横浜港 サマー・ナイト・クルーズ を楽しむ 8月22日 1/2 - Studio YAMAKO

2011年8月26日

横浜港 サマー・ナイト・クルーズ を楽しむ 8月22日 1/2


 かみさんの親友ご夫妻に誘っていただき、横浜山下公園の氷川丸の隣から出発する、サマー・ナイト・クルーズを楽しむことができた。マリーンシャトルという 764トン、定員541名の昭和60年2月に建造された船に乗る。
 この日は、朝から激しい雨が降っていて、午後には止んだものの、とても蒸し暑かった。乗船は午後6時、出発は6時半である。午後4時半にみなとみらい線の元町中華街駅で、友人ご夫婦と合流し、山下公園に向かった。夕方の山下公園で1時間過ごしたが、大桟橋を見ると「飛鳥Ⅱ」が停泊している。
 今日は PowerShot G12 が暗さにどれだけ頑張るのか、試してみたかった。前編は「飛鳥Ⅱ」の出港を見送るまで、後篇にサマー・ナイト・クルーズ体験記を載せる。

1.大桟橋に停泊する「飛鳥Ⅱ」
ごご4時半ごろ山下公園に到着したが、そこから眺める大桟橋には大きな客船が停泊していた。良く見ると煙が出ている煙突の下に「ASUKA Ⅱ」と書かれていた。煙が出ているのは、出航が近いのかもしれない。かみさんや友人の奥様は「夕食の用意をしているのよ」という。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
大桟橋に停泊する「飛鳥Ⅱ」;クリックすると大きな写真になります
2.山下公園
厚い雲に覆われたどんよりとした午後だ。ここからは現代横浜の中心部が眺められる。この右側に大桟橋が続く。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
山下公園;クリックすると大きな写真になります
3.氷川丸
一方、右側には今も相変わらず「氷川丸」が係留されている。「氷川丸」は、日本郵船が1930年に竣工させた日本の12,000トン級貨客船で北太平洋航路で長らく運航された。現在は、博物館船として公開されている。「氷川丸」の主機関は信頼性の面で実績のあるデンマークのバーマイスター&ウェイン(現在はドイツのMAN社と合併)製ディーゼル機関を2基搭載して、必要な出力と経済性の両立が図られたという。また、「氷川丸」という船名は埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)の氷川神社に由来するものであるとのこと。
 現役時代の「氷川丸」はサービスの良さが評判を呼び、多くの乗客で賑わったと伝えられる。1932年の11次航海ではチャーリー・チャップリンが乗船、1937年の47次航海ではイギリス国王ジョージ6世の戴冠式からの帰国時、秩父宮夫妻が乗船するなど、「氷川丸」は華々しい活躍を続けた。多くの日本商船が失われた太平洋戦争でも沈没を免れた数少ない大型貨客船で、戦後も1960年まで北太平洋航路で運航を続けた。運航終了後、1960年12月21日に除籍され、この山下公園に係留されている。もう50年間もここに浮いているのだ。(Wikipedia参照)

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
氷川丸;クリックすると大きな写真になります
4.カモメは同じ方向を向いて休む
「氷川丸」を係留している艫綱にはいつもカモメが休んでいる。海を見渡せる方を向いているのか、風向きによるのか、何故かみんな同じ方向を向いて止まっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
カモメは同じ方向を向いて休む;クリックすると大きな写真になります
5.横浜港観光船チケット売り場
「氷川丸」の向こう側に小さな船着き場があり、そこから3種の遊覧観光船が出ている。私たちはこの後「マリーンシャトル サマー・ナイト・クルーズ」を楽しむ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
横浜港観光船チケット売り場;クリックすると大きな写真になります
6.ガールスカウト像
公園内にはバラ園があり、そのバラ園と氷川丸が係留されている遊歩道との間にこのような像があった。英語で書かれた碑があり、1962(昭和37)年に、アメリカのガールスカウト50周年とガールスカウト日本連盟の世界連盟への加盟を記念して建てられたようだ。 このほか公園内には、淋しそうな表情で海を見つめて座っている「赤い靴はいてた女の子の像」、横浜と姉妹都市であるサンディエゴ市から贈られた「水の守護神」、童謡「カモメの水兵さんの歌碑」など記念碑・石像・記念樹が多く、横浜と諸外国との友好の歴史を物語っている。 (Wikipedia参照)

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガールスカウト像;クリックすると大きな写真になります
7.「飛鳥Ⅱ」出航 -1
だいぶ周囲が暗くなってきたので、ISO感度を1600に挙げた。どれくらいノイズが出るだろうか。そして、ふと、「飛鳥Ⅱ」の方を見ると動き出していた。
 ここでちょっと調べてみると、1991年10月に就航した先代「飛鳥」は、1990年代中盤より順調にその集客を伸ばし、21世紀に入る頃には、特に夏場のハイシーズンにおいては満船の状態が続くようになり、「予約が取れない」と乗船希望客の不満が募るようになったという。運営する側としてもこれはビジネスチャンスを逃していることに他ならず、キャパシティの増大が必須となり、第二船の投入や、より大型の新造船の建造等が検討されたが、結果として、同じ日本郵船グループのクリスタルクルーズ社が運航する「クリスタル・ハーモニー」を日本向けに改装し、「飛鳥II」として代替投入、これに伴い「飛鳥」は売船されることとなった。クリスタル・ハーモニー」は2005年11月25日、ロサンゼルスにてその運航を終了、同月末よりカナダの Victoria Shipyards にて改装工事にかかった。12月下旬に出渠、年末年始にかけ太平洋を横断し、2006年1月5日に三菱重工業横浜製作所に入渠、更に改装工事が続けられた。 船舶登記上は1月5日までが「クリスタル・ハーモニー」、1月6日からが「飛鳥II」であるとのこと。そして、2006年3月17日 飛鳥Ⅱとして就航したとのこと。(Wikipedia参照)

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「飛鳥Ⅱ」出航;クリックすると大きな写真になります
8.「飛鳥Ⅱ」出航 -2
タグボートが離れた。煙突からの煙が後ろに流れている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「飛鳥Ⅱ」出航 ;クリックすると大きな写真になります
9.「飛鳥Ⅱ」出航 -3
役目を終えたタグボートは前に出る。これから「飛鳥Ⅱ」はベイブリッジをくぐって行く。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「飛鳥Ⅱ」出航;クリックすると大きな写真になります
10.「飛鳥Ⅱ」出航 -4
やがて、「氷川丸」の向こう側へ進む。一体何処へ行くのだろうか。帰宅してインターネットで大桟橋の入出港予定を調べてみると、この日の午後5時に名古屋に向けて「夏の尾張名古屋クルーズ」の乗客を乗せて出港していた。港を出るとき、「氷川丸」から汽笛が鳴り、大桟橋に停泊中の他の船からの汽笛が続き、それに応じて「飛鳥Ⅱ」は大きな汽笛を鳴らしてベイブリッジに向かって行った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「飛鳥Ⅱ」出航;クリックすると大きな写真になります

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