Studio YAMAKOで“ウラギンシジミ”タグの付いているブログ記事

2018年7月 5日

舞岡公園の6月 6月4日、6月13日、6月19日

6月4日は平地産ゼフィルスを狙って行くが収穫なし。ムラサキシジミを撮る。
  6月13日はミドリシジミの♀を狙って舞岡公園へ行った。11日がほぼ一日中雨が降り、12日は、晴れるとの予報だったが、午前中、気温も低くいまいち晴れないので行きそびれてしまった。13日も同様の天気予報だったが、早朝ゴルフ練習へ行った足で、舞岡公園まで行ってみた。期待していたのはミドリシジミの♀だったが、現れない。 舞岡公園の自然2 というブログを拝見すると、12日はミドリシジミの♀のA型、B型、AB型、O型のすべてが現れたとあった。12日に行けばよかったと、悔しい思いをする。
 先日オオミドリシジミの写真を撮った折、コントラストが強くてせっかくの輝くグリーンを飛ばしてしまったショットが多くあったので、「マルチ測光」で撮っていたのを, この日は「ハイライト重点測光」にして撮ってみた。ウラギンシジミやルリシジミの裏面、モンシロチョウのディテールなど、白飛びさせないで撮れた。
 その後、気温が低く、梅雨空の日々が続いていたが、19日の朝起きると青空が見えた。天気予報を見ると、今日は昼過ぎまで晴れ、気温も26?7℃くらいになるというではないか。そろそろ、リョウブも咲くだろうし、トラフシジミも出てくるだろう。運が良ければ名残りのゼフィルスに会えるかもしれないと思い、8時半に家を出た。結果は、トラフシジミは何とか撮れたが、他は駄目だった。チョウの数が少ない。
 これでしばらく舞岡公園とは離れる。次回はクサギの花が咲くころ黒いアゲハを撮りに来ようと思う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリタテハ 6月4日
リョウブの花の咲き具合を確認しようと思い、いつもと違う道を歩く。ルリタテハが飛んできて、散策路に止まった。まだ越冬した個体なのだろうか? この日はハイライト重点測光にして撮ってみたが、前回、撮影時にマイナス側に露出補正していた設定が残っていて、クリアしていなかった。ケアレスミスである。この日はすべて、-1.7の露出補正のまま撮影してしまった。ハイライト重点測光とマイナス露出補正で当然アンダーになった画像をソフトでレベル補正せざるを得なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 2.休むアゲハチョウ♀ 6月4日
アゲハチョウ♀が草の葉に止まって休んでいた。産卵に疲れたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.コジャノメ 6月4日
舞岡公園でコジャノメはあまり多くない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ルリシジミ♀ 6月5日
この日、舞岡公園では新鮮なルリシジミが多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ムラサキシジミ 6月4日
平地産ゼフィルスが良くみられるところへ行ってみた。敏捷に飛ぶシジミチョウがいたので何だろうと目で追っていると、梢の葉に止まった。ゼフィルスではなく、ムラサキシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキシジミ♀ 飛翔 6月4日
飛び立つと翅表の紫色が輝く。どうやら♀のようだ。ムラサキシジミの♂にはほとんどで会ったことがない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ムラサキシジミ♀ 開翅 -1 6月4日
葉上で開翅してくれた。紫色が陽の光を浴びて輝く。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ムラサキシジミ♀ 開翅 -2 6月4日
また、飛び立って移動し、違う葉の上に止まり翅を開いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ムラサキシジミ♀ 開翅 -3 6月4日
広角にして、モニターを使って撮った。もう少し近寄れればいいのだが・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ムラサキシジミ♀ 裏面 6月4日
この日は平地産ゼフィルス撮影の成果はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハチョウ♀ 6月4日
カラタチの周りをアゲハチョウが飛びまわり、時折、カラタチの新芽にタッチしては産卵していたようだ。蜘蛛の巣に掛からないように・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO200 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ルリシジミ 6月13日
6月13日に舞岡公園で見たルリシジミは大分擦れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.リョウブの花 6月13日
日当たりの良い枝では、ようやくリョウブの花が咲き始めていた。しかし、まだ、三分咲き程度である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ネムノキ 6月13日
舞岡公園にはネムノキが多い。ちょうど見ごろの季節になった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.コゲラ 6月13日
古谷戸の里の林の中に何か野鳥がいるのを見つけた。2頭いたがツーショットは撮れなかった。自宅に戻り、叶内拓哉さんの「くらべてわかる野鳥」(ヤマケイ文庫版)で調べてみるとコゲラ(小啄木鳥)だった。眼の後ろに赤い羽根があり♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ベニシジミ 6月13日
ベニシジミは前翅の中室部が黒ずんですっかり夏型の装いになった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウラギンシジミ♂ 6月13日
今年羽化したウラギンシジミの夏型が多くなってきた。葉先に止まって縄張りを監視するような姿勢をとる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラナミアカシジミ 6月13日
名残り惜しいウラナミアカシジミが、何処からか飛んできて梢の葉先に止まった。近づくとその目が写らなくなるので、離れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ 6月13日
白飛びなく、ディテールまできれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジチョウ 6月13日
イチモンジチョウの裏面の模様はなかなか渋い。 6月13日

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.キタテハ夏型とアカメガシワ 6月13日
アカメガシワの花が咲いて、キタテハが訪れていた。アカメガシワ(赤芽柏)の花にはミドリシジミもやってくるのだが、この日は見つけることができなかった。wikipediaによれば、アカメガシワという和名は、葉が柏のように大きくなることから命名されたという説もあるが、柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことからアカメガシワと呼ぶようになったとの説があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリシジミ 6月13日
枝先に止まったルリシジミを散策路を入れて撮った。もう少し蝶に近づいて撮りたいところだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒカゲチョウ 6月13日
ヒカゲチョウは年2回の発生。いまごろは第1化の最盛期である。よく、散策路上に止まっていて、歩いていると飛び出して驚くことがある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.トラフシジミ -1 6月19日
6月19日は9時半ごろ舞岡公園に着いた。まず、リョウブの咲くところへ行く。リョウブの花は、八分咲きというところか。目を凝らしてトラフシジミが吸蜜していないか探すと、不意に飛び立ち、近くのカエデの木の梢に止まった小さなチョウがいた。トラフシジミだった。半開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.トラフシジミ -2 6月19日
さらに探していると、リョウブの花に埋もれるように吸蜜している小さなトラフシジミの個体を見つけた。トラフシジミがアンダーにならないようにプラス補正した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO1600 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 26.トラフシジミ -3 6月19日 
トラフシジミは複数いた。どれもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 27.キマダラセセリ 6月19日
散策路のわきで、咲き始めていたオカトラノオの白い花にキマダラセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ムラサキシジミ 6月19日
散策路でムラサキシジミに会った。そこでは初めてのことだった。それにしても今年はムラサキシジミを多く見る。散策中の2人連れの女性に「何というチョウですか」と尋ねられたので「ムラサキシジミです」とお答えしたのだが、「紫には見えないわね」と言って去って行かれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ムラサキシジミ 開翅 -1 6月19日
これも♀だった。なかなかムラサキシジミの♂に会えない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ムラサキシジミ 開翅 -2 6月19日
これも前の写真と同じ個体で♀。♂はより紫色になり、紫色の範囲が広くなる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.モンシロチョウ 6月19日
この時期、モンシロチョウはきれいな個体が多く、数も多い。タツナミソウで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ベニシジミ 6月19日
オカトラノオが咲くところでベニシジミを撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ムラサキシジミ 開翅 -3 6月19日
また、ムラサキシジミがいた。いつもムラサキシジミを見かける駐車場わきの植え込みでは、まだ見ていないが、舞岡公園内でこんなに多くのムラサキシジミを見たのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO200 ) 露出補正 なし


2018年7月 1日

輝くオオミドリシジミ 6月1日

同好の方に教えていただいたオオミドリシジミの適地へ行く。私の家から、高速道路を使えば1時間くらいで行けるところだ。街の駐車場に車を止めて、通学の小学生とすれ違いながら、 約20分ほど歩く。ポイントに着くと先に来られていた方がひとりおられた。
 「おはようございます」と挨拶をしたところ、さっそく「そこにいますよ」と教えてくださった。陽の光を受けて美しい淡緑色の金属光沢を輝かせて開翅していた。坂を上がってきたところだったので、息が上がっていて、カメラを構える手が落ち着かない。数カット撮った後、 「ありがとうございます」と礼を言ったところ、その方は、もう1時間ほど前に来られていて、「今日は多いですよ」と言う。今シーズン、すでに4?5回ここに来ているという。いったん下がって周囲を見てみると、視野に4?5頭が飛び交っている。一昨年、ここに来たときは、10名以上の方々が、飛び交うオオミドリシジミにカメラを向けられていたが、今日はこのかた一人だったので、ゆっくり撮影を楽しむことができた。
 オオミドリシジミは日の当たる梢の葉に止まる。日陰になっている周囲とのコントラストは想像以上に強く、露出補正が難しかった。
 もっと粘って、少しでも良い写真を撮りたいところだが、十分に撮ったので、引き上げることにした。
  まだ、帰るには早すぎるので、少し車を走らせて、寄り道をしたが、そこではテングチョウが大量発生していたのと、ミスジチョウを撮影した以外は、収穫はなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オオミドリシジミ -1
坂を上がってきて、息が切れる状態で撮った最初の1枚。ミドリシジミに比べると淡い緑色の金属光沢が輝く。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体を少し位置を変えて、寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 3.オオミドリシジミ -3
半開翅していた。この角度からは金属光沢の緑色が鮮やかに撮れない。左前翅に萎縮があるように見える。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 4.オオミドリシジミ -4
テリトリーを張り、スクランブル発進できるように、翅を広げて止まることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ -5
葉の上に止まるオオミドリシジミを下から仰いで撮る。日の当たるところに止まるので透き通って見える。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオミドリシジミ -6
ファインダーで見たときは、輝きを捉えたように思ったが、画を見ると少し違って写っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO320 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ -7
後ろ側からだと、、うまく輝きが撮れないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオミドリシジミ -8
寄って撮ることができたのだが、この位置では前の写真と同じように緑色の輝くが抑えられてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオミドリシジミ -9
2頭が止まっていた。片方にしかピントが合わせられず、片方にしか露出が合わない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオミドリシジミ -10
2頭ができるだけカメラから同じ距離になるように動いてみた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO160 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オオミドリシジミ -11
寄って撮った。露出はややオーバーになってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 12.オオミドリシジミ -12
やはり頭がこちらを向いている位置で撮るほうが、きれいな色になる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 13.オオミドリシジミ -13
前の写真と同じ個体。この日見たオオミドリシジミは、もちろん♂ばかりであったが、まだ、ほとんど擦れていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 14.オオミドリシジミ -14
裏面を撮っておこうと思ったが、透き通ってしまった。この日はRX10M4だけで撮影した。離れても撮れるし、近寄っても撮れるの重宝だったが、90?マクロで撮りたいときもあった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO160 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 15.テングチョウ 吸水 -1
まだ時間も早かったので、スミナガシでもいないかなと、 少し車を走らせて他を回ってみた。テングチョウがたくさん発生しているようだ。吸水に10頭以上も集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.テングチョウ吸水 -2
今年はテングチョウの当たり年なのだろうか。越冬した先代は5月の初めまで、飛んでいたが、フレッシュな新しい世代が大量に発生している。残念ながらスミナガシは現れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 17.ミスジチョウ
食草の一つであるイロハモミジの傍で、ミスジチョウが舞っていた。飛んでいるときはコミスジと見分けがつかない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ♂ -1
ウラギンシジミが多くみられる季節になった。♂の翅表は美しく、インパクトがある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO160 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラギンシジミ♂ -2
ウラギンシジミの飛翔は俊敏である。目を離すと見失うことがある。高いところへ上がってしまうこともあるが、このように撮りやすいところに止まってくれることもある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3


2018年6月24日

舞岡公園 5月25日

平地産のゼフィルス狙いで舞岡公園へ行く。
 ミドリシジミの最初のポイントでさっそくカメラマンに会う。少し話をしたが、この日はまだ目撃していないとのこと。今年はいつもの年より発生が1週間から10日早いというが、それにしても少ない。
 次のポイントへ移動する。ハンノキがあるところに2人の愛好家カメラマンがおられ、じっと下草に目をやられている。傍まで行ったら、「そこにいますよ」と教えてくださった。翅を閉じてじっとしているミドリシジミがいた。数カット撮らせていただいた。開翅するのを待ってみたが、微動だにしなかった。ほかにいないかと探してみると、やや離れたところにもう1頭いた。残念ながら近寄ることができない。
 このあとウラゴマダラシジミに逢えたが、この日の平地産ゼフィルスは2種だけだった。
 ゼフィルス以外では、今年生まれの美しいテングチョウがいた。
 また、ウラギンシジミの♀にルリシジミの♂が求愛するという珍しいシーンにも出会った。

;クリックすると大きな写真になります。 1.リョウブとテングチョウ
舞岡公園でリョウブの花が咲くところが数か所ある。リョウブはトラフシジミの食草でもある。昨年は6月の20日過ぎに、リョウブの花で吸蜜するトラフシジミを見ている。そのリョウブの花の咲くところへ行ってみると、もう蕾がいっぱいだった。その花穂の先端に生まれたばかりのテングチョウがいるのを見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ルリシジミ♂
空色の翅をキラキラと輝かせて飛ぶルリシジミの♂が葉の上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サトキマダラヒカゲ
このチョウも少なくなったように思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ショウジョウトンボ
私はトンボについて詳しくない。あまり見かけないトンボがいたので撮った。帰宅して調べてみたところ、ショウジョウトンボの未成熟な♀のようだ。オスは成熟すると真赤になる。漢字で「猩猩蜻蛉」と書き、猩猩には「猿に似た赤い毛の怪獣」などの意味がある。この個体は薄黄色で、未成熟な♀だ。成熟すると色が濃くなり茶色になるが、♀は赤くはならない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -1
ミドリシジミのポイントへ行ってみると、2人の方がじっと下草を見つめていた。「そこにいますよ」と教えてくださったので、眼を凝らすと下草に隠れるように羽化したてと思われるミドリシジミが静止していた。しかし、微動だにせず、開翅してくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -2
少し離れたところにもう1頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ルリシジミ♀
さっきの♂と同じように葉上に静止し、半開翅する。♂に比べて落ち着いて止まっているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.テングチョウ 
テングチョウはいつもの年より多く見られるようだ。これは♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウラギンシジミの♀にルリシジミ♂が求愛 異種求愛
こんな珍しいシーンが撮れた。例えばモンキチョウの♂がミヤマモンキチョウの♀に求愛するといったような、よく似た種に求愛するシーンは見たことはあるが、この写真のウラギンシジミとルリシジミはシジミチョウ科であるという以外あまり共通点は見られない。しかもルリシジミの♂は腹端を曲げて交尾姿勢をとっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンシジミ♀
求愛したルリシジミが、諦めて?飛び去った後のウラギンシジミの♀だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.スジグロシロチョウ
スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウは同定が難しい。裏面の全後翅の幅が、スジグロシロチョウのほうが太いというが、それとて微妙に思える。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラゴマダラシジミ
舞岡公園にはイボタノキがある。毎年、ウラゴマダラシジミが姿を見せてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンシジミ♂
梢の上で開翅し、テリトリーを張るような姿勢だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180623_014.jpg 14.産卵するキタキチョウ
木陰に生えているネムノキの葉にキタキチョウが産卵をしていた。いくつか産み付けられた卵も見られる。薄暗いところにいたので、コントラストが強くなり、 RX10 ?のオートに設定してあったDレンジオプティマイザーが働いたようだ。おかげでキタキチョウが白飛びしないでディテールを残している。ソフトで補正した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2018年3月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?14) 2016年

振り返ってみて、2016年は今までに経験したことのないほど蝶が少ない年だった。4月までは平年通りで、ギフチョウをはじめとして、発生すべき時期に発生していたが、5月、裏高尾のアオバセセリは1頭も見ることができなかった。ミツバウツギの白い花が、いつもの時期に咲いていない。早く咲いてしまったのだろうか。箱根湿生花園のミドリシジミも例年の適期に行ったのに全く見られなかった。
 信州の蝶も少なかった。この年も3回ほど信州へ行ったが、特に信州を代表するクジャクチョウや、キベリタテハが見られない。地元の愛好家の方も、ヒョウモンチョウの類も少ないと言って嘆いておられた。
 私がフィールドにしている横浜市戸塚区の舞岡公園でも5月、6月のゼフィルスをはじめとして、概して蝶が少なかった。
 考えられる原因として、今年は幼虫の時期に気温が高かったので、幼虫の生育に支障があったのかもしれないということを何かで読んだ。

クリックすると大きくなります。 1.キタテハ斑紋異常 2016年3月5日 舞岡公園
3月初めの暖かい日に近くの保土ヶ谷公園にP610を携えて出かけた。キタテハの 越冬した秋型が数頭飛んでいた。約3週間前にも暖かい日があり、保土ヶ谷公園に行ったが、その時にキタテハの異常型(斑紋異常)を見ていた。もしかして、そのキタテハ異常型に再会できないかと、飛んでくるキタテハを目を凝らして追っていたところ、その願いがかなった。後翅黒斑がつながっている。3週間前のと同じ個体と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/800秒 72mm ISO100? )? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ギフチョウ 2016年4月6日 神奈川県相模原市
この時期、ここには多くの愛好家が集まる。その人たちと、離れたところで咲いていたミツバツツジにギフチョウが来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
180318_003.jpg 3.ツマキチョウ♀ 2016年4月15日 小石川植物園
アブラナ科のショカツサイはツマキチョウの食草の一つである。小石川植物園には多くのツマキチョウが飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.ツマキチョウ飛翔 2016年4月15日 小石川植物園
小石川植物園では、セリバヒエンソウが紫色の花を咲かせていた。その花にツマキチョウの♂が口吻を伸ばしながらアプローチする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.スミナガシ 2016年5月13日 裏高尾
この日の本命はアオバセセリだったが、ミツバウツギの花も咲いていなく、本命は現れなかった。この新鮮なスミナガシに会えたのが収穫だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.ウスバシロチョウ 2016年5月13日 八王子城跡
この年、例年のようには南足柄でウスバシロチョウを撮ることができなかった。これは八王子城跡で。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.オオミドリシジミ 2016年6月10日 八王子市郊外
ある方から八王子市郊外のオオミドリシジミのポイントを教えていただいたので行ってみた。現地に到着したのは8時ごろだったが、オオミドリシジミ♂が乱舞していて、時々若葉に静止して翅を開き、青味かかった緑色を輝かせる。マクロで撮れる距離には来てくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.羽化したばかりのベニヒカゲ 2016年7月24日 湯ノ丸高峰林道
湯ノ丸高原の地蔵峠から高峰高原の車坂峠へ抜ける林道で、冬はスキー場になるところがあるが、そこに羽化したてのベニヒカゲがいた。撮影日は7月24日。ずいぶん早い出現である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウラギンシジミの交尾 2016年9月28日 舞岡公園
横浜市戸塚区の舞岡公園では、秋になるとウラギンシジミが多くなり、しばしば交尾シーンにも遭遇する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン 2016年11月5日 明神台公園
近所にある明神台公園に咲くキバナコスモには、秋の深まりとともにツマグロヒョウモンが吸蜜に集まる。飽きるといったんキバナコスモスから離れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ハクサンフウロに来たミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月24日 長野県東御市
ようやく探した高山蝶ミヤマモンキチョウのポイントで撮影。一帯には食草のクロマメノキの群落がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.初々しいモンキチョウ♀ 2016年8月3日 舞岡公園
モンキチョウは草原を活発に飛び回るので、擦れた個体が多くなる。こんなに初々しい個体を見るのは珍しい。おそらく羽化したばかりなのだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラナミシジミ 2016年9月28日 舞岡公園
秋に多くなるウラナミシジミは食草でもあるハギの花に誘われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒメアカタテハ 2016年10月20日 舞岡公園
このチョウも秋になると多くあらわれる。成虫でも越冬するようだが、春にはほとんど見かけない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2017年11月18日

秋深まる舞岡公園 11月3日

しばらく舞岡公園にも行っていなかった。舞岡公園へは休日にはほとんど行ったことがない。この日は祝日で天気も良く、子供連れの家族など、たくさんの来園者があるのではないかと思った。ところが行ってみると、駐車場もそれほど混んでなくて、子供連れというよりも、いつものように熟年のご夫婦やグループの方々が多かった。
  ウラギンシジやミムラサキツバメでも飛んでいればよいかなと思って行ってみたのだが、思わぬ収穫もあった。それは、今まで舞岡公園ではあったことがなかったオオチャバネセセリがいたことと、あまり良い写真にはならなかったが、久しぶりにクロコノマチョウが撮れたことだった。
 古民家がある小谷戸の里では、野鳥愛好家の写真や、カービングの作品が展示されていた。素晴らしい写真がたくさんある。カービングも見事だった。これから春が来るまでの間は、暖かい日にこそ越冬しているウラギンシジミなどが飛び出すくらいで、チョウは見られなくなり、舞岡公園は野鳥を撮るカメラマンが多くなる。

1.舞岡公園の駐車場
時間は11時20分、もちろん平日よりは車が多いが、思ったほどでもなく、苦労なく駐車できた。紅葉が始まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
2.黄葉
これはウツギのような葉だが、何という木か定かではない。葉がきれいに橙色になっていた。10月は平年より気温の低い日が続いたので、葉の色づき具合が進んだようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタテハ秋型 -1
舞岡公園のこの時期は野草の花が少ない。小谷戸の畦道に咲いていたカントウヨメナと思われる花にキタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ秋型 -2
カントウヨメナの花には複数のキタテハが吸蜜に来ていた。キタテハの秋型は赤褐色になり、引き締まった容姿だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.野鳥写真展
小谷戸の里の古民家前の広場では、「舞岡公園 里山オールドボーイズ」という野鳥愛好グループによる写真展が行われていた。どの写真も力作である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1600 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ミゾゴイ
高瀬健二さんという方の作品で、この秋、初めて舞岡公園へ飛来したというミゾゴイ(溝五位)の写真があった。ミゾゴイは夏、日本で繁殖し、東南アジアで越冬するという。絶滅危惧種で生息数は世界で1000羽程度と推測されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カービング
「舞岡バード愛好会」というグループはカービングの作品を展示していた。バードカービングとは、「水鳥猟のおとりとして作られていた木彫(デコイ)をスタートに欧米、特に米国で発展進化して木工芸文化の領域になりました。現在では、日本でも全国的にコンテストやイベントが各地で行われるようになり発展している状況です。バードカービングは南洋材のチュピロ、ジェルトン等を素材にして彫刻刀や電動グラインダー等の工具を使い野鳥等を造形し、彩色する木工芸です。作品を造り進むにつれ、新しい発見があり、野鳥との距離が短くなり、自然の大切さも実感しています。」と説明されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ビンズイとオナガのカービング
10数点のバードカービングの作品が展示されていた。写真をとって良いですかとお断りして、撮影したこの作品は手前が3羽のビンズイで、その向こうが、ピントは外れているがオナガである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.古民家の縁側
小谷戸の里にある古民家の裏庭で、縁側に腰を掛け秋の暖かい陽を浴びて、のんびりと談笑している年配のかたがたがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウラギンシジミ♀ -1
古民家の前庭に植えられている木の枝にウラギンシジミが飛んできて止まった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウラギンシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.リンドウ(竜胆)
目立たないところに咲いていた。舞岡公園でリンドウを見るのは初めてではないかと思う。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな青紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせるという。まさにその通りだ。どこにピントを合わせてよいのか難しかった。結果、ソフトなイメージになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.キタキチョウ
キタキチョウは寒い季節になってもいつまでも元気に飛んでいるチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニシジミ
ベニシジミは成虫で越冬するチョウではないが、まだ元気に飛んでいた。来年の春には世代を変えて、オレンジ色の美しい個体が生まれる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.マユミ((檀、真弓、檀弓)の実 光があたって輝くマユミの実が生き生きとしていた。マユミは中国と日本の林に自生し、秋にその実と紅葉を楽しむ庭木として親しまれているという。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリと思って撮ったが、あとでその写真を開いて見ると、前翅の前縁内側の白斑がイチモンジセセリに比べ、大きくて明瞭であること、また、後翅の白斑の列が、ジグザグに見えることから、オオチャバネセセリと同定した。私は舞岡公園では初めて見た。今までも見たことがあるのかもしれない。しかし、イチモンジセセリと思い込み、見過ごしていたのかもしれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロコノマチョウ
クロコノマチョウには、先日、大磯の城山公園へ行ったときに遭遇したが、舞岡公園で会うのは久しぶりである。舞岡公園の中では広範囲に生息しているようだ。コントラストが強いところに止まって、良い写真が撮れなかった。真横から撮ろうと思って右に移動したら逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO1800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年7月12日

舞岡公園 6月19日

再び舞岡公園へ。ウラナミアカシジミやミズイロオナガシジミを撮りたかったが、この日もダメだった。そろそろ、リョウブの花が咲き、トラフシジミの夏型が来ているのではないかと期待したが、リョウブの花はまだほとんどが蕾だった。残っていたクリの花と、アカメガシワの花にはミドリシジミがいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ♀ -1
左の後翅が大きく破損していて、翅表が見える。♀だ。そろそろミドリシジミも終わりなのか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 179mm ISO450)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ♀ -2
前の写真と同じシーン。Nikon D5300に付けた S?????IGMA? 18-300mm の望遠端で撮った。きれいな丸いボケをつくる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?2??50???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -1??
これは、クリの花で吸蜜する別の個体である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.3 1/125秒 32mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -2
これも、また別の個体である。雌雄の判別は難しい。後翅の白い線模様は個体差が見られる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?2??20???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -3??
アカメガシワの花で吸蜜するミドリシジミ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/160秒 108mm ISO100)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ♀ -3
この個体はどうやら♀のようだ。襟元から緑色の金属光沢が見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 81mm ISO125) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ミドリシジミ♂ -1
良く見ると前翅襟元から金属光沢のある緑色がのぞく。♂だ。まだ比較的きれいな♂が残っている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミドリシジミ♂ -2
開いて美しい緑色の翅表を見せてくれないかと、しばらく粘ってみたが、ダメだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?2??80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒカゲチョウ
散策路の脇の切り株にヒカゲチョウが止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO160) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.スジグロシロチョウの求愛 -1
?? 下草の葉にスジグロシロチョウの♀が翅を開いて止まっていた。そこへ♂のスジグロシロチョウが飛んできた。♀は腹端を上げて交尾拒否の体制をとる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先オートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 220mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.スジグロシロチョウの求愛 -2??
?? ♂は♀の前にいったん止まり、見合っていたが、やがて、♂は♀に近寄って求愛を始める。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先オートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?1250?秒 220mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.スジグロシロチョウの求愛 -3
???? しかし、♀は拒否を続ける。これでは愛は成就しない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1600?秒 220mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.スジグロシロチョウの求愛 -4
???? ♂は諦めたのか♀から離れた。なぜ、受け入れられなかったのだろうか?

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 220mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンシジミ♀??
???? これといった成果は得られなかったが、チョウも少ないので、この日の撮影は終了し、駐車場へ戻った。駐車場に着くとウラギンシジミが飛んできて、樹の葉に止まった。飛んできたときに見えた翅表は♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
???? プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/150秒 116mm ISO100)露出補正 -0.3段

????
????

2017年7月 8日

舞岡公園 成果上がらず 6月15日

10日前、ウツギの花が満開だった舞岡公園で、平地産ゼフィルスは、ミドリシジミ、アカシジミ、ウラゴマダラッシジミを撮影できたが、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、そしてオオミドリシジミが残っている。その後、私の都合と、天候がままならず、出かけることが出来なかった。
 今日こそはと思って、出かけてみたが、この日は残念ながらミドリシジミのみで、新たな収穫はなかった。それなら、そろそろ咲き始めるであろうリョウブの花に来るトラフシジミや、キマダラセセリはどうかと、リョウブの木があるところへ行ってみたが、白い蕾はまだ、硬いようだった。今年は花が咲くのが少し遅いようだ。
  クリの花が咲くところに、ミドリシジミはいたが、開翅シーンは撮れない。結局これといった成果は得られなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.サトキマダラヒカゲ
切り株にサトキマダラセセリが止まった。すでに擦れてしまっている。サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲは、かつて同一種として、単にと呼ばれていたが、1970年に2種に分離された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/250秒 258mm ISO560? ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ルリシジミ♂
ルリシジミが元気だ。高いところを飛び回る個体も多い。♂のブルーが輝く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 197mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
橙色部が少なくなって、黒っぽく見えるベニシジミの夏型が多くなってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/640秒 116mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ
これは♂だったと思う。開翅してくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.キアゲハ♂ -1
ここのところの雨で水が溜まった谷戸の畑の上をキアゲハが元気に飛び回っている。キアゲハ、特に♂は見栄えのするチョウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.キアゲハ♂ -2
畑の脇に燃やされた木屑が放置されていた。ミネラルを補給するのだろうか、キアゲハが好んで吸水している。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キアゲハ♂ -3
谷戸の風景を入れて撮りたかった。もう少しカメラを下げられれば良かったのだが、これが精いっぱいだった。田んぼの水には、青空と雲が映る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ガビチョウ
ガビチョウが飛び出してきて近くに止まった。大きな声で啼く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/197秒 4mm ISO200? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが多く発生している。初々しいきれいな個体が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?250秒 300mm ISO?1250???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.スジグロシロチョウ
スジグロシロチョウは夏型と思う。仲良く並んで吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -1
今月5日に来た時にミドリシジミがいたクリの花のところに来る。クリの花はまだ咲いていて、この日もミドリシジミがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO180? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ -2
♂か♀かは区別できなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/161秒 236mm ISO110? )露出補正+0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ムラサキシジミ♀
リョウブの咲くところへ行ってみた。トラフシジミは見つけられなかったが、ムラサキシジミがいた。翅を閉じて止まっていて、飛び立とうという瞬間を連写でとらえた。♀だ。ムラサキシジミの♂はあまり撮ったことがない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800秒 300mm ISO?100???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシシジミ -3
再びクリの花のところへ行ってみる。さっきのとは違う個体のミドリシジミがいた。裏面後翅の白線が個体によって微妙に異なる。襟元(前翅の付け根)からわずかに金属光沢の緑色がのぞく。♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 143mm ISO560 )露出補正+0.7段


2017年7月 4日

八王子城跡 6月9日

今年も、この時期に高尾山へ上がってみたが、目的のチョウには会うことが出来なかった。仕方なく、歩いて下山し、またまた、今季3度目になるが、八王子城跡へ寄った。
 八王子城跡の駐車場からエントランス広場に入ると、野鳥撮影の方々が三脚を立てておられた。そのレンズの向いている方(離れた木立に向けられていると思っていた)を確認して邪魔にならないように草地を歩いていると、キセキレイがいた。P610で数カット撮る。八王子城の立体模型が置かれている東屋にウラギンシジミやテングチョウが寄ってきていたので、撮影チャンスを狙ってのぞき込んでいたところ、レンズを構えておられた一人の方から、その立体模型が置かれている東屋の屋根裏を指さして、「そこに巣があるので、離れてこちらに来てくれませんか」と声を掛けられた。何のことかわからぬまま、言われたとおりに移動した。どうやら、その東屋の中にキセキレイが巣を作っていたようだ。「知りませんでした。失礼しました」とお詫びした。撮影のチャンスを邪魔してしまい申し訳なかったと思う。キセキレイは無事、東屋の中の巣に、咥えていた餌を運んだようであった。
  八王子城跡では、さすがに、ウスバシロチョウはもう見られなかった。そろそろ、帰路に着こうとアカツメクサで吸蜜するモンキチョウやダイミョウセセリをローアングルで撮ったりしながら、駐車場の車に戻る。帰りにちょっと寄り道をして、ミズイロオナガシジミでも撮れればと思い長池公園に行ってみたが、成果なし。こういう日もある。

1.高尾山自動車祈祷殿 高尾山のケーブルカー乗り場の近くには、八王子市営駐車場をはいじめ、いくつかの有料駐車場がある。今回は初めて、高尾山自動車祈祷殿の駐車場に停めることにした。朝7時半ごろ到着したが、受付は8時からだという。先に駐車し、山歩きの準備をされている方がおられた。尋ねてみると、ここを良く利用されている方らしい。「受付は8時からのようですが、ここに車を置いていって大丈夫ですか?」と聞いたところ、「大丈夫ですよ。後で、フロントグラスのワイパーに、受付に来てほしい旨の紙が挟んであります。」とのことだったので、そこに車を置き、ケーブルカーの清滝駅へ向かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/125秒 15mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.高尾山599ミュージアム 
土産物店や蕎麦処などが立ち並ぶ参道にほど近い、旧東京都高尾自然科学博物館跡地に、高尾山599ミュージアムが2015年8月11日に開館した。主として都の財政難が理由で東京都高尾自然科学博物館は閉館(平成16年3月31日付)となり、同館の土地、標本・資料類等が八王子市に無償譲渡されたそうだ(平成17年4月1日付)。この無償譲渡の条件として、八王子市は5年以内(平成22年3月末まで)に、現在の敷地内に新たに博物館機能を有する施設を建設し、??????今後20年間、同博物館機能を維持することになったという。入場無料だそうだ。??????帰路、下りて来たときに寄ってみようと思う。?????????

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.老舗の蕎麦屋
高尾山は蕎麦が有名である。清滝駅への参道には、蕎麦屋さんが多い。この高橋屋という老舗は、高尾山の山麓に位置し、創業は天保年間(1830?1843)という。高尾山名物は「とろろそば」だそうだ。高尾山の「とろろそば」の始まりは、その昔、高尾山の薬王院に参拝者の疲れをとってあげようと、滋養強壮によいといわれたとろろを消化吸収のよいそばにのせて出したことからだといわれているらしい。高橋屋は、8時前では、まだ、開店していなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ミスジチョウ
8時始発のケーブルカーに乗った。山頂駅で降りると、気温は低く、曇っている。ミスジチョウがその食樹であるカエデの葉に止まった。被写体まで距離があったが、P610の望遠端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.石仏の頭にテングチョウ
お目当てのチョウに会えぬまま、1号路を下山する。途中の道沿いに祀られている石仏の頭にテングチョウが止まった。ここ高尾山は天狗の住む山と言われる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 161mm ISO140? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.キセキレイ -1
高尾山口まで降りてきて、高尾山599ミュージアムに寄ってみた。中は広々としている。あまり印象に残る展示物はなかった。先の自動車祈祷殿に戻り、受付に寄って支払いをし、八王子城跡へと移動した。いつもの駐車場に車を停めて広場に行き、クモガタヒョウモンでもいないかと草地を歩いていると、東屋の傍に置かれているテーブルにキセキレイが止まっていた。この時は気が付かなったが、口に餌を咥えていたのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/400秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
7.キセキレイ -2
少し近寄って、D5300で撮る。きれいな鳥だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞りオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
8.ウラギンシジミ??
東屋に置かれている八王子城の模型にテングチョウが数匹いた。ウラギンシジミもいたので、のぞき込んで撮っていると、三脚を立てて野鳥を撮っておられるかたから、「そこに巣があるので、離れてこちらに来てくれませんか」と声を掛けられた。気が付かなかったが、あずまやの屋根裏に、さっきのキセキレイが巣を作っていて、その餌運びのシーンを撮ろうと、三脚に据えられたカメラのレンズは、その巣に向けられていたのだった。申し訳なかった。キセキレイのお母さん?にも申し訳ない思いだ。しばらくして、餌を咥えたキセキレイは東屋の中に入っていった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO??560???? ?)露出補正? ?なし
170404_008.jpg
9.モンキチョウ
草叢ではモンキチョウが元気に飛び、アカツメクサの花で吸蜜をする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/2000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
10.テングチョウ
高尾山でも、ここでも、テングチョウがとても多かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?500?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
11.ハナショウブ 花菖蒲??
八王子城跡でもこれといった成果を得られぬまま、ミズイロオナガシジミでもいてくれればと思い、5月にアオバセセリを撮りに行った長池公園へ寄った。国道16号線の向かい側になるが、それほど遠くはない。ハナショウブがきれいに咲いていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?800?秒 62mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
12.キタテハ
長池公園も、チョウは多くない。新鮮なキタテハ夏型が貴重に思える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。
13.スジグロシロチョウ♂
モンシロチョウより一回り大きいスジグロシロチョウが多く見られた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  (? ?f?6.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
14.ルリシジミ♀
ミズイロオナガシジミを探して歩いていると、不意にルリシジミが飛び立ち、近くの下草に止まって開翅した。ミズイロオナガシジミには会えずじまいだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。


2016年11月14日

暖かい秋の日 舞岡公園 10月20日

前日に続き、この日も天気が良い。気温も上がるという。しかし、そろそろ蝶のシーズンも終わりに近づいてきた。
 舞岡公園にもコセンダングサが咲いているところがある。そのコセンダングサにはいろいろな蝶がきていた。嬉しかったのは、今年は舞岡公園で見ることがなかったヒメアカタテハもこのコセンダングサで吸蜜していたことだった。ウラナミシジミやヤマトシジミ、チャバネセセリなどもきている。石垣島ではセンダングサに蝶が集まるが、コセンダングサも蝶が好きな花に違いない。
  9月28日に来たときに、ジャコウアゲハの幼虫がいっぱいついていたウマノスズクサのところへ行ってみたが、幼虫たちの姿はなくなっていた。あれだけいた幼虫達はどうなってしまったのだろうか?周囲を探してみたが蛹も見られないし、成虫も飛んでいない。
  10月に入って、クロコノマチョウも発生しているようだったが、この日は会えなかった。
 この日は10月後半とは思えぬ暑い日となった。年内、舞岡公園で蝶の写真を撮るのも今日が最後かもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.脱穀
古民家の広場では、ボランティアのかたの指導で、子供たちが収穫を終えた稲の脱穀をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.2 1/500秒 30mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ユズの実
古民家の庭の片隅にユズの木が植わっていて、立派な実をつけていた。その実は思ったより大きい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/500秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンは♀を見る機会が多くなった。この花はキク科の花であるがユウガギクであろうか。よく似た花が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。P610の広角側で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
コセンダングサの咲いているところに数頭のウラナミシジミが飛び交っていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤマトシジミ♀ -1
ヤマトシジミもコセンダングサに来ていた。新鮮な♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♀ -2
コセンダングサはこんな環境に咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヤマトシジミ♀ -3
同じ個体である。夢中で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ -2 開翅
開翅して撮らせてくれた。小さい蝶だから、接近してとる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ -3
Nikon COOLPIX P610では、最も広角にして撮ると35mm版換算で24mmになる。その広角側で撮ろうと思うと、シジミチョウは小さいので思い切って接近しなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタテハ 秋型
このコセンダングサの咲くところへはまた後で戻ってくるとして、少し先に進んだ。コスモスの咲くところで、秋型のキタテハがいた。深い褐色が渋い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメアカタテハ♂ -1
また、コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。おや!ヒメアカタテハがいた。ここ近年、舞岡公園では秋になってもなかなかヒメアカタテハを見ることがないので、うれしかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメアカタテハ♂ -2
コセンダングサの小さな花から花へ移りながら、吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒメアカタテハ♂ -3
すべて同じ個体である。このコセンダングサから離れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ♂ -4
さらに近づいて撮った。どこにも傷がない美麗な翅だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?17.ヒメアカタテハ♂ -5
裏面も撮っておいた。前翅裏面の茜色はツマグロヒョウモンのそれに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ♂
この日は暖かい日だったので、ウラギンシジミの開翅シーンも撮れると思っていたが、チャンスがなかった。最後に道に止まったウラギンシジミの開翅を待ったが、叶わなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段??


2016年10月25日

午前の保土ヶ谷公園 10月6日

10月2日?4日は、学生時代に同じ部で過ごした私の同期の主人と1年後輩の奥さんで営む八ヶ岳南麓は原村の飯塚ペンション に、私たちの同期とその前後に卒業した仲間が集まった。この会は私が幹事で、毎年1回、もう20年以上続けている。ゴルフの会なのだが、ゴルフをしない人も、2日目のゴルフ終了後の懇親会に駆けつけ、総勢16名が集まった。
 3日は1日中雨が降る中、小淵沢カントリークラブでゴルフだったが、翌日は、すっかり晴れ、さわやかな秋空が広がった。前日の雨中のゴルフが恨めしい。帰路はまだ雪をかぶっていない富士山を正面に眺めながら、中央道を走った。

  横浜に戻ってきて、5日、6日と良い天気だった。5日はとても暑かったので家でのんびりし、6日に午前中2時間ばかり、保土ヶ谷公園へ出かけた。
 目的はツマグロヒョウモンの♀を撮ることだった。ヒメアカタテハやウラナミシジミもいた。ナガサキアゲハが悠々と飛んでいるが、撮影のチャンスはない。カワセミに遭えたのがうれしかった。
 蝶の写真を撮っていると、どうしても珍しい蝶ばかりを追ってしまいうが、この頃はどこにでもいるいわば普通種を、光や構図を考えて上手に撮ってやろうと思うようになった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
原っぱをモンキチョウが飛んでいる。そのモンキチョウが狙いを定めてコセンダングサの花に止まる。青空がきれいなので広角、ロー・アングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
広角で撮ると広さが誇張される。どんな環境にいるのかがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ
高いところに咲くブッドレアの花にアオスジアゲハが来ていた。見上げるようにして撮る。翅が陰になってしまったが、ソフトで明るくしてやった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 81mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ -3
90mmマクロで撮る。背景の原っぱはきれいにボケて、ソフトな写真になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミが多くみられるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/250秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンシジミ♂
保土ヶ谷公園のテニスコートの傍の木にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミも秋になると多く見られるようになる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが飛んでいた。撮ろうと思って近づいていったら暗いところに入り込んでこっちを見ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハチョウ
保土ヶ谷公園の下池の向こうには、ツマグロヒョウモンなどが良く吸蜜に来る白いブッドレアの花が咲いている。夏の初めから咲き始めて、次から次へと花穂をつけている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/500秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン♂ -1
その白いブッドレアの花にツマグロヒョウモンがやってきた。この日はツマグロヒョウモンの♀を撮りたいがこれは♂だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン♂ -2
P610で撮った。前の写真とはずいぶん違った感じになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/250秒 32mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン♂ -3
下池のあたりには2?3頭のツマグロヒョウモンが飛んでいたが、すべて♂だった。広角で撮ると生息環境が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.カワセミ -1
下池から水が流れてくる造られたせせらぎの縁にカワセミがいるのを見つけた。比較的近く、P610で十分狙える距離だ。背中の瑠璃色がひときわ映える。体は小さいがくちばしは大きく、目つきは鋭くて獰猛な感じがする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カワセミ -2
しばらく見ていると、ふいに飛び上がって、せせらぎに頭から突っ込んだ。すぐ戻って、また、縁に止まった。水しぶきのあとが手前に見える。何を捕ろうとしたのだろうか?また水に飛び込むのではないかとシャッターボタンに手をかけて待ったが、チャンスは来なかった。これは♂のようだ。♂はくちばしが上下とも黒いが♀は下のくちばしが黄色いそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 100mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ -2
保土ヶ谷公園を後にして、先日来、キバナコスモスに来る蝶たちを撮ってきた明神台公園へ移動した。その花壇にはイチモンジセセリ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどがいたが、ウラナミシジミを狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツマグロヒョウモン♀ -1
キバナコスモスが咲くところでは、さっそく狙いのツマグロヒョウモン♀がいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ -1
舞岡公園ではすっかり見かけられなくなったヒメアカタテハもいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハもキバナコスモスの花が好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラナミシジミ -3
ハギの花にはウラナミシジミが数頭いた。開翅したところも撮りたいがなかなか翅は開いてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモン♀ -2
ツマグロヒョウモンも数頭飛び回っている。前回、9月の初めに来た頃は♂しか見なかったが、この日は♀も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの前翅裏面はピンク色で艶っぽいが、♀では特に印象的だ。??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメアカタテハ -3
目の前のキバナコスモスに来たこのヒメアカタテハは♀のようだ。ヒメアカタテハも2?3飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ秋型
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハに混じってキタテハの秋型も飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン♀ -4
まるで一輪挿しのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♀ -5
まだまだ破損していないきれいな個体が多い。半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♀ -6
眼と鼻の先に咲くキバナコスモスに止まる。こちらが少し離れないと画面から溢れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♀ -7
ブッドレアの花にも吸蜜に来た。この日、撮りたかったツマグロヒョウモン♀をとりあえず数カット撮ることができた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/5?00???秒 ?54???????mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段


2016年10月13日

秋深まる 舞岡公園 9月28日

そろそろ、舞岡公園の柿が熟するころだと思う。昨年、その柿の実にアカボシゴマダラ、ゴマダラチョウ、そしてコムラサキが集まっていた。この秋はどうだろうか。
 前回8月31日に行ったときは、ウマノスズクサにジャコウアゲハが産卵をしていた。孵化した幼虫たちは元気だろうかと思い、車を走らせた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミシジミ -1
ハギの花でウラナミシジミが吸蜜している。秋を感じる。ハギはウラナミシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミシジミ -2
90mmマクロで撮った。背景がきれいにボケるのは良いのだが、反面ピントの合う範囲が浅くなる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ交尾 -1
公園へのアプローチを歩いていると、何かがきらっと光って見えた。交尾中のウラギンシジミが葉の上に止まっている。上が♂で下が♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ交尾 -2
余裕があったので次に90mmマクロで撮る。白飛びしそうなので露出補正をする。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラギンシジミ交尾 -3
このカップルにはだいぶ長い時間モデルになってもらった。♂が少し翅を開いている。マクロで撮るとすべてにピントを合わせるのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ジャコウアゲハ幼虫 -1
ウマノスズクサが生えているところへ行ってみた。元気なジャコウアゲハの幼虫たちがウマノスズクサの葉を食べつくそうとしている。なみへい サイエンスの話題「黒蝶の戦略 ジャコウアゲハの超能力」によれば、ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食草としているが、単に食べるだけではなく一生にわたって大変な恩恵をこの植物から得ている。その鍵になる化合物がウマノスズクサの作るアリストロキア酸という小さな分子である。つまりジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサのアリストロキア酸をせっせと食べて体内に蓄積して小鳥などの天敵から身を守っているのだ。さらに♀はウマノスズクサに産卵する際、産んだ卵にアリストロキア酸を含むクリームを塗布して外敵から守るという念の入れようである。孵化した幼虫はまずこの卵の殻を食べて効率的に毒で武装すると記されている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ジャコウアゲハ幼虫 -2
これも3齢か4齢と思う。ずいぶん大きくなっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/200秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ジャコウアゲハ幼虫 -3
よく見るとあちらにもこちらにも、2齢?4齢の幼虫がたくさんいる。幼虫はウマノスズクサの葉だけではなく茎も食べてしまう。蛹はいない。(以下、なみへい サイエンスの話題「黒蝶の戦略 ジャコウアゲハの超能力」 から引用)終齢期の幼虫は、蛹化が近くなると何故か食草を離れ地上を這って何メートルも離れたところにある建物の南向きのモルタル壁に攀じ登る。高いのは2、3メートルも登るのである。そこで細い釣り糸のような白い糸を吐いて自分の身体を壁に固定して蛹化する。壁への接着部は黒いタールのような基礎構造がしっかりと塗りつけられている。その姿はさながら後ろ手に縛られて壁に括られたようで番町皿屋敷のお菊を髣髴させる。そんなことから「お菊虫」という別名がついている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/125秒 39mm ISO220? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.キンモクセイ 金木犀
古民家の庭にキンモクセイが咲き、強い香りが漂ってきた。wikipedia等によると、キンモクセイは中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来したそうだ。一般には桂花の名で呼ばれることがある。まさしく秋に小さいオレンジ色の花を無数に咲かせる。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しないという。キンモクセイの花の匂いの成分であるガンマーデカラクトンには、虫を避ける効果が有るという。また、キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、その香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、トイレを連想させることがあるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ -1
アカボシゴマダラは元気だ。舞岡公園ではいつも見られる蝶である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/125秒 215mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.アカボシギマダラ -2
前の写真とは別の個体。開翅してくれた。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミ ♂
ウラギンシジミの♂はこのように梢の葉先に止まって縄張りを張る。蝶まで10mくらい離れているので飛び道具(P610望遠)を使用する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ
往きにウラナミシジミがいたハギでツバメシジミが吸蜜していた。ハギはツバメシジミの食草でもある。少しピントが甘い、ご容赦。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし


2016年9月 5日

舞岡公園 台風一過 8月31日

台風10号・ライオンロックは8月19日に八丈島の東の海上で発生し、いったん南西に進んだ後、8月25日ころから沖縄の南東海上でUターンを始め、その後北上して30日には岩手県に上陸した。岩手県や北海道で大きな被害をもたらし、やっと日本海へ抜けてくれ、温帯低気圧になった。しかし、30日夜半から、31日朝にかけて、河川の氾濫と土砂災害で岩手県では12名の方が亡くなっている。北海道でも3人の方が行方不明で、南富良野町では空知川が氾濫し、家や車が流されるという多くの被害が出た。被害に遭われたかたがたには心からお見舞い申し上げたい。
今年の8月は天候が定まらず、なかなか蝶の写真を撮りに出かけられなかったが、8月31日、関東はやっと快晴となった。舞岡公園へ行ってみることにする。
この日は、どんな蝶でもよかった。元気に翔ぶ姿が見たいと思った。食草であるクズの花が咲くところでは、樹上でウラギンシジミ♂がテリトリーを貼っている。フヨウやトロロアオイの大きな花も咲いていた。セミの鳴き声はあの暑苦しいアブラゼミの鳴き声に代わって、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの声が大きく聞こえるようになった。クサギの花はそろそろ終わりだ。ナガサキアゲハやモンキアゲハが悠々と飛んでいるのは見かけるが、クサギの花には来てくれなかった。
  この日の収穫はジャコウアゲハの産卵シーンを撮ることができたことだ。これは次回アップしたい。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コミスジ -1
長い間、舞岡公園を散策してきたことで、どのあたりでどんな蝶が出てくるかがわかるようになってきた。南門を入って谷戸の方へ降りていくとコミスジが迎えてくれる。小さくてかわいいコミスジだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO2?80???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コミスジ -2
前の写真と同じ個体。裏面を見せてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ
クズの花が咲いているところがある。ウラギンシジミがテリトリーを貼っている。時々飛び立つが、この蝶の飛び方は方向性が全くなくジグザグだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.イチモンジセセリ -1??
この時期のイチモンジセセリは裏面の鱗粉がしっかりついていて、赤褐色に見える。この蝶は小さな花で吸蜜する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリ -2
後翅表面の一文字模様がよく見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO360 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツリガネニンジン 釣鐘人参
?? まだ、咲き始めのようだ。昨日は雨だったので、みずみずしく見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO640 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.トロロアオイ 黄蜀葵
?? オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれるそうだ。花の大きさは20cm近くあった。D5300のライブ・ビューで下から撮影した。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f5.6 1/?1600秒 26mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ナンバンキセル 南蛮煙管??
?? イネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生するという。寄生する植物の陰で咲いていた。ここでは大事に保護されている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO3200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ニイニイゼミとツクツクボウシ
?? ついこの間までは聞こえてこなかったが、今日は暑苦しいアブラゼミの鳴き声が聞こえなくなるほどツクツクボウシの甲高い声が響いてくる。上に止まっているのがニイニイゼミで下の止まっているのがツクツクボウシだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウメモドキ 梅擬
???? 古民家の裏に生えているウメモドキのきは、毎年今頃になると真っ赤な実をつけ、楽しませてくれる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f5.6 1/?640秒 18mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハの産卵行動?
???? ユズのような実がなった木が1本生えていた。その枝先をアゲハの♀がホバリングしていた。産卵行動のように見えるが・・・。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.黒い粒の混じったトウモロコシ
???? 古民家の軒先にトウモロコシが吊るされているが、そのトウモロコシには黒い粒が混じっていてる。スィートコーンと黒もちトウモロコシの交雑なのだろうか?

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 35mm ISO280 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.フヨウ 芙蓉
???? 花の大きさは10cm?15cmくらい。トロロアオイよりは小さいけど、大きな花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
???? プログラムオートで撮影 (f4 1/200秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ルリシジミ♂
???? 新鮮なルリシジミの♂がいた。この蝶の開翅写真はなかなか撮れない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ??
偶然に面白い写真が撮れた。G7Xに持ち替えてルリシジミの写真を撮ろうとしていたところ偶然にアカボシゴマダラがモニターに飛び込んできた。ルリシジミは飛び立ち、このアカボシゴマダラが撮れていた。残念ながらだいぶ破損している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影 (f4 1/800秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.赤蜻蛉??
赤蜻蛉が多くみられる季節になったのだ。これは翅の付け根が褐色なのでネキトンボだと思う。ネキトンボという和名は根黄蜻蛉と書き、翅の根本が黄色(褐色)であることに由来する。これは眼まで赤褐色で♂のように思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?800秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アゲハ
カラタチの新芽に尾端をまげて産卵しようとしているアゲハ♀がいた。このアゲハ、翅表の黄色が一般的な♀より色が濃く、前翅裏面は黒っぽい。ピントを外してしまったのが残念だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメウラナミジャノメ??
この蝶には気の毒だがあまり魅力がない。G7X接写の練習台になってもらった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影 (f4 1/100秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.アカボシゴマダラ -1??
そろそろアカボシゴマダラの数が多くなる季節になった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO250 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.アカボシゴマダラ -2
これは前の写真とは違う個体だ。いずれもきれいな個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?640秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.アカボシゴマダラ -3??
これは前の写真と同じ個体。裏面を撮った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ジャコウアゲハ♀????
そろそろ引き上げようとしていたところ、ジャコウアゲハがその食草のウマノスズクサ(馬の鈴草)に来て、産卵していた。はじめは1頭だけだったが、そのあとでもう1頭やってきた。滅多に遭遇できないチャンスだったので30分近く粘って撮った。その写真は次回見ていただくとして、そろそろ切り上げようと、その場から離れ、しばらく歩いて行ったところで、このジャコウアゲハ♀が葉の上に静止??????????????????????????ていた。産卵行動に疲れ、休んでいるのだろうか?

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO900 ?) 露出補正? ?なし
??????
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2016年7月15日

舞岡公園 梅雨の晴れ間 6月17日・26日

ゼフィルスも終焉に近づいてきた6月17日、梅雨の晴れ間、まだミドリシジミの♀やウラゴマダラシジミでも撮れないだろうかと思い舞岡公園へ出かけた。しかし、この日は全く平地産ゼフィルスに会うことができなかった。ゼフィルスを求めてあれほどたくさん来られていたカメラマンもこの日は全く会うこともなかった。
6月26日も久しぶりに青空が広がった。リョウブの花も咲いているころと思いトラフシジミを撮ろうと舞岡公園へ出かけた。リョウブの花が咲く最初のポイントには全くトラフシジミの姿はなかった。17日にはまだ蕾のほうが多かったリョウブも26日には散り始めている。リョウブの花の第2のポイントには2頭のトラフシジミがいた。しかし、2頭とも擦れている。高いところに咲いているリョウブの花で吸蜜するので撮りにくい。+補正して撮ったが、リョウブの花が白いのでトラフシジミは暗くなってしまった。トラフシジミはギフチョウの飛ぶころに出てくる春型の方が裏面後翅の白い帯(トラフの所以)が美しい。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ベニシジミ -1
ベニシジミは春型が姿を消し夏型に変わった。前翅のオレンジ色のところが夏型では黒っぽくなる。6月17日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 8mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ -2
90mmマクロで撮る。6月17日

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジチョウ
破損のない、きれいなイチモンジチョウがいた。小枝の先で占有行動の姿勢をとる。6月17日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 143mm ISO200? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ♂
6月26日は午前9時少し前に舞岡公園に入った。車が通る道の上にかかる橋からウラギンシジミが2頭、テリトリーを張って、飛んでは梢の葉に止まっていた。以下、6月28日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO125? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.トラフシジミ夏型 -1
期待していた通り、リョウブの花にトラフシジミが来ていた。擦れてはいるがほとんど破損のない個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.トラフシジミ夏型 -2
前の写真と同じ個体だ。日が当たるリョウブの白い花とのコントラストが強い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.トラフシジミ夏型 -3
露出がむつかしい。トラフシジミの裏面が暗くなってしまう。+0.7の露出補正をしてみたが・・・。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/200秒 48mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.トラフシジミ夏型 -4
今度は日が当たる位置に向きを変えた。設定変更が間に合わず、+0.7の露出補正のまま撮ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.トラフシジミ夏型 -5
ミズイロオナガシジミやウラゴマダラシジミはいないかと公園の奥の方を歩いてみたが会えなかった。1時間後にまたリョウブの花の咲くところへ戻ってきた。トラフシジミはまだいてくれた。少し撮りやすい低い花で吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.コチャバネセセリ
コチャバネセセリもリョウブの花に吸蜜に来ていた。左奥にトラフシジミの陰が見える

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/125秒 54mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.トラフシジミ夏型 -6
これは今まで撮っていたトラフシジミとは別にもう1頭いたトラフシジミだ。上の方に咲くリョウブの花にいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO125? ) ? 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタキチョウ
キタキチョウはハギ類やマメ科の花に来ることが多い。この花は何という花だろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 81mm ISO160 ) ? 露出補正 -0.3段


2016年7月 8日

オオミドリシジミ乱舞 八王子市郊外 6月10日

6月4日に梅雨入りして、雨こそほとんど降らなかったが、さすがに晴れる日は少なくなった。天気予報によると6月10日が晴れるようだ。よし、八王子市の郊外へオオミドリシジミを撮りに行こう。
  当日、予報通り朝から日が差している。現地には8時少し過ぎについた。すでに同好のカメラマンが数人来られている。挨拶をして仲間に入れていただいた。ネットを持った方が2人おられたが、邪魔すまいとの配慮からかカメラマンのいるところから離れておられた。
  少し高いところだが、数頭のオオミドリシジミが飛び交っている。3?4頭が絡み合うこともある。そしてちょっと落ち着くと梢の葉に止まる。ただし、高い位置なのでなかなか撮りにくい。しかも距離もある。P610でしか撮れない。日が当たるところに止まるので、コントラストが強く、肝心のオオミドリシジミが露出がオーバーになる。-0.3?-0.7の露出補正をするが、もっとアンダーにしてもよかったくらいだ。
 小1時間ほど撮って車に戻り、次に長池公園へミズイロオナガシジミを撮りに行った。だが、個体数は多くなく1頭を撮っただけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ -1
7時45分、車をコイン・パーキングに停めて、目的地に向け歩き出す。途中、民家の庭先にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO140? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ -2
表翅が見えないので雌雄がわからない。開翅してくれているので後ろに回り込むと♂であることが分かった。夏型だ。秋型のように前翅の先がとがっていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO140? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.オオミドリシジミ -1
地元の方に道を尋ねながら現地に到着したのは8時半ごろだったろうか。少し広くなったところに若木があって、新緑の葉が輝いていた。そこに何本かの木の周りをオオミドリシジミが複数飛び交っている。しばしば、梢の葉に止まり、開翅する。飛んでいるのは全部♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 64mm ISO161? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.オオミドリシジミ -2
オオミドリシジミはこれらの木の周りを飛び回り、時々このように止まる。止まると半分開翅することが多かった。止まっているところは3?4m先だ。P610の望遠端(35mm版換算1440mm)で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ -3
少し傷んでいる個体もいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/200秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオミドリシジミ -4
自分の眼より高いところに止まることが多い。せっかく開いてくれているのに裏面しか撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ -5
深緑色の金属光沢がきらきらと輝く。「チャンス」と思ってシャッター・ボタンを押すと、力が入ってしまいカメラぶれしてしまう。たとえば木の幹に体を押し付けて動かないようにシャッターを切るとうまく止まってくれることが多い。300mmの望遠レンズを付けた一眼レフで撮っておられた方に「カメラを手持ちで、シャッター・スピードはどれくらいで撮っていらっしゃいますか」と尋ねたところ1/350を最低にして撮っているとのことだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 161mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオモドリシジミ -6
この若木はコナラだろうか。この木の周りを多い時は5?6頭が飛び回る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオミドリシジミ -7
頭を向こうにして開翅して止まった。この位置から撮ると緑色が黒ずんで写る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオミドリシジミ -8
こんなところにも止まる。翅が透けている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO110 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オオミドリシジミ -9
こういう姿勢で止まることが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 108mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.オオミドリシジミ -10
前の写真と同じ個体で、しばらく同じところに止まってくれていた。レンズを伸ばして撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.オオミドリシジミ -11
眼が合ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 14.オオミドリシジミ -12
完全に開翅してくれた。しかもその向きは深緑の金属光沢が一番鮮やかなところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/500秒 258mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 15.オオミドリシジミ -13
オオミドリシジミの撮影を始めてから1時間くらいたった。被写体には事欠かないが同じ姿勢の蝶を撮ることが多くなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/160秒 236mm ISO100 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 16.オオミドリシジミ -14
この位置からだと深緑色がやや黒ずんで見える。オオミドリシジミのいろいろなシーンを撮ることができた。前々日に舞岡公園で撮ったオオミドリシジミも貴重だが、この日は開翅シーンも撮ることができ満足だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO110 ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 17.モンキアゲハ♀
帰路についた。来たときと違う道を駐車場へと向かう。ふいにモンキアゲハが飛んできて、草むらに止まって翅を休める。♀は時々このような静止をすることがある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 116mm ISO360 ) ? 露出補正 -0.7段
160707_018.jpg 18.ミズイロオナガシジミ -1
次に多摩ニュータウン近くの長池公園へ行く。公園についたのは11時だった。まず、長池公園自然館に入った。その展示館で偶然、 小檜山賢二氏のマイクロ・プレゼンス写真展が行われていた。素晴らしいゾウムシなどの写真を見せていただいて、長池へ向かう。池の近くで1頭だけミズイロオナガシジミに会うことができた。葉が邪魔になって頭としっぽが隠れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ミズイロオナガシジミ -2
じっと止まっていてくれるので、左手で枝先を下へ引っ張って、右手だけでカメラを持ってシャッターを切った。なんとかブレを少なく撮ることができた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年10月13日

妻籠宿散策 9月23日

年に数回、旅行や食事会でご一緒するご夫婦と木曽路を旅した。今回は奥方たちがTV番組で紹介された「ヘブンスそのはら 天空の楽園」で星空を見たいということが発端だった。ヘブンス園原というのは名古屋から車で1時間ほどの南木曽の昼神温泉の近くにある。はじめ、ご一緒する友人の奥様が9月9日-10日を予定して昼神温泉の宿の予約もしていただいていたが、天候が悪いということで、9月23日泊に取り直していただいた。1泊2日のドライブ旅行だ。

今回もご主人が綿密な計画を立ててくださった。初日(9月23日)は横浜から東名高速、圏央道、中央道を走って飯田山本ICで下り、国道256号を走りまず妻籠宿へ行く。順調だった。
妻籠宿ではそれほど観光客も多くなく、ゆっくりと街並みを見て歩けた。12時半、昼時となったので旅館「藤乙」という食事処に入った。ざるそばを食べたが、旨かった。この店はもともとは旅館で、今も宿泊することができる。食後は奈良井宿へ行く途中にある桃介橋を見に行く。

1.諏訪湖SA
海老名SAで朝食をし、次は諏訪湖SAで休憩した。下り線で諏訪湖SAで車を停めることは今までにない。下り線のSAは上り線SAの上にあり、上り線SA越しに諏訪湖を眺めることになる。時間は10時半前。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/640秒 19mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.妻籠宿到着 散策開始
11時半ごろ、町営妻籠宿有料第二駐車場に車を入れる。金500円也。空いていた。駐車場の脇から妻籠宿旧中山道の街並みに入っていった。出たところはちょうどその中ほどあたりだった。まず、右、馬籠塾方面に向かって歩き始めた。松代屋という旅籠があった。立派に営業している。一泊二食付で10,800円から。11月は紅葉の季節で賑わっているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.延命地蔵
松代屋の筋向いに延命地蔵がある。文化10年(1813年)、光徳寺住職の中外和尚が地蔵尊像の浮かび上がっている岩を傍に流れる蘭川(あららぎかわ)から運んできて安置したものだそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 6mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.妻籠宿の町並み -1
宿場としての機能を失った妻籠宿は衰退の一途をたどったが、昭和40年代になり集落保存と景観が修復されたという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/200秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.ジーンズ・ショップ?
ショウ・ウインドウに「OBARAJUN」と入っていた。とても斬新な陳列で、面白いなと思った。屋号は「尾張屋」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.木曾蘭檜笠(きそあららぎひのきがさ)
檜の網笠を編む実演が行われていた。編み笠は300年以上伝統を受け継がれて作られている南木曽檜を薄く削り細長く短冊状して、縦横を交互組み上げるのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.民芸土産品
暖簾に「民芸みやげ品 新まきの」と書かれた店があった。店というよりは、住居のように見える。軒先で話をする3人の姿に生活感がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.頑張るミヤカカラスアゲハ♀
翅がボロボロになった黒いアゲハがひらひらと飛んできて道端に咲く一輪の彼岸花で吸蜜を始めた。ミヤマカラスアゲハの♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 72mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.妻籠宿の町並み -2
そろそろ引き返そうといま歩いてきた町を振り返る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.妻籠宿の町並み -3
駐車場から街道筋へ入ってきたあたりへ戻ってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.下嵯峨屋
建設当初、長屋だったものの一戸分を昭和43年に解体復原したものだそうだ。妻籠宿における庶民の住居を代表する方土間に並列二間取りの形式をよくとどめていると説明されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.長野県天然記念物ギンモクセイ
駐車場から入ってきたところを反対の方向(南木曽駅方面)へ歩く。路地を入ったところに神官・矢崎氏の庭木として代々愛育されてきた巨木のギンモクセイがあると案内板が出ていたので見てきた。周囲1m91cmある。そういえばキンモクセイというが普通じゃないかなと思った。調べてみたらギンモクセイはキンモクセイの原種だが、キンモクセイより香りや色が控えめで庭木の人気としてはキンモクセイに一歩譲るという。名前の通り、花の色が違う。キンモクセイはオレンジ色、ギンモクセイは白だ。香に誘われて良く見るのはキンモクセイのほうだった。妻籠のギンモクセイにはまだ花が少しだけ残っていたが、香はなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/160秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.食事処
12時半、昼時となった。左手の少し下がったところに「御食事」と暖簾の掛かったところがあった。混んでいるかと思ったが、それほどでもなく、すぐに入ることができた。ここは旅館「藤乙」といい、もともと旅館で宿泊することもできる。ざるそばを食べたが旨かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.軒先のヘチマ
子供の頃、家でもヘチマを育てていた記憶がある。都会では最近へちまを見ることはない。ヘチマのたわしとかヘチマコロンなど、懐かしい。ほっかむりをして軒先を掃くおばあさんの姿は観光地とは思えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.妻籠宿の町並み -3
南木曽駅方面への街道筋はやや上り坂になっている。宿場らしい佇まいを見せる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/200秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.熊谷家住宅
19世紀の初頭に建てられた長屋の一部だそうだ。左右の半分づつが一軒の家として使用されていたという。昭和48年に町で買い上げ、解体復原されている。中を覗くと囲炉裏があり、一家で食事をしたりする生活の場が見られる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロホオズキ
調べてみるとこの花はナス科のクロホオズキというようだ。ホオズキに似た上部が青黒色の実を付けることからこの名がある。キヒゲアシブトハナアブというハナアブが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.ウラギンシジミ♂
おなじみウラギンシジミが誰かが食べこぼしたアイスクリームにストローを伸ばしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.スズメウリ
何とも可愛らしい、西瓜を小さくしたような瓜だ。「食べられません。取らないでくださいね」と札が掛けられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 36mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.アサマイチモンジ
駐車場へ戻る途中、日当たりの良いところにアサマイチモンジがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 59mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.ホシミスジ
遠くに飛んでいた。オオミスジかと思っていたらホシミスジだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月19日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (1) 9月12日

8月の前半は暑い日が続いたが、8月後半になると日照時間「0」の日が多くなった。晴れたと思う日がほとんどない。関東に大きな被害をもたらした二つの台風と秋雨前線が抜けて、9月11日、12日はやっと晴れ間が出た。前回舞岡公園へ行ったのは8月27日、曇り一時晴れの日だった。その時はきれいなウラギンシジミがいたぐらいで蝶の数は少なかったがこの日の舞岡公園は久しぶりに蝶が多かった。

水車小屋の近くに大きな柿の木がある。柿の実は熟してきていて、それを鳥が突いたのだろうか、傷ついた実から果汁が染み出している。そこへ蝶たちが集まってくるのだ。舞岡公園にこんなにアカボシゴマダラがいるのかと思うほど、アカボシゴマダラが乱舞している。柿の実で吸汁したり、飛び立っては♂が♀を追いかけたり、近くの葉や木の幹に止まり一休みするアカボシゴマダラたちの天国のようだ。

そんな中で1頭のゴマダラチョウを見つけ出した。われながら良く見つけたものだと思う。アカボシゴマダラは後回しにしてゴマダラチョウを追った。距離があるところの熟れた柿の実に止まり吸汁するゴマダラチョウは撮りにくい。P610を使わざるを得ないが、ピント合わせが難しい。だが、久しぶりに撮影を楽しむことができた。

公園は秋の気配が濃くなってきた。クサギの花は終わり実を付けはじめ、クズの花や曼珠沙華が咲き始めていた。
アップしたい写真点数が多くなったので経時的に2度に分ける。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アカボシゴマダラ
今年はほとんどアカボシゴマダラの写真を撮っていなかったが、この日は早々にそのチャンスが訪れた。なかなか静止してくれないので追いかけていたら茂みの中に入ってしまって、こんな写真しか撮れなかった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1800秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ガガイモ
こんな花が咲いていた。なんという花かわからなかったので後で調べたところガガイモの花だった。ガガイモ(蘿?、鏡芋、?蘭)は夏から秋にかけて葉腋から出た集散花序に淡紫色から白色の花がつくとある。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 ?105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.真正ゴマダラチョウ
久しく舞岡公園でゴマダラチョウの姿を見ていなかったが、この日、多くのアカボシゴマダラに混じって1頭のゴマダラチョウがいた。見つけたときはうれしかった。

?Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 236mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -1
熟した柿の実にゴマダラチョウとアカボシゴマダラが来ていた。一旦飛び立ってはまた戻ってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -2
ゴマダラチョウはこの1頭のみ。侵略者、いや侵略蝶アカボシゴマダラはこの柿の木の周りに10頭くらいいるようだ。ゴマダラチョウよ頑張れ!

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -3
柿の実に穴が開いている。鳥が啄んだのだろうか? その匂いで蝶たちが寄ってくるのだろうか?ゴマダラチョウの眼はオレンジ色だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.柿の実とアカボシゴマダラ
ポツンと離れたところにある一つの柿の実をアカボシゴマダラが独占していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 116mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカボシゴマダラ
梢の葉の上で一休みするアカボシゴマダラ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 112mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.キリのみ
水車小屋の近くにはキリの木があり、春にはきれいな花をつけ、秋には実がなる。wikipediaによれば、「キリは日本国内でとれる木材としては最も軽い。また、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝されてきた。日本では箏や箱、家具、特に箪笥の材料として用いられることが多く、桐箪笥といえば高級家具の代名詞である」とある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ♀
2頭で飛んでいた一方のアカボシゴマダラが葉上に止まった。♀のようだ。♂に比べ一回り大きく前翅が丸みを帯びている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR +Kenko Close-up1 絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.静止するアカボシゴマダラ -1
柿の木の周りにはアカボシゴマダラが10頭ほどいるのではないだろうか。あるものは柿の実でストローを伸ばし、あるものはペアになって飛び回る。そして、一休み。カメラを近づけても飛び立たない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.静止するアカボシゴマダラ -2
これは10.の写真と同じ個体だった。じっくり撮らせてくれる。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?95mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.静止するアカボシゴマダラ -3
これも10.の写真と同じ個体だが、P610のレンズを10cm位まで近づけて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.インゲンマメの花?
同定は定かではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150919_015.jpg 15.ヒメウラナミジャノメ開翅
この蝶も数は多いのだがなかなか良い写真が撮れない。これは良いところで翅を開いてくれた。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.タムラソウで吸蜜するイチモンジセセリ -1
まず、D5300で撮る。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO750 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.タムラソウで吸蜜するイチモンジセセリ -2
次にそばを通る農作業のリヤカーを入れてP610の広角端でとる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ
この時期のウラギンシジミはこのように道に止まって吸水することが多い。こんな撮り方では絵にならない。ローアングルで撮る以外ないのだが、逃げられてしまう。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.アブラススキ?
調べてみたがよく解らない。すすきの仲間ではあるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.フヨウ
何も言うことはない。見事に開いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ムラサキシキブ
小谷戸の里へ移動した。クサギのあるところへ行く途中、ムラサキシキブの実がなっていた。花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲くそうだが、記憶にない。紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」にたとえたといわれる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.クサギ
クサギの花はほとんどが落ちた。花が落ちた後、実の紫色の萼(がく)が花のように見える。果実が熟すと萼が平開する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 59mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.クサギの実
萼(がく)が開いて中から、藍色の実が出てくる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/500秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.モンキアゲハ
僅かに残ったクサギの花にモンキアゲハが寄ってきた。モンキアゲハも傷んでいる。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO360 ) 露出補正 なし


2015年8月31日

クサギの花は?・・・? 舞岡公園 8月27日

8月18日に舞岡公園へ行ったときはクサギの花が咲き始めていて、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、そしてナガサキアゲハといった黒いアゲハたちが吸蜜に来ていた。しかし良い写真が撮れなかったので、時期的に少し遅いかなと思いつつ、リベンジを試みた。しかし、この日行ってみると、クサギはまだ花が残ってはいるものの、黒いアゲハたちは全く集まって来ない。モンキアゲハやナガサキアゲハはゆうゆうと飛んでいるのだが。
?  この日はウラギンシジミとイチモンジセセリが私の相手となってくれた。特にウラギンシジミの新鮮なオスは見ごたえがあった。今年の舞岡公園は蝶が少ない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂ -1
きれいなウラギンシジミの♂がいた。ゆっくりと翅を開いてくれたので上から撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.?3? 1/?125?秒 ?36?mm ISO100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ♂ -2
同じ個体である。少し移動して、今度は半開翅。縞の靴下をはいたような足がかわいらしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.?3? 1/?125?秒 ?36?mm ISO100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.ナンバンキセル
早くクサギの花のところに行きたくて、小谷戸の里へ急いだ。小谷戸の里にある2か所のクサギのポイントを見たが、9日前に来た時と比べると、花に勢いがなくなっていた。?黒いアゲハたちの姿は見られない。この季節、古民家の納屋の近くにナンバンキセルという花が咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3? 1/?125?秒 ?4mm ISO?360? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 4.古民家にある資料
?ここにある金子家の母屋は明治後期に建築されたと思われる古民家であり、横浜市戸塚区品濃町にあった旧金子家を平成7年に移築し復元したという。土間や食器が展示してあり、当時の生活空間が再現されているが、その中に神奈川県鎌倉郡川上村立尋常敬譲小学校が発行した学習證書があった。神奈川県平民 七郎右ヱ門孫 金子エツ 明治廿一年五月生まれとある。教科書らしき本とノートが置いてあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?4.5 1/?100?秒 ?12mm ISO?1600? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリ -1 
9日前に来たときと比べると擦れた個体が目立つが、数は増えている。小さなピンクの花、キツネノマゴで吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?4.5 1/?100?秒 ?12mm ISO?1600? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリ開翅
右の前翅と左の後翅の表側の斑紋が良くわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?125秒 ?4mm ISO?125 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤブガラシで吸蜜するイチモンジセセリ
真横から撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?125秒 ?143mm ISO?220 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 8.イチモンジセセリ ♀に寄り添う♂
前にいるのが♀で後ろにいるのが♂だと思う。ほほえましい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?400秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒヨドリバナで吸蜜するイチモンジセセリ
こんなにイチモンジセセリの写真を撮ったのは初めてだ。普段はあまり見向きもしないのだが、ほかに撮る蝶がいない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?400秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 10.モンシロチョウ
モンシロチョウもとても可愛く見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?4 1/?320秒 ?9mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンシジミ -3
ウラギンシジミは多く飛んでいた。路におりて吸水していた。前翅の先端がとがっていて、秋型の傾向がみられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?125秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミ♂ -4?
これもまた違う個体だが、どれも生まれたばかりのようでピッカピカだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.8 1/?160秒 ?7mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.今年初めて撮るアカボシゴマダラ 今年は春からアカボシゴマダラの数が少なく、やっと撮影できた。梢の上を舞っていたのでしばらく様子を見ていたら、木の幹に止まった。見ると近くにサトキマダラヒカゲもいる。どうやら樹液が出ているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.5 1/?125秒 ?54mm ISO?560 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ
黄色いストローを伸ばして樹液を探っている。しかし、少ししか出ていないのか、美味しくないのか、すぐ飛び去ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?125秒 ?125mm ISO?800 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.黒いトウモロコシの粒
古民家まで戻ってきた。クサギの花を見てまわるが、黒いアゲハたちの姿は見えない。古民家の母屋の軒先にトウモロコシが吊るしてあった。一部は黒い粒が付いている。手入れをされている方が傍にいらっしゃったので、なぜ黒くなるのか尋ねてみたところ、遺伝子によるものだそうで、病気ではないらしい。食べても問題ないとのことだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?125秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.いつものところにムラサキシジミ
駐車場へ戻ってきて、ムラサキシジミはいるかなと探してみると、3頭いた。広角側で目いっぱい近づいて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?125秒 ?4mm ISO?110 ) 露出補正 ?-0.3段


2015年8月21日

秋が近づく舞岡公園 8月18日

昨日は久しぶりに雨らしい雨が降った。時々、日は差すものの曇り空だ。さすがに気温も下がっていた。

5月、6月と足しげく通ったが、7月は一度も行っていなかった舞岡公園へ行ってみようと思う。そろそろクサギの花が咲くころで、そこに集まる黒いアゲハの夏型を撮ろうと思う。

いつものように駐車場に車を停め、公園へと歩きはじめる。谷戸までの道はキタキチョウくらいしか飛んでいない。田んぼは稲が実り、鳥たちから守るためにネットが掛けられていた。秋の気配を感じる。蝶は少ないが、新鮮なイチモンジセセリが飛び始めている。

小谷戸の里にクサギの花が咲く頃だ。近くへ行くとクサギ独特の匂いがしてきた。これは黒いアゲハたちが来るだろうと期待したのだが、来ていない。もう一か所、奥にもクサギの木がある。そちらに行ってみると、カラスアゲハとクロアゲハがいた。割ときれいな個体だった。クサギの花は傾斜地の上の方で咲いていて、吸蜜に来る蝶を撮りにくい。そのアゲハたちもクサギを離れてしまった。また、もとのクサギの花へ戻る。ボロボロのモンキアゲハの♀が来ていた。しばらく粘ってみたが、他には来てくれなかった。

いつものように、狐久保へ行く道を入り、また戻って、瓜久保ヘいった。瓜久保のかっぱ池は昨日雨が降っているのに干上がっていた。帰り道でもう一度古民家のクサギの花を見て行った。ナガサキアゲハ、モンキアゲハが来て、ようやくナガサキアゲハを撮ったが、良い写真は撮れていない。

この日、それらの蝶のほかに、数は少ないながら見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジチョウ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ、モンシロチョウ、ヅバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ムラサキシジミなどだったが、アカボシゴマダラの数は少なく、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハは全く見られなかった。秋には出てくるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタキチョウ
ハギの花の周りをキタキチョウたちが飛んでいる。♂の黄色はとても鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.実りの秋
谷戸の田んぼのイネには実が育っている。鳥たちに食べられないように広範囲にネットが掛けられていた。そろそろ、案山子たちも出てくるだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジセセリ
小谷戸の里へ行く途中の道端の低い草の上を、新鮮なイチモンジセセリが飛んでいた。発生初期なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツバメシジミ
擦れたツバメシジミが元気に飛んでいた。暑い夏を生き延びてきたのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 8mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ユウガギク
マーガレットを小型にしたような花が咲いていた。「柚香菊」と書く。一般に野菊と呼ばれる種類の1つである。 和名の由来は、柚に似た香りのする菊ということからきているとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤブガラシ
この花は蝶の好きな花だ。特にアオスジアゲハが良く吸蜜にくる。しかし、この日、アオスジアゲハを見なかった。和名の「藪枯らし」と書くが藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示しているそうだ。wikipediaによれば、別名ビンボウカズラ「貧乏葛」とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。どれも邪魔者扱いである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.サルスベリ
小谷戸の里の入り口を入ったところに一本の百日紅の木があり、いま、見事なピンクの花を咲かせていた。サルスベリは「百日紅」書くが、「猿滑」とも書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クサギの花
私はこの花が咲くのを毎年、待ち望んでいる。8月の中頃から咲くこの花には黒いアゲハたちが良く集まってくるからだ。クサギ「臭木」の花は傍に行くと独特の匂いが漂うが、嫌いな匂いではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 9mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里に咲くオミナエシ
秋の七草「女郎花」が咲いていた。キタキチョウがその周りを飛んでは花に止まり吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.トウギボウシ
オオバギボウシともいう。「唐擬宝珠」。花は下向きに咲いているので、ローアングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花に来たクロアゲハ
裏面では雌雄の区別が難しいが、後翅の赤い斑紋からすると、♂のようだ。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.クサギの花に来たカラスアゲハ♀
やっと近くの花に来てくれたが、良い写真は撮れなかった。クサギの花ではじっと留まって吸蜜せず、ホバリングをしながら吸蜜し、花から花へすぐ移っていく。このカラスアゲハは♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 72mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.クサギの花に来たモンキアゲハ
最初のポイントのクサギの花で吸蜜をしていた。しかし、大きく破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 197mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンシジミ
夏のウラギンシジミはこのように路上で吸蜜するものが多い。こういう時は開翅して止まってはくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.トロロアオイ
「黄蜀葵」。一日花で、夕方早い時間に閉じる。根の部分が粘っこいらしい。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。この植物から採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用されるそうだ。大きな花だった。次に咲く蕾が、咲いている花の後ろにいっぱい付いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ガビチョウ
餌を咥えたガビチョウが目の前を横切って茂みの中に入って止まった。見るとそこにはもう一羽ガビチョウがいて、自分が加えてきた餌を口移ししていた。残念ながらそのシーンを撮ることはできなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 54mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミ
チダケサシの花にきれいなベニシジミが止まっていた。箱根湿生花園ではこの花でミドリシジミも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.干上がったかっぱ池
この様子を見たときは、今年の夏の暑さを一層思い知らされた。昨日はここも久しぶりに雨らしい雨が降ったはずなのに、このありさまである。蓮の花はどうなってしまうのかな。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.カワセミ
帰り道、もう一度クサギの花を見て行こうと小谷戸の里を歩いていたら、瑠璃色の鳥が前を横切って10m位先の小枝に止まった。カワセミだ。こちらを向いて止まったので背中の瑠璃色の翅が見えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.クサギの花に来たナガサキアゲハ♂
ナガサキアゲハがクサギの花に来たのを見るのは初めてだった。擦れていないきれいな個体だった。撮った時は気が付かなかったが、向こう側にもう1頭いるようだ。帰りに小谷戸の里のクサギを見に来てよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ヤマトシジミ♀
この頃なぜかヤマトシジミを見る機会が少なくなっているような気がする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀
この日も駐車場の植え込みにムラサキシジミがいた。待つことしばし、やっと開翅してくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2015年7月 3日

梅雨の晴れ間 舞岡公園 6月10日、15日

6月10日も舞岡公園に出かけた。前日は雨だったが、10日は梅雨の晴れ間になった。そろそろ舞岡公園の平地産ゼフィルスも終わりと思いこの日も早朝に家を出た。舞岡公園に着いたのは7時半、天気予報ではからっとした晴れということだったが、日は射しているもののじっとりしている。最初のポイントでミドリシジミを見ることができなかった。次のポイントでも見付けることができない。行ったり来たりして探したが、まったく姿が見えない。最後にかろうじてウラナミアカシジミを撮って、10時には帰路に着いた。

この日の夜、ある方のブログを開いてみると、12時ごろ10頭ほどの♀が開翅して、産卵をしていたと記されているのを見た。朝早ければよいというものではないようだ。

今シーズン、舞岡公園の平地産ゼフィルスはアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミの4種を撮った。あと、オオミドリシジミとウラゴマダラシジミが残っている。オオミドリシジミは少々難しかろうが、ウラゴマダラシジミには会っておきたい。

6月15日、雨の予報だったが、陽も顔を出している。特に予定もないので、舞岡公園へ行くことにした。この日は、朝駆けはやめて、ゆっくりと出掛けた。自宅から舞岡公園までは片道、約14km、30分?40分かかる。

ようやく開き始めたアカメガシワの花にミドリシジミが吸蜜に来ていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ベニシジミ -1
ベニシジミは3月下旬ごろから春型が発生する。これは第2化の夏型だろう。春型が前翅のオレンジ色が鮮やかなのに比べ、夏型はそれが黒ずんでくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.イチモンジチョウ
この時期、南門から古民家への道筋で良く見かける。「原色日本蝶類図鑑 保育社」によればこの蝶は通常年3回発生するという。良く似たアサマイチモンジは舞岡公園にはいない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/125秒 215mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ -2
今年の春はベニシジミが少ないなと思っていたが、この日は多く見ることができた。明るく開けた場所の野の花で良く吸蜜する。飛ぶときはとても素早く、ベニシジミと判別するが難しいことがある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラナミアカシジミ
今シーズンはウラナミアカシジミを見る機会が多かった。この蝶が止まって翅を開いている姿は見たことがなく、飛んでいる時にしか翅表を見ることができないが、表はアカシジミと同じように全面オレンジ色をしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ルリシジミ♀
ここからは6月15日撮影分。先週はルリシジミの新鮮な♂が飛ぶのを良く見かけたが、この日は♀が休むところを撮れた。大分擦れてしまっていて、右前翅の角が破損している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.樹液 ヒカゲチョウ
この樹は以前は良く樹液が出ていて、アカボシゴマダラやサトキマダラヒカゲが群がっていたが、ここ数年、樹液が出なくなったのか、蝶が集まるのを見なくなってしまっていた。久しぶりにヒカゲチョウが来ているのを見た。しかし、他の虫たちは見られず、あまり樹液が出ているとは思えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ミドリシジミ♂
もう11時を過ぎていたがミドリシジミが止まっていた。今日は♀が翅を開いたところを撮りたいと思っていたが、"襟元"に緑色の金属光沢が見えるので♂のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンシジミ♂ 夏型
ウラギンシジミの♂が路上を飛び回って、吸水しようとしている。止まるのだが、なかなか敏感で、ローアングルで奥に公園の道を入れて撮ろうとしたが、すぐ飛び立ってしまう。越冬したウラギンシジミから生まれた今年の第1化だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.モンキチョウ
元気な♂が大好きなアカツメクサに来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカメガシワで吸蜜するミドリシジミ
6月5日に来たときはまだ、ほとんど咲いていなかったアカメガシワだが、10日後のこの日は、雄花がきれいに咲きそろっていた。そこにミドリシジミが吸蜜に来ている。2頭見かけた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -1
葉上で休むミドリシジミ。定かではないが♀だと思う。しばらく待ったが翅を開いてくれなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。少し移動したが、翅は開かない。この日もウラゴマダラシジミには会えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ムラサキシジミ
駐車場へ戻っていきた。ムラサキシジミがちらちらと飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ムラサキシジミ 開翅
前の写真とは別の個体。翅を開いて見せてくれた。♂の開翅シーンを撮りたいが♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年6月26日

朝の舞岡公園 6月5日、7日


翅を開いたミドリシジミの♂を撮っておきたかった。朝早く行かなければならない。

6月5日は家を7時45分に出発した。公園に着いて歩きはじめると、入口で遠くに赤いシジミチョウがひらひらと弱々しく飛んでいる。目線を切らぬようにして近づいてみると、ウラナミアカシジミだった。

少し時間をかけて撮影したあと、公園の中へと歩き出す。ひとりのかたがカメラを向けられていたので、何がいるのかなと近づいて行ったら「ミドリが開いてますよ」と教えていただいた。角度も良く、独特の金属的な光沢が鮮やかだった。残念ながら少し遠かったのでD5300のマクロレンズで撮るのは諦めて、P610で撮った。215mmで撮ったが、35mm版換算すると1200mm相当の大きさで撮れる。解像力も良いし、ボケもきれいだ。

この日は他のポイントでも2頭の♂の開翅が撮影できた。 何人かのゼフィルス愛好者がいらっしゃったが、この時期は、普段、野鳥を撮られているかたもゼフィルスを撮りに来られている。その中のおひとりの女性が、「あそこにミズイロオナガシジミが2匹いますよ」と教えてくださった。なかなか探せ出せない。ようやく居場所が分かったが、かなり遠い。10m以上先である。P610で目いっぱい伸ばして撮った。その方は「朝はもっと多かったですよ」とおっしゃるので、何時ごろですかと尋ねたところ、8時前だそうだ。

そこで、翌々日の6月7日、7時半に公園に入った。しかし、蝶はなかなか姿を見せず、8時過ぎになって少し気温が上がってきたところで、ようやく蝶が飛ぶのを見られるようになった。あまり良い位置からではなかったが、ミドリシジミの♀の開翅シーンを撮ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミアカシジミ -1
8時20分ごろ、舞岡公園に到着した。入口近くで、赤いシジミチョウがひらひら飛んでいるのが見えた。近寄って撮る。ウラナミアカシジミだった。舞岡公園ではあまり多く見ることがなかったウラナミアアカシジミがあっさりと撮れてしまった。これで今シーズン4種目の平地産ゼフィルスだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミアカシジミ -2
前の写真と同じ個体。一旦飛び立って、またすぐ止まった。良く見ると少し擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.翅を開いたミドリシジミ♂
ミドリシジミのポイントに向かって歩きはじめると、一人のかたが下草に向けてレンズを向けていらっしゃった。「ミドリが開いてますよ」と教えてくださった。距離は少し離れているが、こちら向きに開翅していて、角度も良く、金属光沢のある緑色の翅が輝いていた。お礼を言って、数ショット撮った。P610で35mm版換算で1250mm相当の大きさに撮れる。ここでも手振れ補正が効果的だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/125秒 215mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ
30分後、移動した別のポイントでも数頭のミドリシジミがいた。カメラマンも5~6人集まってきた。翅を閉じていると♂か♀かが分かりにくい。望遠端(35mm版相当 1440mm)で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ開翅
これは、別の個体だ。これも遠くで開翅している。蝶の前から撮ると金属光沢の輝きが冴える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカシジミ
カメラマンの皆さんはミドリシジミに夢中で、アカシジミには見向きもしない。少し離れたところで下草に止まったところを撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.翅を開いたミドリシジミ♂ 3頭目
再び元のところへ戻る。梢の間からミドリシジミが開翅しているのが見えた。葉が重なっていて狙い難いが、何とか三角形の隙間から撮る。うまくフォーカスできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 161mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミドリヒョウモン
普段は鳥の観察をされているのだろうか、双眼鏡を首からかけたご婦人がいらっしゃたが、その方が「向こうの田んぼにギンボシヒョウモンが止まっていますよ」と言われた。周りにいた数人のゼフィルス愛好者から、驚きの声が上がった。ギンボシヒョウモンがここにいたら一大事である。みんなが驚いたので、持参されていた日本チョウ類保全協会編の「フィールドガイド 日本のチョウ」を取り出されて、再確認されているようだった。結論はミドリヒョウモンだろうということになった。まだ、「止まっていますよ」と言われているので行ってみた。確かにミドリヒョウモンだ。舞岡公園では、秋には擦れたミドリヒョウモンを見ることはあるが、この時期にこんなきれいな個体を見るのは初めてだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミズイロオナガシジミ開翅
また元のところへ戻る。先のご婦人が「あそこにミズイロオナガシジミ2頭いますね」と教えてくださった。指を差されたところを必死になって見るが、止まっている位置が分からない。双眼鏡をお借りして、「ちょっと高い草の葉の右斜め下」と言われたところを探し、やっと確認することができた。今度はP610のファインダーで探すのが一苦労。その上にもう1頭いた。これが精一杯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミアカシジミ -3
午前10時、満足してそのポイントを離れ、最初のポイントへ戻ってみようと歩き出す。途中、ウラゴマダラシジミでもいないかなとちょっと右へ入ってみると、ウラナミアカシジミがいた。今シーズンはウラナミアカシジミに多く会えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
アカメガシワはまだほとんど咲いていない。ルリシジミが僅かに開いている雄花に止まっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 161mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ♀
きれいなB型の♀が開翅していた。目の前だったので、マクロで撮ろうと寄ったところ、翅を閉じてしまった。しばらく待っているがなかなか開いてくれない。そのうち、傍をジョギングする方が勢いよくと走り抜けられた。そのB型は飛び立って梢の高いところに行ってしまった。残念!

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ルリシジミ♂ 開翅
もう一度早く出かけた6月7日の朝8時、なかなか翅を開いて止まってくれない新鮮なルリシジミが開翅してくれた。残念ながら角度が悪く、きれいなブルーは撮れなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ♀ -1
折角、朝早く行ったのにこの日はなかなかミドリシジミが現れない。8時半を過ぎて、気温が上がってきたところで活動が始まった。目の位置より高い葦の葉の上に、ミドリシジミの♀が止まって翅を開いた。オレンジ色は薄いがAB型のように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15..ミドリシジミ♀ -2
前の写真とは別の個体である。これも位置が悪く上手く撮れない。はっきりしないが、これもAB型のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラギンシジミ
梢の高いところでウラギンシジミが何かにスクランブルをかけ、飛び回っては葉上に止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミとオカトラノオ -1
オカトラノオが咲き始めた。この花は蝶が好む。第2化のベニシジミがさっそく吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ベニシジミとオカトラノオ -2
同じ個体。花序全体が入るようにしてP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2015年4月 6日

舞岡公園 春 花と蝶 3月27日


 3月27日、この日は20℃近くまで気温が上がるという。今年も花粉症に悩まされているが、春の蝶を見に舞岡公園へ行く。

 予報通り暖かかった。公園を散歩する人たちも多い。サクラにはまだちょっと早いが、まだ、枯葉や枯草が多いところに美しい花が咲いていた。特に、ナノハナ、レンギョウ、サンシュユ、マンサク、それにヒイラギナンテンといった黄色い花が生き生きとしている。

  一方、蝶はウラギンシジミやキタテハといった昨年成虫となって冬を生き抜いてきた蝶たちや、モンシロチョウ、ベニシジミといった今年成虫となった蝶が飛び始めていた。

  汗ばむような暖かさだったが、午後になって風が出てきたので、駐車場へ戻る。若いお母さん達が小さな子供さんを連れて、やがてサクラが咲く広場でお弁当を食べていた。

1.キフジの花
キブシともいうそうだ。キブシは漢字で木五倍子と書き、五倍子は薬用や染料用として使われる。キブシの種子はこの五倍子の代用になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.アセビ
先日、石垣島のバンナ公園で絶滅危惧種と言われるリュウキュウアセビを見てきた。リュウキュウアセビはこのアセビの変種とも言われるが、見た目で違いが分からない。アセビにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.コブシ
漢字では辛夷と書くモクレン科の花。青空に映える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.コブシの花
コブシの花は遠くから眺めることが多いが、近くで見る花の形は趣が異なる。つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに似ているところからこの名前になったという説があるらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ウラギンシジミ♀
冬を越したウラギンシウジミの♀が飛んできた。あまり破損していない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キタテハ -1
このキタテハも越冬蝶だ。今日のように暖かい日には元気よく飛び回る。背景が保護色になっていて、飛び出して初めて気づくことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.サンシュユ
漢字で山茱萸と書く。中国及び朝鮮半島が原産だそうだ。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったという。この時期、マンサクとか、レンギョウとか、トサミズキといった小さな木に咲く黄色い花が鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.サンシュユの木
ミズキ科だそうだ。傍に行って花を見ないとサンシュユと解らない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 40mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.シダレザクラ
小谷戸の里に入る門の傍にシダレザクラの木がある。いっぱい蕾を付けていてかわいい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.赤と白のボケ
ボケは毎年、2月から3月に掛けて、ここ舞岡公園や、保土ヶ谷公園で目を楽しませてくれる。漢字で木瓜と書くバラ科の花。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも言われている。ライブ・ビューで広角側で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタキチョウ
落ち着きがなくなかなか止まってくれないので、良い構図で撮る余裕がない。やっと、タチスボスミレの一輪に止まってくれたが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウグイスカズラ
高さ3m位の木に小さなピンクの花を付ける。鶯が鳴くころに花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.マンサク
サンシュユと木の高さが似ているので、傍に行かないと区別がつかない。えんじ色が混じった、ねじれた黄色い毛糸のリボンのような花を枝いっぱいにつけている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.深紅のボケ
ピンク、白、そして赤い花も咲くバラ科の花だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
15.ミツマタの花
沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片だそうだ。 花はボンボンのように密集しているが、よく見ると4枚の萼片を持つ花の集まりである。漢字で三椏と書く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.柳が芽吹く
いつも多くの愛鳥フォトグラファーが三脚を立てている宮田池の傍に立つ数本の柳の木が一斉に芽吹き、緑鮮やかになった。この柳でコムラサキが・・・。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.菜の花とハナアブ
舞岡公園には菜の花が少ない。これは古民家の庭に咲く菜の花だが、数本しかない。ナノハナはモンシロチョウをはじめ、蝶を呼んでくれるのだが。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.満開のミツマタ
15.の写真は白い花のように見えたが、このミツマタは黄色い花に見える。花はどちらも黄色なのだが、こちらのミツマタは満開で白い萼片より、黄色い花の部分が大きくなり、より黄色に見える。ミツマタの樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害も少ないので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.キタテハ -2
枯葉が落ちた路上に良く止まっている。保護色になっていて、踏み込んで飛び出して初めて「あっ!いた」と気が付くことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.キタテハ -3
上から押さえつけて撮っては絵にならない。ローアングルで撮った。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.ベニシジミ
ベニシジミももう生まれてきている。蝶にも春が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.ヒメアカタテハ
越冬したヒメアカタテハだろう。写真を撮りにくいところに止まってくれた。位置を変えてくれるかとしばらく待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ホトケノザ
漢字では「仏の座」と書く。名の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座に見立てたものであるという。オドリコソウの仲間だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.モンシロチョウ
この日はたくさんのモンシロチョウを見た。しかし意外と撮れない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.キタテハ -4
冬を越したキタテハ秋型は、この日たくさん飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ヒイラギナンテン
柊南天と書く。鮮やかな黄色の花を咲かせていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.レンギョウ
連翹と書く。連翹は漢名であり、和名はそれを音読みしたもの。Wikipediaによれば、漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用があるとのこと。レンギョウの植え込みは黄色い絨毯のように花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.桜の下で
この日、桜はまだ少ししか咲いていなかった。小さなお子さんを乳母車に乗せたお母さんたちが、桜の木の下で団らんの時間を楽しんでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年12月16日

ムラサキシジミ と ムラサキツバメ 四国 桂浜 11月19日


 蝶愛好家の皆様のブログを拝見していると、11月に入るとルーミスシジミとともに、ムラサキシジミやムラサキツバメの写真が登場する機会が多い。もう10年以上前のことになるが、マイレージがたまっていたので、急に思いたって、土日を利用して松山、高知を一泊旅行をしたことがある。その時も桂浜に寄ったが、そこで、ムラサキツバメとイシガキチョウを見たことを覚えている。ひょっとすると今回も会えるのではないかと期待していた。
 桂浜に着いて遊歩道を歩き砂浜に出る。そこからの戻り道沿いに植え込みがあり、ちらちらと数頭の蝶が飛んでいた。見ると、ムラサキシジミとムラサキツバメがいる。個体数も多い。10分ほど撮影することができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ムラサキシジミ -1
時刻は12時40分、暖かい日差しが降り注いでいる。これはムラサキシジミだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ムラサキシジミ -2
桂浜の向こうに太平洋が見える。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ムラサキツバメ -1
今度はムラサキツバメだ。G12で、桂浜らしい背景を入れた開翅シーンを撮りたかったが、なかなかうまくいかない。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ムラサキツバメ -2
ムラサキツバメはムラサキシジミには無い尾状突起があり、裏面の色が濃く、斑紋も違う。雌雄の判別は難しい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ムラサキシジミ♀ 開翅
開いた翅に日が当たり、ブルーが輝く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキツバメ -3
裏面の紋様がはっきりと見られる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ムラサキツバメ -4
ここにいる個体数はムラサキツバメのほうが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンシジミとムラサキツバメ
そろそろ越冬体制に入ろうとしているのか、じっとして動かないウラギンシジミのところへ、ムラサキツバメがやってきた。2頭いる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ムラサキツバメ♂ 開翅
やっと、ムラサキツバメの開翅が見られた。♂の翅表は暗紫色で、鮮やかさはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ムラサキツバメ♀ 開翅
今度は♀が開翅していた。前翅が青紫色に輝く。ムラサキツバメは、舞岡公園など横浜の近くでも見られるが、いままで、あまり撮影のチャンスに恵まれなかった。今回は開翅も撮れてラッキーだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2014年10月18日

秋! 舞岡公園 10月7日


  台風18号が10月6日の午前中に関東に上陸し、横浜でも強い雨が降った。 翌7日は台風一過、良い天気になったので、新横浜公園に咲くフジバカマに集まる蝶たちを撮ろうと思っていた。しかし、そういえば昨年、カバマダラを狙って新横浜公園に出かけたが、この時も伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号に伴う雨で、ここ新横浜公園は冠水し、閉鎖されていた。もしやと思い、インターネットで新横浜公園のホームページを開いてみたところ、案の定、閉鎖になっていた。

  そこで、この日は再び舞岡公園へ行くことにした。
  台風一過というものの、雲がでて、やや肌寒い。しかし、公園は秋の収穫のシーズンで、引率の先生に連れられて、小学生が大勢来ていた。田んぼに入り、稲刈りをしている。クサギやカラタチも実を付けていた。

  蝶の数は少なかった。先月末に行ったときに多く見られたオオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモンは姿を見せない。アカボシゴマダラ、ウラナミシジミは多くなっている。キタテハの秋型はまだのようで、ヒメアカタテハも見ることができなかった。

遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.遊歩道のヒカゲチョウ
前回も同じところで写真を撮ったと思う。この時期、ここでは必ず、ヒカゲチョウが飛び出す。今日は気温が低く、ヒカゲチョウの飛び方も活発ではない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 4.4mm ISO320 ) 露出補正 なし
ヒヨドリバナとイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒヨドリバナとイチモンジセセリ
イチモンジセセリは多くなっている。と同時に、擦れた個体が多くなってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/750秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
アカボシゴマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.アカボシゴマダラ -1
小谷戸の里まできて、ふと、近くにある木を見るとアカボシゴマダラが翅を休めていた。寒いのかじっとしている。止まっている木はエノキのようにも見えるのだが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -2 HS50;クリックすると大きな写真になります。 4.アカボシゴマダラ -2 HS50
今度はアカボシゴマダラが3.の写真と同じくらいの大きさになるようにHS50で撮ってみた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 46mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
アカボシゴマダラ -3 HS50;クリックすると大きな写真になります。 5.アカボシゴマダラ -3 HS50
同じ状況で、HS50を望遠側にして撮る。バックのボケもきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 160mm ISO160 ) 露出補正 -1.0段
141016_006.jpg 6.水車
小谷戸の里から出てくると、水車の音が聞こえる。普段は動いていない水車が動いていた。私も10年間舞岡公園に通っているが、動いている水車を見るのは初めてだった。水車の直径は3mある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 20mm ISO6400 ) 露出補正 なし
水車小屋の中;クリックすると大きな写真になります。 7.水車小屋の中
この日は、閉まっている時しか見たことのない水車小屋の扉が開けられていて、中の仕組みを見せていた。近づくと説明担当のご婦人が、いろいろと説明をしてくださった。小川の水量が少ないため、いったんため池に水を上げて、そこから落として水車を回しているとのこと。中の仕組みは木の色からしてそう古くはない思ったが、それでも設置してから約20年たっていると話してくれた。米が杵で搗かれていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/30秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
古民家の前で説明を聞く小学生;クリックすると大きな写真になります。 8.古民家の前で説明を聞く小学生
園内は稲刈りを体験したり、古民家で当時の生活の説明を聞いたりする小学生のグループで溢れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/480秒 7mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
クサギの実;クリックすると大きな写真になります。 9.クサギの実
8月の終わりにモンキアゲハやカラスアゲハが吸蜜に集まっていたクサギの花も落ち、実がなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 32mm ISO320 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ♀
今年初めて撮るウラナミシジミ。谷戸のあぜ道に咲く小さな花、アキノウナギツカミ(ミゾソバかもしれない)で吸蜜する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ 裏面 -1;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ 裏面 -1
こんな小さな花に蜜などあるのかと思うが、ここにいた数頭のウラナミシジミは、アキノウナギツカミで吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 12.セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ
セイタカアワダチソウの黄色が目立つ季節になっていた。イチモンジセセリやキタテハの秋型がこの花を好む。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 155mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメジャノメ
大分擦れてしまっていたが、開翅してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 185mm ISO500 ) 露出補正 -0.7段
さくらなみ池のカルガモ;クリックすると大きな写真になります。 14.さくらなみ池のカルガモ
カルガモが5羽ほど、さくらなみ池を泳いでいた。カルガモは8月?9月に羽毛が生え変わる。とてもきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 185mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ♂ -1
コセンダングサでもウラナミシジミが吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラナミシジミ♂ -2
この角度で撮ると表翅の金属光沢のブルーが際立つ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 115mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
アザミに来たイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 17.アザミに来たイチモンジセセリ
この時期、舞岡公園に飛ぶセセリチョウはイチモンジセセリだけのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
カラタチの実;クリックすると大きな写真になります。 18.カラタチの実
アゲハの食草であるカラタチは、ミカン科の植物。ミカンより少し小さい丸い実を付ける。果実には種が多く、また酸味と苦味が強いため食用にならないそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 103mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウは時として活発に、敏速に飛び回るが、この日は気温が低いためか、ひらひらと飛んできて、止まった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 61mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
吸水するアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります。 20.吸水するアカボシゴマダラ
狐久保の方への道をしばらく行くと、アカボシゴマダラが目の前の下りてきて、吸水を始めた。D5300のライブ・ビューで撮ってみた。比較的上手くピントが合わせられたと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 95mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.ウラナミシジミ♀ 開翅
開翅しているウラナミシジミを上から撮った。♀の縁どりのあるブルーも渋い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ 裏面 -2;クリックすると大きな写真になります。 22.ウラナミシジミ 裏面 -2
きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
イチモンジセセリの交尾;クリックすると大きな写真になります。 23.イチモンジセセリの交尾
刈り取った稲の整理作業が行われている脇の木道で、イチモンジセセリが交尾をしていた。初めて見るシーンである。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 24.ウラギンシジミ♂
今秋はまだウラギンシジミの良い写真が撮れていない。9月29日に来たときに、数頭のウラギンシジミがテリトリーを張っていたのと同じところで、この日もその飛翔が見られた。しばらく待つとやっと撮れそうなところに止まってくれたが、それでも蝶までの距離は遠い。飛び道具を使っても精いっぱいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段

2014年10月12日

舞岡公園では珍しい蝶 9月29日


 そろそろ秋の蝶も多くなってきたのではないかと、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。この日はさわやかな快晴だった。

  駐車場から公園へ向かう橋からは、ウラギンシジミたちがテリトリー争いをしていた。橋のほうへ張り出した木の枝に止まって、他のウラギンシジミが飛んでくると、スクランブルをかける。4?5頭の♂が飛び交っていた。

  公園の中に入る。あまりチョうの数は多くない。谷戸へ下りるとヒヨドリバナが咲いていて、何かヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンではないようだ。オオウラギンスジヒョウモン♀がいた。ミドリヒョウモンもいる。オオウラギンスジヒョウモンを舞岡公園で見るのは初めてだ。ミドリヒョウモンは2005年に古民家で見たが、それ以来見ていない。先日、保土ヶ谷公園でもミドリヒョウモンを見ている。この両種はどちらかというと山地にいる蝶なのだが、今秋はどうしたのだろうか? n-shuhei さんも、大阪の泉北ニュータウンや、府立花の文化園で撮られているし、インターネットで見る他の蝶関連のブログ等でも、平地で撮ったミドリヒョウモンが紹介されている。

 ナガサキアゲハの♀が悠々と飛んでいる。仰ぎ見ると後翅の白斑がきれいだ。♂も飛んでいる。しかも破損のないきれいな個体だ。しかし、この日、撮影することはできなかった。舞岡公園には以外と花が少ない。

ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂
駐車場から公園に入る橋のそばで、何頭ものウラギンシジミがテリトリー争いをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/480秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ヤマトシジミの求愛;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミの求愛
道端のレンゲソウの花で吸蜜する♀に、♂が求愛している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 3.遊歩道のヒカゲチョウ
公園の遊歩道を歩きはじめる。いつもヒカゲチョウがいるところで、この日も飛んでいた。路上に止まるところを広角側ロー・アングルで数カット撮ったが、私が撮っている間、自転車の人、散歩中の人がじっと待っていてくれた。「ありがとうございます」と礼を言ったら「何を撮っていたのですか?」と聞かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/980秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ産卵;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハチョウ産卵
カラタチの葉にアゲハチョウが産卵していた。尾状突起のあたりが大きく破損していたので、トリミングしてかくした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チモンジセセリとアザミ;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリとアザミ
谷戸のあぜ道に咲くアザミの花にはイチモンジセセリが多くいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナにもイチモンジセセリが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
谷戸のあぜ道を歩いていると、ヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンとは違う。オオウラギンスジヒョウモンの♀だった。舞岡公園では初めて見る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子
公園の谷戸では、案山子コンクールが行われていた。クマもん、フナッシー、ドラえもんなどの案山子が並んでいた。これは「ぬか床べに子」という作品。これにオオウラギンスジヒョウモン♀が止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ
オオウラギンスジヒョウモンと分かりやすいように裏面を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3。6 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤米;クリックすると大きな写真になります。 10.赤米
実り始めた稲穂がこうべを垂れる田んぼの一角に、黒紫色の穂を見つけた。撮った写真を古谷戸の事務所の方に見てもらい、「これは何でしょう?」と尋ねてみたところ、赤米ということだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 11.オオウラギンスジヒョウモン
この日、多くのオオウラギンスジヒョウモンが飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 12.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
オオウラギンスジヒョウモンの♀とミドリヒョウモンの♀は表側だけを見ると判定が難しい。翅表の暗化傾向を見るとミドリヒョウモン♀のようにも見えるが、かすかに見える後翅裏面から、やはりオオウラギンスジヒョウモン♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コスモス;クリックすると大きな写真になります。 13.コスモス
夏にヒマワリが咲いていた畑ではコスモスが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ♀
アカボシゴマダラも多く見られるようになってきた。瓜久保の休憩所の傍で撮った。前翅の形から観て♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/240秒 138mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ♂
水車小屋まで戻ってくると、また、アカボシゴマダラが飛んできて、今度は目の前の葉に止まってくれた。今度は♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 16.アカボシゴマダラ開翅 -1
前の写真と同じ個体である。開翅してくれた。すっかり日本の蝶になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ サイドビュー;クリックすると大きな写真になります。 17.アカボシゴマダラ サイドビュー
回り込んで、開翅しているアカボシゴマダラの横向きになったところを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ開翅 -2
HS50の広角側で、水車小屋を背景にして撮った。後翅の赤いドットがきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
またヒヨドリバナにオオウラギンスジヒョウモン♀が来ていた。この日は何頭ものこの蝶を見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/80秒 99mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 20.アカタテハとヒヨドリバナ
この季節になるとアカタテハやヒメアカタテハが多くなる。しかし、今年はヒメアカタテハはほとんど見ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 21.ミドリヒョウモンの求愛
ミドリヒョウモンの♂が、♀の後を追い、路上に止まった♀に求愛を続けている。♂のほうは間違いなくミドリヒョウモンだが、さて、♀のほうはひょっとしてオオウラギンスジヒョウモンかもしれない。翅表の暗化の状態や、若干前翅が細長く感じるので、これはやはりミドリヒョウモンの♀だろうか。第一、♂が他種のメスをここまで追いかけるだろうか。しかし、この2頭はとうとう交尾に至らず、♂は飛び去ってしまった。オオウラギンスジヒョウモンの♀かも知れないという疑念を拭いきれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
初めて見るエゾビタキ;クリックすると大きな写真になります。 22.初めて見るエゾビタキ
いつもはあまり通らない「おおなばの丘」を周ってみた。数人の野鳥撮影の方がいらっしゃる。邪魔にならないように通り過ぎたが、スズメほどの大きさの鳥が前方の木の高い枝に止まった。HA50の1000mm換算(185mm)で撮る。だが名前がわからないので、n-shuheiさんに尋ねてみたところ、、コサメビタキではないかと教えていただいた。さっそくインターネットで検索してみると、熊本の大学生の方の「里山人雑記」というブログサイトに「識別ポイント エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ」というのがあった。それでみると、エゾビタキに似ているように見える。n-shuheiさんのアドバイスで「野鳥鑑定掲示板」に投稿したところ、向井さんという方からエゾビタキだろうと教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 144mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年8月19日

酷暑の舞岡公園 8月15日


 2、3日ぐずついた天気だったが、この日は朝から晴れていた。風が少し強いが、暑さを覚悟の上で、しばらく行っていなかった舞岡公園へ行ってみることにする。
  さすがに暑くて公園を歩く人は少ない。蝶の数も少ないような気がする。特に目的もなかったが、クサギの花が咲き始めていると思うので、それに集まる黒いアゲハを撮ろうと思ったのと、あわよくば、クロコノマチョウの夏型にでも出会えればと思って行った。

  瓜久保のかっぱ池の近くで、きれいなゴマダラチョウを見かけた。最近はアカボシゴマダラに押されてか見る機会がとても少ない。何とか撮ろうと機会をうかがったが、残念ながら飛んで行ってしまった。
  瓜久保も他に何も現れず、古民家のほうへ戻ることにし、歩いていると交尾中のウラギンシジミがいた。古民家の裏手に咲くクサギのところまで戻って、黒いアゲハを待つ。しばらくしてカラスアゲハがやってきた。しばらく粘って、撮った。
 駐車場の手前で、何か黒い蝶が飛んでいた。なんだろうと思って近づくと、ルリタテハだった。閉じていた翅も開いてくれ、何か得したような気分になった。

140819_001.jpg 1.アゲハチョウ
長久保池の先に炭焼き小屋に入る道があり、そこにカラタチが植えられている。そのカラタチにアゲハチョウの♀が産卵に来ていた。上手く翅を開いたところを撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ 産卵姿勢;クリックすると大きな写真になります。 2.アゲハチョウ 産卵姿勢
腹端を曲げて産卵の姿勢をとる。しかし、産卵しているかどうかは確認できなかった。周りには蜘蛛が糸を張っている。それをかわすように新芽に近づく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/280秒 89mm ISO100 ) 露出補正 なし
ナンバンキセル;クリックすると大きな写真になります。 3.ナンバンキセル
古民家の裏手に「ナンバンキセルが咲いています」という立札があった。しかし、どこに咲いているのかわからない。庭の手入れをされている方がいらっしゃたので、「どこで咲いているのですか」と尋ねてみると、群生するミョウガの葉をかきわけて、その下で隠れるように咲いている紫色の独特な形をした花を見せてくださった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/75秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムクゲに来たクロアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 4.ムクゲに来たクロアゲハ
古民家の庭に咲いているムクゲ(ハチス)の花にクロアゲハが吸蜜に来た。この花で蝶を見るのは初めてだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 5.モンキアゲハ♂
舞岡公園には何本かクサギの木があり、花を咲かせ始めている。小谷戸の里にあるクサギの花にはモンキアゲハがやってきていた。新鮮な個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 6.モンキアゲハ♀
1頭が来ると、なぜか集まってくるようだ。こちらのモンキアゲハは大型の♀のようだ。だいぶ傷んでいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 7.コミスジ
きれいな個体だった。なかなか敏感で近づこうとすると飛び立ってしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100 ) 露出補正 なし
シオカラトンボ;クリックすると大きな写真になります。 8.シオカラトンボ
水田にはシオカラトンボがたくさん飛んでいた。複眼が青みがかってきれいだ。♀のムギワラトンボは少なかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.モンシロチョウ
この白い花はヒヨドリバナの仲間だろうか。モンシロチョウが吸蜜に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミの交尾 -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンシジミの交尾 -1
ヒヨドリバナにいたモンシロチョウを撮って、しばらく行くと、道端の茂みに銀色が、しかもふたつ見えた。交尾中のウラギンシジミだった。上が♂のようである。♀のほうに focus する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -2;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンシジミの交尾 -2
連写したシャッター音に驚いたのか少し飛び上がって、再びすぐ下の草に、つかまる様に止まった。今度はオスに focus して撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミの交尾 -3
今度はHS50で撮る。雌雄両方にピントを合わせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ひまわり;クリックすると大きな写真になります。 13.ひまわり
夏らしい光景だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタキチョウ HS50 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 14.キタキチョウ HS50 で撮る
再び小谷戸の里に戻ってきた。歩いて汗をかいた。今日は風がある。古民家の裏庭に面した縁に座っていると、目の前に植えられているミソハギの花にキタキチョウが止まった。黄色は飛んでしまうことがあるので、露出補正をする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 15.キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る
オリジナルのファイルを拡大してみると、目の下から首の部分まで、とてもシャープに撮れている。ボケもまあまあきれいだし、使いやすい優れた汎用ズーム・レンズだと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 16.クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂
先に撮ったモンキアゲハがいたクサギの花に、今度は2頭のカラスアゲハが来ていた。こちらの個体のほうがきれいなようなので、辛抱強くチャンスを狙う。花から花を落ち着きなく飛び回るので、捉えにくい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハの輝き;クリックすると大きな写真になります。 17.カラスアゲハの輝き
連写で撮ったが、旨いタイミングで収まった。飛び上がって翅を開いたところに陽の光が当たり、美しく輝く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR阿
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ裏面;クリックすると大きな写真になります。 18.カラスアゲハ裏面
先日上高地で撮ったミヤマカラスアゲハと比べると、後翅裏面外縁の赤い紋はより明瞭だ。夏型はミヤマカラスアゲハとの区別が難しいことがある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クヌギの若い実;クリックすると大きな写真になります。 19.クヌギの若い実 暑い日が続くが、秋は近づいてきている。クヌギが若い実を付けていた。この中に、ミズナラやコナラと比べると、より丸く、ずんぐりとしたどんぐりがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/250秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 裏;クリックすると大きな写真になります。 20.ルリタテハ 裏
駐車場のほうへ歩いていくと、黒っぽい中型の蝶が独特のはばたきで飛んでいた。すぐにルリタテハだなと分かった。ちょっと近づけないところに止まってしまった。飛び道具(HS50の望遠端)で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 表;クリックすると大きな写真になります。 21.ルリタテハ 表
「開いてくれ」と呟いたら、スーと翅を開いてくれた。HS50の望遠端で撮ったが、思ったよりシャープに撮れている。良い写真ではないが、最後に開翅したルリタテハを撮れたのはラッキーだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段


2014年4月23日

蝶春来る 4月9日


  昨日から日中の気温が20℃を超えるようになった。いよいよ蝶のシーズンが始まる。
  昨日は蝶のスプリング・エフェメラルのひとつ、ツマキチョウを求めて、目黒の自然教育園へ行ってきた。そして、この日はギフチョウだ。
  2004年から10年間、ほとんど毎年この時期に行っている場所に、今年も狙いを定めて出かけて行った。申し分ないコンディションである。ここ数年、ここにギフチョウを撮りに来られる愛好者の方々が年々増えてきた。この日も20名くらいの方が私より先に来ておられた。最近は女性の方が多いように思う。ギフチョウが桜の花を訪れると、その場にいた10人くらいのカメラを持った方が、取り囲む。90mmマクロではとても寄れる状況ではない。他の方々は300mm位の大きなレンズを付けたカメラを構える。私はHS50だ。
 初めのころは、必ず山頂に登っていた。それほど長くはないがきつい登りもある。11時ごろの山頂にはギフチョウが乱舞している。ところが山頂には花が少なく、地面に止まることが多い。小さなスミレに来ることもあるが、どうしても上から押さえつけて撮ることが多くなる。
  一方、ここ登り口のあたりでは、ウメに始まり、サクラ、アセビ、イワツツジ(ミツバツツジ)や、タチツボスミレ、オオイヌノフグリに至るまで、いろいろな花に吸蜜に来る。最近ではカタクリも植えらている。ここ数年は、登りもきついので、山頂まで登ることはなくなった。
  ここは保護されているギフチョウの産地であるが、他産地のものが放蝶されて、混血が起こり、ここ一帯の純粋な血統のギフチョウが見られなくなったという話を聞いたことがある。
  この日はギフチョウのほかに、トラフシジミ、スギタニルリシジミ、ルリシジミ、コツバメ、ミヤマセセリ、越冬後のヒオドシチョウ、テングチョウ、ウラギンシジミを見ることが出来た。いよいよ春である。
撮影を終え、いつもお茶を入れてくださる、ここにお住いのSさんに"元気だったらまた来年来ます"と別れを告げた。近くの立ち寄り湯で一風呂浴びて帰路についた。

桜とスイセン;クリックすると大きな写真になります。 1.桜とスイセン
いつもの通り、トイレ休憩を兼ねて、湖畔の公園による。桜はまだまだ咲いていた。花壇は良く手入れされていて、植えられたスイセンがきれいに咲いている。そういえば昨年は、この場所には菜の花が咲いていたのに。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ソメイヨシノ満開;クリックすると大きな写真になります。 2.ソメイヨシノ満開
満開のソメイヨシノが視野を埋める。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/600秒 20.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
湖と公園;クリックすると大きな写真になります。 3.湖と公園
花壇は良く整備されていた。湖の向こうには桜が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 5.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギフチョウ桜を訪れる;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ桜を訪れる
現地に到着した。すでにカメラを携えた何人かの愛好家がいらっしゃった。「こんにちは」とご挨拶をして、仲間入りする。11時少し前、さっそく マメザクラというのだろうか、小ぶりの桜の花にギフチョウが訪れた。撮影者が多いので90mm macro では寄れなかった。HS50の望遠端でとる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギタニルリシジミ 5.スギタニルリシジミ
スギタニルリシジミもスプリング・エフェメラルであり、今日の目的のひとつである。ルリシジミと見分けは付きにくいが、裏面の色とわずかな斑紋の違いでスギタニルリシジミと分かる。露出が難しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 133.4mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
ギフチョウ 休憩 -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 休憩 -1 
幸運にも近くの背の低い木の枝にギフチョウが止まった。 90mm macro レンズで撮るときは、F5.6の絞り優先プログラムで撮るのだが、昨日、目黒でツマキチョウを撮った時の設定を換えるのを忘れてしまい。プログラムオートになってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F8.0 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ギフチョウ 休憩 -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ギフチョウ 休憩 -2
前の写真と同じ個体だ。少し距離があるので、HS50に持ち替える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 102.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギフチョウ 静止;クリックすると大きな写真になります。 8.ギフチョウ 静止
150mほど先に進んだ。ここにも2本の桜の木があって。大勢のカメラマンが、ギフチョウが来るのを待っている。このギフチョウは桜ではなく下草に止まった。カメラマンが追い周囲を取り囲む。近寄れない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 130.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
地面に止まるギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.地面に止まるギフチョウ
よく遭遇するシーンだ。抜き足差し足忍び足で、ひとり、また一人と集まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 95.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 10.ルリシジミ
スギタニルリシジミか思ったが、ルリシジミだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F9.0 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンシジミ
越冬後のウラギンシジミ♀がちらちらと翅を光らせながら飛んできた。目の前の道に止まり吸水を始めた。もっとカメラを下げて向こう側を映しこみたかったが、手前の落ち葉が邪魔になって駄目だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 30.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
トラフシジミ春型;クリックすると大きな写真になります。 12.トラフシジミ春型
桜の高い枝の花にトラフシジミが来た。同じようにカメラマンの皆さんが集まる。私も仲間に入れていただく。トラフシジミは桜の花に潜るようにして吸蜜していて、顔が見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/680秒 88.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
タチスボスミレに来たギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 13.タチスボスミレに来たギフチョウ
この日はタチスボスミレに来るギフチョウはあまり多くなかった。唯一のチャンスだったが、残念ながら人垣で正面に回り込めない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ギフチョウ 後ろから;クリックすると大きな写真になります。 14.ギフチョウ 後ろから
桜の花に向こうを向いて止まって吸蜜するギフチョウ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 68.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
桜の花で吸蜜するギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 15.桜の花で吸蜜するギフチョウ
12時を過ぎた。ギフチョウの数はだんだん多くなっている。1本の桜の木に複数のギフチョウが訪れることもある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
イカリモンガ;クリックすると大きな写真になります。 16.イカリモンガ
これは蝶ではなく蛾だ。大きさはシジミチョウほどで、活発に飛んで花に来る。翅を閉じて止まる。蝶と見紛うてしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/600秒 102.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
「わっ!きれい」 トラフシジミ;クリックすると大きな写真になります。 17.「わっ!きれい」 トラフシジミ
また、トラフシジミが現れて、陽光を浴びて桜の花で吸蜜する。女性カメラマンから「わっ!きれい」と歓声が上がった。春型のトラフシジミは夏型より白い縞模様がはっきりして美しい。蝶の眼も捉えることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 123.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギフチョウ 90mm macro で;クリックすると大きな写真になります。 18.ギフチョウ 90mm macro で
まだまだ、カメラマンは多いが、ギフチョウにはそろそろ食傷気味になられているようで、トラフシジミに夢中になっている方が多い。近づいて撮ることが出来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F8.0 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ギフチョウ 正面から;クリックすると大きな写真になります。 19.ギフチョウ 正面から
同じ個体だが、正面に回り込んで撮ることが出来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F8.0 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スギタニルリシジミ 集団吸水 -1;クリックすると大きな写真になります。 20.スギタニルリシジミ 集団吸水 -1
スギタニルリシジミの写真を撮っておきたいと思って、川の石垣を探す。すると4頭ほど集まって吸蜜しているところを見つけた。3頭がスギタニルリシジミで1頭はルリシジミのようだ。上から見下ろすように撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 119.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
スギタニルリシジミ 集団吸水 -2;クリックすると大きな写真になります。 21.スギタニルリシジミ 集団吸水 -2
このような吸水の状態になると、彼らはそこから離れようとはしない。今度は川床に下りて撮る。1頭は陰に隠れてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
スギタニルリシジミ 集団吸水 -3;クリックすると大きな写真になります。 22.スギタニルリシジミ 集団吸水 -3
ゆっくりとD5000に持ち替えて撮る。7時の位置に頭を向けて吸水しているのがルリシジミで、他の3頭はスギタニルリシジミだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F8.0 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スギタニルリシジミとルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 23.スギタニルリシジミとルリシジミ
手前がスギタニルリシジミで向こう側がルリシジミだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒオドシチョウ;クリックすると大きな写真になります。 24.ヒオドシチョウ
越冬したヒオドシチョウがキフジの花に来た。キフジに蝶が来るのをあまり見たことがない。翅は傷んでいる。昨年の6月頃に羽化しているのだから、おおよそ10か月は生きていることになるのだから仕方ない。なぜISO感度が1000になってしまったのだろう。コントラストが強すぎて、例のダイナミックレンジのオートがそうさせたのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 185.0mm ISO1000 ) 露出補正 なし
名残のギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 25.名残のギフチョウ
そろそろ引き上げようと思っていた時、ギフチョウが正面に来てくれた。しかし、ちょっと距離が離れているのでHS50で。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 143.6mm ISO200 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります。 26.テングチョウ
今日はミヤマセセリとコツバメを撮り損なった。最後に駐車場への帰り道でテングチョウを撮った。今日もHS50を多用せざるを得なかったが、HS50はなかなか重宝なカメラと思う。遠くからしか狙えないときも、近寄って背景を入れて撮りたいときも便利に使える。無精してデジイチ撮るのを怠ってしまいそうだ。これでシャープな画が撮れればいうことはないのだが・・・。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 143.6mm ISO200 ) 露出補正 なし

2013年12月14日

帷子川散策 11月30日


  時々、近くの天王町というところにある横浜ビジネスパーク内の食事処へ昼飯を食べに行くが、この日はそろそろ水鳥たちが飛来してきていると思い帷子川に沿って歩いてみた。オナガガモ、キンクロハジロが来ていた。ここではおなじみの鳥たちだ。

  横浜ビジネスパークの遊歩道には、プラタナスの樹が植えられていて、その葉は紅葉していたが、そろそろ朽ちてきている。そこに一匹のウラギンシジミが飛来した。

1.オナガガモ♀
♂のオナガガモは良く判るのだが、この鳥の名前はわからなかった。オナガガモの♂たちと一緒にいたので、多分、オナガガモの♀だろうと思い、調べてみたら確かにそのようだ。随分と違う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 160.5mm ISO200 )
オナガガモ♀;クリックすると大きな写真になります。
2.オナガガモ♂
オスは尾羽が長いのが特徴で、オナガガモという和名が付けられている。ユーラシア大陸北部やアメリカ北部で繁殖し、日本には冬に飛来する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1113秒 160.5mm ISO400 )
オナガガモ♂;クリックすると大きな写真になります。
3.キンクロハジロ♀
キンクロハジロは昨年も良く見た鳥だ。ユーラシア大陸北部で繁殖し、日本には冬に飛来する。♂たちと集団を作っている。いるところも昨年と同じよう位置の水面だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 154.7mm ISO100 )
キンクロハジロ♀;クリックすると大きな写真になります。
4.キンクロハジロ♂
和名は漢字で金黒羽白と書くが、キンは虹彩が黄色いことに由来するという。羽の初列風切の上面には白い斑紋が入り、和名ハジロの由来になっているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 85.5mm ISO1000 )
キンクロハジロ♂;クリックすると大きな写真になります。
5.オナガガモの集まり
4羽の♂と1羽の♀が集まって泳いでいる。近くにはさらにオナガガモの数羽のグループがあって、やがて一緒になったりしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 50.9mm ISO125 )
オナガガモの集まり;クリックすると大きな写真になります。」
6.帷子川と水鳥たち
春は桜の花が咲く帷子川の両岸は遊歩道になっている。水も随分きれいになり、引き潮の時は川の底が見えるようになる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 19.0mm ISO100 )
帷子川と水鳥たち;クリックすると大きな写真になります。
7.ここにもオナガガモの集まり
この時期、ここはオナガガモとキンクロハジロが多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/271秒 40.8mm ISO100 )
ここにもオナガガモの集まり;クリックすると大きな写真になります。
8.ユリカモメ
帷子川はあと3~4km流れると横浜港に注ぐが、ここにはユリカモメもやってくる。とっても可愛らしい目をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/750秒 185.0mm ISO200 )
ユリカモメ;クリックすると大きな写真になります。
9.横浜ビジネスパークのプラタナス
そろそろ食事処へ向かう。昼休み時はビジネスパークで働くサラリーマンの人たちで混み合う。少し時期は遅かったが、プラタナスの樹が紅葉していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/891秒 4.6mm ISO200 )
横浜ビジネスパークのプラタナス;クリックすると大きな写真になります。
10.プラタナスの葉
深紅に紅葉した葉や、黄色く紅葉した葉など、同じ樹についている葉でも色が異なり、パッチワークのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/855秒 52.8mm ISO400 )
プラタナスの葉;クリックすると大きな写真になります。
11.ウラギンシジミ飛来
そこへウラギンシジミの♀が飛んできて、プラタナスの葉に止まった。残念ながら右後翅が破損していた。11月の終わりだが、今日は暖かい日だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/898秒 102.9mm ISO200 )
ウラギンシジミ飛来;クリックすると大きな写真になります。
12.ウラギンシジミの日光浴
一旦飛び立ち、ひらひらと飛んでいたが、また、プラタナスの葉に止まって日光浴を始めた。右後翅の破損部分が旨く隠れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 92.0mm ISO100 )
ウラギンシジミの日光浴;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月10日

小机城跡から新横浜公園へ 10月31日


  昨日の日曜日に続き、今日も良い天気だ。蝶が見られるのもそろそろ終わりになる。この日は舞岡公園へ出かけようと思っていた。しかし、ある方の蝶のブログを拝見すると、昨日撮られたカバマダラの写真が載っていた。すっかり諦めていたが、予定を変更し、初めて訪れる小机城址へ行って、そのあと新横浜公園へ周ってみることにする。
 いつもはマイカーで行くが、この日はバスを利用した。横浜駅西口から市営バスに乗り、小机辻というところで下車し、小机城跡に向けて歩いた。新横浜公園は小机城跡の向こう側になるので、小高い山になっている城跡を反対側に抜けられることを期待したが駄目で、再び上がってきた城跡の入口まで戻って、改めて右側に日産スタヂアムを見ながら歩くことになる。
  新横浜公園に着き、土手の道をフジバカマの咲くところへ向かう。フジバカマの花をじっと見ている方がいる。この方は同好の方ではなかったが、その視線の先を見ると、ツマグロヒョウモンの♀が・・・いや、カバマダラが吸蜜していた。やっと会うことが出来た。その方に挨拶をして、撮り始めた。1頭しかいないので、その同じ個体を1時間以上撮った。
  今日は、カバマダラに会えるとは思っていなかったし、HS50EXRの習熟のために、それしか携えていなかった。確かに画質はイマイチだが、期待以上に撮れたと思う。

やっと会えたカバマダラ;クリックすると大きな写真になります。 1.やっと会えたカバマダラ
まず最初に、3回目でやっと会えたカバマダラの写真を見ていただきたい。カバマダラは南方系の蝶で、日本では南西諸島に生息するが、近年、分布が北へ拡がり、九州南部の宮崎県などでは定着しつつあるといわれる。私は、2005年に石垣島でみた。また、この春、バリ島へ旅行した時にスミニャックで撮影している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 88.7mm〈Equiv.135?480mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
小仏城跡へ;クリックすると大きな写真になります。 2.小机城跡へ
さて、横浜駅西口から乗った横浜市営バスを小机辻で降り、北へ向かう。JR横浜線の踏切を渡ってしばらく進むと、 小机市民の森への案内標識があった。左に見える小高い山が小机城跡だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/879秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ♀
小机城跡への上り口まで来ると、ウラギンシジミがちらちらと飛んでいた。背後には竹林が迫っている。今日は暖かい日だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/576秒 7.5mm〈Equiv.135?41mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か
しばらくすると、このウラギンシジミは葉の裏側に逆さまになって止まった。寒くなってくると、このような姿で動かなくなって、人目に触れず越冬する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/320秒 11.5mm〈Equiv.135?62mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小机城本丸跡;クリックすると大きな写真になります。
5.小机城本丸跡
登っていくと、本丸広場というところに出た。その入口に冠木門という門があった。この写真は本丸広場に入って冠水門を振り返ったところ。小机城は、永享の乱(1438年 - 39年)の頃に上杉氏によって築城されたとされるが、正確な築城年代は分かっていないそうだ。小机城跡の調査はまだ十分になされておらず、ここが本丸跡とは断定できないとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/74秒 30.3mm〈Equiv.135?165mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
二の丸広場;クリックすると大きな写真になります。 6.二の丸広場
本丸広場の東側に二の丸広場があった。小机市民の森に入ってから、まだ、人に会っていない。座られたことがないようなベンチに落ち葉が落ちていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 7.3mm〈Equiv.135?40mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
城跡の遺構と竹林;クリックすると大きな写真になります。 7.城跡の遺構と竹林
土塁や空堀といった遺構が見られるが、何よりもこの城跡を覆う竹林は見事である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/45秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
1カバマダラがフジバカマに;クリックすると大きな写真になります。 8.カバマダラがフジバカマに
一旦、朝に入った小机市民の森の入口まで戻って、日産スタヂアムを右手に見ながら、新横浜公園の土手に上がった。10月18日、28日にヒメアカタテハやキタテハなどを撮ったフジバカマが咲くところへ行く。時刻は11時半だった。一人の方がじっと奥の方に咲くフジバカマの房を見ている。わたくしが挨拶をすると「あそこにいますよ」と教えてくれた。一瞬、ツマグロヒョウモンの♀かと思ったが、カバマダラだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/584秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラの蛹;クリックすると大きな写真になります。 9.カバマダラの蛹
新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだ。新横浜町内会の美化環境部では、新横浜公園内にバタフライ・ガーデンと称して蝶や生き物が賑わうビオトープを整備しているが、この日、たまたまその方々が来て何やら整備をされていた。軽トラの荷台には、カバマダラの食草であるガガイモが植えられた植木鉢が置かれていて、緑色のきれいな蛹が付いていた。どこかで見つけられた蛹を持ち去られてしまわないように緊急避難させているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.カバマダラ -1
私に「ここにいますよ」と教えてくださった人は、同好のかたではなかったので、このカバマダラは私の専属モデルとなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 99.2mm〈Equiv.135?538mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラとヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.カバマダラとヒメアカタテハ
蝶たちはみな太陽を背に受けて花に止まり吸蜜しているように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/370秒 71.0mm〈Equiv.135?385mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 12.カバマダラ♂ 裏面
翅を閉じて止まってくれた。裏面後翅に4つの紋があり、一番下の紋が♂の性標である。♀には3っの黒い紋しかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 13.キタテハ -1
カバマダラはフジバカマでの吸蜜に夢中で、いなくなりそうにない。花の陰になりカバマダラが撮れないときは他の蝶にカメラを向ける。キタテハもなかなかきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/553秒 49.1mm〈Equiv.135?267mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ -2
望遠端近くで撮ったが、シャープに撮ることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 166.6mm〈Equiv.135?905mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 15.2頭のキタテハ
  キタテハは多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 59.0mm〈Equiv.135?320mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ ♀
ヒメアカタテハも多かった。ほとんどの個体は傷がなくきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/217秒 110.8mm〈Equiv.135?602mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♂;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ ♂
ヒメアカタテハの雌雄の区別は難しいが、このヒメアカタテハは、前の写真のヒメアカタテハより、赤みが強く、前翅の形がシャープに見えるので、多分♂だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 82.4mm〈Equiv.135?447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 18.2頭のヒメアカタテハ
ピントがはずれているが上にいるのが♂で、下にいるのが♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/298秒 50.9mm〈Equiv.135?276mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ
新横浜町内会のボランティアみなさんが、丹精込めて作られているバタフライ・ガーデンには、きれいな花が咲いている。その花々にモンシロチョウや、イチモンジセセリが集う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm〈Equiv.135?141mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135?938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135?723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135?518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135?26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135?38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段


2013年9月20日

台風一過 舞岡公園 9月17日 FINEPIX HS50EXR


 日本列島に大雨を降らせ、京都の桂川の氾濫など、大きな被害をもたらした台風18号が通り過ぎた翌日の9月17日は、久しぶりにさわやかな青空が広がった。舞岡公園へ出かける。
 この日も、先日、新規購入した、FINEPIX HS50EXR のみを携行し、蝶の写真を中心に、撮ってみようと思った。
 コンパクトデジカメではあるが、図体は大きく、小さな一眼レフほどある。重さは比較的軽い。ハンドストラップを付けて右手首に回し持つ。基本的な機能を使うが、どうも色ののりが淡白である。露出補正を試してみた。次回は、フィルムシュミレーション(発色設定)をPROVIA(スタンダード)から、Velvia(ビビッド)に切り替えて撮ってみようと思う。広角端での撮影も、試してみたが問題ない。このカメラは蝶を画面に捕えるのは不自由はない。少し慣れれば、ファインダーを見ながらAF枠を上下、左右に移動することが出来る。わたくしにとっては使いやすいカメラだ。

富士山;クリックすると大きな写真になります。 1.富士山
久しぶりに、自宅から、富士山がくっきりと見えた。望遠端(185mm:Equiv.135?1000mm)で撮ってみる。自宅から富士山までの距離は80kmくらいだろうか。F5.6開放で、少し、周辺光量が落ちるようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F5.6 1/800秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100)露出補正 なし
スズメバチ警報;クリックすると大きな写真になります。 2.スズメバチ警報
公園のあちらこちらに「ハチに注意」の札が立てられていた。確かにキイロスズメバチが多い。札の手前にアカボシゴマダラがいたが、撮りようがない。

  FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 16mm〈Equiv.135?87mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.アカボシゴマダラ -1
この日はアカボシゴマダラを多く見かけた。発生ピークなのだろう。新鮮な個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 31mm〈Equiv.135?170mm〉 ISO800 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 4.ヒメジャノメ
右後翅が羽化不全の個体。右前翅が透きとおってきれいに見えたが、うまく撮れなかった。露出補正すべきだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 42mm〈Equiv.135?228mm〉 ISO2500 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.アカボシゴマダラ -2
これも、きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 20mm〈Equiv.135?110mm〉 ISO1600 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.アカボシゴマダラ -3
広角端の4.4mmで撮ってみた。G12で撮るのとほとんど変わりはない。ISO100で撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 7.ナガサキアゲハ
この日も黒いアゲハを見ることは少なかったが、ナガサキアゲハの♂がひらひらと飛んできて、梢の葉に止まった。破損している。まだ、この公園で新鮮な美しいナガサキアゲハに、出会えたことがない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンシジミ 
比較的きれいな個体だった。銀色が飛んでしまう思い、思い切って露出補正を試みた。いい感じに撮れたと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.4 1/250秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.3段
アカボシゴマダラ -4;クリックすると大きな写真になります。 9.アカボシゴマダラ -4
この日は多くのアカボシゴマダラを見た。そのほとんどが、破損の少ないきれいな個体だった。狐久保の、水飲み場があるあたりで。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.2 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アカボシゴマダラ -5;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ -5 
帰り道、長久保の池の炭焼き小屋入り口に、植えられている柿の木の熟した実で、アカボシゴマダラが2頭、入れ替わりながら吸汁していた。写真を撮られていた先客お二人がいて、聞けば、ゴマダラチョウもいたという。ここではゴマダラチョウの方がはるかに貴重だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135?583mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒカゲチョウ
第二化なのだろうか、きれいな個体のヒカゲチョウが多い。スポットライトを浴びて、舞台挨拶でもしているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO800 ) 露出補正 -1.0段
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 12.コミスジ
梢の葉に止まったコミスジは、翅が光に照らされて誇らしげだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 40.8mm〈Equiv.135?222mm〉 ISO320 ) 露出補正 -1.0段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオスジアゲハ
「きざはしの池」の淵に咲くヤブガラシにアオスジアゲハが来ていた。しかし、今年は、ツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハが少ないのとともに、アオスジアゲハも少ないように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135?583mm〉 ISO160 ) 露出補正 -1.0段
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ秋型
キタテハは秋型が発生していた。秋型は夏型より色が濃くなり、精悍になる。プログラムオートの連写で撮る。シャッタースピードは1/250秒を超える高速で、ISO感度が400に上がっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 160mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし


2013年9月16日

秋のはじまり・舞岡公園 9月10日 FINEPIX HS50EXR で遊ぶ


 今年の2月に発売されたFUJIFILMのHS50EXR というコンパクトデジカメに興味を持っていた。機会あるごとに、ヨドバシカメラや近所にあるK'sデンキに行っては、手に取って試していた。AFが早い。望遠端(35mm版換算1000mm)では、マクロに設定すると2.5mのところまでピントが合う。ずっと面白いカメラだと思っていたが、とうとう先週、購入してしまった。ただ、撮像素子は1/2型で所詮はコンパクトデジカメであり、一眼レフのような画質は期待できない。
 前回、舞岡公園には8月16日に行っているが、その時は、全くと言っていいほど収穫はなかった。今日は、曇り空だったが、HS50EXRを試してみたくて、出かけた。
 初めて使ったHS50EXRは、期待に応えてくれた。AFは望遠側でも合焦が早く、しかも、合わせたいところに、ピントが合ってくれる。望遠側で撮ったときの手振れを防ぎたいと、シャッタースピード優先オートで、1/250秒で撮り、ISOは3600までのオートに設定した。

シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります。 1.シジュウカラ
駐車場から公園の南口へ行くには橋を渡っていくが、その橋の手前に、何羽かのきれいな鳥がいた。さっそく、HS50EXRで撮ってみる。シャッターチャンスは、このショットしかなかったが、素早く合焦してくれた。92万ドット相当のEVFファインダーも見やすい。n-shuhei さんに、この鳥の名を教えていただいた。シジュウカラのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 99.2mm〈Equiv.135?540mm〉 ISO640 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.ダイミョウセセリ
端を渡った右側の梢にダイミョウセセリが止まっていた。わたくしの目の位置より高いところで翅を広げている。手を上に上げて、バリアングルファインダーを下から見て撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO800 ) 露出補正 なし
バイオリンの音;クリックすると大きな写真になります。 3.バイオリンの音
公園の南門の手前、右側の広場に近づくと、バイオリンの音が聴こえてきた。見ると女性がベンチに座って、バイオリンの練習をされていた。失礼して、望遠で撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO640 ) 露出補正 なし
キノコ;クリックすると大きな写真になります。 4.キノコ
「長久保の池」の先、左に「ねむのき休憩所」に上がる道の敷木(石?)に、オレンジ色と、黒に白い縁取りがある2種のキノコが生えていた。名前はわからない。秋を感じる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 26mm〈Equiv.135?142mm〉 ISO640 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ産卵;クリックすると大きな写真になります。 5.アカボシゴマダラ産卵
アカボシゴマダラが葉の上に止まった。見るとエノキの幼木に産卵しているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 66mm〈Equiv.135?360mm〉 ISO1000 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラの卵;クリックすると大きな写真になります。 6.アカボシゴマダラの卵
アカボシゴマダラが止まっていた葉の裏側を見てみると、薄緑色のきれいな卵が産みつけられていた。孵化した幼虫は、卵殻を食べるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO640 ) 露出補正 なし トリミング
芙蓉の花;クリックすると大きな写真になります。 7.芙蓉の花
古民家の入り口で芙蓉の花が咲いていた。まだ、蕾をいっぱい付けている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 18mm〈Equiv.135?98mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタキチョウ
キタキチョウの♂の黄色が秋を感じさせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 71mm〈Equiv.135?385mm〉 ISO640 ) 露出補正 なし
赤い実;クリックすると大きな写真になります。 9.赤い実
古民家の裏庭で。何という木の実なのかわからないが、きれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 16mm〈Equiv.135?87mm〉 ISO320 ) 露出補正 なし
ムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります。 10.ムラサキシジミ
眼の高さの葉の上でムラサキシジミが開翅している。バリアングルモニターを使って、手を掲げるようにして撮る。露出オーバーになってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 79mm〈Equiv.135?430mm〉 ISO800 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 11.モンシロチョウ
地上3m以上もあるところにモンシロチョウが止まっている。こんな高いところに止まったモンシロチョウは初めて見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 57mm〈Equiv.135?310mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
クサギの実;クリックすると大きな写真になります。 12.クサギの実
古民家のクサギの木があるところに行ってみた。モンキアゲハが飛んできたが、クサギの花はもう終わりで、実がついていた。ホオズキのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 18.5mm〈Equiv.135?100mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 13.カラスアゲハ
ヤブガラシの花に、左後翅がちぎれてしまっているカラスアゲハの♀が来ていた。カラスアゲハやクロアゲハはヤブガラシを好むようだ。このカメラのEVFファインダーは、比較的見易く、ターゲットをフォローし易い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 148mm〈Equiv.135?806mm〉 ISO1600 ) 露出補正 なし
スズメ;クリックすると大きな写真になります。 14.スズメ
谷戸の畦道を歩いていると、地面に下りて何かを啄んでいた、沢山のスズメが飛び立った。そのうち何羽かは、近くの梢に止まる。AFも迷うことなく、ターゲットに合焦した。スズメ迄の距離は10数メートルだったと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 160mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO500 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 15.サトキマダラヒカゲ
構図を考えて、バリアングルで狙う。奥行きのある写真になった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 7.5mm〈Equiv.135?41mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラギンシジミ
どう撮っても、様にならないところで2匹のウラギンシジミが吸汁している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.6 1/250秒 11.9mm〈Equiv.135?65mm〉 ISO160 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 17.ウラギンシジミ♀
道端の草の上に止まったウラギンシジミの♀が開翅してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 61.3mm〈Equiv.135?334mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
自転車のサドルにアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります。 18.自転車のサドルにアカボシゴマダラ
瓜久保の家の傍らに停められていた自転車のサドルに、アカボシゴマダラが止まっている、どうやらサドルの汗を吸っているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 32.7mm〈Equiv.135?178mm〉 ISO1250 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅;クリックすると大きな写真になります。 19.アカボシゴマダラ開翅
自転車のサドルに止まったアカボシゴマダラは、すっかり落ち着いていて、飛び立とうとしない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 50.9mm〈Equiv.135?275mm〉 ISO1250 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 20.キタテハ
このキタテハは、夏型と秋型の中間のような装いだ。3mくらい離れたところから望遠端にズームして撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
ヤマトシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 21.ヤマトシジミ♂
路傍の葉の上で、ヤマトシジミの♂が開翅していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 73.7mm〈Equiv.135?400mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
再びカラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 22.再びカラスアゲハ
谷戸の田圃の向こう側にヤブガラシの花が咲いていて、ここにもカラスアゲハの♀が吸蜜に来ていた。このカメラでは背景はきれいにボケない。出来るだけ様になる"良い背景"で撮りたいが、なかなか、そうは行かない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 119.3mm〈Equiv.135?650mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
ムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります。 23.ムラサキシジミ
1時半、小雨が降り出したので、駐車場へ戻る。すると私の車が止めてあるところの、後ろの植え込みに、ムラサキシジミが飛んでいる。止まってくれるのだが、なかなか翅を開いてくれない。待つことしばし、ゆっくりとここまで開いてくれた。きれいな紫色が輝く♀だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 82.4mm〈Equiv.135?450mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし


2013年7月 7日

ゼフィルスのシーズン終わる 舞岡公園 6月29日


 5月の下旬から始まる平地産ゼフィルスの季節も終わった。シーズン中は、ポイント、ポイントに何人もの愛好者がカメラを構えるが、この日は土曜日というのに誰一人いない。もしかしたら撮りそこなったウラゴマダラシジミや、あわよくばオオミドリシジミの♀にでも会えないかと、出かけてみたのだが、やはり姿はなかった。
 駐車場から、公園へ向かう途中にある合歓の木の花にクロアゲハが来ていた。残念ながら撮り逃す。
この日は、テングチョウやジャノメチョウに会えたが、蝶の数は少ない。リョウブの花にトラフシジミが来ていたが、撮りそこなってしまった。

テングチョウ訪花;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ訪花
今日はいつもと違う道から公園に入った。東門から谷戸へ下る道だ。途中に咲くリョウブの花に2匹のテングチョウがいた。90mmマクロでは寄れないので、P90で撮る。ピントが合う歩留まりもだいぶ良くなってきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO93 ) 露出補正 なし
樹液 ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.樹液 ヒカゲチョウ
かって、よくアカボシゴマダラなどが集まっていた枝を落としたところから樹液の出る木に、ヒカゲチョウが来て、顔を突っ込んでいた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 3.ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ
あまりにも破損しているので、はじめはサトキマダラヒカゲとはわからなかった。この蝶が花を訪れるのはほとんど見ることがない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO123 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
狐久保の入り口にウラギンシジミがいた。羽化したての夏型の♂で、とてもきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
羽化したてのテングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.羽化したてのテングチョウ
かっぱ池の入り口に、羽化したばかりと思われるきれいなテングチョウがいた。右手前にモンシロチョウがいたが、悪いけど無視した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ P90で;クリックすると大きな写真になります 6.テングチョウ P90で
前の写真と同じ個体だが、90mmマクロでは、それ以上寄れないので、P90の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO273 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメジャノメ
暗いところにヒメジャノメが止まっていた。P90でピントが合うかどうか、確信はなかったが、意外とシャープに撮れていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1442 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.谷戸のベニシジミ
谷戸の道端に咲くハルジオンにベニシジミが多くいる。P90の広角端で、背景を映し込んで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.カラスアゲハ♀
黒いアゲハが飛んできて、梢の葉に止まって開翅した。第二化だろうかとてもきれいな♀だった。10カットほどシャッターを切って、ピントが合ったのは2カットだけだった。カメラを固定するのが難しく、AF枠に上手く被写体をとらえられない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO638 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
90mmマクロで近寄って撮った。眼が悪くなってしまったので、マクロでもAFを使用しているが、AF枠を左上に移動させて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 11.キマダラセセリ -1
古谷戸の里のリョウブの花には、何頭かのキマダラせせりが吸蜜に来ていた。ここにはトラフシジミやミドリシジミも来る。トラフシジミの姿を見たが撮りそこなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 12.キマダラセセリ -2
近くの花に来たのを90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ベニシジミ 撮り比べ -1
まずP90の望遠端(35mm版換算画角は624mm)で撮る。ピントも旨く合った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO147 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ベニシジミ 撮り比べ -2
次に同じ位置から90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります 15.ジャノメチョウ
自動車が走る道路を超える橋を渡って駐車場に戻るが、その橋の近くの斜面にジャノメチョウが飛んでいた。舞岡公園でジャノメチョウに会うのは 2007年7月以来、二度目である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO583 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 16.ジャノメチョウ 開翅
1頭だけかと思ったら、他にもいた。これは♀のようだ。発生初期でいずれもきれいな個体だった。15.の写真と比べてみると、ホワイトバランスは両者ともオートにしているが、ともにNikonのP90とD5000で色調が異なる。5.と6.を比較してみても、P90の方がイエローが強い。光に違いがあったのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2013年6月26日

アカシジミ 舞岡公園 6月17日


 週の中頃以降は天気が悪くなりそうなので、この日、舞岡公園へ出かけた。いつもより遅く昼過ぎに自宅を出発する。とても蒸し暑い。古民家の手前でアカシジミが葉の上に止まっているのを見つけた。やや遠い。「2m離れて蝶を撮る」でなんとか収めるが、暗いところにいるのでISO感度が1600になり、画像が粗くなってしまった。
 でも、一応アカシジミを撮ることができ、これで今シーズンは舞岡公園のゼフィルス6種のうち4種を撮ったことになる。昨年までは、いつも楽勝だったウラゴマダラシジミを今年は見ない。オオミドリシジミに会えるのが極めて稀だから、撮れないのはやむを得ないか。
 来週、最後のトライをしてみたいと思う。

アカシジミ D300+100mmマクロ;クリックすると大きな写真になります 1.アカシジミ D300+100mmマクロ
まずD300で撮る。やや遠いところの梢の葉に止まっている。まあまあきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカシジミ COOLPIX P90;クリックすると大きな写真になります」 2.アカシジミ COOLPIX P90
P90の望遠端でのピント合わせにもだいぶ慣れてきた。見た感じよりも光量は少なく、後で見たらISO感度は1600になっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
下草にきれいな個体が止まっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO112 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
流れている小川の向こう側の葉にウラギンシジミが止まった。画面中央のAF枠で慎重にピントを合わせる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO85 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 5.ヒメジャノメ
ヒメジャノメが日の当たる葉の上に止まった。翅が透きとおって見える。残念ながら右前翅が大きく破損していた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO731 ) 露出補正 なし
カイツブリ;クリックすると大きな写真になります 6.カイツブリ
宮田池で初めて見る水鳥がいた。さっそく、n-shuhei さんに画像を送って名前を教えていただいたところ、カイツブリ(夏羽)とのこと。若干トリミングしている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO155 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 7.サトキマダラヒカゲ
暗かったが、ピントを合わすことができた。ISO感度の上限は1600まで。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ヒカゲチョウ
きれいな個体だった。午後3時、今日はこの辺で引き上げることにする。この日はいつものところにミドリシジミの姿を見ることはなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし

2013年6月 4日

COOLPIX P90で蝶を撮る 舞岡公園 5月31日


 本題に入る前に・・・

 嬉しいことがあった。横浜のみなとみらいにある原鉄道模型博物館で、4月4日から26日にかけて「第3回 いちばんテツモパーク フォトウィーク」というイベントが開催されていた。普段は撮影禁止だが、その期間は撮影できる。4月12日に出かけ、撮ってきた写真の中から1枚をそのフォトコンテストに応募していたところ、それが優秀作品に選ばれた。写真は次のURLを開いてご覧いただきたいと思う。
http://www.hara-mrm.com/event/event1302_02.html
昨年10月に行われた第1回の時にも応募し、その時も入選した。コンテスト入選など初めてのことだったので、とても嬉しく思った。
  その第1回開催の時は、偶然だったので、たまたま持っていたコンパクトデジカメのCanon G12 で撮ったが、今回は、Nikon D5000にΣ17-70mmを付けて、クロスライトフィルターX4を用意した。一番ゲージの鉄道模型が走るジオラマは、情景が演出されていて明るさが十分ではない。なるべく早いシャッターを切りたいので、1/250秒に設定すると、ISO感度は3200になってしまう。
 2012年の3月末に、横浜の「そごう」で開催された、原信太郎さんの「究極の鉄道模型店」を見て、その素晴らしさに感動し、その年の7月に横浜に新しく建った三井ビル2階にオープンされた「原鉄道模型博物館」をたびたび訪れるようになった。ジオラマでは、毎回違う編成の列車が走り、飽きない。

 さて、本題に戻る。COOLPIX P90 を使いこなしてみようと思い、その望遠端(110.4mm 35mm版換算画角624m)で「2m離れて蝶を撮る」を試行している。今回は、画質はファインにして画像サイズを4000X3000(12M)から、3260X2448(8M)に変更して撮った。1/2.33 CCD という小さな撮像素子に対し、12Mは多すぎると何かで読んだからだ。また、ISO感度を「高感度オート」に設定した。これだとISO感度64-1600の範囲で明るさにより自動的に設定される。
もちろん、デジイチも携行しているが、まず、P90で撮った蝶の写真を載せる。
関東地方も早々と梅雨に入ったが、この日は気温も高く、ゼフィルスが発生しているだろうと期待し、出かけることにした。前回は5月5日に訪れているが、だいぶ間が空いてしまった。

ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ルリシジミ
公園の入り口に咲いていたウツギだろうか、その白い花でルリシジミが吸蜜していた。「2m離れて蝶を撮る」を試みる。Nikon COOLPIX P90 のズームを望遠端の110.4mmm(35mm版換算624mm)にして、電子ファインダーで、AF枠で眼を狙う。P90の電子ビューファインダーは約23万ドットと粗いのでピントが合ったかどうかは確認が難しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/272秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ求愛;クリックすると大きな写真になります 2.モンシロチョウ求愛
ハルジオンの茎に隠れて見難いが、下に止まっていたモンシロチョウの♀に♂が求愛している。♀は交尾拒否の体制。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミが地面でストローを伸ばしていた。こういう時は広角にしてバリアングルモニターでローアングルで撮った方が良いと思ったが、逃げられてしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO80 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ミドリシジミ
池のほとりへ行くと、4?5人の方々が、下草に向けてカメラを構えておられる。ミドリシジミがいたなと思い、仲間に入れていただく。羽化して間もないミドリシジミが、池の柵の傍の下草にしがみついていた。ここは広角端ローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/300秒 4.6mm ISO850 ) 露出補正 なし
ミドリシジミと子供たち;クリックすると大きな写真になります 5.ミドリシジミと子供たち
この日は金曜日だったが、たくさんの子供たちが来ていた。池のほとりで嬌声を挙げている。それなのにこのミドリシジミはじっとして動かない。1カットだけフラッシュで撮らせていただく。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.6mm ISO360 ) 露出補正 なし 内臓ストロボ発光
金色に輝くミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.金色に輝くミドリシジミ
これは他の個体。下草から日の当たる葉に上がってきた。襟元に緑色の輝きが見えないので♀かもしれない。「高感度オート」のおかげで1/250秒でシャッターが切れた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO146 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アオスジアゲハ
農地の柵の向こうに咲くハルジオンの花でアオスジアゲハが吸蜜していた。このような時、望遠端だとワーキングディスタンスもとれるし、ピントも合わせやすい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし


2012年10月17日

舞岡公園はやっと秋 10月5日 2/2


 谷戸の傍に咲いてたコセンダングサでヒメアカタテハとウラナミシジミを撮った後、いつものように瓜久保の方へ歩き始めた。途中、農家の畑があるが、その傍に熟した柿の実が落ちていて、その果汁を吸いにアカボシゴマダラが来ていた。その脇の道を入って狐久保まで行く。先は広場になっていて2匹のきつねの石造が迎えてくれる。瓜にけものへんがつくと狐になるが、この両者の地名には何かいわれがあるのだろうか。
  狐久保まで行って、元の道へ戻ってくる。瓜久保への道の右側は農家だが、植えられた花に黒いアゲハが舞っているのが見えた。

アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アカボシゴマダラ
このアカボシゴマダラは、はじめは少し離れた地面に降りて翅を開いていたが、匂いに誘われて熟して落ちた柿の実にたどり着いた。熱心に吸汁を始め、狐久保まで行って戻ってきた時もまだ、ここにいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤブガラシにはアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤブガラシにはアオスジアゲハ
そろそろ花も終わりが近づいたヤブガラシにはアオスジアゲハが来ていた。ヤブガラシは蝶が好きな花で、クロアゲハなども吸蜜にくる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO450 ) 露出補正 -0.3段
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ナガサキアゲハ♂
瓜久保への入り口に近い農家の土地に植えられた紫色の花にナガサキアゲハが舞っていた。だいぶ擦れた個体だが前後翅の付け根の赤い紋がきれいだ。♀にはなかなか会うことができない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
河童池の秋;クリックすると大きな写真になります 15.河童池の秋
夏の間干上がっていた河童池もここのところの雨で元に戻った。池の周りの柵では色濃くなったアカトンボが秋を告げる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 16.ウラギンシジミ -1
秋の暖かい日にはウラギンシジミの姿を多く見るが、この日も銀色の翅をちらちらさせながら活発に飛んでいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 17.ウラギンシジミ -2
時々地面に降りてはストローを伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 18.モンシロチョウの交尾
しばらく葉の上でじっとしていたが、そのうちに交尾をしたまま飛んで行った。ハネムーン飛行なのだろう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 19.ツマグロヒョウモン♀
多くの蝶は雌雄で翅の模様が異なる。たとえば、春に羽化するツマキチョウは♂は前翅の先端がオレンジ色で、♀は白い。また、ナガサキアゲハは♀の後翅に白い大きな紋が表れる。一方、アオスジアゲハやキタテハの雌雄の模様はほとんど同じで翅を見ただけでは区別がつかない。このツマグロヒョウモンの♀は♂の模様と大きく異なり、前翅に黒い紋が表れる。これは鳥に捕食されないように毒を持つカバマダラやスジグロカバマダラに擬態しているといわれる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ裏面;クリックすると大きな写真になります 20.キタテハ裏面
一方、夏型と秋型で紋や色が異なる蝶もいる。シータテハやサカハチチョウなどがその例だ。このキタテハも秋型は夏型に比べて、翅の色は赤茶色になり、翅のくびれも深くなる。これはその裏面。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
柿の葉に止まるキタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 21.柿の葉に止まるキタテハ秋型
キタテハが柿の葉に止まって翅を開いた。秋を感じさせる絵だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
芙蓉;クリックすると大きな写真になります 22.芙蓉
帰り道で彼岸花にアゲハが来ていないかと古民家に寄った。芙蓉が見事に咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年9月 6日

モンキアゲハと空中戦 舞岡公園 8月30日


 11日前の8月19日にも舞岡公園を訪れた。その日もとても暑く、クサギの花は咲き始めていたが、狙っていた黒いアゲハはそこにはいなかった。第2化と第3化の端境期だったのかもしれない。その時は10時頃に公園を歩き始め、暑くて2時間も滞在しなかった。時間的にも昼ごろが良いのかもしれない。蝶にも昼食時間があるのだろうか。
 そこで、この日は家を出るのを遅くして、12時少し前に公園の駐車場に着くようにした。クサギの花が咲く最初のポイントで3頭のモンキアゲハが訪花していた。この日、黒いアゲハはモンキアゲハのほかにクロアゲハとカラスアゲハを目撃した。ナガサキアゲハがクサギの花を訪れているのを見たことがない。
  この日も Nikon D300 に、もう古くなったが SIGMA のAPO70-300mm を付け、ISOは1600にして、絞り優先で、少し解像度が良くなることを期待し、300mmでの開放のF5.6からひと絞り絞ってF6.3に設定した。それでも解像度はイマイチで、眠い画像になるので、Nikon Capture NX2 のアンシャープマスク で少し調整した。

コミスジ;クリックすると大きな写真になります 1.コミスジ
いつものように南門から入り谷戸の方へ下っていくと、コミスジが スィー パタパタ スィー と飛んでいた。この場所ではシーズン中、良くコミスジを見かける。コミスジの道だ。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
モンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 2.モンキアゲハ
期待通り、クサギの花にモンキアゲハが来ていた。比較的破損の少ない個体だった。このクサギの木には、入れ替わり立ち替わり、常に2?3頭が舞っていたが、全くいなくなる時もある。モンキアゲハの足は思ったより長い。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/5000秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
2頭のモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.2頭のモンキアゲハ
クサギの花が満開だ。周囲にはその強い匂いが漂う。モンキアゲハが追いかけごっこをしている。2頭とも♂のようだ。なかなかじっとしていてくれないので、撮るのも空中戦になった。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/4000秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
花から離れるモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.花から離れるモンキアゲハ
モンキアゲハは止まったかと思うとすぐ移動する。連写しているとこんなシーンが撮れる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/3200秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
モンキアゲハ開翅;クリックすると大きな写真になります 5.モンキアゲハ開翅
これは比較的きれいな♂だった。開翅のタイミングで撮れた。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
モンキアゲハ飛翔;クリックすると大きな写真になります 6.モンキアゲハ飛翔
花から飛び上がってこちらに翅の表を見せてくれた。今日見られるモンキアゲハはすべてといってよいほど♂が多い。第3化の発生初期なのだろう。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
モンキアゲハの吸蜜 -1;クリックすると大きな写真になります 7.モンキアゲハの吸蜜 -1
止まって、翅を休めて吸蜜するのではなく、hovering しながらストローを伸ばしている。じっとしていてくれない。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
モンキアゲハの吸蜜 -2;クリックすると大きな写真になります 8.モンキアゲハの吸蜜 -2
7.と同じ個体である。連写して撮った。長い脚を、身体を支えるためではなく、位置を保つために花に触れているようだ。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
長い脚;クリックすると大きな写真になります 9.長い脚
モンキアゲハだけではないかもしれないが、その脚は伸ばすと意外と長いのだ。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/4000秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
枯れたヒマワリ;クリックすると大きな写真になります 10.枯れたヒマワリ
11日前の8月19日に舞岡公園を訪れた時には見事に咲いていたヒマワリは、連日の暑さで枯れてしまっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +1.0段
実りの秋;クリックすると大きな写真になります 11.実りの秋
瓜久保にあるこどもの田んぼの稲穂は実りの時期に向かい、こうべを下げていた。秋はそこまで来ているのに、この暑さはいつまで続くのだろうか。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 12.ウラギンシジミ
このウラギンシジミの♂は夏型だろうか、秋型だろうか? 前翅の角の尖りが少なく、どうやら夏型のようだ。300mmは、こういう写真をとる時は、working distance がとれる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
池の水も干上がりそう;クリックすると大きな写真になります 13.池の水も干上がりそう
瓜久保のかっぱ池の水も干上がりそうだ。住みかを奪われそうな蛙が、干上がりかけた池の底に、心配そうに顔を出した。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/3200秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段


2011年11月22日

秋の舞岡公園 10月6日


 今年の夏の気温は、なんだか変だった。6月の後半から7月の20日ごろまでは、猛烈に暑い日が続いた。7月下旬は平年以下の気温となったが、お盆のころはまた暑かった。そして8月下旬はまた涼しく、25℃以下になったかと思うと、9月中旬は夏に逆戻りし、25℃以上の日が続いた。そして9月下旬からは平年を下回る気温となっている。
 この日はさわやかな秋晴れであった。一か月以上行っていなかった舞岡公園を訪れる。公園の谷戸はすっかり秋の気配になっていた。今年はなかなか会えなかったツマグロヒョウモンには会えたが、概して蝶は少なかった。
 11月の初め、TVのニュースで舞岡公園の中にある農村体験施設が、落ち葉などを燃やして肥料用などとして販売していた「草木灰」と呼ばれる灰から、国が目安とする1キロあたり400ベクレルを上回る、2561ベクレルの放射性セシウムがが検出されたと報じられた。干しシイタケや玄米からも検出されているらしい。私も、福島原発の事故以来、今回で11回舞岡公園を訪れているが、影響はないと多寡をくくっている。

かかし;クリックすると大きな写真になります 1.かかし
刈入れを控えた谷戸の田んぼの畔には、かかしが並んでいた。それぞれ趣向を凝らしたかかしだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F11 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.ヒカゲチョウ
半分翅を開いて陽の光を浴びている。とても小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミシジミ
古民家の門を入ったところの砂利道で、ウラナミシジミが地面に停まっていた。長い口吻を伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ ♂;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメジャノメ ♂
写真では良くわからないが、まるでシジミチョウのように、恐ろしく小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.キタキチョウ
蝶の数が少ないところ、キタキチョウだけはいつもの年のように多くみられる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウ G12で撮る;クリックすると大きな写真になります 6.キタキチョウ G12で撮る
前の写真と同じ個体である。G12で近寄って撮るとこんな感じになる。棲息環境がわかる写真になる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ウラギンシジミ
古民家の庭で、ウラギンシジミの秋型のきれいな♂が飛び出してきて、日光浴を始めた。夏型に比べて前翅の先が尖っている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ 裏面;クリックすると大きな写真になります 8.ウラギンシジミ 裏面
その名の通り、銀色に輝くウラギンシジミの裏面。ディテールが出るように-0.7段の露出補正をした。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン ♂と♀
;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン ♂と♀
ヒヨドリバナで吸蜜している♀に♂がやってきた。雌にその気はないらしく吸蜜を続ける。♂は何回か誘っていたが、あきらめて離れて行った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ツマグロヒョウモン ♂
谷戸の畔に咲くアザミで吸蜜していた。バックに青く見えるのは田んぼにかけた青いネットだが、きれいにボケている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キンピカのツマグロヒョウモン ♂;クリックすると大きな写真になります 11.キンピカのツマグロヒョウモン ♂
この日見たツマグロヒョウモンで最も美しい個体だった。多分、今朝、羽化したのではないだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし


2011年7月23日

舞岡公園 朝がけ 7月18日


 7月18日 の早朝、「なでしこJapan」がドイツ・フランクフルトで行われたいた女子サッカー World Cup の決勝のPK戦でアメリカに勝ち、優勝した。昨夜からこの日は早朝に舞岡公園へ行ってみようと決めていた。前回7月12日は暑い日で、日中ほとんど蝶が見られなかった。それでは、朝早く気温が上がる前ならどうだろうかと思ったからだ。
 サッカーの試合が終わったのは6時半、舞岡公園の駐車場に着いたのが7時10分、それほど早朝というわけではないが、初めてのトライである。歩き始めると、カラスアゲハやウラギンシジミが飛んでいるのを見かけた。9時過ぎまで2時間、公園を歩いた。日中より、蝶の影は多い。

路上のルリシジミ;クリックすると大きな写真になります   1.路上のルリシジミ
7時20分、早速ルリシジミが路上をちらちらと飛んでいる。G12のバリアングルモニターで撮り始めた。マクロに設定するのを怠って撮っていたので、どうかと思ったが、なんとかピントはきている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
オカトラノオとダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.オカトラノオとダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリが、オカトラノオに数頭来ていた。帰りに9時ごろ同じところを通ったが、その時にはもう姿は無かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ マクロ撮り
これは♀だろうか? お腹がが太いし、後翅に白い帯が薄らと出ている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
7時40分 ウラギンシジミが飛んでいた。路上に止まったりしていたが、近くの葉に止まり、日光浴を始めた。新鮮な夏型の♂だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ マクロ撮り
写真4.と同じ個体、同じ静止位置。ソックスをはいたような脚が可愛らしい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 裏
その名の通り裏は一面銀色である。この時期は路上に止まって口吻を伸ばしていることが多いようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマユリ;クリックすると大きな写真になります 7.ヤマユリ
古民家の庭にヤマユリが咲いていた。ナガサキアゲハの♀でも来てくれれば絵になるのだが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ホウセンカ;クリックすると大きな写真になります 8.ホウセンカ
同じく古民家の庭に咲いていた。花言葉は「私に触れないで」というらしいが、それは触れると果実がはじけることに由来するようだ。島倉千代子や中島みゆきの歌の曲名にもなっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
マツヨイグサ;クリックすると大きな写真になります 9.マツヨイグサ
この花も古民家の傍らに咲いていた。マツヨイグサというのは正しくはマツヨイグサ属の総称で、125の種があるそうだ。どの種も南北両アメリカ大陸原産であり、他地域には産しない。日本も例外ではなく、野生のものは帰化植物か、逸出した園芸植物のいずれかであるという。漢字では待宵草と書く。一日花であり、多くの種が夕刻に開花し夜間咲きつづけ翌朝には萎む。これが待宵草の名の由来である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 10.一服するアカボシゴマダラ
朝8時 瓜久保のおやすみ処の縁側でアカボシゴマダラが一服している。普段ここは公園を散策する人たちが'一休み'と腰を下ろしたり、子供たちがはしゃいでいるところだが、朝早いためか空いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 11.樹上のアカボシゴマダラ
一服し終えたアカボシゴマダラは近くの木の葉の上に移って、周りを見渡している。テリトリーを張っているのだろうか。後翅の赤いドットと黄色い口吻が鮮やかな奇麗な♂だった。神奈川県で発生しているアカボシゴマダラは中国南部や香港に分布するassimilis亜種が人為的に持ち込まれたものであると言われている。舞岡公園では同じエノキを植樹とする本邦固有のゴマダラチョウと共存するが、アカボシゴマダラのほうが優勢であるように思える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ハギの花で吸蜜したり、産卵姿勢になったり、忙しい♀だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤマトシジミ
ハギの花で吸蜜するヤマトシジミ。今年はなぜかツバメシジミを見る機会が多く、ヤマトシジミを見ることが少ない。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.コチャバネセセリ 開翅
後退角翼のジェット戦闘機のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 15.コミスジ
大分擦れた個体であるが元気にスイスイと飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ネムノキ;クリックすると大きな写真になります 16.ネムノキ
ネムノキは広い意味でマメ科に属する。キタキチョウが好む食草である。7月12日に来た時はネムノキの花にカラスアゲハが来ていたが、すぐ離れてしまった。-1.0段にしてみたが、正解だったと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 17.ツマグロヒョウモン 今年はツマグロヒョウモンをなかなか見ることができないでいる。この日も全く姿を見せず、帰り際に駐車場の傍で、やっと1頭見かけた。♀を探しているのだろうか、時々このように梢に止まって周りを見回していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年10月23日

今年最後? 舞岡公園


 10月16日 天気予報によると朝は曇っているが午前中には晴れ、気温も22?23度を超えるという。この日は何も予定がなかったので、今年最後になるなと思いつつ、舞岡公園へ向かった。前回は9月7日に来ているが、公園の様子も変わり、秋の深まりを実感した。
かかしのコンクール;クリックすると大きな写真になります 1.かかしのコンクール
ここの田んぼの刈り入れは終わっていた。かかしは先月からあったが、数も増えていた。この「たこの占師 パウル」というのはなかなか凝った作品で、出来栄えも素晴らしいと思う。ほかにも力作が多かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
柿の葉の紅葉;クリックすると大きな写真になります 2.柿の葉の紅葉
柿の葉は色づいて落葉が始っている。柿の葉にはバクテリアの繁殖を抑えバクテリアの発生による悪臭を抑える作用があり、柿の葉寿司はその作用を生かしたものという。もちろん柿の葉ずしに使われる葉は緑色の葉である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 3.セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ
11時半を過ぎると陽が射し気温も上がってきた。谷戸沿いの道はセイタカアワダチソウの黄色がきれいだ。今年は見ることの少なかったヒメアカタテハも来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 4.キタテハ秋型
セイタカアワダチソウにはキタテハの秋型が集まっている。夏型に比べ翅の色は赤茶色になり、精悍に見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型裏面;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハ秋型裏面
夏型に比べ秋型は裏もぐっとしまりが出て見栄えがする。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
秋景色;クリックすると大きな写真になります 6.秋景色
セイタカアワダチソウの後ろはまだ刈入れが終わっていない谷戸の稲が拡がる。秋らしさを感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 7.ウラギンシジミ♂
この日出会ったウラギンシジミは♂が多かった。11月に近づくと♀が目立つようになる。成虫で越冬して、来年の春、産卵をして世代をつなぐ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
IXY30Sで撮ったウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.IXY30Sで撮ったウラギンシジミ
地面に降りて吸水する個体が多い。こうなると写真は撮り難くなる。上から撮ると背景は地面になってしまう。ポケットに入れていたIXY30Sの広角側マクロで撮った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀
羽化まもないツマグロヒョウモン♀がいた。最近、伊藤嘉昭という方が書かれた「ツマグロヒョウモンの北進と擬態の謎にせまる」というサブタイトルの付いた「琉球の蝶」という本をアマゾンで見つけ購入した。ツマグロヒョウモンは♂と♀で翅の模様が違う。♀はカバマダラやスジグロカマダラに擬態しているといわれる。カバマダラやスジグロカマダラは捕食者である鳥たちにとって味が悪いようで、食べない。それに擬態することで鳥に食べられるのを逃れるのか。しかし、今やツマグロヒョウモンはカバマダラやスジグロカマダラが棲めない北へ進出している。もともと琉球列島、九州、および四国の南部にのみ生息していたツマグロヒョウモンは、戦後間もなく中国地方、近畿南部、三重に定着した。私が中学生ころ(1955年ころ)高尾山の尾根道でこの蝶を見たときは大珍蝶であった。名古屋では1995年ころから急に数が増え始め、一般的な蝶になった。さらに2000年を過ぎたころだったか出張先の長野県の松本市でも見かけた。今や関東では全くの普通種である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ
吸蜜中のウラナミシジミが開翅してくれた。控え目なブルーが陽を浴びて輝く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
101022_011.jpg 11.雀の鈴なり
まだ刈り取りが済んでいない田んぼが広がる木立が騒がしいのでふと見ると、雀がいっぱい集まっていた。彼らにとっても豊穣の秋なのだろう。人が傍を通ると一斉に飛び立つ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし


2010年7月 2日

舞岡公園 狙いはミズイロオナガシジミ


 6月15日、先週に引き続き舞岡公園を歩いた。舞岡公園で平地産ゼフィルスを6種見ることができる。
 今シーズンはそのうち、アカシジミ、ミドリシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。
 残る3種のうちオオミドリシジミとウラナミアカシジミは、昨シーズンは何とか撮っているものの難しい。
 そこでこの日はミズイロオナガシジミが狙いである。
ウラギンシジミ夏型;クリックすると大きな写真になります 1.ウラギンシジミ夏型
ウラギンシジミの夏型が発生していた。この時期のウラギンシジミは地面に降りてミネラル分を摂ろうとしている個体が多いように思う。地面に止まっている蝶は撮るのが難しい。

Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3mm-63.0mm 6.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/240秒 6.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
ミズイロオナガシジミ発見;クリックすると大きな写真になります 2.ミズイロオナガシジミ発見
駐車場に車を置いて、小谷戸の里と呼ばれているところへ進む途中で、ちょうど私の目の高さの葉の上に止まっているミズイロオナガシジミを発見した。見つけることが出来てラッキーである。慎重に近づいてシャッターを切る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミズイロオナガシジミを手繰り寄せる;クリックすると大きな写真になります 3.ミズイロオナガシジミを手繰り寄せる
2の写真では尾状突起が隠れてしまった。・・・オナガシジミの所以である尾状突起の長さが見えない。そこで止まっている葉を付けた枝を左手で手前に引いて、前の葉で隠れた尾状突起が見えるようにし、右手でシャッターを切った。改めて尾が長いのを確認した。この日ミズイロオナガシジミを見たのは、これが最初で最後であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジュケイ;クリックすると大きな写真になります 4.コジュケイ
10mくらい先の茂みにコジュケイがいた。奇麗な鳥である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO3200 ) 露出補正 なし
キチョウとモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.キチョウとモンシロチョウ
ハルジョンで吸蜜していたキチョウにモンシロチョウの♂がちょっかいを出している。モンシロチョウにはキチョウがどのように見えるのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 6.スジグロシロチョウの交尾
裏が真っ白で美しい。翅の付けの黄色がアクセントになっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.キマダラセセリ
キマダラセセリも出始めた。まだ残っていた栗の花で吸蜜していた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
白いアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 8.白いアカボシゴマダラ
今シーズンは結果的に多くの白いアカボシゴマダラを撮影することができた。そろそろ春型から夏型への端境期であろうか。鳥に食いちぎられたのか翅が大きく破れている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO720 ) 露出補正 なし
樹液酒場;クリックすると大きな写真になります 9.樹液酒場
帰り際に、6月1日に見つけた樹液が出ている枝払い跡に、この日もアカボシゴマダラが来ていた。この個体はまだ傷もなくきれいであった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO560 ) 露出補正 なし
キチョウ;クリックすると大きな写真になります 10.キチョウ
新鮮なキチョウがたくさん飛ぶようになった。あまり良い写真がないので撮っておこうと思ったが、なかなか演出が整わない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年6月28日

舞岡公園 ミドリシジミとウラゴマダラシジミ


 6月11日、平地産ゼフィルスの最盛期の気配を感じ、舞岡公園へ出かけた。今日は気温も上がり、蝶は飛びそうである。
 春は4月の中頃から、訪れるたびに新たな命が生まれている。先週咲いていた花は終わりに近づき、新しい花が咲き始めている。
 この日もD5000にニコンのVR18mm-200mmレンズを付けた。
スジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.スジグロシロチョウ
終わりに近づいたウツギの花で新鮮なスジグロシロチョウが吸蜜していた。清楚で美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンパクトデジカメで撮影;クリックすると大きな写真になります 2.コンパクトデジカメで撮影
ポケットに入っていたコンパクトデジカメの広角端で田植えの済んだ谷戸を背景に入れて撮った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラギンシジミ
地面や地面近くに止まる蝶を撮ろうとするとどうしても上から抑えつけたようなアングルになってしまう。そこで横から狙いたいのだが、一眼レフのファインダーや普通のコンパクトデジカメのモニターでは道に寝転ばなくては無理だ。それが、バリアングルモニターを求める所以である。P90や、S10、そして新しく買ったD5000はバリアングルモニターがある。しかし、もっとも小さくて持ち歩きやすく、広角端が28mm相当で被写体に寄れるIXY900ISにはバリアングルモニターは付いていない。そこでヨドバシカメラで、モニターに付ける鏡を買ってきて付けた。像は天地逆になり、見難いが、フォーカスエリアにターゲットを合わせて距測する。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
新鮮なミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.新鮮なミドリシジミ
食樹であるハンノキの周囲にミドリシジミがいないかと目を凝らしていたら、足元から飛び立った。どうやら羽化したての♂のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
開翅したミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.開翅したミドリシジミ
下草に止まっていたミドリシジミの♂を発見した。4の個体とは違う。被写体までは遠く、ロープが張ってあって近づくことができない。同好の方々が集まってきて見守ること数分、美しい翅を開いて見せてくれた。200mmで撮ったのを少しトリミングした。ミドリシジミは頭のほうから撮ると金属光沢が鮮やかに映る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミの横顔;クリックすると大きな写真になります 6.ミドリシジミの横顔
4と5の写真とは別のところで、今度はこのミドリシジミに同好の方々が集まっていて、「ミドリですよ」と声をかけていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
待った甲斐あり;クリックすると大きな写真になります 7.待った甲斐あり
6と同じ個体である。待つことしばし、開翅してくれた。カメラを持って見守っていた人たちから「おおー」と歓声が上がり、一斉にシャッターが切られ始めた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.ウラゴマダラシジミ
ウラナミアカシジミがいないかと、栗林を探索していたら、ひらひらと飛びだしてきた。今シーズン初めてのウラゴマダラシジミである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ 半開翅
;クリックすると大きな写真になります 9.ウラゴマダラシジミ 半開翅
8と同じ個体であるが、しばらくすると、半分翅を開いて表のブルーを見せてくれた。今日は平地産ゼフィルス2種を撮ることができた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/160秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2009年11月 2日

三井の森蓼科ゴルフ倶楽部と浦和ゴルフクラブ

 さわやかな秋、ゴルフを楽しんできた。10月23日は、毎年1回、今年で第20回となったが、友人夫妻が諏訪の原村で営むペンションに泊まって、三井の森蓼科ゴルフ倶楽部でプレーした。27日は、台風一過快晴の一日、浦和ゴルフ倶楽部でラウンドした。三井の森蓼科ゴルフ倶楽部は紅葉が始まり、八ヶ岳連峰が美しかったし、浦和ゴルフ倶楽部ではスタート前に見た富士山は今年一番の眺めだった。
1.三井の森蓼科ゴルフ倶楽部
からまつコースからスタートした。真っ赤に紅葉する木は少ないが、桜の木などが美しく紅葉している。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 29.2mm 1/400秒 ISOオート )
三井の森蓼科ゴルフ倶楽部:クリックすると大きな写真になります
2.赤岳と横岳の稜線
一番右が八ヶ岳の主峰、赤岳(2.899m)である。そこから左へ横岳(2,829m)、さらに峰の松目(2,567m)と続く。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 21.7mm 1/640秒 ISOオート )
赤岳と横岳の稜線:クリックすると大きな写真になります
3.硫黄岳と天狗岳
右側が硫黄岳(2,760)左側が天狗岳(2,646m)とキャディーさんに教えていただいた。手前の池にそれらの山が映っている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 14.9mm 1/500秒 ISOオート )
硫黄岳と天狗岳:クリックすると大きな写真になります
4.カラマツの黄葉
カラマツが色づき始めている。午後の日を浴びた主峰の赤岳は雄大だった。ついてくれたキャディーさんはベテランの男性で、山の名前も教えてくれたが、「写真ばかり撮っていないで、パーもとってください」と。叱られたのか、激励されたのか。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 21.7mm 1/640秒 ISOオート )
カラマツの黄葉:クリックすると大きな写真になります
5.浦和ゴルフ倶楽部の富士
朝8時15分 昨日の雨、強風は止み、雲ひとつない空が広がった。空気は澄み渡っている。保土ヶ谷の自宅から見る富士山より、遠くに見える。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F5.8 17.3mm 1/320秒 ISOオート )
浦和ゴルフ倶楽部の富士:クリックすると大きな写真になります
6.越冬前のウラギンシジミ
1番ティーグランドのそばの植え込みに、キラキラと翅を輝かせてウラギンシジミ♂が飛んできて、止まった。翅を拡げて日光浴だ。暖かい日は飛び出すこともあるが、これから成虫で冬を越す。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 4.6mm 1/800秒 ISOオート )
越冬前のウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります
7.1番ティーグランドから富士を望む
この日は女性ゴルファーが多かった。談笑しながらフェアウェーを歩く。午後3時、プレーを終わったころは、富士山は雲に姿を隠されていた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F5.8 17.3mm 1/320秒 ISOオート )
1番ティーグランドから富士を望む:クリックすると大きな写真になります

2009年10月 3日

9月の蝶

 9月10日に舞岡公園へ行ってみたが、端境期で、飛んでいる蝶は夏に飛び回って翅を傷めたアゲハたちが多いし、キタテハはまだ夏型である。9月中ごろを過ぎると少しずつ涼しくなってきて、蝶の数も多くなってきた。散歩や外出の道々で撮った秋の蝶たちである。まだまだ、これから11月の初めまで秋の蝶を楽しめる。
アゲハの産卵:クリックすると大きな写真になります 1.アゲハの産卵 舞岡公園
アゲハがカラタチに産卵していた。アゲハは柑橘類に産卵するがこのカラタチもミカン科である。産卵している周りにアブラムシがいっぱいいるのが気になるが。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
キタテハ♀:クリックすると大きな写真になります 2.キタテハ♀ 舞岡公園
これは夏型の♀だ。今は秋型との端境期である。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
イチモンジセセリ:クリックすると大きな写真になります 3.イチモンジセセリ 舞岡公園
都会のどこにでもいる秋の蝶の代表種である。コスモスの花などによく来ている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ヒメジャノメ:クリックすると大きな写真になります 4.ヒメジャノメ 舞岡公園
これもどこにでもいる普通種だが、最近は見ることが少なくなったような気がする。翅表は一面灰褐色で地味であるが、裏はよく見るとなかなか繊細な模様だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ツマグロヒョウモン♂:クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン♂ 葉山国際カンツリー倶楽部
ゴルフをするときもいつもコンデジを携帯する。前の組が詰まっているティーグランドで、こんな写真を撮る。もっとゴルフに集中しなくてはいけないと反省するのだが。

Nikon D300 Tokina 100mm
Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F7.3 7.3mm 1/125秒 ISOオート )
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 三ツ沢公園
9月16日 自宅から徒歩で行ける三ツ沢公園へ行った。陸上グランドの周囲の道にウラギンシジミが出てきていた。バリアングルモニターでカメラを地面すれすれにして撮った。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/148秒 ISOオート )
ナガサキアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 7.ナガサキアゲハ♂ 三ツ沢公園
道端の花でナガサキアゲハが吸蜜に余念がなかった。翅表は緑色の金属光沢が渋い。残念ながら後翅が傷んでいる。鳥にやられたのであろう。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/250秒 ISOオート )
ヒメウラナミシジミ:クリックすると大きな写真になります 8.ヒメウラナミシジミ 駒場東大構内
これも都会の秋の代表的な蝶である。駒場東大で現役学生の卓球の試合があり、応援に行った。その試合と試合のインターバルに構内で撮った。

Nikon COOLPIX P90
  絞り優先オートで撮影 ( F3.5 4.6mm 1/460秒 ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀ 峰岡公園
自宅から近い小さな公園であるが、花壇に植えられたキバナコスモスが秋の蝶を集める。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 4.6mm 1/1000秒 ISOオート )

2009年8月24日

真夏の舞岡公園

 やっと真夏を実感する日が数日続いた8月14日、舞岡公園へ行ってみようと思いたった。夏休みで、お盆休みというのに、暑さのためか人は少ない。しかし、カメラを持った中高年は相変わらず多い。
 今日は、黒いアゲハ達が狙いで、特にナガサキアゲハが撮りたかったが、適わなかった。クサギの花に吸蜜に来る黒いアゲハを撮るには、どうしても離れて狙うことが多くなる。そこで、ここ何年も使っていなかったΣ70mm-300mmをD300に付けて出かけた。
アオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります 1.アオスジアゲハ
試しにアオスジアゲハを撮ってみた。被写体までの距離は5m位とれるので狙うのは楽だ。しかし、暗い。レンズも望遠端の300mm(35mm版450mm相当)はF5.6である。一般に手ブレの限界は焦点距離分の1、つまりこの場合、1/300秒と言われる。設定した1/125秒ではやはりぶれる。しかしそれよりシャッタースピードを早くしたくとも、暗くてどうにもならない。ISOをはじめから1600くらいにする手はあるのだが、1/125秒で何とか収めようと試みた。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO900 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
サトキマダラヒカゲ:クリックすると大きな写真になります 2.サトキマダラヒカゲ
この日はこの蝶が多かった。暗いところにしか止まらない。手ぶれしている。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クロアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 3.クロアゲハ♂
舞岡公園にクサギの花の咲くところは何箇所かあるが、そのひとつへ行くと、待つことしばし、クロアゲハの新鮮な♂がやってきた。300mmあると蝶と少々離れていてもこの程度に撮れる。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
モンキアゲハの雌雄:クリックすると大きな写真になります 4.モンキアゲハの雌雄
クロアゲハがいた所と違うクサギの花に、モンキアゲハの♀が吸蜜に来て、それを♂が追ってきた。ここは幾分明るいが、それでも1/160秒。手ぶれ、被写体ぶれ、ご容赦いただきたい。シャッタースピードの下限を1/125秒にして、ISO400からISO1600までオートで感度が上がるように設定しているが、撮れ具合を見ると、次回は思い切って、初めからISO1600に設定してみよう。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/160秒 ISO400 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ
ウラギンシジミの夏型もそろそろ姿を消す。だいぶ擦れた個体が地面にいた。地面に止まっている蝶を撮るのは難しい。背景を入れようとすると一眼レフではファインダーを覗けない。バリアングルモニターの出番になる。これは Canon PowerShot で撮ったが、バリアアングルモニターつきの、Nikonのデジイチ D5000 の評判が良いので欲しくなった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ISO80 ) 7.3mm
クロコノマチョウ夏型:クリックすると大きな写真になります 6.クロコノマチョウ夏型
そろそろ帰ろうと駐車場への道を歩いていると、サトキマダラヒカゲが4?5頭飛び出した。その中に1頭だけ形が大きいのがいて、そばの葉上に止まった。もしやと思って近づいてみるとやはりクロコノマチョウだった。今年の春、舞岡公園で初めて撮ったクロコノマチョウは、秋型の越冬個体だったが、これは夏型である。裏の眼状紋がくっきり出ている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 ISO80 ) 7.3mm

2008年4月 6日

今年初めての蝶

 中国の蝶をちょっとお休みして、新しい写真にした。

 今年はじめてモンシロチョウを見たのは、3月18日だった。その後また寒い日が続き、蝶をあまり見かけることはなかったが、4月になって、やっと気温が上がってきた。新しい機材のテストを兼ねて、今年初めて舞岡公園に行ってみた。

クリックすると大きな写真になります1.4月3日、舞岡公園の古民家の門にある八重桜も五分咲きになった。S10の広角側(36mm相当)でマクロを使って、古民家を背景に八重桜の花を撮った。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4  1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります2.昨年暮れに新調したNikon D300をはじめて使ってみた。今まで使っていたD100は露出はアンダー気味に撮れるが、D300は明るく撮れる。
この蝶は越冬したウラギンシジミの♀。100mmマクロで、プログラムオートで絞りはF11になったが、背景はきれいにボケた。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります3.上と同じ場面をS10で広角端で撮るとこのようになる。どちらがいいか。この場合、こちらのほうが面白いと思う。D300ではASA400に設定しているが、こちらはASAはオートになっている。ASA100以下でシャッターが切れたようだ。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります4.これも同じモデル。S10の広角端で撮った。環境が写しこめるので気に入っている。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります5.こういう写真は、100mmマクロもよい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります6.春らしいベニシジミ。バックがきれいなボケになったと思う。次のときは、絞り優先で F4 か F5.6 にして、撮ってみてボケ味の違いを見てみたい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 )


2008年1月29日

2007年蝶(3)



クリックすると大きな写真になります1.クモマベニヒカゲの仲間 2007年7月8日 オーストリア チロル地方ゼーフェルド
学名で Erobia ligea という蝶のようだ。日本の北アルプスや北海道に棲むクモマベニヒカゲと比べると赤みがかっている。翅の表側は、<墺・伊 旅行 第10回>で見ていただいている。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 ) レベル補正
クリックすると大きな写真になります2.マエラチャイロジャノメ 2007年7月8日 オーストリア チロル地方ゼーフェルド
日本には似た蝶がいない。左後翅が鳥に啄ばまれたか切れているのが惜しい。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります3.コヒョウモンモドキの仲間 2007年7月8日 オーストリア チロル地方ゼーフェルド
Mellicta asteria のようだ。蝶はメスで地味だが、黄色い花との構図バランスが良かったかなと思っている。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります4.葉裏に隠れるウラギンシジミ 2007年7月25日 横浜市戸塚区舞岡公園
ウラギンシジミは地面に止まったり、高い梢の周りを舞ったりするが、このウラギンシジミ♀は地表で吸水をしたがっていたところを追いかけていたら、近くの木の葉裏に止まった。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 )
クリックすると大きな写真になります5.ベニヒカゲとマツムシソウ 2007年8月24日 長野県浅間山系池の平湿原
コンパクトデジカメで広角側のマクロで背景を入れて撮ろうとするのだが、なかなか良い背景を入れられるところに止ってくれない。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 )
クリックすると大きな写真になります6.ヒメキマダラヒカゲ 2007年8月24日 長野県浅間山系池の平湿原
この蝶もなかなか翅の表側を見せてくれないが、ヒヨドリバナで吸蜜中に翅を開いてくれた。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります7.ゴルフ場のウラギンヒョウモン 2007年8月25日 軽井沢900ゴルフ倶楽部

私はゴルフのときはいつもコンデジを携帯している。もちろん同じ組の人たちのスナップ写真も撮るが、ティーショットを待つ間に蝶が出てくると、コンデジを取り出す。このときも、もっと右側に回りこんでコースが背景に入るように試みたが、そうはさせてくれなかった。