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2024年1月 4日

氏神さま 初参り 2024年1月2日 横浜市保土ヶ谷区 橘樹神社と神明社

正月2日、今年も毎年続けている氏神さまに初詣をした。昨年の1月2日は青空が広がる良い天気だったが、今年はあいにく曇り空で寒い日だった。
 まず橘樹神社へ。普段は裏側の駐車場の方から境内に入るが、お正月なので表にまわってメインの鳥居をくぐった。参拝の列はそれほど長くはなかった。
 橘樹神社は、社伝によると、文治2年(1186年)に創建されたと伝えられている。それは、源頼朝が、天下の平定を祝し、国中の大小神祇(神々)を奉幣(供物をささげる)して祭祀(神や祖先を祀る)を行った時の創建と伝えられているそうだ。即ち京都の衹園社(現在の八坂神社)の御分霊を勧請奉祀(来臨を願いお祀りする)して、橘樹神社も衹園社 牛頭天王社 天王宮 橘樹社 等社名が変わり大正10年正式に現在の社名となったそうだ。
 橘樹神社のお参りを終え、相鉄線の天王町駅を線路の反対側に出た。小さな広場には旧東海道保土ヶ谷宿の名残りがある。
 そこから大門通りへ出て神明社へ。途中、耕地整理竣工記念碑がある傍で梅の花が咲いていたのには驚いた。
 神明社の参拝者は多かった。参拝者の列は大門通りの大鳥居から拝殿へ100m以上はある石畳の参道の中ほどが最後尾だった。

000_240102020 X700 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg
神明社 初詣参拝者の列 2024年1月2日 横浜市保土ヶ谷区

001_240102007 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 1.橘樹神社の鳥居から
旧東海道に面して橘樹神社の鳥居が立つ。鳥居は大正14年(1925年)に建てられたものだそうだ。右側に橘樹神社と記された細長い社号碑がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO250 )
002_240102005 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 2.注連柱(しめばしら)
参道の途中に注連柱があった。注連柱とは、主に2本の石柱の間に注連縄を張ったものを言う。神社の神域を示す。そこに茅の輪(チガヤまたはわらで作った大きな輪)が施されていた。参拝する人に茅の輪をくぐらせ、浄める。陰暦六月末日に神社で行う夏越と、年越の大祓の前後以外は茅の輪は取り外されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO250 )
003_240102004 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 3.拝殿と狛犬
茅の輪を潜り抜けると、一対の狛犬があった。狛犬は嘉永5年(1852年)に奉納されたものが現存しているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
004_240102001 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 4.神札授与のテント
参道のわきに巫女さんが神札(おふだ)や、破魔矢などを頒布する神札授与所のテントがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 )
005_240102002 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 5.初詣参拝者の列
拝殿の前に初詣参拝者の列ができていた。橘樹神社の社殿は江戸時代、更に明治以降も関東大震災や戦災で幾度も焼失してしまった。現在の社殿は戦後の昭和26年(1951年)に再建されたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_240102008 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 6.天王町駅へ
参拝を終え、旧街道筋を右へ。帷子川を渡り、天王町駅の高架をくぐる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 )
007_240102011 X900 初詣 橘樹神社 天王町駅 G7X.jpg 7.旧東海道の名残り
天王町駅の向こう側、保土ヶ谷駅方面に出ると、小さな広場がある。そこには木製の橋(帷子橋跡)と灯篭があり、旧保土ヶ谷宿のモニュメント(帷子橋跡モニュメント)になっていた。横浜市内では神奈川宿、保土ケ谷宿、戸塚宿の3つの宿場があり、保土ケ谷宿はそのうちのひとつということで、昔はかなりのにぎわいを見せていたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO200 )
008_240102012 X900 天王町駅 サクラ G7X.jpg 8.小さな児童公園の紅葉
神明社に向かって歩いていく途中ある小さな児童公園(天王町公園)に、きれいに紅葉した木が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 8mm ISO250 )
009_240102013 X900 天王町駅 サクラ G7X.jpg 9.紅葉したサクラの葉
近くへ行ってみると丈は低いがサクラの木だった。昨年暮れから、落葉していないサクラの葉が綺麗に紅葉しているのをしばしば見る機会があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 16mm ISO125 )
010_240102017 X900 耕地整理竣工記念碑 ウメ G7X.jpg 10.梅が開花 -1
大門通りへ出て右へ、神明社の鳥居に向かって左側に耕地整理竣工記念碑がある。この石碑は関東大震災(大正12年(1923年))前の大正7年(1918年)に建てられた。帷子川流域一帯では耕地整理事業が明治36年(1903年)から順次始まり、昔からの農地の区画を整え直して生産力を上げるのが当初の目的だったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO250 )
011_240102015 X900 天王町駅 耕地整理竣工記念碑 ウメ G7X.jpg 11.梅が開花 -2
その傍らに梅の木があり、なんと何輪も花が咲いていて、蕾も多く付いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
012_240102018 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 12.神明社鳥居
大門通りに沿うように神明社の大鳥居がある。ホームページによると、神明社は、平安時代中頃(970年)の創建と伝えられ、横浜市内では最も由緒の深い神社の一つとされている。鎌倉時代の始め、神様のお告げがあって現在の地に遷った時、伊勢神宮になぞらえて、天照大御神をまつる本社のほか、豊受大神宮や境内神社がまつられた。神明社は嘉禄元年(1225年)神戸(現在の保土ヶ谷区神戸町)に遷り、榛谷御厨八郷の総鎮守として祀られたと伝えられる。平成10年、鎮座1030年祭・当地遷座770年祭・伊勢神宮鎮座2000年祭を記念して「平成の大造営」が行われ、380年ぶりに本社・摂末社・神楽殿等総ての境内建物12棟が一新されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO250 )
013_240102019 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 13.参道 初詣の列 -1
100m以上ある参道に参拝者の列が続く。注連柱には茅の輪が見える。その先に拝殿があり、天照大神を祀る本殿(本社天照大神宮)はその奥にある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO320 )
014_240102022 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 14.参道 初詣の列 -2
列の最後尾に並んで20分ほど経った。まだまだである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
015_240102024 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 15.お焚き上げ -1
神社で古いお札やお守りを返納する場所があり、前の年のお守りやお札を持ち寄って浄火してもらうお焚き上げは、お正月の風物詩になっている。参拝の列からそのお焚き上げの焚き火が見えたが、傍に建てられた札には、「お納め物から化学物質を除去しますので、直接火に入れないで納札箱にお入れください」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO250 )
016_240102026 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 16.お焚き上げ -2
火の勢いが弱くなってくると、次の焼却札が運ばれてきて、火の中に入れられた。炎が大きくなった。傍に水の入ったバケツと、何故か薪が置かれていた。燃やす札がなくなると火を保つために入れられるのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 )
017_240102027 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 17.YBP(横浜ビジネスパーク)
大門通りの向こう側には野村不動産の横浜ビジネスパークがあり、そのビル群がそびえる。食事ができるところもあり、多くの近所の住民が訪れる。昨年秋はプラタナスが真っ赤に紅葉していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 10mm ISO250 )
018_240102029 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 18.神札授与所
参拝を終えた。神札所があった。縁起物の矢は破魔矢と思っていたら、鏑矢、御神矢というのもあった。御神矢とは、「御神意」(神様の御心)と「御神威」(神様の御力)が表わされる祭祀具として大切にされていて、とりわけ破魔矢と称されるそうだ。破魔矢は御神矢のことである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 10mm ISO640 )
019_240102030 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 19.巫女さん
神札授与所の巫女さんたち。ちょっと暇そうかな。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO1250 )
020_240102032 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 20.甘酒
灯りが入った提灯が掛けられたテントがあった。皆さん並んで巫女さんから何やら紙コップを授かっている。参拝者に甘酒が振舞われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO1250 )
021_240102034 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 21.YBPのプラタナス -1
帰りはYBPの中を通って16号線方面に出る。その途中にプラタナスが5~6本植えられている。昨年12月中頃にここを通ったとき、ほとんどの木が葉を落としていたが1本だけ、真っ赤に紅葉した葉を付けていた木があった。そしてこの日、さすがに少なくなっていたが、その実とともに残っている葉があった。まだ頑張っているのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO500 )
022_240102036 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 22.YBPのプラタナス -2
中学生のころ、オー・ヘンリーの「最後の一葉」を読んだ。教材だったかもしれない。感動したのを覚えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

新年早々から日本には驚くような災いが降りかかりました。亡くなられた方々、被害にあわれた方々に、おくやみとお見舞いを申し上げます。

 元旦、新百合ヶ丘にある娘たちの家で新年会を楽しんでいた夕方近く、長く続く大きな揺れを感じた。テレビを見ると、石川県能登半島で震度7の地震が発生し、大津波警報も出されたのだ。津波注意報 は2日の午前10時にすべて解除され、1月3日現在、大きな津波こそ来なかったようだが、大きな揺れで家屋の倒壊や道路の崩壊、陥没、そして火災など大きな被害が発生している。1月2日は石川県内 約3万3600戸で停電が続いているそうだ。1月3日の午後6時現在石川県で73人の方が亡くなっている。

