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2018年7月 5日

舞岡公園の6月 6月4日、6月13日、6月19日

6月4日は平地産ゼフィルスを狙って行くが収穫なし。ムラサキシジミを撮る。
  6月13日はミドリシジミの♀を狙って舞岡公園へ行った。11日がほぼ一日中雨が降り、12日は、晴れるとの予報だったが、午前中、気温も低くいまいち晴れないので行きそびれてしまった。13日も同様の天気予報だったが、早朝ゴルフ練習へ行った足で、舞岡公園まで行ってみた。期待していたのはミドリシジミの♀だったが、現れない。 舞岡公園の自然2 というブログを拝見すると、12日はミドリシジミの♀のA型、B型、AB型、O型のすべてが現れたとあった。12日に行けばよかったと、悔しい思いをする。
 先日オオミドリシジミの写真を撮った折、コントラストが強くてせっかくの輝くグリーンを飛ばしてしまったショットが多くあったので、「マルチ測光」で撮っていたのを, この日は「ハイライト重点測光」にして撮ってみた。ウラギンシジミやルリシジミの裏面、モンシロチョウのディテールなど、白飛びさせないで撮れた。
 その後、気温が低く、梅雨空の日々が続いていたが、19日の朝起きると青空が見えた。天気予報を見ると、今日は昼過ぎまで晴れ、気温も26?7℃くらいになるというではないか。そろそろ、リョウブも咲くだろうし、トラフシジミも出てくるだろう。運が良ければ名残りのゼフィルスに会えるかもしれないと思い、8時半に家を出た。結果は、トラフシジミは何とか撮れたが、他は駄目だった。チョウの数が少ない。
 これでしばらく舞岡公園とは離れる。次回はクサギの花が咲くころ黒いアゲハを撮りに来ようと思う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリタテハ 6月4日
リョウブの花の咲き具合を確認しようと思い、いつもと違う道を歩く。ルリタテハが飛んできて、散策路に止まった。まだ越冬した個体なのだろうか? この日はハイライト重点測光にして撮ってみたが、前回、撮影時にマイナス側に露出補正していた設定が残っていて、クリアしていなかった。ケアレスミスである。この日はすべて、-1.7の露出補正のまま撮影してしまった。ハイライト重点測光とマイナス露出補正で当然アンダーになった画像をソフトでレベル補正せざるを得なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 2.休むアゲハチョウ♀ 6月4日
アゲハチョウ♀が草の葉に止まって休んでいた。産卵に疲れたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.コジャノメ 6月4日
舞岡公園でコジャノメはあまり多くない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ルリシジミ♀ 6月5日
この日、舞岡公園では新鮮なルリシジミが多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ムラサキシジミ 6月4日
平地産ゼフィルスが良くみられるところへ行ってみた。敏捷に飛ぶシジミチョウがいたので何だろうと目で追っていると、梢の葉に止まった。ゼフィルスではなく、ムラサキシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキシジミ♀ 飛翔 6月4日
飛び立つと翅表の紫色が輝く。どうやら♀のようだ。ムラサキシジミの♂にはほとんどで会ったことがない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ムラサキシジミ♀ 開翅 -1 6月4日
葉上で開翅してくれた。紫色が陽の光を浴びて輝く。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ムラサキシジミ♀ 開翅 -2 6月4日
また、飛び立って移動し、違う葉の上に止まり翅を開いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ムラサキシジミ♀ 開翅 -3 6月4日
広角にして、モニターを使って撮った。もう少し近寄れればいいのだが・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ムラサキシジミ♀ 裏面 6月4日
この日は平地産ゼフィルス撮影の成果はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハチョウ♀ 6月4日
カラタチの周りをアゲハチョウが飛びまわり、時折、カラタチの新芽にタッチしては産卵していたようだ。蜘蛛の巣に掛からないように・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO200 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ルリシジミ 6月13日
6月13日に舞岡公園で見たルリシジミは大分擦れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.リョウブの花 6月13日
日当たりの良い枝では、ようやくリョウブの花が咲き始めていた。しかし、まだ、三分咲き程度である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ネムノキ 6月13日
舞岡公園にはネムノキが多い。ちょうど見ごろの季節になった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.コゲラ 6月13日
古谷戸の里の林の中に何か野鳥がいるのを見つけた。2頭いたがツーショットは撮れなかった。自宅に戻り、叶内拓哉さんの「くらべてわかる野鳥」(ヤマケイ文庫版)で調べてみるとコゲラ(小啄木鳥)だった。眼の後ろに赤い羽根があり♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ベニシジミ 6月13日
ベニシジミは前翅の中室部が黒ずんですっかり夏型の装いになった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウラギンシジミ♂ 6月13日
今年羽化したウラギンシジミの夏型が多くなってきた。葉先に止まって縄張りを監視するような姿勢をとる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラナミアカシジミ 6月13日
名残り惜しいウラナミアカシジミが、何処からか飛んできて梢の葉先に止まった。近づくとその目が写らなくなるので、離れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ 6月13日
白飛びなく、ディテールまできれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジチョウ 6月13日
イチモンジチョウの裏面の模様はなかなか渋い。 6月13日

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.キタテハ夏型とアカメガシワ 6月13日
アカメガシワの花が咲いて、キタテハが訪れていた。アカメガシワ(赤芽柏)の花にはミドリシジミもやってくるのだが、この日は見つけることができなかった。wikipediaによれば、アカメガシワという和名は、葉が柏のように大きくなることから命名されたという説もあるが、柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことからアカメガシワと呼ぶようになったとの説があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリシジミ 6月13日
枝先に止まったルリシジミを散策路を入れて撮った。もう少し蝶に近づいて撮りたいところだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒカゲチョウ 6月13日
ヒカゲチョウは年2回の発生。いまごろは第1化の最盛期である。よく、散策路上に止まっていて、歩いていると飛び出して驚くことがある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.トラフシジミ -1 6月19日
6月19日は9時半ごろ舞岡公園に着いた。まず、リョウブの咲くところへ行く。リョウブの花は、八分咲きというところか。目を凝らしてトラフシジミが吸蜜していないか探すと、不意に飛び立ち、近くのカエデの木の梢に止まった小さなチョウがいた。トラフシジミだった。半開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.トラフシジミ -2 6月19日
さらに探していると、リョウブの花に埋もれるように吸蜜している小さなトラフシジミの個体を見つけた。トラフシジミがアンダーにならないようにプラス補正した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO1600 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 26.トラフシジミ -3 6月19日 
トラフシジミは複数いた。どれもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 27.キマダラセセリ 6月19日
散策路のわきで、咲き始めていたオカトラノオの白い花にキマダラセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ムラサキシジミ 6月19日
散策路でムラサキシジミに会った。そこでは初めてのことだった。それにしても今年はムラサキシジミを多く見る。散策中の2人連れの女性に「何というチョウですか」と尋ねられたので「ムラサキシジミです」とお答えしたのだが、「紫には見えないわね」と言って去って行かれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ムラサキシジミ 開翅 -1 6月19日
これも♀だった。なかなかムラサキシジミの♂に会えない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ムラサキシジミ 開翅 -2 6月19日
これも前の写真と同じ個体で♀。♂はより紫色になり、紫色の範囲が広くなる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.モンシロチョウ 6月19日
この時期、モンシロチョウはきれいな個体が多く、数も多い。タツナミソウで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ベニシジミ 6月19日
オカトラノオが咲くところでベニシジミを撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ムラサキシジミ 開翅 -3 6月19日
また、ムラサキシジミがいた。いつもムラサキシジミを見かける駐車場わきの植え込みでは、まだ見ていないが、舞岡公園内でこんなに多くのムラサキシジミを見たのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO200 ) 露出補正 なし


2018年6月26日

舞岡公園 5月29日

翌30日にゴルフの予定があったので、この日は早朝7時から練習場へ出かけて1時間ほど球を打った。そして、その足で舞岡公園へ行ってきた。今シーズンは、まだ、アカシジミ、ウラナミアカシジミも撮れていない。
 前回25日に行ったポイントとは別のポイントに行ってみた。このポイントは平地産ゼフィルス4種はいるところだが、やっとアカシジミに会えた。しかし、ほかの種は出てこない。やはり、今年も少ないようだ。
 ミドリシジミのポイントにも行ってみたが、いない。後から来られた同好のカメラマンが下草に止まっていたウラナミアカシジミを見つけられた。ゼフィルス探しはひとりより複数の人の目で探すほうが効率が良い。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アカシジミ -1
やっとアカシジミを見つけた。撮ろうと構えたら飛び立って、梢の少し高いところに止まった。擦れた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.アカシジミ -2
前の写真と同じ個体である。明るいバックに引っ張られて、アカシジミの露出がアンダーになってしまった初歩的なミス。ソフトで補正した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180626_003.jpg 3.キアゲハ -1
農家の畑にキアゲハが来ていた。♂のようにも見えるのだが、食草のニンジンの葉に絡んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補
正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.キアゲハ -2
前の写真と同じ個体。しばらく同じ畑の周りを飛び回っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.テングチョウ
羽化したてのきれいなテングチョウだった。今年は舞岡公園でもテングチョウを多く見かける。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラナミアカシジミ
先着のカメラマンが下草にウラナミアカシジミがうずくまっているのを撮っておられた。便乗させていただく。だいぶ擦れてしまっている。やっと4種目の平地産ゼフィルスだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.コミスジ
コミスジも擦れてきている。だんだん舞岡公園のチョウたちも端境期に入っていくようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ベニシジミ
第二化のベニシジミが増えてきた。前翅表面のオレンジ色が暗化してきている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2018年5月16日

武蔵嵐山(1) ホソオチョウを撮りに 4月19日

昨年は4月28日に、ホソオチョウを狙って武蔵嵐山に来た。擦れた個体が多く、適期より少し遅かった。それと、今年はギフチョウなどの発生時期を見ても例年より早そうなので、この日(4/19)に行くことにした。
 横浜から埼玉県の武蔵嵐山は少々遠い。圏央道、関越を利用して東松山で降りるが、たっぷり2時間掛かってしまった。蝶の里公園のオオムラサキの森活動センターの駐車場に着いたのは10時を過ぎていた。
 活動センターで整備作業をされていた方に話を伺うと、すでにウスバシロチョウも発生していると言う。オオムラサキの幼虫は、活動センターの前にある数本のエノキに、緑の網をかけて保護されているが、現在、幼虫が61頭いると話してくれた。そして、ホソオチョウのポイントも教えていただいて、歩き始めた。
 ウスバシロチョウが飛んでいたが、なかなか撮影のチャンスはない。教えていただいたところに行ってみると、ホソオチョウが多数飛んでいた。なかなか静止してくれなかったが、11時半を過ぎて、花に止まる♂が多くなった。
 昨年自分で見つけたホソオチョウのポイントもあるが、この日はここで十分撮影を楽しむことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ベニシジミ
今日は暖かい。チョウたちが次々と羽化してきそうだ。このベニシジミも初々しく、鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ
菅谷館 跡の草原ではいろいろなチョウが飛んでいた。モンキチョウがタンポポで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ホソオチョウ♀
ホソオチョウもあちこちでふわふわ、ひらひらと飛び交っている。飛んでいるのはほとんどが♂のようだが、♀が飛来して落ち葉の上に静止した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 216mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ホソオチョウ♂ -1
広い野原を飛び回っていて、花に止まることがなかったホソオチョウたちだったが、11時半を過ぎて、花に止まって吸蜜する個体が増えてきた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 132mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ホソオチョウ求愛
下草に潜っている♀を♂が見つけて求愛を始めた。カップルは成立しなかったようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 43mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 6.下草に止まるホソオチョウ♀
羽化したてなのだろうか、下草に止まった♀は静止していた。草の茎の間からローアングルで撮ったが、ピントが少し甘かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ベニシジミ裏面
春に生まれてくるベニシジミはオレンジ色が鮮やかである。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 187mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8. ホソオチョウ♂ -2
薄い翅だ。韓国から移入された種であるとの思いからか、翅表の模様も何か、韓国的に感じてしまう。特に尾状突起近くの文様はエキゾチックである。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9. ホソオチョウ♂ -3
コアオハナムグリと一緒にハルジオンで吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10. ホソオチョウ♂ -4
このチョウは1978年、 日本で初めて東京都で確認されたそうだ。本種は飛翔能力が低いため、現在までに生息が確認されたことのある地域は、違法な放蝶といった人為的手段で分布を広げたものと考えられている。本種の幼虫の食草はウマノスズクサで、これは日本に生息する在来種のジャコウアゲハと同じ食草である。したがって、餌資源をめぐって競争する危険性がある。本種の分布が局所的であるため、全国的にジャコウアゲハの個体数や分布に影響を与えているものではないという意見もあるが、実際にホソオチョウが多数生息する地域では、ジャコウアゲハの生息密度が低くなっていることが確認されているそうだ。(wikipediaを参照)

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 193mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11. ホソオチョウ♂ -5
ホソオチョウは草原で飛び回っては、タンポポなどに止まって吸蜜する。モニターを使ってローアングルで撮った。カメラが重いのと、ネクストラップのため、難しい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマキチョウ
都幾川の河川敷を歩いてみた。菜の花が咲いていて、ツマキチョウが来ていた。小石川植物園では撮れなかったが、ここではチャンスに恵まれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 67mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハ -1
河川敷に咲いていたヤマツツジの花に黒いアゲハを見つけた。近寄ってファインダーで覗いてみると、思いがけずミヤマカラスアゲハだった。ここで会えるとは思っていなかったのでラッキーだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 110mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 14. ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハ -2
しばらく花から花へと飛び回っていたミヤマカラスアゲハは、やがて、ファインダーから消えていったが、この写真は幸運にもピントが合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 114mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段


2017年11月18日

秋深まる舞岡公園 11月3日

しばらく舞岡公園にも行っていなかった。舞岡公園へは休日にはほとんど行ったことがない。この日は祝日で天気も良く、子供連れの家族など、たくさんの来園者があるのではないかと思った。ところが行ってみると、駐車場もそれほど混んでなくて、子供連れというよりも、いつものように熟年のご夫婦やグループの方々が多かった。
  ウラギンシジやミムラサキツバメでも飛んでいればよいかなと思って行ってみたのだが、思わぬ収穫もあった。それは、今まで舞岡公園ではあったことがなかったオオチャバネセセリがいたことと、あまり良い写真にはならなかったが、久しぶりにクロコノマチョウが撮れたことだった。
 古民家がある小谷戸の里では、野鳥愛好家の写真や、カービングの作品が展示されていた。素晴らしい写真がたくさんある。カービングも見事だった。これから春が来るまでの間は、暖かい日にこそ越冬しているウラギンシジミなどが飛び出すくらいで、チョウは見られなくなり、舞岡公園は野鳥を撮るカメラマンが多くなる。

1.舞岡公園の駐車場
時間は11時20分、もちろん平日よりは車が多いが、思ったほどでもなく、苦労なく駐車できた。紅葉が始まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2.黄葉
これはウツギのような葉だが、何という木か定かではない。葉がきれいに橙色になっていた。10月は平年より気温の低い日が続いたので、葉の色づき具合が進んだようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタテハ秋型 -1
舞岡公園のこの時期は野草の花が少ない。小谷戸の畦道に咲いていたカントウヨメナと思われる花にキタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ秋型 -2
カントウヨメナの花には複数のキタテハが吸蜜に来ていた。キタテハの秋型は赤褐色になり、引き締まった容姿だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.野鳥写真展
小谷戸の里の古民家前の広場では、「舞岡公園 里山オールドボーイズ」という野鳥愛好グループによる写真展が行われていた。どの写真も力作である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1600 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ミゾゴイ
高瀬健二さんという方の作品で、この秋、初めて舞岡公園へ飛来したというミゾゴイ(溝五位)の写真があった。ミゾゴイは夏、日本で繁殖し、東南アジアで越冬するという。絶滅危惧種で生息数は世界で1000羽程度と推測されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カービング
「舞岡バード愛好会」というグループはカービングの作品を展示していた。バードカービングとは、「水鳥猟のおとりとして作られていた木彫(デコイ)をスタートに欧米、特に米国で発展進化して木工芸文化の領域になりました。現在では、日本でも全国的にコンテストやイベントが各地で行われるようになり発展している状況です。バードカービングは南洋材のチュピロ、ジェルトン等を素材にして彫刻刀や電動グラインダー等の工具を使い野鳥等を造形し、彩色する木工芸です。作品を造り進むにつれ、新しい発見があり、野鳥との距離が短くなり、自然の大切さも実感しています。」と説明されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
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8.ビンズイとオナガのカービング
10数点のバードカービングの作品が展示されていた。写真をとって良いですかとお断りして、撮影したこの作品は手前が3羽のビンズイで、その向こうが、ピントは外れているがオナガである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
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9.古民家の縁側
小谷戸の里にある古民家の裏庭で、縁側に腰を掛け秋の暖かい陽を浴びて、のんびりと談笑している年配のかたがたがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 )露出補正 なし
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10.ウラギンシジミ♀ -1
古民家の前庭に植えられている木の枝にウラギンシジミが飛んできて止まった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
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11.ウラギンシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
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12.リンドウ(竜胆)
目立たないところに咲いていた。舞岡公園でリンドウを見るのは初めてではないかと思う。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな青紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせるという。まさにその通りだ。どこにピントを合わせてよいのか難しかった。結果、ソフトなイメージになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
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13.キタキチョウ
キタキチョウは寒い季節になってもいつまでも元気に飛んでいるチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニシジミ
ベニシジミは成虫で越冬するチョウではないが、まだ元気に飛んでいた。来年の春には世代を変えて、オレンジ色の美しい個体が生まれる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.マユミ((檀、真弓、檀弓)の実 光があたって輝くマユミの実が生き生きとしていた。マユミは中国と日本の林に自生し、秋にその実と紅葉を楽しむ庭木として親しまれているという。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリと思って撮ったが、あとでその写真を開いて見ると、前翅の前縁内側の白斑がイチモンジセセリに比べ、大きくて明瞭であること、また、後翅の白斑の列が、ジグザグに見えることから、オオチャバネセセリと同定した。私は舞岡公園では初めて見た。今までも見たことがあるのかもしれない。しかし、イチモンジセセリと思い込み、見過ごしていたのかもしれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロコノマチョウ
クロコノマチョウには、先日、大磯の城山公園へ行ったときに遭遇したが、舞岡公園で会うのは久しぶりである。舞岡公園の中では広範囲に生息しているようだ。コントラストが強いところに止まって、良い写真が撮れなかった。真横から撮ろうと思って右に移動したら逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO1800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年10月23日

