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2022年6月18日

舞岡公園 ①イチモンジチョウが発生 5月24日

そろそろ平地産ゼフィルスが出てくる頃になった。平地産ゼフィルスの中では、多分アカシジミが一番早く出てくると思うが、私が舞岡公園で最も早くアカシジミを見た年は2009年の5月19日だった。今年は発生が少し遅いかもしれない。「舞岡公園の自然」では、5月23日にアカシジミを撮影されていた。
 9時に公園の南門から入り、いつものように歩く。キアシドグガが発生のピークの様で、一視野に10頭もの成虫が翔ぶの目に入る。
 アカシジミは発生していた。南門から北門へ行くあいだに3頭が翔ぶのを目撃したが、撮影チャンスがない。やっと1頭、離れた梢の葉に止まったのを確認し、シャッターを切ったがピントを外してしまった。1回シャッターを切った時に飛び去られてしまった。発生していることが分かったので、焦ることはない。
 ミドリシジミはまだ、発生していないようだった。
 イボタノキやマルバウツギの白い花にイチモンジチョウが来ていた。羽化したばかりのようなきれいな個体だった。イチモンジチョウは個体数はそれほど多くないが、この季節に舞岡公園の広い範囲で見ることが出来る。アカボシゴマダラは1頭だけ撮ることが出来た。
 北門の辺りでテングチョウが飛来し近くに止まった。セセリかと思うほど小さな個体だったのに驚いた。幼虫期に食糧難だったのだろうか?
 かっぱ池へ行って見たが、ミドリシジミの姿はなかった。

000_220524114 X700 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg
マルバウツギの花で吸蜜するイチモンジチョウ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園

001_220524077 X800 舞岡公園 ハコネウツギ Z50 18-140.jpg 1.ハコネウツギ(箱根空木)
ウツギの種類は多い。そしてこの時期、多少前後して一斉に花を咲かせる。ハコネウツギは漏斗状の花を咲かせ、はじめは白い花が次第に赤へと変化する。 箱根の名がつくが、箱根に自生するものは少ないという。では和名の由来は何だろうか?。また、スイカズラ科とも、タニウツギ科ともいわれる。タニウツギはスイカズラ科である。 スイカズラ科タニウツギ属が正解か。ややこしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220524006 X800 〇舞岡公園 キアシドクガ RX10M4.jpg 2.キアシドクガ(黄脚毒蛾)
舞岡公園の至る所で白い蛾がふわふわと翔んでいた。この時期に一斉に羽化するようだ。いつもの年より多いような気がする。幼虫には毒のあるドクガ特有の毒針毛は無く、一生を通じて毒は無いとされる。幼虫はミズキ、クマノミズキ、エゴノキの葉を食する。 卵で越冬し、春に孵化した幼虫は梢にのぼり、葉を食べる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220524080 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.サトキマダラヒカゲ
南門手前のさくら休憩所で毎年見かけるシーンである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 57mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_220524009 X800 △舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 4.アオスジアゲハ -1
イボタノキの花が咲き、アオスジアゲハが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_220524086 X800 舞岡公園 イボタノキ Z50 18-140.jpg 5.イボタノキの花
イボタノキの花はミツバウツギとともにチョウの好きな花だ。ウツギの花とやっと区別が出来るようになった。最盛期だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
006_220524088 X800 舞岡公園 マルバウツギ Z50 18-140.jpg 6.マルバウツギ
マルバウツギの花にもチョウは来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし
007_220524092 X800 〇舞岡公園 イボタノキ Z50 18-140.jpg 7.イボタノキにモンシロチョウ雌
例年はスジグロシロチョウの方がモンシロチョウより多かったと思うのだが、今年はモンシロチョウが多く見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220524096 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 8.モンシロチョウ雄 -1
この日もカメラは2台携行した。1台はSONY RX10M4(8.8-220mm f2.4-4 35mm版24mm-600mm相当)をハンド・ストラップで持ち、もう1台はNikon Z50に18mm-140mm(35㎜版27mmー210mm相当)を首に掛けていく。このショットは後者の140mmで撮ったが、レンズの先端から30cmくらいまでは寄ることが出来る。背景のボケもきれいだ。ただ,140mmにすると開放でf6.3である。ちょっと暗い。マクロ105㎜ f2.8 が欲しくなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_220524015 X800 〇舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 9.アオスジアゲハ -2
再びイボタノキにアオスジアゲハ飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220524020 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 10.イチモンジチョウ -1
イチモンジチョウがイボタノキの花にきた。新鮮な個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_220524106 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 11.イチモンジチョウ -2
前の写真と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
012_220524117 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.イチモンジチョウ -3
別の個体が、今度はマルバウツギの花にきた。この個体は翅頂近くにオレンジ色の小さな斑紋が出ている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_220524125 X800 〇舞岡公園 ヒメウラナミジャノメ イボタノキ Z50 18-140.jpg 13.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメもイボタノキの花にきていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_220524132 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 14.アカボシゴマダラ
今年はアカボシゴマダラを見ることが少ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_220524138 X800 〇舞岡公園 テング Z50 18-140.jpg 15.テングチョウ雄
ギフチョウの写真を撮りに行く頃は、まだ越冬した成虫が多く飛んでいる。そしてこの頃になると、今年生まれのきれいな成虫が飛び出す。この個体は何処からともなく敏速に翔んできて、柵の柱に止まった。はじめはコチャバネセセリかなと思うほど小さかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220524142 X800 ◎舞岡公園 チャバネ Z50 18-140.jpg 16.チャバネセセリ
チャバネセセリは秋になると多く見られるようになるが、この時期に見るのは初めてだった。年3回ほど発生するようだが、これは第一化だろう。きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
017_220524151 X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 17.モンシロチョウ雌
畑の脇に咲いていたイモカタバミの花に数頭のモンシロチョウが舞っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/640秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220524152t X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 18.モンシロチョウ 雄と雌
吸蜜中の雌に雄がアプローチ。トリミングしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220524155t X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 19.モンシロチョウが舞う
イモカタバミの花畑にモンシロチョウが舞う。これは両方とも雄のようだ。モンシロチョウをこんなに撮ったのは初めてだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/640秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220524027 X800 〇舞岡公園 キアシドクガ RX10M4.jpg 20.キアシドクガ 成虫
瓜久保の家まできた。ここにもキアシドクガがいた。開翅する姿はチョウのようだが、触覚が櫛歯状になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220524163 X800 舞岡公園 キアシドクガ蛹 Z50 18-140.jpg 21.キアシドクガ 蛹
瓜久保の家の柱に蛹が付いていた。間もなく羽化するのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2020年11月11日