 1月2日の午後6時前、札幌発羽田行の日本航空516便が、ほぼ満席の乗客を乗せて羽田空港に着陸した直後に、能登半島地震の被災者に救援物資を届けようとしていた海上保安庁の飛行機と衝突、炎上した。JALの乗客・乗員は全員、機体から脱出できたのは奇跡的で、訓練通り落ち着いた行動ができたのではないかと思うと元機長はコメントしている。海上保安庁の飛行機に乗っていた6人のうち、5人の死亡が確認されたほか、日本航空516便の乗員・乗客のうち14人がけがをしていることが確認されている。Uターンラッシュがピークの 羽田空港は事故の影響で100便以上が欠航した。

2023年1月 5日

氏神さま初詣 2023年1月2日

1月2日、今年も氏神さまである橘樹神社と保土ヶ谷神明社にお参りした。
 始めに天王町駅近くにある橘樹神社へ行く。昨年も1月2日にお参りした。自宅から歩いて15分足らずのところにある。
 例年のように「茅の輪くぐり」が設けられていた。8の字に3度くぐり抜けるのが一般的で、数年前までは確かにそうしていた記憶がある。だが、今年はただ、茅の輪を潜り抜けるだけになっていた。コロナ以降、拝殿での鈴緒もなくなっている。神楽殿では10時半からお神楽が始まった。橘樹神社はそれほど大きな神社ではないが、庚申塔(青面金剛像など)、神田不動尊、神明社の3つのお堂がある。すべてお参りして、天王町駅の反対側の保土ヶ谷神明社へ向かった。
 拝殿までの参道に並んで待ったが、参拝者はそれほど多くはなかった。並んでいる人の話では、昨日の元旦は大鳥居のある参道の入り口(バス通り・大門通り)まで参拝者の列が続いていたそうだ。
 神奈川県神社庁のホームページによれば、保土ヶ谷神明社は神奈川県神社庁の献幣使参向神社となっており、横浜市内では最も由緒のある古い神社の一つとされる。私たちがこの地へ移り住んできて以来、勝手に氏神さまとさせていただいているが、私の住む町は氏子区域から外れている。保土ヶ谷神明社には、本殿の右隣にある摂社・豊受大神宮ほか、全部で15の境内社がある。ここでもすべての境内社にお参りをしてきた。
 記述は、「御朱印 神社メモ」というサイトを併せて参照させていただいた。

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保土ヶ谷神明社  茅の輪くぐり 2023年1月2日 横浜市保土ヶ谷区

001_230102007 X900 橘樹神社 G7X.jpg 1.橘樹神社 初詣
今年も氏神さまである橘樹神社に初詣をした。元旦に続きこの日も良い天気だった。3年ぶりに行動制限のない新年であったが、参拝者の数は昨年と変わらないように思えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230102006 X900 橘樹神社 G7X.jpg 2.茅の輪くぐり
コロナ以前は、茅の輪くぐりの柱にその作法が書いてあって、3度潜り抜けていたが、今年は作法が書かれた札がなかった。鈴緒も外されている。神様といえども、まだまだコロナからは抜けきれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230102004 X800 橘樹神社 G7X.jpg 3.狛犬
よく見るとこの狛犬は背に苔が付くほど貫禄がある。嘉永5年(1852年)に奉納されたものが現存しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_230102003 X800 橘樹神社 G7X.jpg 4.ペットも初詣
拝殿の前では、何人かの参拝者が順番を待っていた。ペットは後ろを向いてお参りには関心がない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230102005 X800 橘樹神社 G7X.jpg 5.橘樹神社 社殿とお札授与所
社伝によると、文治2年(1186年)創建と伝わる。かっての「牛頭天王社」が明治に入り神仏分離された。牛頭天王は神仏習合の神のため、神仏分離後に祭神は牛頭天王と同一神とされた素戔嗚尊(すさのおのみこと)に改められた。大正10年(1921年)、現在の「橘樹神社」へ改称されている。源頼朝が、天下の平定を祝し、国中の大小神祇を奉幣して祭祀を行った時の創建と伝えられている。神奈川県神社庁のホームページによれば、境内地は2.621㎡(793坪)で社殿は文政13年に改築され、大正12年、関東大震災に倒壊したが、昭和4年に復興した。神明総欅造り 屋根銅板葺で昭和20年4月15日 空襲による戦災の為全焼、昭和26年に復興、現在の社殿が再建された。橘樹神社の氏子区域に私たちが住む町が含まれる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230102002 X800 橘樹神社 G7X.jpg 6.橘樹神社 神楽殿
新しくはないが立派な神楽殿がある。神楽殿は昭和36年(1961年)に造営されたもの。今年の新年のご挨拶に載せた画像もこの神楽殿で撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230102011 X800 橘樹神社 神田不動尊 G7X.jpg 7.神田不動尊
橘樹神社には3つのお堂がある。その一つがこの神田不動尊。不動尊像には文化8年(1811年)の銘があるが、実際は昭和10年(1935年)に再建されたものという。神仏分離が進んだ中、こうして境内に不動堂が残されているのは珍しいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230102009 X800 橘樹神社 青面金剛像 G7X.jpg 8.庚申塔
その左手に庚申塔が3体並んだお堂がある。写真は3体並んだ庚申塔で、いずれも江戸時代のもの。右側の庚申塔は明和元年 260年前、左側の庚申塔は天和2年 340年前 。そして特に古いのが中央後ろにある六手青面金剛像で、寛文9年(1669年)350年前の横浜市内最古の庚申塔だそうだ。(磯貝長吉 掲示)と記された説明札があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
009_230102014 X800 橘樹神社 神田不動尊 G7X.jpg 9.お神楽
神楽殿の方からお囃子が聞こえてきた。神楽殿に戻ってみると、可愛らしいお嬢ちゃんが舞っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_230102022 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 10.保土ヶ谷神明社
wikipediaによれば、神明神社(しんめいじんじゃ)は、天照大御神を主祭神とし、伊勢神宮内宮を総本社とする神社である。神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされているが、一説には約1万8,000社とも言われるとあった。昨年は金沢でも神明宮にお参りしてきた。東京では兄の葬儀を行った阿佐ヶ谷神明宮にお参りしている。ここ保土ヶ谷神明社は、平安時代の天禄元年(970年)、天照大御神が榛谷(はんがや)の峯(その昔、現在の保土ヶ谷区から旭区にかけての地域は、榛谷御厨と呼ばれていた)に影向(ようごう:神仏が一時姿を現すこと)し、その後、川井、二俣川、下保土ヶ谷宮林、と遷座したと伝えられている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230102025 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 11.保土ヶ谷神明社 茅の輪くぐり
神明社は多くの参拝者が参道に並び、お参りの順番を待っていたが、その列は茅の輪くぐりから拝殿へと続く。茅の輪くぐりの注連縄には人の形の御幣があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_230102027 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 12.人形流し(ひとがたながし)
手水舎の近くには水神社という境内社がある。水神社は水場の守護を行っており、御祭神は水波能女神・御井神。小さな神池があり、人形流しをする事ができる。保土ヶ谷神明社の清流は境内地下70mから汲み上げた井戸水を、写真の右側から流しているとのこと。神池には数多くの人形が浮かぶ。人形流しは、知らず知らずの内に犯した罪や、積り積もった心身のけがれを取り除くための儀式ですと説明された札があった。茅の輪くぐりの注連縄にあったのはどうやらこのひとがたのようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/640秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_230102033 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 13.境内社
保土ヶ谷神明社には全部で15の境内社があり、本殿の左側に水神社、稲荷社、月読社、風宮があり、参拝順路に従って社殿の下を潜って反対側の日之王子社、切部之王子社、鹿島社、および、写真の厳島社、見目社、山神社、山王社、白鳥社、火神社、雷神社と天満宮の境内社をお参りする。お賽銭が大変だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_230102039 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 14.神明社 境内風景
明るい日差しのもと、境内にはお参りを終え、凶を引いてしまったのか、おみくじを吉に転じるように願って結んでいる参拝者や、願い事を書いた絵馬を奉納する人たちでにぎわっていた。ここは穏やかで良いお正月だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/125秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年12月25日

金沢紀行 11月20日~22日 その8 にし茶屋街 と 忍者寺 11月21日

近江町市場のエルザ口を出て、百万石通り(国道157号線)からタクシーに乗り、にし茶屋街に向かった。157号線を南に進み、犀川に架かる犀川大橋を右に行ったところがにし茶屋街の入口だった。
 にし茶屋街は金沢三茶屋街のひとつで、文政3年(1820年)、加賀藩12代藩主前田斉広の公許を得たことにより、ひがし茶屋街と共に誕生した。金沢城の方角からそれぞれ「東の廓」、「西の廓」と呼ばれた。現在でも料亭や芸妓置屋が立ち並び、藩政期の独特の雰囲気を味わうことができる。金沢の茶屋街において、にし茶屋街に在籍する芸妓数は最大となっているそうだ。多くの観光客で賑わうひがし茶屋街に比べ、にし茶屋街のエリアは南北130m、東西180m、1.8haが指定エリアと小さいが、約100mの目抜き通りは江戸時代の面影を色濃く残し、出格子が美しい2階建ての茶屋建築に老舗割烹が軒を並べ、趣のある一角を作り上げている。夕暮れ時になると、着飾った芸妓が街を歩き、家並みからは三味線の音色が流れて、芸の町・金沢の夜が感じられるという。いわば、現役の茶屋街なのである。確かに観光客の姿は少なかった。夕暮れ時に訪れると良かったのかもしれない。
 にし茶屋街の近くには「寺町台寺院群」がある。しかしこの日は、兼六園、金沢城公園、近江町市場と歩き回って、少々疲れてきた。ちょっと休もうと、和風のカフェとみて入った「甘納豆かわむら」という店の店員さんに、比較的近くにある忍者寺(妙立寺)へ行く道を教えてもらう。忍者村の境内に入ると、外国人を含め多くの観光客の姿があった。拝観は要予約となっている。
 そこから歩いて犀川大橋を渡り、片町にあるホテルに戻った。一休みして、夕食は、あれこれ考えるのも "しんどい" ので、また昨日と同じ、ホテルの近くにある寿司屋へ行くことにする。酒の肴に注文した、12月から禁漁になる白エビのから揚げがとても美味かった。
 記述については、wikipedia、金沢旅物語などのサイト、また、各店のことについてはそれぞれのホームページなどを参照させていただいた。