ツマグロヒョウモンは今秋も元気 10月8日

やっと晴れて、気温も上がってきた。舞岡公園へ行こうかと思ったが、今日は日曜日なので敬遠する。
 キバナコスモスに集まるツマグロヒョウモンでも撮りに行こうと保土ヶ谷公園に出かけた。バス停を降りたところにキバナコスモスの植え込みがあるが、そこにはチョウの影はない。公園の南側、バス通りの下にある下池の方へ下りていく途中で、数本のセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせていたが、そこに夢中で吸蜜するツマグロヒョウモンの♂がいた。きれいな個体なので、時間をかけて20?30カット撮影した。
 せせらぎが造られている下池、上池の周囲は、最近、ずいぶんと整備がなされ、ナガサキアゲハでも来ていないかと楽しみにしていた白いブッドレアの花は剪定され、花は咲いていなかった。

保土ヶ谷公園地図.jpg
?神奈川県立保土ヶ谷公園管理組合ホームページより

 次に、秋にはキバナコスモスがたくさん咲いている明神台公園へ行ってみる。ここは児童公園なのだが、日曜日なのに子供連れの姿は少ない。少し遅いかなと思ったが、キバナコスモスは咲いていて、ツマグロヒョウモンが舞っていた。

クリックすると大きくなります。 1.ツマグロヒョウモン♂ -1
星川駅前からバスに乗って、明神台で降りる。帰りは歩くのだが、往きは上りで少々辛いのでバスを利用する。バス停から、保土ヶ谷公園の下池の方へ下りていく途中に、数は多くないが、セイタカアワダチソウが咲いていた。とても小さなツマグロヒョウモンの♂が吸蜜をしていた。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツマグロヒョウモン♂ -2
落ち着いて吸蜜しているので、いろいろな姿を撮ってみよう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♂ -3
他にモデルになってくれるような蝶もいない。今度は翅を開いて見せてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン♂ -4
頭を下にして蜜をさぐる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン♂ -5
こんどは裏面を見せてくれた。前翅裏面の赤味がかった色がこのチョウの特徴と思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマグロヒョウモン♂ -6
こんどは横向きに展開。ここまでおよそ10分間、吸蜜を続け、楽しませてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ツマグロヒョウモン♂ -7
このチョウは一旦セイタカアワダチソウから離れ、近くの木の上に静止した。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/400秒 116mmISO100? )? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマグロヒョウモン♀
そこへ♀が飛んできた。セタカアワダチソウで吸蜜を始めるが、さっきの♂がすぐに追いかける。2匹はどこかへ飛んで行ってしまい、戻っては来なかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 90mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.下池から桜丘高校側(西側)の眺め
この辺りは11月下旬には紅葉がきれいだ。この時期はカエデの類はまだ色づいていないが、1本だけ葉が黄色くなっている木があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/640秒 12mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.カツラの黄葉
その木は何の木だろうかと後で調べてみた。葉の形を見ると、どうやらカツラのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツバメシジミ♀
下草の上を飛んでいるツバメシジミがいた。尾状突起は無くなっているようだが、きれいな♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジセセリ -1
イチモンジセセリが飛んできて、目の前で止まった。だいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.チャバネセセリ
これはチャバネセセリ。イチモンジセセリに比べ個体数は多くない。イチモンジセセリとは良く見ないと区別をつけ難い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.イチモンジセセリ -2
明神台公園に着いた。花壇にはイチモンジセセリが多い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ♀ -1
秋になるとウラナミシジミが現れる。年4回くらい発生するるようだが、9月を過ぎるころから個体数が多くなる。南方系のチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミはキバナコスモスにも来る。この個体はすごく小さい。左側の翅が伸び切らなかった羽化不全のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ツマグロヒョウモン♂ -7
明神台公園に咲くキバナコスモスには、数頭のツマグロヒョウモンが飛んでいた。しかし、♂ばかりだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ツマグロヒョウモン♂ -8
下から撮れるところに止まってくれた。ツマグロヒョプモンの裏面は好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマグロヒョウモン♂ -9
この日(10月10日)はツマグロヒョウモンは元気で、数も多かった。しかし、翌週になるとすっかり気温が下がってしまった。10月の中ごろとしては46年ぶりの寒さなどと報じられている。ツマグロヒョウモンが元気に翔ぶのもこれが最後だったかも知れない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ベニシジミ
ベニシジミがまだ飛んでいた。このチョウも春早くから11月ごろまで見られる。たくさんいるので大事にしないが、ユニークな柄をした、なかなかきれいなチョウである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.アオスジアゲハ
元気にキバナコスモスの花を、次から次へと飛び回っていたが、さすがに大分擦れてきている。そろそろ、チョウの季節も終わりになる。それにしても今年の天候不順は、チョウたちにも厳しい年になったのではないだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.モンキアゲハ♀
保土ヶ谷公園から星川へ下りてきた。保土ヶ谷区役所の花壇にモンキアゲハを見つけた。しかし、後翅は傷み、片方の尾状突起はない。トリミングして、傷を隠してやろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 )露出補正 -0.3段


2017年7月19日

八ヶ岳 花のバスツアー 7月4日

かなり前のことになるが、「柳生博さんが暮らす八ヶ岳の森へ 八ヶ岳倶楽部とミヨシペレニアルガーデン」というバスツアーを申し込んであった。
  あいにく、晴れの予報だった天気予報がだんだん悪い方へ変わり、曇りのち雨となっていたが、その通りになってしまった。
 横浜駅を出発する中央道を行くツアーは、最近は圏央道を通る。そのためか出発時間もややゆっくりの8時だった。圏央道で事故渋滞があり、しばらくノロノロ走行したが、その後は順調に走れ、ほぼ、予定通りに最初の目的地である「八ヶ岳倶楽部」に到着した。
  ここで、まずランチである。高原野菜のサラダと、ボルシチにパンが付いて、食後にはケーキとハーブティーが出された。このツアーの参加者は30人ほどだったが、そのほとんどはご婦人で男性は私を含めて4名。マジョリティーのご婦人たちに好評のランチだったようだ。 この日は柳生博さんが来ていて、かみさんと二人で一緒に写真を撮っていただいた。
  八ヶ岳倶楽部の敷地内は木立の中に遊歩道が設けられているが、それほど広くはない。ショップもある。出発までの時間を少々持て余した。
 次に向かったのは、山梨県北斗市の小淵沢にある「八ヶ岳薬用植物園」だ。山梨県森林総合研究所が管理しているが、この広大な美しい植物園の入園料は無料である。医薬品開発受託機関を持つシミックホールディングス(株)という会社がネーミングライツスポンサーとなっているからだそうだ。係のかたが付いて小一時間案内をしてくれた。
  そして、最後に訪れたのは小淵沢にある「ミヨシ ペレニアル ガーデン」だった。広くはないが多くの美しい花が咲いていた。ここも、小黒晃さんという、TVなどでも活躍をされている園芸研究家のかたが案内をしてくれた。
 蝶の写真は、スジグロシロチョウと、ベニシジミ、コチャバネセリといった、どこででも見られる普通種だけだった。この天候では仕方あるまい。

1.圏央道渋滞
ツアーへの申し込みが早かったためか、バスの席は一番前だった。前が良く見える。相模原ICのあたりだったろうか、圏央道は渋滞となった。原因は事故のようだ。でも、完全に止まってしまってはいない。先で1車線通行になっているのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.5 1/800秒 5mm ISO100) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.渋滞の原因
大きなトラックが止まっていて、片側通行になっていた。ここを抜けるとスイスイと走る。事故ではなく、エンコしたのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/30秒 5mm ISO1600) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.八ヶ岳倶楽部
予定より少し遅れたが、12時前に八ヶ岳倶楽部に着いた。ここは、現在は息子さんの柳生宗助さんが代表取締役だが、柳生博さんが1989年に開設されたところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4 1/120秒 9mm ISO320) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.八ヶ岳倶楽部散策路
整備された散策路。柳生博さんは広葉樹を次々に植えて、炉を造り、枕木を敷いて、どこにもない雑木林を造り上げ、今も常に手入れを行っているという。コアジサイが咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/100秒 4mm ISO1600) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.コチャバネセセリ
八ヶ岳倶楽部は八ヶ岳高原ラインという道路に面しているが、その道路沿いにクリの花が咲いていて、小さなセセリたちが、小やみになった雨の中吸蜜に飛び回っていた。道路の反対側から、小さなコチャバネセリを狙ったが、何とか捉えている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/160秒 258mm ISO100)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.スジグロシロチョウ
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)は英名でコーンフリーとして知られる。そのコーンフリーの花にスジグロシロチョウが吸蜜に来た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 108mm ISO125)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.八ヶ岳薬用植物園
1時少し過ぎにバスは八ヶ岳倶楽部を出発した。小淵沢にある八ヶ岳薬用植物園に向かう。そこは、山梨県の森林総合研究所が管理していて、敷地面積は9.5ヘクタールある。広い。北に八ヶ岳、南に南アルプスを望み、標高は950mある。広大な敷地には約350種類の植物が栽培・展示されていた。山梨県の森林総合研究所の係り員のかたが我々一行に付いて歩きいて解説をしてくださった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?800?秒 18mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ノコギリソウ(鋸草)
いろいろな花が咲いていた。これはノコギリソウという。葉の形から名付けられたようだ。wikipediaによると、ノコギリソウの用途は広く、葉は歯痛、偏頭痛対策に使われる他、乾燥して粉にし、タバコの代用品にすることもあったそうだ。また、スウェーデン西部のダラカールリア地方では、ビールに混ぜて飲むという。最大の用途は傷薬であり、「止血草」「血の草」などと呼ばれていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?500?秒 48mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.デルフィニウム
?? 学名は??ギリシア語でイルカを意味するDelphisからきて?????????いる。和名はオオヒエンソウ(大飛燕草)であるが、あまり和名は使われない。キンポウゲ科でこの仲間はヨーロッパ、アジアに分布するが、一般には交配種が栽培される。紫、白、ピンクなど多くの花色の交配種がある。薬用植物というものの、アルカロイドの一種でデルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合があるそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?250?秒 48mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.トリアシショウマ(鳥足升麻)とベニシジミ
?? トリアシショウマは消炎、解毒、浴湯料として使用されるという。今頃の信州の高原を歩くとアカショウマなど、よく似た花が多く咲いている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.ブルーベリーとベニシジミ
?? 食用実木園では、ブルーベリーの実が、思ったより高い3mくらいの樹になっていた。雨に洗われて瑞々しい。ベニシジミが止まっていた。wikipediaによれば、ブルーベリーやビルベリーを使用した健康食品やサプリメントが「目の網膜に良い」と視力改善効果が謳われて広く市販されているが、国立健康・栄養研究所の論文調査や海外での客観的研究では、ブルーベリーやビルベリー、及びそれらに含まれるアントシアニンによる視力改善効果は認められておらず、目に良いとして宣伝されているのは根拠を持たない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.アーモンド
?? アーモンドはチョコレートの中に入っているナッツということは知っているが、どういう木になる実か知らなかった。5mくらいの高さの木になっていた。モモと同じ仲間で春には白?淡紅色の花を咲かせる。和名はヘントウ(扁桃)というらしい。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?5.6 1/?250?秒 35mm ISO?320???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.アスチルベ ハナグモに捕食されたベニシジミ
?? フワフワとした白いアスチルベの花にベニシジミがいるなと覗き込んでみると、どうやらハナグモに捕食されていたようだ。wikipediaによるとアスチルベはチダケサシ属の多年草植物で特にこのうちで園芸用に改良されたものを含む一連の観賞用に栽培されるものをこう呼ぶとあった。傍に立てられた説明板には、交配種のアスチルベ・アレンジーが多く栽培されていると記されていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6 1/?640?秒 195mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.スモーキングツリー(煙の木) -1
?? 大きな木だった。遠くから見るとこの2本の木が薄紅色の塊の見えた。和名はケムリノキというらしい。そういえば煙のように霞んで見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f5.?6 1/?400?秒 52mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.スモーキングツリー(煙の木) -2
?? 別名を白熊(ハグマ)の木というが、ハグマとはヤクのことで、花枝がそのヤクという動物の尾っぽの白い毛のようなのでそう呼ばれるそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f5.?6 1/?250?秒 66mm ISO?400???? ?)露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオヤマレンゲ(大山蓮華)??
?? wikipediaによれば、高1,000-2,000mの山地の林内などに自生している。奈良県の八経ヶ岳と明星ヶ岳周辺に自生地があり、 1928年(昭和3年)2月7日に国の天然記念物に指定された。和名は白い花がハスの花に似ていることに由来するそうだ。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国花だという。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f5.?6 1/?250?秒 78mm ISO?320???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.ミヨシ ペレニアルガーデン
?? 2時半過ぎに八ヶ岳薬用植物園の見学を終え、バスに乗って、20分ほどで最後の目的地ミヨシ ペレニアルガーデンに着いた。ペレニアルとは何だと思い、帰宅してから調べたところ、生育に適さない時期(多くは冬)には地上部は枯れてしまうが、その時期を過ぎると再び発芽してくる宿根草のことだった。ここミヨシ ペレニアルガーデンでは約500種の植物が栽培されていて、春から秋にかけて花が咲き乱れるガーデンでは、宿根草の持つ本来の力強さと美しさが楽しめるというのが売り。NHKの趣味の園芸などで著名な園芸研究家の小黒晃さんが管理されていて、一緒に歩いて説明してくださった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f5.?6 1/?250?秒 56mm ISO?500???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.アリストロメリア (百合水仙) オレンジ
?? これもwikipediaによるが、アリストロメリア属は南アメリカ原産で、約50種が知られ、いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生するという。1753年、南米を旅行中だった有名な博物学者、生物学者、植物学者であるカール・フォン・リンネ自らが種を採集した。リンネは、親友のスウェーデンの植物学者クラース・アルストレーマーの名にちなんで花に名を残した。1926年(大正15年)に、日本に渡来したそうだ。花色は白、ピンクもあるが、ここではオレンジ色が鮮やかに冴えていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f5.?6 1/?250?秒 32mm ISO?280???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.白いスモーキングツリー
?? 大きな木ではなかったが、ここには、白いスモーキングツリーがった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f5.?6 1/?500?秒 24mm ISO?280???? ?) 露出補正? ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.葉の縁が紅色のドクダミ(?草)??
今頃ならどこにでもドクダミの花が咲いているが、ここのドクダミの葉はその縁が紅色だった。これは栽培品種のカメレオンだそうだ。開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、高血圧、動脈硬化の予防作用などがある。なお臭気はほとんど無い。 また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいとされている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/?250?秒 200mm ISO?640???? ?)露出補正? ?-0.3段
クリックすると大きくなります。
21.エキノプス????
キク科の植物のようであるが、外見はアザミのようにも見える。なんとも美しい青だ。ルリタマアザミとも呼ばれるそうだ。エキノプスはハリネズミに似ているという意味らしい。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/?250?秒 200mm ISO?450???? ?)露出補正? ?-0.3段
クリックすると大きくなります。
22.この花の名は???????
スジグロシロチョウが止まっていて、きれいだったので撮ったが、肝心の花の名が判らない。シソ科の花のように思うのだが、検索しても判らなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/?250?秒 300mm ISO?640???? ?)露出補正? ?-0.3段
クリックすると大きくなります。
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2017年7月17日

舞岡公園 梅雨の晴れ間の暑い日 6月23日

しばらく鬱陶しい日が続いたが、昨日、今日と梅雨の晴れ間だそうだ。 今シーズンは平地産ゼフィルスが3種しか撮れなかったので、せめて、あとウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミを撮りたいし、開翅したミドリシジミの♀も撮れていない。それと、そろそろリョウブの花も開き、夏型のトラフシジミが集まってきているのではなかろうかと、9時ごろ自宅を出発し舞岡公園へ出かけた。かみさんには、また舞岡へ行くのかと呆れられている。
  久しぶりに多くのチョウと会うことが出来た。クロアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハのきれいな♀もいた。キアゲハがキキョウに来て、目の前で吸蜜を始めた。いつもムラサキシジミがいるところでは、4日前に来たときは1頭もいなかったのに、この日は数頭見ることが出来た。
 しかし、平地産ゼフィルスは何もいなかった。一昨日の前の大雨と強風で終わってしまったのだろうか。 だが、咲き始めたリョウブの花には、期待通り、トラフシジミやキマダラセセリが集まってきていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キマダラセセリ -1
今年初めて見るこのチョウも撮りたかった。リョウブの花は、咲き始めていて、チョウが集まってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/320秒 236mm ISO100)? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもリョウブの花にやってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 72mm ISO220) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ベニシジミは再び新鮮な個体が多くなった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.クロアゲハ♀ -1??
炭焼き小屋の傍に咲き始めたヤブガラシの花にクロアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?400?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クロアゲハ♀ -2????
横から見ていた時は判らなかったが、この位置からは♀だということが判る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6???????? 1/?400?秒 135mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハ♀ -1??????
クロアゲハが来ていたヤブガラシに、こんどはアゲハが来た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??????
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 179mm ISO100)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.アゲハ♀ -2
前の写真と同じ個体。ヤブガラシで吸蜜した後、近くに植えられているカラタチの新芽に産卵をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6 1/125秒 215mm ISO180) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.スジグロシロチョウ♂
ネジバナ(捩花)の可憐な花にスジグロシロチョウの♂が飛んできた。小さな花に口吻を入れようとしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ジャコウアゲハ♀ -1??
きれいなジャコウアゲハの♀が、オカトラノオ(丘虎の尾)の白い花で吸蜜していた。この日は新鮮なアゲハチョウたちの♀によく会った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?5??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャコウアゲハ♀ -2
しばらくはオカトラノオの花から花へと飛び移っていたので、余裕をもって撮影できた。これは裏面が見えるように横位置から。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?4??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ジャコウアゲハ♀ -3
こんどは翅を開いたところを撮る。このモデル嬢は十分撮影を楽しませてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/125秒 12mm ISO140) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.トラフシジミ -1
リョウブの木がある第2のポイントへ行く。白い花にトラフシジミがいないかと目を凝らして探し、見つけだした。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.トラフシジミ -2
これは、前の写真のとは違う個体だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?4??50???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.トラフシジミ -3
これもまた違う個体だが、この個体は大きく破損していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キマダラセセリ -2
ここにもキマダラセセリがいた。年2回発生するが、この蝶の見られる期間は比較的短い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??220???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キマダラセセリ -3??
なかなか開翅してくれない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 17.キキョウの花に来たキアゲハ -1
リョウブの花に集まるトラフシジミやキマダラセセリを探していると、傍に咲くキキョウの花にキアゲハが飛んできた。キキョウの花に顔を突っ込んで吸蜜を始める。羽化したばかりのような見事な美しさだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??320???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 18.キキョウの花に来たキアゲハ -2
隣に咲くキキョウの花に移って吸蜜を続ける。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??280???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 19.トラフシジミ -4
もう一本、別のリョウブの木にもトラフシジミはいた。離れてはいるが、撮りやすいところに止まってくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/400秒 236mm ISO100) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.トラフシジミ -5
この日最初にキマダラセセリを撮ったリョウブが咲く第1のポイントへ戻った。トラフシジミは、2時間前には見つけられなかったが、こんどはいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/320秒 258mm ISO100)? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.トラフシジミ -6
ここにも、もう1頭いた。この日の様子では、トラフシジミはいつもの年より多いように思う。リョウブの花の咲く時期と、トラフシジミの発生がうまく合ったようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?800秒 300mm ISO??280???? ?)露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀ -1??
駐車場に戻る。4日前に来たときは、飛んでいなかったムラサキシジミがいてくれた。個体数も多い。アラカシだろうか、イチイガシだろうか、この植え込みで発生しているようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?400秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ムラサキシジミ♀ -2????
新芽に産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ムラサキシジミ♀ -3
開翅して、翅表の紫色を見せてくれとチャンスを待ったが、ここまでだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?) 露出補正 -0.3段


