検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“工作船”が含まれるブログ記事

2021年3月24日

みなとみらい散策 ロープウェイが出来る 2月22日

昨日に続きこの日も良い天気になった。
最近、みなとみらいにロープウェイが出来るというニュースを聞いた。桜木町駅から汽車道沿いにみなとみらいの「World Porters」という商業施設までの短い間のようだが、工事中の様子を写真に撮っておこうかと思い、10時少し過ぎに家を出た。
 桜木町駅の駅前広場に新しいロープウェイの乗り場があった。ほぼ完成しているようだが、ゴンドラの姿はない。ランドマーク・タワーの前の、国指定重要文化財の旧横浜船渠株式会社第一ドックに係留されている帆船日本丸の大規模修繕は一昨年の3月に終了し、その後見に行っていないので、まず、そこから歩いてみることにする。日本丸は化粧直しされ、すっかりきれいになっていた。
 ロープウェイのロープを右手に見上げながら、汽車道を歩く。歩いている人は多くない。写真を撮りながら10分ほどで ロープウェイ 終点の「World Porters」駅に着いた。ほんの短い距離である。運賃は片道1,000円になるようだが、少々高い。観光用である。
 その後、赤レンガを通って、大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」を見て、海上保安庁の桟橋がある方へ歩いて行くと、オレンジ色の大型客船のものと思われる煙突が見えた。どこにどんな船が止まっているのかと思い、その方向へ歩く。そこは新港埠頭と言われるところだった。
 2019年10月にオープンした、ホテル、商業施設を備えた複合施設である「新港ふ頭客船ターミナル」があった。ここへは来たことがない。多くの訪日客を迎えるため延伸されたという桟橋には、商船三井の「にっぽん丸」が停泊していた。いずれまた、ゆっくり来てみようと思う。
 ふたたび、WorldPortersの前まで戻り、汽車道を通って、JRの桜木町駅へ出た。自宅に戻って見たスマホの歩数計は11,800歩になっていた。

