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2017年7月27日

隠居のドライブ:山小屋 Hütte Hachi を起点に浦富海岸島めぐり遊覧船(2)

孫達とのBBQで満腹した翌朝早く、朝食を早々にすませて、娘家族は国道9号線経由で鳥取砂丘に向かって出発した。我々老夫婦は、以前に経験してことのある夏の砂丘の暑さには耐えられそうにないので、山陰のジオパークとして有名な浦富海岸で遊覧船に乗ることを選択した。
 海の日を含む3連休の中日とあって、車の数は多いが、渋滞するようなことはない。娘家族と別れて、鳥取県岩美町網代にある遊覧船乗り場に向かった。既に多くの家族連れなど乗船を待つ人たちが待合室は賑わっていたが、30分ほど待つだけで、乗ることができた。
 昨夏、兵庫県の香住海岸で遊覧船を楽しんだので、感激はもう一つであるが、夏の海は気持ちがいい。
 遊覧後、小さかったのでよく覚えていないのだが、戦中3~4歳のころ疎開していたという親父の養子先の家があった網代の漁師町に行ってみた。
 昼食は、娘家族と賀露漁港の海鮮市場という予定であったが、大きな駐車場があるのに駐められないほどの混雑である。どうやら、ここに車を駐めて、海水浴へグループもあるようだ。早々に退散した。この頃は、スマホで簡単に連絡が取れる。
 それぞれで、昼食は摂ることにして、我々は鳥取自動車道に向かって帰途についた。途中で、ショッピングモールにあるコメダ珈琲を見つけ、老人にはいささかボリュームが大きいカツサンドを食した。家内が注文したかき氷もまた大きかった。
 鳥取自動車道は高速仕様だが、中国自動車道に合流するまで殆どがトンネルで、いささか疲れた。

;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
船着き場-1
遊覧船乗り場は、日本海に注ぎ込む蒲生川の河口にある。待合室からは、道路下を通るトンネルでつながっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
35.0mm TV 1/500s f/4.5 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
船着き場-2
グループでの貸し切り船だろうか、同じ船着き場から小さな船も出ていった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
35.0mm TV 1/500s f/4.5 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
鳥取砂丘
網代港を抜けると日本海からの鳥取砂丘が望遠される。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
135.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-1
このような洞門がいくつもある。それぞれに名前がつけられているようだが・・

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO320 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-2
てっぺんに松が生えている小さな島もある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO250 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
カヌー教室
小さな入江ではカヌー教室が開かれているようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
160.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO200 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
海水浴場
海水浴ができるような小さな海岸がいくつかある。船は、海水浴客との事故を避けるために、入江の奥には入らない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
60.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
釣り人たち
沖の小さな島で、釣りをする人たちが居る。格好の釣り場らしい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
120.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO400 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
洞門-3
日本海の海はきれい。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
180.0mm TV 1/1000s f/5.6 ISO800 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
網代漁港
釣り船だろうか、コンクリート舗装された浜辺に、電動式のウインチで引き上げられている。エンジンは船外機である。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
45.0mm TV 1/1000s f/4.5 ISO640 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2017/7/15 浦富海岸(岩美町)
ボラ
港に注ぐ溝河口にボラの群れが泳いでいた。食べてもまずいので誰も捕獲しないようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm macro
230.0mm TV 1/1000s f/6.7 ISO1000 EV 0


 

