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2023年2月10日

保土ヶ谷公園 梅が咲き始めた 2023年2月6日

暖かい日になりそうだ。保土ヶ谷公園へでも行ってみようと思うが、この日は日曜日。脚の具合が完全ではない家内を乗せるので車で行くが、早く行かないと駐車場が混みそうだ。
 9時半に公園の駐車場に着いた。幸いまだ多くのスペースが空いていた。
 噴水広場のわきからトンネルでバス通りをくぐって、向こう側(南)へ下りた。辻広場をまっすぐ行くと梅園だが、左へ下り、まず、下池から上池へと歩き、上池を右(北)へ上がって、テニスコートのわきを通って梅園に行くことにする。

000_230205078 X700 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
咲き始めた八重野梅 2023年2月6日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_230205003 X900 保土谷公園 カワヅザクラ Z50 18-140.jpg 1.一輪開花していたカワヅザクラ
上池から下池へ流れるせせらぎの左側に、何年か前に数本のカワヅザクラが植えられた。カワヅザクラは、日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラといわれるが、カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられているという。成長も早いように思う。立派な桜の木に育ってきた。すでに蕾をいっぱい付けていて、その一輪が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230205011 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 2.コサギ -1
上池にやや小さい白いサギがいた。コサギだ。池の北側から撮ったので逆光になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
003_230205012 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 3.白梅
上池から、テニスコートの方を見ると1本の白梅がきれいに咲いていた。すでに八分咲きくらいに見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_230205016 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 4.コサギ -2
池の反対側へ行く。コサギは真っ白で、全長は60cmくらいだろうか。池の底がぬかるんでいるようで、汚れてはっきり分からないが、足の指が黄色いことと、白い冠羽が見えることでコサギとわかる。夏羽では頭に2本の冠羽はさらに長くなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230205025 X900 〇保土谷公園 コサギ Z50 18-140.jpg 5.コサギ -3
餌を探しているようだ。この上池はカルガモの池なのだが、この日はカルガモの姿は見られなかった。カワセミでも現れないかと期待したが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_230205029 X900 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 6.ロウバイ(蝋梅) -1
この日の目的の一つはロウバイの花を見ることだった。上池の傍に1本のロウバイの木がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230205031 X900 保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 7.ロウバイ -2
wikipediaによれば、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO140 ) 露出補正 なし
008_230205039 X800 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 8.ロウバイ -3
同じくwikipediaでは、ロウバイの早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて、半透明で鈍いツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしている。晩生種でも2月にかけて咲くというが、まだ蕾がたくさんある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_230205043 X900 保土谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 9.ハクセキレイ
おなじみのハクセキレイが歩き回っていた。敏感でなかなか近寄れない。かわいい野鳥と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230205046 X900 保土谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 10.アセビ(馬酔木)
まだ蕾だったが、春には房のように黄色い花を咲かせる。wikipediaによれば、和名「アセビ」は漢字で「馬酔木」と書き、葉にアセボトキシンなどの有毒成分が含まれることから、「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木」というところからついた名とされれている。ギフチョウなどのチョウもこのアセビの花に吸蜜に来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230205048 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 11.テニスコートの傍に咲く白梅
テニスコートに沿う梅園への小道を歩くと右下に、3.で見た白梅が咲いていた。今年は咲くのが早いように思える。もうほとんど満開だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 65mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230205053 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 12.テニスを楽しむ人たち
保土ヶ谷公園には、2つのエリアに合計9面の砂入人工芝コートがあり、硬式軟式とも利用でききる。ここはA~Eの5面あるのコートである。、F~Iの4面はバス通りの向こう側の少年野球場側(横浜新道側)にある。利用するには、利用希望日の前月1日から10日の間に、e-kanagawa施設予約システムへ抽選申込をする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230205056 X900 保土谷公園 別角晩水 Z50 18-140.jpg 13.別角晩水
梅園に入った。まだちらほらというところだが白い梅、赤い梅が咲き始めていた。これは別角晩水という早咲きの品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230205063 X900 〇保土谷公園 白牡丹 Z50 18-140.jpg 14.白牡丹
牡丹のように八重の花弁が重なる白梅「白牡丹」。八重というより牡丹咲きと呼んだほうがよいような豪奢な咲きっぷりだ。白梅といっても最初は桃色であり、咲いてからも淡いピンクが残る。説明に明治時代の銘花三牡丹の一つであると書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230205066 X900 〇保土谷公園 桜鏡 Z50 18-140.jpg 15.桜鏡
桜のような大輪の梅で品種名は桜鏡 という。やわらかいピンクの花びらにわずかな濃淡があり、八重の花びらの重なりが濃いピンクの陰影を作っている。木に付けられた説明には日本の梅で最大の花を咲かせる一種といわれるとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230205068 X900 〇保土谷公園 三吉野 Z50 18-140.jpg 16.三吉野
ピンクの丸っこい一重の梅。花弁は丸みを帯び全体がふっくらしている。木に付けられた説明プレートには「梅の野梅系園芸品種でご良く薄い紅色の一重咲きです。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_230205072 X900 保土谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 17.紅梅
紅梅というのは紅い梅の品種の総称かと思っていたが、説明プレートには、「梅の園芸品種で花は紅~赤で一重や多重があります。枝の芯まで紅色に染まります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230205061 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 18.八重野梅(やえやばい) -1
和名は八重咲種の野梅から付けられている。花は白色で大輪の八重咲で、蕾は薄いピンク色をしていた。管理をされている職員の方が来られたので「みんな思ったより早く咲きだしているのですね」と訊ねたところ、ここ数日でほぼ平年並みなったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230205080 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 19.八重野梅 -2
ウメは花梅と実梅に分けられ、花梅には、野梅系(野梅から変化した原種に近い梅)、緋梅系(野梅系から変化したもの。 枝や幹の内部が紅い。 花は紅色、緋色のものがほとんど)、豊後系(梅と杏子の雑種)に分けられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_230205082a X900 〇保土谷公園 八重寒梅 Z50 18-140.jpg 20.八重寒梅
小さな八重咲きの濃い紅色の花が特徴である。花びらは波立って、極早咲きの品種のようだ。毎年この梅園に来るが、東側の奥の方にあるこの八重寒梅と八重野梅が一番初めに咲き始める。どこにピントを合わせればよいのかわからない写真になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 123mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_230205086 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 21.鹿児島紅(かごしまこう) -1
深紅の花で紅梅の代表格である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きだ。 細い枝の髄や葉柄も濃紅色となり艶やかな品種という。緋梅系のやや遅咲きというが、ここでは早くから花をつけ始める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 88mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_230205087 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 22.鹿児島紅 -2
品種説明プレートには「緋梅系の園芸品種。花は濃紅色で駐輪の八重咲である。」と説明されていた。わたくしはこの梅の花が好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO200 ) 露出補正 なし

2022年3月26日

見ごろになった梅 保土ヶ谷公園 3月11日

3月11日、8分咲きになっていたカワヅザクラを見て、梅園へ入った。
 2月28日に来たときに見ごろでだったのは、梅園の東側に咲く白梅「八重野梅」と紅梅「八重寒紅」のそれぞれ数株くらいであったが、11日は西側から梅園に入ってすぐのところにいくつかの品種が花を付けていた。「思いのまま」は2月末に来たときは咲いていたのは白い花ばかりで、紅い花はほとんどなく、咲き分けは見られなかったが、今回は紅い花も十分に花を付け、咲き分けていた。
 前回は咲いていなかった 「玉光枝垂」「 花香実」「別角晩水」「姫千鳥」「紅千鳥」といった品種も咲き始めていた。
 メジロは来てくれなかったが、ツグミが地面に降りてせわしなく歩いていた。

000_220311114tm X700 〇保土ヶ谷公園 梅園 ツグミ Z50 18-140.jpg
梅園に現れたツグミ 2022年3月11日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

018_220311074 X800 保土ヶ谷公園 梅園 思いのまま Z50 18-140.jpg 18.思いのまま
白い花も、紅い花もたくさん咲いていた。一昨日の「大池こども自然公園」の「思いのまま」も見事だったが、咲いてみれば、ここのもなかなか良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220311075 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 玉光枝垂 Z50 18-140.jpg 19.玉光枝垂(ギョクコウシダレ) -1
先日は咲いていなかった「玉光枝垂」という品種が咲いていた。古い株と思われるが、枝垂れた姿に風情がある。江戸時代から続く品種だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220311080 X800 保土ヶ谷公園 梅園 玉光枝垂 Z50 18-140.jpg 20.玉光枝垂 -2
少し近づいて撮る。梅の分類としては、緋梅系一重に分類される「玉光」種の枝が枝垂れる品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 51mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220311076 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 玉光枝垂 Z50 18-140.jpg 21.玉光枝垂 -3
咢片の色はこげ茶色になる。花は紅色で端正な花形となる中輪の一重咲である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 65mm ISO65 ) 露出補正 なし
022_220311078 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 玉光枝垂 Z50 18-140.jpg 22.玉光枝垂 -4
見応えのある梅の花だった。望遠側で撮ると背景がボケる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_220311084 X800 保土ヶ谷公園 梅園 花香実 Z50 18-140.jpg 23.花香実(はなかみ)
花香実は実ウメというが花が美しく観賞価値があるので、庭木として薦められる品種という。花は桃紅色の八重咲き、実は大きめで梅干し、梅酒どちらにも向く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
024_220311086 X800 保土ヶ谷公園 梅園 別角晩水 Z50 18-140.jpg 24.別角晩水(ベッカクバンスイ)
幹に掛けられた札には「野梅系の園芸品種。花は淡紅色で花弁の裏が濃い色となる八重咲です。中国の品種。」と記されていた。早咲きというが、まだ蕾が沢山残っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 89mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_220311091 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 姫千鳥 Z50 18-140.jpg 25.姫千鳥(ヒメチドリ)
「ウメの緋梅系園芸種。花は濃い紅色の一重咲きです。結実します。」という札が欠けられていた。初めて品種名を確認した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_220311094 X800 保土ヶ谷公園 梅園 紅千鳥 Z50 18-140.jpg 26.紅千鳥(ベニチドリ)
花は濃紅色の中輪一重咲きで、雄しべの一部が花弁化している。(ヒメチドリの雄しべは花弁化しない。).写真では良く分からないが、花の中を千鳥が飛んでいるように見えるところからこの名があるそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_220311105tm X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 ツグミ Z50 18-140.jpg 27.ツグミ(鶇) -1
梅園の地面をツグミが歩いていた。3mくらいまで、ゆっくりと近づく。wikipediaによれば、ツグミは「夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある」とある。この時期、ここではしばしば見る。トリミングしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
028_220311111tm X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 ツグミ Z50 18-140.jpg 28.ツグミ -2
同じくwikipediaでは、日本などの「越冬地ではまず山地の森林に群れて生息し、その後に平地へ移動し分散する。福井県の指定の鳥であり、秋になるとシベリア方面から渡来する。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
029_220311116tm X800 ◎保土ヶ谷公園 梅園 ツグミ Z50 18-140.jpg 29.ツグミ -3
wikipediaには、「かつては珍味として珍重された。 1970年代までは岐阜県内の山中で盛んに密猟が行われており、カスミ網を張る「トヤ場」(密猟場)の中に料理を出す番小屋すら存在していた。日本野鳥の会の調査では、土岐市内の八百屋で販売されていたことが確認されている。」という記述があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_220311119 X800 保土ヶ谷公園 梅園 大湊 Z50 18-140.jpg 30.大湊(オオミナト)
大湊は野梅系・豊後性だそうだ。2月28日に来たときはほとんど咲いていなかったが、この日には、沢山の花を咲かせていた。さわやかなピンクの一重である。一つ一つの花弁が独立して見え、香りがよいという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
031_220311126 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 18-140.jpg 31.のどかな春の日
金曜日だったが、良く晴れた暖かい日だったので、梅園には多くの人たちが来られていた。梅園のベンチに座って、ギターを奏でる3人がいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
032_220311133 X800 〇保土ヶ谷公園 明神台 Z50 18-140.jpg 32.キタテハ
今日はチョウも飛ぶだろうと思っていたが、越冬した秋型のキタテハが飛び出した。春は、枯葉や枯草が落ちた地面に止まることが多く、絵にするのが難しい。なかなか敏感で近づくとすぐ飛び立ってしまう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
033_220311137 X800 〇保土ヶ谷公園 法性寺 Z50 18-140.jpg 33.法性寺の白梅
法性寺の南側の門の白梅が見ごろになっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO280 ) 露出補正 なし
034_220311142 X800 〇保土ヶ谷公園 法性寺 バーデンベルキア Z50 18-140.jpg 34.法性寺 鐘楼とバーデンベルギア
毎年この時期に行くと鐘楼の前に、枝垂れた枝に咲く白い可憐な花を見ることが出来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 0.7段
035_220311142t X800 〇保土ヶ谷公園 法性寺 バーデンベルキア Z50 18-140.jpg 35.バーデンベルギア
ハーデンベルギアは、コチョウランを小さくしたような愛嬌のある花が、連なるように穂になって多数咲く。花径は1cmくらいのつる性の常緑低木で、堅い革質の葉をつけ、各葉腋から花穂を伸ばしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 0.7段
036_220311148 X800 〇保土ヶ谷公園 法性寺 Z50 18-140.jpg 36.法性寺 灯篭と紅梅
本堂の前にある灯篭の傍の紅梅も見ごろに成っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 0.7段


2021年3月 4日

保土ヶ谷公園 春の訪れ 2月9日

ひと月ほど前のことになる。
 朝から晴れて裾まで雪に覆われた富士山がくっきりと姿を見せていたこの日は北風が吹き、この冬のピークの寒さだった。
 しかし、10時を過ぎるころ、風もおさまり、暖かくなってきた。保土ヶ谷公園のウメの様子をネットで調べてみると、早咲きのウメが見ごろという。それではと、バスに乗って保土ヶ谷公園へ出かけた。バスを降りたところのウメの木も白い花をいっぱい付けていた。下池、上池の方へ下りていくと、カワズザクラが咲き始め、ロウバイも咲いている。
 ボールを打つ音と、賑やかな声が交差するテニスコート脇を通って、梅園へ行くと、確かに早咲きのウメが見ごろになっていた。白梅も紅梅もある。メジロが来ないかと、うろうろしていると、段々と人の数が増えてきた。毎年、2月の第3週の土曜日に梅まつりが行われるが、今年はコロナのため中止だそうだ。止むをえまい。その梅まつりの頃には早咲きと遅咲きが入れ替わりの時季となり見ごろを迎えという。
 小一時間もその場にいなかったが、帰りは何時もの通り徒歩で下る。バス停の前の白いウメが咲いていたところに、メジロが2~3羽来ていて、しばらく楽しませてくれた。

1.ヒヨドリ
下池を歩いていると何羽かの野鳥が飛んできて、近くの大きな木の幹の窪みに止まった。1羽だけ、しばらくそこにいたので、カメラを向けた。私の目では眼鏡をかけていても、確認できない。ひょっとして何か見たことのない種かもしれないという期待を抱いて、シャッターを切った。自宅に戻って、画像を確認したところヒヨドリだった。繁殖期は5〜9月だそうで、つがいになって木の枝の上に10〜20cmほどのお椀型の巣を作るというが、巣作りではなかったようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_210209008 X800 保土ヶ谷公園 ヒヨドリ RX10M4.jpg
2.シジュウカラ -1
この頃、シジュウカラを良く見かける。類的にはスズメの仲間(スズメ目)に分類される小鳥で、ヤマガラと同じシジュウカラ科である。漢字では四十雀と書くが、たくさん群れることから四十(たくさん群れる) 雀(小鳥) になったとされているそうだ。主食は昆虫で、ドイツでの調査によると1羽が1年間に食べる虫の量をガの幼虫に換算すると12万5000匹にもなるそうだ。チョウの幼虫も食べられているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_210209020 X800 ◎保土ヶ谷公園 シジュウカラ RX10M4.jpg
3.カワヅザクラ 下池と上池の間に数本植えられているカワヅザクラが咲き始めていた。ピントが合う範囲を広くしようと、f16に絞り込んで撮ってみた。ちょっと解像力が落ちるような気がする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 mm ISO1250 ) 露出補正 なし
003_210209022 X800 保土ヶ谷公園 カワヅザクラ RX10M4.jpg
4.シジュウカラ -2
食餌となる虫を探しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210209029 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
5.ロウバイ
1本だけだが、ロウバイがあり、花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 22mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005_210209034 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
6.白梅
テニスコートの脇を通って梅園へいく。その途中にも白いウメが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 53mm ISO2500 ) 露出補正 なし
006_210209038 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
7.「別角晩水」
ピンクの早咲きのウメである。木には「別角晩水」という札が掛けられていた。wikipediaによれば、「梅には500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できる。梅は、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できる。」とある。保土ヶ谷公園の梅園には40種以上の品種があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 22mm ISO1250 ) 露出補正 なし
007_210209042 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
8.花を撮る
望遠側にズームして、背景をぼかして撮った。清楚な白い花だったが品種名はわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210209050 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
9.「幾夜の寝覚」
蕾がいっぱいに付いている。まだまだこれからだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 29mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_210209058 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
10.「無類絞り」
印象深い品種名である。 江戸時代に、「他に類のない絞り」という意味の最高の褒め言葉を、品種名としてつけられた花梅(花を観賞する梅)だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210209061 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.「緑萼春日野」
野梅系、青軸性で花は白い中輪の八重咲である。花びらの外側が緑色なので、蕾の時は緑色に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210209064 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
12.「紅梅」
この木に付けられていた札を見ると「紅梅」となっていた。私たちは白梅と紅梅と大雑把な言い方をしているが、「紅梅」という品種名だとするとわかり難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210209066 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.白梅と紅梅 -1
白い花が咲く木と、紅い花が咲く木が混ざり、重なり合って見え、撮りたいと思わせる。f16に絞ると両者がもう少しシャープに撮れるかと思ったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 78mm ISO1250 ) 露出補正 なし
013_210209071 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
14.白梅と紅梅 -2
絞って撮った効果が少し出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 78mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_210209074 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
15、 白梅と紅梅 -3
紅梅は「八重寒紅」。野梅系の早咲きの紅梅を代表するような八重咲きの花である。白梅のほうは木に掛けられた品種名が書かれた札を探したが、無かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし
015_210209077 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
16. 白梅と紅梅 -4
「八重寒紅」も背後の白梅も見頃である。バックは青い空が似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 73mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_210209078 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
17.「鹿児島紅」 -1
「鹿児島紅」は緋梅系で、濃紅色の八重咲きの代表的品種で印象的である。まだ蕾が多いこのころが、咲いている花も新鮮で見ごろと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 なし
017_210209079 X800 〇保土ヶ谷公園 鹿児島紅 f16 RX10M4.jpg
18.「八重寒紅」 -2
梅林にはベンチが設けられている。この日は天気は良かったが、ちょっと寒かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO2000 ) 露出補正 なし
018_210209085 X800 〇保土ヶ谷公園 f16 RX10M4.jpg
19.「鹿児島紅」と「八重寒紅」
背景になった 「八重寒紅」との色の重なりが旨く撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels 絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_210209087 X800 〇保土ヶ谷公園 f4 RX10M4.jpg
20.「思いのまま」
この品種は1本の木で紅と白の花が咲く。野梅系のどちらかというと遅咲き品種で、別名「輪違い(りんちがい)」という。中輪の八重咲きで、紅と白、絞りなどを1本で咲き分ける。まだ、白い花しか咲いていないが、あと数日すると紅い花が咲き始める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210209090 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま RX10M4.jpg
21.メジロ -1
梅にウグイスというのは、実は誤りで正しくは梅にメジロだという話を聞いたことがある。前にもこのブログで書いたと記憶する。ウグイスはいわゆるウグイス色でもっと地味な色であり、メジロの方が、若草色で腹が白く、何よりも目にインパクトがある。食性は雑食だが、花の蜜や果汁を好む。花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて南から北へと移動するものもいる。特にこの季節はウメの花に群がる様子がよく観察され、ソメイヨシノが開花する頃はその花に集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_210209098 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
22.メジロ -2
連写で様々な姿勢を獲る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_210209107 X800 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
23.メジロ -3
花芯に小さなくちばしを突っ込み吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_210209111 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
24.ジュウガツザクラ
法性寺の鐘楼のそばに1本のジュウガツザクラの木がある。開花時期は10月から4月にかけて、冬の間も断続的に小さな花を咲かせる。秋から冬の間は花の数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1250 ) 露出補正 なし
024_210209114 X800 法性寺 十月桜 RX10M4.jpg
25.白梅の古木
法性寺の塀越しに本堂の屋根と鐘楼の屋根を背景に白い花が咲く梅の古木がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_210209116 X800 〇法性寺 梅古木 RX10M4.jpg


2019年2月11日

梅が咲き チョウも飛ぶ 保土ヶ谷公園 2月4日

この日は天気予報のとおり、日中の気温は19℃まで上がった。保土ヶ谷歴史散歩をした後、保土ヶ谷駅西口から横浜駅西口行きの横浜市営バスに乗り、花見台というバス停で降りた。ここは保土ヶ谷公園の西南西、最も高いところだ。すぐそばの花見台広場には白梅が咲いていた。
 子供たちが遊ぶ姿を眺めながら、保土ヶ谷公園を上池、下池のほうへと歩く。下池の傍までくると足元からチョウが飛び立った。キタテハだ。今日はテングチョウとキタテハは飛ぶだろうと思っていた。
 梅園へ上がると、紅梅も白梅もちらほらと咲いていた。まだ、二分咲きというところだろうか。

1.保土ヶ谷公園 花見台の白梅 -1
バス停のすぐそばに八重の白梅が咲いていた。青空を背景にすがすがしい。これで5分咲きくらいだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2001.jpg
2.保土ヶ谷公園 花見台の白梅 -2 まだ蕾をいっぱい付けている。このくらいが一番見ごろなのではなかろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2002.jpg
3.キタテハ -1
この日、日中の気温は19℃くらいまで上がるという。保土ヶ谷公園の最も高いところである花見台から、上池、下池のほうへ下りてくると、思った通り、越冬したキタテハが飛び出した。枯葉、枯草の保護色になっていて、その上に止まっていても見つけにくい。草地に踏み込むと、キタテハはパッと飛び立つ。周囲を何回か旋回して、同じようなところに止まるので、そこを撮るのだが、止まってすぐに近づいてはダメで、少し落ち着かせてから近寄るとよい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 29mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2003.jpg
4.キタテハ -2
キタテハは何頭かいた。これは前の写真と違う個体である。前の個体はまさしく秋型で、翅表は鮮やかな緋色をしていたが、この個体は夏型のような茶色で、しかも大分擦れてしまっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2004.jpg
5.梅園の白梅 -1
下池から梅園へ上がった。梅園の梅の花はまだささみしいが、それでも紅梅、白梅が 咲き始めている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2005.jpg
6.梅園の白梅 -2
地面に向かって張り出した枝にも花が咲いていた。メジロでも来ないかと期待したが、この時は姿を見せなかった。まだ寒いのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2006.jpg
7.梅園の白梅 -3
花見台で見た白梅より花が小さく、ボリュームがない。品種は分からなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2007.jpg
8.紅梅 無類絞り
紅梅も咲いていて、とくにこの無類絞りという品種は咲き進んでいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2008.jpg
9.紅梅と白梅
梅園の日当たりの良いところでは、紅梅、白梅が咲き始めていた。芝にシートを敷いて日向ぼっこをしている家族連れもいた。今日は暖かい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2009.jpg
10.紅梅 別角晩水
この紅梅は別角晩水という。木に品種名が書かれた札があった。淡いピンクの花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2010.jpg
11.紅梅 道知辺
梅園の梅はまだまだこれからである。 保土ヶ谷公園は「かながわの花の名所100選」の1つに選ばれている公園で、約50種120本の梅が植えられ、横浜市内を代表する梅の名所スポットとなっている。 保土ケ谷公園の梅園の見頃は、例年2月中旬から3月上旬頃で、今年は2月23日(土)に梅まつりが予定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
190204_2011.jpg


2018年2月12日

春近し! 保土ヶ谷公園 2月7日

毎日寒い日が続く。北陸では大雪のため、幹線道路で車に閉じ込められ、3日間も動けない車列ができたと伝えられている。一方、太平洋側では気温こそ低いものの、好天が続いている。
  しばらくフィールドに出ていなかったので、気温が上がってくる11時過ぎ、カワセミでもいないかと思い、保土ヶ谷公園へ行ってみた。
 明神台のバス停で降りて、いつものコースを歩き始めると、マンサクの花が咲いていた。その隣には、梅の木が花を咲かせ始めていた。まるで、この寒さこそ自分が花を咲かせるときだと頑張ってくれているようだ。
 下にある池へ降りていくと、薄氷の張ったその池の上を、ハクセキレイや、ムクドリがチョコチョコと歩いている。
 テニスコートのわきから、梅林へいくと、いろいろな品種の梅の花が咲き始めていた。ちょうどお昼の時間で、座ってお弁当を開いている人たちもおられた。咲き始めた梅の花を眺めながめていると、ちょっと変わった野鳥がいた。ツグミだ。もう、春が感じられる。

1.マンサク ( 満作、万作)
wikipediaを見ると、マンサクの語源は明らかでないが、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれているとある。「金縷梅」ともいうらしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.8 1/400秒 19mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
180210_001.jpg
2.白梅
マンサクの木の隣に、梅が咲いていた。 比較的大きな梅の木だが品種はわからない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/800秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.もう少しで五分咲き
その梅の花は、まだ五分咲きには少し間がある。蕾をいっぱいつけていた。このくらいの時が一番美しく見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/500秒 22mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.氷の上のムクドリ
下池、上池のほうへ下りていく。池には薄い氷が張っている。上池ではその薄い氷の上をムクドリが歩いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 72mm ISO160​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ (白鶺鴒)
ハクセキレイは群れは作らないが、どこにでも現れる鳥だ。尾を上下に振るしぐさが愛らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/200秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.薄氷が張る池のハクセキレイ
ハクセキレイも薄氷が張る上池の水面を歩いている。半分溶けそうな薄い氷だが、うまく歩いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.梅園
上池の先からテニスコートのわきを戻るように歩いて梅園へ行ってみる。梅はまだ咲き始めたばかりで、全体では三分咲きにも満たないが、ちょうど昼になり、お弁当を開いている人たちがいた。まだ、雪が残っている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/640秒 27mm ISO100​ )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「別角晩水」
梅はちらほらと咲き始めている。この木には 「別角晩水」という札がかけられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.3 1/250秒 39mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「養老」
ほぼ白に近い淡紅の梅で 「養老」という品種だそうだ。 五分咲きほど花を咲かせていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/500秒 30mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.「桜鏡」
「桜鏡」は比較的遅咲きの品種のようだが、よく日が当たる枝で咲き始めている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「幾夜の寝覚」
「幾夜の寝覚」という札がかけられていたが、調べてみるとイクヨネザメという品種は、 緋梅系・紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪であるとの言われるが?。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/400秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「八重寒紅」
この品種は日本で品種改良した野梅系早咲き品種で正月用に使われるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/200秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「無類絞り」
白い花弁に水色が混じる大輪で八重の花を付けていた。 ここでは この品種はよく咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.深紅の梅の花
この木には品種を示す札がかかっていなかった。深い紅色の花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.梅園
梅園で比較的よく花が咲いている木々を撮った。日当たりがよい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.8 1/320秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ツグミ発見
梅の木の下に鳥を見つけた。ムクドリかと思ったが、ちょっと違う。オレンジの羽が見えた。ツグミだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.5 1/400秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ツグミ -1
ズーミングして引き寄せる。これで焦点距離は約160㎜だ。35mm版換算で約900mmに相当する。トリミングはしていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/160秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.ツグミ -2
そのまま、さらに近づくことができた。ツグミはキョトンとしてこちらを見ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/250秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ツグミ -3
しばらくの間、近くを歩き回っていた。光の条件が良ければ、 P610はこんな写真を撮るのに役に立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
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