1. YOKOHAMA AIR CABIN  ゴンドラ桜木町駅
JR桜木町駅のみなとみらい側の広場に出ると、右手にまだ工事中のロープウェイ・ゴンドラ乗り場らしきものが見えた。右に回り込むと、ロープウェイの出発口が見えた。YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222001_001 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
2. YOKOHAMA AIR CABIN 桜木町駅
ランドマークタワーを背景にゴンドラの出発口を見る。ロープは支柱1本で支えられている。この YOKOHAMA AIR CABIN は 泉陽興業 が運営する都市索道(都市型ロープウェイ)である。2018年(平成30年)5月 に横浜市の「まちを楽しむ多彩な交通」事業案において泉陽興業の提案が採用され、2019年(令和元年)12月 に 横浜市と泉陽興業が事業実施協定を締結が締結された。2020年(令和2年)1月 に本格着工され、現在は工事はほぼ完了している。2021年(令和3年)4月22日 に 開業が予定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222003_002 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
3. クイーンズタワー
ランドマークタワーの右側には 3棟の超高層オフィスビルが連なる「クイーンズタワー」 が見える。一番手前がA棟だ。クイーンズスクエア横浜はこれらの「クイーンズタワー」やショッピングモール、シティホテルで構成される複合商業施設である。事業主体は東急だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222004_003 桜木町ロープウェイ駅 G7X.jpg
4. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
桜木町駅前から、 汽車道 に沿って YOKOHAMA AIR CABIN の支柱が続く。横浜のシンボルとしての顔を持つ大観覧車「コスモクロック21」が見える。全高112.5m、定員480名の世界最大の時計機能付き大観覧車で、夜は美しい光で装われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222011_004 工事中ロープウェイ X800 G7X.jpg
5.改修なった日本丸
2019年の1月11日に、20年ぶりの大改修中の日本丸を見に行った。その時は 旧横浜船渠株式会社第一ドック内の海水はすべて排水され、 ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕 が行われていた。2019年3月末に完了したが、その後、見に行っていなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222012_005 日本丸 X800 G7X.jpg
6.ドックに映る日本丸
水が満たされたドックに改装なった日本丸の姿が映っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222024_006 日本丸 第一ドック X800 G7X.jpg
7.汽車道を歩く
  汽車道を歩くと右側にロープウェイの支柱が見える。泉陽興業によると、YOKOHAMA AIR CABINは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」。定員8名計36基のゴンドラは、冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能を備える。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで、こうした機能が実現したと謳う。営業時間は10時~22時の12時間。運賃(片道)は大人1,000円、小児500円だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222028_007 汽車道 X800 G7X.jpg
8.港第1号橋梁から
汽車道には3っの橋が架かっているが、この橋は一番桜木町駅寄りの鉄橋である。 明治時代後期に架橋されたアメリカン・ブリッジ製のトラス橋で、前の写真で見られるように、「 AMERICAN BRIDGE COMPANY , OF NEW WYORK , U.S.A. 1907 」という銘板が打ち付けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222032_008 汽車道 X800 G7X.jpg
9.汽車道を振り返る 第3号橋梁を渡って、運河パークと呼ばれるところに出る。もうすぐロープウェイは終点である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222039_009 汽車道 X800 G7X.jpg
10.運河パーク
今日は暖かい。運河パークには黄色い花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222043_010 汽車道 X800 G7X.jpg
11. YOKOHAMA AIR CABIN
右側に汽車道が見える。ロープウェイの高さは最高で約40mだそうだ。桜木町駅側の出発駅から片道630mで終点の「World Porters」駅に到着する。また、ゴンドラ・駅舎・支柱のライトアップ(照明デザイン)は、横浜ベイブリッジや東京タワー、姫路城などのライトアップも手掛けた石井幹子が担当するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222047_011 汽車道 X800 G7X.jpg
12. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
支柱の数は全線で3本、いずれも運河上に設置されている。支柱の高さは32mから40mになるが、景観に溶け込むスリムな設計のためか、さほど圧迫感はない。空中に張られたケーブルは、左右それぞれ1本。このロープウェイの形式は、環状のケーブルに固定されたゴンドラが起終点を往復する「単線自動循環式」と呼ばれ、最も単純な形と言える。なおゴンドラはスイスのCWA社製とのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222049_012 汽車道 X800 G7X.jpg
13.終点の「World Porters」駅
終点の「World Porters」駅 は運河パークにある。左手に見えるのが商業施設である「World Porters」入り口の階段だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222053_013 World Porters X800 G7X.jpg
14. 「World Porters」駅 到着口
ほぼ完成している。YOKOHAMA AIR CABIN の試運転は1月18日にも行われたようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222056_014 World Porters X800 G7X.jpg
15.汽車道とランドマークタワー
汽車道を歩けば桜木町駅から「World Porter」まで、10分~15分くらいのところだ。 「World Porter」に行くために片道1,000円で、わざわざロープウェイに乗ることはないと思う。 YOKOHAMA AIR CABIN は観光用で、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。しかし、ライトアップされた姿は是非見てみたいと思う。4月22日の開業が楽しみだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222059_015 World Porters X800 G7X.jpg
16.赤レンガ倉庫へ
運河パークからは赤レンガ倉庫が見える。行って見たくなった。運河パークは整備されていて、この時期もキズイセンが咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222067_016 World Porters X800 G7X.jpg
17.赤レンガ倉庫2号館
赤レンガ倉庫の2号館と1号館の間にあるイベント広場に来た。月曜日の11時40分、緊急事態宣言の最中ではあるが、晴れた暖かい日なのに人が少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222072_017 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
18.赤レンガ倉庫の避雷針
日本では、高さ20mを超える建築物には避雷設備を設けなければならない。 赤レンガ倉庫の避雷針は意匠的な要素をもつ部材として、建物の魅力を引き出している。たとえば、ジャックと呼ばれる横浜市開港記念会館などのような、クラシックな建物が多い横浜には、避雷針も飾り気のあるデザインのものが多いという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222075_018 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
19.「かもめハープ」と「飛鳥Ⅱ」