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金沢三茶屋街の一つ 「にし茶屋街」の出格子が美しい街並み 2022年11月21日 石川県金沢市野町

164_221121214 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 164.にし茶屋街入り口
タクシーは犀川大橋を渡り、寺町通りを右に曲がって、にし茶屋街の入り口で止めてくれた。入り口の前に立つと茶屋街には観光客は少なく、それほど長くない茶屋街の全貌を見渡すことができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
165_221121215 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 165.にし茶屋街
にし茶屋街は、この通りがメインストリートで茶屋建築の町屋が続く。およそ100mほどだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO160 ) 露出補正 なし
166_221121216 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 166.「らくがんや」
茶屋街の入り口の右側に、「らくがんや」という店があった。落雁とは、米や麦、豆などの穀類を蒸してから作った粉に砂糖や水あめなどの甘味を加えて着色し、さまざまな形の型に押し固めて乾燥させた干菓子である。暖簾に「諸江屋」とある。「諸江屋」は、嘉永2年(1849年)創業の和菓子屋だそうだ。落雁を中心に金沢の菓子文化を今に伝えるとうたう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO160 ) 露出補正 なし
167_221121217 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 167.手裏剣体験 忍者武器ミュージアム
金沢らしい店があった。中に入ってみなかったが、館内には、手裏剣や鎖武器、甲冑の他、50種類、約160点が展示されているそうだ。子供にも楽しめる「手裏剣体験」コーナーもあり、もちろんお土産ショップもある。近くの寺町には忍者寺もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
168_221121218 X800 〇金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 168.出格子 -1
にし茶屋街は、出格子が美しい2階建ての茶屋建築が並ぶ。出格子とは、町屋の1階の表通りに突き出た形式の格子のことだ。木虫籠と書いて「きむすこ」または「きむしこ」と読む金沢の町家の特徴である格子は、割付が細かい出格子(格子の桟の間隔が狭い)で、インドのベンガル地方の赤色顔料を用いたことから「弁柄(紅殻)格子」とも呼ばれるようになったという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 21mm ISO640 ) 露出補正 なし
169_221121219 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 169.にし茶屋街の説明板
にし茶屋街一帯は、明治13年(1880年)の大火により焼失してしまったが、通りに面して、一階に揃いの出格子を設け、座敷を備える背の高い二階を吹放しの縁側とする藩政期以来のお茶屋の伝統的な街並みが、大火以降も踏襲されて現在に残っていると記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
170_221121220 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 170.出格子 -2
外側は美しい茶屋建築である。しかし、右側の建物は「数登美」という古いお茶屋を改装した和風モダン・バーだそうだ。ここは夜に来ないとわからない。左側の建物は割烹、懐石料理 「にし料理茶屋」という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO500 ) 露出補正 なし
171_221121221 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 171.越前おろしそば「手打ちそば はなれ」
越前おろしそばという暖簾の掛かった店を、外国人連れの観光客が覗き込んでいた。ここは「手打ちそば はなれ」という店だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO1000 ) 露出補正 なし
172_221121222 X800 〇金沢 にし茶屋街 Dr.Xのすし屋G7X.jpg 172.すし屋「桜桃(ゆすら)」
赤い床几に2人の観光客が待っている店は、すし屋「桜桃(ゆすら)」という。「現地ガイドが配信する金沢観光メニュー」というサイトを見ると、この店、「Doctor-X 外科医・大門未知子 スペシャル」で撮影に使われた店だそうだ。この店は2014年2月まで「田むら」という贔屓のお客さんの多い有名な寿司屋だったらしい。店を閉める時には、石川県で最も部数のある北國新聞に「にし茶屋街の名店に別れ 寿司・田むら 今月限り」と大きく掲載されたという。店主の田村さんが高齢になったため閉店と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし
173_221121226 X800 〇金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 173.西検番事務所
にし茶屋街の芸妓たちの稽古場や管理事務所として、大正11年(1922年)に建築された。事務所のある洋風建築が正面に建ち、その洋風の事務所棟と中庭を隔てた木造2階建、和風の稽古場棟とから成り、事務所棟は寄棟造、桟瓦葺の木造2階建、下見板張りで、明治期に流行したバージボード(軒先飾板)付きの玄関ポーチに特色がある。稽古場のある和風建築が奥に繋がっている。伝統的な茶屋建築が建ち並ぶにし茶屋街において、洋風意匠が目を引くシンボル的な存在である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
174_221121225 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 174.「甘納豆かわむら」 テイクアウト専門店「MAME ノマノマ」
西検番事務所の前、ちょうどにし茶屋街のメインストリートが終わるあたりに「甘納豆かわむら」という和菓子店のような感じの店があった。「甘納豆かわむら」には、「MAME ノマノマ」というモナカスイーツなどのテイクアウト店があった。「甘納豆かわむら」で注文すると蔵や中庭を眺められるところに用意された椅子のあるところで食べることができた。ラムレーズンの最中スイーツを注文すると、早めに食べてくれという。モナカのサクサク具合が保たれる時間が6分なのだそうだ。「甘納豆かわむら」の2階は「サロン・ド・テ・カワムラ」というカフェになっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
175_221121230 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 175.「甘納豆かわむら」の店内
店内の様子を撮らせていただいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
176_221121231 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 176.「MAME ノマノマ」で注文
テイクアウト専門店「MAME ノマノマ」でラムレーズンの最中を注文し、ここにあるベンチで食べた。写真に見える蔵の中にも椅子があり、空いていればそこでも食べられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
177_221121232 X800 金沢 寺町寺院群 G7X.jpg 177.願念寺
「甘納豆かわむら」で会計をする際に、忍者寺への行き方を聞いてみた。西検番事務所の右手の路地を道なりに行って、国道157号線を渡って、そのまままっすぐ行くと着くという。その途中、157号線(ここでは南大通りという)を渡って少し行くと右手に願念寺という寺があった。願念寺は「寺町台寺院群」の一角にある。真宗大谷派の寺で、慶長年間(1596年~1615年)創建で、万治2年(1659年)に河原町(現在の片町)からここに移転した。本堂は文化5年(1808年)に再建されたもので、いわゆる現代の真宗の本堂形式の典型的な建物だそうだ。後から知ったが、境内に松尾芭蕉の「塚もうごけ我が泣く声は秋の風」の句碑があり、この句は奥の細道の旅の途中、弟子・小杉一笑の死を知って詠んだ句という。寺町は加賀藩3代藩主前田利常の城下町づくりによって、犀川南岸の高台に70を超える寺院が集められた町である。寺院が並ぶ寺町通りの築地塀の連なりや、苔むした石垣は、今もなお藩政時代の香りを漂わせている。寺町台は2012年(平成24年)、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
178_221121235 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 178.妙立寺(忍者寺) -1
加賀藩第三代藩主前田利常が創建した。複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けから、忍者寺(にんじゃでら)とも呼ばれる。ちょっと長くなるがwikipediaを引用させていただくと、「寛永20年(1643年)、三代藩主利常が金沢城の近くから移築建立する。利常は徳川幕府により改易されるのを避けるため、徳川家から嫁を迎えるとともに母親を人質に出し、鼻毛を伸ばして馬鹿殿様を演じることで幕府を欺き安心させる。一方、多くの武士が起居できる寺院群(現在の寺町寺院群)を新築し、その中心に出城の役目を持たせた妙立寺を建立する。要塞としての機能を備えた妙立寺は、隠し階段・隠し部屋・落とし穴・見張り台・金沢城へ続く地下通路など外敵を欺く種々な仕掛けを備える。忍者寺と称されるのは、同寺に忍者がいたからではなく、伽藍の複雑な建築構造に由来する。建造は、日蓮の法孫、日像と伝えられる。」と記されている。なんで利常は城下町の寺院を移転させてまで、わざわざ寺町を築いたのだろうか。その理由は二つあるという。一つは、金沢城の防衛能力を強化する為である。金沢城は弱点も多く、あまり堅固な城郭ではなかった。そこで城下町の入口に寺町を設ける事で、有事の際にはこれらの寺町に武士を配置し、砦として用いる意図があった。もう一つの理由は、一向一揆対策だった。一向宗以外の寺院をまとめ、一向宗の寺院はあえて城下町内に散在させたままにしておく事で、一向宗に対して監視の目を光らせ、一揆を未然に防ぐという目的があったという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1250 ) 露出補正 なし
179_221121236 X800 〇金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 179.妙立寺(忍者寺) -2
この妙立寺は日蓮宗の寺院である。寛永20年に日通上人が運上町に創建、のちに藩命により、能登の石動山、新堅町へと移築され、万治2年(1659年)現在地に転じている。文久2年に祖師堂の一部を焼失、それ以前は、ここ、願念寺の前の通りを正面としていたが多数の参拝者で混雑のため、13代藩主前田齋泰の命により、兼六園内にあった「竹澤御殿」の正門を移築、鶴来街道(県道179号)側を正面とした。ここ(写真178)はいわば旧正門ということか。この左わきの路地を進んだ右側に境内、本堂があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1250 ) 露出補正 なし
180_221121237 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 180.妙立寺(忍者寺) -3
旧正門と思しきところの左側の路地の先は、絵馬が奉納されているところがあり、ここから見ると閑静な寺に思えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 16mm ISO1250 ) 露出補正 なし
181_221121240 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 181.妙立寺(忍者寺) -4 境内と本堂
絵馬が奉納されているところから右を見ると、そこは境内と本堂になっていて、多くの観光客がいた。鶴来街道側の門から入ってきた参拝者だ。本堂は幕命で3階建て以上の建物は禁止されていたことにより、外観は2階建てだが、内部は4階建て7層になっているという。中2階、中々2階があり、部屋数は23、階段数は29もあるのだとか。藩主が庶民に気づかれずに、お忍びで詣るための隠し拝殿が、本堂内に中2階のような形で設けられている。戦火を免れた妙立寺は、歴代藩主の祈願所として崇拝される。北陸の豪雪に耐え、その独特の建築様式を現在に伝えている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO500 ) 露出補正 なし
182_221121241 X800 金沢 犀川大橋 G7X.jpg 182.犀川大橋 -1
忍者寺に入ってきた路地を戻り157号線に出て右へ行くと、犀川大橋が見えてきた。車道上部の梁には、現在の犀川大橋が完成した1924年(大正13年)当時の石川県知事であった長谷川久一が記した橋名板が掛けられている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
183_221121243 X800 神明宮大けやき G7X.jpg 183.神明宮の大ケヤキ(欅) -1
犀川大橋の手前、左側に大きなお社があった。まず、大きなケヤキの木が目につく。そこは、幣形に串刺しにした餅を聖火であぶり食すると悪事災難厄除けに御利益があると言われている300年以上続く「あぶり餅神事」でも知られていて、詩人中原中也や文豪室生犀星とも縁深い神社だそうだ。境内には樹齢1000年を超える大ケヤキが立っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO200 ) 露出補正 なし
184_221121247 X800 神明宮大けやき G7X.jpg 184.神明宮の大ケヤキ -2
神明宮の御神木で、パワースポットでもある "神明の大けやき" は、樹齢1000年を越えると云われる県下最大の大けやき(樹高33m、幹周7.83m、枝幅25m)で、1943年(昭和18年)に当時の文部省より「史跡名勝天然記念物」の指定を受け、金沢市指定保存樹の第一号であると説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO800 ) 露出補正 なし
185_221121251 X800 〇神明宮大けやき G7X.jpg 185.神明宮 大ケヤキの紅葉
神明宮は天照皇大神、豊受姫神を祭神とし、古来より "お神明さん" の愛称で親しまれ、金沢旧五社(藩政期より藩主・前田家の信仰特に厚く、中別当または社僧が奉仕しないで、神官だけが守護する5つの神社)の一社で、加賀藩5代藩主・前田綱紀は当宮を氏神とするに至ったそうだ。そして、全国七神(他の6つは東京・芝神明、山形・湯殿山神明、大阪城神明、長野・安曇神明、京都・東岩倉神明、京都・朝日神)、または三神明の一社と云われる。私が住む横浜市保土ヶ谷にも神明社がある。神明社、神明宮は神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
186_221121254 X800 犀川大橋 G7X.jpg 186.犀川大橋 -2
再び犀川大橋に向かって歩く。犀川大橋の橋長は62.3 m、幅員は18.7 m(完成当時の幅員は車道12.5m、歩道1.8mX2)である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
187_221121255 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 187.犀川大橋から犀川下流の眺め
浅野川の愛称「女川」に対して、犀川は、「男川」と呼ばれ金沢市を流れて日本海に注ぐ二級河川である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
188_221121259 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 188.犀川大橋から犀川上流の眺め
金沢市の南端に位置する奈良岳に源を発し北流する。上流には犀川ダム、内川ダムがあり、さらに2012年(平成24年)には、洪水対策として工事が行われていた辰巳ダムが竣工した。江戸時代初期、犀川上流の水を金沢城に引いた辰巳用水が建設され、現在も流れている。そのほか、金沢市内を流れる数々の用水が取水しており、市民の水資源として重要な役割を果たしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
189_221121262 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 189.犀川大橋 -3
現在の犀川大橋は1924年(大正13年)に完成し、国の登録有形文化財に登録されている。犀川大橋の完成当時は鋼材が関東大震災の影響もあり入手し難く、英国産を一部使用している。最初の架橋は加賀藩祖、前田利家が造った木造大橋だ。城下一の大きさを誇り、犀川に架かる唯一の大橋であったことから、今と変わらず当時も人の交流や物流が盛んだったという。明治維新以後も洪水や氾濫により度々流失し、明治31年(1898年)に木造橋最後の架け替えが行われた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし

2021年3月12日

舞岡公園の蝶 55種 (18) ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

日本で新型コロナウィルス感染症が取り沙汰されてほぼ1年が経つ。昨年4月7日に第一波に対する緊急事態宣言が、7都府県に出され、5月後半には解除されたものの、7月になって、再び感染者が増え始め、第二波、そして11月に入ってさらに第三波が来襲した。今年になって、2021年1月7日に1都3県に発出された2回目の緊急事態宣言の直後、全国の1日当たりの感染者数は7,882人となってしまった。東京の1月8日の新規感染者数は、は2,447人となり、過去最多となった。私が住む神奈川県でも679人と増加し、さらにその翌日には995人となっていた。
 正月から、病院通いを除いては、1月4日に近くの氏神様に初詣をした以外、外出をしていないこの頃である。(2021年1月25日記)

 舞岡公園のセセリチョウ科のチョウは6種である。イチモンジセセリと見間違いやすいが、オオチャバネセセリをその中に含めた。地味な種が多い中で、6月に第1化が出てくるキマダラセセリは目を楽しませてくれる。だが、最近ちょっと個体数が減ってきているのではないかと心配である。

5.セセリチョウ科 ①   ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

1) ダイミョウセセリ

50101 2010年5月15日撮影
5月に第1化が羽化するが、敏捷に飛翔しては葉の上などにスッと止まる。この写真では翅は閉じているが、本種は静止するときは翅を開くことが多い。セセリチョウ科の中では印象の強いチョウである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_100515027 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50102 2010年5月15日撮影
ハルジオンで吸蜜する。開翅して吸蜜することが多い。後翅に白帯が現れている。♂と思う。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_100515074 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50103 2011年5月31日撮影
イボタノキの花で吸蜜。白い花が好きだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート )  
003_110531028 X800 ○舞岡公園 A640.jpg
50104 2011年5月31日撮影
後翅外縁の白い縁が美しいさを添える。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_110531083 X800 ○舞岡公園 イボタノキ D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50105 2011年7月18日撮影
第2化だろうか、きれいな個体だった。見かけでの雌雄の区別は難しいが、♀のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110718002 X800 ○舞岡公園・朝 D300 SIGMA 105macro.jpg
50106 2012年6月27日
いわゆる関西型のように、後翅の白帯が強く出ている個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_120627013S X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50107 2017年5月19日
この種は静止するときは開翅することが多いようだ。ダイミョウセセリという和名の由来に興味を持った。いくつかある説のうち、翅の模様が黒地に白い紋付きで江戸時代の大名の羽織袴姿を連想させるところからというのが一番納得しやすい。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_170519059 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg


2) コチャバネセセリ
 
50201 2005年4月26日撮影
本種は年2回~4回発生する。これは第1化の♂で羽化したての個体のようだ。ハルジオンの花を好む。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
001_050428044 X800 舞岡公園 D100 Tokina.jpg
50202 2006年9月4日撮影
第2化なのか第3化なのか良く分からないが、新鮮な個体である。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_060904091 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50203 2007年7月25日撮影
第2化♂。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_070725032 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg
50204 2009年4月22日撮影
春に出てくる本種は好んでハルジオンの花で吸蜜する。

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_090422020 X800 ○舞岡公園 コチャバネ D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
50205 2010年5月15日撮影
第1化♂。個体数は多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_100515043 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50206 2011年4月26日
キタキチョウやベニシジミなどとともに、春の舞岡公園に多いチョウである。裏面は黄褐色に翅脈の黒がアクセントをつける。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_110426058 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
50207 2011年5月31日撮影
第1化♀と思う。大分擦れてきている。擦れた個体では、裏面後翅の黄褐色が色落ちて黒く見えるようになる。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_110531015 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50208 2015年4月25日撮影
90mmマクロレンズで接近して撮った。複眼の頭部から前翅の付け根辺りがたくましく見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_150425066 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90 macro.jpg


3.キマダラセセリ

50301 2008年7月5日撮影
地味なセセリチョウ科のチョウの中にあって、ちょっと粋ないでたちのチョウである。第1化は6月中頃から発生するが、トラフシジミの夏型が発生する頃に見られるようになる。  

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_080705019 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50302 2008年7月5日撮影
  ヒメジオン花で吸蜜。だいぶ擦れてきている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_080705052 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50303 2008年7月5日撮影
前の写真と同じ個体。広角側で背景を入れて撮影した。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_080705059 X800 ◎舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50304 2010年6月24日撮影
アカメガシワで吸蜜。ミドリシジミの♀を探していると、よく見つけることがある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_100624074 X800 ◎舞岡公園 アカメガシワ D5000 VR18-200.jpg
50305 2011年6月30日撮影
ハルジオンで吸蜜中の♀。 裏面も魅力がある。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110630006 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50306 2011年6月30日撮影
オカトラノオも好きな花のようだ。    

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_110630015 X800 舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50307 2012年6月27日撮影
リョウブの花で吸蜜する♂。最近、舞岡公園における本種の個体数が少なくなっているようにお思う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_120627013S X800 ○リョウブ舞岡公園 G12.jpg


   

2021年1月19日

氏神さま初詣 1月4日

新型コロナ・ウイルスの感染拡大で明けた令和3年、元旦から、気温は低いが晴れた日が続く。三が日は一歩も外へ出ないで過ごしたが、4日、氏神さまに初詣をした。
 私たちが住む集合住宅の廊下に出ると、雲一つない青空に富士山がくっきりと眺められた。毎年、手前の風景が少しずつ変わる。
 まず、4年前から、かみさんの姉が入居している介護施設へ新年の挨拶に行った。 歩いて行けるところにある、 姉との面会は玄関のガラス戸越しに、スマホを介しての会話である。こちらは玄関の外側に座るのだから寒い。15分くらいお互い笑顔で話をして、また来ますと別れた。高齢入居者の感染予防は鉄壁だった。
 少々アップが遅くなってしまったが、初詣は、保土ヶ谷神明社と橘樹神社である。保土ヶ谷神明社には比較的遠方から車で初詣に来られる方も多い。
 神社も感染予防で鈴緒が取り外されていた。静かな初詣だ。一日も早くコロナが終息するのを願うばかりだ。初詣のあと、帷子川に沿った道を少し散歩して帰った。
 保土ヶ谷神明社については、「御朱印神社メモ」というとても詳しく解説された素晴らしいサイトを参考にさせていただいた。

1.富士山
玄関を出て、エレベータに向かうと正面に富士山が見える。空気も澄んでいるのだろう、くっきりと見えた。手前には、いろいろな建物が見えるのだが、望遠端の112mm(35mm版換算600mm)で撮りトリミングした。七合目、八合目くらいから山頂という辺りだろうか。

  Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO80 ) 露出補正 なし
001_210104002mtc X800 〇 富士山 SX620HS.jpg
2.保土ヶ谷神明社 参道
保土ヶ谷神明社の石畳の立派な参道を進むと、茅の輪の先に本殿が見える。正月4日と言えども、何時もより参拝者が少ない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 15mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_210104009 X800 神明宮 SX620HS.jpg
3.農耕具
参拝順路に従って本殿の下をくぐって右側に抜け、境内社を参拝していくようになっているが、その地下通路に農耕具が展示されていた。特に由来の説明はない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 4mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210104013 X800 神明宮 SX620HS.jpg
4.豊受大神宮
本殿の右隣に出ると摂社・ 豊受大神宮があった。神明社、神明宮、神明神社は、神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされているが、その祭神は天照大神で、保土ヶ谷神明社の本殿は、いわば伊勢神宮の内宮であり、この豊受大神宮は、伊勢神宮の外宮にあたるそうだ。元和5年(1619年)に造営された旧本殿の木材を一部使用しているため、継ぎ接ぎのように見えるのが特徴的と言われる。  

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210104016 X800 神明宮 SX620HS.jpg
5.境内社
保土ヶ谷神明社には全部で15の境内社があるが、本殿の左側に水神社、稲荷社、月読社、風宮があり、参拝順路に従って本社を潜ると、日之王子社、切部之王子社、鹿島社、および、写真の厳島社、見目社、山神社、山王社、白鳥社、火神社、雷神社と天満宮の境内社をお参りする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
005_210104017 X800 神明宮 SX620HS.jpg
6.清流・人形(ひとがた)流し 水神社
近くには境内地下70mから汲み上げられた井戸水が流れる小さな神池が整備されている。ひとがた流しとは、知らず知らずのうちに犯した罪や、積もり積もった心身の汚れを取り除くための儀式であり、和紙を切り抜いたひとがたで体を、悪いところは念入りに撫ぜ、人形に息を吹きかける。人の汚れ、罪が付着した人形を上池に流すとあった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
006_210104020 X800 神明宮 SX620HS.jpg
7.保土ヶ谷神明社境内
保土ヶ谷神明社の社有地は、境内・風致林あわせて、約6千坪と言われる。本殿は神明造で、平成10年に建造された。保土ヶ谷神明社は神戸町と程ヶ谷町の鎮守として崇敬を集めた。この辺りは程ヶ谷町(保土ヶ谷町)、岩間町、神戸町、帷子町の4つの町からなる。程ヶ谷宿のうちの神戸町に鎮座し、残りの帷子町と岩間町は「橘樹神社」が鎮守とされた。 神奈川県神社庁のホームページによれば、現在の氏子区域は、16町、45自治会・町内会で、狩場町、権太坂、境木本町、境木町、藤塚町、法泉、初音ヶ丘岩崎町、霞台、保土ヶ谷町、月見台、帷子町、桜ヶ丘、天王町スカイハイツだそうだ。私が住む峰岡町は氏子区域から外れているが、勝手に氏神さまになっていただいている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
007_210104023 X800 神明宮 SX620HS.jpg
8.橘樹神社
何時もの通り、天王町駅の反対側にある橘樹神社へお参りした。ここも静かな初詣だった。社殿の鈴緒は外されている。神奈川県神社庁のホームページによれば、境内地は2.621㎡(793坪)で社殿は文政13年に改築され、大正12年、関東大震災に倒壊したが、昭和4年に復興した。神明総欅造り 屋根銅板葺で昭和20年4月15日 空襲による戦災の為全焼、昭和26年に復興、現在に至るとされている。橘樹神社の氏子区域に峰岡町が含まれていて、ほかに天王町、宮田町、岩間町、帷子町、鎌谷町、川辺町、和田町、常磐台、峰沢町、岡沢町、釜台町におよぶ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 6mm ISO80 ) 露出補正 なし
008_210104024 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
9.青面金剛(しょうめんこんごう)
橘樹神社の境内の奥には、 六手青面金剛像ほか庚申塔3体と神田不動尊がある。写真は3体並んだ庚申塔で、右側の庚申塔は明和元年 260年前、右後ろの庚申塔が六手青面金剛像で、寛文9年 350年前、左側の庚申塔は天和2年 340年前 (磯貝長吉 掲示)と記された説明札があった。青面金剛 像は中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊像だそうだ。寛文のはじめごろから、江戸の石工を中心に造られるようになり、やがて地方にも普及した。この青面金剛像は、寛文9年(1669年)に作られている。青面金剛としては横浜最古であり、六手青面金剛としては県内でも最古の像と思われると説明板に書かれている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
009_210104025 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
10.神田不動尊
その隣には不動堂である神田不動尊がある。不動尊像には文化8年(1811年)の銘があるが、昭和10年(1935年)に模して再建されたもの。神仏分離が進んだ中、こうして境内に不動堂が残されているのは珍しいという。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
010_210104028 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
11.橘樹神社鳥居
橘樹神社は相鉄線の天王町駅から国道16号線へ抜ける道の左側にある。大正14年(1925年)に建てられこの鳥居から社殿へ続く参道の右側には、境内社の神明社があり、天照大神の他、稲荷大神、猿田彦大神が祀られている。手水舎は昭和36年(1961年)に建立された。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
011_210104029 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
12.サクラの紅葉 12月16日撮影
2週間ちょっと前に撮った写真だが、今年は木々の紅葉がきれいだと思う。幹からでた小枝の紅葉も良い。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
012_201216 X800 IMG_0653.jpg
13.ドウダンツツジ
ドウダンツツジの紅葉も色鮮やかだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 18mm ISO80 ) 露出補正 なし
013_210104033 X800 〇帷子川 SX620HS.jpg
14.帷子川のオオバン
帷子川には水鳥が集まる。以前は見ることが少なかったが一昨年あたりから、オオバンが来るようになった。

  Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 55mm ISO80 ) 露出補正 なし
014_210104031 X800 帷子川 オオバン SX620HS.jpg
15.ホシハジロ
ホシハジロは帷子川の常連である。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 63mm ISO80 ) 露出補正 なし
015_210104039 X800 帷子川 SX620HS.jpg
16.我先に!
餌を投げ込んだおじさんがいた。鳥たちはいっせいに突進する。オオバン、ホシハジロ、オナガガモ、画面に見えないが、キンクロハジロ、カルガモまでいる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 91mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_210104052 X800 〇帷子川 SX620HS.jpg


2020年5月 6日

武蔵嵐山 チョウと歴史の散歩(2) 4月22日

菅谷館から都幾川の左岸へ出た。都幾川は昨年10月、大型台風19号で堤防が決壊し、埼玉県東松山市早俣地区が浸水した。都幾川は、埼玉県西部を流れる荒川水系の一級河川である。武蔵嵐山とは、埼玉県比企郡嵐山町にある観光地、渓谷、駅等の名称で、1928年(昭和3年)に、日本の公園の父と言われる造園家の本多静六が当地を訪れ景観を眺めたところ、京都の嵐山の風景によく似ていることから、「武蔵嵐山」と命名され評判になり、多くの観光客が訪れている。一般的に槻川橋や二瀬橋周辺から上流域にある嵐山渓谷付近の大平山や正山を眺める風景の事を指すそうだ。オオムラサキの森活動センターの駐車場の前の道をまっすぐ都幾川に出ると二瀬橋がある。
 二瀬橋から、オオムラサキの森活動センターの駐車場の戻ったところ、丁度、出入り口のゲートが閉められようとしているところだった。いつもは夕方5時まで利用出来るようだが、今はお昼で閉められる。活動センターの方に、ホソオチョウが飛んでいなかったとお話ししたところ、「気温が低く、すぐ陽が陰ってしまったので駄目だったのでしょう。ホソオは夏にも発生しますからまた来てください。」と言われた。
 駐車場を開けていただいて車を動かす。二瀬橋を渡って、右へ、鎌形八幡神社へ向かった。木曽義仲の出生の地というが、さびれた感じだった。

23.都幾川の河原
二瀬橋のたもとから、河原に下りてみた。昨年の台風19号では下流が氾濫したというが、今は穏やかな流れである。都幾川は二瀬橋の少し手前で槻川と合流する。向こうの橋はその槻川に架かる県道173号線の 槻川橋だ。その向こうが嵐山渓谷と呼ばれるところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
023)200422100 X800 武蔵嵐山 都幾川 RX10M4.jpg
24.菜の花
河川敷には菜の花が多く咲いていた。河川敷や川の土手をまっ黄色に染めて咲く菜の花は、春の風物詩でもあるが、この菜の花が実は1種類だけではないのだそうだ。セイヨウアブラナとセイヨウカラシナがある。私には区別がつかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO160 ) 露出補正 なし
024)200422103 X800 武蔵嵐山 都幾川 RX10M4.jpg
25.河原に積まれた石
河原にはいくつもの積み石がなされていた。なかなか良い形をした積み石がある。山ではケルンというが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし
025)200422105 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 RX10M4.jpg
26.セグロセキレイ
流れの向こう側にセグロセキレイがいた。家の近くではハクセキレイは良く見るが、セグロセキレイを見るのは初めてだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
026)200422109 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 セグロセキレイ RX10M4.jpg
27.二瀬橋から
瀬とは流れの急なところを言うが、都幾川と槻川(つきがわ)が合流する二瀬はどちらの川も瀬になっている。都幾川はときがわ町の大野峠や堂平山から発して東流し、槻川は堂平山、白石峠より、西へ流れ出し、山間を縫って東秩父村を通過して東へ流れる。そしてここ二瀬で合流し、ここより下流を都幾川という。そして都幾川は荒川に合流する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
027)200422114 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 RX10M4.jpg
28.槻川の流れと菜の花
二瀬橋に上がって、槻川側の流れと菜の花を眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO250 ) 露出補正 なし
028)200422120 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 二瀬橋から RX10M4.jpg
29.都幾川の流れ
二瀬橋を対岸の方へ進むと都幾川の流れが見える。左側の堤は桜並木になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
029)200422117 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 二瀬橋から RX10M4.jpg
30.オオムラサキ活動センター
二瀬橋からオオムラサキの森周辺を歩いて、活動センターに戻った。東屋の近くのエノキの木にいくつかのネットが被せられていた。オオムラサキの幼虫が保護されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO400 ) 露出補正 なし
030)200422130 X800 〇武蔵嵐山 オオムラサキ幼虫 RX10M4.jpg
31.オオムラサキ4齢幼虫
オオムラサキの寿命は約1年。夏にエノキに産み付けられた卵は、約6~10日で孵化する。孵化したばかりの幼虫は1齢幼虫といい、以後、脱皮をするごとに2齢、3齢と進み、4齢幼虫で越冬する。そして冬を越しエノキの葉が芽吹き始める4月中旬、活動を再開した4齢幼虫はエノキの葉を食べる。これはその4齢幼虫だ。褐色をしているがエノキの新芽を食べて緑色になってくる。そして5齢幼虫、6齢幼虫(終齢幼虫)まで成長する。十分に成長した6齢幼虫はエノキの葉裏で蛹になり、6月下旬頃から羽化が始まる。成虫が見られるのは1年のうち、夏のわずかな期間だ。成虫はその間に交尾・産卵を行い、次の世代へと命を繋ぐ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
031)200422127 X800 〇武蔵嵐山 オオムラサキ幼虫 RX10M4.jpg
32.鎌形八幡神社
オオムラサキ活動センターのU氏と少し話をさせていただき、閉めかけていた駐車場の門を開けていただき、お礼を述べて、いま歩いてきた二瀬橋を渡り、その先を右折して、鎌形八幡神社へ行った。鎌形八幡神社は、延暦年間に坂上田村麻呂が宇佐神宮の神霊を迎えて祀ったのが始まりと伝えられる社。その後は、源氏の氏神として信仰された。鳥居から参道がまっすぐ伸び、その先に石段があって拝殿、本殿がある。あまり手が入れられていない感じがした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
032)200422137 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
33.嵐山町と木曽義仲
「木曽義仲公」の旗が立っている。木曾義仲はこの地で生まれたと伝えられていて、彼の活躍した舞台は木曾、信濃、北陸、そして京の都などが挙げらるが、ここ嵐山町と義仲の関連を知る人は少ないようだ。しかし義仲の子の義高や、妻の山吹姫は鎌倉街道  上道に関係して登場する人物なのだそうだ。上道 (かみつみち)は鎌倉→ 化粧坂→ 瀬谷→ 本町田→ 府中→ 所沢→ 入間→ 笛吹峠→ 奈良梨→ 山名→ 高崎というルート

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
033)200422144 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
34.木曽義仲産湯の清水
ここに「木曽義仲産湯の清水」があるというので、見落としてはいけないと思っていた。しかし、どこがそうなのか判らなかったが、実はこの写真の柄杓が置いてある手水舎へ「木曽義仲産湯の清水」が引き込まれているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
034)200422146 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
35.拝殿と本殿
鎌形八幡神社の本殿は、拝殿に覆われており、室町時代の建築様式を伝え、ご神体として僧形八幡像を祀っている。 本殿の建立年代は、棟札に「奉再建立正八幡宮御神殿于時寛延ニ己巳暦三月朔日遷宮」とあり、寛延2年(1749年)である。しかし、新材がかなり含まれ、何度かの修理を経ているものと考えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
035)200422151 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
36.拝殿の彫刻
拝殿・本殿は簡素なつくりではあるが、拝殿の向拝の上に彫刻が施されていた。彩色もこの彫刻部分にのみ施されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/40秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
036)200422149 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
37.ホウチャクソウ 宝鐸草
拝殿のわきにホウチャクソウが咲いていた。この花は雑木林などの樹間のひらけた場所に群生する。初夏に地味だが白から緑へのグラデーションが美しい花をつける。ホウチャクソウは草丈は30-60cmになり葉は互生、茎は上部で分かれる。宝鐸(ほうちゃく)とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りであり、風鐸(ふうたく)ともいう。垂れ下がって咲く姿がこの宝鐸に似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
037)200422155 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 ホウチャクソウ RX10M4.jpg
38.鎌形八幡神社の境内
本殿参道の石段の上から境内を眺める。真っすぐに伸びる境内の参道の左側に「木曽義仲産湯の清水」が引き込まれている手水舎があり、参道の先には簡素な門がある。扁額がかかっていたが読めなかった。その門の先には鳥居がある。右から伸びた赤いモミジ良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
038)200422157 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
39.ノムラモミジ
先週、横浜の「県立四季の森公園」で見てきた赤いモミジを参考にすれば、これはイロハモミジの赤葉品種と思う。色はあまり鮮やかではなかった。   

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/320秒 190mm ISO3200 ) 露出補正 なし
039)200422159 X800 〇武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg
40.ヤエザクラ
ほぼ満開だった。今にも開きそうな蕾には八重の花びらがびっしりと詰まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
040)200422173 X800 武蔵嵐山 鎌形八幡神社 RX10M4.jpg


2020年1月 5日

初詣 川崎大師 1月3日

 川崎大師へは何回かお参りしたことがあるが、正月の三が日に行ったことはなかった。午前中にお参りしようと思い、京急川崎大師駅に10時半前に着いた。すでに歩行者天国の参道は、初詣の人々でにぎわっている。最近お参りしたのは一昨年の1月16日 だった。その時も1月のうちだったので、境内には屋台の出店も出て賑やかだったが、参拝者の数は比較にならない。
 京急川崎大師駅から川崎大師まで商店街の参道は、その両脇にたくさんの出店が出て、にぎやかだった。
 川崎大師とは通称であり、正しくは真言宗智山派の大本山平間寺という。1128年(大治3年)建立され、山号は金剛山、院号は金乗院という。川崎大師の本堂の正面の門は大山門だが、そこは参拝を終えて帰る人の出口になっていて、正面からは参道に入れない。いったん不動門まで進むのだが、不動門から入らずに右へ曲がって、100mほど進み、大山門の脇が入り口になっていた。大山門へ入るとき、参道へ進むとき、そして本堂前に進むときに"STOP"がかかり、待たされる。そしてやっと本堂に上がりお参りをすることが出来た。
 大山門を出て、賑やかな門前通りの途中で、今年の干支、ネズミの縁起物の土鈴を買い求め帰路についた。
 相鉄線の天王町駅で降りて、氏神さまである橘樹神社と神明社にお参りして帰宅した。

