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2024年4月 5日

舞岡公園 春の訪れ 2024年3月13日 横浜市戸塚区

一昨年の12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、取り上げていただいた。そしてその年の暮れに、日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOOMによるオンラインで開催され恐る恐る参加したが、そのときに舞岡で「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。今年も3月にそのGさんから、「第9回 写真展 生き物たち」のご案内のはがきをいただいていた。
 3月13日にその「第9回 写真展 生き物たち」を見にいこうと舞岡公園に出かけた。駐車場からはいつも歩く舞岡公園の中を通って、横浜市営地下鉄の舞岡駅への道を行くと、会場である舞岡ふるさと村「虹の家」がある。  道々、舞岡公園の早春を撮っていったが、この日は暖かくキタテハが飛ぶ姿も見た。

000_240313062tm X700 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
瓜久保の家の入口近くにいたアオジ 2024年3月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240313001 X900 舞岡公園 ユズリハ RX10M4.jpg 1.ユズリハ(楪・交譲木・譲葉・杠)の新芽
駐車場からけやき広場を抜けて道路に架かる橋を渡って南門へと歩いていくと、新芽の葉柄が赤紫色をした、特徴のある3mほどの高さの木があった。PictureThisで検索するとユズリハという常緑樹だった。ユズリハという和名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することに由来するそうだ。赤紫色の新芽が目をひいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 146mm ISO1250 )
002_240313006 X900 〇ヒイラギナンテン 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ヒイラギナンテン(柊南天)の花
葉がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようなトゲがあることや、果実のつき方がナンテンに似ていることに由来する名前。だが、ヒイラギの仲間でもナンテンの仲間でもないそうだ。秋になると黒紫色に熟した白い粉を被った実をよく見かける。春はこんな黄色い花が咲くのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
003_240313010 X900 〇舞岡公園 アセビ RX10M4.jpg 3.アセビ(馬酔木)の蕾
早春になると枝先に10 cmほどの房になった円錐花序を垂らす。写真は蕾でこれから白い壷状の花を多数咲かせる。この花はチョウの好きな花でもある。ギフチョウなども吸蜜に来るし、越冬したルリタテハもこの花でよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO320 )
004_240313013 X900 〇舞岡公園 トウレンゲツツジ RX10M4.jpg 4.これは何?
まっすぐ柄が伸びてその先に芽鱗のようなものが付いている。PictureThis で検索してみたが、検索するたびに違う種が出てくる。レンゲツツジ、アメリカテマリシモツケ、バッコヤナギ、ウマスギゴケなどが提示され、逆にそれらの画像を検索してみたが、マッチするものは現れなかった。次回、行ったときに成長した様を見てみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO400 )
005_240313015 X900 〇舞岡公園 アオキ RX10M4.jpg 5.アオキ(青木)の新芽
日本原産。もうすぐ褐色を帯びた紫色の花が咲く。関東以西の海岸近くにある樹林に多く自生するが、身近な雑木林にも見られる。最も日陰に強い植物として知られ、家の北側やビルの谷間など条件の悪い場所の植栽にも使われる。蕾や新芽は天ぷら、おひたしとして食用されるそうだ。冬の間ついている俵形の赤い果実が美しい。舞岡公園でもよくみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 39mm ISO400 )
006_240313018 X900 舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 6.サンシュユ(山茱萸)
谷戸に1本の黄色い花が咲いている木があった。マンサクかなと思ったが、サンシュユであった。wikipediaによれば、サンシュユという和名は中国植物名「山茱萸」が音読みとなり、そのまま和名になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
007_240313022 X900 〇舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 7.サンシュユの花
日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎さんが山茱萸に対する呼び名として提唱したものであるという。果実は10月中旬 - 11月に赤く熟し、グミの果実に似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 196mm ISO400 )
008_240313039 X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 8.ヤマシギ(山鷸、山鴫) -1
きざはしの池の前で数人の方が三脚を立てて撮影されていた。一人の年配の女性に「何がいますか」と訊ねると、「ヤマシギです」と指でその方向を教えて下さった。だが、見つけられない。やっと見つけた。20mくらい先で、枯葉、枯草と保護色になって判り難かった。肉眼では判別できず、ズームを35㎜版相当600mにして、ファインダーでやっとヤマシギと判った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
009_240313035tm X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 9.ヤマシギ -2
長いくちばしを地面に入れて食餌を探しているようだ。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食するという。トリミングした。wikipediaによれば、ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240313044 X900 〇舞岡公園 ユキヤマギ RX10M4.jpg 10.ユキヤナギ(雪柳)
和名の由来は見ての通りだ。ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついた。小枝全体に群がるように咲いていく一つ一つの白い花が可愛い。今春は咲くのが少し遅いのではないかと思っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
011_240313051 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 11.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) -1
瓜久保の家の門を入ろうとしたところでバサバサという音がしてスズメが飛び出した。少し飛んですぐまた、地面に止まった。スズメかと思ったのはアオジだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
012_240313058 X900 ▲舞岡公園 アオジ 捕食 RX10M4.jpg 12.アオジ -2
和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意だそうで♂の色彩に由来するという。青には見えないが腹の黄色が緑に見える。この個体は嘴の下が黒いので♂のようだ。地面で何かを見つけて咥えたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
013_240313069t X900 ◎舞岡公園 アオジ カラタチ RX10M4.jpg 13.アオジ -3
2mくらいのところまで近づいてきたが、飛び立ってカラタチの枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
014_240313073 X900 〇舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 14.ミツマタ(三椏)
瓜久保の家の縁側に座って一休みしたのち、「第9回 写真展 生き物たち」の会場の「虹の家」へ向かった。「舞岡町小川アメニティ」を歩いていく。途中、ミツマタの黄色い花が咲いていた。この時期はサンシュユ、マンサクなど黄色い花が多いように思う。ChatGPTに聞いてみたところ、1.花粉媒介者への誘引: 特に春は、花粉媒介者(虫や鳥)が活発になる時期であり、黄色い花は彼らを誘引しやすい色彩を持っているとされている。2.視認性の向上: 春にはまだ新緑が生い茂っていないため、木々の花が目立つようにする必要があり、黄色い花は、背景との対比がはっきりして目立ちやすい色である。3.温暖化と適応: 温暖化の進行により、春の気温が上昇し、黄色い花の植物が増えた可能性も考えられる。といったことが可能性として挙げられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO200 )
015_240313075 X900 〇舞岡公園 オウバイソケイ RX10M4.jpg 15.オウバイソケイ(黄梅素馨)
また、黄色い花が咲いていた。PictureThisの解説によれば、英名は「ジャパニーズジャスミン」であるが中国原産で、ジャスミンのような香りはない。日本には明治時代に渡来した。別名をウンナンソケイという。オウバイに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
016_240313078 X900 〇舞岡公園 サクラ RX10M4.jpg 16.早咲きの桜
民家の庭にほぼ満開の桜が咲いていた。何という品種の桜かわからない。またまたChatGPTで「淡いピンクの小さな花を咲かせ3月中旬ごろに満開になる早咲きの桜の品種を教えてください」と聞いてみたところ、「そのような特徴を持つ早咲きの桜の品種として、「乙女桜(おとめざくら)」があります。乙女桜は、淡いピンク色の小さな花を持ち、通常、3月中旬に満開になります。この品種は、日本の桜の中でも比較的早咲きであり、華やかな花を楽しむことができます。」という回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 218mm ISO320 )
017_240313081 X900 〇舞岡公園 ヤブツバキ RX10M4.jpg 17.八重咲のヤブツバキ
あまり見たことのないまっかな二重のヤブツバキが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 94mm ISO640 )
018_240313083 X900 〇舞岡公園 サラサモクレン RX10M4.jpg 18.サラサモクレン?の蕾
PictureThisで検索するとサラサモクレンと出てきた。サラサモクレン(更紗木蓮)は、シモクレンとハクモクレンの交雑種で、紫が薄まり、外がピンクで内側が白といった可愛らしいカラーリングのモクレンという。私にはこの蕾を見て調べてみてもサラサモクレンかハクモクレンかは判らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO200 )
019_240313150 X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 19.「第9回 写真展 生き物たち」 -1
 瓜久保の家から花の写真を撮りながら20分ほど歩いて「第9回 写真展 生き物たち」の会場である。「虹の家」に着いた。Gさんが会場に詰めておられ、1年ぶりに再会しお話をした。Gさんは、日本自然科学写真協会(SSP)会員で2019年にSSP大賞を受賞されている。今回出展されていた「チョウゲンボウに睨まれた」と題された写真が素晴らしかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 )
020_240313129t X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 20.「第9回 写真展 生き物たち」 -2
蝶の写真では、T.Y. さんが出展されていた一連の OlympusのOMシリーズのプロキャプター機能で撮影されたと思われる連続・合成写真に見入ってしまった。私もこんな写真を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
021_240313102 X900 〇舞岡公園 カルガモ RX10M4.jpg 21.かっぱ池のカルガモ
前回は電車とバスを利用して来たので、帰りは「虹の家」からは横浜市営地下鉄の舞岡駅へ歩いたが、この日はマイカーで来ていたので、駐車場まで戻らなくてはならない。途中、何か野鳥はいないかと瓜久保のかっぱ池まで行ってみた。特に成果はなかったが、カルガモが池で風を凌いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO1000 )
022_240313109 X900 〇舞岡公園 金子家のひな人形 RX10M4.jpg 22.旧金子家のひな壇
古民家まで戻ってきた。金子家の母屋には、ひな壇がまだ残されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/100秒 48mm ISO3200 )
023_240313129 X900 〇舞岡公園 アオサギ RX10M4.jpg 23.田んぼのアオサギ
田んぼに向けて三脚を立てカメラを向けている方がいた。田んぼの向こう側なので距離はあったが、アオサギは大きい。田んぼの水に姿を落としていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO400 )