赤レンガ倉庫の先は赤レンガパークとなっていて、そのすぐ向こうが大さん橋だ。「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。手前の彫刻は「かもめハープ」という。デザインは井上みすずというかたで、「この作品は、人が集い、経済が豊かで、心が豊かな横浜を夢見て、社団法人横浜青年会議所が創立50周年(2001年)を記念して横浜市に寄贈したものです。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222077_019 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
20.「飛鳥Ⅱ」
大さん橋に停泊する 50,444t、全長241m、全幅29.6m の「飛鳥Ⅱ」の船尾。 3/26(金)~ 3/28(日) 3日間 で相模湾をくるっと回るという「飛鳥Ⅱ」に乗船することが目的の船旅、また、3/31(水)~4/5(月) 6日間 の佐世保発着 陽春の金沢・舞鶴クルーズが予定されているが、外国を巡るクルーズはいつ実現できるのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222083_020 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
21.「飛鳥Ⅱ」船首
「飛鳥Ⅱ」は、2020年1月より、シンガポールのセンブコープ・マリンにて、「飛鳥II」の就役時以来となる約60日間にわたる大規模改装を実施し、4月に母港・横浜へ帰港した。2020年1月から適用される硫黄酸化物(SOx)規制などの環境規制に対応。さらに、展望大浴場グランドスパへの露天風呂や、上級客室であるロイヤルスイートやアスカスイート専用のプレミアダイニングは「The Veil(ザ・ベール)」へと名称変更しスペースを拡張。カジュアルレストランの「リドカフェ」「リドガーデン」の改装や、PCコーナーとライブラリを兼ねたブックラウンジ「e-Square(イースクエア)」の新設、エントランスへのLEDディスプレイ設置などが行われた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222084_021 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
22.赤レンガ倉庫とランドマークタワー
写真の赤レンガ倉庫2号館は1911年(明治44年)にできた。保税倉庫としての役割は1989年(平成元年)までに終え、しばらく放置されていたが、2002年(平成14年)に、1号館は展示スペース、ホールなどの文化施設、2号館は商業施設となった。一方、後ろに見えるランドマークタワーは1990年3月20日に着工され、1993年7月16日に開業した。70階建て、高さ296.33m。超高層ビルとしては2014年に開業した大阪市のあべのハルカスに次いで日本で2番目に高い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222087_022 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
23.海上保安資料館横浜館
海上保安庁の桟橋がある新港の方へ行って見る。北朝鮮工作船が展示されている海上保安資料館横浜館の前を通ると、オレンジ色の煙突が見えた。大きな船の煙突のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222088_023 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
24.新港ふ頭客船ターミナル
wikipediaによれば、新港埠頭は明治後期から大正初期にかけて造成された。1905年(明治38年)12月28日に第1期の埋立が完成。翌1906年(明治39年)5月22日に新港町が新設された。その後、1911年(明治44年)から1913年(大正2年)にかけて、国営保税倉庫(赤レンガ倉庫)が完成した。みなとみらいには良く来るものの、今まで新港を訪れたことはなかったので知らなかったが、2019年にハンマーヘッドという 「新港ふ頭客船ターミナル」が出来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222090_024 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
25.新港ふ頭客船ターミナル 館内
館内に入ってみた。客船ターミナル・商業施設・ホテルなどからなる地上5階建ての複合施設で、1階が商業施設およびCIQ、ホテルエントランス、2階が商業施設およびホテルフロント、3-5階がホテル客室となる。この施設名のハンマーヘッドというのは当地にある歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」に由来するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 +0.3段
210222091_025 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
26.「にっぽん丸」
新港ふ頭客船ターミナルの階上に上がってみた。桟橋が見える。さっき見えたオレンジ色の煙突の主は「にっぽん丸」だった。「飛鳥Ⅱ」は日本郵船の船だが、この「にっぽん丸」は商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。内閣府が実施する青年国際交流事業「世界青年の船」と「東南アジア青年の船」でも使用されている。この船は3代目「にっぽん丸」で、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造された。総トン数は 22,472トン、全長 166.65m、全幅 24.00mで、2020年に2回目の大改修が行われ、203室・最大532名になっているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222094_026 新港埠頭 X800 にっぽん丸 G7X.jpg
27.ハンマーヘッドとにっぽん丸
新港ふ頭客船ターミナルの建物の外に出ると、後ろ側にある註車場のほうへ歩いて行くと歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」があった。「にっぽん丸」のオレンジ色の煙突を、そのクレーンの鉄骨の間から撮った。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222096_027 新港埠頭 X800 ハンマークレーン と にっぽん丸 G7X.jpg
28.Japan Coast Guard
  「にっぽん丸」が停泊していた桟橋の反対側に海上保安庁の桟橋があり、巡視船PL31が停泊していた。PL31「いず」は全長110m、総トン数 約3,500トン である。1995年の阪神・淡路大震災の教訓により、1997年に竣工した海上保安庁初の災害対応型巡視船だ。海上保安庁最大の艦艇は6,500トンの「しきしま」と「あきつしま」の2艇である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222097_028 新港埠頭 Japan Coast Guard PL31 いず X800 G7X.jpg
29.「ハンマーヘッドクレーン」
「 ハンマーヘッドクレーン」は起重機のことだった。カナヅチのような形をしているものをハンマーヘッドというそうだ。wikipediaによれば、産業遺産「ハンマーヘッドクレーン」は1914年(大正3年)に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基(他は長崎県長崎市および佐世保市に現存)、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産である。2007年に近代化産業遺産(経済産業省)に認定、さらに2018年には土木学会選奨土木遺産にも認定されている。関東大震災(1923年)でも倒壊せず、高度経済成長(1960年代)に入ると再び活躍した。1970年代以降、コンテナ化の進展と共に横浜港の港湾機能はより水深の深い本牧埠頭や大黒埠頭が中心となたったため徐々に使用されなくなり、2001年に廃止された。2010年には国が塗装の塗り替えおよび基礎補強工事を実施しており、耐震性の強化が図られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222098_029 新港埠頭 ハンマークレーン と にっぽん丸 X800 G7X.jpg
30.「にっぽん丸」全景
「にっぽん丸」 は商船三井客船が運航している。やはりコロナの影響であろうが、2月~3月のクルーズは中止されている。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222105_030 にっぽん丸 X800 G7X.jpg
31.運河パークから桜木町へ
12:30、再び YOKOHAMA AIR CABIN の「World Porters」駅のある運河パークへ戻り、桜木町へ向かった。大分、歩く人が多くなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段  
210222111_031 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg
32.港第1号橋梁とランドマークタワー
歩き始めてから一度も腰掛けることなく、青空が広がる汗ばむ陽気のなか、歩いては立ち止まってシャッターを押しながら1時間半がたった。横浜へ出て、何か食べて帰りたいと思いながら、JR桜木町駅へ向かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222113_032 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg


  

2015年1月 8日

黄昏どきのみなとみらい 12月26日


  2014年も残りあと6日となった12月26日、昨年も足利、奥日光を一緒に旅行をした友人のご夫妻とみなとみらいで忘年会をしようということになった。場所は桜木町駅前に新しくできた商業施設「Colette Mare」の6階にある「梅蘭」という中華料理店。奥さん同士で、行ったことがあり、そこからのみなとみらいの眺めがすばらしく良いということで、かみさんが窓際の席を予約しておいてくれた。「梅蘭」という店は横浜中華街の市場通りに本店のある上海料理を中心とした中華料理店であるが、その焼きそばが人気でTVでも何回も紹介されている。大阪の梅田や阿倍野まで店舗展開がなされている。

  4人は「梅蘭」に午後1時に集合し、ビールでのどを潤し、約2時間、コース料理を堪能した。名物の梅蘭焼きそばも旨かった。4時半頃には日が暮れはじめる。それまでの間、汽車道を通って、みなとみらいにある「ナビオス横浜」というホテルのCafeでコーヒーを飲みながら、満腹をなだめるという。私は3人と一旦別れ、大桟橋に停泊している「飛鳥Ⅱ」の写真を撮りに、赤レンガ倉庫まで行ってくることにした。多動性障害老人と笑われた。
 黄昏どきのみなとみらいはなかなか風情があった。

1.「Colette Mare」の6階「梅蘭」からの眺め
午後1時、晴天のビルの6階から横浜港の眺めはそれだけで食事を楽しませてくれる。真ん中に見えるのが汽車道。その右手奥にベイ・ブリッジが見えるがその手前に大桟橋に停泊している大きな船が見えた。ランドマーク・タワーは左手前でここからは見えない。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1600秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.「Colette Mare」の6階「梅蘭」からの眺め IXY30Sの望遠側で
汽車道からのプロムナードは「ナビオス横浜」というホテルの下をくぐっている。その右手奥に大桟橋に停泊している大きな客船が見えるが、煙突の赤い2本の線は「飛鳥Ⅱ」のようだ。「飛鳥Ⅱ」の向こう側の左に、もう一つ客船の煙突が見える。マークからすると「パシフィック・ヴィーナス」という船のようだ。出航していく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.「日本丸」
「日本丸」を上から眺めることができた。。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.横浜船渠エア・コンプレッサー
「梅蘭」から何やら古い機関車のような黒いものが見えた。食事を終えて汽車道に向かう途中で、これは何だろうかと見に行ったら、横浜船渠エア・コンプレッサーだった。横浜船渠は後の三菱重工横浜造船所である。造船や船の修理に使う様々な機械や工具を動かすために必要な圧縮空気を65年間送り続けたと説明されていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.「日本丸」とランドマーク・タワー
「日本丸」は日本丸メモリアル・パークの横浜船渠第一号ドックに保存係留されている。後にはランドマーク・タワーが聳える。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.汽車道の鉄橋
汽車道上に架かる港1号橋梁は横浜市認定歴史的建造物に定められている。この橋は、1907年(明治40年)に、港2号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設された。2012年(平成24年)10月24日から2013年(平成25年)3月15日まで補修工事が行われたそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.プロムナードの斜光
午後3時20分、だいぶ陽が傾いてきている。プロムナードを歩くカップルの影も長い。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「飛鳥Ⅱ」
多動性障害老人は「ナビオス横浜」というホテルのCafeでコーヒーを飲んでいるという3人に、「後で行きます」と言い残し、赤レンガ倉庫へと向かった。横浜港に面した広場にくると、「飛鳥Ⅱ」の全容が眺められた。今年3月にはクィーン・エリザベス号、10月にはセレブレティー・ミレニアム号を見たが、その2船に比べると少し小さいかなと感じる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「あきつしま」
北朝鮮工作船展示館の前の桟橋に大きな海洋保安庁の船が停泊していた。今まで見たどのCoast Guardの船より大きい。船首にはPLH32「 あきつしま」 と書かれていた。あとで調べてみると、この船は2013年(平成25年)11月28日に竣工した最新の巡視船で、しきしま型の2番船とのこと。全長約150メートル、総トン数は約6500トンで、巡視船としては世界最大級だそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/1000秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.赤レンガ倉庫
さて、3人が待つ「ナビオス横浜」のCafeへ戻ろう。赤レンガ倉庫の建物に西日が当たって反射する。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/400秒 8mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「飛鳥Ⅱ」船尾
「飛鳥Ⅱ」は12月25日、X'Masワンナイト・クルーズから大桟橋に戻ってきていて、この日(12月26日)の夜9時にグァム、サイパンへのニュー・イヤー・クルーズに就航する予定になっている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.赤レンガ倉庫前の広場から眺める「飛鳥Ⅱ」
日暮れが近くなった。大桟橋と向かい合う赤レンガ倉庫前の広場から、もう一度「飛鳥Ⅱ」を眺めた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「ナビオス横浜」を額縁にしたみなとみらいビル群
ごご4時50分、みなとみらいは黄昏がきれいな時間帯を迎えた。「ナビオス横浜」のホテルのロビーを出て、汽車道をまたぐ「ナビオス横浜」の切通しを"額縁"のようにして眺めると、黄昏の空にランドマーク・タワーをはじめとしたビル群が映える。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.みなとみらいビル群の黄昏時
西の空が赤く染まり、イルミネーションの灯りがともり始める。好きな時間だ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 10mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.クィーンの塔のライトアップ
後を振り返ると、横浜税関ビル(クィーンの塔)がライトアップされ、オレンジ色に浮かび上がっていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/15秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.刻々と変わる光景
さっきから7~8分時間が経ったと思う。光は刻々と移り変わっていく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 19mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.観覧車 汽車道にかかる橋梁から
汽車道を桜木町の駅のほうへ歩き、鉄橋から振り返ると、いままで、あまりパッとしなかった観覧車のイルミネーションが一番きれいに輝いていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年11月 4日

Celebrity MILLENNIUM を見に行く(2) 北朝鮮工作船、山下公園 10月25日


 大桟橋でセレブリティー・ミレニアムの船首まで行き、着岸を見届けて、船尾のほうへ戻った。今度は左舷の写真を撮ろうと赤レンガ倉庫のほうへ行く。
  赤レンガ倉庫の先に北朝鮮工作船の展示館がある。クイーン・エリザベスを見に来たときは月曜日で休館日だったため、見ることができなかった。館内に入る。全長30m弱の工作船は思ったより大きい。平成13年(2001年)12月22日、九州南西海域において、北朝鮮の工作船が、海上保安庁の停船命令に従わずに逃走し、捕捉のために接近した巡視船に対し自動小銃等による攻撃を行い、「あまみ」の海上保安官3名が負傷した。これに対し、巡視船が正当防衛射撃を行い、工作船は自爆とみられる爆発により沈没した。そして平成14年(2002年)10月に陸揚げされたその工作船が、ここに展示されている。

この日はかみさんも元町に出てきていて、新装された県民ホール6階のレストランで合流し、昼飯を食うことにしていた。北朝鮮工作船を見た後、山下公園に戻り、山下公園の花壇に舞う蝶を撮って、時間調整し、約束した12時半に県民ホールに着いた。

24.セレブリティー・ミレニアムの乗客
上海、台湾から神戸、横浜と14泊15日のアジア・クルーズを楽しんだ乗客達がバルコニーから大桟橋のほうを見ている。いわゆるヨーロッパ人が多い。写真を撮られる側になってみたい。しかし、クルーズ中はいろいろと楽しみがあるのだろうが、私は2週間も同じところで過ごすことができるかなと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
セレブリティー・ミレニアムの乗客;クリックすると大きな写真になります。
25.クィーン
船尾側へ来た。反対側を眺めると、山下公園と赤レンガ倉庫の間にある、クィーンという愛称の横浜税関の塔と建物が見えた。横浜三塔の一つだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 29mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
クィーン;クリックすると大きな写真になります。
26.船尾
船尾にはValletta という文字が見える。マルタ共和国の首都だ。みなとみらい、赤レンガ倉庫と記念撮影。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船尾;クリックすると大きな写真になります。
27.大桟橋のセレブリティー・ミレニアム
大桟橋から山下公園通りのほうへ戻って、再び遊歩道に上がる途中で、大桟橋に停泊するセレブリティ・ミレニアムを撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大桟橋のセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
28.ハクセキレイ
水際にハクセキレイがいた。くちばしに黄色味が残る。調べてみると、まだ1年目の冬を迎える幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります。
29.海龍
遊覧船の乗り場(ピア象の鼻乗船所)近くに、こんな船が停泊していた。京浜フェリー・ボート(株)の遊覧船で、ディナー・クルーズでは本格的な中華料理が味わえるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
海龍;クリックすると大きな写真になります。
30.象の鼻
再び遊歩道へ上がり、セレブリティー・ミレニアムを眺める。右手から突き出ている石堤は、1867年(慶応3年) に横浜港の東波止場が弓なりに湾曲した形に築造され、その形状から象の鼻と呼ばれるようになったところだ。象の鼻防波堤の石積みはその当時のものが残っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
31.赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム
橋を渡って、赤レンガ倉庫に向かう。赤レンガ倉庫1号館の脇から、セレブリティー・ミレニアムが見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
32.ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム
赤レンガ倉庫の広場の先に出ると、目の前に大桟橋に接岸しているセレブリティー・ミレニアムの全容が眺められる。クィーン・エリザベスが来た時は、夕方を待って、ここから船に火がともるころに撮った。ここからは、ベイ・ブリッジも見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/950秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
33.北朝鮮工作船展示館
赤レンガ倉庫2号館の海側広場の傍らにある、工作船展示館(海上保安資料館横浜館)は、日本周辺海域の現状と海上警備の重要性などの理解、啓蒙を目的として、平成16年12月10日に開館した。ここに、平成13年12月22日に発生した、九州南西海域不審船事案に関わる工作船及び回収物などが展示されているというので、前から一度、見学したいと思っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 14mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船展示館;クリックすると大きな写真になります。
34.北朝鮮工作船
受付で写真撮影の許可を得て、館内に入る。平成14年(2002年)10月に陸揚げされた、赤錆びた工作船があった。船名は長漁3705という。全長29.68m、幅4.66m、総トン数44トンの鉄の船は意外と大きく見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/56秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船;クリックすると大きな写真になります。
35.子舟を格納する船尾
船尾の外板は中央で2分割され、観音開きに閉開するようになっている。浸水を防ぐためのパッキングが施されている。ここに小舟を収納していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 4.4mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3
子舟を格納する船尾;クリックすると大きな写真になります。
36.スクリュー
工作船は漁船のような形をしているが、4基のエンジンを持っていて、約33ノット(約60km/h)程度のスピードを出せたと推測されているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 4.4mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3
スクリュー;クリックすると大きな写真になります。
37.弾痕
巡視船「あまみ」は、荒天下でも狙った目標に正確な射撃が可能な、RFS20mm機関砲を使用して、通常人のいない船首または船尾に向けて威嚇射撃を行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/17秒 8mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
弾痕;クリックすると大きな写真になります。
38.船首部分
展示場に設けられている展示用の台の上に上がると、船の上部が見られる。これは船尾から船首部分をみたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/15秒 9mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
船首部分;クリックすると大きな写真になります。
39.セレブリティ・ミレニアムと象の鼻
北朝鮮工作船展示館を退出し、再び同じ道を山下公園へ戻る。赤レンガ倉庫前の広場越しに、セレブリティ・ミレニアムの左舷が広がる。右下に見えるのは象の鼻の石積み。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
セレブリティ・ミレニアムと象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
40.山下公園の花壇
山下公園の海に面したプロムナードの内側には、きれいに整備された花壇がある。よほど良く整備されているのだろうか、どの花も見事に咲いていた。いつも花を咲かせておくのは大変なことと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
山下公園の花壇;クリックすると大きな写真になります。
41.花とセレブィティ・ミレニアム
山下公園に咲く花の上にセレブリィティ・ミレニアムが浮かんで見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
花とセレブィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
42.「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム
「赤い靴はいてた女の子の像」は1979年に作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(後に赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されているとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
43.アオスジアゲハ -1
シュウメイギクだろうか花壇の白い花にアオスジアゲハが飛んできた。口吻を伸ばして吸蜜するが、すぐ飛び立って次の花に移る。ピント合わせをする間がなく、撮るのが難しい。しかし、HS50は合焦が早く、なんとかシャッターが切れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 148mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。
44.スズメ
花壇には、まだ、スズメが集まってきていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 89mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
スズメ;クリックすると大きな写真になります。
45.アオスジアゲハ -2
また、アオスジアゲハが飛んできた。いろいろな花があるのに何故か白い花にやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。
46.バラ園
氷川丸の近くに沈床花園というところがあり、バラ園になっている。この時期、花はあまり多くはなかったが、レッド・クィーンという深紅のバラが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
バラ園;クリックすると大きな写真になります。
47.銀杏並木
山下公園通りの銀杏並木が少し黄色くなり始めている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/750秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
48.キタテハ -1
キタテハの秋型はなかなかきれいだ。アオスジアゲハと違い、落ち着いて吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/340秒 111mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
49.キタテハ -2
今度は白い花で吸蜜を始めた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
50.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンも落ち着きがない。花が沢山あるので、目移りがするのだろうか。動き回るので1カットしか撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
51.県民ホール6階のレストランから
県民ホール6階のレストランはしばらく改装中で営業していなかった。元町へ行っていたかみさんと、12時半に落ち合って、久しぶりに、そこで昼食にすることにした。レストランは、以前とほとんど変わっていない。実はエレベーターの改修工事が主だったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
県民ホール6階のレストランから;クリックすると大きな写真になります。
52.山下公園通り
山下公園通りの歩道には、横浜にちなんだタイルが埋められている。これは横浜三塔のタイルだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
山下公園通り;クリックすると大きな写真になります。
53.アオスジアゲハ -3
白い花にしか来ないのかと思っていたら、紅い花にもやってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 96mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。
54.スズメ -2
スズメの顔を改めて正面から見ると、頬の黒く丸い模様が印象的だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 130mm ISO125) 露出補正 -0.3
スズメ -2;クリックすると大きな写真になります。
55.スズメ -3
でも、なんだか、いじわるそうな顔をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
スズメ -3;クリックすると大きな写真になります。
56.ルリタテハ
最後にルリタテハが現れた。いつもなら、アカタテハやヒメアカタテハにも会えたのだろうが、この日はいなかった。この日は、セレブリティ・ミレニアムを見て、北朝鮮工作船を見学し、蝶の写真も撮った。好天にも恵まれ、楽しい一日だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。


