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2017年10月28日

蝶 自選年間ベスト10 (​11) 2013年

2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。

 第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。

 夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
  秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f​​5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​​​5.6​ 1/​250​秒 90mm ISO​8​00)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。​

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f​​​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院​
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm ​f​2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff​​​​5.6​ 1/​400​秒 90mm ISO​400)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市​
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
  絞り優先オートで撮影( f​​5.6 1/​1600​秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 ​6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( f​​​​​6.3​ 1/​250​秒 ISO​9​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影 ( ​f​6.3​ 1/​1000​秒 ISO​4​00 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂が​キオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ​​​f6.3​ 1/​800​秒 ISO​4​00 )露出補正 ​なし​​​​​​​
クリックすると大きくなります。 9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって​、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが​​​​​​​​​。​水が引いた​​10月​28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/​40​0秒 1​11​mm ISO​1​00 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 ​補 1.アサギマダラ 2013年​10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm ​f​3.5-5.6G
​プログラム​オートで撮影(​f​5.6 1/​640​秒 ​170​mm ISO400)露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。 ​

Nikon COOLPIX P90 ​f​2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( ​f​5​.6​ 1/​250​秒 110mm ISO​64)露出補正 ​-0.3段
クリックすると大きくなります。 補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​6.3​ 1/​320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか? ​

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市​
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm ​f​2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( ​f​​5.6​ 1/​400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
171028_016.jpg 補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド​
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f​5.6​ 1/​800​秒 90mm ISO​400 )露出補正 なし


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (​10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (​9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年8月24日

蝶が少なかった八島が原湿原(2 終) 8月4日

鎌が池の先の蝶々深山へのトレッキングコースの分岐路まで行き、引き返すことにした。そこへエルタテハが飛んできて、道に止まって吸水を始める。相変わらず元気なのはヒョウモンチョウだ。ヒメシジミの♀や絶滅危惧Ⅱ類のアカセセリを撮りながら、湿原の入り口まで戻る。何時もアザミの花にいっぱい来ているギンボシヒョウモンやウラギンヒョウモンが少ない。スジボソヤマキチョウも飛ぶのを見たが撮れなかった。
  12時前に八島が原湿原を切り上げ、美ヶ原へ向かった。おおよそ30分くらいビーナスラインをドライブして、山本小屋の駐車場に入る。美ヶ原も蝶が少ない。
 美ヶ原を、美しの塔を見て、塩くれ場まで行ったら、雲行きが怪しくなってきたので、引き返すことにした。ここでも収穫はなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 18.エルタテハ -1
エルタテハが飛んできて路上に止まり吸水を始めた。遠くから数ショット撮る。次にP610で背景を入れて撮ったが、なかなかよい位置に来てくれない。 ​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.5 1/320秒 15mm ISO100) 露出補正-0.3段​​​​ ​​
;クリックすると大きな写真になります。 19.エルタテハ -2
前の写真と同じ個体。上から押さえつけるような写真になってしまうが、開翅してくれているうちにとD5300でも撮った。​​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 3​​​​00​​​mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.アカセセリ -1
アカセセリ♂がハクサンフウロで吸蜜していた。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 3​​​​00​​​mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.アカセセリ -2​​
開翅してくれたので同定しやすい写真が撮れた。前翅の黒褐色の部分の幅が広く、コキマダラセセリと区別できる。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 2​80​​​mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ -1​​
このヒョウモンチョウは♀のようだ。気が付くと望遠端の300mmを多用していた。楽なのだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ -2
​​ これは♂だ。ヒョウモンチョウは今が盛りなのだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ヒメシジミ♀
​​​​ ヒメシジミの♀の裏面は♂の裏面と比べると地色は褐色となり、黒い斑紋の周りが白く縁どりされる。 ​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ヒメシジミ♂
​​​​ ハクサンフウロでヒメシジミが吸蜜していたが撮りにくい位置だ。前にある草の葉が邪魔になる。そのあいたところを抜いてフォーカスする。 ​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.湿原に咲くシシウドとヤナギラン​​
​​​​ 八島が原湿原を代表する光景だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f3.8 1/1600秒 4​​​mm ISO100​ ) ​ 露出補正​ -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.コキマダラセセリ -1
​​​​ 湿原から駐車場へ行く手前にコキマダラセセリがいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コキマダラセセリ♀ 
​​​​​​ この辺りはいつもギンボシヒョウモンやウラギンヒョウモンが一つのノアザミの花を奪い合うように飛び交っているところだが、今回はそういう光景が見られない。代ってコキマダラセセリがノアザミの花を訪れていた。

