検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“ハグロトンボ”タグの付いているブログ記事

2023年7月24日

猛暑の箱根湿性花園 ① 2023年7月18日 神奈川県箱根町仙石原

例年、箱根湿性花園へはミドリシジミの発生時期に合わせて、7月20日前後に行っていた。ところがここ数年、そのタイミングが合わなくなってきていた。少し発生が早くなってきているのだと思い、今年は7月第2週に行こうと予定していたが、その週は予定が重なり、ラストチャンスの14日も雨の予報になってしまった。そのあとは3連休になり、混雑が煩わしい。結局、18日に行ってきた。
 天気は良かったのだが、猛暑だった。その日、横浜は37.3℃を記録している。
 朝8時には湿性花園に到着していた。じっと待っていても仕方ないので、近所を歩いてみるが、それだけで汗ビッショリになってしまった。おそらく30℃はすでに超えていたと思う。工事の資材置き場を歩くキジを見ているうちに湿性花園が開いた。
 ノリウツギの花はまだ少し残っていた。リョウブの花も咲いていた。チョウが来ていないかと目を凝らして見ながら歩いたが、チョウの姿はなかった。
 記述については、箱根湿性花園のパンフレットや、いつも通り、wikipediaを参照させていただいた。

000_230718016 X700 〇猛暑の湿性花園 キジ RX10M4.jpg
キジのお散歩 2023年7月18日 神奈川県箱根町仙石原

001_230718003 X900 猛暑の湿性花園 開門前 RX10M4.jpg 1.開園前の箱根湿性花園
自宅から車で2時間弱、朝8時に箱根湿性花園の駐車場に着いた。開くのは午前9時である。箱根といえども既に暑い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 100mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_230718002 X900 猛暑の湿性花園 ホンアジサイ RX10M4.jpg 2.ホンアジサイの品種
駐車場の前にある「湿性茶屋」という蕎麦屋の前に、わたくしとしては初めて見るアジサイの品種が咲いていた。「Picture This」で検索するもホンアジサイとしか出てこない。インターネットでホンアジサイの画像を丹念に検索してみたところ、「ダンスパーティー」という品種によく似ていた。「ダンスパーティー」は1994年頃に静岡県にある加茂花菖蒲園で作出され、近年鉢物のギフトが数多く流通するようになって一気にブレイクし、以来不動の人気を誇るアジサイだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_230718133 X900 箱根湿性花園外 ベニバナユウゲショウ Z50 Z105mc.jpg 3.ユウゲショウ(夕化粧)
湿性花園の辺りを当てもなく、開園までの時間つぶしに歩いてみる。まだ、8時半前なのに汗が噴き出してくる。この花はアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)といわれることもある。5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1~1.5cmの花をつける。可憐な花だ。和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花が見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f.0 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230718134 X900 箱根湿性花園外 ヒメオウギズイセン Z50 Z105mc.jpg 4.ヒメオウギズイセン(姫檜扇水仙)
ヒメヒオウギズイセンは、園芸ではクロコスミア、または旧学名のモントブレチアの名前でも呼ばれることもあるそうだ。花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付ける。全世界で野生化していて、佐賀県では移入規制種の指定を受けており、栽培が条例で禁止されているそうだ。(wikipedia参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230718007 X900 猛暑の湿性花園 マドンアリリー蕾 RX10M4.jpg 5.マドンナリリーの蕾
「Picture This」 で検索するとマドンナリリーと結果が出たが・・・。wikipediaで調べてみると、種としてのユリは「北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しており、原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)を数える。日本には15種があり7種は日本特産種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_230718024 X900 〇猛暑の湿性花園 キジ RX10M4.jpg 6.キジ♂
以前にも湿性花園が仙石原湿原と接するあたりでキジを見たことがあった。キジは日本鳥学会が選定した国鳥であるとともに、国内の多くの自治体でも「市町村の鳥」に指定されている。wikipediaによれば、「日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬、南西諸島などに狩猟目的で放鳥され、野生化している。」

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
007_230718026 X900 猛暑の湿性花園 RX10M4.jpg 7.レブンソウ(礼文草)
午前9時、箱根湿性花園の門が開いた。高山や北海道など寒冷地に見られる花が植えられているところに行く。北海道礼文島の固有種のレブンソウが咲いていた。礼文島の桃岩展望台や桃岩歩道などで見られるそうだ。絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)である。礼文島へは4年ほど前にツアーを申し込んでいたが、催行されず行けなかった。

SONY Cyber-shot RX10Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 168mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_230718140 X900 箱根湿性花園 ソラマメ科 Z50 Z105mc.jpg 8.モンキチョウ♀ 産卵行動
モンキチョウが産卵していた。種名は解らなかったがマメ科の植物の細い枝に産み付けようとしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_230718145 X900 箱根湿性花園 ノムラツツジ Z50 Z105mc.jpg 9.鮮やかな紅葉 ノムラモミジ(野村紅葉)
イロハモミジは淡い緑の新芽から夏の濃い緑、そして秋には真っ赤な紅葉へと、季節によって色の変化を楽しめるのが魅力である。 一方、ノムラモミジの葉はずっと赤いままだ。wikipediaによれば、日本は世界有数の多品種のカエデが見られる国で自生種は27種が存在する(園芸種は120種以上)。日本のカエデとして代表されるのはイロハモミジである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230718076 X900 猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 10.コウホネが咲く池
仙石原湿原植生復元区の近くの池にはコウホネの黄色い花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230718032tm X900 猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 11.コウホネ(河骨) -1
wikipediaによれば、コウホネはスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。底泥中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、ふつう水面より上に葉を立ち上げるが 、水面に浮かべる浮水葉をつけることもある。また水中の沈水葉は細長い。夏になると、長い花柄の先に直径3~5cmほどの黄色い花を咲かせる。日本固有種ともされ、北海道から九州の浅い池や沼に生育する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_230718147tm X900 〇箱根湿性花園 コウホネ Z50 Z105mc.jpg 12.コウホネ -2
コウホネ (河骨)の名の由来は、底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるためとされることが多い。この地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、生薬とされる。日の当たる黄色い花は露出をマイナス補正して撮影した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
013_230718044 X900 ◎猛暑の湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 13.コウホネ -3
コウホネの花は、長い花柄 (直径 3〜6mm) が地下茎から生じて水上へ伸び、その先端に直径 3~5cm で上向きに咲く黄色いカップ状の花を1個つける。数日開花し、雌しべが成熟した後に雄しべが成熟する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
014_230718036 X900 △猛暑の湿性花園 RX10M4.jpg 14.ハグロトンボ
池が「ポコッ」と音がして、池の水面に丸く水紋ができた。魚がいるのだ。コウホネの葉に止まっていたハグロトンボが驚いて飛んだ。露出補正を元に戻す間がなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 36mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
015_230718057 X900 猛暑の湿性花園 アサザ RX10M4.jpg 15.アサザ(浅沙、阿佐佐)
その隣の池にはアサザが咲いていた。こちらはミツガシワ科アサザ属の多年草。同じような黄色い花が咲く水草だが、5枚ある花弁の周辺には細かい裂け目が多数ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
016_230718048 X900 猛暑の湿性花園 ヤマユリ RX10M4.jpg 16.ヤマユリ(山百合)
平地にも咲く、特に珍しいユリではないが、wikipediaにある「山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。」という通りに咲いていた。モンキアゲハなどが吸蜜に来る。オレンジ色の花粉を裏面にいっぱい付けたキアゲハもよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_230718050 X900 猛暑の湿性花園 ナガバミズアオイ RX10M4.jpg 17.ナガバミズアオイ(長葉水葵)
少し休んで水分を補給しようと思い、休憩所に腰を下ろした。休憩所の前の池にはナガバミズアオイが咲いていた。この花にもチョウはよく来るのだが、今日はその姿がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
018_230718053 X900 猛暑の湿性花園 コバギボウシRX10M4.jpg 18.コバギボウシ(小葉擬宝珠) -1
蕾の状態では、どんな花か分かり難かったが、「Picture This」はコバノギボウシと同定した。先日、舞岡公園で見たオオバギボウシは白い花だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 44mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230718069 X900 猛暑の湿性花園 コバギボウシ RX10M4.jpg 19.コバギボウシ(小葉擬宝珠) -2
コバギボウシはオオバギボウシに比べると全体的に小さく、花茎の高さは30~50cmである。日当たりの良い湿った草原や湿原に自生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
020 230718153 X900 箱根湿性花園 フシグロセンノウ Z50 Z105mc.jpg 20.フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科(センノウ属)の花だそうだ。和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛がある。森林の伐採や園芸採取などによる減少が危惧されているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/800秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
021_230718155 X900 〇箱根湿性花園 エゾカワラナデシコ Z50 Z105mc.jpg 21.エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)
エゾカワラナデシコはカワラナデシコの基準変種で、花がやや大きく、色が鮮やかな傾向がある程度で遠目にはカワラナデシコとの識別は難しいという。カワラナデシコには3〜4対ある苞が、2対しかないのがエゾカワラナデシコの特徴という。wikipediaによれば、カワラナデシコ は苞が 3〜4対あり、がく片が 3〜4cmと長いところが本種とは異なるというが、意識して見ないと解らない。私には区別するのが難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
022_230718157 X900 箱根湿性花園 ハマナス Z50 Z105mc.jpg 22.ハマナス(浜茄子)の実 -1
ハマナスは、バラ科バラ属の落葉低木である。枝先に1~3個ほど紅紫色の5弁花を咲かせ、強く甘い芳香がある。花は昨年、北海道の「ファーム富田」へ行ったときに咲いているのを見た。花が咲いた後、果実(偽果)が結実する。果実の中には、種子が多く含まれているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
023_230718156 X900 箱根湿性花園 ハマナス Z50 Z105mc.jpg 23.ハマナス(浜茄子)の実 -2
果期は8~10月というが、すでに真っ赤に育った実も付いていた。wikipediaでは、和名ハマナスの語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、ナシに例えて「ハマナシ(浜梨)」という名が付けられ、それが転訛したと武田久吉博士が唱え、後に牧野富太郎博士が唱えた同様の説が通説になっていると。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正

2021年7月22日

ミドリシジミを見に箱根湿性花園へ 1 of 2 7月10日

箱根湿性花園のミドリシジミの発生時期が気になっていた。従来は7月20日ごろ行っていたが、ここのところ発生時期を外してしまっていたように思う。また、ノリウツギの花が開花するタイミングとも合わない。そこで今回は1週間ほど早めに行って見ようと思っていた。
 はじめ、7月12日を予定していた。その数日前から天気予報とにらめっこをしていたが、どうも芳しくない。ところが7月10日の朝、天気予報を見てみると、この日の方が良さそうだ。と思ってそそくさと支度をして、8時に家を出た。土曜日なので東名高速の渋滞が心配されたが、かえってトラックが少なく空いていて9時半前に箱根湿性花園に到着した。しかし、御殿場のインターまでは晴れていたが、仙石原に入ると怪しくなり、湿性花園は雲が垂れこめていた。でも、雨は降りそうになく、気温は高いのでチョウは飛びそうだ。

000_210710 園内案内板 X600.jpg 箱根湿性花園 園内案内板


1.ハグロトンボ<br> 最初に目についたのはハグロトンボだった。検索してみると、主に平地から低山地のヨシなどの挺水植物や、エビモ、バイカモなどの沈水植物などが茂る、ゆるやかな流れの川に生息するとある。まさしくこの湿性花園はピッタリのところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO1600 ) 露出補正 なし
001_210710004 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
2.ミソハギ(禊萩)
wikipoediaによれば、お盆の頃に紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。 盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。茎はまっすぐに立ち、株元は少し木質化するが、写真はその先端に付けた花。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_210710350 X800 箱根湿性花園 D5300 TAMRON 90.jpg
3.ウラギンヒョウモン -1
午前10時、ヒョウモン類が飛びはじめた。箱根湿性花園ではウラギンヒョウモンをあまり見ていない。すでに擦れてきている個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_210710018 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
4.オオウラギンスジヒョウモン -1
午前10時、南側の奥にある仙石原湿性植生復元区へ行って見た。群生するオカトラノオの花にオオウラギンスジヒョウモンがいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_210710022 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
5.オオウラギンスジヒョウモン -2
きれいな♂だ。発生初期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_210710033 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
6.ルリタテハ -1
オカトラノオにルリタテハがいるのを見つけた。越冬したルリタテハがアセビの花に来ているのを見たことがあるが、オカトラノオでの吸蜜を観察したのは初めてだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 なし
006_210710042 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
7.ルリタテハ -2
前の写真と同じ個体だが、きれいな個体だった。日本のチョウの中では特異的な瑠璃色の帯をもつこのチョウは美しく、私の好きなチョウでもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO500 ) 露出補正 なし
007_210710048 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
8.クサレダマ(草連玉)
仙石原湿性植生復元区の雲行きが怪しくなってきた。気温が下がるとチョウが飛ばない。この花はクサレダマという。wikipediaによると、花期は7-8月で茎の先端または葉腋に円錐花序をつけ、多数の花をつける。線状の小さな苞があり、萼は深く5裂する。花冠は黄色で径12-15mmになり、5深裂する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210710058 X800 〇クサレダマ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
9.チダケサシ(乳蕈刺)
この花にミドリシジミが吸蜜に来ることもあるのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210710060 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
10.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
wikipediaによれば、「擬宝珠」は、橋の欄干につける装飾品のことであり、花の蕾の形が擬宝珠に似ていることに由来するという説の他、ネギ坊主に似ているという説がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210710061 X800 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg
11.カセンソウ(歌仙草)
仙石原湿原植生復元区には、オカトラノオ、クサレダマとともに、このカセンソウが群生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
011_210710067 X800 カセンソウ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
12.ノハナショウブ(野花菖蒲)
少し遅いかなと思ったが、仙石原湿原植生復元区のところどころにノハナショウブが咲いていた。園芸種であるハナショウブの原種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210710068 XZ800 ハナショウブ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
13.ウラギンヒョウモン -2
しばらくチョウが飛ばなかったので花を撮っていたが、オカトラノオにウラギンヒョウモンがやってきた。ここは圧倒的にオオウラギンスジヒョウモンが多く、ウラギンヒョウモンは多くない。擦れてきていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
013_210710355 X800 箱根湿性花園 D5300 TAMRON 90.jpg
14.ウラギンヒョウモン -3
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_210710073 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
15.キジ(雉子、雉)
カセンソウが咲くあたりを歩いていたら、不意に大きな鳥が飛び出し、復元区の柵を越えていった。行って見たが姿は見えない。今度は地味な♀が追うように飛び、柵に止まった。振り返ったところを撮る。キジは日本の国鳥である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO2000 ) 露出補正 なし
015_210710089 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
16.コウホネ(河骨)が咲く池
箱根湿性花園にはいくつかの池が点在する。この池は一番南側に位置する池で、西側から見ている。コウホネの黄色い花が咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_210710090 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
17.ユウスゲ(夕菅)
和名は花が夕方に開き翌日の午前中にしぼみ、葉がスゲに似ていることに由来する。日本では開発や自然遷移、園芸採集などにより減少し、多くの都道府県で、レッドリストの指定を受けている。また、長野県の霧ヶ峰や滋賀県の伊吹山3合目のユウスゲ群落などでは、ニホンジカの食害により植生の衰退が危惧されているそうだ。午前11時、まだ花は開いていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210710091 X800 ユウスゲ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
18.サンショウバラ(山椒薔薇)
別名 ハコネバラ(箱根薔薇)という。和名の由来は、葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているため。はじめ種名が判らず、インターネットで検索していたが、バラの仲間とまではわかったが同定が出来ない。ふと箱根湿性花園の入園券を見たところ、ノハナショウブ、ニッコウキスゲとともに写真が印刷されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_210710095 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
19.台ヶ岳
一旦、入り口のところまで戻って、何か冷たいものでも飲もうと園内中央へと歩く。南側に向け方角を示した表示物が置かれていて、正面が箱根の最高峰である神山(1,438m)だが、手前の台ヶ岳(1,046m)に遮られて見えない。この時はその台ヶ岳も雲に遮られて見えなかった。箱根湿性花園の標高は650mである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_210710094 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
20.オオウラギンスジヒョウモン -3
この日飛んでいたオオウラギンスジヒョウモンはすべて♂だった。この個体も羽化したてのようだ。元気にオカトラノオの花から花へ飛び回っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
020_210710110 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
21.オオウラギンスジヒョウモン -4
裏面が美しい。ウラギンスジヒョウモンがいないかと、撮影した画像をモニターで確認するが、いずれもオオウラギンスジヒョウモンだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
021_210710121 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
22.猫じゃらし?
確信はないが「猫じゃらし」だろうか?「猫じゃらし」は俗称で、エノコログサ(狗尾草)というらしい。(コバナワレモコウかもしれない)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO400 ) 露出補正 なし
022_210710148 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
23.オオウラギンスジヒョウモン -5
園の中央の辺りにもオカトラノオは咲き、そこにもオオウラギンスジヒョウモンが来ている。本種の食草はタチスボスミレやニョイスミレなど各種スミレ植物だそうだ。主に山地の樹林地周囲の草原に生息する。これまでのところ、狙いのミドリシジミの姿は見ていない。まだ発生していないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO640 ) 露出補正 なし
023_210710155 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg


2013年10月 5日

曼珠沙華の巾着田 9月27日 その2


 時刻は10時30分。だんだんと人が多くなってきた。わたくしたちは、西武池袋線の高麗駅から歩いて来たが、JRの八高線、川越線の高麗川駅から来る人も多い。バスが出ている。
 いったん巾着田曼珠沙華公園から出て、巾着田の中ほどを歩いてみた。コスモス畑があったが、これから最盛期を迎えるのだろう。巾着田の真ん中を歩いて、高麗川が「きんちゃく」状に迂回して、先ほどの県道川越・日高線に掛かるもう一つの橋である天神橋の方へ向かう。再び、先ほどとは別の巾着田曼珠沙華公園への入り口があり、前の入場券を提示して、遅咲きの曼珠沙華の群生地がある一帯に入った。「あいあい橋」という高麗川に掛かる橋の上から、曼珠沙華の群生を眺めた。

  巾着田曼珠沙華公園の散策を終え、高麗神社へ行ってみようと思い、県道川越・日高線を先ほど渡ってきた、鹿台橋の方へ歩く。
  小腹がすいたので、通りすがりにあった手打ち蕎麦屋「玄蔵」に入った。乾いた喉に良く冷えたビールが浸みる。
 高麗神社までは遠かった。片道30分以上はかかった。
 昔、この地に高麗郡という郡がおかれていた。紀元前37年頃から668年まで、中国北東部から、朝鮮半島にかけて高句麗という国が栄え、長い期間をかけて多くの高句麗人が日本に渡ってきて、渡来人として暮らすようになった。716年大和朝廷は、律令制のもと、関東一円に住んでいた高麗人を集め、武蔵の国に高麗郡が設置された。高麗郡は1200年近く続いたが明治29年(1896年)、入間郡に編入され、その名を消した。この地には多くの高麗人の文化が残っているという。

