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2023年7月 4日

帆船日本丸 船内見学 2023年6月23日 横浜みなとみらい

梅雨で家にいることが多いので、少し退屈していた。娘から帆船日本丸と横浜みなと博物館の招待券が回ってきた。横浜みなと博物館へは、今年の2月にも行っているが、帆船日本丸の船内には上がっていない。それと、横浜みなと博物館の柳原良平ミュージアムで開催されているオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」が見たかった。
 帆船日本丸は、時々映画を見に来ているコレットマーレに来るたびに眺めている。しかし、船内に上がったことはなかった。COVIT-19が蔓延する前の2016年4月29日に、全部で29枚ある日本丸の帆(セイル)が貼られる総帆展帆(そうはんてんぱん)と満船飾というイベントの時に来ているがこの時も外観を眺めるにとどまった。総帆展帆は、中止になったこともあるようだが、コロナ禍でも実施されていたようだ、今後は月に1〜2回行われる。

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帆船日本丸甲板から見上げる横浜ランドマークタワー 2023年6月23日 横浜みなとみらい

001_230623001 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 1.乗船口
切符売り場で招待券を提示し、乗船ブリッジより日本丸の船内に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_230623003 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 2.上甲板へ
乗船して順路に従い甲板へ上がる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230623005 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 3.第一教室
入口があったので覗いてみるとここは教室のようだ。案外広い。黒板と教壇があり、その前には「帆船日本丸の歴史」というパネルが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_230623009 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 4.錨
フォアマストのわきに写真の錨が置かれていた。船内でこの錨は日本丸で使われていないと案内アナウンスされていたように思うが、定かでない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230623019 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 5.前方操舵室
操舵輪の他にコンパスなどがある。この操舵室は船の前方にあるが、エンジンで進むときにこの操舵室が使われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230623027 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 6.船尾側を見る
第二甲板に上がって船尾の方を眺める。メインマストとミズンマスト(最後尾、あるいはメインマストの後に位置する)の間に煙突が見える。後ろに見えるビルはクイーンズタワーで、その右側にはパシフィコ横浜がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_230623029 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 7.船首楼甲板を上から眺める
第二甲板から、その下の凹甲板(Well Deck)より一段高くなった船首楼甲板の下に揚錨機がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_230623034 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 8.船首楼甲板
揚錨機室への入り口の左側から船首楼甲板へ上がる階段が見えたので、いったんWell Deckへ下りて、船首楼甲板へ上がってみた。船首はコレットマーレや桜木町駅の方に向いている。一角獣のツノのようにバウスプリットが伸びている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230623036 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 9.「チョウ」バタフライ・ナット
「チョウ」という小さな案内板があった。興味津々、何だろうかと読んでみた。「いかりは落ちないように金具で止められています。金具を回してしめる部分をナットといいます。ナットの先の左右に開いた形がチョウ(英語でバタフライといいます)に似ているのでバタフライ・ナットと呼ばれています。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230623047 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 10.国指定重要文化財帆船日本丸
帆船日本丸は1930年(昭和5年)に建造された。1954年(昭和60年)4月からここ旧横浜船渠第1号ドックで現役当時のまま保存されている。旧横浜船渠第1号ドックも国指定重要文化財であるが帆船日本丸は2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_230623052 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 11.「蛇」スネイク・ダウン
ロープを下ろして甲板に並べるときに、蛇のようにくねくねと並べることをスネイク・ダウンというと説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230623056 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 12.第二甲板右舷
凹甲板右舷を順路に従って船尾へ進む。キャプスタン(帆を取り付けるときなどに使う巻き上げ機)やキセル型通風機(船内の換気のための空気の取り口)がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230623061 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 13.煙突
機関室の上にある煙突がある。日本丸のエンジンは54年間で、のべ7万時間という長時間動き続け、世界一の稼働時間のエンジンとしてギネスブックにも掲載されたという。wikipediaによれば、池貝鉄工 6SD40型ディーゼル/2基が搭載され、出力は441 kW (600 PS)だそうだ。その傍にウェアリングの説明版があった。ウェアリング(下手回し)は船首を風下に回し、風を受ける舷(船の側面)を反対側に換える方法の一つ。これに対し、タッキングは帆船にて船首を風上に向けて旋回させ、風が吹いてくる(帆で受ける)方向をこれまでとは逆側の舷に変えるセーリング操縦のこと。日本語では(上手回し)とも呼ばれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230623062 X900 連結 帆船日本丸 G7X.jpg 14.造船と改修工事のプレート
1930年(昭和5年)神戸川崎造船所製造のプレート(左)と、1985年(昭和60年)三菱重工業横浜製作所および石川島播磨重工業横浜修理船工場の保存改修工事のプレート。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_230623066 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 15.士官居住区出入口
長船尾楼甲板(Long Poop Deck)に士官居住区出入口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_230623065 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 16.士官居住区
士官居住区出入口はロープが掛けられていて入ることはできなかったが、覗いてみると階下に降りる階段があり、造りは立派だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_230623069 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 17.手動舵輪
船尾側に手動舵輪があった。その場にあった説明書きには、「帆走中はこの舵輪で舵をとります。普通は2名で行いますが、海が荒れてくると舵が重たくなるため、後ろの舵輪も使用し、4名で行います。舵は左右35度ずつ動きますがこの舵輪1回転で舵は1度だけしか動きません。舵輪の柄の先についている真鍮が回すときの目印になります。風上側の操舵当番が帆に対する風の入り具合やジガーマスト(最後尾のマスト)の上にある風見などを見て、風向きを知り、同時に前にあるコンパスで船の進路を見ながらどれだけ舵を回すか判断し、風下側の操舵当番に号令をかけながら回します。フードの中に舵輪があるので海が荒れているときに、後ろからの追い波で人が流されないようになっています。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_230623079 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 18.「ネズミ」ラット・ライン
マストを上るための縄梯子の横のロープをラット・ラインという。黒いロープが張られているのが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230623099 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 19.下船
乗船した時と反対側の横浜みなと博物館側に下りた。みんな同じ作業服のような白い服を着て、黄色い帽子を被った小学生たち?が、25名ほど集まっていた。何が始まるのだろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_230623101 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 20.横浜みなと博物館外観
これから横浜みなと博物館を見学する。ここは館内のパネルや模型の撮影が禁止されている。外観からは想像できないが、昨年リニューアルされ、展示されているパネルや模型、映像装置(VRシアター)は素晴らしい。また、館内にアンクルトリスの広告デザインや、船の絵で知られる柳原良平さんの常設展示室として、2018年3月に「柳原良平アートミュージアム」が開設された。今回はオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」を見に来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_230623103 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 21.横浜ランドマークタワーと帆船日本丸
横浜ランドマークタワーは、地上70階建て、高さは296.33m、みなとみらい地区のランドマーク、シンボルとして、1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
022_230623108 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 22.花と日本丸
横浜みなと博物館から出てくると、青空が広がっていた。植えられたマリーゴールドが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230623118 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 23.コレット・マーレ 6階からの眺め
午後1時、時々映画を見に来るコレットマーレの6階で食事をした。食事のあと、窓越しに汽車道に沿うように、JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとを結ぶ YOKOHAMA AIR CABIN が数珠繋ぎに動いているのが眺められた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年1月25日

にっぽん丸 出港 横浜 大さん橋 2022年12月15日

昨年の12月15日、突然に娘夫婦から電話がかかってきて、横浜の大さん橋で「にっぽん丸」という船の出港を見に行って、中華街ででも食事をしないかと電話がかかってきた。老夫婦に大した用事があるわけではなく、二つ返事で現地で待ち合わせしようと承諾した。
 にっぽん丸は16時50分に出港するというので、少し早めに桜木町駅からタクシーに乗って、大さん橋に向かった。すぐに娘たちと合流することができた。
 にっぽん丸は大さん橋の海に向かって右側の係船岸に停泊していた。クィーンエリザベスⅡが 70,327総トン、飛鳥Ⅱが 50,444トンであるのに比べ、現在3代目であるにっぽん丸は 22,472トンとやや小さな客船である。しかし、全長は166.65mもある立派な船だ。
 2代目にっぽん丸に代わる客船として、3代目のにっぽん丸は、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造され、同年9月27日に竣工している。2020年2月〜4月に第2回大改装が行われた。商船三井が所有し、商船三井船舶が運航している。
 16時50分出港と聞いていたが少し遅れ、にっぽん丸が大さん橋を離岸し始めたのは午後5時だった。  向きをベイブリッジの方に向けてゆっくり進んでいくにっぽん丸を見送って、大さん橋を後にし、中華街へ向かった。

000_221215083 X700 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg
「モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅」出港するにっぽん丸
 2022年12月15日 横浜港大さん橋

001_221215002 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 1.にっぽん丸 船尾
大さん橋のウッド・デッキに上がると、海に向かって右側ににっぽん丸が停泊していた。船尾から見ていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_221215008 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 2.にっぽん丸 赤い煙突
赤い煙突が象徴的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_221215018 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 3.にっぽん丸 左舷
にっぽん丸は最近の客船としてはそれほど大型ではないが、全長167mある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_221215022 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 4.水陸両用バスとベイブリッジ
大さん橋の左の方から水陸両用バスが海の上を進んできた。水陸両用車は、水上、陸上共に走行が可能な自動車である。渡河・上陸作戦に使われる軍用車両のほか、民生用でも観光や趣味に利用されるが、2016年からは、日の丸自動車興業株式会社が横浜港で 水上を走るバス=スカイダック を展開している。 「スカイダック横浜 みなとハイカラコース」と称し、日本丸(帆船の日本丸)メモリアルパーク発で、所要時間は約 50 ~ 60分。料金は大人で3,500円だそうだ。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_221215024 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 5.にっぽん丸 全景
船首から船尾まで映しこんでみた。左手に氷川丸と新しくなったマリンタワーが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_221215032 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 6.上層階の船室
にっぽん丸の客室には、スィートルーム、デラックスルーム、スタンダードルームがあり、デッキのある上層階の客室はスィートルーム、デラックスルームで、当然料金も高い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_221215033 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 7.ステートルーム
1階はスタンダード・ステートになっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_221215036 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 8.モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅〜
同じ桟橋のにっぽん丸の後ろ側に停泊していたロイヤル・ウイング という、大さん橋を拠点として営業しているエンターテイメント・レストラン船に、ピントを合わせて撮った写真だったが、48日間の3年ぶりの外国をめぐるクルーズであるにっぽん丸を見送る人たちの振るモーリシャスの国旗を見て、そちらのことが気になった。モーリシャスの国旗は、1968年の独立時に採用された横4色旗。フランス語でLes Quatre Bandes、「四本の線」という別称もあるそうだ。赤は自由と独立の為の戦い、青はインド洋、黄は独立による新たな光、緑はモーリシャスの一年を通した農業の色を表すという。wikipediaによると、1638年にオランダがインド航路の補給地として植民を開始した。しかし植民地経営は上手くゆかず、1710年にオランダはモーリシャスから完全に撤退した。オランダがモーリシャスから撤退すると、近隣のレユニオン島を植民地化していたフランスがさっそく再植民を計画し、1715年にモーリシャスを占領して、フランス島と名付けた。しかし、1810年にイギリスに占領され、1814年には正式にイギリス領となり、島名は旧名のモーリシャスに戻された。だが、イギリスはモーリシャスの統治体制に手をつけず、本国からの移住も行われなかったので、島の支配階級であったフランス人大農園主はそのまま島に残り、言語的にも英語よりフランス語が主に話される状況は続いたという。1968年に英連邦王国として独立を達成したモーリシャス共和国の首都は、ポートルイスと定められている。また、インド洋のマスカレン諸島に位置する共和国ながら、アフリカの国家の1つに数えられている。民族構成は多様だが、19世紀にサトウキビ農園の労働力として移入されたインド系住民が過半数を占める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_221215047 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 9.出向のドラ
午後4時半になった。間もなく出港である。船員さんがドラを鳴らしてデッキを歩く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
010_221215058 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 10.「ゆたかクル蔵さん」
後で調べて分かったことだが、このキャラクターは1984年創業の日本で最初のクルーズ専門旅行会社「ゆたか倶楽部」の公式キャラクター「ゆたかクル蔵さん」という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_221215064 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 11.出港セレモニー ブラスバンド -1
設けられたステージで、4時35分ごろからブラスバンドの演奏が始まった。「聖者の行進」はなかなか良い演奏だったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_221215065 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 12.乗船客の皆さん -1
いよいよ出港の時間が近くなってきた。予定では、1月31日に横浜に帰ってくるが、クリスマス・イブにシンガポールに入港する。モルディブの首都マーレを大晦日に出港し、モーリシャスのポートルイスに1月5日に入港する。洋上で元旦を迎えるわけだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_221215071 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 13.出港セレモニー ブラスバンド -2
16時42分、ブラスバンドの演奏はまだ続いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_221215083 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 14.乗船客の皆さん -2
大勢の乗船客がデッキへ出てきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_221215094 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 15.船首とベイブリッジ
16時50分になった。大分暗くなってくる。後で調べたところ、横浜の12月15日の日没時間は16時30分だった。写真を撮るには一番良い時間である。船首に張られた万国旗とベイブリッジを入れて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_221215095 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 16.舫い綱(もやいづな)
暗くなってきた。中ほどに留められている舫い綱(船を繋ぎ止めている綱)のポラード(係船柱)の傍に係員が立った。いよいよ出港である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_221215099 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 17.乗船タラップ
乗船タラップが外される。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_221215102 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 18.船首のもやい綱
船首のもやい綱は舳綱(へづな)という。その舳綱が解かれようとしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_221215106 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 19.出港
長い汽笛が3回鳴らされた。いよいよ出港だ。舳綱が解かれた。時刻は17時だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_221215111 X900 〇日本丸出航 ロイヤルウィング 大桟橋 G7X.jpg 20.先に行くロイヤル・ウイング
にっぽん丸の出航が少し遅れたのは、ディナー・クルーズのロイヤル・ウィング号が先に出港したからかもしれない。ロイヤル・ウィングの旧船名は「くれない丸」で、元は関西汽船の阪神・別府航路を代表するクルーズ客船であった。2,876 トンで、全長は86.70 mある。1960年2月27日に竣工し、関西汽船で1960年3月6日に就航している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_221215126 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 21.離岸 -1
17時10分、にっぽん丸は大さん橋を離岸した。シャッター・スピードも手持ちでは厳しくなってくる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_221215131 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 22.離岸 -2
すっかり暗くなってしまった。にっぽん丸は大さん橋を離れていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/20秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_221215133 X900 日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 23.離岸 -3 面舵(おもかじ)
赤い煙突を照らす明かりと船内に点る明かりが幻想的だ。にっぽん丸はゆっくりと船首を右に、ベイブリッジに向けて進む。航海の無事を祈る。Bon Voyage!

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_221215138 X900 〇みなとみらい 大桟橋より G7X.jpg 24.みなとみらい
にっぽん丸を見送った後、大さん橋のにっぽん丸が停泊してしていた桟橋と反対側のデッキに出てみた。対岸には赤レンガ倉庫が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_221215150 X900 〇横浜中華街 G7X.jpg 25.中華街
娘たちと4人で中華街へ。中華街もコロナで苦しかったようだが、人出も大分回復しているように見える。急に出かけることになったが、楽しい時間を過ごすことができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし

2022年1月20日

みなとみらい X'Mas マーケット と夜景 2 of 2 12月15日

戻り道はすっかり日が暮れていた。往きも通った汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部に向かって歩いて行くと、右手に高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」が、時々色を加えながら鮮やかな色を放ち輝いている。
 その左側に、漆黒となった空を背景に、クィーンズ・スクエア3棟のビル、そしてランドマークタワーが、その窓の明かりを縁取るように輪郭を見せる。空気が澄んでいて気持ちが良い。
 左手に行き交うゴンドラを眺め歩いているうちに、日本丸のマストが見えてきた。

000_211215101 X700 みなとみらい RX10M4.jpg
正面にみなとみらい地区のビル群を眺めながら 2021年12月15日

020_211215079 X800 〇みなとみらい 赤レンガ 5分の1秒 RX10M4.jpg 20.ホテル「ナビオス横浜」の開口部
1号館から赤レンガパークの西側から左に歩き、来た時と同じように赤レンガ倉庫前の交差点を渡り、汽車道へ戻るべくホテル「ナビオス横浜」を目指して歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_211215085 X800 〇みなとみらい 赤レンガ 5分の1秒 RX10M4.jpg 21.新港中央広場
右手に新港中央広場を見ながら、万国橋へ歩く。まだまだ、人通りが多い。いや、まだ宵の口である。新港中央広場は横浜赤レンガパークや横浜新港に隣接した新しく整備された公園で、まだ整備中だが、昼に見ると緑が広がる四季の花々が美しい公園と広場になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_211215087 X800 〇みなとみらい 汽車道 RX10M4.jpg 22.ランドマークタワーの灯かり
汽車道と呼ばれる鉄道廃線跡をまたぐように建設された「ナビオス横浜」は「横浜国際船員センター」とも呼ばれ、一般財団法人日本船員厚生協会が運営する船員・海事関係者のための福利厚生施設であるが、一般の人も利用可能であるという。その鉄道配線跡の開口部の下をくぐると、正面にランドマークタワーの灯かりが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_211215089m X800 〇みなとみらい 汽車道 RX10M4.jpg 23.汽車道
線路のあとが見える。ここから汽車道がはじまるようだ。設けられた六角形のライトをくぐって、赤レンガ倉庫方面を振り返った。汽車道は、1911年(明治44年)に敷設された旧横浜駅(現在の桜木町駅)と新港埠頭を結ぶ臨港線(税関線)の廃線跡を利用した約500mのプロムナードであり、桜木町駅前と新港地区とを結ぶ、鉄道廃線跡を利用して1997年に開通した遊歩道である。 汽車道は土木学会による「土木学会デザイン賞2001」において最優秀賞を受賞した。特に汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部によって確保された汽車道から赤レンガ倉庫への見通し景観を、優れた動線設計として評価したとされている。(wikipedia参照)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/25秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_211215095 X800 〇みなとみらい Sky Cabin RX10M4.jpg 24.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -1
ロープウェイの運河パーク駅付近より桜木町方面を眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_211215099 X800 〇みなとみらい Sky Cabin RX10M4.jpg 25.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -2
少し引いて撮る。汽車道の左側を万国橋から大さん橋の方へ流れる運河の水にみなとみらいの灯が映る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_211215107m X800 ◎みなとみらい RX10M4.jpg 26.ランドマークタワーの灯かり
汽車道で右(北側)と左(東側)に分かれる運河(大岡川)の汽車道の右側、よこはまコスモワールドから横浜港に流れる運河に映る灯かりは、彩りがある。正面には日本丸のマストが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_211215113 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 27.みなとみらいの灯かり
カメラを右に振る。 高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」は、この時赤く輝き、時計は 17:35 をを示していた。 「コスモクロック21」の放つ色は変わるのだが、この時はしばらく赤い光のままだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_211215117 X800 みなとみらい RX10M4.jpg 28.ヨコハマナイトビュークルージング
汽車道の第三橋梁のたもとに、ヨコハマナイトビュークルージング のボートが停泊していた。小さな船である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
029_211215120 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 29. ヨコハマナイトビュークルージング 乗り場
ここがチケット売り場のようだ。そのサイトを見ると「コスモクロック21・海上保安庁・赤レンガ倉庫・大桟橋・氷川丸・マリンタワー・ベイブリッジを眺めます」とあった。30分間で大人1300円だった。40分ごとに運行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/50秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_211215122 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 30.海辺の遊歩道<br> 第三橋梁を渡り汽車道から右側に離れて、水辺を歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/50秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_211215129m X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 31.ランドマークタワーとクィーンズタワーA.B.C棟<br> 行きがけに写真を撮ったナナカマドのところへ戻ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
032_211215139m X800 ◎みなとみらい RX10M4.jpg 32.輝く「コスモクロック21」
この時、「コスモクロック21」の光に青が加わり、赤と青のグラデーションになっていた。「コスモクロック21」は、1989年に開かれた「横浜博覧会Yes'89」のアトラクションとして誕生した。直径100m、台座を含めた全高は112.5m。8人乗りのゴンドラは時計の秒針と同じ60台ある。乗ったことはないが、眼下に広がる横浜港や街並みなど雄大なパノラマに目を奪われていると、1周15分の空中遊覧はあっという間だという。毎日、日没ごろから始まる、約1670万色が表現できるフルカラー発光ダイオード(LED)の光のアートは、毎時0分、15分、30分、45分から約6分間行われ、花火のように横浜の夜空を彩るそうだ。時計は17:48と表示されている。17:45から始まった光の6分間のアートだ。左側のビルはホテル パシフィック だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/50秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
033_211215142 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 33.日本丸 ライトアップ -1
日本丸は時々見に来ているが、ライトアップされているときにまじかで見ることはなかった。第一橋梁を渡って、右手に下り、停泊している旧横浜船渠第1号ドックの傍へ行って見た。白い船体が目映い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
034_211215149m X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 34.日本丸 ライトアップ -2 船尾
停泊している旧横浜船渠第1号ドックを右回りに一回りしてみ折る。これは船尾側から見たところ、向こう側は桜木町駅前方面で、神奈川県民蔵座ビルやコレット・マーレがある。月に一度ほど、普段はたたんでいる全ての帆を広げる総帆展帆が行われる。現在の日本丸の帆(セイル)は全部で29枚あるそうだ。すべて手作業で広げている。この作業は訓練を終えて登録されているボランティアの人たちの協力で行われるが、約2,000人あまりの人が登録されていて総帆を展帆するためにその中から毎回100人ほどのボランティアの人たちが参加しているそうだ。総帆展帆も見に行ったことがある。http://n-shuhei.net/studio_yamako/2016/05/19_1609.php

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
035_211215153 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 35.日本丸 ライトアップ -3 船尾
右舷の方へ回る。帆船 日本丸 は国指定重要文化財である。平成30年度から2か年かけて、帆船日本丸の大規模修繕が行われた。20年ぶりにドック内の海水をすべて排水し、ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕が行われた。この大改修中の帆船 日本丸 も見に行った。 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2019/01/13_1317.php

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
036_211215156 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 36.日本丸 ライトアップ -4 船尾
「日本丸」ではなく「にっぽん丸」という船もある。母港は東京で、商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。初代のにっぽん丸は1958年竣工で、総トン数 は 10,770トン、全長:145mだった。現在のにっぽん丸は3代目で、竣工時の総トン数は21,903トン、全長は166.65m である。 「コスモクロック21」の時計は 18:00 になった。1時間半、歩いて、夢中で写真を撮っていたときは寒さを感じなかったが、ランドマークタワーから桜木町駅への動く歩道(英語では、moving walkway などと呼ばれる)で歩かずに海の方を眺めていると寒くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2019年2月 3日

土曜日の横浜 2月2日

前日に封切りになった「7つの会議」という映画を観たいという家内に付き合って、いつも映画を見に行く桜木町のコレット・マーレの中にあるシネコン ブルグ13横浜へ行く。映画を見に行くときはいつも朝の第1回目の上映を見る。映画「7つの会議」は人気のTVドラマ「下町ロケット」の原作者である池井戸潤の企業犯罪小説の映画化で、主演の野村萬斎をはじめ共演の香川照之、及川光博、片岡愛之助、朝倉あき、吉田羊、北大路欣也などの顔が揃う。野村萬斎のサラリーマン役は少し、あくが強いなと感じたが、好演であり、楽しむことが出来た。
 映画が終わったあと、先日見に行った帆船日本丸の大規模改修工事が、その後どのように進んでいるかを観に行こうと思っていた。天気も良いし、せっかく出かけるのだから、ほかに何かイベントはないだろうかとインターネットで探してみた。結果、映画館とは目と鼻のさきにあるランドマークタワーで、「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」が開催されていた。もう一つ、「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」という企画展が行われているのを知った。前者は家内が全く興味を示さないが、後者は見てみたいという。
「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」は以前にも一度行ったことがある。横浜に係わる鉄道各社とその関連会社、情報誌、および鉄道模型5社が出展して、ランドマークプラザの5階で開催されている。もちろん子供さん達も多かったが、大人の鉄道マニアが多いのに改めて驚いた。昼少し前だったが、会場は溢れんばかりだった。
 一方、「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」はみなとみらい線で、みなとみらいから2駅先にある日本大通り駅のすぐ近くの横浜ユーラシア文化館で開催されていた。受付で入場料¥200を払おうとたところ、「横浜市民ですか?、65歳以上ですか?」と聞かれ「はい」と返事をすると、「どうぞ」と無料で入館させていただいた。そこに展示されていた4千年くらい前の新石器時代に作られたという顔料で文様を施した中国青海・甘粛の彩陶といわれる土器には感動した。残念ながら展示物の写真撮影は禁止となっていた。

190202059 X450 ヨコハマ鉄道模型フェスタ.jpg

↑「よこはま鉄道模型フェスタ」のパンフレット

190202060 X450 博士の愛した中国陶磁.jpg

↑「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」のパンフレット

1.改装中の帆船日本丸 船首部分
3週間前の1月11日に見に来たときは、ドックの水が排水されたばかりで船首部分船体の改修工事は始まっていなかった。この日は工事は休みなのだろうか、船首部分にも幕が架けれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
190202001.jpg
2.改装中の帆船日本丸 全景
この日は船体全体が覆われていて、マストしか帆船日本丸を表すものはない。帆船日本丸の大規模改修工事は来月末が完了予定になっている。さぞ美しい船体を見せてくれることと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
190202002.jpg
3.よこはま鉄道模型フェスタ 会場
「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」 はランドマークプラザの5階で開催されていた。凄い人出だったので驚いた。ここは入口を入ってすぐのところで、右側に東急、小田急、江ノ電など横浜や横浜近郊を走る鉄道各社が店を並べ、関連商品が販売されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
190202003.jpg
4.天賞堂
銀座の天賞堂も鉄道模型を出品し、販売していた。私は小学生のころ父親にねだって、初めて買ってもらった鉄道模型が天賞堂のC58(3本レールのOゲージ)だった。機関車だけをさんざん走らせて遊んだあと、そのままにしてしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/125秒 11mm ISO160 ) 露出補正 なし
190202004.jpg
5.TOMIXの売店
鉄道模型のメーカーも店を出している。私も40歳近くなって、再び鉄道模型に興味を持ち始めた。今は倒産してしまったメルクリンという9mmゲージの模型が欲しかったが、なかなか高価で手が出せなかったころ、 私の小遣いでも買える16mmゲージが模型店の店頭に並ぶようになった。KATOというメーカーが先行していたが、TOMIXも新しい形式の鉄道車両模型を生産販売していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
190202005.jpg
6.鉄道模型各社のパノラマ・レイアウト
大きなホールには、鉄道模型メーカー各社のレイアウトがセットされていて、Nゲージ、HOゲージの模型が走っていた。これはグリーンマックスというメーカーのレイアウトである。京浜急行の模型が走行している。HOゲージのレイアウトではKTM(カツミ)のモデルが走っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190202006.jpg
7.東北新幹線
これはKATOのレイアウトだったと思う。それほど大きくないレイアウトだが、周回速度が速い。あっという間に一周してきてしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190202007.jpg
8.ランドマークプラザ
混雑していたので早々に「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」の会場を引き上げた。ランドマークプラザの5階から1階を見下ろすと、何かのイベントに人が集まっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
190202008.jpg
9.日本大通り駅通路の壁画
次に「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」の横浜ユーラシア文化館に行く。みなとみらい駅から、みなとみらい線に乗り、2駅先の日本大通りで下車した。改札を出て3番出口のほうへ行く通路の壁に3枚の絵が刻まれていた。そこは横浜三塔広場というスペースになっている。これはその3枚ある絵のうちの左側2枚であるが、写真右側の絵には横浜の3つの塔が描かれていた。そして、その3枚の絵には共通して、写真の右下に見えるような、見たことのある人物が描かれている。あのサントリーのアンクル トリスだ。この壁画を描いたのは、「アンクルトリス」の生みの親である柳原良平氏なのだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
190202009.jpg
10.横浜ユーラシア文化館 入口
日本大通り駅の3番出口を地上に上がるとすぐ、横浜ユーラシア文化館の入り口だった。右側に見える自動ドアを入って、右へ折れると受付があった。通路にも写真が掲げられていたが、展示品は撮影禁止となっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190202010.jpg
11.出られなかった出口
「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」 の展示品の数々は素晴らしかった。早稲田大学の會津八一記念博物館収蔵の會津八一博士コレクション、よこはまユーラシア文化館所蔵の江上波夫博士コレクション、および富岡美術館(東京都大田区)の閉館に伴い、新潟県糸魚川市出身で日本重化学工業初代社長であった故富岡重憲氏から早稲田大学會津八一記念博物館に寄贈されたコレクションが展示されていた。彩陶の文様や色、武人俑の表情などは見入ってしまうものばかりであった。1階へ下り、出口と思ってドアに手をかけるが鍵がかけられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
190202011.jpg


2016年6月23日

横浜開港祭花火大会 6月2日

6月2日に横浜開港祭花火大会があることを知って、いつも映画を見に行く桜木町のコレット・マーレの7階レストラン街の某店に電話をして、その時間に予約を入れてみたところ、みなとみらいを眼下に望む窓際の席を確保することができた。
 花火はパシフィコ横浜の向こう側にある臨港パーク正面の会場から打ち上げられる。打ち上げ数は約5000発と規模はそれほど多くないが観客は約70万人と予想されていた。7時20分くらいだろうか最初の花火が上がったが、それからしばらく間隔があく。一緒に食事をした友人夫妻には申し訳なかったが、会話をそっちのけにして、G7Xでの撮影の設定やら、カメラの位置取りに夢中になってしまった。基本設定はマニュアルで、f11で露出5秒前後、距離無限遠にしてWBは太陽光に固定した。7時半ごろからは連続して打ち上げられるようになるが、連発は少なかった。それでも、店内には歓声が上がる。
  パシフィコ横浜のホテルの向こう側で打ち上げられるので、その陰になって下のほうが見えない。打ち上げのタイミングに合わせてシャッターボタンを押すのも苦労した。
  花火は8時ちょうどに終わった。あっという間だった。花火が打ち上げられている間はみなとみらいの観覧車の明かりは消されていたが、終了と同時に花火に負けないほどの鮮やかな大きな輪に輝いた。

1.花火会場
正面右側に汽車道がああって、その向こうが赤レンガ倉庫。左に観覧車があり、さらにその左がパシフィコ横浜、さらに画面から離れて左のほうにランドマーク・タワーがある。花火はどこから上がるのかと思っていたら、この写真の左端に見えるパシフィコ横浜のグランド・インターコンチネンタル・ホテルの向こう側から打ち上げられた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/6秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.花火 -1
最初の花火が打ち上げられて、写真を撮ろうと次に備えたが、なかなか打ち上げられない。いったん構えを解いて、まずはビールで乾杯する。ようやく花火が上がり始めた。ガラス越しなので三脚なし。店の中が映り込むのを防ぐためにレンズを窓ガラスにつけるようにしてカメラを固定し、手持ちで数秒間のスローシャッターを切るのはむつかしい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 4秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.花火 -2
花火はインター・コンチネンタル・ホテルの向こう側から上がる。低く上がる花火はホテルの建物の陰に隠れてしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 5秒 17mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.花火 -3
今度は少し大きな花火が上がった。後で調べてみたところ、これはヤシの木をイメージした「やし」という花火のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 4秒 17mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.花火 -4
シャッターを切るタイミングが遅かったようだ。だが、変わった形がとれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 5秒 10mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.花火 -5
大きな花火が上がるようになった。少し露光時間を長くしてみる。打ち上げ花火にはいろいろな種類があるが、これは「芯割」とか「芯入り」と呼ばれるもので、一般的な「平割」の中にもう一つ小さな花火を入れて二重の輪を描く。製作するのに手間もかかる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 10秒 20mm ISO160) 露出補正 なし
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7.花火 -6
「芯割」「芯入り」にもう一つ芯を入れた花火で「八重芯」と呼ばれる。製造にかかる労力は大きな差があり、日本花火の傑作だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 10秒 20mm ISO160) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.花火 -7
平割に「やし」を入れた「やし星入り」という花火。下のほうで仕掛け花火が上げられているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 13秒 20mm ISO160) 露出補正 なし
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9.花火 -8
そろそろ花火も終わりに近づいたようだ。にぎやかに打上げられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 4秒 11mm ISO160) 露出補正 なし
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10.花火 -9
花火も終わりに近いので連続してシャッターを切っていたが、この写真は9.のシーンの続きになった。左下に先日、総帆展帆を見た日本丸がライトアップされている。。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 4秒 11mm ISO160) 露出補正 なし
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11.みなとみらい観覧車
8時に花火が終わり、今まで光が途絶えていた観覧車が再び輝きだした。花火に負けじと美しい。この観覧車は「コスモクロック21」といい1989年(平成元年)に建設された。観覧車部分の外周直径は100mで、ゴンドラおよび支柱の総数は60であり、乗車定員480人は日本最大級だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
マニュアルで撮影 (f11 5秒 25mm ISO160) 露出補正 なし
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2015年8月16日

映画を見た帰りに NISSAN Gallery へ 8月11日


TVなどでも紹介されていた「アリのままでいたい」という映画を見たいと思っていた。夏休みの子供向けの映画だが、昆虫写真家 栗林慧氏が総監督で、その映像がとてもリアルで迫力があるらしい。ネットで予告編をみると、カブトムシが樹液食堂の席取りでノコギリクワガタを投げ飛ばすシーンや、モンキアゲハの吸蜜シーンなどがあった。

栗林慧氏は1939年生まれで私より2っ年上だ。私と同じく中国大陸でお生まれとのこと。医療用内視鏡などを基に、改良を重ねて作った自家製のレンズは、「虫の目」で見える風景を再現しているといわれており、国内外で高い評価を得られている。是非その映像を見てみたかった。

ところが、前日の夜に、インターネットで予約しようと試みると、いつもの桜木町のシネコンの「ブルグ13」では先週に上映が終了している。他の映画館も調べてみたが横浜界隈では上映されているところがなかった。夏休みだというのに何故だろうか?

この日は映画を見ようと決めてしまっていたので、「ブルグ13」の上映作品の中から、「日本のいちばん長い日」を選び出し、見ることにした。戦後70周年の終戦記念日を前に、TVでは連日、関連した番組や話題が多い。

8月9日に長崎にも原爆が投下され、同じ日には日ソ中立条約を一方的に侵犯してソ連軍が満州に進攻したため、8月10日に「天皇の国法上の地位を変更しないこと」を条件にポツダム宣言を受諾する回答を発した。アメリカからの回答は、「日本国の政治形態は日本国民の意思で決まる。国家統治の権限は、連合国軍最高司令官に"subject to"する」とあった。この subject to という言葉が「制限下に置かれる」なのか「隷属する」なのかの解釈をめぐって紛糾したが、8月14日午後11時、ポツダム宣言受諾を連合国に通達したという。この映画では、昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いている。

「日本のいちばん長い日」​は確か前作があったと思い、​調べてみた。それは1967年​の​作​​品​で​ 監督​ ​岡本喜八​、鈴木総理​ ​笠智衆​、阿南陸相​ ​三船敏夫​、昭和天皇 ​ ​松本幸四郎(八代目​)で原作​は大宅壮一​のノンフィクション『日本のいちばん長い日』​だったが、今回私が見たのは、監督​ ​原田眞人​、​鈴木総理​ ​山崎勉​、​阿南陸相​ ​役所広司​、昭和天皇 ​本木雅弘​で、原作は​半藤一利​の「日本のいちばん長い日​ ​決定版」​だった。​

この映画を見て、いろいろと考えさせられることが多かった。もし、日本がポツダム宣言を受諾しなかったら、今の日本はどのような姿になっていたのだろうかと。遡って戦争を始める前に、日本にとって不利なことがあったとしても、和平の道を選択できなかったのだろうか、戦争をはじめてしまった後でも、もっと早く和平を模索できなかったのか。もちろん、そう考えた人はたくさんいたのだろうが・・・ 今の世でも1億2千7百万人を導くのはリーダーの資質なのだが、本当のことを知ることが出来る国民の意志が反映されなくてはならない。

今年の1月に閉館となったみなとみらいの「109シネマズ」に映画を見に行っていたときは、その帰りには、横浜駅への通り道にある日産自動車の本社ビルの NISSAN Gallery に必ずと言っていいほど立ち寄っていた。NISSAN Gallery​ では、いろいろと趣向を凝らして、クラシックカーや最新の車が展示されていて楽しい。「ブルグ13」に行くようになって、その機会は減ったが、この日は横浜で昼飯にしようと​いうことになり、そのあと NISSAN Gallery​ に寄った。
写真6.以降は、以前に撮った写真を載せて NISSAN Gallery​ を取り上げてみた。

私が初めて自分の車を持ったのは、福岡勤務から東京へ戻ってきて数年たった、今から20数年前のことだった。家族ともども福岡へ行っていたので、その間、それまで住んでいたマンションの自宅は人様に貸していた。そのマンションに戻って、そろそろ車を持ちたいと思い、駐車場の空きを待っていたところ、運よくすぐに空きが出た。それでは車を買おうと近くにあるディーラーへ行ってみることにしたが、最初に入った日産の店で、即決したのがプリメーラという車だった。以来、同じセールスさんがずっと担当してくれていて、良く面倒を見てくれている。昨年の秋に13年間乗った愛車グロリアから、新しい小ぶりな車に換えた。というわけで日産車には愛着がある。

1.桜木町駅前 出勤時間
映画「日本のいちばん長い日」​は朝9時から始まる。自宅からバスに乗り、桜木町の駅前に着いたのは8時40分だった。「ブルグ13」は駅前のTOCみなとみらいビル・コレットマーレのの6階にある。駅前広場からランドマークタワーに向けて、蟻の道のようにサラリーマンの方々が歩いていく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.109シネマズのお別れ落書き 2015年1月23日撮影
それまで映画を見に行っていたみなとみらい・高島町の109シネマズは2015年1月25日に閉館した。閉館の日を前に館内には"10年間ありがとう"という落書き板が設けられ、来場者は思い思いにカラフルに"落書き"をしていた。

Apple iPhone 4S F2,8 4.3mm 8.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/20秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.はたらくクルマ展
「日本のいちばん長い日」​を見た日の NISSAN Gallery はたらくクルマ展というテーマで日産車の消防車、救急車やパトカーが展示されていた。夏休みということもあり、お子様向けの解説がされている。これはフェアレディ 240ZG ハイウェイパトロールカーだ。1972年製で排気量は2,393cc。神奈川県警察高速道路交通警備隊のパトロールカーとして採用されたそうだ。市販車の240ZGは当時150万円だったという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/80秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.大きな車
北米仕様のQX80という。V8の5.6l のエンジンが搭載されている。全長5.298mで、ホイールベースは3.076mだそうだ。今の私の車は全長が4.100m、ホイールベースは2.600mしかない。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 8mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.自動ブレーキ
最近、日産自動車のTVコマーシャルをみると自動ブレーキを訴えている。類似体験コーナーへ行ってみると「体験してみませんか」と声を掛けられた。座って専用ゴーグルとヘッドフォンを装着してみる。影像では前を走る車が急ブレーキをかけて止まると、自分が運転している車の自動ブレーキがかかる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/100秒 19mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ニッサン リーフ ニスモ 2012年3月21日撮影
量販型電気自動車「日産リーフ」と同じリチイムイオンバッテリーとモーターが採用されたレーシングカー。2011年4月のニューヨーク国際オートショウお披露目された。最近は街でリーフを見る機会が増えている。2015年、リーフの世界累計販売台数は、およそ17万2,000台に達するという。これは2位と3位の販売台数を合わせても届かない圧倒的な数字だそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 8mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.スカイライン スポーツ 1962年製 2012年3月21日撮影
懐かしい車が展示されていた。デザインは外国に依頼され、1960年のトリノ自動車ショウに出品されたのち1962年に発売された。クーペとコンパーチブルがあり、生産台数は合計で60台。エンジンはグロリア用の1,900ccで、ボディはほとんどハンドメイドだったという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/800秒 5mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ザナヴィ ニスモZ 2012年3月30日撮影
  GT500用マシンとして2004年にデビューしたフェアレディZ33のレーシングカーが展示されていた。エンジンは4,494ccのV8。ニスモ(NISMO)というのは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(英語:Nissan Motorsports International CO.LTD.)で日産自動車の連結子会社としてモータースポーツ向け自動車部品の設計・製造・販売、レースへの参画などを行う会社。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/400秒 7mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.ボルトが来る 2012年10月11日撮影
2012年10月11日、この日私はとなりのビルにある原鉄道模型博物館へ写真を撮りに行った。原鉄道模型博物館を退館し帰路に着こうとしたところ、NISSAN Gallery に人が集まってにぎやかだった。中に入ってみるとこれからウサイン ボルトが来るとのこと。記念のTシャツが配られていたので並んでいただいてきた。この年、日産はボルト選手を起用した広告を、世界中の空港で展開していたそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 16mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.インフィニティ エマージ E 2012年10月11日撮影
2012年のジュネーブモーターショウでお披露目されたハイブリッドエンジンをミッドシップにレイアウトした先進的なスーパースポーツカー。1.2l、3気筒のガソリンエンジンをレンジエクステンダーとして使用するシリーズ方式のハイブリットが採用されている。この方式は発電専用エンジンの動力で発電機を駆動してバッテリーに充電し、モーターを駆動する方式のことだそうだ。ただ、この1.2l、3気筒のガソリンエンジンはノートやマーチに搭載されている日産製のエンジンではなく、イギリス・ロータス社製のエンジンが採用されているそうだ。何故だろう?

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 8mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.ニッサン チェリー 2015年1月3日撮影
そういえば、こういう車もあった。チェリー X1 4ドア セダンで1970年製である。日産初のFF(フロントエンジン フロントドライブ)車。FFは小さなボディサイズで大きな車内空間を確保できる。総排気量1,171cc。日産自動車の80周年を記念したヘリテージ カーの特別展示だった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.伝統のスカイライン 2015年2月16日撮影
フルモデルチェンジされた13代目のスカイラインである。2014年2月末に発売された。V6 3.5l のハイブリット車と、2.0l のターボ車がある。輸出用モデルと同じ「インフィニティ」のバッジがグリルに付いている。カッコイイ!

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/60秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.日産の高級車 フーガ 2015年2月16日撮影
今のフーガは2009年に発売されたが、2015年2月13日に大規模なマイナー・チェンジが行われ、展示されていた。370GTと3.5lのハイブリト車がある。370GTの最高グレードは6百万円、ハイブリット車の最高グレードは7百万円近くする。スカイラインとこのフーガには輸出用モデルと同じ「インフィニティ」のマークが付いている。Lexusを意識してのことだろうか。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/50秒 11mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2011年10月 9日

北イタリア旅行 その9 ヴェルナッツア (チンクエテッレ) 9月6日


 ヴェルナッツアは今まで見てきたリオマッジョーレ、マナローラとは少し違った印象だった。駅を海側へ降りて、200mほど進むと小さな入江があって、そこは広場であり、船着場であり、海水浴場になっていた。まわりには教会やレストランもある。ひときわ賑やかだった。ちょうど昼時になったので、張り出されたテントのあるリストランテで昼食にした。明るい日差しの下での食事は解放感に満たされた。この日は、一旦、ラ・スペツィアへ戻って、ホテルに預けてある荷物を取って、ラ・スペツィア発18:12の列車でパルマへ移動する。食事を済ませて少し早めだったが、午後1時半発くらいの列車でラ・スペツィアへ戻ろうと、ヴェルナッツア駅に向かった。
  ところが、ここから、この旅行2度目のトラブルが始まった。ヴェルナッツア駅に着いたら、どうやら列車が遅れているらしい。モニターに表示される情報では13:29発が、はじめ15分遅れだったが、そのうち30分遅れになる。ふと掲示板を見るとこの日は9:00~17:00までストライキだと書いてある。朝は問題なく動いていたのに。定刻13:29発の列車は、その後もモニターに表示される'遅れ'の幅は広がるばかりで、次の定刻14:29発の列車は早々と運休となった。少なくとも、午後3時まではだめのようだ。そこで、再び、海岸の方へ戻り、観光の続きを始めた。教会の中を見たり、ベンチに座って海を眺めたり、暑がりのかみさんを残し、ふうふう言いながら、一人で崖の上にある城跡へ上ったりした。
  城跡から下りてくると、駅の方から娘の主人が「来ますよー!」と言いながら走ってきた。3本目の列車がほぼ定刻に動いて、間もなく来るとの情報があったらしい。老夫婦は息を切らせて駅に走った。
  だが、問題はまだ続く。なんとか、ラ・スペツィアに着いて、ホテルに戻り、一息入れて、18:20発のパルマ行きに乗ろうと再び駅に戻った。その列車はすでに「18:12 PARMA」と電光表示された予定のホームに入っていて、乗客も乗り込んでいる。しかし、発車時刻になっても動かない。係員らしいおじさんが来て、イタリア語で何か説明をして、それを聞いた人たちが一旦ホームに降りる。英語で話を聞いてみると、何やらストライキのため、ドライバー(運転手)が来ないのだと言っているようだ。やがて、この列車は運休とされ、次の20:12発のパルマ行きになるという情報があった。18:12発の列車の車両がそのまま、20:12発になるのかと察して、また、乗客たちが車内に戻ってきた。しかし、また、例のイタリア語の係員が来て、20:12発は同じホームに入線予定なので、この列車が動かない限り、入れないという。結末はこの20:12も運休。結局、定刻21:04発の列車が違うホームに入り、やっとパルマに向け走り出した。パルマに着いたのは夜11時過ぎ、工事中の駅前は薄暗く、タクシー乗り場に何人か待つ人はいるが、タクシーはいない。やがて、ポツンポツンと空車が来て、3番目くらいで乗ることができた。この日泊るホテルは荷物がなければ歩ける距離であった。この日の晩飯は、右往左往して3時間を過ごしたラ・スペツィアの駅構内で買ったマックだった。

97.ヴェルナッツア ローマ通り
駅を降りるとこの通りに出る。この通りはローマ通りと言うらしい。両側には店が並び、まっすぐ200mほど行くと海に出る。時刻は11時半を少し回った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルナッツア ローマ通り;クリックすると大きな写真になります
98.海に突き出た町
駅前からローマ通りを200mほど進むとここに出る。この写真の右側は船着場であり、海水浴場であり、教会があり、広場となっている。ヴェルナッツアの一番賑やかなところだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
海に突き出た町;クリックすると大きな写真になります
99.海水浴場と教会
この教会は、サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会 (Chiesa Santa Margherita d'Antiochia) で、この町のシンボル的な存在とのこと。1318年に、ゴシック様式で建築された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
海水浴場と教会;クリックすると大きな写真になります
100.船着場の先から
船着場の先まで進み、マルコーニ広場という名の広場の方を眺めると、ヴェルナッツアのほぼ全景が見渡せる。ヴェルナッツァの村の名は、1000年頃、ローマの旧家 "Gens Vulnetia" に由来し、この家に仕えた使用人が自由を与えられ、ここに移り住んだことから歴史が始まったと伝えられる。ヴェルナッツアの人口は約1,000人とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
船着場の先から;クリックすると大きな写真になります
101.「Ristorante Gambero Rosso」
少々腹が減ってきた。時計を見ると12時20分、船着場の横のレストランに入った。スパゲッティを食べたのだが、前菜にスキャンピを1つ頼んだ。しばらくして運ばれてきた"SCAMPI AL SALE"に、周囲の席からも歓声が上がった。4人でひとり1匹づつだったが、食べてもなかなか美味しかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
「Ristorante Gambero Rosso」;クリックすると大きな写真になります
102.ヴェルナッツア駅
食事を終えて、町の店を見ながら駅へ向かった。ホームにある切符売場の手前のモニターに列車の遅れが表示されている。13:29発の列車は15分遅れのようだ。ここから、この日のトラブルが始まった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルナッツア駅;クリックすると大きな写真になります
103.プラットホームはトンネルの中
反対方面の列車が来る。これは最後尾の車両だが、停車したのはトンネルの中だ。乗客は慌てて最後尾の車両のドアーに向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
プラットホームはトンネルの中;クリックすると大きな写真になります
104.掲示板にスト情報発見
ふっと、何気なくホームの掲示板を見ると、今日は朝9時から午後5時までストライキだと書いた紙が張り出されていた。午前中は何の問題もなく動いていたのに。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
掲示板にスト情報発見;クリックすると大きな写真になります
105.サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会
娘たちが切符売場で状況を聞いてくるが、どうやら遅れは広がるようだ。結局、あと1時間くらいは列車は来ないらしい。そこで老夫婦は、さっきの教会の中に入ってみようと、再び海の方へ行くことにした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会;クリックすると大きな写真になります
106.教会の中
教会の中はとても涼しく、外の賑やかさが嘘のように静寂が保たれていた。しばらく椅子に座らせていただき、汗が引くのを待つ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
左:プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/40秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
右:プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/25秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
教会の中;クリックすると大きな写真になります
107.ドーリア城(Castello Doria)
教会から出てくると、"Al Castello" という看板が目に付いた。行ってみると狭い階段がある。どうやら城跡に上る階段のようだ。暑がりのかみさんを 98.で見ていただいたベンチに残し、上がってみることにした。ハアハア言いながら階段を上って行くと、ひとり1.5ユーロの入場料を払う入口があった。財布をかみさんに預けていたため、一銭も持っていない。"No Money"と言って戻ろうとすると、"OK ! OK !"と通してくれた。ご厚意に感謝して上に上がると素晴らしい眺めが待っていた。これは外海である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドーリア城(Castello Doria);クリックすると大きな写真になります
108.ドーリア城の円塔
11世紀半ば、チンクエテッレの港の中で、戦略上最も重要であるとして、三方が断崖になった岩の岬の先に、このドーリア城が建てられた。 12世紀初頭から、海洋国家ピサとジェノヴァとの勢力争いが続いて、ヴェルナッツァは、一時的にピサに占領されたが、ジェノヴァとともに戦って、これを撃退したという。ここには、ジェノヴァの要塞や城壁、円塔が造られ、1276年には、ヴェルナッツアはジェノヴァの支配下に入ったとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドーリア城の円塔;クリックすると大きな写真になります
109.モンテロッソ・アル・マーレを望む
城跡からは、チンクエテッレの一番西にあるモンテロッソ・アル・マーレの海岸が見えた。海岸にはビーチ・パラソルが立ち並ぶ。モンテロッソ・アル・マーレはチンクエテッレで一番大きな集落である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンテロッソ・アル・マーレを望む;クリックすると大きな写真になります
110.教会を俯瞰
城跡から眺めると、教会とその前の海で海水浴をする人たちがこのように見えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/800秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
教会を俯瞰;クリックすると大きな写真になります
111.再びヴェルナッツア駅へ
ドーリア城から下りてきて、かみさんと駅の方へ歩き始めると、娘の主人が「来ますよー」と呼びに来た。そして駆け足で駅へ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
再びヴェルナッツア駅へ;クリックすると大きな写真になります
112.落書き
ようやく、ラ・スペツイア駅までたどり着く。これはラ・スペツイア駅に停まっていた列車の客車。イタリアの落書きも半端ではない。客車はおろか機関車にまで落書きをしてしまう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
落書き;クリックすると大きな写真になります
113.運転手がいないパルマ行き列車
一旦、昨夜泊ったホテルへ荷物を取りに行き、再び16:12発のパルマ行きに乗るべく、ラ・スペツイア駅に戻る。16:12発の列車はすでに「18:12 PARMA」と電光表示されているホームに入っていたので、疑いもなく乗り込んだ。しかし、これ以降は最初に記したとおりで、結局、ほぼ3時間待たされて、21:04発の列車でパルマに夜の11時過ぎに着いた。この写真は19時頃、出るのか出ないのか解からない所定のホームに停まっている列車の様子である。乗客は状況が十分に把握できず、右往左往している。ストライキは午後5時に終わっているはずなのに。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
運転手がいないパルマ行き列車;クリックすると大きな写真になります


2011年10月 3日

北イタリア旅行 その7 リオマッジョーレ (チンクエテッレ) 9月6日


 昨晩はポルト・ベネーレを2往復してしまい、就寝が遅くなってしまったが、翌9月6日は今回の旅行の楽しみの一つである世界遺産チンクエテッレ観光だ。夕方には次の目的地パルマに入りたいため、早めの行動となった。
 チンクエテッレとはラ・スペツィアの西にほぼ等間隔でならんだかっての5つの漁村の総称とのこと。ラ・スペツィアの方からジェノヴァの方に向かってリオマッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツア、モンテロッソ・アル・マーレと続く。
 この日私たちはこの5つの中の、リオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツアの3つを見る。朝、7時半にホテルを出発した。荷物は夕方までそのホテルに預かってもらう。

70.ラ・スペツィアの朝
駅のプラットフォームから朝のラ・スペツィアの街を眺める。ラ・スペツィアは人口95,000人の大きな街であり、全ての列車が停まる。駅名はラ・スペツィア・チェントラーレと言う。ラ・スペツィアにはもう一つ小さな駅があるそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 16mm ISOオート ) 露出補正 なし
ラ・スペツィアの朝;;クリックすると大きな写真になります
71.リオマッジョーレ駅
ラ・スペツイァからリオマッジョーレまではレジョナーレ(普通列車)で7~8分だった。8時12分発の列車は8時20分にリオマッジョーレ駅に到着した。駅から町の入口まではトンネルになっていた。チンクエテッレに鉄道が建設されたのは1873年~74年とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 24mm ISO1800 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ駅;クリックすると大きな写真になります
72.リオマッジョーレ 町の入口
リオマッジョーレは人口1,740人のイタリア共和国リグーリア州ラ・スペツィア県のコムーネ(自治体の最小単位)の一つである。駅からのトンネルを抜けると町の入口に出た。山側と海側に出ることができるが、ここは山側にでたところ。この通りはコロンボ通りという。まだ、朝8時半なので観光客も少ない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
73.リオマッジョーレ 海側の眺め
一方、海側に出るとすぐそこは断崖の海だった。ここはイタリア有数の潜水 ポイントがあることで有名だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
74.リオマッジョーレ 海側の道
海に向かって、左の方に道があったので、歩いてみた。山の方を見ると急な斜面に色彩豊かな家々が並ぶ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
75.リオマッジョーレ 断崖の家
切り立った崖の上にびっしりと家が建っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
断崖の家;クリックすると大きな写真になります
76.リオマッジョーレ 断崖で憩う人
家の下には階段が作られていて、海の方へ降りられるようになっている。岩の上には、海を眺める男女、釣りをするおじさんがいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
断崖で憩う人;クリックすると大きな写真になります
77.魚
コロンボ通りの方へ戻る途中、レストランの厨房に大きな魚が運び込まれるところに出会った。近くの海で獲れたのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
魚;クリックすると大きな写真になります
78.サン・ジョバンニ・バチスタ教会
コロンボ通りから横道にそれて急な坂道を登っ ていくと、1340年に建てられたというサン・ジョバンニ・バチスタ教会という教会があった。質素な教会だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ジョバンニ・バチスタ教会;クリックすると大きな写真になります
79.海の眺め
さらに高台の道を歩いて行くと、海に向かって続く家々が、まだ午前中の陽を浴びて、輝いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
海の眺め;クリックすると大きな写真になります
80.ブーゲンビリア
家々にはきれいな花が植えられているが、なかでもグアムなどでよく見かけるブーゲンビリアがきれいだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブーゲンビリア;クリックすると大きな写真になります
81.断崖に建つ家
海のすぐ傍まで、断崖に張り付くように家が建てられていて、住人は猫の額のような畑の世話をしている。すぐ下は白い波が砕ける海だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
断崖に建つ家;クリックすると大きな写真になります
82.ブドウ畑
山の方に眼をやるとブドウ畑で働いている人々がいた。この地では古くからワイン作りが盛んである。町の基盤が作られたのは、12世紀ごろ。ジェノバから来た貴族の手によるものだそうだ。彼らの目的はワインを造ること。強い日差しと潮風が、おいしいワインを生み出すと知り、あえてこの断崖の岩だらけの地にブドウ畑を作ったといわれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブドウ畑;クリックすると大きな写真になります
83.上から見たリオマッジョーレ駅
リオマッジョーレ駅の入口から、次の目的地であるマナローラへの「愛の小道」が始まる。愛の小道(Via dell'Amore)はリオマッジョーレから隣町のマナローラを結ぶ海岸遊歩道である。もちろん鉄道にもマナローラ駅はあるので列車でもいけるが、鉄道での所要時間はわずか2分。ここは歩く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
上から見たリオマッジョーレ駅;クリックすると大きな写真になります

2011年1月22日

三浦半島 1/2


 友人夫妻の誘いがあって、昨年の11月26日、27日の両日、一泊で三浦半島を巡った。三浦半島と言うと横浜から近いので一度は行ったところが多いのだが、いつも日帰りであり、一泊するのは初めてである。
 1日目は横須賀美術館と「坂の上の雲」に登場する記念艦三笠を見た。二日目は、城ケ島から三浦港の魚市場に寄ったあと、回転寿司で昼食にし、そのあと、三浦野菜を買って、荒崎に行った。程よいドライブであった。

1.横須賀美術館
横浜横須賀道路の馬堀海岸ICを出て、観音崎方向へ右折し、約3kmのところにある立派な美術館である。美術館の前は芝生になっていて道路の向こうは海(浦賀水道)である。横須賀市立で平成18年7月に竣工している。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
横須賀美術館;クリックすると大きな写真になります
2.浦賀水道 -1
浦賀水道は東京都市圏の海の玄関口である東京湾と外洋を結ぶ、海上交通の要衝である。いろいろな船が往く。見ているだけで楽しい。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
3.浦賀水道 -2
前の写真をトリミングし、少しレタッチして遊んだ。手前にヨット、その左に小さな漁船。向こう側に大きな客船がいて、なんとその左を浮上した潜水艦が水しぶきをあげて進む。この潜水艦はあっという間に客船の前に出た。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
トリミング Capture NX2 でレタッチ
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
4.谷内六郎館
横須賀美術館には、戦後社会の夢と現実をほのぼのと表現し、週刊新潮の表紙の絵で有名な谷内六郎さんの作品を展示する谷内六郎館もある。その谷内六郎館を出たところに、一本の木があり、その影が壁に映っていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/500秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
谷内六郎館;クリックすると大きな写真になります
5.イタリアン レストラン
館内には海が眺められる見晴らしの良い、ACQUAMARE(アクアマーレ)というイタリアンレストランがあった。風を感じることができる。味も良く、このレストランが目的で来ている人も多そうだ。平日の昼であったが満席だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
イタリアン レストラン;クリックすると大きな写真になります
6.記念艦「三笠」 -1 東郷平八郎 像
京浜急行の横須賀中央駅から徒歩15分ほどの海に記念艦「三笠」がある。その先は米軍基地だ。その入口の三笠公園に東郷平八郎連合艦隊司令長官の像とともに、昭和43年に建立された「皇国興廃在此一戦」の碑があった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 14.7mm ISOオート )露出補正 なし
東郷平八郎 像;クリックすると大きな写真になります
7.記念艦「三笠」 -2 副砲と補助砲
「三笠」は明治35年に英国のビッカース造船所で竣工した。明治36年には連合艦隊の旗艦となり、同38年には、「坂の上の雲」でも語られる、連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を撃破した日本海海戦に臨んでいる。そして、大正15年には記念艦となり、昭和36年に復元されている。副砲、補助砲が並ぶ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 9.1mm ISOオート )露出補正 なし
副砲と補助砲;クリックすると大きな写真になります
8.記念艦「三笠」 -3 船首側より艦橋を見る

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」;クリックすると大きな写真になります
9.記念艦「三笠」 -4 艦橋
海図室と操舵室の上方が最上艦橋であり、日本海海戦時に東郷元帥が戦闘を指揮した場所として有名です。 加藤参謀長、伊地知艦長、秋山参謀等もこの場にあり、有名な東城証太郎の「艦橋の図」はこの時の様子を描いたもので、東郷元帥以下4名の立っていた位置を示す足跡が示されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 -4 艦橋;クリックすると大きな写真になります
10.記念艦「三笠」 -5 食器棚
ここは艦尾に近い方だったと思う。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 食器棚;クリックすると大きな写真になります
11.記念艦「三笠」 -6 艦尾
堂々たる姿である。出来るだけ余計なものが写りこまないように、右往左往して撮影位置をさがした。ちょっとずれるとマンションなどが画に入ってしまう。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 艦尾;クリックすると大きな写真になります