Studio YAMAKOで“シロオビアゲハ”タグの付いているブログ記事

2018年3月 5日

足立区生物園 SONY RX10 M4 試し撮り 後編 2月27日

初めて使ったSONY RX10 ?だったが、まずまず気に入ってしまった。合焦が早いのは気持ちがよい。望遠端(35mm版換算600mm)でも被写体から72cmまで近づけて、マクロレンズで撮るような画が得られる。その望遠端での撮影倍率は0.49倍(35?版換算)と十分だ。また、100mm?150mmくらいの焦点距離にしておくと、マクロレンズのような感覚で撮れる。広角端はレンズ先端から3cmまで近寄れる。
 はじめはプログラムオートで撮り始めたが、シャッタースピード1/250秒では望遠端ではちょっと手振れをしてしまうので、シャッタースピード優先で1/500秒に切り替えた。これでよさそうだ。1/500秒で光量が不足するとISO感度が上がっていくが、この日の撮影では全く問題なかった。
 難点は少々大きいこと。今愛用しているNIKON D5300 よりもほんの少しだけど大きく感じる。P610に比べるとはるかに大きくて重い。ちなみにNikonのD5300にTAMRON 90mmマクロを付けた場合の重さは930gだが、RX10 M4は1050gある。しかし、このRX10 M4 1台で済ませられるのなら耐えられる。実際にフィールドに出て撮るのが楽しみである。

;クリックすると大きな写真になります。 18.コノハチョウ -5
  眼にピントが合うと締まった写真になると思う。望遠端220mmで1m以内に近づいて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.オオゴマダラ -1
オオゴマダラは大温室の中で無数に飛んでいる。これは150mmくらいの焦点距離で撮った。マクロレンズで撮るのと同じような感覚で撮れる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 155mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.コノマチョウのペア
とまっていたコノマチョウに、もう1頭コノマチョウが飛んできて求愛を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 164mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.保育園の子供たち
大温室に入った10時半ごろには、複数の幼稚園の子供たちが、それぞれ保育士さんたちに引率されて、嬌声を挙げながら見学していた。11時半ごろになるとその幼稚園の子供たちの数も少なくなった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f3.2 1/500秒 14mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.シロオビアゲハ -1
すごく小さなシロオビアゲハだ。低温期だからか?この♂も尾状突起がないが、この温室で飛んでいる黒いアゲハたちは、みな破損していて、特に尾状突起はとれてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 97mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.スジグロカバマダラ -3
スジグロカバマダラは比較的きれいな個体が多かった。これは♂。プログラムオートで絞りは開放のままシャッタースピードが速くなった。焦点距離が長い場合はシャッタースピードを速くして適正露出にしていくようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/320秒 220mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.シロオビアゲハ -2
比較的きれいなシロオビアゲハだったが、やはり尾状突起はない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.クロアゲハ
このクロアゲハも大きく破損している。大温室の中に鳥はいないと思うので、温室内の網や植栽などに接触して破損するのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/250秒 220mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.オオゴマダラ -2 
オオゴマダラには申し訳けないが、撮影にあまり積極的になれない。どこのチョウ園でも定番になっていて、数も多く放たれている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.シロオビアゲハ -3
これはベニモン型シロオビアゲハの♀だ。近づいて広角端で撮影。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ヒメアサギマダラ -4
ヒメアサギマダラはこの花にも来る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ヤエヤマカラスアゲハ -1
きれいなヤエヤマカラスアゲハを撮りたかったが、どの個体も破損している。トリミングして傷を隠した。プログラムオートでは、望遠端で撮ると、シャッタースピードは1/250秒を維持してISO感度が上がる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30. ヤエヤマカラスアゲハ -2
被写体ブレをしてしまっているが、ヤエヤマカラスアゲハの表が撮れた。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 220mm ISO120 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ツマベニチョウ
マルチ測光の場合、シロチョウ科のチョウを撮るときはマイナス露出補正をしなくてはならない。この写真は露出補正なしで撮ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.シロオビアゲハ求愛中
葉の上にとまる♀に対し、♂は何度もアプローチするが成就することはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.コノハチョウ -6
きれいな個体が撮りやすいところに止まってくれた。焦点距離を短くして近寄って撮る。満足できるショットだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒメアサギマダラ -5
また、ムラサキカッコウアザミが咲くところでヒメアサギマダラを撮った。このチョウは初めて見るチョウだったので興味があった。裏面もきれいだが、表も良い。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 129mm ISO250 ) 露出補正 なし


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (?9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年6月 1日

足立区生物園(2) 大温室に舞う蝶たち 4月30日

この日の目的はもちろん、ツシマウラボシシジミだったが、それ以外にも多くの蝶が飛んでいた。この日ここで撮影した蝶は、ツシマウラボシシジミを含めて、20種以上に及んだ。先日、多摩動物公園の昆虫生態園で撮った蝶は10種ほどだったことを考えると、なかなかである。特に、コノハチョウや、ウスイロコノマチョウのように他の昆虫園では余り見ない蝶も飛んでいた。
 擦れてしまっている個体も多かったが、被写体にはこと欠かない。子供たちに混ざって、2時間余り撮影を楽しんだ。ここは素晴らしい蝶の生態園である。
 撮影した蝶を種別に載せる。

;クリックすると大きな写真になります。 12.足立区生物園
連休で天気も良く、11時ごろには生物園の中も、若いお父さん、お母さんに連れて来られた小さな子供さんでいっぱいになった。入口で写真をとる親子連れ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/640秒 5mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.大温室で飛んでいる蝶
生物園大温室の中に入ると、「大温室のチョウたち」というパネルがあった。キアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、リュウキュウムラサキ、コミスジ、ツマグロヒョウモンを除き撮影してきた。ただ、パネルにあるカラスアゲハの学名が Papilio bianor となっているが、それはヤエマカラスアゲハだ。しかし、このパネルの写真はミヤマカラスアゲハのようであり、温室でもカラスアゲハとともにミヤマカラスアゲハも見た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 7mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アゲハ -1
温室では多くのアゲハが飛んでいた。これは♂のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アゲハ -2
これは♀のようだ。ランタナには多くの蝶が集まる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.アサギマダラ
園内で見かけたアサギマダラはこの1頭のみだった。♀だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イシガケチョウ
イシガケチョウは数頭飛んでいたが、擦れている個体が多い。擦れていないのを選んで撮影した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウスイロコノマチョウ
隅っこの薄暗いところに見慣れぬチョうがいた。ウスイロコノマチョウのようだ。きれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.オオゴマダラ -1
何処の生態園でもオオゴマダラは多い。姿が大きいし、数も多いのでとても目立つ。子供たちが追いかけている。交尾中だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.2 1/1000秒 13mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオゴマダラ -2
涼しいところで羽を休めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 9mm ISO400? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオゴマダラ -3
オオゴマダラはどの生態園でもこのように数頭がまとまってフアフアと飛んでいる光景が見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオゴマダラ -4
これも交尾シーンだ。フィールドでこのような場面に出会うと嬉しいのだが。オオゴマダラは翅の色や斑紋で雌雄の区別は難しい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.オオゴマダラ -5
お父さんの手にたくさんのオオゴマダラが寄ってきた。汗を吸いに来たのだろう。お嬢ちゃんの手にも乗っている。とても可愛らしい女の子だったので、ぼかしを入れたくなかったのだが・・・

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.カバタテハ
1頭しか見かけなかった。もちろん南西諸島にしかいないが、以前は迷蝶だったそうだ。私は2005年に竹富島で見つけ写真も撮ってきた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.カラスアゲハ
擦れてはいるが破損は少ない♂だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.キタキチョウ、あるいはミナミキチョウ
キタかミナミかどちらかわからない。多分、ミナミキチョウだろう。タイワンキチョウではなさそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.クロアゲハ -1
この個体は♂のようだ。この花は蝶が好んで吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.クロアゲハ -2
これも♂だ。前の写真と同じ個体だったかもしれない。今、フィールドでもクロアゲハの春型が飛んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.クロアゲハ -3
これも♂。前の写真とは違う個体で、尾状突起がとれている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.クロテンシロチョウ -1
うす暗く低いところを地味に飛んでいる。しかし、なかなか止まってくれないので撮り難かった。飛翔を狙ったが難しい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.クロテンシロチョウ -2
やっと花に来たところを撮る。この花は南アメリカ原産で、日本では沖縄県南西諸島に生育する帰化植物でチリメンナガボソウ(縮緬長穂草)という。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.コノハチョウ -1
温室のほぼ中央の見通しの良い葉の上でテリトリーを張っている。ここでコノハチョウを見られるとは思わなかった。昨年春にこの蝶が撮りたくて石垣島へ行ったが、気温が低く現れてくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.コノハチョウ -2
落ち着いて止まっていてくれるので、次にG7Xで撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.コノハチョウ -3
次は90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.コノハチョウ -4
少し左に回り込んでみると右側の翅も見ることが出来た。石垣島でこの姿を見たかったのだが。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.コノハチョウ -5
少し翅を立てた姿。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.コノハチョウ -6
裏面は枯葉のようで、コノハチョウという和名がここにある。1960年発行の琉球切手でコノハチョウが描かれた。木に止まるとき頭を下にする習性があるが、発行時には頭を上にして止まっている裏面が描かれていた。1年後に図柄を改めて再発行されたことで有名だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.ジャコウアゲハ 
首に赤いマフラーをしている。ジャコウアゲハの♂だ。左の尾状突起が破損しているので、もっときれいな個体はないかと探したが、ジャコウアゲハはこの1頭のみだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.シロオビアゲハ
チリメンナガボソウで吸蜜するシロオビアゲハの♂。右側の翅は破損している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.スジグロカバマダラ -1
昨年春に石垣島、竹富島へ行った時には、この蝶を見ることが出来なかった。きれいな色のブーゲンビリアの花に来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO640) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.スジグロカバマダラ -2
後翅に性標が見えるので♂のようだ。この花は何という花だろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.スジグロカバマダラ -3
性標がない。♀のようだ。だいぶ擦れてしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.スジグロカバマダラ -4
上、スジグロカバマダラ♂、下、リュウキュウアサギマダラ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.タテハモドキ -1
ほとんどのタテハモドキは破損していた。これは比較的きれいな個体の方だ。G7Xの望遠端だが40cm位まで寄れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.タテハモドキ -2
この蝶は昨年の1月にバリ島へ行った時に多く撮影できた。裏面を撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.タテハモドキ -3
園内に個体数は多かったが、この個体も擦れてしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.タテハモドキ -4
破損は少ないが、この個体も擦れて鱗粉がとれている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ツマベニチョウ -1
昨年、石垣島では見ることが出来なかった。大型のシロチョウ科の蝶で見栄えがする。園内の通路に止まった♀に♂が寄ってくる。♀は交尾拒否の体勢をとる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.2 1/1000秒 13mm ISO400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 49.ツマベニチョウ -2
同じシーンだが日が射してくると色が違ってくる。G7Xの広角端で撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.5 1/1250秒 9mm ISO400) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 50.ツマベニチョウ -3
ほとんどの♀は擦れて、破損していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 51.ナガサキアゲハ -1
ナガサキアゲハもきれいな個体はいなかった。比較的きれいだった♂。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 52.ベニモンアゲハ -1
この蝶は10年前に那覇の末広公園で左後翅が破損した1頭を撮影しただけだ。本土にはいない憧れの蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 53.ベニモンアゲハ -2
♀のようだ。残念ながら左側の尾状突起がない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 54.ベニモンアゲハ -3
この花はホコバテキキンザクラ(鉾葉提琴桜)というようだ。グアム島のゴルフ場でこの花にマルバネルリマダラが集まっていたのを思い出す。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 55.ベニモンアゲハ -4
ベニモンアゲハの多くはこの花に寄ってくる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 56.ベニモンアゲハ -5
これも♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 57.ベニモンアゲハ -6
これはとてもきれいな個体だった。チリメンナガボソウで吸蜜する。♂に違いない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 58.ベニモンアゲハ -7
これはこの日撮ったベニモンアゲハで最も美しい個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 59.ミヤマカラスアゲハ
後翅裏面の白い帯ははっきり見えないが、どう見ても私にはミヤマカラスアゲハに見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 60.リュウキュウアサギマダラ -1
この蝶は、昨年、気温が低くて蝶が少なかった竹富島でも、観察することが出来た。これは裏面。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 61.リュウキュウアサギマダラ -2
ブーゲンビリアで吸蜜するきれいな♂。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 62.リュウキュウアサギマダラ -3
ランタナで開翅して吸蜜する♀。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 63.リュウキュウヒメジャノメ -1
この蝶も昆虫園ではほとんど見ることのない蝶だ。南西諸島では普通種で、昨年3月に石垣島を訪れた時にも多く出会うことが出来た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2 1/1000秒 9mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 64.リュウキュウヒメジャノメ -2
2頭が向かい合って、会話をしているように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 65.リュウキュウヒメジャノメ -3
本土にもヒメジャノメ、コジャノメといった近縁種はいるが、裏面の白帯の太さや形で容易に識別できる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし


2016年4月 6日

多摩動物園(3) 昆虫生態園 3月17日

昆虫生態園へ入った。湿度の高い暑さを感じる。ガラス張りの天井から陽の光がいっぱいに取り込まれ、温室内はとても明るく、その中に多くの蝶たちが舞っている。2,000頭以上が飛んでいると表示されていた。まるで石垣島にでもいるようだ。オオゴマダラ、ツマベニチョウ、ツマムラサキマダラなどが目立つ。
  キチョウの類が多く飛んでいる。ミナミキチョウなのかタイワンキチョウなのか?温室の出口の近くにモクセンナという高さ3?4メートルのマメ科の植物が植えられている。葉がアカシアに似て、黄色い花が咲くという。このモクセンナは、タイワンキチョウの食樹なのだ。従って、少なくともタイワンキチョウはいる。でも、昨春、石垣島でも経験した通り、この両者の同定は難しい。
 数は少なかったが、シロオビアゲハ、カバタテハ、タテハモドキ、イシガケチョウ、スジグロカバマダラもいる。飛んでいたほとんどの種を撮影した。撮らなかったけれどもアオスジアゲハも飛んでいた。
 ただ、ちょっと残念だったのは、擦れた蝶が多かったこと。これはある程度仕方のないことだが、シンガポールのチャンギ国際空港内の蝶園にいた蝶たちはほとんどすべて完品だったのを思い出す。管理が良いのか、環境が良いのか・・・
  D5000+TAMRON90mmには LED Ring Light を装着したままにして、実際、試してみたが、ここでは環境が明るくて、その効果を確認することはできなかった。装着したままでもそれほど重くはなかった。付けたままで通常撮影ができる。
 G7Xは8.8mm(24mm相当)では5cmまで寄れるが、36.8mm(100mm相当)の望遠側でも、40cmまで寄れる。これは使いやすいと思う。首から LED Ring Light を装着したD5000あるいはD5300をぶら下げて、右手にハンドストラップでP610を持ち、ベストのポケットにG7Xを入れて歩くことが多くなるかもしれない。

39.昆虫生態園のドーム
入り口近くから昆虫生態園の温室ドームを見上げる。先にアフリカ園の方を見学して、ここには後で来よう。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/1250秒 21mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。

40.お馴染みのオオムラサキ
昆虫生態園の入り口の敷石にはオオムラサキが描かれている。左手に見るステンレスの柱に、向こう向きにバランスの良い開翅したオオムラサキが映りこんでいる。

??Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.オオゴマダラの蛹
昆虫園の入り口への細い通路を進むと、飼育室の展示があり、オオゴマダラの蛹が金色に輝いていた。

??Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f2.8 1/800秒 37mm ISO?800?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
42.昆虫生態園の俯瞰
昆虫生態園温室への入り口は2階になっている。そこから、生態園の全体が眺められるが、多くの入場者は入口を入ると、飛びまわる蝶を見て感動の声を上げる。この日は天気が良く、ガラス張りの天井からは陽の光が温室いっぱいに取り込まれていた。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.ツマベニチョウ♂
昨年の春、石垣島へ行った時にはツマベニチョウを見ることが出来なかった。日本にいるシロチョウ科の蝶では最も大きなチョうで、しかも色鮮やかである。きれいな個体だった。G7Xで初めて、マクロで蝶を撮ったが、期待通りである。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/1250秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
44.ツマベニチョウの食樹
入り口近くだったと思うが、ツマベニチョウの食樹であるギョボクが植えられている。鉢に植え替えたギョボクも置いてあり、それにも♀がまとわりついている。産卵の写真が撮れるかと少し粘ってみたが駄目だった、

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 22mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.ツマベニチョウ♀
ギョボクの傍にツマベニチョウの♀が止まっていた。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/800秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
46.スジグロカバマダラ G7X
スジグロカバマダラが開翅して止まっていた、まず、G7Xで撮る。これは、ほとんど望遠端で撮ったが、40cmまで蝶に寄れる。一眼レフを持っていないときでも、カバーできそうだ。35mm版相当では100mm弱になる。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 37mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.スジグロカバマダラ 90mmマクロ
G7Xで撮ったのと同じくらいの大きさになるように撮ってみた。当たり前のことだが、やはりG7Xで37mmmで撮った方は被写界深度が深く、90mmマクロで撮った方がボケがきれいになる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.ツマベニチョウ♂
この個体もとてもきれいだった。G7Xの広角端で撮影。もっと寄れる。

Canon PowerShot ?G7X??????? f1????.8-?2.8???? ?8.8????-?36?.8???mm ?20.2???? Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f2.8 1/1250秒 9mm ISO?125?? ?) ??露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
49.オオゴマダラ
園内にはたくさんのオオゴマダラがフアフアと飛んでいる。ランタナの花は蝶たちが好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.羽化したてのツマベニチョウ♀
園内のギョボクで羽化したのだろうか、あるいは飼育室で羽化して園内に放たれたのだろうか。じっとして動かないでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F5 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.クササンタンカの花にツマベニチョウ♂
ツマベニチョウは紅い花が好きだ。赤いハイビスカスが良く似合う。少し擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.シロオビアゲハ♂
今日、園内で飛んでいたシロオビアゲハはみんな擦れた個体だった。これも尾状突起が傷んでいたので、そこは外して撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.オオゴマダラの横顔
葉の上で休んでいるオオゴマダラは翅を閉じていることが多い。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったかどうか、ファイル情報に記録されないので定かではない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.ツマムラサキマダラ♂ 表側の前翅の先が紫色に輝く美しい蝶だ。以前に多摩動物公園昆虫園飼育係りの方が「昨年(2007年)12月から今年1月にかけて、昆虫生態園では、ツマムラサキマダラの食樹であるガジュマル、キョウチクトウ、オオイタビに幼虫が大量自然発生しまた。そこで、大きく育った終令幼虫を集め、育ててやると短期間で蛹になりました。 2008年1?2月には 200以上の個体が羽化。成虫は昆虫生態園に放しました。しかし、どうしたわけか、明るく暖かい日でも、薄暗い場所に生えた植物の葉の裏にとまっていることが多く、あまり飛び回るすがたが見られませんでした。たくさん放したわりに目立ちたないと思っていたところ、3月に入ると少しずつ飛ぶ個体が増え、ランタナの花から吸蜜するすがたが見られるようになりました。 」と記されていた。この日も多くのツマムラサキマダラが飛んでいたが、きれいな個体は少なかった。このショットはLEDライトのフラッシュを使ったように思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.イシガカチョウ -1
黄色いランタナでイシガケチョウが吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.タテハモドキ
タテハモドキの表翅で雌雄を見分けるのはとても難しい。この蝶は昨年1月にバリ島で撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.シロオビアゲハ♀ -1
紫色のクササンタンカにベニモン型のシロオビアゲハ♀が来ていた。残念ながら擦れていて尾状突起がない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.シロオビアゲハ♀ -2
しばらくこの花に留まっていたので、何回かシャッターを切った。少し寄って、傷んだ尾状突起が映らないように撮ったが、左前翅の先端も切れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.♀に求愛するツマムラサキマダラ♂
出来れば♂♀ともにピントが来ている写真にしたかったが。ツマムラサキマダラ♂の開翅はこういうシーンしか撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.イシガキチョウ -2 
黄色いランタナに来ていたイシガケチョウが開翅して吸蜜していいる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.タイワンキチョウ
モクセンナを食樹とするタイワンキチョウ。ミナミキチョウと思われるのも飛んでいるが、この個体は後翅の外縁が円く弧になっているので、タイワンキチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.抱き合うオオゴマダラ
♂が♀に求愛している。♂の方が小さい。♂のヘアペンシルが見える。マダラチョウ科の蝶には腹部の先端にヘアペンシルという毛束を持つものがいる。アサギマダラにもあるようだ。通常は腹部に納められていて、見ることが出来ないが、♀に遭遇したときや捕らえたときなどに見ることが出来る。ヘアペンシルには、独特の臭い(フェロモン)があり、交尾の時にこれを使い♀に交尾を促すと考えられている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.カバタテハ
最後に見たのがカバタテハだった。フィールドでは10年ほど前に竹富島で一度カメラに収めたことがある。蝶園では良く見る機会が多い。昨年訪れた足立区生物園の温室にも放たれていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10? の2011年分を見ていただくことにする。

? 2011年は娘?たち?夫婦と2回、海外旅行の機会が?あ?った。そのうちの1回は5月に行った台湾。?いち?日?、?私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
?  年ごとに?段々と撮る?蝶の?写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
? ? 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて?い?た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて?くれず、?瑠璃色?の輝き?を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが?、?自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に?行ける?。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。?ここでは普通種のようだ。?

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は?丸い?ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを?教えてもらった?。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5?6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
?初夏、?ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2014年7月25日

日野春 オオムラサキセンター ビバリウム 7月8日


 オオムラサキ公園で、樹液が出ている木にいたオオムラサキを撮っていたが、いなくなってしまったので、オオムラサキセンターのビバリウムへ移動した。
  9時少し前にビバリウムの中に入った。既にNHKの人たちがカメラを備え付けて、羽化しそうな蛹にレンズを向けられていた。先に述べたように、そこに館長さんが来て、そのさなぎは死んでいるようだと言われた。確かに黒くなっている。しかし、そのそばにもう1頭、蛹がいた。これもずいぶん低い位置だ。翅の模様が透けて見えるようになっているので、羽化は間もない(午前中)と思う。

 ビバリウムの中では、♂も♀も活発に飛んでいた。置かれているパイナップルの餌台にも集まっている。館長さんは「今日は最高です」と言われていた。
 シロオビアゲハが飛んでいたのには驚いた。これも飼育されているのだろうか。館長さんに聞いてみればよかった。
終齢幼虫も、蛹も見つけることができた。

 NHKのカメラが狙っていた蛹の羽化はまだだったが、10時半ごろ、ビバリウムを去り、再度、オオムラサキ公園のクヌギの樹液酒場を見て、清里の近くにあるまきば公園へ移動した。
 この日、D5300にはTAMRON 90mm macro を付けて行ったが、f6.3に絞って、ピントはシャープであっても、とてもソフトな描写になっている。また、NIKKOR 18-140mm ではやや露出アンダー気味に撮れると感じていたが、TAMRON 90mm macro では、明るめに撮れている。

大きなオオムラサキの♀;クリックすると大きな写真になります。 22.大きなオオムラサキの♀
さっそく、オオムラサキの♀が翅を開いて止まっている。大きな♀だ。アップで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 23.シロオビアゲハ
ビバリウム内にシロオビアゲハが飛んでいた。たくさん飛んでいると目障りになるが、2?3頭だった。グァム島で見てきているシロオビアゲハはもっと大きく、尾状突起ももっと長いと思ったが、ここのシロオビアゲハのオリジナルはどこなのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ終齢幼虫;クリックすると大きな写真になります。 24.オオムラサキ終齢幼虫
オオムラサキは、7月?8月上旬に産卵し、産卵された卵は1週間くらいで孵化する。成長に伴い3回脱皮し、4齢幼虫となったところで、10月下旬以降、気温が3℃以下になると、食樹であるエノキの根元に下りて越冬に入る。翌年、4月上旬、冬眠から覚めた4齢幼虫はエノキの幹を上がる。そして、エノキの葉を食べて、5齢になり、6齢(終齢)幼虫になる。なんとかわいい顔をしていることか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
羽化が近い蛹;クリックすると大きな写真になります。 25.羽化が近い蛹
これがNHKの方がカメラを向けている蛹だ。翅の模様が透けて見える。しかし、私がビバリウムを去る10時半には、まだ羽化していなかった。NHKのカメラマンさんも、いつ羽化が始まるかわからないので目を離すことができず、じっと我慢して待たなくてはいけないのはお気の毒だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
蛹;クリックすると大きな写真になります。 26.蛹 終齢幼虫から前蛹になり、脱皮して蛹になる。蛹になってから羽化するまで2?3週間かかるらしい。この蛹はまだまだ羽化まで何日かかかるのだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
蛹の抜け殻;クリックすると大きな写真になります。 27.蛹の抜け殻
抜け殻を見ると、背中が割れて成虫が出てくるということがわかる。ビバリウム内のエノキには抜け殻がいくつもあった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 28.オオムラサキ♂ -1
開翅していたので撮ったが、大分擦れてきている。前翅の先端が傷んでいるが、他にも同じように前翅先端が破損している個体が多い。これはビバリウムの囲いにぶつかって痛めるためだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
オオムラサキ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 29.オオムラサキ♂ -2
比較的きれいな♂がエノキの葉に止まっていた。しかし、これも左側前翅先端が擦れている。ビバリウムの囲いのネットに触れて擦れてしまうのだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります。 30.アゲハチョウ
このビバリウムはオオムラサキ"専用"と思っていたが、わずかながら、アゲハチョウ、メスグロヒョウモン、シロオビアゲハが飛んでいた。ビバリウム内のピーク時のオオムラサキの成虫数は、約200頭に及ぶというが、オオムラサキ以外の蝶が10頭くらいいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
羽化直後のオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 31.羽化直後のオオムラサキ
エノキの木の少し高いところに羽化したばかりのオオムラサキがいた。蛹の殻を抱いている。もう少しで翅が伸びきる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
梢で休むオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 32.梢で休むオオムラサキ
ビバリウムの中もこのような環境が作られている。館長さんが言われるには、こういった雨が止んだ後の晴れて、気温が高い日は、羽化が多いとのこと。多分この日は羽化のピークになるだろうとのお話だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 33.9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
赤いダリアとアゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります。 33.赤いダリアとアゲハチョウ
オオムラサキは花で吸蜜することはまずないが、ビバリウム内には、下草に交じって花が植えられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
パイナップルが置かれた餌台に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 34.パイナップルが置かれた餌台に集まるオオムラサキ
昨年来たときは、ビバリウム内に樹液が出ているクヌギの木があって、そこにたくさんのオオムラサキが集まっていたが、今年はそのクヌギの木から樹液は出ていなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 35.メスグロヒョウモン♂
今年もビバリウム内にメスグロヒョウモンがいた。オオムラサキと同じように前翅の先が傷んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♂ 開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 36.オオムラサキ♂ 開翅 -1
日の当たる葉の上でオオムラサキの♂が開翅していた。残念ながら前翅の先端が傷んでいる。アップにして、傷が見えないようにした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/420秒 59.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
2頭のオオムラサキの♂;クリックすると大きな写真になります。 37.2頭のオオムラサキの♂
10時近くなってきた。蝶たちは活発に飛び回り、撮りやすいところに止まってくれることも多くなった。ビバリウム内では、テリトリーを張る(専有行動)といっても、個体数が多すぎて、どうするのだろうか。オオムラサキは、オスは梢で監視していて、自分のテリトリーに入ってきたものは鳥でも追い払おうとするといわれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/210秒 30.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
観察路とオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 8.観察路とオオムラサキ
ビバリウム内は写真のような観察路が設けられている。その木道にオオムラサキが止まり、開翅していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/680秒 4.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♂ 開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 39.オオムラサキ♂ 開翅 -2
今度はきれいな、傷のない♂が葉の上で開翅していた。どうしても♂の開翅ばかり撮ってしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 106.8mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
オオムラサキ♂ 開翅 -3;クリックすると大きな写真になります。 40.オオムラサキ♂ 開翅 -3
ビバリウム内は、自然環境が生きている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
食欲旺盛な終齢幼虫;クリックすると大きな写真になります。 41.食欲旺盛な終齢幼虫 前蛹になる前の終齢幼虫は食欲旺盛だ、バリバリと音が聞こえるようにエノキの葉を食べる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
オオムラサキセンター展示室;クリックすると大きな写真になります。 42.オオムラサキセンター展示室
ビバリウムを後にして、センター出口へ向かう途中、展示室を見る。チョウの標本がたくさんあり、こんな作品もあった。ちょうど小学生が見学に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/50秒 12.9mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年4月10日

シンガポール チャンギ空港 バタフライ・ガーデンで撮った蝶 -2 2月12日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 4月5日にギフチョウの写真を撮ってきた。旬なので、「シンガポール チャンギ空港 バタフライ・ガーデンで撮った蝶」を中断し、それを先にアップさせていただいた。 バリ島旅行については今回が最後になる。
 さて、空港の中に「Butterfly Garden」を作ってしまおうというのは、なんという発想なのだろうか。ここチャンギ国際空港は全て国際線で、乗り継ぎの時間待ちをしなくてはいけない乗客も多い。その人たちへの思いなのだろうか。でも、なぜ「Butterfly Garden」なのだろう。豊かな気持ちになるのは、蝶好きな人たちだけだろうか。
 ここで1時間余り楽しんだ後、MRTに乗って、Marina Bay Sands へ行き、57階からシンガポールの街の夕暮れを眺めた。これも良かった。充実した旅のしめくくりであった。
 今回も、娘たち夫婦のおかげで、我々老夫婦だけでは出来ない旅をさせてもらった。感謝。

リュウキュウムラサキ ♂;クリックすると大きな写真になります 83.リュウキュウムラサキ ♂
これはメスアカムラサキの♂だと思った。「バリ島のフィールドで撮った蝶 -2 2月9日~12日 /バリ島旅行 2月5日」の53.と何回も見くらべてみた。色といい、前後翅の白い紋やはり違う。これはリュウキュウムラサキ♂と思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
オナシアゲハ;クリックすると大きな写真になります 84.オナシアゲハ
きれいな蝶だった。思ったより小さかったがそれがまた可愛らしく、羽化して間もない、美しい個体に感動を覚えた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
トラフタテハ;クリックすると大きな写真になります 85.トラフタテハ
トラフタテハはインドから、東南アジアの島嶼地域に至るまで広く分布していて、地域により、個体により、褐色、茶色、瑠璃色、緑色など色合い、大きさに違いがあるという。ここにいたのは私が知るもっともトラフタテハらしいトラフタテハだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO2200 ) 露出補正 なし
オナシアゲハ;クリックすると大きな写真になります 86.オナシアゲハ
84.と同じ個体。ここにはオナシアゲハ、しかも羽化したての新鮮な個体がほかにも多くいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
ハレギチョウ Cethosia cyane;クリックすると大きな写真になります 87.ハレギチョウ Cethosia cyane
「タバナン バタフライ・パークで撮った蝶 -2 2月8日 /バリ島旅行 2月5日~13日」のCethosia hypsea ヒプセアハレギチョウと見比べてみると後翅裏面の白い帯のくびれ方が異なるのが分かる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし。
ハレギチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 88.ハレギチョウ♀
Cethosia cyaneの♀は地味な色だが、♂とはまた違う魅力がある。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし。
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 89.シロオビアゲハ
沖縄やグアムで見るシロオビアゲハに比べて、後翅の白帯のはばが広い。午後4時50分、日が差さなくなって、園内はいよいよ暗くなってきた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 90mm ISO3200 ) 露出補正 なし。
シロオビアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 90.シロオビアゲハ♀
ベニモンアゲハかと騙されそうになった。しかし、腹が赤くない。シロオビアゲハの♀はさまざまに変化するようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO2500 ) 露出補正 なし。
130409_091.jpg 91.Papirio nephelus
タイワンモンキアゲハ(別名 シロオビモンキアゲハ)と思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/100秒 90mm ISO3200 ) 露出補正 なし。
シロオビアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 92.シロオビアゲハ♂
暗いので仕方なく内臓フラッシュを使用してみた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし。
シロオビアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 93.シロオビアゲハ♀
同じく、内臓フラッシュを使用。変化の多いシロオビアゲハの♀の中で、このタイプの♀はベニモン型といわれる。毒を持つベニモンアゲハに擬態しているといわれる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 90mm ISO2800 ) 露出補正 なし。
コミスジ?;クリックすると大きな写真になります 94.コミスジ?
バタフライ・パークの説明パネルではNeptis hylas となっている。日本各地にいるコミスジ(Neptis sappho)と瓜二つである。内臓フラッシュ使用。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし。
Athyma selenophora ♀;クリックすると大きな写真になります 95.Athyma selenophora ♀
最後の写真がこんな写真になってしまった。入園者のバッグの汗を吸っている。しばらく飛び立ってどこかよいところに止まるのを待つが、動かなかった。日本の南西諸島にいるヤエヤマイチモンジの仲間。♂はイチモンジチョウのような模様だが、♀はミスジチョウのような模様になる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし。


2013年3月30日

バリ島のフィールドで撮った蝶 -1 2月7日 /バリ島旅行 2月5日~13日


 つぎはバリ島滞在中にフィールドで撮った蝶の写真をご覧いただく。午前中の観光への出発前に撮った写真や、寺院へ行ったときに偶然に撮ることができた写真である。バリ島ではどこにでも蝶はいる。ちょっと脇道に入ると、すぐに何種かの蝶に出会えるし、空き地があれば、戻らなくてはいけない時間を忘れるほど蝶を追うことができる。ただ、バリ島の蝶に無知な私にはどの蝶が珍しい蝶で、どの蝶が普通種なのか区別できない。私にとってはみんな初めて見る珍しい蝶だ。

 今回撮影した場所は、海側のスミニャックのプティトゥンガット寺院付近、タナ・ロット寺院、南側のウルワツ付近、タバナン郊外バタフライ・パーク付近、それにウブド近郊の空き地などだ。
撮っているときはなんという名の蝶かわからない。横浜に戻ってきて、参考図書をひっくり返して探したり、インターネットで検索したりした。近縁種と区別したい検索の場合は、学名でするとそのグループ(属)の種類についての情報が得られる。外国の蝶愛好家のホームページや、ブログにヒットして「アッ、これだ」ということが何度かあった。

 生物地理区でいうとバリ島は東南アジア、インド、中東を含む東洋区にある。(バリ島のすぐ東側はオーストラリア区で、 ウォレス線やウェーバー線によって、分かれている。)
日本国内では、屋久島と奄美大島の間に位置するトカラ列島南部の、小宝島以南の南西諸島が東洋国に属するという。言い換えれば、南北に長い日本の南側はバリ島と同じ東洋区なのだ。八重山諸島に生息する蝶がバリ島にもいて、和名がついているのだ。東洋区には約2,900種の蝶がいるといわれ、多くは熱帯雨林を中心に生息している。

カバマダラ;クリックすると大きな写真になります 24.カバマダラ
2月7日、スミニャック・クロボカン地区。これは日本にもいるカバマダラだ。プティトゥンガット寺院の塀のそばに咲く小さな花に吸蜜に来ていた。バリ島へ来て初めて撮る蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro

絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
スミニャック プティトゥンガット寺院付近の路地;クリックすると大きな写真になります 25.スミニャック プティトゥンガット寺院付近の路地
車が行き交う幹線道路から、ちょっと脇道に入ってみた。すぐに蝶たちが飛び出してきた。 2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイイロタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります   26.ハイイロタテハモドキ
何回か図書や、インターネットで見たことがある蝶がいた、このときは名前はわからなかった。西表島や石垣島で採集された記録がある。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地で撮影。 2月7日  

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハイイロタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 27.ハイイロタテハモドキ
26.と同じ個体が陽の当たる葉先に止まって半開翅してくれた。だいぶ擦れてしまっている。 2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロテンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 28.クロテンシロチョウ
日本では1988年以降、与那国島に定着し、その後、八重山の各地で継続して発生しているいう。躰が細くヒメシロチョウに似た蝶だ。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地で撮影。 2月7日  

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
タテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 29.タテハモドキ
日本では九州以南に生息している。スミニャックのプティトゥンガット寺院付近の路地の明るい草地で活発に飛んでいた。なんとか開翅しているところを撮ろうと思ったが、チャンスを与えてくれなかった。2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コヒゲセセリのようなセセリチョウ;クリックすると大きな写真になります 30.コヒゲセセリのようなセセリチョウ
  Guamにいたコヒゲセセリのような蝶だ。でも分布域も違う。コヒゲセセリ(Hylephila phyleus)ではない。2月7日

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ;クリックすると大きな写真になります 31.クロマダラソテツシジミ
2月7日、午前中のわずかな時間スミニャックの路地で撮影を楽しんだが、午後は、ウルワツへ出かけた。昼食をしたBVLGARIのビラでも蝶が飛んでいた。この蝶は近年は南西諸島や九州南部で定着したという。台風に乗って飛んでくるのか、大阪、東京そして神奈川県の三浦半島でもソテツで発生することがある。でも、そこでは年を越して世代をつなぐことはできないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ;クリックすると大きな写真になります 32.ツマムラサキマダラ
そのBVLGARIのレストランの中でツマムラサキマダラが、ガラスに遮られ、外に出るに出られなくてもがいていた。大分弱っている。手に取って、モデルになってもらった。この後、手にのせたままレストランの外に行き、植え込みに置いてやり、改めて撮ろうとしたら、元気に飛んで行ってしまった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
クロテンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 33.クロテンシロチョウ
BVLGARIの敷地内にもクロテンシロチョウがいた。屋根の隙間に生えている小さな花で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 34.ナガサキアゲハ
同じく2月7日、BVLGARIの敷地内に立派なナガサキアゲハの♀が舞っていた。これは娘の主人が「いますよー」と教えてくれ、走り寄って撮った一枚だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 35.シロオビアゲハ
シロオビアゲハも飛んでいる。やはり、沖縄やGuamにいるシロオビアゲハより後翅の白い帯が太い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマベニチョウ;クリックすると大きな写真になります 36.ツマベニチョウ
2月7日午後、BVLGARIで時間を過ごした後、ウルワツ寺院へ行った。境内に入ると3~4mくらいの木に咲いたオレンジ色の花に多くのツマベニチョウが飛び交っていた。残念ながら、立ち入りにくいところなので、離れて撮ることになってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 37.ユベンタヒメゴマダラ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークから出てきたところに、ランタナの植え込みがあり、蝶が舞っていた。この蝶は初めて見る蝶だった。素晴らしくきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 38.ユベンタヒメゴマダラ
見事に開翅してくれた。リュウキュウアサギマダラの近縁種といわれる。与那国島で迷蝶として採集されたことがあるとのこと。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
Catopsillia pomona ♀ pale form ウスキシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 39.Catopsillia pomona ♀ pale form ウスキシロチョウ
日本でも、沖縄以南に土着する。♀の低温期型ではこのような赤褐色の斑紋が出る。2月8日、タバナンのバタフライ・パークから出てきたところのランタナの花に来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イワサキタテハモドキ;クリックすると大きな写真になります 40.イワサキタテハモドキ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークの傍の茂みのなかにいた。日本では八重山などで記録されるが迷蝶のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
ルリモンジャノメの仲間;クリックすると大きな写真になります 41.ルリモンジャノメの仲間
イワサキタテハモドキを追って、薄暗い藪に踏み込んだら飛び出した。この蝶は日本にはいないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO1800 ) 露出補正 なし
ユベンタヒメゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 42.ユベンタヒメゴマダラ
もう一度、ユベンタヒメゴマダラ。横から翅の裏側が見ることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスキシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 43.ウスキシロチョウ
2月8日、タバナンのバタフライ・パークのあと、タナ・ロット寺院へ行った。駐車場からの道を歩いていると、ハイビスカスの花に黄色い蝶が顔を埋めていた。ウスキシロチョウと思うが、39.で見ていただいた低温期型とはずいぶん模様が違う。キシタウラナミシロチョウかもしれないと調べてみたが、そうでは無いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
メスアカムラサキ ♀;クリックすると大きな写真になります 44.メスアカムラサキ ♀
2月8日、タナ・ロット寺院。こいつには騙された。帰宅するまで、てっきりカバマダラと思っていた。撮ってきた写真をパソコンに取り込んでいるときに、何か違和感があったので、よく見るとメスアカムラサキの♀だった。それにしてもうまく擬態するものだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コモンタイマイ;クリックすると大きな写真になります 45.コモンタイマイ
タナ・ロット寺院の境内を歩いていると、かみさんが「キアゲハがいる」と言う。見るともちろん「キアゲハ」ではない大型の蝶がランタナの花に絡んでいる。コモンタイマイだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオタテハモドキ?;クリックすると大きな写真になります 46.アオタテハモドキ?
タナ・ロット寺院の散策を終え、駐車場近くのレストランで遅い昼食となった。陽のあたるテラス席で食べていると、タテハチョウらしき蝶が飛んできて地面に止まった。飛び出して行って、シャッターを切るが、すぐ飛び去ってしまった。八重山にもいるアオタテハモドキと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年2月14日

グァム島の蝶 1月27日~29日


 今回のグアム・ツアーでも、ゴルフのラウンド中、あるいはラウンド後の短い時間に蝶の写真を撮った。今回はD5000に、新しく買ったTAMRONの90mmマクロを付けていった。現在使っているTokina100mmマクロやSIGMA105mmマクロではD5000ではAFが作動しない。そのためD5000を持って行った前回は、D5000でもAFが作動するSIGMAの17-70mmを付けていった。今回、グァムから戻って、次の週はバリ島へ行く予定がある。バリ島では蝶の写真を大いに撮りたい。しかし、D300はやはり重たい。そこでD5000で作動するTAMRON90mmマクロを購入した次第である。
 昨年、マンギラオ・ゴルフクラブのイン・コースに翔んでいたコヒゲセセリは、それらしきセセリチョウが目の前を横切るのを見るにとどまり、今回は撮ることができなかった。

シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 29.シロオビアゲハ
相変わらずシロオビアゲハは多い。タロロフォフォ・ゴルフクラブのイン・コース10番の脇に咲く、センダングサに来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
シロオビアゲハ追尾 -1;クリックすると大きな写真になります 30.シロオビアゲハ追尾 -1
センダングサで吸蜜しようとしている♀を、オスが追尾している。この光景をこの日は多く見ることとなった。時間はごご3時少し前だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
<シロオビアゲハ追尾 -2;クリックすると大きな写真になります 31.シロオビアゲハ追尾 -2
2頭とも翅表を見せてくれたところを、とらえることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 32.マルバネルリマダラ
グァムではお馴染みのマルバネルリマダラだ。なかなか翅表を見せてくれない。裏面からは雄雌の区別がつけにくい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ半開翅;クリックすると大きな写真になります 33.マルバネルリマダラ半開翅
少しだけ羽を開いてくれた。瑠璃色が輝く。残念ながら少しブレてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
ヤエヤマムラサキ;クリックすると大きな写真になります 34.ヤエヤマムラサキ
グァム島で見たことのあるマダラチョウは、マルバネルリマダラ、スジグロカバマダラ、タテハチョウは、リュウキュウムラサキ、とこのヤエヤマムラサキである。数は圧倒的にマルマネルリマダラが多い。リュウキュウムラサキの翅表は♂には前翅、後翅に白と紫色の紋があり、美麗だ。このヤエヤマムラサキは逆に♀の翅表が紫色に輝き、♂は地味な茶色である。どうやらこの個体は♂のようだ。2日目のマンギラオ・ゴルフクラブにて。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤエヤマムラサキ♂ 開翅;クリックすると大きな写真になります 35.ヤエヤマムラサキ♂ 開翅
しばらくして開翅してくれた。羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テイキンザクラに来たマルバネルリマダラ♂;クリックすると大きな写真になります 36.テイキンザクラに来たマルバネルリマダラ♂
28日のマンギラオ・ゴルフクラブのプレーが終わった後、昼食をして、みんながバスを待つ間、私はいつもテインキザクラが咲いていて、マルバネルリマダラが多く飛来しているポイントへ行った。コースへのアプローチ道路の途中だ。光の具合が悪く、日陰になり、瑠璃色の輝きが出ないもの、開翅をしてくれた1頭を撮る。マルバネルリマダラは翅表も♂♀ほとんど同じで、区別がつけにくいが、♂は前肢の内縁(翅の下の方の縁)が張り出している。この個体はどうやら♂のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
小枝に咲くテイキンザクラとマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 37.小枝に咲くテイキンザクラとマルバネルリマダラ
前の写真とは異なる個体である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 38.クロマダラソテツシジミ -1
テイキンザクラの咲くところへ行く途中、クラブハウスの裏手でクロマダラソテツシジミが飛んでいた。個体数も多かったので、マルバネルリマダラを撮った後、戻ってきて撮った。この個体はちょっと擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/3200秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 39.クロマダラソテツシジミ -2
きれいな♂が反開翅してくれた。光を受けてブルーが輝く。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -3;クリックすると大きな写真になります 40.クロマダラソテツシジミ -3
この個体もきれいな個体だった。細い尾状突起も健在である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -4;クリックすると大きな写真になります 41.クロマダラソテツシジミ -4
この花はなんという花なのだろうか。2mほどの高さの木に花をつけている。その花に何匹かのクマソ(蝶の愛好家はこのように呼ぶ)が吸蜜に来ていた。花にとどまっている時間は短い。クマソは一昨年までの数年間、毎年、神奈川県でも三浦半島あたりで秋によく見られたようで、話題となった。食草とするソテツがあれば、産卵がされている。だが、関東では冬が越せるのだろうか。昨年秋は、ほとんどその話題がなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
パセオ公園で撮ったマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 42.パセオ公園で撮ったマルバネルリマダラ
最終日(29日)は午前中、タクシーで観光ドライブをしたが、途中立ち寄ったパセオ公園には、マルバネルリマダラが多くいた。樹のそばを通ると飛び立つ。ランデブーの邪魔をしてしまった。さて、どっちが♂で、どっちが♀だろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2012年2月14日

2012年 グアム・ゴルフ・ツアー その1 タロフォフォ 2月5日?6日


 2月5日?8日、今年も学生時代に卓球部で同じ釜の飯を食った仲間9人で、グアムへゴルフ旅行をした。メンバー9人の中には、1965年に行われた世界卓球選手権の女子シングルス優勝者や、男子団体戦で中国の強豪を破り、大活躍したかっての名選手もいる。さすが、ゴルフも旨い。
  このグアム・ゴルフ・ツアーは今回で8年連続の8回目になる。8回とも参加しているのは4人いて、私もその中の一人だ。グアムは6月?12月までが雨季と言われ、11月?5月ぐらいが乾季という。中でも2月は雨が少なくベスト・シーズンだそうだ。それでも、ラウンド中にスコールに見舞われた。2月はゴルフ場の料金も高い。中でもマンギラオが最も高く、セルフ・プレイで195ドルだった。昨年は1月だったが150ドルか160ドルだったと思う。
  今回はマルバネルリマダラの開翅の良い写真を撮りたくてNikon D5000にΣ17mm-70mmを付けて持参した。なかなかチャンスに恵まれなかったのが残念だった。昨年より蝶の数は少なかったように思う。

1.グアム国際空港
我々が乗った9時25分発JL941便は、若干の空席はあったが、ほぼ満席だった。小さな子供さんを連れた家族連れが多く、機内は賑やかだった。グアムは日本と1時間時差があり、3時間40分のフライトで現地時間の14時05分にグアム国際空港に到着した。写真は"Goddess of Life"の像。この像は2002年に、グアムの中国商工会議所(the Chinese Chamber of Commerce of Guam)が建立したもののようだ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )
グアム国際空港;クリックすると大きな写真になります
2.大きなセセリチョウ
2月6日、ゴルフ第1日目のタロフォフォでスタート準備をしていると、友人が「チョウチョ、チョウチョ」と教えてくれた。見るとゴルフのカートに見たこともない大きなセセリチョウが止まっていた。一瞬開翅すると前翅に白い紋が見えた。帰国して種名を調べようとしたが、資料がなく正確には解からない。フィリッピンに棲むオオマエキセセリの近似種と思う。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/125秒 70mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段
大きなセセリチョウ;クリックすると大きな写真になります
3.ブーゲンビリアとシロオビアゲハ
シロオビアゲハは新鮮な個体が多かった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ブーゲンビリアとシロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります
4.オーキッドツリーとシロオビアゲハ -1
何番ホールだったか定かではないが、ティー・グラウンドの脇にオーキッドツリーの花が咲いていた。オーキッドツリーは、蘭に似た花を咲かせる樹高:5?10mのマメ目マメ科ハマカズラ属の熱帯性落葉低高木だ。昨年もそうだったがこの花にシロオビアゲハが多く訪れる。連写してこんなシーンが撮れた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります
5.オーキッドツリーとシロオビアゲハ -2
写真4.と同じ個体である。トリミングを施した。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります
6.タロフォフォ
タロフォフォは島の南の東側にある。ゴルフ場もいくつかあるが、私たちがプレイしたのはオンワード・タロフォフォ・ゴルフクラブ。周囲は写真のような原生林が広がる。太平洋戦争時代から約15年もの間、横井庄一さんが潜伏生活を送っていたのもこの辺りだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
タロフォフォ;クリックすると大きな写真になります
7.火焔木(カエンボク) -1
別名、アフリカンチューリップツリーという。樹高は12-25mほどの大きな木だ。赤みがかったオレンジ色の、つり鐘形の大きく派手な花を枝先に多数咲かせている。一年を通じて咲いているようだ。見た目がとても華やかな木である。ジャカランダ、ホウオウボクとあわせ世界三大花木と称されている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/320秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
火焔木(カエンボク);クリックすると大きな写真になります
8.火焔木(カエンボク) -2
アフリカンチューリップツリーとよばれるが、大きなオレンジの花はチューリップに似ているとは思えない。

  Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
火焔木(カエンボク);クリックすると大きな写真になります
9.オンワード・タロフォフォ・ゴルフクラブ
とてもきれいなゴルフコースで、手入れも良く、プレ?ヤーに優しい。アウトは南国の花々と池の水面に映るグリーンがリゾート気分を満喫させるフラットなコース。インコースは雄大なタロフォフォの原生林を背景に、自然の地形を生かし、戦略性に富んでいる。18番ホールのグリーンから噴水のある池を眺める。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
オンワード・タロフォフォ・ゴルフクラブ;クリックすると大きな写真になります
10.サンタンカ
別名はイソクラ、また、サンダンカ(三段花)と呼ばれるようだ。クラブハウスの傍に植えられていた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
サンタンカ;クリックすると大きな写真になります
11.アガニャ湾の夕陽
ゴルフ場からホテルの戻ってきて、一休みし、ラウンジに集合して小一時間、ビールを飲みながら、第一日目の結果報告。私にとってはあまり聞きたくない報告だった。そろそろ夕食に出掛けようかという頃、アガニャ湾に太陽が沈む。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/200秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
アガニャ湾の夕陽;クリックすると大きな写真になります
12.オンワード・ビーチ・リゾート
8年間、毎回、同じホテルに泊り、同じような写真を撮っている。砂浜に立つ二人連れが、アクセントを添えてくれた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
オンワード・ビーチ・リゾート;クリックすると大きな写真になります


2011年2月26日

2011 Guamの蝶

,
 今年もGuamへ行くにあたって、どのカメラを携えて行こうか迷った。D5000を持って行くのはちょっと抵抗があったのでP90にしたが、やはり蝶の写真は撮り難い。オート・フォーカスは迷うし、マニュアルは使いにくい。次回はD5000にするか、あるいはSONYのα55あたりを買い込んでいるかも知れない。
 今回は、マルバネルリマダラの開翅を撮りたかった。また、昨年見ることが出来なかったクロマダラソテツシジミのいい写真が撮りたかったが、今年も見ることはなかった。

シロオビアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 1.シロオビアゲハ♀
1月24日、ここはタロフォフォゴルフ場で、前の組がセカンドショットを打つまでの間に撮った。この花はなんという花かわからないが、5?6mの高さの美しいピンクの花にシロオビアゲハが来ていた。顔が見えないのは残念だが、背景が空なので、オート・フォーカスは迷わずピントが合い易い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/602秒 85.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
センダングサに来たシロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 2.センダングサに来たシロオビアゲハ -1
タロフォフォのラウンドを終え、昼食をして、帰りのバスを待つまでの間、クラブハウスの裏手へ行ってみた。センダングサが生えているところがあり、シロオビアゲハが集まっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
センダングサに来たシロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.センダングサに来たシロオビアゲハ -2
前の写真と同じところで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/159秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.マルバネルリマダラ
少し、場所を変えたところ、マルバネルリマダラがフワフワと飛んでいる。センダングサに吸密に来て、翅を閉じたり開いたりしている。開いたタイミングでシャッターを切る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/189秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
マルバネルリマダラ裏面;クリックすると大きな写真になります 5.マルバネルリマダラ裏面
夢中で蜜を吸っていると、10cmくらいまで近づいて撮ることができる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (F4 1/251秒 18.8mm ISO100) 露出補正 -0.3段
テイキンザクラ(堤琴桜)とマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.テイキンザクラ(堤琴桜)とマルバネルリマダラ
25日、マンギラオ・ゴルフ・クラブのラウンドを終え、クラブハウスへ戻る路でカートを停め、パートナーに少し待っていてもらって撮った。毎年、この花にマルバネルリマダラとヤエヤマムラサキがいる。今日はこの少し前、15番ホールから17番ホールまで、強烈なスコールに見舞われた。薄手のズボンはぐしょぐしょになる。残念ながら、ピントが少し甘く、翅表の輝く瑠璃色が撮れなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5 1/60.1秒 25.7mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ホリイコシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ホリイコシジミ
ほんとに小さな蝶で、翅を開いても1.5cmくらいしかない。26日、ハガニャの方へ歩いていた時、路の脇の草むらでちらちら飛んでいた。なかなか止まってくれない。止まっても地面近くに止まるので写真は極めて撮り難い。オート・フォーカスは迷うし、結局、こんな証拠写真程度にしか撮ることができなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (2.8 1/1437秒 4.6mm ISO64) 露出補正 -0.3段

2010年2月11日

グァムの蝶

 今回、蝶の写真は Canon PowerShot A640 で撮った。ラウンド中の撮影になることが多く、その場合、同伴者に迷惑をかけてはいけないし、自分自身のプレーに集中を欠いてもいけない。したがって、前の組が詰まっているのを待つ間にティーグラウンドの周りで撮ることが多くなる。
 しかし、一、二度次のコースへ移る途中で、同伴者に許しを求めカートを停めて撮った。グァムの蝶は、種類は多くない。今回見かけた蝶は、シロオビアゲハ、マルバネルリマダラ、ヤエヤマムラサキ、キチョウ、ホリイコシジミくらいであった。
 今年は、いつもマンギラオの玄関の植え込みにいるクロマダラソテツシジミを見ることができなかった。
マルバネルリマダラ -1:クリックすると大きな写真になります 1.マルバネルリマダラ -1
マンギラオ・ゴルフ・クラブでアウトコースのプレーを終え、スルーで、海沿いのコースが広がるインコースへ向かう。途中、赤い花をつけた樹があり、そこに黒い蝶たちが集まっていた。前の組と少し詰まっていたので、同伴者に頼んで少しのあいだ写真を撮らせてもらった。
 この赤い花は何というのだろうか。以前、Atelier Shuhei Weblog のオーナーが花の名前が分らない時に、K's Bookshelf のこの花の名は?掲示板に投稿すると、ご存知の方から教えていただけると書かれていたので、私も掲示板で教えを請うたところ、catsさんという方から、テイキンザクラを調べてみよと、すぐに教えていただいた。まさしく、このテイキンザクラ(堤琴桜)であった。多謝!

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 9.6mm ISOオート )
ヤエヤマムラサキ:クリックすると大きな写真になります 2.ヤエヤマムラサキ
翅を開いてくれないとわからないが、多分この個体は♂と思う。この蝶は♀のほうが、翅が紫色に輝き、美しい。日本でも沖縄の八重山諸島で見ることができる。1.の写真と同じところで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 9.6mm ISOオート )
マルバネルリマダラ -2:クリックすると大きな写真になります 3.マルバネルリマダラ -2
もう少し近づいてもう1枚。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 14.9mm ISOオート )
マルバネルリマダラ -3:クリックすると大きな写真になります 4.マルバネルリマダラ -3
なんとか翅のビロードのような色が出ないかと、スピードライトを使って見た。咄嗟のことなのでディフューザーもない。花の色が飛んでしまった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 21.7mm ISOオート ) スピードライト使用
シロオビアゲハ -1:クリックすると大きな写真になります 5.シロオビアゲハ -1
18ホールのラウンドを終え、ゴルフ場で昼食をとり、ホテルへ帰るバスを待つ間、30分ほど時間があったので、また、10番ホールのほうへ歩いて行ってみた。ちょっとした空地に蝶達が好むセンダングサが咲いているところがあった。マルバネルリマダラに混じり、シロオビアゲハも吸蜜に来ていた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/250秒 29.2mm ISOオート )
マルバネルリマダラ -4:クリックすると大きな写真になります 6.マルバネルリマダラ -4
センダングサにぶら下がるマルバネルリマダラ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/250秒 29.2mm ISOオート )
マルバネルリマダラ -5:クリックすると大きな写真になります 7.マルバネルリマダラ -5
翅を開いたマルバネルリマダラ、実際に見ると、もっと青紫色が美しいのだが。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 21.7mm ISOオート )
シロオビアゲハ -2:クリックすると大きな写真になります 8.シロオビアゲハ -2
昨年は、クロマダラソテツシジミの写真を撮ったゴルフ場の玄関の植え込みには、今年はどうしたわけかその姿はなく、代わりにブーゲンビリアの小さな花にシロオビアゲハが訪れていた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm ISOオート )

2009年2月 4日

南の島 Guam (1)

 ここ数年、学生時代の友人が勤務する企業の関連施設に安く泊まれることから、毎年この時期に、同期および前後の先輩後輩と10名ほどでGuam島にゴルフに出かけている。平均年齢が67?68才であるがゆえ、Silver Tourと名づけられている。今回は1/28-31の3泊4日であった。
1.Onward Talofofo Golf Club
1月28日午前10時に成田を出発して、Guamには3時間半のフライト、時差が1時間あり、現地時間の午後2時半にGuam Intarnational Airportに到着した。暑い。この日は、さっそくホテルのレストランで第1回目の宴会が始まる。ゴルフは翌日から2日間行うが、第1日目はTalofofo Golf Clubでプレーした。私は100を切るのがやっとだったが、中には80そこそこで上がってきた仲間もいた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります
2.シロオビアゲハとハイビスカス
コースにはハイビスカスが多く咲いている。どこででもと言うわけではないが、そのハイビスカスにシロオビアゲハが吸蜜にきている。この写真はデジタル一眼の100mm macroで撮り、バックにボケがあったらいいなと思うが、残念ながらコンデジしか携帯していない。蝶の写真はすべて広角側、最短焦点距離(7.3mm)近くで撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
3.ウラナミシジミ
このチョウは日本で秋になると多く見られるのと同じウラナミシジミである。Canon PowerShot A640 はバリアングル モニター(可動モニター)が付いているので、ローアングルから撮りやすい。空が入ると広がりが出る。プレイを終え、ゴルフ場前で帰りのバスを待つ間に撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
4.マルバネルリマダラ
この蝶はこれまでもGuamに来るたびに撮っていたが、開翅してくれることがなかった。今回やっと美しい紫色の翅を開き見せてくれた。しかし、その美しい紫色がいまひとつ出ない。フラッシュを使えば良いのだろうが、蝶との距離は15cm程度であり、ディフューザーが必要である。ティッシュペーパーをディフューザー代わりに使うということは知識としてはあるが、ここではティッシュペーパーもなかった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 焦点距離 8.4mm )
クリックすると大きな写真になります
5.タモン湾の月と星
夕食はホテル日航グァムまで出かけ、中華料理を食べた。現地時間の午後7時ちょっと前、空にまだ少し明るさが残るころ、タモン湾に月と星がきれいだった。ほぼ1秒という遅いシャッタースピードとなったのでちょっと手ぶれしている。ご容赦。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8  1/1.3秒 )
クリックすると大きな写真になります

2008年1月 7日

2007年の蝶(1)

皆様、ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬になって、近くの里山通いも休んでしまっている。また、旅行もしていないので、ネタがなくなってしまった。そこで、昨年一年間に撮った蝶の写真のなかから抜粋してみることにした。未熟な腕なのでイマイチというのが多いが、ここがこうならもっとよかったという気持ちも込めてアップしてみる。

クリックすると大きな写真になります1.シロオビアゲハ 2007年1月29日
私はゴルフをするときも、コンデジを携えている。これは1月にグァム島にゴルフに行ったときに、ハイビスカスに来たシロオビアゲハを撮ったもの。シロオビアゲハは日本では本土にはいないものの、沖縄では普通に見ることができる。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1,000秒 )
クリックすると大きな写真になります2.ツマキチョウ 2007年4月26日
春になると待ちかねたように里山を訪ねる。春にしか見ることが出来ない蝶も多いが、このツマキチョウは里山でのその代表である。とても可愛らしい。これは雄。雌は前翅先端のオレンジ色が白くなり、地味になる。この個体は、左前翅が完全に伸びていない。やはり、モデルとしては、新鮮で、完全な個体が有難いのだが。横浜市戸塚区舞岡公園。
Nikon D100 Nikkor  VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 (F8 1/1,000秒)
クリックすると大きな写真になります3.アオスジアゲハ 2007年5月7日
観音崎灯台の下の海岸に咲く、大根の花にアオスジアゲハが来ていた。周りの環境を写しこんで撮りたっかたので、コンデジを使った。もう少し蝶に近づけたらよかったと思うが、そうするとその分、背景のピントがボケるだろう。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1,000秒 )
クリックすると大きな写真になります4.アカタテハ 2007年5月7日
同じく観音崎公園で撮った、今年になって羽化した新鮮なアカタテハ。モデルが良いと撮りたくなる。

Nikon D100 Nikkor  VR18mm-200mm
プログラムオートで撮影 (F6.3 1/640秒)
クリックすると大きな写真になります5.アオスジアゲハ 2007年5月29日
100mmマクロで撮ったアオスジアゲハ。ポートレート写真としては位置もよく、光のかげんもよかったと思うが、反面平凡な写真。翅が傷んでいるのが惜しい。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F5.6 1/500秒)