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Studio YAMAKOで“フィールドガイド「日本のチョウ」”が含まれるブログ記事

2024年2月11日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その2 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区

翌日の11月3日も良い天気だった。一昨年(2022年)も最後にチョウの写真を撮ったのは11月3日保土ヶ谷公園だった。そろそろ、チョウも飛ばなくなると思い、この日も保土ヶ谷公園へ出かけた。ひょっとしたら、民家の庭に植えられたソテツにクロマダラソテツシジミがいるのではないかと思い、星川駅から保土ヶ谷公園の南側の道を歩いて行ったが、その姿はなかった。

000_231103033 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカワダチソウで吸蜜するキタテハ秋型 2023年11月3日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_231103005 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.キタテハとコセンダングサ
星川から国道1号へ抜ける道を進み、右の方へ入ると、右手に保土ヶ谷公園が位置する。横浜市立桜ケ丘高校の下に保土ヶ谷公園への入り口がある。そこを入ったところから下池、上池への散策路がある。入ってすぐのところにコセンダングサの群落があり、キタテハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 98mm ISO320 )
002_231103007 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型 -1
  キタテハは雌雄の同定が難しいが、この個体は♂である。日本チョウ類保全協会編のフィールドガイド「日本のチョウ」を見ると、♂は後翅裏面の外側は内側に比べ淡黄色になっているとある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 94mm ISO320 )
003_231103010 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -2
翅表では同定が難しいが、♂の方が縁や斑点の黒と地の緋縅色とのコントラストがはっきりしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 90mm ISO320 )
004_231103012 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.キタテハ秋型 -3
前の写真と同じ個体である。どちらかというと♀のような気がする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 90mm ISO320 )
005_231103025 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.キタテハ秋型 -4
少し下池の方に歩いた。吸蜜に飽きたのか木の幹に止まって開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 155mm ISO400 )
006_231103030 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.キタテハ秋型とセイタカワダチソウ -1
下池から上家へかけての散策路の右側の土手にはセイタカワダチソウが真っ黄色に咲いていた。今が盛りで、虫媒花である花は虫たちを呼び寄せる。黒い斑点がはっきりしていて、これは♂と思える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO160 )
007_231103032 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -2
この個体は♀だ。後翅外縁部が淡黄色にならないで濃い褐色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
008_231103033 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -3
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
009_231103041 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.木に止まるキタテハ秋型 -1
夏型とは異なるこの裏面が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO320 )
010_231103048 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.木に止まるキタテハ秋型 -2
前の写真と同じ個体。♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 190mm ISO400 )
011_231103057 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -1
私にとって、この季節にベニシジミを見る機会は今まであまり多くなかった。暖かい地方では念い4~6回発生するというから、珍しいことではないのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
012_231103067 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 12.ベニシジミ -2
裏面は春に見るベニシジミのように鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
013_231103071 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 13.ベニシジミ -3
このチョウも雌雄同定が難しい。♂は♀に比べて前翅頂が尖るというので、これは♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
014_231103091 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンもセイタカワダチソウに来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
015_231103109 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.ベニシジミ -4
この個体は少々傷があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
016_231103115 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.セイタカアワダチソウの群落
ご覧の通り、日当たりのよい土手にはびっしりとセイタカアワダチソウが育ち、虫たちが集まって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 14mm ISO100 )

2019年10月27日

久しぶりに秋晴れ 舞岡公園 10月23日

昨日は、国内1,576人、海外から191か国423人の要人が集い、即位の礼「即位礼正殿の儀」が行われた。東京は雨が降り、生憎の空模様だったが、「即位礼正殿の儀」が始まると空は晴れ、なんと皇居にまたがる形で虹がかかったそうだ。 その翌日、23日は久しぶりに爽やかな秋晴れになった。 朝は冷え込んだが、気温も上がるという。きっとチョウも飛んでくれると思い、舞岡公園へ行ってみることにした。
 気温が上がるころを見計らって、11時ごろに自宅を出た。舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始めたが、ルリタテハを見かけただけで、ほかはキタキチョウくらいしか飛んでいない。昼近くなって、ツマグロヒョウモンや、キタテハ、ヤマトシジミの飛ぶ姿が見られるようになる。昼を過ぎるころには気温も上がり、歩いていると汗ばむようになった。谷戸のあぜ道には、コセンダングサ、セイタカアワダチソウが咲いていて、その花に、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ウラナミシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリなどが吸蜜に来る。
 今まで気づかないでいたが、フジバカマが植えられているところもあり、アカタテハなども来ていた。舞岡公園には午後1時半くらいまで滞在し、珍しいチョウには会えないものの、多くの秋の里山のチョウたちを撮ることが出来た。