2023年2月10日

保土ヶ谷公園 梅が咲き始めた 2023年2月6日

暖かい日になりそうだ。保土ヶ谷公園へでも行ってみようと思うが、この日は日曜日。脚の具合が完全ではない家内を乗せるので車で行くが、早く行かないと駐車場が混みそうだ。
 9時半に公園の駐車場に着いた。幸いまだ多くのスペースが空いていた。
 噴水広場のわきからトンネルでバス通りをくぐって、向こう側(南)へ下りた。辻広場をまっすぐ行くと梅園だが、左へ下り、まず、下池から上池へと歩き、上池を右(北)へ上がって、テニスコートのわきを通って梅園に行くことにする。

000_230205078 X700 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
咲き始めた八重野梅 2023年2月6日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_230205003 X900 保土谷公園 カワヅザクラ Z50 18-140.jpg 1.一輪開花していたカワヅザクラ
上池から下池へ流れるせせらぎの左側に、何年か前に数本のカワヅザクラが植えられた。カワヅザクラは、日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラといわれるが、カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられているという。成長も早いように思う。立派な桜の木に育ってきた。すでに蕾をいっぱい付けていて、その一輪が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230205011 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 2.コサギ -1
上池にやや小さい白いサギがいた。コサギだ。池の北側から撮ったので逆光になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
003_230205012 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 3.白梅
上池から、テニスコートの方を見ると1本の白梅がきれいに咲いていた。すでに八分咲きくらいに見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_230205016 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 4.コサギ -2
池の反対側へ行く。コサギは真っ白で、全長は60cmくらいだろうか。池の底がぬかるんでいるようで、汚れてはっきり分からないが、足の指が黄色いことと、白い冠羽が見えることでコサギとわかる。夏羽では頭に2本の冠羽はさらに長くなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230205025 X900 〇保土谷公園 コサギ Z50 18-140.jpg 5.コサギ -3
餌を探しているようだ。この上池はカルガモの池なのだが、この日はカルガモの姿は見られなかった。カワセミでも現れないかと期待したが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_230205029 X900 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 6.ロウバイ(蝋梅) -1
この日の目的の一つはロウバイの花を見ることだった。上池の傍に1本のロウバイの木がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230205031 X900 保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 7.ロウバイ -2
wikipediaによれば、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO140 ) 露出補正 なし
008_230205039 X800 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 8.ロウバイ -3
同じくwikipediaでは、ロウバイの早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて、半透明で鈍いツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしている。晩生種でも2月にかけて咲くというが、まだ蕾がたくさんある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_230205043 X900 保土谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 9.ハクセキレイ
おなじみのハクセキレイが歩き回っていた。敏感でなかなか近寄れない。かわいい野鳥と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230205046 X900 保土谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 10.アセビ(馬酔木)
まだ蕾だったが、春には房のように黄色い花を咲かせる。wikipediaによれば、和名「アセビ」は漢字で「馬酔木」と書き、葉にアセボトキシンなどの有毒成分が含まれることから、「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木」というところからついた名とされれている。ギフチョウなどのチョウもこのアセビの花に吸蜜に来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230205048 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 11.テニスコートの傍に咲く白梅
テニスコートに沿う梅園への小道を歩くと右下に、3.で見た白梅が咲いていた。今年は咲くのが早いように思える。もうほとんど満開だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 65mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230205053 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 12.テニスを楽しむ人たち
保土ヶ谷公園には、2つのエリアに合計9面の砂入人工芝コートがあり、硬式軟式とも利用でききる。ここはA~Eの5面あるのコートである。、F~Iの4面はバス通りの向こう側の少年野球場側(横浜新道側)にある。利用するには、利用希望日の前月1日から10日の間に、e-kanagawa施設予約システムへ抽選申込をする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230205056 X900 保土谷公園 別角晩水 Z50 18-140.jpg 13.別角晩水
梅園に入った。まだちらほらというところだが白い梅、赤い梅が咲き始めていた。これは別角晩水という早咲きの品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230205063 X900 〇保土谷公園 白牡丹 Z50 18-140.jpg 14.白牡丹
牡丹のように八重の花弁が重なる白梅「白牡丹」。八重というより牡丹咲きと呼んだほうがよいような豪奢な咲きっぷりだ。白梅といっても最初は桃色であり、咲いてからも淡いピンクが残る。説明に明治時代の銘花三牡丹の一つであると書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230205066 X900 〇保土谷公園 桜鏡 Z50 18-140.jpg 15.桜鏡
桜のような大輪の梅で品種名は桜鏡 という。やわらかいピンクの花びらにわずかな濃淡があり、八重の花びらの重なりが濃いピンクの陰影を作っている。木に付けられた説明には日本の梅で最大の花を咲かせる一種といわれるとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230205068 X900 〇保土谷公園 三吉野 Z50 18-140.jpg 16.三吉野
ピンクの丸っこい一重の梅。花弁は丸みを帯び全体がふっくらしている。木に付けられた説明プレートには「梅の野梅系園芸品種でご良く薄い紅色の一重咲きです。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_230205072 X900 保土谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 17.紅梅
紅梅というのは紅い梅の品種の総称かと思っていたが、説明プレートには、「梅の園芸品種で花は紅~赤で一重や多重があります。枝の芯まで紅色に染まります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230205061 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 18.八重野梅(やえやばい) -1
和名は八重咲種の野梅から付けられている。花は白色で大輪の八重咲で、蕾は薄いピンク色をしていた。管理をされている職員の方が来られたので「みんな思ったより早く咲きだしているのですね」と訊ねたところ、ここ数日でほぼ平年並みなったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230205080 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 19.八重野梅 -2
ウメは花梅と実梅に分けられ、花梅には、野梅系(野梅から変化した原種に近い梅)、緋梅系(野梅系から変化したもの。 枝や幹の内部が紅い。 花は紅色、緋色のものがほとんど)、豊後系(梅と杏子の雑種)に分けられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_230205082a X900 〇保土谷公園 八重寒梅 Z50 18-140.jpg 20.八重寒梅
小さな八重咲きの濃い紅色の花が特徴である。花びらは波立って、極早咲きの品種のようだ。毎年この梅園に来るが、東側の奥の方にあるこの八重寒梅と八重野梅が一番初めに咲き始める。どこにピントを合わせればよいのかわからない写真になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 123mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_230205086 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 21.鹿児島紅(かごしまこう) -1
深紅の花で紅梅の代表格である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きだ。 細い枝の髄や葉柄も濃紅色となり艶やかな品種という。緋梅系のやや遅咲きというが、ここでは早くから花をつけ始める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 88mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_230205087 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 22.鹿児島紅 -2
品種説明プレートには「緋梅系の園芸品種。花は濃紅色で駐輪の八重咲である。」と説明されていた。わたくしはこの梅の花が好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO200 ) 露出補正 なし

2022年3月30日

もう一度保土ヶ谷公園へ 3月12日

前日も保土ヶ谷公園へ行ったのだが、今日はさらに暖かい日になった。昨日、3月11日の最高気温は18.2℃だったが、この日はさらに気温が上がるという。
 昨日は、イマイチ蝶が飛ばなかったので、また、カメラを持って出かけたくなった。舞岡公園は工事中でどうなっているかわからない。結果、また、保土ヶ谷公園へ行く。
 昨日に比べて多数のキタテハが飛び、キタキチョウも姿を見せた。

000_220312078tm X700 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg
満開の「思いのまま」にきたメジロ 2022年3月12日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_220312003 X800 〇保土ヶ谷公園 トサミズキ Z50 18-140.jpg 1.トサミズキ
昨日もここに咲くトサミズキを撮ったが、トサミズキの花は下向きに咲くので、花の中心部が暗くなって良く見えない。今日はフラッシュを使って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
002_220312006 X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 2.キタテハ -1
今日は昨日より気温が上がっている。さっそくキタテハが飛び出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220312008t X800 △保土ヶ谷公園 キタキチョウ Z50 18-140.jpg 3.キタキチョウ
越冬したキタキチョウも飛び出した。小さい個体だった。ピントは少々外れているが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220312013 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 4.カワヅザクラ -1
この日は土曜日だった。公園にも家族連れで来ている人もいる。手前のカワヅザクラの花にピントを合わせたが暗くなってしまうので、フラッシュを使った。不自然になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/200秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
005_220312015 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 5.カワヅザクラ -2
カルガモがいる上池から明神台方面を眺める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
006_220312016tm X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 6.キタテハ -2
なかなか良いところに止まってくれない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
007_220312019 X800 保土ヶ谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 7.アセビ(馬酔木)
馬酔木の花も咲き出した。一斉に春が来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.3 1/800秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
008_220312023 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 8.錦性黒雲(ニシキショウクロクモ) -1
梅園に来た。今まで気が付かなかった品種が咲いていた。この梅には「錦性黒雲」という札が欠けられていた。札には、「ウメの緋梅性園芸品種。葉には黄色い班が入ります。花は濃紅色の八重咲です。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/200秒 92mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
009_220312025 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 9.錦性黒雲 -2
ネットで「錦性黒雲」を検索してみたが、ヒットしなかった。若い枝に、雲状の斑点が錦状に入るもののことを「錦性」と言うのだそうだ。「黒雲」は八重咲きの中輪で、花茎は20mmから25mmというが、八重には見えなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220312028 X800 〇保土ヶ谷公園 長谷川絞り Z50 18-140.jpg 10.長谷川絞り(ハセガワシボリ)
この品種も初めて気が付いた。幹に掛けられた札には「野梅系園芸品種。花は咲き始めは淡紅色、咲き進むにつれ白色となる八重咲で紅色の絞りが入ります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220312030 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 11.酈懸(テッケン) -1
古い株の株に思えた。札には「野梅系園芸品種。花は花弁が退化して茶筅のようなのような雄蕊が目立ちます。白色の花弁が出ることもあります。」と記されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220312032 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 12.酈懸 -2
和名をチャセンバイ(茶筅梅)というが、これは花弁が退化して蕊が茶筅を思わせることからだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220312041 X800 保土ヶ谷公園 紅鶯宿 Z50 18-140.jpg 13.紅鶯宿(ベニオウシュク)
新しい札には「野梅系園芸品種。葉に黄緑色の斑が入ります。花はごく淡い紅色に紅色の絞りが入る八重咲です」と書かれていた。鶯宿梅という言葉をよく聞くので検索してみたところ、鶯の宿る梅の意で、紀内侍(きのないし)の家にあった梅の名だそうだ。故事に村上天皇の時、清涼殿の前の梅が枯れたので、京のある家からもってきて移し植えたが、その枝に「勅なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」という歌が結びつけてあった。天皇はその家の主が紀貫之の娘の紀内侍であったことを知り、深く感じてその木を返したという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220312045 X800 保土ヶ谷公園 緑咢春日野 Z50 18-140.jpg 14.緑咢春日野(リョクガクカスガノ)
2月28日に来たときはほとんど咲いていなかったが、良く咲いている。緑の萼は、僭性遺伝(劣性遺伝)するのですが、緑萼春日野は、春日野の枝変わりだそうだ。枝が全部緑になるのは僅かという。花には紅が入らない。


Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220312048 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 15.思いのまま -1
その名の通り、紅い花と白い花を咲き分けて見事に咲いていた。2月28日に来たときはまだ、咲き始めで白い花しか咲いておらず、これは思いのほかと思っていたが、この日は、紅い花もいっぱい咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 57mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220312052 X800 ◎保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 16.思いのまま -
2白い花を押し分けるように紅い花が咲く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/200秒 82mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
017_220312053 X800 〇保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 17.思いのまま -3
白い花に赤い花弁が混じる輪もある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220312068tm X800 ◎保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 18.「思いのまま」にメジロ -1
「思いのまま」を眺めていたら、そこへメジロがやってきた。どの花の蜜を吸おうかと狙いを定めているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220312078tm 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 19.「思いのまま」にメジロ -2
目移りをしているようで、枝から枝へ移動する。翔ぶのではなく跳ぶように動く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220312084tm X800 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 20.「思いのまま」にメジロ -3
このメジロは、5分くらい「おもいのまま」のあちらこちらの花を飛び回って去って行った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220312085 X800 保土ヶ谷公園 ラッパズイセン Z50 18-140.jpg 21.ラッパスイセン
お昼になった。バス通りの下を抜ける地下道を通って、噴水広場へ出た。正面に「かながわアートホール」という、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公開リハーサルや主催イベントなど にも使用される、芸術、音楽活動の練習、発表の場としてホールやスタジオがある。その建物の中にレストランがある。公園を歩いてきて、ビールを一杯飲みたくなると同時に、何か食べたくなったので中へ入った。ランチを終えて外に出たら、鮮やかな黄色のラッパスイセンの花が目に入った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
022_220312099tm X800 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg 22.キタテハ -3
家の近くまで帰ってきた。昨秋、クロマダラソテツシジミが楽しませてくれた、小さな公園にもキタテハが飛んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし


2021年7月22日

ミドリシジミを見に箱根湿性花園へ 1 of 2 7月10日

箱根湿性花園のミドリシジミの発生時期が気になっていた。従来は7月20日ごろ行っていたが、ここのところ発生時期を外してしまっていたように思う。また、ノリウツギの花が開花するタイミングとも合わない。そこで今回は1週間ほど早めに行って見ようと思っていた。
 はじめ、7月12日を予定していた。その数日前から天気予報とにらめっこをしていたが、どうも芳しくない。ところが7月10日の朝、天気予報を見てみると、この日の方が良さそうだ。と思ってそそくさと支度をして、8時に家を出た。土曜日なので東名高速の渋滞が心配されたが、かえってトラックが少なく空いていて9時半前に箱根湿性花園に到着した。しかし、御殿場のインターまでは晴れていたが、仙石原に入ると怪しくなり、湿性花園は雲が垂れこめていた。でも、雨は降りそうになく、気温は高いのでチョウは飛びそうだ。

000_210710 園内案内板 X600.jpg 箱根湿性花園 園内案内板


1.ハグロトンボ<br> 最初に目についたのはハグロトンボだった。検索してみると、主に平地から低山地のヨシなどの挺水植物や、エビモ、バイカモなどの沈水植物などが茂る、ゆるやかな流れの川に生息するとある。まさしくこの湿性花園はピッタリのところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO1600 ) 露出補正 なし
001_210710004 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
2.ミソハギ(禊萩)
wikipoediaによれば、お盆の頃に紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。 盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。茎はまっすぐに立ち、株元は少し木質化するが、写真はその先端に付けた花。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_210710350 X800 箱根湿性花園 D5300 TAMRON 90.jpg
3.ウラギンヒョウモン -1
午前10時、ヒョウモン類が飛びはじめた。箱根湿性花園ではウラギンヒョウモンをあまり見ていない。すでに擦れてきている個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_210710018 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
4.オオウラギンスジヒョウモン -1
午前10時、南側の奥にある仙石原湿性植生復元区へ行って見た。群生するオカトラノオの花にオオウラギンスジヒョウモンがいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_210710022 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
5.オオウラギンスジヒョウモン -2
きれいな♂だ。発生初期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_210710033 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
6.ルリタテハ -1
オカトラノオにルリタテハがいるのを見つけた。越冬したルリタテハがアセビの花に来ているのを見たことがあるが、オカトラノオでの吸蜜を観察したのは初めてだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 なし
006_210710042 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
7.ルリタテハ -2
前の写真と同じ個体だが、きれいな個体だった。日本のチョウの中では特異的な瑠璃色の帯をもつこのチョウは美しく、私の好きなチョウでもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO500 ) 露出補正 なし
007_210710048 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
8.クサレダマ(草連玉)
仙石原湿性植生復元区の雲行きが怪しくなってきた。気温が下がるとチョウが飛ばない。この花はクサレダマという。wikipediaによると、花期は7-8月で茎の先端または葉腋に円錐花序をつけ、多数の花をつける。線状の小さな苞があり、萼は深く5裂する。花冠は黄色で径12-15mmになり、5深裂する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210710058 X800 〇クサレダマ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
9.チダケサシ(乳蕈刺)
この花にミドリシジミが吸蜜に来ることもあるのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210710060 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
10.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
wikipediaによれば、「擬宝珠」は、橋の欄干につける装飾品のことであり、花の蕾の形が擬宝珠に似ていることに由来するという説の他、ネギ坊主に似ているという説がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210710061 X800 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg
11.カセンソウ(歌仙草)
仙石原湿原植生復元区には、オカトラノオ、クサレダマとともに、このカセンソウが群生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
011_210710067 X800 カセンソウ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
12.ノハナショウブ(野花菖蒲)
少し遅いかなと思ったが、仙石原湿原植生復元区のところどころにノハナショウブが咲いていた。園芸種であるハナショウブの原種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210710068 XZ800 ハナショウブ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
13.ウラギンヒョウモン -2
しばらくチョウが飛ばなかったので花を撮っていたが、オカトラノオにウラギンヒョウモンがやってきた。ここは圧倒的にオオウラギンスジヒョウモンが多く、ウラギンヒョウモンは多くない。擦れてきていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
013_210710355 X800 箱根湿性花園 D5300 TAMRON 90.jpg
14.ウラギンヒョウモン -3
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_210710073 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
15.キジ(雉子、雉)
カセンソウが咲くあたりを歩いていたら、不意に大きな鳥が飛び出し、復元区の柵を越えていった。行って見たが姿は見えない。今度は地味な♀が追うように飛び、柵に止まった。振り返ったところを撮る。キジは日本の国鳥である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO2000 ) 露出補正 なし
015_210710089 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
16.コウホネ(河骨)が咲く池
箱根湿性花園にはいくつかの池が点在する。この池は一番南側に位置する池で、西側から見ている。コウホネの黄色い花が咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_210710090 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
17.ユウスゲ(夕菅)
和名は花が夕方に開き翌日の午前中にしぼみ、葉がスゲに似ていることに由来する。日本では開発や自然遷移、園芸採集などにより減少し、多くの都道府県で、レッドリストの指定を受けている。また、長野県の霧ヶ峰や滋賀県の伊吹山3合目のユウスゲ群落などでは、ニホンジカの食害により植生の衰退が危惧されているそうだ。午前11時、まだ花は開いていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210710091 X800 ユウスゲ 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
18.サンショウバラ(山椒薔薇)
別名 ハコネバラ(箱根薔薇)という。和名の由来は、葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているため。はじめ種名が判らず、インターネットで検索していたが、バラの仲間とまではわかったが同定が出来ない。ふと箱根湿性花園の入園券を見たところ、ノハナショウブ、ニッコウキスゲとともに写真が印刷されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_210710095 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
19.台ヶ岳
一旦、入り口のところまで戻って、何か冷たいものでも飲もうと園内中央へと歩く。南側に向け方角を示した表示物が置かれていて、正面が箱根の最高峰である神山(1,438m)だが、手前の台ヶ岳(1,046m)に遮られて見えない。この時はその台ヶ岳も雲に遮られて見えなかった。箱根湿性花園の標高は650mである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_210710094 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
20.オオウラギンスジヒョウモン -3
この日飛んでいたオオウラギンスジヒョウモンはすべて♂だった。この個体も羽化したてのようだ。元気にオカトラノオの花から花へ飛び回っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
020_210710110 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
21.オオウラギンスジヒョウモン -4
裏面が美しい。ウラギンスジヒョウモンがいないかと、撮影した画像をモニターで確認するが、いずれもオオウラギンスジヒョウモンだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
021_210710121 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
22.猫じゃらし?
確信はないが「猫じゃらし」だろうか?「猫じゃらし」は俗称で、エノコログサ(狗尾草)というらしい。(コバナワレモコウかもしれない)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO400 ) 露出補正 なし
022_210710148 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
23.オオウラギンスジヒョウモン -5
園の中央の辺りにもオカトラノオは咲き、そこにもオオウラギンスジヒョウモンが来ている。本種の食草はタチスボスミレやニョイスミレなど各種スミレ植物だそうだ。主に山地の樹林地周囲の草原に生息する。これまでのところ、狙いのミドリシジミの姿は見ていない。まだ発生していないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO640 ) 露出補正 なし
023_210710155 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg


2020年8月10日

舞岡公園の蝶 55種 (13) コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

コミスジは陽光を浴びて、スイスイと飛び、梢の葉の上で翅を休める。キタテハの秋型は赤褐色に引き締まったタテハチョウらしいチョウだ。ルリタテハの瑠璃色の襷がけの帯はとてもユニークである。いずれもこの辺りでは普通種だ。
 今年の梅雨はとても長く、大雨も降らせている。特に九州の熊本や大分では、70人におよぶ人々がお亡くなりになり、2,000人を超えるかたがたが避難所で生活されている。お気の毒に思う。長野県では松本から上高地に抜ける道で土砂崩れのため、約1週間通行止めになった。
 そんな時に蝶の写真を撮りに出かけるどころではない。7月16日~18日は、湯の丸高原へ出かけようと宿の予約もしてあったが、天候が悪いのと、新型コロナウィルス感染症の感染者がまた増え始めているのでキャンセルしてしまった。
 7月18日、東京都の新たな感染者は、これまでで最も多い290人が確認された。7月22日から、Go to キャンペーンが始まるが、東京都はその対象から除外された。神奈川県も過去最多の1日当たりの感染者が出て、「神奈川警戒アラート」が発出されてしまった。(7月19日記)

4.タテハチョウ科 ③  コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

  07) コミスジ

40701 2005年6月8日 撮影
第1化は5月に発生する。梢の葉上に止まることが多い。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
01_050608025 X800 D100.jpg
40702 2006年5月31日 撮影
コミスジの♂♀の同定は難しい。♀の方が翅形に丸みがあるという。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_060531037 X800 D100 18-200VR.jpg
40703 2007年5月29日 撮影
しばしば路上に静止することがある。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )  
03_070529018 X800 A640.jpg
40704 2009年5月19日 撮影
これは♂のようだ。コミスジは、自分の縄張りをもっていて、時々パトロールして他のチョウを追い払う。

Nikon D5300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
04_090519034 X800 D300 Tokina100.jpg
40705 2011年7月18日 撮影
♂のようだ。コミスジは年3~4回発生する。これは第2化と思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_110718064 X800 D300 SIGMA 105macro.jpg
40706 2013年9月17日 撮影
きれいな個体だった。これは第3化と思う。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 41mm ISO320  ) 露出補正 -1.0段
06_130917467 X800 HS50EXR.jpg
40707 2015年8月14日 撮影
コミスジは東部から胴の背ににかけて緑色の毛で覆われていて、これが金属光沢(タマムシ色)に見える。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100  ) 露出補正 なし
07_140815029 X800 HS50.jpg
40708 2017年5月19日 撮影
テリトリーを張る♂

