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2022年12月10日

金沢紀行 11月20日~22日 その4 兼六園② 11月21日

兼六園については、そのホームページをはじめいろいろな資料がネット上にあるが、記憶に残すために整理してみる。
 国の特別名勝に指定されている兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきた。金沢市の中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しめる庭園として、多くの県民や世界各国の観光客に親しまれている。広さは約11.7haある。
 兼六園は17世紀中期、加賀藩によって金沢城の外郭に造営された「大名庭園」を起源とし、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園である。廻遊式とは、寺の方丈や御殿の書院から見て楽しむ座観式の庭園ではなく、土地の広さを最大に活かして、庭のなかに大きな池を穿ち、築山を築き、御亭(おちん)や茶屋を点在させ、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園である。1676年(延宝4年)、加賀藩5代藩主の前田綱紀が、金沢城に面する傾斜地にあった藩の御作事所を城内に移し、その跡地に自らの別荘である「蓮池御殿(れんちごてん)」を建ててその周りを庭園化したのが兼六園の始まりである。その後、何代もの加賀藩主により、長い年月をかけて形づくられてきた兼六園だが、作庭における基本的な思想は一貫していた。
 最初の作庭者、5代藩主 綱紀は、瓢池に蓬莱・方丈・瀛州(えいしゅう)の三神仙島(不老不死の仙人の住む島)を築いた。また、13代藩主 斉泰(なりやす)も、霞ヶ池に蓬莱島を浮かばせている。1759年(宝暦9年)の金沢大火で蓮池庭も一部消失、荒廃したが、11代藩主 治脩(はるなが)は復興に取り組み、1774年(安永3年)今の夕顔亭や翠滝を築造している。1822年(文政5年)、12代藩主 斉広(なりなが)の、その庭に辰巳用水を取り入れて曲水をつくり、各種の石橋を架けた豪壮な隠居所「竹沢御殿」が完成している。「竹沢御殿」完成後わずか二年で斉広は死去したが、13代藩主 斉泰は霞ヶ池を掘り広げ、曲水の新たな取入れも行い以前からあった蓮池庭と調和するよう策定した。「竹沢御殿」とはかつて千歳台一帯(今の明治紀念の標のあたり)にあった広大な屋敷である。現在は取り壊されてな無いが、そもそも「兼六園」という名前は「竹沢御殿」の庭園に付けられた名前である。
 廃藩後、1874年(明治7年)一般開放された。そして、1985年(昭和60年)に国の特別名勝となった。
 兼六園は岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園のひとつに数えられる。2009年3月16日発売の「ミシュラン観光ガイド」では、最高評価の3つ星に選ばれている。園名は、松平定信が「洛陽名園記」を引用し、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名した。四季それぞれに趣が深く、季節ごとにさまざまな表情を見せるが、特に雪に備えて行われる雪吊りは冬の風物詩となっている。県内でも随一の桜・梅・紅葉の名所でもあり、日本さくら名所100選にも選ばれている。

000_221121572 X700 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg
兼六園 山崎山のもみじ 2022年11月21日 金沢市 兼六園

091_221121568 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 91.紅葉の山崎山 -1
上坂口料金所の女性に「山崎山のもみじがきれいですよ」と教えられて、山崎山に向かう。曲水に沿って左(南)に折れる。日の当たるもみじが輝いて見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 39mm ISO1400 ) 露出補正 なし
092_221121570 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 92.紅葉の山崎山 -2
地に落ちたもみじの葉も彩を添える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO900 ) 露出補正 なし
093_221121574 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 93.紅葉の山崎山 -3
地面にはびっしりと落ち葉が敷き詰められている。赤から橙まで微妙にグラデーションがある葉の重なりが美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO1100 ) 露出補正 なし
094_221121581 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 トチノキ Z50 Z18-140.jpg 94.紅葉の山崎山 -4
曲水に紅葉が映りこむ。手前に見える大きな葉は、トチノキの落ち葉だ。トチノキは水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育つという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO1000 ) 露出補正 なし
095_221121589 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 95.紅葉の山崎山 -5
この落ち葉の量からすると、少し見に来るのが遅かったかもしれないが、落葉と併せて楽しめた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO140 ) 露出補正 なし
096_221121590 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 イロハモミジ Z50 Z18-140.jpg 96.紅葉の山崎山 -6
まだまだ十分きれいだが、瑞々しさがなくなり始めていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 58mm ISO250 ) 露出補正 なし
097_221121602 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 97.紅葉の山崎山 -7
山崎山は、第2代藩主 利常(としつね)の時代に、金沢城の防御として作られた総構え(お城の外周を石垣や土などで囲むこと)の跡と言われている。山崎山の高さは約9m、ここはその山頂で、茅葺屋根のベンチがある休憩場所になっている。山崎山の登り口には松尾芭蕉の句碑があった。1689年(元禄2年)、「奥の細道」の旅の途中で金沢に立ち寄り、夏の暑い時期に、「あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風」と俳句を詠んでいる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
098_221121607 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 98.紅葉の山崎山 -8
この山崎山はカエデ、トチノキなど落葉広葉樹が多く植えられており、秋になると赤や黄に美しく色づくので「紅葉山」とも呼ばれる。西側の山腹には白川御影石でつくられた五重の塔(御室の塔)があり、また、山麓の岩間から流れ出る水は、約570mの曲水となって霞ヶ池に注ぐ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 70mm ISO220 ) 露出補正 なし
099_221121610 X800 金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 99.紅葉の山崎山 -9 茅葺屋根の休憩所
徽軫灯籠の観光客の多さに比べると、こんなに紅葉がきれいなのにここは人は少なかった。私たちも上坂口の入園口の女性に教えられなかったら回ってこなかったかもしれない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO280 ) 露出補正 なし
100_221121616 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 100.紅葉の山崎山 -9
  イロハモミジの見事な紅葉。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 88mm ISO1000 ) 露出補正 なし
101_221121621 X800 〇金沢 兼六園 山崎山 Z50 Z18-140.jpg 101.紅葉の山崎山 -10
紅葉して散った後も落ち葉となって、地面を美しく彩る。山麓の岩間から流れ出る水は、約570mの曲水となって霞ヶ池に注いでいる。山崎山を下りると沈砂池というところがある。辰巳用水から流れてきた水が、沈砂池に溜められ、山崎山の下を通って園内へ流れ出て霞ヶ池に注いでいる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 80mm ISO1250 ) 露出補正 なし
102_221121625 X800 金沢 いしかわ生活工芸ミュージアム Z50 Z18-140.jpg 102.「いしかわ生活工芸ミュージアム」
兼六園の7つの入り口の一つである小立野口からの道に出た。その前に「いしかわ生活工芸ミュージアム」があった。そこは石川県が誇る、加賀友禅、九谷焼、山中漆器、輪島塗など、石川県内の伝統的工芸品全36品目をすべて展示する唯一の施設だそうだ。チョウ好きの私は、松井紀明さんという方の昆虫の工芸品が目についた。その中にはオオイチモンジという作品もあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 30mm ISO1000 ) 露出補正 なし
103_221121633 X800 〇金沢 兼六園 花見橋 Z50 Z18-140.jpg 103.花見橋付近
徽軫灯籠の方へと戻る道に入る。ここのモミジも見事だ。結婚式を挙げたカップルだろうか、若い男女が和傘を差して歩いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 42mm ISO220 ) 露出補正 なし
104_221121636 X800 〇金沢 兼六園 花見橋 Z50 Z18-140.jpg 104.花見橋 -1
擬宝珠の欄干がある木橋・花見橋が見えてきた。橋から見る花の眺めがすばらしいことから、この名前がついているという。花の季節になると、緩やかに流れる曲水に沿って、春は桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇り、多くの人を魅了する。夏の緑陰、冬の雪景も見逃せないところだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 30mm ISO220 ) 露出補正 なし
105_221121641 X800 金沢 兼六園 花見橋 Z50 Z18-140.jpg 105.花見橋 -2
先にもひがし茶屋街のところで記したが、金沢には着物のレンタルやさんが沢山あり、「カップル着物プラン」なるものもあるようだ。カップルで着物を着て、ひがし茶屋街や兼六園にロケしプロのカメラマンが付いて写真を撮る。料金はいろいろあるのだろうが、3万円前後というところだろうか。この日会った和装のカップルは一組や二組ではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 77mm ISO1400 ) 露出補正 なし
106_221121644 X800 金沢 兼六園 根上松 Z50 Z18-140.jpg 106.根上松
大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がっている「根上松」。この松は、13代藩主 斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長後に土をのぞいて根をあらわにしたものだと伝えられている。自然任せではなく、造園技術によって年月と手間をかけて珍しい姿を作り上げてきたようだ。雪から木を守るための「雪吊り」が施された秋・冬の姿は趣深いといわれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 22mm ISO110 ) 露出補正 なし
107_221121656 X800 〇金沢 兼六園 アオサギ Z50 Z18-140.jpg 107.徽軫灯籠とアオサギ
午前10時を少し過ぎたころ徽軫灯籠のところまで戻ってきた。観光客の数は増えている。ふと、徽軫灯籠を見ると、その傘の上に何やら鶴のような大きな鳥が止まっている。私は一瞬、観光客の誰かが写真撮影用に置物を置いたのかと思った。だがよく見ると紛れもないアオサギだった。すぐ飛び立ってしまうと思って、その場でシャッターを切った。もう少し左に移動してみたのだが人が被ってしまう。観光客が大勢いるのにしばらくじっと動かず止まっていた。調べてみるとアオサギには、写真のようにお日様に向かって羽を広げて、日光浴をする習性があるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし

2016年11月10日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (4) 飛騨高山 10月18日

白川郷から東海北陸道を走り、日本で3番目に長いという飛騨トンネルなどを抜けて高山清美道路に入り、最後の目的地である飛騨高山に着いたのは11時半ごろだった。
  バスは古い町並みが近くにある駐車場に入った。さすがに観光客が多い。中国や台湾、韓国から来ている人も多いし、いわゆる西洋人も多い。
 高山が紹介されている写真には、よく出てくる宮川と赤い橋のところまで行ってみる。その手前を右に入ると上三之町という古い町並みだ。そこはにぎやかな商店街である。そんな上三之町を北へ進み、国分寺を見るため、宮川にかかる鍛冶橋を高山駅の方に折れ国分寺通りを歩く。
 戻ってきて、再び鍛冶橋を渡って、安川通りをそのまままっすぐ東へ進んだ。バスの添乗さんが、そのあたりに美味しい飛騨牛メンチカツを売っている店があるというので、探してみたが見つけられなかった。
 再び上三之町を歩いて、駐車場へ戻った。バスは午後12時45分に高山を出発し、国道158号線を松本へ向かう。途中、平湯で休憩し、平湯トンネルを抜けて、上高地の入り口を右に曲がって松本へ、そこから長野自動車道に上がって、岡谷から中央道へ。八ヶ岳PAで休憩したあとは、八王子から圏央道へ、そして海老名から東名に入り、海老名SAで最後のトイレ休憩がとられ、横浜駅東口には、夕方6時半に着いた。思ったより早かった。
  今回は美濃と飛騨の古い町並みを見て歩いた。時間は限られていて、上っ面しか見られなかったが、とても充実した旅となった。

73.上二之町
駐車場から宮川にかかる赤い橋(中橋)のほうへ歩き始めて、すぐ右側に古い町並みの通りが見えた。上二之町だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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74.高山市政記念館​​
中橋にむかって歩いて行くと左手にこの高山市政記念館があった。明治28年から昭和43年まで使用された町役場、市役所の建物で旧高山町役場の看板がかかっていた。高山市三町伝統的建造物群保存地区内の南端にあって、一之町、二之町、三之町を見渡す重要な位置にある。建築材は総檜で、ガラスも当時初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO450 ​) 露出補正​ ​なし
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75.格子塀​​​​
きれいな格子塀の家があった。「料亭 洲さき」とある。今年で創業222年を迎えた老舗だ。ホームページによると「洲さきは、江戸時代の後期、寛政六年(1794年)に創業されました。岐阜県で最古の料亭として、国の伝統的建造物群に指定された町並みの一角に位置し、高山市有形文化財にも指定されています。天領だった頃の風情を今に伝える出格子の表構え、そして玄関の土間と囲炉裏が、飛騨情緒たっぷりにお客様をお迎えいたします。・・・」とあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
76.中橋からの眺め
上三之町に入るところを通り過ごして先に中橋へ行ってみる。この赤い橋は飛騨高山を紹介する写真にはよく登場する。中橋の上から宮川の上流方面の眺めだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
77.陣屋前朝市​​
高山は朝市が有名だが、宮川朝市とともに陣屋前朝市がある。中橋を渡ったところに高山陣屋跡があり、朝市はそこで開かれていた。すでに11時半になっていたが、まだいくつか店が開いていた。かみさんは「秋映」というリンゴをお買い上げ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 22mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.高山陣屋​​
高山陣屋は、江戸幕府が飛飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所だ。現在の岐阜県高山市八軒町に置かれた。幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている代官所・郡代役所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけだそうだ。全国で唯一建物が現存する遺跡で、昭和4年(1929)には国史跡に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
79.中橋
高山陣屋の方から中橋を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​320​秒 70mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
80.上三之町​​
中橋から再び高山市政記念館の方に戻ると、その左側が上三之町だ。飛騨高山の古い町並みの象徴のような通りだ。道幅は上二之町より狭い。観光客はこの通りに集中する。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO560 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
81.造り酒屋 -1​​​​
高山の古い町並みの周辺には造り酒屋が6軒あるという。ここは上三之町にある「深山菊」蔵元舩坂酒造店。飛騨高山の厳しい自然の中で、良質な酒米と飛騨の清冽な水を用いて、厳しい自然の中でで元禄年間から200年以上も醸し続けてきている酒蔵という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
82.造り酒屋 -2​​​​
​​ ここは同じく上三之町にある原田酒造場。安政2年(1855年)に創業され、淡麗辛口ながらも芳醇な米のうま味を味わえるという、小京都・飛騨高山の京文化と天領・飛騨高山の江戸文化が融合された、飛騨高山ならではの酒造りが続けられている。原田酒造場のお勧めの酒は「山車」。やわらかい口当たりが人気だそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
83.外国人観光客が多い上三之町​​​​​​
飛騨高山はフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に4回連続で「わざわざ旅行する価値がある」場所として最高評価の三ツ星を獲得しているそうだ。古い建物とモノトーンの世界は幻想的という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
84.医院
上三之町に面して「岩佐医院」という産婦人科の医院があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
85.上三之町の賑わい
観光客で賑わっている上三之町をさらに北に進む。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
86.「飛騨民族考古館」
​​ 上三之町の通りが駅前中央通りと交差する手前に「飛騨民族考古館」というところがあった。中に入って見る時間はさけなかったが、高山城主金森家の御典医(大名に勤めた医者)の住まいだったと伝えられている。戦国武家屋敷をしのばせるたたずまいで、吊天井や忍窓、井戸の抜け穴などが見られるとのこと。土蔵には飛騨の考古、歴史資料などが展示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
87.山桜神社
上三之町の通りを駅前中央通りで左に曲がる。宮川に架かる柳橋を渡ると本町通りと交わり、その角に山桜神社があった。境内の火の見櫓は、1854年(嘉永7年)に火消しの「馬頭組」が建設したもので、1878年(明治11年)頃再建し、1936年(昭和11年)に現在地に移転された。木造鉄板板ぶきの三層構造である。2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に登録されている。事前学習が足りず、この火の見やぐらを撮り逃してしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
88.飛騨国分寺
国指定の重要文化財であり、高野山真言宗の寺院である飛騨国分寺を見たかった。本町通を宮川沿いに北へ進んで国道158号線である安川通りに出た。左に曲がって高山駅方向に進む。鍛冶橋を背にして進むと右側に国分寺があった。高さ22mあまりの三重塔は文政4年に再建された。その奥の鐘楼の右側に見える大イチョウの木は樹齢1250年、幹周り10m、高さ37mで国指定の天然記念物だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
89.国分寺 山門・鐘楼・本堂
安川通り(国分寺通り)に面して山門があり、山門からは鐘楼とその奥の本堂が見える。 本堂(室町時代再建、安土桃山時代修復)や、木造聖観音菩薩立像(平安時代)は国指定の重要文化財になっている。741年(天平13年)、聖武天皇により国分寺建立の詔が発せられ、757年(天平勝宝9年)頃、行基によって建立されたという歴史ある寺なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
90.宮川朝市
高山では宮川朝市が有名だ。飛騨国分寺から戻って、鍛冶橋を渡ると左側に宮川朝市が見えた。飛騨高山宮川朝市協同組合によりほぼ毎朝行われている朝市だそうだ。石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市と並ぶ、日本三大朝市のひとつとも言われ、高山市を代表する観光名所の一つといわれる。しかし、時間はすでに正午すぎていてほとんどの店はなく、買い物客もいない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.再び上三之町
鍛冶橋を渡って安川通りをまっすぐ歩いて、添乗員さんが言っていたメンチカツの店を探したが見つけることはできなかった。戻って上二之町通りを少し歩いて、また、さんまち通りへ戻ってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
92.飛騨牛にぎり寿司
なにやら行列ができている店がある。飛騨牛にぎり寿司の看板が見える。さんまち通りにある「飛騨こって牛」という店だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
93.愛犬たちの散策
上三之町にペットの犬たちが集まっていた。飼い主の方は地元の方々だろうか、どこからか来られた方なのだろうか。全部で7匹いた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
94.国指定 重要伝統的建造物群保存地域
ちょっと人通りが少なくなって古い町並みの上三之町が見通せた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
95.人力車
お年寄りのご夫婦が人力車に乗られて観光されていた。車夫が説明している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
96.中橋の眺め
赤い橋を見ようと上三之町の通りを右に折れて宮川に出て、筏橋の上から中町を眺めた。。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 48mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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97.平湯
12時45分にバスは高山を出発し、R158を平湯バスターミナルにむかった。バスの中で食べた飛騨牛巻き寿司弁当は旨かった。午後1時半に平湯バスターミナルに到着した。天候は回復してきて、時折陽が差す。周囲の山は紅葉が始まっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​640​秒 175mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
98.紅葉始まる
バスターミナルでは、トイレ休憩と買い物のためバスは25分ほど停車していた。紅葉し始めた周囲の山を眺めていたら発車時間になり、バスに戻った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 52mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
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99.梓湖
松本に向かうバスは、途中、奈川渡ダムの堤の上を走る。午後の強い日差しが梓湖に注がれていた。奈川渡ダムは2010年5月に、東電に勤務していた学生時代の同期の友人のお世話で見学したことがある。下から見上げる155mのコンクリートの堤は恐ろしく高く聳えていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2015年10月17日

桃介橋と馬籠宿散策 9月23日

妻籠宿の散策を終え、次に妻籠宿の少し先の中央本線南木曽駅の近くにある桃介橋を見た。桃介橋は福澤諭吉の養子、大同電力の福澤桃介が読売発電所(関西電力)を造るための資材運搬用トロッコのために設けた橋だった。老朽化していたのを復元保存し、国指定重要文化財となっている。

桃介橋を見た後、再び来た道を戻り、妻籠を通って、中山道六十九次の43番目の宿場で、木曽11宿の一番南の宿場町である馬籠宿に向かった。観光客は馬籠の方が多かったが、街並みは妻籠の方が好きだ。

今夜は昼神温泉に泊まる。夕方の5時半に食事をして、7時に宿からマイクロバスの乗合で「ヘブンスそのはら 天空の楽園」のツアーに参加した。麓の駐車場からロープウェイに乗り、標高1400mまで上がり、そこで星空鑑賞となった。しかし、あいにく雲が広がってしまい星はほとんど見ることができなかった。
  宿に戻って、TVでラグビー ワールドカップの対スコットランド戦をみた。第1戦で南アフリカに勝ったので話題になり、われらのご婦人達もにわかラグビーファンになっていた。明日は、駒ケ根の千畳敷カールへ行く予定だが、天候が心配だ。

22.桃介橋 -1
国道256号線から国道19号線(中山道)に入り、30分走ったところに天白公園というのがあり、そのさきに木曽川にかかる桃介橋があった。説明板によれば平成6年12月27日に重要文化財に指定された読売発電所施設は大正10年から12年に掛けて、大同電力(現在の関西電力)によって当時我が国の最大出力の水路式発電所施設として建設されたそうだ。大同電力の社長福澤桃介が「一河川一会社主義」を唱えて木曽川の水力発電開発に情熱を注ぎ、大正年間に相次いで建設した発電施設の一つであり、関西を中心とする各地の電力供給に重要な役割を果たしたと言われる。桃介橋は発電所の建設資材運搬用木製吊り橋である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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23.桃介橋 -2
木曽川右岸から(南西側から)見た桃介橋。向こう側は南木曽駅の方向である。約248mある。3基ある主塔はデザインも大変すぐれており、特に中央の塔からは水辺へ降りる石段が設けられている。また、それぞれの主塔から斜吊索が張られ19世紀末のアメリカの吊り橋によく似ているといわれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/800秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.桃介橋 -3
橋の中央に資材運搬用のトロッコのレールが敷かれていたため、その痕跡が分かるように復元されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.木曽川
桃介橋を途中まで進んでみる。橋の下は木曽川が勢いよく流れる。対岸まで渡り切ってみれば良かったなと少し後悔している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/800秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.馬籠宿 上陣場展望広場
再び妻籠の方へ戻り、256号線の馬籠峠(標高801m)を越えて、馬籠塾の北東側にある駐車場に車を停めた。すぐその上に展望広場があったがこの日は雲があって恵那山(2,191m)も見えない。このあたり一帯の地名を「陣場」といい、天正12年(1584年)に徳川家康と豊臣秀吉が戦った小牧山の決戦の時、木曽路を防衛する豊臣方は馬籠城を島崎重通に固めさせていたが、家康側は兵7千をもって木曽に攻め入り、その一部は馬籠城を攻略すべくこの地に陣を敷いた。それでここを「陣場」と呼ぶようになったとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.馬籠宿の賑わい
上陣場の駐車場から江戸時代に村人たちに法令などを順守させることが目的に立てられた高札場の前を通って馬籠宿の町並みに入る。妻籠より観光客は多いように思える。街道筋は下り坂になっているが、帰りが辛かろうと思いつつ歩く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.木工品のお土産屋
さすが木曽はヒノキ。木工品のお土産屋さんも多い。この店は山城屋さんというが、軒先ののれんには木偏の付く字が並んでいる。全部は読めない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.馬籠宿の町並み
先に歩いた妻籠とは少し趣の違う町だ。若い人向きの喫茶店や飲食店が多い。歩いているのも若い人たちが多いようだ。馬籠宿のほぼ中間地点の旧本陣だったところに藤村記念館(島崎藤村生家跡)があった。御承知の通り、島崎藤村は 馬籠宿の生まれで代表作のひとつ「夜明け前」は、馬籠宿を舞台にした歴史小説である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.馬籠宿の町並みと田園風景
前の写真とほぼ同じところから撮っているが、町の向こうには田園風景が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 32mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.馬籠郵便局
実際に営業している馬籠郵便局があった。しかし、この日は祝日で開いていなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/160秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;
32.帰りは上り
立ち止まって振り返ると町並みは上り坂になっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.水車小屋
町並みが国道19号線に近くなったあたりに右へ折れていく坂道があった。これは枡形と呼ばれ、宿場の防衛上、城郭の枡形を模して設けられていた。枡形の道が再び左へ折れるところに水車小屋があった。この枡形道路に平行するかたちの現在の急坂の道路は、枡形道路の不便を解消するため、明治38年に改修されたという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 12mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.蔵の喫茶店
あとでインタネットで店のページを見ると、「一番賑わう枡形の上で120年近い米蔵を改装し、囲炉裏を置いた喫茶店。樹齢400年のしっとりとした檜のカウンターで、香り高いコーヒーを味わって下さい。店内からは、馬籠宿の街道や中津川市内の眺めも楽しめます。」とあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/125秒 7mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.清水屋資料館
右側の石垣のうえに建てれているのは清水屋資料館という。中には入らなかったが、清水屋は島崎藤村の作品「嵐」にでてくる「森さん」こと原一平の家で、この清水屋には藤村の書簡、掛軸、写真などをはじめ、江戸時代に宿場として栄えた頃よりの文書、書画、九谷、伊万里、唐津などの陶磁器、輪島の漆器類をはじめ宿場「馬籠」の生活文化史ともいえる数々の遺品が2階の資料館に展示されているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2013年10月31日

能登半島ドライブ旅行(3) 10月12日


  今朝は昨日より穏やかな天気となった。ゆっくりと部屋で朝食にする。横浜へ帰る日だが、今日も観光を続ける。まずはお定まりの輪島の朝市へ出かけた。
 能登へ来たなら必ず見なくてはいけないという、松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地となった「ヤセの断崖」を見に行った。断崖に打ち寄せる波は高く、白波が大きく飛び散る。
 「ヤセの断崖」を最後に能登の観光を終え、金沢へ向かった。途中、千里浜なぎさドライブウェイを走りたかったが、風が強く波が浜に打ち寄せ、通行禁止となっていた。
 ご一緒した友人夫婦の奥様が「金沢21世紀美術館」をご覧になりたいという。そこのレストランも評判が良いとのこと。
  男性2人で交代でハンドルを握ってきたが、この日は金沢まで、ご主人にお願いした。
帰りは金沢森本ICから、北陸自動車道を上がり、途中、強い雨の中を走って、上越JCTから、上信越自動車道に入って、藤岡JCTで関越に合流した。上里S.A.で腹ごしらえをしあと、最後にご主人の運転で、夜、9時少し前に、無事横浜まで帰ってきた。1,500kmを超えるドライブだった。

47.朝の訪問客 ウミネコ
7時半から部屋で朝食をとっていると、ガラス戸の外の柵に海鳥が止まり、部屋の中を見ている。カモメかウミネコだが、どうやらウミネコのようだ。食べ物をねだっている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 55.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝の訪問客 ウミネコ;クリックすると大きな写真になります。
48.輪島の朝市
朝、8時にチェックアウト、輪島朝市へ出かけた。大きな有料駐車場が用意されている。さっそく「朝市通り」と呼ばれている約360mの商店街を歩き始める。まだ、それほど人は多く出ていない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 150.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
輪島の朝市;クリックすると大きな写真になります。
49.タコの干物?
店先に吊るされているタコの干物が眼を引いた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 42.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
タコの干物?;クリックすると大きな写真になります。
50.朝市通りの賑わい
  輪島朝市は千年以上の歴史があり、明治時代からは毎日行われるようになったとのこと。約200軒の露店が並ぶ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝市通りの賑わい;クリックすると大きな写真になります。
51.朝市の裏通り
  朝市通りを終わりまで歩いて、駐車場へ戻ろうと海の方へ細い道を入る。海産物を載せたリヤカーを曳くおばちゃんの後ろ姿があった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
  プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 130.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
131030_051.jpg
52.赤神西宮神社
次の目的地は「ヤセの断崖」だ。1時間ほど走ったところで、トイレに行きたくなって、道の駅「赤神」に立ち寄った。海の反対側を見ると、神社がある。階段を上ると赤神西宮神社という神社だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 70.0mm ISO720 ) 露出補正 なし
赤神西宮神社;クリックすると大きな写真になります。
53.赤神西宮神社から日本海を眺める
大した景色ではない。ただ、赤神西宮神社のお社を背に日本海を眺めてきた。階段を降りてくるとき、きれいなモンキアゲハが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
赤神西宮神社から日本海を眺める;クリックすると大きな写真になります。
54.ヤセの断崖
天候が回復してきた。ここは見なくてはいけないと、友人ご夫妻のお薦めがあった。高さが36mあるという。昔その土地がやせていた、あるいは、断崖から景色を見下ろすと痩せる思いがする、というところから名付けられたといわれる。松本清張の小説を原作とした映画『ゼロの焦点』の舞台として知られている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 82.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
131030_054.jpg
55.弁慶の舟隠し
ヤセの断崖から、遊歩道を300m歩いたところに、弁慶の舟隠しというところがあった。案内板によると、文治2年(1186年)、兄・頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶が、奥州へ下る途中に、折からの海難を避けるため、入江に48隻の舟を隠したと伝えられる岩場だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
弁慶の舟隠し;クリックすると大きな写真になります。
56.大笹波水田
さて、能登半島での予定をすべて終え、金沢に向かう。その途中、大笹波水田という、棚田百選にも選ばれているところがあった。日本海に輝く夕日と、棚田に生える夕日が調和し、農業の営みの場としての美しさを醸しだしていると、案内板に記されていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
大笹波水田;クリックすると大きな写真になります。
57.金沢へ
一路、金沢の兼六園を目指して走る。兼六園へ行くのではなく、そのその近くにある金沢21世紀美術館が目的だ。「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトとしたこの美術館の設計は妹島和世、西沢立衛という方々だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 6.3mm ISO125 ) 露出補正 なし
金沢へ;クリックすると大きな写真になります。
58.「スミングプール2004」という作品
これは、レアンドロ・エルリッヒという人の恒久展示作品。地上から見下ろすと、あたかも深く水で満たされているプールのように見える。その水面を境界とし、地上と地下(プール内部)で人と人との出会いを創出する。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
「スミングプール2004」という作品;クリックすると大きな写真になります。
59.C6241
美術館のカフェ・レストランへの入り口の近くの芝生に50mほどの線路が敷かれ、子供たちを乗せた模型の鉄道が走っていた。機関車は立派なC62の模型だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 11.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
C6241;クリックすると大きな写真になります。
60.石浦神社
美術館のカフェ・レストランで食事にするが、混んでいて、名前を書いてしばらく待たなくてはいけない。それではと大きな通りの向こう側に見えた神社へ行ってみた。石浦神社という神社だった。この日は土曜日で、境内では、神社に似合わない現代音楽が流れ、何やらイベントが行われていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 7.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
石浦神社;クリックすると大きな写真になります。
61.金沢21世紀美術館 カフェ・レストラン
石浦神社から戻ってきて、しばらくすると順番が回って来て、カフェ・レストランのなかに案内された。これから先は私が運転するのでビールは控える。パスタが旨かった。午後1時過ぎ、昼食を終え、横浜に向け出発した。北陸自動車道を走るときは強い雨に見舞われた。関越に入って、上里S.A.で軽く食事をしたあと、ご主人に運転を交代していただき、夜9時前に無事自宅に着いた。友人ご夫妻には、何から何まで段取りをしていただき、おかげさまで楽しい旅行ができた。感謝!

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 9.5mm ISO125 ) 露出補正 なし
金沢21世紀美術館 カフェ・レストラン;クリックすると大きな写真になります。


2013年10月27日

能登半島ドライブ旅行(2) 10月11日


 昨日、巌門で乗った遊覧船の船長が言っていたように、この日の天候は荒れ模様だった。朝食前に海岸に出てみる。ここは千里浜の一番北側のあたりだ。まだ、雨は降っていなかったが、波は荒い。
  朝食を済ませ、チェックアウトをして、まず、近くの気多大社に参拝する。「けたたいしゃ」と呼ぶらしい。とても立派な神社だった。
  次に、和倉温泉の脇を通って、能登島大橋を渡り、能登島へ。雨がザーザー降っていて、せっかくの景色が見られない。再び能登島を離れて、九十九湾へ行く。雨は降っていたが静かな湾に逃れているイカ釣り漁船などを眺めて、日本海倶楽部というビア・レストランで昼食にした。これが素晴らしかった。自家製のピルスナー・ビールとイタリアンのランチに大満足。昼食後はさらに北に進み、見附島と、能登半島最北端の狼煙というところにある禄剛埼灯台を見て、最後に白米(しらよね)の千枚田に寄った。
 この日の泊りは輪島の「高州園」。少し早めに入ってのんびり風呂に入り、夕食を楽しんだ。食後に宿で催された「御陣乗太鼓」も良かった。

22.日本海の波
朝6時50分、まだ雨は降っていなかったが、海は荒れている。台風は過ぎ去ったようだが、また、低気圧が来ているらしい。今日は1日雨を覚悟する。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 130mm ISO900 ) 露出補正 なし
日本海の波;クリックすると大きな写真になります。
23.犬の散歩
海岸に通じる道から軽自動車が砂浜に出てきた。運転しながら、窓からリードを出して、犬の散歩をさせている。ダルメシアンのような犬だったが、ちょっと横着な散歩にも思える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 95mm ISO1800 ) 露出補正 なし
犬の散歩;クリックすると大きな写真になります。
24.気多大社(けたたいしゃ)
雨の中を、能登半島の先端の方に向かって、20分ほど走ると気多大社に着いた。拝殿には数々の試練を乗り越えて恋を成就させた伝説の大国主神(おおくにぬしのかみ)が祭られ、縁結びの神様として有名だそうだ。傘をさしながらIXY30Sのシャッターを押す。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.9 1/125秒 8.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
気多大社(けたたいしゃ);クリックすると大きな写真になります。
25.気多大社 神門と拝殿
カメラを付けた三脚を抱えた神官が、神門への階段を上がっていった。お参りりした後、振り返ると、神門の脇から拝殿を写真撮影をしていた。なぜ、雨の日に?

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISO640 ) 露出補正 なし
気多大社 神門と拝殿;クリックすると大きな写真になります。
26.気多大社 神門と巫女さん
神門の下では巫女さんがお札の受付をしている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/50秒 10.3mm ISO200 ) 露出補正 なし
気多大社 神門と巫女さん;クリックすると大きな写真になります。
27.九十九湾 -1
次に能登半島の反対側に出て、能登島大橋を渡った。晴れていれば景色の良いところだと思う。残念だ。能登島臨海公園も車から降りることなく、能登島を離れ、九十九湾というところへ来た。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 14.7mm ISO125 ) 露出補正 なし
九十九湾 -1;クリックすると大きな写真になります。
28.九十九湾 -2
入り江になっている内海は波静かでイカ釣り漁船等が風雨を逃れて係留されていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1000秒 7.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
九十九湾 -2;クリックすると大きな写真になります。
29.「日本海倶楽部」 ビア・レストラン
2日目の昼食は、友人ご夫妻の計らいで、ここ「日本海倶楽部」に決められていた。九十九湾から電話で場所を確認しながら、到着すると、素晴らしい外観の建物があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 6.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
「日本海倶楽部」 ビア・レストラン;クリックすると大きな写真になります。
30.「日本海倶楽部」 ビア・レストラン
レストランの中に入る。ビールの製造工程で使われる煮沸釜が展示されていた。飯田湾が見渡せる窓側の席に座ることが出来た。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.3mm ISO250 ) 露出補正 なし
「日本海倶楽部」 ビア・レストラン;クリックすると大きな写真になります。
31.ピルスナー・ビール
今朝、宿を出て、ここまで私が運転してきたが、これは友人夫妻のビール好きの私への思いやりで、深く感謝している。昼食後は御主人がハンドルを握ってくれ、私はビールを飲ませていただくことが出来た。
ここのHPによれば、市販の「生ビール」は、加熱処理をしていないという点では生ビールだが、ビール酵母は除去されている。 しかしここで造られるビールには酵母が生きたままで残されているそうだ。麦芽、ホップ、ビール酵母のみを使用したモルト100%の生ビールは、完全な自然食品であると謳われている。しかも、食事(イタリアン)はとても旨かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ピルスナー・ビール;クリックすると大きな写真になります。
32.見附島
雨はまだ降り続いている。「奥のとトロッコ鉄道」も予定に入っていたが、ここは割愛し、見附島に行った。軍艦のような形をした島だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 11.4mm ISO125 ) 露出補正 なし
見附島;クリックすると大きな写真になります。
33.「えんむすびーち」
この見附海岸から恋路海岸までの3kmを「えんむすびーち」と呼んでいるそうだ。写真にある鐘を二人で鳴らすと、恋が成就するとか・・・。老夫婦が二人で鳴らすとどうなるのか?

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 11.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
「えんむすびーち;クリックすると大きな写真になります。
34.禄剛埼灯台 能登半島最北端
さらに能登半島を北進し、道の駅「狼煙」(のろし)というところへ来た。ここには禄剛埼灯台がある。灯台までは、徒歩7分の坂道を登って行かなくてはならない。雨は激しく振っている。しかし、ここまで来たからには能登半島最北端の燈台を観ようと、ご主人と2人で登って行った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 9.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
禄剛埼灯台 能登半島最北端;クリックすると大きな写真になります。
35.日本列島の中心
ここは能登半島最先端であるとともに、このあたりは日本列島の中心になるらしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/250秒 9.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
日本列島の中心;クリックすると大きな写真になります。
36.輪島塩
能登半島最先端の道の駅「狼煙」を出発して、能登半島の西側、つまり、日本海側を輪島に向かって走る。このあたりは奥能登塩田村と言われ、塩田が多い。道の駅「輪島塩」というところがあったので、車を停めた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/50秒 9.7mm ISO500 ) 露出補正 なし
輪島塩;クリックすると大きな写真になります。
37.塩田
能登は揚げ浜式塩田で塩づくりされている。春から夏にかけて朝早くから海水をくんで砂地の塩田に撒く。 太陽の光と熱で乾いた砂を集め、再び海水で洗い流して「カンスイ」と 呼ばれる濃い塩水を採る。 これを大釜に入れ、薪でじっくりと炊き上げ、揚げ浜塩を作っているという。 長い工程のあとにわずかにとれる海の恵だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISO320 ) 露出補正 なし
塩田;クリックすると大きな写真になります。
38.濃い塩水を炊き上げる大釜
これが最後の行程の、薪でじっくり炊き上げる大釜である。丁寧に説明していただいた。輪島の塩は、食塩に比べ、ナトリウム分が10%程度少なくなっていて、食生活の減塩に効果があるそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/30秒 4.9mm ISO500 ) 露出補正 なし
濃い塩水を炊き上げる大釜;クリックすると大きな写真になります。
39.白米千枚田 -1
道の駅「輪島塩」を後にして、この日最後の目的地である白米(しらよね)千枚田へ向かう。白米千枚田の駐車場は工事中で、臨時駐車場から千枚田までは少し歩く。田の枚数は1,004枚あるという。期待が大きかっただけにちょっと淋しかった。見栄えがするのは季節によるのかもしれない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 20.0mm ISO1100 ) 露出補正 なし
白米千枚田 -1;クリックすると大きな写真になります。」
40.白米千枚田 -2
Wikipediaによると、白米千枚田は、石川県輪島市白米町の棚田であり、数が多いので千枚田と呼ばれるが、「狭い田」から転じたという説もあるそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 52.0mm ISO1100 ) 露出補正 なし
白米千枚田 -2;クリックすると大きな写真になります。
41.白米千枚田 -3
海からの強い風を遮るものがない田のなかにある木は、風で曲げられている。雲の切れ間から、日が射してきた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 44.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
白米千枚田 -3;クリックすると大きな写真になります。
42.白米千枚田 -4
上から見た時は、田にあまり拡がりがないように見えたが、下へ降りて眺めると、そこそこの規模を感じる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
白米千枚田 -4;クリックすると大きな写真になります。
43.午後の日が射し込む白米千枚田の海
雲の切れ間ができ、千枚田の西の海が、午後の日差しに輝いた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/4000秒 82.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
午後の日が射し込む白米千枚田の海;クリックすると大きな写真になります。
44.輪島の夕焼け
夕方5時少し過ぎに今宵の宿、輪島「高州園」に着いた。眼下に日本海が広がる部屋だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 24.0mm ISO1000 ) 露出補正 なし
輪島の夕焼け;クリックすると大きな写真になります。
45.御陣乗太鼓 -1
「高州園」の宵はゆっくりと風呂に入り、夕食も旨かった。ただし、試しに飲んでみようと頼んだ能登ワインは、いただけなかった。値段も高い。仲居さんが、「9時からお祭り広場で、御陣乗太鼓が行われるので是非見てください」という。御陣乗太鼓とは、約430年前の天正4年に上杉謙信が七尾城攻略に成功し、余生を駆って輪島を攻めたててきたときに、村人たちが木の皮で造った仮面をかぶり、髪に見立てた海草を頭につけて、夜襲をかけて立ち向かったときに、打ち鳴らした陣太鼓のことで、上杉軍を恐れをなして敗走したと伝えられているそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/8秒 18.6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
御陣乗太鼓 -1;クリックすると大きな写真になります。
46.御陣乗太鼓 -2
御陣乗太鼓の発祥の地である石川県輪島市名舟町は、現在、世帯数約70戸、人口約250人の小さな小さな町だそうだ。その中で約20名の打ち手が御陣乗太鼓の選手として活動しているという。御陣乗太鼓は石川県指定無形文化財、輪島市指定無形文化財、に指定されてはいる。しかし、国としての伝統芸能や文化財に対する保護育成のための助成などがほとんどないというのが実情のようだ。約30分、太鼓の響きで満腹が収まったようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/30秒 14.2mm ISO800 ) 露出補正 なし
御陣乗太鼓 -2;クリックすると大きな写真になります。