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2023年12月 9日

小さな公園のチョウも寂しくなった 2023年10月22・23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

先週に比べ、昨日の日曜日から天気は悪くないが気温が少し低い。小さな公園の花畑に来るチョウの数も少なくなった。センイチコウの花に来るのはヤマトシジミがほとんどで、ウラナミシジミも少ない。背の高いヒャクニチソウの花には、時折、ツマグロヒョウモンは来るが、イチモンジセセリ、チャバネセセリしかいないようだ。
 22日、23日の2日間は、この公園ではクロマダラソテツシジミは見られなかった。
 追記 自宅から、南に1kmほどのところに家内の姉が入居する施設があるが、その施設の前の家に立派なソテツの木が植えられているのを知っていた。21日の日曜日に家内を車に乗せ、義姉の顔を見に行った。面会を終えて外に出てきたところ、そのソテツの木に小さなシジミチョウがちらちらと飛ぶのが見えた。Canon PowerShot G7X を持っていたがソテツは住宅の塀の中なので、距離がある。ダメでもともとと思い、ズームを37mm、精いっぱい(35mm換算で100mm)に伸ばして撮ってみた。モニターで拡大して見るとまさしくクロマダラソテツシジミだった。

000_231023003 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
一面ブルーになったヤマトシジミ♂ 2023年11月23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231022011t X900 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 1.ヤマトシジミ♂-1
この個体はまだ前翅外縁部の黒い紋が広い。しかもその内側に黒い鱗粉が見える。22日は、D750に TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD を付けて撮った。ボディもレンズも重たい。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO140 )
002_231022018t X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
少し擦れて(鱗粉がなくなる)きている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
003_231022020 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
前翅に少し青い鱗粉がのっている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
004_231022023 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg
4.ヒャクニチソウの舌状花にヤマトシジミ
珍しくヤマトシジミの♀がヒャクニチソウの舌状花の部分に止まっていた。そこに花の蜜はない。この♀の前翅、後翅には、寒冷期型の特徴である青い鱗粉がはっきり出ていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO120 )
005_231022025 X900  〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 5.ヤマトシジミ♀ -2
写真4.と同じ個体。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO220 )
006_231023001 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.ヤマトシジミ♂ -3
23日に撮った。この個体は寒冷期型の特徴が出ていた。翅表の前翅、後翅とも外縁部の黒い紋の幅が狭くなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
007_231023003 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.チャバネセセリ
イチモンジセセリと紛らわしいが、後翅裏面の斑紋で区別できる。比較的新鮮な個体だった。

Ni

kon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO125 )
008_231021006m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -1
前日の10月21日、家内の姉が入居する施設の前の家の庭に立派なソテツの木が植えられている。そこにちらちらと翔ぶ小さなチョウを見つけた。もしやと思いG7Xのモニターで捉え、精いっぱい望遠にして、マクロにして、シャッターを切った。モニターで確認するとクロマダラソテツシジミの寒冷期型だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 
009_231021001m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -2 前の写真と同じ個体である。もう少し撮りやすいところに移動してくれないかとしばらく待ったが、葉の裏に隠れてしまった。やはり、クロマダラソテツシジミとソテツはつきものだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )

2023年3月31日

旅行 高松→丸亀→鞆の浦→尾道 ②高松 栗林公園 「掬月亭」

「掬月亭」に入る前にガイドさんに「掬月亭」のことと、根上り五葉松などの説明を聞いて、「掬月亭」に上がったのは、約束の時間の午後4時少し前だった。
 案内されて南湖の見える部屋に通された。お抹茶と菓子をいただきながら、2艘の舟が行き来する南湖を眺めると、傾きかけた陽が湖面に反射して、まさに絶景である。舟には外国からのお客さんも乗っていた。
 4時半前に「掬月亭」を退出し、南湖の南側を出口へと歩く。「掬月亭」から見えていた架け替えの終わった真新しい偃月橋の向こうに、飛来峰という築山があり、そこから眺める南湖は栗林公園で最も美しい景観だと聞いていた。その眺めは期待通りであった。
 5時に栗林公園に別れを告げ、タクシーでホテルに戻り、チェックインを済ます。そこから、楽しみにしている「二蝶」はすぐ近くだった。美味しい料理と旨い酒、そして、家族ともども、久しぶりに会った友人夫妻との楽しい話に花が咲き、「二蝶」を出たのは9時半になっていた。感謝。

000_230311459 X700 ◎栗林公園 掬月亭 偃月橋 Z50 Z18-140.jpg
南湖を巡る和船 22023年3月11日 香川県高松市 栗林公園

022_230311443 X900 栗林公園 掬月亭 Z50 Z18-140.jpg 22.掬月亭 -3 「掬月亭」の南湖に突き出した「掬月」棟。南湖に浮かぶ舟の舳先に見立てられているという。中秋の名月には、写真の左下に写る杓子が置かれた手水鉢に映る満月が美しいそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 66mm ISO560 ) 露出補正 なし
023_230311448 X900 〇栗林公園 掬月亭 Z50 Z18-140.jpg 23.南湖の浮かぶ2艘の舟
南湖周瑜和船は2艘あるようだが、3月の1日の運航回数は延べで15回と決められているようで、予約をしようとお願いしてみたが、その時はすでに満杯だった。しかし、「掬月亭」からの眺めは満足するに十分だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO160 ) 露出補正 なし
024_230311452 X900 栗林公園 掬月亭 根上り五葉松 Z50 Z18-140.jpg 24.根上り五葉松
「掬月亭」の庭に植えられている「根上り五葉松」を「掬月亭」の柵外から鑑賞した。「天保4年(1833年)、徳川11代将軍 家斉公より、松平9代藩主頼怒公が参勤交代の時拝領した盆栽を地に下したものが成長したものと言われる。」と案内板に架かれていた。樹高8m、幹周り3.5mという五葉松の巨木で、松が多い栗林公園でも五葉松はこの1本だけだそうだ。本来が盆栽で、水辺で根を覆っていた土砂が流出し、根が土よりも1m以上も上がった状態になったので根上り五葉松の名があるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 32mm ISO720 ) 露出補正 なし
025_230311456 X900 栗林公園 掬月亭 南湖 Z50 Z18-140.jpg 25.南湖周遊和船
お客さんのなかには外国人観光客の姿もあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 74mm ISO250 ) 露出補正 なし
026_230311462 X900 ◎栗林公園 掬月亭 涵翠池と紫雲山 Z50 Z18-140.jpg 26.涵翆地と鳳尾塢
「掬月亭」に上がる前に、西にある紫雲山を見た。涵翆池という池泉があった。揺島(ようとう)という中島の樹木の翠と背景となっている紫雲山の自然を含んだ翠を涵す(ひたす)意味の名なのだろう。此処は江戸中期のものと思われる美しい石組が最もよく保存されている。写真には写っていないがこの右側に。鳳尾塢という薩摩藩主島津公より高松藩に寄付された琉球産のソテツが植えられている築山がある。そのソテツは樹齢約300余年を経ている県指定天然記念物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO280 ) 露出補正 なし
027_230311466 X900 〇栗林公園 掬月亭 根上り五葉松 Z50 Z18-140.jpg 27.掬月亭に上がる
砂利道の散策路を歩いて砂埃を被った靴を脱いで、「掬月亭」の座敷に上り、広い部屋に案内された。「掬月亭」の庭を通して「「根上り五葉松」越しに南湖と「偃月橋」を見る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO180 ) 露出補正 なし
028_230311473 X900 〇栗林公園 掬月亭内 Z50 Z18-140.jpg 28.手水鉢、南湖、和船と偃月橋
「掬月亭」の縁から庭越しに、さっき見てきた「根上り五葉松」の向こうに南湖を見る。西日があたる水面には和船が浮かび、その影が映る。その向こうに架け替えられたばかりの「偃月橋」が構図を作ってくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 47mm ISO110 ) 露出補正 なし
029_230311474 X900 〇栗林公園 掬月亭内 Z50 Z18-140.jpg 29.偃月橋 -1
「偃月橋」は江戸時代初期に作られた木造の橋で約20年ごとに架け替えられているそうだ。昨年(2022年)9月から改修工事が行われているそうだが、橋脚の腐食が進んでいることなどから、1月5日から橋を通行止めにして作業が行われることになったという。また、工事のために南湖の水面を下げることから、1月4日から22日までは和船の運航も中止された。改修工事は3月10日までの予定だが、偃月橋の通行の再開は3月16日からとなる見通らしく、まだ渡ることができない。舟が景観を作ってくれる。乗るよりもこの景観を見られたことがありがたい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 74mm ISO200 ) 露出補正 なし
030_230311479 X900 栗林公園 掬月亭内 Z50 Z18-140.jpg 30.掬月亭のソテツ
栗林公園にはソテツの木も多くみられたが、「掬月亭」の庭にも立派なソテツがあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO320 ) 露出補正 なし
031_230311486 X900 〇栗林公園 掬月亭 Z50 Z18-140.jpg 31.掬月亭 -4
4時半に「掬月亭」を後にして栗林公園の最も南側の南湖沿いの散策路を歩き始めた。楓が多く植えられている「楓岩(ふうがん)」と言われるあたりから、「掬月亭」を振り返る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 59mm ISO560 ) 露出補正 なし
032_230311497 X900 ◎栗林公園 南湖 すっぽん Z50 Z18-140.jpg 32.スッポンと錦鯉
南湖には錦鯉が多い。Oさんの跡を引き継いで案内をしてくれていたガイドさんが「スッポンがいますよ」と言う。スッポンが錦鯉に囲まれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 68mm ISO1000 ) 露出補正 なし
033_230311501 X900 栗林公園 南湖 岩のような木 Z50 Z18-140.jpg 33.岩か木か?
これは、岩なのだろうか? よく見ると木の肌のような表面をている。珪化木というものなのだろうか。珪化木とは、wikipediaによると、「古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。」と説明されていた。写真のものが珪化木かどうかは定かでない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 25mm ISO500 ) 露出補正 なし
034_230311503 X900 栗林公園 南湖 Z50 Z18-140.jpg 34.掬月亭 -5
「偃月橋」の近くまで来た。「掬月亭」を振り返る。これも絶景であった。築山のように見えるのは楓嶼(ふうしょ)のようだ。手前に、天女嶋(てんにょとう)、杜鵑嶼(とけんしょ)と南湖には3つの島があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO560 ) 露出補正 なし
035_230311504 X900 栗林公園 南湖 迎春橋 Z50 Z18-140.jpg 35.迎春橋
栗林公園には14の名前のついた橋があるそうだ。この橋は南湖の北側に見えたが、南湖と北湖をつなぐ掘割に架かる橋で、この橋を渡ると藩政時代には"留春閣"の建物が西にあり、この橋の周りには桜の木々が多く植えられていたと伝えられる。迎春橋の右側にある園内一の石組みである飛猿巌(ひえんがん)は、岩の間に角刈りに剪定されたウバメガシが特異な景観である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 70mm ISO450 ) 露出補正 なし
036_230311512 X900 〇栗林公園 南湖 Z50 Z18-140.jpg 36.南湖の錦鯉
ガイドさんが餌を投げたらしい、たくさんの赤と白、黄金色の錦鯉たちが集まってきた。大きな口を開けている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO800 ) 露出補正 なし
037_230311520 X900 〇栗林公園 南湖 飛来峰Z50 Z18-140.jpg 37.飛来峰から眺める南湖
「飛来峰は南湖の東端に築かれた富士山を見立てた築山で、山頂近くにある石組みは、山が崩れるのを防ぐとともに、富士山の雪を表したものではないかといわれているという。栗林公園最大の橋となる「偃月橋」や、紫雲山を背景に南湖の西に配された大茶屋「掬月亭」を俯瞰する眺めは、栗林公園を代表する景観とされている。明和7年(1771年)、高松藩5代藩主・松平頼恭の命を受け、儒学者・青葉士弘(あおばしこう)が栗林園(現在の栗林公園南庭部分)の美景20ヶ所を五言絶句にまとめたなかで「飛来峰に過ぐる無し」と絶賛されているそうだ。山頂手前に写っている石組は珪化木と説明されいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO450 ) 露出補正 なし
038_230311521t X900 ◎栗林公園 南湖 飛来峰Z50 Z18-140.jpg 38.飛来峰から眺める偃月橋 -1
「偃月橋」の「偃月」とはどういう意味か知らなかったので、調べてみると「半月形の月」のことだった。改修後渡れるようになるのはこの3月16日からということで、私たちは渡れなかった。絶景かな、絶景かな。今年は年3月31日(金)〜4月9日(日)、"春のライトアップ"が行なわれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO450 ) 露出補正 なし
039_230311528 X900 ◎栗林公園 南湖 飛来峰Z50 Z18-140.jpg 39.飛来峰から眺める偃月橋 -2
下りかけたが、あまりにも絶景なので、もう一枚! 栗林公園はフランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において「わざわざ旅行する価値がある」として三ツ星施設に挙げられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 48mm ISO640 ) 露出補正 なし
040_230311081 X900 高松 二蝶 G7X.jpg 40.「二蝶」ののれん
高松での夕食は、マスクを外しておいしい料理と旨い酒、そして話がはずみ、老舗の料亭「二蝶」で楽しい時間を過ごした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし

2022年11月 9日

今年のクロマダラソテツシジミは・・・ 10月23日

去年、おととしと2年続けて自宅のすぐ近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。一昨年(2020年)は9月30日に明神台で、ヤマトシジミかと思って撮ってきた画像を確認すると、クロマダラソテツシジミだった。ネットで調べてみるとクロマダラソテツシジミは神奈川で大発生しているとの情報があったので、10月13日に三浦半島へ行ってみた。ソテツのあるところで数頭の本種を見ることができた。その後、11月2日に自宅の近くの数か所でも発見し、その年は最終12月1日まで観察できた。
 昨年(2021年)は、まず見られないだろうと思っていたところ、前年と同じところで多くの本種を観察した。まずここでは、年を越すことはできないだろうと思うので、新たに南から飛来してきた個体から発生したのだろうと思っている。2021年は9月10日から11月20日まで継続的に観察できた。
 ところが今年(2022年)は1頭も見ることはなかった。台風という台風も来なかったためか、神奈川県でのクロマダラソテツシジミの情報は私の知る限りでは無い。昨年は食痕が残っていたご近所のお宅の玄関さきに置かれたソテツの鉢植えは、新芽が青々と育っていた。
 とは言うものの「もしかして」という気持ちから近所の公園や帷子川のあたりを歩いてみている。やはりクロマダラソテツシジミは見つからない。

000_221023038 X700 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg
キバナコスモスと秋型のキタテハ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区

001_221023001 X800 高橋宅 ソテツの若葉 Z50 18-140.jpg 1.ソテツの若葉
昨年、一昨年とクロマダラソテツシジミの写真を撮らせていただいたご近所のお宅の玄関先の鉢植えのソテツの葉は、食害もなく、きれいに育っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6 1/500秒 120mm ISO 180 ) 露出補正 なし
002_221023013 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 2.キタキチョウ
帷子川の常盤橋のたもとにランタナが植えられていて、いま、花を咲かせている。そこにキタキチョウが飛来し、吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.3 1/500秒 85mm ISO 110 ) 露出補正 なし
003_221023015 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 3.ヤマトシジミ -1
夏のヤマトシジミの♀の翅表は黒い。秋になり気温が下がってくると青くなってくるが、この個体はオスか、♀かちょっと判定がむつかしい。♀にしては青過ぎるのだが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
004_221023017 X800 △帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 4.ヤマトシジミ -2
前の写真と同じ個体。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
005_221023024 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 5.ハナトラノオ(花虎の尾)にヤマトシジミ
この花で吸蜜する本種を見るのは初めてだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_221023026 X800 〇帷子川常盤橋 サリビア・コエルレア Z50.jpg 6.サルビア・コエルレア
シソ科だそうだ。特異的な花の形をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 360 ) 露出補正 なし
007_221023029 X800 〇帷子川常盤橋 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 7.イモカタバミ(芋片喰)
カタバミにはいろいろな種類がある。この片喰は花が大きい。葉はカタバミ特有の形をしている。wikipediaによれば、「フシネハナカタバミ(節根花片喰)が基本種で、独立種として扱われていたイモカタバミは、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
008_221023031 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 8.ホシヒメホウジャク
ランタナの花の前でホバリングをして、口吻を伸ばしている。腹がずんぐりとしていてホシヒメホウジャクのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 125 ) 露出補正 なし
009_221023037 X800 〇峰岡公園 Z50  18-140.jpg 9.キタテハ秋型
今年はキタテハを見ることも少ない。ヤマトシジミの数も少ないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 160 ) 露出補正 なし

2022年2月17日

クロマダラソテツシジミ その30 11月6~8日 陽だまりのチョウ / 公園裏の空き地

11月6日は暖かい日だった。しかし、自宅のある集合住宅の植栽のローズマリー、ソテツの鉢植えのあるお宅、そして、小さな公園の小さな花壇には、クロマダラソテツシジミは居なかった。花壇は、センニチコウが抜去され、何か新しい種を植えるのか土を整える作業が行われていた。ここの今年のクマソは終わってしまったようだ。
 一方、日当たりの良い公園裏の空き地には、この時期にしては多彩なチョウが飛んでいた。
 クロマダラソテツシジミに夢中になった昨年(2021年)の秋、自宅の近所で、20種の蝶を見かけた。アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、そして、クロマダラソテツシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、珍しいところでは、この辺りで初めてムラサキツバメを見た。タテハチョウ科ではツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、キタテハ、コミスジがいた。アカボシゴマダラやアカタテハがいてもおかしくない。そしてヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、不確実ながらオオチャバネセセリも加えて、20種のチョうがいたのだ。チョウたちはその時その時で違う場面で、違う姿を見せてくれる。これからも楽しむことが出来ると思う。

000_211106011 X700 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg
コセンダングサの花で吸蜜するウラナミシジミ雄 2021年11月6日 横浜市保土ヶ谷区

001_211106007 X800 ▲集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 1.ウラナミシジミ 雄 -1
コセンダングサにウラナミシジミが来ていた。舞岡公園でも秋にはよく見られるシーンであるが、これはきれいな雄だった。この日(11月6日)は90mmマクロレンズで撮ったが、被写界深度が少し深くなるように、絞りをF8にしてみた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_211106008x ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 2.ウラナミシジミ 雄 -2
コセンダングサは雑草中の雑草であるが、チョウたちはこの花を好む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
003_211106013 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 3.モンシロチョウ 雄
最近モンシロチョウが少なくなったように感じる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211106020x X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 4.ヒメアカタテハ 雄 -1
公園裏の空き地に、羽化したてのような、ほぼ完全なヒメアカタテハがいた。フィルム時代には、装填したフィルムによってISO感度は固定されるが、デジタルでは絞りとシャッタースピードが固定されるとISO感度が露出決定の決め手になる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
005_211106029 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 5.ヒメアカタテハ 雄 -2
コセンダングサにはヒメアカタテハも来る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_211106032 X800 ソフィア横浜 ウラナミ D5300 TAMRON90.jpg 6.ウラナミシジミ 雄 -3
ローズマリーにもウラナミシジミの雄が来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
007_211106033 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 7.ヤマトシジミ 雄 -1
ローズマリーの葉に止まるヤマトシジミ雄。低温期型だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
008_211106035 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 8.ヤマトシジミ 雄 -2
前の写真と同じシーン。翅が陽の光に透けて見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
009_211107002 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
11月7日 公園裏の空き地で、地面の枯れ始めた草に、クロマダラソテツシジミを見つけた。ウラナミシジミ紛らわしい。擦れてはいるが、尾状突起はしっかりと付いていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211107003t X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。寄ってみた。左後翅の一部が切れているが、まだまだ元気な姿である。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211107008 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 -3
町会集会所奥の空き地で見られるチョウは、ウラナミシジミの他、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、それにクロマダラソテツシジミが加わった。ベニシジミは見かけない。 

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211108005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
10月8日、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミがいた。まだまだ、鱗粉もしっかり付いていて、傷もほとんどない。元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211108009x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。ズームを広角側にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
014_211108021 X800 峯小学校  RX10M4.jpg 14.渋柿
この渋柿の実が赤くなってから何日か経つ。ヒヨドリがたまに枝に止まっていることがあるが、鳥も食べに来ない。よっぽど渋いのだろうか。柿の品種は多く、地方品種を含めると1,000種を超えるそうだ。品種により果実の大きさも大小あり、写真の柿は楕円形であるが、形状も角張っているもの、丸いもの、長いもの、平たいものなど多様であるという。また、甘柿よりも渋柿の方が原種に近く、病虫害に強い。渋柿は、実が熟しても果肉が固いうちは渋が残る柿である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
015_211108031 X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
鉢植えのソテツがあるお宅の玄関のハナキリン(花麒麟)にも、クロマダラソテツシジミがいた。鱗粉は落ちてはいるが、翅に損傷はほとんどない。このところここでソテツの葉に止まることが少なくなったように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
016_211108047 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再びローズマリーの咲く植栽に戻ってきた。先に撮った雄がまだいてくれた。比較的きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
017_211108050 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
午後1時15分、前の写真と同じ個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2022年1月28日

クロマダラソテツシジミ その27 10月28~30日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ と 帷子川のヤマトシジミほか

10月28日 朝まで降っていた雨も10時ごろには止み、青空が広がってきた。家を出て、ローズマリーの花をチェックした後、帷子川公園hへ行って見た。ヤマトシジミは高温期型と低温期型との端境期のようだ、帷子川付近にはクロマダラソテツシジミはいなかった。
 公園のセンニチコウの花は元気がなくなっている。集会場裏の住宅建設予定地は地質調査が開始された。
 10月29日 自宅のある建物の前のローズマリーの花に来たクロマダラソテツシジミを90mmマクロで撮ったが、前にも記したように、特に小さなシジミチョウを撮るときは被写界深度が浅いので気を付けなくてはいけない。

000_211028137 X700 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg
帷子川公園遊歩道のヤマトシジミ 2021年10月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_211028005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
10時20分、自宅を出て下に下りてみるとローズマリーの花にほぼ完全なクロマダラソテツシジミ雄が来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211028012 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。よく見ると、左前翅の翅頂付近にわずかな欠けがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211028022 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
裏面を見ると少し低温期型の傾向が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211028025tx X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
後翅外中央部に並ぶ斑点が鮮明である。wikipedia クロマダラソテツシジミ 参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_211028039 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.帷子川のヤマトシジミ 雄 -1
次に20分ほど歩いて帷子川公園へヤマトシジミを観に行った。ヨメナの花で雄が吸蜜する。黒い縁は夏型は太く、寒くなってくると細くなってくる。この個体は夏型と秋型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211028046 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.帷子川のヤマトシジミ 雄 -2
ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211028054x X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.帷子川のヤマトシジミ 雌 -1
ほぼ真っ黒な雄である。雌の夏型の翅表はこのようにほぼ真っ黒である。秋が深まるにつれて濃い青色が現れるようになり、美しい。そろそろ、その雌の低温期型を見たいと思っているのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211028062 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.帷子川のヤマトシジミ 雌 -2
少し青味がかっているようにも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211028072t X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.帷子川のヤマトシジミ 雄 -3
まだまだ夏型に近い装いのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211028079t X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
羽化したばかりのようなきれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211028084 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
この雄は亜外縁にはっきりとした白い班が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211028093 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.帷子川のヤマトシジミ 雌 -3
この雌は後翅に少し青い鱗粉が現れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211028116 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 13.帷子川のヤマトシジミ 雄 -5
この雄は10月下旬というのに外縁部の黒帯が広くなっているようだ。なかなかきれいな低温期型を見ることが出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211028145 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツの鉢植えのあるお宅へ戻ってきた。ソテツの葉に鱗粉が落ちてしまっている雄が止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211028165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 破損雌 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
11時半、ローズマリーのところへ戻ってきた。朝出かけるときは雄がいたが、今度は雌が吸蜜していた。比較的きれいな個体である。この個体も高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_211028173 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 完品雄 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体の裏面。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
017_211029008 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
翌10月29日、11時20分ごろ下へ下りて来ると、前日いたのと同じ個体と思われる雌が、植栽にいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211029011 X800 〇ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
中温期型だ。外縁の絨毛も付いていて比較的きれいな雌である。もう少し良い写真を撮りたかったが、逃げられてしまった。90mmマクロで撮ると、被写界深度が浅くなってしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211030041 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン 雌
翌10月30日、公園裏の住宅建設予定地で撮る。この日は地質検査のためかパイプで掘削が行われていた。羽化したてであろう、ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_211030059 X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
ローズマリーの咲く植栽で撮った。破損もなく、鱗粉も落ちていない。ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名はマンネンロウ(迷迭香)と云い、生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いられると。 暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがする。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気がある常緑灌木である。ここの植栽に植えられているのは高さは1mほどもない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_211030072tx X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
前の写真と同じ個体の裏面。ローズマリーの枝が良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年1月24日

クロマダラソテツシジミ その26 10月24・26日 ローズマリーのクロマダラソテツシジミほか

しばらく昨年のクロマダラソテツシジミ観察記から離れていたが、一応、昨年最後に観察した11月20日までフォローしておきたい。私にとっての2021年のクロマダラソテツシジミのシーズンは9月10日から11月20日までだった。
 その頃、私の自宅のある集合住宅の玄関脇に植えられたローズマリーの花に、クロマダラソテツシジミが良く来る。10月24日も11時過ぎに下へ降りてみると、待っていてくれた。

000_211024053x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄  2021年10月24日 横浜市保土ヶ谷区

001_211024002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 1.ヤマトシジミ
10月24日、家から建物の玄関へ下りてみると、さっそくローズマリーの花に小さなブルーが飛んでいる。やがてローズマリーの花に止まったが、これはヤマトシジミだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211024015 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
しばらく様子を見ていると、今度はクロマダラソテツシジミがどこからともなく飛来し、ローズマリーの花に来た。雄のきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211024014m X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
長い尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211024019 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
翅表の鱗粉もほとんど落ちていないし、外縁部の絨毛もある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211024024x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
ほぼ完ぺきな姿だった。ブルーも鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211024036 X800 ◎高橋宅 D5300 TAMRON90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツのあるお宅へ移動した。大分鱗粉が擦れてしまっている雄が1頭、ソテツの葉に止まっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211024045 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再び集合住宅の玄関わきへ戻ってきた。その植栽のローズマリーの花で、30分くらい前に見たきれいな雄がまだ吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211024049 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
これも同じ個体である。好きな写真の1枚だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211024059t X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -8
同じ個体。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211024071x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -9
これも同じ個体。マクロ撮影するときは、被写体と平行になるようにしないと、ピントが合わないところが出てくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし


000_211026068 X700 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg
サクランボの木に止まるクロマダラソテツシジミ 雌  2021年10月26日 横浜市保土ヶ谷区

011_211026002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雌 低温期型
前の日は小雨模様の1日で気温も低かったが、10月26日、朝のうちは雨が残っていたが、10時過ぎには晴れてきて、昼頃には気温も20℃歩になった。下へ降りてみるとローズマリーの花にヤマトシジミの雌が来ていた。青い鱗粉が散りばめられた低温期型である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
012_211026011 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -10
ソテツの鉢植えがあるお宅へ伺った。何頭か飛んでいる。これは一昨日も見た雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211026014 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -11
ツルニチニチソウの葉に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
014_211026028t X800 ◎峰岡公園 集会所裏 RX10M4.jpg 14.キタテハ 秋型
近くの公園の裏手の空き地へ行って見る。ここは住宅が建てられる予定であるので、来秋はどうなっているかわからない。キタテハが元気に飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
015_211026037 X800 ◎峰岡公園 集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 15.ウラナミシジミ 雄
ウラナミシジミも擦れた個体が多くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
016_211026056m X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
再びソテツの鉢植えのあるお宅の玄関先で撮らせていただく。この雌は右前翅後角あたりに欠損があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
017_211026059 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -12
13.の写真と同じ個体のようだ。鱗粉は落ちてしまっているが、翅の欠損は目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
018_211026074 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
16.の雌とは違う個体である。翅を閉じているときに鳥にでもちょこっと啄まれたのだろうか。余談になるが、この雌が止まっている古木の名前が分からなかった。最近になってスマホに「Picture This」というアプリをインストールした。検索したい植物の写真をスマホで撮ると、それが何であるかを示してくれる。この古木は葉も付いてないし、もちろん花は咲いておらず、実も付いていない。仕方なく幹を撮って検索してみた。すると「ブラックチェリー」「アメリカンチェリー」と答えてくれた。サクランボの木である。この次にここにお住いのかたにお目に掛かった時に、「この木は何ですか」と伺ってみようと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
019_211026093 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
これは16.と同じ個体だ。キオンの仲間のサワギクと思われる苞に産卵するような姿勢だ。薄い浅黄色をした卵のようなものも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
020_211026099 X800 ◎峰岡 高橋宅 雌雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄と雌
玄関の石畳に雌雄が並んで静止した。珍しいシーンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
021_211026121 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -13
この時、玄関わきの植え込みには、4頭~5頭ほどのクロマダラソテツシジミがいた。だが、ソテツの葉に止まる個体は見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
022_211026128 X800 ◎峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 22.クロマダラソテツシジミ 雄 -14
正午を過ぎた。そろそろと思い、鉢植えのソテツのあるお宅を後にした。我が家のある建物に入る前に、玄関わきの植栽でクロマダラソテツシミが迎えてくれた。これは比較的傷のない、鱗粉も落ちてないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
023_211026140tx X800 ◎ 峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 23.クロマダラソテツシジミ 雄 -15
ここのところ、ここのローズマリーの花には毎日のように、クロマダラソテツシジミが来ている。いつまで続くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2021年12月 4日

クロマダラソテツシジミ その25 10月23日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ

前の日(10月22日)は一日雨模様の天候だった。この日も午前中は気温が低かったが、11時ごろからは日も照り、暖かくなってきたので、カメラをぶら下げてクロマダラソテツシジミを探しに出かける。
 まず、我が家のある集合住宅の玄関へ出ると、さっそく花壇を囲う石垣にクロマダラソテツシジミが止まっていた。体を温めているのだろうか? 傷のない比較的きれいな雄である。ローズマリーにも絡んでいる。10分ほど撮影して、ソテツの鉢植えのあるところへ移動し、観察する。ここにもクロマダラソテツシジミはいた。高温期型の雌がいたがこの個体は一昨日、ローズマリーにいた雌と同じく、右前翅の肛角部がちぎれている。同じ個体だろうか? とすると200mほど移動したことになる。
 さらにセンニチコウの咲く花壇へ行って見る。そこにもクロマダラソテツシジミがいた。

000_211023160 X700 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg
はっきりした青色鱗が現れている中温期型の雌 2021年10月23日 横浜市

001_211023004 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.石垣で日光浴するクロマダラソテツシジミ雄
気持ちよさそうに開翅しているように見えた。傷もなく、鱗粉もほとんど落ちていないきれいな雄である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211023009 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -1
日向ぼっこ?をしていた雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211023015t X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
前の2枚の写真と同じ個体である。この時はここにはこの1頭しかいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211023023x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
後翅表面の尾状突起の付け根にある黒斑は、小さいように思える。低温期型へ移りつつあるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211023030 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 5.高温期型の雌
ソテツの鉢植えがあるお宅の玄関先の鉢に植えられている、まだ蕾の黄色い野菊のような花に、クロマダラソテツシジミの雌がいた。ソテツには来ない。この個体は一昨日、ローズマリーにいた個体と同じ個体かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211023037 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 6.小さなクロマダラソテツシジミ雄
花の大きさと比べてみても、とても小さな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211023041 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
5.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211023051 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211023065x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.センニチコウで吸蜜する雄 -1
センニチコウの花壇がある公園にも行って見た。花の勢いは衰えているように見えるが、1頭の雄が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211023101 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.センニチコウで吸蜜する雄 -2
前の写真と同じ個体だが、破損もなく、鱗粉の剥離も少ないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211023133 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 11.鉢植えのソテツに止まるクロマダラソテツシジミ雄
鉢植えのソテツのあるお宅へ戻るとソテツの葉に雄が止まっていた。この個体は少し擦れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211023156 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.中温期型の雌 -1
自宅のある集合住宅の階下の花壇に咲くローズマリーに、一昨日に見た雌とは違う、きれいな個体が止まっていた。前翅の黒帯の縁取りは広いが、青い鱗粉はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_211023172x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.中温期型の雌 -2
この個体は翅の縁の白い柔毛も録れてない。この日は5頭のクロマダラソテツシジミを撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO160 ) 露出補正 なし


2021年11月26日

クロマダラソテツシジミ その22 10月15日 鉢植えのソテツに親しむ

この日も良い天気だった。しかし、明日から天気が悪くなり、気温も低いという。チョウたちは、まだ、活動前かなと思いつつ、8時45分にいつものポイントにクロマダラソテツシジミの観察に行く。
 クロマダラソテツシジミは、鉢植えのソテツがあるお宅の前に1頭と、センニチコウに1頭いた。ウラギンシジミ、キタテハ秋型など、秋のチョウが現れた。町会集会所裏の住宅建築中の空き地はコセンダングサの花盛りで、ウラナミシジミ、ツバメシジミ、ツマグロヒョウモンが多かった。

000_211015129 X700 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg
鉢植えのソテツに親しむクロマダラソテツシジミ雄 2021年10月15日 横浜市

001_211015003 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 1.ウラナミシジミ 雄
  公園裏手の空き地に咲くコセンダングサには、ウラナミシジミが多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211015012t X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 2.ウラナミシジミ 雌 -1
一見、わかり難いが、これは雌のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_211015018 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雄
センニチコウの白い花頭に止まり、吸蜜するヤマトシジミ雄。前翅外縁に沿う黒帯は、まだ残っていて、高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_211015035 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン 雄
コセンダングサの小さな花で吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211015045xtm X800 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 5.ウラナミシジミ 雌 -2
雌雄の区別が難しいが、雌のように思う。鱗粉も全く落ちてなく、きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211015058 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 6.モンシロチョウ 雌
コセンダングサにはいろいろな蝶が来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211015068t X800 〇町会集会所裏 RX10M4.jpg 7.キタテハ 雄
キタテハは秋型になると大きく衣装を変える。夏型より翅のくびれが多きくなり、翅表の赤茶色の衣装はなかなか良い。裏面の黒茶色も引き締まる。この姿を見ると秋を感じさせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_211015091 X800 ◎町会集会所 ウラギン RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ 雄
先日も見た。日に当たる葉に止まって、周囲を関しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211015101t X800 ◎センニチコウ クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
センニチコウの花が咲く花壇では、比較的きれいな個体が1頭いた。センニチコウの花が、少し勢いがなくなってきているようなので気になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_211015107 X800 ◎センニチコウ クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。右を向くと右側の後翅に少しだけちぎれたところが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211015115t X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
写真を撮らせていただいている、鉢植えのソテツのあるお宅には、そのソテツの葉先に止まっている雄を見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_211015125 X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
左の肛角部の辺りに少し欠損があるが、比較意的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO250 ) 露出補正 なし


2021年11月24日

クロマダラソテツシジミ その21 10月14日 まだまだ個体数は多い

暖かい日だった。午後1時クロマダラソテツシジミの様子を見に行く。
 鉢植えのソテツのあるお宅では、4~5頭いたが、ほとんどが雄。雌は小さな個体の1頭のみ。公園集会所裏の空き地では、数日前の10月11日に見た羽化不全の小さな雌がまだ元気に飛んでいた。センニチコウでは雄1頭目撃。以上3っのポイントとも健在だった。雄は擦れてしまった個体もいたが、新鮮な個体もいる。まだまだ良く活動している。
 最後に鉢植えのソテツで見た雌は、その翅表を見ると、どちらかと云うと高温期型のようだった。

000_211014034 X700 ◎高橋宅 RX10M4.jpg
鉢植えのソテツに静止する雄 2021年10月14日 横浜市

001_211014015 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
上の写真と同じ個体。尾状突起も左右ともに付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_211014021x X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
同じ個体。ほぼ完全な姿だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_211014040 X800 ◎町会集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 3.ウラナミシジミ 雌 -1
公園集会所裏手のコセンダングサが咲く空地では、ウラナミシジミが活発に活動する。個体数も多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_211014045 X800 ◎町会集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 4.ウラナミシジミ
ウラナミシジミは秋には北海道でも見られるそうだが、越冬できるのは九州から関東地方の南部までという。越冬後に羽化して、発生をを繰り返しながら分布を北に拡大していく。8月下旬には個体数が増加していく。クロマダラソテツシジミも同じように北へ分布を拡げるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211014057x X800 ◎町会集会所裏 クマソ羽化不全 RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雌 羽化不
全 3日前の10月11日に、同じ公園集会所裏手の空き地でみた、クロマダラソテツシジミ雌の羽化不全個体がまだ同じところにいた。右後翅が外側に折れてしまっていて、不自由と思うが、元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211014062 X800 ◎町会集会所裏 ツバメ RX10M4.jpg 6.ツバメシジミ 雌 -1
公園の花壇に咲く花に止まり、開翅して吸蜜しているツバメシジミの雌だが、右前翅の中室部に橙色が見える。斑紋異常かと思ったが、その部分の鱗粉が落ちて、キバナコスモスの橙色が透けているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211014065 X800 ◎町会集会所裏 ツバメ RX10M4.jpg 7.ツバメシジミ 雌 -2
翅を閉じたところを見ると、斑紋異常ではなく、何らかの理由で鱗粉が落ちてしまったのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211014079 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.センニチコウで吸蜜するヤマトシジミ雄
低温期型の雄だ。少し鱗粉が落ちている。今年はきれいなヤマトシジミになかなか会えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_211014080 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
尾状突起は付いているが、少し擦れてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_211014087t X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
この日、センニチコウの花壇で見た、クロマダラソテツシジミはこの1頭だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211014096 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシジミ 雄 -5 開翅
翅表をみても、やはり擦れた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211014107 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -6 開翅
センニチコウも、まだまだ元気に咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211014107 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -7 開翅
これも同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211014129x X800 ◎町会集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 14.ウラナミシジミ 雌 -2
再び公園裏の空き地へ行く。ウラナミシジミの数が増えていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 190mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211014140 X800 ◎高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雄 -8
自宅へ戻る途中で、例のソテツの鉢植えを見ると、きれいな雄がソテツの葉先に止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_211014155t X800 ◎高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -9
前の写真と同じ個体。翅表のブルーもきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_211014163 X800 ◎高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -10
少し低温期型の特徴が表れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211014166 X800 ◎高橋宅 ツバメ RX10M4.jpg 18.ツバメシジミ 雌
ソテツの鉢植えのあるお宅でに咲く、白い花に止まるのは、ヤマトシジミかと思ったらツバメシジミだった。下に垂れてしまっているので見えないが、尾状突起があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211014171 X800 ◎高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雌
鉢植えのソテツの幹に止まっていた。このクロマダラソテツシジミの雌は、高温期型のようだった。翅表の青色班が淡い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年11月22日

クロマダラソテツシジミ その20 10月11日 羽化不全の個体

前日(10月10日)に北海道旅行から帰ってきた。お陰様で旅行中は天候に恵まれ、全く期待していなかったが、モンキチョウ,ヒメアカタテハ といった秋のチョウも飛んでいた。
 翌11日、クロマダラソテツシジミの様子が気になり、観察に出かけた。個体数は少なく、きれいな個体はいなかったが、元気でいてくれた。ちょっと不憫な、羽化不全の雌もいた。

000_211011008 X700 ◎高橋宅 RX10M4.jpg
ソテツの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 2021年10月11日 横浜市

001_211011006 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
鉢植えのソテツの葉に雄が止まって開翅していた。左後翅外縁部が少し欠けているが、擦れてはいない。ブルーが鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
002_211011012 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
後翅裏面の亜外縁の白帯がはっきりしてきて、低温期型の特徴がみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO320 ) 露出補正 -0.7段
003_211011019 X800 峰岡公園裏空き地 ツバメ RX10M4.jpg 3.ツバメシジミ 雄
公園裏手の空き地で地面に止まって開翅した小さなブルー、クロマダラソテツシジミかと思ったがどうやらツバメシジミの雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
004_211011021 X800 ◎峰岡公園裏空き地 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン 雄
ツマグロヒョウモンは春から秋まで見られるが、秋になると増えるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 151mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
005_211011025 X800 ◎峰岡公園裏空き地 クマソ雌羽化不全 RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雌 羽化不全 -1
コセンダングサで吸蜜する本種は初めて見る。左側から見ると破損のないきれいな個体であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
006_211011033x X800 ◎峰岡公園裏空き地 クマソ雌羽化不全 RX10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ 雌 羽化不全 -2
ところが、右側の翅を見ると、右後翅が外側に折れてしまっていた。羽化不全だったようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
007_211011038 X800 ◎峰岡公園裏空き地 ウラナミ RX10M4.jpg 7.ウラナミシジミ -1
公園裏手の空き地は、雑草であるコセンダングサが良く咲いている。そしてこの小さな黄色い花をチョウたちは好む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
008_211011043 X800 ◎峰岡公園裏空き地 ウラナミ RX10M4.jpg 8.ウラナミシジミ -2
ウラナミシジミは少し擦れた個体も増えてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
009_211011046 X800 ◎峰岡公園 クマソ雄 RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
センニチコウの花壇にもクロマダラソテツシジミが1頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
010_211011062 X800 ◎峰岡公園 ヤマト雄 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ 雄
再び公園裏手のセンダングサが咲く空地へ戻る。ヤマトシジミもいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
011_211011063 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 11.キタキチョウ
キタキチョウもコセンダングサで吸蜜していた。キタキチョウは成虫で越冬する。この辺りでは最も普通に見られるチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段