2016年4月 1日

隠居の散策:桜がチラホラと咲き始めた。泉北ニュータウン栂地区 3月28日

開花した桜はその後どうなっているかが気になり、近くを散策した。寒の戻りで、咲き始めた桜はまだチラホラと開いている程度だ。満開には、もう少し時間がかかるようだ。
 公園のミツバツツジの紫の花が咲き出した。どなたかが植えた花ニラの白い花やカタバミの黄色い花も鮮やかである。檜尾の畑に回ってみると、えんどう豆やそら豆の花が出揃っている。
 川岸には、オニノゲシやセイヨウカラシナが黄色い花をつけているし、畑の畦に生える野の花は、シロツメクサやオランダミミナグサが咲き出している。
 川岸の枯れ草にじっと留まったままの2頭のツバメシジミがいたり、タンポポを訪れるモンシロチョウやアゲハチョウにも会えることができた。
 鳥はといえば、コガモはほとんど北へ帰ったようだが、ツグミはあちらこちらでホッピングしている。
 ソメイヨシノの満開はまだだが、春は確実にやってきているようだ。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 泉北西原公園
ソメイヨシノはまだ咲いたところ
満開にはもう少し時間がかかりそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
45.0mm 絞り優先AE 1/80s f16.0 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 泉北西原公園
ソメイヨシノ 五分?咲。
満開にはもう少し時間がかかりそうだ。樹によってはこれぐらい咲いている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
112.0mm 絞り優先AE 1/125s f6.3 ISO160
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 泉北西原公園
ミツバツツジ
枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついたそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
136.0mm 絞り優先AE 1/160s f6.3 ISO500
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 泉北桃山台
オオシマザクラ
緑道に植えられたオオシマザクラは満開につい近い。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
152.0mm 絞り優先AE 1/160s f14.0 ISO250
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 和田川
セイヨウカラシナ
川岸のコンクリートの割れ目から生えている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
25.0mm 絞り優先AE 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
オニノゲシ
ヨーロッパ原産で、世界中に外来種(帰化植物)として分布しているとのこと。生命力が強いのだろう。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
25.0mm 絞り優先AE 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
シロツメクサ
Wikipedia によれば、詰め草の名称は1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来するとある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
25.0mm 絞り優先AE 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
オランダミミナグサ
これも、ヨーロッパからの帰化植物である。写真を撮りにくい花である。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
25.0mm 絞り優先AE 1/750s f5.6 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
そら豆の花
別名、ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)とあるらしい。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
112.0mm 絞り優先AE 1/125s f11.0 ISO200
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
えんどう豆の花
粒を食べる粒エンドウの花は白いようです。さやえんどうの花は紫とのこと。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
98.0mm 絞り優先AE 1/90s f11.0 ISO320
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 和田川
コガモ
間もなく北へ帰るのだろう。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
154.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 和田川
カルガモ
色々のところに、年中泳いでいる。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
154.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO160
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
ツグミ
関東地方ではチョウマという方言でも親しまれていると、1967年発行の図鑑には解説されている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f11.0 ISO640
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 檜尾
ケリ
春になって上空でけたたましく啼くようになった。産卵期なんだろう。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO250
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 大方池
ミドリガメ
正式名は、ミシシッピアカミミガメらしい。外来種だが、異常に繁殖している。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f9.0 ISO800
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 西原公園
ヒヨドリ
1960年代までは、街中なかでは冬にしか見られなかった山鳥だったらしい。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO1000
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 大森
ツバメシジミ
枯れ草に2頭が長らく羽を広げて留まっていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO160
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 大森
ツバメシジミ
左の2頭のうちの1頭である。ルリシジミとかと思ったが、尾状突起があるのでツバメシジミと思う。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO160
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 桃山台公園
モンシロチョウ
紋がはっきりしないので春型♀だろうか。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
205.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO100
露出補正 -1.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/3/28 桃山台公園
アゲハチョウ
左尾状突起が欠落している。左のモンシロチョウと同じタンポポに吸蜜に来た。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/640s f9.0 ISO100
露出補正 -1.7

2015年7月28日

隠居のドライブ:Hütte Hachiから山陰海岸へ(2)

孫たちとの山小屋 Hütte Hachi への一泊旅行の2日目は、連休明けの平日である。2日目は、2010年に建て替えられたJR山陰本線の餘部鉄橋に行き、旧の鉄橋跡が公園になっている「空の駅」で、走ってくる列車をみることが第一の目的である。中学2年になった長男は、私のお古のカメラで撮り鉄をしたいらしい。

その後、どこかで昼食をとり、昨年長男家族と楽しんだ竹野スノーケルセンターで海水浴を楽しんだ後、城崎温泉の外湯で潮を流して帰路につく予定である。

Hütte Hachi を8時に出発し、国道9号線から県道4号線を辿って、香住町に向かうと鳥取豊岡宮津自動車道の一環として最近開通した香住余部道路(国道178号線の一部)で余部に向かう。ちょっと前までは、海岸線の曲がりくねった道路を走らねばならなかった。お陰で、途中で一番下の3歳の孫の車酔いで20分ほど休憩をしたものの、1時間20分ほどで到着した。

ドライブレコーダーの記録:香住余部道路

;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
香住市街に入ると県道4号線から香住余部道路への標識がある。 分岐点を右に。左に行くと豊岡市街へつながっている。 道路はほとんどトンネルである。海岸線を走れば景色が良いが。 まだバイパス化していない178号線を進むと、余部鉄橋が見えてくる。鉄橋の下に、「道の駅あまるべ」がある。

道の駅あまるべの駐車場に車を駐めて、旧鉄橋の鉄骨などのモニュメントがある場所から現在の駅まで坂道の歩道があり、これを5~6分ほど上っていく。「空の駅」は、そのすぐ横に造られている。地上から40mとある。

現在の駅は、無人駅だからプラットフォームや待合室に自由に出入りできる。プラットフォームに、この駅から乗車してUターンしてくることができる時間表が展示されている。もともと香住駅に車を置いて余部まで列車で往復できないかと考えていたこともあって、50分ほど待たねばならないが、豊岡方面への次の駅鎧駅へ列車で往復することにした。何しろ、1時間に一本も列車が停まらない。

