中央高速の中央原P.A.で蓼科方面の空を見ると、雲は上がり、青空が広がってきている。今日はダメかと思ったが、八島が原湿原へ上がることにした。
八島が原湿原には、毎年のように来ている。昨年は7月13日、一昨年は8月10日に訪れた。3年前は8月21日だった。やはり時期によって見られる蝶が多少異なる。さて、今年は7月25日、どんな蝶が見られるのだろうか。相変わらず、ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンが飛び回る。
首からD300+100mmマクロ、右手にハンドストラップのP90、そしてベストのポケットにG12を入れて、湿原を周る木道を2時間弱歩いた。湿原を一周しようと思っていたが、いつ天候が崩れるかもしれないとの不安から、実現できなかった。
撮った蝶はヒョウモンチョウたち4種とヒメシジミ、コキマダラセセリと少なかった。
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1.コキマダラセセリ -1
コキマダラセセリかヒメキマダラセセリか、あるいはアカセセリなのか、見分けるのもなかなか難しい。どうやらコキマダラセセリのようだ。新鮮な個体が多かった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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2.ウラギンヒョウモン -1
湿原を一周する木道を 左回りに歩く。ノアザミでウラギンヒョウモンが吸蜜している。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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3.ウラギンヒョウモン -2
この向こうには広大な湿原が広がる。この時期、ノアザミの花はきれいだ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.ギンボシヒョウモン
これはギンボシヒョウモン。表側はほとんど区別は付け難いが、裏面でウラギンヒョウモンとの識別が可能だ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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5.コキマダラセセリ -2
湿原を背景に、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ。八島が原湿原は面積が43.2ha、泥炭層の厚さは約8.05m。1万2千年前に誕生した、日本の南限にあたる高層湿原とされる。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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6.ウラギンヒョウモン -3
一帯にはオレンジ色の蝶が飛び交う。そのほとんどがウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンだ。100mmマクロで。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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7.ヒョウモンチョウ? -1
オレンジ色のヒョウモンチョウはギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンが多いが、新鮮なヒョウモンチョウもいた。しかし、ヒョウモンチョウとコヒョウモンの区別は難しい。この蝶はノアザミの花には来ない。ヨツバヒヨドリが好きなようだ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
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8.コキマダラセセリ -3
翅を半開して見せてくれたコキマダラセセリ♂。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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9.ヒョウモンチョウ? -2
翅を閉じて、ヨツバヒヨドリで吸蜜している。裏面が確認できる。裏面でのコヒョウモンとの違いを図鑑で確認するが、判別が難しい。
Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
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10.ヒョウモンチョウ? -3
前翅表の基部寄りの2黒点の間隔がやや広いこと、前翅表第1b室の黒班が二分されていることから、どうやらヒョウモンチョウだと思う。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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11.ヒメシジミ
ヒメシジミがハクサンフウロで吸蜜していた。狭い範囲で発生しているようで、限られたところでしか見ることがなかった。♂は擦れた個体が多かった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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12.ヒョウモンチョウ? -4
前翅外縁に丸みが少ないこと、前翅表第1b室の黒班が分離しているように見えるので、やはりコヒョウモンではなく、ヒョウモンチョウのようだ。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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13.ヒョウモン3種
左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモンと、3種が揃う珍しいショットが撮れた。花はたくさんあるのに何故一つの花に集まるのだろうか。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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14.ミドリヒョウモン
ここ八島が原湿原では比較的少ないミドリヒョウモン。13.と同じ個体である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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15.ヒョウモンチョウ? -5
この個体も前翅表の基部寄りの2黒点の間隔が広いように見える。やはりヒョウモンチョウであろう。八島が原湿原にいるコヒョウモン属は、ヒョウモンチョウなのかもしれない。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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