2017年7月 8日

舞岡公園 成果上がらず 6月15日

10日前、ウツギの花が満開だった舞岡公園で、平地産ゼフィルスは、ミドリシジミ、アカシジミ、ウラゴマダラッシジミを撮影できたが、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、そしてオオミドリシジミが残っている。その後、私の都合と、天候がままならず、出かけることが出来なかった。
 今日こそはと思って、出かけてみたが、この日は残念ながらミドリシジミのみで、新たな収穫はなかった。それなら、そろそろ咲き始めるであろうリョウブの花に来るトラフシジミや、キマダラセセリはどうかと、リョウブの木があるところへ行ってみたが、白い蕾はまだ、硬いようだった。今年は花が咲くのが少し遅いようだ。
  クリの花が咲くところに、ミドリシジミはいたが、開翅シーンは撮れない。結局これといった成果は得られなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.サトキマダラヒカゲ
切り株にサトキマダラセセリが止まった。すでに擦れてしまっている。サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲは、かつて同一種として、単にと呼ばれていたが、1970年に2種に分離された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/250秒 258mm ISO560? ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ルリシジミ♂
ルリシジミが元気だ。高いところを飛び回る個体も多い。♂のブルーが輝く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 197mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
橙色部が少なくなって、黒っぽく見えるベニシジミの夏型が多くなってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/640秒 116mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ
これは♂だったと思う。開翅してくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.キアゲハ♂ -1
ここのところの雨で水が溜まった谷戸の畑の上をキアゲハが元気に飛び回っている。キアゲハ、特に♂は見栄えのするチョウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.キアゲハ♂ -2
畑の脇に燃やされた木屑が放置されていた。ミネラルを補給するのだろうか、キアゲハが好んで吸水している。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キアゲハ♂ -3
谷戸の風景を入れて撮りたかった。もう少しカメラを下げられれば良かったのだが、これが精いっぱいだった。田んぼの水には、青空と雲が映る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ガビチョウ
ガビチョウが飛び出してきて近くに止まった。大きな声で啼く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/197秒 4mm ISO200? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが多く発生している。初々しいきれいな個体が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?250秒 300mm ISO?1250???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.スジグロシロチョウ
スジグロシロチョウは夏型と思う。仲良く並んで吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -1
今月5日に来た時にミドリシジミがいたクリの花のところに来る。クリの花はまだ咲いていて、この日もミドリシジミがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO180? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ -2
♂か♀かは区別できなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/161秒 236mm ISO110? )露出補正+0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ムラサキシジミ♀
リョウブの咲くところへ行ってみた。トラフシジミは見つけられなかったが、ムラサキシジミがいた。翅を閉じて止まっていて、飛び立とうという瞬間を連写でとらえた。♀だ。ムラサキシジミの♂はあまり撮ったことがない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800秒 300mm ISO?100???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシシジミ -3
再びクリの花のところへ行ってみる。さっきのとは違う個体のミドリシジミがいた。裏面後翅の白線が個体によって微妙に異なる。襟元(前翅の付け根)からわずかに金属光沢の緑色がのぞく。♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 143mm ISO560 )露出補正+0.7段


2017年7月 1日

舞岡公園 ミドリシジミ、アカシジミ、ウラゴマダラシジミ 6月5日

天候を見計らって舞岡公園へ出かけた。今日こそ、平地産ゼフィルスを撮りたい。
  小谷戸の里の入り口にできた水溜りで吸水していたジャコウアゲハや、ウツギの花で吸蜜するダイミョウセセリやキタテハ、そして、ルリシジミ、キタキチョウなどを撮りながら、ミドリシジミの最初のポイントへと歩く。もう引き上げるのか、向こう側から歩いて来られたかたに「お早うございます」と挨拶したところ、同好の仲間と思われたのか「たくさん撮らせていただきました」と答えてくれた。この時期、カメラを持ったひとは、お互い、何が目的かは、語らずとも決まっている。「まだ、撮っている人がいますよ」と指をさしてくれた。こうして、今年初めてのミドリシジミを撮影できた。
 この日は、ミドリシジミの他、アカシジミとウラゴマダラシジミを撮ることが出来た。だが、あまり気に入った写真ではないのが残念だ。

クリックすると大きくなります。 1.ジャコウアゲハ♂
小谷戸の里の入り口、昨日降った雨で出来た水溜りで、ジャコウアゲハの♂が吸水していた。しかし、ボロボロに破損した個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.5 1/400秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリが満開のウツギの花で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 3.ルリシジミ♀



Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 4.ルリシジミ♀ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅してくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 5.キタキチョウ
1年間を通して、舞岡公園で最も多くみられるチョウはキタキチョウと思う。ドクダミ(?草)の花がきれいに咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/160秒 116mm ISO100? )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.キタテハ -1
ウツギの花にキタテハが吸蜜に来ている。この季節の定番だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6 1/400秒 215mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ミドリシジミ -1
「ミドリシジミをたくさん撮らせていただきました」と話してくれた方が、指さされたところへ行ってみた。小さな栗の木があり、まだ、咲き始めの花が咲いていた。その花にミドリシジミが止まっていた。今シーズン初めてのミドリシジミだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/250秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段/small>
クリックすると大きくなります。 8.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。パッと飛び立ったが、すぐ近くの葉の上に止まった。きれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ルリシジミ♂ 開翅
ルリシジミが多く飛んでいる。♂はライトブルーの翅表をちらちらさせながら、俊敏に飛び回る。やっと止まって、翅を開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 10.ミドリシジミ -3
また、移動して、クリの花に止まってストローを伸ばした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/320秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段/small>
クリックすると大きくなります。 11.ミドリシジミ -4
開翅を期待して少し粘ったが、この状況では無理だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 12.モンシロチョウ
第二化だろうか、初々しいモンシロチョウだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 13.イチモンジチョウ
個体数はそれほど多くないが、舞岡公園にはこの時期、確実にイチモンジチョウが見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 14.テングチョウ
いつものルートを歩いていると、黒っぽいチョウが飛んできて、目の前の柵に止まった。生まれたてのテングチョウだ。ゆっくり距離を詰めて撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 15.アカシジミ -1
なかなか会えなかったアカシジミだったが、どこからかヒラヒラと飛んできて、樹の葉にとまった。高いところに止まったので、カメラを上に向けて撮らなくてはならない。背景に曇り空が入り、露出が引っ張られ、せっかくのアカシジミが暗くなってしまうので、露出補正をした。少し擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/160秒 108mmISO100? )露出補正 +1.3段
クリックすると大きくなります。 16.ウラゴマダラシジミ -1 開翅
瓜久保の草叢に入ると、先に来られていたかたが、「ウラゴマダラシジミが開翅していますよ」と教えてくれた。この日3種目の平地産ゼフィルスだ。残念ながら右側の前翅が破損していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 17.ウラゴマダラシジミ -2
このウラゴマダラシジミは、一度飛び立って、また、近くの下草に止まった。左側に回り込んで破れてない方の側から撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/40秒 11mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 18.アカシジミ -2
草叢を歩いていると、下草に止まっているアカシジミがいた。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO180? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 19.アカシジミ -3
また、違う個体が飛来した。尻尾の方が食いちぎられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO160? ) ? 露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 20.アカシジミ -4
前の写真と同じ個体。マクロレンズで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ダイミョウセセリ
ヒルガオの花にダイミョウセセリが顔を突っ込んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.キタテハ -2
ウツギの花で吸蜜するキタテハの裏面。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ -3
近寄っても、夢中になって吸蜜している。黒い斑紋が太く濃い♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ベニシジミ
路傍のアカツメクサに止まるベニシジミ。もっとベニシジミを右に置いた構図にすればよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.6 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 25.スジグロシロチョウ♂
この時期はスジグロシロチョウも多い。ウツギの花が好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 26.ウラゴマダラシジミ -3
前の写真のスジグロシロチョウを撮っているとき、ほんの目の前に、このウラゴマダラシジミがいるのを見つけた。ウツギの花の色に紛れて、気が付かなかったのだ。じっとして吸蜜を続けている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ウラゴマダラシジミ -4
細かく移動はするが、同じところにとどまっている。とてもきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.ウラゴマダラシジミ -5
反対側から撮る。残念ながら前翅の翅頂がちょっと欠けていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.ウラゴマダラシジミ -6
P610の広角端で被写体に近寄った。逃げる気配は全くなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/2000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段


2017年5月14日

ホソオチョウを狙って 4月28日

ホソオチョウは、何年も前に韓国へ旅行した時、ソウルから南に走る高速道路のSAで飛んでいるのを見たことがあった。とても魅力的なチョウだった。そのホソオチョウが埼玉県の都幾川河岸にも発生していると知り、一度、撮りたいと思っていた。
  ホソオチョウは、韓国から持ち込まれたようだ。国外からの持込も、国内での分布拡大も、"放蝶ゲリラ"による人為的な放蝶によると考えられているという。いわゆる要注意外来生物だ。
 国内での初記録は1978年の東京都日野市、この時点で既に定着していたと考えられているという。放蝶しない、保護しない、という立場から1980年代に東大構内で発生した際には、成虫の駆除により根絶された。幼虫はウマノスズクサを好んで食するためジャコウアゲハの幼虫と競合する。
 この日の狙いはホソオチョウだ。チョウの里公園、都幾川河岸を歩き回って、やっとホソオチョウの舞うところを探し当てた。

;クリックすると大きな写真になります。 13.ツバメシジミ♀
道に迷ったりしたので、到着予定時間より、1時間ほど遅くなってしまった。オオムラサキ管理センターの駐車場に車を停めて、さっそく、蝶の里公園を歩き始めた。最初に撮ったツバメシジミ♀は、翅表に現れたブルーが鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツバメシジミ♀ 裏面
前の写真と同じ個体。低いところに止まるので撮りにくい。モニターでローアングルで撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/500秒 12mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ
この白い花はクサイチゴ(草苺)の花ではないだろうか? ヘビイチゴの花は黄色い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.スジグロシロチョウ求愛
下草に止まった♀に、♂が求愛している。♀は尾端を上げて交尾拒否の体制。♂の愛は受け入れられなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
河川敷を歩いていると思わぬチョウが飛び出して、近くの葦の葉に止まった。ギンイチモンジセセリだ。3日前には多摩川河川敷でこのチョウを追った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/8?0???0秒 90mm ISO?2?00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
お腹が太いので♀のようだ。反対側に回り込んで撮る。

?Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/10?0???0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ヤマトシジミ
ヤマトシジミの第1化も多く飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1?250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマキチョウ
再び蝶の里公園へ戻る。数は多くないがツマキチョウが飛んでいる。この個体は右下翅が羽化不全のようで縮んでしまっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1?250秒 90mm ISO?2?00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ベニシジミ
春のチョウの定番ともいうべきオレンジ色も艶やかなベニシジミも多かった。蝶の里公園では、ウスバシロチョウが飛ぶ姿を目撃したが、撮影できなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1?000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ホソオオチョウ♂ -1
都幾川沿いの堤防を歩いていると、白いチョウが弱々しく、フワフワと飛んできて、地面に止まった。飛び立たれないようにゆっくりと距離を詰めて、シャッターを切っていく。やっと、本日の本命であるホソオチョウに会えたのだった。詳しいポイントが判らなかったので、会えるまでに時間がかかってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ホソオチョウ♀ -1
大きさがヒメウラナミジャノメほどの黒っぽいチョウが飛び立った。飛び方はヒメウラナミジャノメと全く違うので、ホソオチョウの♀だろうと見当がついた。これがアゲハチョウ科のチョウかと思うほど小さい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体。少し飛んでまた止まった。翅を閉じ、裏面を見せてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ホソオチョウ♂ -2
周囲を見回すと数頭のフワフワと飛んでいるホソオチョウがいる。しばらく飛んでは止まるのだが、堤防の傾斜地に止まるので撮りにくい。この個体は少し擦れていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ホソオチョウ♂ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ホソオチョウ♂ -4
これは大分傷んでいた。 ??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/5?0???0秒 90mm ISO?2???????00 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ホソオチョウ♂ -5
これはきれいな個体だったが、なかなか良いところに止まって撮らせてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/80???0秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ホオオチョウ♂ -6
最後にP610で環境を入れて撮ろうと試みた。草の背が高くて背景を遮ってしまう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ 吸蜜
再び、蝶の里公園を歩く。ウスバシロチョウが飛んでいた辺りに咲いていたツツジの花に黒いチョウが絡んでいた。ジャコウアゲハの♂だ。胴体の紅色が鮮やかだ。食草のウマノスズクサは、ホソオチョウと競合する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ジャコウアゲハ 休憩
同じ個体。ジャコウアゲハはしばらく飛んでは、このような姿勢で葉上などに止まることが良くある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツマキチョウ♀
そろそろ引き上げようかと歩いていると、セリバヒエンソウでツマキチョウの♀が吸蜜しているのを見つけた。しかし、ロープが張ってあって近づけない。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO200? )露出補正 -0.3段


2017年5月 8日

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ 4月25日

昨年は何かと所用があり、この時期に多摩川の河川敷を歩くことができなかった。一昨年は4月28日に、今日歩いたのとほとんど同じコースを歩いて、ギンイチモンジセセリを多く見ることができたが、その時は♀の新鮮な個体が多く、♂はすでに、少し擦れているのが多かった。それに比べ、今年は♂が多く、♀はまだ羽化したばかりと見える1頭だけしか撮っていない。
 一方、ミヤマチャバネセセリは一昨年に比べて極めて数が少なかった。今回、目撃したのはわずか2頭で、撮影できたのは1頭のみだった。
 ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリ、そして、ベニシジミやヤマトシジミなどは、いずれも翅を開いても2cmそこそこの小さなチョウで、しかも、地面近くに咲く小さな花や食草を求めて飛ぶので、撮影するのに骨が折れる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.カタバミの花に来たギンイチモンジセセリ
聖蹟桜ヶ丘駅を降りて、多摩川へと歩く。河川敷にある公園を歩き、小さな花を撮っていると、偶然そこにギンイチモンジセセリが来て吸蜜を始めた。多摩川の右岸では、初めて見るギンイチモンジセセリだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.次はオオイヌノフグリへ
そのギンイチモンジセセリは、こんどはすぐ近くに咲くオオイヌノフグリへ移った。小さな躰に比べると大きな目だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ
多摩川にかかる長い橋を渡って、多摩川左岸に出て、河川敷に下りる。ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの食草であるススキの原を探る。目にも止まらぬ速さで飛んできたミヤマチャバネセセリが目の前の枯れたヨシの葉に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ♂
翅表のブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;
5.ギンイチモンジセセリ -1
12時を過ぎてギンイチモンジセセリが多くみられるようになった。落ち着いて吸水している。地面に両肘をつくようにして撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ -2
こんどはP610に持ち替えて、接近して、その広角端でとる。この蝶は年に2?3回成虫が現れるが、夏型が発生する季節は草いきれで、熱中症になってしまいそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ -3
この個体は翅を半分開いて、黒褐色のビロードのような表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンイチモンジセセリ -4
前の写真と同じ個体。反対側に回り込んで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ -4
これも前の写真と同じ個体。もう一歩前進して撮る。擦れのないきれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ギンイチモンジセセリ -5
これまで現れるのはすべて♂だったが、この個体は腹が太く、♀のようだ。ピントを外してしまったのが残念。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ギンイチモンジセセリ -6
これも♂のようだ。♂が多いということは、まだ、発生初期なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
170506_012.jpg
12.ツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンがもう発生していた。一昨年4月28日に来た時も、同じところでツマグロヒョウモンが飛んでいたように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。テリトリーを張っているのか、飛び立っては、また戻ってきて、近くに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1200秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ
河川敷全域にヒメウラナミジャノメは多かった。P610を使う時は、広角端か、望遠端が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ベニシジミ
ベニシジミも多かった。河川敷を歩いていると、パッと飛び立つ。はじめは何だろうかと、止まるのを待って確認していたが、慣れてくると、飛び立った段階で、ベニシジミだと判るようになった。地面に止まった時は、こういう撮り方しかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.一ノ宮公園あたり
この日の多摩川河川敷は陽春という言葉がぴったりだった。歩きながら撮った写真を載せる。向こうに見えるのは野猿街道の橋だ。手前に広がるのは一ノ宮公園だ。この日もここからスタートした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/1600秒 11mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.多摩川右岸
釣り竿が何本も川に投げられていた。しかし、釣り人の姿は見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ススキの原
河川敷にはススキがたくさんあるが、今は枯れている。このススキの原がギンイチモンジセセリや、ミヤマチャバネセセリの住み家なのだ。顔をのぞかせたススキの新芽に、新しい生命が産み付けられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.河川敷の菜の花
枯れたススキの向こうには、菜の花がきれいに咲いている。先日、TVで河川敷や堤防に咲く菜の花が問題になっていると報じていた。河川敷に生える菜の花のほとんどは、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナのようだ。そして河川敷に菜の花が生えだしたのは、そんなに昔ではなく、1960?70年代ごろからとのこと。日本では、江戸時代からナタネ栽培は一大農業作物だったのである。ただ明治になると、在来種のアブラナより油の採れるセイヨウアブラナが取って代わった。昭和に入る頃には、ほとんど西洋種に置き換わったようだ。 そして、戦後になると、わざわざ栽培して種子を採取し、そこから油を絞ることはほとんどなくなったという。最初から種子を輸入した方が安くて簡単だからである。ところが栽培されなくなった時期から、各地の河川敷や堤防に菜の花畑が登場してきた。かつて栽培されていた菜の花が放棄される過程で種子が河川に流れ出して流域に拡散したと想像される。自然界で繁茂している菜の花はほとんどが外来種であるとのこと。加えて雑種化が進んでいるそうだ。 セイヨウアブラナは遺伝子組み換え種子の可能性が高いとのこと。カナダなとでは普通に使われている。菜の花が生える富栄養化した土にはミミズなどが増え、それがモグラやノネズミを増やす。そうすると堤防が弱くなるという問題が指摘されている。(森林ジャーナリスト田中敦夫氏の記述に基づいた)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 44mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.魚を獲るサギ
橋の上から、白いサギが川の流れにくちばしを突っ込んで、何か捕獲したようだ。肉眼では見えないが、後で画像を見てみると、魚だった。くちばしが黒いのでコサギのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ゆうゆうと飛ぶ白いサギ
白いサギは見える範囲に3頭いた。1頭が飛び立つと他も飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/500秒 90mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.中州
ところどころ、中州になっているところがあるが、その中洲にも菜の花が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.2 1/400秒 30mm ISO100? )露出補正 -0.3段