​​Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.美ヶ原のギンボシヒョウモン -1
​​​​​​​​ 八島が原湿原を切り上げた時間が早かったので、美ヶ原へ寄ってみることにした。山本小屋の駐車場に車を置いて歩き始める。ノアザミの花にやってきたギンボシヒョウモンをやっと見ることができた。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​400秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.美ヶ原のギンボシヒョウモン -2
​​​​​​​​ ギンボシヒョウモンは数こそ少ないが元気に飛び回っていた。​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ハクサンフウロで吸蜜するジャノメチョウ
​​​​​​​​ 八島が原湿原でもジャノメチョウは多かったが、ここでも数が多い。というよりほかに蝶が飛んでいない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.美しの塔と王ケ頭​​
​​​​​​​​ 雲行きが少し怪しくなってきた。塩くれ場までは10分ほどだ。塩くれ場の近くには何かいるのではないかと期待して行ってみる。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 92mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.放牧されている牛たち​​​​
​​​​​​​​ 広々として牛たちも気持ちがよいことだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​​​​​​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 200mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.王ケ頭を望む​​​​
​​​​​​​​​​ 遊歩道には柵が設けられ、観光客は放牧地の中に入ることはできない。牛は悠々と歩いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​​​
​​​​​​​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.2 1/320​​​秒 30​​​mm ISO100​ ) ​ 露出補正​ -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.いよいよ雲行きが怪しくなる​​​​
​​​​​​​​​​ 王ケ頭の向こう、松本の方から雲が急に湧き上がってきた。ここは標高2000m、山の天候の変化は怖い。塩くれ場まで来たが、なにか蝶がいるのではないかという期待は裏切られ、早足で駐車場へ戻ることにした。幸い降られなかったが、帰路の中央高速では激しい夕立に見舞われた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​​​
​​​​​​​​​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6​​​​ 1/5​0​​​0​​​秒 8​1​​​​​​mm ISO100​ ) ​ 露出補正​ -0.3段
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2016年8月21日

蝶が少なかった八島が原湿原(1) 8月4日

先月(7月25日)、湯の丸高原へ行ってきたが、天候もいまいちで、蝶も少なく消化不良だった。もう一度どこかへ行きたいと思っていたが、なかなか天候が定まらない。
 8月4日、この日は不安定ながら晴れそうだ。いつも行くところだが、八島が原湿原へ高原の蝶を撮りに行こうと決めた。早朝、自宅を出発し、圏央道、中央高速経由で八島が原湿原の駐車場に着いたのは9時だった。駐車場はすでに混んできている。夏は9時前に来ないと満車になることがあるという。
 カメラはこの日も SIGMA 18-300 を付けたD5300を首からかけ、右手にP610をハンド・ストラップで持つ。駐車場からいま登ってきたビーナスラインを小さなトンネルでくぐって、湿原に入った。短パン、スニカー姿で歩いている家族連れが多い。
 しかし、いつもの年と違い、ここでも蝶の数が少ない。ノアザミ、ノハラアザミは咲いているが、そこに集まるギンボシヒョウモン、ウラギンヒョウモンがなかなか見られない。ヒョウモンチョウだけが元気に飛んでいた。クジャクチョウも撮りたかったが姿を現さなかった。途中で出会った湿原の管理者の方の話でも今年は蝶が少ないという。
昨年7月27日に来たときは、湿原を一周したが、今回は鬼ヶ泉水、鎌ヶ池方面へ歩き途中で引き返した。

