初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2024年3月29日
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
2023年4月24日
旧東京医学校本館の前の草地でキアゲハを撮影して、北へ、次郎稲荷の方へ上がっていった。そこへツマグロヒョウモンが現れる。まだ4月のはじめである。今年のチョウの発生は全般的に早くなっているようだ。
桜の花はまだ残っているだろうか?ハンカチの木はどうかな、などと思いながら歩く。白いこんもりとした花が咲いている木があった。傍に行ってみると白いトキワマンサクだった。マンサクは黄色い花や、赤い花を見ることが多いが白い花は初めてである。
ハンカチの木は、花を咲かせ、白いハンカチを広げている。ツツジ園の各種のツツジもみんな満開だった。名残りのサトザクラは咲いていて、その下では小さな子供さんを連れた若いお母さんたちが、シートを敷いてお昼を楽しんでいる。
総合研究博物館本館の前を入園口まで戻り、再度ツマキチョウの撮影を試みようと、ナノハナとショカツサイの咲くポイントへ向かった。だが、♂を含めて何頭かのツマキチョウは翔んでいるが、撮影できない。白いチョウのほとんどはモンシロチョウだった。例年はもっと多く翔んでいるはずだが、今年のツマキチョウの最盛期は10日ほど早かったのではなかろうか。
旧東京医学校本館(重要文化財) 2023年4月4日 文京区白山 小石川植物園
18.ツマグロヒョウモン♂ -1 ツマグロヒョウモンの発生も早い。いつもの年では4月の後半になってみることが多いのだが。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 146mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
19.ツマグロヒョウモン♂ -2 前の写真と同じ個体。この種が関東の平地で、大型ヒョウモンの普通種となって久しいが、私がまだ小学生のころ、高尾山山頂から小仏峠へ向かう尾根道で、真正面から飛来してきた本種を、無我夢中でネットを一振り、ゲットしたのを鮮明に覚えている。もう70年も前のことである。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし | |
20.白い花のマンサク(万作) 保土ヶ谷公園では黄色いマンサクを、舞岡公園ではオレンジ色、そして先日は深紅のマンサクの花も見た。この白いマンサクにはトキワマンサクという札が掛けられていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/1000秒 54mm ISO360 ) 露出補正 なし | |
21.トキワマンサクの木 その白い花が密集して咲いているトキワマンサクの木は、高さが5mくらいはあるとても大きな木だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
22.スズカケノキ<br>
説明版があって、「この木は明治9年に導入された日本で最も古いスズカケノキの一つです。街路樹として現在広く使われているモミジバスズカケはこのスズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種であることが知られています・・・」と書かれていた。見上げるほど高い木だ。♪友と語らん・・・で始まるダークダックスの歌を連想する。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br>
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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23.ハンカチノキ 花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」や「幽霊の木」などと呼ばれる。英語では"Handkerchief tree"、"Ghost tree"、"Dove tree"(鳩の木)などというそうだ。木の高いところで咲いていたので、写真が撮り難かった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
24.ミツバツツジ (三葉躑躅) ツツジ園 ミツバツツジという名称は、個別の種と、ミツバツツジ類の総称を指す場合が紛らわしい。これは傍に「ミツバツツジ」という札が立てられていたので、個別の種としてのミツバツツジと思う。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、本種は5本であることが大きな特徴で、雌しべは1個ある。おしべは確かに5本だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 45mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
25.シロバナフジツツジ(白花藤躑躅) ツツジ園 花が藤色のためフジツツジという。これは白花である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 103mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
26.甘藷試作跡の碑 青木昆陽がこの場所でサツマイモの試作を行ったことを示す碑があった。wikipediaによれば、和名のサツマイモは、江戸時代に琉球王国(現・沖縄県)を経て薩摩国(現・鹿児島県)に伝わり、そこでよく栽培された事に由来、「薩摩藩から全国に広まった芋」を意味している。別名として甘藷(かんしょ)があり、中国植物名も甘藷である。甘藷は「甘味のある芋」の意味である。また、江戸時代に飢饉を救う救荒作物として栽培が奨励された。飢饉対策に腐心していた江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の命によって、1735年、蘭学者の青木昆陽が薩摩から江戸に種芋を取り寄せて、小石川御薬園(現:小石川植物園)などでサツマイモを試作し、これをきっかけに東日本各地でも栽培が広がった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