2016年11月23日

保土ヶ谷公園 散策 11月5日

暖かい陽光が降り注ぐ土曜日だった。紅葉は始まっているのだろうかとバスに乗って保土ヶ谷公園へ行ってみた。ツマグロヒョウモンやアゲハが来ていたバス停の傍のキバナコスモスはすっかり刈られてしまっていた。来年は咲くのだろうかとちょっと心配になる。
 そのまま、上池、下池があるゾーンへ下りていく。辻広場というところがあって、そこに植えられているカエデなどの木々は、毎年、美しく紅葉するのだが、今年はまだ少し早かった。
 上池のカルガモ夫婦を見ながら、木で造られた階段を上がって、上のバス通りに出た。昼飯時になったので、「神奈川アートホール」で食事にした。この日は空気も乾燥していて、温かく気持ちが良い。こんな日は、歩いた後のビールがたまらなく旨い。
 帰りに明神台公園に寄った。花壇には、ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリがいたが、ウラナミシジミは見られなかった。ここのキバナコスモスはまだ咲いていたが、蝶の姿はない。キバナコスモスも蜜がなくなったのだろうか。

1.富士山冠雪
自宅の玄関を出たら、外廊下の先に見える富士山の頂が少し白くなっていた。10月26日に初冠雪があったと報じられている。自宅から富士山までの郷里は80kmほどだと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/500秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ピラカンサス
和名は、オレンジ色の実は橘擬(タチバナモドキ)また、このような赤い実は常盤山?子(トキワサンザシ)というそうだ。赤い実は毒性を持つ上に、苦いという。鳥たちは一気に食べることをせず少ずつしか食べないので、実は少しずつあちこちにばらまかれることになる。結果としてはピラカンサスの繁殖に有利となるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタキチョウ
気温が低くなってもキタキチョウは元気だ。キタキチョウは晩秋に羽化した成虫が越冬する。この蝶もこれから長い冬を過ごすのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.黄葉
これから11月の終わりごろになるとハナノキなどカエデの紅葉が美しくなる辻広場で、この木の葉だけが黄色く色づいていた。マンサクかなと思ったけれど、どうやらトサミズキのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.カルガモの夫婦
カルガモの雌雄を見分けるのは難しいという。こうして仲良くいるのだから夫婦だろう。春には雛が見られるのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.カルガモ -1
アップで撮った。少し手振れしてしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO200? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.カルガモ -2
首を後ろに曲げて、羽毛の中にくちばしを入れるこの姿は、ほかの水鳥でも見られるポーズだ。鳥のくちばしには血液が流れているので、体温を奪われない方法の一つとして、背眠といってくちばしを羽に隠して寝ることがあるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO250? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ムクドリ
離れていたので、何かわからくて撮影したが、ムクドリだった。??ムクドリはもともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされてい?て、?????????ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられた?????????ほどだったそうだ。ところが生息環境の破壊により都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題?になっている???????????????????。日本国内では1994年からは狩猟鳥に指定され?たとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO280? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ヒメウラナミジャノメ
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花にヒメウラナミジャノメが来ていた。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ベニシジミ
ベニシジミは幼虫で越冬する。擦れていない比較的きれいな個体だが、今頃こんなところで飛んでいていいのだろうか。秋に羽化するベニシジミは春に羽化するベニシジミ同様、翅の色は鮮やかだ。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ秋型
明神台公園の花壇の花にキタテハの秋型が吸蜜に来ていた。夏型に比べ裏面の暗褐色が渋い。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ツマグロヒョウモン♀
秋の一番遅い時期まで飛んでいる蝶は何だろうか?成虫で越冬するキタキチョウ、キタテハ、ウラギンシジミなどは冬でも暖かい日には飛び出してくる。このツマグロヒョウモンは、多くのヒョウモンチョウの仲間が年1回発生なのに、春は4月ごろから年4?5回発生する。晩秋まで多く見られるが、越冬は幼虫あるいは蛹でする。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ツマグロヒョウモン♂
この日のように暖かい日は、地面に止まって日向ぼっこをする。私が子供のころ、この蝶を高尾山の尾根道でネットに入れたのは1950年代だった。珍しい蝶を捕って、得意になったのを覚えている。一般的には、1980年ごろまでは近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになったようだ。現在は関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年9月14日

残暑厳しき 保土ヶ谷公園 9月2日

保土ヶ谷公園に咲いている白いブッドレアが気になって、保土ヶ谷公園へ行ってみる。歩いて20分の距離だが、上り坂だし、暑いので星川駅前からバスに乗る。
  明神台のバス停のそばにキバナコスモスが咲いていて、毎年今頃はツマグロヒョウモンが来ているのだが、この日は見られない。池の方へ降りていく。途中、コミスジが飛んでいたので広角で撮ろうとするがうまくいかない。やぶ蚊に刺されてしまった。白いブッドレアはまだ花は残っていたが、蝶は何もいなかった。
  暑いので帰ってビールを飲もうと帰路につく。いつもは法性寺の境内を通らせていただいて、下に降りるのだが、この日は杉山神社の先まで来ると右手に児童公園があって、そこにもキバナコスモスが咲いているのが見えた。行ってみることにする。小さな花壇に咲く花には、イチモンジセセリ、モンキチョウ、ベニシジミがいた。キバナコスモスが咲くところに行くと生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コミスジ
きれい な個体だった。黒褐色の翅の地色も、日光を受けて微妙な変化がみられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 72mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミンミンゼミ
ミンミンゼミの鳴き声が響き渡る。太い木の幹に止まって鳴いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/125秒 197mm ISO800) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.白い大きな花のギボウシ 擬宝珠
毎年、この時期になるとこの白い花が咲く。自生しているギボウシのようだ。群落になっている。箱根湿生花園で見たオオバギボウシとは違う花のように思えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.2 1/500秒 11mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ハクセキレイ
この炎天下、ハクセキレイが元気に飛び歩いていた。近づこうとすると俊敏に飛び去る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/400秒 236mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.モンキチョウの♂と♀
はじめモンキチョウの♀が飛んできて草原に止まった。ローアングルで撮ろうと近づいていくとそこへ♂が飛んできて♀のすぐ前に止まった。求愛なのだろうか。しかし、この求愛は実らず、しばらくじっとしていたが、♂は飛んで行ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.3 1/800秒 4mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ゴンズイの実 権萃
赤い袋の実がきれいだった。中には袋果がはじけて、中の黒い実が見えるのがある。ゴンズイ(権萃)の名前は、釈迦が生まれ変わるとき、5つの衰兆→五衰 (ごんずい)を現したことにかかわるという説や、魚のゴンズイのように役に立たないことから、といった説があるそうだ。秋が深まるとこの黒い実はほとんど落ちてしまい赤い袋果だけが残るという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.8 1/500秒 6mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.タマスダレ 玉簾
帰路、明神台のバス停の近くを歩いていると、この小さな白い花があちらこちらで咲いていた。和名の由来は、小さい白い花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによると言われるが・・・ 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.3 1/800秒 4mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.アゲハ♀
いつものように法性寺の境内を抜けて帰ろうと歩いていると、右側に児童公園が見え、キバナコスモスが咲いていた。誘われるように誰もいない公園に入ったが、思った以上に広い。キバナコスモスの周りをアゲハが飛んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/200秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ベニシジミ
公園の小さな花壇の白い花でベニシジミが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/640秒 90mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン -1
保土ヶ谷公園のキバナコスモスでは見ることができなかったツマグロヒョウモンがここでは元気な姿を見せてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.5 1/160秒 45mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン -2
ツマグロヒョウモンは、このキバナコスモスが咲く植え込みの周りを入れ替わり立ち代わりやってくる。すべてが♂で、すべてが破損のないきれいな個体だった。

???Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/250秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン -3
前翅裏面の前縁から中室にかけての紅色も鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/4?0???0秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -4
背景を入れて撮る。子供たちが遊んでいる姿でもあればよかったのだが。

??Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/4?0???0秒 116mm ISO100) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ムクゲ 木槿
そろそろ昼飯の時間になった。暑い。家に帰ってビールも飲みたくなった。いつもと違う道を方向だけを頼りに下りていく。途中、こんな花が咲いていた。何の花かわからなかったが、どうやらムクゲの八重咲きのようだ。フヨウとよく似ているが、舞岡公園で見るフヨウは木の枝が横に広がっているのに比べ、この花の咲く樹は直線的に上の伸び、葉は小さい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.8 1/125秒 17mm ISO140) 露出補正 -0.3段
 

2016年7月15日

舞岡公園 梅雨の晴れ間 6月17日・26日

ゼフィルスも終焉に近づいてきた6月17日、梅雨の晴れ間、まだミドリシジミの♀やウラゴマダラシジミでも撮れないだろうかと思い舞岡公園へ出かけた。しかし、この日は全く平地産ゼフィルスに会うことができなかった。ゼフィルスを求めてあれほどたくさん来られていたカメラマンもこの日は全く会うこともなかった。
6月26日も久しぶりに青空が広がった。リョウブの花も咲いているころと思いトラフシジミを撮ろうと舞岡公園へ出かけた。リョウブの花が咲く最初のポイントには全くトラフシジミの姿はなかった。17日にはまだ蕾のほうが多かったリョウブも26日には散り始めている。リョウブの花の第2のポイントには2頭のトラフシジミがいた。しかし、2頭とも擦れている。高いところに咲いているリョウブの花で吸蜜するので撮りにくい。+補正して撮ったが、リョウブの花が白いのでトラフシジミは暗くなってしまった。トラフシジミはギフチョウの飛ぶころに出てくる春型の方が裏面後翅の白い帯(トラフの所以)が美しい。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ベニシジミ -1
ベニシジミは春型が姿を消し夏型に変わった。前翅のオレンジ色のところが夏型では黒っぽくなる。6月17日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 8mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ -2
90mmマクロで撮る。6月17日

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジチョウ
破損のない、きれいなイチモンジチョウがいた。小枝の先で占有行動の姿勢をとる。6月17日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 143mm ISO200? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ♂
6月26日は午前9時少し前に舞岡公園に入った。車が通る道の上にかかる橋からウラギンシジミが2頭、テリトリーを張って、飛んでは梢の葉に止まっていた。以下、6月28日

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO125? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.トラフシジミ夏型 -1
期待していた通り、リョウブの花にトラフシジミが来ていた。擦れてはいるがほとんど破損のない個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.トラフシジミ夏型 -2
前の写真と同じ個体だ。日が当たるリョウブの白い花とのコントラストが強い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.トラフシジミ夏型 -3
露出がむつかしい。トラフシジミの裏面が暗くなってしまう。+0.7の露出補正をしてみたが・・・。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/200秒 48mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.トラフシジミ夏型 -4
今度は日が当たる位置に向きを変えた。設定変更が間に合わず、+0.7の露出補正のまま撮ってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.トラフシジミ夏型 -5
ミズイロオナガシジミやウラゴマダラシジミはいないかと公園の奥の方を歩いてみたが会えなかった。1時間後にまたリョウブの花の咲くところへ戻ってきた。トラフシジミはまだいてくれた。少し撮りやすい低い花で吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.コチャバネセセリ
コチャバネセセリもリョウブの花に吸蜜に来ていた。左奥にトラフシジミの陰が見える

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/125秒 54mm ISO100? ) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.トラフシジミ夏型 -6
これは今まで撮っていたトラフシジミとは別にもう1頭いたトラフシジミだ。上の方に咲くリョウブの花にいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO125? ) ? 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタキチョウ
キタキチョウはハギ類やマメ科の花に来ることが多い。この花は何という花だろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 81mm ISO160 ) ? 露出補正 -0.3段


2016年6月28日

賑わう舞岡公園 6月3日

ゼフィルスのシーズン、ここ舞岡公園の賑わいはすごい。この日は30人近くの探鳥会ならぬ探蝶会グループの方々が来られていた。インストラクターの方が、「いま、あそこの葉の上で開いています」と指をさされる。みなさん一斉にその方向にカメラや双眼鏡を向けられている。わたくしはその人垣で近寄ることも、見つけることもできない。
 この日は古民家の手前で、早々にウラナミアカシジミに会うことができたが、ミドリシジミの第1のポイントではカメラマンもミドリシジミもいなかった。ここの発生は遅れているのだろうか。第2のポイントではミドリシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミを見ることができた。久しぶりに栗林へ登ってみたが、収穫はなかった。昼前に舞岡公園を後にした。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミアカシジミ -1
早々に今シーズン3種目の平地産ゼフィルスのウラナミアカシジミに出会った。すでに少々すれてしまっている。尾状突起もない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミアカシジミ -2
同じ個体だが、少し飛んで離れたところにとまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/125秒 54mm ISO110? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ルリシジミ♀
新鮮なルリシジミの♀が開翅してくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ルリシジミ
別の個体である。裏面では雌雄は判別しにくい。この時期、特徴のあるドクダミの花が最盛期だ。ドクダミの名称は「毒矯み」(毒を抑える)から来ているという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.新生テングチョウ
この時期、テングチョウは新旧入れ替わる。そろそろ越冬したテングチョウは姿を消し、今年生まれのテングチョウが現れる。羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/200秒 32mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハチョウ♀
アゲハが下草の葉の上で休んでいた。近づくと飛び立つが遠くへは行かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ベニシジミ
夏型のベニシジミが生まれてきている。前翅のオレンジ色のところにある黒い紋が春に出てくるベニシジミより大きくなり、全体に黒っぽくなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウのいる場所は限られているが、この日はたくさん飛んでいた。傷のないきれいな個体を選んで撮影できる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 8mm ISO280? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アカシジミ -1
アカシジミは比較的多く見ることができた。しかし、すれた個体が多くなっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカシジミ -2
前のと同じ個体をP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 98mm ISO500? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アカシジミ -3
アカシジミも下草へ下りてきている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO250? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コゲラが巣作り
ご婦人がカメラを向けておられる方向を見ると、コゲラがいた。コンコンコンと音を立てながら木の枝をつついて穴をあけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO1250? ) ? 露出補正 なし  
;クリックすると大きな写真になります。 13.アカシジミ -4
梢にアカシジミ♀が止まっていた。腹がプクンと膨れている。卵をいっぱい溜めているのだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ
今度はミドリシジミが緑色の金属光沢をちらちらさせながら、飛んできて下草にとまった。10人くらいのカメラマンが翅を開いてくれないかと周りを取り囲む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミアカシジミ -3
今度はウラナミアカシジミがやってきて下草にとまる。P610でローアングルで撮る。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 9mm ISO160? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ホタルブクロ
道筋にホタルブクロ(蛍袋)が咲き始めていた。ホタルブクロ属を学名でCampanulaというが、それは「小さな鐘」という意味だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.モンキアゲハ♂
オオミドリシジミかミズイロオナガシジミがいないかと久しぶりに栗林へ上がってみた。残念ながら、ゼフィルスには会えなかったが、ゆうゆうと旋回して飛んでいたモンキアゲハが、葉の上にとまった。ときどきモンキアゲハのこのような光景を見ることがある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ムラサキシジミ -1
毎年この時期なるとムラサキシジミと会えるところがある。今年も待っていてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ムラサキシジミ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いて日光を浴び、紫色が輝いていた。♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年12月21日

蝶 自選年間ベスト10 (?8) 2010年

愛用している Nikon D300 ?に不満はないのだが、?2010年5月に Nikon D5000 を手に入れた。理由は二つある。一つは D300 は少し重たい。もう一つは D5000 はフリー・アングルのモニターでライブ・ビュー撮影が可能になった。ただし、古いタイプのAF NIKKOR レンズおよびその互換レンズはAFが機能しない。D300 に付けていたmacroレンズの Tokina100mm やSIGMA105mm はマニュアル・フォーカスでしか使えない。そこで、D5000 を使うときは、しばらくは2007年6月に購入した NIKKOR VR 18-200mm を使用していた。
 この年は、6回目のグァム島へのゴルフ・ツアーでヤエヤマムラサキなどを撮った。10月末から11月初めのトルコ旅行では、ヨーロッパアカタテハなどを遺跡で撮ったのだが良い写真は撮れなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 ?1.ギフチョウとマメザクラ 2010年4月6日 神奈川県相模原市
ほぼ毎年のように訪れている藤野町で撮った。毎年、ギフチョウが発生する時期はほとんど変わらないが、その時に咲いている花は年によって異なる。この年はマメザクラが咲いていて、そのマメザクラにギフチョウが訪れた。この写真は平成23年の年賀はがきの写真に使った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.春のベニシジミ 2010年4月13日 横浜市舞岡公園 
舞岡公園の春は一斉にやってくる。ハルジオンが咲き、ヒメオドリコソウが咲く。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?2000?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.黄色に黒 ジャコウアゲハ♂ 2010年5月8日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
  南足柄は毎年、ウスバシロチョウと黒いアゲハたちの春型を撮りに行くところ。ナノハナ畑にジャコウアゲハの♂が休んでいた。

?Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
   絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?800?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキアゲハ♂ 2010年5月15日? ?横浜市舞岡公園 
タニウツギのピンクの花が咲いていた。昼過ぎ、モンキアゲハやナガサキアゲハが吸蜜にくる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F?5.6? 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.ミドリシジミ開翅 2010年6月11日 横浜市舞岡公園 ?
?なかなか翅を開いてくれないミドリシジミの♂だが、美しい金属光沢を披露してくれた。

?Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?00?0秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?6.?キタキチョウ 2010年7月31日 横浜市舞岡公園
夏の舞岡公園は蝶が少なくなる。キタキチョウは元気に飛んでいるがなかなか良い写真が撮れない。可憐さが表現できれば良いのだが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラギンヒョウモン 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の終わりに信州へ高原の蝶を撮りに行った。湿原の広がりを撮るには、蝶に少なくとも10cmくらいに近づいて広角レンズで撮らなくてはならないが、コンパクトデジカメのマクロで撮ると被写界深度が深く、背景も表現できる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?5?00秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?8.サカハチチョウ夏型 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
サカハチチョウは春型の方が撮る機会が多いが、夏型の装いの方が好きだ。イタドリの花に来ていた。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?1600?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 9.クジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
  湿原の草地に咲くノアザミの花に鮮やかなクジャクチョウが止まっている。何とか背後に広がる湿原を映しこみたかったが、如何せん蝶までの距離が離れていた。しかし、これはこれで良い写真になったと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
  絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャノメチョウ 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
  ルドベキアという花でジャノメチョウが吸蜜していた。ジャノメチョウは関東周辺のゴルフ場などで、ゴルフを楽しんでいる折にもしばしば見かけるほど珍しくもない蝶だが、なかなかきれいに撮れない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?640?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ヤエヤマムラサキ 2010年1月29日 グァム島マンギラオ・ゴルフ・クラブ
  マンギラオ・ゴルフ・クラブでアウトコースのプレーを終え、スルーで、海沿いのコースが広がるインコースへ向かう。途中、赤い花をつけた樹があり、そこに黒い蝶たちが集まっていた。前の組と少し詰まっていたので、同伴者に頼んで少しのあいだ写真を撮らせてもらった。花はテイキンザクラといい、マルバネルリマダラも好きな花だ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/?640秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.高原のクジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の青空のもと、広々とした八島が原湿原を背景にクジャクチョウを狙っていた。もう少し翅表が見えるような位置にいてくれたらなお良かったのだ。こういう写真は被写界深度の深い広角レンズで蝶に寄って撮るのだが、レンズの焦点距離が短いコンパクト・デジカメのワイド端のマクロは、腕を伸ばしてモニターで撮影できることもあって、画質こそ期待できないが、その代わりをしてくれる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?125秒 ?10?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?補3.ミヤマシジミ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原?
?ヒメシジミと良く似ているがこれはミヤマシジミのようだ。後翅の黒班がつながっている。 ?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.?ウラナミシジミ 2010年10月16日 横浜市舞岡公園 
?セイタカアワダチソウなど秋の花が咲く舞岡公園で、コセンダングサの花で吸蜜していたウラナミシジミが翅を開いてくれた。背景のボケもきれいでファンタジックな写真になった。?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?640?秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし


?