JR山陰本線余部と鎧駅を往復する

;クリックすると大きな写真になります。 山陰本線餘部鉄橋
2015/7/21
現在のコンクリート造りの鉄橋に沿って、昔の鉄橋が一部残してある。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/200s f7.1 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 旧餘部鉄橋跡
2015/7/21
枕木や線路を歩いて、鉄橋に出られる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
53.0mm (35mm換算:79mm)
プログラムオート 1/200s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 餘部鉄橋を列車で往復プするプランが掲示されている。
2015/7/21
隣の鎧駅までは3分ほどだ。16分待って、下り列車で帰ってくる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
51.0mm (35mm換算:76mm)
プログラムオート 1/320s f9.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 乗車する列車は城崎温泉行きだ。
2015/7/21
無人駅での乗車は乗車位置が決まっている。乗車して整理券をとる。運賃は片道140円。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
93.0mm (35mm換算:139mm)
プログラムオート 1/200s f7.1 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ワンマンカー車内風景。
2015/7/21
鎧駅との間は、短いトンネルを一つ越えるだけ。平日とあってガラガラである。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f3.5 ISO1600
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。
鎧港風景。
2015/7/21
なかなかの絶景である。夏の日本海は波が穏やかなときが多い。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/160s f6.3 ISO100
露出補正 -0.7

道の駅あまるべから竹野スノーケルセンターまでは、香住余部道路を引っ返し、香住市街から海岸線へ出て、曲がりくねった道を走る。昼食は、子供3人もいると我々の好みというわけにはいかず、県道4号線沿いの「王将」ですました。そこから40分ほど走るとスノーケルセンターに着く。スノーケルセンターへの入り口で、切浜海水浴場への道と間違えた。

スノーケルセンターの駐車場は無料だが、あまり駐めるところはない。ただ、平日だったので、なんとか駐めるスペースがあった。浅い岩場で海水浴をしているのは、家族連れが数組である。時々日がさすくらいだったので、足を海水につけているだけで暑くはない。一番下の孫は疲れたのか、車の中で寝ていたが、上の二人は父親と魚が泳ぐのが見えるとずっと海に入っていた。

1時間半近く竹野の海岸で過ごした後、県道9号線の曲がりくねった峠道で城崎温泉に向かった。昨年も駐めた城崎ロープウエイ下の駐車場に車を置いて、外湯の一つである御所の湯で潮を流して、帰路についった。

JR山陰本線余部から竹野スノーケルセンター・城崎温泉へ

;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
県道4号線から県道11号線を走る。竹野市に入ると左手に切浜海水浴場が見えてくる。この道路沿いには、いたるところに海水浴場がある。 竹野スノーケルセンターへの入り口は、奥の分岐点を左に。手前を入ると切浜海水浴場へ行ってしまう。 竹野スノーケルセンター前の海。センターにはシャワーなどがある。カヤックの講習などもしている。 城崎温泉のロープウエイ下駐車場。スノーケルセンターからは県道9号線を走る。曲がりくねった山道である。
市営駐車場より高いようだが、いつも空いている。


2015年6月13日

隠居の散策:夏、オオヨシキリがやってきた


田植えのために畑が耕され、水をはるようになると、萱の繁みではオオヨシキリが鳴くようになる。今年も、和田川の川床や野々井の萱の繁みでは、 オオヨシキリの甲高いさえずりが始まった。持っていたSanyo のPCMレコーダーで録音してみた。ウグイスや上空を飛ぶ近くの自衛隊の信太山演習場からのヘリコプターの音が入っているのは愛嬌である。

そんな中、田植えを待つ田んぼで動くシギを見つけた。イソシギと思っていたが、パソコンで写真を確認してみると、どうやらコチドリのようだ。初めての観察である。

小満のころの鳥たち

;クリックすると大きな写真になります。 オオヨシキリ 野々井(堺市)
2015/5/24
シーンの「鳥」モードで。

NIKON COLLPIX P610
197.1mm (35mm換算:1100mm)
プログラムオート 1/800s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 コゲラとオオヨシキリ 野々井(堺市)
2015/5/24
珍しく2種が同じ樹木にやってきた。

NIKON COLLPIX P610
179.2mm (35mm換算:1000mm)トリミング
プログラムオート 1/640s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ 野々井(堺市)
2015/5/24
なぜか、田んぼの畦で休息。

NIKON COLLPIX P610
98.5mm (35mm換算:550mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ツバメ 野々井(堺市)
2015/5/24
畑作地のコンクリート水路で休息。

NIKON COLLPIX P610
179.2mm (35mm換算:1000mm)
プログラムオート 1/320s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ 野々井(堺市)
2015/5/24
掘り返した畑に虫を探しているようだ。

NIKON COLLPIX P610
258.0mm (35mm換算:1440mm)
プログラムオート 1/250s f6.5 ISO110
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ムクドリ 野々井(堺市)
2015/5/24
ペアだろうか。こちらも虫を探しているようだ。