1.正月 参道の出店 -1
商店街の参道には、正月は店を閉めている商店の前に、食欲をそそる屋台の出店がにぎやかに並んでいた。もう、初詣を終えて、京急川崎大師駅のほうへ歩く人たちも多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
200103_001.jpg
2.正月 参道の出店 -2
「創業昭和20年・にぎり天」という店が出ていた。他の屋台とはちょっと雰囲気が違う。にぎり天とは、宮島にも多くの店がある広島名物で、魚のすり身を油で揚げた串もの。 手でにぎって串につけることからこの名前なのだとか。 イカのぶつ切りを混ぜたものや中にチーズを入れてベーコンを巻いたものなど、さまざまな種類があるようだ。賑わっていた。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_002.jpg
3.正月 参道の出店 -3
営業中の寛文年間(1661年~1672年)創業の料亭「恵の本」のすぐそばで、その玄関の前を避けるようにして出店されていた屋台もあった。「恵の本」 は江戸時代の人も愛したメニューで、当時は参拝の後にこちらで1杯やるのが粋だといわれ流行ったそうだ。大師名物「蛤なべ」をはじめ、活穴子や煮物などその伝統はしっかりと受け継がれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
200103_003.jpg
4.大山門と参道
駅から10分ほど歩いてくると、右手に賑やかな参道と大山門が見えたが、ここは一方通行になっていて、参道に入ることはできない。真っすぐ進んで、右に曲がり、さらに不動門の前を右に曲がるよう誘導された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
200103_004.jpg
5.大山門
不動門の前を右に曲がって100mほど進み大山門へ出る。大山門の右側は出口になっていて、これから参拝する人は左側から境内に入る。"STOP"の札が出て、入場制限され、3回ほど待って、やっと大山門をくぐることが出来た。大山門は1977年(昭和52年)11月、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像が模刻され安置されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO250 ) 露出補正 なし
200103_005.jpg
6.大本堂
境内に入る。正面の大本堂の石段に上がるまで、再び"STOP"の札で待つ。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成した。本尊厄除弘法大師が祭られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし  
200103_006.jpg
7.参拝
やっと石段の上に上がることが出来、前の人から順に手を合わせてお参りしていく。短かく拝む人もいるが、皆さん結構長くお参りしていた。私は、今年は短く拝礼をした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
200103_007.jpg
  8.不動堂の献香
お参りした後は左に出て、不動堂へ向かう。堂宇の前まで進み、献香所を振り返ると、線香の煙の向こうに不動門と不動門からの賑やかな参道が見えた。不動堂は1890年(明治23年)創建。現在の建物は1964年(昭和39年)に再建されたものだそうだ。本尊の不動明王は成田山新勝寺の本尊を勧請。関東三十六不動霊場第7番、武相不動霊場第1番札所である。不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県の有縁の地より山門として移設され、さらに現在の大山門建立に伴い不動門として移設された。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_008.jpg
9.稲荷堂
本堂と不動堂の間には、稲荷堂があった。福徳稲荷というが、川崎大師の境内諸堂で唯一、太平洋戦争を潜り抜け残った堂宇だそうだ。 この奇跡的に焼けなかった福徳稲荷を大本堂の場所に移築し、人々の心を癒したそうだ。福徳稲荷は川崎大師の歴史を支えた重要な存在といえる。

     Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
200103_009.jpg
10.境内の賑わい
不動堂を背に不動門へと境内を歩く。屋台の出店が連なる。焼きそば、お好み焼きに人気があるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_010.jpg
11.参道のだるまや
不動門からは出られない。大山門のほうに回って、参道に出た。いつもその喫茶室に入って久寿餅を食べる「住吉」もこの日は満員だった。参道はにぎわっていた。だるまやさん「かどや開運堂」には。あまりお客が入っていなかったが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
200103_011.jpg
12.干支の縁起物
お隣の高橋太一商店はだるまの他に、干支の縁起物の置物などを店頭に並べている。手ごろな値段で買いやすい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO150 ) 露出補正 なし
200103_012.jpg
13.飴の「松屋総本店」
参道には飴屋さんが何店かあるが、ここは参道の入り口にある老舗店である。トントントントンと飴を切る音が聞こえてくる。この「松屋総本店」のほかに、「老舗評判堂」、「松屋の飴総本舗」などがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_013.jpg
14.京急川崎大師駅
京急川崎大師駅に京急川崎行の大師線の電車が入ってきた。「2020 川崎大師 子」のヘッドマークを付けている。この1500形は1985年に製造された。製造から35年が経っている。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_014.jpg
15.保土ヶ谷神明社の茅の輪
横浜で昼食をして、相鉄線で天王町へ戻ってきた。まず、氏神さまの橘樹神社にお参りし、次に神明社へ詣でた。参拝の列は100mほど続いていた。参道の立派な茅の輪を潜る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200103_015.jpg
16.神明社奉納演武杖道
たまたま神楽殿で神明社奉納演武杖道が行われていた。古流  五月雨と題された演武は、藤野憲介4段(左)と山本剛5段が演じていた。五月雨という形は 六本の組形で構成され、その技は気位をも要求され、心、技、体の完全一致を見なければ出来得ない高度な形であるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO500 ) 露出補正 なし
200103_016.jpg


2019年1月 6日

大晦日と三が日 2018年から2019年へ

12月27日にあった忘年ゴルフで、今年のイベントはすべて終了した。
 年賀状は25日に投函を済ませた。一年間の「やりっぱなし」のツケで、散らかされていたカメラ関係の資材や、パソコンの参考書、そして、夏物、冬物がゴッチャ混ぜになった衣料の整理もしておかないといけない。家事は棚の上など高いところの埃払いを私がすることになるが、たいしたことはしなかった。
 大晦日は気温は低かったが、良い天気だった。帷子川に来ているだろう水鳥を見に行く。オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロが来ていた。
 元旦は、娘たちの家で、娘の主人の父親を招いて、家族の新年会だった。
 2日は、私の家内の父親の命日なので、例年通り八王子へ墓参りに行く。以前は10人以上が集まったが、母親と家内の兄たち3人が他界してしまったので、寂しくなった。
 遅くなってしまったが、3日は、氏神さまの神明社と橘樹神社に初詣に行った。午後は3時半ごろになって冷たい風の吹くなか横浜の大桟橋へ、夕焼けのみなとみらいを撮ろうと出かけた。天気は良かったのだが、きれいな夕焼けは見られなかった。これはまた別編で。
 今年の三が日は風もあって寒かったが、良い天気だった。今年も元気に過ごしたいと思う。

1.オナガガモ 大晦日
帷子川にはいつも真っ先に姿を現すオナガガモだが、今年も渡ってきていた。真ん中にいるのが♀でその周りの3頭は♂だ。♂の尾が長いのでオナガガモという和名がある。ポケットに入れて持ち歩く小さなカメラがなかったので、暮れにCanon PowerShot SX620 HSを購入したが、その望遠端である35㎜版換算625mmで撮影。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO320 ) 露出補正 なし
181231001.jpg
2.ホシハジロ♀ 大晦日
日本には越冬のために飛来するが繁殖はしない。♂より♀のほうが落ち着いた毛色をしている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/500秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
181231002.jpg
3.ホシハジロ♂ 大晦日
ホシハジロは10月に入ると日本への飛来が始まるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
181231003.jpg
4.オナガガモの雌雄 大晦日
オナガガモの♂と♀のペアだが、夫婦かどうかは分からない。川面の波紋がきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO1000 ) 露出補正 なし
181231004.jpg
5.キンクロハジロ♂ 大晦日
キンクロハジロもおなじみだ。星川の辺りではオナガガモが最も上流側にいることが多く、キンクロハジロは天王町に近いほうに群れている。初列風切の上面には白い斑紋が入り、和名ハジロの由来になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO320 ) 露出補正 なし
181231005.jpg
6.オナガガモの群れ 大晦日
オナガガモが8頭、同じ方向に向かって泳いでいた。♀が3頭いる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO250 ) 露出補正 なし
181231006.jpg
7.帷子川の冬鳥 大晦日
天王町寄りの古町橋まで行って、戻って上流に向かって歩く。これは愛染橋の上から撮った。向こうに見えるのは常盤橋だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
181231007.jpg
8.使われなくなった線路 -1 大晦日
相鉄線は昨年の11月24日から上り線も高架線に移り、これで上下線とも高架を走ることになった。踏切はなくなって、車は一時停止しないで通過する。工事はまだ完了しておらず、あと、2年ほどかかるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
181231008.jpg
9.使われなくなった線路 -2 大晦日
これは新しく使われるようになった天王町方面への高架線。天王町駅は以前から高架駅になっているが、現在その駅の改修が行われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
181231009.jpg
10.上り電車 大晦日
常盤橋付近を走る上り横浜行き電車。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 64mm ISO100 ) 露出補正 なし
181231010.jpg
11.星川駅高架ホーム 元旦
昨年、11月24日始発から使用されるようになった星川駅上り線ホーム。元旦は星川から相鉄線に乗り、大和で小田急線に乗り換えて新百合ヶ丘へ行った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 9mm ISO80 ) 露出補正 なし
181231011.jpg
12.小田急線新百合ヶ丘駅ロータリー 元旦
娘たちの家で家族の新年会を終え、気持ちよい風に吹かれながら新百合ヶ丘駅まで歩いてきた。小田急線の改札は2階にあり、下はバスターミナルのあるロータリーになっている。昨年12月にポケットに入れて持ち歩くために購入したコンパクトカメラは、光量が多い時は良いが、暗いとやはり手振れする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 6mm ISO1250 ) 露出補正 なし
181231012.jpg
13.八王子 大乗寺 1月2日
1月2日に家内の両親や兄たちが眠る八王子の大乗寺へ墓参りに行くのは、もう40年近く続いているのではなかろうか。だんだんと墓参りをする人たちが少なくなって行くのが寂しい。この大乗寺は天正5年(1577年)、小石川本郷駒込に創建された日蓮宗の寺である。太平洋戦争末期の昭和20年(1945年)、東京大空襲による無差別爆撃で焼失した。昭和49年(1974年)に現在地に移転した。 この本堂の屋根瓦の主なものは、小石川にあったものだそうだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISO80 ) 露出補正 なし
181231013.jpg
14.八王子 大乗寺方丈の屋根 1月2日
今までお参りにきても屋根には関心がなかったが、あらためて見てなかなか立派だなと思った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 9mm ISO80 ) 露出補正 なし
181231014.jpg
15.小海老のから揚げ 1月2日
八王子の墓参りの後、築地へ出て寿司屋で食事をした。寿司の前に酒のあてに「小海老のから揚げ」というのを注文してみた。これがふっくらとしていて旨かった。一匹つまんで、マットの上に取り出して撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/300秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
181231015.jpg
16.波除神社 -1 1月2日
食後、場外市場を歩いてみたが、ほとんどの店は閉まっていた。波除神社にお参りする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 8mm ISO250 ) 露出補正 なし
181231016.jpg
17.波除神社 -2 1月2日
神社の前の立札に書かれた由緒によれば、波除神社の創建は万治年間(1658-1661)とされている。wikipediaによれば、 江戸時代の明暦の大火後、当時はまだ江戸湾が入り込んでいた築地の埋め立て工事が行われたが、荒波の影響で工事は難航した。その最中のある晩、光を放ち海面を漂う御神体が見つかり、万治2年(1659年)、現在地に社殿を建て祀った。その後、波が収まり工事が順調に進んだことから、「波除稲荷」と尊称して厄除けなどに信仰を集めることとなったという。参拝者は茅の輪をくぐって社殿で2礼、2拍、1礼。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/20秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
181231017.jpg
18.ベニーリの丘 1月3日
野村不動産の横浜ビジネスパークを通って、神明社へ向かう。ここは横浜ビジネスパークの中央にある「ベニーリの丘」に造られた池だ。水面に周囲の建物が映り込んでいた。クリスマスなどにはイルミネーションが輝き、ライトアップされる。

HTC HTV31 20.2 Mega Pixels
オートで撮影 ( f2.2 1/120秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
181231018.jpg
19.保土ヶ谷神明社 1月3日
神奈川県神社庁の献幣使参向神社となっており、横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされる。私たちがこの地へ移り住んできて以来、勝手にに氏神さまとさせていただいているが、もともとは、氏という字のように、氏族にとって縁の深い神社や、親神を祀った神社という意味だった。しかし次第に、今住む地域を守る神を「氏神さま」と呼ぶようになっていったようである。 「氏神さまは、あなたが住む地域を守ってくださっている神様のことです。」ということで、橘樹神社と併せて氏神さまになっていただいて、毎年感謝のお参りをしている。

HTC HTV31 20.2 Mega Pixels
オートで撮影 ( f2.2 1/457秒 5mm ISO50 ) 露出補正 なし
181231019.jpg


2017年2月19日

帷子川の鳥たちが少ない 1月4日、1月10日、2月8日

ブログの上ではやっと年が明けた。と言っても特にイベントがあったわけではない。近所のスーパーや郵便局などへ出かける時に、P610を携えていき、帷子川に来ている鳥たちを撮ったりしていた。
 今年は帷子川に飛来する渡り鳥たちの種類も数も少ないように思う。キンクロハジロ、ホシハジロなどいるにはいるのだが、数が少なく、オナガガモはその姿を見ることがほとんどない。そんな中で撮った写真だ。

1.神明社 1月4日
今年の正月三が日はほかに出かける予定があって、毎年恒例の氏神様への初詣をさぼってしまった。やっと4日に橘樹神社、神明社にお参りした。4日の神明社はそれほど参拝者が多くなかった。そろそろ受験シーズンだ。おみくじを引いて、絵馬に志望校を書いて掲げている受験生らしき姿が見える。。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/320秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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2.ユリカモメ 1月4日
ユリカモメも渡り鳥だ。越冬のために日本より北の国から渡ってきて、冬を日本で過ごし、冬が終わると再び繁殖のために北の国に渡って行く鳥だそうだ。近年、帷子川でユリカモメの数が多くなっているように思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 179mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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3.ハクセキレイ 1月4日
帷子川の岸の石畳ではハクセキレイを良く見る。英名では、この仲間のタイリクハクセキレイ各亜種を総称して "White Wagtail" と呼ばれるというが、その名の通り、いつも尻尾を上下に揺り動かしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/500秒 161mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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4.キンクロハジロ 1月10日
常盤橋のあたりにはいつもキンクロハジロが多くいるが、今年はとても少ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 179mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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5.ユリカモメたち 1月10日
相鉄線の天王町駅から松原商店街へ抜ける道にかかる帷子橋にはユリカモメが多く集まっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/1250秒 164mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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6.ユリカモメ 1月10日
ユリカモメだけは多くいた。暖かそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/1000秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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7.10月桜 1月10日
ジュウガツザクラと思う。神明社の参道に入る手前の耕地整理竣工記念碑の傍で咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO220​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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8.ホシハジロ 2月8日
常盤橋と愛染橋の間にホシハジロが5~6羽いた。時々水に潜っては何かくわえて上がってくる。肉眼では何をくわえているのかわからなかったが、あとで画像を見ると水草だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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9.セグロカモメ 2月8日
ユリカモメたちに混ざって、ユリカモメより一回り大きいセグロカモメが1羽だけいた。セグロカモメも日本には冬鳥として渡来するという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/640秒 98mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
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2016年2月 2日

帷子川のユリカモメ 1月7日、8日

この正月は毎年続けている氏神様への初詣を失礼してしまっていた。遅ればせながら、7日に橘樹神社へ、8日に神明社をお参りした。
  往き返りに帷子川の河畔を歩く。今年は正月から暖かかったが、いつもの年より、常連のオナガガモやキンクロハジロが少なく、そのかわりユリカモメがとても多い。TVニュースではアラスカで、約2kmの範囲で8千羽に及ぶウミガラスなどの海鳥が打ち上げられていたと報じられていた。異常気温のため餌となる魚の状況変化があるのではないかとのことだ。

1.ユリカモメの群れ
1月7日、毎年元旦にお参りしている橘樹神社に遅まきながら初詣でをしたが、帰りに歩いた帷子川には、いつもの年に比べてユリカモメの数が多かった。帷子川の水もきれいになってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2.オナガガモ、ユリカモメ、鯉
オナガガモのペアとユリカモメが休む川岸近くを鯉が悠々と泳いでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 72mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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3.オナガガモ♀
ユリカモメが目立つ分、オナガガモが少ないように思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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4.オナガガモ♂
このエリアはオナガガモとユリカモメしかいない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5.帷子川公園のあたり
ベンチに座っている人が、なにか食べ物を与えたのだろうか。こういう風景での鳥は、普通はハトなのだが、この時はユリカモメが集まってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/160秒 32mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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6.常盤橋付近
常盤橋近くの川辺の柵にもユリカモメが休んでいる。赤いくちばしと目の後ろの黒い弧が特徴で、それで他のカモメ類と区別できる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
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7.キンクロハジロ
常盤橋のあたりはキンクロハジロが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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8.セグロカモメ
対岸にユリカモメより明らかに大きいカモメがいる。くちばしは赤くない。セグロカモメだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 258mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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9.オナガガモ
いつもの冬は常盤橋のあたりにはオナガガモの姿は見えないのだが、今年の冬はキンクロハジロの群れとともにオナガガモが浮かんでいる。何気なくシャッターを押しているが、手振れ防止が効果的に機能している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
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10.ホシハジロ
ホシハジロの数はそれほど多くない。首を後ろに曲げてくちばしを背に埋めている。寒いのだろうか?いや、これは寝姿のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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11.帷子橋のあたり -1
1月8日は神明社にお参りした。帷子川左岸を歩き、帷子橋を渡って、相鉄線の天王町駅へ出るが、その帷子橋の欄干には、近くを人が通るにも関わらず、ユリカモメが止まっていた。

Panasonic DMCーSZ-10​ ​f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
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12.帷子橋のあたり -2
帷子橋から帷子川上流を眺める。橋の欄干に止まる2匹のユリカモメはなにか話をしているような姿だ。

Panasonic DMCーSZ-10​ ​f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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13.神明社
いつもの年は元旦にお参りするので、大勢の初詣参拝者で賑わっているが、さすがに1月8日ではお参りする人も少ない。

Panasonic DMCーSZ-10​ ​f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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