このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Atelierで“bluetooth”が含まれるブログ記事

2018年2月11日

隠居の音楽:NHK-FM らじる★らじる での音楽収集

今年の夏で、満年齢の喜寿となる。年賀状にも書いたが、喜寿の喜という字は、講談社の大字典には、

字源として「壺と口の合字。壺は鼓に同じく楽器とのこと。転じて音楽の義となす。人が音楽を聞けば嬉しさの餘り声を出してア?と楽しみよろこぶ、喜の義は是也。」とある。
また、喜寿は別名として喜字齢といい、喜の草書体(喜草書.jpg)は七十七と読まるるより云ふ。

とある。77ともなれば、体力も衰えて、音楽を聴くことが大きな楽しみになってくるということだろう。
 私もその一人である。歳をとって夜中に起きることが多くなった。早寝をするせいもあるだろうが、一度起きるとなかなか寝付けない。そんなときには、ラジオを聴く。今の世、こんな時にも便利になっている。スマホにサイマル放送のらじる★らじる(民放では、radiko )をインストールしておけば、ラジオで聴くより遥かに安定した音で深夜番組を聴くことができる。
 こんなことで、NHK FM放送のラジオ深夜便と出会うことになったのは、2014年の暮だった。
 2,014年以来、ラジオ深夜便を予約録音し、流された曲を切り出すことが、日常の作業になってしまった。これらの方法については、下のように既にブログに記録しているが、3年以上経って進化してきているので、現状を記録しておきたい。

上記(1)で記録した予約録音ソフトは、この3年の間に、ラジ録3?ラジ録10?ラジ録11と進化してきた。まだ十分とは言えないが、かなり安定している。ラジ録の立ち上げは、ラジ録アイコンを右クリックして、「管理者として実行」しなければ、ラジ録10、-11では、「録音前スリープ解除」 「録音後スリープ移行」の指定はできないことがわかった。

 上記 (2) のブログでは、楽曲を切り出す方法としてRoxio Creator NTX2 という suite 製品(有料)の中の Sound Editor というソフトを紹介しているが、これを現在も愛用している。
 ただ、切り出した曲のファイル名をつけるときに重宝していた「ラジオ深夜便のブログ」や「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」というブログは、著作権の問題で更新されなくなってしまった。確かに、ラジオ深夜便のページをよくよく見るとトップページの下段に小さな文字で、下のようにある。

Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All right reserved. 許可なく転載することを禁じます。このページは受信料で制作しています。


 仕方なく、ラジオ深夜便のページに記載されている曲目リストを開き(ラジオ深夜便で流された曲は、このページしかない)、Windows の Snipping Toolを使って、capture したものをファイルとして保存し、これを参考にファイル名を付けている。これが、なかなか時間のかかる仕事である。

ただ、最近になって、TAKE IT EASY! ~MUSIC~というサイトに、簡単ではあるが、曲目リストが載っている。かなりグレイに近い記載であるが、2017年の1月からは、ほぼ毎日のリストが掲載されているので、重宝している。
 最近になって、音楽ファイルの収納は従来の Windows Media Player に代わって MediaMonkey というソフトを使っていることは、隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)に記した。
 このようにして収集した曲は、PC本体のHDD と同時に、NAS(ネットワークHDD)にバックアップし、さらに Google Drive にアップしている。
 また、車や電車などで外出時に収録した歌曲を楽しむ場合は、
隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き
に記載したような方法で、スマホ(私の場合、android の Xperia)に転送しておき、スマホから bluetooth 経由で接続している。
  bluetooth 経由で曲を受信するワイアレス・イヤホンについては、少々失敗談もあるが、別に記載しておきたいと思う。

 友人には、"そんなに録音しておって、いつ聴くんや" と揶揄されるが、収集することもまた楽しであり、このブログの記事をかくときなど殆どの場合、ながら族である。
 ラジオ深夜便を聴くようになって、Jazz 一辺倒だった音楽鑑賞も、その時々の雰囲気でクラシックから演歌まで、いろいろな楽しみ方が増えてきた。まさに喜寿の楽しみである。



     

2016年12月24日

隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き

PCをWindows10 にバージョンアップし、スマホ(SO-04H) のOS も android 6.0.1 となったので、どうも接続がうまくいかないときが出てきた。特に、USB での有線接続に少々てこづったので、現状での接続方法を覚え書きとして記録しておきたい。
 現在、PCとスマホとのファイルのやり取りは、ときにより、次の4つの方法から選択している。

  ・USBケーブルで接続する。
  ・クラウド(Google drive) を介して、PC とスマホでファイルを共有する方法
  ・Bluetooth 接続をつかう。
  ・ネットワークHDD(NAS)を使って、WiFi 接続する。

USBケーブルで接続する方法

  1. USBケーブルで、PC(DELL XPS、Windows10 Home)とスマホ(Sony Xperia-X android 6.0.1)を接続する。このUSBケーブルが曲者で手近にあるものを適当にさしても、うまく接続できないことがある。充電・データ転送用マイクロUSBケーブルが正解である。
  2. android 6.0 の設定画面で<開発向けオプション>を表示させて、<USBデバッグ>をON にしておく。
  3. 接続すると、android 6.0.1 では、Xperia画面が下のように表示されるので、【ファイルの転送(MTP)】を選択する。

    device-2016-12-12-093801.png

  4. 接続した状態で、PC Windows10 のエクスプローラーを開くと、下の画面のように、Xperia X が表示され、その下には、PHONE CARD というXperia の外部ストレージと内部ストレージのフォルダーが見える。右ボックスは、外部ストレージに含まれるフォルダーである。

    usb03.JPG

  5. 後は、通常の<ファイルを別のフォルダーにコピーする(移動する)方法>と同じである。
  6. Sony のスマホ Xperia では、PC companion (最新では、Xperia companion )というソフトをPCにインストールが勧められるが、このソフトが無くてもスマホとのファイルのやり取りはできる。
  7. スマホをPCから取り外す時は、一般的な<ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す>方法に従うことが勧められている。