NIKON COLLPIX P610
258.0mm (35mm換算:1440mm)
プログラムオート 1/250s f6.5 ISO180
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 カワラバト 自宅(堺市)
2015/5/25
剪定前のしだれ梅に巣を作り始めたので、排除した。

NIKON COLLPIX P610
44.8mm (35mm換算:250mm)
プログラムオート 1/125s f5.5 ISO450
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 コチドリ 野々井(堺市)
2015/6/7
水をはった田んぼに。初めての観察である。

NIKON COLLPIX P610
197.1mm (35mm換算:1100mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ツバメ 野々井(堺市)
2015/6/7
飛んでいる時は撮れないが。

NIKON COLLPIX P610
226.5mm (35mm換算:1320mm
プログラムオート 1/500s f6.3 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 オオヨシキリ 大庭寺(堺市)
2015/6/7
シルエットだけだ。補正を+にすればいいのか?

NIKON COLLPIX P610
197.1mm (35mm換算:1100mm
プログラムオート 1/2000s f5.6 ISO100
露出補正 0


24節気の小満になると立夏の候と違って花の様相が変わってくる。観察できるのは夏の草花たちである。

小満のころの草花:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 ムラサキカタバミ 大森(堺市)
2015/5/24
アメリカフウロに似ているが、葉が違う

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
53.0mm (35mm換算:79mm
プログラムオート 1/250s f9.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 コバンソウ 大森(堺市)
2015/5/24
いたるところで咲いている。この時期の代表的な野草だ。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
162.0mm (35mm換算:243mm
プログラムオート 1/250s f6.3 ISO125
露出 補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ハルジオン? 大森(堺市)
2015/5/24
このように撮ってみると綺麗な花だ。ヒメジオンとの区分は難しい。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
129.0mm (35mm換算:193mm
プログラムオート 1/400s f9.0 ISO100
露出 補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 カワジシャ 野々井(堺市)
2015/5/24
川床にたくさん生えている。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
190.0mm (35mm換算:285mm
プログラムオート 1/400s f8.0 ISO100
露出 補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 メマツヨイグサ? 野々井(堺市)
2015/5/24
これもマツヨイグサとの区分が難しい。

NIKON COLLPIX P610
89.6mm (35mm換算:500mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ヤナギハナガサ 野々井(堺市)
2015/5/24
残念ながら蝶はやって来なかった。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
190.0mm (35mm換算:285mm
プログラムオート 1/400s f8.0 ISO100
露出 補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ドクダミ 野々井(堺市)
2015/5/24
竹林の陰に咲いている。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
53.0mm (35mm換算:79mm
プログラムオート 1/125s f6.3 ISO100
露出 補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 スイレン 野々井荒池(堺市)
2015/5/24
毎年、この池で花を咲かせる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
200.0mm (35mm換算:300mm
プログラムオート 1/400s f7.0 ISO100
露出 補正 0


蝶の種類は少ない。生い茂る雑草に、青い表翅を広げてチラチラと飛ぶツバメシジミを見つけたぐらいである。

小満のころの蝶:泉北ニュータウン栂地区

;クリックすると大きな写真になります。 アゲハチョウ 大森(堺市)
2015/5/24
川の堰に吸水?に来ていました。

NIKON COLLPIX P610
258.0mm (35mm換算:1440mm)
プログラムオート 1/200s f8.0 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 モンシロチョウ 大森(堺市)
2015/5/24
葛の葉で休息。

NIKON COLLPIX P610
125.4mm (35mm換算:700mm)
プログラムオート 1/800s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 モンキチョウ 大森(堺市)
2015/6/7
望遠端での撮影。

NIKON COLLPIX P610
258.0mm (35mm換算:1440mm)
プログラムオート 1/800s f6.5 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。.JPG ツバメシジミ 大森(堺市)
2015/6/7
望遠端での撮影。

NIKON D7000+SIGMA 105mmF2.8 macro
105.0mm (35mm換算:157mm)
プログラムオート 1/1250s f9.0 ISO250
露出補正 0


2014年11月21日

隠居の散策:冬鳥がやってきた(3) ハシビロガモ、ヒドリガモなど


 いよいよ冬鳥のシーズンになってきた。11月19日、紅葉も気になるが、近所に点在する溜池に今シーズンもカモたちがやってきているかが気になる。足は自然にそちらに向かう。
 自宅がある住宅地から造成時に作られたと思われる階段を80段ほど上がったところに、東谷池という溜池がある。魚釣りは禁止の立て看板があり、柵もしてあるが、咎める人はいないから、いつも4~5人が自作の釣り台で糸を垂らしている。あまり釣っているのを見かけたことがないが、釣れても多分ブルギルだろう。
 釣り人がいるので、この池にはあまり水鳥は寄り付かないのだが、マガモがやってきていた。人の気配を察して、すぐに飛び去ってしまったが。

