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2023年12月22日

沼津港・千本松原・御殿場「時之栖」 2023年11月14日-15日 御殿場「時の栖」で一泊、山中湖から道志へ ①

時間があったら毎日のように、近所の公園へ秋のチョウを撮りに行っていたので、それをアップするのに追われてしまっていた。11月前半までストックがあるが、それは年が改まってから順次載せていくことにして、しばらくチョウから離れることにする。

 コロナが猛威を振るい始める前は、年に1~2回はご一緒に旅行に出かけていたKご夫妻から、「時之栖」へ行かないかとお誘いがあった。家内が足を傷めてからなかなか旅行にも出かける機会がなかったので、二つ返事で「行きましょう」ということになった。はじめは、沼津の魚市場で寿司を食べ、日帰りドライブの予定だったようだが、一泊して御殿場にある「時之栖」のイルミネーションを観賞し、翌日は山中湖湖畔の紅葉をみて、道志道(国道413号)を通って、宮ケ瀬ダムによって帰ろうということになった。
 朝8時に我が家へ車で来ていただき出発した。国道16号は少々混んでいたが、東名に入ってからは順調に進むことが出来た。海老名で小休止したあと、大井松田の先で、左ルートと右ルートに分かれるが、その左ルートが工事中で閉鎖されているので、渋滞が予想されたが、全く問題なく沼津インターに着いた。前日に降った雪で化粧を直した富士山を見ながらの走行は爽快であった。
 火曜日は沼津の魚市場はあいにく定休日であり、その日営業している寿司屋をKさんのお奥さまが探して下さっていた。ところがハンドルを握っていた私が、沼津市街方面へ行かなくてはならないところを、間違えてしまい、なんと東京方面への東名のゲートに入るルートに迷い込んでしまった。同じように間違う車もあるらしく「誤侵入の車はここで待機し、この先にあるボタン押して通報してください。」という趣旨の大きな看板が立てられていた。インターホンでの案内に従い、何とか沼津港方面への道に入ることが出来た。
 寿司屋は12時の予約になっていた。沼津インターを出るころは早く着きすぎることを心配をしていたが、この失態の為にちょうど良い時間に到着する。
 沼津港魚市場の飲食店は、定休日となっていたが、それでも何軒かの食堂や商店が営業をしていた。
 沼津港の商店街を少し歩いた後、すぐ近くの沼津千本松原へ行った。素晴らしい青空で富士山が陽を浴びて輝く。山梨県側(北側)から見る富士山は裏側になるが、駿河湾側から見る富士山は、陽の光をいっぱいに受け、均整がとれた美しい姿だ。
 1時間ほど千本松原で過ごし、御殿場へ向かった。あの青山通りに続く国道246号線を北へ走る。1時間足らずで「時の栖」に着いた。
 富士山の東南、御殿場駅の南側の御殿場高原に位置する。その日は「ホテル時之栖」に泊まったが、部屋の窓からは正面に富士山が見える。
 時之栖は、米久創業家が株主であることから、米久グループと関係が深いレジャー施設である。1994年(平成6年)3月4日に設立された。
 陽が落ちるのが早い、夕方5時前にはライトアップの光が店頭し始める。今晩の夕食は「御殿場高原ビール」というビアレストランだった。天井が高い大きなホールでの食事となった。各種地ビールが楽しめたが、ブラウンが一番うまかったように思う。
 夕食後、まだ黄昏の明るさが残る園内のイルミネーションを楽しんだ、「光のトンネル」と名付けられた、1日の中での富士山、四季折々の富士山をテーマにした6つのエリアがつながっている。中でも百花繚乱のエリアでは、富士山の春夏秋冬の美しさが光と音のショウとして日本一のプレミアムなトンネルという。そのほか、来場者が、絵馬の如く、メッセージ・リーフを電飾された木に括り付ける「メッセージツリーフォレスト」など、多彩な光の造形が楽しませてくれた。

000_231114054m X700 御殿場 時之栖 G7X.jpg
御殿場「時之栖」から眺めた富士山 2023年11月14日 静岡県御殿場市

001_231114002 X900 海老名SA G7X.jpg 1.海老名SAから見た富士山
雲一つない富士山が見られた。前日に降った雪で裾野まで雪化粧をしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_231114004 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 2.沼津漁港 海鮮めし食堂
Kさんの奥さまが予約してくれていた寿司屋「寿司庵さいとう本店」で食事をした後、沼津港の町を少し歩いてみた。この日は火曜日。沼津港の魚市場は休みだった。だが、観光客はそこそこ来ていて、土産物屋や食堂は営業しているところがあった。店の名前は「海女小屋」か。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 18mm ISO200 )
003_231114005 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 3.沼津港食堂街
南北に走る沼津魚市場に沿った通りは一番線、その次が二番線、さらに三番線とあるが、私たちは何もわからずに北側から二番線を歩いてみた。その二番線には食堂が並んでいる。10年以上前だったろうか、当時から名前が通っていた「双葉寿司」(火曜日は休み)という店に入ったことがあるが、そこはこの二番線の西側に寄ったところにある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 15mm ISO250 )
004_231114008 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 4.沼津港土産物屋 -1 まぐろかぶと
マグロのかぶとの煮つけを売っている店があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 )
005_231114009 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 5.沼津港土産物屋 -2
これはマグロの尻尾のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO200 )
006_231114018 X900 沼津 千本浜 G7X.jpg 6.沼津千本松原
沼津市公式観光サイトから引用させていただくと、「狩野川河口から田子の浦にかけて広がる千本松原は、松の常緑と白雪をいただいた富士山、そして駿河湾の彼方に沈む夕陽といった美しい自然で知られ、白砂青松100選にも選ばれた景勝地です。戦国時代には武田氏と後北条氏の戦いで切り払われましたが、名僧・増誉上人が5年の歳月をかけて植え直したと伝えられています。また、千本松原の一部は公園として整備され、松林の中を散策したり、この地を愛した文人たちの記念碑を見ることができます」と解説されていた。駿河湾から吹く風を受けて斜めに伸びた2本の松の間から富士山が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_231114031 X900 沼津 千本浜 トビ  G7X.jpg 7.均整のとれた富士山
千本松原からは、ほぼ真北に富士山を眺める。富士山はどこから見ても美しい姿をしているが、ここから見る富士山は陽光を浴びて、均整がとれたことさら美しい姿だと思う。照明灯の傘に止まるトビが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_231114036 X900 沼津 千本浜  G7X.jpg 8.海岸と千本松原
沼津から田子の浦の方に向かって海岸が続く。右側が千本松原で、沼津市の狩野川河口から、富士市の田子の浦港の間約10kmの駿河湾岸に沿って続いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
009_231114044 X900 沼津 千本浜 トベラ  ハト G7X.jpg 9.トベラの実
PictureThisで検索した。トベラは、暖かい地方の海岸沿いに多く見られる常緑樹だそうだ。トベラの実は熟れると割れて、中には、べたつきのある赤い種子がある。この種は、特有の匂いを持ち、鳥が好んで食べるという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO12800 )
010_231114047 X900 沼津 千本浜 若山牧水歌碑 ハト G7X.jpg 10.若山牧水歌碑
これは歌碑であるが千本松原には旧居跡もある。歌人若山牧水が、千本松原の景観に強く心ひかれ、沼津に移住してきたのは、大正9年(1920年)満34歳の夏。大正14年、ここに500坪の土地を求めて居宅を新築し、沼津永住の念願を果たした。建物は、木造2階建て79坪で全11室あり、牧水が夢に描いていたとおりのものであった。牧水は、千本松原を愛したように、この居宅を非常に愛していたが、この家には、わずか3年暮らしただけで、昭和3年(1928年)の秋、43年の短い生涯をこの地に閉じている。この歌碑は歌人若山牧水(本名 繁)が、明治18年(1885年)宮崎県に生まれ、旧制延岡中学時代から短歌に親しみ、早稲田大学在学中に中國路を旅し、この「幾山河」の歌を作った。24歳のときに出版した歌集「別離」が歌壇に認められ一躍世に出た牧水は、大正9年(1920年)夏、一家を挙げて沼津に移住してきた。(沼津市ホームページ参照)

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 9mm ISO12800 )
011_231114049 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 11.ホテル時之栖
時之栖にはいくつもの宿泊施設がある。車で時之栖のエリア内に入って来ると、右側に「御殿場高原ホテル」というのがあった。私たちは「ホテル時之栖」というところに泊まった。建物は少し古いが、家族で泊まれるような大きな部屋だった。ドアを開けて正面の窓からは富士山の全容が見られる。このほかにも「スローライフヴィラ」とか「ブルーベリーロッジ」という宿泊施設もあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 9mm ISO125 )
012_231114056 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 12.富士山の雄姿
ここから富士山は北西の方向にあるが、麓の右側に御殿場市街、山中湖があり、正面には自衛隊の演習場がある。ここからは1707年に大噴火した宝永山の火口跡がはっきりと見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
013_231114068 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 13.「光のトンネル」 -1
ホテルに着いた時間は3時前だった。イルミネーションは4時半から順次点灯するという。部屋で少し休んでから、夕食までの時間、そのイルミネーションで飾られる園内をブラブラした。イルミネーションの点灯が始まっている「光のトンネル」というまっすぐなプロムナードを御殿場高原ホテル側から歩いてみた。隣接するサッカーグラウンドが100m位あるので、それから推し測ると200m前後の長さがあり、それが6っのゾーンに分けられている。 

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO320 )
014_231114071 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 14.「メッセージホレスト」
富士山の恵みの水をイメージしたプラスティックで作った「しずく」に願いを書き、電飾された木に吊るしていく。いわば、絵馬のアイデアだ。「お金ほしい」と書かれた直接的な願いもあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO2000 )
015_231114094 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 15.夕闇の中の富士山
「メッセージホレスト」から出てくると、暮れていく空に富士山が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 23mm ISO3200 )
016_231114103 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 16.「光のトンネル」 -2
時刻は5時20分、「光のトンネル」は人の流れも多くなり、イルミネーションも輝く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1600 )
017_231114112 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 17.「光のトンネル」 -3
パンフレットには「1日、1年で楽しめる富士山の様々な光、色、表情に出会え、春夏秋冬の美しさが光と音のショーとして来場者を包み込む日本唯一のプレミアムなトンネルです。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1600 )
018_231114119 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 18.「さくらSQUARE」
そろそろ夕食にしようと食事ができるエリアへ戻ってきた。こんな屋台の店も出ていて、外で食べることもできる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 31mm ISO3200 )
019_231114123 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 19.GKB
GKBとは御殿場高原ビールという地ビールのことだ。今宵の夕食はこの地ビールレストラン「グランドテーブル」を予約してくださっていた。御殿場高原ビールは、 地ビールの黎明期である1995年より製造を続けている古参のビールで、このレストランに併設されている醸造所で製造されている。レストランの建物は、この写真の光が当たっている建物の右側に入口があるが、中に入ると天井が高く開放感のある大きな空間があった。予約した時間より少々早めであったが、喉も乾いたので、始めることにした。ピルスナー、ヴァイツェン、ヴァイツェンボック、シュバルツの各種ビールが小さなグラスに注がれたセットもあった。御殿場コシヒカリラガーというのも飲んでみたが、私は飲みなれたラガーの方を好む。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.3 1/1000秒 14mm ISO2500 )
020_231114129 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 20.「初夢の橋」 -1
食事を終え、良い気分になって夜風にあたりながら外を歩く。目の前にライトアップされた大きなフクロウのような姿があった。何だろうと思って傍に行ってみると、「初夢の橋」と題する「一冨士・二鷹・三茄子」を配した作品だった。この橋は2017年7月15日に開通したそうだ。橋は幅は15m、長さ25m、高さ3.5mだそうだ。とすると大きな鳥のオブジェはフクロウではなくタカなのだ。明日の朝、見てみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/800秒 9mm ISO3200 )
021_231114134 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 21.「初夢の橋」 -2
横にまわると、こちらが正面で、「初夢の橋」を見ることが出来た。橋の向こう側見える輝くツリーはX'Masツリーではなくランタンツリーと名付けられていた。パンフレットには「天空に広がる無数のランタンのパノラマを振りかえれば夜の富士山を浮かび上がらせる絶好スポットです。」と解説されていた。写真の右側に食事をしてきたGKBのレストランが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO3200 )

2023年1月 5日

氏神さま初詣 2023年1月2日

1月2日、今年も氏神さまである橘樹神社と保土ヶ谷神明社にお参りした。
 始めに天王町駅近くにある橘樹神社へ行く。昨年も1月2日にお参りした。自宅から歩いて15分足らずのところにある。
 例年のように「茅の輪くぐり」が設けられていた。8の字に3度くぐり抜けるのが一般的で、数年前までは確かにそうしていた記憶がある。だが、今年はただ、茅の輪を潜り抜けるだけになっていた。コロナ以降、拝殿での鈴緒もなくなっている。神楽殿では10時半からお神楽が始まった。橘樹神社はそれほど大きな神社ではないが、庚申塔(青面金剛像など)、神田不動尊、神明社の3つのお堂がある。すべてお参りして、天王町駅の反対側の保土ヶ谷神明社へ向かった。
 拝殿までの参道に並んで待ったが、参拝者はそれほど多くはなかった。並んでいる人の話では、昨日の元旦は大鳥居のある参道の入り口(バス通り・大門通り)まで参拝者の列が続いていたそうだ。
 神奈川県神社庁のホームページによれば、保土ヶ谷神明社は神奈川県神社庁の献幣使参向神社となっており、横浜市内では最も由緒のある古い神社の一つとされる。私たちがこの地へ移り住んできて以来、勝手に氏神さまとさせていただいているが、私の住む町は氏子区域から外れている。保土ヶ谷神明社には、本殿の右隣にある摂社・豊受大神宮ほか、全部で15の境内社がある。ここでもすべての境内社にお参りをしてきた。
 記述は、「御朱印 神社メモ」というサイトを併せて参照させていただいた。

000_230102023 X700 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg
保土ヶ谷神明社  茅の輪くぐり 2023年1月2日 横浜市保土ヶ谷区

001_230102007 X900 橘樹神社 G7X.jpg 1.橘樹神社 初詣
今年も氏神さまである橘樹神社に初詣をした。元旦に続きこの日も良い天気だった。3年ぶりに行動制限のない新年であったが、参拝者の数は昨年と変わらないように思えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230102006 X900 橘樹神社 G7X.jpg 2.茅の輪くぐり
コロナ以前は、茅の輪くぐりの柱にその作法が書いてあって、3度潜り抜けていたが、今年は作法が書かれた札がなかった。鈴緒も外されている。神様といえども、まだまだコロナからは抜けきれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230102004 X800 橘樹神社 G7X.jpg 3.狛犬
よく見るとこの狛犬は背に苔が付くほど貫禄がある。嘉永5年(1852年)に奉納されたものが現存しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_230102003 X800 橘樹神社 G7X.jpg 4.ペットも初詣
拝殿の前では、何人かの参拝者が順番を待っていた。ペットは後ろを向いてお参りには関心がない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230102005 X800 橘樹神社 G7X.jpg 5.橘樹神社 社殿とお札授与所
社伝によると、文治2年(1186年)創建と伝わる。かっての「牛頭天王社」が明治に入り神仏分離された。牛頭天王は神仏習合の神のため、神仏分離後に祭神は牛頭天王と同一神とされた素戔嗚尊(すさのおのみこと)に改められた。大正10年(1921年)、現在の「橘樹神社」へ改称されている。源頼朝が、天下の平定を祝し、国中の大小神祇を奉幣して祭祀を行った時の創建と伝えられている。神奈川県神社庁のホームページによれば、境内地は2.621㎡(793坪)で社殿は文政13年に改築され、大正12年、関東大震災に倒壊したが、昭和4年に復興した。神明総欅造り 屋根銅板葺で昭和20年4月15日 空襲による戦災の為全焼、昭和26年に復興、現在の社殿が再建された。橘樹神社の氏子区域に私たちが住む町が含まれる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230102002 X800 橘樹神社 G7X.jpg 6.橘樹神社 神楽殿
新しくはないが立派な神楽殿がある。神楽殿は昭和36年(1961年)に造営されたもの。今年の新年のご挨拶に載せた画像もこの神楽殿で撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230102011 X800 橘樹神社 神田不動尊 G7X.jpg 7.神田不動尊
橘樹神社には3つのお堂がある。その一つがこの神田不動尊。不動尊像には文化8年(1811年)の銘があるが、実際は昭和10年(1935年)に再建されたものという。神仏分離が進んだ中、こうして境内に不動堂が残されているのは珍しいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230102009 X800 橘樹神社 青面金剛像 G7X.jpg 8.庚申塔
その左手に庚申塔が3体並んだお堂がある。写真は3体並んだ庚申塔で、いずれも江戸時代のもの。右側の庚申塔は明和元年 260年前、左側の庚申塔は天和2年 340年前 。そして特に古いのが中央後ろにある六手青面金剛像で、寛文9年(1669年)350年前の横浜市内最古の庚申塔だそうだ。(磯貝長吉 掲示)と記された説明札があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
009_230102014 X800 橘樹神社 神田不動尊 G7X.jpg 9.お神楽
神楽殿の方からお囃子が聞こえてきた。神楽殿に戻ってみると、可愛らしいお嬢ちゃんが舞っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_230102022 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 10.保土ヶ谷神明社
wikipediaによれば、神明神社(しんめいじんじゃ)は、天照大御神を主祭神とし、伊勢神宮内宮を総本社とする神社である。神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされているが、一説には約1万8,000社とも言われるとあった。昨年は金沢でも神明宮にお参りしてきた。東京では兄の葬儀を行った阿佐ヶ谷神明宮にお参りしている。ここ保土ヶ谷神明社は、平安時代の天禄元年(970年)、天照大御神が榛谷(はんがや)の峯(その昔、現在の保土ヶ谷区から旭区にかけての地域は、榛谷御厨と呼ばれていた)に影向(ようごう:神仏が一時姿を現すこと)し、その後、川井、二俣川、下保土ヶ谷宮林、と遷座したと伝えられている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230102025 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 11.保土ヶ谷神明社 茅の輪くぐり
神明社は多くの参拝者が参道に並び、お参りの順番を待っていたが、その列は茅の輪くぐりから拝殿へと続く。茅の輪くぐりの注連縄には人の形の御幣があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_230102027 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 12.人形流し(ひとがたながし)
手水舎の近くには水神社という境内社がある。水神社は水場の守護を行っており、御祭神は水波能女神・御井神。小さな神池があり、人形流しをする事ができる。保土ヶ谷神明社の清流は境内地下70mから汲み上げた井戸水を、写真の右側から流しているとのこと。神池には数多くの人形が浮かぶ。人形流しは、知らず知らずの内に犯した罪や、積り積もった心身のけがれを取り除くための儀式ですと説明された札があった。茅の輪くぐりの注連縄にあったのはどうやらこのひとがたのようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/640秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_230102033 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 13.境内社
保土ヶ谷神明社には全部で15の境内社があり、本殿の左側に水神社、稲荷社、月読社、風宮があり、参拝順路に従って社殿の下を潜って反対側の日之王子社、切部之王子社、鹿島社、および、写真の厳島社、見目社、山神社、山王社、白鳥社、火神社、雷神社と天満宮の境内社をお参りする。お賽銭が大変だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_230102039 X800 保土ヶ谷神明社 G7X.jpg 14.神明社 境内風景
明るい日差しのもと、境内にはお参りを終え、凶を引いてしまったのか、おみくじを吉に転じるように願って結んでいる参拝者や、願い事を書いた絵馬を奉納する人たちでにぎわっていた。ここは穏やかで良いお正月だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/125秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年12月25日

金沢紀行 11月20日~22日 その8 にし茶屋街 と 忍者寺 11月21日

近江町市場のエルザ口を出て、百万石通り(国道157号線)からタクシーに乗り、にし茶屋街に向かった。157号線を南に進み、犀川に架かる犀川大橋を右に行ったところがにし茶屋街の入口だった。
 にし茶屋街は金沢三茶屋街のひとつで、文政3年(1820年)、加賀藩12代藩主前田斉広の公許を得たことにより、ひがし茶屋街と共に誕生した。金沢城の方角からそれぞれ「東の廓」、「西の廓」と呼ばれた。現在でも料亭や芸妓置屋が立ち並び、藩政期の独特の雰囲気を味わうことができる。金沢の茶屋街において、にし茶屋街に在籍する芸妓数は最大となっているそうだ。多くの観光客で賑わうひがし茶屋街に比べ、にし茶屋街のエリアは南北130m、東西180m、1.8haが指定エリアと小さいが、約100mの目抜き通りは江戸時代の面影を色濃く残し、出格子が美しい2階建ての茶屋建築に老舗割烹が軒を並べ、趣のある一角を作り上げている。夕暮れ時になると、着飾った芸妓が街を歩き、家並みからは三味線の音色が流れて、芸の町・金沢の夜が感じられるという。いわば、現役の茶屋街なのである。確かに観光客の姿は少なかった。夕暮れ時に訪れると良かったのかもしれない。
 にし茶屋街の近くには「寺町台寺院群」がある。しかしこの日は、兼六園、金沢城公園、近江町市場と歩き回って、少々疲れてきた。ちょっと休もうと、和風のカフェとみて入った「甘納豆かわむら」という店の店員さんに、比較的近くにある忍者寺(妙立寺)へ行く道を教えてもらう。忍者村の境内に入ると、外国人を含め多くの観光客の姿があった。拝観は要予約となっている。
 そこから歩いて犀川大橋を渡り、片町にあるホテルに戻った。一休みして、夕食は、あれこれ考えるのも "しんどい" ので、また昨日と同じ、ホテルの近くにある寿司屋へ行くことにする。酒の肴に注文した、12月から禁漁になる白エビのから揚げがとても美味かった。
 記述については、wikipedia、金沢旅物語などのサイト、また、各店のことについてはそれぞれのホームページなどを参照させていただいた。

000_221121223 X700 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg
金沢三茶屋街の一つ 「にし茶屋街」の出格子が美しい街並み 2022年11月21日 石川県金沢市野町