191023_001.jpg 1.富士山初冠雪
出かけようと思い外に出ると、初冠雪した富士山が輝いていた。甲府地方気象台は22日、富士山の初冠雪を確認したと発表したが、平年より22日遅く、昨年より26日遅いという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_002.jpg 2.クサギの実
強い匂いがするのでクサギ(臭木)の名があるが、昔は山菜の一つとして食用で親しまれていたという。このクサギの花には、その匂いに誘われて、モンキアゲハなど黒いアゲハたちが吸蜜に来るが、今年は開花とチョウの発生のタイミングを逸し、良い写真が撮れなかった。写真はクサギの実で、草木染に用いられる。天然のもので青い色を出せるのは、藍ともう一つ、このクサギだけなのだそうだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_003.jpg 3.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミがいた。比較的きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_004.jpg 4.フジバカマ
何年ものあいだ、舞岡公園に来て、幾度も古民家の縁側に腰を下ろし、裏庭を眺めることがあった。今まで気が付かなかったが、その裏庭にフジバカマの花が咲いていた。株が増えて目についたのかもしれない。これなら、アサギマダラの飛来も期待できるのでは。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_005.jpg 5.ヤマガラ -1
水車小屋の傍で何か音がしたので、ふと見上げるときれいな鳥がいた。後で調べてみるとヤマガラのようだ。wikipediaによれば、「ヤマガラは学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。」と書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_006.jpg 6.ヤマガラ -2
少し移動したものの、しばらくは飛び去らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO2000 ) 露出補正 なし
191023_007.jpg 7.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンの♀が飛んできて道の上に止まった。取り合えず、上から抑えて撮る。飛び立って葉上に止まるが落ち着かず、いなくなってしまった。あとでまた会えるだろうと思っていたが、この日会った他のツマグロヒョウモンは♂ばかりで、♀には会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_008.jpg 8.キタテハ秋型 -1
キタテハは秋型になると、夏型の黄土色から赤褐色になり、精悍なタテハチョウに姿を変える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_009.jpg 9.キタテハ秋型 -2
谷戸の麦畑のわきに来た。黄色い小さなコセンダングサの花が咲いているが、この花はことのほかチョウたちに人気がある。背景が広がっていたので、広角側の9mmで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_010.jpg 10.チャバネセセリ
コセンダングサに、舞岡公園であまり多くの個体を見ないチャバネセセリがいた。数の多いイチモンジセセリに紛れてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_011.jpg 11.モンシロチョウ
しばらく、広角側でコセンダングサで吸蜜するチョウたちを撮る。モンシロチョウも来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_012.jpg 12.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミは個体数が多い。ヤマトシジミくらいに小さな個体がいた。望遠端で撮るとバックは大きくボケる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_013.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂ -1
少し離れたところに咲くコセンダングサに止まったツマグロヒョウモンはとても小さい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_014.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂ -2
ツマグロヒョウモンはすべて♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_015.jpg 15.ツマグロヒョウモン♂ -3
様々な姿を見せてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_016.jpg 16.ツマグロヒョウモン♂ -4
ほとんど擦れていないきれいな個体が多かった。私がツマグロヒョウモンを初めて採ったのは、高尾山だった。小学校の5~6年の頃(1950年代)だったと思うが、当時は東京近郊では珍しいチョウだった。いまは普通種である。日本チョウ類保全協会編のフィールドガイド「日本のチョウ」には、分布が北方に拡大しており、東京付近では2000年代に入り普通に見られるようになったと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_017.jpg 17.ベニシジミ
ベニシジミは幼虫で越冬する。成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_018.jpg 18.ウラナミシジミ -2
コセンダングサの小さな黄色い花は、ウラナミシジミにとっても好きな花のようだ。だが、この個体の右の触角が何か変だ。拡大してみると、とれた触覚が右前翅に張り付いているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO160 ) 露出補正 なし
191023_019.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -5
ツマグロヒョウモンの裏面は、日本にいるヒョウモンチョウの仲間と趣を異にする。♀のほうが顕著だが、前翅の「あけぼの色」の裏面はなかなか魅力的だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_020.jpg 20.アカボシゴマダラ -1
アカボシゴマダラの成虫の時期もそろそろ終わる。この個体も大分擦れている。これは中国原産の外来種であるが、後翅の赤い「星」は奄美大島に産する日本固有亜種のほうが大きく鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_021.jpg 21.アカボシゴマダラ -2
あまり背の高くないエノキに産卵しようとしている姿を良く見ることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
191023_022.jpg 22.イチモンジセセリ
瓜久保のカッパ池から下りてくると、北門の傍にフジバカマが咲いていた。何かいるかなと目を凝らすとイチモンジセセリがいた。カッパ池の河童の像は池の反対側に置き換えられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 なし
191023_023.jpg 23.キタテハ秋型 -3
今度はキタテハが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO800 ) 露出補正 なし
191023_024.jpg 24.ヒメアカタテハ
きれいな個体だった。ヒメアカタテハは本州では成虫で越冬するといわれる一方、成虫は越冬能力を欠くという千葉県での実験結果も出ているという。止まっている位置は、ピントの合わせ難いところだったが、草の葉の間からAFでとらえることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_025.jpg 25.キタテハ秋型 -4
この日、コセンダングサの花には、キタテハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、モンシロチョウ、ウラナミシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ベニシジミ、モンキチョウが吸蜜に来ていたのを確認した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO160 ) 露出補正 なし
191023_026.jpg 26.キタテハ秋型 -5
セイタカアワダチソウにもキタテハは来る。花の黄色にキタテハ秋型の赤褐色が映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_027.jpg 27.モンキチョウ
モンキチョウもコセンダングサの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_028.jpg 28.アカタテハ -1
今までなぜか気が付かなかったが、古民家の母屋の裏山に、フジバカマの花が咲いていた。ふと目をやるとアカタテハが落ち着いて蜜を吸っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_029.jpg 29.アカタテハ -2
広角側でチョウに近づいて撮った。チョウ全体にピントが合う。安心して食事をしているようで、飛び去らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_030.jpg 30.アカタテハ -3
今度は左側から撮る。アカタテハの成虫は年3~4回発生するが、秋になると数が増える。成虫で越冬する。ヒメアカタテハより都会で見る機会が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2018年6月14日

裏高尾と八王子城跡 5月11日

ここのところ、あまり成果が上がっていない裏高尾と八王子城跡に行ってきた。少し気温が低い。結論から言うと、今回もあまり成果はなかった。
  日影沢から入ったが、コミスジが多いだけで、例年に比べてサカハチチョウも少ない。ただ、アサギマダラを多く見ることができたが、すでに少し擦れている個体が多かった。昼頃になって、キャンプ場の周囲にはアオスジアゲハとオナガアゲハが多かった。オナガアゲハの♀は赤い斑紋がきれいなので、是非撮りたかったが、現れてくれなかった。 木下沢林道も収穫はない。
 そして、 八王子城跡に廻り、アオバセセリはいないかと、少し時間をかけて歩いてみたが、此処もダメだった。ウスバシロチョウもいなかったのは意外だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アサギマダラ -1
午前9時、最初に会ったアサギマダラ。右後翅が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.クロヒカゲ♂
このチョウは思ったより敏捷に飛翔する。飛んでいるときは何かなと思ってしまった。開翅して日光浴する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.コミスジ -1
日影沢では新鮮なコミスジが多く飛んでいた。この写真はAFで良く頭部にピントを合わせることができたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ
何時もはそこそこ撮ることができるサカハチチョウだが、この日は少なかった。時期が早いのだろうか、遅いのだろうか。やっと出てきてくれた1頭が材木に止まったところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ -1
林道を歩いたが、チョウはすくない。沢沿いのミツバウツギの花は咲いていなかった。諦めてキャンプ場まで戻ってくると、そこに咲くハルジオンの花にアオスジアゲハの姿が見えた。花から花へと飛び回る。とても新鮮な個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -2
とてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.オナガアゲハ -1
今度はオナガアゲハがやってきた。ハルジオンの花に絡む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ -2
蝶が好みそうな花はハルジオンしか咲いていない。オスの特徴である後翅前縁の白い斑紋が見える。クロアゲハに似るが、その名の通り尾状突起が長く、細身である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オナガアゲハ -3
接近して撮ってみた。後ろに咲くハルジオンの花がきれいにボケてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.アサギマダラ -2
車を止めておいたところに戻る途中、シャガの花が咲いているところがあった。そこにアサギマダラが飛来し吸蜜を始めた。シャガの花に来るチョウは皆無ではないが、あまり見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11. アサギマダラ -3
無心に吸蜜をする。近寄って撮ることができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.アサギマダラ -4
位置を変えて撮る。越冬した成虫なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.イチモンジチョウ -1
車に戻って、中央線線路の反対側へ行く。林道を歩くと翅の周りに白い柔毛も鮮やかな新鮮なイチモンジチョウが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.イチモンジチョウ -2
モニターを使って、ローアングルで林道を入れて撮った。ネックストラップを掛けたままになるので、腕だけを伸ばして撮ることができない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ダイミョウセセリ
この時期の定番のチョウの一つだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.イチモンジチョウ -3
林道に止まったイチモンジチョウ。近づくとすぐ飛び立つ。何回か試みてやっとシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.クロヒカゲ
元気に飛び回っては、このように葉っぱの上に止まる。ジャノメチョウ科あるいはジャノメチョウ亜科のチョウであるが、飛び方はタテハに似るところがある。私が昆虫少年であった頃はジャノメチョウ科(Satyridae)は独立した科とされていた。いつのころからか、ジャノメチョウ亜科として、タテハチョウ科に含まれるようになった。タテハチョウの仲間とジャノメチョウ仲間の最も顕著な成虫の形態的共通項は、脚が4本しか無いように見えるということだ。 この退化したように見える2本の前脚は味覚を感じる感覚器官としての働いているという。 マダラチョウやジャノメチョウの仲間の幼虫とでは形態や生態が明らかに異なっている部分もあり、従来通り別の科として分類する方が良いという意見もある。愛用しているフィールドガイド「日本のチョウ」では、タテハチョウ科の中に含め、ジャノメチョウ亜科とされている。私は永年の付き合いからジャノメチョウ科として分けておきたい。テングチョウ科やマダラチョウ科などの扱いを含め、いまだ研究者によって説が分かれるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカタテハ
午後1時ごろ、八王子城跡の駐車場に入る。ガイダンス施設の壁にアカタテハがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.オナガアゲハ
ノアザミの花で吸蜜するオナガアゲハ♂。ここではクロアゲハのほうが多く、オナガアゲは少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.カラスアゲハ♀
カラスアゲハの雌が食草を探すように土手を緩やかに飛んでいた。時々休んで止まるが、撮りにくい止まり方だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.八王子城跡の古道
古道は戦国時代に八王子城の御主殿へ入る道として使われていたそうだ。当時は城山川沿いに続いていたと考えられている。その対岸に江戸時代に造られた林道がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 22.御主殿の滝
落城時に御主殿にいた北条方の武将や婦女子らが滝の上流で自刃して次々に身を投じ、その血で城山川の水は三日三晩赤く染まったと伝えられる。(八王子市教育委員会発行 国史跡八王子城跡)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f4 1/30秒 90mm ISO320 )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 23.アサギマダラ -5
八王子城跡のハルジオンにもアサギマダラがいた。 フィールドガイド「日本のチョウ」では、 アサギマダラもタテハチョウ科に含まれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.アサギマダラ -6
御主殿曲輪にいたアサギマダラを背景を入れて撮った。もう少し近寄ってチョウを大きく撮れればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.クロヒカゲの交尾
ウッドチップが敷かれた散策路で交尾中のクロヒカゲがいた。手前が♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.竹林
古道に架かる小さな橋の向こうに竹林が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 42mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2015年2月13日

2015年 Bali島で撮った蝶(3) ウブド② 1月12日


 ウブドで2日目を迎えた。今日は遅い時間の飛行機で日本へ帰る。それまでの間、ホテルで過ごせるようにチェック・アウトの時間を午後6時にしてくれている。それまでの間、私以外の3人は、この日もウブドの街へ出かけるという。私は、ひとりホテルに残って、ホテルの敷地内で蝶の写真を撮りながら過ごすことにした。

 9時半ごろから行動を開始する。ウブドの街へ行く3人を玄関で見送った後、ゆっくりと、くまなく、ホテルの敷地内を歩く。一番のポイントは、ホテルの敷地の北側の縁沿いにある路だ。そこをのんびりと行ったり来たりし、疲れたら、石段に腰を掛けて休む。

 12時半くらいまで撮っていたが、現れる蝶も変わり映えがしないので、あとはコテージに戻ってシャワーを浴び、ビールを飲んで一休み。3人が帰るのを待った。

  今回のバリ島での蝶の撮影はこれで終わりにした。今回は残念ながら大型のアゲハチョウを撮ることができなかった。見かけたのも、シロオビアゲハ、コモンタイマイくらいだ。カザリシロチョウやツマベニチョウにも会えなかった。バリ島は6月くらいが最も良い気候というが、次回に来る機会があれば、そんな時に来てみたいと思う。

;クリックすると大きな写真になります。 35.ネッタイアカセセリの仲間? -1
陽当たりのよい明るい道端に咲く黄色い花に、ネッタイアカセセリ、あるいはキマダラセセリに似た蝶がいた。一昨日、ジンバランで見たのと同じ種なのか、違う種なのかもわからない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.ネッタイアカセセリの仲間? -2
前の写真と同じ種と思う。雌雄での差もあるので何とも言えないが、前翅のオレンジ色の部分が、ジンバランで撮ったのと比べると少ないようで、別の種のように思える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.ネッタイアカセセリの仲間? -3
同じく、翅を閉じて裏面を見せてくれた。キマダラセセリに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.タテハモドキ -1
前の日はKamandale Ubud の敷地外で撮ったが、破損個体が多かった。この日はホテル敷地内の北側のゲートに近い側で多く見たタテハモドキは比較的きれいな個体が多かった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.タテハモドキ -2
黄色い花に良く訪れる。とてもきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.タテハモドキ -3
きれいな個体を選んで撮れるほど、数は多かった。日本でも九州南部以南に生息している。日本での発生は7月、8月ごろだ。かっては日本には生息していなかったが、温暖化のためか分布が北上している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.シロオビヒカゲ
北側の明るい場所を離れて、南の方へ下ってきた所にあるコテージの周囲を歩いてみる。南東側はペタヌ川が流れる谷になっている。その谷の方から、吹き上げられるように、この蝶が飛んできた。初めて見る蝶だった。フィールドガイド「日本のチョウ」によると、このシロオビヒカゲは、日本では、もともとは西表島だけで知られていた蝶だったが、1969年に石垣島で記録され、その後定着したという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.イワサキコノハ -1
今回、Bali島で撮影できたもっとも大きな蝶だ。その時は名前はわからなかったが、コノハチョウの仲間だなということは見当がついた。このイワサキコノハは八重山でも記録されているが、迷蝶である。パタパタと時々開翅するときにシャッターを切るが、タイミングを合わせるのが難しかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.イワサキコノハ -2
近づくと飛び立つが、遠くへ行かないで、また、戻ってくる。近くの石垣に止まったが、コノハチョウののようにさかさまに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.イワサキコノハ -3
石畳に止まるので、上から撮ってはさまにならない。HS50に持ち替えて、ローアングルで狙った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/240秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150213_045.jpg 45.イワサキコノハ -4
裏面の銀色の紋が印象に残る。-1からー4まですべて同じ個体であるが、この右向きの写真が一番傷が目立たない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/450秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 46.イワサキタテハモドキ 裏面 -1
昨日も同じところで撮った。この蝶は明るいところより、少し薄暗いところの方が好きなようだ。羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.イワサキタテハモドキ 裏面 -2
この蝶も迷蝶である。ただ、最近、2011年に石垣島と、西表島で一時的に発生したと伝えられている。イワサキタテハモドキ、あるいはイワサキコノハの「イワサキ」は石垣島気象台長であったの岩崎卓爾氏に因んで付けられた和名である。前の写真とともに裏面の模様のディテールが写し取れたと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 8mm ISO120 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 48.ヒメシルビアシジミ -1
ヤマトシジミかと思ったが、後翅裏面前縁部に並ぶ黒い小さな点の間隔が異なる。定かではないが、昨日も撮ったヒメシルビアシジミのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 49.ヒメシルビアシジミ -2
これもヒメシルビアシジミと思う。午後になって、黄色い花で吸蜜している姿を見るようになった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 50.イチモンジセセリの仲間
イチモンジセセリのようなセセリチョウも飛んでいた。普段、横浜近郊で見ているイチモンジセセリより、前翅の角が丸みをおびている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 51.カバマダラ -1 ♂
日の当たるところに咲く小さな花にはカバマダラも吸蜜にくる。一昨年、新横浜公園で撮ったカバマダラに比べ、やや小型で裏面の色が灰色がかっているように思える。日本での分布は徐々に北上していて、近年では九州南部でも定着しつつあるという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 52.カバマダラ -2 ♂
なかなか開翅を撮らせてくれない。これも♂のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/240秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 53.カバマダラ -3 ♂
後翅裏面の色が灰色がかっているのが著しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/240秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 54.カバマダラ -4 ♂
やっと正面で開翅してくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 55.同定できないシジミチョウ
日本では見たことない小さなシジミチョウだった。裏面にはウラナミシジミのような模様があったが同定できなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 96mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 56.ウスイロコノマチョウ
小さなスコールがあったので雨宿りしていたら、谷の方から飛来して、屋根の藁に止まった。光が逆になり撮りにくい。+補正した。日本でも南の方(九州以南)に生息し、夏型と秋型があるが、この写真のウスイロコノマチョウは日本産の夏型と同じように眼状紋が顕著である。良く似たクロコノマチョウは、舞岡公園や裏高尾でで会ったことがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/120秒 89mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段