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2024年8月 8日

猛暑の箱根湿生花園 ③ クジャクチョウ 2024年7月18日 神奈川県箱根仙石原

白土信子さんの書かれた小田原ライブラリーシリーズ2「蝶とあるく箱根」(2001年11月3日初版)を手にし、箱根湿生花園のハンノキでミドリシジミが発生していることを知って、初めて、訪れたのは2005年7月20日だった。その時、ミドリシジミは発生の最盛期だったようで、ハンノキ林では羽化したばかりの複数の個体や、チダケサシやノリウツギで吸蜜する多くの姿を観察することが出来、写真も撮ることが出来た。その後、20年近く経つが、毎年とはいかないまでも2~3年に1回程度はここへ来ている。80歳を超えた高齢者にも、横浜からなら東名高速の御殿場経由で比較的楽に来ることが出来る。はじめのころと比べると、個体数は少なくなっているように思うが、今年もミドリシジミに会うことが出来た。
 さて、一休みして、水分も補給し、11時20分ごろ、再び園内を歩き始めた。
 散策路を歩いていくと、20歳くらいのお嬢さんだったが、お孫さん?と2人でベンチに座っていたご婦人が「クジャクチョウを撮りましたか?」と声をかけて来られたことは本編の①でも記した。そのご婦人も一眼レフを首にかけていた。私は今までここでクジャクチョウを見たことがなかった。前述した白土さんの「蝶とあるく箱根」にも、箱根にいる蝶のリストにクジャクチョウの名は載っていなかった。①でも記したが、私は失礼にも、ぶっきらぼうに「ここにはクジャクチョウはいません」と答えてしまったところ「それがいたのですよ」と言われる。一眼レフのモニターを見せていただくと紛れもなくクジャクチョウが写っていた。「まだ、いると思いますよ」と教えてくださった。

000c_240718341 X700 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg
箱根湿生花園ではじめて見たクジャクチョウ 2024年7月18日 神奈川県箱根仙石原

049_240718259 X900 箱根湿生花園 RX10M4.jpg 49.園路に咲くヤマユリ(山百合
湿原植生復元区の方へ歩いていくと、ヤマユリの花が咲いていた。まだ、咲き始めのようだ。和名ヤマユリは、山中に生えることからつけられた。大きくて美しい花である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/1600 9mm ISO320 )
050_240718261 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 50.オオウラギンスジヒョウモン♀ -6
チダケサシの花に飛来した立派なオオウラギンスジヒョウモン♀。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000220mm ISO800 )
051_240718265 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 51.オオウラギンスジヒョウモン♀ -7
翅を開いた。きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1000 )
052_240718271 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 52.オオウラギンスジヒョウモン♀ -8
今度はこちらを向いてくれた。いろいろな姿を撮らせてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
053_240718273 X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 53.オオウラギンスジヒョウモン♀ -9
こんどは右を向いて裏面をお見せてくれた。1頭4態を楽しんだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1250 )
054_240718286s X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 54.カセンソウとオオウラギンヒョウモン -3
この暑いのに日向に咲く花でよく吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 37mm ISO320)
055_240718299 X900 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 55.湿原植生復元区のクジャクチョウ -1
カセンソウに真っ黒なチョウが止まって吸蜜していた。クジャクチョウだ。少し時間をかけて撮ろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 160mm IS0400 )
056_240718300t X900 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 56.湿原植生復元区のクジャクチョウ -2
じっとして吸蜜を続ける。私は箱根湿生花園でクジャクチョウを見るのは初めてである。箱根のクジャクチョウについてネットで検索してみたところ、小田原市入生田にある神奈川県立「生命の星・地球博物館」の神奈川の自然というサイトに、クジャクチョウ=分布は津久井、丹沢、箱根。まれにその他の地域。草地や林の縁に多く、好んでマツムシソウやヒヨドリバナなどの花に訪れる。成虫越冬。幼虫は主にカラハナソウ、ホソバイラクサを食べる=という記述があった。また、いつも拝見している「舞岡公園の自然-2」というサイトの2019年4月5日の記事に、4月4日に撮影された写真とともにクジャクチョウを観察されたことが報じられていた。これはおそらく「迷蝶」であろうと思う。その後舞岡公園でのクジャクチョウのことは聞いていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 160mm IS0500 )
057_240718308s X900 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 57.湿原植生復元区のクジャクチョウ -3
しばらくして花から花へと移動する。こういうチャンスを捉えて開翅したところを撮りたいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm IS0400 )
058_240718320 X900 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 58.湿原植生復元区のクジャクチョウ -4
また、カセンソウに止まり、夢中になって吸蜜を始めた。ここまでは真っ黒なクジャクチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm IS0640 )
059_240718326 X900 ◎箱根湿生花園 オオウラギンスジ RX10M4.jpg 59.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -14
クジャクチョウはなかなか動いてくれない。傍にオオウラギンスジヒョウモンのきれいな♂が飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm IS0320 )
060_240718342t2 X900 ◎箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 60.湿原植生復元区のクジャクチョウ -5 飛翔
信州の高原のクジャクチョウ「は、マツムシソウなどで吸蜜するときは、開翅していることも多い。ところが、ここではカセンソウで吸蜜するときは、いつも翅を閉じている。暑いからだろうか。翅の表側を撮るには、飛んでいるときしかチャンスがない。やっと、チャンスが来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm IS0400 )
061_240718343t X900 〇箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 61.湿原植生復元区のクジャクチョウ -6 飛翔
飛び立って、どの花に行こうか不規則な動きをする。鮮やかな色と模様の翅表は残念ながら陰になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm IS0200 )
062_240718349t X900 ▲箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 62.湿原植生復元区のクジャクチョウ -7 飛翔
少し離れたところに移動したので後を追う。コオニユリに止まるかと思ったが、やはりカセンソウが好みのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 164mm IS0250 )
063_240718352tm X900 ▲箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 63.湿原植生復元区のクジャクチョウ -8 飛翔 このクジャクチョウは傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 155mm IS0250 )
064_240718356 X900 ▲箱根湿生花園 クジャクチョウ RX10M4.jpg 64.湿原植生復元区のクジャクチョウ -9 飛翔
約10分間、この1頭のクジャクチョウをフォローしたが、やがて視界から去って行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 181mm IS0400 )

2024年8月 4日

猛暑の箱根湿生花園 ② ミドリシジミ 2024年7月18日 神奈川県箱根仙石原

9時40分、湿原植生復元区で撮影を続ける。オオウラギンスジヒョウモンはますます元気に翔びかう。カセンソウには多くが集まるし、ヌマトラノオ、チダケサシでも吸蜜している。
 ヌマトラノオの花でミヤマカラスシジミが吸蜜しているのを見つけた。そして、下草で強い日差しを避けるようにしている小型のチョウを見つけた。ここにもいたかと思ってカメラを向けると、この日の本命、ミドリシジミだった。別の個体もヌマトラノオで吸蜜している。♂だった。まだ、♂がいるということは例年通りの発生状況のようだ。
 10時半に一旦入口にある休憩所に戻り、自販機で冷たい飲み物を買って一休みすることにした。冷房が効いているところではないので、汗が拭きでる。

000_240718007 X700 ◎箱根湿生花園 ミドリ Z50 Z105mc.jpg
陽の光を避けるようにヌマトラノオの茎に止まるミドリシジミ 2024年7月18日 箱根湿生花園

022_240718124 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 22.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -9
相変わらずカセンソウにはオオウラギンスジヒョウモンが止まり、口吻を伸ばしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 213mm ISO400 )
023_240718119m X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 23.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -10 たくさんいるオオウラギンスジヒョウモンだが、いろいろな角度から、しっかりと撮っておこうと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 213mm ISO500 )
024_240718131 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 24.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -11
♂の前翅の性標が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 215mm ISO320 )
025_240718143 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 25.オオウラギンスジヒョウモン ♀ -1
この個体、前翅の翅頂部に小さな三角の白斑がある。♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO640 )
026_240718145 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 26.オオウラギンスジヒョウモン ♀ -2
雌は♂に比べて翅の色はやや暗くなる。飛んでいるときは♂より大きく見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO500 )
027_240718162 X900 ◎箱根湿生花園 ミヤマカラス RX10M4.jpg 27.ミヤマカラスシジミ -2
ヌマトラノオで吸蜜するミヤマカラスシジミを見つけた。さっき見たときから15分ほど経っている。別の個体であろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 220mm ISO1000 )
028_240718168 X900 ◎箱根湿生花園 ミドリ RX10M4.jpg 28.ミドリシジミ -1
ヌマトラノオの葉の陰に入り込んだ同じように見える別の個体がいた。見ると、ミヤマカラスシジミではなく、紛れもないミドリシジミだった。例年のミドリシジミはノリウツギや、チダケサシ(乳茸刺)の花で吸蜜していることが多かったし、いる場所も違っていた。今年はノリウツギの花はすでに終わっていたし、チダケサシの花は最盛期ではあるが、日当たりの良いところに咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO1250 )
029_240718178 ◎箱根湿生花園 ミドリ RX10M4.jpg 29.ミドリシジミ -2
そのミドリシジミは少し飛んで、ヌマトラノオの花にとまって吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 187mm ISO800 )
030_240718002 箱根湿生花園 コバギボウシ Z50 Z105mc.jpg 30.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
カセンソウの黄色が目立つ草原のところどころで紫色の可憐な花が咲いていた。何とこの種は、ここのところ、数十年に一度咲くというアオノリュウゼツランと同じ亜科に属する(リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草)。どう見ても同じ亜科とは見えないのだが。ただ、ユリ科、キジカクシ科、リュウゼツラン科という記述も見られるが、新しいAPG植物分類体系では、リュウゼツラン科を従来のユリ科とともに再編成している。それによると、ギボウシ属をリュウゼツラン科に含めるとしている。アオノリュウゼツランは、リュウゼツラン亜科のリュウゼツラン属、コバノギボウシは、ギボウシ属である。ややこしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO100 )
031_240718182 X900 ◎箱根湿生花園 ミドリ RX10M4.jpg 31.ミドリシジミ -3
ミドリシジミはもっぱらヌマトラノオで吸蜜する。この個体は肛角部がちぎれてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 206mm ISO640 )
032_240718196 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 32.オオウラギンスジヒョウモン ♀ -3
日当たりの良いチダケサシ(乳茸刺)の花で吸蜜する。♀が多く発生してきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 206mm ISO640 )
033_240718197 X900 ▲箱根湿生花園 RX10M4.jpg 33.オオウラギンスジヒョウモンの雌雄
チダケサシの花穂で♂と♀が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 140mm ISO320 )
034_240718012 X900 ◎箱根湿生花園 ミドリ Z50 Z105mc.jpg 34.ミドリシジミ -4
日陰に入る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
035_240718199 X900 箱根湿生花園 クサレダマ RX10M4.jpg 35.クサレダマ(草連玉)
和名はマメ科のレダマに似て、草本であることに由来する。別名、イオウソウ(硫黄草)という。漢字で記された和名を見ると、植物の素人にも連想しやすい。茎の先端または葉腋に円錐花序をつけ、多数の花をつける。オカトラノオ属の多年草だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 193mm ISO320 )
036_240718017 X900 ◎箱根湿生花園 ミドリ Z50 Z105mc.jpg 36.ミドリシジミ -5
これはきれいな個体だった。草陰に隠れていることが多く、見つけにくいが個体数は多いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
037_240718210 X900 ◎箱根湿生花園 RX10M4.jpg 37.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -12
オオウラギンスジヒョウモンの♂は、破損している個体も多かったが、これはきれいだった。ヌマトラノオで吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 213mm ISO400 )
038_240718216tm X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 38.オオウラギンスジヒョウモン ♂ -13
前の写真と同じ個体。丁度良い光線が後翅に当たるように止まってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 213mm ISO400 )
039_240718222m X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 39.カセンソウとオオウラギンヒョウモン -1
もっと近づいて背景を入れたオオウラギンヒョウモンを大きく撮りたいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 27mm ISO400 )
040_240718228 X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 40.カセンソウとオオウラギンヒョウモン -2
ちょっと暑いけど、カセンソウの咲く草原を思う存分飛びまわり、チョウも爽快な気分だろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 44mm ISO400 )
041_240718229 X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 41.オオウラギンスジヒョウモン ♀ -4
HPによれば、箱根湿生花園のある仙石原は標高が650mで、とても爽やかだそうだが、久しぶりに晴れた今日は特別に暑い。旧暦のお盆(旧盆は8月13日~16日)を過ぎると秋の花が咲き始めるという。そのころにもう一度来てみたい。コオニユリ、ミソハギなどにはチョウも飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 151mm ISO400 )
042_240718233 X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 42.オオウラギンスジヒョウモン ♀ -5
♀は今からが発生のピークのようだ。きれいな個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 151mm ISO500 )
043_240718236 X900 ◎箱根湿性花園 ヒメアカ RX10M4.jpg 43.ヒメアカタテハ -2
カセンソウにはオオウラギンスジヒョウモンに混じってヒメアカタテハも吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 164mm ISO500 )
044_240718239 X900 ◎箱根湿性花園 ヒメアカ RX10M4.jpg 44.ヒメアカタテハ -3
前の写真と同じ個体。傷のないきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 102mm ISO320 )
045_240718242 X900 箱根湿性花園 コウホネ RX10M4.jpg 45.コウホネ(河骨)
スイレン科コウホネ属に属する水草の1種。コウホネ (河骨)」の名の由来は、底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるためとされることが多いが、異説もあるそうだ。花期は6-10月、長い花柄 (直径 3-6 mm) が地下茎から生じて水上へ伸び、その先端に直径 3-5 cm で上向きに咲く黄色いカップ状の花を1個つける。暗い背景で明るい黄色い花を撮るのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 120mm ISO250 )
046_240718245 X900 箱根湿性花園  RX10M4.jpg 46.写真を撮る人
さて、そろそろ一息入れようと思う。喉も乾いた。熱中症にも注意しなくては。湿原区の散策路を休憩所のある入口へと歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000 9mm ISO100 )
047_240718248 X900 箱根湿性花園 サラシナショウマ RX10M4.jpg 47.サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻)
wikipediaによれば、サラシナショウマは、キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草の植物である。和名サラシナショウマは、若芽を茹でて、水にさらして山菜として食したことに由来するそうだ。これから多く咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 102mm ISO160 )
048_240718252 X900 〇箱根湿性花園 ハグロトンボ RX10M4.jpg 48.ハグロトンボ
園内の湿原区の水のある散策路で、ぱたぱたと飛ぶハグロトンボを見つけた。 ハグロトンボは、真っ黒な翅が特徴的なトンボで、♀は胴体まで真っ黒だが、オスの胴体は写真のように金緑色をしていている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 102mm ISO160 )