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2023年8月19日

黒部峡谷鉄道 鐘釣で雷鳴る ② 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

黒部峡谷鉄道は、宇奈月温泉から終点の欅平まで、20.1kmを約1時間20分で走行する。私たちのツアーは、少し時間的に窮屈なようで、一つ手前の鐘釣まで行き、そこで1時間ほどいて、宇奈月へ引き返した。
 鐘釣までは約1時間かかる。着いたのが午後4時ごろだった。露天風呂がある釣鐘河原へ下りてみようと歩き始める。だが、黒部万年雪という残雪があるところを見る展望台まで歩くうちに、雷が鳴り、雨が降り始めた。河原まで行くのはやめにして、かみさんが待つ駅へと引き返した。
 鐘釣を17:03発のトロッコ電車で宇奈月へ戻った。宇奈月からバスに乗り、富山駅近くにある今夜の宿に着いたのは、日が暮れた7時ごろになってしまった。
 今日の夕食は、各自で自由にということになっている。このツアーでは富山で旨い寿司が食べたいと思っていたが、何回も来ているツアコンさんから、お城の傍にある「写楽」という店を紹介された。チェックインして、着替えも早々にフロントでタクシーを呼んでもらい、繰り出した。
 ツアコンさんが電話を入れてくれたようで、「写楽」に着くと、若主人がJTBのTさんからのご紹介ですねと迎えてくれた。
 まず、カジキの山椒煮(山椒の味が効いていた)が出された。次に富山の郷土料理であるカジキのこぶ締めとズワイガニ、甘えび、いか、といったお造りはどれも旨かった。とりあえずの生ビールが空いたので、お銚子を2合注文する。次に1品料理で、下味をつけた白エビの素揚げが出された。これが最高に旨かった。ツブガイ煮つけ、ナスとタコの柔らか煮と続き、酒でいい気分になったころ、小鉢で出されたホタルイカのしょうゆ漬けは、今まで食べてきた中で一番うまいと思った。もちろん自家製で、店で丁寧に作られた一品だった。
 そして最後は寿司5巻(マグロ、ゴマフグ、ズワイガニ、甘えび、いか)に吸い物が付いた。Tさんの紹介でサービスもあったのだろう。かみさんとビール1本と冷酒2合を飲んで、富山の夜の食事を満喫した。
 通称「市電」という富山地方鉄道の路面電車に乗って、宿まで帰りたいと言ったところ、若主人は店の外に出て停留場を教えてくださった。その国際会議場前という停留場から富山城の夜景が見えた。

000_2308080109 X700 〇富山城 G7X.jpg
富山城夜景 加賀前田家の分家であった越中前田家の居城
2023年8月8日 富山市 富山市電「国際会議場前電停」から