27.サトザクラ(里桜)の下で 総合研究博物館の手前にはソメイヨシノ林とう広場がある。ソメイヨシノは最盛期を過ぎていたが、まだまだサトザクラの札が掛けられた木は花がいっぱいであった。wikipediaによると、広義のサトザクラとは、サクラの栽培品種の総称である。そして狭義のサトザクラはオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の品種群(Cerasus Sato-zakura Group)のことをいう。ソメイヨシノは、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラである。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/1000秒 46mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
28.サトザクラ 何というサクラと、何というサクラの雑種であるのかはわからない。白い花の八重桜である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 101mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
29.ショカツサイ(諸葛菜) もう一度ツマキチョウの写真を撮ろうと、ショカツサイとナノハナの咲くポイントへ行った。ショカツサイはアブラナ科でツマキチョウの食層の一つである。オオアラセイトウ(大紫羅欄花)というのが正式名称で、ショカツサイは諸葛孔明が広めたとの伝説からの別名だという。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.5 1/1000秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
30.モンシロチョウ♂ ナノハナが咲くところには、一視野に4~5頭の白い蝶が翔んでいるが、そのほとんどはモンシロチョウが。ツマキチョウとは翔び方で区別できるが、目の前を翅を開いてスーッと翔ぶ個体の翅先のオレンジ色を見て、目で追うがまったく止まってくれない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO320 ) 露出補正 なし | |
31.タンポポに止まるモンシロチョウ♂ -1 モンシロチョウとツマキチョウの大きさはほとんど変わらない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし | |
32.タンポポに止まるモンシロチョウ♂ -2 前の画と同じ個体。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
33.ツバメシジミ♂ -1 足元でツバメシジミが翔んでいた。きれいなブルーの雄だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし | |
34.ツバメシジミ♂ -2 裏面が見えるように撮る。尾状突起のところの小さなオレンジ色が良い。桜を見るには少し遅くなってしまったが、明日から某旅行社のツアーで奈良・吉野山へ2泊3日の旅行の予定である。新横浜6時45分集合と朝も早い。1時過ぎに帰路に着いた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし |
2021年4月17日
発生しているかどうか心配だったツマキチョウも11時半ごろには姿を見せ始め、♂が♀を求めて飛ぶ姿が見られるようになった。アブラナなどの花に止まってゆっくり吸蜜する姿は少なかったが、カメラに収めることは出来た。
アブラナの花が咲くポイントへは、また後で戻ってくることにして、日本庭園の方へ歩く。咲いていてくれた枝垂れ桜や八重桜を眺め、日本庭園へ向かうと、ツツジが咲き、フジも咲いていた。
旧東京医学校本館を左に見て、日本庭園の北側から、ツツジが咲く丘を登って大きな木が茂る高台に着いた。大木に咲くトキワマンサクの白い花や、ツクシカイドウを見たり、数人の女性の方々が見ておられた雄株の木に実のなったオオモミジの説明を伺ったりした。
サクラは、ソメイヨシノは散ってしまい、サトザクラの一葉や普賢象が咲き残っていた。
2017年1月28日
毎年、新宿御苑のインフォメーションセンターで開催されている「チョウが消えていく~絶滅の危機にあるチョウを守る~」という日本チョウ類保全協会主催の企画展が昨年は12月13日から18日まで行われていたので、14日に行ってきた。
雨上がりの平日の午後だったので、会場には人影が少なかった。会場の奥まったところに展示されていた「南インドのアゲハ属チョウ類」というタイトルのビデオテープが目に入った。傍に「DVDご希望の方は住所・氏名を書いてはこの中に入れてください」と書かれていて、鉛筆とメモ用紙と箱が置いてあった。是非欲しいと思って、住所・氏名を書いたメモを箱の中に入れてきたところ、1週間ほどして郵便物が送られてきて、開封したところ、「南インドのアゲハ属チョウ類」ほか4編、計5編のDVDが入っていた。それらのDVDを製作された I さんという研究者のかたが送ってくださったのだ。私が展示会で残したメモに、5編あったDVDのうちどれが欲しいと書かなかったので、全部送ってくださった。幸い包に電話番号が記されていたので、さっそく電話をしてお礼を申し上げた次第である。費用をうかがったが無償でよいとのこと。重ね重ねご厚意に感謝した。
内容は極めて学術的な研究内容であり、学会か何かで英語でプレゼンテーションされたものだろう。日本語で書かれた冊子も同封されていた。暮れから正月にかけて勉強させていただいている。
会場で展示されていた写真を見たり、日本チョウ類保全協会のかたと話をしたりして小一時間ほど過ごした後、まだ紅葉が残っている静かな御苑の中を歩いた。
新宿門に設置されていた園内図 (発行 国民公園協会・昭和造園グループ)
1.新宿御苑 旧新宿門衛所 この日は外苑前で用事を済ませた後、メトロで赤坂見附に出て、丸ノ内線に乗り換えて新宿御苑前から新宿御苑の新宿門を目指した。この旧新宿門は昭和2年の竣工で、1955年にできた現在の新宿門より少し手前のこの場所にあった。2002年の改修工事で綺麗に整備されたが、防犯上の配慮からか以前よりも窓の半分くらいが埋められて鉄格子が嵌められてしまったそうだ。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
2.日本チョウ類保全協会企画展 企画展「チョウが消えていく~絶滅の危機にあるチョウを守る~」は新宿門を入ってすぐ左側のインフォメーションセンターで行われていた。会員の人たちの素晴らしい蝶の写真が展示されている。雨上がりの平日の午後なので、入場者は少ない。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
3.紅葉したカエデ 企画展を見終えて左回りに歩き始める。すぐ右側にまだ残っていたカエデの紅葉が見られた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
4.カエデの落葉 散策路には赤い葉と黄色い葉が混じって、カエデの葉が落ちている。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 33mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
5.カエデの古木 このカエデの木は幹が太く枝が垂れ下がり、貫禄すら感じられた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
6.広い芝生の庭 左手にメタセコイヤの高い木があり、右手は存在感のあるハルニレの木が見える広い芝生の庭だ。この芝生の庭には自由に立ち入ることができる。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
7.フユザクラ 休憩所になっている東屋の傍に桜のような花が咲いていた。フユザクラと書かれた札があった。冬桜といっても秋~冬に「冬の花」が咲き、春になって残りの「春の花」と2度咲くらしい。春には葉も一緒に出るという。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
8.カエデの小道 日本庭園の方へ歩いていくと、カエデの落葉が敷き詰められた小道に出た。中国から来ている観光客のご夫婦が写真を撮っていたので、ご主人のスマホでツー・ショットを撮ってあげた。どこから来たのか尋ねたところ、「シーアン」(西安)とのこと。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
9.歴史建造物 旧御涼亭 日本庭園エリア内の上の池の傍に、旧御涼亭という歴史建造物があった。旧御涼亭は、昭和天皇が皇太子であったときに、そのご成婚記念に台湾在住の日本人が送ったものだそうだ。大正12年(1923年)に着工、そして昭和2年(1927年)に完成した中国建築だ。説明書きには、旧御涼亭は「台湾閣」と呼ばれるように清朝中期以降の台湾で用いられた閩南(びんなん)建築様式の特徴が取り入れられており、それらがこの建物の見どころになっていると書かれていた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
10.フランス式整形庭園 新宿御苑の東側にフランス式整形庭園があり、2組4列のプラタナス並木がある。残念ながらプラタナスの葉は全部落ちてしまっていた。新宿御苑のホームページによると、プラタナスとは、スズカケノキ科スズカケノキ属の植物の総称のことで、スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキの3種類の木がプラタナスと呼ばれている。ここのプラタナスは、ほとんどがモミジバスズカケノキだそうだ。プラタナスの葉は11月ごろ黄色く色づくという。その葉はカエデの葉を大きくしたような形をしている。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 18mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段 | |
11.ヒマラヤザクラ そろそろ新宿門へ戻ろうと思い、玉藻池の脇を通って、重要文化財に指定されている旧洋館御休所を見ながら、サービスセンターのところへ来ると、ヒマラヤザクラが咲いていた。新宿御苑にはジュウガツザクラ、フユザクラ、コブクザクラとともに、晩秋から初冬にかけて花が咲くヒマラヤザクラがある。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
12.紅葉するカエデの前で さっき歩き始めたカエデのところに戻ってきた。人が多くなっている。新宿御苑は外国人観光客が多い。中国人と思われる女性がポーズを作って写真を撮られていた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
13.ドコモタワー 通称ドコモタワーと呼ばれているNTTドコモ代々木ビルが見える。 建物のスケールとしては地上50階ほどの高さがあるが、ビルとしての構造を持つのは全体の下半分程度(地上25階)までだそうだ。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 24mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段 | |
14.雷電稲荷 新宿門を退出して左へ、新宿駅南口の方へ歩いていくと、左側にこの雷電稲荷があった。首都圏の社寺情報サイトである「猫のあしあと」によると、「雷電稲荷神社の創建年代は不詳ですが、源義家が奥州征伐の途中雷雨にあい、小祠前で休んでいる時、一匹の白狐が現れ、義家の前で三回頭を下げたところ、雷雨がたちまち止んだことから雷電神社と呼ばれるようになったと伝えられています。昭和3年に花園神社に合祀され、宗教法人としては消滅しましたが、現在も鳥居と祠が残されています。」と解説されていた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 33mm ISO250 ) 露出補正 なし |
2013年10月16日
17.ヤマトシジミ♀ ヤマトシジミは多く飛んでいる。この個体は前翅表の青が比較的鮮やかだった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 73.7mm〈Equiv.135≑400mm〉 ISO160 ) 露出補正 -0.3段 | |
18.モミジバスズカケノキの葉 この植物園には、明治9年に導入された日本で最も古いスズカケノキがある。街路樹として現在広く使われているモミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種であることが知られていると書かれていた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.5mm〈Equiv.135≑63mm〉 ISO250 ) 露出補正 -0.3段 | |
19.ツマグロヒョウモンの求愛 -1 地面に止まっている♀に♂が盛んに求愛している。手前が♀で、♂は♀の向こう側に寄り添っている。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/422秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段 | |
20.ツマグロヒョウモンの求愛 -2 ♂は♀の翅の上に上がって、促しているのだが♀はなかなか受け入れようとしない。とうとうこのカップルは結ばれることなく、♂は諦めて離れて行った。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 56.9mm〈Equiv.135≑310mm〉 ISO160 ) 露出補正 +0.3段 | |
21.旧養生所の井戸 小石川植物園のほぼ中央に位置する旧養生所の井戸に出た。この小石川養生所は幕府が設けた貧困者のための施療所で、享保7年にこの場所に開設され、明治維新で廃止されるまで続いたそうだ。この井戸は水質も良く、水量も豊富で、関東大震災のときは避難者の飲料水として、大いに役立ったとのこと。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/588秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
22.ツマグロヒョウモン♂ 旧養生所井戸の向こうに、分類標本園というところがあり、いろいろな草花が植えられている。そこに咲く花に、蝶が舞っている。フサフジウツギの花には多くのツマグロヒョウモンが来ていた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 38.1mm〈Equiv.135≑207mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
23.ミドリヒョウモン♂ 沢山飛んでいる鮮やかなツマグロヒョウモンの中に混じって、ちょっと色あせたのがいた。よく見るとミドリヒョウモンだった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 68.5mm〈Equiv.135≑372mm〉 ISO200 ) 露出補正 +0.3段 | |
24.ハンカチの木 小石川植物園にあるハンカチの木をぜひ見たいと思っていた。旧養生所井戸の近くにあった。5月頃に咲く花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と、花の本体からなり、花びらはないという。この時期はただの木でしかない。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/107秒 17.3mm〈Equiv.135≑90mm〉 ISO400 ) 露出補正 +0.3段 | |
25.キタテハ秋型 再び分類標本園に戻る。新鮮なキタテハ秋型がいた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/218秒 63.6mm〈Equiv.135≑345mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
26.ツマグロヒョウモン 秋の青空を背景に 高い位置に咲いているフサフジウツギの花に、ツマグロヒョウモンが止まる。青空が背景になった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/867秒 5.0mm〈Equiv.135≑27mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
27.アゲハ♂ 飛んでいるアゲハは、どれも新鮮なきれいな個体だ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 138.4mm〈Equiv.135≑753mm〉 ISO640 ) 露出補正 +0.3段 | |
28.キバナコスモスとツマグロヒョウモン 薬園保存園の隣に売店があった。そこに植えられているキバナコスモスにもツマグロヒョウモンが来ている。ここは東京大学付属小石川植物園というが、その元は東京大学が開設した施設ではなく、江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)であった。幕府は、人口が増加しつつあった江戸で暮らす人々の薬になる植物を育てる目的で、1638年(寛永15年)に麻布と大塚に南北の薬園を設置したが、やがて大塚の薬園は廃止され、1684年(貞享元年)、麻布の薬園を5代将軍徳川綱吉の小石川にあった別邸に移設したものがこの御薬園であるとのこと。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
29.小石川植物園 本館 明治10年に東京大学が設立されると、小石川御薬園はただちに付属植物園となった。この 小石川植物園本館は昭和14年に完成し、時計塔が有名である。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/910秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.7段 | |
30.アゲハ♀ 本館から出口へ向かう。もう一度タムラソウが咲いていたところへ行ってみたくなった。黒いアゲハに会いたかったが、飛んでいるのは、やはりアゲハとツマグロヒョウモンだった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.8mm〈Equiv.135≑600mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
31.アオスジアゲハ そこへ、アオスジアゲハ飛んできた。しばしの間、タムラソウの花で吸蜜する。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 71.0mm〈Equiv.135≑385mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
32.イチモンジセセリ 秋の定番、イチモンジセセリも元気に花から花へ飛び回る。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 130.0mm〈Equiv.135≑706mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段 | |
33.ツマグロヒョウモン♂ 出口に向かって 時間は12時を回った。そろそろ切り上げようと思う。10時に入園して2時間、十分楽しませていただいた。都心にこれほどの蝶がいるとは驚きだった。次回は季節を変えて、5月頃に来てみたい。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/596秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段 |