12.曼珠沙華は最盛期
どうやら、幸運にも、曼珠沙華の開花最盛期に当たったようだ。赤い絨毯がびっしりと広がる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/350秒 11.5mm〈Equiv.135≑63mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
曼珠沙華は最盛期;クリックすると大きな写真になります。
13.黒いイトトンボ
ハグロトンボと思う。♂は胴体の色が光沢のある青緑色だが、雌は黒褐色だというので、これは♀だろう。赤とのコントラストが強烈だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 160.5mm〈Equiv.135≑875mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.0段
黒いイトトンボ;クリックすると大きな写真になります。
14.曼珠沙華 木々の緑を背景に
群落の向こうの木々の緑を背景に、びっしりと咲く曼珠沙華の赤が映える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
曼珠沙華 木々の緑を背景に;クリックすると大きな写真になります。
15.白花曼珠沙華
ここにも白い曼珠沙華が咲いていた。写真を撮る人が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/278秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
白花曼珠沙華;クリックすると大きな写真になります。
16.コスモス畑
少し戻って、いったん、曼珠沙華公園を出て、桜堤の先にある観光バスの駐車場を横切り、巾着田の中ほどへ下りる。そこにコスモス畑があった。春は菜の花が咲くという。コスモスの花はまだそれほど多くはなかったが、曼珠沙華のシーズンが終わるころには、畑がコスモスの花で埋まるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 7.9mm〈Equiv.135≑43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コスモス畑;クリックすると大きな写真になります。
17.アマクリナム
淡いピンク色が美しいこの花はヒガンバナ科のアマクリナムというらしい。アメリカで作られたアマリリスとハマユウの交配種だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135≑43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アマクリナム;クリックすると大きな写真になります。
18.遅咲き群生地
巾着田を横切って、東側に出ると再び曼珠沙華公園のゲートがあり、今朝、最初の入り口で購入したチケットを見せて、中に入った。遅咲き群生地と案内されているが、ここでも見事に開花していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/526秒 9.7mm〈Equiv.135≑53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
遅咲き群生地;クリックすると大きな写真になります。
19.あいあい橋
遅咲き群生地の終わりに、高麗川にあいあい橋がかけられている。おそらく、観光目的で造られたのだろう。ユニークな形をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/640秒 9.7mm〈Equiv.135≑53mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
あいあい橋;クリックすると大きな写真になります。
20.案内板
公園内のところどころに、現在地を示す、写真のような札が立てられていた。とてもわかりやすい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/923秒 6.8mm〈Equiv.135≑37mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
案内板;クリックすると大きな写真になります。
21.あいあい橋を渡る
そろそろ巾着田曼珠沙華公園を出ようと、あいあい橋がかけられている道に上がり、高麗川を渡った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/750秒 11.1mm〈Equiv.135≑60mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.3段
あいあい橋を渡る;クリックすると大きな写真になります。
22.あいあい橋の上から
あいあい橋の上から、遅咲き群生地を眺める。この左側を高麗川の清流が流れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 25.0mm〈Equiv.135≑136mm〉 ISO200 ) 露出補正 -1.0段
あいあい橋の上から;クリックすると大きな写真になります。
23.手打ち蕎麦
巾着田曼珠沙華公園を切り上げて、高麗神社へ行ってみようと、県道川越・日高線を鹿台橋の方へ歩き始める。時刻は11時半を回り、小腹がすいてきた。右側に手打ち蕎麦「玄蔵」という店があった。何とか座れるところがある。しかし、おかみさんから、「30分くらい時間をいただきますがよろしいですか」と声がかかる。歩き疲れたし、ビールを飲みながら待つのも良しとして、「もり」を注文した。細い蕎麦がうまかった。食べ終えて、店を出たのは12時10分ごろだったが、「売切終了」の札がかかっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 7.9mm〈Equiv.135≑43mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
手打ち蕎麦;クリックすると大きな写真になります。
24.高麗神社
高麗神社までは遠かった。途中聖天院を歩いたりしたが、たっぷり40分はかかっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/949秒 6.2mm〈Equiv.135≑34mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
高麗神社;クリックすると大きな写真になります。
25.高麗神社本殿
高麗神社は高句麗の王族・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を祀る神社だ。若光は高麗軍の郡司に任命され、武蔵野の開発に尽くし、この地で没したという。以来、現在に至るまで若光の直系の子孫が神主を務めているそうだ。平成28年(2016年)には、武蔵野国に高麗郡が置かれてから1300年を迎える。「高麗郡建郡1300年記念事業」が推進されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
高麗神社本殿;クリックすると大きな写真になります。
26.ザクロ
参拝を終え、もと来た道を高麗駅へ戻る。高麗神社から県道川越・日高線への道は、カワセミ街道と名付けられた、車の往来こそ多いが、のんびりとした道だった。農家の庭にザクロが生っていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ザクロ;クリックすると大きな写真になります。
27.ひまわり
遅咲きのひまわりが咲いていた。ひと口にひまわりといってもいろいろな種類があるようだ。午後2時少し過ぎに、西武鉄道の高麗駅に戻った。各駅停車で飯能へ、飯能から準急で小手指まで行って、副都心線・東横線直通の快速急行・急行・特急で横浜へ。思ったより早く着いた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro 絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
131005_027.jpg