164_221121214 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 164.にし茶屋街入り口
タクシーは犀川大橋を渡り、寺町通りを右に曲がって、にし茶屋街の入り口で止めてくれた。入り口の前に立つと茶屋街には観光客は少なく、それほど長くない茶屋街の全貌を見渡すことができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
165_221121215 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 165.にし茶屋街
にし茶屋街は、この通りがメインストリートで茶屋建築の町屋が続く。およそ100mほどだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO160 ) 露出補正 なし
166_221121216 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 166.「らくがんや」
茶屋街の入り口の右側に、「らくがんや」という店があった。落雁とは、米や麦、豆などの穀類を蒸してから作った粉に砂糖や水あめなどの甘味を加えて着色し、さまざまな形の型に押し固めて乾燥させた干菓子である。暖簾に「諸江屋」とある。「諸江屋」は、嘉永2年(1849年)創業の和菓子屋だそうだ。落雁を中心に金沢の菓子文化を今に伝えるとうたう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO160 ) 露出補正 なし
167_221121217 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 167.手裏剣体験 忍者武器ミュージアム
金沢らしい店があった。中に入ってみなかったが、館内には、手裏剣や鎖武器、甲冑の他、50種類、約160点が展示されているそうだ。子供にも楽しめる「手裏剣体験」コーナーもあり、もちろんお土産ショップもある。近くの寺町には忍者寺もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
168_221121218 X800 〇金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 168.出格子 -1
にし茶屋街は、出格子が美しい2階建ての茶屋建築が並ぶ。出格子とは、町屋の1階の表通りに突き出た形式の格子のことだ。木虫籠と書いて「きむすこ」または「きむしこ」と読む金沢の町家の特徴である格子は、割付が細かい出格子(格子の桟の間隔が狭い)で、インドのベンガル地方の赤色顔料を用いたことから「弁柄(紅殻)格子」とも呼ばれるようになったという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 21mm ISO640 ) 露出補正 なし
169_221121219 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 169.にし茶屋街の説明板
にし茶屋街一帯は、明治13年(1880年)の大火により焼失してしまったが、通りに面して、一階に揃いの出格子を設け、座敷を備える背の高い二階を吹放しの縁側とする藩政期以来のお茶屋の伝統的な街並みが、大火以降も踏襲されて現在に残っていると記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
170_221121220 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 170.出格子 -2
外側は美しい茶屋建築である。しかし、右側の建物は「数登美」という古いお茶屋を改装した和風モダン・バーだそうだ。ここは夜に来ないとわからない。左側の建物は割烹、懐石料理 「にし料理茶屋」という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO500 ) 露出補正 なし
171_221121221 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 171.越前おろしそば「手打ちそば はなれ」
越前おろしそばという暖簾の掛かった店を、外国人連れの観光客が覗き込んでいた。ここは「手打ちそば はなれ」という店だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO1000 ) 露出補正 なし
172_221121222 X800 〇金沢 にし茶屋街 Dr.Xのすし屋G7X.jpg 172.すし屋「桜桃(ゆすら)」
赤い床几に2人の観光客が待っている店は、すし屋「桜桃(ゆすら)」という。「現地ガイドが配信する金沢観光メニュー」というサイトを見ると、この店、「Doctor-X 外科医・大門未知子 スペシャル」で撮影に使われた店だそうだ。この店は2014年2月まで「田むら」という贔屓のお客さんの多い有名な寿司屋だったらしい。店を閉める時には、石川県で最も部数のある北國新聞に「にし茶屋街の名店に別れ 寿司・田むら 今月限り」と大きく掲載されたという。店主の田村さんが高齢になったため閉店と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし
173_221121226 X800 〇金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 173.西検番事務所
にし茶屋街の芸妓たちの稽古場や管理事務所として、大正11年(1922年)に建築された。事務所のある洋風建築が正面に建ち、その洋風の事務所棟と中庭を隔てた木造2階建、和風の稽古場棟とから成り、事務所棟は寄棟造、桟瓦葺の木造2階建、下見板張りで、明治期に流行したバージボード(軒先飾板)付きの玄関ポーチに特色がある。稽古場のある和風建築が奥に繋がっている。伝統的な茶屋建築が建ち並ぶにし茶屋街において、洋風意匠が目を引くシンボル的な存在である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
174_221121225 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 174.「甘納豆かわむら」 テイクアウト専門店「MAME ノマノマ」
西検番事務所の前、ちょうどにし茶屋街のメインストリートが終わるあたりに「甘納豆かわむら」という和菓子店のような感じの店があった。「甘納豆かわむら」には、「MAME ノマノマ」というモナカスイーツなどのテイクアウト店があった。「甘納豆かわむら」で注文すると蔵や中庭を眺められるところに用意された椅子のあるところで食べることができた。ラムレーズンの最中スイーツを注文すると、早めに食べてくれという。モナカのサクサク具合が保たれる時間が6分なのだそうだ。「甘納豆かわむら」の2階は「サロン・ド・テ・カワムラ」というカフェになっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
175_221121230 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 175.「甘納豆かわむら」の店内
店内の様子を撮らせていただいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
176_221121231 X800 金沢 にし茶屋街 G7X.jpg 176.「MAME ノマノマ」で注文
テイクアウト専門店「MAME ノマノマ」でラムレーズンの最中を注文し、ここにあるベンチで食べた。写真に見える蔵の中にも椅子があり、空いていればそこでも食べられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
177_221121232 X800 金沢 寺町寺院群 G7X.jpg 177.願念寺
「甘納豆かわむら」で会計をする際に、忍者寺への行き方を聞いてみた。西検番事務所の右手の路地を道なりに行って、国道157号線を渡って、そのまままっすぐ行くと着くという。その途中、157号線(ここでは南大通りという)を渡って少し行くと右手に願念寺という寺があった。願念寺は「寺町台寺院群」の一角にある。真宗大谷派の寺で、慶長年間(1596年~1615年)創建で、万治2年(1659年)に河原町(現在の片町)からここに移転した。本堂は文化5年(1808年)に再建されたもので、いわゆる現代の真宗の本堂形式の典型的な建物だそうだ。後から知ったが、境内に松尾芭蕉の「塚もうごけ我が泣く声は秋の風」の句碑があり、この句は奥の細道の旅の途中、弟子・小杉一笑の死を知って詠んだ句という。寺町は加賀藩3代藩主前田利常の城下町づくりによって、犀川南岸の高台に70を超える寺院が集められた町である。寺院が並ぶ寺町通りの築地塀の連なりや、苔むした石垣は、今もなお藩政時代の香りを漂わせている。寺町台は2012年(平成24年)、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
178_221121235 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 178.妙立寺(忍者寺) -1
加賀藩第三代藩主前田利常が創建した。複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けから、忍者寺(にんじゃでら)とも呼ばれる。ちょっと長くなるがwikipediaを引用させていただくと、「寛永20年(1643年)、三代藩主利常が金沢城の近くから移築建立する。利常は徳川幕府により改易されるのを避けるため、徳川家から嫁を迎えるとともに母親を人質に出し、鼻毛を伸ばして馬鹿殿様を演じることで幕府を欺き安心させる。一方、多くの武士が起居できる寺院群(現在の寺町寺院群)を新築し、その中心に出城の役目を持たせた妙立寺を建立する。要塞としての機能を備えた妙立寺は、隠し階段・隠し部屋・落とし穴・見張り台・金沢城へ続く地下通路など外敵を欺く種々な仕掛けを備える。忍者寺と称されるのは、同寺に忍者がいたからではなく、伽藍の複雑な建築構造に由来する。建造は、日蓮の法孫、日像と伝えられる。」と記されている。なんで利常は城下町の寺院を移転させてまで、わざわざ寺町を築いたのだろうか。その理由は二つあるという。一つは、金沢城の防衛能力を強化する為である。金沢城は弱点も多く、あまり堅固な城郭ではなかった。そこで城下町の入口に寺町を設ける事で、有事の際にはこれらの寺町に武士を配置し、砦として用いる意図があった。もう一つの理由は、一向一揆対策だった。一向宗以外の寺院をまとめ、一向宗の寺院はあえて城下町内に散在させたままにしておく事で、一向宗に対して監視の目を光らせ、一揆を未然に防ぐという目的があったという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1250 ) 露出補正 なし
179_221121236 X800 〇金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 179.妙立寺(忍者寺) -2
この妙立寺は日蓮宗の寺院である。寛永20年に日通上人が運上町に創建、のちに藩命により、能登の石動山、新堅町へと移築され、万治2年(1659年)現在地に転じている。文久2年に祖師堂の一部を焼失、それ以前は、ここ、願念寺の前の通りを正面としていたが多数の参拝者で混雑のため、13代藩主前田齋泰の命により、兼六園内にあった「竹澤御殿」の正門を移築、鶴来街道(県道179号)側を正面とした。ここ(写真178)はいわば旧正門ということか。この左わきの路地を進んだ右側に境内、本堂があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1250 ) 露出補正 なし
180_221121237 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 180.妙立寺(忍者寺) -3
旧正門と思しきところの左側の路地の先は、絵馬が奉納されているところがあり、ここから見ると閑静な寺に思えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 16mm ISO1250 ) 露出補正 なし
181_221121240 X800 金沢 寺町寺院群 妙立寺 G7X.jpg 181.妙立寺(忍者寺) -4 境内と本堂
絵馬が奉納されているところから右を見ると、そこは境内と本堂になっていて、多くの観光客がいた。鶴来街道側の門から入ってきた参拝者だ。本堂は幕命で3階建て以上の建物は禁止されていたことにより、外観は2階建てだが、内部は4階建て7層になっているという。中2階、中々2階があり、部屋数は23、階段数は29もあるのだとか。藩主が庶民に気づかれずに、お忍びで詣るための隠し拝殿が、本堂内に中2階のような形で設けられている。戦火を免れた妙立寺は、歴代藩主の祈願所として崇拝される。北陸の豪雪に耐え、その独特の建築様式を現在に伝えている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO500 ) 露出補正 なし
182_221121241 X800 金沢 犀川大橋 G7X.jpg 182.犀川大橋 -1
忍者寺に入ってきた路地を戻り157号線に出て右へ行くと、犀川大橋が見えてきた。車道上部の梁には、現在の犀川大橋が完成した1924年(大正13年)当時の石川県知事であった長谷川久一が記した橋名板が掛けられている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
183_221121243 X800 神明宮大けやき G7X.jpg 183.神明宮の大ケヤキ(欅) -1
犀川大橋の手前、左側に大きなお社があった。まず、大きなケヤキの木が目につく。そこは、幣形に串刺しにした餅を聖火であぶり食すると悪事災難厄除けに御利益があると言われている300年以上続く「あぶり餅神事」でも知られていて、詩人中原中也や文豪室生犀星とも縁深い神社だそうだ。境内には樹齢1000年を超える大ケヤキが立っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO200 ) 露出補正 なし
184_221121247 X800 神明宮大けやき G7X.jpg 184.神明宮の大ケヤキ -2
神明宮の御神木で、パワースポットでもある "神明の大けやき" は、樹齢1000年を越えると云われる県下最大の大けやき(樹高33m、幹周7.83m、枝幅25m)で、1943年(昭和18年)に当時の文部省より「史跡名勝天然記念物」の指定を受け、金沢市指定保存樹の第一号であると説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO800 ) 露出補正 なし
185_221121251 X800 〇神明宮大けやき G7X.jpg 185.神明宮 大ケヤキの紅葉
神明宮は天照皇大神、豊受姫神を祭神とし、古来より "お神明さん" の愛称で親しまれ、金沢旧五社(藩政期より藩主・前田家の信仰特に厚く、中別当または社僧が奉仕しないで、神官だけが守護する5つの神社)の一社で、加賀藩5代藩主・前田綱紀は当宮を氏神とするに至ったそうだ。そして、全国七神(他の6つは東京・芝神明、山形・湯殿山神明、大阪城神明、長野・安曇神明、京都・東岩倉神明、京都・朝日神)、または三神明の一社と云われる。私が住む横浜市保土ヶ谷にも神明社がある。神明社、神明宮は神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
186_221121254 X800 犀川大橋 G7X.jpg 186.犀川大橋 -2
再び犀川大橋に向かって歩く。犀川大橋の橋長は62.3 m、幅員は18.7 m(完成当時の幅員は車道12.5m、歩道1.8mX2)である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
187_221121255 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 187.犀川大橋から犀川下流の眺め
浅野川の愛称「女川」に対して、犀川は、「男川」と呼ばれ金沢市を流れて日本海に注ぐ二級河川である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
188_221121259 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 188.犀川大橋から犀川上流の眺め
金沢市の南端に位置する奈良岳に源を発し北流する。上流には犀川ダム、内川ダムがあり、さらに2012年(平成24年)には、洪水対策として工事が行われていた辰巳ダムが竣工した。江戸時代初期、犀川上流の水を金沢城に引いた辰巳用水が建設され、現在も流れている。そのほか、金沢市内を流れる数々の用水が取水しており、市民の水資源として重要な役割を果たしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
189_221121262 X800 〇犀川大橋 G7X.jpg 189.犀川大橋 -3
現在の犀川大橋は1924年(大正13年)に完成し、国の登録有形文化財に登録されている。犀川大橋の完成当時は鋼材が関東大震災の影響もあり入手し難く、英国産を一部使用している。最初の架橋は加賀藩祖、前田利家が造った木造大橋だ。城下一の大きさを誇り、犀川に架かる唯一の大橋であったことから、今と変わらず当時も人の交流や物流が盛んだったという。明治維新以後も洪水や氾濫により度々流失し、明治31年(1898年)に木造橋最後の架け替えが行われた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年6月30日

リッチな一日・昆虫切手展と鳩山邦夫さんの蝶コレクションを観賞 6月4日

6月4日は「虫の日」である。毎年、その頃の土日に合わせて、目白の「切手の博物館」で「昆虫切手展」が開催される。2020年、2021年は新型コロナウィルス感染症のため中止になっていた。今回は3年ぶりの開催で「JPS 昆虫切手研究会50周年記念 第35回昆虫切手展の開催となった。私は何もしない会員であるが、会報で案内をいただいた。
 今年は6月4日(土)-5日(日)の開催であったので、6月4日の午前中に目自へ出かけた。湘南新宿ラインで新宿で山手線の乗り換えようとしたが、山手線は事故があり、止まっていた。私は目白は池袋の先だと勘違いして、池袋まで行こうと埼京線に乗った。その車窓から山手線が動いているのが見えたので池袋で下り、ひとつ戻らなくてはいけないことを確認して、山手線に乗った。会場に着いたのは、11時を少し過ぎていた。展示されているパネルを順に閲覧し、作者の方にもご説明いただけた。
 この日は、文京区教育センターで開催されている亡くなられた鳩山邦夫さんのコレクションの「蝶・魅惑の昆虫」という展示会へ回ることにしていた。この日に同会場で行われる東京大学総合研究博物館の矢後勝也先生の講演を聴講しようと事前に申し込んでいたが残念ながらその抽選に外れてしまい参加することが出来なかった。
 目白から西日暮里乗換で湯島へ行ったが、その会場の文京区教育センターがなかなかわかり難い。その方向へと歩いて行くと、春日局墓所という「麟祥院」の前に出た。ここで寄り道をしてしまった。
 鳩山邦夫さんのコレクションの「蝶・魅惑の昆虫」という展示は素晴らしかった。見に行ってよかったと思う。
 帰りも地下鉄千代田線の湯島駅へ出たが、途中に湯島天神の大鳥居が見え、お参りしてい行こうと、また、しばし寄り道をしてしまった。

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第35回昆虫切手展 クジャクチョウのカシエと切手に小型印(澤口尚子さん作)

001_220604094 X800 第35回昆虫切手展 G7X.jpg 1.目白「切手の博物館」
目白駅を降りて、山手線の沿うように高田馬場方面にしばらく歩くと「切手の博物館」がある。第35回昆虫切手展の会場は、エレベータで3階に上がったところだ。「切手の博物館」の沿革はwikipediaによると、「1988年(昭和63年)に設立された旧郵政省所管の財団法人フィラテリーセンターを前身とする。渋谷区代々木(現在のJR東日本本社敷地の一部)の郵趣会館内にあったが、再開発に伴い1996年(平成8年)にJR東日本が所有していた現在地へ移転した。2000年(平成12年)に財団法人切手の博物館と名称変更、中央省庁再編に伴い2001年(平成13年)より総務省所管、2013年(平成25年)4月1日より一般財団法人切手の博物館。2018年より財団名称を一般財団法人水原フィラテリー財団に変更し現在に至る。」とあった。立派な建物である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
002_IMG_X800 20220621_0001.jpg 2.第35回昆虫切手展 パンフレット表紙
前回の第34回昆虫切手展で行った「世界一美しい蝶・総選挙」の上位に入った日本産のチョウとして「クジャクチョウ」を小型印に採用、クジャクチョウを中心にした会員の蒐集成果を中心に展示されている。作品紹介のパンフレットの表紙は、世界各国のクジャクチョウが描かれた切手が並べられていた。私は上段一番左のチェコが1961年に発行した画家シュヴァビンスキー原画の9種の蝶蛾切手の一枚が気に入っている。兄がスイスへ出張した時に、チョウ好きの小学生だった私に使用済みのこのセットをお土産に買ってきてくれたのを思い出す。
003_220604089 第35回昆虫切手展 G7X.jpg 3.第35回昆虫切手展 会場風景
JPS昆虫切手研究会は、1970年10月に発足し、2020年に50周年を迎える。JPS会員を中心に組織・運営されている昆虫切手愛好家の集まりである。もちろん、来られている方は会員以外の愛好家も多い。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
004_220604037 X800 第35回昆虫切手展 澤口さん作品 G7X.jpg 4.「日本の高標高・高緯度のチョウ」 澤口尚子さんの作品(部分)
日本の高山蝶など、高標高・高緯度に生息する蝶たちをテーマに、日本で発行された切手や、外国で発行された切手について、ご自分でお書きになっているカシエをまじえて2枚のパネルにまとめられている。そのカシエが生息地や生息環境、そして食草など正確で、かつ構図も良い。ご本人に解説していただくことが出来た。トップのクジャクチョウのカシエと小型印も澤口さんの作品だが、オカトラノオへ来て開翅して吸蜜するクジャクチョウの、そのあでやかな赤みががった緋色を白で抜いたところは流石と思った。展示されていた12のすべての作品を見させていただき会場をお暇したのは、正午を少し回っていた。これから湯島へ向かう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
005_220604136 X800 春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 5.「麟祥院」 春日局墓所
目白から山手線で西日暮里へ出てそこから地下鉄千代田線に乗り換えて湯島で下車、文部大臣、労働大臣、法務大臣等を歴任された故鳩山邦夫さんのコレクションで「蝶・魅惑の昆虫」という展示会の会場である文京区教育センタへ向かう。文京区教育センター はなかなかわかり難い場所だった。探しながら春日通りをだらだらと上がって行くと、右側にお寺の門が見え、春日局の像があった。ちょっと寄り道をしていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_220604098 X800 春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 6.「麟祥院」山門
春日通りを右に入り、春日局の像の脇を進む見えてきたのは「麟祥院」の山門だった。「麟祥院」は臨済宗妙心寺派の寺院で山号は天澤山という。山門を入ると正面に本堂が見えた。開山は渭川周劉禅師、開基は「春日局」で、徳川三代将軍家光の乳母として知られている。春日局の命日は寛永20年(1943年))9月14日であるが、毎年10月14日に春日忌として春日局の法要を行っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_220604132 X800 春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 7.「麟祥院」墓地
山門を入って左手奥に進んでいくと墓地になっていた。境内に「東洋大学発祥之地」の碑(1987年(昭和62年)建立)がある。写真の2本の松の間に見える石碑がそれだ。1887年(明治20年)に井上円了がこの寺の一棟を借りて東洋大学の前身である哲学館を創立した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_220604106 X800 春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 8.春日局の墓塔 -1
墓地に入り右へ曲がると、左側に佐倉藩・堀田正俊の正室で稲葉正則の娘の墓、館山藩稲葉家分家の墓、右側には淀藩稲葉家の墓、春日局の孫である稲葉正則の正室・万菊の墓があった。そして、その正面が春日局の墓だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1250 ) 露出補正 なし
009_220604107 X800 春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 9.春日局の墓塔 -2
春日局(1579-1643年)の墓はの無縫塔だった。死後の世界からも政治を見通せるようにとの春日局の遺言に基づき、穴が穿って(ほじくって)ある。 門の左側に葵の紋、右側に「三」の紋がるが、この「三」は「折敷(おしき)に三文字」と呼ばれる春日局の夫、稲葉氏の家紋だそうだ。折敷とは四角形のとがった部分を削った形のことをいうのだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし
010_220604127 X800 〇春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 10.アゲハチョウ -1
サツキの花が咲いていた。そこにアゲハチョウがやってきた。夢中で吸蜜している。寄れたので、まずコンデジ(Canon G7X) を広角端にして撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_220604124 X800 〇春日局墓所 麟祥院 G7X.jpg 11.アゲハチョウ -2
別の個体が飛来して、サツキで吸蜜する。今度は望遠端の37mm(35mm版で100mm相当)にして撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし


000_IMG_X700 20220621_0003.jpg
「蝶・魅惑の昆虫」鳩山邦夫蝶類コレクション展示会ポスター
  展示企画:矢後勝也・遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館)引用

012_220604198 X800 鳩山郁夫コレクション 文京区教育センター G7X.jpg 12.鳩山邦夫さんのコレクション「蝶・魅惑の昆虫」展示
「麟祥院」を後に、 もう一度スマホで文京区教育センタの場所を確認する。少し行き過ぎていたようだ。着いたのは午後1時を過ぎていた。 さっそく、展示会場へ行く。失礼ながら想像していた以上に素晴らしい標本が並んでいた。解説のパネルも素晴らしい。主催者のご挨拶には、「今回の展示では、蝶に魅了されて長く研究を続けていた元文部大臣・鳩山邦夫氏(1948-2016)により採集・飼育され、東京大学総合研究博物館に寄贈された多くの蝶類標本とその業績に触れながら、翅の多様性を創り出した進化の軌跡のほか、分類、生態、行動、遺伝などの様々な蝶類研究を紹介します。また、蝶が教えてくれる近年の生態系破壊や地球温暖化、外来種などの環境問題について、自然との共生も見据えながら解説します。美麗で魅惑的な存在感を放つ蝶にひき込まれながら、科学的な好奇心や探求心を抱いてもらえれば幸いです。」と述べられていた。幼いお子さんとご一緒に熱心に展示されている標本をご覧になっているお母さんがおられた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO2000 ) 露出補正 なし
013_220604204 X800 鳩山郁夫コレクション 文京区教育センター G7X.jpg 13.オオウラギンヒョウモンの標本
オオウラギンヒョウモンの雌の標本がずらりと並ぶ標本箱があった。鳩山邦夫さんは飼育もされるので、これはたぶんその標本と思う。私の手元に、私が中学生時代の1956年8月23日に長野県の海ノ口牧場で採集した本種の雄と雌、そして雄の裏面と3体の標本が残っている。その日、牧場の草原に本種が沢山翔んでいて、10数頭は採集したことを覚えている。今はごく限られたところにしか生息しない絶滅危惧Ⅰ類である。日本で最も減少したチョウのひとつと言われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 31mm ISO2000 ) 露出補正 なし
014_220604204 X800 鳩山郁夫コレクション 文京区教育センター G7X.jpg 14.湯島天神 唐門
それほど広い会場ではなかったが小一時間、夢中になって「蝶・魅惑の昆虫」鳩山邦夫蝶類コレクションの展示を見た。会場を出て、方角を定めて、春日通りに出た。地下鉄の油島駅に向かって歩くと右手に湯島天神の鳥居が見えた。ここもお参りしていこうと思う。湯島天神入り口の交差点を渡って、唐門から境内に入った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_220604242 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 15.湯島天神唐門の門扉
唐門の門扉には、天神信仰で信徒とされる牛と、神紋の「加賀梅鉢紋」の浮彫彫刻がされていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_220604238 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 16.梅園
唐門を入って右側に緑濃い庭園があった。池や橋が配置され、婦系図 湯島の白梅の原作者である泉鏡花の筆塚がある。境内の約300本の梅木のうち約8割は白梅だそうだ。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_220604226 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 17.湯島天神 本殿
wikipediaにでは・・・湯島天神の社伝によれば、雄略天皇2年1月(西暦換算で458年)、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。この時をもって正式な創建とする説もある。当の湯島天満宮では西暦458年創建としているそうだ。徳川家康が江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には多くの学者・文人が訪れ崇敬を集める一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の1つ)になり庶民に親しまれた。明治5年近代社格制度において郷社に列し、明治18年に府社に昇格した。平成13年(2001年)、神社本庁の別表神社に指定された。平成12年(2000年)3月31日、「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称されている。新社殿は、ご本殿と、参拝する人のための拝殿が幣殿で結ばれている「権現造り」の建築様式で、日本古来の「木の文化」を象徴する純木造である。写真の拝殿の後ろに本殿がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_220604227 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 18.絵馬
古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているため受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れるが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている。牛に乗った菅原道真が描かれた絵馬(牛乗り天神)は、受験生たちに大人気。受験シーズンには、約3万枚の絵馬が奉納されると言われるが。奉納された絵馬はどうされるのかがちょっと気になった。私がいたことがある福岡の太宰府天満宮の場合は前の年の絵馬はおたきあげされ新年から新しいものに変わるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_220604245 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 19.拝殿と狛犬
拝殿の囲いの前には、両側に梅の木があり、それぞれ梅が彫られた立派な台座の上で狛犬が守っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
020_220604250 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 20.銅製表鳥居(都指定文化財)
拝殿を背に、境内をお茶の水方面へ行くと表鳥居がある。この鳥居は銅製で寛文7年(1667年)9月創建され、同11年修理した銘がある。下脚部にある唐獅子頭部の装飾は鳥居として特異なものだそうだ。数度の修理を重ねて維持されてきたが、都内に遺存する鋳造の鳥居としては時代も古く、製作も優秀なもので、昭和45年8月に東京都指定有形文化財に指定された。鳥居の様式は神明鳥居といわれるもので、横木が二重になり、反りをもって、柱が内側に傾いている。横木の上の方を笠木、下の方を島木といい、鳥居の大きさは、柱の下から上端についた台輪までの長さが3.88m、笠木上端の長さが6.81mだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_220604252 X800 湯島天満宮 G7X.jpg 21.夫婦坂
再び境内に入り、拝殿・本殿の脇にある末社の戸隠神社、笹塚稲荷にお参りして、夫婦坂の石段を切通坂と言われるは春日通りに下りた。帰路につく。そういえばまだ、昼食をとっていなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし


2018年12月 3日

奈良長谷寺 11月7日 高野山、奈良・長谷寺、室生寺と滋賀・湖東三山(3)

奈良日航ホテルのベットはとても寝心地が良かった。最近、普段は夜中に2度は目が覚めて、トイレに行くが、ここでは朝まで眼を覚ますことなく熟睡した。朝8時前にチェック・アウトして、JR奈良駅へ行く。切符は改めて買うことはなく、SUICAが使える。JR奈良線で桜井へ行き、そこで近鉄大阪線に乗り換え、長谷寺駅へ着いたのは9時半だった。
 長谷寺駅で下車したのは、我々2人だけだった。観光客が多い門前町を想像していたが、駅前も閑散としている。スーツ・ケースを預けようとしたが、駅前にあったコイン・ロッカーは小さくて入らない。駅前に戸が閉まった飲食店らしき店があり「大きな荷物預かります」と看板はあるが、呼んでも出てこない。近鉄の駅員は「預かれません」とつれない。仕方なく、ガラガラと引きながら長谷寺の参道へと歩き始める。それが下りの階段なのだ。長谷寺の参道へ出て、途中にあったシイタケを売っていたおばさんの店で、頼んでスーツ・ケースを預かってもらった。やがて石観音がある長谷寺の入り口に着いた。ここからまた、石段の参道を登る。スーツケースを預かってもらって助かった。
 朝早いためか参詣客は少ない。仁王門のところが参拝入山受付となっていた。たまたま、10月13日~12月2日の間、普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の内陣に入る事ができ、観音様のお御足に直接触れてお参り出来る「本尊大観音尊像秋季特別拝観」が出来るとのことで、この際、拝観することにした。残念ながら、写真撮影は禁止だった。
 長谷寺の参拝と紅葉を楽しんだ後、駅へ戻る途中で、荷物を受け取った。もちろん、シイタケを買って、店のおばさんにお礼を申し上げた。しかし、それから駅までの登りの階段は一苦労で、膝がガクガクになってしまった。
 長谷寺駅から次の目的地、室生寺の下車駅である室生寺大野は近鉄大阪線の2駅先である。

45.近鉄大阪線桜井駅
JR桜井線で桜井駅まで来て、近鉄大阪線の急行電車に乗り換えた。JR桜井線では観光客らしきご夫婦が何組かおられたが、ここで乗り換える人はほとんどいなかった。近鉄はさすが、JRを除いては日本最長の路線網を持つ大きな私鉄である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
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46.長谷寺駅 駅前
9時半ごろ長谷寺駅に着いた。ここで下車した観光客は私たちだけだった。駅前は土産物屋もなく、この石柱と案内板があるだけで、閑散としていた。休日は賑わうのだろうか。こちらに来る前の天気予報は芳しくなかったが、快晴となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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47.荷物を預かってもらった参道の店
はじめに記したように、駅前で預けることが出来なかったので、ここまでガラガラとスーツ・ケースを牽いてきた。かみさんが店の前で並べられていた干しシイタケを物色していると、その店のおばさんが出てきて「荷物預かりましょうか」と言ってくれた。ありがたかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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48.長谷寺参道
県道38号線が長谷寺の参道になっているが、長谷寺駅から石段を下りて県道38号線に出てから、さらに10分ほど歩く。ようやく左へ長谷寺の標識が出てきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO250 ) 露出補正 なし
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49.新聞販売店
「初瀬新聞舗」という新聞販売店の軒の上には、ご覧のような新聞各社の看板が並んでいた。全国紙5紙、スポーツ新聞5紙、そして地方紙が3紙が勢ぞろいしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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50.長谷寺入口
国道38号線を左に入ると長谷寺の入り口が見えた。石畳の先に見えるのが仁王門だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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51.普門院不動堂
普門院は、仁王門手前の右手(東側)にあった。普門院の不動堂は国の重要文化財に指定されている「木造不動明王坐像」が本尊として安置されている。この不動明王像は、今から約850年ほど前の平安時代平安時代後期のもので、興教大師(1095年~1144年)の作と伝えられている。永らく三輪明神 大神神社の供僧寺である平等寺に祀られていたが、明治時代初期の廃仏毀釈によって平等寺が廃寺となったため、1875年(明治8年)に普門院・不動堂の本尊として迎えられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
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52.仁王門 参拝入山受付
仁王門が参拝受付になっている。「本尊大観音尊像秋季特別拝観」の看板が立っていた。滅多にないことだと思い、入山料と別に1000円お支払いしてこの特別拝観券を求めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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53.仁王門の扁額
仁王門は長谷寺の総門であり、三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門である。両脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置する。現在の建物は明治27年(1894年)に再建された。「長谷寺」額字は、後陽成天皇の御宸筆といわれる。仁王門は平成27年11月から保存修理が続いていたが、平成29年3月に終わっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO640 ) 露出補正 なし
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54.仁王門から参道を振り返る
下の左側に見える、いま通ってきた長谷寺の入り口は総受付と呼ばれるが、参拝者の休憩所として使われ、山内の火事除けのため、「秋葉権現」が祀られている。総受付の脇に石観音が祀られている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100) 露出補正 なし
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55.登廊(のぼりろう)
仁王門の先、さらに本堂に向け登っていくが、その登りは登廊と呼ばれる。重要文化財で、平安時代の長歴3年(1039年)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、399段、上中下の三廊に分かれてる。下、中廊は明治27年(1894年)再建で、風雅な長谷型の灯籠を吊るしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO1250) 露出補正 -0.7段
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56.桜咲く
登楼を繋屋で右に折れ、さらに蔵王堂で左に折れ、登り切ったところの左側に三百余社があった。江戸時代前期の慶安3年(1650年)に造られた一間社春日造、銅板葺きの建物である。昭和61年(1986年)12月20日に国の重要文化財に指定されている。その三百余社の前で桜の花が咲いていた。この時期に花が咲く品種なのだろうか、それとも、今年の気候異常で狂い咲きしたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125) 露出補正 -0.7段
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57.長谷寺本堂 国宝
初瀬山の中腹に大伽藍が広がっている。その境内の最奥部、本尊の十一面観音立像を祀る本堂は、江戸時代前期に幕府によって建てられた、巨大な懸造(かけづくり)の仏堂である。懸造とは、斜面の上に長い束柱を立て、その上に堂宇を築く様式の事で、舞台造とも呼ばれている。この長谷寺本堂は、江戸時代前期に建てられた建造物の中でも完成度が極めて高く、徳川幕府が建造した大規模仏堂の代表例でもあり、2004年国宝に指定された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO125) 露出補正 -0.3段
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58.本堂外陣 -1
舞台造、懸造とも称される長谷寺の本堂は国宝に指定されている。長谷寺本堂は、十一面観音を安置する内陣(正堂)と外陣(礼堂)、内陣と外陣をつなぐ相の間、そして絶景の広がる舞台で構成されている。本堂東側からみると、外陣内舞台の向こうに賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像が見える。その向こうの額縁のような外の景色が鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO500) 露出補正 -1.0段
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59.本堂外陣 -2
外陣(礼堂) には大きな長谷型提灯が吊るされるている。いろいろな額が掲げられていた。寄進されたものなのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO2000) 露出補正 なし
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60.本堂外陣 -3
外陣の奥、内舞台に 賓頭盧尊者の像がある。賓頭盧尊(びんずるそん)は釈迦の弟子で通称「おびんずるさま」と呼ばれる「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれる。お釈迦様が在世のころ、特別の神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を世の人々に自由自在に誇示して見せたので、お釈迦様がお怒りになって、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命令されたという。お釈迦様の言葉を守り、今に至っても人々を救う菩薩である。賓頭盧尊者の像は各地のお寺でみることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400) 露出補正 -2.0段
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61.本堂外陣 -4
本堂外陣の天井には、江戸時代からの奉納品数々、絵馬(武者絵)が飾られている。江戸時代の観音菩薩信仰が盛んだった名残だろうといわれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO3200) 露出補正 なし
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62.本堂の舞台からの眺め
本堂は斜面の上に長い束柱を立て、その上に堂宇を築く様式の舞台造であるが、その舞台からの眺めは素晴らしかった。今回は周らなかったがここから右回りに下りていくと、本長谷寺、五重塔、奥の院、本坊がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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63.長谷寺本堂正面
現在の長谷寺本堂は、急斜面を正面にして、初瀬の里を望むように建っている。屋根は一重の入母屋造だが、こちらは妻入であり、妻面が正面を向いている。さらに、礼堂(外陣)の屋根の左右には千鳥破風が備えられ、その屋根は極めて複雑な形状を作り出している。懸造になっているのは礼堂の部分で、礼堂の前に設けられた舞台と共に、空中に張り出すように建てられている。長谷寺の本堂(礼堂)正面に掲げられれている扁額には「大悲閣」と大書きされている。「大きな悲しみ」ではなく、この「悲」は観音菩薩の「慈悲」からきているとのこと。このあと、本堂東側から「本尊大観音尊像秋季特別拝観」で内陣(正堂)に入り、本尊十一面観世音菩薩像を拝観した。それは近江の国高島から来た楠の霊木をもちいて3日間で造り上げたといわれ、我が国で最も大きな、高さ10m余りの木造の観音像で、その堂々とした姿は全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を示す。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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64.五重塔遠望
本堂の舞台から、五重塔が遠望できた。この五重塔は比較的新しいようだ。昭和29年(1954年)、戦後日本に初めて建てられた桧皮葺、高さ 31.39mの五重塔で、昭和の名塔と呼ばれている。純和様式の整った形の塔で、塔身の丹色と相輪の金色、軽快な檜皮葺屋根の褐色は、背景とよく調和し、光彩を放っている。歩き惜しみをして、そこへは行かなかったが、今思うと行けばよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO320) 露出補正 -0.7段
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65.開山堂
本堂の西側の石段を下りたところに開山堂があった。開山堂は、長谷寺を開山した徳道上人を祀るお堂である。徳道上人は、奈良時代の高僧で、神亀4年(727年)に聖武天皇の勅願により、東の丘(現在の本堂のある場所)に本尊十一面観世音菩薩を安置し長谷寺を開山したとされているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100) 露出補正 -0.3段
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66.登廊 繋屋
ここは仁王門から登廊を上がってきて、右へ曲がる角のところだ。つまり、下登廊と中登廊の接続部(屈折部)にある建物である。この繋屋は、明治22年(1889年)に再建されたもので、桁行1間、梁間1間、一重、切妻造、桟瓦葺きである。昭和61年(1986年)12月20日に国の重要文化財に指定された。屋根にかかる紅葉が陽を浴びて輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO250) 露出補正 -0.3段
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67.長谷寺参道の家並み
一昨年、岐阜県犬山城の門前町で見たむくり屋根の商家と似ている。町人が武士を見下ろしてはならないとのことで、江戸時代の町屋は、物置などに利用された2階部分は低く造られていて、通気・明り取りには虫籠窓(むしこまど)が設けられていたようである。県道38号沿いには、こんな建て方の家が何軒も残っていた。こうして、干しシイタケを買って、スーツ・ケースを受け取り、階段を上がって長谷寺駅へ戻ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 35mm ISO1000) 露出補正 -0.3段
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2017年6月 7日

人形町・水天宮・門前仲町 5月16日

あれは東日本大震災の年だったと思う。古希を迎えた小学校の同級生で、クラス会を行った折に、これからは半年に一度は会う機会を作ろうかということにして、もう、5年が過ぎた。前回集まった時に、次回は人形町の「玉ひで」さんの親子丼を食べたいとの意見が出た。私も以前に2~3回並んで順番を待って「玉ひで」の親子丼を食べたことがある。しかし、まとまって座って、ちょっとゆっくりしたいとなると、並んで待って、食べ終わったらすぐ出るというのでは落ち着かない。「親子昼膳」を予約して席を確保することにした。
 いつものクラス会は8名~10名くらい集まるのだが、今回は参加者が6人と少なかった。しかもひとりが日にちを勘違いしてドタキャンになった。幸いキャンセル料は勘弁していただいたが・・・
  食後の腹ごなし散策のこともあるので、私は少し早めに行って、人形町界隈を歩いてみることにした。横浜から人形町へは京浜急行、都営地下鉄浅草線直通で乗り換えなしで行けた。
 人形町駅で下車、まず、久松町の方へ歩いてみる。そこから浜町へ。甘酒横丁を通って、人形町へ戻ってきて、クラスメートと落ち合った。
 「玉ひで」さんでは、江戸の古地図の屏風が置かれた落ち着いた椅子席に案内された。親子丼は旨かった。
 「玉ひで」を出て、安産はもう関係ないが、まず水天宮へお参りした。すっかり新しくなっている。
 男3人、女2人の一行は、水天宮から地下鉄半蔵門線に乗って清澄白河で都営大江戸線に乗り換え門前仲町へ。深川不動堂、富岡八幡宮にお参りし、喫茶店でしばし話に花を咲かせた後、次回の約束をして解散となった。

1.明治座
人形町から久松町へ出て、久松町の交差点を右に曲がり、清州通り進むと、こののぼりが見えてきた。明治座だ。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/320秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.新しくなった明治座
​明治座がこのビルに入ったのは1993年だ。wikipediaによると、​明治時代からの長い歴史を持つ「日本橋明治座」は、「銀座歌舞伎座」「新橋演舞場」「お堀端帝劇」などとともに、東京を代表する劇場として親しまれてきた。​1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で焼失した明治座は、その残骸をむき出しのまま放置されていたが、地元有志の間で明治座復興の気運が盛り上がり、​​​​​​再建され​​​​​​1950年(昭和25年)11月30日に開場に漕ぎ着けた。1993年には、再開発で建て替えた賃貸オフィスビルの浜町センタービル低層階を占める形となっている。​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.玉ひで
明治座から甘酒横丁を人形町方面に戻る。5月21日、TV番組の「路線バスの旅」で徳光和夫さん、伍代夏子さん、田中律子さんが、この通りを歩いていた。人形町通りを渡って少し行くと、この日親子丼を食べる「玉ひで」さんだ。予約をしておいたので、落ち着いた部屋の椅子席で「親子昼膳」を食べながらのひと時を過ごした。旨かった。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.1 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.水天宮
「玉ひで」を出て、まず、水天宮にお参りする。水天宮も新しくなっている。wikipediaによれば、江戸鎮座200年記念事業として社殿の建て替えを行った。それに伴い、平成25年(2013年)3月1日から平成28年(2016年)4月7日までの間は、日本橋浜町の明治座そばに仮宮(位置)が設けられていた。これは少なくとも、昭和40年代初期に嵩(かさ)上げ工事をして二階建てとなって以来、ほぼ半世紀ぶりの遷座である。平成28年4月8日より新社殿への参拝者の受け入れを開始したとある。このコンクリートの階段がいわば参道なのだろう。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.​5​​​​​​​ 1/80秒 ​6​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5​.水天宮新社殿​
白木を基調とした神社建築様式を取り入れ​​​られている​​​。また代々受け継がれている伝統文化の錺金具や彫刻等も施されている​​​。免震構造など最新技術を用い、古きよきものと新しきものを取り入れた、時代に即した社殿という。安産、​子授けはもはや関係ないがお参りをした。ここが、福岡勤務時代に訪れたことがある福岡県久留米市の久留米水天宮の分社とは知らなかった。​​​​​​​​​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​7​​​​​​​ 1/400秒 ​7​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.水天宮 子宝犬
周囲を取り巻く十二支のうち自分の干支を撫でると安産、子授け、無事成長など様々なご利益があるのだそうだ。​​​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​7​​​​​​​ 1/320秒 ​7​mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.深川不動堂入り口
水天宮前から地下鉄半蔵門線(東京メトロ)に一駅乗り、清澄白河で都営大江戸線に乗り換え、また一駅乗って門前仲町で下車した。永代通りの朱塗りの門を入ると深川不動堂の参道だ。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​1​​​​​​​ 1/640秒 ​4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.深川不動堂 旧本堂とわらじ願掛け
深川不動堂は、真言宗智山派の寺院であり、千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院である。正面に見えるのは旧本堂で、前本堂が東京大空襲で焼失した後、千葉県本埜村(現・印西市)の龍腹寺の堂(文久3年・1863年建立)を移築して本堂としたもので、昭和25年(1950年)に移築が完了、翌年に落慶法要が営まれている。旧本堂の西側(写真では左側)にある外壁に梵字(不動明王真言)を散りばめてある建物が現在の本堂で、開創310年を期に平成23年(2011年)に完成したそうだ。境内に足を踏み入れて目立つのは巨大なわらじだ。​​​​​​​​​​これには願かけの絵馬やわらじが無数にぶら下げられていた。​​​​​​​この巨大なわらじは本堂に登る​石段​​​​​​の両側にあり大変目立​​​​​​​​​​​つ。靴を脱いで旧本堂に​​​上がって、およそ10,000体のクリスタル五輪塔が祀られている「祈りの廻廊」、4階にある天井画「大日如来蓮池図」、そして本堂で行われていた護摩行を見学した。​​​​​​​​​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​7​​​​​​​ 1/500秒 ​7mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.深川開運出世稲荷
境内に成田山開運出世稲荷の分霊である稲荷社があった。「荼枳尼天尊」の扁額がかかっている。よく判らないが、狐が玉のようなものを咥えている。反対側の狐も何かを咥えている。狛犬と同様に社殿に向かって右(上座)が口を開いた「阿(あ)」であり、左(下座)が口を閉じた「吽(うん)」と言われるがここのは左右同じように見える。稲荷神社の狐は玉のほかにも鍵や鎌や稲穂を咥えた狐もいて、いくつかのバリエーションがあるようだ。 ​​​​​​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​1​​​​​​​ 1/​640​​​​秒 ​4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.富岡八幡宮 分社
深川不動堂を出て左へ行き、富岡八幡宮の鳥居をくぐって境内に入る。その左手にひっそりとこの分社があった。左から、富士浅間社、金刀比羅社、大黒社、恵比寿社、鹿島神社、大島神社とある。正面から入るとここは境内の一番奥になる。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​3​​​​​​​ 1/​160​​​​秒 ​5mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.富岡八幡宮 本殿
本殿は改修中だった。本年例大祭までを完成目標として、外壁等の塗り替えを中心に、本殿、南参道鳥居、西参道鳥居の修繕工事が行われていた。​​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.4​​​​​​​​ 1/​250​​​​秒 ​12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12​.日本一の御神輿
一の宮神輿と二の宮神輿があるが、この一の宮神輿の方が大きい。​​​​​説明板などによると、富岡八幡宮にはもともと、江戸、元禄時代に深川に屋敷があった紀伊国屋文左衛門​​より、三社託宣に因み、八幡造り、神明造り、春日造りの三基三様の神輿が奉納され、みこし深川と言われてきたが、大正12年の関東大震災で惜しくもそのすべてを焼失した。長い年月、宮神輿がなかったが平成になり、昔に優るとも劣らない豪華なお御神輿が復活した。日本最大の神輿と言われている高さ4.4メートル重さ4.5トン、随所に純金・宝石が散りばめられた絢爛豪華な一の宮神輿が平成3年(1991年)に奉納された。神輿の最上部の鳳凰や中段の狛犬のダイヤモンドの目は光り輝いており、非常に豪華な作りになっている。一の宮神輿は非常に大きすぎて担ぐ事が出来ないということで、1997年(平成9年)に、この一の宮神輿の右側に置かれている二の宮御輿が作られ御本社祭りの際担がれる様になった。こちらは一回り小さいが、それでも高さ3.3メートル重量2トンもある。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.1​​​​​​​​ 1/​60​​​​秒 ​4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.木場の木遣りの碑
富岡八幡宮の正面まで来た。大関力士碑があり、横綱力士碑は本殿の横にあるとあったので、先にそちらを見に行こうと東参道へ入るとこの木遣りの碑(角乗り碑)があった。「木場の木遣り」の発祥は古く、現存の文献によれば、既に慶長初期の昔に行れている。当時、幕府のお船手の指図で、伊勢神宮の改築用材を五十鈴川より木遣りの掛け声で水揚げをした、とある。元来、神社仏閣の鳥居や大柄な用材を納める場合には木場木遣り特有の「納め木遣り」が用いられ、保存会により今日に伝えられている。元禄の始めには、武家屋敷の並ぶ両国の七つ谷の倉の間部河岸という所で3代将軍家光公に筏の小流し(さながし、筏組)、角乗り、木遣りをご覧に入れ、以後年中行事となった。この時、川並みという言葉が発祥したと伝えられる。 江戸の昔より正月2日から7日に掛け木遣りにて初曳きし、材木屋さんに売り捌くのを年中行事としていた。これはブログ「東京都江東区の歴史」より引用させていただいた。また、「東京ぐるり」というブログを見ると、木材の町「木場」は、江戸時代より昭和50年「新木場」に移転するまで約270年間木材産業の町として栄えた。江戸材木置場は、寛永18年(1641年)、明暦3年(1657年)の大火後、永代島に集中移転し木場と称した。元禄14年(1701年)現在の木場に移転以来270年間、木場は繁栄を続けた。昭和51年夏までに大半の材木業者が夢の島の新木場に移転したとあった。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.1​ ​​ ​1/60秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
1​4.七渡神社
弁天池の真ん中の道の向こうに七渡神社がある。立てられれていた説明板には、「七渡神社は八幡宮御創建以前よりお祀りされ、八幡様の地主神として七渡弁天さまと尊ばれて参りました。あわせてお祀りされる粟島神社は女性の守り神として2月8日に献針祭(針供養)が行われます。」と記されていた。​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​3​​​​​​​ ​1/​8​0秒 ​5​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.横綱力士碑
目当ての「横綱力士碑」は改修中の本殿の東側にあった。富岡八幡宮のホームページによると、富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地として有名である。江戸時代の相撲興業は京・大阪から始まるが、 トラブルが多くしばしば禁令が出た。その後禁令が緩み、貞享元年(1684)幕府より春と秋の2場所の勧進相撲が許された。その地こそがこの富岡八幡宮の境内だった。以降、約100年間にわたって本場所が境内にて行われ、その間に定期興行制や番付制が確立されたそうだ。そののち本場所は、本所回向院に移っていくが、その基礎は富岡八幡宮において築かれ、現在の大相撲へと繋がっている。明治33年、第12代横綱陣幕久五郎を発起人に歴代横綱を顕彰する碑がここに建立された。そして新横綱誕生時には相撲協会立会いのもと刻名式が行われ、新横綱の土俵入りが奉納される。また両側には伊藤博文、山県有朋、大隈重信といった賛同者の名が刻まれており、広く各界から協賛を得て建立されたことを物語っている。

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​3​​​​​​​ ​1/​8​0秒 ​5​mm ISO100 ) 露出補正 なし
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16.大関力士碑
こちらは富岡八幡宮の正面、大鳥居をくぐってすぐ右手に歴代大関を顕彰するために建立された 「大関力士碑」がある。この碑は明治の頃に、9代目市川団十郎と5代目尾上菊五郎により寄進されていた2基の仙台石を活用し、初代大関雪見山から2014年3月に引退した琴欧州まで歴代大関114名の四股名が彫り込まれている。(大関に在った力士が引退した時にその四股名が彫り込まれるとのこと) ​

​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.​1​​​​​​​ ​1/​8​0秒 ​4​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
1​7.スカイツリー
富岡八幡宮のお参りの後、喫茶店でしばし昔話を楽しんだ後、クラス会は解散になった。みんなは門前仲町から地下鉄に乗ったが、私は人形町まで歩くことにした。永代通りを永代橋に向け歩く。途中、福島橋から右手に御船橋、緑橋、そしてその向こうにスカイツリーが見えた。​

​​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6​​​​​​​ ​1/​125秒 3​4​mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.永代橋
墨田川にかかる大きな永代橋を渡る。永代橋は、元禄年間に「深川の大渡し」に代わって架けられ、佐賀町付近(現在の佐賀一丁目付近)が昔、永代島と呼ばれていたため、永代橋と名付けらた。現在の橋は、1926年に架けられたもの。1897年に、道路橋としては日本で初めて鉄が使用されたが、床が木製だったため関東大震災で焼損し、震災復興橋として現在の姿となったそうだ。

​​​​​​​​ Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6​​​​​​​ ​1/​125秒 3​4​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.佃島タワー・マンション群
永代橋の左側(南側)には、墨田川の向こう、佃島エリアの高層マンション群が聳える。高層マンションは8棟あり、大川端リバーシティ21と呼ばれている。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​​​​​​​ ​1/​125秒 ​22​​​​​​​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.人形町からくり櫓
永代通りを新川1丁目で右に曲がり、湊橋を渡って、東京シティ・エア・ターミナルに出た。そこを左に水天宮の方へ進む。そして人形町通りを人形町交差点へと進む。その人形町通りに「人形町からくり櫓」があった。時間になると人形たちが生き生きと動き出し、道行く人々の目を釘付けにするという。こちらは「江戸落語からくり櫓」で、道の反対側には「江戸火消しからくり櫓」があった。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.7​​​​​​​ ​1/​125秒 ​7​​​​​​​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.鉄造菩薩頭
この寺は大観音寺という。鎌倉の新清水寺にあった鋳鉄製の観音像が鎌倉時代に火災に遭い、後に頭部のみが掘り出され、その後鶴岡八幡宮に安置されていたが、神仏分離令により現在の大観音寺に遷座となったそうだ。それが明治9年のことで、安置されているここ大観音寺は明治13年に建立された。鉄造菩薩頭は関東に現存する中世に造立されたものの中でも特に優れていることから、昭和47年に東京都有形文化財に指定された、といったことが中央区教育委員会の立て札に記されていた。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.7​​​​​​​ ​1/​30秒 ​7​​​​​​​​mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2017年2月19日

帷子川の鳥たちが少ない 1月4日、1月10日、2月8日

ブログの上ではやっと年が明けた。と言っても特にイベントがあったわけではない。近所のスーパーや郵便局などへ出かける時に、P610を携えていき、帷子川に来ている鳥たちを撮ったりしていた。
 今年は帷子川に飛来する渡り鳥たちの種類も数も少ないように思う。キンクロハジロ、ホシハジロなどいるにはいるのだが、数が少なく、オナガガモはその姿を見ることがほとんどない。そんな中で撮った写真だ。

1.神明社 1月4日
今年の正月三が日はほかに出かける予定があって、毎年恒例の氏神様への初詣をさぼってしまった。やっと4日に橘樹神社、神明社にお参りした。4日の神明社はそれほど参拝者が多くなかった。そろそろ受験シーズンだ。おみくじを引いて、絵馬に志望校を書いて掲げている受験生らしき姿が見える。。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/320秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ユリカモメ 1月4日
ユリカモメも渡り鳥だ。越冬のために日本より北の国から渡ってきて、冬を日本で過ごし、冬が終わると再び繁殖のために北の国に渡って行く鳥だそうだ。近年、帷子川でユリカモメの数が多くなっているように思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 179mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ハクセキレイ 1月4日
帷子川の岸の石畳ではハクセキレイを良く見る。英名では、この仲間のタイリクハクセキレイ各亜種を総称して "White Wagtail" と呼ばれるというが、その名の通り、いつも尻尾を上下に揺り動かしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/500秒 161mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.キンクロハジロ 1月10日
常盤橋のあたりにはいつもキンクロハジロが多くいるが、今年はとても少ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 179mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.ユリカモメたち 1月10日
相鉄線の天王町駅から松原商店街へ抜ける道にかかる帷子橋にはユリカモメが多く集まっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/1250秒 164mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.ユリカモメ 1月10日
ユリカモメだけは多くいた。暖かそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/1000秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.10月桜 1月10日
ジュウガツザクラと思う。神明社の参道に入る手前の耕地整理竣工記念碑の傍で咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO220​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ホシハジロ 2月8日
常盤橋と愛染橋の間にホシハジロが5~6羽いた。時々水に潜っては何かくわえて上がってくる。肉眼では何をくわえているのかわからなかったが、あとで画像を見ると水草だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.セグロカモメ 2月8日
ユリカモメたちに混ざって、ユリカモメより一回り大きいセグロカモメが1羽だけいた。セグロカモメも日本には冬鳥として渡来するという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/640秒 98mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2017年2月12日

神戸と有馬温泉(3) 旧居留地と生田神社 12月26日

翌26日は、朝8時にホテルをチェック・アウトし、荷物を預かってもらって、元町駅から海側の南東の方向にある旧居留地を歩いてみることにする。すでに開催が終わってしまった神戸ルミナリエの会場の方角だ。
  旧居留地を見たあとは、神戸市立博物館を左に折れて、JRのガードをくぐってやや山側にある生田神社へ向かう。生田神社は「いくたロード」という商店街の先にあった。 10時過ぎに元町商店街まで戻り、老舗のコーヒー店でコーヒーを飲んだりしながら、昨日行った神戸風月堂でゴーフルや和菓子を買って、ホテルに戻り、荷物を受け取って、三宮へ行く。

旧居留地

安政5年(1858年)に幕府が諸外国と結んだ日米修好通商条約により、日本は長年に及んだ江戸幕府の鎖国政策に終止符を打ち、横浜・長崎・函館・新潟・兵庫(神戸)の5港を開港することになった。神戸旧居留地の歴史は、この時、はじまったといる。明治27年(1894年)日英通商航海条約が締結され、明治32年(1899年)7月17日午前10時、居留地返還式が執り行われ、居留地は日本政府に返還された。(神戸旧居留地オフィシャルサイト) 初めて訪れるところだが、1980年代までは、「老朽化した古いビルのオフィス街」という認識であったそうだが、1988年にはじまった旧神戸商工会議所ビルの保存運動が街再生のきっかけとなり、今では「最も神戸らしい洗練された街」として活況を呈するようになった。1992年に国土交通省の都市景観100選に選定されている。

47.神戸大丸百貨店
朝8時30分過ぎ、まだ、街はひっそりとしている。ホテルを出てメリケンロードを元町駅と反対側に海の方へ進むと、大丸百貨店があった。もちろんまだシャッターは閉まっているが立派な店だ。大丸神戸店は1913年(大正2年)に開業し、1927年(昭和2年)にこの地に移転してきたそうだ。阪神・淡路大震災で被災したが、2年後の1997年に復興グランド・オープンした。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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48.元町商店街入口
朝の元町商店街アーケードの入り口だ。ここから1番街が始まる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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49.旧居留地38番館 -1​​
この歴史的建物の名称にある「38」という数字は、外国人居留地時代の区画番号を意味する。 大丸(現大丸松坂屋百貨店)が所有し、北側と西側に隣接する大丸神戸店の倉庫として使われていた。現在では、建築の価値を生かして店舗の一部として用いられている。1980年代、旧居留地が「最も神戸らしい街」に再生するきっかけとなる象徴的な建物の一つでもある。(wikipedia)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO280​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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50.旧居留地38番館 -2
38番館を正面に廻ってみた。「HERMES」の文字が見える。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO380​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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51.海岸ビル​​
大丸の東側をまっすぐ海岸通りに出た。この建物は旧三井物産神戸支店として1918年に建てられたそうだ。現在の建物は阪神・淡路大震災後に解体、再建されものだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO2​5​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5​2.商船三井ビルディング​​​​
関西で数々の近代建築を手がけた渡辺節の設計により、旧大阪商船神戸支店として1992年に建てられた。年代を感じさせる手動エレベータが今も貨物用として活躍しているそうだ。(みなと元町タウン協議会発行「港町の歴史を歩く地図」参照)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 24mm ISO2​0​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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53.チャータードビル
ロンドンを本拠とする世界第5位の銀行・金融グループ・スタンダードチャータード銀行の前身であるチャータード銀行の神戸支店として1938年に建てられた。大理石をふんだんに使った豪華な造りや、南西と南東にあるレトロな回転ドアが歴史を物語る。(みなと元町タウン協議会発行「港町の歴史を歩く地図」参照) ​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 32mm ISO3​2​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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54.15番館​​
旧アメリカ合衆国領事館。旧居留地に唯一現存する居留地時代(1868年~1899年)の建築物で、国の重要文化財にも指定されており、当時の街区境界の煉瓦塀や石柱などとともに保存されている。1995年の阪神・淡路大震災において全壊してしまったが、元の建材で明治時代の建築技術および最新の免震技術を導入した復元工事が行われて1998年に完成した。(wikipedia) 中は「TOOTH TOOTH maison15th」というレストランになっていて、先日TV番組でも紹介されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 32mm ISO22​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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55.「おしくらまんじゅう」
15番館の横に小さな広場があり、そこになぜか稲荷大明神の赤い鳥居と小さなお社があって、その前にこの「おしくらまんじゅう」と題した彫刻があった。1990年 山口克昭 作 となっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO40​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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56.旧外国人居留地下水渠
15番館と神戸市立博物館との間に、日本最古の近代下水道である「旧神戸居留地煉瓦造下水道」(工事期間1868年 - 1872年)の遺構(国の登録有形文化財)が展示されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO50​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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57.高級ブランドショップ街​​
もともとはオフィス街であり、落ち着いた街であるこの辺りには、ディオール、プラダ、ルイビィトン、ブルックス・ブラザース、エルメス、セリーヌ、グッチ、ジョルジオアルマーニ・・・などなど、多くの有名店が出店している。ビルの中のテナントではなく道路に面した店(路面店舗)が多い。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO100​​​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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生田神社

58.いくたロード
旧居留地北側の三宮中央通りを起点に延長約400メートルの参道であるいくたロード商店街を北に向かって進むと生田神社の鳥居、社殿が見えてきた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250​秒 185mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
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59.楼門​​
生田宮の扁額がかかった立派な楼門だ。境内南側にあり神社の正面玄関にあたる。一方、東門街の由来となった東門は文字通り東側にある比較的小さめの門である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
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60.巫女さん
​​ 楼門左側の受付では、巫女さんが健康のお守り、交通安全のお守りなど、いろいろなお守りを販売していた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 300mm ISO1100 ​) 露出補正​ ​なし
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61.拝殿​​
​​ 拝殿の前には今年の干支である「酉」の絵が描かれた大きな絵馬が据えられていた。正月の準備だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 24mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
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62.本殿​​
​​​​ 本殿の前には進めないが、拝殿から本殿をお参りすることができる。神様を近くで正面から撮るのはご法度である。少し斜めから撮らせていただいた。生田神社のホームページによると、祀られているのは、伊勢神宮内宮にお祀りされる天照大神の和魂(にぎみたま)あるいは妹神と伝えられ、稚くみずみずしい日の女神様であり、物を生み育て万物の成長をご加護する神様として、ご崇敬を集めているとあった。拝殿の中では正月の準備がされていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1100 ​) 露出補正​ ​なし
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63.生田の池
​​​​ 拝殿の左側を行くと池があった。白い水鳥が寄ってきたが、アヒルだろうか?顔が灰褐色なのが気になる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 86mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
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64.生田の池 句碑
​​​​​​ 生田の池に市杵島神社があるが、その横に昨年4月亡くなられたひいらぎ会主宰で日本俳人協会顧問の小路紫峡氏と奥様の智壽子氏の句碑があった。私は俳句は不調法である。噴水のしぶき天衣の舞うごとく(紫峡) 雛顔したる巫女たち初神楽(智壽子)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO800 ​) 露出補正​ ​なし
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65.戸隠神社​​
​​​​​​ 社殿の後が生田の森になっている。少し左に行ったところの戸隠神社があった。祭神は手力男命(たじからおのみこと)。生田神社は10世紀から存在していたことが分かっている由緒ある神社といわれる。昔、洪水で流されそうになったときに一面に茂らせていた松がまったく役に立たなかったことから松を嫌い、生田の森にも松は一本もなく、今でも正月には「門松」の代わりに「杉飾り」を立てているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO720 ​) 露出補正​ ​なし
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66.本殿の裏​​​​
​​​​​​ 生田の森と本殿との間の静かな道を歩く。カエデの葉が少し残っていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 102mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.生田稲荷大明神
​​​​​​ 本殿の裏を商売繁盛の神という蛭子神社の前を東の方へ進むと稲荷神社があった。祭神は稲倉魂命(うがのみたまのみこと)。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO1400 ​) 露出補正​ ​なし
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68.正月の準備
​​​​​​ この日は12月26日である。楼門から拝殿への参道では正月の準備がされていた。2009年度警察庁発表によれば、生田神社の正月三が日の初詣参拝者はおおよそ155万人で全国第8位だそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 31mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.箙(えびら)の梅
​​​​​​​​ 生田神社には有名な箙の梅があると聞いていたが、場所が判らなかったので受付の巫女さんに尋ねたところ、楼門の西側にあると教えてくれた。寿永3年(1184)の源平生田の森の合戦で、梶原景季(かじわらかげすえ)が梅の枝を箙(矢を入れて携帯する道具)に差して戦った故事で、ここにそのに遺跡があり、能や浄瑠璃の題材となったという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 24mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
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70.西門
​​​​​​​​ 午前10時になった。そろそろ元町へ戻ろう。元町商店街もオープンしているだろう。生田神社の西門から出る。ここも正月のしめ飾りの準備がされていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
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71.何処にいるのだろう?
​​​​​​​​ いくたロードを戻ってJRのガードをくぐり、三宮センター街を抜けて、三宮中央通りを右へ、元町商店街入り口を目指す。途中、道路の反対側にこんな建物が並んでいた。まるでヨーロッパのどこかの古い町にいるようだ。ネットで探ってみると、このビルはアパレル大手のワールドが2005年から運営してきた商業施設メディテラスといういわばファッションビルだが、昨年3月で閉店となったようだ。ワールドは一昨年(2016年)メディテラスをパルコに売却。取得したパルコは商業施設「三宮ゼロゲート」を建設する計画を表明しており、神戸進出を計画しているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 35mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。

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2016年12月 6日

帷子川沿いに紅葉を探しに 11月20日

この日は日曜日。朝からまあまあ、お日様が顔を出す天気だった。天気予報によるとこれからしばらく晴れマークの付く日がない。3時に散髪の予約を入れていたが、それまで1時間ほど帷子川沿いの紅葉を撮ろうとカメラを持って家を出た。
帷子川河畔、毎年正月にお参りに行く神明社、橘樹神社、そして野村不動産の横浜ビジネスパークを歩いたが、普段とは違う趣があった。

1.桜の紅葉
帷子川の常盤橋のあたり、ここには桜の木が何本かあり、春にはいっぱい花をつけて川にかかる。その桜の葉が赤く紅葉していた。秋にも楽しませてくれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/150秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.横浜ビジネスパークの脇の黄葉
常盤橋を渡って、相鉄線の踏切を超えて野村不動産の横浜ビジネスパークの脇に出る。ここもよく散歩に来るところだ。横浜ビジネスパークにはイタリアン、うどん・蕎麦などの食堂もあるので昼飯にしばしば利用する。これは欅の木だろうか、陽の光を受けてきれいだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.神明社
そのまままっすぐ進み、バス通り(大門通り)を渡って、毎年初詣でお参りする神明社の駐車場側から境内に入った。人形流しのところにミミジが1本植えられていて深紅に紅葉していた。人形は「ひとがた」と読み、人形流しは知らず知らずのうちに犯した罪や、積もり積もった心身のけがれを取り除くための儀式とのこと。人形の形をした紙で身体の悪いところを撫で、息を吹きかけ、人の罪、汚れを付着させた人形を清流に流す。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.七五三
11月15日は七五三 だ。お嬢ちゃんに着物を着せたご夫婦が二組、拝殿の前で写真を撮っていた。この日は11月20日の日曜日、多分15日には仕事や学校で来られなかったので、この日に来られたのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​20​0秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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​5.神明社参道のモミジ
社殿を背に振り返ると参道がまっすぐに伸びる。左側に社務所があり、そこにあるに1本のモミジが見ごろになっていた。初詣の時は鳥居から入って参道を社殿に進むが、こんなところにモミジがあるとは気が付かなかった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.5​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 13mm I​SO200​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.7段​​​
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6.モミジと銀杏
参道の方から見た社務所のモミジとお社の奥にあるイチョウの黄色が鮮やか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 21mm I​SO200​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.7段
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7.水神社のモミジと社殿
先に見てきた境内に15ある末社の一つである人形流しの水神社のモミジと社殿。​​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 1​4​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
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8.横浜ビジネスパーク イーストタワー
参道を歩いて神明社の鳥居からバス通りへ出た。バス通りの向こう側に横浜ビジネスパークのイーストタワーが聳える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 2​4​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​1.0段
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9.横浜ビジネスパーク側から
前の写真で見た紅葉した木を、バス通りを渡ってビジネスパーク側から撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 2​2​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
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10.ドウダンツツジ
ドウダンツツジ(灯台躑躅)も赤く染まっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​50秒 29​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
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11.サイ
横浜ビジネスパークには横浜ガレリアと称するここで働く人々はもちろん訪れる人々すべてにゆとりや潤いを与える本格的アートギャラリーがある。この作品は安藤泉 作「犀2」。鍛造といって、金属板をたたいて面や線をつくりだした作品。サイボーグやロボットのような質感がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​100秒 23​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 なし
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12.ビルと黄葉と彫刻
左下に配した彫刻は1990年ユルゲン ゲーツのテレパーティーという作品。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 23​​​mm I​SO160​​ ) 露出補正 +1.0段
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13.テレパーティー
こんな上下をカットした撮り方をしてしまうと作者に叱られてしまうだろう。横浜ビジネスパークのHPでは「聖母を思わせる表情の女性と、世俗的表情の男性。 彼らをつないでいるのは、一本の電話だけです。向い合ってもいない、隣り合ってもいない。 バラバラの存在であるにもかかわらず、ひとつにとけあっているように見えてきます。 その姿は、現代を生きる私たちの人と人との関係なのかもしれません。」と解説されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​100秒 21​​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 なし
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14.フリーマーケット -1
相鉄線の天王町駅を通り抜けて帷子橋を渡り、国道16号の方に歩く。天王町フリーマーケットと橘樹神社アンティークバザールが開催されていた。いつもは車も通る道だがこの日は止められていて、橋の上にも店が出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 9​​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
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15.フリーマーケット -2
帷子橋を渡り切ったところから、国道16号線にかけてが賑やかなフリーマーケットだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​400秒 21​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.橘樹神社
橘樹神社の前に出た。国道16号へのフリマ会場の道と交差している水道みちから撮った。電線が邪魔になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​320秒 23​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.橘樹神社社殿と絵馬祈願
絵馬には願い事が書かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 12​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.アンティークバザール
フリーマーケットと併せて開催されているアンティークバザールは橘樹神社の境内が会場である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​30秒 9​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.奉納こども歌舞伎
この日、橘樹神社では保土ヶ谷奉納こども歌舞伎が行われていた。まもなく第2回目の開演である。こども歌舞伎とは、次世代を担う子どもたちに日本の伝統芸能である歌舞伎を体験してもらい、日本文化のすばらしさを伝えることを目的としているそうだ。平成28年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)の対象になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 9​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.奉納こども歌舞伎 神楽殿で開演を待つ人たち
橘樹神社の神楽殿へ戻った。第2回目の開演は午後3時ということだったが、少し遅れるとのアナウンスがあった。客席では「おひねり」が売られていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​​​​​​​​​​​​3.5 1/​100秒 37​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.奉納こども歌舞伎 口上
3時半に床屋の予約があったのでこども歌舞伎は見ずにそろそろ引き上げようと思っていた。そのとき、幕の前にかわいい袴姿のお嬢さんが出てきて、演目の説明が始まった。小中学生7人で二人袴が演じられるようだが、残念ながら私の持ち時間が無くなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2​​​​​ 1/​100秒 37​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年12月 4日

上野寛永寺から恩賜公園を歩く (2) 11月24日

上野寛永寺の根本中堂を後にして右手に国立文化財機構を見ながら上野桜木を歩く。やがて左側に徳川綱吉霊廟勅額門が見えてくる。夕日に照らされて赤く映える。
 再び芸大のところへ戻ってきた。音楽学部の正門から中に入る。左側の手前に赤レンガ1号館、その奥に2号館があった。いずれも明治時代に建てられたもののようだ。そのあと、噴水広場を歩いて上野東照宮に出た。外国人観光客が多い。灯篭の並ぶ参道の奥には金色に輝く唐門と社殿が見える。右には五重塔が見えた。

そろそろ「上野やぶ蕎麦」へ行く時間が近づいてきた。春は花見で賑わう上野のお山を下る。途中、寛永寺の清水観音堂の「月の松」から暮れかけた不忍池を眺めて、京成上野駅へ出た。5時20分前に「上野やぶ蕎麦」に着き、予約してあった2階の奥の席に落ち着いた。ちょっと歩き疲れ、のども乾いていたので、友が来る前にビールを頼んでしまった。旨かった。

18.上野桜木辺り
右手に国立文化財機構の建物を見ながら上野桜木の道をのんびりと歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
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19.スカイツリー
今日は天気が良く空気が澄んでいる。東京スカイツリーもくっきりと見えた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
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20.綱吉霊廟勅額門 -1
やがて左手に歴代将軍の霊廟が見えてきた。夕日が当って赤く映えるのは重要文化財になっている五代将軍徳川綱吉霊廟勅額門だ。綱吉は延宝8年(1680年5月)に将軍の座につき、宝永6年(1709年)11月に63歳で没した。法名を常憲院という。勅額とは、皇帝・天皇などの為政者が国内の寺院に特に与える直筆の書で記された寺社額のこと。いくつかあった勅額門の多くは、維新後に解体されたり、第二次大戦の戦火により焼失したりしているが、宝永6年11月に竣工したこの勅額門はその霊廟とともにそれらの災いを逃れた貴重な遺構とのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
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21.綱吉霊廟勅額門 -2
その勅額を見つけることはできなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
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22.東京芸術大学音楽学部赤レンガ1号館
東京都内で最古のレンガ建築と言われる東京芸術大学赤レンガ1号館・2号館は芸大音楽学部の正門守衛所の裏に並んで建てられている。。東京芸術大学の前身である東京美術学校の開設前からあるこの建物は最初の校舎であり、いわば芸大のルーツともいえる歴史的に非常に大切な建物だそうだ。1号館の竣工は1880年(明治13年)で 設計は林忠恕とのこと。教育博物館​(現在の国立科学博物館)​は1877年(明治10年)に上野公園に創設され、 1881年(明治14年)7月に東京教育博物館に改称された。 1号館は明治9年に教育博物館の書庫として建てられたもので、書籍庫として耐火を重視し、すべての開口部に鉄扉を付設するなどの不燃性を重視したつくりが幸いし、127年を経た今も現存している。暗くなってきて日が当たらないところは色が出ない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 27mm ISO4000 ) 露出補正 なし
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23.赤レンガ2号館
2号館の竣工は1885年(明治19年)で設計:は小島憲之だそうだ。1885年(明治18年)6月に湯島にあった東京図書館が上野公園に移り、 東京教育博物館と合併した。2号館は旧東京図書館書籍閲覧所の書庫として建てられた、洋小屋形式の木造屋根を持つレンガ造り建築だ。長い年月と共に風化しつつ、周りの緑と溶け込んでいる素朴な味わいの赤煉瓦造り2階建てである。半円アーチの窓に白色の桟が並び開口部鉄扉のデザインが印象的だ。シャッタースピードの下限を1/250秒に設定してたら、ISOが5600に上がってしまっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 2​3​mm ISO​5600​ ) 露出補正 なし
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24.​東京芸術大学音楽学部正門
煉瓦造りの門柱に「東京藝術大學」とかかれた看板が架かっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 2​3​mm ISO​5600​ ) 露出補正 なし
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25.​旧因州池田屋敷表門(黒門)
東京都美術館の裏手から通りの向こうに見える​旧因州池田屋敷表門(黒門)を撮った。旧丸の内大名小路(現在の丸の内3丁目)にあった鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門だそうだ。明治時代、当時の東宮御所正門として移されたのち、高松宮邸に引き継がれ、さらに昭和29年(1954)東京国立博物館の敷地内に移築されたという。重要文化財に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 112​​mm ISO​2500​ ) 露出補正 なし
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​26.​旧因州池田屋敷表門(黒門)と東京国立博物館表慶館
表慶館の屋根に夕日が当たって、この時間しか見られない光景になっていた。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​6​2​​mm ISO​500​ ) 露出補正 なし
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27.竹の台噴水広場
​竹の台噴水の現在の場所は、幕末まで寛永寺の根本中堂が建っていたが、戊辰戦争の時に焼失してしまったとのこと。明治になって本堂跡に博物館を建てることになり、その前庭として大噴水と緑地公園が計画されたという。博物館に向かって左右対称の景観 となるように作られた噴水は、日本で初めて誕生した噴水​だそうだ​。竹の台とは慈覚大師​(​​794​~​894​)が唐の五台山から竹を根分けして持ち帰り、比叡山に移植したのを、更に根分けして、寛永寺のこの噴水の付近に植えられたことからこの地名に​なったと伝えられる​。​木々も紅葉し始め、噴水の周囲に植えられた花々も美しい。

​Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​34​​mm ISO​320 ) 露出補正 なし
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28.上野東照宮上野東照宮大石鳥居​
1633年(寛永10年)酒井忠世​により奉納​された​。国指定重要文化財。石材には備前の御影石が使用されてい​るそうだ​。関東大震災の​時​も少しも傾かなかったほど頑丈だったことは当時大変驚かれ​たという。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​50mm ISO​3600 ) 露出補正 なし
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29.旧寛永寺五重塔
上野東照宮の参道を進むと右手に五重塔が見えた。​この塔はもともと上野東照宮の一部として建てられたが、明治になってから神仏分離令により寛永寺の所属となり、さらに昭和​33​年に寛永寺より東京都に寄付され、現在では上野公園の管理下にある。塔は 寛永​8​(​1631​)年に建立されたが、同​16​年​3​月に花見客の失火により焼失、現在の塔はその後直ちに再建されたもの​だそうだ​。現在、旧寛永寺の五重塔は上野動物園の中にある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​24mm ISO​1250 ) 露出補正 なし
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30.上野東照宮唐門​
大石鳥居をくぐって灯篭が立ち並ぶ参道を​進むと金色に輝く唐門がある。1651年(慶安4年)造営​、国指定重要文化財​だそうだ​。正式名称は唐破風造り四脚門​(​からはふづくりよつあしもん​)という​。柱内外の四額面には左甚五郎作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、 毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があ​る​。​残念ながら社殿の拝観は午後4時までで、中に入ることはできなかった。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​27mm ISO​720 ) 露出補正 なし
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31.絵馬
上野東照宮の境内には願い事が書かれた絵馬が​奉納されていた。中国語、英語、アラビヤ文字など外国語で書かれた絵馬のほうが日本語で願い事が記された絵馬より多かった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​40mm ISO​3200 ) 露出補正 なし
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32.石灯籠
石灯籠は全部で​200基以上あるそうで、ほとんどが現在の社殿の建築の年1651年(慶安4年)に諸大名より奉納されたものだそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​60mm ISO​4000 ) 露出補正 なし
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33.上野東照宮 唐門、社殿を振り返る
参道を歩きながら​後ろを振り返って見た。唐門の上に見える社殿が立派だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO​2000 ) 露出補正 なし
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34.寛永寺清水観音堂
上野の山を下ってきて左を見上げると清水観音堂というのがあった。天海大僧正は寛永2年に、二代将軍徳川秀忠から寄進されていた上野忍が岡に平安京と比叡山の関係に倣って東叡山寛永寺を開いた。そして比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂舎を次々と建立した中の一つが寛永8年に創建された清水観音堂だそうだ。約150年ぶりに復活した江戸時代の浮世絵師、歌川広重の代表作の一つで連作の「名所江戸百景」で描かれた「月の松」があった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​34mm ISO​2800 ) 露出補正 なし
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35.「月の松」
「月の松」に惹かれて上に上がってみた。「月も松」からは不忍池の辨天堂が眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​34mm ISO​2800 ) 露出補正 なし
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36.不忍池 辨天堂​
この時16時20分。この日の日没時間は16時30分だった。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​48mm ISO​800 ) 露出補正 なし
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37.上野駅
なんだか懐かしい上野駅だ。この建物が見られるのもあとわずかかも知れない。​この駅舎は二代目の駅舎として1932年(昭和7年)4月3日 に落成している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​66mm ISO​2200 ) 露出補正 なし
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38.鈴本演芸場
ちょうどはねたところなのだろうか、櫓太鼓の音とともに​お客さんの出入りがある。鈴本演芸場はすべて椅子席で285の座席があるという。通常興行の入場料は2800円だそうだ。新宿末広亭とともに寄席の定番だ。私はまだそのどちらにも入ったことがない。一度経験したいと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED V​R​
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​18mm ISO​6400 ) 露出補正 なし
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39.上野やぶ蕎麦​
今宵の会場「やぶ蕎麦」さんだ。年に2回程度同じメンバーでここで酒を飲んでいる。閉めの「せいろ」が楽しみでとても旨い。3時間ほどお邪魔してしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/​125​秒 ​30mm ISO​6400 ) 露出補正 なし
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