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
08_170519071 X800 D5300 SIGMA18-300.jpg
40709 2018年5月29日 撮影
♂ 開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
09_180529035 X800 RX10M4.jpg
40710 2018年9月17日 撮影
第3化 私の好みでは、コミスジは裏面の方が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
10_180917079 X800 RX10M4.jpg
40711 2019年6月13日 撮影
大柄な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 08) キタテハ
11_190613028 X800 RX10M4.jpg


08) キタテハ

40801 2005年6月8日 撮影
ウツギの花が咲く頃第1化夏型が羽化してくる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050608011 X800 D100.jpg
40802 2005年10月2日 撮影
秋型は赤褐色になり、精悍なタテハチョウの装いになる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
02_051021057 X800 D100 Tokina100.jpg
40803 2006年5月31日 撮影
ウツギの花を訪れる。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  データ不詳
03_060531041 X800 D100 18-200VR.jpg
40804 2006年5月31日 撮影
谷戸に咲くウツギの花に良く来る。焦点距離の短いコンデジを利用して環境を写し込んで撮る。 

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
データ不詳
04_060531093 X800 A620.jpg
40805 2007年10月24日 撮影
秋も深まった頃、コセンダングサの花で吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_071024025 X800  D100 Tokina100.jpg
40806 2010年4月13日 撮影
4月の暖かい日、越冬した秋型が元気に飛び回る。求愛

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_100413038 X800 D300 Tokina100.jpg
40807 2010年10月16日 撮影
セイタカアワダチソウの濃い黄色に秋型の赤褐色は良く似合う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_101016055 X800 D5000 VR18-200.jpg
40808 2010年10月16日 撮影
♂ コセンダングサはチョウたちの好きな花だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_101016068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
40809 2010年10月16日 撮影
静止して開翅 日光浴か

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_101016125 X800 D5000 VR18-200.jpg
40810 2010年11月3日 撮影
11月になると擦れた個体が多くなる。ニコンの一眼レフで、初めてライブ・ビューで撮れるようになったのがD5000だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
10_110330069 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg   
40811 2011年3月30日 撮影
越冬明けの秋型がミツマタの花で吸蜜

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
11_110330104 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg
40812 2012年3月27日 撮影
春先は枯葉の上に止まることが多い。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/5秒 110mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
12_120327044TS X800 P90.jpg
40813 2013年4月13日 撮影
春の陽を浴びて

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
13_130413039 X800 G12.jpg


09) ルリタテハ
  
40901 2011年4月26日 撮影
越冬明けの個体 擦れてはいるが破損はほとんどない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110426061 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
40902 2014年8月15日 撮影
ルリタテハは年3回発生するようだ。春に越冬明けの個体を見ることが多く、8月に生まれてくる夏型を見る機会は少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
02_140815071 X800 HS50.jpg
40903 2014年8月15日 撮影
春はアセビなどの花に来て吸蜜するが、この時期はクヌギやコナラの樹液に集まることが多い。開翅して特徴ある美しい姿を見せる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
03_140815072 X800 HS50.jpg


舞岡公園,コミスジ,キタテハ,ルリタテハ,ウツギ,セイタカアワダチソウ,コセンダングサ,ミツマタ,カメラ,ライブ・ビュー

2020年3月 7日

春は本番 ! 保土ヶ谷公園 3月3日

「舞岡公園の自然」というブログを拝見していたら、3月1日にモンシロチョウが飛んでいたという記録があった。早い出現と思う。
 COVID-19 の感染拡大を抑えるため、昨日から学校が休みになったのを始め、大勢の人が集まるイベントの開催や立食パーティー、閉ざされた会場での飲み会などの集まりの自粛要請があり、私が参加を予定していたイベントや、旅行、懇親会、飲み会、ゴルフなどが次から次と中止の連絡がとどいた。とりわけ2月27日から3月1日に横浜で開催が予定されていた「CP+ 2020」(カメラと映像のワールドプレミアショウ)の中止は自粛要請が出る前の2月14日に決定された。
 3月3日は暖かな春の日なるという。公園など風通しのよい広いところは、新型コロナウィルス感染も心配ないということで、保土ヶ谷公園へ行ってきた。バスには乗らないで往復歩いたが、汗ばむほどの暖かさだ。
 梅園のウメはもう終わりになっていたが、カワヅザクラは満開で、トサミズキも咲き始めた。道端にはタンポポやオオイヌノフグリなども咲いている。
 気温も17度くらいまで上がるというので、今日こそはチョウも飛ぶだろうと思っていたが、期待どおり、越冬していたキタテハの秋型やキタキチョウが姿を見せてくれた。

1.保土ヶ谷公園 イチョウ並木
ここは横浜新道の星川入り口の近くだ。最近保土ヶ谷公園へ来るときは、往きはバスに乗ってくるのだが、この日は歩いていくことにした。ここからイチョウ並木のわきを公園に向って坂を上がっていく。左側がバス通りだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.5 1/500秒 24mm ISO200) 露出補正 なし
200303_001.jpg
2.スイセン
先日法性寺へ下る途中で見たニホンスイセンに比べると、花は大きく、その白い花弁の幅が細いようだ。イチョウ並木を上がっていく途中の花壇に植えられていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f9 1/500秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
200303_002.jpg
3.アセビ
漢字で馬酔木と書く。「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」というところから付いた名前だという。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 66mm ISO200) 露出補正 なし
200303_003.jpg
4.トサミズキ
春は黄色い花を咲かせる木が多い。ロウバイにはじまり、マンサク、サンシュユはそろそろ咲き終える。低木には、ミツマタ、ヒイラギナンテンが咲いているし、レンギョウももうすぐだ。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/1600秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_004.jpg
5.ヤブツバキ
ツバキには大きく分けて3種類あるという。これはツバキで、学名 Camellia japonica、ツバキ科ツバキ属だ。別名をヤブツバキという。開花時期は10月~3月だ。カンツバキ(寒椿)というのは、 学名はCamellia sasanquaで おしべは筒状にならず、香りが強いという。もう一つナツツバキ(夏椿)というのがあって、学名は Stewartia pseudocamellia でこれはツバキ科ナツツバキ属だそうだ。ナツツバキの  開花時期は、梅雨の6月~7月だそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 102mm ISO200) 露出補正 なし
200303_005.jpg  
6.ウンナンオウバイ
バス通りを渡って、上池の方に下りていく途中にこんな花が咲いていた。山吹かなと思ったが、少し違うようだ。帰宅してネットで検索し、どうやらウンナンオウバイであると同定した。よく似たオウバイより花が大きいとか。別名オウバイモドキともいう。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_006.jpg
7.セイヨウタンポポ
ヨーロッパ原産の帰化植物で環境省指定要注意外来生物である。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているそうだ。写真では花に隠れて見えないが、カントウタンポポなど日本在来種のタンポポは、花の下の総苞片が閉じているのに対し、セイヨウタンポポは総苞片が反り返っている。wikipediaによると、最近になって日本では、セイヨウタンポポを含む外来タンポポと在来タンポポの雑種が発見され、新たな問題として注目されていると伝えられている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_007.jpg
8.愛犬の散歩 -1
愛犬を散歩に連れてこられている2人のご夫人が居られた。犬を飼っていらっしゃる方同士が良く話をされているのを見かける。可愛らしい犬だったので「撮らせてください」とお声がけして撮った。飼い主さんも画に入れたかったがリードを伸ばして離れられてしまった。これは日本犬のようだが、日本犬は6種しかいないようだ。その中で白い犬は紀州犬と北海道犬だそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/1000秒 102mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_008.jpg
9.愛犬の散歩 -2
もう一人の女性が連れてこられていた小型犬。私は犬種については全く無知である。一応検索してみるとシーズーというのによく似ている。あるいはチベタンテリアか。かわいい顔をしている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f9 1/1250秒 102mm ISO200) 露出補正 なし
200303_009.jpg
10.オオイヌノフグリ
足元にこの花が咲いているのを見ると春を実感する。 日本にもともと咲いていた在来種のイヌノフグリがある。イヌノフグリとは犬の陰嚢のことだ。なんとも気の毒な名前が付けられている。イヌノフグリの実の形が、犬の陰嚢に似ているので、植物学者の牧野富太郎さんが名づけたそうだ。明治維新の頃、近縁のオオイヌノフグリが日本に帰化した。在来種のイヌノフグリは駆逐され、今では絶滅危惧種になってしまっている。しかし、このオオイヌノフグリの実の形は犬の陰嚢には似ていない。 単に「在来種イヌノフグリの大型」という意味だ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/1000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_010.jpg
11.赤紫のアセビの花
アケボノアセビ(学名:Pieris japonica f. rosea)という。一方、普通に見る白いアセビは学名: Pieris japonica subsp. japonica という。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.8 1/500秒 52mm ISO280) 露出補正 なし
200303_011.jpg   
12.カワヅザクラ満開 -1
上池から下池への遊歩道に沿って植えられた数本のカワヅザクラは、2月11日にここに来たときはまだ三分咲き程度だったが、いま満開である。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/500秒 24mm ISO200) 露出補正 なし
200303_012.jpg
13.カワヅザクラ満開 -2
まだ少し蕾も残っているが密に花を咲かせている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 70mm ISO200) 露出補正 なし
200303_013.jpg
14.フジノピンキー -1
河津桜の傍に、今年もこの可愛い花が咲いていた。周囲にはオリジナルの白いユキヤナギも咲いているが、このピンクのユキヤナギは鮮やかであり、良く目立つ。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/500秒 18mm ISO200) 露出補正 なし
200303_014.jpg
15.フジノピンキー -2
ユキヤナギのフジノピンキーという園芸品種で、赤いつぼみからピンク色がかった白い花が咲く。ユキヤナギのように枝垂れていなくて、まっすぐ上を向いて咲く。ベニバナユキヤナギともいう。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 56mm ISO200) 露出補正 なし  
200303_015.jpg
16.キタテハ 秋型  -1
やっとキタテハを見つけた。今年になってフィールドで撮った初めてのチョウの写真である。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f5 1/500秒 50mm ISO200) 露出補正 なし
200303_016.jpg
  17.キタテハ 秋型  -2
日当たりの良いところでは数頭のキタテハが飛んでいた。すぐ地面に止まり日向ぼっこをする。この日はこのほかにキタキチョウも数頭目撃したが、なかなか写真を撮らせてくれなかった。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6 1/1000秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
200303_017.jpg
18.アオサギ
カルガモの住みかになっている上池にアオサギがいた。エサを探している。体がやや小さく見える。幼鳥のようだ。成鳥は 肩羽と胸の羽に飾り羽根が見られ、目の上から後頭部にかけて黒い帯がクッキリ見えるのだそうだがそれは見られない。それから、後頭部に見られる黒く長い冠羽も成鳥の特徴という。 写真のアオサギは目の上から後頭部の黒帯がハッキリしない。ボンヤリ見えるところが幼鳥の特徴だという。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6 1/500秒 195mm ISO320) 露出補正 なし
200303_018.jpg
19.上池と下池の散策路
何時ものように上池の先からテニスコートに上がって、梅園へ向かう。右下に上池から下池への水路のわきに造られたカワヅザクラが咲く散策路が眺められる。写真の右側(西側)が上池で、左側が下池だ。  

