検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“パシフィコ横浜”が含まれるブログ記事

2024年4月 2日

2024 CP+「カメラと写真のワールドプレミアショー」

「カメラと写真のワールドプレミアショー」が今年も2月22日(木)~ 25(日)にパシフィコ横浜で開催された。事前に入場登録して、2月23日の午前中に行ってきた。
 数年前までは、いわば各メーカーの新製品発表展示会の要素が濃かったが、最近はカメラの新製品はそう頻繁にはなく、カメラの活用を拡げることに主眼が置かれているような気がする。だが、来場者にとっては、憧れの各社の最新ミラーレスカメラを実際に手に触れてファインダーを覗き、シャッターを切り、各メーカーさんが用意したモデルさんたちや、演出された被写体を撮影できるのは、この機会を逃してはない。また、多くのそれぞれの分野のプロの写真家によるプレゼンテーションが行われ、アマチュアの域を出ない私などには参考になることが多い。だが、スマホのカメラはテーマになっていない。
 コロナもおとなしくなり今回も参加者が多かった。多くの参加者はご自分の愛機を携えて会場に来られ、各メーカーのブースで行われているデモンストレーションなどの写真を撮っていた。私はいつも CanonのG7X を携行してスナップ写真を撮っている。Nikon 、Canon、SONY、FUJIFILMなどのブースを見て回った。
 ペンタックス・リコー陣営は今回も参加を見送っていたが、LUMIXはDGP imaging 2023 金賞受賞のフルサイズ・ミラーレス機 DC-S5M2 があり、ブースのテーマは、"COLORS OF LUMIX"だった。
 退出しようと出口の方へ向かうと、TOMY のプラレールの大きなジオラマがあり、新幹線や、私鉄の鉄道車両など、多くの模型が走り回っていた。子供たちはもとより、カメラを向けている来場者も多くいた。そこは「わたしの自由区」という、将来の写真ファンを育てる主催者企画のようだ。

000_240223080 X700 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg
トミーのプラレール・ジオラマに夢中の親子 2022年2月30日 CP+ 2004 於:パシフィコ横浜

001_240223085 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 1.みなとみらい パシフィコ横浜展示ホール
会場のパシフィコ横浜展示ホールは、展示面積約20,000㎡あり、4分割可能で、無柱構造となっている。CP+はそのすべてを使用して行われていた。CP+は、私の記憶ではコロナが蔓延していた2020年から2022年までは開催されなかったように思う。4日間で5万人弱の入場者があったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO160 )
002_240223004 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 2.SONY ブース -1
SONYブースは、出入口を入ると正面奥に大きなスペースを構えていた。この写真のところでは、α7 IV、α7CR、α7C II を使用して、ポートレートの撮影体験ができる。また、自分のメモリーカードを挿入して撮影すれば、持ち帰ることもできる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO320 )
003_240223005 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 3.SONY ブース -2
ここでもポートレート撮影体験ができる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO500 )
004_240223006 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X (2).jpg 4.Nikon ブース -1
SONYの右隣りにNikonブースがあった。Nikon はZ9、Z8、Zf、Zfc などが押しのようだ。6色のプレミアムエクステリアも人気なミラーレスカメラ Zf を、会場で手に取って、撮影してみることが出来る。ミラーレスカメラユーザーの底辺拡大を狙っているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
005_240223012 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 5.Nikon ブース -2
この写真は助川康史プロが、Z9を使用して撮影された作品である。香川県と徳島県を分ける大坂峠という難所を走り抜ける2700型の特急「うずしお」を、Z9の「ズーミング流し」という技で撮った作品。凄い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO320 )
006_240223050 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 6.FUJIFILM ブース -1
Nikonブースの右側にはFUJIFILM ブースがあった。GFX100Ⅱ、X100V1、X-T5といったデジタルカメラ、INSTAX"チェキ"、写真プリント関連製品・サービスが紹介され、撮影体験コーナーが設けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO250 )
007_240223053 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 7.FUJIFILM ブース -2
"日本"を意識させるようなデモが行われていた。影が出ないような照明がされている。FUJIFILMのトーク・ステージで藤村大介プロの「X-H2で撮る!見せる都市風景 GF30mm ティルト・シフトレンズ作品も紹介!」という講演を小1時間聴いた。ティルト・シフトレンズの効果を知った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
008_240223018 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 8.Canon ブース -1
Canonブースは、会場の奥の大きなブースが並ぶ一番右、富士フィルムの右側にあった。SONYとともに最も大きなブースになっていた。その中にあった「Canon BAR」。画像撮影のための機材展示と情報入手の場のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
009_240223025 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 9.Canon ブース -2
リボンダンスのデモが行われていた。「EOS R SYSTEMの各種ボディ、レンズを体験できるコーナー。激しくダイナミックなトリッキングと、華麗で優雅な新体操を被写体にご用意しております。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO2000 )
010_240223034 X900 〇2026 CP+ Olympusブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 10.Olmpus ブース
オリンパスのブースは、Canonのブースの反対側(展示場通路側)にあった。OlympusのOMは、野鳥やチョウなど昆虫の撮影愛好家に使用されていることが多い。そのためかブースのイメージも野鳥やチョウがあしらわれていた。ステージでは著名なプロのトークショーなどが予定されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1600 )
011_240223068 X900 2024 CP+ TOMY プラレールブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 11.トミーのプラレールジオラマ -1
Olympusのブースを見た後、並びのTAMRON、SIGMA、そしてLumix ブースをみて、退出しようとしたところ、その先に「わたしの自由区」というコーナーがあった。「わたしの自由区」は昨年に続き2年連続で、写真サークルや映像同好会の学生、普段はSNSを中心に写真や動画に取り組む若年層に向けて、"CP+の楽しさを知ってもらうことで"新しいコミュニティを作り出すコミュニケーションスペース"として設けられた。その一角にTOMYの人気商品であるプラレール(鉄道模型玩具)のジオラマを見つけた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/640秒 15mm ISO3200 )
012_240223072 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 12.トミーのプラレールジオラマ -2
子供たちのみならず、大人の写真愛好家も熱心にカメラを向けている。という私もその一人だが、見ていても楽しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )
013_240223074 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 13.トミーのプラレールジオラマ -3
この企画があることを知っていて、これを目的に来られているのだろうか? 母親がしゃがみ込んで坊やと一緒に観ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 24mm ISO3200 )
014_240223086 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 14.みなとみらい駅へのコンコース
午後1時半になった。会場を後にして、みなとみらい駅へと向かう。ここを通るたびに見ているのだが、駅へのコンコース(通路)の左手の壁面にトビやアブラゼミやアオスジアゲハなどの生物の画が描かれている。画の枠の下に「広告掲載のお問合せ パシフィコ横浜」と書かれているので、掲載主を待つ広告版なのだろうか。少々疲れた。CP+をしっかり見るためには2日くらいはかけないと十分ではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 10mm ISO1250 )

2024年2月 5日

横浜港大さん橋 プロジェクションマッピング 2023年12月20日 横浜市中区

先般、Kさんご夫妻とみなとみらいで忘年会をした折に、帰り道の新港中央広場で、「ヨルノヨ2023」というイルミネーションイベントが行われている「Yキューブ」という会場があった。後でネットで調べてみると、「ヨルノヨ2023」は11月27日から開催されているのを知った。会場はその「Yキューブ」だけではなく、山下公園や、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで行われている。大さん橋のプロジェクションマッピングを見てみたいと思い、12月20日に行ってみたのだ。
 午後5時から開始されるので、早めのバスで行くことにした。ところが乗ったバスが、いつも桜木町方面へ行くときに乗る101系統ではない32系統という日本大通り・神奈川県庁往きのバスが来たので、これは好都合と思い乗ったところ、その系統のバスは、保土ヶ谷駅東口に出て、住宅街のある久保町、岩井町などを回っていくルートだった。ひと山超えて、黄金町、阪東橋、横浜橋、曙町、長者町を経由し、関内駅へ出て、やっと終点の県庁前に着いたのは夕方5時少し前だった。50分もかかってしまった。おかげで見たことのない横浜を知ることが出来た。
 大さん橋まで歩き、国際客船ターミナルの屋上に上がった。一番先端の方にあるサーチライトが光るところを目当てに、良い場所を探したが、すでに写真を撮ろうと来ている人たちに占拠されてしまっていた。
 展望台になっている屋上を歩き回り、6時半過ぎまでプロジェクションマッピングのいくつかのパターンを撮った。国際客船ターミナルの屋上は「クジラの背」と言われている。その「クジラの背」に投影されるクジラが泳ぐ絵も見ることが出来た。

000_231220145 X700 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg
屋上展望台「クジラの背」のプロジェクションマッピング
 2023年12月20日 横浜市中区 横浜港大さん橋国際客船ターミナル

001_231220001 X900 県庁 RX10M4.jpg 1.日本大通りの神奈川県庁本庁舎
バスは終点の日本大通りの県庁前に停まった。途中では車内で立っている人も大勢いたが、最後に降りたのは私だけだった。時間は5時を10分ばかり過ぎたところだが、人通りがない。県庁はライトアップされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_231220003 X900 県庁 RX10M4.jpg 2.日本大通りと県庁
日本大通りを渡って、大さん橋の入口へ向かう。県庁を振り返ってみるとライトアップされていた。昼間はこの辺りも人通りは多いが、閑散としていた。地上5階、地下1階の建物は1928年(昭和3年)に竣工している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_231220007 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 3.大さん橋 国際客船ターミナル
完全に暗くならないうちに少し撮りたいと思い、まっすぐ国際客船ターミナルホール入り口の左側をその屋上に向かった。屋上の「クジラの背」に投影されるクジラが泳ぐ絵を見るのには一番良いのではないかと見当を付けていたサーチライトを目当てに進んだ。ところがすでに多くの人が陣取っていて、残念ながらわたくしが割り込む余地はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/10秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_231220014 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 4.大さん橋展望台から見るみなとみらいの夜景
ベストポジションに陣取ることが出来なかったので、どこで撮ろうかと「クジラの背」の場所探しをした。すっかり暗くなってしまった。西側には赤レンガ倉庫が見え、X'Mas マーケットの明かりが見える。その向こうには、見慣れた観覧車、そしてランドマークタワーをはじめ「みなとみらい21」のビル群が夜空をバックに聳える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/20秒 55mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_231220022 X900 大桟橋 RX10M4.jpg 5.プロジェクションマッピング -1
夕方の5時から始まっているプロジェクションマッピングの投影が鮮やかになってきた。「クジラの背」の上に上がってみると東側の海にはベイ・ブリッジが見えるが、背景としてはさびしい。一方、みなとみらい側はご覧の通り、明るく輝いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/10秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_231220024 X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 6.プロジェクションマッピング -2
そこで、みなとみらいの夜景を背景にして撮ることにした。左から、地上83mの20階に展望所がある神奈川県警である。少し空いてその右側は2020年に完成した地上32階の横浜市新市庁舎、その右に北仲地区に新たに開発された2020年に竣工した地上58階のザ・タワー横浜北仲、その右側がアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉である。中央のランドマークタワーの右側には、コスモ・クロックが見え、その後ろにみなとみらい東急スクエアのクィーンズ・タワー A.B.C が立ち並ぶ。そして、その右側にはパシフィコ横浜、インター・コンチネンタルホテルの夜景が広がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/10秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_231220050 X900 〇大桟橋 RX10M4.jpg 7.プロジェクションマッピング -3
プロジェクションマッピングのパターンが変わった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_231220075 X900 〇大桟橋 RX10M4.jpg 8.プロジェクションマッピング -4
プロジェクションマッピングのパターンがまた変わった。他で見たプロジェクションマッピングは、建物の壁面に投影されるものがほとんどだと思う。「クジラの背」のように横に映し出されるのは初めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_231220077m X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 9.プロジェクションマッピング -5
「クジラの背」は平皿のようになっていて、その周りは観覧席のようになっている。平らになっている皿の底は歩くことが出来る。その観覧席の一番上からみなとみらいの広がりを背景にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
010_231220094 X900 ◎大桟橋 RX10M4.jpg 10.プロジェクションマッピング -5
水玉模様になった。いくつものパターンがあるようだ。「クジラの背」を泳ぐクジラの登場を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/15秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_231220129 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 11.プロジェクションマッピング -6
また、違うパターンの投影が始まった。人が多くなった。観覧席を歩く人も見られる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_231220131 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 12.プロジェクションマッピング -7
コスモ・クロックのイルミネーションも美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_231220136 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 13.プロジェクションマッピング -8
平皿の平らになったところに降りてくる人が出始めた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
014_231220137 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 14.プロジェクションマッピング -9
18時30分。寒くなってきた。あまり風が吹かないので凌げる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_231220143 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 15.プロジェクションマッピング -10
色鮮やかな、多彩なパターンのプロジェクションマッピングを満喫することが出来た。あとは、「クジラの背」を泳ぐクジラの投影が待ち遠しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_231220152 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 16.「クジラの背」を泳ぐクジラ -1
一瞬、鮮やかな投影が消えたかと思ったら、今までプロジェクションマッピングが投影されていた一番奥の大さん橋ホールの出入り口(サーチライトの真下)あたりから、クジラが出てきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_231220156 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 17.「クジラの背」を泳ぐクジラ -2
このクジラは思ったより泳ぐのが早い。じっくり構図を考えて撮る余裕がなかった。アッという間に「象の鼻パーク」の方へ泳いで行ってしまった。子供たちが「クジラの背」のクジラに乗ってはしゃいでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_231220162 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 18.ベイ・ブリッジ
赤レンガ倉庫の反対側の海にはベイ・ブリッジが架かっている。飛鳥Ⅱ(50,444トン)やクイーンエリザベス( 83,000トン)はこの橋の下をくぐれるが、ベイブリッジの海面からの高さは約55 mで、パナマックス(パナマ運河)を通航できる最大船型の最大高57.91 mを下回っており、くぐれなければ横浜港「大さん橋」を活用することが出来ない。クルーズ客船の誘致合戦で後れをとっており、外国船寄港数は九州地方の港を下回っているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_231220172 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 19.氷川丸イルミネーション -1
そろそろ引き上げようと、ベイ・ブリッジを見ながら、大さん橋 国際客船ターミナルの左側を「象の鼻パーク」のほうへ歩く。係留された氷川丸と山下公園、そしてマリンタワーがライトアップされていた。氷川丸の船体の手前の海面が黄色く照らされていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_231220174 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 20.氷川丸イルミネーション -2
海面の色が鮮やかなブルーに変わった。どこからの光だろうと思ったら、氷川丸船体の横一線のイルミネーションの光が反映しているのだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/13秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_231220176 X900 ◎大桟橋 プロジェクションマッピング G7X.jpg 21.氷川丸イルミネーション -3
その次は美しいエメラルドグリーンに変わる。山下公園、マリンタワーもライトアップされていて、そこも「ヨルノヨ2023」の一角である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/25秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_231220097 X900 〇大桟橋 マリーンルージュ RX10M4.jpg 22.赤レンガ倉庫とみなとみらい夜景
大さん橋の対岸は赤レンガ倉庫だが、その手前の海には「マリーン・ルージュ」という横浜港のディナークルーズ船が入ってきた。赤レンガ倉庫を19:30に出航し2時間のクルージングだそうで、料理によって1人1.5万円前後のコースがあるようだ。これからお客さんを乗せて出航するのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_231220108 X900 新港中央広場 Y-Cube RX10M4.jpg 23.新港中央広場 Yキューブ
帰りは、「象の鼻パーク」から新港中央公園を通り、汽車道を桜木町駅を目指して歩いた。11月30日にKさんご夫妻とハンマーヘッドで忘年会をしたが、そのときにも見た「Yキューブ」が輝いていた。「Yキューブ」は来場者の動きに呼応する、100mを超える国内最大級のインタラクティブ・プロジェクションマッピングだそうで、高さ14mの巨大なキューブを中心に、自分も演出の一部となってデジタルアートを体感できるという触れ込みだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/40秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_231220120 X900 ◎汽車道 RX10M4.jpg 24.汽車道の鉄橋
汽車道を、これから「ヨルノヨ2023」あるいは赤レンガ倉庫のX'Masマーケットを観に行くのか、勤め帰りと思われる大勢の若い人たちが歩いてくる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/25秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_231220125 X900 ◎汽車道 ロープウェイ RX10M4.jpg 25.YOKOHAMA AIR CABIN
汽車道を歩きながら左上を見ると、運河の上をロープウェイの箱が連なって進んでいた。汽車道に沿って桜木町駅 ~運河パーク駅間635mを片道約5分で結ぶ料金は片道1,000円だそうだ。これは交通機関ではなく、アトラクションである。上から見る夜景はきれいであろうと思う。まだ乗ったことはないが、一度は乗ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/40秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし

2024年1月16日

横浜ハンマーヘッドで忘年会 2023年11月30日 横浜市西区みなとみらい地区

昨年11月に、久しぶりにKさんご夫妻からお誘いをいただき、Kさんの愛車 Volkswagen に乗せていただいて、御殿場「時之栖」に一泊のドライブ旅行をした。そして暮れになって、忘年会をしようということになった。いつもながらKさんの奥さまにみなとみらいの 横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)のイタリアンのお店を予約していただいた。
 横浜駅で夕方4時に待ち合わせ、Sea bussにでも乗って、ぶらぶらしながら行こうということになった。
 Seabass は Bay Quarter という商業施設の前から出航する。乗り場へ行ってみると、次は17時だということで、1時間ほど時間を潰すことになった。ちょうど日没の時間で暮れ行く空がきれいだったので写真を撮ったりして、時間を過ごした。
 Seabass の料金は、赤レンガ倉庫まで1人¥800で、10分か、15分で着いてしまった。それこそ、ぶらぶらと、開催中のX'Mas Market を外から眺めながら、ハンマーヘッドへ歩いた。

000_231130011 X700 〇ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg
16時24分 横浜港帷子川河口の日没 2023年11月30日 横浜駅東口 Seabass のりば

001_231130002 X900 ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 1.愛犬の散歩?
ここは商業施設 Bay Quater の屋内である。3頭のドレスアップした愛犬を連れて買い物をしている方がいた。ご自慢のワンちゃんなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
002_231130007 X900 ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 2.K-Arena
Kアリーナ横浜はミュージックテラスと名付けられた民間都市再生事業計画で、2020年8月に着工し、2023年7月に竣工、同年9月29日に開業した。収容人数は約20,000人(座席数:20,033席)と大きい。こけら落としは地元横浜出身のゆずのコンサートだったそうだ。右側に2棟のビルが立ち並ぶが、左側がヒルトン横浜、右側がKタワー横浜という

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO800 )
003_231130010 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 3.帷子川対岸のビル群
左からヒルトン横浜(2023年9月24日に開業)、Kタワー横浜、中央が FUJI FILM (2010年3月竣工),その隣が日産本社ビル(2009年4月竣工)である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
004_231130014 X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 4.Seabass 船着き場
Bay Quarter の前にシーバスの乗り場がある。横浜駅東口(ベイクォーター)〜ハンマーヘッド(新港ふ頭さん橋)〜ピア赤レンガ〜山下公園 を運航している。夕方5時発のボートに乗り、ピア赤レンガまで行った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
005_231130023m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 5.K-Arena 夕暮れ
午後5時に私たち4人が乗ったSeabassは出航した。横浜港へ出ていくところで改めて K-Arena を見た。去る23日、K-Arena の敷地内で腹部から血を流している女性がいるという事件があった。実はその女性の自作自演で女性が「自分で刺した。悩みがあった」と説明したそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 20mm ISO3200 )
006_231130033 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 6.海から みなとみらい夜景
Seabass はみなとみらい大橋をくぐって、横浜港へ出ていく。正面にクイーンズ・スクエアの3っのビルが重なって見える。シャッタースピードが遅くなってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/60秒 10mm ISO3200 )
007_231130038m X900 ◎ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 7.色鮮やかな観覧車
中央に色が次々に変化する大きな観覧車コスモクロックが見える。その右側が、パシフィコ横浜、インターコンチネンタルホテルだ。その上にランドマークタワーが突き出ている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 26mm ISO3200 )
008_231130056m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 8.ピア赤レンガ
ピア赤レンガに到着した。赤レンガ倉庫の広場には開催中のクリスマス・マーケットの明かりが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 20mm ISO3200 )
009_231130057m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 9.クリスマス・マーケット
クリスマス・マーケットにはこの先の入場口から、入場料を払って入るようになる。ハンマーヘッドで6時に食事の予約なので、素通りする。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 20mm ISO3200 )
010_231130063m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 10.クリスマス・マーケットを覗く
若い女性が多かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 26mm ISO3200 )
011_231130066 X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 11.赤レンガ倉庫のショップ
この店は赤レンガ倉庫2号館にある革製品の店でキソラという。kissoraは国内一貫生産にこだわっている。店頭で製作工程が見られるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )
012_231130071m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 12.クリスマス・マーケットの入場口に並ぶ人 -1
5時半過ぎ、これから混んでくるのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO1250 )
013_231130072m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 13.クリスマス・マーケットの入場口に並ぶ人 -2
どうやらこの列も入場を待つ人たちなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 22mm ISO3200 )
014_231130075m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 14.松本から来たキッチンカー?
アメリカン・ロングポテト、アメリカン・ジャンボビーフテーキの看板が出ている。それにしてもこの車は何という車だろうか? 興味がある。松本ナンバーだ。ネットで調べてみると、アメリカン・ロングポテトでオキラク堂キッチンカーというのがあった。しかし、車が違うようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 17mm ISO3200 )
015_231130076m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 15.ハンマーヘッド
中央に見えるクレーンが歴史的産業遺構「ハンマーヘッドクレーン」である。wikipediaによれば、1914年(大正3年)に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基(他は長崎県長崎市および佐世保市に稼働状態で現存)、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産であるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 27mm ISO3200 )
016_231130080m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 16.万国橋通りからの眺め
4人の忘年会の会場は、横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)2階にあるイタリアンのお店だった。赤レンガ倉庫の周辺に比べるとウソみたいに人が少ない。このレストランも、時間が早いこともあるが、入ったときはほかにお客さんはいなかった。予約をしてくださったKさんのお奥さまはちょっと不安になったに違いない。しかし、出された料理はなかなか美味しかった。ワインも reasonableな価格で文句の言いようがない。時間がたつにつれ、客席もほぼ満席になった。食事のあと、万国橋通りを馬車道駅に向かって歩いた。写真は新港サークルウォークの上から赤レンガ方面を撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 37mm ISO3200 )
017_231130081m X900 ハンマーヘッド忘年会 ヨルノヨ G7X.jpg 17.ヨルノヨ2023
11月27日から1月4日まで、横浜の臨海部(新港中央広場、横浜大さん橋国際客船ターミナル、山下公園ほか)で、夜に現れる光のヨコ横浜「ヨルノヨ2023」というイベントが開催されていた。ここはその一部の新港中央広場で、「Yキューブ」という会場だった。ホームページには、100mを超える国内最大級のインタラクティブ・プロジェクションマッピングだそうだ。来場者の動きに呼応するという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )
018_231130091 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 萬国橋からみなとみらい G7X.jpg 18.万国橋の上からの眺め
万国橋通りをまっすぐ進み、万国橋を渡る。時刻は8時だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 15mm ISO3200 )
019_231130099 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 馬車道駅 G7X.jpg 19.馬車道駅の駅ピアノ
一人の男性が、人影の少ない駅の通路に置かれたピアノに向かって弾いておられたが、残念ながら聴いている人はいない。ちょっと寂しい。神奈川県には Street Piano が19か所に置かれているそうだ。横浜市では此処のほかに、関内駅や、大さん橋など7か所に置かれているようである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )

2023年7月 4日

帆船日本丸 船内見学 2023年6月23日 横浜みなとみらい

梅雨で家にいることが多いので、少し退屈していた。娘から帆船日本丸と横浜みなと博物館の招待券が回ってきた。横浜みなと博物館へは、今年の2月にも行っているが、帆船日本丸の船内には上がっていない。それと、横浜みなと博物館の柳原良平ミュージアムで開催されているオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」が見たかった。
 帆船日本丸は、時々映画を見に来ているコレットマーレに来るたびに眺めている。しかし、船内に上がったことはなかった。COVIT-19が蔓延する前の2016年4月29日に、全部で29枚ある日本丸の帆(セイル)が貼られる総帆展帆(そうはんてんぱん)と満船飾というイベントの時に来ているがこの時も外観を眺めるにとどまった。総帆展帆は、中止になったこともあるようだが、コロナ禍でも実施されていたようだ、今後は月に1〜2回行われる。

000_230623050 X700 帆船日本丸 G7X.jpg
帆船日本丸甲板から見上げる横浜ランドマークタワー 2023年6月23日 横浜みなとみらい

001_230623001 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 1.乗船口
切符売り場で招待券を提示し、乗船ブリッジより日本丸の船内に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_230623003 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 2.上甲板へ
乗船して順路に従い甲板へ上がる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230623005 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 3.第一教室
入口があったので覗いてみるとここは教室のようだ。案外広い。黒板と教壇があり、その前には「帆船日本丸の歴史」というパネルが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_230623009 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 4.錨
フォアマストのわきに写真の錨が置かれていた。船内でこの錨は日本丸で使われていないと案内アナウンスされていたように思うが、定かでない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230623019 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 5.前方操舵室
操舵輪の他にコンパスなどがある。この操舵室は船の前方にあるが、エンジンで進むときにこの操舵室が使われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230623027 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 6.船尾側を見る
第二甲板に上がって船尾の方を眺める。メインマストとミズンマスト(最後尾、あるいはメインマストの後に位置する)の間に煙突が見える。後ろに見えるビルはクイーンズタワーで、その右側にはパシフィコ横浜がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_230623029 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 7.船首楼甲板を上から眺める
第二甲板から、その下の凹甲板(Well Deck)より一段高くなった船首楼甲板の下に揚錨機がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_230623034 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 8.船首楼甲板
揚錨機室への入り口の左側から船首楼甲板へ上がる階段が見えたので、いったんWell Deckへ下りて、船首楼甲板へ上がってみた。船首はコレットマーレや桜木町駅の方に向いている。一角獣のツノのようにバウスプリットが伸びている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230623036 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 9.「チョウ」バタフライ・ナット
「チョウ」という小さな案内板があった。興味津々、何だろうかと読んでみた。「いかりは落ちないように金具で止められています。金具を回してしめる部分をナットといいます。ナットの先の左右に開いた形がチョウ(英語でバタフライといいます)に似ているのでバタフライ・ナットと呼ばれています。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230623047 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 10.国指定重要文化財帆船日本丸
帆船日本丸は1930年(昭和5年)に建造された。1954年(昭和60年)4月からここ旧横浜船渠第1号ドックで現役当時のまま保存されている。旧横浜船渠第1号ドックも国指定重要文化財であるが帆船日本丸は2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_230623052 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 11.「蛇」スネイク・ダウン
ロープを下ろして甲板に並べるときに、蛇のようにくねくねと並べることをスネイク・ダウンというと説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230623056 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 12.第二甲板右舷
凹甲板右舷を順路に従って船尾へ進む。キャプスタン(帆を取り付けるときなどに使う巻き上げ機)やキセル型通風機(船内の換気のための空気の取り口)がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230623061 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 13.煙突
機関室の上にある煙突がある。日本丸のエンジンは54年間で、のべ7万時間という長時間動き続け、世界一の稼働時間のエンジンとしてギネスブックにも掲載されたという。wikipediaによれば、池貝鉄工 6SD40型ディーゼル/2基が搭載され、出力は441 kW (600 PS)だそうだ。その傍にウェアリングの説明版があった。ウェアリング(下手回し)は船首を風下に回し、風を受ける舷(船の側面)を反対側に換える方法の一つ。これに対し、タッキングは帆船にて船首を風上に向けて旋回させ、風が吹いてくる(帆で受ける)方向をこれまでとは逆側の舷に変えるセーリング操縦のこと。日本語では(上手回し)とも呼ばれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230623062 X900 連結 帆船日本丸 G7X.jpg 14.造船と改修工事のプレート
1930年(昭和5年)神戸川崎造船所製造のプレート(左)と、1985年(昭和60年)三菱重工業横浜製作所および石川島播磨重工業横浜修理船工場の保存改修工事のプレート。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_230623066 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 15.士官居住区出入口
長船尾楼甲板(Long Poop Deck)に士官居住区出入口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_230623065 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 16.士官居住区
士官居住区出入口はロープが掛けられていて入ることはできなかったが、覗いてみると階下に降りる階段があり、造りは立派だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_230623069 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 17.手動舵輪
船尾側に手動舵輪があった。その場にあった説明書きには、「帆走中はこの舵輪で舵をとります。普通は2名で行いますが、海が荒れてくると舵が重たくなるため、後ろの舵輪も使用し、4名で行います。舵は左右35度ずつ動きますがこの舵輪1回転で舵は1度だけしか動きません。舵輪の柄の先についている真鍮が回すときの目印になります。風上側の操舵当番が帆に対する風の入り具合やジガーマスト(最後尾のマスト)の上にある風見などを見て、風向きを知り、同時に前にあるコンパスで船の進路を見ながらどれだけ舵を回すか判断し、風下側の操舵当番に号令をかけながら回します。フードの中に舵輪があるので海が荒れているときに、後ろからの追い波で人が流されないようになっています。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_230623079 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 18.「ネズミ」ラット・ライン
マストを上るための縄梯子の横のロープをラット・ラインという。黒いロープが張られているのが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230623099 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 19.下船
乗船した時と反対側の横浜みなと博物館側に下りた。みんな同じ作業服のような白い服を着て、黄色い帽子を被った小学生たち?が、25名ほど集まっていた。何が始まるのだろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_230623101 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 20.横浜みなと博物館外観
これから横浜みなと博物館を見学する。ここは館内のパネルや模型の撮影が禁止されている。外観からは想像できないが、昨年リニューアルされ、展示されているパネルや模型、映像装置(VRシアター)は素晴らしい。また、館内にアンクルトリスの広告デザインや、船の絵で知られる柳原良平さんの常設展示室として、2018年3月に「柳原良平アートミュージアム」が開設された。今回はオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」を見に来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_230623103 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 21.横浜ランドマークタワーと帆船日本丸
横浜ランドマークタワーは、地上70階建て、高さは296.33m、みなとみらい地区のランドマーク、シンボルとして、1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
022_230623108 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 22.花と日本丸
横浜みなと博物館から出てくると、青空が広がっていた。植えられたマリーゴールドが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230623118 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 23.コレット・マーレ 6階からの眺め
午後1時、時々映画を見に来るコレットマーレの6階で食事をした。食事のあと、窓越しに汽車道に沿うように、JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとを結ぶ YOKOHAMA AIR CABIN が数珠繋ぎに動いているのが眺められた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年3月 7日

4年ぶりに開催されたCP+

CP+とは CAMERA & PHOTO IMAGING SHOWの略で、カメラおよび関連機器のコンシューマー向け展示会である。主催はカメラ映像機器工業会で、2010年から年1回のペースで開催されている。
会場を設けて開催されるのはコロナ禍のため4年ぶりである。昨年までの2020年~22年の3年間はオンラインで開催されていた。
 2005年から2009年まで東京国際展示場で開催されていた「フォトイメージングエキスポ」の後継イベントにあたり、2010年からは横浜みなとみらいの「パシフィコ横浜」の展示場で行われている。今回、4日間の開催期間(2月23日~26日)で総来場者数はパシフィコ横浜会場の入場登録者数は3万8,181人、オンライン登録者11万8,476人だったそうだ。わたくしは、2月24日に登録し、開場時間直前に会場についた。事前登録制であったため、開場されるまでに長蛇の列ができていたがスムーズに会場に入ることができた。
 勿論、各社の展示は興味深く、1日あっても見て回れないほどの内容であったが、今回も2時間ほどで会場を退出した。

000_230224002 X700 TAMRON CP+2023 G'X.jpg TAMRON ブース「ねぶた祭りの熱狂」 2023年2月24日
2023年CP+ 横浜みなとみらい パシフィコ横浜

001_0230224101 X900 パシフィコ横浜 CP+2023 G'X.jpg 1.2023年CP+ 会場 パシフィコ横浜展示ホール外観
今年も会場はパシフィコ横浜の展示ホールだった。ここは総面積20,000㎡、最大天井高19mでパシフィコ横浜で最大の広さを持つ展示場だ。展示ホールは、第一期は1991年、第二期は2001年に竣工している。自宅から比較的近いこともあり、ここには「日本国際切手展2021」など、いろいろなイベントで来ている。この写真はみなとみらい駅から会場への国際大通りを渡るブリッジから撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_0230224100 X900 パシフィコ横浜 CP+2023 G'X.jpg 2.会場へ
国際大通りを渡ると「CP+ 2023」の大きなポスターがあり、そこを左へ行くと会場入り口になる。だが100m近く歩いて右へ、建物の中に入り、右へ、エスカレータで1階に下り、戻るようにさらに先へ行って、会場入り口を通り過ぎ、入場者の待つバッファーになったところから折り返して、やっと会場に入れる。だが、意外と早く会場に入ることができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230224012 X900 TAMRON CP+2023 G'X.jpg 3.TAMRON ブース -1
一般来場者の入り口を入ると右側にTamronのブースがあった。ねぶたが入場者を引き付ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 ) 露出補正 なし
004_230224045 X900 TAMRON CP+2023 G'X.jpg 4.TAMRON ブース -2 ねぶた面
今回Tamron社は国内生産工場所在となる「青森」にフォーカスしたデザインとしたそうだ。青森といえば無形重要文化財に指定されたねぶた祭りがあり、その魅力はねぶた職人の「作り手」としてねぶたにかける想いと技術である。青森のねぶた師でねぶた大賞、最優秀制作者賞など多数受賞している北村蓮明さんと、その長男である知事賞、優秀制作者賞など受賞の北村春一さんが親子合作の特別なねぶた面を制作したという解説のパネルがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230224017 X900 TAMRON 山田芳文氏 CP+2023 G'X.jpg 5.TAMRONブースの講演 -1
10時30分から40分間、TAMRONブースのイベントスペースでは、写真家・山田芳文氏の「150-500mmと50-400mmで撮る日本の野鳥」という講演があった。事前にこの講演を聴いてみたいと思っていたので、5分前に着席して待った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230224041 X900 TAMRON 山田芳文氏 CP+2023 G'X.jpg 6.TAMRON ブースの講演 -2
モズの写真や、ツルの写真が紹介されたが、さすがにピントがシャープだ。そして、構図や、ボケを考慮した絞りなどを学んだ。基本は三脚使用だが、手持ちの500mmで撮影する場合には、のシャッター・スピードはこのナベズルの写真の場合でも1/2000秒と早い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230224071 X900 TAMROM CP+2023 G'X.jpg 7.TAMRON ブース -3 田中達也氏制作のミニチュア
創業70周年を記念して、ミニチュア作家の田中達也氏が制作したレンズをテーマにしたミニチュアとその写真が展示されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO2000 ) 露出補正 なし
008_230224108 X900 Nikon CP+2023 G'X.jpg 8.Nikon ブースは Z 9
Nikon ブースは人が溢れていた。Z 9 が好評なので今回は元気がよい。Z fc を特に女性にアピールしているようだ。ステージでは星空写真家という成澤広幸氏が「Z9が表現する世界とは」という講演をしていたが、多くの人が人が視聴していた。タイムラプス撮影という同一アングルにて静止画を一定間隔で撮って並べ、動画として流す方法のことが離されていたが、少々難解だった。成澤広幸氏は天体望遠鏡メーカーでの勤務の後、2020年4月に独立。Youtuberとしての活動を本格的にスタートしたという方だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_230224077 X900 OLYMPUS CP+2023 G'X.jpg 9.Olympus ブース -1
Olympus はわたくしの好きなカメラだが、フラッグシップ機の OM-1とMarkⅢ となったOM-5がメインだったが今一つ盛り上がっていなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
010_230224078 X900 OLYMPUS CP+2023 G'X.jpg 10.Olympus ブース -2
野鳥や動物の撮影、あるいは海野和男氏のように昆虫を撮る方はOlympusの愛用者が多い。OM SYSTEMは「どこにでも持ち歩ける」「感じたものが思ったままに撮れる」を実現すると訴えかける。スジグロカバマダラのパネルがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_230224079 X900 セミナー・ステージ CP+2023 G'X.jpg 11.「わたしの自由区」とセミナー・ステージ
会場の中央に「わたしの自由区」というエリアがあった。ポスターにもあったように、CP+2023の今年度の開催テーマ「見つけた、新しいわたし」という。これは女性の写真愛好者を広げようとの試みと思うが、『カメラガールズ×CP+2023「わたしの自由区」Instagramフォトコンテスト』というテーマで、「新しく撮った写真はもちろん、撮りためた写真からでも、Instagramに投稿してください」と募っていた。また、セミナーステージでは、ビギナーからプロユーザーまで楽しめる多彩なセミナーが開催されている。わたくしが行った時間には、CIPA調査統計作業部会 部会長 太田学氏による「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」という講演が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 ) 露出補正 なし
012_230224053 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 12.SONY ブース -1
SONY ブースはCanon ブースとともに会場で最も大きなブースを設けていた。SONY は正面の左側、Canon は右手奥に陣取り、その間にNikon と FUJIFILM がブースを構える。SONY はα7シリーズが圧倒的に強い。交換レンズもGマスターおよび3rd パーティを含めて充実してきている。このブースではカメラ、レンズを貸し出し、試し撮りのコーナーは順番を待つ人が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_230224055 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 13.SONY ブース -2
撮影用のセットもいくつかあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO2500 ) 露出補正 なし
014_230224056 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 14.SONY ブース -3
いろいろと撮ってみたいと思うような被写体が並べられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし Canon  ブース BMXライダー
015_230224105tm X900 Canon CP+2023 G'X.jpg 15.Canon  ブース BMXライダー
CP+2023 キヤノンブースのテーマは「Create your image」。人々の暮らしのなかにある様々な一瞬を、カメラと共に創造するという、"カメラの未来への想い"が込められているという。新製品としては、4月下旬に発売予定のIOS Rシリーズで最軽量を実現したフルサイズミラーレスカメラEOS R8 があった。はじめてフルサイズ機を導入したいという人をターゲットにしているようだ。また、被写体認識トラッキングAFや最高約40コマの高速連写、補正効果最大8.0段のボディ内手ブレ補正など、基本性能を高いバランスで実現したオールラウンドモデルの EOS R6 Mark II の体験のため、メインのスペースで、3人の自転車乗り(BMXライダー)によるアクロバティックステージが設けられ、交互に曲乗りを繰り返して、撮影のモデルになっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_230224061 X900 LAOWA CP+2023 G'X.jpg 16.LAOWA 中国製レンズ
このほかににも、FUJIFILM、LUMIX、SIGMA、Kenko などのブースをざっと回ってみた。だが、RICOH / PENTAXは今回不参加だったようである。そして、最後に見たのが「サイトロジャパン」というレンズメーカーのブースだった。レンズブランドを LAOWA といい、2013年に起業した中華人民共和国安徽省合肥の光学メーカーである。各種マウントごとにレンズが展示されていて、Nikon Z マウントのレンズもあった。だが、すべてマニュアル・フォーカスであった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2023年1月29日

新港ふ頭とランドマークタワー展望フロア 12月20日

もう一件、昨年暮れのことを載せておきたい。
 ここのところ3年間、コロナのためご一緒に旅行することがなかったKさんご夫妻と、久しぶりにお目に掛って、忘年会をしようということになった。場所は奥さん同士で相談して、横浜の新港ふ頭のハンマーヘッドへ行ってみようということになった。桜木町駅で午後2時に待ち合わせた。ハンマーヘッドは横浜市の新型コロナワクチンの集団接種会場になっていて、桜木町駅からハンマーヘッドまで無料のシャトルバスがほぼ10分おきに運航されている。私たち夫婦は11月末にそのハンマーヘッドで5回目のワクチン接種を受け、ワクチン接種に関係ない人も乗ってよいということもわかっていた。
 ハンマーヘッドにある「Hangry Tiger」というレストランに入る。新港ふ頭を見下ろせる席で、久しぶりにビールを飲みながらの食事は話が弾んだ。  良い天気だった。食後、どこへ行こうかと「みなとみらい」をぶらぶら歩く。ランドマーク・タワーの展望フロアへ上がってみようということになった。海沿いの道を歩き、「横浜ぷかり桟橋」、「パシフィコ横浜」「クイーンズ・スクエア」を通って、「みなとみらい駅」を通り抜け、ランドマークタワーに入った。
 展望フロアへ上がるエレベータに乗る。何年か前にこのエレベータに乗ったときは料金が1人2,000円だった記憶がある。今回は1,000円になっていた。65歳以上は800円だった。分速750mの日本最高速エレベータはあっという間に、273mの展望フロアへに到着した。ちょうど黄昏時である。エレベータを降りると目の前はガラス張りになっている。、東側を眺める。眼下に「横浜コスモワールド」の観覧車」や「パシフィコ横浜」が見える。右回りに見て回るようになっている。反対側の西側は、落日には間に合わなかったが、茜色の空を背景に富士山が眺められた。室内の明かりなどの映り込みがないように、ガラスに密着するラバー製の大きなフードを付けたカメラで写真を撮っている人がいた。
 Kさんご夫妻とは6時過ぎに別れ、私たちは桜木町からバスに乗った。

000_221220082 X700 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG
茜色の空を背景に 2022年12月20日 横浜ランドマークタワー展望フロア スカイガーデン

001_221220019 X900 桜木町駅前 G7X_01.JPG 1.ランドマークタワーとロープウェイ
桜木町駅前広場のロープウェイ乗り場からランドマークタワーを見る。「YOKOHAMA AIR CABIN」というこのロープウェイは、2021年4月22日に開業した桜木町駅から新港まで汽車道沿い約600mを結び、往復料金は大人1人1,800円である。まだ乗ったことはない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_221220027 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 2.新港ふ頭
ハンマーヘッドという商業施設の2階にあるレストランに入った。窓の下には新港ふ頭の桟橋が見え、大きなアオサギが散歩していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125  ) 露出補正 なし
003_221220032 X900 〇新港埠頭 G7X_01_01.JPG 3.横浜ハンマーヘッド入口
横浜ハンマーヘッドは、横浜市の新港にできた複合施設で。客船ターミナル(新港ふ頭客船ターミナル)を中核に、商業施設(ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT)、ホテル(インターコンチネンタル横浜Pier 8)からなる。2019年10月31日に開業している。桜木町駅からここまでワクチン接種の無料シャトルバスに乗って来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
004_221220034 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 4.ハンマーヘッド
写真左側に見えるのがハンマーヘッド・クレーンである。1914年に国が貿易量の増大に対応するため、日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして、新港ふ頭の岸壁の先端部に設置した。 はしけや貨物船が着岸して貨物の積み降ろしを行うためのイギリスのコ―ワンス・シェルドン社製の港湾荷役専用クレーンで、高さ約30m、つり上げ能力は50トンという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 10mm ISO125) 露出補正 なし
005_221220035 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 5.海上保安庁
ベイブリッジ側を見ると対岸に海上保安庁の船舶が停泊している。海上保安庁は、海上自衛隊と混同しやすいが、海上における人命・財産の保護、法律違反の予防・捜査・鎮圧を任務とする国土交通省の外局である。PLH03という船は「おおすみ」という3100トンのヘリコプター1機を搭載する艦である。PL10というのは、「ぶこう」という1000トンの艦だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
006_221220043 X900 〇新港埠頭 G7X_01.JPG 6.横浜グランドコンチネンタルホテル
パシフィコ横浜の敷地内にある客室数約600室のラグジュアリーホテルだそうだ。国際会議などが開催される会議センターとは建物内で連結、会場間の移動がスムーズな設計となっているという。右側に見えるのが国立大ホールで、その後ろに展示ホールがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO160) 露出補正 なし
007_221220046 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 7.水上を走るバス スカイダック
国立大ホールの右側、中央に見える「ぷかりさん橋」は客船ターミナル(浮桟橋)である。正式名称は「みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル」で、みなとみらいさん橋とも呼称される。日本初の海上浮体式ターミナルである。オセアンブルーという白いクルーザーが停泊していた。水上を走るバス 「スカイダック」が右側から回り込んできた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1000秒 37mm ISO320) 露出補正 なし
008_221220050 X900 〇みなとみらい G7X_002.JPG 8.国際橋とランドマークタワー
だいぶ暗くなってきた。時刻は午後4時半近い。そろそろ日没である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1000秒 37mm ISO320) 露出補正 なし
009_221220051 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 9.釣り人
「ぷかりさん橋」の前で釣りをしている人がいた。何が釣れるのだろうか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 20mm ISO200) 露出補正 なし
010_221220055 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 10.クイーンズ・スクエアのクリスマスツリー
パシフィコ横浜から、みなとみらい駅へ行く途中に作られたX'mas ツリーは、高さ約12m、電球数役26,000球とのこと。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 20mm ISO3200) 露出補正 なし
011_221220066 X900 〇みなとみらい G7X_01.JPG 11.Hard Rock
「ランドマークタワー」に隣設する「みなとみらい東急スクエア」のタワーA 1階に、1997年7月、国内第4号店としてハードロックカフェ横浜はオープンした。このギターが目印なのだが、駅側から見ると裏がえしだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600) 露出補正 なし
012_221220071 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 12.ランドマークタワー 展望フロアからの眺め
ランドマークタワーの展望フロアに行くエレベータに乗った。ランドマークタワーは、三菱地所が建築・設計・保有している。1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。タワー棟は、地上70階建て、高さは296.33mある。超高層ビルとしては、2014年に竣工した大阪府に所在する近鉄の「あべのハルカス(300.0m)」に抜かれたが、日本で2番目に高い。眼下に横浜コスモワールドの観覧車や、パシフィコ横浜が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
013_221220083 X900 △展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 13.ランドマークタワー 展望フロア
順路に従って西側へ行くと、茜色の空を背景にした富士山が見事だった。雲一つない。窓に向かって、階段状にベンチがあり、座ってゆっくりと絶景が眺められる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 19mm ISO3200) 露出補正 なし
014_221220094 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 14.パシフィコ横浜と横浜コスモワールド
東側に戻ってきた。時刻は5時半になっていた。上がってきた時から30分経っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200) 露出補正 なし
015_221220103 X900 〇展望フロア スカイガーデン G7X_01.JPG 15.帆船日本丸
Kさんご夫妻とみなとみらい駅で別れた後、桜木町駅まで歩いたが、ランドマークタワーから桜木町駅へ行く通路から、ライトアップされた帆船日本丸が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 15mm ISO3200) 露出補正 なし

2021年9月 9日

みなとみらいのロープウェイ 8月26日

今年の3月24日、横浜みなとみらいを散歩した時に、桜木町の駅前から汽車道と並行するように、運河パークの「World Porters」のところまで、架線が張られたロープウェイの鉄柱が並んでいるのを見てきた。この時はまだ運行開始前でキャビンの姿はなかった。
 4月22日に開業が予定されているということだったので、その頃にまた見に来ようと思っていたが、この日、午前中、パシフィコ横浜で開催されている「日本国際切手展2021」を見て、その足で運河パークまで歩いてきた。「日本国際切手展2021」の会場は涼しかったが、外に出ると猛烈に暑い。
 運河パークの「World Porters」側から、汽車道を汗びっしょりになりながら、桜木町駅まで写真を撮り歩いた。キャビンは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」と謳われ、定員8名計36基のゴンドラが行ったり来たりしていた。

1.国際橋から乙女橋、湾内観光船ターミナル方面を眺める
パシフィコ横浜を出て、国際大通りを左(海側)に歩く。お日様が容赦なく照り付ける。運河にかかる国際橋へ出た。左側がグランド インター コンチネンタル ホテルで西側には臨港パークがある。右側(東側)は新港埠頭客船ターミナルで、その先は赤レンガ倉庫だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210826075 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
2.よこはまコスモワールド
国際橋を渡ると右手に観覧車、ジェットコースター、ダイビングコースター、などのアトラクションが見える。高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」がシンボルの 「 よこはまコスモワールドという」都市型遊園地だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_210826079 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
3.横浜ワールドポーターズ
冷房の効いた横浜ワールドポーターズの建物の中に入り、運河パークへ出る。その右側がロープウェイの駅だ。そこから桜木町駅前広場までロープウェイが結ばれている。写真は桜木町方面を見たところ。等間隔にキャビンが次々に並んで動いていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_210826086 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
4.ランドマークタワーと汽車道
「World Porters」から桜木町駅に行くために片道1,000円で、わざわざ「YOKOHAMA AIR CABIN 」というこのロープウェイに乗ることはないと思う。 観光用、あるいはアトラクションであり、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。右側の汽車道を歩いても、桜木町駅まで10分~15分くらいのところだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210826089 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
5.「YOKOHAMA AIR CABIN」のゴンドラ
定員8名、36基のゴンドラが行き来している。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能が実現したいう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 33mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210826090 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
6.運河パーク駅
運河パークの出発口である。循環式で桜木町駅から来たゴンドラが左側に到着し、乗客が乗り降りして右側から出発していく。ゴンドラとゴンドラの間隔が同じになるようにコントロールされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_210826100 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
7.「YOKOHAMA AIR CABIN 」
右手に「よこはまコスモワールド」の大きな観覧車が見えるが、「YOKOHAMA AIR CABIN 」は「そのよこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業によってつくられた。wikipediaによれば、2018年5月に桜木町駅周辺から新港地区まで汽車道沿い約600メートルに日本初の都市型ロープウェイ(索道)を整備する空中交通構想が浮上。さらに2019年2月にはロープウェイ計画の詳細が公表され、それによると桜木町駅前から横浜ワールドポーターズ前(運河パーク)まで汽車道沿い(南側の北仲通地区寄り)にロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」を当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指し整備するとしていた[が、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み、2021年4月22日に開業を迎えた。泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担はなかったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_210826096 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
8.汽車道から運河パークを見る
桜木町駅に向かって汽車道を歩き始める。運河パークを振り返ると、汽車道の突き当りに「ナビオス横浜」という穴をあけたような建物がある。「ナビオス横浜」は横浜国際船員センターで、日本船員厚生協会が運営する施設である。宿泊設備や、レストランなどがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_210826104 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
9.汽車道から見上げるロープウェイ
汽車道沿いに植えられたサルスベリの花が咲いていた。このロープウェイは乗ってみるときっと眺めが良いのだと思う。写真の右側にふ頭のクレーンが見えるが、カジノ予定地だった山下ふ頭の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210826108 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
10.第二橋梁付近から
運河パークから桜木町へ向かう汽車道の丁度中ほどに第二橋梁がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210826114 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
11.第一橋梁
もう一つ桜木町寄りの第一橋梁。1907年(明治40年)に、港二号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設されたそうだ。「AMERICAN BRIDGE COMPANY. OF NEW YORK, U.S.A. 1907」 の銘板がつけられていた。ロープウェイは桜木町に向かって左側の運河の上を行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210826122 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
12.第二橋梁付近から
ロープウェイに乗って横浜港の方を眺めると、きっと大さん橋やベイブリッジも眺められ、晴れた日は気持ちが良いだろうと思う。営業時間は10時~22時の12時間。夜も良いに違いない。一度カメラを携えて乗ってみよう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_210826125 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
13.ゴンドラが行く
桜木町駅広場に近づいてきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_210826129 X800 YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
14.桜木町駅 乗り場
「YOKOHAMA AIR CABIN 」の桜木町駅は、桜木町駅前バスターミナルの近くにある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_210826135 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg
15.ランドマークタワーとロープウェイ乗り場
左方向に歩いてJR桜木町駅で京浜東北線に乗った。汗びっしょりだ。食べ物屋さんに入っても緊急事態宣言下でビールも飲めない。帰宅してシャワーを浴びて冷たいビールで一杯やろうと、横浜駅の地下で、焼き鳥と寿司を買って帰宅することにした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_210826137 X800 〇YOKOHAMA AIR CAVIN G7X.jpg


2021年9月 5日

日本国際切手展 PHILANIPPON 2021 見学 8月26日

私が会員になっている JPS昆虫切手研究会 の7月会報で、「日本国際切手展2021」がパシフィコ横浜で8月25日~8月30日に開催されることを知った。国際切手展は、世界一流の切手コレクションが一堂に会する貴重な機会で、郵趣の発展向上を図り、毎年、世界各国で開催されているが日本では、1971年から10年おきに開催され、今回6回目を迎えるとのことだ。

チョウ好きの私は、中学生の頃、兄がヨーロッパへ出張した時の土産に買ってきてくれたチェコのチョウ切手(原画シュヴァビンスキー)に魅了され、チョウを題材にした切手を集め始めた。 2010年の1月にこのブログに「キアゲハの切手」をアップした。集めた切手を眺めていて各国からキアゲハがデザインされた切手が多く発行されているのに興味を持ったからだ。発行した国の地域別とか発行年次別とか整理すればよかったのだが、集めて並べるのが精いっぱいである。その当時(2010年)で64種のキアゲハの切手が私のストックブックにあった。なぜ、こんなにキアゲハの切手が多いのだろうかと考えてみたが、まず、キアゲハは旧北区を中心にユーラシア大陸と北米大陸に広く分布すること、大型で鮮やかな色彩で見栄えが良いことなどではなかろうか。

  わき道にそれてしまったが、パシフィコ横浜は自宅から40分ほどで行ける。「日本国際切手展2021」には8月26日に行くことに決め、インターネットで事前登録を済ませた。 昨年と今年は中止になってしまったが、毎回2月に出かけている「CP+(カメラと写真映像のワールドプレミアショー)」のときは人で溢れている駅からパシフィコ横浜の展示ホールへのアプローチは、今回の「日本国際切手展2021」では全く密になっていない。10時開場の5分ほど前に着いたこともあるが、この暑さとコロナの感染者数が増えているので見に来る人も少ないのだろうと思う。
 B・Cホールを使用した広い会場も空いていた。まず「企画展示」のコーナーへ行った。展示作品の写真撮影は残念ながら禁止されていた。JPS昆虫切手研究会のメンバーからの展示を見る。
 出展されていた作品は、
・「水辺の昆虫」 柴田 茂 氏
・「ヤママユガ」 澤口 尚子 氏
・「クジャクチョウのマキシムカード」 正野 俊夫 氏
・「クジャクチョウ」 西田 豊穂 氏
・「ルーマニアの郵便封皮」 加藤 利之 氏
・「ニュージーランドの蝶蛾切手」 加藤 利之 氏
・「昆虫切手を用いた宇宙とロケット関連郵便物」 白野 孝雄 氏
・「俳句に詠まれた虫たち」 池内 昇 氏
・「Proofs」 森 晋一郎 氏
だった。それぞれテーマを持たれて深く掘り下げて研究された力作だった。森氏の作品の解説には英文が添えられていた。せっかく会場が空いていたのだから、もっと時間をかけて鑑賞してくるべきだったと思い返す。
 また、JPS植物切手研究会のメンバーでもある 澤口 尚子 氏 からは「バタフライ・ガーデンへようこそ」という作品が出展されていた。小型印とカードに描かれた絵が素晴らしい。

  1897年4月20日に郵便事業が創業されて今年は150年になるという。今回のメインテーマともいえる「郵便創業150年特別展示」は広いスペースが設けられていた。床に展開された コドモ絵本正月フロク の「郵便飛行雙六」など興味あるものもあった。もう一つ「皇室展示」というコーナーがあり、明治天皇銀婚式記念、発行されなかった東宮御婚儀記念の切手シート、昭和大礼記念絵葉書など、私が生まれる前の珍しい品々を見ることが出来た。他にも、各国から発行された東京オリンピック2020関連の切手も展示され、ギリシャ、スイス、エストニア、ベルギー、キプロスなどの優れたデザインの切手があった。
 会場には2時間余り滞在したが、帰りがけに出店していた切手商の椅子に久しぶりに座り、何点かのチョウ切手を買ってしまった。

なお、ブログの記述には、「日本国際切手展 PHILANIPPON 2021​」の Bulletin および ​​日本国際切手展2021​ ​のホームページを参照させていただいた。

1.みなとみらい駅からパシフィコ横浜展示ホールへのアプローチ
催し物があるときはいつも人で溢れている駅から会場への連絡通路も人はほとんどいない。通路には「日本国際切手展2021」の小旗が並べて掛けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210826008 X800 PHILA NIPPON 2021 みなとみらい G7X.jpg
2.パシフィコ横浜展示ホール
「日本国際切手展2021」の会場はホールB,C であったが、7月17日~9月12日までAホールで「恐竜科学博」が開催されている。開場は9時からだが、本来なら、子供連れの入場者が多いはずなのに姿はない。やはり、緊急事態宣言と暑さからなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_210826011 X800 PHILA NIPPON 2021 パシフィコ横浜 G7X.jpg
3.「日本国際切手展2021」受付に列
エスカレータで一つ下りたところのホールCが「日本国際切手展2021」の受付になっていた。開場5分前だったが、40m~50mほどの列が出来ていた。係の人が前の人との間隔を1~2m開けて並ばせている。10時になると列は動き出し、事前登録のためか滞りなく入場できた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/800秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_210826012 X800 PHILA NIPPON 2021 パシフィコ横浜 G7X.jpg
4.「日本国際切手展2021」入場口
ここから会場内に入るが、手首で体温を測り、テープを巻かれて、手指の消毒をする。「郵政創業150年 すべてのお客様のために ー郵政百五十年の歩みー 日本郵政グループ」という288ページのA5サイズの冊子と、小さなポケットタイプの「日本国際切手展2021」の公式ガイドブックと手提げ用の紙袋をいただく。ただ、公式ガイドブックなるものはちょっとお粗末だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
004_210826070 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
5.展示会場
入り口を入ると左側に国内切手商ブースがあり、すぐそばにインフォメーションがあった。写真撮影の可否を尋ねたところ、出展作品は撮影禁止になっていた。まっすぐ進むと広々とした展示会場があった。ここは競争出品の伝統郵趣、郵便史などの展示コーナーである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_210826014 X800 PHILA NIPPON 2021 パシフィコ横浜 G7X.jpg
6.企画展示コーナー
まず、JPS昆虫切手研究会の展示コーナーへ行く。植物切手研究会や音楽切手研究会などの作品も展示されている。パネルの文字が小さくわかり難かった。何とか探し出してJPS昆虫切手研究会の皆様の出展作品を見ていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
006_210826029m X800 〇PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
7.ポストカー 「& Post(アンド・ポスト)」
ホットドッグか何か食べ物の移動販売車のような車が置かれていた。反対側へ回ってみると「ポストカー」と書かれたパネルがあった。よく理解できないのでネットで調べてみると、「日本郵便では、手紙交流の価値を見直し、新たな可能性を探る"プロジェクト& Post(アンド・ポスト)"を展開しており、ポストカー運行もその一環。ポストカーは、心に残る風景に出会った瞬間に、絵はがきを書く・差し出すための環境を提供することをコンセプトに実施する」と説明されているが、それでも良く分からない。例えば、日本三大花火大会の1つである「長岡花火大会」、日本一美しい盆踊りとされる「おわら風の盆」といったところへ移動郵便局としてこの車を配備して、各地の郵便局員が絵はがきコンシェルジュとなり、撮影した写真をその場で絵はがきにするサービスをはじめ、オリジナルデザイン絵はがきの配布と文房具の貸し出し、地域の特色ある絵はがきや切手の販売などを行う。そこに来た人が絵葉書を書いてポストカーのポストに投函するということらしい。 車両は郵便収集車として使われていた6代目「ハイラックス」をベースにカスタマイズされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/800秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_210826037 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
8.郵便局臨時出張所
郵便操業150年とポイモンを扱った横浜中央郵便局の日替わり小型記念日付印が数種類用意されていて、その押印カウンターが並んでいた。まだ時間が早いこともあり、押印している来場者は少ない。外国からの来場者も意識しているのだろうが、外国人の姿は見られない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2000 ) 露出補正 なし
008_210826038 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
9.皇室展示/コートオブオナー 展示室
お恥ずかしいが、直訳で名誉裁判所という Court of Honour の意味がよく分からなかった.。著名な蒐集家による出展作品のことなのだろうか。皇室展示としては、明治、大正、昭和の皇室に関わる切手や絵葉書が展示されていた。私の記憶にある皇室関連切手は昭和27年発行の上皇(平成天皇)の立太子礼記念切手だ。美智子妃と並ばれた上皇の昭和34年発行皇太子御成婚記念切手(30円)の試刷版が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/800秒 13mm ISO3200 )
009_210826042 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
10.郵政創業150年特別展示
企画展示のコーナーを見たあと、今回の「日本国際切手展2021」のメインテーマである「郵政創業150年特別展示」を見学した。流石に「郵便現業絵巻」「郵便のルーツ」などの興味ある"宝物"が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
010_210826039 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
11.「郵便のルーツ」ポストの変遷
ポストは郵便のシンボルだと思う。1回にたくさんの書状を集めて運べば、効率が良い。明治時代からある円柱型の赤いポストも、ひなびた温泉町へ行くと今でも見かけることがある。数年前だが、旅行先の銀山温泉や法師温泉で見かけた。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
011_210826047 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
12.昭和39年のお年玉郵便切手
お年玉付き郵便はがきの末等景品としてのお年玉郵便切手の始まりは、昭和25年からだったというが、景品が目的だったので発行は2月1日で、年賀には使えなかったという。写真の昭和39年用年賀切手は、私が社会人となった年のもので思い出多い。切手図案の右は鳥取県の岩井挽物人形「辰」、左は山梨県の甲斐の「龍神招福」だった。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO800 )
012_210826055 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
13.「郵便飛行雙六」(部分)
郵政創業150年特別展示会場の床に、大きな コドモ絵本正月フロク の「郵便飛行雙六」の絵が敷かれていた。郵便飛行機が突風に遭い、そこで一または二が出ると墜落修理へ、四または六は出発に戻る。三を出すと四の突風へ、五は無事突破して富士山へ・・・といったようなストーリーが展開されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
013_210826057 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
14.昭和の切手デザイン室
絵具と絵筆があり、机の上の並べられた本には「原色日本鳥類図鑑」や「昆虫の図鑑」などが並んでいる。この隣には現代の切手デザイン室があり、そのデスクの上はパソコンが主役だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
014_210826060 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg
15.海外郵政ブース
カナダ郵政、チェコ郵政など7か国の郵政機関と国連郵政機関のブースがあった。切手や郵趣品の販売が行われていた。ここは比較的人気があり、人が集まってきていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
015_210826068 X800 PHILA NIPPON 2021 G7X.jpg


2019年3月 8日

CP+ 2019 パシフィコ横浜 3月2日

CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2019 は今年も2月28日~3月3日、みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。今回は3月2日(土)に行われた「被写体別構図の基本」と、「色鮮やかなインパクトのある写真のコツ」というタイトルのそれぞれ40分ほどの無料ワークショップがあったので申し込んでおいた。そのワークショップの時間に合わせ、土曜日の午後に行ってきた。
 カメラの世界は Nikon、Canon の大御所から、待望のフルサイズ・ミラーレス一眼が発売され、にわかに活気づいた。今回のCP+ではこの両社のブースには人が溢れていた。Lumixからもフルサイズ・ミラーレス一眼 S1 が発売され、ここ数年、独り勝ちの感があったSONYを加えて、新しい時代に移ったようだ。そのフルサイズ・ミラーレス一眼であるNIKON Z や CANON R については、ヨドバシカメラなどで見てきているのである程度は見知っていたが、わたくしはフィルム時代からNIKONを使っていたので、フルサイズのレンズもある程度保有している。しかし、今度の NIKON Z はマウントが違うのだ。しかし、マウント・アダプターを使用すれば従来のFマウントのレンズも使える。サードパーティーであるSIGMAのブースで、「SIGMAのFマウントは、アダプターを付ければ NIKON Z で使用できます」とNIKON Z にSIGMAのNIKON Fマウントのフルサイズ・レンズをつけてデモをしていた、ファインダーを覗いてみたが、良さそうである。
 このほか、富士フィルムは中盤ミラーレスのレンジ・ファインダースタイルのGFX50Rを、オリンパスは映像エンジンをダブルで搭載した OM-D E-M1X で機動力を訴求、また、PENTAX RIKOH は今回はAPS-Cサイズ画像素子のGRⅢがメインだった。
 今回はあまり歩き回らず、NIKON、CANON 両社を中心に見て、3時20分から始まるワークショップへ向かった。ワークショップはフォト・スクールがスポンサーのようで、これからデジイチを使い始める初心者向きの内容だった。しかし、基本に疎いわたくしには参考になった点もある。わたくしが常用するプログラム・オートは、何をどう撮ろうかという撮影者の意図を表現しにくいという話もあった。基本は絞り優先という。それはよくわかるのだが、わたくしの場合は、できるだけ高速シャッターで撮りたいこと、かといって、シャッタースピード優先では、明るい被写体の場合は絞りすぎることもあるので、プログラムオートで、シャッター・スピード1/500秒以上に設定し、開放、ISO3200 でも1/500秒より暗い場合は、シャッター速度が遅くなるという設定にしている。被写体や、その時の光の量によっては、もちろん絞り優先で撮るようにしている。

1.みなとみらいコンコース -1
土曜の午後のみなとみらいはとても人が多い。電車を降りて、エスカレータでパシフィコ横浜へ通じるコンコース(クイーンモール)を歩くと、いつもと違う"みなとみらいのいきものたち"が描かれた壁面があった。描かれた"いきものたち"はデフォルメされたものではなく、とてもリアルなのだ。アオスジアゲハ、ヤマトシジミが描かれた昆虫のパネルが目についた。和名はもとより、学名まで書かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO400 ) 露出補正 なし
190302_001.jpg
2.みなとみらいコンコース -2
コンコースの出口から振り返ってみる。全部で5枚のパネルで構成されており、パシフィコ横浜側から、最初のパネルには、写真には写っていないが、トビ、ヒナコウモリ、アブラゼミ、クマゼミ、2枚目にはアオスジアゲハ、ヤマトシジミ、 シオカラトンボ、ショウジョウバッタ、ナナホシテントウ、ハマヒルガオ、真ん中の3枚目には"みなとみらいのいきものたち"と書かれ、ソメイヨシノ、イチョウ、シロツメクサ、トキワサンザシ、セイヨウタンポポ、セイヨウミツバチが描かれている。4枚目のパネルには、スズメ、コチドリ、ハクセキレイ、ユリカモメ、コサギ、イソガニが、そして5枚目には、スズガモ、スシエビ、マハゼ、アサリ、アマモ、ワカメが描かれていた。デザインは 株式会社NDCグラフィックス だそうだ。しかしこれは恒久的なものではなく、やがて広告になるのだろう。1枚目のパネルの下段の枠に「広告掲載のお問い合わせは パシフィコ横浜」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
190302_002.jpg
3.CP+中古カメラフェア
パシフィコ横浜に入り、エスカレータで2階に下り、ネットで事前に登録をしておいたCP+の受付を済ます。そのまままっすぐ進んでいったら「中古カメラフェア」の会場があった。CAMERA fan 加盟店の中から18社が出店し、フィルムカメラ、デジタルカメラ、レンズ、アクセサリーなどの中古品を販売する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190302_003.jpg
4.CP+ 中古カメラフェア 会場風景
広い会場は大勢の人で溢れんばかりだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
190302_004.jpg
5.Canon7 + 50mm f0.95 付き
35万円、45万円の値札が置かれたクラシックなフィルムカメラがあった。なぜこんなに高いのだろうと見てみると、付いているレンズがなんと f0.95 と明るい。キヤノン7型用標準レンズの一つとして開発され、発売は1961年。発売時価格は57,000円だった。 人間の眼よりも4倍も明るい夢のレンズとして話題を集めた。ちなみにNIKONは、今回のCP+で「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」を現在開発中であると報じている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/800秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190302_005.jpg
6.CP+ 2019 ニコンブース
CP+ 2019 のメイン会場はもう1階下の1F展示ホールだった。大変な人だった。後でCP+のサイトを見てみると、この日の入場者は、23,730人だったそうだ。3月1日(金)が17,961人、翌3月3日は日曜日だったが、14,869人で、わたくしが行った日が一番入場者が多かったようだ。まず、NIKONブースへ向かった。会場奥には、向かって左から、SONY、NIKON、LUMIX、CANON、富士フィルムとの5社の大きなブースが並んでいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190302_006.jpg
7.ニコンブース
NIKON Z シリーズの発売で人がいっぱいのニコンブースのステージでは、私が行った時、写真家・中野耕志氏による「WINGS ニコンで撮る野鳥写真・飛行機写真」という講演が行われていた。Zの作例も見たいと思ったが、二重、三重に立って聞いている人もいて、とても近寄れなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
190302_007.jpg
8.NIKON Z
ニコンブースの、Zの製品タッチ&トライ コーナーは大勢の人が取り囲み、その順番を待っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO250 ) 露出補正 なし
190302_008.jpg
9.キャノンブース
キャノンブースへ移動した。ここもすごい人気である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
190302_009.jpg
10.キャノンブースのステージ
前の写真もそうだが、この時、立木義浩氏による「Snap in Europe」という講演が行われていた。立木義浩氏はNHKの朝の連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」のモデルとなった立木写真館3代目・立木香都子の次男として、徳島市に生まれた。山口百恵自叙伝「蒼い時」の写真を担当するなど著名な写真家で、さすがに大勢の人が視聴していた。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO1600 ) 露出補正 なし
190302_010.jpg
11.富士フィルムのステージ
一番奥にあった富士フィルム・ブースのステージでは、吉村和敏氏の「GFXと旅するカナダ」という講演が行われていた。レーク・ルイーズなど思い出の景観も出てきて、しばらく席に座って視聴していた。富士フィルムは中盤ミラーレス一眼に力を入れ、レンジファインダー・スタイルの GFX 50R も発売されている。中盤フォーマットの撮像素子は43.8mmX32.9mmで35㎜フルサイズの1.7倍の大きさだ。これはPENTAX645Zと同じである。また、フォーマットは同じサイズなれど、画素数が1億300万画素のGFX 100という試作機も展示されていた


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし
190302_011.jpg
12.日本カメラ博物館
毎年、出展している日本カメラ博物館だが、今回は「~CP+10周年~ カメラと10の物語」がテーマになっていて、10年前のカメラ、100年前のカメラなどが展示されていた。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190302_012.jpg
13.ステレオコダック 1型 日本カメラ博物館
100年前のカメラの一つである。1919年(大正8年)製のステレオコダック 1型だ。左右ののレンズで撮影した2枚の写真を同時に鑑賞することで立体感を得るステレオ写真を撮影するカメラと説明されていた。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
190302_013.jpg
14.赤いPENTAX K 日本カメラ博物館
10年前の2009年(平成21年)の PENTAX K だ。100種類のカラーパターンが選択可能な一眼レフが登場した。カメラ女子が産声を上げ、カメラがファッションとなってきた時代の象徴だったようだ。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO500 ) 露出補正 なし
190302_014.jpg
15.スタート35 日本カメラ博物館
子供のころ、まだ品物が豊かでない頃、親父に買ってもらった初めてのカメラだった。1950年頃に発売され、大変人気となった。ベークライト製の本体にレンズ、シャッターが付いただけのシンプルな構造だった。 ファインダーは透視ファインダーで、フィルムは裏紙付きの35㎜フィルムを使用し、24mmX24mmのボルタ版と呼ばれるものだった。 シャッターはBとインスタント(およそ1/25程度)絞りはおよそf5程度とf11程度の2段切り替えだったと記憶する。焦点はもちろん固定焦点であった。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
190302_015.jpg
16.射撃カメラ 日本カメラ博物館
120フィルム使用の射撃訓練用のカメラで、ソルントン-ピッカード 射撃カメラ マークIII(1915年頃、ソルントン-ピッカード)という。第一次世界大戦中に英空軍用に納入された射撃訓練用カメラで、飛行機などに積んで実弾を使うかわりに目標物の写真を撮る。


Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190302_016.jpg


2018年3月 9日

2018 CP+ 3月2日

スマホに押されてカメラの売り上げが低迷していたというが、知り合いのカメラ業界の人に聞くとどうやら底を打ったという。そんな中で今年のCP+では各社どんな​アッピールがあるのか興味があった。
 会場のパシフィコ横浜へ行く途中、「みなとみらいギャラリー」で「後世に遺したい写真展」が開催されているので、先に見ようと思っていたが、開場は11時からだったので、帰りに見ることにした。
 11時少し前にパシフィコ横浜についた。入場事前登録をしていたので、待たされることなく受付を済ませた。大きな会場にはすでに多くの人が入場していた。
 今年のCP+の印象は、カメラについては、高級機にシフトされているようで、例えばSONYは新発売のα7RⅢを中心に展開していた。私が先週購入したRX10Ⅳはもちろん出展されていたが、大きな扱いにはなっていなかった。
 Nikonは100周年ということでその資産であるレンズ群と、D850、D7500を掲げ、Canonは、IOS Kiss のミラーレスMシリーズの新製品 IOS Kiss M がアッピールされていた。そのほかでは、パナソニック、富士フィルム、オリンパス、リコーや、レンズメーカーのシグマ、タムロンが大きなブースを構えていた。
 着いて早々に、先日、今回初めて購入したSONY機の情報を得ようと、ブースで行われた写真家・高橋良典氏による「感じる力、伝える力 with α7RⅢ」というプレゼンテーションを小1時間聴いた。その中でDレンジオプティマイザーという機能の話があった。これはNikonでいう、Dライティングのような機能であるが、あとで、SONYの展示ブースの方にRX10Ⅳにもこの機能があるのかどうか聞いてみた。答えは「ある」ということで、カメラのファンクションキーで呼び出せることが分かったのは収穫だった。
 午後1時ごろ会場を離れ、「みなとみらいギャラリー」で「後世に遺したい写真展」​を見て帰路に就いた。

1.2018 CP+ 入口
この会場入り口の写真は実は退出時に撮影した。ここから入って奥のほうに、横に​並んで​SONY 、Nikon、Panasonic、Canon、FUJIFILM の大きなブースが陣取っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​8​ 1/1000秒 ​25​mm ISO​2500​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.​SONYブース
先日購入したRX10Ⅳのこともあって、SONYの目指す方向なども知りたく思い、まず、SONYブースへ行く。活気があってとても賑わっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.​8​ 1/1000秒 ​9​mm ISO​125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.写真家・高橋良典氏 「感じる力、伝える力 with α7RⅢ」
​席を確保して小1時間​、 風景写真家 高橋良典氏の話を傾聴した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​8​ 1/160秒 ​32​mm ISO​3200 ) 露出補正 なし
180309_003.jpg
4. Dレンジオプティマイザー
その中でDレンジオプティマイザーという機能を使った作例の紹介があった。NikonでいうDライティングという機能だが、先日RX10Ⅳの試し撮りをしたときに、ちょっとコントラストが強いかなと思ったことがあったので、Dレンジオプティマイザーという機能はRX10Ⅳにはあるのかなと疑問を持った。講演後ブースのRX10Ⅳの展示コーナーへ行き、係りの方に伺ってみたところ、 その機能は RX10Ⅳにもあるという。ファンクションキーから呼び出すことができることを実機で見せてもらった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​2​ 1/1000秒 ​14​mm ISO​1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ZEISSのブース
SONYブースから、Nikonブースへ移るとき、その右側にZEISSのブースがあった。はじめ、読書をして身動きしないこのモデルさんを人形かと思った。あとでZEISSのホームページを見ると、「 遠目にはいつもの白いZEISSブースですが、今年のタッチ&トライコーナーは今までとは違います。歴史を感じさせる図書が並ぶ書斎で読書をするモデル女性。図書、調度品も全て本物のアンティークを揃え、ちょっとした異空間でZEISSレンズの描写力をお試しください。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​5 1/640秒 ​19​mm ISO​3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.Nikonブース
Nikonは創立100周年記念だそうだ。Nikon F を持ったマリリン・モンローの写真が映し出されている。1962年、「マリリン・モンロー/最後のポーズ」として知られるようになったニコンを愛した写真家バート・スターンによるフォトセッションの中で、マリリン・モンローが、バートの愛機であるニコンを横取りした、無邪気で愛嬌たっぷりの姿だ​。​NikonのCapture NX2というソフトでDライティング処理をした。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5​ ​1/640秒 19mm ISO​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.鉄道写真
鉄道写真は人気がある。​そういう私も鉄道を見ると撮りたくなる。だが、ただ車両を撮るだけではなくて、風景の中の鉄道をどう撮るかなのだ。ステージでは鉄道写真家・助川康史​氏​の​「​スキルアップ鉄道写真術〜D850&D7500フル活用編〜​」​が行われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.​8​​ ​1/​100​0秒 19mm ISO​​1250​ ​)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.​ ​Canonブース
最近Canonは、ミラーレス機のIOSMシリーズに力を入れているようだが、近々発売予定の​IOS Kissの名を冠したミラーレス機 IOS Kiss M に力を入れているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1​.​8​​ ​1/​100​0秒 9mm ISO​​800​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.​​​​鉄道模型ジオラマ
​ここにも鉄道があった。見たことがない車両が走行している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​8​​ ​1/​100​0秒 35mm ISO​​2500​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.オリンパスのブース
オリンパスは、主力機のOM-D E-M1 MarkⅡが2017年の「カメラグランプリ大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ賞」を受賞し、それをアッピールしていた。クラシカルなカメラの造形があったが、カメラはクラシックカメラではない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2​.​5​​ ​1/​100​0秒 19mm ISO​​1600​ ​)露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ここにも鉄道模型
オリンパスのブースにも鉄道模型のジオラマがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​8​​ ​1/​100​0秒 37mm ISO​​2000​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.海野和男氏のチョウの写真
OM-D E-M1 MarkⅡ を愛用する海野和男さんの南米のドクチョウの仲間の飛翔写真があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​.​5​​ ​1/​250秒 14mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.デジタルカレッジ オリンパス
オリンパスにはデジタルカレッジ、フォトリュージュという女性向きの写真講座があるが、それがここで行われていた。若い女性たちが10数名で講師の話を聞きながら受講、実習をしていた。この参加者たちは、あらかじめ集められた方々なのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​​​ ​1/​1000秒 10mm ISO​​800​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.火星大接近
​今年、2018年7月31日に火星と地球が5759万キロメートルまで大接近するらしい。アメリカ・カリフォルニア州南部アーバインに本社がある、コンピューター制御の天体望遠鏡を得意とする世界最大級の光学製品メーカー「MEADE」社の天体望遠鏡の新製品AZM-90の展示があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​​.2​ ​1/​640秒 1​2​mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ツマベニチョウ
Panasonic(Lumix)のブースの一番目立つところにツマベニチョウの大きな写真パネルがあった。どなたの撮影かはわからなかった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9​​mm ISO​​2500​ ​) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.TAMRON ブース​
​有名な鉄道写真家のご子息である広田泉氏による 「旅心が加速する」超高倍率・超望遠で撮る​鉄道写真の​魅力 という​講演が行われていた。​​鉄道写真のファンが多いことがわかる。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​26mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
17.SIGMA ブース
SIGMAブースでは​出張センサークリーニングサービスコーナー が設けられていた。来場者のカメラのセンサーを無料でクリーニングしてくれるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.2 ​1/​1000秒 ​18mm ISO​​800​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
18.​日本カメラ博物館
毎年、日本カメラ博物館のコーナーがある。今年は​​​​​​​「フランスカメラとレトロかわいいカメラ」​という特別展示があった。​二眼レフも4X4サイズのカメラが並べられていた。フランスカメラというのは注意していなかったので、見逃してしまったのが残念。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1600​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
19.レトロかわいいカメラ
YASHIKA-16は懐かしい。学生時代に買ってしばらく使っていた。家の中を探せばまだどこかにあるのではなかろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​29mm ISO​​3200​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
20.「後世に遺したい写真」
来るときにまだ開場前だったみなとみらいギャラリーの 「後世に遺したい写真」を見た。日本写真保存センターが収集保存している約30万点の写真原版から1920年から1970年のプリントが展示されているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1000​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
21.芝浦電機の扇風機(広告写真)
受付で「写真を撮らせていただいてよいですか」とお尋ねしたら、「風景写真的にお取りいただく分には構いません。作品の接写はご遠慮ください」ということだった。これはぎりぎりのところだろうか。撮影は名取洋之助氏で、このポスターに起用された原節子さんは当時16歳で、デビューしたばかりの無名の新人だったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​1.8 ​1/​1000秒 ​9mm ISO​​1000​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
22.戦後・復興期の写真
私にとって1945年の敗戦から1970年までの写真が一番印象に残った。私は1941年に奉天(現瀋陽)で生まれた。戦後すぐ、引き上げてきて、父親の郷里である滋賀県に住んだ。その後、東京に出てきて、小学校からは東京で暮らしたのだが、ちょうどそのころのことが思い出される。1947年、「東京ブギウギ」で爆発的な人気だった笠置シズ子、1950年のプロ野球復活などなどだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.2 ​1/​1000秒 ​12mm ISO​​400​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。
23. 「後世に遺したい写真」会場風景
多くの写真が展示されている会場は見学者は多かった。展示されている写真はどれも貴重な資料と思う。 公益社団法人・日本写真家協会・日本写真保存センター のご努力は大変なものと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 ​1/​1000秒 ​34mm ISO​​640​ ​) 露出補正 な​し
;クリックすると大きな写真になります。