2015年11月16日

秋深まる舞岡公園 11月4日

朝夕は寒くなり秋が深まった感があるが、ここ数日、日中の気温は20℃くらいまで上がる好天が続いている。
 しばらく舞岡公園へ行っていなかった。見られる蝶も少なくっていることだろう。11時ごろ自宅をマイカーで出かけ、2時間ほど紅葉が始まっている舞岡公園を歩いた。駐車場の周りの木々が色づいてきている。公園の中に入ると、ちらちらと飛ぶ蝶がいた。ムラサキツバメだ。高いところで静止する。カメラを頭上に上げ、バリアングル・モニターで撮影する。
 歩いているとコジュケイの鳴き声が聞こえる。公園には赤い実を付けている木々がある。残念ながらその木の名前が解らない。帰宅してからインターネットの木の実の図鑑などでで調べてみた。
 この日見た蝶はキタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ,ムラサキツバメ,キタテハくらいだった。相変わらずヒメアカタテハは見ることができなかった。多くのボランティアの方々が公園内の柵を治したり、保護ロープを張り替えたり、作業をされていた。

1.駐車場の木々
駐車場に車を停めて、あたりを見回すと駐車場の周囲の木々が色づき始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/200秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ムラサキツバメ -1
駐車場から舞岡公園に入る橋を渡ると梢の上でちらちら飛ぶ蝶がいた。止まったところを見るとムラサキツバメだった。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ムラサキツバメ -2
ムラサキツバメはもう1頭いた。高い葉の上に止まり開翅する。♀のようだ。こちらの方は尾状突起もまだ付いている。一旦ファインダーから外れてしまうと、再び捉えるのに時間がかかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.3 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.マユミの実
今の季節、赤い実がなる木が多い。しかし、残念ながらその木が何という木なのかが良くわからない。これは後で調べてマユミの実であることが分かった。ウィキペディアによるとマユミは材質が強い上によくしなる為、古来より弓の材料として知られ、名前の由来になった。この木で作られた弓のことや、単なる弓の美称も真弓という。和紙の材料にもなったが、楮(コウゾ)にとって代わられた。現在では印鑑や櫛の材料になっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ガマズミ
?ハナミズキなどよく似た赤い実を付ける木がある。葉の形状を頼りに調べてみたところ、どうやらガマズミのようだ。漢字で莢?と書き、「?(ずみ)」は 染めをあらわすそうだ。?wikipediaによれば、花期は5-6月?で?白い小さい花の花序を作る?というがよく思い出せない。?晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。焼酎に漬けて果実酒にも利用する。?来年の花の咲くころ確認してみたいと思う。?

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.トウガラシ
古民家の軒先に唐辛子が干してあった。二人ずれのご婦人がどちらからともなく、近くにいたボランティアのかたに「これは売っていただけるのですか」と尋ねていた。答えは「事務所で聞いてください」と。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.古民家の囲炉裏
普段は覗いても見ない古民家の中にはこんな囲炉裏があった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/80秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.イチモンジセセリ -1
今年は9月を過ぎたころからイチモンジセセリばかり撮っている気がする。そのイチモンジセセリもだいぶ擦れてきた。この花はタムラソウだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.イチモンジセセリ -2
イチモンジセセリの背後にはススキの穂と谷戸が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ヒメジョオン
ヒメジョオンとハルジオンは区別するのが難しい。しかし両種には開花期にずれがあり、4~5月に咲くのは、ハルジオン。ヒメジョオンは、5月から晩秋までという。したがって今頃咲いているのはヒメジョオンだ。漢字では姫女?と書く。wikipediaによれば、「姫」は「小さい」、「女?」は「中国産の野草」を表す。小さいシオン(紫?)の一種であり、別種のヒメシオンと区別するために「ヒメジョオン」という名前が付いたという説もある。ハルジオンは春紫苑と書く。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.野菜畑に飛ぶモンシロチョウ♀
通りかかったご婦人が「コマツナだ!」と言われていた。モンシロチョウの食草はキャベツなどのアブラナ科である。もう少しローアングルに構えて野菜畑の広がりを入れられれば良かったのだが。被写体まで遠く、畔があってカメラを下げられない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -1
夏に生まれるベニシジミは前翅のオレンジ色が暗くなるが、このベニシジミは春に生まれるベニシジミのように鮮やかなオレンジ色だ。そばに飛んでいた別の擦れたベニシジミはこの個体に比べると小さくて、前翅のオレンジ色が暗かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -2
谷戸を背景にコセンダングサ(小栴檀草)で吸蜜するベニシジミを撮った。コセンダングサにはウラナミシジミなども来るが、この日はチャンスがなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.キタキチョウ
このキタキチョウは前翅裏面の亜外縁上部の黒い斑紋が顕著に表れている。低温期型なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.キタテハ秋型
毎年この時期にはたくさん飛んでいるキタテハだが、この日見掛けたのはこの1頭だけだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.ムラサキツバメ♀
帰りがけに先ほどムラサキツバメがいた梢の枝を揺すってみたら1頭が飛び出した。前翅外縁部が擦り切れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.色づく葉
まだまだ部分的ではあるが葉がきれいな色になってきた。何という木か良くわからないがウルシの仲間で紅葉時期が比較的早いヌルデかも知れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月22日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (2) 9月12日

この頃舞岡公園へ行くと今まで目につかなかったごく小さい花が気になるようになった。視力が衰えたので肉眼ではどんな花なのかよくわからないが、ファインダーを通してみるとそれぞれなかなか魅力的だ。

小谷戸の里から再び柿の実が成ってところへいく。まだ、アカボシゴマダラが乱舞していた。さっきのゴマダラチョウはどこへ行ったかと探すと、ちょっと離れた木の枝に止まっていた。さっきの熟した柿の実はと思って見てみると何やら違う蝶が来ていた。肉眼では同定できず、P610のファインダーで覗いてみたところコムラサキだった。この季節にここでコムラサキに出会うなんてラッキーだ。キタテハの秋型もやってきてアカボシゴマダラと3種がひと盛りになった。

かっぱ池の方へも行ってみる。前回来たときは干上がっていた池には水が蓄えられていた。そして、ヒヨドリバナで吸蜜するツマグロヒョウモンの?♀を撮り、最後にもう一度熟した柿の実のなる木を見上げて、帰路に着いた。この日は駐車代が少々かかってしまったが、有意義な時間を過ごすことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ママコノシリヌグイ
小さなピンクの花が咲いていた。調べてみたらママコノシリヌグイという。漢字では「継子の尻拭い」で、この和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くというたとえから来ているという。名に似合わず可愛い花だ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミズヒキ
多くは日陰に生えている。上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の「水引」に見立てているそうだ。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.コミスジ -1
古民家の裏手で久しぶりにきれいなコミスジを見た。胴体の玉虫色の金属光沢が映える。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 ?116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コミスジ -2
前の写真と同じ個体。横向きの姿を撮った。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/105秒 ?116mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ベニシジミ
白い花がすっ飛んでしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150922_006.jpg 30.フジカンゾウ
名前の由来は花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(カンゾウ:著名な漢方薬)に似ているという所からきているそうだ。花の輪郭が捉えにくく、ピントが合っているのかどうかわかりにくかった。もっとシャープに撮らなくてはいけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ウメモドキ
古民家の裏庭ではウメモドキ(梅擬)の紅い実が鮮やかだ。果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っていて落葉後も赤い実が目立つ。和名は、葉がウメの葉に似ていることや初夏に咲く花もウメに似ていることに由来するそうだ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ?70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヤマボウシの実
ミドリシジミの頃、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える花が咲くヤマボウシ(山法師、山帽子)の実だ。この実は食用になるという。wikipediaによれば、果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがあって、果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感があるそうだ。飲んだことはないが、果実酒にも適するとされる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ゴマダラチョウさっそうと
柿の実にゴマダラチョウを探した。いない。ふと近くの枝を見るとさっそうとゴマダラチョウが止まっていた。アカボシゴマダラの勢力に圧倒されているが、ゴマダラチョウに頑張ってほしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.コムラサキ
熟した柿の実に目を戻すと何やら見慣れぬ趣の蝶が来ている。肉眼ではなんだかわからない。P610のファインダーで見てコムラサキだと分かった。もう9月も半ば過ぎだというのに、それほど傷んでもいない。暖かいところでは年に3?4回発生するという。とすればこの個体は第2化か第3化か?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.3種盛り
蝶たちはこの柿の実が美味しいらしい。左からキタテハ秋型、アカボシゴマダラ、コムラサキ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.コムラサキの紫
コムラサキはちょうど陽の光が前翅に当たる位置へ移動してきた。その翅が紫色に輝いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.クズ(葛)の花
かっぱ池の方へ行く。途中、クズの花が咲いていた。クズは根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。ウラギンシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒガンバナ(彼岸花)
マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいう。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。wikipediaによれば曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来するというが仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものだそうだ。瓜久保で咲いていた。ジョロウグモがいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/15秒 98mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.水が戻ったかっぱ池
8月18日に来たときは池の水は干上がっていて、地面がひび割れしていたが、ここのところの大雨で水が戻ってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.ツマグロヒョウモン♀
ヒヨドリバナでツマグロヒョウモンの♀が吸蜜していた。しかし、今年は舞岡公園で見るツマグロヒョウモンは極めて少ない。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカボシゴマダラ
また、例の柿の木のところに戻ってきた。大きなアカボシゴマダラだった。ゆったりと止まっていたので撮り易かった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?95mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.柿の実とゴマダラチョウ
ちょっと離れた柿の実にゴマダラチョウが止まって吸汁していた。この柿も良く熟れているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -1
食事に飽きて一休みというところか。.

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒 ?75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -2
同じ個体。今度は近づいてP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 45.アカボシゴマダラが3頭
例の柿の実にアカボシゴマダラが3頭集まって吸汁している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 46.たわわに実る稲穂 小谷戸の田んぼでは、稲がたわわに実を付けていた。


Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 47.ヒカゲチョウ
駐車場への戻り道、ここは何時もヒカゲチョウが飛び出すところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段


2015年9月 9日

人もいない、蝶もいない 保土ヶ谷公園 9月4日

久しぶりに青空が見え、太陽が顔を出した。昨日までの涼しさは何処へやら、真夏の暑さが戻ってきた。
郵便局へ行く用事があったので、ついでに久しぶりに保土ヶ谷公園を探ってみようと思いP610を持って出かけた。しかし、天気予報では天候の急変があるという。自分は濡れても大丈夫だろうが、P610は濡らしたくない。ビニール袋と Quilting Pouch をポケットに突っこんでいった。

法性寺の階段を上がって、保土ヶ谷公園にでた。公園の入り口にはキバナコスモスが咲いている。アゲハの♀がいたが、いても良いはずのツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハの姿がない。時期的にまだ早いのだろうか。いつもは年配のかたがたの姿を多く見かけるが、ほとんど見かけない。人もいない、蝶もいない・・・

いつものようにバス通りの下にある「森とせせらぎゾーン」の一番奥まで行って、梅園の前を通って上に上がり、噴水の前の花壇で蝶を探してみたが、イチモンジセセリとベニシジミがいる以外、得るものはなかった。途中通ってきたテニスコートでは、炎天下にもかかわらずプレイを楽しむ人が多かった。テニスは例外のようで楽しさは暑さを凌駕するのか。

1.アゲハ♀とキバナコスモス
オレンジ色も鮮やかにたくさん咲いているキバナコスモスの周りを一匹のアゲハが飛んでいた。花には目もくれず、根に近い若い葉に腹端を曲げて産卵姿勢をとっている。このときは、恥ずかしながらアゲハがときにキバナコスモスに産卵し、成育することを知らなかった。(参照:「原色日本蝶類図鑑」保育社)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?160秒 ?72mm ISO?100? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
2.キバナコスモス
キバナコスモスの花期は6月?11月と長い。原産地はメキシコで、日本へは大正時代の初期に渡来したそうだ。秋になるとこの花には多くの蝶が訪れるはずだが・・・

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?4.2 1/?1600秒 ?11mm ISO?100? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
3.タマスダレ
撮ってきた写真をパソコンのモニターでチェックしていて、傍にいたかみさんに「この花なんだ?」と聞いてみた。「タマスダレじゃないかな?」という。なんだか花の姿と名前が合わないような気がしたが、ネットで検索してみたところ「ピン・ポン」当たりだった。タマスダレ(玉簾)という和名は、白く美しい花を「玉」に、細長く円柱状の葉が集まっている様子を「簾」に譬えたものであるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?250秒 ?4mm ISO?100? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
4.タブノキ
ここにこんな大きな木があることを知らなかった。樹齢200年という。高さは15m位はあるのではなかろうか。この樹の前には「タブノキ広場」といって、ベンチが並べられている。横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?250秒 ?4mm ISO?100? ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ
「森とせせらぎゾーン」の池の縁にハクセキレイがいた。なかなか5m以内には近づけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?320秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
6.白いブッドレアとイチモンジセセリ
昨年の9月15日に来たときは、この花に複数のミドリヒョウモンが来ていたが、この日はイチモンジセセリだけだった。ブッドレアは蝶が好んで集まることから別名「Butterfly bush」とも言われるそうだ。和名はフサフジウツギ「房藤空木」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?4.8 1/?640秒 ?19mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;
7.「森とせせらぎゾーン」
「森とせせらぎゾーン」の一番奥まできた。さらにこの先はプールになっている。右側(北側)にはテニスコートが5面あり、そこでは打球音が響き、多くの方々がテニスに興じられている。しかし、そこで180度振り返り、今歩いてきた「森とせせらぎゾーン」を振り返ると、いつもみられる親子連れや、散策する年配の方々の姿がまったくない。午後1時半すぎ、一番暑い時間帯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.3 1/?1250秒 ?4mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段?
;クリックすると大きな写真になります。
8.花壇の蝶 -1 梅園の前の階段を上がり、バス通りを渡って、サッカー場の脇を通り噴水広場に出た。噴水広場の花壇は良く手入れがなされていて、可憐な花が咲いている。蝶はイチモンジセセリだけが目立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?640秒 ?81mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.花壇の蝶 -2
離れた花にイチモンジセセリ?ではない蝶が止まっている。肉眼では同定できない。ファインダーで望遠端にズームしてみるとベニシジミだった。小さいがきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?6.5 1/?400秒 ?258mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.花壇の蝶 -3
キバナコスモスでストローを伸ばすイチモンジセセリ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?400秒 ?161mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.帷子川の鯉
相変わらず大きな鯉が泳いでいる。大部分の鯉は黒いが一匹だけ鮮やかな鯉がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?200秒 ?90mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.カルガモ
この時期はカルガモしかいない。4羽ほどそれぞれの石の上に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6 1/?250秒 ?143mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.ヤマトシジミ
イチモンジセセリとともにヤマトシジミが多くなってきた。道端に置かれた植木鉢の花の周りを飛んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?3.5 1/?1000秒 ?5mm ISO?100 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年8月21日

秋が近づく舞岡公園 8月18日

昨日は久しぶりに雨らしい雨が降った。時々、日は差すものの曇り空だ。さすがに気温も下がっていた。

5月、6月と足しげく通ったが、7月は一度も行っていなかった舞岡公園へ行ってみようと思う。そろそろクサギの花が咲くころで、そこに集まる黒いアゲハの夏型を撮ろうと思う。

いつものように駐車場に車を停め、公園へと歩きはじめる。谷戸までの道はキタキチョウくらいしか飛んでいない。田んぼは稲が実り、鳥たちから守るためにネットが掛けられていた。秋の気配を感じる。蝶は少ないが、新鮮なイチモンジセセリが飛び始めている。

小谷戸の里にクサギの花が咲く頃だ。近くへ行くとクサギ独特の匂いがしてきた。これは黒いアゲハたちが来るだろうと期待したのだが、来ていない。もう一か所、奥にもクサギの木がある。そちらに行ってみると、カラスアゲハとクロアゲハがいた。割ときれいな個体だった。クサギの花は傾斜地の上の方で咲いていて、吸蜜に来る蝶を撮りにくい。そのアゲハたちもクサギを離れてしまった。また、もとのクサギの花へ戻る。ボロボロのモンキアゲハの♀が来ていた。しばらく粘ってみたが、他には来てくれなかった。

いつものように、狐久保へ行く道を入り、また戻って、瓜久保ヘいった。瓜久保のかっぱ池は昨日雨が降っているのに干上がっていた。帰り道でもう一度古民家のクサギの花を見て行った。ナガサキアゲハ、モンキアゲハが来て、ようやくナガサキアゲハを撮ったが、良い写真は撮れていない。