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/500秒 38mm ISO200) 露出補正 なし
200303_019.jpg
20.タイワンリス
梅園の周囲の茂みでタイワンリスが果実か花、或いは虫か何か食べ物を探している。時々大きな鳴き声を発する。wikipediaによれば、もともと台湾に生息するリスが、「1935年に伊豆大島から飼育個体が逃げ出して分布を広げ、島内全域に生息するようになった。現在では、日本で一番個体数が多いと推定されている神奈川県の江ノ島では、1951年に伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを江ノ島植物園で飼育した。しかし、台風で飼育小屋が壊れたことで逃げ出し、弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んで繁殖するようになったと言われている。また、鎌倉市内の個体については、別荘地で飼われていた個体が逃げ出し野生化したとする説もある。」と記されていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/500秒 280mm ISO3200) 露出補正 なし
200303_020.jpg
21.ムクドリ
最近スズメの数が減っているように感じる一方、ムクドリを多く見るようになった。ムクドリは嫌われているが、なかなか姿の良い鳥である。何かエサを探しているようだが、椋(ムク)の木の実が好きだということから、ムクドリと名づけられたという。しかし、ムクドリは雑食性で、木の実に限らず種子や、果物や虫などいろいろな物を食べる。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 280mm ISO200) 露出補正 なし
200303_021.jpg
  22.シジュウカラ
大分離れていたのでシャープに撮れなかった。撮った時はシジュウカラとはわからなかった。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
200303_022.jpg
23.のどかな梅園
ウメはほとんど終わりになっていたが、今日は日差しが暖かく、お弁当を食べる女性、金髪の小さな姉妹、そして、お茶を飲む中年のご夫婦がベンチに座って、それぞれに 過ごしていた。ここなら新型コロナウィルスに感染する心配はない。 

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.2 1/500秒 32mm ISO200) 露出補正 なし
200303_023.jpg
24.コゲラ
バス通りに沿って歩いていると、木の幹にコゲラがいた。これもその時は何という鳥かわからなかった。AFを頼りに連写で何枚かシャッターを切る。英名は "Japanese Pygmy Woodpecker"という。 キツツキなのだ。トリミングしている。舞岡公園では時々見られる。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 82mm ISO200) 露出補正 なし
200303_024.jpg


2019年4月 9日

舞岡公園 春爛漫 3月31日

この日は日曜日、絶好のお花見日和である。舞岡公園も花見のできる広場がいくつかあるので、きっとにぎわうことと思う。そろそろチョウも飛ぶだろうと思うのだが、なかなか出かけれずにいた。駐車場が混むだろうと思い、9時少し前に舞岡公園の駐車場に入ったが、さいわい、まだ空いていた。
 駐車場のわきにあるアラカシの植え込みに越冬明けのムラサキシジミでもいないかと丹念に見てみたが、影も形もなかった。
 桜が咲いているけやき広場には、そろそろ花見客がブルー・シートを広げて場所取りを始めていた。
 リョウブがあるところへ行ってみる。春型のトラフシジミがいるかと期待したが、見ることはできなかった。まだ、気温が低いのだろう。
 でも、春爛漫である。花々が瑞々しい。緑も増えてきている。この日、チョウはモンシロチョウとキタキチョウを撮っただけだが、アゲハが敏捷に飛んでいるのを見かけた。

190331001.jpg 1.レンギョウ
レンギョウの黄色が鮮やかだ。その植え込みの向こうに桜が咲いている。これから、ここも徐々に花見客が増えるだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
190331002.jpg 2.けやき広場
そろそろ花見客が増えてきた。今日は賑やかになるだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331003.jpg 3.ピンクのアセビ
ピンクの花を付けるのはアケボノアセビ(ベニバナアセビ)という園芸品種というが。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331004.jpg 4.ソメイヨシノ
舞岡公園にはいろいろな桜の品種がある。これは、桜を代表するソメイヨシノのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331005.jpg 5.ヤマザクラ
ヤマザクラは基本種が9種あり、さらにそこから変性した自生種が100種類ほどあるといわれている。代表的なものは奈良県「吉野の桜」で有名な「ヤマザクラ」だそうだ。日本の象徴ともいえるこの桜は野生の桜の代名詞である。ヤマザクラの見た目はソメイヨシノとほぼ同じだが、開花と同時に葉が出るのが特徴という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331006.jpg 6.ヒイラギナンテン
葉がヒイラギに似て、実がナンテンに似ているのが名前の由来だが、花はナンテンに似ず、また色も黄色である。ヒイラギナンテンは常緑だが、陽があたり気温が低くなる場所では紅葉する。これはその中でも、めずらしいほど鮮やかに色づいたもの。ちなみに、陽が当たらない場所に植えられているものは、紅葉せず緑の葉のままが多いという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331007.jpg 7.ばらの丸の丘
ここは谷戸の上にある丘で、広場になっている。絶好のお花見の場所と思うが、まだ花見客は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331008.jpg 8.アオキ
普段、あまり気にかけないが、常緑で高さは2mほどの低木の植物だ。花は3 ~ 5月に咲き、褐色または緑色で枝先に穂のようにつける花弁を4枚有し、子房下位(被子植物の花のめしべの下部にあり,雌性生殖細胞を分化する部分である子房が、花被や雄しべの付着点より下にあるもの)、単性花で雌雄異株。雄花は黄色の葯をもつ4本の雄蕊があり、雌花は緑色の子房がある。これは雌花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190331009.jpg 9.カイドウ
古民家の門をくぐって左側に、鮮やかな濃いピンク色の花を咲かせた木があった。はじめモモかと思ったが花の付き方が、サクラのようだ。カイドウだと思う。花がきれいなのでハナカイドウと言われる。中国原産で、江戸時代初期に日本に渡来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 56mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190331010.jpg 10.ミツマタ
3月から4月ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に白~黄色い花を咲かせる。ご存知、皮は和紙の原料として用いられる。古谷戸の里に咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 27mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190331011.jpg 11.古谷戸の里 中庭
もうすぐ鯉のぼりが泳ぐ季節になる古谷戸の里の庭である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 27mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190331012.jpg 12.キンカン
古谷戸の里の裏庭への入り口に、キンカンが成っていた。 キンカンは、ミカン科キンカン属に分類される常緑性低木の総称だそうだ。日本には江戸時代以前に伝わったと言われている。品種が多く、樹高も1~2mほどと幅がある。楕円形で光沢のある葉っぱは、濃い緑色をしていて冬でも美しい。キンカンは、風邪の予防や喉の傷みを緩和する風邪薬として、民間療法で利用されていた。一昨年3月に曽我梅林へ行ったときに、富士山を背景にキンカン畑を撮ったのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 なし
190331013.jpg 13.古民家
古民家の旧金子家母屋の裏庭側縁側から、囲炉のある座敷の向こうの庭とモモノキを眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 35mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
190331014.jpg 14.菜の花とモンシロチョウ
やっと蝶が飛び出した。時刻は11時である。普段は見向きもしないモンシロチョウも主役になった。220mmで獲るとボケが良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
190331015.jpg 15.キタキチョウ
これは越冬したキタキチョウだ。秋型の♂と思う。今年生まれるキタキチョウの第一化は5月下旬から6月に現れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331016.jpg 16.モンシロチョウ
ヒメオドリコソウで吸蜜していたモンシロチョウが飛びたった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
190331017.jpg 17.ヒトリシズカ
母屋の裏庭で、地面にカメラを近づけて写真を撮られている方がいた。邪魔しないように、立ち去られた後に撮った。花の名はわからなかったが、後で公園の手入れをされている方に聞いたところ、ヒトリシズカと教えていただいた。よい名だ。源義経が好んだ静御前(しずかごぜん) が一人で舞っている姿に見立てたことからという。高さは10-30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
190331018.jpg 18.スダジイ
公園周辺の道路工事のため、「南の丘」に移植されていたスダジイがようやく活着したとして、2019年3月、永らく閉鎖されていた「南の丘」が開放された。もと生えていたところの根元には江戸時代の石碑などがあって、由緒あるところだった。この木が、都市計画道路にひっかかるので、植え替えの作業が行われていた。これで、ここから大原の谷戸池のほうへ抜けられるのだろうか。そこには6月ごろ花にアカシジミが来るクリの木があったのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331019.jpg 19.けやき広場の花見
時刻は12時半になろうとしている。このけやき広場の様子は朝、公園に入った時とは大違いだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331020.jpg 20.昼頃のけやき広場
レンギョウとサクラの間に広がるけやき広場は賑わっていた。駐車場に戻ろうとすると、私が停めた駐車場は満車になっていて、こぶし広場が臨時駐車場になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし


2018年5月 6日

春の鎌倉円覚寺 4月1日

この日、人生2度目のホール・イン・ワンを達成した元勤務先の先輩のお祝いの会にお招きいただいた。会場風景など、スナップ写真を撮って欲しいと依頼されていたのでCanon G12を持参していた。パーティーは12時から始まり、2時半ごろお開きになった。天気も良く、まだ陽は高い。紅葉のシーズンには何度か訪れた円覚寺だが、春に行ったことがない。北鎌倉で下車することにした。
 桜満開の土曜日だったが、午後遅かったためか、参拝客は少なかったので、ゆっくりと境内を散策できた。

1.北鎌倉駅
北鎌倉で下車すると、反対側に停車していた下り湘南新宿ラインが動き出していた。通り過ぎるのを待って、円覚寺側に踏切を渡る。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.円覚寺総門の桜
総門の石段の手前に満開の桜があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.円覚寺総門
円覚寺の総門には、山号の「瑞鹿山」(ずいろくさん)の額が掲げられている。開山無学祖元の創建開堂に​あたって、その法話を聞きに山中から白鹿が​出てき​たことから、この名が付けられたという​話があるそうだ​​。(鎌倉手帳 寺社散策より)​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 6mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.山門の桜
総門で受付を済ませ、山門の石段を上がる。山門を抜けると仏殿が見えるが、ここにも満開の桜があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.新緑と桜
新緑の若葉が美しい季節が始まっている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/640秒 30mm ISO800 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.大方丈
大方丈では、縁に座って庭を鑑賞している人がいる。本来は住職が居住する建物を方丈と呼ぶが、現在は各種法要の他、坐禅会や説教会、夏期講座等の講演会や秋の宝物風入など、多目的に使われているそうだ。午後の遅い時間、禅寺の風情がある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 16mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.アセビ 馬酔木
ツツジ科アセビ属の常緑低木。馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という​ところ​から付いた名前であるとされる。 ほんとに馬が食べると酔うのだろうか。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 16mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.白鹿洞のヤマブキ
ヤマブキの黄色が鮮やかだった。円覚寺の創建開堂にあたっては、無学祖元の法話を聞くために山中から白鹿が出てきてこれに連なったという言い伝えがある。その白鹿が出てきたというのがこの「白鹿洞」(びゃくろくどう)。円覚寺の山号は「瑞鹿山」。この山号には「めでたい鹿のお山」という意味があるそうだ。(鎌倉手帳 寺社散策より)​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/1250秒 ​7​mm ISO2​0​0 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.​ルリタテハ
ルリタテハがスーっと飛んできて、石の上に止まって、日向ぼっこをするように 開翅してくれた。

​​​​​Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5​ 1/1250秒 ​30​mm ISO250​0 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.山門と桜
午後4時。山門へ戻ってきた。渋い山門を背景に桜の花が浮き立つ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.2​ 1/1250秒 ​9​mm ISO50​0 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.桂昌庵
紅葉のシーズンもきれいだが、新緑も良い。ここ桂昌庵(けいしょうあん)は、第四十九世承先道欽(しょうせんどうきん)の 塔所 だそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.2​ 1/800秒 ​10​mm ISO80​0 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.横須賀線北鎌倉駅
円覚寺の総門を出て、北鎌倉の駅へ戻る。今度も下り、鎌倉方面行の電車が到着していた。私は、この踏切を渡って上り電車に乗る。昭和43年に結婚し、北鎌倉に借家住まいをしていた7年間、毎朝、ここから横須賀線に乗って東京へ通ったのを思い出す。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影( f​4.5 1/1250秒 ​30​mm ISO80​0 ) 露出補正 
-0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2018年2月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (​13) 2015年

2015年は南の蝶を撮る機会が2度あった。1月には2度目のバリ島旅行をした。もちろん純粋な撮影旅行ではないが、2013年に初めてバリ島を訪れた時とほぼ時期的には変わらいものの、その時に撮った蝶と違う種も多く撮ることができた。
  もう一つは、3月に石垣島、竹富島へ行ったことだ。これは蝶の撮影を目的とした一人旅だったが、あいにく天候が悪く、気温も20℃にならないというコンディションだった。目的はミカドアゲハ、コノハチョウだったが、コノハチョウは飛んでくれなかったもののミカドアゲハは最初に現れた個体をただ一度のシャッターチャンスで何とか仕留めた。天候が悪く、期待した多くの蝶に会うことができなかったのが残念であった。次回来ることができるならば10月の終わりか11月に訪れたいと思う。
  夏には、湯の丸へ行き、烏帽子岳にも登った。八島が原湿原にも行った。近場では相変わらず、相模原市のギフチョウを撮り、横浜市の舞岡公園では平地産ゼフィルスをはじめ四季の蝶を撮リ歩き、文京区の小石川植物園ではナノハナに集うツマキチョウに楽しませてもらった。
 2013年秋からFINEPIX HS50EXR​という35mm版換算で24mm~​1000mmというコンデジを使っていた。撮像素子が小さく画質は期待できないものの、サブカメラとして愛用していた。首にNikon D5300を掛け、右手にハンド・ストラップでこのHS50EXRを持ち歩いていて、広角端でのマクロ撮影や、離れたところに止っている蝶を撮るのに重宝していた。そこえ、今はもう古くなってしまったが、NikonからCOOLPIX P610という​24mm~​​1440mm(35㎜版換算)というのが発売された。しばらく様子を見ていたが、HS50EXR​のマクロ切り替え動作などが少々鈍くなったので、これに買い替えた。​​手振れ補正機能が良く出来ていて、望遠端でとっても何とか止まっている。しかもCOOLPIX​ ​ P610​はHS50EXR​より一回り小さい。​​HS50EXR​と同じように使っている。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリモンジャノメ♀ 2015年1月11日 バリ島
ウブドで泊まったホテルの敷地は広かった。ウブドの街に出掛ける前の小一時間、このホテルの敷地内で蝶の影を追った。バリ島でルリモンジャノメは見慣れた蝶だが、大きな白い紋のある蝶が飛んだので何かと思ったところルリモンジャノメの♀だった。開翅はしてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウスイロコノマチョウ 2015年1月12日 バリ島
日本に帰る日だったが、夕方の飛行機だったので、午前中かみさんと娘たち夫婦はウブドの街へまた行ってくるという。私はホテルに残って、昨日と同じところで蝶を探した。小さなスコールがきて、雨宿りをしていたら、雨がやむと同時にこの蝶が飛来した。初めて見るウスイロコノマチョウだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​120秒 ​89​mm ISO​4​00 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
憧れのミカドアゲハに初めて会えた。これはその最初にシャッターを切ったショットだ。ほんの少しだけ陽の光が差し込んだ時だった。​D5300に持ち替えて撮る余裕はなかった。この時期​「コールデンミカド​」と呼ばれる裏面が金色に輝く​ミカドアゲハが現れるとのことだが、この個体はそこまではいかなかったようだ。このあと、ミカドアゲハを撮影できるチャンスはなかった。 ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​640秒 ​47mm ISO​640 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ♂​ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
石垣島ではアサギマダラがとても多かった。気温が低く、蝶の個体数は少ないのにアサギマダラだけ目立って多かった。暖かくなるにつれ北へ移動を始めるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5​.6​ 1/​320秒 ​144mm ISO​400 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ 2015年3月11日 バンナ公園
曇っていて​気温も低い。バンナ公園の北口に車を停めて石垣ダムの方へ橋を渡っていくとリュウキュウアセビ​​が咲いていた。見た目はこちらで見るアセビと区別がつかない。そこえアオスジアゲハがやってきた。ミカドアゲハならもっと嬉しいのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR​​
絞り優先オートで撮影 (f5.6 1/400秒 116mm ISO200)露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 2015年3月31日 神奈川県相模原市
この年も2004年から毎年訪れているところへギフチョウの写真を撮りに行った。ギフチョウの個体数も比較的多かったが、カメラを持った愛好者の方々も​20名近くはおられたと思う。蝶に近寄って撮ることもはばかられる。ここでは毎年花の咲く時期が少しずつずれて、今年はまだ白い梅の花が満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(f​6.4​ 1/​850秒 ​185mm ISO​100 )露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウの塊 2015年4月16日 小石川植物園
暖かい春の好日だった。ナノハナの咲く小石川植物園のくさはらでモンシロチョウが5頭塊になって飛んでいた。さすがにこの塊の中にツマキチョウは混じらない。 ​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウの求愛​ 2015年4月16日 小石川植物園
​ナノハナに産卵しようとしている♀に、♂が求愛している。可憐な蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​8​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ 2015年4月​28​日​ 多摩川河川敷
京王線の聖蹟桜ヶ丘から南武線の南多摩まで多摩川河川敷を歩く。午前中はなかなか止まってくれないが、昼ごろになるとハルジオンの花に来て吸蜜している。表翅はブラックコーヒーのような色をしているが、なかなか開いて見せてくれない。飛んでいる時は速くて追えないので、翅表を撮るには、花から飛び立つ瞬間を狙わなくてはならないが、この時は叶わなかった。​ ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​5​ 1/​900秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウスバシロチョウ 求愛 2015年​5​月​11​日​ 南足柄夕日の滝
正午を過ぎてウスバシロチョウが活発に活動するようになった。飛翔する個体数も増えてくる。この日はこのような求愛シーンを何回か目撃した。このペアは残念ながらしばらくして離れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​16​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ミヤマモンキチョウ♀ ​2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウを撮りたくて、日帰りで、マイカーで​、​湯の丸高原へ出かけた。​湯の丸キャンプ場への入り口には、「ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が出ている。ミヤマモンキチョウは標高の比較的高いところで舞っていた。少し時期的に遅いのか♀が多い。モンキチョウの♂がハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀にアプローチしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​40​0秒 ​161​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミヤマシロチョウとコオニユリ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマシロチョウは少なかった。この年は特に発生が少なかったようだ。​2度ミヤマシロチョウに会えたが、最初の個体は羽化不全で翅が異常だった。これはその後、ミヤマモンキチョウを撮った後の帰路で、ラッキーにもコオニユリに吸蜜に来た個体だ。翅がうすい浅黄色に透けたように見えるところは多分♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒​ ​100mm ISO560 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ゴイシシジミ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
湯の丸高原キャンプ場から地蔵峠へ戻るところに、ちらちらと小さな蝶が何頭か飛んでいた。近づいてみるとゴイシシジミだった。最近ではすっかり見ることが少なくなった蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒​ ​140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.コヒョウモンモドキ ​2015年7月27日 ​長野県八島が原湿原
この時期、蓼科と美ヶ原の間にある八島湿原ではヒョウモン蝶達が多い。しかし、大型のヒョウモンはギンボシ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジで小さめのヒョウモンはヒョウモンチョウしか会ったことがなかった。遠くのノリウツギの花に止った小型のヒョウモンをP610のファインダーで覗いたらコヒョウモンモドキだった。この蝶も最近、夏の信州の高原で見ることが少なくなった。手振れ防止機能がよく効いてくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​40​0秒 ​215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.会議中のコヒョウモン ​2015年7月27日 長野県八島が原湿原
ヨツバヒヨドリの花にコ​​ヒョウモンが集まって吸蜜していた。何やらランチョン・ミーティング​をしているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​250秒 ​108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補6.アカボシゴマダラと柿の実 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
水車小屋の近くに何本かの柿の木があるが、良く実を付けて熟れていた。甘い匂いに誘われてかアカボシゴマダラが数頭飛び回っている。アカボシゴマダラに混じって、コムラサキとゴマダラチョウもいた。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800秒 ​116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補7.アカボシゴマダラ♀ 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
このアカボシゴマダラも柿の実で吸汁していたが、満足したのか、下りてきて木の幹に止った。大きい♀だった。

  Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒​ ​75mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補8.キアゲハと彼岸花 2015年9月21日 埼玉県日高市巾着田
日帰りバスツアーで彼岸花の名所である巾着田へ行った。彼岸花は満開で、観光バスもたくさん来ていた。びっしりと花が付いた巾着田の群落の周りの遊歩道を大勢の見物客がぞろぞろと歩く。そんな環境の中でひときわ鮮やかなキアゲハが吸蜜していた。少々蝶まで距離があるのでP610の望遠で狙うが、花から花へ動き回り捉えにくかった。トリミングしている。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​125秒 ​116mm ISO180 ) 露出補正 なし


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (​10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (​9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段