近所を歩く 帷子川から峰岡公園へ Canon PowerShot SX620HX 11月1日

3日ほど前に、何気なしにCanon PowerShot SX620HXというコンデジをポケットに入れて昼食がてら散歩に出かけた。帰り道に災害の時の避難場所にもなっている、近所の峰岡公園へ寄ってみた。猫の額ほどの花壇があり、ウラナミシジミが吸蜜していた。 持っていたCanon PowerShot SX620HXで撮影を試みた。被写体に近づければ撮れるが、35㎜版の625mm相当までズーム出来る望遠側でどんな写真が撮れるのか試してみたかった。
 1.5mほど離れて、モニターで見ると合焦している。しかし、モニターの中でウラナミシジミはガタガタとぶれている。シャッターを押した。完全ではないが、手振れ防止機能の効果だろうが何とか止まっていた。

201029008 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg

Canon PowerShot SX620HXで撮ったウラナミシジミ 10月29日
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし

撮像素子が1/2.3型のこのカメラは仕様では焦点距離4.5mm~112.5mmで、35mm版では25mm~625mmに相当する。レンズはf3.2~f6.6だ。最短撮影距離は広角端が1cm、望遠端が1mとなっている。ISO感度は3200まで。
 というわけで、11月1日に、Canon PowerShot SX620HX だけを持って帷子川へヤマトシジミを撮りに行った。この日は気温も上がって、何種か撮影できた。ウバメガシでウラギンシジミの♂を見かけたが撮れなかった。
 帰りに峰岡公園を周ってみる。なんと、またまたクロマダラソテツシジミに会うことが出来た。

001_201101002 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
最初の1枚は近接撮影になった。焦点距離12mmは35㎜版の約67㎜に相当する。1/500秒でシャッターが落ち、手振れもなくきれいに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 12mm ISO80 ) 露出補正 なし 
002_201101007 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
これは望遠端112mm(35㎜版625mm相当)で撮った。フォーカスフレームは中央にしか設定できない。何とか見られる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_201101010 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 3.キタテハ秋型 -1
葉の上でキタテハが翅を休めていた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_201101012 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 4.キタテハ秋型 -2
しばらく飛び立たないでじっとしていてくれる。近づくことも許してくれた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
005_201101017 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 5.キタテハ秋型 -3
また離れて、1.5mくらいの距離から撮る。シャッターボタン半押しでフォーカスロックして撮る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_201101018 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -1
1.5mくらい離れて望遠端で撮る。ターゲットを捉えるのに少々戸惑う。当たり前のことだが、背景のボケは112mmのボケにしかならない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_201101026 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
いくつか咲いていた直径5cmくらいのピンクの花にヤマトシジミの♂が止まって開翅した。この花の葉を見るとヤマトシジミの食草のカタバミの葉によく似ている。5弁の花の形も似ているが、直径1cmに満たない黄色いカタバミの花に比べいかにも大きい。帰宅してネットで調べてみたところ、ハナカタバミとわかった。ノートリミングで、望遠端でこの大きさに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_201101032 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 8.ヤマトシジミ♀ -2
地面に生えるカタバミの葉に止まる♀を上から10cmくらいに近寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 7mm ISO80 ) 露出補正 なし
009_201101037 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 9.キタテハ秋型 -4
さっきのキタテハはカントウヨメナの花に移動し吸蜜をしている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_201101040 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
鮮やかなブルーが煌めく。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 8mm ISO80 ) 露出補正 なし
011_201101042 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5 開翅
開翅して鮮やかなブルーを見せてくれた。625mm相当で撮っているが、まあまあ見られると思う。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_201101047 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 12.ヤマトシジミ♀ -3
♀の裏面は♂に比べ灰色が濃い。広角端で5cmくらいまで寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
013_201101048 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 13.ヤマトシジミ♂ -6
この時期のヤマトシジミの♀では翅表にブルーが出るが、そのブルーの出方に変化があって楽しませてくれる。また、この時期の♂も鮮やかなブルーで美しい。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_201101054 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 14.キタキチョウ
きれいな個体だった。忙しく飛び回るが、カントウヨメナで吸蜜を始めた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 104mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_201101060 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 15.キンクロハジロ
早くも渡り鳥がやってきた。キンクロハジロは帷子川の常連だ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_201101068 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 16.オナガガモ
少し上流に行くと、まだ2羽だけだったがオナガガモの姿も見えた。毎年同じようなところに陣取る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_201101079 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 17.チャバネセセリ
ランタナの花でチャバネセセリが吸蜜していた。後翅の白斑がイチモンジセセリに比べ、不明瞭である。個体数はチャバネセセリの方が少ない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
018_201101087 X800 〇峰岡公園 クマソ センニチコウ SX620.jpg 18.クロマダラソテツシジミ -1
我が家の近くの峰岡公園まで戻ってきた。ウラナミシジミがいないかと思い、小さな花壇で咲いていた白い花を覗くと、なんとクロマダラソテツシジミが吸蜜していた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_201101090 X800 〇峰岡公園 クマソ SX620.jpg 19.クロマダラソテツシジミ -2
近くのセンニチコウの花に移動してくれた。近寄って16mm(35㎜版約90mm相当)で撮った。羽化したばかりのようにきれいな個体だった。繊細で長い尾状突起も付いている。いったいどこから飛んできているのだろうか?どこかにソテツがあるのかと、道々見て歩いたところ、民家の玄関先で植木鉢に小さなソテツが植えられていた。しかし、そこで発生している気配はなかった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 16mm ISO80 ) 露出補正 なし


 

2020年8月10日

舞岡公園の蝶 55種 (13) コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

コミスジは陽光を浴びて、スイスイと飛び、梢の葉の上で翅を休める。キタテハの秋型は赤褐色に引き締まったタテハチョウらしいチョウだ。ルリタテハの瑠璃色の襷がけの帯はとてもユニークである。いずれもこの辺りでは普通種だ。
 今年の梅雨はとても長く、大雨も降らせている。特に九州の熊本や大分では、70人におよぶ人々がお亡くなりになり、2,000人を超えるかたがたが避難所で生活されている。お気の毒に思う。長野県では松本から上高地に抜ける道で土砂崩れのため、約1週間通行止めになった。
 そんな時に蝶の写真を撮りに出かけるどころではない。7月16日~18日は、湯の丸高原へ出かけようと宿の予約もしてあったが、天候が悪いのと、新型コロナウィルス感染症の感染者がまた増え始めているのでキャンセルしてしまった。
 7月18日、東京都の新たな感染者は、これまでで最も多い290人が確認された。7月22日から、Go to キャンペーンが始まるが、東京都はその対象から除外された。神奈川県も過去最多の1日当たりの感染者が出て、「神奈川警戒アラート」が発出されてしまった。(7月19日記)

4.タテハチョウ科 ③  コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

  07) コミスジ

40701 2005年6月8日 撮影
第1化は5月に発生する。梢の葉上に止まることが多い。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
01_050608025 X800 D100.jpg
40702 2006年5月31日 撮影
コミスジの♂♀の同定は難しい。♀の方が翅形に丸みがあるという。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_060531037 X800 D100 18-200VR.jpg
40703 2007年5月29日 撮影
しばしば路上に静止することがある。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )  
03_070529018 X800 A640.jpg
40704 2009年5月19日 撮影
これは♂のようだ。コミスジは、自分の縄張りをもっていて、時々パトロールして他のチョウを追い払う。

Nikon D5300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
04_090519034 X800 D300 Tokina100.jpg
40705 2011年7月18日 撮影
♂のようだ。コミスジは年3~4回発生する。これは第2化と思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_110718064 X800 D300 SIGMA 105macro.jpg
40706 2013年9月17日 撮影
きれいな個体だった。これは第3化と思う。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 41mm ISO320  ) 露出補正 -1.0段
06_130917467 X800 HS50EXR.jpg
40707 2015年8月14日 撮影
コミスジは東部から胴の背ににかけて緑色の毛で覆われていて、これが金属光沢(タマムシ色)に見える。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100  ) 露出補正 なし
07_140815029 X800 HS50.jpg
40708 2017年5月19日 撮影
テリトリーを張る♂

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
08_170519071 X800 D5300 SIGMA18-300.jpg
40709 2018年5月29日 撮影
♂ 開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
09_180529035 X800 RX10M4.jpg
40710 2018年9月17日 撮影
第3化 私の好みでは、コミスジは裏面の方が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
10_180917079 X800 RX10M4.jpg
40711 2019年6月13日 撮影
大柄な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 08) キタテハ
11_190613028 X800 RX10M4.jpg


08) キタテハ

40801 2005年6月8日 撮影
ウツギの花が咲く頃第1化夏型が羽化してくる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050608011 X800 D100.jpg
40802 2005年10月2日 撮影
秋型は赤褐色になり、精悍なタテハチョウの装いになる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
02_051021057 X800 D100 Tokina100.jpg
40803 2006年5月31日 撮影
ウツギの花を訪れる。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  データ不詳
03_060531041 X800 D100 18-200VR.jpg
40804 2006年5月31日 撮影
谷戸に咲くウツギの花に良く来る。焦点距離の短いコンデジを利用して環境を写し込んで撮る。 

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
データ不詳
04_060531093 X800 A620.jpg
40805 2007年10月24日 撮影
秋も深まった頃、コセンダングサの花で吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_071024025 X800  D100 Tokina100.jpg
40806 2010年4月13日 撮影
4月の暖かい日、越冬した秋型が元気に飛び回る。求愛

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_100413038 X800 D300 Tokina100.jpg
40807 2010年10月16日 撮影
セイタカアワダチソウの濃い黄色に秋型の赤褐色は良く似合う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_101016055 X800 D5000 VR18-200.jpg
40808 2010年10月16日 撮影
♂ コセンダングサはチョウたちの好きな花だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_101016068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
40809 2010年10月16日 撮影
静止して開翅 日光浴か

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_101016125 X800 D5000 VR18-200.jpg
40810 2010年11月3日 撮影
11月になると擦れた個体が多くなる。ニコンの一眼レフで、初めてライブ・ビューで撮れるようになったのがD5000だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
10_110330069 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg   
40811 2011年3月30日 撮影
越冬明けの秋型がミツマタの花で吸蜜

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
11_110330104 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg
40812 2012年3月27日 撮影
春先は枯葉の上に止まることが多い。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/5秒 110mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
12_120327044TS X800 P90.jpg
40813 2013年4月13日 撮影
春の陽を浴びて

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
13_130413039 X800 G12.jpg


09) ルリタテハ
  
40901 2011年4月26日 撮影
越冬明けの個体 擦れてはいるが破損はほとんどない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110426061 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
40902 2014年8月15日 撮影
ルリタテハは年3回発生するようだ。春に越冬明けの個体を見ることが多く、8月に生まれてくる夏型を見る機会は少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
02_140815071 X800 HS50.jpg
40903 2014年8月15日 撮影
春はアセビなどの花に来て吸蜜するが、この時期はクヌギやコナラの樹液に集まることが多い。開翅して特徴ある美しい姿を見せる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
03_140815072 X800 HS50.jpg


舞岡公園,コミスジ,キタテハ,ルリタテハ,ウツギ,セイタカアワダチソウ,コセンダングサ,ミツマタ,カメラ,ライブ・ビュー

2020年8月 1日

梅雨明けやらぬ 箱根湿性花園(2) 7月22日

チョウが好むヌマトラノオやカセンソウが咲く仙石原湿性植生復元区との境の辺りを行ったり来たりしながら1時間ほど撮影を楽しんだ。 青空は見えるが湿度も高く、汗びっしょりになってしまった。熱中症も心配なので、何か冷たい飲み物でもと思い、いったん、入り口付近へ戻り、喫茶室のある建物の中に入る。アイス・ティーが生き返らせてくれた。

24_200722164 X800 RX10M4.jpg 24.ウラナミシジミ -1
青く輝くシジミチョウが飛び立った。ルリシジミかツバメシジミかなと思ったが、形が大きい。再び止まったところを見るとウラナミシジミのようだ。このチョウは発生を繰り返しながら分布を北に拡大するというが、この時期には少なく、秋になるとよく見られるようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
25_200722167 X800 RX10M4.jpg 25.ウラナミシジミ -2
翅を閉じて裏面を見せてくれた。舞岡公園などにも生息するが、7月に本種を見たことはほとんど記憶がない。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
26_200722173 X800 RX10M4.jpg 26.キタキチョウ
従来のキチョウがミナミキチョウ(南西諸島に分布)とキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)の2種に 分けられて久しい。どこででも見られるチョウと言っても過言ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
27_200722185 X800 RX10M4.jpg 27.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
オオウラギンスジヒョウモンの♀は♂に比べ色が濃く黒っぽいので、翔んでいても見分けられる。♀はまだ、発生初期のようで擦れていないきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
28_200722191 X800 RX10M4.jpg 28.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
29_200722194 X800 RX10M4.jpg 29.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
ヌマトラノオの花を、花から花へと移りながら吸蜜する。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
30_200722198 X800 RX10M4.jpg 30.アカタテハとキタテハ
仙石原湿性植生復元区のカセンソウで吸蜜する。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
31_200722201 X800 RX10M4.jpg 31.コウホネ
11時40分、汗びっしょりになってしまった。気温も上がり、湿度も高く、熱中症に気を付けなくてはいけないと思い、少し休もうと、入り口付近の建物へ向かう。途中、低層湿原をモデルにした池にコウホネ(河骨スイレン科)が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
32_200722208 X800 RX10M4.jpg 32、カライトソウ
高山の花畑をモデルにした花畑にはカライトソウ(唐糸草、バラ科バラ亜科ワレモコウ属)が咲いていた。wikipediaによれば、カライトソウは日本の固有種で、本州中部地方の日本海側(飛騨山脈北部、白山から滋賀県の三国山などにかけて)に分布する。「花の百名山」(田中澄江著)で、飛騨山脈の爺ヶ岳を代表する花の一つとして紹介された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
33_200722209 X800 RX10M4.jpg 33.ハマナス
ハマナス(浜梨 バラ科)の花期は初夏から夏で赤い花(稀に白もある)を咲かせる。これは果実( 偽果)で、中に( そう果  )がある。果実(偽果)は扁球形、径は2 - 3cmの大きさだ。wikipediaによれば、ハマナスは日本では北海道に多く(そういえば歌にあった)、太平洋側は茨城県、日本海側は鳥取県を南限として浜辺に分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
34_200722212 X800 RX10M4.jpg 34.コハマナス
隣にコハマナスがあった。コハマナスはハマナスとノイバラの交雑種だそうだ。花は終わってしまっているようで見られないが、ハマナスより小さく、径3-4cmの淡いピンクの5弁花という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
35_200722213 X800 RX10M4.jpg 35.ヘメロカリス
ヘメロカリスはニッコウキスゲの仲間だ。日本ではニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲなどが、この仲間の野性種として知られている。一般にヘメロカリスというと、品種改良した園芸品種をさす。ヘメロカリスとは、ギリシャ語で「一日の美」の意味で、その名の通り、ひとつの花は朝開いて夕方から夜には萎んでしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO500 ) 露出補正 なし
36_200722224 X800 RX10M4.jpg 36.コキマダラセセリとナガバミズアオイ
(8/27訂正)ナガバミズアオイの花が咲く湿地でセセリチョウが飛び交っていた。これはコキマダラセセリで、ナガバミズアオイの花の影から覗き見るような姿が可憐だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
37_200722231 X800 RX10M4.jpg 37.イチモンジセセリとナガバミズアオイ
(8/27訂正)こちらはイチモンジセセリ。ホソバセセリはいないかと目を凝らしたが、見つけられなかった。ナガバミズアオイ(長葉水葵)は、日当たりのよい水湿地を好む。花期は6月~10月と長い。北アメリカ東部の原産で、池沼の浅瀬に生育する。日本では、鑑賞用に水辺や水鉢で栽培されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
38_200722235 X800 RX10M4.jpg 38.ヤマユリ
ヤマユリを見る機会は少なくないが、これは大きな、立派な花だった。手入れが良いのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
39_200722238 X800 RX10M4.jpg 39.スジグロシロチョウ
チョウの多い湿性花園の中で、遠慮したように目立たなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO400 ) 露出補正 なし
40_200722244 X800 RX10M4.jpg 40.オオウラギンスジヒョウモン -10
オオウラギンスジヒョウモンは箱根湿性花園のほぼ全域で見ることが出来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
41_200722253 X800 RX10M4.jpg 41.オオウラギンスジヒョウモン -11
前の写真と同じ個体。花から花へと元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年7月15日

武蔵嵐山 菅谷館跡に舞うホソオチョウ 7月2日

オオムラサキが飛来するクヌギの樹のところから、ベニシジミやヒメウラナミジャノメを撮りながら、菅谷館跡へ移動した。
 菅谷館跡の広場に出て歩いていると、遠くで草の上を、地面から50cmくらいの高さでふわふわ翔ぶホソオチョウを見つけた。一視野に2~3頭が目に入る。♀もいる。まず、傍にいた♀から撮影を始めた。♂の白さが目だつ半面、♀は黒い。見るとその草むらにはウマノスズクサを多く見ることが出来た。蔓性だが、絡む木もない。産卵する姿も見られたし、幼虫もいた。 ♂もそのほとんどがきれいな個体だった。まだ、発生初期なのだろうと思う。他にカメラマンもおらず、そのホソオチョウたちを小一時間独占した。
 何せ、低いところを翔ぶので、立ったり座ったりで体力を使う。汗びっしょりになってしまった。
 なお、ホソオチョウは外来種で、国立環境研究所の侵入生物データベースによれば、日本に定着しているのは韓国亜種 S. m. koreanus と考えられている要注意外来生物である。国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で、既に定着していたと考えられている。関東・近畿の各都府県、静岡、岐阜、岡山、山口、福岡の各県で見られ、国外からの持込も国内での分布拡大も,"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているそうだ。  1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。

 01_200702170 X800 RX10M4.jpg    1.ヒメウラナミジャノメ -1
日本全国に分布し、何処にでもいるごくごく普通種である。背丈の低い草地に多い。年3~4回発生するようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
02_200702025 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒメウラナミジャノメ -2
ハルジオンの花を好むようだ。裏面の模様は繊細である。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
03_200702024 X800 D5300 TAMRON 90.jpg  3.ベニシジミ -1
春型に比べ、オレンジ色の部分が黒化している。春から秋まで年4~6回発生する。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f4.5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
04_200702172 X800 RX10M4.jpg 4.ホソオチョウ♀ -1
広い草地の一角に数頭のホソオチョウが飛んでいた。草の中にほとんど真っ黒に見える♀がいた。あまり活発に飛ばない。この草地にはホソオチョウの食草であるウマノスズクサがたくさん生えている。   

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 78mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
05_200702182 X800 RX10M4.jpg 5.ホソオチョウ♀ -2 産卵
ウマノスズクサの葉に産卵していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
06_200702186 X800 RX10M4.jpg 6.ホソオチョウ♂と♀
右手前の♂に焦点を合わせたが、その左奥に♀がいる。♂は葉で隠れていて、♀に気がつかないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
07_200702193 X800 RX10M4.jpg 7.ホソオチョウ♂ -1
前の写真と同じ個体。春型に比べてやや大きく、尾状突起がさらに長いように見える。きれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
08_200702209 X800 RX10M4.jpg 8.ホソオチョウ♂ -2
前の写真と同じ個体だが、位置を換えて、ロー・アングルで撮った。低いところに止まるので、撮りにくい。立ったり、しゃがんだりで疲れてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
09_200702216 X800 RX10M4.jpg 9.ホソオチョウ♂ -3
生まれたばかりのような瑞々しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
10_200702029 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 10.ホソオチョウ♂ -4
ウマノスズクサに止まっているが、その左側に大きな幼虫が見える。 

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
11_200702220 X800 RX10M4.jpg 11.ホソオチョウ♀ -3
♀はこのようにして、あまり活動しない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
12_200702228 X800 RX10M4.jpg 12.ホソオチョウ♀ -4
訪花している個体が見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
13_200702036 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 13.ホソオチョウ♀ -5
裏面後翅のやや内側の外縁の赤と青の斑紋がきれいだ。赤もなかなか言い表すのが難しい。紫みの明るい紅色(萩色)をしている。青も空色がかった光沢のある青で深みがある。韓国的な色彩を感じさせる色だ。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし 
14_200702040 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 14.ホソオチョウ♀ -6
♀の表面は黒い。遠くから見るとジャノメチョウが飛んでいるようだ。 

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
15_200702238 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 15.ホソオチョウ♂ -5
草むらの中にいるので良い構図で撮るのが難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
16_200702239 X800 RX10M4.jpg 16.ホソオチョウ 飛翔
ゆっくり飛んでいるように見えるのだが、飛翔写真は難しい。やっと1枚というところ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
17_200702244 X800 RX10M4.jpg 17.ホソオチョウ♂ -6
背景が草で、密集しているので、ボケも少ない。撮りにくいチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
18_200702252 X800 RX10M4.jpg 18.ツマグロヒョウモン♀
羽化したてのきれいなツマグロヒョウモン♀が飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 なし
19_200702257 X800 RX10M4.jpg 19.ホソオチョウ♀ -7
同じような写真ばかりになってきてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 なし
20_200702057 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 20.ホソオチョウ♀ -8
この個体は特に黒かったように思う。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
21_200702062 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 21.ベニシジミ -2
小一時間、菅谷館跡の草地でホソオチョウを撮った。そのあと、オオムラサキが来ているかなと、再度、例のクヌギの樹へ戻ることにした。 そこで♂が開翅する様子を撮ることが出来たのはラッキーだった。そして最後に、ギンイチモンジセセリ、ホソバセセリでもいないかと期待して、都幾川の河川敷へ行ってみた。残念ながら思いは叶えられなかった。ハルジオンで吸蜜するベニシジミが多かった。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
22_200702064 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 22.ベニシジミ -3
ベニシジミの♂♀の同定は私は難しい。さて、都幾川河川敷は早々に引き上げ、管理センターへ戻った。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年7月11日

武蔵嵐山 オオムラサキの森 7月2日

7月2日は梅雨の晴れ間だという天気予報が見事に的中した。
 今年2度目だが、武蔵嵐山へ行く。4月22日に行ったときは、11時ぐらいまでは晴れ間があって日も差していたが、そのあとは雲が出てきて、気温も下がってしまった。日差しがあるころまでウスバシロチョウを撮ったが、その後、菅谷館跡へ廻ったものの、目当てにしていたホソオチョウは全く翔ぶ姿を見せてくれなかった。今回の目的はそのリベンジとしてホソオチョウの第二化を撮ることと、運が良ければオオムラサキを撮りたかった。
 圏央道経由で予定通り10時に現地に到着する。さっそく、4月22に日に来たときに、「オオムラサキの森」活動センターの前のエノキに緑色のネットがかけれて保護されていた4齢、5齢の幼虫たちは、もう羽化しているのかどうか見に行った。係のかたにお訪ねしたところ、すでに第一波の羽化は終わっていて、今は♀が羽化しているとのこと。今にも羽化しそうな大きな蛹がネットを外されたエノキの枝先に付いていた。
 都幾川の方に下ったところに樹液の出ているクヌギの樹があり、オオムラサキが飛来しているという。そのクヌギの樹では、2~3名のカメラマンがおられた。仲間に入れてもらい吸汁していたオオムラサキを撮影する。この日は4頭~5頭の成虫を観察できた。

01_200702082 X800 RX10M4.jpg   1.オオムラサキ 蛹
活動センター前の保護ネットを外されエノキの枝先に蛹が付いていた。大きい。そして翅の模様も透けて見え、もうすぐ羽化するようだ。その瞬間の動画を撮ろうと待機されている方もいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
02_200702085 X800 RX10M4.jpg 2.樹液を吸うオオムラサキ -1
蛹は羽化してから撮ればよいと思い、先に樹液が出ているクヌギの樹のポイントへ行く。1頭が飛来していた。逆光で露出が難しい。試行錯誤で露出補正し撮影する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 87mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
03_200702089 X800 RX10M4.jpg 3.樹液を吸うオオムラサキ -2
同じ個体。顔を突っ込んで吸汁している。ピントを合わせたいところの光量が少ない。肛角の小さな赤い紋が、陽の光に透けて見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 181mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
04_200702092 X800 RX10M4.jpg 4.樹液を吸うオオムラサキ -3
樹液の出ている個所は限られているようで、カナブンと競り合っていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 193mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
05_200702111 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 5.樹液を吸うオオムラサキ -4
私以外のカメラマンが移動されたので、内臓ストロボを使って撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
06_200702104 X800 RX10M4.jpg 6.樹液を吸うオオムラサキ -5
少し翅を開いてくれた。どうやら♀のようだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO1600 ) 露出補正 -1.0段
07_200702116 X800 RX10M4.jpg 7.樹液を吸うオオムラサキ -6
  この個体は少々撮影しにくい位置に移動し始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO1600 ) 露出補正 +0.3段
08_200702122 X800 RX10M4.jpg 8.オオムラサキの森 保護活動
この樹液の出ていたクヌギの樹の下に写真のような札があった。丁度良い高さのところに樹液が出ている貴重な木である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO1600 ) 露出補正 +0.3段
09_200702130 X800 RX10M4.jpg 9.オオムラサキ飛来
10時40分、活動センターの蛹の羽化を見に行こうと、戻ろうとしたところへ、別の1頭が飛来した。今まで観察していた個体よりやや小さい。♂かもしれないと思ったが、なかなか翅を開いてくれずに飛び去ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 155mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
10_200702134 X800 RX10M4.jpg 10.羽化直後のオオムラサキ -1
活動センターの蛹は既に羽化が終わっていた。殻につかまって、翅もしっかり伸びている。大きな個体で、「♀でしたか」と尋ねたところ、やはり♀だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 +0.3段
11_200702139 X800 RX10M4.jpg 11.羽化直後のオオムラサキ -2
蛹の殻にしっかりとつかまっている。これからどこへ飛んでいくのだろうか。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 +0.3段
12_200702008 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 12.羽化直後のオオムラサキ -3
90㎜マクロで撮った。複眼が大きく、胸へと続く肩にあたる部分が盛り上がっている。 

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし  
13_200702152 X800 RX10M4.jpg 13.ネットの中で羽化したオオムラサキ -1
もう1頭、被されたネットの中で羽化した成虫がいた。午後に放蝶するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO640 ) 露出補正 なし
14_200702157 X800 RX10M4.jpg 14.ネットの中で羽化したオオムラサキ -2
この写真のすぐ右側に「オオムラサキの森」活動センターがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
15_200702166m X800 RX10M4.jpg 15.樹液を吸うオオムラサキ -7
再びクヌギの樹へ行く。1頭いたが、この個体はさっきからいたのと同じ個体だった。擦れてい入るが破損はほとんどない。1シーンだけ撮った後、ホソオチョウを探しに菅谷館跡へ移動することにした。時刻11時10分である。この日は真夏日で気温は30℃以上に上がる。すでに汗びっしょりだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1250 ) 露出補正 +0.7段
16_200702266 X800 RX10M4.jpg 16.オオムラサキ♂ -1
約1時間、菅谷館跡でホソオチョウの写真を撮って、再び例のクヌギの樹へ戻ってきた。たまたまなのだろうか、オオムラサキ、しかも♂が開翅していた。この日観察できた4頭目か5頭目のオオムラサキだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO3200 ) 露出補正 なし
17_200702277 X800 RX10M4.jpg 17.オオムラサキ♂ -2
前の写真と同じ個体だが、青紫色が輝いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
18_200702280 X800 RX10M4.jpg 18.オオムラサキ -3
飼育されていたオオムラサキの幼虫は50頭~60頭ほど?と思うが、すでに前半が羽化して「オオムラサキの森」、あるいは近隣の雑木林で生活していると推察する。この個体もその1頭と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
19_200702296 X800 RX10M4.jpg 19.オオムラサキ -4
オオムラサキは樹液が出ているところに近づくが、先客のカナブンが陣取っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 125mm ISO3200 ) 露出補正 なし
20_200702300 X800 RX10M4.jpg 20.オオムラサキ -5
翅を開いて存在感を出しながら、カナブンがいる樹液が出ているところに割り込んでいった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 172mm ISO3200 ) 露出補正 なし
21_200702074 X800 RX10M4.jpg 21.オオムラサキ -6
羽化したてのピッカピッカの♂というわけにはいかなかったが、♂の開翅シーンが撮れたのは思わぬ成果だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2020年6月25日

真夏日の舞岡公園 6月10日

明日は梅雨入りしそうで、天気が良いのは今日までとの予報を聞いて、撮り残したアカシジミやウラナミアカシジミを撮ろうと、朝から暑い舞岡公園へ出かけた。
 自分では丹念に探して歩いたが、前半はゼフィルスの姿は見られない。久しぶりにクリ林と呼ばれる小高い雑木林へ上がってみたが、ここは少し環境が変わっていた。
 古民家の裏でノアザミに来たキアゲハを撮りながら、11時少し前に、やっと大きな樹の下の日陰になっているところでアカシジミを見つけた。日陰に居るので、光量が少なく色が出にくい。カラー・バランスはオートで撮るが、後でソフトで多少調整している。
 次に移動した同じようなところで、ウラナミアカシジミがいた。アカシジミ、ウラナミアカシジミは目立つので、見つけやすい。この日は5頭のウラナミアカシジミに遭遇した。
 今シーズンの平地産ゼフィルスは不調だったが、八王子郊外でオオミドリシジミとミズイロオナガシジミ、新治でミドリシジミが撮れ。舞岡で撮ったウラゴマダラシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミと合わせて、あまり良い写真はないものの、6種がそろった。

001_200610038 RX10M4.jpg 1.サトキマダラヒカゲ
クリ林へ上がっていく途中でサトキマダラヒカゲが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
002_200610050 X800 RX10M4.jpg 2.キアゲハ♂ -1
少し破損しているが、比較的きれいな個体だった。山吹色というような黄色が印象的だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 219mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_200610053 X800 RX10M4.jpg 3.キアゲハ -2
前の写真と同じ個体。咲き残ったノアザミの花で吸蜜、開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_200610013c X800 D5300 TAMRON 90.jpg 4.アカシジミ -1
10時40分 気温は30℃近くまで上がっていると思う。日陰にある低い木の葉に止まっていたのを見つけた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし
005_200610075c X800 RX10M4.jpg 5.アカシジミ -2
狐久保というところにいたが、ここでアカシジミを見るのは初めてだった。光量が少ないので良い色で撮れない。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
006_200610084c X800 RX10M4.jpg 6.アカシジミ -3
これも同じ個体だが、位置を換えて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
007_200610090c X800 RX10M4.jpg 7.アカシジミ -4
広角端で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
008_200610099tc X800 RX10M4.jpg 8.アカシジミ -5
位置は変えるが飛び立たずにじっとモデルになってくれた。ソックスを履いたような脚先が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
009_200610109 X800 RX10M4.jpg 9.ドクダミの花とサトキマダラヒカゲ
余談だが、wikipediaによれば、和名ドクダミの名称は、民間薬で毒下しの薬効が顕著であるので、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から、「毒矯め(ドクダメ)」が転訛して「毒矯み(ドクダミ)」と呼ばれるようになったというのが通説だそうだ。ドクダミ自体に毒はない。昔から、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つに数えられ、薬効が多岐にわたるところから十薬とも呼ばれている。ドクダミは、内服薬として、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、外用薬としても腫れ物、吹き出物、皮膚病などの排膿や毒下しに用いられるとあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
010_200610122 X800 RX10M4.jpg 10.ヒメアカタテハ -1
少なくなったと思っていたが、草むらにヒメアカタテハがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
011_200610135 X800 RX10M4.jpg 11.ヒメアカタテハ -2
シロツメクサの花から花へと飛び回る。追いかけまわして、やっと開いたところを捉えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
012_200610142 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ウラナミアカシジミ -1
この日の目的のひとつであるウラナミアカシジミを見つけた。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
013_200610150c X800 RX10M4.jpg 13.ウラナミアカシジミ -2
ズームを伸ばして撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
014_200610154 X800 RX10M4.jpg 14.ウラナミアカシジミ -3
同じところにもう1頭いた。お腹が大きいのでこれは♀だろうと思う。ウラナミアカシジミの食樹は、クヌギ、ミズナラ、コナラなどブナ科である。少し擦れている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
015_200610165 X800 RX10M4.jpg 15.ウラナミアカシジミ -4
これは最初に見つけた個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
016_200610021 X800 D5300 TAMRON 90.jpg 16.ウラナミアカシジミ -5
開いた後翅の間から翅表の鮮やかなオレンジ色が見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_200610191 X800 RX10M4.jpg   17.ウラナミアカシジミ -6
葉の影に止まっている環境を入れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
018_200610210c X800 RX10M4.jpg 18.アカシジミ -6
別のアカシジミがいた。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
019_200610213 X800 RX10M4.jpg 19.アカシジミ -7
内臓ストロボを使って撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
020_200610218 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 20.ウラゴマダラシジミ -1
この日3種目のゼフィルスはウラゴマダラシジミだった。我ながらよく見つけられたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
021_200610223 X800 RX10M4.jpg 21.ウラゴマダラシジミ -2
一度飛び立ったが、またすぐ近くに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
022_200610231 X800 RX10M4.jpg 22.ムラサキシジミ
駐車場へ戻る途中、ムラサキシジミが飛び立って、少し先のササの葉に止まった。とっさにシャッターを切ったが、ズームを伸ばして撮る余裕はなく逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
023_200610233t X800 RX10M4.jpg 23.イチモンジチョウ
いつものところにイチモンジチョウがいた。開翅して、水平にしか撮れないが、白い紋を通した光のところが明るく映っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2020年5月17日

舞岡公園の蝶 55種 (6) ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ

舞岡公園では15種のシジミチョウ科のチョウを撮影した。ゴイシシジミがいるとのことだが、私はあったことがない。
 舞岡公園は5月の後半から6月前半にかけて、平地産ゼフィルスすべてが観察できることで、愛チョウ家に人気がある。普段はチョウの写真を撮る人はそれほど多くはないが、その時期には遠くから来られる方もいて賑わう。私の体験ではオオミドリシジミはやや少ないが、他はそこそこ見ることが出来る。ゼフィルスのポイントはいくつかあるが、皆さんよくご存じである。
 また、最近はトラフシジミが増えているように思う。(5月2日記)

3.シジミチョウ科 ①   ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ

01) ウラギンシジミ

30101 2005年9月11日 撮影♂ ウラギンシジミは年数回発生するが、これは第2化と思う。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30101)050912020 X800 ◎舞岡公園 D100.jpg
30102 2005年9月29日 撮影♂
秋型にしては前翅の翅頂はあまり尖っていない。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30102)050929048 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30103 2005年10月21日 撮影
♀ 秋型 前翅の翅頂が尖っている。この個体は越冬するのだろう。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
30103)051021003 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30104 2007年7月25日 撮影
夏型の♀

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30104)070725037 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg 
30105 2008年4月3日 撮影
越冬した秋型の♀

Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/264秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
30105)080403019 X800 ○舞岡公園 S10.jpg
30106 2008年4月3日 撮影
レンズ部分が回転するスイバルデザインのコンパクトカメラで撮影

Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/302秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
30106)080403024 X800 ○舞岡公園 S10.jpg
30107 2010年8月14日 撮影
夏型の♂ しばしばこのように地面に静止しする。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
30107)100814006 X800 ◎舞岡公園 IXY900IS.jpg  
30108 2010年10月16日 撮影
秋型の♂

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
30108)101016014T X800 ○舞岡公園 IXY30S.jpg
30109 2016年9月28日 撮影
交尾  

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
30109)160928008 X800 ◎舞岡公園 P610.jpg
30110 2019年5月26日 撮影
そろそろ第1化が出てきそうな頃に、すっかり"銀"が擦れてしまっている越冬した♀がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
30110)190526038 X800 舞岡公園 RX10M4 DSC07451.jpg


02) ムラサキシジミ 

30201 2009年6月13日 撮影
前翅中室の紫青色の範囲を見ると、♀のように思う。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
30201)090613078TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
30202 2012年6月18日 撮影
♂ これほど前翅の紫青色部分が広い本種を見るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30202)120618020 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
30203 2014年6月10日 撮影
前翅の紫青色が強いので♂と見紛う。   

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f8 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
30203)140610082 X800 ◎舞岡公園 D5000 TAMRON90.jpg   
30204 2016年6月3日 撮影
裏面は♂♀の判定は難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
30204)160603153 X800 ◎舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
30205 2016年6月3日 撮影
♀  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
30205)160603160 X800 ◎舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
30206 2017年6月15日 撮影
きれいな個体だった。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
30206)170615085 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
30207 2018年6月4日 撮影
飛来してしばらく翅を閉じていても、日差しを受けて開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
30207)180604044 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30208 2018年6月4日 撮影
地味な裏面も美しい。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
30208)180604068 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30209 2018年6月19日 撮影
♀ 産卵なのだろうか。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
30209)180619044 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30210 2018年6月19日 撮影
♀ アラカシなのか、カシワなのかブナ科の食樹に産卵か?

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
30210)180619040 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
30211 2019年5月30日 撮影
アカシジミを探していたところ、本個体が飛来して離れたところのクリの花に止まった。とっさに同定できず、やっとシャッターを切った。日本チョウ類保全協会の事務局へこの写真を添付して同定を依頼したところ、ムラサキシジミとの回答をいただいた。裏面の斑紋は全く消えているが、翅の形や、黒い眼はまさしくムラサキシジミだった。越冬して翌年の第1化が出るころまで頑張っていたのだ。

プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
30211)190530017 X800 舞岡公園  ムラサキシジミ♀ RX10M4 DSC07665.jpg


03) ムラサキツバメ

30301 2005年10月21日 撮影 本種は舞岡公園であまり見る機会がない。見られるのは秋も深まった頃が多い。♂のように見える。

データ不詳
30301)051021017 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30302 2005年10月21日 撮影
♀ きれいな個体だった。

データ不詳
30302)051021053 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
30303 2011年6月30日 撮影
左側の後翅が変に見えるが、前翅の後角部分で後翅の前縁から中室部分が陰になってしまった。第1化の個体だ。

絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
30303)110630022 X800 ○ムラサキツバメ♀舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg