検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“ソメイヨシノ”が含まれるブログ記事

2024年6月11日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ① 2024年5月10日 八王子市郊外

5月4日にアオバセセリを撮りに八王子へ行ったが、アオバセセリは、ミツバウツギの花とともに適期であり、目的を達することが出来た。しかし、あわよくばと思っていたクモガタヒョウモンは、やはり時期尚早で1頭目撃することはできたものの、撮ることはできなかった。
 クモガタヒョウモンが撮りたかった。この日は5月4日に行ったときより、遅くに自宅を出発し10時少し過ぎに現地に到着、今回は八王子城跡の駐車場に車を止める。
 クモガタヒョウモンが活動するのは、昼頃からである。それまではと、5月4日にアオバセセリを撮影したポイントへ行って見る。しかし「柳の下にドジョウはいない」。ミツバウツギの花は終わり、アオバセセリの姿は無かった。
 だが、チョウは確実に増えてきていた。アオバセセリを諦めて、駐車場まで戻ってくると着いた時にも飛んでいた黒いアゲハたちが多くなっていた。モンキアゲハもわずかに咲くアザミの花に来ている。
 そのアゲハたちをカメラで追っていると、突然クモガタヒョウモンが飛来して、幸運にもすぐ近くに咲くハルジオンに止まって吸蜜を始めた。また来てくれるかと、しばらくの間クロアゲハやオナガアヘハを撮っていたが、クモガタヒョウモンはその後現れてくれない。
 少し歩いて前回来た時に多くのハルジオンが咲いていたところへ行って見る。そこでも期待以上の収穫があった。アオバセセリがいて、ハルジオンの花から花へと飛びまわっていたのだ。1週間前に来た時はミツバウツギで吸蜜するアオバセセリを下から見上げるようにして撮っていたので、光の具合も悪かったが、そこではハルジオンに止まるアオバセセリを良い位置で撮ることが出来た。そこにはクモガタヒョウモンは来なかったが、オナガアゲハ、クロアゲハ、ウスバシロチョウもいて、時間が経つのを忘れた。
 再び、八王子城跡の駐車場へ戻ると、次々にクモガタヒョウモンも現れ始めた。

000_240510087t X700 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg
ノアザミを訪れるモンキアゲハ 2024年5月10日 八王子城跡

001_240510005 X900 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 1.ノアザミにアプローチするオナガアゲハ♂ -1
 駐車場のすぐ上に数本のノアザミの花が咲いていた。そのノアザミには次々と黒いアゲハが近づいてくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO400 )
002_240510301 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 2.ニホンカワトンボ
5月4日に来た時にミツバウツギが咲いていたところ向かう途中、木漏れ日が差し込む林道にニホンカワトンボがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 )
003_240510024 X900 ▲八王子城跡 RX10M4.jpg 3.ニホンカワトンボ飛ぶ
広角で撮ろうと思いカメラを持ち替えて、トンボに寄ったところへ、速足で歩いてきた人がいた。そのニホンカワトンボは飛び立った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO800 )
004_240510027 X900 ◎八王子城跡 ヤマト交尾 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミの♂と♀ -1
葉陰に交尾中のヤマトシジミが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO250 )
005_240510304 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 5.ヤマトシジミの♂と♀ -2
左側が♂。左手でまえに被さる小枝を動かして撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
006_240510039 X900 ◎八王子城跡 カラス  RX10M4.jpg 6.カラスアゲハ♂の吸水 -1
広島大学の高瀬浩行さん/本田計一先生の研究グループは、シロオビアゲハにおいて、吸水行動によってアンモニアを窒素源として摂取し筋肉や精子の生産に役立てていることを証明した。(https://home.hiroshima-u.ac.jp/~homura/LCE/index.html)羽化したばかりのある種のチョウの雄が吸水行動をする姿は良く目撃する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO640 )
007_240510043 X900〇八王子城跡 カラス  RX10M4.jpg 7.カラスアゲハ♂の吸水 -2
しばらく吸水して、移動してまた吸水を繰り返していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO800 )
008_240510045 X900 ◎八王子城跡 テング  RX10M4.jpg 8.テングチョウ
何処からか敏捷に赤いチョウがハルジオンの花に翔んできた。ぼろぼろである。昨年生まれた個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO500 )
009_240510062 X900 ◎八王子城跡 クロ♂ RX10M4.jpg 9.クロアゲハ♂ -1
アオバセセリを探しにミツバウツギのところへ行って見たが、花はすっかり終わっていた。アオバセセリの姿も、オナガアゲハの姿もない。また、駐車場に戻ってくるとノアザミの花にクロアゲハが来ていた。羽化したのようなきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO250 )
010_240510065 X900◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 10.クモガタヒョウモン♂ -1
そこへ突然クモガタヒョウモンが飛来し、幸運にも私が立つすぐそばのハルジオンの花に止まった。思いがけずこの日のターゲットの最初の1枚が撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO320 )
011_240510070 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 11.クモガタヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。しかしあまり長くはいてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO250 )
012_240510074 X900 ◎八王子城跡 クロ RX10M4.jpg 12.クロアゲハ♂ -2
5月4日に来た時にはオナガアゲハばかりでクロアゲハはいなかったが、1週間後のこの日はクロアゲハが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO250 )
013_240510082t X900 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg 13.モンキアゲハ♂ -1
今年始めて見るモンキアゲハである。この日、同じノアザミの花にきた3種目の黒いアゲハである。きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO250 )
014_240510086t X900 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg 14.モンキアゲハ♂ -2
前の写真とともに、トップの写真の次のシーンである。ノアザミに止まって吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO250 )
015_240510094 X900 ▲八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 15.ノアザミにアプローチするオナガアゲハ♂ -2
数本のノアザミの花が咲いている。そこへ黒いアゲハが次々とやって来る。これはオナガアゲハだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO320 )
016_240510100 X900 ◎八王子城跡 クロ RX10M4.jpg 16.クロアゲハ♂ -3
これはクロアゲハ。クロアゲハが多くなっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
017_240510111 X900 〇北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 17.ハルジオンにオナガアゲハ -1
昨年は駐車場の上の草地にもハルジオンが多く咲き、ウスバシロチョウが飛んでいた。今年はきれいに刈り取られてしまっていた。少し歩いて、ハルジオンの多く咲くところへ移動する。オナガアゲハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO400 )
018_240510114 X900 ◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 18.ハルジオンにオナガアゲハ -2
ここはオナガアゲハが多く翔んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO400 )
019_240510116 X900 ◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 19.ハルジオンにオナガアゲハ -3
前翅の様子からこの個体は♀のようにも見えるのだが、この写真では雌雄の同定は出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO500 )
020_240510120 X900 ◎北条氏照墓 オナガ♀ RX10M4.jpg 20.ハルジオンにオナガアゲハ -4
これは♂だ。少し鱗粉が落ちてはいるようだが、まだきれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )

2024年5月21日

陽春の小石川植物園 ② 桜は満開 2024年4月11日 東京都文京区小石川

白い花が咲くトキワマンサクの大きな樹を見て、小石川植物園の北側をユリノキやスズカケノキといった背の高い樹を見ながら、東へ向かってのんびりと歩く。
 やがて、満開と思われるサクラが見えてきた。ここの桜はテレビなどであまり紹介されることはないが、なかなか見事である。
 小石川植物園は正式には東京大学大学院理学系研究科附属植物園という。文京区観光協会のページなどを見ると、かつてこの地には、五代将軍綱吉の館林藩主時代の別邸があったそうだ。日本最古の植物園で、1684年「小石川御薬園」となり、1722年には園内に「小石川養成所」が創設。1877年に東京大学の附属となっている。
 研究・教育を目的としているため、園内は自然のままに保たれた森のようなエリアが多く、とても都心にあるとは思えない景色が広がっている。約16万㎡の敷地には約4,000種の植物が栽培され、春はウメやサクラ、秋にはイロハモミジなど、四季を通してさまざまな花木を楽しむことができると紹介されている。

000_240411139 X700 〇小石川植物園 染井吉野 RX10M4.jpg
満開のソメイヨシノ 2024年4月11日 文京区小石川植物園

018_240411105 X900 〇小石川植物園 里桜 紫桜 RX10M4.jpg 18.サトザクラ 紫桜
東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で栽培されていた品種で、紫紅色の花色は独特の色調である。「このはなさくや図鑑~美しい日本の桜~」というサイトには、「荒川堤から広まったものが栽培されています。花弁が丸くて大きくオオヤマザクラの特徴がうかがえます。花弁の色と若芽の赤葉のコントラストが美しい桜です。古くから知られる品種で、久保帯刀邸の長者ケ丸桜譜(1842年)にも、その名が見られます。」と解説されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 110mm ISO1000 )
019_240411107 X900 〇小石川植物園 モミオジハスズカケノキ RX10M4.jpg 19.巨木 モミジハスズカケノキ -1
Wikipediaによれば、「落葉広葉樹の高木で、生長が早く、樹高は10 - 30mになり、大きなものでは高さ35 mになる。樹皮は、若木から次第に鱗片状に大きく剥がれやすく、灰色と褐色、淡緑色のまだら模様が出来る。老木では、株の根元に剥がれ落ちた樹皮がたくさん落ちている。・・・」と記されていた。歩いている人と見比べてもその大きさがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 67mm ISO640 )
020_240411108 X900 小石川植物園 モミオジハスズカケノキ RX10M4.jpg 20.巨木 モミジハスズカケノキ -2
見上げてみてもこの樹の高さは解らないが、まさに巨木である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO500 )
021_240411117 X900 小石川植物園 スズカケノキ RX10M4.jpg 21.スズカケノキ(鈴掛の木、篠懸の木)
この木の果実の形状が、山伏が胸にまとう装束「結袈裟」にぶらさがっている装飾的な球形の房(通称「鈴懸」、正式名称「鈴梵天」)に似ていることに由来する。属の名前であるプラタナスと呼ばれることが多いが、日本で見られるプラタナスはモミジバスズカケノキであることが多いそうだ。実は自宅に近い保土ヶ谷公園などで観察できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 11mm ISO125 )
022_240411114 X900 小石川植物園  ユリノキ RX10M4.jpg 22.ユリノキ(百合の木・百合木・百合の樹)
この樹も大きな樹である。高さ45mに達することもある大きな木であり、いまは落葉していて観察できないが、特徴的な形の葉をもつ。花期は晩春から初夏、オレンジ色の斑紋をもつ黄緑色の花が上向きに咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
023_240411121 X900 小石川植物園 ベニシダレザクラ RX10M4.jpg 23.シダレザクラの道
さらに、内田祥三の設計により1939年に完成した本館のある方(東の方)へ向かうと、満開のシダレザクラの枝がその名の通り垂れ下がる道が続く。これはベニシダレザクラというのだろうか。こんなに桜が見られるとは期待していなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO200 )
024_240411123 X900 〇ミツバツツジ 小石川小石川植物園 RX10M4.jpg 24.ミツバツツジ -1
南へ移動するとツツジ園があった。ミツバツツジが青空と桜を背景に鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 48mm ISO125 )
025_240411126 X900 〇ミツバツツジ 小石川小石川植物園 RX10M4.jpg 25.ミツバツツジ -2
こんなに花をいっぱいに咲かせたミツバツツジはなかなか見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 46mm ISO160 )
026_240411128 X900 シロバナコバノミツバツツジ 小石川小石川植物園 RX10M4.jpg 26.シロバナコバノミツバツツジ(白花小葉三葉躑躅)
純白の葉は印象的だった。本種は同属で紫色の花をつけるコバノミツバツツジの白花品種として分類されている。樹高は2m程度まで。幹から枝が車輪状に分枝する。葉は枝の先に3枚ずつ輪生する。葉柄に粗毛が見られる。葉は長さ3~5㎝程度。3月頃葉の展開に先立って白色の花を開花する。花径は3㎝前後と解説されていた。(GKZ植物辞典)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 53mm ISO100 )
027_240411131 X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 27.ソメイヨシノの林
枝垂れ桜が咲く道を、本館の方向かって歩いていくとソメイヨシノが満開だった。ソメイヨシノの林と名付けられているところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 55mm ISO200 )
028_240411135 X900 〇小石川植物園 染井吉野 RX10M4.jpg 28.ソメイヨシノ(染井吉野)
Wikipediaによれば、ソメイヨシノは、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする栽培品種のクローンであることが、1995年に明らかにされた。ソメイヨシノは江戸時代後期に開発され、昭和の高度経済成長期にかけて日本全国で圧倒的に多く植えられた。このため今日では気象庁が鹿児島県種子島から札幌までの各地のサクラの開花・満開を判断する「標本木」としているなど、現代の観賞用のサクラの代表種となっており、単に「サクラ」と言えばこの品種を指す事が多い。今年は何回も延期された気象庁による東京の靖国神社の標本木の開花宣言は3月29日で、平年より5日遅く、満開予想は4月4日と発表された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
029_240411141 X900 〇小石川植物園 染井吉野 RX10M4.jpg 29.ソメイヨシノの花の下
染井吉野が咲くところは芝生になっていて、茣蓙を敷いてお弁当を食べたり、読書をする人も多い。だが、平日の昼下がりなのに人は多くなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
030_240411145 X900 〇小石川植物園 染井吉野 RX10M4.jpg 30.ソメイヨシノの花
ソメイヨシノの花は、咲き始めは白く、しばらくすると淡い紅色が濃くなる。つぼみの時には大量にある花のアントシアニンは開花後に減少し、全開になったときに最小になります。 咲きたてのソメイヨシノをよく見ると、花弁の付け根がほんのり赤いだけで、全体が真っ白に近いことがわかる。気象庁の満開予想の日よりもかれこれ1週間が経っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO160 )
031_240411152 X900 〇小石川植物園 ヤマザクラ 千原桜 RX10M4.jpg 31.ヤマザクラ(山桜)
山桜も咲いていた。ヤマザクラも日本のサクラの基本野生種11種のうちの一つ。ソメイヨシノは花が開花したのちに葉が出てくるが、ヤマザクラの花は新芽と同時に開花する。この樹も葉が目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 50mm ISO250 )
032_240411156 X900 〇小石川植物園 RX10M4.jpg 32.ソメイヨシノの花の下 -1
ソメイヨシノ林と言われているその木下は、芝生?の広場が広がっている。休日は人が多いのだろうが、この日は木曜日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO200 )
033_240411159 X900 〇小石川植物園 サトザクラ 一葉 RX10M4.jpg 33.ソメイヨシノの花の下 -2
樹の下にはベンチがあり、読書を楽しむ人もいる。園内では、アルコール類はご法度だが、ベンチ、レジャーシート等を敷いて飲食ができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 13mm ISO320 )
034_240411160 X900 ◎小石川植物園 サトザクラ 一葉 RX10M4.jpg 34.ソメイヨシノの花の下 -3
小石川植物園のソメイヨシノは樹齢130年と言われている。ソメイヨシノの学名 Prunus x yedoensis は、小石川植物園の初代園長を務めた松村任三教授によって1901年に名付けられた。命名の基準となるタイプ標本は、園内の木から採集されたものだが、現在では、どの木がその木であるかはわからなくなってしまったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO340 )
035_240411163 X900 小石川植物園 サクラバラ RX10M4.jpg 35.サクラバラ(桜薔薇)
バラ科の植物である。四季の山野草というサイトによれば、桜の花に似るというのが名前の由来である。園芸種のように見えるが、 ノイバラ と コウシンバラ の自然交雑の自生種だそうだ。カイドウの花にも似ていることから、別名をカイドウバラともいう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
036_240411167  X900 〇小石川植物園 サトザクラ 太白 RX10M4.jpg 36.サトザクラ 太白
タイハクというサトザクラの一品種。日本固有種のオオシマザクラを基に生まれた日本原産の栽培品種のサトザクラ群のひとつである。遺伝子解析の結果、タイハクは日本固有種のオオシマザクラを基に、同じく日本固有種のヤマザクラと交雑して誕生したことが確認されている。イギリス生まれの桜で、1932年に日本に逆輸入されたと伝えられているそうだ。花びらの縁が全体にウエーブしていている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
037_240411169  X900 小石川植物園 温室 RX10M4.jpg 37.公開温室
新しい温室を見てきた。入口は高い屋根を持つ中央室で、その両側に先代と同様に左右対称の温室がある。温室内のメイン通路は広くまっすぐでバリアフリーとなっていた。小石川植物園の公開温室は1900年に木造西洋式温室として完成して、120年の歩みがあるそうだ。1945年の5月の空襲により焼失したが、その後、1977年に再構築され、建築当初を彷彿させる両翼構造が完成した。その後骨組みの耐震性着尺が指摘され、2008年に一般公開が中止された。2018年に建て替えの本体工事が着手され、2019年5月に建物が完成している。2019年11月より一般公開されるに至ったそうだ。公開温室では、熱帯・亜熱帯地域に生育する植物を中心に約2,000種が、地域や生育環境で6室に分けて展示されている。小石川植物園新温室での最大の注目は、小笠原諸島固有の植物たちだそうだ。写真の右隣には、今は花が咲いていなかったが、高山植物などが集められている冷温室が配置されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO125 )
038_240411180 X900 小石川植物園 柴田記念館 RX10M4.jpg 38.柴田記念館
小石川植物園のHPによれば、大正7年に、当時植物園内にあった東京大学植物学教室の柴田桂太教授が、植物生理化学の研究業績に対して授与された学士院恩賜賞の賞金を寄付し、それをもとに翌大正8年に建設された、植物園に残っている最も古い建物である。もともと生理化学の研究室として使われていたが、2005年春に外装を改修し、内部も展示・講演を目的とした部屋に改装されている。外国人観光客の姿も見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO160 )
039_240411186 X900 〇小石川植物園 イロハモミジ並木 RX10M4.jpg 39.イロハモミジ並木
柴田記念館の中には、今回は入らなかったが、そこから西側を振り返ってみると、新緑の紅葉並木があった。絵を描いているグループがおられた。私は、ツマキチョウの季節にしか小石川植物園に来ていないが、秋の紅葉も見に来たいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 20mm ISO800 )
040_240411195 X900 小石川植物園 本館 から正門へ RX10M4.jpg 40.本館から正門へ
午後1時になった。まだ、この日の本命であるツマキチョウの写真が撮れていない。これからの時間、ツマキチョウの吸蜜活動が活発になる。右手に1939年に建てられた本館を見ながら、正門への道を下り、再び日本公園の方へと歩き始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO125 )
041_240411197 X900 小石川植物園 モチノキ RX10M4.jpg 41.モチノキ(餅の木・黐の木)
見たことがない常緑広葉樹に黄色い花が咲いていた。モチノキ(餅の木、黐の木)という。和名は樹皮から鳥黐(トリモチ)が採れることに由来する。戦後、何年もたっていない子供のころ、竹竿の先にトリモチを付けセミを獲って遊んでいたのを思い出す。上手く獲れた記憶はない。Wikipediaに興味あることが記されていた。「モチノキにはモチノキタネオナガコバチという天敵が存在する。このコバチは夏に発育中の種子の中に産卵し、幼虫と成って越冬する。幼虫は実の色を操作する能力があり、秋になれば本来赤くなる実を緑のままにすることで、実が鳥に食べられる事態を避ける。鳥に食べられる事によって繁殖するモチノキにとって、コバチの産卵は繁殖の妨げとなる。」と。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO1000 )

2024年5月18日

陽春の小石川植物園 ① 2024年4月11日 東京都文京区小石川

今年の春は3月の前半は気温の低い日が続き、そのためか靖国神社のソメイヨシノ標本木もなかなか開花せず、気をもませた。ギフチョウをはじめツマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなど年1回、春だけにしか出て来ない春の妖精たちは、何時頃飛び出すのだろうかと気をもませた。4月に入っても天候は好ましくなく、雨や曇りの日が多かった。
 小石川植物園には、ほぼ毎年のようにツマキチョウを撮りに出かけている。昨年は4月4日に行ったが、ツマキチョウは♀ばかりで、♂は姿を見せなかった。♂が先に生まれてきて♀はそのあとの羽化してくるのだが、♂の撮影のタイミングを逸してしまっていた。
 しかし、今年は発生が遅れるであろうと思い、天候も回復した4月11日に現地へ行った。タイミングとしては♂の発生初期と思われ、♀の姿は1頭も見なかったのだ。やはり、昨年に比べ10日くらいは発生が遅れてしまっていた。
 11時少し前に入園した。いつものように、すぐ左に折れて、南側の道を日本庭園の方へと歩く。だが、チョウの姿は少なく、例年ならアゲハなどが飛んでいるが、モンシロチョウしかいない。そのモンシロチョウが小さくて、ツマキチョウかと思わせるが、午前中はほとんどすべて、モンシロチョウだった。

000_240411056 X700 〇小石川植物園 旧東京医学校本館 RX10M4.jpg
日本庭園と旧東京医学校本館 2024年4月11日 文京区 小石川植物園

001_240411008 X900 〇小石川植物園 ショカツサイ RX10M4.jpg 1.ショカツサイ(諸葛菜
オオアラセイトウ、ハナダイコンなどという名でも呼ばれる。実はこのアブラナ科の植物はツマキチョウの食草でもあるのだ。ここを歩くといつもショカツサイの紫色の花に出迎えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
002_240411009 X900 小石川植物園 太郎稲荷 RX10M4.jpg 2.太郎稲荷
池があって、その向こう側に鳥居が見えた。太郎稲荷という。鳥居は後から建て直されたものだろうが、吉宗のころの地図に、稲荷と書いてあるポイントがあったそうで、300年くらい前からあったという話もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO1250 )
003_240411019 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ♀
モンシロチョウがアブラナの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 208mm ISO250 )
004_240411023 X900 小石川植物園 RX10M4.jpg 4.サクラ
池の向こうに桜の木があり、見事に咲いている。桜には少し遅いと思っていたが、今が見ごろなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
005_240411028 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 5.モンシロチョウ♂
春型のモンシロチョウは小型である。そして前翅の中ほどにある黒斑が、この個体のようにほとんど現れていないものもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
006_240411047 X900 小石川植物園 ハナズオウとオオリキュウバイ  RX10M4.jpg シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 ) 6.ハナズオウ(花蘇芳)とオオリキュバイ(大利休梅) -1
日本庭園に入る手前に少し広くなったところがある。そこにはハナズオウが紅い花をいっぱい付けていた。その向こう側にはオオリキュウバイの白い花が重なる。多くの人が足を止めて見ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f16.0 1/1250秒 23mm ISO3200 )
007_240411035 X900 〇小石川植物園 ハナズオウ RX10M4.jpg 7.ハナズオウとオオリキュバイ -2
ハナズオウは中国原産のマメ科の植物で、奥のオオリキュウバイも同じく中国原産のバラ科の植物だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO125 )
008_240411053 X900 小石川植物園 サトザクラ 晩都 日本庭園 RX10M4.jpg 8.サトザクラ(里桜)
日本庭園には桜が咲いており、サトザクラという札が掛けられていた。wikipediaによれば、サトザクラは、広義ではバラ科サクラ属のサクラの栽培品種の総称で、狭義では11種ある日本のサクラの原種の一つであるオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の品種群(Cerasus Sato-zakura Group)のことだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO320 )
009_240411064 X900 小石川植物園 ヒラドツツジ RX10M4.jpg 9.ヒラドツツジ(平戸躑躅)
ひときわ色鮮やかなツツジの花が咲いていた。ヒラドツツジという。写真は真っ赤な大輪の花であるが、ヒラドツツジの花は、どれも大輪で、花の色は、赤、ピンク、白、紫、赤紫などで、濃い色から淡い色まで様々な色合いが魅力と言われている。古くから平戸で栽培されてきたことが名前の由来とされ、wikipediaでは、1712年に出た『和漢三才図会』にはすでに「ヒラドツツジ」の名で紹介されていたと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
010_240411066 X900 小石川植物園 コブシモドキ RX10M4.jpg 10.コブシモドキ(辛夷擬)
Wikipediaの「絶滅した植物一覧」によれば、コブシモドキは17世紀以降に野生では絶滅したと記されていた。だが、小石川植物園で、コブシモドキと品種名が記された札が掛けられた花が咲いていた。また、wikipediaには、コブシの近縁種としてコブシモドキは、葉がコブシより若干大きめで長さ20 cm、幅8-10 cm以上、開花期が4月中旬とコブシよりやや遅く花が大きい(直径12-15 cm)。また三倍体(基本数の三倍の染色体数をもつ生物体。二倍体と同質の四倍体との交雑によって生ずるもので、ふつう次の世代の植物として発達しうる種子を生じない不稔性を示す。自然界でもみられるが、種なしスイカやバナナなどがあり、種子を作らない。コブシは四国には分布していないが、この個体は1948年に阿部近一と赤澤時之によって徳島県相生町で発見され、この1個体のみが知られていたが、現在ではこの個体は存在せず、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木でクローン栽培したものが現地外保存されている。と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/2000秒 42mm ISO500 )
011_240411071 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 11.ハナミズキ 総苞片 -1
ハナミズキ(花水木)では、小さな花が多数密集し、4枚の大きな(花びらのように見える)総苞片で囲まれている。総苞片とは、花序(花の集まり)を保護する苞葉のことである。開花時期を迎えるとこの総苞片が開き美しい花びら状に変身する。その総苞片の先端には閉じ合わさってきた痕跡が残っている。中心部に小さな筒状をした両性花が頭状に集まる。写真の状態ではまだ総苞片で囲まれている、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 216mm ISO400 )
012_240411072 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 12.ハナミズキ 蕾から開花へ -2
4枚の白い総苞片が開き始めている。中心にある赤茶色の部分が蕾と思う。これが開くと黄色い小さな花が現れる。ハナミズキの花びらと思っていたのは総苞片だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
013_240411079 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 13.カリン(花梨・花櫚・榠樝)
日本庭園からツツジの咲く坂を上ってきた。可憐なピンクの花を咲かせている木があった。カリンだ。Wikipediaによれば、カリンは、中国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で、果実は同科のマルメロとよく似る。その果実は石細胞が多く含まれるため硬く生食はできないが、カリン酒や砂糖漬け、のど飴などの原料に使われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 32mm ISO500 )
014_240411073 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 14.カリンの花
花期は3 - 5月頃で、新葉とともに5枚の花弁からなる白や淡紅色の花を枝先に咲かせる。。果実はナシの実のようであり、晩秋に黄色に熟して良い香りがするそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
015_240411088 X900 小石川植物園 サネブトナツメ RX10M4.jpg 15.サネブトナツメ(実太棗)の樹
日本薬学会のホームページを見ると、サネブトナツメの果実はナツメ(Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder)と比較し、小さくてやや球状となり、秋に赤褐色に熟す。種子は果実の大きさの割に大きく、扁平で楕円状を呈している。薬用には種子を用いる。生薬名をサンソウニン(酸棗仁)といい、虚弱体質の改善を目的とした酸棗仁湯や温胆湯、帰脾湯などの漢方処方に配剤されている。と記されていた。立てられていた説明板には、明治10年発行の「小石川植物園草本目録」に享保12年(1727年)に中国から輸入されたものと記されている。大正6年(1917年)の暴風雨で倒れ、現在の樹形になった」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
016_240411097 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 16.トキワマンサク(常磐万作)-1
トキワマンサクは舞岡公園でも見られるが、そのほとんどが黄色い花である。こんなに大きなトキワマンサクの樹を見るのは小石川植物園へ来たときだけである。奈良へ行ったときにベニバナトキワマンサク(変種)が桜と競うように咲いていたのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO400 )
017_240411093 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 17.トキワマンサク -2
ここのトキワマンサクの樹は大きく、白い花が密に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO200 )

2024年5月15日

桜さがし その後 ③ 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区

この日は日曜日だった。朝のうちの小雨模様の天気も、昼前には青空が出るようになった。午後1時半ごろ、青空が広がるのを見計らって、また、自宅近くの桜の名所?を一回りしてきた。気温も21度と爽やかな昼下がりである。前日(4月6日)と同じような写真になってしまったが、太陽が顔を出してくれて、より、帷子川に架かる鯉のぼりも色鮮やかだ。帷子川公園には花見の人たちが歩いていた。10日近く遅れた今年のサクラの開花もようやく満開となったようだ。鯉のぼりが青空の下で泳ぎ、花まつりと端午の節句がひとつになった。

000_240407061 X700 ◎帷子川公園 RX1横浜市保土ヶ谷区
0M4.jpg
帷子川の桜と鯉のぼり 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区 

001_240407039 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 1.帷子川公園の桜並木 -1
写真右側に横浜のランドマークタワーが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
002_240407002 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 2.帷子川公園の桜並木 -2
時刻は1時半。桜は八分咲き。のんびりした日曜日の昼下がりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 17mm ISO400 )
003_240407003 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 3.帷子川公園の桜並木 -3
左側から枝を張り出すヤマザクラは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO100 )
004_240407006 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 4.帷子川公園の桜並木 -4
帷子川左岸、川沿いのソメイヨシノもいっぱい花を咲かせている。絶好のお花見日和と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 19mm ISO160 )
005_240407009 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 5.帷子川公園の桜並木 -5
日当たりの良いところは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 70mm ISO200 )
006_240407018 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 6.帷子川公園の桜並木 -6
若い人たちが満開の桜の下で楽しそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO500 )
007_240407034 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 7.帷子川公園の桜並木 -7
インドの御夫婦だろうか? ラジカセを持って来られていて、女性が桜の木の下でお国の音楽に合わせ踊っていた。その姿を男性がスマホで写真を撮っていた。振り返ってみると、踊り終わり、2人で自撮りをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO500 )
008_240407052 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 8.桜と鯉のぼり -1
帷子川右岸の高層住宅の上から、ロープに架けられた鯉のぼりが、海からの風に気持よさそうにそよいでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 20mm ISO200 )
009_240407057 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 9.桜と鯉のぼり -2
少し移動して撮影。絞り優先でf16まで絞り込んで撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
010_240407086 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.桜と鯉のぼり -3
常盤橋を渡って、帷子川右岸に移動し、帷子川公園の桜並木を撮った。。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.2 1/20000秒 18mm ISO1600 )
011_240407089 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川公園の桜並木 -8
着物を着た娘さんと母親らしいかたもおられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 106mm ISO320 )
012_240407091 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.桜と鯉のぼり -4
鯉のぼりは上下、棲み分けて泳いでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
013_240407098 X900 三井パークシティ横浜前 水道道路RX10M4 - コピー.jpg 13.水道道の桜
桜の花を下から見上げる。満開まであと少しだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO200 )
014_240407104 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 14.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -1
40分ほどで一回りし、自宅近くの小さな公園の樹齢60年というソメイヨシノの古木を見てきた。昨日は曇り空だったが、今日は晴れているので、より美しく見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
015_240407105 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 15.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -2
来年も元気に咲いて欲しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 13mm ISO160 )
016_240407107 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 16.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -3
公園の大きなケヤキの新緑を背景にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/2000秒 87mm ISO400 )
017_240407116 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 17.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -4
公園のソメイヨシノの古木は広場で遊ぶ子らを見下ろすように咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 42mm ISO320 )

2024年5月12日

桜さがし その後 ② 2024年4月6日 横浜市保土ヶ谷区

4月6日、2日前には近所の小さな公園にしか行けなかったが、この日は奥さんと二人でイオンに買い物に行きがてら、近所の桜の名所?を歩いてみた。すっきりした青空とまではいかないが、時々日差しがある。まず、イオンへ行こうと、通り道である水道道の桜を見に行った。
 3月31日に来た時はパラパラとしか咲いていなかった桜は立派に花を開いていた。この日は土曜日なので、歩く人も多い。
 イオンで買い物など、用事を済ませた後、常盤橋に行く。桜は常盤橋より下流に多い。帷子川沿いの桜並木もすっかり咲き進んでいた。河畔の帷子川公園の散策路は花見に来ている人も多い。鯉のぼりも元気に泳いでいる。
 次に横浜ビジネスパークと相鉄線の高架の間の道路わきの桜並木を見に行った。ここもほぼ満開に近い。
 そして、帰りに近所の公園に咲く樹齢約60年というソメイヨシノの古木を見に行った。決して密に咲いてはいないが、淡いピンクの花が咲き始めていた。
 やっと、桜が咲いたという気分になった。例年より一週間以上遅いようだ。

000_240406038m X700 ◎帷子川河畔 MG_4974.jpg
帷子川の桜と鯉のぼり 2024年4月6日 横浜市保土ヶ谷区

001_240406009 X900 三井マンション前 MG_4974.jpg 1.水道道の桜並木 -1
ここのサクラ並木には、それほど大きな樹はない。2000年に完成した14階建ての高層集合住宅が建築された時に植えられたソメイヨシノだと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 17mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_240406010 X900 三井マンション前 MG_4974.jpg 2.水道道の桜並木 -2
日当たりの良い樹では、ほぼ満開と思える花が咲いている。見頃である。桜を見上げながらイオンへ歩く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 17mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_240406014 X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 3.帷子川河畔の桜と鯉のぼり -1
常盤橋を対岸に渡って撮った。帷子川右岸に建つ集合住宅の屋上からかロープが左岸側に渡され、鯉のぼりが架けられてている。花まつりと端午の節句である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 23mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_240406020 X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 4.川岸から川岸にかけられた鯉のぼり
右岸の集合住宅のわきを少し先へ行って見る。振り返って常盤橋の方を見ると、上空だけでなく、川岸の柵から柵へ渡された綱にも鯉のぼりが泳いでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 14mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_240406023 X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 5.帷子川河畔の桜と鯉のぼり -2
常盤橋へ戻り、左岸側から撮る。右手に相鉄線が走り高架になった天王町駅が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_240406026m X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 6.高層住宅を背景に -1
高層アパート、高層住宅というのは何階建て以上のことを言うのだろうか。一般的には6階建て以上の集合住宅のことを言うのだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_240406028 X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 7.高層住宅を背景に -2
左岸から右岸の高層住宅を見る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_240406031 X900 〇帷子川河畔 MG_4974.jpg 8.高層住宅を背景に -3
垂れ下がっている枝に咲く桜の花越しに高層住宅を見る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
009_240406034 X900 ◎帷子川河畔 MG_4974.jpg 9.高層住宅を背景に -4
桜に、紫、赤、緑の鯉のぼり。日差しがあれば申し分ないのだが、今一つ色が出なかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 20mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_240406045 X900 YBP MG_4974.jpg 10.横浜ビジネススパーク前の桜並木
横浜ビジネスパークは1990年にオープンしている。オフィスビル群にレストラン、スポーツセンター、公園を備えている。大小10棟の建物が、中央の公園「ベリーニの丘」を囲んだ構成になっている。日中は多くのオフィス勤務者のほか、近所の住民らが公園内を散策するなど、労働の場と憩いの場を合わせた施設になっているところだ。この桜並木は1990年ころに植えられたのだろう。30数年経って大きく育っている。ここも八分咲きというところ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
011_240406055 X900 〇YBP G7X.jpg 11.ヨコハマヒザクラ -1
横浜ビジネスパークの北西側の神戸町第二公園という小さな公園に咲くヨコハマヒザクラは、3月31日見たときにすでに満開であった。この日もヒヨドリが来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_240406058 X900 〇YBP G7X.jpg 12.ヨコハマヒザクラ -2
びっしりと花が詰まり、超満開である。この樹はどれにあたるのか分からないが、ヨコハマヒザクラは早咲き、中咲き、遅咲きの3通りあるそうである。同じ品種名で登録されているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒9mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_240406068 X900 三井マンション G7X.jpg 13.水道道の桜並木 -3
帰りも水道道を通ってきたが、ここの並木も咲き揃ってきていた。日当たりはイオン寄りの方が良さそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒28mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_240406075 X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 14.近所の小さな公園
自宅近くの近所の小さな公園に戻ってきた。樹齢約60年の古木のソメイヨシノの垂れ下がった細い枝の花も良く咲いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒15mm ISO200 ) 露出補正 なし

2024年5月 8日

桜さがし その後 ① 2024年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

私が住んでいるエリアの桜はどうなったかと桜さがしに出かけたのは先月31日だった。それから4日後、どんよりした曇り空の日だったが、その後少しは咲き進んだかと気になって、昼食前のほんの僅かの時間だったが、特に気になっていた小学校の傍の小さな公園へ、樹齢約60歳のソメイヨシノの古木の様子を見に行ってきた。
 咲き始めていた。三分咲きというところだろう。
 Wikipediaによると、ソメイヨシノ(染井吉野)は、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする栽培品種のクローンであることが、1995年に明らかにされた。」と記されていた。

000_240404056 X900 ◎峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg
小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ 2024年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_240404004 X900 峯小学校 RX10M4.jpg 1.小学校のソメイヨシノ 東門 -1
まず、近序の小学校に咲くソメイヨシノを見に行った。門に続く塀の中にソメイヨシノが3本植えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 214mm ISO400 )
002_240404008t X900 峯小学校 RX10M4.jpg 2.小学校のソメイヨシノ 東門 -2
ここは日当たりが良い。八分咲きというとこだろう。きれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 217mm ISO400 )
003_240404013 X900 峯小学校 学校裏ヤマザクラ RX10M4.jpg 3.小学校の裏手に咲くヤマザクラ
東門から塀に沿って反時計回りに歩いて小さな公園へ向かう途中、小学校の北側裏手に1本のヤマザクラが咲いていた。葉が先に出て白い花が同時に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
001_240404004 X900 峯小学校 RX10M4.jpg 4.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -1br まっすぐ進んで小さ果公園に入る。ソメイヨシノの古木の裂けているところが痛々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO1000 )
005_240404015 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 5.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -2br あまり密には咲いていないが、三分咲きというところだろうか。日当たりが良くない。wikipediaによれば、「ソメイヨシノはクローンであるため、全ての株が同一に近い特性を持ち、病気や環境の変化に負ける場合には、多くの株が同じような影響を受け、植樹された時期が同時期ならば、同時期に樹勢の衰えを迎えると考えられている。」と記されていた。また、「一般的にソメイヨシノは植えてから20年から30年後に花付きの最盛期を迎え、その後は徐々に衰えていく傾向がある。21世紀に入り樹勢の衰えが目立つようになったため、戦後に大量に植えられた本種の寿命が到来しつつあると危惧されており、ソメイヨシノ60年寿命説が唱えられることもある。」とあった。この樹もそろそろ寿命なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO640 )
006_240404019 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 6.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -3br 垂れ下がった細い枝に10輪以上の花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO1250 )
007_240404027 X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 7.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -4
垂れ下がった2本の細い枝の先に咲く花を撮った。瑞々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 65mm ISO1250 )
008_240404066m X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 8.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -5
前の写真の右側の細い枝に咲く房である。望遠で撮ると背景が綺麗にぼけてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 215mm ISO1000 )
009_240404031 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 9.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -6
太い黒い幹とソメイヨシノソの花の色は淡い。 しかし、咲き始めは最も色が淡く白く見え、次第にピンク色が濃くなり、散る直前が最も色濃く見えるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO1000 )
010_240404035 X900 〇峰岡公園 チュリップの花壇 RX10M4.jpg 10.小さな公園の花壇
小さな公園の小さな花壇には、昨秋はセンニチコウやヒャクニチソウが咲き、クロマダラソテツシジミやツマグロヒョウモンの撮影を楽しませてもらった。その後、植え替えられ春先には菜の花が咲いていた。今はチューリップが咲いているが、チューリップにはチョウが来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 84mm ISO400 )
011_240404039 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 11.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -7
細い枝の枝先からだけではなく枝の途中から花柄が出て花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO640 )
012_240404040 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 12.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -8
ここは日当たりも良くないが、花は咲き始めで、幹の黒さとのコントラストがあざやかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
013_240404044 X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 13.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -9 「胴吹き桜」
この古木にも「胴吹き桜」が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO3200 )
014_240404056 X900 ◎峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 14.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -10
少し日当たりの良い枝では、より多くの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO500
015_240404091 X900 〇峯小学校正門 RX10M4.jpg 15.小学校正門の桜
ソメイヨシノの樹があるところから校庭に沿って歩くと南に面して小学校の正門がある。そこにもソメイヨシノが1本ある。この時はまだあまり咲いていなかったので、入学式の日まで咲いていると思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO100

2024年5月 3日

桜さがし 2024年3月31日 横浜市保土ヶ谷区

3月13日の日本気象協会による東京のサクラの開花予想は、3月21日開花、28日満開ということだった。しかし、3月は15日までに15℃を越えた日はほとんどなく、20度に達した日は全くなかった。ようやく16日、17日に20℃を越えたが、またそのあと肌寒い日が続き、やっと、29日、30日、31日と20℃を越えた。東京のサクラ開花予報は3月24日に延ばされた。しかし、靖国神社のソメイヨシノ標本木はなかなか開花しない。そして気象庁により開花が宣言されたのは29日だった。
 3月31日、横浜は27℃近くまで上がり、汗ばむほどの日になった。
 私の住む近くには、数か所桜が咲くところがある。小学校の傍の公園、水道道沿いの桜並木。それと帷子川河畔の帷子川公園の遊歩道、帷子川の向こう側の横浜ビジネスパーク付近だ。この日は、桜を探しにそのあたりを歩いてみた。
 約600種あるというサクラの品種はとてもとても素人の私には同定できない。

000_240331061 X700 ◎帷子川河畔 ヤマザクラ RX10M4.jpg
帷子川河畔のヤマザクラ? 2024年3月31日 横浜市保土ヶ谷区

001_240331003 X900 峰岡公園 コヒガンorカンヒザクラ RX10M4.jpg 1.自宅近くの公園 -1
まずは、自宅の近所にある公園に行ってみた。ここは昨年秋にクロマダラソテツシジミを撮ったところだ。年配の方々が、グランド・ゴルフを楽しむそのグランドのわきに、1本の小さなサクラの樹が花を咲かせていた。コヒガン系の早咲き桜だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO125 )
002_240331015 X900 〇三井マンション前 RX10M4.jpg 2.水道道沿いの桜並木 -1
水道道というのは国道16号と帷子川の間を通る道だ。横浜には水道道と呼ばれる道が3本あるらしい。写真は横浜の方向を見ているが、この先左側に一昨年新装開店したAEONがある。左側は高層集合住宅で、この並木はその建設の際に造られたものと思われる。桜はまだ3分咲きにもならない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO400 )
003_240331008 X900 三井マンション前 RX10M4.jpg 3.水道道沿いの桜並木 -2br 花はソメイヨシノだと思うが、日当たりの良いところでは、三分咲きというところか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
004_240331010 X900 〇三井マンション前 RX10M4.jpg 4.水道道沿いの桜並木 -3 「胴吹き桜」
よく写真のように樹の幹から芽が出て花を咲かせていることがある。「胴吹き桜」というのだそうだ。調べてみたが、わかりやすく解説してくれている資料はなかなかない。老木に多いが、木にエネルギーが不足してくると急いで葉を増やそうとして幹の途中から芽を出すとの解説もあった。「胴吹き桜」はよく見かける光景で、ついつい写真を撮りたくなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixel
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO1000 )
005_240331022 X900 〇帷子川河畔 RX10M4.jpg 5.帷子川河畔の桜と鯉のぼり
これは帷子川の右岸にある桜の樹。葉が先に出てきていて、花は数輪咲き始めていた。オオシマザクラだろうか。明日から4月だが、早くも鯉のぼりが帷子川を泳ぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 23mm ISO250 )
006_240331025 X900 ◎ 帷子川河畔  RX10M4.jpg 6.オオシマザクラ? -1
前の写真と同じ樹。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 54mm ISO320 )
007_240331032 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 7.ヤマザクラ?
特徴からしてヤマザクラだと思うが。wikipediaによれば、ヤマザクラは日本固有の品種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。花期は3月下旬から4月中旬である。花は赤味を帯びた新芽の芽吹きと同時に開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 81mm ISO200 )
008_240331036 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg
8.オオシマザクラ? -2
見たところこの樹はかなり古いと思う。葉は出てきているが花はほとんど咲いていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO250 )
009_240331041 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 9.帷子川公園の桜並木
川沿いに植えられているサクラの樹はソメイヨシノである。道路の右側は集合住宅の敷地になるがそこにはオオシマザクラなど古い樹が多い。ソメイヨシノはほんの僅か、咲き始めていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 15mm ISO250 )
010_240331051 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 10.八重咲の白い花 モモ
純白の八重の花が咲いていた。葉はほとんど出ていない。3mくらいの高さの樹だが枝はまっすぐ上に延びていた。この写真をPictureThisで検索してみると、ソメイヨシノという結果が返ってくるが、明らかにそんなことはない。これはモモの花であろう。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 113mm ISO160 )
011_240331054 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 11.八分咲きのヤマザクラ? -1
帷子川は二級河川で、ここから横浜港まで5km弱の距離だ。下流に向かってカメラを向けているが、右のソメイヨシノ並木はほとんど咲いていない。左側から八分咲きほどの花をつけたヤマザクラ?の枝が道路にかかっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 13mm ISO200 )
012_240331070 X900 ◎帷子川河畔 ヤマザクラ RX10M4.jpg 12.八分咲きのヤマザクラ? -2
道に掛っていた白い花に近寄って、青空をバックに撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO110 )
013_240331073 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 13.八分咲きのヤマザクラ? -3
今日の帷子川の花見はこのヤマザクラ?だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO150 )
014_240331075 X900 ◎帷子川河畔 シドミとサクラと鯉のぼりRX10M4.jpg 14.モモとサクラと鯉のぼり
右手に咲く赤い花は何だろうと思って、撮った写真をPicuteThisで検索したら、最初シドミ(ボケ)と見立てられた。しかし、写真を拡大して見たが、花に黄色い蕊が見られないので疑問に思い、再度、検索したところモモという結果だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO400 )
015_240331091 X900 ◎帷子川河畔 サクラと鯉のぼり RX10M4.jpg 15.サクラと鯉のぼり -1
数輪しか咲いていないサクラ(オオシマザクラ?)だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 14mm ISO400 )
016_240331093 X900 ◎帷子川河畔 サクラと鯉のぼり RX10M4.jpg 16.サクラと鯉のぼり -2
この桜は少し咲き始めていた。葉が先に出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 14mm ISO100 )
017_240331105 X900 〇帷子川河畔 鯉のぼり RX10M4.jpg 17.帷子川上空を泳ぐ鯉のぼり
帷子川の右岸にある集合住宅から幾筋ものロープが渡され、鯉が風に身を任せていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels

シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 21mm ISO160 )
018_240331110 X900 YBPの桜 RX10M4.jpg 18.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -1
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 19mm ISO200 )
019_240331115  X900 ◎YBPの桜 RX10M4.jpg 19.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -2
ところどころ花をつけている枝がある。この並木は咲くとなかなかきれいなのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 87mm ISO200 )
020_240331119 X900 〇YBPの桜 RX10M4.jpg 20.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -3
ここにも「胴吹き桜」が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO200 )
021_240331124 X900 YBPの中 プラタナスの実 RX10M4.jpg 21.プラタナスの実
横浜ビジネスパークの中に入る。なかにはサクラの樹はない。秋に美しく紅葉して見せてくれたプラタナスの実が石畳の上に落ちていた。


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
022_240331125 X900 YBPの中 YBPの前の公園 RX10M4.jpg 22.小さな公園
横浜ビジネスパークの北西側に道路を隔てて神戸町第二公園という小さな公園がある。そこに赤い花、白い花、そして紅白絞りの花が咲いている一本のハナモモの木があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 102mm ISO250 )
023_240331138 X900 ◎YBPの前の公園 ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 23.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -1
2,3日前に、TVで本牧山頂公園に咲くヨコハマヒザクラが紹介されていた。wikipediaによれば、ヨコハマヒザクラは、サクラの園芸品種の一つである。1972年(昭和47年)頃、神奈川県横浜市港北区在住の園芸家により、カンヒザクラと、オオシマザクラとタカネザクラの交雑種のケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)とを交配して作られたそうだ。カンヒザクラの特徴的な緋色(スカーレット)と、ケンロクエンクマガイの花形の良さを兼ね備える。品種名は出生地である横浜と、花の色の特徴である緋色から名づけられた。この園芸家は昭和30年代後半からサクラの交配を始めた。交配を始めてから花を付けるまで5年から10年の期間を要する。試作を重ねるうち、数学的思考で交配のバランスを考えることに到り、ヨコハマヒザクラはその成果である。1996年(平成8年)4月には、横浜公園開園120周年を記念して同園内に植樹され、1997年11月12日には中区の区制70周年を記念して本牧山頂公園に原木が寄贈されている。一重の平開咲。やや下向きの大輪の花を付ける。葉の形が倒卵状楕円形であること、花序の形状が散房状であること、花弁が楕円形であること、花が紫ピンクの大輪の花であることなどからカンヒザクラと区別できる。そして、葉が出る前に花が咲く。ヒヨドリが蜜を吸いに来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO250 )
024_240331142 X900 ◎YBPの前の公園 ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 24.ヨコハマヒザクラ -2br この樹は早咲きである。既に花弁が落ちている花もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO400 )
025_240331145m X900 〇YBPの前の公園 メジロ ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 25.ヨコハマヒザクラ -3
メジロもやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO500 )
026_240331178 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ60歳 RX10M4.jpg 26.自宅近くの公園 -2
この日の桜さがしの収穫は、早咲きのヤマザクラ?と、最後に見たヨコハマヒザクラだった。帰路にもう一度いつもの自宅近くの公園によって、ソメイヨシノの老木を見る。この樹は樹齢60年ほどだそうだ。ソメイヨシノとしては高齢である。太い幹がほじくられたように割れて、ひびが入っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO1000 )
027_240331180 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ60歳 RX10M4.jpg 27.自宅近くの公園 -3 「胴吹き桜」
このソメイヨシノの老木にも、「胴吹き桜」が咲いていた。生きようとする力なのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒110mm ISO1600 )

2024年4月30日

錦市場 2024年3月24日 京都旅行(3/22-3/24) ⑥終

3月24日、今回の京都旅行も最終日となった。残念ながら天気予報は見事に当たり、この日の朝も小雨模様である。この日は日曜日であり、混むことが予想されたので、帰りの新幹線は京都駅発17時09分発の「ひかり」を予約してある。
 朝はゆっくりと、帰り支度をしてスーツケースを宅配便で送ってしまった。娘夫婦は荷物をホテルに預けることにして、10時頃、近くの「高木珈琲店」で朝食をとる。地元の人、観光客で混んでいた。
 店に入る前、「高木珈琲店」の先の路上に人が集まっているのが見えた。学校のような建物だったので、卒業式があるのかなと思っていた。コーヒーとサンドウィチなどを食べ、店から出てきて見ると人の集まりは解けていない。その学校の前に桜が咲いていたのだ。京都のほとんどの桜がまだ咲いていないので、貴重な桜だったのだ。
 後で調べてみると、その学校は今は廃校になっている旧京都市立成徳中学校である。旧京都市立成徳中学校のこの桜は、卒業生に贈る早咲きの桜で、神奈川県南足柄市在住の古屋富雄さんが全国の小中学校にプレゼントしている桜のひとつでであり、ビジネス街に近く、お昼の買い出しを急ぐ会社員の皆さんも、思わず一瞬立ち止まる美しさであると説明されていた。この学校の開校はなんと1869年(明治2年)の9月だそうで、「下京九番組小学校」として誕生している。そして、1872年「成徳尋常小学校」と改名、さらに1948年には小学校から中学校に改変されたそうだ。現在の地に鉄筋コンクリート3階建の新校舎が建設されたのは1931年(昭和6年)だそうだ。成徳中学校沿革史によれば、京都市立成徳中学校は2001年(平成13年)に閉校されている。
 この桜は「春めき」という品種だそうだ。wikipediaによれば、2000年3月に品種登録された。神奈川県南足柄市発祥で発祥、別名「足柄桜」と呼ばれている。カンヒザクラとシナミザクラの交雑種とされ、花は一重咲きで、淡紫ピンクに紫ピンクのぼかしが入ったような色をしている。
 貴重な桜を見て、タクシーに乗り、錦市場へ行って見ることにした。京都市中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、「寺町通 - 高倉通」間に存在する食品販売中心の商店街が錦市場だ。私たちは高倉通の方(錦市場通りの西側)から錦市場の通りに入った。さっそく、賑やかである。外国人、特に西欧人の観光客が多い。魚、京野菜といった生鮮食材のほか、乾物や漬物、おばんざい(京言葉で日常の惣菜)などの加工食品を商う老舗・専門店が集まる市場は、私たちも、ちりめん山椒や、漬物などを買ったりして、結構たのしい。お店のことについては錦市場商店街のHPを参照した。
 赤緑黄の色鮮やかなアーケードに覆われた石畳の道の距離は、およそ東西390mあるそうだ。商店街振興組合に所属する店は約130店舗、道幅は3.2 ~ 5mだが、道に迫り出して商品や商品棚を並べる店舗が少なくなく、実際はもっと狭い。やがて、錦天満宮が見えてくる。ここを右へ行って寺町通の商店街を抜けると四条通だった。
 今日の昼食は、和食割烹「祇園花咲」錦店というところを見つけてくれていた。
 14時頃に食事を終え、四条通をぶらぶらと歩きながら、高島屋に寄ったりして時間を過ごし、ホテルに戻って娘夫婦の荷物を受け取って地下鉄で京都駅に向かった。駅も混雑していて座る所もなかった。

000_240324247 X700 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg
旧成徳中学校に咲く「春めき」桜 2024年3月24日 京都市下京区 市営地下鉄四条駅近く

120_240324239 X900 京都 高木珈琲店 G7X.jpg 120.「高木珈琲店」高辻本店
「高木珈琲店」は1976年に創業した老舗京都の喫茶店で、自家焙煎コーヒーをはじめ、昔ながらのモーニングやパンケーキが有名なようだ。ブレンドコーヒーで"モーニング"を注文した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
121_240324245 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 121.旧京都市立成徳中学校の桜 -1
「高木珈琲店」に入る前に見たときは卒業式でもあるのかなと思っていたが、どうやらこの桜が人を集めているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO400 )
122_240324246 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 122.旧京都市立成徳中学校の桜 -2
鉄筋コンクリート3階建の建物は1931年(昭和6年)に建てられた京都市立成徳中学校である。この学校の開校はなんと1869年(明治2年)9月で、「下京九番組小学校」として誕生している。2001年(平成13年)に閉校されたそうだ。今この建物がどのように利用されているかわからなかったが、ChatGPTによれば、2022年時点では、京都市立成徳中学校の建物は旧校舎が解体され、跡地には商業施設が建設される計画が進行中だったそうだ。傘をさして桜を見上げ、写真を撮っている観光客が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
123_240324248 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 123.旧京都市立成徳中学校の桜 -3
今が見ごろである。見に来る人も多いのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
124_240324241 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 124.旧京都市立成徳中学校の桜「春めき」
南足柄生まれの早咲き桜。ぼんぼりのようにvolumyな花は、咲きかけは紅く、開花するほどに淡くなる色が特徴。また、湿度が高くなると、「春めき」独特の菜の花に爽やかな甘みを加えたような優しい芳香がすることから、目の不自由な方たちにも桜を楽しめると注目を浴びている。ソメイヨシノより色が濃く、河津桜より色が薄い。頬をほんのり染めたようなかわいい桜という説明板が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO320 )
125_240324548 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 125.錦市場の店 -1
高倉通から錦市場(錦小路通のうち高倉通~寺町通の間)に入る。凄い人出ある。皆さん雨で行くところがないのだろうか。この店は「鱧秀 錦本店」。平成29年開店。店頭には色鮮やかにエビ・えび・海老串が並んでいた。店内の照明は明るく、外国人観光客も多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO1800 )
126_240324549 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 126.錦市場の店 -2
この店は箸の専門店「遊膳」という。オススメはなんと言っても京都長岡の竹の箸といい、若狭や越前の塗り箸などもある。器と箸置きは清水焼や美濃焼など、手描きのものからカジュアルなものまで豊富だ。特に西欧からの観光客に人気のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/400秒 18mm ISO6400 )
127_240324552 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 127.錦市場の店 -3
ここは「山庄」という串焼き屋。店頭に並ぶ串焼きに思わず目が行く。小さなタコの串焼きが目を引く。こちらは昭和25年に先代が開業した鮮魚店。ブリ、鯛、鰆など季節ごとに変わる旬の鮮魚は、50年間市場に通ってきたご主人の目利きで選んだ新鮮なものばかり。イワシ、サバは生姜で炊き、白身魚は程よく味付けをし、それぞれの持ち味を生かしながら店の奥で調理するそうだ。写真手前に並ぶのは「タコのたまご」。頭の部分にウズラの卵が入っているそうだ。食べ歩き禁止の札が貼ってあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/400秒 57mm ISO6400 )
128_240324555 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 128.錦市場の賑わい
錦市場の通りはご覧の通り多くの人が歩き、すれ違うときも気を遣う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/125秒 140mm ISO6400 )
129_240324563 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 129.錦市場通の垂れ幕
赤・黄色・緑のアーケードは錦市場の象徴のようになっており、雨の日も散策が楽しめる。そして、東西約390mに及ぶ市場内にも江戸時代の絵師、伊藤若冲の絵をモチーフにした垂れ幕が随所にかかっている。江戸時代後半に京都画壇で活躍し、特に鶏の絵に異色の才能を発揮した絵師・伊藤若冲が1716年に生まれたその生家があり、50代半ばまで暮した錦市場も創業400年の歴史を数えている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/400秒 40mm ISO6400 )
130_240324573 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 130.錦市場の店 -4
柳馬場通を横切ってさらに進むと左側に「祝鯛魚力」という魚屋さんがあった。大正8年から続く焼魚の専門店だそうだ。店内には香ばしく焼き上がっていく魚の良い香りが漂う。この店ではとくに鯛と鱧(はも)にこだわっているという。祝い鯛は地方からの注文にも応じるそうだ。年中注文を受けているが、正月には8千尾も焼くとのこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5 1/500秒 18mm ISO5600 )
131_240324575 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 131.錦市場の店 -5
「川勝屋」というウナギ串の店である。人気があるようだ。隣にある「串焼魚力」という店が見える。そこも「川勝屋」もさっきの「祝鯛魚力」と関係があるようだが?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO3200 )
132_240324577 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 132.錦市場の店 -6
富小路通りを越える。ここは「津之喜酒舗」という酒屋さんだ。日本酒では地酒を中心にしている。また、専門性が高いからとシングルモルトウイスキーに力を注いでいるそうだ。天明年間(1787年)創業。230年以上の歴史を歩んできた錦市場から、新しい発信に取り組んでいるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO6400 )
133_240324579 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 133.錦市場の店 -7
麴屋町通の手前右側に「野村佃煮」という店があった。ここでちりめん山椒を買いたかった。この店は約90年前に惣菜店として錦市場に開業し、惣菜で人気を博した後、佃煮店に姿を変え今日に至っているそうだ。「佃屋煮やさんのおにぎり」なんていうのがあった。ネーミングは上手そうな感じがする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.4.8 1/500秒 49mm ISO3600 )
134_240324579 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 134.外国からのお客さん
この男性の客さんは一応は和服姿である。ただし、素足に靴を履いて、手にはビニール傘といういで立ちだった。失礼承知でノーファインダーで撮ってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/160秒 18mm ISO6400 )
135_240324586 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 135.錦天満宮
四条通と並行に400m弱を歩いて錦天満宮のところまで来た。鳥居は潜らず、手前で手を合わせた。寺町通を右へ、四条通へ歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.6 1/500秒 102mm ISO5000 )
136_240324592 X900 京都 寺町京極 Z50 Z18-140.jpg 136.寺町京極商店街
昨晩、四条通を歩いて、四条通側のアーケードの入り口を見たが、その通りを反対側から歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO2000 )
137_240324597 X900 京都 四条通 Z50 Z18-140.jpg 137.四条通のカメラ屋さん
四条通に出て、河原町の方へ歩いていくとカメラ屋さんがあった。ショーケースの上の棚を見るとプレスカメラやスプリングカメラ、二眼レフなど年代物のカメラが並んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.0 1/500秒 55mm ISO1800 )
138_240324605a X900 京都 四条通 Z50 Z18-140.jpg 138.洋食器屋さん
娘が洋食器屋さんの中に入っていった。何か興味のある物があるらしい。中に入って見ると、チョウが描かれたWedgwoodのプレートがあった。日本の陶磁器ではほとんど見たことがないが、ヨーロッパ、とくにイギリスではリアルなチョウが描かれた陶磁器がある。このチョウはアフリカ産のドルリーオオアゲハだ。はっきりと種名が判る描かれ方である。アフリカ大陸最大の蝶で、大きいものは前翅長110mmにも達するという。体内に強い毒を持っている。このあと、高島屋にちょっと寄ってサロンで一休みして、荷物を撮りに行く娘たちとホテルに戻り、市営地下鉄で京都駅に向かった。無事、予約しておいた新幹線に乗り、5分ほど遅れが出たが7時半に新横浜に着いた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.0 1/500秒 65mm ISO720 )

2024年4月 9日

春遅々と 近所の桜は 2024年3月18日 横浜市保土ヶ谷区

「春よ来い、早く来い」と口ずさみたくなるような日が続いている。3月5日から15日くらいまでの10日間は、毎日の最高気温は15℃に届かなかった。やっと前日の3月17日には21℃となったので、桜の蕾はどうなのかと思い、近所を歩いてみた。
 早咲きの桜がちらほら咲いていたが、ソメイヨシノの蕾はまだまだ硬い。予報では、まだこれから寒の戻りがあるという。今年の靖国神社の桜標本木の開花日は何時になるのだろうか。桜もさることながらギフチョウやツマキチョウといったスプリング・エフェメラルたちはいつ生まれてくるのだろうか? 気がもめる。

000_240318033m X700 ◎帷子川畔 護岸工事 G7X.jpg
二級河川帷子川の護岸工事 2024年3月18日 横浜市保土ヶ谷区

001_240318002 X900 帷子川畔 桜並木 G7X.jpg 1.帷子川の桜並木
まず、桜並木のある帷子川沿いの遊歩道を歩いてみた。昨年秋には桜としては珍しくきれいに紅葉していたところだ。だが、桜の花は全く咲いていなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
002_240318007 X900 帷子川畔 オオキバナカタバミ G7X.jpg 2.オオキバナカタバミ(大黄花片喰)の蕾
鮮やかな黄色い蕾が今にも開きそうになっている。ピンク色の花を咲かせるムラサキカタバミや、イモカタバミと同じように幅1.5~2cmのハート形の3っの小さな葉が円形につくカタバミ属特有の三出複葉である。このオオキバナカタバミは、葉の表面に紫褐色の小斑点を不規則に生じ、この特徴によって花のない時期でも他のカタバミの仲間とは容易に識別できるそうだ。カタバミはヤマトシジミの食草であり、カタバミさえ生えていればどこにでもいると言われる。しかし、wikipediaによれば、外来種であるムラサキカタバミや、イモカタバミでは育たないとある。オオキバナカタバミも南アフリカ原産の帰化種というが、オオキバナカタバミがヤマトシジミの食草になり得るかはわからなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 )
003_240318008 X900 帷子川畔 オオキバナカタバミ G7X.jpg 3.開花したオオキバナカタバミ(大黄花片喰)
カタバミもこのオオキバナカタバミも、同じ黄色い花を咲かせるが、カタバミの花は花径が0.8〜1 cmなのに対し、オオキバナカタバミの花径は3~4cmと大きい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 )
004_240318016 X900 帷子川畔 護岸工事 G7X.jpg 4.親水護岸の工事 -1
帷子川の柳橋と常盤橋の間に水の傍まで行けるように整備されたところがある。私が星川に住むようになった20年前にはもう完成されていたと記憶している。親水護岸とは、護岸としての機能を持ちつつ、水辺で人々が楽しめるように配慮された護岸のことと説明されている。休みの日などには、釣りをする人もいた。この辺りの帷子川の岸はコンクリート造りの岩壁になっていて、川面に近づけるのはこの親水護岸のところだけだった。ところが、この日常盤橋から柳橋へと帷子川の河畔を歩いてくると写真のような工事が始まっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO160 )
005_240318022 X900 〇帷子川畔 護岸工事 G7X.jpg 5.親水護岸の工事 -2
傍に行ってみると、工事の説明版はあったが、護岸工事としか記されていなかった。何のための護岸工事なのかを知りたかったので、神奈川県のホームページを見たところ、二級河川 帷子川 河川改修事業の(広域河川改修事業)および(地震高潮対策事業)というのがあった。ただ市民に分かるような解説は見つからなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO250 )
006_240318026 X900 〇帷子川畔 護岸工事 G7X.jpg 6.コブシ(辛夷) -1
大きな白い花が咲いていた。wikipediaによれば、コブシはモクレン科モクレン属に属する落葉高木の1種である。和名「コブシ」の由来については、諸説あるそうで、つぼみの形を握りこぶしに見立てたとする説、つぼみが開花する様子を握りこぶしが開く様子に見立てたとする説、でこぼこした果実(集合果)の形を握りこぶしに見立てたとする説などがあるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 11mm ISO250 )
007_240318034 X900 〇峰岡公園 早咲き桜(コヒガン) G7X.jpg 7.近所の公園に咲く早咲き桜
帰りに近所の公園に寄ってみた。3mほどの高さの小さな木に桜の花が咲いていた。エドヒガン(江戸彼岸)だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO200 )
008_240318039 X900 〇峰岡公園 ヒメコブシ G7X.jpg 8.コブシ -2
遠くから見るとサクラと見紛うような白い花が咲いていた。これもコブシのようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
009_240318043m X900 峰岡公園 ソメイヨシノ蕾 G7X.jpg 9.ソメイヨシノ(染井吉野)の蕾
近所の公園にソメイヨシノの古木がある。この木は昨年10月26日に見たときに、5~6輪の花を咲かせていた。狂い咲きである。そのころは暖かい日が続いていたので、春と間違えて咲いたのかなと思っていた。それで、咲くべき時に咲いてくれるのかどうかと気にしていたが、蕾はしっかり付いていた。だが、まだまだ蕾は堅かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )

2024年3月25日

初夏のような保土ヶ谷公園 ① メジロ 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区

2月20日、初夏のように暖かくなるという予報のとおり、なんと横浜の気温は24℃まで上がったようだ。
 河津桜や梅園の梅が満開になるだろうと思い、またメジロの写真を撮ろうと保土ヶ谷公園へ出かけた。歩くと汗ばむ。越冬中のチョウも飛び出すかもしれない。

000_240220050 X700 ▲緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
白梅で蜜を吸っていたメジロが次の花へと移動する 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園 梅園

001_240220001 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.上池から流れるせせらぎ沿いの河津
明神台のバス停で降りて、バス通りから辻広場へ下りる。下池の方を見ると、前回2月9日に来た時には咲き始めたばかりだった河津桜が沢山の花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO1000 )
002_240220004 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.ほぼ満開の河津桜 -1
上池に近いほうの河津桜はほぼ満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 55mm ISO1000 )
003_240220010 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.ほぼ満開の河津桜 -2
河津桜は上池から下池へ流れる水路に沿って植えられている。上池側(手前)から順に花を咲かせていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
004_240220011 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.ほぼ満開の河津桜 -3
ソメイヨシノに比べると花色が濃い。青空をバックに映える、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO200 )
005_240220015 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.ほぼ満開の河津桜 -4
バス通りの向こう側は、高校野球神奈川県大会などが行われる保土ヶ谷球場である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
006_240220026 X900 〇冬空 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.飛行機雲
葉を落とした大木の上空に1本の飛行機雲が描かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 40mm ISO100 )
007_240220032 X900 〇キタテハ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.越冬キタテハ
思っていた通り越冬していたキタテハ秋型が飛び出した。この時期は花がないから、地面に止まって翅を開き、日光浴をする。近づくと敏捷に飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
008_240220034 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.上池から見る河津桜
保土ヶ谷公園で河津桜が植えられているのは、上池から下池へ流れるせせらぎ沿いだけだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO640 )
009_240220036 X900 〇オオイヌノフグリ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.オオイヌノフグリ 早春に咲く、その名にそぐわぬ可憐なオオイヌノフグリが咲いていた。チョウも吸蜜に来る花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
010_240220041 X900 佐橋紅 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.佐橋紅(サバシコウ)
上池の上まで行き、テニスコートのわきを通ってUターンし、梅園に来た。今まで目立たなかった品種の梅も咲いている。この佐橋紅は濃紅色の丸弁、一重咲き、小~中輪である。 2月中旬~3月上旬に咲く遅咲きだそうでまだ蕾も残っている。 幕末の江戸で作出された古品種の紅梅だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO250 )
011_240220044 X900 長谷川絞り 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 11.長谷川絞り(ハセガワシボリ) 佐橋紅の隣に長谷川絞りが咲いていた。付けられていた品種札には、「花は咲き始めは淡紅色、咲き進むにつれて白色になる八重咲で紅色の絞りが入る」と書かれていた。よく見ると白地の花びらに紅色が滲んでいるように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO400 )
012_240220046 X900 大湊 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 12.大湊(オオミナト)
GKZ植物辞典によれば、本種は、花梅の分類としては、野梅性(豊後性とする場合もある)一重咲き種として分類される。さらに、「花色は淡紅色で、萼片は紅茶色となる。本紅色で、抱え咲きとなる。蕊は紅色で長く、散開する。花底は黄茶色。萼は濃い焦げ茶色となる。」と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 50mm ISO500 )
013_240220054 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.メジロ -1
緑萼(リョクガク)にメジロが来ていた。次はどの花に行こうかと思案中のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
014_240220059 X900 〇緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.メジロ -2
「ちょっと待て」と反対側を見ているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
015_240220063 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.メジロ -3 ちょっと一休み。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
016_240220068 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.メジロ -4
隣の枝の花に嘴を伸ばす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
017_240220070x X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 17.メジロ -5
今度こそ次の花へ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
018_240220075 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 18.メジロ -6
咲き終わっている花もある。さかさまにぶら下がって辛くないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
019_240220089 X900 ▲緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.メジロ -7
飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO1600 )
020_240220091 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.メジロ -8
メジロは春には、梅や桜の花の蜜を吸いに飛来する多くの個体を見ることが出来るが、夏になると姿を消してしまう。どこへ行ってしまうのかと疑問に思い、ChatGPTで聞いてみたところ次のような答えが返ってきた。「メジロは春には繁殖期を迎え、繁殖のためにさまざまな地域で活動します。しかし、夏になると繁殖が終わり、一部の個体は北の地域に移動することがあります。これは季節的な渡りとして知られています。夏の間、北の方へ移動するメジロは、より涼しい環境で過ごしたり、食物を求めて広い範囲を移動することがあります。そのため、夏になると見られなくなるメジロは、基本的には北の方へ移動している可能性が高いです。しかし、全てのメジロが移動するわけではなく、地域によっては夏にもメジロを見ることができる場合もあります。」と返ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 121mm ISO1000 )
021_240220109 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.メジロ -9
鉄棒にぶら下がって蜜を吸っているような姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO1250 )