2014年10月30日

Celebrity MILLENNIUM を見に行く(1) 入港、着岸 10月25日


 横浜大桟橋の客船入港予定というサイトを見ていたら、10月25日の土曜日、朝9時にセレブレティー・ミレニアムという9万トン級の客船が入港予定であることを知った。今年の春にはクィーン・エリザベスを見に行ったが、クィーン・エリザベスは90,900トン、セレブレティー・ミレニアムは91,000トンでほぼ同じ大きさだ。

  前夜、確認をしたところ、午前10時着岸となっていた。天気も良く暖かそうな日だ。8時半に家を出て、山下公園に向かった。
  ベイ・ブリッジをくぐって、大桟橋に着岸するセレブレティー・ミレニアムを、山下公園→大桟橋→赤レンガ倉庫と移動しながら写真を撮り、クィーン・エリザベスを見に行ったときは月曜日で見られなかった北朝鮮工作船を見て、再び山下公園に戻り、きれいに花を咲かせていた花壇の花に遊ぶアオスジアゲハやキタテハを撮り、私にとっては楽しい一日を過ごした。

1.朝の桜木町駅前
桜木町駅もすっかり新しくなった。東横線の終点の駅でもあったころの古い駅舎が懐かしい。東口の前にはランドマーク・タワーがそびえ、日本丸のマストも見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/950秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
.朝の桜木町駅前;クリックすると大きな写真になります。
2.山下公園のプロムナード
桜木町駅東口からバスに乗って、山下公園で下りた。バスは水の守護神のある噴水の近くに止まる。犬の散歩に歩く人、ジョギングをする人も多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 23mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
山下公園のプロムナード;クリックすると大きな写真になります。
3.花壇のスズメ
山下公園の横浜港に面したプロムナードに沿って、きれいな花壇が造られている。その花にたくさんの雀が来ていた。何か虫を啄んでいるのか、それとも花を食べているのか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
花壇のスズメ;クリックすると大きな写真になります。
4.ベイ・ブリッジをくぐってくるCelebrity MILLENNIUM
9時半少し前、そろそろ入ってくるかなと、ベイ・ブリッジのほうを凝視していると、大型客船のブリッジ(船橋)が見えてきた。クイーン・エリザベスと同じように、約55mの高さの橋げたぎりぎりなのだろう。残念ながら撮った位置が悪かった。もっと大桟橋に寄ったところで撮れば、よかったのだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ベイ・ブリッジをくぐってくるCelebrity MILLENNIUM;クリックすると大きな写真になります。
5.横浜港入港
それから、おおよそ2分後、美しい船体が姿を見せた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 66mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
横浜港入港;クリックすると大きな写真になります。
6.輝く船体
雲の切れ間から光が差し、セレブリティー・ミレニアムの美しい船体が輝く。セレブリティー・ミレニアムという船名は2000年に新しい千年紀を記念して建造したというところに由来するそうだ。ミレニアムというと、現役時代にコンピュータの2000年問題対応で大晦日に会社に泊まりこんだのを思い出す。手前右側の石堤の上で、釣りをしている人がいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
.輝く船体;クリックすると大きな写真になります。
7.大桟橋に向かう
セレブリティー・ミレニアムは、総トン数:91,000トン、乗客定員:2158人、乗組員数:999人、全長:294m、全幅:32m、喫水:7.9m、巡航速度:24.0ノット で、セレブリティー・クルーズという会社が運航している。2000年6月に就航した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/850秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
大桟橋に向かう;クリックすると大きな写真になります。
8.愛犬を記念撮影
マルチーズらしき愛犬に散歩をさせていた女性が、大桟橋に向かうセレブリテー・ミレニアムを背景に記念撮影をされていた。セレブリティー・ミレニアムの船籍はマルタ共和国で、このマルチーズという名は、その地中海に浮かぶ島国のマルタ島で生まれたことからついたという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
愛犬を記念撮影;クリックすると大きな写真になります。
9.方向転換
9時40分、船尾から大桟橋に入るために、船首を右に振り、向きを変えつつある。後ろにタグボートがついている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 32mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
方向転換;クリックすると大きな写真になります。
10.船尾
転回するセレブリティー・ミレニアムを見ながら、山下公園を大桟橋のほうへ歩く。船尾がはっきりと見え、多くの乗客の姿が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 61mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船尾;クリックすると大きな写真になります。
11.船尾から大桟橋に
右舷を見せたセレブリティー・ミレニアムは、船尾から大桟橋にアプローチしていく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船尾から大桟橋に;クリックすると大きな写真になります。
12.大桟橋に着岸しようとするセレブリティー・ミレニアム
大桟橋の手前にはロイヤル・ウイングという船が入っていて、セレブリティー・ミレニアムは、クイーン・エリザベスの時と同じように、赤レンガ倉庫側に着岸しようとしている。私も大桟橋に移動することにする。山下公園から大桟橋にはまっすぐには行けない。赤レンガ倉庫のほうへ行く遊歩道に上がり、象の鼻公園の手前を大桟橋のほうへ下る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大桟橋に着岸しようとするセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
13.着岸
9時55分になった。着岸予定時間は10時である。大桟橋へのアプローチから船尾のデッキを眺める。大勢の乗客が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 49mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
着岸;クリックすると大きな写真になります。
14.マルタ船籍
セレブリティー・ミレニアムはマルタ船籍である。船尾にはマルタの商船旗がたなびいている。商船旗は赤・白の縦二色旗のマルタ国旗と全く違ったデザインで、赤地に白のマルタ十字(キリスト教の象徴であり、十字軍の紋章)が使われている。マルタ騎士団や聖ヨハネ騎士団の使っているものと同じだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
マルタ船籍;クリックすると大きな写真になります。
15.船室のデッキから
船室のデッキから、ご夫婦らしき人がこちらを眺めている。どこから来られたのだろうか?ネットで調べてみると、セレブリティー・ミレニアムの今回のクルーズは、明日10/26 (日)横浜 を20:30に出航し、香港へ向かう14泊15日のクルーズであるということしか見つからない。では、この乗客はどこから来たのだろうか。たまたま、この船の神戸港への寄港で検索してみたら、上海からの14泊15日のアジア・クルーズで10月22日に神戸に寄港していることが分かった。そして、10月25日に横浜に着いたのだ。横浜港でターンアラウンドを行い、再び日本・中国を巡るクルーズに出発するのだ。つまり、この乗客の皆さんは、上海発のアジア・クルーズで横浜に着いた人たちなのだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船室のデッキから;クリックすると大きな写真になります。
16.間もなく着岸
9時59分、まだ少し桟橋との間が開いている。10時着岸予定となっていたが、とても正確だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
間もなく着岸;クリックすると大きな写真になります。
17.とも綱
大桟橋の展望台の上を船首のほうへ歩いてきた。船首からも次々ととも綱が投げ込まれ、岸壁に繋がれていく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/950秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
とも綱;クリックすると大きな写真になります。
18.着岸
船首側から船尾を眺める。10時8分、どうやら着岸したようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
着岸;クリックすると大きな写真になります。
19.離れるタグボート
岸に繋がれたとも綱は、船側から巻き上げられ、引き寄せられ、張られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/750秒 16mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
離れるタグボート;クリックすると大きな写真になります。
20.まだ、とも綱が下りてくる
最初のとも綱が繋がれてから20分くらい経つ。7~8本は繋がれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/850秒 14mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
まだ、とも綱が下りてくる;クリックすると大きな写真になります。
21.係留作業
綱はとても太い。重そうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/600秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
係留作業;クリックすると大きな写真になります。
22.最後のとも綱
最後と思われるとも綱が船から投げ下ろされてきて、それを自動車にひっかけてここまで運び、フックにかけているところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
最後のとも綱;クリックすると大きな写真になります。
23.みなとみらいを背景に
10時半、岸で係留作業をする人もいなくなり、観光する乗船客を載せるバスが桟橋に入っていきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
みなとみらいを背景に;クリックすると大きな写真になります。


2014年4月 7日

クイーン・エリザベス号を見に行く(2) 3月17日


 大桟橋から関内まで歩いて、鰻の老舗「わかな」(創業明治5年)で昼食にした。
 昼食後、外に出ると陽が傾いてきている。はじめは、予定していなかったが、午前中は日陰になり、今一つだった左舷側のクイーン・エリザベス号の全景を撮りたくなり、同行者と別れて、ひとり、赤レンガ倉庫に向かった。午後は左舷側に日が回る。
  赤レンガ倉庫からは、クイーン・エリザベス号の全貌を眺めることが出来た。振り向くと「みなとみらい」にだんだん日が落ちている。ここまで待ったのなら、日が落ちて、船に灯りが灯るのを見て行こう。

23.赤レンガ倉庫到着
関内駅近くの鰻の老舗「わかな」を出て、私は、みなとみらい線で帰るという同行者と途中で別れ、ひとり赤レンガ倉庫に向かって歩いた。午後3時半、まだ、日があるうちにクイーン・エリザベス号左舷側の全景を撮っておきたい。午後の日を浴びて輝くクイーン・エリザベス号の船体が見えてきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 15.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
赤レンガ倉庫到着;クリックすると大きな写真になります。
24.西日を浴びるクイーン・エリザベス号
期待通りだった。午前中に乗った観覧船からは、日影になった船体しか見ることが出来なかったが、黒く塗られたその引き締まった船体を見ることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
西日を浴びるクイーン・エリザベス号;クリックすると大きな写真になります。
25.クイーン・エリザベス号全景
赤レンガ倉庫前の広場から、さらに海に近づき、岸壁から撮る。遮るものがない。ベイ・ブリッジ、マリンタワーも入れて撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
クイーン・エリザベス号全景;クリックすると大きな写真になります。
26.警戒する警備艇
神奈川県警の警備用船舶だろうか、POLICEと記された船が巡回している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
警戒する警備艇;クリックすると大きな写真になります。
27.大成丸
午後3時45分、日没までまだだいぶ時間はある。しかしここまでいたのだから、夕暮れのクイーン・エリザベス号を撮りたい。すこし、時間をつぶそうと、2004年年12月10日から横浜海上防災基地内の「海上保安資料館横浜館」(工作船展示館)で展示されている、引き上げられた北朝鮮工作船を見ようと思ったが、あいにく月曜日は休館になっていた。そこで、新港埠頭の方へ歩いてみたが、そこに、この大成丸が停泊していた。航海実習訓練を目的として建造された5,887トン、全長124.84mの練習船だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
大成丸;クリックすると大きな写真になります。
28.京浜フェリーボート
午前中に私たちが乗ったのと同じ観覧船がやってきた。この時間なら、クイーン・エリザベス号の左舷側全景がきれいに見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 22.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
京浜フェリーボート;クリックすると大きな写真になります。
29.乗客
望遠で船の乗客を捉えてみた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
乗客;クリックすると大きな写真になります。
30.救命ボート
救命ボートは全部で16艇あるそうだ。時刻は夕方5時になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
救命ボート;クリックすると大きな写真になります。
31.デッキから夕陽を眺める乗客
5時20分、夕日がクイーン・エリザベス号を照らす。デッキの乗客は、みなとみらいに落ちる夕日を眺めているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 47.3mm ISO125 ) 露出補正 なし
デッキから夕陽を眺める乗客;クリックすると大きな写真になります。
32.夕日を浴びる船体
日が暮れてきた。よく見ると救命艇には3種類ある。それぞれ目的が違うのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/350秒 5.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
夕日を浴びる船体;クリックすると大きな写真になります。
33.夕方5時40分
だいぶ暗くなってきた。だが、まだ船に灯りが灯らない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/90秒 63.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
夕方5時40分;クリックすると大きな写真になります。
34.点灯
5時50分、灯りがついた。煙突の下の「Queen Elizabeth」も点灯した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/85秒 25.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
点灯;クリックすると大きな写真になります。
35.日没
東の空もわずかに茜色になる。6時少し前だが、客室には灯りが付いていないようだ。乗客たちはいま、何をしているのだろうか? 夕食は何時からなのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 6.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
日没;クリックすると大きな写真になります。
36.夕方6時
夕方6時になった。だんだん空が暗くなり、船の灯が輝く。客室にも灯りが灯り始めた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/30秒 17.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕方6時;クリックすると大きな写真になります。
37.赤レンガ倉庫広場から
さらに寒くなってきた。手持ちで撮るのはこれ以上無理だろう。引き上げることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 6.8mm ISO1600 ) 露出補正 なし
.赤レンガ倉庫広場から;クリックすると大きな写真になります。
38.万国橋の近くから
桜木町まで歩いて戻ろうと、万国橋の方へ歩く。サークル・ウォークという歩道橋の上から、クイーン・エリザベス号に別れを告げた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 4.4mm ISO1250 ) 露出補正 なし
万国橋の近くから;クリックすると大きな写真になります。
39.みなとみらい
丁度夜景を撮りやすい時間になった。横浜ワールドポーターズから汽車道を通って、日本丸の方へ歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 4.4mm ISO1250 ) 露出補正 なし
みなとみらい;クリックすると大きな写真になります。
40.ランドマーク・タワー
ランドマーク・タワーの手前に、帆船日本丸が見える。もうすぐ、桜木町だ。長い一日が終わる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/15秒 7.0mm ISO2500 ) 露出補正 なし
ランドマーク・タワー;クリックすると大きな写真になります。


2012年8月18日

歴史探検クルーズ・近現代の横浜再発見 7月15日


 横浜市都市発展記念館の主催で「横浜の海 七面相」というイベントが4月21日~7月16日に開催されていた。横浜は海に面した都市であり、そこに住む人々は海と深く関わり合いながら暮らしてきた。ここでは「海の記念日」を前に、海とともに歩んできた大正・昭和の横浜の歴史が企画展として紹介されていた。
 このイベントの一環として、「歴史探検クルーズ&講座」というクルーズコースがあり、往復はがきで申し込むようになっていた。A.は(6/24と7/1)「探検ハマの工業地帯」120分、Bは(7/8)「横浜南部のウォーターフロントと漁港」90分、Cは(7/15)「近現代の横浜再発見」90分 という3っのコースがあった。コースにより15名ないし30名の定員で、抽選で参加できる。

 前日まで八ヶ岳山麓・安曇野ドライブにご一緒いただいた友人のご主人から3週間ほど前にお誘いがあり、A.コースとCコースを往復はがきで申し込んでいただいた。結果、Aコースは振られたが、Cコースに増発分が設けられ、参加できることになった。
  山下公園→横浜ベイブリッジ→本牧ふ頭→京浜港大黒ふ頭→鶴見つばさ橋→鶴見川鶴見大橋手前→大黒大橋→瑞穂橋→瑞穂ふ頭→海上防災基地→山下公園 というコースで1時間半たっぷり横浜港をクルーズした。

1.山下公園 「象の鼻」から出発
私たちがアクセプトされた増発便グループは、12時半に横浜開港資料館の講堂で集合になった。おおよそ30名の方々が来られている。講堂で横浜都市発展記念館のかたから、'海の上から横浜の歴史を見る'というテーマで、30分間のスライドを使った講義があった。そのあと、ぞろぞろと横浜開港資料館から、目の前の山下公園ピア「象の鼻」桟橋へと歩き、船に乗った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
「象の鼻」;クリックすると大きな写真になります
2.「象の鼻」の積み石
波止場の防波堤であった「象の鼻」のごく一部に、150年前の積み石が積み変えられて残っている。写真の中央に違った色に見える積み石がそれだそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
「象の鼻」の積み石;クリックすると大きな写真になります
3.横浜ベイブリッジ
横浜ベイブリッジは、大桟橋から眺めることはあるが、海の上のこの位置から見たのは初めてだ。乗っている船は大きく揺れ、カメラも動くが、天気が良く、比較的早いシャッターが切れるので、なんとかOKだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
横浜ベイブリッジ;クリックすると大きな写真になります
4.明治時代中期の横浜港内防波堤の赤灯台
ベイブリッジの手前、山下ふ頭の先にあるこのずんぐりとした 赤灯台は、イギリス人技師パーマーによって設計された明治時代中期のものだそうだ。ペアとなっている白灯台は氷川丸の傍に移設されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
明治時代中期の横浜港内防波堤の赤灯台;クリックすると大きな写真になります
5.ベイブリッジをくぐる
昨年8月、 横浜港サマー・ナイト・クルーズを楽しんだ時も、ベイブリッジの下を通ったが、その時は暗くてほとんど見えなかった。私たちが乗っている船は、結構な早さで走り、また揺れるので、立ちあがって写真を撮り難い。周囲に人も多くおられ、座ったままでカメラを持った腕を挙げ、バリアングル・モニターや、ノー・ファインダーで撮ることが多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベイブリッジをくぐる;クリックすると大きな写真になります
6.本牧ふ頭 コンテナ船荷作業
我々が乗ったボートの船長が、積荷の作業をしているコンテナ船があるので、回ってみようと本牧ふ頭の傍を通ってくれた。シンガポール船籍の APL HOLLANDという船だ。大きい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
本牧ふ頭 コンテナ船荷作業;クリックすると大きな写真になります
7.日本鋼管
船は大黒ふ頭をぐるりと回って、京浜港の鶴見つばさ橋へ差しかかる。右手に旧社名日本鋼管の工場が見えてきた。2003年に川崎製鉄と日本鋼管が合併し、 JFEスチールというのが現在の社名。夜には人気のある京浜工業地帯夜景クルーズで観光スポットにもなっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
日本鋼管;クリックすると大きな写真になります
8.鶴見つばさ橋
京浜港の鶴見つばさ橋の下をくぐった。船は右から左へ進んでいるが、手前が大黒ふ頭で、向こう側に京浜工業地帯の工場が見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
鶴見つばさ橋;クリックすると大きな写真になります
9.南極観測船「しらせ」
鶴見川の河口を上っていくと、船長から右手に南極観測船「しらせ」が碇泊しているとアナウンスがあった。この「しらせ」は2代目で、2008年の4月に進水し、2009年5月から就役している。全長138mで、排水量12,500トン。初任務となった第51次南極観測隊活動支援では、2009年11月10日に東京晴海ふ頭を出港し翌2010年4月9日に帰還している。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
南極観測船「しらせ」;クリックすると大きな写真になります
10.自動車運搬船
鶴見川河口を戻り、大黒大橋をくぐると、積み込み作業中の自動車運搬船が見えてきた。日本郵船の 神成丸、55,489トンだった。大きい。また、この船は2009年6月4日に 南シナ海で人命救助 を行ったとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
自動車運搬船;クリックすると大きな写真になります
11.昭和電工とポーキサイト
船は出田町ふ頭の方へ進む。右手に 昭和電工が見えてきた。輸入されたアルミニウムの原料であるポーキサイトが積まれている。1934年に日本で初めてアルミニウム製錬の工業化に成功して以来、アルミニウム材料や高付加価値加工品を生産している。しかし、昭和電工を含むアルミナメーカー3社はポーキサイトからアルミナを製造するアルミニウム製錬を2015年までに撤退すると言われている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
昭和電工とポーキサイト;クリックすると大きな写真になります
12.バナナ運搬船
出田町ふ頭には バハマ船籍のアンダルシア・キャリアーというバナナ運搬船が碇泊し、荷作業をしていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 9.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
バナナ運搬船;クリックすると大きな写真になります
13.在日米軍港湾輸送施設 ノースドック
船は瑞穂橋に向かって進む。左手の瑞穂ふ頭一帯は 在日米軍港湾輸送施設となっている。仲良く日米の国旗がはためいていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
在日米軍港湾輸送施設;クリックすると大きな写真になります
14.米陸軍上陸用舟艇
船体にUS ARMY LCM (Landing Craft Mechanized)と書かれているので米陸軍舟艇である。ここノースドックで保管されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
米陸軍上陸用舟艇;クリックすると大きな写真になります
15.ノースドックの舟艇
これは入港する船舶の先導役を務めたり、小回りのきかない大型船が着岸する際にに活躍する大型タグボート(Large Tug)と呼ばれる船だろうか。128フィート・タグボート USAV MG Nathanael Greene (LT 801)。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
ノースドックの舟艇;クリックすると大きな写真になります
16.神奈川台場あと
かって、この方向に神奈川台場があった。神奈川台場は愛媛県松山市に城を持つ松山藩が万延元年(1860年)に神奈川宿の沖合200mに築造した砲台だ。設計者は幕臣の勝海舟で、外国公使や領事の離着任などに際して外交儀礼上の礼砲や祝砲を発車するために使用されたという。その石垣の一部が昨年6月に神奈川区のマンション建設地で偶然見つかり、開発業者の「栄光」が史跡の保存活用を決定。マンションの一室に資料室を開館し、石垣遺構の一般公開を行っている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
神奈川台場あと;クリックすると大きな写真になります
17.みなとみらい
橋本町のあたりからみなとみらいのビル群を眺める。ランドマークタワーが誇らしげだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
みなとみらい;クリックすると大きな写真になります
18.海上防災基地
大桟橋に近くなるころ、海上保安庁の船が見えた。これは PLH22 やしまで、5259トン、全長130m、ベル212ヘリコプター2機搭載する巡視船だ。1986年に就役している。この近くに平成13年12月22日に発生した、九州南西海域不審船事案にかかる工作船及び回収物などが展示されている海上保安資料館がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
海上防災基地;クリックすると大きな写真になります
19.水上オートバイ
山下公園の象の鼻に戻ってきた。赤レンガ倉庫の前を10台ほどの 水上オートバイの一団が風を切って渡っていった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
水上オートバイ;クリックすると大きな写真になります
20.我々が乗った SANTA BARCA 号
午後2時半を少し過ぎたころ、出発点まで戻ってきた。これが私たちが乗った船、SANTA BARCA号と船長さんだ。陸に上がった2人は、横浜開港資料館と横浜都市発展記念館の「横浜の海 七面相」の展示を見て、中華街へ。とても充実した1日だった。誘っていただいたKさんに感謝。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
我々が乗った SANTA BARCA 号;クリックすると大きな写真になります