019_230808325 X800 〇黒部峡谷鉄道 冬季歩道 Rx10M4.jpg 19.冬季歩道 -1
トロッコ電車が冬期休業の間、雪深い黒部峡谷で働く人たちに毎日、歩いて生鮮食品や新聞などを届ける人が通る冬季歩道が設けられていた。この冬期歩道は、ダム作業員や関西電力の委託を受けた物資運搬員の「逓送さん」が利用する歩道で、欅平までつながっており、現在も使われている。歩くと6時間以上かかるそうだ。「逓送さん」が担ぐ荷物は10㎏以上にもなるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO800 ) 露出補正 なし
020_230808326 X800 〇黒部峡谷鉄道 冬季歩道 Rx10M4.jpg 20.冬季歩道の通風孔
冬季歩道には、ところどころに空気を取り入れる穴が開けられていた。黒薙を出ると、トンネルに入る手前で後曳橋を渡る。高さは60mあり、沿線で最も深く険しい谷に架かる橋だ。(前回 黒部峡谷鉄道を初体験 ① のトップ写真)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO800 ) 露出補正 なし
021_230808329 X800 〇黒部峡谷鉄道 出し六峰 Rx10M4.jpg 21.出し六峰
鐘釣に向かってトロッコ電車が進む。笹平駅を出て、出平へ進む途中の右側に、「出し六峰」が見えた。峰々が背比べをするようにそそり立っている。トロッコ電車からの眺めは黒部川が流れる鐘釣に向かって右側の眺めが良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
022_230808330 X800 〇黒部峡谷鉄道 ねずみ返しの岩壁 Rx10M4.jpg 22.ねずみ返しの岩壁 -1
次は「ねずみ返しの岩壁」だ。大きな屏風のように岩壁がそそり立つ。高さ200mあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
023_230808331 X800 黒部峡谷鉄道 ねずみ返しの岩壁 Rx10M4.jpg 23.ねずみ返しの岩壁 -2
広角側でやっと全体が撮れた。大岩壁は大きくて迫力がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
024_230808345x X800 〇黒部峡谷鉄道 猫又 Rx10M4.jpg 24.猫又駅
猫又という名前は、猫に追われたネズミがどうしても岩壁をよじ登れず引き返したことに由来するという。さらに追ってきた猫もまた同じように引き返したためこの付近は「猫又」と呼ばれているのだそうだ。それはさておき、この駅はトロッコ電車としては大きな駅だ。左側が私たちが乗っている列車で、右側に宇奈月行きが入って行き交う。黒部峡谷鉄道は、元々は、日本電力、日本発送電による黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道であり、かつては便宜的に旅客を扱い、1953年から一般旅客営業を開始した。1971年(昭和46年)に関西電力の鉄道専業の子会社として黒部峡谷鉄道が設立され、宇奈月 - 欅平間を譲り受け営業開始された。日本国内では数少ない軌間762 mmの特殊狭軌による鉄道路線で、トロッコ列車(公式愛称は「トロッコ電車」)を運行している。一般旅客が乗車する客車は、B型と呼ばれる座面だけの座席に屋根が付いた開放型(オープン)の車両56両と、21両の2500形と、36両の3100形のR型(リラックス客車)という背もたれの付いた座席にガラス窓とドアが付いた密閉型の車両とが保有されている。私たちが乗車したのはオープンな車両で普通車と称されており、全長は7.06m、全幅が1,66mm、全高は2,25mmである。1両の定員は27人だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 51mm ISO500 ) 露出補正 なし
025_230808349m X800 〇黒部峡谷鉄道 猫又 Rx10M4.jpg 25.黒部峡谷鉄道の電気機関車
対向列車の機関車は,EDR形の重連だ。現在、EDR17 - EDR21, EDR24 - EDR29, EDR33 の12両が在籍している。EDRの「R」はリニューアルを意味する。直流600Vで、全長は6.90m、全幅は1.662m、全高2.730mである。なかなか精悍な感じがするルックスだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 51mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_230808359 X800 〇黒部峡谷鉄道 鐘釣万年雪 Rx10M4.jpg 26.黒部万年雪
列車は15:58 に鐘釣に着いた。鐘釣の地名は近くに釣り鐘の形をした山があることに由来している。我々はここで下車する。雲行きが怪しくなってきた。露天風呂がある鐘釣河原へ歩く途中に「黒部万年雪」展望台があった。標高1,969mの百貫山からの雪崩が堆積し、次の季節に雪が降るまで残っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 136mm ISO2500 ) 露出補正 なし
027_230808361 X800 黒部峡谷鉄道 鐘釣万年雪 Rx10M4.jpg 27.山の神様
鐘釣山の神の使いはオオカミと言い伝えられている。山の神様(金津理比売神・かねつりひめのかみ)の使いであるオオカミ様(大神、大口真神)は目に見えない力で人々を助け、守ってくれていると信じられていた。「↑に見える岩山が御神体の山です」と示されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_230808363 X800 黒部峡谷鉄道 Rx10M4.jpg 28.タイワンツルアジサイの蕾
PictureThisで検索すると、タイワンツルアジサイと判定された。茎がツル性のアジサイで、茎から出る付着根により自力で岩壁などを登る力があるそうだ。アジサイの蕾というのは、あまり印象になかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
029_230808087 X800 〇黒部峡谷鉄道 鐘釣 G7X.jpg 29.鐘釣駅
山の神様の辺りで、雨が降ってきた。鐘釣河原に下りてみようと思っていたが、諦めて駅に戻る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO640 ) 露出補正 なし
030_230808090 X800 〇黒部峡谷鉄道 鐘釣 G7X.jpg 30.欅平行列車
宇奈月往きの列車に乗車し、発車を待っていると、台湾の阿里山森林鉄道と姉妹提携のヘッドマークを付けた機関車が牽く、欅平行きの列車が入ってきた。時刻は17:02 だったが、まだ欅平へ行く列車があった。ここでスイッチバックが行われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO1000 ) 露出補正 なし
031_230808093 X800 黒部峡谷鉄道 宇奈月へ 冬季歩道G7X.jpg 31.冬季歩道 -2
黒部峡谷は冬期の積雪が多く、雪崩による被害の危険性が高いことから冬期(12月 - 翌年4月中旬)は運休する。トンネル区間を除き、ほぼ全線にわたって、冬期の運休期間中に関西電力関係者がダムや発電所との間を徒歩で移動するための、線路沿いにコンクリート製のシェルター状のものが並行している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
032_2308080105 X800 〇黒部峡谷鉄道 宇奈月へ 新山彦橋 G7X.jpg 32.新山彦橋より見る山彦橋
午後6時。遊歩道を観光客が歩いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO320 ) 露出補正 なし
033_2308080115 X800 〇富山市電 セントラム G7X.jpg 33.通称「富山市電」
富山地方鉄道株式会社の路面電車で、富山市が運営する富山市電だった時代があることから、民営となった現在でも市電と呼ばれている。正式には富山地方鉄道富山軌道線という。この車両は9000形(セントラム)で、2009年(平成21年)12月23日の環状線(富山都心線)開業と同時に営業運転を開始した。お城の傍の国際会議場前から環状線に乗車し、地鉄ビル前まで乗車した。富山城と呼ばれているが、1954年(昭和29年)に富山城跡の敷地一帯で富山産業大博覧会が開催され、鉄筋コンクリート構造による模擬天守である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし

2023年6月26日

海老名へ行く ② ジオラマパーク / 小田急ロマンスカー・ミュージアム 2023年6月14日

小田急ロマンスカー・ミュージアムのロマンスカーギャラリーで展示されていた車両を見たあと、2階のジオラマパークへ上がった。
 そこにはNゲージ鉄道模型の小田急の車両のレイアウトがあるくらいだろうと思っていたが、想像を超える新宿から箱根、江ノ島までの大きなジオラマが広がっていた。なかなかなものであった。入ったときは薄暗く、まず新宿駅周辺の光景があったが、実はそれは「夕暮れ時」が演出されていたのだ。
 やがて「夜」の情景になり、さすがに写真が撮りにくくなった。そして、しばらくしてジオラマの奥のスクリーンでプロジェクションマッピングなどによるショーが始まった。これが結構長い。早く明かりが点かないかと、係の女性に尋ねてみると、このジオラマは「夜」がメインなのですという答えだった。
  30分ほど経って、やっと「朝」になり、ジオラマの箱根の情景などを見て、退出した。ジオラマの写真は光線が難しく上手く撮れなかった。
 駅から小田急線、JR相模線を跨ぐ跨線橋で結ばれた「ららぽーと海老名」へ行き、レストランが混まないうちに昼食にした。まだ正午まで15分ほど時間があったが、待っている人がいる店もあった。食事のあと、1階から4階まであるショッピングフロアをざっと歩いてみた。
 「ららぽーと海老名」は西口だが、かっては相鉄線側の東口の方が賑やかだった。1980年代から東口周辺に商業施設が進出しはじめた。
 まず開発の皮切りになったのが1979年、海老名駅東口・ロータリー横に建設された大型ショッピングセンター「イオン海老名店」、続いて1984年に、ダイエーが運営元となる「ショッパーズプラザ海老名」がオープン。その後2002年には小田急電鉄が事業主体となり、商業施設「ViNAWALK(ビナウォーク)」が開業し、現在の海老名の街並みの基礎となった。
 「ららぽーと海老名」から、再び相鉄線の海老名駅に戻ってきたが、改札を入る前に、その東口に下りてみた。1985年に開園したという海老名中央公園の朱塗りの七重の塔が見える。そこまで歩いて行ってみたが、歩くと両側に商業施設が建ち並んでいた。西口と東口は街の雰囲気が違った。

000_230614094 X700 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根神社 G7X.jpg
ジオラマ 箱根神社の情景 2023年6月14日 海老名 「小田急ロマンスカー・ミュージアム」
 