この日、それらの蝶のほかに、数は少ないながら見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジチョウ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ、モンシロチョウ、ヅバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ムラサキシジミなどだったが、アカボシゴマダラの数は少なく、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハは全く見られなかった。秋には出てくるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタキチョウ
ハギの花の周りをキタキチョウたちが飛んでいる。♂の黄色はとても鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.実りの秋
谷戸の田んぼのイネには実が育っている。鳥たちに食べられないように広範囲にネットが掛けられていた。そろそろ、案山子たちも出てくるだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジセセリ
小谷戸の里へ行く途中の道端の低い草の上を、新鮮なイチモンジセセリが飛んでいた。発生初期なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツバメシジミ
擦れたツバメシジミが元気に飛んでいた。暑い夏を生き延びてきたのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 8mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ユウガギク
マーガレットを小型にしたような花が咲いていた。「柚香菊」と書く。一般に野菊と呼ばれる種類の1つである。 和名の由来は、柚に似た香りのする菊ということからきているとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤブガラシ
この花は蝶の好きな花だ。特にアオスジアゲハが良く吸蜜にくる。しかし、この日、アオスジアゲハを見なかった。和名の「藪枯らし」と書くが藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示しているそうだ。wikipediaによれば、別名ビンボウカズラ「貧乏葛」とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。どれも邪魔者扱いである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.サルスベリ
小谷戸の里の入り口を入ったところに一本の百日紅の木があり、いま、見事なピンクの花を咲かせていた。サルスベリは「百日紅」書くが、「猿滑」とも書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クサギの花
私はこの花が咲くのを毎年、待ち望んでいる。8月の中頃から咲くこの花には黒いアゲハたちが良く集まってくるからだ。クサギ「臭木」の花は傍に行くと独特の匂いが漂うが、嫌いな匂いではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 9mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里に咲くオミナエシ
秋の七草「女郎花」が咲いていた。キタキチョウがその周りを飛んでは花に止まり吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.トウギボウシ
オオバギボウシともいう。「唐擬宝珠」。花は下向きに咲いているので、ローアングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花に来たクロアゲハ
裏面では雌雄の区別が難しいが、後翅の赤い斑紋からすると、♂のようだ。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.クサギの花に来たカラスアゲハ♀
やっと近くの花に来てくれたが、良い写真は撮れなかった。クサギの花ではじっと留まって吸蜜せず、ホバリングをしながら吸蜜し、花から花へすぐ移っていく。このカラスアゲハは♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 72mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.クサギの花に来たモンキアゲハ
最初のポイントのクサギの花で吸蜜をしていた。しかし、大きく破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 197mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンシジミ
夏のウラギンシジミはこのように路上で吸蜜するものが多い。こういう時は開翅して止まってはくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.トロロアオイ
「黄蜀葵」。一日花で、夕方早い時間に閉じる。根の部分が粘っこいらしい。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。この植物から採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用されるそうだ。大きな花だった。次に咲く蕾が、咲いている花の後ろにいっぱい付いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ガビチョウ
餌を咥えたガビチョウが目の前を横切って茂みの中に入って止まった。見るとそこにはもう一羽ガビチョウがいて、自分が加えてきた餌を口移ししていた。残念ながらそのシーンを撮ることはできなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 54mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミ
チダケサシの花にきれいなベニシジミが止まっていた。箱根湿生花園ではこの花でミドリシジミも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.干上がったかっぱ池
この様子を見たときは、今年の夏の暑さを一層思い知らされた。昨日はここも久しぶりに雨らしい雨が降ったはずなのに、このありさまである。蓮の花はどうなってしまうのかな。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.カワセミ
帰り道、もう一度クサギの花を見て行こうと小谷戸の里を歩いていたら、瑠璃色の鳥が前を横切って10m位先の小枝に止まった。カワセミだ。こちらを向いて止まったので背中の瑠璃色の翅が見えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.クサギの花に来たナガサキアゲハ♂
ナガサキアゲハがクサギの花に来たのを見るのは初めてだった。擦れていないきれいな個体だった。撮った時は気が付かなかったが、向こう側にもう1頭いるようだ。帰りに小谷戸の里のクサギを見に来てよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ヤマトシジミ♀
この頃なぜかヤマトシジミを見る機会が少なくなっているような気がする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀
この日も駐車場の植え込みにムラサキシジミがいた。待つことしばし、やっと開翅してくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2015年7月 3日

梅雨の晴れ間 舞岡公園 6月10日、15日

6月10日も舞岡公園に出かけた。前日は雨だったが、10日は梅雨の晴れ間になった。そろそろ舞岡公園の平地産ゼフィルスも終わりと思いこの日も早朝に家を出た。舞岡公園に着いたのは7時半、天気予報ではからっとした晴れということだったが、日は射しているもののじっとりしている。最初のポイントでミドリシジミを見ることができなかった。次のポイントでも見付けることができない。行ったり来たりして探したが、まったく姿が見えない。最後にかろうじてウラナミアカシジミを撮って、10時には帰路に着いた。

この日の夜、ある方のブログを開いてみると、12時ごろ10頭ほどの♀が開翅して、産卵をしていたと記されているのを見た。朝早ければよいというものではないようだ。

今シーズン、舞岡公園の平地産ゼフィルスはアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミの4種を撮った。あと、オオミドリシジミとウラゴマダラシジミが残っている。オオミドリシジミは少々難しかろうが、ウラゴマダラシジミには会っておきたい。

6月15日、雨の予報だったが、陽も顔を出している。特に予定もないので、舞岡公園へ行くことにした。この日は、朝駆けはやめて、ゆっくりと出掛けた。自宅から舞岡公園までは片道、約14km、30分?40分かかる。

ようやく開き始めたアカメガシワの花にミドリシジミが吸蜜に来ていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ベニシジミ -1
ベニシジミは3月下旬ごろから春型が発生する。これは第2化の夏型だろう。春型が前翅のオレンジ色が鮮やかなのに比べ、夏型はそれが黒ずんでくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.イチモンジチョウ
この時期、南門から古民家への道筋で良く見かける。「原色日本蝶類図鑑 保育社」によればこの蝶は通常年3回発生するという。良く似たアサマイチモンジは舞岡公園にはいない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/125秒 215mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ -2
今年の春はベニシジミが少ないなと思っていたが、この日は多く見ることができた。明るく開けた場所の野の花で良く吸蜜する。飛ぶときはとても素早く、ベニシジミと判別するが難しいことがある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラナミアカシジミ
今シーズンはウラナミアカシジミを見る機会が多かった。この蝶が止まって翅を開いている姿は見たことがなく、飛んでいる時にしか翅表を見ることができないが、表はアカシジミと同じように全面オレンジ色をしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ルリシジミ♀
ここからは6月15日撮影分。先週はルリシジミの新鮮な♂が飛ぶのを良く見かけたが、この日は♀が休むところを撮れた。大分擦れてしまっていて、右前翅の角が破損している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.樹液 ヒカゲチョウ
この樹は以前は良く樹液が出ていて、アカボシゴマダラやサトキマダラヒカゲが群がっていたが、ここ数年、樹液が出なくなったのか、蝶が集まるのを見なくなってしまっていた。久しぶりにヒカゲチョウが来ているのを見た。しかし、他の虫たちは見られず、あまり樹液が出ているとは思えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ミドリシジミ♂
もう11時を過ぎていたがミドリシジミが止まっていた。今日は♀が翅を開いたところを撮りたいと思っていたが、"襟元"に緑色の金属光沢が見えるので♂のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンシジミ♂ 夏型
ウラギンシジミの♂が路上を飛び回って、吸水しようとしている。止まるのだが、なかなか敏感で、ローアングルで奥に公園の道を入れて撮ろうとしたが、すぐ飛び立ってしまう。越冬したウラギンシジミから生まれた今年の第1化だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.モンキチョウ
元気な♂が大好きなアカツメクサに来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカメガシワで吸蜜するミドリシジミ
6月5日に来たときはまだ、ほとんど咲いていなかったアカメガシワだが、10日後のこの日は、雄花がきれいに咲きそろっていた。そこにミドリシジミが吸蜜に来ている。2頭見かけた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -1
葉上で休むミドリシジミ。定かではないが♀だと思う。しばらく待ったが翅を開いてくれなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。少し移動したが、翅は開かない。この日もウラゴマダラシジミには会えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ムラサキシジミ
駐車場へ戻っていきた。ムラサキシジミがちらちらと飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ムラサキシジミ 開翅
前の写真とは別の個体。翅を開いて見せてくれた。♂の開翅シーンを撮りたいが♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年6月26日

朝の舞岡公園 6月5日、7日


翅を開いたミドリシジミの♂を撮っておきたかった。朝早く行かなければならない。

6月5日は家を7時45分に出発した。公園に着いて歩きはじめると、入口で遠くに赤いシジミチョウがひらひらと弱々しく飛んでいる。目線を切らぬようにして近づいてみると、ウラナミアカシジミだった。

少し時間をかけて撮影したあと、公園の中へと歩き出す。ひとりのかたがカメラを向けられていたので、何がいるのかなと近づいて行ったら「ミドリが開いてますよ」と教えていただいた。角度も良く、独特の金属的な光沢が鮮やかだった。残念ながら少し遠かったのでD5300のマクロレンズで撮るのは諦めて、P610で撮った。215mmで撮ったが、35mm版換算すると1200mm相当の大きさで撮れる。解像力も良いし、ボケもきれいだ。

この日は他のポイントでも2頭の♂の開翅が撮影できた。 何人かのゼフィルス愛好者がいらっしゃったが、この時期は、普段、野鳥を撮られているかたもゼフィルスを撮りに来られている。その中のおひとりの女性が、「あそこにミズイロオナガシジミが2匹いますよ」と教えてくださった。なかなか探せ出せない。ようやく居場所が分かったが、かなり遠い。10m以上先である。P610で目いっぱい伸ばして撮った。その方は「朝はもっと多かったですよ」とおっしゃるので、何時ごろですかと尋ねたところ、8時前だそうだ。

そこで、翌々日の6月7日、7時半に公園に入った。しかし、蝶はなかなか姿を見せず、8時過ぎになって少し気温が上がってきたところで、ようやく蝶が飛ぶのを見られるようになった。あまり良い位置からではなかったが、ミドリシジミの♀の開翅シーンを撮ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミアカシジミ -1
8時20分ごろ、舞岡公園に到着した。入口近くで、赤いシジミチョウがひらひら飛んでいるのが見えた。近寄って撮る。ウラナミアカシジミだった。舞岡公園ではあまり多く見ることがなかったウラナミアアカシジミがあっさりと撮れてしまった。これで今シーズン4種目の平地産ゼフィルスだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミアカシジミ -2
前の写真と同じ個体。一旦飛び立って、またすぐ止まった。良く見ると少し擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.翅を開いたミドリシジミ♂
ミドリシジミのポイントに向かって歩きはじめると、一人のかたが下草に向けてレンズを向けていらっしゃった。「ミドリが開いてますよ」と教えてくださった。距離は少し離れているが、こちら向きに開翅していて、角度も良く、金属光沢のある緑色の翅が輝いていた。お礼を言って、数ショット撮った。P610で35mm版換算で1250mm相当の大きさに撮れる。ここでも手振れ補正が効果的だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/125秒 215mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ
30分後、移動した別のポイントでも数頭のミドリシジミがいた。カメラマンも5~6人集まってきた。翅を閉じていると♂か♀かが分かりにくい。望遠端(35mm版相当 1440mm)で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ開翅
これは、別の個体だ。これも遠くで開翅している。蝶の前から撮ると金属光沢の輝きが冴える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカシジミ
カメラマンの皆さんはミドリシジミに夢中で、アカシジミには見向きもしない。少し離れたところで下草に止まったところを撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.翅を開いたミドリシジミ♂ 3頭目
再び元のところへ戻る。梢の間からミドリシジミが開翅しているのが見えた。葉が重なっていて狙い難いが、何とか三角形の隙間から撮る。うまくフォーカスできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 161mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミドリヒョウモン
普段は鳥の観察をされているのだろうか、双眼鏡を首からかけたご婦人がいらっしゃたが、その方が「向こうの田んぼにギンボシヒョウモンが止まっていますよ」と言われた。周りにいた数人のゼフィルス愛好者から、驚きの声が上がった。ギンボシヒョウモンがここにいたら一大事である。みんなが驚いたので、持参されていた日本チョウ類保全協会編の「フィールドガイド 日本のチョウ」を取り出されて、再確認されているようだった。結論はミドリヒョウモンだろうということになった。まだ、「止まっていますよ」と言われているので行ってみた。確かにミドリヒョウモンだ。舞岡公園では、秋には擦れたミドリヒョウモンを見ることはあるが、この時期にこんなきれいな個体を見るのは初めてだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミズイロオナガシジミ開翅
また元のところへ戻る。先のご婦人が「あそこにミズイロオナガシジミ2頭いますね」と教えてくださった。指を差されたところを必死になって見るが、止まっている位置が分からない。双眼鏡をお借りして、「ちょっと高い草の葉の右斜め下」と言われたところを探し、やっと確認することができた。今度はP610のファインダーで探すのが一苦労。その上にもう1頭いた。これが精一杯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミアカシジミ -3
午前10時、満足してそのポイントを離れ、最初のポイントへ戻ってみようと歩き出す。途中、ウラゴマダラシジミでもいないかなとちょっと右へ入ってみると、ウラナミアカシジミがいた。今シーズンはウラナミアカシジミに多く会えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
アカメガシワはまだほとんど咲いていない。ルリシジミが僅かに開いている雄花に止まっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 161mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ♀
きれいなB型の♀が開翅していた。目の前だったので、マクロで撮ろうと寄ったところ、翅を閉じてしまった。しばらく待っているがなかなか開いてくれない。そのうち、傍をジョギングする方が勢いよくと走り抜けられた。そのB型は飛び立って梢の高いところに行ってしまった。残念!

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ルリシジミ♂ 開翅
もう一度早く出かけた6月7日の朝8時、なかなか翅を開いて止まってくれない新鮮なルリシジミが開翅してくれた。残念ながら角度が悪く、きれいなブルーは撮れなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ♀ -1
折角、朝早く行ったのにこの日はなかなかミドリシジミが現れない。8時半を過ぎて、気温が上がってきたところで活動が始まった。目の位置より高い葦の葉の上に、ミドリシジミの♀が止まって翅を開いた。オレンジ色は薄いがAB型のように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15..ミドリシジミ♀ -2
前の写真とは別の個体である。これも位置が悪く上手く撮れない。はっきりしないが、これもAB型のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラギンシジミ
梢の高いところでウラギンシジミが何かにスクランブルをかけ、飛び回っては葉上に止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミとオカトラノオ -1
オカトラノオが咲き始めた。この花は蝶が好む。第2化のベニシジミがさっそく吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ベニシジミとオカトラノオ -2
同じ個体。花序全体が入るようにしてP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2015年5月10日

多摩川河川敷を歩く(2) ギンイチモンジセセリ編 4月28日


 野猿街道が多摩川を跨ぐ橋を渡りきるのに約6分かかった。渡り終えて、少し上流へ移動し、河川敷に下りた。ススキのあるところでは、ギンイチモンジが飛んでいる。数も多い。しかしなかなか、シャッター・チャンスを与えてくれない。ここでもミヤマチャバネセセリを撮った。

  河川敷を歩くと、さっき電車で渡った京王線の鉄橋が近くなってきた。昼近くになってやっとギンイチモンジセセリが静止するチャンスがあり、撮れるようになった。多くは草の茎に止まる。

 やがて、京王線の鉄橋をくぐって、都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋へ出る。この手前にでは、ギンイチモンジセセリも見られ、また、生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。橋をくぐる。ここから先の河川敷にはススキの林の中にハルジオンが咲く道があり、ギンイチモンジセセリがそのハルジオンに吸蜜に来ていた。

  さらに下流に進むがあまり良いポイントはなく、南武線の南多摩駅までの道のりは長かった。南多摩駅の駅前の蕎麦屋で冷たいビールでのどを潤し、ざるそばを食べたのは、午後3時だった。

;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
やっと草の茎に止まってくれたギンイチモンジセセリが撮れた。きれいな個体だった。ギンイチモンジセセリは1属1種、「鼻」が突き出た感じで他のセセリチョウ科の蝶とは少し様子が違う。後翅の銀色の線は夏型よりこの春型の方が目立つという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
オオイヌノフグリに止まった。しかし、長くは止まっていない。蝶たちは私の膝より低いところを飛び回り、止まることが多い。どうしても屈みこんで撮るが、屈んだり立ったりで足腰に負担がかかる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ -3
この個体はお腹が太い。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ナガミヒナゲシ
道端にナガミヒナゲシの花が咲いていた。日本では帰化植物として自生している。日本の在来動植物を駆逐するかもしれない恐ろしい宿敵とも言われる。繁殖力が強く、その威力は、膨大な数の種子によるもので、花の後には必ず結実し、1,000?2,000個もの微粒の種子をばら撒くそうだ。花弁の上にいる緑色のものは何かの幼虫だろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ギンイチモンジセセリ -4
このような姿勢で草の茎に止まることが多い。この個体もお腹が太く♀のようだ。午前中は止まらなかったギンイチモンジセセリが、午後になってこのように止まることが多くなった。羽化して間もない♀なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -1
鎌倉街道の端の手前でオレンジ色も鮮やかにツマグロヒョウモンが飛んでいた。葉の上に止まって撮らせてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -2
HS50に持ち替えて、広角端で同じ個体を撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ススキの群落
都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋を超えるとススキの群落があった。その中に開かれた小道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ギンイチモンジセセリ -5
ギンイチモンジセセリがハルジオンの花に吸蜜に来た。昨年も同じような光景に出会っている。胴が細くどうやら♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ギンイチモンジセセリ -6
前の写真と同じ場面であるが、連写で撮っていたら、ピントはその分外れてしまったが、花から離れようと飛び上がったところが撮れた。表面は黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ギンイチモンジセセリ -7
♂は発生時期が早いのか少し擦れてきている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ギンイチモンジセセリ -8
裏面は黄褐色だが、前翅の下側、後翅と重なるところは黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ギンイチモンジセセリ -9
HS50に持ち替えてこんな写真が撮れた。手前に1頭と、奥のハルジオンの花でも1頭が吸蜜している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ギンイチモンジセセリ -10
ちょっと待っていると入れ代わり立ち変わりハルジオンの花にギンイチモンジセセリが止まりに来る。どうやらハルジオンにくるのはみんな♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ギンイチモンジセセリ -11
♂の比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリもハルジオンに来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ベニシジミ
ベニシジミも元気に飛んでいる。飛び方は素早く、私の動体視力では捕捉するのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.モンキチョウ
襟回りのピンクがきれいだし、眼がとても大きい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ツバメシジミ♂
先日、舞岡公園でうまく撮ることができなかったツバメシジミを、止まって落ち着くのを待ってやっと撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.南武線鉄橋
ようやく多摩川に架かる府中街道の府中市と稲城市を結ぶ橋を渡る。渡りきるのに約7分かかった。この橋をまっすぐ進むと南武線の南多摩駅。その南多摩駅へ向かう南武線の電車が鉄橋を渡っていく。時刻は2時半、喉も乾いて、腹も減った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし


2015年5月 3日

Petite Fleur et Petite Papillon 舞岡公園 4月23日


 急に暖かくなった。久しぶりに舞岡公園へ行ってみた。
  この日はベニシジミ春型やツバメシジミのきれいな個体を90mmマクロで撮ろうと思って出かけたのだが、残念ながらタイミングが合わなかったようだ。ベニシジミはすでに破損した個体が多い。ツバメシジミはその姿さえ見ない。舞岡公園の蝶は少なくなっていると思わざるをえない。それでも、この日は珍しくクロコノマチョウが飛んでいるのを見かけた。すぐ追いかけたが、見えなくなってしまった。黒くて大きな蝶がわさわさと飛ぶ感じで、ちらっと前翅先端のオレンジ色が見えた。このほか、ツマキチョウ、キアゲハ、アゲハ、モンキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミ、ベニシジミ、コチャバネセセリを目撃したが、数は少ない。