 大量のファイルをやりとりする場合は、この方法が最も便利である。

クラウド(Google drive) を介して、PC とスマホでファイルを共有する方法。

  1. Google アカウントを取得する。大抵は、gmail アドレスがアカウント名である。
  2. PCにも、スマホにもGoogle drive をインストールする。インストールするときに、Google アカウントが必要である。登録すれば、15GBのフリーのストレージが使える。
  3. PC でも、スマホでも、見たいファイル(音楽、写真、PDFファイルなど)を、どちらからでも、自分が Google に登録したドライブ(ストレージ)にアップロードする。
  4. このようにしておけば、PC からでもスマホからでも Google ドライブにあずけているファイルにアクセスでき、実行することができる。
  5. スマホの Google drive には、スキャン機能があり、手書き文書などをスマホのカメラを使って写し、これをPDF 文書として Google ストレージにアップロードできる。
  6. クラウド コンピュータを利用するには、私の場合 X-plore というスマホアプリを利用している。方法については、<スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager>に詳しく記録している。


PC での Google drive の画面
クリックすると大きくなります
スマホXperia での Google drive の画面
クリックすると大きくなります
drive01.JPG device-2016-12-15-172320.png


 Google drive については、次のページに詳しい。
 https://tools.google.com/dlpage/drive/index.html?hl=ja#eula

 Google のストレージを Google アカウントを持つ人に特定のフォルダーを共有する許可を与えることによって、ファイルを転送できる。 

Bluetooth を使って、PC とスマホを接続する方法。

  1. PC(Windows10) とスマホ(Android 6.0.1)のペアリングをする。
    ペアリングを表示するスマホ(Android6.0)の画面
    (「設定」?「詳細設定」?「Bluetooth」)
    1CBM4W1 という機器がパソコンである。他の機器は、カーオーディオ、ワイアレス・イヤホン、オーディオである。
    ペアリングを表示するPC(Windows10)の画面
    (「設定」?「デバイス」?「Bluetooth」
    Xperia X Perfomance というのがスマホである。
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  2. スマホ(Android 6.0.1)から、PC(Windows10)に、ファイルを送信するときは、次のようにする。スマホでとった写真をPCに送る場合を例にしたい。まず、スマホ側の操作。
    PCに送信したい写真
    アルバムから
    共有アイコンをタップする
    すると色々な共有ツールが表示される
    Bluetooth アイコンをタップする
    するとペアリングしている機器が表示される
    1CBM4W1 がPC である
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  3. PC側の準備。スマホ側で送信先機器(この場合、PC:1CBM4W1)をタップする前に、PC の右下タスクバーにある Bluetooth アイコンsnp003.JPG(大抵の場合、インジケータに隠れている)を右くりっくする。表示されるポップアップ画面の<ファイルの受信>をクリックして、スマホ側で送信先機器(この場合、PC:1CBM4W1)をタップすると送信が始まる。
    タスクバーのBluetooth アイコンを右クリックする<ファイルの受信>をクリックした時の画面。
    クリックすると大きくなります。
    受信が成功した時の画面
    保存先のフォルダーは自由に選定できる。
    クリックすると大きくなります。
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  4. PC からスマホにファイルを送信する時は、次のようにする。音楽ファイルをPC からスマホに送信する場合を例に説明する。
  5. PC のエクスプローラーを開いて、転送するファイル(フォルダーの転送はできない)を選択し右クリックする。表示されるリストから、<送る>をクリックすると表示されるリストから<Bluetooth デバイス>をクリックするとペアリングされている機器が表示される。
    エクスプローラの画面
    snp007.JPG
  6. ペアリングされている機器(ここの場合、Xperia X)をクリックすると転送が始まるが、mp3ファイル一曲でも、重たくて転送に失敗する。圧縮して送れば、なんとか転送できるが、これでは使えない。PC からスマホへの転送は、上記のUSB 接続や Google drive のようなクラウドサービスを使うのがいいだろう。


ネットワークHDD(NAS)を使って、PC とスマホをWiFi 接続する。

 この記事を書くために、私が使用しているNAS Synology DS115j を再度見直していると、知らないことがいっぱい出てきた。それで、NAS については、ページを改めて記録することにしたい。
 現在は、上記で説明しているスマホのアプリ X-plore を使って、PC に外部HDD的に接続している NAS DS115j を家庭内 LAN から専らファイル受信のために使用している。

2015年11月29日

隠居のパソコン備忘録:Googleドライブを使って、友人とファイルを共有する

私はラジオ深夜便などで録音した楽曲などを編集したファイルをGoogle drive に収納している。これらのファイルを友人と共有することがある。この共有する方法をパソコン初心者でも理解できるように、そして自分自身の備忘録として記録しておきたいと思う。なお、この記録は、Windows7 のパソコンで録音・編集したMP3ファイルを友人と共有することを前提としている。確認はしていないが、Windows8、10でもほぼ同じ動きをすると思う。

  1. Google ドライブとは、Google が提供するサービスのひとつである。
  2. Google はたくさんのクラウド・サービスを提供しているが、その中のひとつである。
  3. クラウドサービスとは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものである。詳しくは、次のページが参考になる。
     クラウドサービスとは?
  4. Googleドライブは、インターネット上のストレージサーバーにユーザーのファイルを格納できるオンラインストレージサービスである。つまり、パソコンのハードディスクと同じように、インターネット上に、自分のハードディスクを持っているようなものである。このディスク(キャビネットと考えれば理解しやすい)は、インターネット上にあるから、インターネットにアクセスできる環境にあれば、そして、そのキャビネットの持ち主が許可をしてくれれば、その中のホルダーやファイルを覗いたり、コピーしたりすることができる。
  5. 他人のGoogle ドライブにあるフォルダーを共有するには、自分自身もGoogle ドライブを登録しておいたほうがいい。Google ドライブは、容量に制限(15GBまでフリー)はあるが、だれでも無料でもつことができる。 Google ドライブを利用するには、Google のアカウントを登録しておく必要がある。
  6. Google アカウントの作成は、次のページからできる。
      https://accounts.google.com/signup
    Google アカウントをもっておれば、Google が提供するWeb メールである Gmail などを利用することができる。
  7. Google ドライブを利用するには、Google が開発し進展するブラウザー chrome をインストールしておきたい。Microsoft が開発したものが、Internet Explorer で、Google が開発したものが Google chrome である。私のブログ・サイトへのアクセスでは、最近は Google chrome からの方が圧倒的に多い。(これは、多分タブレットからの訪問が多いことも原因していると思う。その証拠に、 Safari(Apple社(Mac)が開発したブラウザー)が一番おおい。iPad からのアクセスだろう)
     Google chrome のインストールは、google でも、Yahoo でも、「chrome インストール」で検索すると出てくる 「Google Chrome のダウンロードとインストール - Chrome ヘルプ」のページで容易にインストールすることができる。
  8. インストールした Google chrome 開く。開くと画面の右上に並ぶアイコンからGoogle アプリ アイコンdrive02.JPGをクリックすると次のようなアイコン一覧が表示される。
    (この一覧でわかるように、Gmail や You Tube、Google map、スケジュール帳(カレンダー)など色々なアプリへのアクセスが、この一覧からできる。)

    drive03.JPG

  9. 上の一覧から、Google ドライブのアイコンdrive04.JPGをクリックすると、次のようなGoogle ドライブの画面となる。

    drive05.JPG

  10. 一方、ファイルを共有させてくれる友人(Aとする)に、自分(Bとする)の Google アカウント(=gmail アドレス)を通知しておくと、A が B にファイルの共有を許可する(許可するのに B のアドレスが必要)ことができる。許可すると、B の Gmail に、例えば、下のようなメールが届く。この例では、A=Sxxxx Nxxxxx が、B=自分に、Rxxxxtic Cxxxxxt というキャビネットの閲覧を許可してくれている。

    drive060.JPG

  11. このようなメールをもらったら、Google ドライブを開き、画面左メニューの「共有アイテム」をクリックする。すると、以下のような画面となる。ここでは、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive071.jpg

  12. この例では、Rxxxtic Cxxxxxt というフォルダ(キャビネット)をダブルクリックすると、次のようにその中身(フォルダ)が表示される。ここでも、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive081.JPG

  13. 中身を知りたいフォルダをダブルクリックすると、次のようにフォルダの中身ファイルが表示される。ここでも、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive091.jpg

  14. どれかファイル(曲)をクリックすると、次のような画面が出て、MP3 ファイルの再生が始まる。(このプレーヤーは、WindowsMediaPlayer ではない。)

    drive10.JPG


    Google ドライブの画面右上にある設定アイコンdrive11.JPGをクリックして表示されるポップ画面から「設定」をクリックすると表示される画面の左メニューの「アプリの管理」を選択して表示される次の画面の下の方にある「Music Player for Google Drive」の デフォールトで使用 のチェックを入れておくと、再生は Music Player で行われる。だが、無理に「Music Player for Google Drive」にすることはない。

    drive12.JPG

  15. このようにして気に入った曲をダウンロードして、車で聴くなど、何らかのメディア(CDやSD、スマホなど)に転送したいことが多い。
    複数曲をまとめてダウンロードするには、ダウンロードしたい曲をクリックして文字を反転させ、右クリックすると表示されるポップ画面から「ダウンロード」を選択する。
     フォルダ(=アルバム)ごとダウンロードするには、12. の画面で表示されているようなフォルダ名を右クリックすると表示されるポップ画面から「ダウンロード」を選択する。
     すると画面右下に、下のようなポップ画面がでて、ファイルの圧縮作業が始まり、少し時間がかかる場合もあるが、画面エクスプローラーの「User」フォルダー下の「ダウンロード」にある個人名のフォルダーにダウンロードされる。

    drive13.JPG

    drive14.JPG

    drive161.jpg

  16. ダウンロードした曲をスマホ・タブレットやそれを通じて(bluetooth で)車のオーディオで聴く方法については、【隠居のスマホ備忘録:スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager】に記録しているので、参考にして欲しい。この方法では、Google ドライブからダウンロードする必要はない。


 昨年12月からほぼ毎日、らじる★らじるを通じて録音・編集したラジオ深夜便のアルバム(フォルダ)を Google ドライブにアップロードしてきた。その数は数えたことはないが、200以上になるだろう。著作権の問題は多少あるのだろうが、親しい友達に開示することは、商売にしているわけではないので、問題ないと思っている。どうぞ、楽しんで頂きたい。

2015年7月 3日

隠居のスマホ備忘録:スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager

パソコンからスマホにファイルをコピーしたり、ゴミになって保存されているファイルを削除したり、内部ストレージのファイルを MiscroSD に移動したりするスマホのアプリをファイラーと呼ぶようだ。

iPhone には、5つくらいのファイラーがあるようだが、Android のファイラーとしてはESファイルエクスプローラが有名なようだ。その他にも、SolidExploreX-plore といったアプリがある。私が使っているスマホ Xperia A にはESファイルエクスプローラを導入していたが、パソコンを使い慣れた人間にはなんとなく使いにくいし、不正通信の疑いがあると報じられたので、 X-plore を導入してみることにした。

ファイラーを使いたくなったのは、理由がある。

隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(2)】で記録した方法で、この1月からNHKラジオの深夜便を、ほとんど毎日録音して取り出した曲のアルバムがたくさん溜まった。これらのアルバムを聴くのは車の中がいちばんいい。車のオーディオでは、SDメモリーカードに保存したアルバムを聴くことができるので、アルバムが何日間か溜まったら、パソコンからSDカードにコピーをしていた。この方法で問題となるのは、このコピー作業とSDカードに保存されたアルバムはシーケンシャルにしか再生できないことである(すくなくとも私の車のオーディオでは、保存されたアルバムをその都度選択する機能はない。)

それで、スマホにアルバムをコピーし、その時々で聴きたくなったアルバムを選んで、再生できないかと考えた。【隠居のスマホ活用法:Bluetooth で音楽を車で楽しむ】で書いたように、スマホと車のオーディオとの間は Bluetooth を使えば音を飛ばすことができる。だから、パソコンに保存したアルバムをスマホにコピー保存できれば、問題はない。

パソコンに保存したファイルは、バックアップの意味もあって、Google drive にアップロード保存している。このGoogle driveも優れもので、スマホやタブレット(iPad, iPhone を含む)からもアクセスできるが、ダウンロードして、スマホやタブレット内にそれ用のアプリなしでは取り込むことはできない。

一方、私が使用しているスマホ SONY Xpera では、SONY のソフト PC Companion というソフトを介して、パソコンのファイルをスマホの内部ストレージか SDカードにコピーできる。パソコンと接続(専用のUSBケーブルを使って)している時は、この方法が最も簡便である。

だが、X-plore file manager をスマホにインストールしておけば、ネットにつながっている限り、Google drive のような cloud サーバーからファイル(フォルダー)をダウンロードできる。Android版のタブレットでも同じである。その方法について、備忘録として記録しておきたい。

X-plore を使って、gogle drive からスマホにファイルをコピーする方法

X-plore の初期画面、画面を横向きにした方がつかいやすい。PC のエクスプローラーのようだ。
X-plore_002.jpg
Webストレージを開いて、サーバー追加をクリックすると利用できるクラウド・サーバーが表示される。
X-plore_003.jpg
Google drive を選択すると保存しているドライブのフォルダーが表示される。私の場合、100GBを契約している。
X-plore_004.jpg
保存しているドライブのフォルダーから、コピーをしようとするフォルダーを選択する。この例の場合、ドライブの下の方、"にっぽんの歌こころの歌" を選択。
X-plore_006.jpg
"にっぽんの歌こころの歌"フォルダー下位のフォルダーである"アリス"のフォルダーをスマホにコピーすることにする。
X-plore_007.jpg
今、画面の左はGoogle drive の中身であり、右の画面はスマホのSDカードの中身である。ここの Music フォルダーにコピーすることにする。すでに、作曲山田耕筰集がコピーされている。
X-plore_010.jpg
左右両面の間にあるアイコンのコピーをクリックすると、コピーが始まる。
X-plore_012.jpg
首尾よくコピーされると、スマホのSDカードの music フォルダーに保存されているのがわかる。
X-plore_014.jpg

保存されたファイル名をクリックするとオーディオプレーヤーが立ち上がって、再生を始めるが、一つのファイルだけしか再生しない。(フォルダーにある曲を連続して再生できない。)
そこで、andoroid向けの music player を Playストアでサーチするとゴマンとヒットするが、私にとってどれがいいのか分からない。いろいろと試してみたが、Google Play Musicというアプリが最もシンプルに使えるようであった。ノイジーなCMなどが入らなくて良い。

保存したフォルダー(アルバム)を Google Play Music で再生する

X-plore_021.jpg X-plore_022.jpg
スマホに保存されているアルバム(フォルダー)が表示される。 アルバムをクリックすると収録されている曲名が表示され、順に再生される。

車のオーディオで聴くのは、スマホとカーナビとを Bluetooth 接続にするだけで良い。私のカーナビ・オーディオでは、曲名とアーティストが表示される。ラジオ深夜便を録音して、特集番組をアルバム化する作業が楽しみになってきた。

2014年11月16日

隠居のドライブ:紅葉で有名な丹波路の寺社を訪ねる(3)但馬 養父神社


 高源寺からは、北近畿豊岡自動車道に遠坂ICから入り、現在の終点である氷ノ山・八鹿ICで下りた。昼過ぎになったので、ICちかくにある、H?tte Hachiの帰りにはよく昼食に寄る Cafe de Manmaでスパゲティ・ランチをとることにした。この Cafe は、若夫婦が切り盛りしている。奥さんが12月末に出産予定だそうで、若いお嬢さんが手伝っていた。

 ヒュッテでの冬に向けての準備作業はすぐに終わり、パートナーが用意してくれた寄せ鍋をつつきながらの焼酎のお湯割りに、すっかりごきげんになってしまった。
 朝方かなり降っていた雨も小降りになり、氷ノ山の中腹には白い靄がたなびいて幻想的であった。いつも世話になっている民宿に挨拶にいくと、昨年旦那さんを亡くされた奥さんが、近くの畑で採った大根を漬物にする作業をしていた。おみやげに貰った大きな丸大根をおでんにして食べた。柔らかく甘みがあって美味かった。

 小雨が降ったりやんだりしていたが、NaviCon にブックマークしていた、いつもは通り過ぎる兵庫県養父にある養父神社をカーナビに bluetooth で送信した。場所をナビの地図で確認すると山陰本線の養父駅に近いようだ。
 この神社は、普段は参拝する人もあまりいないのかちゃんとした駐車場はない。紅葉の季節に合わせたのか、砂利を敷いたにわか作りの駐車場に車を駐めて、少し急な坂を登ると社務所から本殿にわたる橋の両側は、楓が紅く色づいていた。
 本殿に参拝していると、列車が通り過ぎる音がする。神社の石垣の下すぐは、小さな道を挟んで山陰本線の線路が足元に見える。鉄ちゃんにはたまらない撮影ポイントだろう。スマホで、養父駅の発着時刻表を見ると一時間に一本くらいしか発着する列車はないようだが、10分ほど待てば城崎行きの普通列車が通るようなので、構図を考えて、シャッターを連写設定にして待ってみた。
 養父駅を出て城崎に向かう普通列車が近づいてくる音がしたので、紅葉した楓の下を通るようにシャッターを切ってみたが、結果としては思い描いたような写真は撮れなかった。このような写真は慣れが必要なようだ。
 山陰本線は、城崎までは電化していることは、鉄ちゃんの孫と北近畿タンゴ鉄道を乗りに行った時に知った。。

但馬 養父神社の紅葉など
氷ノ山にかかった靄:鉢伏(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 氷ノ山にかかった靄:鉢伏(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
9.2mm(35mm換算52mm)
1/900s f5.6 ISO200
渡り橋脇の紅葉:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 渡り橋脇の紅葉:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
1/500s f2.8 ISO400
本殿:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。141106_004.jpg 本殿:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
1/500s f2.8 ISO400
神社の南境内:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 神社の南境内:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
5.2mm(35mm換算30mm)
1/160s f3.2 ISO200
>神社には、土俵もある:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 神社には、土俵もある:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
8.1mm(35mm換算46mm)
1/160s f3.6 ISO250
境内の紅葉:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 境内の紅葉:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
8.1mm(35mm換算46mm)
1/160s f3.6 ISO250
141106_014.jpg この構図で列車が来るはずだったが:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
7.3mm(35mm換算41mm)
1/500s f3.2 ISO250
楓の下を列車が:養父神社(兵庫);クリックすると大きな写真になります。 楓の下を列車が:養父神社(兵庫)
2014/11/6
FUJIFILM FinePix HS50
14.4mm(35mm換算81mm)
1/500s f4.0 ISO400

2014年11月 3日

隠居のスマホ備忘録:山旅ロガーを使う。(2)測定結果を Google Map に表示する


 前回、スマホのアプリ山旅ロガーを使う方法について記録した。
 このトラッキング測定結果は、GPX というファイルとKML という形式のファイルでPC に送信することができる。GPX ファイルについては、ネットにあまり自分がやりたいことにぴったり来る情報がない。KMLファイルは、XML ファイルの一種のようなので、多少馴染みがあるので、こちらでトライしてみることにした。
 PC への送信方法は、メールにファイルを添付する方法と Bluetooh で送信する方法がある。PC の近くでの作業では、どちらをとっても大差はない。

測定結果をPCに送信する
測定結果ファイルの機能ボタンをタップすると 左の画面で「共有・出力」ボタンをタップすると;クリックすると大きな写真になります。 ファイル送信方法の選択画面;クリックすると大きな写真になります。"
測定結果一覧で該当ファイルの機能ボタンをタップすると、上のような画面になる。 左の画面で「共有・出力」ボタンをタップすると右の画面になる。 上の画面で Gmail または Bluetooth を選択して、指示に従いPC に送信する。


上の真ん中のスクリーンショットにあるように、KMLファイルを出力するときには、3つの形式から選択できる。
  • ?トラッキングしたルート(ライン)のみを表示する。
  • ? ?に時刻をつける
  • ? 測定地点にマーカーを立て、時刻と text を表示する

 このような KMLファイルをPC に取り込んで、Google Maps API 表示するサンプルを見つけた。
 このサンプルコードを参考に、自宅から栂・美木多駅までの測定結果の ? の形式KMLファイルを取り込んだHTMLページを作成すると次のように表示された。


 上の地図は、Google Map の機能を持っているので、ストリートビューが見られるなど、駅から自宅までの道案内に有用かもしれない。

 同じトラッキングデータを上の ? の形式で取り込んで、上のサンプルコードの kml アドレスを変更して Google Map に表示してみると、測定地点のマーカが連なって表示される。
 この時のKMLファイルの中身を覗く方法がわからなかったが、KMLがXMLファイルの一種であることにヒントを得て、XML notepadで開いてみると、これで編集できることが分かった。(もちろん、秀丸のようなテキスト・エディタでもできる)
 だが、固有のタグについては、かなりの学習が必要なようだ。とりあえず、分かりそうなタグに見当をつけて、試行錯誤を繰り返して見た。

 そのようにして作ってみた地図を下に表示する。


  この地図では、もともと38個あったマーカーを間引きして9個にし、
  • 地点1を"自宅"の文字に置き換え、
  • 駅への通り道にある風邪を引いた時などにお世話になる清水内科近く(15の地点)にはGoogle サーチの結果リンクを、
  • 24の地点(池のそば)のマーカ(24の地点)には、その地点で撮った水鳥の写真を表示するリンクを、
  • 終点の栂・美木多駅には、泉北高速鉄道のサイトで表示される栂・美木多駅ページヘのリンク
を挿入してみた。
  写真表示には、撮った写真をかっこ良く表示させる、Google Maps API を使って地図を作成する時に使っている、lightbox のコードを追加してみると上手く動いてくれた。

 上の地図のためのコードは、以下である。

<!DOCTYPE html PUBLIC \"-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN\" \"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd\">
<html xmlns=\"http://www.w3.org/1999/xhtml\" xmlns:v=\"urn:schemas-microsoft-com:vml\">
<head> 
<meta name=\"viewport\" content=\"initial-scale=1.0, user-scalable=no\" />

<!-- jQuery lightbox2.51 -->
<script type=\"text/javascript\" src=\"http://n-shuhei.net/atelier/Jquery2.51/js/jquery-1.7.2.min.js\"></script>
<script type=\"text/javascript\" src=\"http://n-shuhei.net/atelier/Jquery2.51/js/lightbox.js\"></script>
<link rel=\"stylesheet\" type=\"text/css\" href=\"http://n-shuhei.net/atelier/Jquery2.51/css/lightbox.css\" media=\"screen\" />

<script type=\"text/javascript\" src=\"http://maps.googleapis.com/maps/api/js?sensor=false&hl=ja\"></script>
<script type=\"text/javascript\">
  function initialize() {
    var initPos = new google.maps.LatLng(34.490435, 135.482852);
    var myOptions = {
      noClear : true,
      center : initPos,
      zoom : 15,
      mapTypeId : google.maps.MapTypeId.ROADMAP
    };
    var map_canvas = new google.maps.Map(document.getElementById(\"map_canvas\"), myOptions);
    
    var kmlUrl = \"http://n-shuhei.net/atelier/maps/KML-test/141025P.kml\";
    var kmlLayer = new google.maps.KmlLayer(kmlUrl);
    kmlLayer.setMap(map_canvas);
  }

</script>
  </head>

<body onload=\"initialize()\">
  <div id=\"map_canvas\" style=\"width:100%; height:500px\"></div>
</body>
</html>


 ここで、指定しているKMLファイルは、テキストコードは以下である。実際の編集は、XML notepad で作業している。


<?xml version=\"1.0\" encoding=\"utf-8\"?>
<kml xmlns=\"http://www.opengis.net/kml/2.2\">
  <Document>
    <name><![CDATA[2014-10-25 09:15:02]]></name>
    <description><![CDATA[自宅ー駅:2014-10-25 09:15?2014-10-25 09:33]]></description>
    <Placemark>
      <name>自宅</name>
      <description>2014-10-25 09:15:02:</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:15:02.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48277,34.490517,30</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>5</name>
      <description>2014-10-25 09:16:44</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:16:44.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48332,34.49017,37</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>10</name>
      <description>2014-10-25 09:18:55</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:18:55.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48485,34.489635,33</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>15</name>
      <description><![CDATA[<a href=\"https://plus.google.com/104149416183172006475/about?gl=jp&hl=ja\">清水内科</a>]]></description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:21:05.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48608,34.488583,45</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>20</name>
      <description>2014-10-25 09:23:15</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:23:15.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48712,34.487377,48</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>24</name>
      <description><![CDATA[<a href=\"http://n-shuhei.net/atelier/photo_birds/DSC04864.JPG\" title=\"\" rel=\"lightbox[]\">マガモ交雑種</a>]]></description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:25:00.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48792,34.486824,46</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>29</name>
      <description>2014-10-25 09:27:12</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:27:12.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48877,34.48632,54</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>35</name>
      <description>2014-10-25 09:30:48</description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:30:48.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.49054,34.485283,53</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
    <Placemark>
      <name>38</name>
      <description><![CDATA[<a href=\"http://www.semboku.jp/station/toga_mikita/outline/\">栂・美木多駅</a>]]></description>
      <TimeStamp>
        <when>2014-10-25T00:33:30.000Z</when>
      </TimeStamp>
      <Point>
        <coordinates>135.48999,34.484875,61</coordinates>
      </Point>
    </Placemark>
  </Document>
</kml>


 もう少し高度な加工ができそうであるが、一段の学習が必要のようだ。痴呆予防には役立つかもしれないので、もうちょっと遊んでみたいと思っている。

2014年9月30日

隠居のスマホ備忘録:アプリPCM録音したファイルをGoogleマイドライブに保存する

 
 毎年、9月の終わりの日曜日に和泉市の泉北高速鉄道いずみ中央駅近辺で、「和泉の国ジャズ・ストリート」というイベントがある。2005年から始まっているから、今年で15年目になる。2006年の第二回から、和泉市に住む友人と聞きに行っている。毎年、日曜日の午後くらいから会場を巡るのだが、今年は私が日曜に野暮用ができて、土曜日の前夜祭に合わせてもらった。前夜祭は、いずみ中央駅の構内のみで演奏される。

 このジャズ・ストリートでは、有料ライブは別として、写真撮影や録音はOKである。野鳥のさえずりを録音するために、朝の散策などで持ち歩いている今はなきSANYOの PCM recorder は持参しなかったが、スマホは持っていたのでPCM録音というアプリを使って、録音した。

 Xperia A(SO-04E) をPCにUSB 接続し保存したwavファイルを呼び出して、再生・編集しようと思った。ところが、PC のエクスプローラを開いて、Xperia と表示されるドライブを開いて、内部ストレージにある PCMRECORDER というホルダーを表示させてみると中身が空っぽである。SDカードに保存されたのかと覗いてみるとこちらも空っぽである。他の画像ファイルなどは、認識できる。
 スマホのアプリ PCM録音pro で再生を試みるとちゃんと音が鳴っている。bluetooth 接続にして、PC側で音を出してみても問題なく再生できる。保存したファイルはなくなっていない。

 ネットサーチで、いろいろと原因を探ったが、これといったページがヒットしない。困った。
PCM録音pro では、このファイルをメールに添付して送ることができるのだが、Gmail ではファイルの容量が25MBを越えるものは添付できないようで、うまくいかない。Evernote も容量が足りないので、容量の拡大を追加契約する必要がある。
docomoの提供するクラウドシステム データ保管ボックス では、PC からはアクセスできないようだ。

 再度、スマホの設定やアプリを見なおしていると、PCM録音 がフリー版も存在していることに気がついた。スマホで、その録音履歴を見るとPCM録音pro と同じファイルが表示される。フリー版は、pro版をインストールする前に使っていた。この辺が怪しいと思い、フリー版をアンインストールしスマホを再稼働してみると、PC のエクスプローラで、Xperia Aのフォルダー PCMRECORDER 配下に、録音・保存した4つの wav ファイルを認識できた。これで、すんなりとPC のフォルダーに移動することができるようになった。

 後で分かったことであるが、もっとスマートな方法があった。
スマホのPCM録音pro が提供している Google マイドライブを使う方法である。これは、Googleが提供しているクラウド・システムのひとつである。これを使うと、スマホで録音したファイルを Google の提供するクラウド・サーバーに保存し、PCで再生・編集できる。

Google マイドライブの使い方
録音履歴の表示;クリックすると大きな写真になります。 録音ファイルをタップすると;クリックすると大きな写真になります。 メール添付画面;クリックすると大きな写真になります。 ドライブ保存の指示;クリックすると大きな写真になります。
録音履歴の表示
PCM録音pro画面
録音ファイルをタップすると再生やファイル名の編集などが選択できるポップアップがでる。
PCM録音pro画面
ポップアップでメール添付をタップすると 多くのアイコンが表示される。
PCM録音pro画面
Google Drive アイコンをタップするとドライブ保存の指示をする画面が現れる。ファイル名など問題なければ、OKをタップすると、事前に設定しておいたGoogle のドライブに送信され保存される。


 Google ドライブを設定するには、Google アプリの ドライブを選定する。 Google アプリを表示するアイコンは、Google の何かのアプリ(例えば、Gmail など)の上部にあるアプリ・アイコンGoogleApl.JPGをクリックすると表示されるドライブ・アイコンDriveIcon.JPGをクリックするとGoogle ドライブの画面となる。画面の左メニューに、「ご使用のパソコン用のドライブをインストール」のカラムがあるので、指示されるままドライブをインストールすればよい。詳しくは、東京経済大学の学生向けのインストラクションが参考になる。

Google のアプリ アイコン
Google_app.JPG


 個人で Google ドライブを無料で使用できる容量は、15GB である。使用中の容量を確認するには、ウェブ上の Google ドライブにアクセスして左下にカーソルを合わせる。開いたウィンドウに使用容量が表示される。ポップアップ画面で確認できるように、Gmail で保存しているメールもストレージを占めている。
 ストレージは、有料で拡張できる。月 1.99$ で 100GB、 9.99$ で 1TB が使用できるようになる。このストレージは、Googleが管理・運営しているのだから、lost してしまうことはまずないだろう。大事なファイルをバックアップにも使えそうだ。外付けHDD を増やすよりずっといい方法だと思う。
早速、契約画面から、 100GB を契約した。Google に口座を持っておれば、契約は極めて簡単である。

Google マイドライブの使用状況
Google-drive.JPG

 スマホに保存したファイルが認識できなかったことから、思っていない副産物を得ることができた。

2014年8月31日

隠居のスマホ活用備忘録:アプリ NaviCon でカーナビの目的地を設定する


 最近、車を買い替えたので新しいカーナビになった。トヨタの販売店装着12年モデルNHZN-X62Gである。古い車とともに使い続けてきた15年も前のものに比べると格段にいろいろの進歩がある。
 その中でも、この15年の間に同じように発展したスマホとのワイアレス(Bluetoothによる)の連携がある。その一つが、NaviCon というスマホのアプリである。

   新聞やTVを見ていて、一度行ってみたいと思う場所が紹介されたりする。この場所をカーナビの目的地に設定するためには、今まではメモを書いておいて、車に乗ってから、カーナビを操作する必要があった。普通は、目的地の名前や電話番号、住所などを入力したりして設定する。もたもたしていると出発が遅れたりする。
 このNaviCon では、そのようなとき行きたい場所を事前に(思いついた時に)車外で検索しておき、地図上の位置をブックマークに登録しておくことができ、車に乗るとカーナビに Bluetooh を介してワンタッチでカーナビの目的地を設定することができる。まことに便利である。
 このアプリを開発したのはデンソーという会社であり、トヨタのカーナビを開発している一員である。このアプリは、次のように最近のカーナビなら多くが対応している。スマホは、Android でも、iOS でもOKのようである。
   ・ NaviCon 対応カーナビ 

スマホアプリ NaviCon でカーナビの目的地を設定する
navicon-04.png navicon-05.png
スマホ:NaviCon のスタート画面 目的地検索画面
音声検索もできる
マーカーの吹き出しをタッチする。下欄に出てくるボタンで「ブックマークに登録」を選択する。
なお、前の画面やこの画面で表示されるマップコードを使って、目的地を設定する方法もある。
ブックマークに登録画面が出てくるので、指示に従って登録する。グループ別にフォルダーを分けておくと便利である。
navicon-10.png navicon-07.png navicon-08.png navicon-09.png
初期画面右上の歯車マークをタッチしてカーナビとの接続などの設定をしておく。今回の目的だけなら、 Bluetooth にチェックを入れておくだけでいいようだ。 スマホを車内に持ち込み、初期画面右上のメニューマーク(横線3本マーク)をタッチして出る画面から、「ブックマークから地点選択」をタッチする フォルダーが表示されるので、先ほど保存したフォルダーを選び、設定する目的地をタッチする。 目的地の地図とマーカーが表示される。ここでは、画面右下の自動車マークでは OFFLINE となっているが、車の中でカーナビと Bluetooth で接続されているときは ONLINE となる。また、その左の表示は、「ナビへ送信」となる。


 スマホとカーナビの接続は、一度設定をしておくとスマホを車内に持ち込むと自動的に接続状態にしてくれる。私の車のNHZN-X62Gでは、車に乗るときに、スマホを持っていないと「携帯との接続ができません。携帯を忘れていませんか?」というメッセージが流れる。最近の多くのナビでは、そのような仕様になっていると思うが。

カーナビで目的地を受信する
DSCF0001.JPG DSCF0004-001.JPG
DSCF0005.JPG
スマホとカーナビとの接続状態は、「設定」⇒「Bluetooth」 で確認できる。 NaviCon から目的地データの受信は、「BTナビ」で受信できる。
この画面で、スマホの「ナビに送信」ボタンをタッチすると、カーナビに目的地が送信される。
「BTナビ」で受信すると、一瞬「受信しました」のメッセージ画面が表示された後、目的地設定画面が表示される。


2014年8月16日

隠居のJazz:Radio Senboku の Playlist を更新する


  Live365に開設しているRadio Senbokuで流している Jazz Piano Trio の曲目を今年の4月から更新していなかった。

 2011年の11月から Piano Trio ばかり流しているので 、固定のファンが付いているのか、300あまりの Jazz ジャンルの 放送局の中で視聴時間の順位は 50位台を維持している。
 だが、15時間160曲あまりで一巡するプログラムも4ヶ月間ほど毎日聞いていると、新しい曲目が聞きたくなってくる。 それと、車が新しくなってカーナビが Bluetooth 対応になっているので、スマホを繋がなくても Webradio を簡単に聞くことができるようになった。それで、できれば新しいプログラムで聞いてみたい。そんなこともあって、車の渋滞などあまり活動できないお盆に作業をすることにした。
 この2年半あまりの間に、順繰りにアップロードしてきたアルバムも、中にはもう何回もプログラムに組み込んだものもある。それで、新たに5つほどのアルバムを Amazon のデジタルミュージックからダウンロードしした。追加したのは、次のアルバムである。
  • Walter Bishop Jr.     On Green Dolpin Street
  • Monty Alexander     In Tokyo
  • Bobby Timmons      In Person
  • Don Friedman Trio    The Days Of Wine And Roses
  • Hampton Hawes     Hampton Hawes Volume 1

 これで、ソースのアルバムは100枚になった。

最近30日間 Radio Senboku のJazz ジャンル・ランク 140815_01.JPG


 世界の30カ国以上の国からアクセスがある。最近は、日本・アメリカを筆頭にシンガポールからのアクセスも多くなっている。Jazz に国境はなさそうだ。
最近30日間の国別アクセス時間 140815_02.JPG


 なお、現在、Radio Senboku で流している曲目のリストは、ブログ右メニューの Radio Senboku Playlist で確認できる。

2014年8月 9日

隠居のスマホ活用法:Bluetooth で音楽を車で楽しむ


 15年あまり乗った車は、走るのにはまだ問題はなかったが、いろいろと不満はあった。

 リッター8kmくらいしか伸びない燃費の悪さは、ガソリン代が馬鹿にできないくらい高くなってくると、年金生活者には応える。

 この15年の間の ITの進化はものすごい。当然ながら、オーディオと一体化したカーナビも進化している。

 TVはデジタル化したから、前の車についていたアナログTVは映らなかったが、新しいカーナビでは地デジとワンセグを見ることができる。TVを車で見ることはあまりないが。

 Audio は、カセットデッキはなくなり、音楽CDしか再生できなかったドライブは、DVD でも再生できるし、フォーマットがMP3 でもWMA でもOKである。音楽CDをかけるとデジタル化(mp3化)して、HDDに録音・収納してくれる。

 SDカードからも再生できる。それも、mp3フォーマットがOKである。32GBのSDカードを使えば、パソコンに収納しているすべてのファイルを聞くことができるだろう。

 そして何よりも進化しているのは、スマホとの連携である。15年も前には、スマホそのものがなかったから当然であるが。車の中で、音楽を聞くことはいろいろなトライをしてきた。


 車でMP3音楽を聞くときは、当初はポータブルMP3プレーヤーをカセットデッキのトランスミッターにつないでいた。スマホを使うようになり、シガーライターソケットにFMトランスミッターとスマホにUSBによる充電ができるソケットをとりつけて、WebRadio(ほとんどは、自分で開設しているRadio Senbokuである。)を聞いていた。


 ところが、最近は Bluetooh という無線技術が発展してきている。最近のパソコンやプリンターなどは、Bluetooh 対応になっている。いちいちUSBケーブルなどを繋がなくても、無線で操作できるようになっている。
 車が納車される前に、パソコンとスマホをBluetooh でつないで、スマホに収納している音楽ファイル(MP3)を再生させ、パソコンで受信してオーディオに流してみると問題なく音はなっている。もちろん、スマホでWebradio を受信して流してもOKである。
 新しいカーナビでは、もちろん問題なしにつながる。USBケーブルなどを使わないので、車の中はスッキリしている。

 また、Bluetooh でスマホとカーナビを接続しておくと、ハンズフリーでスマホでの電話送受信ができる。受信した音声は、車のスピーカーで流れる。発信は、カーナビについているマイクが音声をひらってくれる。

 それ以外にも、スマホとカーナビをつなげば、いろいろなことができるようだ。このような環境に対応したアプリもいろいろと開発されている。ドライブの楽しみが増えたというものだ。