018_230614043 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 18.ジオラマ 夕暮れ近い新宿駅周辺
「小田急ロマンスカー・ミュージアム」2階のジオラマパークに入ると、照明が抑えられ、ジオラマの新宿駅周辺は日没まじかの情景となっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_230614048 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 東京ジャーミー G7X.jpg 19.代々木上原方面 ジオラマ
新宿駅を出発した小田急線は代々木上原あたりに差し掛かる。ジオラマはここから左に広く展開し、箱根、江ノ島へ向かう。日本最大のイスラム教寺院(モスク)である「東京ジャーミイ」が見える。wikipediaによれば、東京ジャーミイの前身である東京回教学院は、1938年(昭和13年)にロシア帝国出身のタタール人たちのためのモスクとして設立された。同モスクが老朽化のため取り壊された後、亡命タタール人たちがトルコの国籍を取得していた縁から、トルコ共和国宗務庁の援助によってオスマン様式で再建され、2000年(平成12年)6月に開堂した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_230614056 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 20.和泉多摩川あたりかな?
ジオラマ上の位置からして、流れる川は多摩川だと思う。新宿から小田急各駅停車で30分弱のところだ。少し、照明が赤みがかって夕方の情景である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_230614067 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 大山・伊勢原・鈴川?G7X.jpg 21.伊勢原 大山
この山は伊勢原の大山だと思う。大山には古くから庶民の山岳信仰の対象とされた(大山信仰)。「大山」の名称の由来は不明だが、明治以降は山頂に大山祇神を祀ったためと言われるようになった。大山の山頂(標高1,252 m)には巨大な岩石を御神体(磐座)として祀った阿夫利神社の本社(上社)があり、中腹に阿夫利神社下社、大山寺が建っている。ケーブルカーが見えるが、山麓の大山ケーブル駅までは、小田急小田原線伊勢原駅からバスを利用し、終点の「大山ケーブル」バス停へいく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/400秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_230614060 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 鎌倉大仏 G7X.jpg 22.鎌倉大仏
小田急藤沢駅から江ノ島駅を経由してJR鎌倉駅へ江ノ電が走っている。その途中の長谷に長谷寺とともに鎌倉大仏がある。さすがに暗くて色が出ない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_230614066 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 江ノ島?G7X.jpg 23.江ノ島ヨットハーバー
相模大野で分岐した小田急江ノ島線はJR藤沢駅を経由して、終点江ノ島駅に至る。手前に見えるヨットハーバーは1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備されて以来、ヨット活動の普及に貢献し、年間130回以上のレースが開催されているそうだ。奥に見える塔はシーキャンドルという江ノ島展望灯台である。現在のシーキャンドルは江ノ島電鉄開業100周年記念事業の一環として平成15年にリニューアルしたものである。海抜100mからの景色は海に沈む夕日や鎌倉の夜景を一望することができ、観光客に人気が高い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/800秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_230614075 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 小田原駅?G7X.jpg 24.小田原駅と小田原城
JR東海道線、東海道新幹線の小田原駅は、小田急小田原線の終点であり、箱稲登山鉄道の起点である。左側に小田原城見える。小田原城は北条氏の本拠地として有名である。江戸時代には小田原藩の藩庁があった。城跡は国の史跡に指定されている。1960年(昭和35年)に、コンクリート構造により、天守の再建工事が完成した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_30614081 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 小田原?G7X.jpg 25.夜の小田原駅付近
ここで照明は夜バージョンになった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_230614080 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根湯本?G7X.jpg 26.夜の箱根湯本駅
車で箱根に上るとき、箱根湯本に差し掛かると、右手にこの箱根湯本駅の特徴ある形が見えてくる。ホームの右側に緑色の古い車両が見えるが、その車両は1927年に登場した木造車チキ2形(模型)の走行系機器と新製車体を組み合わせて製造された車両で、2019年に箱根湯本-強羅 間の開業100周年を記念して1935年~49年頃の塗装に塗り替えられていた緑色の109号車両である。モハ2形109号は2021年3月21日をもって引退した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_230614078 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根?G7X.jpg 27.夜の芦ノ湖
右側にトップの写真の箱根神社が見える。その左側の明々と灯がともる建物は、小田急山のホテルだ。有名なツツジの庭が造られている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/200秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_230614079 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 新宿?G7X.jpg 28.新宿の夜景
