舞岡公園はやっと秋 10月5日 2/2 - Studio YAMAKO

2012年10月17日

舞岡公園はやっと秋 10月5日 2/2


 谷戸の傍に咲いてたコセンダングサでヒメアカタテハとウラナミシジミを撮った後、いつものように瓜久保の方へ歩き始めた。途中、農家の畑があるが、その傍に熟した柿の実が落ちていて、その果汁を吸いにアカボシゴマダラが来ていた。その脇の道を入って狐久保まで行く。先は広場になっていて2匹のきつねの石造が迎えてくれる。瓜にけものへんがつくと狐になるが、この両者の地名には何かいわれがあるのだろうか。
  狐久保まで行って、元の道へ戻ってくる。瓜久保への道の右側は農家だが、植えられた花に黒いアゲハが舞っているのが見えた。

アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アカボシゴマダラ
このアカボシゴマダラは、はじめは少し離れた地面に降りて翅を開いていたが、匂いに誘われて熟して落ちた柿の実にたどり着いた。熱心に吸汁を始め、狐久保まで行って戻ってきた時もまだ、ここにいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤブガラシにはアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤブガラシにはアオスジアゲハ
そろそろ花も終わりが近づいたヤブガラシにはアオスジアゲハが来ていた。ヤブガラシは蝶が好きな花で、クロアゲハなども吸蜜にくる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO450 ) 露出補正 -0.3段
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ナガサキアゲハ♂
瓜久保への入り口に近い農家の土地に植えられた紫色の花にナガサキアゲハが舞っていた。だいぶ擦れた個体だが前後翅の付け根の赤い紋がきれいだ。♀にはなかなか会うことができない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
河童池の秋;クリックすると大きな写真になります 15.河童池の秋
夏の間干上がっていた河童池もここのところの雨で元に戻った。池の周りの柵では色濃くなったアカトンボが秋を告げる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 16.ウラギンシジミ -1
秋の暖かい日にはウラギンシジミの姿を多く見るが、この日も銀色の翅をちらちらさせながら活発に飛んでいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 17.ウラギンシジミ -2
時々地面に降りてはストローを伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 18.モンシロチョウの交尾
しばらく葉の上でじっとしていたが、そのうちに交尾をしたまま飛んで行った。ハネムーン飛行なのだろう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 19.ツマグロヒョウモン♀
多くの蝶は雌雄で翅の模様が異なる。たとえば、春に羽化するツマキチョウは♂は前翅の先端がオレンジ色で、♀は白い。また、ナガサキアゲハは♀の後翅に白い大きな紋が表れる。一方、アオスジアゲハやキタテハの雌雄の模様はほとんど同じで翅を見ただけでは区別がつかない。このツマグロヒョウモンの♀は♂の模様と大きく異なり、前翅に黒い紋が表れる。これは鳥に捕食されないように毒を持つカバマダラやスジグロカバマダラに擬態しているといわれる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ裏面;クリックすると大きな写真になります 20.キタテハ裏面
一方、夏型と秋型で紋や色が異なる蝶もいる。シータテハやサカハチチョウなどがその例だ。このキタテハも秋型は夏型に比べて、翅の色は赤茶色になり、翅のくびれも深くなる。これはその裏面。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
柿の葉に止まるキタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 21.柿の葉に止まるキタテハ秋型
キタテハが柿の葉に止まって翅を開いた。秋を感じさせる絵だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
芙蓉;クリックすると大きな写真になります 22.芙蓉
帰り道で彼岸花にアゲハが来ていないかと古民家に寄った。芙蓉が見事に咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし

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