;クリックすると大きな写真になります。 1.エルタテハ -1
湿原の入り口近くで、いきなりエルタテハが飛んできて岩の上に止まった。ゆっくり近づいて撮るがさらに近づこうとしたところで逃げられてしまった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒョウモンチョウ -1
昨年もそうだったが、ここ八島が原湿原にいるのはコヒョウモンではなくヒョウモンチョウだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 135mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒョウモンチョウ -2
ヒョウモンチョウはヒヨドリバナの花によく集まる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 135mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コオニユリに止まろうとするキアゲハ​​
ちょっと離れたところだったのでこれが精いっぱいだった。300mm開放でも何とか解像してくれる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.湿原のヒョウモンチョウ
背景を写し込んだ写真が撮りたかった。もう少し蝶が近くにいてくれないと広がりが出ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/640秒 14mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -1
ジャノメチョウ自体は普通種だが、マツムシソウとの取り合わせで値打ちが上がる。木道以外歩けないのであまり近くに寄ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.2 1/800秒 11mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -2
前の写真と同じ個体。カメラを換えて撮る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 230mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 .マルバダケブキにウラギンヒョウモン
木道から離れたところで咲くマルバダケブキにウラギンヒョウモンが来た。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメシジミ♂
ヒメシジミが数頭飛んでいるところがあった。動き回っていてなかなか落ち着いてくれない。だいぶ擦れている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/800秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメシジミ♂ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅して見せてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1250秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.新鮮なヒメシジミ♂​​
ちょっと離れたところだったけれど、きれいなヒメシジミが止まって翅を開いてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1000秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.木道に止まったコキマダラセセリ​​​​
眼にも止まらぬ速さで飛んできたセセリが木道の目の前に止まった。コキマダラセセリ♀のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/1600秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンヒョウモン
やっとノアザミにウラギンヒョウモンが止まった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/640秒 260mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウは元気だ。飛び回ってはヒヨドリバナに止まってストローを伸ばす。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.八島が原湿原
鎌ヶ池の近くまで来た。蝶々深山、車山方面を望む。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/800秒 32mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ノハラアザミにウラギンヒョウモン
ノハラアザミは秋の花といわれるが、もう咲き始めている。ノアザミに比べて棘が多い。破損のないウラギンヒョウモンがそのノハラアザミに飛来して吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/800秒 250mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ハバヤマボクチ 葉場山火口
​​ これは見たことがない。ハバヤマボクチという。花が咲くのは秋というから、これは蕾なのだろう。ネットで調べてみると花は紫色でちょっとアザミの花に似ている。花の大きさはアザミより少し大きいようだった。調べてみると、葉場山というのは草刈り場の山あるいは丘を意味している。ボクチはホクチの訛りであり、ホクチは漢字で火口と書く。火は火打ち石などで発火した火を受けて種火をつくることに由来し、口は種火そのもの。つまり、ハバヤマボクチとは草刈り場のようなところに生え、葉の裏に白い綿毛が密生していてこの綿毛に火打ち石などで火を飛ばして種火にすることに由来するらしい。

  Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ ​​絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/400秒 300mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし

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2015年12月21日

蝶 自選年間ベスト10 (​8) 2010年

愛用している Nikon D300 ​に不満はないのだが、​2010年5月に Nikon D5000 を手に入れた。理由は二つある。一つは D300 は少し重たい。もう一つは D5000 はフリー・アングルのモニターでライブ・ビュー撮影が可能になった。ただし、古いタイプのAF NIKKOR レンズおよびその互換レンズはAFが機能しない。D300 に付けていたmacroレンズの Tokina100mm やSIGMA105mm はマニュアル・フォーカスでしか使えない。そこで、D5000 を使うときは、しばらくは2007年6月に購入した NIKKOR VR 18-200mm を使用していた。
 この年は、6回目のグァム島へのゴルフ・ツアーでヤエヤマムラサキなどを撮った。10月末から11月初めのトルコ旅行では、ヨーロッパアカタテハなどを遺跡で撮ったのだが良い写真は撮れなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ギフチョウとマメザクラ 2010年4月6日 神奈川県相模原市
ほぼ毎年のように訪れている藤野町で撮った。毎年、ギフチョウが発生する時期はほとんど変わらないが、その時に咲いている花は年によって異なる。この年はマメザクラが咲いていて、そのマメザクラにギフチョウが訪れた。この写真は平成23年の年賀はがきの写真に使った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.春のベニシジミ 2010年4月13日 横浜市舞岡公園 
舞岡公園の春は一斉にやってくる。ハルジオンが咲き、ヒメオドリコソウが咲く。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F​5.6​ 1/​2000​秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 3.黄色に黒 ジャコウアゲハ♂ 2010年5月8日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
  南足柄は毎年、ウスバシロチョウと黒いアゲハたちの春型を撮りに行くところ。ナノハナ畑にジャコウアゲハの♂が休んでいた。

​Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
   絞り優先オートで撮影  ( F​5.6​ 1/​800​秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキアゲハ♂ 2010年5月15日​ ​横浜市舞岡公園 
タニウツギのピンクの花が咲いていた。昼過ぎ、モンキアゲハやナガサキアゲハが吸蜜にくる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F​5.6​ 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ開翅 2010年6月11日 横浜市舞岡公園 ​
​なかなか翅を開いてくれないミドリシジミの♂だが、美しい金属光沢を披露してくれた。

​Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1​00​0秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 6.​キタキチョウ 2010年7月31日 横浜市舞岡公園
夏の舞岡公園は蝶が少なくなる。キタキチョウは元気に飛んでいるがなかなか良い写真が撮れない。可憐さが表現できれば良いのだが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラギンヒョウモン 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の終わりに信州へ高原の蝶を撮りに行った。湿原の広がりを撮るには、蝶に少なくとも10cmくらいに近づいて広角レンズで撮らなくてはならないが、コンパクトデジカメのマクロで撮ると被写界深度が深く、背景も表現できる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​5​00秒 ​7​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.サカハチチョウ夏型 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
サカハチチョウは春型の方が撮る機会が多いが、夏型の装いの方が好きだ。イタドリの花に来ていた。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F​5.6​ 1/​1600​秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 9.クジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
  湿原の草地に咲くノアザミの花に鮮やかなクジャクチョウが止まっている。何とか背後に広がる湿原を映しこみたかったが、如何せん蝶までの距離が離れていた。しかし、これはこれで良い写真になったと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
  絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1​250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ​なし​
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャノメチョウ 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
  ルドベキアという花でジャノメチョウが吸蜜していた。ジャノメチョウは関東周辺のゴルフ場などで、ゴルフを楽しんでいる折にもしばしば見かけるほど珍しくもない蝶だが、なかなかきれいに撮れない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
  絞り優先オートで撮影  ( F​5.6​ 1/​640​秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ヤエヤマムラサキ 2010年1月29日 グァム島マンギラオ・ゴルフ・クラブ
  マンギラオ・ゴルフ・クラブでアウトコースのプレーを終え、スルーで、海沿いのコースが広がるインコースへ向かう。途中、赤い花をつけた樹があり、そこに黒い蝶たちが集まっていた。前の組と少し詰まっていたので、同伴者に頼んで少しのあいだ写真を撮らせてもらった。花はテイキンザクラといい、マルバネルリマダラも好きな花だ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/​640秒 ​7​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.高原のクジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の青空のもと、広々とした八島が原湿原を背景にクジャクチョウを狙っていた。もう少し翅表が見えるような位置にいてくれたらなお良かったのだ。こういう写真は被写界深度の深い広角レンズで蝶に寄って撮るのだが、レンズの焦点距離が短いコンパクト・デジカメのワイド端のマクロは、腕を伸ばしてモニターで撮影できることもあって、画質こそ期待できないが、その代わりをしてくれる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​125秒 ​10​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマシジミ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原​
​ヒメシジミと良く似ているがこれはミヤマシジミのようだ。後翅の黒班がつながっている。 ​

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1​250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.​ウラナミシジミ 2010年10月16日 横浜市舞岡公園 
​セイタカアワダチソウなど秋の花が咲く舞岡公園で、コセンダングサの花で吸蜜していたウラナミシジミが翅を開いてくれた。背景のボケもきれいでファンタジックな写真になった。​

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1​640​秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ​なし


2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年​のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​50​0秒 ​5​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。​泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園​
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​62​秒 ​5mm ​ISO​135​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​16​00秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​234秒 ​44mm ​ISO​64​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ​2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg 9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ​SIGMA 70-300​mm F​4-5.6​ macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg 10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年​8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1​25​0秒 ​7​mm ISOオート )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​12000秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
​補2.スジグロシロチョウ 2009年​9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし


2013年8月 5日

信州蝶撮りの旅 7月25日~27日 -2 八島が原湿原


 中央高速の中央原P.A.で蓼科方面の空を見ると、雲は上がり、青空が広がってきている。今日はダメかと思ったが、八島が原湿原へ上がることにした。
 八島が原湿原には、毎年のように来ている。昨年は7月13日、一昨年は8月10日に訪れた。3年前は8月21日だった。やはり時期によって見られる蝶が多少異なる。さて、今年は7月25日、どんな蝶が見られるのだろうか。相変わらず、ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンが飛び回る。
 首からD300+100mmマクロ、右手にハンドストラップのP90、そしてベストのポケットにG12を入れて、湿原を周る木道を2時間弱歩いた。湿原を一周しようと思っていたが、いつ天候が崩れるかもしれないとの不安から、実現できなかった。
 撮った蝶はヒョウモンチョウたち4種とヒメシジミ、コキマダラセセリと少なかった。

コキマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 1.コキマダラセセリ -1
コキマダラセセリかヒメキマダラセセリか、あるいはアカセセリなのか、見分けるのもなかなか難しい。どうやらコキマダラセセリのようだ。新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンヒョウモン -1
湿原を一周する木道を 左回りに歩く。ノアザミでウラギンヒョウモンが吸蜜している。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンヒョウモン -2
この向こうには広大な湿原が広がる。この時期、ノアザミの花はきれいだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 4.ギンボシヒョウモン
これはギンボシヒョウモン。表側はほとんど区別は付け難いが、裏面でウラギンヒョウモンとの識別が可能だ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
.コキマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.コキマダラセセリ -2
湿原を背景に、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ。八島が原湿原は面積が43.2ha、泥炭層の厚さは約8.05m。1万2千年前に誕生した、日本の南限にあたる高層湿原とされる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンヒョウモン -3
一帯にはオレンジ色の蝶が飛び交う。そのほとんどがウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンだ。100mmマクロで。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒョウモンチョウ? -1;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒョウモンチョウ? -1
オレンジ色のヒョウモンチョウはギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンが多いが、新鮮なヒョウモンチョウもいた。しかし、ヒョウモンチョウとコヒョウモンの区別は難しい。この蝶はノアザミの花には来ない。ヨツバヒヨドリが好きなようだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 8.コキマダラセセリ -3
翅を半開して見せてくれたコキマダラセセリ♂。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒョウモンチョウ? -2;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒョウモンチョウ? -2
翅を閉じて、ヨツバヒヨドリで吸蜜している。裏面が確認できる。裏面でのコヒョウモンとの違いを図鑑で確認するが、判別が難しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
130805_010.jpg 10.ヒョウモンチョウ? -3
前翅表の基部寄りの2黒点の間隔がやや広いこと、前翅表第1b室の黒班が二分されていることから、どうやらヒョウモンチョウだと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメシジミ
ヒメシジミがハクサンフウロで吸蜜していた。狭い範囲で発生しているようで、限られたところでしか見ることがなかった。♂は擦れた個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒョウモンチョウ?  -4;クリックすると大きな写真になります。 12.ヒョウモンチョウ? -4
前翅外縁に丸みが少ないこと、前翅表第1b室の黒班が分離しているように見えるので、やはりコヒョウモンではなく、ヒョウモンチョウのようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
130805_013.jpg 13.ヒョウモン3種
左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモンと、3種が揃う珍しいショットが撮れた。花はたくさんあるのに何故一つの花に集まるのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリヒョウモン
ここ八島が原湿原では比較的少ないミドリヒョウモン。13.と同じ個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
.ヒョウモンチョウ?  -5;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒョウモンチョウ? -5
この個体も前翅表の基部寄りの2黒点の間隔が広いように見える。やはりヒョウモンチョウであろう。八島が原湿原にいるコヒョウモン属は、ヒョウモンチョウなのかもしれない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段

2010年9月 8日

八島が原湿原


 8月21日 三城を切り上げた後、再び扉峠に戻り、昨夏も来たビーナスラインを八島が原湿原に寄った。
昨夏は樹液に来ていたキベリタテハとエルタテハに出会えた。今回もそれが目当てだったのだが、残念ながら昨夏の樹に今年は樹液が出ていなかった。しかし、ミヤマシジミの斑紋異常型に出会えたのは収穫だった。
 午後3時半に帰路に着く。談合坂の手前から大渋滞が始まった。でも相模湖を過ぎるころには渋滞が解消したのは良かったのだが、この日は多摩川の花火大会があり、環八が渋滞。ようやく9時過ぎに自宅に戻ることができた。

ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 1.ギンボシヒョウモン
ここでもギンボシヒョウモンが多い。この猛暑で高原でもウラギンヒョウモンは夏眠でもしているのだろうか。裏面の銀の斑紋が陽の光に反射して輝いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラム優先オートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
湿原を背景に;クリックすると大きな写真になります 2.湿原を背景に
これもギンボシヒョウモンと思う。広角端に近いところで、背景に湿原を入れて撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 3.ウラギンヒョウモン
やっとウラギンヒョウモンがいた。どちらかというがギンボシの方が格上であるが、何かウラギンが貴重に思える。コンパクトデジカメでは、広角端で撮るとピントの深度が深くなる。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 7.3mm )
再びギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 4.再びギンボシヒョウモン
慣れるとウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンの区別が容易にできる。代表的な高原の蝶だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先で撮影 ( F5.6 1/800秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
スジボソヤマキチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.スジボソヤマキチョウ
ヤマキチョウに比べて、前翅先端の飛び出しが長く細い。脈が細いのが和名の由来という。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.ミヤマシジミ
足元を見たら、ヒメシジミかミヤマシジミの♀がいた。裏面を見るとミヤマシジミのようだ。しかも後翅の黒い斑紋がつながっている斑紋異常だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 7.ミヤマシジミ -2
ちょっとピントの甘い写真になってしまったが、半分翅を開いてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.クジャクチョウ
八島が原湿原を背景にクジャクチョウがアザミで吸蜜していた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 7.3mm )
クジャクチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 9.クジャクチョウ -2
焦点距離200mmで撮ると背景はボケる。同じくらいの距離にある蝶とアザミの花が浮き上がった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -3;クリックすると大きな写真になります 10.クジャクチョウ -3
このクジャクチョウはアザミの花から次のアザミの花へ移動する。少し近くの花に来たので、蝶を中心に撮った。傷のない奇麗な個体だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし