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2018年8月29日

湯の丸高原 7月20日ー21日

初日、池の平から地蔵峠に戻ったのはまだ12時過ぎだった。今宵1泊する群馬県側の嬬恋鹿沢休暇村へ入る前に、地蔵峠の広大な駐車場に車を停めて、湯の丸キャンプ場へ行ってみた。キャンプ場への道は昨年来た時に比べるとずいぶんきれいに整備されていた。キャンプ場までは車も入れる。白窪湿原まで行ったが、特に成果はなかった。
  翌21日、野草園、「たまだれの滝」で撮った後、地蔵峠へきた。この日は、湯の丸スキー場のリフトに沿って、つつじ平へ登ってみることにする。ゲレンデには花もあり、高原のチョウが舞っていた。しかし、その登りはなかなかきつい。汗びっしょりになりながら、20mくらい登っては一息入れる。
 40?50分でつつじ平の入口に着いた。入口から柵の中に入り、湯の丸レンゲツツジ群落と呼ばれるところを歩く。6月下旬から7月上旬にはレンゲツツジが山全体を染め上げるという。一度その季節にも訪れてみたい。ミヤマシロチョウに会うことを期待していたが、遠くをそれらしきチョウが飛んでいくのを2回ほど目撃しただけだった。
 つつじ平で収穫が得られず、また、登りと同じルートを下り始める。途中、下のほうからミヤマシロチョウが飛んできた。いったん、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まろうとしたが、止まらずに行ってしまう。ところがしばらく飛んで、上に見える今下りてきたところに咲くノアザミの花に止まった。我を忘れ、そこへ駆け上がっていった。なんとか、カメラに納める。さらに近づこうとしたが、ノアザミの花から去っていったしまった。
 帰路も高速道路は順調に走れ、夕刻には自宅に着いていた。

;クリックすると大きな写真になります。 46.エルタテハ -1 
地蔵峠から湯の丸キャンプ場への道、またまた路上に止まる何時もの写真になってしまった。こういう場合は、モニターを使ってローアングルで撮りたいのだが、首にかけたネックストラップが邪魔になってこれ以上カメラを下げられない。ハンドストラップを検討してみる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.コヒョウモン
白窪湿原で。ヒョウモンチョウと裏面で判別するのは難しいが、前翅外縁の形からコヒョウモンだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ギンボシヒョウモン -1
信州の高原のチョウの代表だ。ノアザミで夢中で吸蜜しているところを近寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180828_049.jpg 49.フタスジチョウ
あまり個体数の多いチョウではない。今回はこの時にしか会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 50.ギンボシヒョウモン -2
ゲレンデを息を切らしながら、つつじ平へと登る。トンボはノアザミに止まるのは休むためだけだ。ギンボシヒョウモンは熱心に吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 51.ヒメキマダラヒカゲ
なかなか翅を開いて見せてくれない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 52.ミドリヒョウモン
ゲレンデの真ん中に咲くノアザミに花に、きれいなミドリヒョウモンの♂が訪れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 53.マルバダケブキとギンボシヒョウモン
マルバダケブキもヒョウモンチョウの仲間が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 54.アカタテハ -1
ここは標高2,000m近いがアカタテハもいた。アカタテハは都会の花壇から、高原まで幅広く垂直分布する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 55.アカタテハ -2
緑が背景になってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 56.エルタテハ -2
もっとローアングルで撮れるようにしたいのだが。エルタテハは多く見ることがあったが、シータテハには会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 57.クロヒカゲ
ハナチダケサシだろうか、白い花にクロヒカゲが止まっていたので良く目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 58.つつじ平は牧場
リフトの終点からさらに進むとつつじ平の入り口があった。入口から柵の中に入る。つつじ平は湯の丸牧場だった。牛たちが放牧されている。さすがにレンゲツツジの花はもうない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 59.オオチャバネセセリ -1
オオチャバネセセリは平地にも産するというが、横浜市の舞岡公園などでは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 60.群馬県における高山蝶保護について
つつじ平の一方の入り口に上のような英語版の立札が立っていた。外国人による被害があるのだろうか。この立札の裏側を見ると下の写真のように日本語で書かれていた。ただ、3種の高山蝶の写真がそれぞれ異なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 61.オオチャバネセセリ -2
きれいな個体だった。これは♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 62.コヒョウモン
これはヒョウモンチョウかもしれない。難しい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 63.ウラギンヒョウモンとオオチャバネセセリ
つつじ平はほぼ平坦な草原だ。ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモン、そしてオオチャバネセセリがそこに咲くノアザミの花で多く吸蜜する。ミヤマシロチョウが現れないかと期待するのだが。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 64.クロヒカゲ♀
前翅の白い帯が明瞭なので♀とわかる。クロヒカゲのほうが、舞岡公園などで普通にみられるヒカゲチョウより、分布が広く、ほぼ日本全土に及ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 65.ミヤマシロチョウ -1
登ってきたゲレンデと同じコースを地蔵峠へ向けて下りていくと、途中でミヤマシロチョウが風に乗るように飛んできて、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まった。「それっ」とばかり近寄ろうとすると、飛び立ってしまった。そしてゲレンデの上のほうに飛んでいき、30m?40mくらい上に咲くこのノアザミの花に止まって吸蜜を始めた。もう一度「それっ」とそこへ駆け上がる。足場が悪くこれ以上近づけないところで、ズームをいっぱいに伸ばして何度かシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 66.ミヤマシロチョウ -2
何とかもう少し近づこうとルートを見つけようとするが、ミヤマシロチョウは吸蜜していたノアザミから離れて行ってしまった。まあ、唯一の撮影チャンスを何とかものにできた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 67.花に来たエルタテハ
珍しくエルタテハがシモツケソウにきていた。あまり花で吸蜜するエルタテハを見たことがなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 68.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウにもヒョウモンチョウの仲間が多く集まる。このコヒョウモンは♀のようだ。ゲレンデの麓に着いた。もう目の前が駐車場だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月18日

オオウラギンスジヒョウモン と ウラギンスジヒョウモン 箱根湿性花園 7月14日

7月9日に箱根湿性花園に電話してみた。「ミドリシジミは出ているでしょうか?」と尋ねたところ「今年はまだ見ていません」とのこと。「ノリウツギは咲いてますか?」と尋ねたら「咲いてます」という返事をいただいた。
 昨年は、都合がつかなくて行くことができなかったが、一昨年7月19日にミドリシジミを撮ろうと箱根湿性花園へ行ったところ、その姿を全く見ることができなかった。今年は桜の開花から始まって、何もかもが10日ほど早い。例年7月20日をメドに行くと必ずミドリシジミに会えたが、今年はどうなのだろうか。
 駄目でも仕方ないと思い、7月14日に出かけた。午前中から気温が高かった。 御殿場から仙石に向かうと、カーナビで「この先事故で通行止めです」とアナウンスされた。かといって状況もわからないし、片側一車線の山道を引き返すのをためらっていると、御殿場から右側車線をサイレンを鳴らして、救急車が2台上がって行った。15分くらいして、その救急車が戻ってきた。負傷者は収容されたらしい。しばらくして、止まっていた車が動き出した。事故現場は、そこからそれほど先ではなく、長尾トンネルの手前だった。下ってくる乗用車と登っていく乗用車がぶつかっていた。
 そんなことがあって、到着が1時間ほど遅くなってしまい、湿性花園に着いたのは9時半だった。入園してさっそく、ノリウツギの咲いていくところに行ってみた。ノリウツギの花は適期を過ぎていたが、ミドリシジミは元気だった。一つの花の房に4頭もいたことがあった。ただ時間も遅くなり、気温が高く、開翅はしてくれなかった。♀も多いように見える。
  花に来るオオウラギンスジヒョウモンを撮ろうと、カセンソウやヌマトラノオが咲く湿原復元区へ行ってみた。活発に飛び回るオオウラギンスジヒョウモン♂を追っていたが、1頭、何か違う感じの、前翅の先端に♀の特徴である白い△の紋があるが、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗色である。また、前翅外縁のくびれがオオウラギンスジヒョウモンより明らかに少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と同定した。ウラギンスジヒョウモンは少なくなっていると言われ、私にとって貴重な写真となった
。  元気なミドリシジミを確認できたし、思ってもみなかったウラギンスジヒョウモンにも会えた。暑くなってきたので12時に撮影を切り上げ、湿性花園の前の蕎麦屋さんに入って「とろろ蕎麦」を食べて、帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ -1
ノリウツギが見えるところに近づくと、その花に飛んできたミドリシジミが見えた。先客がいる。2頭にピントが合うようにカメラの位置を移動する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ -2
同じ2頭をプラス補正で撮った。裏面から♂♀を見分けるのは、私には難しいが、お腹が太いので♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -3
この日は日差しが強く、暑かった。ミドリシジミも日陰で翅を休める。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体。左後翅広角に小さな破損がある。発生後期になっているのではないかと思った。今年はやはりいつもの年より発生時期が早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -5
裏面の白条の位置、太さ、曲がり方などには個体により、微妙な差がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -6
この画の中に4頭のミドリシジミがいる。ノリウツギの花はほかにもあるのに、なぜかここに集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ -1
キタテハの夏型のきれいな個体だった。花はオカトラノオだと思っていたが、どうやらヌマトラノオのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
湿原復元区に咲くカセンソウには、今年もオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
オオウラギンスジヒョウモンはヌマトラノオでも吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンスジヒョウモン♀ -1
ヌマトラノオに来ていたこの個体を見て、最初はオオウラギンスジヒョウモン以外思いつかなかったが、よく見ると何か違う。前翅の翅頂部に小さな白い紋があり、♀のようだと思った。しかし、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗い色である。それにこの個体は、オオウラギンスジヒョウモンに比べ、前翅外縁のくびれが少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と思う。ウラギンスジヒョウモンは、1992年に信州の高ボッチで見て以来、お目にかかっていない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンスジヒョウモン♀ -2 裏面
同じ個体。裏面後翅の銀紋もオオウラギンスジヒョウモンとは微妙に異なる。後翅亜外縁部も赤みを帯び、ウラギンスジヒョウモン♀の特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンスジヒョウモン♀ -3
しばらくの間、ヌマトラノオの花から花へ移って、吸蜜してくれていたので、撮影にも余裕があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
開翅もしてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
比較的近くにあるヌマトラノオの花にきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンスジヒョウモン♀ -5
ほんとにきれいな個体だった。満足。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.キアゲハ
湿原復元区に咲くチダケサシにキアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アカタテハ
例年、湿原復元区に来ると必ずと言ってよいほどアカタテハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キタテハ -2
キタテハは年3回ほど発生する。これは多分第2化と思う。形がずんぐりした印象なので、♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キタテハ -3
このキタテハは湿原復元区のヌマトラノオの花からしばらく離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン♂ -3
ウラギンスジヒョウモンと見比べていただくと、前翅の翅頂部(先端部分)が外側に膨らんでいるのと、翅の幅がやや細長いのがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオウラギンスジヒョウモン♂ -4
裏面はウラギンスジヒョウモンに比べてやや暗い感じで、銀色の帯も少し形が違う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン♂ -5
20.21.と同じ個体。例年はオオウラギンスジヒョウモンはもっと個体数が多いが、今年は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミドリシジミ -7
最後にもう一度ミドリシジミを見に行った。今回は開翅シーンが撮れなかったが、ここは9時開園なので、それより前に入ることができない。次回は何とか開翅するミドリシジミの♂を撮るチャンスに恵まれたい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段


2018年7月20日

富士見高原「花の里」 6月29日

小淵沢から清里方面にに向かって走り、途中から左に、いわゆる八ヶ岳鉢巻道路をしばらく行くと、以前に何回かラウンドした富士見高原ゴルフ場などがあり、「富士見高原リゾート」となっていた。その一画にスキー場のゲレンデを利用して、花を植えた「花の里」というところがある。この日は、オオムラサキセンターへ行った後、そこへ寄ってみようと思っていた。
 「花の里」のオープンは7月7日で、この日はまだプレ・オープンということだった。ゲレンデの花はまだ整備中である。そこで、まず、登山道を歩いて、「創造の森」というところへ上がってみようと思い歩き始める。今日は天気は良いと思ってきたのだが、晴れ間もあるが、時々雲が広がって小雨が降る。登山道はけっこう急で、20m?30m登っては、立ち止まっては休む。途中に咲いているウツギの花に来ていたミドリヒョウモンを撮りながら、さらに進むと鹿除けの柵があり、ゲートには鍵が掛けられていて、それ以上は進むことができなかった。
  仕方なく、同じ道を戻って、車に戻り、富士見高ゴルフコースのほうへ上がっていくと「花の里」入口の駐車場があった。ゴルフ場にあるようなカートで、自動運転で20分ほどのコースを回るアトラクション付きで800円の入園料を支払って、プレ・オープンの「花の里」に入った。カートはどうでもよかったのだが、どんなコースを走るのか見てみたかったので、乗ることにした。
 カートで一周して、「花の里」入口まで戻ってきた。ちょうど観光バスが着いていて、皆さん次々にカートに乗って出発されていく。私は、その近くの、約160種の花が植えられている「ミラーガーデン」というところを歩いてみた。最後の最後に、羽化したばかりと思われるクジャクチョウに会えたのが嬉しかった。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ルリタテハ
今年は良くルリタテハに遭遇する。今年羽化した個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 26.ヒメウラナミジャノメ
何処にでもいる普通種である。よく似た種にウラナミジャノメがいるが、関東甲信越ではまず、見られない。もしや、と思って撮ってみることもあるのだが、期待は裏切られる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.「創造の森」登山道
「創造の森」への急な登山道を息を切らせながら登っていくと、木立が開けたところがあった。小淵沢の町だろうか?向こうの山並みは南アルプスだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.ヤマキマダラヒカゲ
道端に落とされていた獣糞に群がっていたチョウが一斉に飛び立った。サトキマダラヒカゲとの見分けは難しいが、色が濃いのでヤマキマダラヒカゲとと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.メスグロヒョウモン♂
道の両側に、多分ウツギの花と思うが、白い花が咲いていた。その花に数頭のヒョウモンチョウが吸蜜に来ていた。これはメスグロヒョウモンの♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ミドリヒョウモン♂ -1
これはミドリヒョウモンだ。個体数は多い。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ミドリヒョウモン♂ -2
ミドリヒョウモンは9月まで飛んでいるが、そのころになると、擦れて、破損した個体ばかりである。きれいなミドリヒョウモンに会うのはこの時期が良い。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミドリヒョウモン♂ -3
「創造の森」の登山道は、シカの食害防止策の扉が開かず、元来た道を戻らざるを得なかった。再び、ウツギの花が咲くところでミドリヒョウモンを撮る。撮りやすいところにきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33. ミドリヒョウモン♂ -4
ウツギの花を訪れるミドリヒョウモンの環境を写し込みたくて、焦点距離を短くして撮った。チョウに近寄れなければだめだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリヒョウモン -5
ミドリヒョウモンはここに数頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリヒョウモン -6
きれいな裏面を見せて、夢中で吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 196mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ミドリヒョウモン -7
きれいな個体だった。生まれたばかりと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.「花の里」
いったん、車へ戻り、富士見高原ゴルフコースの近くにある、冬はスキー場になる「花の里」の駐車場に入る。「花の里」に入るには、6/16?7/6のプレオープン期間は、入園料と「花の里」を自動運転で20分ほどかけて回るゴルフ場の電動カートのようなカート利用付きで800円を支払う。電動カートはどうでもよかったが、小雨も降っているし、せっかくなので乗ってみた。これはカートから撮った整備中の「花の里」。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.白樺の林
自動カートはこんなきれいな白樺の林の中を走る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.モンキチョウ♂ -1
電動カートは約20分ほどで、標高1,320mにある出発点まで戻ってきた。観光バスできた人たちが次々と電動カットに乗って出発していく。その傍にミラーガーデンという花畑があった。約160品種、5000株花々が植えられている。その花畑でモンキチョウが多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.モンキチョウ♂ -2
花に頭を突っ込んで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカタテハ
雨が止んだ。花壇の遠くの花に何か飛んできて止まった。アカタテハだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 42.ウラギンヒョウモン -1
空が明かるくなって、チョウたちの動きが活発になる。今度はウラギンヒョウモンが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.ウラギンヒョウモン -2
ウラギンヒョウモンは花から花へと飛び回る。この赤い花が好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 44.モンキチョウのペア -1
吸蜜する♀に♂がアプローチする。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 45.モンキチョウのペア -2
今度は同じ花に横並びに止まった。♀はやや黄色味を帯びたタイプだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 46.クジャクチョウ -1
不意に敏捷に飛んできた黒いチョウが観察路に止まる。もしやと思って近づくと、思った通りクジャクチョウだった。まずは慎重に近づいて撮る。幸いその時に観察路を歩く観光客はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 47.クジャクチョウ -2
しばらくじっとしていてくれた。近寄ってローアングルで撮る。花に止まって吸蜜してくれないかなと期待したが、どこかへ飛んで行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 48.キアゲハ
キアゲハもやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 49.モンキチョウのペア -3
これは前の写真とは違うペアだ。♀は交尾拒否をしているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2017年6月15日

裏高尾 リベンジならず 5月22日

5月8日に裏高尾へ行ったときは3分咲だったミツバウツギは、5月14日(日)に開催された日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2017」のレポートでは、8分咲のミツバウツギにはアオバセセリが多く来て、ミヤマカラスアゲハも撮られていた。それならばと思って22日に再度出かけてみたが、すでに遅く、ミツバウツギの花はすっかり落ちていた。狙いは、アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、ミスジチョウだったが、全く成果なし。アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハは見ることもできなかったが、最後に寄った八王子城跡でミスジチョウが現れた。しかし、コンクリートの建物の壁に止まって写真にならなかった。
 アサギマダラ、モンキアゲハを目撃。ウスバシロチョウがまだ飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コジャノメ
前回5月8日と同じく、キャンプ場の近くで、林道を通る車や、トレッキングを楽しむ人たちの邪魔にならないように車を停めて、歩き始める。最初に現れたのはコジャノメだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?500?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.サカハチチョウ♂ -1??
サカハチチョウの春型はまだ元気に飛んでいた。これは♂で、♀より斑紋にしまりがある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?2??30???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サカハチチョウ♂ -2
陽の光に透けて見える表翅の模様は黒の部分が映えて、夏型のようにさえ見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?2??30???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ??
何という花だろかと帰宅してから調べたところ、どうやらガクウツギのようだ。チョウはいないかと探してみたところサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? f?6.5 1/400秒 258mm ISO100? )? 露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ジャコウアゲハ♀
スーッと飛んできたジャコウアゲハの♀が、茂みの陰の葉に止まった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 179mm ISO300? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ
林道にアカタテハが飛んできた。路上に止まって吸水をはじめる。近寄って広角で撮ろうとするが、なかなか敏感だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/250秒 81mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ♀
林道の脇の日当たりの良い葉上に止まる。これは♀だろうと思う。サカハチチョウ春型はは5月の半ばを過ぎるとすこし翅が擦れてくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウ♀ -1
ツマキチョウは4月のチョウだが、ここでは発生が遅れていたようだ。♀は♂よりさらに発生が遅れる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマキチョウ♀ -2
前の画と同じ個体である。まだまだ擦れていない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリが多くみられる季節になった。一昨年、石垣島の真栄里林道で見たクロセセリを思い起こさせる個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?400?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ??
キャンプ場まで戻ってきた。ハルジオンの咲く草叢には、いつものようにアオスジアゲハが飛んでいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジチョウ
今回も日影沢の後のあと、アオバセセリを求めて木下沢のミツバウツギのあるところまで行ってみるが、ミツバウツギの花はすっかり終わってしまっていた。林道には新鮮なイチモンジチョウが飛び、5月8日から2週間たつと、見られるチョウが変わってきている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ??
コミスジにしては少しい大きいなと思って期待して近寄って撮るが、残念ながらミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -1
?? 木下沢でも成果はなく、八王子城跡へ移動した。ハルジオンの咲く草叢にはウスバシロチョウがいた。南足柄で思うように撮れなかったので、粘って数ショット撮った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
??絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -2??
前の写真と同じ状況で半開翅たところを狙う。SIGMA 18-300mm は300mmでも被写体との距離が39cmまで寄れるので楽だ。横着してしまう。開放300mmでもまあまあの写りが得られる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -3
少し位置を変えて、正面から狙ってみた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -4??
時期的には少し遅いがきれいな個体だった。前に記したが、ウスバシロチョウは毒を持つムラサキケマンを食草としている。そのため鳥に狙われることが少ないのだろうか。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/1250?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ春型
駐車場の方からフワフワ飛んできた白いチョウが、樹に止まった。これもウスバシロチョウかと思って見ると、アカボシゴマダラだった。アカボシゴマダラの春型は、それほどまでに白く見える。5mくらいの高さのところに止まったが、P610のロングショットは有効だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/160秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ダイミョウセセリ -2
草叢のハルジオンにはしばしばダイミョウセセリが訪れる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/250?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5??
御主殿からの戻り道で、ウスバシロチョウが下から吹き上げられてきた。その裏側を撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/640?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミスジチョウ現る
そろそろ帰路に着こうと思い、「八王子」の「八」をイメージした八角形をしている鉄筋コンクリート平屋建てのガイダンス施設まで戻ってきて、裏口から入ろうとしたとき、ミスジチョウを見つけた。最後の最後に会えた。しかし、建物のコンクリートの壁に止まって絵にならない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/250?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミスジチョウ裏面
止まる位置を変えさせようと追ってみると、フェンスの向こうへ飛んでに行ってしまった。比較的近くの葉の上に止まったので、フェンスの網目からP610で狙う。何とか撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/250秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ジャコウアゲハ♂ -1
駐車場に近いハルジオンの咲く草叢にジャコウアゲハがいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/500?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ♂ -2??
時刻は午後2時過ぎ。そのジャコウアゲハは午後の日差しを浴びて、のんびりと吸蜜していた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/800?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし


2016年7月23日

ミドリシジミがいない! 箱根湿生花園 7月19日

西日本から東海地方までは前日の7月18日に梅雨明けとなったが、関東はまだ梅雨明け宣言がない。7月に入ってからも天候は不良で、所用があったこともあり、なかなか蝶の写真を撮りに出かけられなかった。だが、ここ数日はとても蒸し暑くなり、天気予報に反して日中、日が差す日が続いている。この日も天気予報は曇りとなっていたが、気温が高ければ蝶も飛ぶだろうと、箱根の湿生花園に行ってみることにした。
 毎年、この時期には、ここでミドリシジミが多くみられる。今回ももちろんそのミドリシジミをじっくり撮ろうと思っていた。自宅を7時に出発し、8時半には箱根湿生花園の駐車場に着いた。ここ仙石原の標高は650mあるが、車から降りると、この時間でも蒸し暑い。9時の開園を待って中に入った。
 しかし、ミドリシジミの姿を見ることができない。ここ数年、毎年7月20日前後にここを訪れているが、こんなことは初めてだ。いつも数頭は吸蜜しているノリウツギの花にもいない。とうとうこの日は1頭のミドリシジミも見ることができなかった。どうしたことかと思い、職員の方に伺ってみた。管理者の方に確認していただいた結果、ミドリシジミは発生していたが数は少なく、さらに、ここ数日は暑さのためか全く見られなくなったとのことだった。いないはずはないのだが、この暑さでどこかに潜んでいるのだろうか。午後1時ごろまで、湿生花園で過ごしたが、とうとうミドリシジミを見ることはなかった。また、来シーズンに来てみようと思う。
 というわけで、蝶の写真はオオウラギンスジヒョウモンなどしか撮れなかった。アサマイチモンジのきれいな個体に出会ったが、撮りそこなってしまったのが残念だ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウの卵
開園時間の9時まで少し時間があった。以前、駐車場の奥の林縁で、ミドリシジミを見たことがあったので、そのあたりを歩いてみるが、その姿はなかった。草叢ではモンキチョウが元気に飛んでいる。シロツメクサの葉に産卵して飛び立った後を見てみると、小さな卵が産みつけられていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミ♀ -1
ツバメシジミも飛んでいた。開翅したところを見ると♀だった。シロツメクサはツバメシジミの食草の一つなのだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツバメシジミ♀ -2
ツバメシジミの後翅裏面にはルリシジミやヤマトシジミにない橙色の紋がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ♀ -1
9時開園を待って園内に入る。さっそく、ミドリシジミが出てきていないかとハンノキの林縁を探してみるがいない。花の写真を撮りながら、ノリウツギの花にミドリシジミが来ていないかと探してみるが、そこにもいない。モンキチョウの♀がここでも元気に産卵をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツバメシジミ♀ -3
園内でもツバメシジミが産卵行動をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ -1
湿原植生復元区の花畑ではアカタテハがさっそうと飛び、オカトラノオの花で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アカタテハ -2
同じ個体を今度はP610の望遠域で引き寄せて撮る。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ -3
左側からもう1枚。お腹が大きいので♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン -1
園内を二回りして、茶店のある入園口へ戻ってきた。何か飲んで一休みしようと思う。ところが昨年までは、この茶店で飲み物が出されていたが、今年(今日だけか?)はそのカウンターが閉ざされていて、サービスがない。外の自販機で冷たい飲み物を買ってきて、その茶店に座って一息ついた。この茶店のそばにブッドレアの花が咲いていて、いつもはクロアゲハなどが吸蜜に来ている。しばらくしてオオウラギンスジヒョウモンがやってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオウラギンスジヒョウモン -2
時刻は11時半になったがミドリシジミは全く見ることができないままだ。再び、黄色いカセンソウや白いオカトラノオが咲く湿原植生復元区へ行ってみる。このオオウラギンスジヒョウモンは♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリヒョウモン -1
数頭のオオウラギンスジヒョウモンに交じって、ミドリヒョウモンがカセンソウにいた。この2種は同じ環境にいることが多い。ともにスミレ科植物を食草とする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.モンキチョウ♀ -2
湿原植生復元区の花畑に咲くカセンソウにはモンキチョウも来ていた。乳白色がとてもきれいな♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.モンキチョウ♀ -3
湿原植生復元区の環境を写し込もうと試みた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/320秒 39mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウの求愛
もう少しピントを合わせることができればよかったのだが。求愛行動は♂が♀を追いかけるのが普通と思っていたが、逆になっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 54mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン -2
オオウラギンスジヒョウモンは白いオカトラノオの花が好きで、ミドリヒョウモンは黄色いカセンソウの花が好きなようだ。湿原植生復元区の花畑では蝶までの距離が離れてしまい、90mmマクロではうまく撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キタキチョウ
エゾミソハギの花にキタキチョウがいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イチモンジセセリ
平地ではイチモンジセセリは秋に多く見られる蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年3月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (4) 2000年~2004年


 蝶 自選年間ベスト10 、前回(2015年1月14日アップロード)は、1999年以前の古い写真だった。今回はその続きで、2000年~2004年の5年間に撮った写真の中から選び出す。2002年以降はデジタル機を使い始める。これからはフィルムで撮るのが良いのか、デジタルに進むか・・・迷った時代だった。

デジタル機で最初に手に入れたのがOLYMPUS E-10だった。蝶の写真を撮りたかったので当時としては高級機を選んだ。発売が2000年の10月、私が購入したのは、2002年1月で、確か112,000円で買ったのを覚えている。
次に買ったのはNikon D100だ。2002年6月に発売になり、12月に購入した。高かったけど、欲しかったデジタル一眼で、このころからしばらくは、このD100が主力となった。さいわい、今までのNikonレンズが付けられる。

 2001年5月、2002年7月には北海道へ出かけた。2003年は上高地でオオイチモンジに会えた。2004年は2度目のスイス アルプスを歩いたが、あいにく天候に恵まれず、成果は少なかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメギフチョウ 2001年5月7日 北海道旭川市
旭川の中心部から車で20分くらいのところに北邦野草園というところがある。ヒメギフチョウを目的に5月の連休後に休みを取って出かけたのを覚えている。

Nikon F3 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオモンシロチョウ 2002年7月17日 北海道旭川空港付近
旭川空港でレンタカーを借りて、旭岳山麓へ向かう途中、道端に咲く花でオオモンシロチョウが吸蜜していた。オオモンシロチョウは初めて見る。1995年にロシア沿海州から北海道に侵入した帰化蝶である。農作物の害虫として、防除が行われていると聞く。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメシジミ♀ 2002年7月17日 北海道忠別付近
同じく、大雪山旭岳ロープウェイ乗り場へ行く途中、天人峡への分岐点辺りで、オオハンゴンソウにヒメシジミが来ているのを見つけた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 4.コヒオドシ 2002年7月19日 北海道層雲峡付近
コヒオドシは本州では高山蝶であり、乗鞍岳などで見たことはあるが、数はきわめて少ない。層雲峡の近くではごく普通に見ることができた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 5.ホソバヒョウモン 2002年7月18日 北海道黒岳五合目
この蝶は良く似たカラフトヒョウモンとともに、北海道にしかいない。層雲峡から大雪山層雲峡黒岳ロープウェイに乗れば、標高1300mの黒岳五合目に着く。さらに七合目まで登るペアリフト乗り場への道筋で、エゾグンナイフウロの花で吸蜜していた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオイチモンジ♂ 2003年7月24日 長野県奥上高地
この日、上高地から梓川に沿って徳澤園まで1時間半ほど歩いた。徳澤園は井上靖氏の「氷壁」に登場する山の宿である。その徳澤園のベンチに置かれた登山客のリュックの汗をオオイチモンジが吸いに来ていた。オオイチモンジも高山蝶である。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメシジミ 2003年7月24日 長野県上高地付近
上高地から徳澤園へ行く途中の梓川河畔にはヒメシジミが多かった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ 2003年7月25日 長野県上高地付近
上高地は河童橋近くで撮った。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 9.スジグロシロチョウの仲間 2004年7月9日 スイス アルプス グロースシャイデック
グリンデリワルドから路線バスに乗って、グロースシャイデックという峠まで行った。そこからトレッキングをしたが、あいにくの天候不良。蝶の姿はほとんどなかった。Pieris bryoniae という種のようだ。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマモンキチョウの仲間 2004年7月9日 スイス・アルプス グロースシャイデック
気温が低いグロースシャイデックのトレッキングコースを歩いている時に見付けた。雨に濡れ、凍えて動かない。ピンクの縁どりが印象的だった。ミヤマモンキチョウ(Colias palaeno)に違いない。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ツマグロヒョウモン♂ 2003年8月2日 藤沢市新林公園 
その頃、神奈川県藤沢市新林公園にアカボシゴマダラがいるということが話題になっていた。中国産のアカボシゴマダラが放蝶され、世代を繰り返しているというのだ。いまでこそ、舞岡公園などでは、アカボシゴマダラはゴマダラチョウより普通に見られるようになってきているが、日本では奄美大島にしか生息しないこの蝶を見たいと思った。その折、新林公園で撮ったツマグロヒョウモンだ。

Nikon F80  Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 補2.オルフェルナトガリシロチョウ♂ 2004年11月10日 マレーシア マラッカ
2004年の11月に4泊5日でシンガポール・マレーシアへ旅行をした。ツアーなので蝶の撮影は期待していなかったが、シンガポールのセントーサ島にある蝶園へ行くのが楽しみだった。この写真は、マレーシアのマラッカ観光中に偶然花壇の花に来たのを何とか撮った1枚だ。同定は夢惑う世界・昆虫たち シロチョウたち・リスト属 A-Dを参考にさせていただいた。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミドリヒョウモン 2000年7月22日 長野県南佐久郡 八千穂自然園
ミドリヒョウモンが2頭仲良く白い花で吸蜜していた。ともにきれいな個体だった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film


2014年10月12日

舞岡公園では珍しい蝶 9月29日


 そろそろ秋の蝶も多くなってきたのではないかと、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。この日はさわやかな快晴だった。

  駐車場から公園へ向かう橋からは、ウラギンシジミたちがテリトリー争いをしていた。橋のほうへ張り出した木の枝に止まって、他のウラギンシジミが飛んでくると、スクランブルをかける。4?5頭の♂が飛び交っていた。

  公園の中に入る。あまりチョうの数は多くない。谷戸へ下りるとヒヨドリバナが咲いていて、何かヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンではないようだ。オオウラギンスジヒョウモン♀がいた。ミドリヒョウモンもいる。オオウラギンスジヒョウモンを舞岡公園で見るのは初めてだ。ミドリヒョウモンは2005年に古民家で見たが、それ以来見ていない。先日、保土ヶ谷公園でもミドリヒョウモンを見ている。この両種はどちらかというと山地にいる蝶なのだが、今秋はどうしたのだろうか? n-shuhei さんも、大阪の泉北ニュータウンや、府立花の文化園で撮られているし、インターネットで見る他の蝶関連のブログ等でも、平地で撮ったミドリヒョウモンが紹介されている。

 ナガサキアゲハの♀が悠々と飛んでいる。仰ぎ見ると後翅の白斑がきれいだ。♂も飛んでいる。しかも破損のないきれいな個体だ。しかし、この日、撮影することはできなかった。舞岡公園には以外と花が少ない。

ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂
駐車場から公園に入る橋のそばで、何頭ものウラギンシジミがテリトリー争いをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/480秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ヤマトシジミの求愛;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミの求愛
道端のレンゲソウの花で吸蜜する♀に、♂が求愛している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 3.遊歩道のヒカゲチョウ
公園の遊歩道を歩きはじめる。いつもヒカゲチョウがいるところで、この日も飛んでいた。路上に止まるところを広角側ロー・アングルで数カット撮ったが、私が撮っている間、自転車の人、散歩中の人がじっと待っていてくれた。「ありがとうございます」と礼を言ったら「何を撮っていたのですか?」と聞かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/980秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ産卵;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハチョウ産卵
カラタチの葉にアゲハチョウが産卵していた。尾状突起のあたりが大きく破損していたので、トリミングしてかくした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チモンジセセリとアザミ;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリとアザミ
谷戸のあぜ道に咲くアザミの花にはイチモンジセセリが多くいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナにもイチモンジセセリが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
谷戸のあぜ道を歩いていると、ヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンとは違う。オオウラギンスジヒョウモンの♀だった。舞岡公園では初めて見る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子
公園の谷戸では、案山子コンクールが行われていた。クマもん、フナッシー、ドラえもんなどの案山子が並んでいた。これは「ぬか床べに子」という作品。これにオオウラギンスジヒョウモン♀が止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ
オオウラギンスジヒョウモンと分かりやすいように裏面を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3。6 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤米;クリックすると大きな写真になります。 10.赤米
実り始めた稲穂がこうべを垂れる田んぼの一角に、黒紫色の穂を見つけた。撮った写真を古谷戸の事務所の方に見てもらい、「これは何でしょう?」と尋ねてみたところ、赤米ということだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 11.オオウラギンスジヒョウモン
この日、多くのオオウラギンスジヒョウモンが飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 12.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
オオウラギンスジヒョウモンの♀とミドリヒョウモンの♀は表側だけを見ると判定が難しい。翅表の暗化傾向を見るとミドリヒョウモン♀のようにも見えるが、かすかに見える後翅裏面から、やはりオオウラギンスジヒョウモン♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コスモス;クリックすると大きな写真になります。 13.コスモス
夏にヒマワリが咲いていた畑ではコスモスが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ♀
アカボシゴマダラも多く見られるようになってきた。瓜久保の休憩所の傍で撮った。前翅の形から観て♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/240秒 138mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ♂
水車小屋まで戻ってくると、また、アカボシゴマダラが飛んできて、今度は目の前の葉に止まってくれた。今度は♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 16.アカボシゴマダラ開翅 -1
前の写真と同じ個体である。開翅してくれた。すっかり日本の蝶になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ サイドビュー;クリックすると大きな写真になります。 17.アカボシゴマダラ サイドビュー
回り込んで、開翅しているアカボシゴマダラの横向きになったところを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ開翅 -2
HS50の広角側で、水車小屋を背景にして撮った。後翅の赤いドットがきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
またヒヨドリバナにオオウラギンスジヒョウモン♀が来ていた。この日は何頭ものこの蝶を見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/80秒 99mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 20.アカタテハとヒヨドリバナ
この季節になるとアカタテハやヒメアカタテハが多くなる。しかし、今年はヒメアカタテハはほとんど見ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 21.ミドリヒョウモンの求愛
ミドリヒョウモンの♂が、♀の後を追い、路上に止まった♀に求愛を続けている。♂のほうは間違いなくミドリヒョウモンだが、さて、♀のほうはひょっとしてオオウラギンスジヒョウモンかもしれない。翅表の暗化の状態や、若干前翅が細長く感じるので、これはやはりミドリヒョウモンの♀だろうか。第一、♂が他種のメスをここまで追いかけるだろうか。しかし、この2頭はとうとう交尾に至らず、♂は飛び去ってしまった。オオウラギンスジヒョウモンの♀かも知れないという疑念を拭いきれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
初めて見るエゾビタキ;クリックすると大きな写真になります。 22.初めて見るエゾビタキ
いつもはあまり通らない「おおなばの丘」を周ってみた。数人の野鳥撮影の方がいらっしゃる。邪魔にならないように通り過ぎたが、スズメほどの大きさの鳥が前方の木の高い枝に止まった。HA50の1000mm換算(185mm)で撮る。だが名前がわからないので、n-shuheiさんに尋ねてみたところ、、コサメビタキではないかと教えていただいた。さっそくインターネットで検索してみると、熊本の大学生の方の「里山人雑記」というブログサイトに「識別ポイント エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ」というのがあった。それでみると、エゾビタキに似ているように見える。n-shuheiさんのアドバイスで「野鳥鑑定掲示板」に投稿したところ、向井さんという方からエゾビタキだろうと教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 144mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年10月 5日

奥日光の蝶 9月12日


  9月11日?12日、足利から奥日光へドライブ旅行をした。11日はあいにくの雨、その雨の中、足利学校や鑁阿寺を見て歩き、渡良瀬渓谷沿いに日光へ出て、その日は日光湯元温泉に泊まった。2日目の9月12日は快晴となった。朝から、蝶たちが飛び出している。撮影ポイントは、湯元温泉、千手ケ浜、小田代ヶ原、赤沼だったが、多いのはミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンで楽しみは少なく、しかも擦れている個体が多い。湯元温泉でクジャクチョウ、小田代ヶ原でキベリタテハに会えたのが救いである。

クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.クジャクチョウ
朝、車で出発しようとトランクに荷物を載せていると、駐車場の脇にあるアザミの花に複数の蝶が舞うのが見えた。さっそく近づいてみると、まず、クジャクチョウを見つけた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♀
♂の鮮やかなオレンジ色に比べ、♀は暗緑色に見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンヒョウモン♀
立派なウラギンヒョウモンがいた。小学生の時、林間学校で日光湯元に来て、その時に採ったウラギンヒョウモンの♀をオオウラギンヒョウモンとして、当時会員になっていた少年昆虫同好会に報告したところ、日光にはオオウラギンヒョウモンの記録はないと言われた。もう一度確認したところ、後翅縁のv字模様がなく、ウラギンヒョウモンの♀でしたと訂正したことを思い出した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀ 4.ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀
下にいるウラギンヒョウモンは♂だろうか、♀だろうか? 翅の色から見ると♂のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ
ノアザミの花で3種の蝶が吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンの♀は、まだ擦れていない、きれいな個体が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 7.イチモンジセセリ
湯元温泉の駐車場のノアザミで、もう少し撮っていたかったが、出発となった。中禅寺湖近くの赤沼車庫で、低公害バスの時間を待つ間、その周囲に咲く、ノアザミに来ていたイチモンジセセリを撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモン♀
きれいな個体だった。♂のようにも見えるが、♂にある前翅の性標が見られない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 9.千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀
赤沼から低公害バスで千手ケ浜に着いた。バス停から中禅寺湖畔まで、10分ほどだ。千手ケ浜はミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしかいなかった。このあたりにはシロヨメナが群落となって咲いていて、その白い花にも蝶たちはやってくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン
ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが、ノアザミに、次から次と訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
なにか違う種かと思って近づくが、ルリシジミだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 12.シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂
ミドリヒョウモン♂は、擦れている個体がほとんどだった。この個体はきれいなほうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アカタテハ
千手ケ浜から千手ケ浜のバス停に戻ってきた。バスが来るまでの時間、蝶を撮る。シロヨメナの花にアカタテハがやってきた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノアザミとミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 14.ノアザミとミドリヒョウモン
ノアザミとしたが、アザミにもいろいろな種類がある。ニッコウアザミというのもあり、ノアザミと良く似ている。このミドリヒョウモン♂は破損していない比較的きれいな個体だ。というより、きれいな個体を選んで撮るほど数が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン裏面;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン裏面
ミドリヒョウモン独特の裏面後翅を撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリヒョウモン♂ -1
この個体も比較的きれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
破損したミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 17.破損したミドリヒョウモン
左側の翅がボロボロになったミドリヒョウモン♂。それでもがんばって、ノアザミで吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♂ -2
とにかくミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしか撮る蝶がいないのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
キベリタテハ 小田代ヶ原;クリックすると大きな写真になります。 19.キベリタテハ 小田代ヶ原
千手ケ浜からハイブリッドバスに乗って、小田代ヶ原で下りた。シカ除けの回転扉から小田代ヶ原周回路の中に入る。しかし、周回路は途中で工事中の区間があり、そこまで行って引き返すことになる。木道の一部補修が行われているところで、先に歩いていた友人のご主人が、敷いてあるベニア板のところにキベリタテハが止まっていルのを知らせてくれた。慎重に近づいて撮るが、背景がどうにもならない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
梢に止まるキベリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 20.梢に止まるキベリタテハ 人が通ると飛び立って、周囲を旋回し、近くの梢の葉に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
キベリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.キベリタテハ開翅
しばらく待っていると、また、前のところに戻ってきて口吻を伸ばしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリタテハ
小田代ヶ原バス停にルリタテハがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
梢に止まるルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 23.梢に止まるルリタテハ
ローアングルで撮ろうと近づくと、飛び立ってしまい、キベリタテハと同じように近くの木に避難する。湯元、千手ケ浜、小田代ヶ原で蝶の写真を撮ったが、クジャクチョウ、キベリタテハ以外は、いつも撮っている蝶ばかりだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし


2014年8月15日

上高地 日帰り 穂高橋から河童橋、小梨平へ 8月1日


 途中で足を止めて写真を撮っていると、ひっきりなしに人が通る。路上に止まるシータテハ夏型を撮り逃がしたが、文句は言えない。
  バスの出発が朝早かったということで、車内でおにぎりが3個配られ、暑い緑茶のサービスもあり、これがとても旨かった。梅干し、鮭、塩昆布とも食べてしまった。さらに、おにぎりが出るとは思わなかったので、朝飯用にと思い、持ってきていたカレーパン(2個)も大正池で下車するまでに食べてしまった。午後1時を回り、昼飯の時間になったが、結局、昼飯は食べないで、午後2時ごろに、五千尺ホテルのカフェで、これもツアーについていた券を利用して、ケーキとコーヒーで済ませた。ビールを一杯飲みたかったのだが、カフェにビールはなかった。

 河童橋の周りは人がいっぱいだった。簡単に、しかも日帰りでも上高地を訪れることができるのだから、当たり前だ。だから自分も来られる。
 河童橋を渡って、左岸に出て、ビジター・センターのある小梨平で30分ほど撮影した後、午後3時半が集合予定であるバス・センターへ向かった。

 オオイチモンジは望むべくもなかったが、この日の収穫は、ミヤマカラスアゲハが撮れたこと。それに、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリを、吊り尾根を背景に撮れたのもうれしかった。
  思いもかけず好天にも恵まれた。しかし、バスが上高地を出発するころは、まだ晴れてはいたものの、雲行きが怪しくなってきていた。

  諏訪SAで休憩した後、車内は眠る人も多く静かだったが、笹子トンネルを過ぎるころから、雷が鳴り、続いて強い雨が降ってきた。大月のあたりでは豪雨になった。この雨の影響だろうが、西丹沢のキャンプ場で、テントを張っていた4WD車専用のキャンプ地がある中州から、危険と思い、川を渡って川岸へ戻ろうとした自家用車が鉄砲水に流されて、3人の人が亡くなられたという事故があったことをニュースで知った。

ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.ウラギンヒョウモン
穂高橋から梓川右岸の小道を河童橋に向け歩きはじめる。そこへ、ウラギンヒョウモンが飛来して、下草に止まった。なにか弱々しく葉の裏側に身をひそめようとする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/350秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
梓川とコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 26.梓川とコチャバネセセリ
ヨツバヒヨドリの花には、いろいろな蝶が吸蜜に来る。右のほうに田代橋が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ミヤマカラスアゲハ -1
ウェストン・レリーフの少し手前に建つホテルの敷地に何やら黒いアゲハが飛んでいた。緑色の金属光沢が美しい、ミヤマカラスアゲハの♂だ。どこかに止まってくれないかとじっと待っていると、そこに咲いていたシナノナデシコに近づき、吸蜜を始めた。連写で数ショットを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 28.ミヤマカラスアゲハ -2
以下、ミヤマカラスアゲハは、すべて同じ個体の写真である。これは夏型で、春型に比べて大きく、後翅裏面の白帯は目立たない。シナノナデシコは高さが30cm位しかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
29.ミヤマカラスアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。 29.ミヤマカラスアゲハ -3
ほとんど傷のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -4;クリックすると大きな写真になります。 30.ミヤマカラスアゲハ -4
少し位置を変えてくれた。表翅を全開して見せてくれた。今日の成果の一つである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウェストン・レリーフ;クリックすると大きな写真になります。 31.ウェストン・レリーフ
三度にわたり、日本に長期滞在をしたイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンは、日本アルプスなどの山および当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家である。このレリーフは1937年(昭和12年)8月に設置された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/85秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川右岸の林道;クリックすると大きな写真になります。 32.梓川右岸の林道
六百山(2,470m)を眺めながら歩く林道は木漏れ日がそそぎ、すがすがしい。穂高の名声に隠れがちであるが、この梓川左岸の六百山、その右側に続く八衛門沢、霞沢岳は、捨てがたい魅力があるという。霞沢岳には徳本峠から尾根を上る登山道が通じている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラヒカゲ
これもきれいな個体だった。昨年8月28日に来たときは、数は多かったが、擦れた個体がほとんどだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
34.アカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 34.アカタテハ -1
ヨツバヒヨドリの咲くところには必ず何かがいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
35.アカタテハ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 35.アカタテハ -2 開翅
都会でも良く見る蝶である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
36.アカタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。 36.アカタテハ -3
HS50の広角側で背景を入れて撮った。露出補正なしでとると、ヨツバヒヨドリなど白い花は飛んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ 37.ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ
ミドリヒョウモンンもほとんどがきれいな個体である。D5300+NIKKOR18-140mm のマルチパターン測光で撮ると少しアンダー気味に撮れる傾向を感じていたが、ヨツバヒヨドリの花も白トビしていない。適正露出と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
清水川;クリックすると大きな写真になります。 38.清水川
河童橋を左岸へ渡って、ビジター・センターがある。小梨平に入るところに清水橋があり、湧き水が渦を作る清水川という清流が流れている。陽の光に水草の緑が映えて美しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/120秒 7mm ISO400 ) 露出補正 なし
39.コヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 39.コヒョウモン
小梨平のビジタ?・センターの裏にクガイソウ、ヨツバヒヨドリが咲いていた。今日はコヒョウモンの写真を撮りたいと思ってきているが、見かけはするものの、よい写真が撮れなかった。ここにはコヒョウモンが他のヒョウモンチョウに混じって多く飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
トリカブト;クリックすると大きな写真になります。 40.トリカブト
これはヤチトリカブト(谷地鳥兜)というらしい。ご存じのとおり、全草に猛毒を含む。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチンだそうだ。きれいな花だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 41.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1
コヒョウモンは、赤城山にいたヒョウモンチョウと良く似ている。前翅表の内縁後角側の2つの黒い紋が、コヒョウモンではつながるので区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 42.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2
後翅裏面外縁の薄紫色の帯の形状でもヒョウモンチョウと区別ができる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 43.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3
気に入った写真が撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンモンガ;クリックすると大きな写真になります。 44.キンモンガ
蝶に見紛うようなきれいな蛾でキンモンガという。昼行性だが薄暗い林などでヒラヒラ飛び、花の蜜を吸うことが多いようだが、ここは陽光降りそそぐところでヨツバヒヨドリで吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 45.ウラギンヒョウモン
上高地では今の時期、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが圧倒的に多く、ウラギンヒョウモンは少なかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 46.ミドリヒョウモン ♀ -1
今日見てきたミドリヒョウモンはすべて♂だったが、ここで♀に出会った。バランスの良い構図で撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 47.ミドリヒョウモン ♀ -2
おそらく今日、羽化してきた個体だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 57mm ISO200 ) 露出補正 なし
オウラギンスジヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります。 48.オオウラギンスジヒョウモン ♀
はじめ、ミドリヒョウモンの♀かと思っていたが、後で調べてみると、前翅表側の内縁後角の黒い紋の位置から、オオウラギンスジヒョウモンと判別できた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 103mm ISO1250 ) 露出補正 なし
コヒョウモン 斑紋異常?;クリックすると大きな写真になります。 49.コヒョウモン 斑紋異常?
前翅表の斑紋に何か違和感があった。そのわけは黒い紋が大きく、特に内縁の内側の二つの黒い紋が繋がってしまっている。しかし、この程度はそう珍しくはないようで、結論は斑紋異常ではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
河童橋;クリックすると大きな写真になります。 50.河童橋
はとバスのサービスでいただいたチケットで、コーヒー・ケーキ・セットを五千尺ホテルのCafeで楽しんで、そろそろ、バス・センターに戻ることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
雲行き怪しく;クリックすると大きな写真になります。 51.雲行き怪しく
午後3時、吊り尾根を振り返ると、雲がかかってきていた。午後、遅くには雨が降るという天気予報は当たっているようだ。しかし、今日はラッキーだった。半分あきらめていたのに、写真を撮っている間はづっと晴れていたのだから。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/900秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年5月26日

日産スタヂアム フリー・マーケット と 新横浜公園 5月11日


 娘の勤務先の友人のお誘いで、ここ2~3回、続けて横浜日産スタヂアムで開催される大がかりなフリー・マーケットに出店している。かみさんはみんなのお弁当を作って届けている。幸い、好評のようだ。今回はマイカーで会場までそのお弁当を運んだ。フリー・マーケットのフリーは"自由"ではなく、"蚤"だそうで、言ってみれば蚤の市である。日産スタヂアムの周囲を取り囲むように車を乗り入れて出店し、その数はとても多く、想像以上だった。あちこち見て歩いたが、衣料品などは1品100円で売られているところが多い。飲食店も数多く出ていて、家族ずれの来場者でにぎわっていた。
  しばらく娘たちが出店したところにいたが、予定通り、私は途中で抜け出して、隣の新横浜公園へ回った。何か蝶はいないかと歩いてみたが、蝶の姿はほとんど見ない。昨秋、カバマダラがいたあたりへ行ったところ、栽培された花でアカタテハが吸蜜していた。新横浜公園は鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねている。鶴見川の増水時には治水施設である遊水地となる。そのため、周囲には土手があるが、その土手にツメクサやハルジオンが多く咲いていて、モンキチョウが飛び回っていた。
 1時間ほど新横浜公園を歩いて、再びフリー・マーケットに戻った。まだまだ、人出は多く、娘たちの店も結構繁盛しているようだ。私は椅子を与えられて、かみさん手製の弁当を食べた。

1.フリー・マーケット会場
フリー・マーケットは日産スタジアムのほぼ全周にわたっている。娘たちは、スタジアムへのメインの入り口となる東ゲートに陣取っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 5.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
フリー・マーケット会場;クリックすると大きな写真になります。
2.いろいろな商品
娘の友人が出品していた"ぬいぐるみ"に子供たちが興味深々。出品者に聞いてみたら、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーなどのクレーン・ゲームでつり上げてゲットしたプライズだそうだ。元手がいくらかかっていることやら。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
いろいろな商品;クリックすると大きな写真になります。
3.値段の交渉
出品者は不要になったものを店に並べる。お客さんは気に入ったものがあると、値段の交渉に入る。リサイクル・ショップだ。そのやり取りが楽しいらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
値段の交渉;クリックすると大きな写真になります。
4.東ゲート階段下
東ゲートへ上がる階段の手前は広くなっている。ここのも多くの店が出ている。飲食店もにぎわっていくるころだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 20.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
東ゲート階段下;クリックすると大きな写真になります。
5.アカバナユウゲショウ
11時半、フリー・マーケット会場を離れ、お隣の新横浜公園へ行く。さすが日曜日なので人が多い。テニスをする人、ローラー・ボードを楽しむ若者、ドッグランで愛犬を遊ばせるご夫婦などなど、にぎやかだ。新横浜公園の奥に流れる鶴見川のほうへ歩く。道端に小さなかわいい花が咲いていた。家に戻って調べてみると、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)というらしい。和名の由来は午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 10.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります。
6.ニワゼキショウ
アカバナユウゲショウと同じところに咲いていた。名前がわからなかったが、n-shuhei さんのブログで解った。漢字では庭石菖と描く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 16.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
ニワゼキショウ;クリックすると大きな写真になります。
7.アカタテハ
昨秋、フジバカマが咲いていて、カバマダラが来ていたところへ行ってみた。栽培されたセキチクと思われる花にアカタテハが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。
8.モンキチョウ
フジバカマが咲いていた後ろは鶴見川多目的遊水地としての堤防の土手になっている。ツメクサが咲き、ハルジオンも咲いていた。このモンキチョウは黄色いが♀のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/420秒 76.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。
9.モンキチョウ♂
ハルジオンが咲き、ツメクサが咲く土手の草原で。この日の蝶は、このモンキチョウとアカタテハ以外はヤマトシジミくらいしか見られなかった。こんなに良い天気なのに。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。
10.ヘラオオバコ
漢字では箆大葉子と書く。鶴見川の堤にたくさん咲いていた。背の高いつくしのようだ。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物で穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていくという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヘラオオバコ;クリックすると大きな写真になります。
11.鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む
堤防の上から新横浜公園、そしてその向こうに日産スタヂアムを望む。この中が鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む;クリックすると大きな写真になります。
12.再びフリー・マーケット会場へ
時間は1時20分前。食べ物、飲み物の模擬店も繁盛していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びフリー・マーケット会場へ;クリックすると大きな写真になります。
13.日韓ワールドカップ
2002 FIFA World Cup では、ここ日産スタヂアムで決勝のドイツ?ブラジル戦が行われた。東ゲートにはその記念モニュメントがあった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1100秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
日韓ワールドカップ;クリックすると大きな写真になります。
14.噴水で水遊び
この日は良い天気で気温も上がった。東ゲート下に噴水が出るところがあるが、子供たちが楽しそうにはしゃいでいた。まだまだフリー・マーケットは続くが、私たちはごご2時過ぎに娘たちを残して引き揚げた。さて、どれくらいの売り上げがあったのやら?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 59.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
噴水で水遊び;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月21日

山下公園 11月16日


  この日は秋晴れの暖かい日だった。横浜に用事があったのと、来月10日に予定している小学校のクラス会で食事をするところの試食を兼ねて、山下公園まで行ってみることにした。
 土曜日なので家族連れなど人出が多い。山下公園通りの銀杏が黄色くなっていた。今年は色づくのが少し早いのかもしれない。明日は、この山下公園をスタート、ゴールとする横浜国際女子マラソンが行われるようだ。
  とても暖かい日だったので、山下公園の花壇に咲く花には、蝶たちが来ていた。スナップ用のコンデジしか持って行っていなかったが、しばらくの間、蝶撮りを楽しんだ。

1.山下公園通りの銀杏
大桟橋の入り口でバスを降りて歩く。山下公園通りはその名の通り山下公園に沿っている。左手に山下公園と海を見て、元町方面へ向かう。南側にはマリンタワー、ホテル・ニュー・グランドなどもある。この山下公園通り沿いに植えられた銀杏は見事だ。逆光となる日光を浴びて輝いていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
山下公園通りの銀杏;クリックすると大きな写真になります。
2.第5回横浜国際女子マラソン前日
明日は第5回横浜国際女子マラソン大会が行われるようだ。ここ山下公園がそのスタート地点とゴール地点になるらしい。すでのその準備がされている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
第5回横浜国際女子マラソン前日;クリックすると大きな写真になります。
3.横浜港
山下公園から横浜港を眺める。とても気持ちが良い。ROYAL WINGという船が大桟橋を離れ、ベイ・ブリッジへ向かって進む。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜港;クリックすると大きな写真になります。
4.花壇
山下公園の芝生の花壇には、きれいな花が咲いていた。海沿いのプロムナードと芝生の間は、あすの横浜国際女子マラソンのためか、白いフェンスが置かれている。フェンス越しには氷川丸が見え、左手奥にはベイ・ブリッジが見える。アカタテハが吸蜜に来ていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
花壇;クリックすると大きな写真になります。
5.「赤い靴をはいてた女の子の像」
「赤い靴」は1922年(大正11年)、野口雨情作詞・本居長世作曲で発表された童謡である。1979年、ここ山下公園に「赤い靴はいてた女の子の像』」が作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(のち赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されたそうだ。また同会は、この像のミニチュア版を1982年に横浜駅に寄贈、当初は同駅南口に設置されていたが、2010年12月に同駅自由通路に移設され、人々の待ち合わせ場所に利用されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「赤い靴をはいてた女の子の像」;クリックすると大きな写真になります。
6.ガス灯
そろそろ食事にしようと山下公園中央口の、信号のある横断歩道を、反対側へ渡る。信号待ちの間に光を浴びて輝く銀杏とガス灯を撮った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/30秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +1.0段
ガス灯;クリックすると大きな写真になります。
7.銀杏並木
通りを渡った反対側から見た銀杏並木は、午後の日をいっぱいに浴びて輝く。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
8.戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド
「幸せな一皿 洋食のtake」という店で食事をした。来月10日に私が幹事で小学校のクラス会を行うが、そこで昼食を予定している。ちょっと試食をしておこうと寄ったが、店の感じも良く、ランチメニューもなかなか良い味だった。お店の人たちも感じが良い。食事を終え、再び山下公園に戻る。右側に見えるレンガ造りの建物は創価学会の戸田平和記念館、その奥にホテル・ニュー・グランドが見える。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド;クリックすると大きな写真になります。
9.「水の守護神」
山下公園中央口からまっすぐ山下公園に入ってくると噴水がある。その噴水の中央に横浜市と姉妹都市を結んでいるアメリカ・サンディエゴ市から贈られたという「水の守護神」の像が立っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
「水の守護神」;クリックすると大きな写真になります。
10.氷川丸とカモメ
相変わらずの写真で恐縮である。氷川丸のとも綱にカモメが止まっている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
氷川丸とカモメ;クリックすると大きな写真になります。
11.銀杏の樹
山下公園中央口あたりの銀杏の樹は特に立派だ。まだ、少し青味が残っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏の樹;クリックすると大きな写真になります。
12.横浜国際女子マラソン中継クルー
明日の第5回横浜国際女子マラソンのため、山下公園内の各所に大きなTV用カメラが設置され、リハーサルが行われていた。ここはゴール地点のカメラのようだ。なお、次の日、優勝したのはロンドン五輪9位の マヨロワ(ロシア)で、タイムは 2時間25分55秒だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜国際女子マラソン中継クルー;クリックすると大きな写真になります。
13.キタテハ
さっきはこの花壇でアカタテハが吸蜜していた。少し撮ってみようと、花壇の蝶の影を探す。まず、キタテハがいた。この個体は、夏型と秋型の中間のような装いだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。
14.キタテハと山下公園
これは秋型らしいキタテハ。キタテハをAF枠の中央に置いてシャッター・ボタンを半押し、そのままカメラを上に向けて、氷川丸やベイ・ブリッジを入れようと試みた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハと山下公園;クリックすると大きな写真になります。
15.アカタテハ
この花壇では、キタテハ、ヒメアカタテハ、アカタテハがいた。ヤマトシジミもいる。アカタテハが花壇に踏み込まないで撮れるところで吸蜜を始めた。せっかく、きれいな個体だったのにマクロにしないで撮り、ピントが甘くなってしまって、このアカタテハにすまなかった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135?938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135?723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135?518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135?26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135?38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段


2013年7月29日

箱根仙石原湿原の蝶たち -2 (ミヤマカラスシジミほか) 7月18日


 今回は、箱根では珍しいとされるミヤマカラスシジミを比較的多く見ることができた。すでに擦れた個体も多い。そのほかでは、ここでは初めて見るアサマイチモンジや、アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハなどのお馴染みの蝶が元気だった。
 湿性花園を三周り位しただろうか、そろそろ引き上げようと思ったのは12時半ごろだった。喫茶室で入場者50円引きのソフトクリームを食べていると、テラスに植えられているブッドリアの花にツマグロヒョウモンやぼろぼろのカラスアゲハがやってきた。
 1時少し前に湿性花園を後にして、来た道を辿った。途中足柄S.A.で一休みし、自宅に戻ったのは3時だった。東名を使うと箱根は近い。

アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります。 32.アサマイチモンジ
池の傍の葉の上に止まった。イチモンジチョウかと思ったが、アサマイチモンジだ。ちょっと離れていたのでP90で撮ったが、開翅場面はピントを外してしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO333 ) 露出補正 なし
草原に舞うアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 33.草原に舞うアカタテハ
湿原植生復元区を、オオウラギンスジヒョウモンに混じってアカタテハが飛び、オカトラノオで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO94 ) 露出補正 なし
オカトラノオで吸蜜するアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 34.オカトラノオで吸蜜するアカタテハ
背景を映しこみたいと思うが、離れているので近寄って広角で撮ることができない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハはカセンソウで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 36.キタテハ
キタテハの夏型はまだ擦れていなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 37.喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン
ブッドレアの花に今年はまだ見ることが少ないツマグロヒョウモン♀が吸蜜に来ていた。花の名はフサフジウツギだそうだが、属名の(Buddleja)から、ブッドレアと呼ばれることが多いそうだ。それにしてもウツギ(空木)と名の付く花が多いのに驚く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 -0.3段
ヒツジグサ;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒツジグサ
箱根湿性花園のほぼ中央にある池ではヒツジグサの白い小さな花が咲いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
エンビセンノウ;クリックすると大きな写真になります。 39.エンビセンノウ
散策路の脇に見たこともない花が咲いていた。案内板にはエンビセンノウと記されていて、箱根には無いと説明されていた。絶滅危惧lB類(EN)だそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
白土信子さんが書かれた「蝶とあるく箱根」には、ミヤマカラスシジミは神奈川県では、丹沢と箱根の山地にだけ見られる貴重な蝶であると記されている。しかし、ここ湿性花園ではこの時期、しばしば見ることができる。ミドリシジミに交じってノリウツギの花で吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 41.チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ
散策路の脇に咲くチダケサシの花でも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 42.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1
この日は、比較的多くのミヤマカラスシジミを観察することができた。環境が保護されているのだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 43.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2
そろそろ切り上げようと思い、最後にもう一度ノリウツギの咲くところへ行ってみると、また、ミヤマカラスシジミがいた。葉の陰にいたので思い切ってプラス補正をして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 59.9mm ISO302 ) 露出補正 +1.0段


2012年11月11日

都会のアカタテハ 10月26日


 10月25日?28日、全日本学生卓球選手権個人戦が関内の横浜文化体育館で行われ、10月26日には後輩が出場するので応援に出かけた。朝日大学の選手との1回戦は 3対0 で快勝した。
 この日は暖かくてよい天気だった。応援・観戦を終えて、体育館の外へ出てくると、体育館の入り口付近に植えられた黄色い花にアカタテハが来ていた。羽化したてなのだろうか、素晴らしくきれいな個体だった。アカタテハはこの時期、また、越冬後の春先の暖かい日に街なかでよく見かけることがある。

アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -1;クリックすると大きな写真になります 1.アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -1
横浜文化体育館の入り口付近に黄色い花が植えられていた。アカタテハが花から花へと飛んでいる。前に見えるのは体育館の駐車場への道で、その向こうの賑やかな通りを右へ行くとJR関内駅南口だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -2;クリックすると大きな写真になります 2.アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -2
翅表がよく見えるようにと上から押さえつけるように撮った。アカタテハは成虫で越冬するが、この個体はこの時期に羽化したのだろうか。全く擦れがなく美しい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし

2012年7月29日

能古島の蝶 7月8日


 能古島のアイランドパークには、蝶が飛んでいた。関東でも良く見かけるいわば普通種ばかりだが、2?3mの高さの木に咲く紫色の花に、いろいろな蝶が訪れていた。その花の名前が解からなくて、インターネットの「この花の名は?掲示板」でお尋ねしてみたところ、タイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。

黒いベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.黒いベニシジミ
花壇の花に翅表が黒くなったベニシジミがいた。舞岡公園で見るものより、さらに黒い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 2.タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン
アイランドパークの道を海に向かうと、何か所かに青紫色の花が咲く、小さな木があった。この時は何という花か解からなかったが、前述した通り、「この花の名は?掲示板」でタイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。私の背丈より高いところに花が咲いているので、青空をバックに撮ることになる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.アオスジアゲハ
元気に飛び回っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメアカタテハ
さらに海に近いレストランの玄関先に咲いていたタイワンニンジンボクにはヒメアカタテハが来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン
この蝶はすっかり何処にでもいる蝶になってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 150mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.アカタテハ
ヒメアカタテハかと思ったら、アカタテハだった。この蝶も北海道から沖縄まで、分布域が広い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
アゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アゲハ
アゲハは何頭かがタイワンニンジンボクを訪れた。黒いアゲハ達は姿を見せない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります   8.ウラナミシジミ
関東近郊では、秋になると多くみられるようになるが、7月にはまず、見ることができない。この時期にウラナミシジミが見られるというのは、九州という温暖な地だからだろう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.イチモンジセセリ
この蝶も各地でみられる普通種である。関東では秋に多くなる。このほか、ここアイランドパークではヤマトシジミなども見かけたが、撮った蝶は、すべて舞岡公園にもいる種であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング


2012年4月12日

ギフチョウ はばたく 4月9日


 今年の春はなかなかやってこなかった。桜の開花も1週間は遅い。例年通り、いつものところへギフチョウの写真を撮りに行きたいと思っていたが、その時期が難しかった。前の週からTVで報じられる天気予報を見ていると、4月9日は快晴で、気温も一気に20度まで上がるという。この日しかない。
 午前10時少し前、いつものように津久井湖の城山公園の駐車場に車を停め、昨日、電話で発生状況を伺った現地のSさんへのお土産を買った。10時半ごろ、相模原市緑区の目的地に到着した。もと小学校があったところの前の駐車場に車を停め、ポイントへと歩く。
 ポイントへの道筋には、スギタニルリシジミやテングチョウが飛んでいる。すると、早くもギフチョウが出迎えてくれた。幸先良く、このギフチョウの写真を撮り、ポイントへ着くと、そこにはすでに20名を超えるであろう愛好家の方々が待機されていた。
 梅も咲いている。桜はほんの少ししか咲いていない。ギフチョウが現れ、梅の花の周りを舞い始めると、カメラを抱えた人たちが、それを取り囲む。マナーに気をつけながらの位置取りが難しい。2時間近く撮影した。個体数はそれほど多くはなかったが、満足した。
 午後1時ごろ切り上げて、Sさんに挨拶し、帰路に着いた。帰りに近くにある立ち寄り湯「藤野やまなみ温泉」に寄って汗を流した。

津久井湖城山公園の桜;クリックすると大きな写真になります 1.津久井湖城山公園の桜
昨年、4月6日に来た時は桜が満開だった。今年はまだ、五分咲きというところ。平日ではあるが、花見客も多くない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
菜の花と桜 津久井湖城山公園;クリックすると大きな写真になります 2.菜の花と桜 津久井湖城山公園
菜の花が強い匂いを放っていた。満開である。しかし、桜はまだ咲き揃っておらず、インパクトが弱い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
オオイヌノフグリで吸蜜するスギタニルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.オオイヌノフグリで吸蜜するスギタニルリシジミ
一昨年までは、ギフチョウのポイントにあるSさんの家の庭に車を停めさせていただいていたが、昨年から、517号線沿いにある、もと小学校だったところの前の駐車場に車を停めている。さっそくSさんのお宅に向かって歩き始めた。今日は万一、ギフチョウの写真がとれなくとも、スギタニルリシジミの良い写真は撮りたいと思って来た。スギタニルリシジミは、なかなか止まってくれないが、路傍に咲いていたオオイヌノフグリの花で吸蜜を始めた。昨年は吸水中の写真しか撮れなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ギフチョウ現る;クリックすると大きな写真になります 4.ギフチョウ現る
スギタニルリシジミを撮り終えて歩き始めると、思いもかけず、ギフチョウが飛んできた。きれいな個体だ。オオイヌノフグリに止まった。ゆっくり近づいて、数カット撮る。ほかに撮影者がいなかったので、この被写体を独占できた。なんとも、あっさりと今年初のギフチョウに会うことができた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ギフチョウとオオイヌノフグリ;クリックすると大きな写真になります 5.ギフチョウとオオイヌノフグリ
オオイヌノフグリは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化したといわれている。路傍や畑の畦道などによく見られ、早春からコバルト色の花を咲かせる。良く似た花に日本原産種のイヌノフグリがあるが、花の色から、これはオオイヌノフグリだろう。イヌノフグリの名は、その果実の形から付けられたが、こんな可憐な花なのに「大犬の陰嚢」とは。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.テングチョウ
気温はぐんぐん上がって、テングチョウが活発に飛ぶ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
梅に飛来するギフチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.梅に飛来するギフチョウ
今年はまだ、梅の花が蕾さえ付けている。ギフチョウの飛来を待っていると、何処からともなくやってきて、梅の花にアプローチする。300mmくらいの望遠レンズを付けた一眼レフに一脚を付けた愛好家の方々が、円陣を作るようにそのギフチョウに集まる。このギフチョウは、左右の尾状突起が破損していた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 8.コツバメ
数人がカメラを向けているので、何がいるのだろうかと行ってみるとコツバメが葉先に止まっていた。人垣ができていて、残念ながら蝶に近づいて撮ることがでず、そのまま、飛び去ってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
スギタニルリシジミ集団吸水;クリックすると大きな写真になります 9.スギタニルリシジミ集団吸水
スギタニルリシジミが5頭、まとまって吸水をしていた。翅表を撮れればいいのだが、飛ぶ時以外、表を見ることはできない。翅表はルリシジミより深いブルーだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
梅の花とギフチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 10.梅の花とギフチョウ -1
これは写真7.と同じ個体である。だいぶ擦れてしまっているが、何日か前に羽化したのだろうか。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
梅の花とギフチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 11.梅の花とギフチョウ -2
これも写真7.10.と同じ個体である。トリミングして、後翅の破損部分を隠した。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
アセビを訪れるアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります 12.アセビを訪れるアカタテハ -1
小さな川の向こう側にアセビが咲いていた。何人かの人たちが何かを撮影している。アカタテハだった。一旦、花にストローを突っ込み、吸蜜を始めると、長くそこにいる。ここにギフチョウが来てくれれば良いのだが。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アセビを訪れるアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります 13.アセビを訪れるアカタテハ -2
写真12と同じ個体。少し離れて撮った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アセビで吸蜜するギフチョウ -1
;クリックすると大きな写真になります 14.アセビで吸蜜するギフチョウ -1
願いが届いたのか、ギフチョウがアセビの花を訪れてくれた。たまたま、私が立っていた所のすぐ前の花で吸蜜を始めた。きれいな個体である。何カットか撮影し、後ろの方に場所を譲った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アセビで吸蜜するギフチョウ -2
;クリックすると大きな写真になります 15.アセビで吸蜜するギフチョウ -2
写真14.のギフチョウが去って、しばらくして、別の個体がやってきた。ファインダーを透して見るギフチョウが美しい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アセビで吸蜜するギフチョウ -3;クリックすると大きな写真になります 16.アセビで吸蜜するギフチョウ -3
アセビでまずまずの写真を撮ることができた。そろそろ引き上げようかと思ったところへ、また、別の個体(多分)がやってきた。周りで人が動いても落ち着いて吸蜜してくれている。今日は、アセビに感謝しなくてはいけない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし
日光浴するギフチョウ;クリックすると大きな写真になります 17.日光浴するギフチョウ
さて、そろそろ引き上げようと、Sさんに別れを告げ、駐車場の方へ向かった。すると、途中の農家の脇で、ギフチョウに遭遇。ヒバの木だろうか、針葉樹の葉の上に止まり、日光浴を始めた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ギフチョウと桜;クリックすると大きな写真になります 18.ギフチョウと桜
さらに駐車場の方へ歩く。すると、また、ギフチョウが現れ、ちらほら咲き始めた桜の花で吸蜜を始めた。今日は、オオイヌノフグリに始まり、梅、アセビ、桜と様々な花に来るギフチョウを撮ることができ、ラッキーだった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ギフチョウの飛翔;クリックすると大きな写真になります 19.ギフチョウの飛翔
写真18.と同じ個体。桜の花で吸蜜しているところを連写で撮った。最後のカットがたまたま飛び立ったところになった。翅表を見せてくれている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
.「藤野やまなみ温泉」;クリックすると大きな写真になります 20.「藤野やまなみ温泉」
今日は気温が高く、蝶を追いかけていると汗をかく。近くにあるという立ち寄り湯「藤野やまなみ温泉」へ行って見ることにした。源泉を温めてはいるが、よい湯だった。平日だから、すいていた。近くの人で、毎日のように来ている人もいるらしい。ビールは飲めないが、とろろ蕎麦を一杯食べて、帰路に着いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2011年11月19日

湘南平 小出川の彼岸花 9月28日


 北イタリア旅行の記録がだらだらと長くなってしまい、最終章を終えたのは旅行後、2か月も経ってしまっていた。訪ねてくださった皆様には少々退屈されたのではないかと思う。
  後追いながら、その後の出来事を綴っていく。
 彼岸花は埼玉県日高市高麗の巾着田が有名で、バスツアーなどもあるが、なかなか行く機会がなかった。ところが、比較的近くの湘南平に彼岸花の咲くところがあるという。ネットで調べてみると藤沢市遠藤の小出川大黒橋と茅ヶ崎市芹沢の追出橋の間の小出川河畔に約3キロほどの彼岸花鑑賞散策コースがあることが分かった。9月28日、少し時期的に遅いかなと思いつつ、マイカーで出かけてみた。小出川と言うと立派な川を連想していたが、田んぼの中を流れる巾2?3mの小さな川で、せせらぎと言うほど、きれいな流れではない。しかし、彼岸花は看板に偽りなく、きれいに咲いていた。

彼岸花 マクロレンズで撮影;クリックすると大きな写真になります 1.彼岸花 マクロレンズで撮影
小出橋近くの駐車場に車を停め、まず下流の追出橋のほうへ歩き始める。彼岸花はまだまだ遅くはなく、これから咲く蕾も多くみられた。赤と緑の重なりがきれいだったのでマクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
白い彼岸花;クリックすると大きな写真になります 2.白い彼岸花
彼岸花は赤ばかりと思っていたら、白い彼岸花も咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
川沿いの彼岸花;クリックすると大きな写真になります 3.川沿いの彼岸花
密集した彼岸花の赤は見事である。まだまだ、蕾も多くあった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
畑の中の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 4.畑の中の彼岸花
小さな小出川の両側には畑が広がる。川の両側に彼岸花の群落がある。こんな小さな小出川だが、やがて相模川に注ぐ一級河川とのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
満開の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 5.満開の彼岸花
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名を曼珠沙華(マンジュシャゲ)という。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来するという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
彼岸花の蕾;クリックすると大きな写真になります 6.彼岸花の蕾
彼岸花は夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 - 7個前後の花が顔を出すという。この写真は包が破れて中から現れた蕾である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山;クリックすると大きな写真になります 7.大山
この日は天気がよく空気も澄んでいたので、伊勢原市の丹沢大山国定公園の大山が良く見えた。標高は1250m。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 8.キアゲハ
彼岸花にはアゲハ蝶の仲間が吸蜜に来る。この日は彼岸花に来たナガサキアゲハを撮りたいと思っていたが、ナガサキアゲハはおろか、他の黒いアゲハも見ることはなかった。飛んでいるアゲハやキアゲハは破損したものが多かったが、このキアゲハは尾状突起も無事だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ
ウラナミシジミが飛んできて、彼岸花の蕾に止まった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ(9.と同じ個体)
蕾に止まったウラナミシジミは、蕾の周りを歩き、やがて口吻を伸ばして吸汁を始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
小出川の流れ;クリックすると大きな写真になります 11.小出川の流れ
下流の追出橋まで行って、また、小出橋さらに大黒橋の方へ戻る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.アカタテハ
アカタテハも元気に飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.キアゲハ
この個体は実は右側の尾状突起がちぎれている。こんなときは、なるべく傷が隠れるような構図で撮っている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 14.アゲハチョウ
小出橋を過ぎて、しばらく行くと大黒橋があり、ここが彼岸花ルートの終点である。終点近くの彼岸花にアゲハチョウが訪れていた。このアゲハチョウも尾状突起をなくしていた。このあと、すぐ近くにある慶応義塾大学の湘南キャンパスの学食で昼食にしようと思い、ゲートの守衛さんにその旨断ったところ、「写真は撮らないでください。建物の中に入らないでください。」というご注意を受けて、広くて、美しいキャンパスの中に入った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年8月 6日

さわやかな箱根湿生花園 7月23日 2/2


 ノリウツギの周りでミドリシジミをしばらく撮った後、湿性花園の奥に拡がる仙石原湿原植生復元区へ行った。湿原には黄色いオグルマの花が咲いていて、蝶たちも訪れている。しかし、遊歩道から少し離れたところに咲いているので、カメラからはちょっと遠くなってしまう。
 そのあと、湿性花園の中を行ったり来たりして、ほぼ目的を達したので、そろそろ切り上げようと、出口に向かった。出口近くに「やまゆり」という喫茶室があり、コーヒーを一杯飲んだ。時間は11時20分。その「やまゆり」の庭に咲いていたブッドリアの花に来ていた蝶達を撮って、切り上げることにした。午後2時前には自宅に帰ってきた。

湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 9.湿原に咲くオグルマに憩うキアゲハ
仙石原湿原植生復元区は広い湿原になってるが、遊歩道で歩けるところはほんのわずかである。湿原にはいくつかのオグルマの群落があり、それぞれの群落にキアゲハが舞う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4.5 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.オオウラギンスジヒョウモン♂
オオウラギンスジヒョウモンは多くみられた。すでに破損が著しい♂もいる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 11.オオウラギンスジヒョウモン♀
再びミドリシジミが群がるノリウツギに戻ってきた。きれいな個体のオオウラギンスジヒョウモン♀がノリウツギの花で吸蜜していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/1250秒 105mm ISO400)露出補正 なし
 トリミング
ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
この遊歩道の奥に、ミドリシジミの食樹であるハンノキが生えている。時間は10時半過ぎ、この時間はいろいろな花で吸蜜をするようだ。白い花に引っ張られて、ミドリシジミが暗くなってしまうのではと思い+1.0の補正をした。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F4 1/250秒 6.1mm ISOオート)露出補正 +1.0段
マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.マクロで撮ったヒヨドリバナで吸蜜するミドリシジミ
前の写真と同じ個体である。マクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影(F4.5 1/3200秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ミドリシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ミドリシジミ♂
葉で静止するミドリシジミ。破れた前翅からメタリックグリーンが見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/800秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 15.ブッドリアの花とアカタテハ -1
コーヒーを一杯飲みたくなって、出口近くの「やまゆり」という喫茶室に入った。その店のテラスに何本かのブッドリアが植えられていて、花盛りだった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影(F4.5 1/2500秒 105mm ISO400)露出補正 なし
ブッドリアの花とアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 16.ブッドリアの花とアカタテハ -2
ブッドリアの花は虫が好きらしい。ここにはアカタテハ4頭ほど来ていた。オオスカシバのような蛾や、ハチたちも集まっている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/800秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 17.ブッドリアの花を訪れたオオウラギンスジヒョウモン♂
とてもきれいな個体だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/400秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります 18.モンキチョウ
翅が陽の光を浴びて、動体が透けて見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影( F4.5 1/1600秒 105mm ISO400 )露出補正 なし
エゾスジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 19.エゾスジグロシロチョウ
出口近くの植え込みで、スジグロシロチョウが飛んでいたので撮っておいた。家に戻ってモニターで見ると、どうもエゾスジグロシロチョウのようである。開翅した写真も撮っていたので、図鑑を引っ張り出して調べてみたが、間違いなさそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート )露出補正 -1.0段

2011年6月21日

今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日


 再び舞岡公園へ出かけた。やっとゼフィィルスに会うことができた。この日はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。そのほかにも、舞岡公園では今までなかなかいい写真が撮れなかったテングチョウもなんとか撮った。
 今日は、遠近両用メガネを着用し、メガネを付けたまま一眼レフのファインダーを覗き、コンデジのバリアングルで撮るときもそのままでモニターを見るということにチャレンジしてみた。結果はまあまあで、なんとか旨く行きそうである。今までは、コンデジで撮りたい被写体が現れたときには、ポケットからコンデジを取り出し、老眼鏡を取り出して掛けてからであったが、コンデジを取り出すだけで済む。

ミズイロオナガシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ミズイロオナガシジミ
今シーズンの舞岡公園ゼフィィルス第1号はミズイロオナガシジミだった。いつもの栗林に入ったところ、このミズイロオナガシジミが舞い降りてきた。羽化したてのようである。ところが止まった位置が悪く、旨く構図が撮れない。2、3枚シャッターを切って、コンデジで撮ろうとしたところ、先着の同好の方から、「ゼフを探してますか」と声をかけていただいた。「はい」というと「ウラナミアカがいますよ」とのこと。優先順位はウラナミアカのほうが高いので、ミズイロオナガはそのままにして、そちらへ移動した。ウラナミアカを撮って、元のところに戻ってきたが、ミズイロオナガは姿を消していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラナミアカシジミ -1
呼んでいただいたところへ行ってみると、ウラナミアカシジミが止まっていた。ちょうど眼の高さに居て、撮り易い。ただ葉影に入り込んでいて、暗い。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミアカシジミ -2
そうこうするうちに、飛び立った。だが、すぐ近くに止まってくれた。今度は陽の当る所に出てきたが、残念ながら逆光になる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラゴマダラシジミ
時間とともに、同好者の数が増えてきた。5?6人は居られただろうか。それだけゼフを探す眼が増えることになる。今度は「ウラゴマダラがいますよ」と声がかかった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
栗林から降りてきて、古民家のあるほうへ歩いて行くとテングチョウが路上に止まっては飛び、止まっては飛んでいる。少し落ち着くのを待って、D300で撮ったあと、PowerShot A640 のバリアングルファインダーで撮った。遠近両用メガネが効果的だった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm )  露出補正 なし
トリミング
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.アカボシゴマダラ
ツマグロヒョウモンが全く見られないのが心配だが、アカボシゴマダラは元気だった。この日も何頭も見かけた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
アカボシゴマダラ 産卵;クリックすると大きな写真になります 7.アカボシゴマダラ 産卵
エノキの幼木の葉にアカボシゴマダラが産卵しようとしていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ゴマダラチョウ
昨年まではほとんど会えなかったゴマダラチョウに今年は何回か会った。食樹がアカボシゴマダラと競合するので、アカボシゴマダラに圧倒されているのかと思っていたが、今年はゴマダラチョウも頑張っている。ぜひ、共存していって欲しいと思う。ゴマダラチョウを応援したい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
トリミング
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 9.アカタテハ
これは越冬したアカタテハだろうか。しかし、その年の成虫も5月下旬ごろから発生するというので、今年生まれかもしれない。ただ、破損もあり新鮮ではなかった。この花はエゴの木だろうか?

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
新鮮なルリシジミが発生している。下草を飛び回るだけでなくセフィルスのように木々の間を飛び回るので、「何だろうと」と思って見ることがある。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ第二化;クリックすると大きな写真になります 11.ベニシジミ第二化
春一番に出てくるオレンジの部分が多いベニシジミに比べ、黒が濃くなった新鮮なベニシジミが飛び始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります 12.コジャノメ
ちょっと擦れているがコジャノメがいた。5月に台北郊外の陽明山で撮ったコジャノメとだいぶ感じが違っていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし


2011年5月29日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その2


 大屯山車道を途中の休憩所まで登って行ったが、一向に変化がない。先に歩いていたこの国のどこかの大学の研究員と思える補虫網を持った女性が下ってきたので、「どうですか?」と訊ねてみたら、指を1本立てて「1匹だけ」との返事。決して採集しているわけでなく、アサギマダラのマーキングをしているようだった。
 私の同行者3名をその休憩所で休んでいてもらって、少し歩いてみたが成果は無かったので、バス停へ戻ることにした。

;">ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 14.ウラフチベニシジミ♀ -1
先を歩いているかみさんが「翅を開いているわよ」と呼んでいる。行ってみるとウラフチベニシジミの♀がシシウドの花で吸蜜し、開翅していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 15.ウラフチベニシジミ♀ -2
写真14.と同じ個体である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 16.ウラフチベニシジミ -3
これも写真14.と同じ個体。再び開翅してくれるのを待ったが、だめだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
大屯山主峰;クリックすると大きな写真になります 17.大屯山主峰
途中より大屯山主峰(海抜1092m)を眺める。大屯山車道は頂上を迂回して、向こう側へ通じている。左側山肌に筋(くぼみ)が見えるが、これは頂上直登山道である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 18.アカタテハ
二子坪バス停まで戻ってきた。バス停の手間にアザミの花が咲いていて、何かいるようだったので行ってみるとアカタテハだった。日本にもいるアカタテハである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2009年10月19日

伊豆・箱根 2泊3日

 10月13日?15日 2泊3日のドライブに出かけた。年に1?2度出かける伊豆方面だが、今回は、紅葉シーズン前で、しかも3連休の後なので比較的すいていたようだ。ただ、東名高速が集中工事とやらで、東京-沼津間の半分以上のところで1車線減線されていて、50km制限の表示が出ていた。その代り、沼津インターから伊豆へ向かう道(伊豆縦貫道)が部分開通していて、沼津市内を通らずに伊豆中央道に出られたので、時間を稼げた。修善寺から戸田へぬけ、戸田港にある、いつも立ち寄る「丸吉食堂」に12時半に着いた。1泊目は下田の手前の蓮台寺温泉、2泊目は箱根の強羅に宿をとった。
1.達磨山から
修善寺の先から右へ、西伊豆スカイラインに入ると達磨山の展望台に出る。ここからは駿河湾越えの富士山を眺めることができる。優しい山容だが、雄大だ。まだ冠雪はない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/320秒 28.8mm ISOオート )
達磨山から:クリックすると大きな写真になります
2.戸田峠
さらに進むと戸田峠に出る。ここから戸田港へ下る。ごぜ地蔵の肩越しに戸田港を撮った。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/205秒 20.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
戸田峠:クリックすると大きな写真になります
3.深海魚
深海魚がブームだそうで、築地市場で高値で取引されるという。戸田の前に広がる駿河湾は水深が2,500mにもなるところがあり、深海魚が水揚げされる。「丸吉食堂」にはこの日も雑誌社の記者が取材に来ていた。戸田はタカアシガニとともに、深海魚で有名になりつつある。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/53秒 7.3mm ISOオート ) シンクロ 露出補正 -0.3
深海魚:クリックすると大きな写真になります
4.戸田港
「丸吉食堂」を出て、少し土肥方面へ行ったところに富士山のビュー・ポイントがある。左に見える御浜岬にある諸口神社の赤い鳥居がアクセントになる。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/260秒 15.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
戸田港:クリックすると大きな写真になります
5.中伊豆ワイナリー
13日、蓮台寺温泉は2年前に改装された「花月亭」に泊まった。案内された2階の部屋からは庭の眺めが良く、池には夫婦のカモがいた。夕食はアワビ、サザエ、海老など食べきれないほどの海の幸が出され、量だけでなく、味も良かった。次の日は、宿を出て下田の町で干物などをお土産に買い込んだ後、河津から天城峠越えをした。修善寺温泉から少し上ったところに「中伊豆ワイナリー」というところがあり、ワイン用の葡萄を栽培し、ワインを造っている。そこで昼食となった。葡萄の収穫はほとんど終わっていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/270秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
中伊豆ワイナリー:クリックすると大きな写真になります
6.メルロー種
ボルドーワインの品種として有名なメルローが栽培されていた。しかし、これくらいの量では多くのワインは造れないだろうなと、人ごとながら心配になった。ここで造られている国産ワインコンクールで金賞や銀賞を獲っている「志田」ブランドのワインは、都会で見かけたことがない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/234秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
メルロー種:クリックすると大きな写真になります
7.山茶花の花とアカタテハ
「中伊豆ワイナリー」の駐車場の脇に山茶花の木が植えられているが、その花にアカタテハが来ていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 110.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
山茶花の花とアカタテハ:クリックすると大きな写真になります
8.アカタテハの飛翔
広角撮りをしようと山茶花の花で吸蜜中のアカタテハに近づいたが、蝶が陰になってしまう。内臓フラッシュをはね上げてシャッターを押したとたんに飛び上ったらしい。偶然のショットである。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1200秒 4.6mm ISOオート ) シンクロ 露出補正 -0.3
アカタテハの飛翔:クリックすると大きな写真になります
9.仙石原のすすき
14日の夜はラフォーレ強羅に泊まった。夕食はフレンチである。美味しかった。次の日は、まず仙石原のすすきを見に行った。昨夜は雷雨だったので、大丈夫かと心配したが、すすきはきれいだった。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/346秒 11.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
仙石原のすすき:クリックすると大きな写真になります
10.すすきの群れ
ここ仙石原はススキが一面に広がっている。しかし、遠くから撮るとゴミのようになってしまう。多くの観光客が訪れていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/466秒 13.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
すすきの群れ:クリックすると大きな写真になります
11.箱根神社
いつもそばを通り、赤い鳥居を眺めているがお参りしたことのない箱根神社を参拝した。社は階段を上がったところにあるが、上に上がっても芦ノ湖は眺められない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/70秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
箱根神社:クリックすると大きな写真になります
12.箱根峠
箱根峠の道の駅に寄り、芦ノ湖を眺めた。左側にロープウェイがかかる駒ケ岳、その下に箱根園ゴルフ場が広がる。右側の山は屏風山。このあと芦ノ湖スカイラインを通り、御殿場に出たが、あいにくその途中にある三国峠からの富士山は雲に隠れ、見ることができなかった。御殿場でプレミアム・アウトレットに寄って、その中にある「沼津・魚がし」で回転ずしを食べたが、これがうまかった。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
箱根峠:クリックすると大きな写真になります

2009年9月 1日

信州 高ボッチと八島ヶ原湿原 その1

 8月25日 信州へ、高原の蝶を撮りに行った。国道20号線の岡谷、塩尻の間にある塩尻峠から9km登ったところにある「高ボッチ高原」は標高約1600mの高原である。「ボッチ」はアイヌ語で「巨大な高原」の意といわれ、また、この地の方言では、峰の最高所、凸型の地点をさすらしい。観光地としてはあまり開発されておらず、道は狭い。
 朝6時にマイカーで自宅を出発し、高ボッチの第一駐車場に着いたのが9時半を少しまわったところだった。8月中旬には観光草競馬が行われる。そのためか駐車場は広い。その後第二駐車場へ移動し、かすんでよく見えない北アルプス連峰を眺め、高ボッチの頂上まで行き、諏訪湖を眺めたりした。
 11時半には高ボッチを後にし、今日のもうひとつの目的地である。八島ヶ原湿原に向った。
ミドリヒョウモン 高原の蝶:クリックすると大きな写真になります 1.ミドリヒョウモン 高原の蝶
高ボッチの第一駐車場は草競馬場のすぐ近くにある。その第一駐車場に車を止めて、草競馬場へ行ってみた。フィールドにはマルハダケブキが沢山咲いていた。ジャノメチョウやヒョウモンが飛ぶ。マルバダケブキに来たミドリヒョウモンを青空を入れて撮った。まさしく高原の蝶の代表である。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
ウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 2.ウラギンヒョウモン
同じく、草競馬場でマルバダケブキで吸密するウラギンヒョウモン。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
北アルプスの展望:クリックすると大きな写真になります 3.北アルプスの展望
第二駐車場は第一駐車場から500mほど先にある。そこからは松本市街を挟んで北アルプスを展望できる。残念ながら雲があって、ほんのわずかしか峰が見えない。

Nikon D300 NIKKOR 28mm-105mm
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 78mm 露出補正 -0.3段
  PLフィルター使用 アクティブD-ライティング標準
アカタテハ:クリックすると大きな写真になります 4.アカタテハ
車に乗って次の目的地へ向おうとして運転席に座ったところ、目の前のアザミにアカタテハが来ていた。D300で撮ろうとしたが、AFが作動しない。とっさにMFにしてみるという機転も働かず、仕方なく・・・ A640で撮ったところ、結果オーライだった。背景は北アルプスである。D300のAFが動かなかったのは、再度付け替えた Tokina 100mm macro レンズ側の設定がMFになってしまっていたためだった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1250秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
八島ヶ原湿原:クリックすると大きな写真になります 5.八島ヶ原湿原
高ボッチから一旦国道20号線に戻り、下諏訪から国道142号線を和田峠に行き、無料になったヴィーナスラインを通って八島ヶ原湿原に着いた。時刻は12時半を少し過ぎていた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1250秒 ISO80 ) 8.5mm
ウラギンヒョウモン♂:クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンヒョウモン♂
八島ヶ原湿原の周りを1時間半ほどで一周できる遊歩道がある。アザミの花でウラギンヒョウモンの♂が吸密していた。高ボッチで最後にAFが動かなくなったときに絞り優先から、プログラムオートに切り替えてみたりしたが、そのままになってしまっていた。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ミドリヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります 7.ミドリヒョウモン♀
アザミに良く似た花でタムラソウというのがあるが、これは葉に棘があるのでアザミのようだ。ミドリヒョウモンの♀の表翅は♂のオレンジ色に比べて緑がかった色をしている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
キベリタテハとエルタテハ:クリックすると大きな写真になります 8.キベリタテハとエルタテハ
遊歩道沿いを歩いているとキベリタテハがゆっくりと横切り、その先を見ると樹液が出ている木があった。エルタテハもいる。しかし、遊歩道から外に出ることが出来ないので、4?5mほどの距離があるが止むを得ない。トリミングした。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準 トリミング
キベリタテハ 2頭:クリックすると大きな写真になります 9.キベリタテハ 2頭
また、1頭キベリタテハが樹液にやってきた。開翅したところでシャッターを切った。翅表のビロードのような茶色を出すため、部分的に補正した。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準 トリミング Capture NXで部分補正

2008年1月 7日

2007年の蝶(1)

皆様、ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬になって、近くの里山通いも休んでしまっている。また、旅行もしていないので、ネタがなくなってしまった。そこで、昨年一年間に撮った蝶の写真のなかから抜粋してみることにした。未熟な腕なのでイマイチというのが多いが、ここがこうならもっとよかったという気持ちも込めてアップしてみる。

クリックすると大きな写真になります1.シロオビアゲハ 2007年1月29日
私はゴルフをするときも、コンデジを携えている。これは1月にグァム島にゴルフに行ったときに、ハイビスカスに来たシロオビアゲハを撮ったもの。シロオビアゲハは日本では本土にはいないものの、沖縄では普通に見ることができる。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1,000秒 )
クリックすると大きな写真になります2.ツマキチョウ 2007年4月26日
春になると待ちかねたように里山を訪ねる。春にしか見ることが出来ない蝶も多いが、このツマキチョウは里山でのその代表である。とても可愛らしい。これは雄。雌は前翅先端のオレンジ色が白くなり、地味になる。この個体は、左前翅が完全に伸びていない。やはり、モデルとしては、新鮮で、完全な個体が有難いのだが。横浜市戸塚区舞岡公園。
Nikon D100 Nikkor  VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 (F8 1/1,000秒)
クリックすると大きな写真になります3.アオスジアゲハ 2007年5月7日
観音崎灯台の下の海岸に咲く、大根の花にアオスジアゲハが来ていた。周りの環境を写しこんで撮りたっかたので、コンデジを使った。もう少し蝶に近づけたらよかったと思うが、そうするとその分、背景のピントがボケるだろう。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1,000秒 )
クリックすると大きな写真になります4.アカタテハ 2007年5月7日
同じく観音崎公園で撮った、今年になって羽化した新鮮なアカタテハ。モデルが良いと撮りたくなる。

Nikon D100 Nikkor  VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 (F6.3 1/640秒)
クリックすると大きな写真になります5.アオスジアゲハ 2007年5月29日
100mmマクロで撮ったアオスジアゲハ。ポートレート写真としては位置もよく、光のかげんもよかったと思うが、反面平凡な写真。翅が傷んでいるのが惜しい。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F5.6 1/500秒)