 その池と鉄棒や雲梯が設置してある桃山台公園(別称:スポーツ公園)を挟んで、田辺池という別の溜池がある。この池には、毎年ヒドリガモが飛来する。11月4日に訪れた時には、何羽かのエクリプスのヒドリガモが観察できたが、今回は20羽以上のヒドリガモを数えることができた。
 その足で、テラスハウスの庭に続いているような小さな溜池の摺鉢池に向かった。小さな池だが、誰も干渉しないので、冬になると何種類化の水鳥が観察できる。この日も、マガモ・ハシビロガモ・カルガモが観察できた。ハシビロガモが、20羽ほどでうずを描きながら餌をまんなかに集中させて、水面採餌をしているのを初めて見たのは、この池だった。

ハシビロガモの集団水面採餌(2012年撮影)


 摺鉢池から三木閉の小規模な畑作に回ってみると、春の七草とされるホトケノザが花を咲かせていたり、さかりのすぎたタウコギの花に、秋に多いとされるヒメアカタテハが吸蜜に来ていたりする。梢のてっぺんで、モズが鳴いている。この畑作地に面した筆池には、キンクロハジロが3羽ほど飛来していた。キンクロハジロはこの池と隣の尾美濃池によくやってくる。今の時期、数はまだ少ない。

この辺りでは一番大きな尾美濃池には、ハシビロガモが20羽ほど動きまわっている。池端に建つ団地の白壁に、ケヤキの紅葉が綺麗だ。  尾美濃池の泉北北線側の堤には、レンギョウやユキヤナギに混じってナンキンハゼが2~3本生えている。紅葉はほぼ終わり、白い実をつけている。この実はすりつぶしてろうそくにできるようだ。

 和田川沿いを歩いて自宅に帰る途中、ふと川岸のコンクリートに眼を落とすとイソヒヨドリの雌がピョンピョンと飛び跳ねている。イソヒヨドリは、ヒヨドリの仲間ではなく、ツグミの仲間ということである。

晩秋の泉北ニュータウン栂地区風景
桃山台公園の紅葉;クリックすると大きな写真になります。 桃山台公園の紅葉:(堺)
2014/11/19
NEX-7+18-200mm
31.0mm(35mm換算46mm)
1/200s f8.0 ISO100
マガモ:東谷池;クリックすると大きな写真になります。 マガモ:東谷池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
143.6mm(35mm換算504mm)
1/640s f5.6 ISO400
ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ:田辺池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
185.0mm(35mm換算1036mm)
1/420s f5.6 ISO100 トリミング
トキワサンザシ:田辺池;クリックすると大きな写真になります。 トキワサンザシ:田辺池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
66.0mm(35mm換算370mm)
1/220s f5.6 ISO100
ヌルデ:田辺池;クリックすると大きな写真になります。 ヌルデ:田辺池(堺)
2014/11/19
NEX-7+18-200mm
150.0mm(35mm換算225mm)
1/250s f6.3 ISO100
ホトケノザ:三木閉;クリックすると大きな写真になります。 ホトケノザ:三木閉(堺)
2014/11/19
NEX-7+18-200mm
79.0mm(35mm換算118mm)
1/160s f7.1 ISO100
タウコギにヒメアカタテハ:三木閉;クリックすると大きな写真になります。 タウコギにヒメアカタテハ:三木閉(堺)
2014/11/19
NEX-7+18-200mm
148.0mm(35mm換算829mm)
1/350s f5.6 ISO100
141119_009.jpg キンクロハジロ:尾美濃池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
185.0mm(35mm換算1036mm)
1/250s f5.6 ISO100 トリミング
モズ:三木閉;クリックすると大きな写真になります。 モズ:三木閉(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
185.0mm(35mm換算1036mm)
1/550s f5.6 ISO100 トリミング
ケヤキの紅葉:桃山台B団地;クリックすると大きな写真になります。 ケヤキの紅葉:桃山台B団地(堺)
2014/11/19
NEX-7+18-200mm
67.0mm(35mm換算100mm)
1/200s f7.1 ISO100
ハシビロガモ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ:尾美濃池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
148.0mm(35mm換算829mm)
1/680s f5.6 ISO100
ナンキンハゼ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 ナンキンハゼ:尾美濃池(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
148.0mm(35mm換算829mm)
1/680s f5.6 ISO100
群がるスズメ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 群がるスズメ:和田川(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
1/480s f5.0 ISO100
コガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コガモ:和田川(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
1/480s f5.0 ISO100
イソヒヨドリ♀:和田川;クリックすると大きな写真になります。 イソヒヨドリ♀:和田川(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
1/160s f5.0 ISO160
イソヒヨドリ♀:和田川;クリックすると大きな写真になります。 イソヒヨドリ♀:和田川(堺)
2014/11/19
Fujifilm Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
1/160s f5.0 ISO160


2014年1月17日

隠居の散策:寒中の狭山池で野鳥を観察


 1月連休の真ん中の日、寒い日であったが、家内が狭山池に付き合うという。2年前にも同じような日に、狭山池を訪れている。。 
 この池の北北西にある駐車場に車を駐めて、時計回りに歩くことにした。風も吹いて寒いのだが、休日ということもあって、小さい子供を連れたファミリーや犬の散歩をする人たちなどの散策の場所になっていて防寒着を着込んだ多くの人たちが歩いている。

 この池には、何故かオオバンが多い。開けた湖面がいいのかもしれない。琵琶湖北部高島にある新旭水鳥観察センターの前の湖面でも沢山のオオバンを見ている。
 それとカワウが多い。沖のコンクリート製のブイに沢山留まっている。
 近所の溜池などでは見られないが、この池で見られる水鳥はカンムリカイツブリである。この鳥はカイツブリという名前にしては、かなり大型でカワウと食餌が競合するようだ。この日も、餌を求めて争っているのではないかと思われる光景が見られた。
 ここでも、岩の上に留まるモズを見かけた。撮った写真をよく見ると後頭部の冠羽が立っているので、何かコブがあるような感じである。初列風切羽の基部が白く白斑に見えるから、雄だろう。

オオバン・カワウ・カンムリカイツブリ:狭山池
オオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カンムリカイツブリとカワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
カンムリカイツブリとカワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像


カモ類:狭山池
オカヨシガモ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オカヨシガモ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
コガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像


狭山池で観察した小鳥たち
 
モズ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 アオジ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 イソシギとオオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
モズ:狭山池
後頭部の冠羽が逆立っている
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
アオジ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
イソシギとオオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO280
RAW画像をAdobe で現像


 

2013年3月14日

隠居のDIY:久しぶりの庭仕事


 ようやく庭に出て作業をしても寒くないようになったので、庭の造作の修理をすることにした。 2003年に改造した庭は、家内の希望で枕木様の木柱を立てるなど、当初はおしゃれだったが10年経つと、腐り始めた。ウッドデッキに使っている、防腐剤がよく染み込んだ本物の枕木はまだまだ大丈夫そうだが、飾り用に使った高さ1mほどの枕木様立柱は、地面と接触する部分が腐ってグラグラしだした。

 修理は、腐ってきている部分で折って根本から切り離して、もう少しは持つかもかも知れない長さに切り詰める。切り詰めた部分も腐っている部分があるので、これを余っていたコーキングで埋める。根本は掘り起こし、切り詰めて短くした立柱をコンクリートで固めて再度立てるだけである。

 これだけの作業であるが、歳をとっての腰をかがめる作業や力仕事は長時間できない。さすがプロがした仕事はしっかりしていて、穴掘りシャベルで根本を掘り起こす作業だけでも大変である。一日目の作業はこれだけ。2時間かかった。
 翌日、20X15cm角 立柱を切り詰めた。これくらい角材になると、家庭用の丸のこでは一気にきれない。中心の部分に刃が届かないので、のこぎりで手動で切ることになる。これに、また息が切れる。切断面の割れた部分にコーキングを埋めて、余っていた防腐塗料を塗った。2日目の作業はこれだけ。

 ホームセンターで、18kg のバラスと 10kg のインスタントセメントを買った。ついでに、モルタルを練るときに使うプラスティックの一番小さな舟も買った。改装してから古くなってきている庭の修理には、これからも役に立ちそうだ。
 バラスにインスタントセメントをすこし混ぜてねり、掘った穴に流し込んだ。その上に、30cm切り詰めた立柱を、練ったインスタントセメントを流しこんで固めた。まっすぐ立っているかを見るために、一応水平器は使った。このような腰をかがめてする作業が、腰には一番堪える。
 立柱自身が、もろくなっているのでいつまでもつかわからないが、まあ応急修理はできた。

腐って折れた根本;クリックすると大きな写真になります コーキングを埋めた立柱;クリックすると大きな写真になります 根本にコンクリートを流しこんだ;クリックすると大きな写真になります 完成;クリックすると大きな写真になります
立柱の下部が腐ってきたので、応急修理はしていた 立柱を切り詰め、割れている部分にはコーキングを埋めた 根本にコンクリートを流しこんだ 完成:元のトタンのキャップを乗せた。
 

2012年11月 3日

隠居のDIY:廃プラ・リサイクル材を使って立水栓を作る

 山小屋の水道がどこかでわずかに水漏れをしているのを、春の連休前に作業をした時に見つけていたが場所を特定できずにいた。小屋から帰るときには、元栓を閉めて帰るので工事はそんなに急ぐ必要はない。
 夏のかかりに行った時に、外の立水栓の根本あたりであることがわかった

 ネットで調べてみると立水栓は結構な値段がすることがわかった。それで、自分で作ってみることにした。
 外で使うものだから耐水性がないと駄目である。少し前に、庭の花壇枠をやり変えた時に使った廃プラ・リサイクル材を使えば、耐水性は大丈夫のようである。立水栓を作れるぐらいの端材が幸い残っている。
 水道栓(これも新品を買えばかなりの値段がする)は、以前に自宅の庭の立水栓の蛇口を付け替えた時のものが残っている。あとは、塩ビのパイプや継手などを買い足すだけである。これらは、そんなに高いものではない。
 塩ビパイプ管に、専用の凍結予防用のスチロール樹脂を巻いて、廃プラ板を丸のこで切断して作った筒の中に収めた。この廃プラ板は、木材加工と同じであるから、蛇口を収める穴も座きりドリルで穴を開けることができる。四角く貼りあわせた廃プラ板は接する部分に隙間ができるので、コーキング剤で埋めた。
 このようにして自宅で作った立水栓を山小屋に運んで、現地でつなぐことにした。現地では現物にあわせて L字型継手で元の管とつないだ。つなぎは塩ビ用の接着剤を使えば、それほど苦労することはない。
 止水栓で水を止めてあった流しには、パートナーが求めていた排水桝を、旧の流しを削ってはめ込んだ。小雨交じりの冷たい風が強く吹く中でタガネとハンマーで旧のコンクリートを削る作業はなかなかの重労働であった。
 自宅に残っていた少し固まりかけたインスタント・セメントをこねて、立水栓の根本や排水桝の隙間などに流し込んだ。蛇口を閉栓して、水漏れを確認したが大丈夫であった。これで、屋外での水洗いなどの作業が便利になった。

立水栓の材料;クリックすると大きな写真になります 立水栓組立;クリックすると大きな写真になります 立水栓と元の管をつないだ;クリックすると大きな写真になります 排水桝もついて完成;クリックすると大きな写真になります
立水栓の材料:側は廃プラリサイクル板 立水栓の組立:組み上げはビスで留めた 立水栓と元の管をつないだ 排水桝もついて完成

2012年9月11日

隠居の旅:久しぶりの東京と福島磐梯朝日あたり ー(1):有明


 年一回、情報システム研究会で役員をしていた(している)皆さんとの懇親旅行がある。いつも露天風呂に入ることがメインで、ロテ研と称している。昨年は、平湯温泉の露天風呂を楽しんだ。私は毎回参加しているわけではないが、今回で14回目になるようだ。

 今度の旅は、震災復興へに少しでも貢献ということで、磐梯吾妻スカイライン入口近くにある高湯温泉への東京発の貸切バスでの旅となった。私のような関西組は、前日から東京に出かけることになる。
 それで、この機会に、いつもメーリングリストではなじみではあるが、顔をあわせることが少ない、現役時代同業だった、これも情報システム部関連の仲間の顔をみたいとオフライン・ミーティングをお願いすると快く集まってくれた。台湾びいきのメンバーの一人が選んでくれた台湾料理で、2時間半ほど、話がはずんだ。

 久しぶりの東京で泊まったのは、有明にあるホテル。都心にあるホテルより、緑が多くて海が近い(すべて人工だけど)からだ。
 フロントの案内では、朝食は 5:45 からOK 、混むから早めにという。一番に朝食会場に行ってみると、もうすでにジャージ姿の若者がずらりといる。食事をしながら、近くの若者に なにの部活と聞いてみると、水泳部で、辰巳国際水泳場での試合に出るという。(あとで調べてみると学生選手権が開かれていた。)
 荷物をゆりかもめ国際展示場正門駅のロッカーにあずけて(駅に入場しないと預けられない。SUICA で入って、出るときは駅員さんが処理してくれた。)、駅にすぐ近い有明客船ターミナル付近の海辺を歩いて見ることにした。 

 プロムナードに植えられた百日紅は、盛りをすぎたようだが、それでもまだきれいにピンク色の花を咲かせている。この花に、イチモンジセセリが飛び回っていた。
 運河のような海では、ボラがはねて、これを狙ってかカワウが潜水を繰り返していた。旅行用にと買い求めた Coolpix P510 は、いつも野鳥撮影に使っているNikonD7000+Σ50-500mmに比べるとAF 機能が弱く、動きのあるものは撮り難い。私の腕では、運河の中ほどに立つコンクリート杭に留るユリカモメを撮るのが精一杯である。
 この有明客船ターミナルは震災時の水上輸送基地になるようであるが、付近には地震+津波用の立て看板が目についた。
 朝の早い、ゆりかもめのプラットフォームに、ハクセキレイが散歩していた。

さるすべりにイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります ユリカモメ;クリックすると大きな写真になります 津波に備えての立て看板;クリックすると大きな写真になります プラットフォームを散歩するハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります
さるすべりにイチモンジセセリ:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 18.7mm
(35m版換算105mm)
絞り優先オート
(ISO100 F8.3 1/60s)
露出補正なし
トリミング
ユリカモメ:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 180mm
(35m版換算1000mm)
絞り優先オート
(ISO100 F5.9 1/80s)
露出補正なし
トリミング
津波に備えての立て看板:有明客船ターミナル付近
2012/9/8
Coolpix P510 13.3mm
(35m版換算75mm)
絞り優先オート
(ISO100 F7.8 1/500s)
露出補正なし
トリミング
プラットフォームを散歩するハクセキレイ:ゆりかもめ国際展示場正門駅
2012/9/8
Coolpix P510 24mm
(35m版換算135mm)
シャッター優先オート
(ISO800 F4.3 1/500s)
露出補正なし
トリミング

2012年3月27日

隠居の探鳥ウォーク:田起こしの 畦の緑に ひばり啼く


 お彼岸が過ぎたが、暖かくなったり、風が強く寒かったりの日が続いている。雨が続くこともあったりして、なかなか探鳥ウォークができないでいる。
 それでも、この時期は季節が移っていることが、そこここに感じられる。お彼岸の3月19日、堺自然ふるさと村へいってみると、デジスコなどを三脚に据えた同年代のバードウォッチャーが数人、ルリビタキやジョウビタキなどを狙っていた。が、皆さん空振りのようであった。この道の先輩諸氏からは、近辺の鳥情報は色々と教えてもらったが、私のファイルに残っている鳥は、アオジとキセキレイのみであった。
 いつもの小さな小川沿いの路から離れて、小さい丘に登ってみると早咲きの彼岸桜が咲いていた。このふるさと村で春先によく見かけるコバノミツバツツジは、まだ蕾が固いようであった。
 駐車場へ帰り道、足元をふと見ると羽のすり切れた見慣れない蝶が、転がっている石に留まっている。今年になって初めて見る蝶である。Studio YAMAKO のオーナーに教えを乞うと、以下のようなに教えてくれた。
 送っていただいた写真の蝶はテングチョウです。成虫で越冬しますので、春先に良く見かけます。

堺自然ふるさと村:3月19日
彼岸桜;クリックすると大きな写真になります テングチョウ;クリックすると大きな写真になります アオジ;クリックすると大きな写真になります キセキレイ;クリックすると大きな写真になります
彼岸桜:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 116mm
(35mm相当174mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F5.3)
露出補正 なし
シャドウ+レタッチ
テングチョウ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
アオジ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キセキレイ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


和田川・大森付近;クリックすると大きな写真になります 3月21日、川床の洗掘工事が終わってコンクリート・ブロックが敷き詰められた和田川・大森から南にたどった。この川には、野鳥の姿を望むのは無理である。
 ただ、檜尾から南の和田川は雑草が茂ったままであり、川面をすれすれに飛ぶ姿は一瞬カワセミか思ってしまうが、よく見ると色の地味なイソシギが岩の上で尾羽を上下にせわしく動かしていたりする。
 川横の民家の庭先にある緑の枝が伸びてきた樹木には、モズが2羽飛んできて留まっていたりする。この鳥はあまりセカセカとは動かないので、ファインダーに収めやすい。
 先日、シロハラがきていた住宅街の中にある明治池のヌルデの実の房には、今度はツグミとヒヨドリが啄みにきていた。

泉北ニュータウン栂南部地区:3月21日
イソシギ:和田川;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります ツグミ;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります
イソシギ:和田川・檜尾(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F5.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:美木多上(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:明治池(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒヨドリ:明治池(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 3月25日日曜日、今度は泉北ニュータウン栂地区の北部を歩いてみた。気象情報では、春一番とは言っていなかったが、風速3m以上の強い風が吹いている。鳥の姿は少ない。野々井地区の農道を歩いているとウグイスのホーホケキョに混じって、ケリの鋭い鳴き声とヒバリのさえずりが風にかき消されるが、聞こえてくる。ヒバリのさえずりは、先日(3月10日)も聞いたのだが姿を見つけることが出来なかった。今回は、さえずりをたよりに畦道を辿っていくと、一羽が中空に風に逆らって飛び上がってさえずった。その降りたあたりに目を凝らすと、3羽のヒバリがもつれている。どうやら、縄張り争いをしているらしかった。カメラのセットをプログラム・オートにしていたために、ヒバリたちの諍いをカメラに収めることができなかった。
 水鳥はまだ北へ帰っていないかと確かめにいくと、数は少し減っているように思われた。キンクロハジロは、さかんに潜水を繰り返して餌を探しているようであった。 

 
泉北ニュータウン栂北部地区:3月25日
ヒバリ;クリックすると大きな写真になります ヒバリ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります バン:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
ヒバリ:野々井(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/125s ISO100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒバリ:野々井(堺)
2012/3/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/160s ISO100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:野々井(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
バン:尾美濃池(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31~   )をご覧下さい。