まだ、朝になりそうもない。場所を変え、箱根から新宿の方へ移動してみた。新宿の高層ビル群の夜景が美しく作り出されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
029_230614087 X900 ◎小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 29.ジオラマ ショータイム -1
そろそろ「昼」の場面になるのかと思っていたら、ジオラマの背後のスクリーンで、ショーが始まった。ホームページには「新宿から小田原・箱根へ走るロマンスカーを、こだわりのプロジェクションマッピングとオリジナルソングで演出します。ロマンスカーと一緒に小田急線の旅をお楽しみください。」と紹介されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_230614089x X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 30.ジオラマ ショータイム -2
ホームページには、「都市・山・海、多様な沿線の魅力がぎゅっと詰まった風景のなかを、10車種のロマンスカーと5車種の通勤車両が駆け抜けます。懐かしの引退済み車両から最新の現役車両まで、小田急の歴代車両が勢ぞろいし、ジオラマ内で夢の共演を果たします。」と解説されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_230614090m X900 〇小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 31.ジオラマ ショータイム -3
新宿周辺が明るく照らし出された。そろそろ朝になるのだろうかと思ったのだが、これもショーの内で、さらに5分くらいは夜の状態だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
032_230614092 X90 小田急ロマンスカーミュージアム 3000形アレグレ号 G7X.jpg 32.箱根の朝 箱根登山鉄道
箱根にやっと待っていた朝がやってきた。これは箱根登山鉄道の新型車両で、3000形アレグラ号(模型)という。wikipediaによると、姉妹鉄道提携を結んでいるレーティッシュ鉄道が走っているスイスにちなんで、スイスで使用されているロマンシュ語の挨拶から「アレグラ号」という愛称が設定され、2015年5月21日付で「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した。2003年8月に、箱根登山鉄道は小田急との株式交換により上場廃止となり、箱根登山鉄道は小田急の完全子会社となった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし
033_230614096 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 大平台 富士屋ホテルG7X.jpg 33.箱根登山鉄道 富士屋ホテルと大平台スイッチバック
標高165mの塔ノ沢駅から標高448mの宮ノ下駅間はもっとも標高差が大きな場所で急勾配の連続。出山信号場のスイッチバックを最初に、大平台駅、大平台信号場の3ヶ所でスイッチバックが行なわれる。左上に見えるのは富士屋ホテルがイメージされているのだと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 17mm ISO320 ) 露出補正 なし
034_230614110 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 江ノ電500型 G7X.jpg 34.江ノ電の車両
2006年(平成18年)に登場した最新形⾞両の500形(模型)だ。江ノ電は1947年(昭和22年)3月15日 東急持ち株の大部分が放出され、東急グループを離脱。2019年(令和元年)10月1日 小田急電鉄の完全子会社となっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
035_230614119 X900 海老名駅 G7X.jpg 35.JR相模線 海老名駅改札口
1921年(大正10年)9月28日に開業した相模鉄道相模線は、1944年(昭和19年)6月1日に国有化され、運輸通信省(現在のJR)相模線となった。JR相模線は茅ヶ崎市の茅ケ崎駅と相模原市緑区の橋本駅を結ぶ茅ケ崎駅から相模川に沿って北へ向かう路線である。南側は相模川の東岸沿いを通り、北側は相模原台地の西側を築堤や切通しの連続で登り詰める。元は相模鉄道(法人としては現在の相鉄ホールディングス)の路線であったが、東海道本線と中央本線とを結ぶバイパス路線として後に国有化された。1991年(平成3年)3月16日:全線電化されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
036_230614130 X900 ららぽーと海老名 G7X.jpg 36.ららぽーと海老名
ららぽーと海老名は2015年10月にオープンした。広さは40,200㎡である。店舗数は1階から4階まで263店あり、全国のららぽーと18施設のうち第5位だそうだ。それまで、海老名駅西口地区に商業施設はほとんどなかった。海老名駅西口改札を出て跨線橋歩道で連結されている。各階の入口近くにレストランがあり、特に3階、4階にはレストランゾーンとして集約され、店舗数が多い。3階のレストランでチーズ・パスタを食べた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
037_230614136 X900 海老名東口 G7X.jpg 37.東口商業地区と海老名中央公園
冒頭にも記した通り、東口に出て両側の商業施設が立ち並ぶ海老名中央公園を歩き、朱塗りの七重の塔まで行った。平日の昼下がりで人通りは少ないが、街の広がりは西口より大きい。この塔は相模国分寺の七重の塔を基にして、実物大の約3分の1の大きさで作られた模型である。海老名駅の東側500mの台地上が相模国分寺跡であったそうだ。741年の聖武天皇の詔をうけて建立されたといわれるその伽藍の一部だった七重塔の復元版である。家内が待つ海老名駅に汗をかきながら早足で戻った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし