマクロで撮った方がボケがきれいになる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.ツマベニチョウ♂
この個体もとてもきれいだった。G7Xの広角端で撮影。もっと寄れる。

Canon PowerShot ​G7X​​​​​​​ f1​​​​.8-​2.8​​​​ ​8.8​​​​-​36​.8​​​mm ​20.2​​​​ Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f2.8 1/1250秒 9mm ISO​125​​ ​) ​​露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
49.オオゴマダラ
園内にはたくさんのオオゴマダラがフアフアと飛んでいる。ランタナの花は蝶たちが好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.羽化したてのツマベニチョウ♀
園内のギョボクで羽化したのだろうか、あるいは飼育室で羽化して園内に放たれたのだろうか。じっとして動かないでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.クササンタンカの花にツマベニチョウ♂
ツマベニチョウは紅い花が好きだ。赤いハイビスカスが良く似合う。少し擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.シロオビアゲハ♂
今日、園内で飛んでいたシロオビアゲハはみんな擦れた個体だった。これも尾状突起が傷んでいたので、そこは外して撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.オオゴマダラの横顔
葉の上で休んでいるオオゴマダラは翅を閉じていることが多い。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったかどうか、ファイル情報に記録されないので定かではない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.ツマムラサキマダラ♂ 表側の前翅の先が紫色に輝く美しい蝶だ。以前に多摩動物公園昆虫園飼育係りの方が「昨年(2007年)12月から今年1月にかけて、昆虫生態園では、ツマムラサキマダラの食樹であるガジュマル、キョウチクトウ、オオイタビに幼虫が大量自然発生しまた。そこで、大きく育った終令幼虫を集め、育ててやると短期間で蛹になりました。 2008年1~2月には 200以上の個体が羽化。成虫は昆虫生態園に放しました。しかし、どうしたわけか、明るく暖かい日でも、薄暗い場所に生えた植物の葉の裏にとまっていることが多く、あまり飛び回るすがたが見られませんでした。たくさん放したわりに目立ちたないと思っていたところ、3月に入ると少しずつ飛ぶ個体が増え、ランタナの花から吸蜜するすがたが見られるようになりました。 」と記されていた。この日も多くのツマムラサキマダラが飛んでいたが、きれいな個体は少なかった。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったように思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.イシガカチョウ -1
黄色いランタナでイシガケチョウが吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.タテハモドキ
タテハモドキの表翅で雌雄を見分けるのはとても難しい。この蝶は昨年1月にバリ島で撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.シロオビアゲハ♀ -1
紫色のクササンタンカにベニモン型のシロオビアゲハ♀が来ていた。残念ながら擦れていて尾状突起がない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.シロオビアゲハ♀ -2
しばらくこの花に留まっていたので、何回かシャッターを切った。少し寄って、傷んだ尾状突起が映らないように撮ったが、左前翅の先端も切れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.♀に求愛するツマムラサキマダラ♂
出来れば♂♀ともにピントが来ている写真にしたかったが。ツマムラサキマダラ♂の開翅はこういうシーンしか撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.イシガキチョウ -2 
黄色いランタナに来ていたイシガケチョウが開翅して吸蜜していいる。​​

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.タイワンキチョウ
モクセンナを食樹とするタイワンキチョウ。ミナミキチョウと思われるのも飛んでいるが、この個体は後翅の外縁が円く弧になっているので、タイワンキチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.抱き合うオオゴマダラ
♂が♀に求愛している。♂の方が小さい。♂のヘアペンシルが見える。マダラチョウ科の蝶には腹部の先端にヘアペンシルという毛束を持つものがいる。アサギマダラにもあるようだ。通常は腹部に納められていて、見ることが出来ないが、♀に遭遇したときや捕らえたときなどに見ることが出来る。ヘアペンシルには、独特の臭い(フェロモン)があり、交尾の時にこれを使い♀に交尾を促すと考えられている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.カバタテハ
最後に見たのがカバタテハだった。フィールドでは10年ほど前に竹富島で一度カメラに収めたことがある。蝶園では良く見る機会が多い。昨年訪れた足立区生物園の温室にも放たれていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月16日

カバマダラ追伸 10月31日


 この日、小机城跡から新横浜公園に着いたのは11時半だった。それから、午後1時頃まで、おおよそ1時間半、フジバカマの咲くところで、1頭のカバマダラをモデルにして撮り続けた。このカバマダラは時折柵を超えて向こう側へ行き、しばらく戻ってこないこともあったが、また、フジバカマに戻ってくる。
 蛹を見せてくださった新横浜町内会のかたの話によれば、8月に迷蝶として、1頭?のカバマダラが飛来し、このあたりに生育する食草のガガイモに産卵、9月から10月には、その第二化が羽化したそうだ。台風26号が来襲する前までは多くの成虫が飛んでいたという。そのころには「横浜市にカバマダラが発生」と話題になって、多くの人が集まるようになった。今日いたカバマダラは、第3化だとのこと。見せてもらった蛹も何日か後には羽化するだろうとの話だった。
 せっかく撮れたので、もう少しカバマダラの写真を載せておきたい。

カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 20.カバマダラ -1
シャープに撮れたと思う。マダラチョウ科特有の頭から胸にかけての白の斑点が鮮やかだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -2;クリックすると大きな写真になります。 21.カバマダラ -2
陽の光を翅いっぱいに浴びて吸蜜している。右後翅縁が少し傷んでいるが、この1頭しかいないのだから贅沢は言えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/278秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -3;クリックすると大きな写真になります。 22.カバマダラ -3
手前のフジバカマの花に隠れてしまい翅が見えない。おかげで、顔が強調された写真となった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -4;クリックすると大きな写真になります。 23.カバマダラ -4
じっと待っていると、翅が見えるところまで移動してきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/276秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -5 24.カバマダラ -5
やっと近くへ来てくれたと思ったら、道路わきの下の方にある花に止まった。レンズを広角側にして、モニターで見ながら下から撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/949秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -6;クリックすると大きな写真になります。 25.カバマダラ -6
今度はまた離れたところへ飛んでいき、フジバカマの花にぶら下がった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/465秒 106.8mm〈Equiv.135≑582mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -7;クリックすると大きな写真になります。 26.カバマダラ -7
翅を開いたところを横から撮る。背は盛り上がり、尻を上げるような姿勢だ。脚は1対が退化し、4本にしか見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 61.3mm〈Equiv.135≑332mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -8;クリックすると大きな写真になります。 27.カバマダラ -8
裏側から開翅したところを見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -9;クリックすると大きな写真になります。 28.カバマダラ -9
最後は正面から。陽の光に翅が透き通ってきれいだ。このモデルをあらゆる角度から撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 148.0mm〈Equiv.135≑803mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
JR横浜線小机駅;クリックすると大きな写真になります。 29.JR横浜線小机駅
午後1時過ぎ、十分にカバマダラの撮影を楽しめたので、帰路に着く。再び、小机辻のバス停まで歩く。この日は、カバマダラに会うことが出来、しかも独り占めして撮影ができ、とてもハッピーだった。HS50EXRにも慣れ、シャープな画が多くなったことも収穫だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/560秒 28.0mm〈Equiv.135≑152mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2009年8月15日

蝶の写真集



 蝶の写真撮影を楽しんでいらっしゃる殆んどのかたがそうであるように、私も少年のころは捕虫網を持って野山を駆けた。小学校の林間学校で行った奥日光湯本でオオイチモンジを捕ったことや、中学のときに卓球の合宿で行った八ケ岳山麓の海の口牧場で、今は絶滅危惧種となったオオウラギンヒョウモンを捕ったことなどを思い出す。それからしばらくは、卓球に夢中になり、就職してからは仕事に一生懸命で、蝶のことは頭から消えていた。

 1990年ごろだろうか、オートフォーカスの一眼レフが普及し始め、私も Canon EOS 650 を手に入れた。それが蝶の写真を撮り始めるきっかけになった。ファインダーのなかに見る蝶の美しさに魅せられた。やがて、デジタルの時代になり、さらに手軽に蝶の写真を楽しめるようになった。といっても、私は写真は素人である。素人の割にはああだこうだと言って、写真そのものにも興味を持つようになった。旅行と蝶と写真は、私にとって今一番の楽しみだ。

 インターネットでは多くの方々が、蝶の写真のホームページやブログを立ち上げていらっしゃる。皆さん素晴らしく上手い。私などとても足元には及ばない。しかし、http://n-shuhei.net/atelier/のオーナーに勧められて、撮りためた蝶の写真をまとめることにした。

このページには、2006年4月からブログ: Studio YAMAKO に掲載してきた蝶の写真、および、それ以前に撮りためた写真、また、ブログには載せていない写真を含め、科別に分類し、アイウエオ順・種別にリストしている。科名をクリックするとその科の蝶を種別に分類したページにリンクする。また、種名をクリックするとその種が属する科別ページでその種のサムネイルが先頭に表示される。そのサムネイルをクリックすると写真が大きく表示される。ブログに載せた写真は、キャプションにある地名を右クリックし新しいタブで開くと、関連投稿にリンクし、写真データ・撮影日時など更に詳しい情報が得られる。
蝶の写真:科別リスト
アゲハチョウ科シロチョウ科ジャノメチョウ科シジミチョウ科
Revised on Aug. 20th, 2009
アオスジアゲハ 1
アオスジアゲハ 2
アオスジアゲハ 3
アオスジアゲハ 4
アオスジアゲハ 5
アゲハチョウ
ウスバシロチョウ 1
ウスバシロチョウ 2
ウスバシロチョウ 3
ウスバシロチョウ 4
オナガアゲハ
カラスアゲハ 1
カラスアゲハ 2
キアゲハ
キアゲハ ♀
ギフチョウ 1
ギフチョウ 2(連写)
ギフチョウ 3
ギフチョウ 4
ギフチョウ 5
ギフチョウ 6
ギフチョウ 7
ギフチョウ 8
ギフチョウ 9
ギフチョウ 10
ギフチョウ 11
ギフチョウ 裏面
クロアゲハ
クロアゲハ♀
ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハ 幼虫
ナガサキアゲハ ♀
ヒメウスバシロチョウ
ミヤマカラスアゲハ
モンキアゲハ
エゾシロチョウ
オオモンシロチョウ
キチョウ 1
キチョウ 2
スジグロシロチョウ
ツマキチョウ
ツマキチョウ♂
ミヤマシロチョウ 1
ミヤマシロチョウ 2
ミヤマシロチョウ♂
ミヤマシロチョウ(裏)
モンキチョウ
モンキチョウ♀ 1
モンキチョウ♀ 2
モンキチョウ 産卵
モンシロチョウ
クロコノマチョウ
クロヒカゲ 1
クロヒカゲ 2
コジャノメ
サトキマダラヒカゲ
ジャノメチョウ
ヒメウラナミジャノメ 1
ヒメウラナミジャノメ 2
ヒメキマダラヒカゲ 1
ヒメキマダラヒカゲ 2
ベニヒカゲ
ベニヒカゲ♂
ベニヒカゲ ♀
アカシジミ 1
アカシジミ 2
アカシジミ 3
ウラギンシジミ
ウラギンシジミ ♀ 1
ウラギンシジミ ♀ 2
ウラギンシジミ ♀ 3
ウラギンシジミ ♀ 4
ウラギンシジミ ♀ 5
ウラゴマダラシジミ 1
ウラゴマダラシジミ 2
ウラゴマダラシジミ 開翅
ウラナミアカシジミ
ウラナミシジミ
オオミドリシジミ 1
オオミドリシジミ 2
オオミドリシジミ 3
オオミドリシジミ ♀
オオミドリシジミ♂
コツバメ 1
コツバメ 2
コツバメ 3
ツバメシジミ 1
ツバメシジミ 2
ツバメシジミ♀ 1
ツバメシジミ♀ 2
ツバメシジミ♀ 3
トラフシジミ 春型
ヒメシジミ
ベニシジミ 1
ベニシジミ 2
ベニシジミ 3
ベニシジミ 4
ベニシジミ 5
ベニシジミ 6
ベニシジミ 7
ベニシジミ 夏型
ミドリシジミ ♂ 1
ミドリシジミ ♂ 2
ミドリシジミ ♂ 3
ミドリシジミ ♂ 4
ミドリシジミ ♀ A型
ミドリシジミ 開翅
ムラサキシジミ
ムラサキツバメ
タテハチョウ科セセリチョウ科マダラチョウ科海外の蝶
アカタテハ
アカボシゴマダラ 春型
アカボシゴマダラ 夏型
イチモンジチョウ 1
イチモンジチョウ 2
イチモンジチョウ 3
ウスイロヒョウモンモドキ
ウスイロヒョウモンモドキ 翅表
ウスイロヒョウモンモドキ(斑紋異常)
ウスイロヒョウモンモドキ 裏(斑紋異常)
ウラギンヒョウモン 1
ウラギンヒョウモン 2
オオイチモンジ
オオウラギンスジヒョウモン
キタテハ秋型 1
キタテハ秋型 2
キタテハ秋型 3
キタテハ秋型 4
クモガタヒョウモン
コヒオドシ
コミスジ 1
コミスジ 2
コミスジ 3
コミスジ 4
ツマグロヒョウモン 1
ツマグロヒョウモン 2
ツマグロヒョウモン 3
ツマグロヒョウモン 4
ツマグロヒョウモン 5
ツマグロヒョウモン 6
ツマグロヒョウモン 7
ツマグロヒョウモン 8
ツマグロヒョウモン 9
ツマグロヒョウモン 10
ツマグロヒョウモン ♂:裏面
ツマグロヒョウモン♀ 1
ツマグロヒョウモン♀ 2
ヒオドシチョウ
ヒメアカタテハ 1
ヒメアカタテハ 2
ヒメアカタテハ 3
ヒメアカタテハ 4
ヒメアカタテハ 5
ヒメアカタテハ 裏翅
ホソバヒョウモン
ミスジチョウ
ミドリヒョウモン 1
ミドリヒョウモン 2
ミドリヒョウモン 3
メスグロヒョウモン♀
ルリタテハ
キマダラセセリ
コチャバネセセリ 1
コチャバネセセリ 2
ダイミョウセセリ
ヒメキマダラセセリ 1
ヒメキマダラセセリ 2
ミヤマセセリ
アサギマダラ 1
アサギマダラ 2
アサギマダラ 3
アサギマダラ 4
アサギマダラ 5
上海
 キタテハ
グアム
 クロマダラソテツシジミ
 クロマダラソテツシジミ開翅
 シロオビアゲハ 1
 シロオビアゲハ 2
 シロオビアゲハ 3
 ウラナミシジミ
 マルバネルリマダラ
モンテネグロ
 キアゲハ
四姑娘山
 Polycaena princeps 1
 Polycaena princeps 2
 タイワンモンシロチョウ
 ギンボシヒョウモン?
 シロマダラウラジャノメ
 ヒメアカタテハ
 ギンボシヒョウモンの仲間
 タカネヒョウモンの仲間?
 ゼフィルスの一種?
 フィールドベニモンキチョウ1
 フィールドベニモンキチョウ2
 シルビアシジミかゴマシジミの仲間
 カバイロシジミ
九寨溝
 ミスジチョウの仲間
 チュウゴクコムラサキ
 ヒメシジミの仲間の♀
 モンシロチョウ
 フィールドベニモンキチョウ
 ミヤマシロチョウの仲間1
 ミヤマシロチョウの仲間2
アルブバッハ
 ヨーロッパキアゲハ
 スジグロシロチョウの仲間ゼーフェルド
 クモマベニヒカゲの仲間1
 クモマベニヒカゲの仲間2
 マエラチャイロジャノメ
 コヒョウモンモドキの仲間
 シジミチョウ?
 小型のヒョウモンチョウ1
 小型のヒョウモンチョウ2
 ジャノメチョウの一種
オーストリア
 シジミチョウの一種
パリ
 アカタテハ