 一方、谷戸を歩くと小さな草花が咲いている。蝶が少ないので、これらの小さな花を見て歩く。先月末に来たときに咲いていたキフジ、コブシ、サンシュユ、ミツマタ、ボケ、マンサクなどと入れ替わり、季節はどんどん進んでいる。この分だとウツギやタニウツギが咲きだすのも早いかも知れない。

 必ずしも小さな草ばかりに咲く花ではないが、この時季の花を撮ってきた。私は植物の名前をあまり知らないので、名前を調べるのに苦労した。それらの花を並べてみる。?撮影のデータは省略するが、D5300+TAMRON 90mm と FUJIFILM FINEPIX HS50で撮った。どちらで撮ったかは写真を見ればお分かりになると思う。

150503-2_001.jpg このタニウツギの木は何年か前に剪定され、2?3年花を付けなかったが、昨年ごろから再び花を付けるようになった。ゴールデンウィークの頃にはモンキアゲハやナガサキアゲハが来ていたが今年はどうだろうか。谷戸にタンポポが咲いていた。まだ開き切らない花もあり、良く見るとセイヨウタンポポと少し違うようだ。
150503-2_002.jpg
これはセイヨウタンポポだろう。小さなバッタ?体長3mmほどだ。ハハコグサ(母子草)は春の七草の一つだ。
150503-2_003.jpg
カラタチはアゲハの幼虫が食べる。良くアゲハの♀が産卵にきている。90mm macro 寄って撮ると被写界深度が浅いのでピントを合わせるところが難しい。シャガ(著莪、射干)はアヤメ科の花だ。
150503-2_004.jpg
ハルジオンの花には良く虫が来る。蝶も石垣島のセンダングサのようにハルジオンの花が好きだ。ヒメジオンという良く似た花があるが、蕾が下に垂れ下がっているので、これはハルジオンの方だと思う。
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古民家の裏庭にはヤマブキが咲いていた。黄色いヤマブキと白いヤマブキがある。ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は形が鷺に似ているところからその名がある。
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アザミにもいろいろと種類が多い。春に咲くアザミ(薊)はほとんどノアザミという。ヒメオドリコソウは密集して生えていて、どれが花なのだろうかと思う。先端の葉の脇に、小さな唇形をした淡い紅紫色の花をたくさんつける。ダイコンの花は畑に咲いていた。モンシロチョウが飛び回っていた。
150503-2_006.jpg
アケビ(木通)がこんな花を咲かせるとは知らなかった。成長して果実となり、10cm前後まで成長し、9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。ムラサキケマン(紫華鬘)にはツマキチョウも訪れる。
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まん中のホタルカズラ(蛍蔓)名前を調べるのに時間がかかった。?和名の由来は緑の中に鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことからという。ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)も同定するのに時間がかかった。同じキンポウゲ科の花にキツネノボタンというのがあるが、こちらは全体に毛が生えているのでケキツネノボタンというそうだ。
150503-2_008.jpg
左、こんな小さなかわいい花をなぜオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)などという名がついたのだろうか。形が似ているというのだが。カラスノエンドウ(烏野豌豆)はこの時季に良く見る。ミツバツチグリ(三葉土栗)も同定するのが難しかった。花と葉をしっかり撮っていかないと判別できない。
150503-2_009.jpg
トウダイグサとはどういう字を書くのかと思ったら燈台草だった。この草の姿を昔の灯明台にたとえたのだという。茎の先に5枚の葉が輪生し、花が杯状の総苞に包まれて茎先についている。しっかり見ないと花と葉の見分けが付きにくい。タツナミソウ(立浪草)はいい写真が撮れなかった。
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クローバの花はシロツメクサだ。このアカツメクサ(赤詰草)は同じシャジクソウ属だが、赤クローバーとも呼ばれるそうだ。モクレン(木蓮)は小さな花ではないが、古谷戸の里に咲くモクレンの背景にこいのぼりを入れた。3月末に来たときには黄色い濃厚な花を咲かせていたヒイラギナンテンは薄緑色の実を付けていた。これからブルーベリーのような色に熟していく。


  さて、この日のターゲットであったベニシジミはというと、先に記したようにすでに時期が遅かった。いつもの年だとまだ新鮮な春型がハルジオンをはじめ、オオイヌノフグリやタンポポで吸蜜する姿を見るのだが、この日はその個体数も少なく、破損した個体が多かった。ツバメシジミは全く見なかった。

150503_001.jpg 1.ベニシジミ -1
この日ベニシジミの写真を撮ったのは、体験畑から狐久保への道の右側のハルジオンの咲くところだけだった。この個体も擦れている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ -2
ベニシジミは活発に飛ぶ私の動体視力では捕捉できない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ベニシジミ -4
右後翅の外縁に少し切れたところがあるが、まあまあきれいな個体だ。ハルジオンが元気なので救われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ベニシジミ -5
このように破損した個体が多かった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ベニシジミ -6
出来るだけ傷んでいない個体を撮っているのだが。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタキチョウ♀
♂に比べてやや大型で黄色が薄い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.モンキチョウ♀
数は多くないが谷戸ではモンキチョウが元気に飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリの発生は始まったばかりのようだ。きれいな個体が多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.コチャバネセセリ -2
コチャバネセセリもハルジオンで吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.コチャバネセセリ -3
どのコチャバネセセリもハルジオンの周りの舌状花と中心部の黄色い管状花との境目に口吻を伸ばしている。管状花は外側から中心部の方に開花が進む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ -4
この個体は翅の形に丸みがあって、お腹が太い。♀だろうと思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年4月 6日

舞岡公園 春 花と蝶 3月27日


 3月27日、この日は20℃近くまで気温が上がるという。今年も花粉症に悩まされているが、春の蝶を見に舞岡公園へ行く。

 予報通り暖かかった。公園を散歩する人たちも多い。サクラにはまだちょっと早いが、まだ、枯葉や枯草が多いところに美しい花が咲いていた。特に、ナノハナ、レンギョウ、サンシュユ、マンサク、それにヒイラギナンテンといった黄色い花が生き生きとしている。

  一方、蝶はウラギンシジミやキタテハといった昨年成虫となって冬を生き抜いてきた蝶たちや、モンシロチョウ、ベニシジミといった今年成虫となった蝶が飛び始めていた。

  汗ばむような暖かさだったが、午後になって風が出てきたので、駐車場へ戻る。若いお母さん達が小さな子供さんを連れて、やがてサクラが咲く広場でお弁当を食べていた。

1.キフジの花
キブシともいうそうだ。キブシは漢字で木五倍子と書き、五倍子は薬用や染料用として使われる。キブシの種子はこの五倍子の代用になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.アセビ
先日、石垣島のバンナ公園で絶滅危惧種と言われるリュウキュウアセビを見てきた。リュウキュウアセビはこのアセビの変種とも言われるが、見た目で違いが分からない。アセビにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.コブシ
漢字では辛夷と書くモクレン科の花。青空に映える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.コブシの花
コブシの花は遠くから眺めることが多いが、近くで見る花の形は趣が異なる。つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに似ているところからこの名前になったという説があるらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ウラギンシジミ♀
冬を越したウラギンシウジミの♀が飛んできた。あまり破損していない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キタテハ -1
このキタテハも越冬蝶だ。今日のように暖かい日には元気よく飛び回る。背景が保護色になっていて、飛び出して初めて気づくことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.サンシュユ
漢字で山茱萸と書く。中国及び朝鮮半島が原産だそうだ。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったという。この時期、マンサクとか、レンギョウとか、トサミズキといった小さな木に咲く黄色い花が鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.サンシュユの木
ミズキ科だそうだ。傍に行って花を見ないとサンシュユと解らない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 40mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.シダレザクラ
小谷戸の里に入る門の傍にシダレザクラの木がある。いっぱい蕾を付けていてかわいい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.赤と白のボケ
ボケは毎年、2月から3月に掛けて、ここ舞岡公園や、保土ヶ谷公園で目を楽しませてくれる。漢字で木瓜と書くバラ科の花。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも言われている。ライブ・ビューで広角側で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタキチョウ
落ち着きがなくなかなか止まってくれないので、良い構図で撮る余裕がない。やっと、タチスボスミレの一輪に止まってくれたが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウグイスカズラ
高さ3m位の木に小さなピンクの花を付ける。鶯が鳴くころに花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.マンサク
サンシュユと木の高さが似ているので、傍に行かないと区別がつかない。えんじ色が混じった、ねじれた黄色い毛糸のリボンのような花を枝いっぱいにつけている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.深紅のボケ
ピンク、白、そして赤い花も咲くバラ科の花だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
15.ミツマタの花
沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片だそうだ。 花はボンボンのように密集しているが、よく見ると4枚の萼片を持つ花の集まりである。漢字で三椏と書く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.柳が芽吹く
いつも多くの愛鳥フォトグラファーが三脚を立てている宮田池の傍に立つ数本の柳の木が一斉に芽吹き、緑鮮やかになった。この柳でコムラサキが・・・。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.菜の花とハナアブ
舞岡公園には菜の花が少ない。これは古民家の庭に咲く菜の花だが、数本しかない。ナノハナはモンシロチョウをはじめ、蝶を呼んでくれるのだが。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.満開のミツマタ
15.の写真は白い花のように見えたが、このミツマタは黄色い花に見える。花はどちらも黄色なのだが、こちらのミツマタは満開で白い萼片より、黄色い花の部分が大きくなり、より黄色に見える。ミツマタの樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害も少ないので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.キタテハ -2
枯葉が落ちた路上に良く止まっている。保護色になっていて、踏み込んで飛び出して初めて「あっ!いた」と気が付くことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.キタテハ -3
上から押さえつけて撮っては絵にならない。ローアングルで撮った。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.ベニシジミ
ベニシジミももう生まれてきている。蝶にも春が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.ヒメアカタテハ
越冬したヒメアカタテハだろう。写真を撮りにくいところに止まってくれた。位置を変えてくれるかとしばらく待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ホトケノザ
漢字では「仏の座」と書く。名の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座に見立てたものであるという。オドリコソウの仲間だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.モンシロチョウ
この日はたくさんのモンシロチョウを見た。しかし意外と撮れない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.キタテハ -4
冬を越したキタテハ秋型は、この日たくさん飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ヒイラギナンテン
柊南天と書く。鮮やかな黄色の花を咲かせていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.レンギョウ
連翹と書く。連翹は漢名であり、和名はそれを音読みしたもの。Wikipediaによれば、漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用があるとのこと。レンギョウの植え込みは黄色い絨毯のように花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.桜の下で
この日、桜はまだ少ししか咲いていなかった。小さなお子さんを乳母車に乗せたお母さんたちが、桜の木の下で団らんの時間を楽しんでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月14日

D5300 試し撮り 保土ヶ谷公園 6月29日


  昨年11月に Nikon D5300 が発売された。 どちらかというと入門機ではあるが、バリアングルモニターがついているのは、Nikonのデジタル一眼レフではD5000シリーズしかない。インターネットに記される評判もなかなか良い。価格がこなれてくるかと様子を見ていたが、とうとう購入してしまった。購入したあと、価格はまだ少し下がっているようだが、7月には使いたいと思っていたので、まあ、良しとしよう。

  4年ほど前に今も愛用しているD300のサブ機としてD5000を購入した。D5000と比べると、ライブビュー撮影でのAFが速くなっているということと、ISO感度の常用域が3200から12800に上げられていることがD5300に買い替える動機となった。また、レンズ・キットの18-140mmというレンズにも魅力があった。ライブビューでの撮影でも相性がよさそうであり、ズーム全域で45cmまで近寄って撮れるので、蝶の撮影も可能だと思う。

 手に持った感じは収まりが良く、大きさもD5000とほぼ同じで、携行しやすい。 この日はVRを off にして撮っていたが、シャッター・スピードを1/250秒以上の設定にしたので、特に問題はなかった。マルチ・パターン測光でとったが、少しアンダー気味に撮れるようだ。

1.アジサイの季節
アジサイがきれいな季節になった。保土ヶ谷公園でもたくさんのアジサイが色とりどりの花を咲かせている。さっそく、ラーブビューでバリアングルモニターを使って"腰だめにして"撮ってみた。HS50ほどは速くないが、不自由のない速さで合焦してくれた。この濃いブルーのアジサイは初めて見る。写真ではわかりにくいが、ガクなのか、花なのか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f3.5 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
アジサイの季節;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモの親子
公園の奥、プールに近いところに、「森とせせらぎゾーン」が新しく整備されているが、そこの池にカルガモの親子がいた。子は4羽いる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
カルガモの親子;クリックすると大きな写真になります。
3.カルガモの子たちは昼寝
しばらく見ていると親とともに池に入った子たちは、池の中の置き石に上がり、4羽がかたまって昼寝を始めた。親は近くで見守っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
カルガモの子たちは昼寝;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒカゲチョウ
舞岡公園と同じように羽化したてのようなきれいなヒカゲチョウがいる。チョウの目にフォーカス・ポイントを合わせ、シャッターを切る。合焦後に"カメラが動いたな"と感じた時は、ピントが甘くなっている。少し暗かったのでISO2200になったが、少しフラットになったかなと思う程度で、ほとんど画像に問題はない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。
5.ベニシジミ
足元から、真っ黒なベニシジミが飛び立った。春一番に出てくるベニシジミに比べ、ずいぶん黒い。目にピントが合わせ難かったが、何とか合っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO220 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。
6.白いアジサイの花
白いアジサイが群落のようになって咲いていた。マルチパターン測光で、露出補正なしで撮ったが、感覚的に-1.0くらいの露出補正をしたように撮れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 18mm ISO220 ) 露出補正 なし
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7.杉山神社
保土ヶ谷公園を早々に切り上げた。いつも保土ヶ谷公園から自宅へ帰るときにとおる団地脇の道を行くと、右手に杉山神社がある。この日は夏祭のようだったので、境内に入ってみた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 27mm ISO720 ) 露出補正 なし
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。
8.お祭りの屋台
境内には人がいなかったが、それでも神社への入り口前の通りには、5?6軒の屋台が出ていた。気の毒にあまり賑わいはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 80mm ISO250 ) 露出補正 なし
お祭りの屋台;クリックすると大きな写真になります。
9.法性寺
星川の駅近くの通りまで下りてきた。山のほう(保土ヶ谷公園のほう)に、日蓮宗光榮山法性寺の入り口があり、そこに可愛い石像が置かれていた。鎌倉の長谷寺に行った時に「和み地蔵」というのがあったが、これも「和み地蔵」と同様に宮城県の石神彫刻工房で作られたのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
法性寺;クリックすると大きな写真になります。
10.保土ヶ谷区役所
保土ヶ谷区役所のテラスではボランティアの方が、プランタンで花を栽培されている。そこにツマグロヒョウモンの♀が来ていた。ことしはツマグロヒョウモンも見る機会が少ないなと思っていたが、ここには♂が1頭と♀が2頭いた。この♀は産卵するような動きをしている。ツマグロヒョウモンの食草はスミレで、栽培されているスミレやパンジーにも産卵をするのだが、この草はスミレやパンジーの類ではないように見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
保土ヶ谷区役所;クリックすると大きな写真になります。
11.ツマグロヒョウモン♀ 開翅
このレンズの最短撮影距離はズーム全域で撮像面から45cmになっている。望遠端の140mmでとると、余裕をもって、この程度の大きさに撮れるところまで近づける。ピントもシャープだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月 7日

舞岡公園 6月10日 と 16日


 だいぶ後追いになってしまったが、その後も6月10日、16日と舞岡公園へ行った。 ほかの方々のブログを見ると、ことし私が撮ることができたウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、アカシジミに加え、オオミドリシジミやウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミという、6種類の平地産ゼフィルスはすべて、撮られていた。平地産ゼフィルスについては昨年とほとんど状況は変わっていないように思う。ただ、ほかの蝶の姿が少ない。端境期なのだろうか。

ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ
ミドリシジミは、この時期であれば、舞岡公園で確実に見ることができる。だから、写真を撮りに来られる方も年々増えているように思う。この日もいつものポイントでまず、ミドリシジミ会うことができた。先に来られている方が、「そこにいますよ」と教えてくださる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 154.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ幼虫の寝床あと;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ幼虫の寝床あと
春に孵化したミドリシジミの幼虫は、弱齢から終齢まで食樹のハンノキの葉を縦に2つに折り曲げたり、2?3枚の葉を寄せ集めたりして糸で紡いで巣を作る。これはその巣の名残だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 32.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ♀
下草に止まっていたミドリシジミが飛び出して、樹の幹に止まった。開翅はしてくれないが、さかんに後翅をすり合わせる。♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
ヤマボウシの花にミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマボウシの花にミドリシジミ
6月3日に来たときにはきれいに咲いてたヤマボウシの花も、枯れてきている。その花にミドリシジミが止まっているが、吸蜜しているようには見えない。とても90mmマクロでは撮れない距離だが、HS50では撮れる。重宝だが、画質に多くは望めない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 110.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 5.ヒカゲチョウ
この時期は新鮮な、擦れていないヒカゲチョウが多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm ISO320 ) 露出補正 なし
梢に止まるミドリシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.梢に止まるミドリシジミ -1
これもHS50で撮った。できるだけ近づいて、遠景も映しこめるようにと頑張ったが、この程度である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/450秒 9.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
梢に止まるミドリシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.梢に止まるミドリシジミ -2
なかなか開翅はしてくれない。ここはミドリシジミの個体は多く、ハンノキのそばから離れようとしないので、同じような構図には幾度となく接する。周りで写真を撮っている人も、この姿には飽きてしまったのか、レンズを向けない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/140秒 82.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタキチョウ
この蝶も翅表を撮るには、飛んでいるところを撮らないとだめだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 133.4mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.モンシロチョウ
ここのところ、ほとんどがスジグロシロチョウだったが、モンシロチョウも多く見られるようになった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/950秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ルリシジミ♀
いつもと違う角度から撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 102.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラゴマダラシジミ
この日もウラゴマダラシジミに会うことができた。ことしは多いような気がする。近くの下草に止まってくれたので、ゆっくりと撮ることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F8.0 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
ウラゴマダラシジミ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラゴマダラシジミ 開翅
前の写真と同じ個体。半分翅を開いてくれたが、どうやら♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F8.0 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 -1.0段
ウラゴマダラシジミ 静止;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラゴマダラシジミ 静止
これも同じ個体だ。余裕があったのでHS50で構図も考えながら広角側で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 5.9mm ISO160 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 14.ベニシジミ
きれいな個体だったが、オレンジ色が鮮やかで、まだ春型のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 82.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
梢に止まるミドリシジミ -3;クリックすると大きな写真になります。 15.梢に止まるミドリシジミ -3
1時間ほど歩いて、また元のポイントに戻ってきたが、ミドリシジミはいるものの相変わらずの構図でしか撮れない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 82.4mm ISO250 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリシジミ♀ 開翅
やっと開翅してくれた。ただ高いところに止まっているので、撮りにくい。手を上に挙げて空を見るようにして、バリアングル・モニターで撮った。HS50は重宝だ。O型の♀だ。舞岡公園ではB型が多く、O型はむしろ少ないと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 45.6mm ISO160 ) 露出補正 なし
ムラサキシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 17.ムラサキシジミ♀
駐車場へもどる道にムラサキシジミがいた。はじめは翅を閉じていたが、しばらく様子を見ていると開翅してくれた。きれいなブルーだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F8.0 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 -1.0段
道に止まるヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 18.道に止まるヒカゲチョウ
16日にも舞岡公園へ出かけたが、この日は全く成果がなかった。ミズイロオナガシジミでもいないかと、脇を見ながら歩いていると、路上に止まっていたヒカゲチョウが飛び立つ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/70秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラゴマダラシジミ
16日もウラゴマダラシジミに会った。しかも同じポイントばかりでなく、あちらこちらで出会う。やはり今年は発生が多いのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段


2014年5月 4日

舞岡公園 鮮やかなオレンジ! ベニシジミ 4月17日


 4月17日訪れた舞岡公園にも春が来ていた。今年の春先は蝶が少なくて心配していたが、この日は、アゲハチョウ、ツマキチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、そして越冬蝶ではヒメアカタテハ、キタテハ、ルリタテハが飛んでいた。
 この日はベニシジミがタンポポやハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花で、明るいオレンジ色の翅を見せてくれた。

シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります。 1.シジュウカラ
眼が悪いので肉眼ではシジュウカラとはわからなかった。「ちょっと、撮っておこうか」と思ってシャッターを切り、モニターで大きくして確認して、初めてシジュウカラと分かる。露出はアンダーになってしまったので、レベル調整している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 185mm ISO100 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ
ベニシジミが多くなった。とてもきれいな個体が多い。春型はオレンジ色がとてもきれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀ 産卵;クリックすると大きな写真になります。 3.モンキチョウ♀ 産卵
道端のツメクサの葉に産卵しようとしているモンキチョウの♀がいた。1卵産み付けて飛んで行ってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 88.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -1
ハルジオンとヒメジオンの区別はなかなか難しいが、花びらが細いのでハルジオンだと思う。咲き始めたハルジオンに花にベニシジミが訪れる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -2
落ち着いて吸蜜しているので90mm macro で近づいて撮れる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -3
さらにカメラを近づけて撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -4;クリックすると大きな写真になります。 7.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -4
余裕があったので、今度はHS50に持ち替えて撮る。生息している環境が写しこめる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 8.谷戸のベニシジミ
田圃の畦道に咲くハルジオンで吸蜜するベニシジミを、背景が入るようにHS50の広角側で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ 産卵;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメアカタテハ 産卵
随分色の褪せたキタテハだなと思ってみていると、どうも違う。ヒメアカタテハだった。しかしとてもきれいな個体だ。どうやら、食草のひとつであるヨモギに産卵している♀のようだ。残念ながらこれ以上の写真は撮れなかった。この時期にヒメアカタテハを見るのは初めてだったと思う。「原色日本蝶類図鑑」(保育社刊 白水隆 監修 川副昭人、若林守男 共著 1976年)によれば、ヒメアカタテハは通常は成虫で越冬し、第一化は5月中旬?6月上旬に発生するとされている。いま産み付けられている卵が5月には成虫になるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年4月26日

小石川植物園 4月15日


  4月8日に目黒の自然教育園へ行った時に、ツマキチョウの飛翔写真を撮っておられた方が、小石川植物園にもツマキチョウがたくさん飛んでいたと話してくださった。ツマキチョウはこの時期しか撮れない。そこで昨年10月3日に訪れた小石川植物園に再び行ってみることにした。正しくは、東京大学大学院理学系研究科付属植物園という。
  入園料400円を支払って、園内に入る。去年来た時を思い起こして、ツマキチョウのいそうな園内の場所を、正門からすぐ左へ日本庭園への道筋と考え、歩き始めた。しばらく歩くと真っ赤な花を咲かせたオオヤマツツジがあった。その少し先をちらちらと白い蝶が飛んでいる。ツマキチョウだ。目黒ではまだ発生していなかった♀を最初に見たが、そのあと、個体数はどんどん増えた。しかし、なかなか止まってくれず、撮り難い。
  しばらく、粘ってみたがあまり多くのショットを撮ることはできなかった。また、後で来ようと、先に進む。日本庭園から旧東京医学校本館をみて、上へ上がり、ハンカチノキを見に行った。分類標本園へも行ったが、ここはこの時期、蝶を見ることはなかった。喉が渇いたので、 売店でアイスティーを買って、一息入れる。もう午後1時になっていた。
  再びツマキチョウのいるところへ戻り、約1時間粘ったが、なかなか花で吸蜜することも少なく。多くは撮れなかった。よくあれだけ疲れずに飛び続けられるものだと感心してしまう。 2時過ぎに退出した。

小石川植物園入口;クリックすると大きな写真になります。 1.小石川植物園入口
都営地下鉄三田線を白山で降りた。昨年10月に行った時は、筋向いにある雑貨屋さんで入園券を購入したが、今日は門の中の受付で販売していた。昨年は330円だったが、400円になっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオヤマツツジ;クリックすると大きな写真になります。 2.オオヤマツツジ
今日はツマキチョウ狙いである。受付の脇から、日本庭園への道を歩く。少し進んだところに真っ赤なツツジが咲いていた。満開である。アゲハでも来ていないかと見たが、蝶の姿はない。赤とびを用心して、露出を抑えたが、撮れた画像を確認してみると、もう少し明るくても良いと思った。ここで撮り直しておかないといけないのだが。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.8mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマキチョウ♀
開けたところでツマキチョウが飛び始めた。路傍の小さな花に止まる。見ると♀だった。目黒では♂ばかりだったのに、季節は進んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマキチョウ♀
最初と同じ個体はのんびりと吸蜜を続けている。HS50に持ち替えて、撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマキチョウ♂
菜の花が咲いていた。白い蝶が絡んでいるが、なかなか止まらない。やっと止まってくれたツマキチョウの♂だった。もう一歩寄りたかったのだが、すぐ、飛んでしまった。ここではモンシロチョウとツマキチョウが混ざっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマキチョウ♀
♀も菜の花に来た。近寄れないので、HS50で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/420秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ハナズオウとオオリキュウバイ;クリックすると大きな写真になります。 7.ハナズオウとオオリキュウバイ
日本庭園の池の手前に紅色のハナズオウ(花蘇芳)と白いオオリキュウバイ(大利休梅)が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 8.アオサギ
日本庭園の石橋にいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 25.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ハンカチノキ;クリックすると大きな写真になります。 9.ハンカチノキ
小石川植物園の名物である。開花時期は4月下旬で、今日はツマキチョウもさることながら、この花を見たかった。花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」や「幽霊の木」などと呼ばれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 110.8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
日本庭園と旧東京医学校本館(現 総合研究博物館小石川分室);クリックすると大きな写真になります。 10.日本庭園と 旧東京医学校本館(現 総合研究博物館小石川分室)
ここに来ると撮りたくなってしまう。この時期が一番きれいなのではなかろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
サトザクラ;クリックすると大きな写真になります。 11.サトザクラ
サトザクラ 一葉 という木札がかけられていた。オオシマザクラをもとにして掛け合わせらえた桜の一品種だそうだ。その桜の下で家族連れがお弁当を開いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/800秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
オドリコソウ;クリックすると大きな写真になります。 12.オドリコソウ
ヒメオドリコソウは舞岡公園などでたくさん咲いているが、 オドリコソウというのは、どんなのだろうかと思っていた。菜の花の傍でツマキチョウを追っているときに目についた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマキチョウ♂
ツマキチョウは小さな花が好きなようだ。なかなか止まってくれない。「止まった!」と思って近づく。落ち着いて吸蜜を始めてくれるとシャッター・チャンスはあるのだが、多くは、こちらがアプローチする前に飛び立ってしまう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.ツマキチョウ♀
同じ花に来た、これは♀のようだ。午後になって、少しは花に来る個体が多くなりはしないかと、30分以上、この場所に待機していたが、チャンスは2度しかなかった。それにしても、ツマキチョウはよく止まることなく飛んでいられるなと改めて思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
140425_015.jpg 15.ベニシジミ
ベニシジミも飛び始めた。あまり珍重されないが、特に春型は可憐な蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 16.モンシロチョウ
欧米各国に伝わる童謡に日本で野村秋足(1819年 - 1902年)が歌詞を付けた「蝶々 蝶々 菜の葉に止まれ」という「唱歌 ちょうちょう」のように、菜の花に止まる蝶の代名詞であるモンシロチョウ。「菜の葉に飽たら 桜に遊べ」と続くが、桜の花に来たモンシロチョウは見たことがない。HS50の望遠端で撮る。少しピントが甘くなる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 17.ダイサギ?
ハンノキ並木がある池に白いサギがいた。5m位まで近寄ったが、獲物を狙うのに夢中である。いつも見るコサギより大きい。頸の形や、くちばしの色、眼の下の緑色から、夏羽になったダイサギではないかと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 73.7mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段


2014年2月10日

蝶 自選年間ベスト10 (2) 2006年


 2006年は6月に韓国、7月に中国四川省、そして10月にはフランス旅行をした。特に蝶の撮影を目的とした旅行ではなかったが、チャンスがあれば、撮影を試みた。
  国内では、神奈川のギフチョウを撮り始めて3年目。やっと、思うように撮れた思いがある。
 6月の 韓国旅行までは、ファイルをCDに保存したが、7月の中国四川省へ行った時のファイルからは、外付けHDDに保存している。

ギフチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.ギフチョウ  2006年4月3日 神奈川県津久井郡篠原
2004年からこの地にギフチョウを求めて行くようになった。ここのギフチョウは昭和57年12月28日に神奈川県指定天然記念物に指定され、保護されている。勿論採集してはならない。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
ファイルをCDに落として保存していたが、その段階で撮影データが失われてしまっていた。
ギフチョウ 2.ギフチョウ  2006年4月3日 神奈川県津久井郡篠原
オオイヌノフグリという和名に似付かわしくない可憐な早春の花に、ギフチョウが下りて吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro 
データ不詳
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ  2006年4月22日 横浜市舞岡公園
春に生まれてくるベニシジミの春型は、オレンジ色が鮮やかで、黒っぽくなる夏型より魅力的だ。春を感じさせてくれる蝶の一つだ。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
モンシロチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 4.モンシロチョウ♀  2006年4月22日 横浜市舞岡公園
ヒメオドリコソウの可憐な花で吸蜜する。春らしい暖かさを感じる。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8 macro
データ不詳
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります。 5.テングチョウ  2006年6月12日 韓国
2006年6月に5泊6日で韓国旅行をした。ソウルから慶州へ車で移動したが、途中、高速道路のサービスエリアにテングチョウが飛んでいた。ホソオチョウも見かけたが撮ることは出来なかった。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.1 Mega Pixels
データ不詳
ミヤマシロチョウの仲間;クリックすると大きな写真になります。 6.ミヤマシロチョウの仲間  2006年7月14日 中国四川省 黄龍
7月13日?22日には、中国四川省の 黄龍九寨溝四姑娘山 を旅した。ある旅行会社のツアーに参加したのだが、チベット族の人々が住まう秘境だった。海抜は3,000m?4,000mを超える高地である。蝶も多く見かけることが出来た。この旅行のために NIKKOR 18-200m を購入した。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ゼフィルスの仲間?;クリックすると大きな写真になります。 7.ゼフィルスの仲間? 2006年7月14日 中国四川省 巴朗峠
2008年の5月12日に中国四川省で発生したマグニチュード7.8の大地震で大きな被害が出たパンダ研究所のある臥龍から、四姑娘山の麓、日隆へは 巴朗峠という4,000mもある峠を抜ける。巴朗峠には、高山植物の花が咲いていた。これは見たこともない蝶だった。帰ってきていろいろと調べてみたが、同定できる資料は見つけられなかった。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
シジミタテハの一種;クリックすると大きな写真になります。 8. シジミタテハの一種  2006年7月20日 中国四川省 四姑娘山 長平溝
個体数が多かったが、このチョウも名前が分からなかった。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヨーロッパアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.ヨーロッパアカタテハ 2006年10月7日 フランス パリ エッフェル塔の近くにあるシャンマルス公園
秋には10月5日?14日まで、娘たち夫婦とパリから南フランスを巡る旅をした。パリでエッフェル塔を見に行った時、公園の白い花に羽化したての初々しいヨーロッパアカタテハがいた。日本にいるアカタテハと違い、前翅の赤い紋がまっすぐになっているので区別ができる。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Cacyreus marshalli (アフリカからの帰化蝶);クリックすると大きな写真になります。 10.Cacyreus marshalli (アフリカからの帰化蝶) 2006年10月12日 フランス コート・ダジュール
パリからTGVに乗って地中海へ抜け、コートダジュールを巡り、St.Jean.Cap.Ferrat というところに泊まった。地味な蝶だったが、ホテルの植え込みの花に飛んできていた。モナコの市街地でも見かけた。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 7.3mm ISOオート


2013年8月 8日

信州蝶撮りの旅 7月25日?27日 -3 三城牧場


 八島が原湿原に2時間ほど滞在した後、ビーナスラインを美ヶ原方面に走り、扉峠から三城牧場「「よもぎこば林道」に入る。約40分ほどで三城牧場キャンプ場に着いた。駐車場に車を置いて、三城牧場を広小場の方へ上がっていく。ここも蝶の数はあまり多くない。しかし、雨に降られることもなく、歩くことができた。
 私が初めて三城牧場へ来たのは、中学2年の7月下旬だったと思う。その頃は、広小場の上の百曲りというところではミヤマシロチョウが飛んでいた。今は無理だろう。中学3年の時は8月下旬に来たが、クジャクチョウ、キベリタテハ、ヤマキチョウが沢山いたのを思い出す。一人、松本からバスに乗り、三城の手前にある石切場の桜清水小屋に泊まって、三城牧場まで歩いたものだった。60年も前の思い出だ。
 今回は1時間ほど三城牧場で撮って、4時少し前に松本へ向かい、「松本ホテル花月」には5時前に到着した。

オオハンゴンソウとジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.オオハンゴンソウとジャノメチョウ
三城牧場の駐車場近くでは、オオハンゴンソウが、いま、きれいに花を咲かせていた。環境省指定特定外来生物だそうだ。ジャノメチョウが吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤマカラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマカラスアゲハ
広小場への道を歩いていると、ゆっくりとミヤマカラスアゲハが飛んできて、近くに止まった。だいぶ傷んでいた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ミドリヒョウモン交尾;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリヒョウモン交尾
ミドリヒョウモンのペアがいた。近づくと♂が♀をぶら下げて飛び、近くの葉に移動する。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギに集まるミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 4.ノリウツギに集まるミドリヒョウモン
八島が原湿原では、ウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンが多かったが、ここではミドリヒョウモンが多い。きれいに咲いているノリウツギの花に何匹ものミドリヒョウモンが集まっていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 5.ベニシジミ
再び、駐車場の方へ戻ってきた。オオハンゴンソウではベニシジミが吸蜜している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 6.クジャクチョウ
美ヶ原を見上げた写真を撮りたいと思い、道路を少し下る。と、そこに何やら黒い蝶が飛び、路傍の黄色い花に止まった。クジャクチョウだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ G12で撮る;クリックすると大きな写真になります。 7.クジャクチョウ G12で撮る
そのクジャクチョウは、落ち着いて吸蜜していたので、D300で撮った後、ベストのポケットからG12を取り出して撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
美ヶ原を見上げる;クリックすると大きな写真になります。 8.美ヶ原を見上げる
山頂に見えているのは、電波塔と王が頭ホテルだ。。60年ほど前、石切場の桜清水小屋から、ここ三城まで歩いて、広小場から百曲りを経て、王が頭へ上ったのを思い出す。NHKとSBCのアンテナが王ヶ頭に建設されたのは昭和32年で、その頃は電波塔も王が頭ホテルもなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( F7.1 1/250秒 37.7mm ISO64 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります。 9.コムラサキ
さて、松本へ下ろうと駐車場に戻ってくると、敷き詰められた砂利の地面で、コムラサキとミドリヒョウモンが吸蜜していた。上から押さえつけて撮っては面白くないので、G12の広角側で、ローアングルで撮ろうと近づくが、なかなか敏感で撮らせてくれなかった。D300につけた100mmマクロでも遠くなってしまう。やむなく、P90の望遠端で撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO176 ) 露出補正 なし

2013年7月 7日

ゼフィルスのシーズン終わる 舞岡公園 6月29日


 5月の下旬から始まる平地産ゼフィルスの季節も終わった。シーズン中は、ポイント、ポイントに何人もの愛好者がカメラを構えるが、この日は土曜日というのに誰一人いない。もしかしたら撮りそこなったウラゴマダラシジミや、あわよくばオオミドリシジミの♀にでも会えないかと、出かけてみたのだが、やはり姿はなかった。
 駐車場から、公園へ向かう途中にある合歓の木の花にクロアゲハが来ていた。残念ながら撮り逃す。
この日は、テングチョウやジャノメチョウに会えたが、蝶の数は少ない。リョウブの花にトラフシジミが来ていたが、撮りそこなってしまった。

テングチョウ訪花;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ訪花
今日はいつもと違う道から公園に入った。東門から谷戸へ下る道だ。途中に咲くリョウブの花に2匹のテングチョウがいた。90mmマクロでは寄れないので、P90で撮る。ピントが合う歩留まりもだいぶ良くなってきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO93 ) 露出補正 なし
樹液 ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.樹液 ヒカゲチョウ
かって、よくアカボシゴマダラなどが集まっていた枝を落としたところから樹液の出る木に、ヒカゲチョウが来て、顔を突っ込んでいた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 3.ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ
あまりにも破損しているので、はじめはサトキマダラヒカゲとはわからなかった。この蝶が花を訪れるのはほとんど見ることがない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO123 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
狐久保の入り口にウラギンシジミがいた。羽化したての夏型の♂で、とてもきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
羽化したてのテングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.羽化したてのテングチョウ
かっぱ池の入り口に、羽化したばかりと思われるきれいなテングチョウがいた。右手前にモンシロチョウがいたが、悪いけど無視した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ P90で;クリックすると大きな写真になります 6.テングチョウ P90で
前の写真と同じ個体だが、90mmマクロでは、それ以上寄れないので、P90の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO273 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメジャノメ
暗いところにヒメジャノメが止まっていた。P90でピントが合うかどうか、確信はなかったが、意外とシャープに撮れていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1442 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.谷戸のベニシジミ
谷戸の道端に咲くハルジオンにベニシジミが多くいる。P90の広角端で、背景を映し込んで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.カラスアゲハ♀
黒いアゲハが飛んできて、梢の葉に止まって開翅した。第二化だろうかとてもきれいな♀だった。10カットほどシャッターを切って、ピントが合ったのは2カットだけだった。カメラを固定するのが難しく、AF枠に上手く被写体をとらえられない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO638 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
90mmマクロで近寄って撮った。眼が悪くなってしまったので、マクロでもAFを使用しているが、AF枠を左上に移動させて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 11.キマダラセセリ -1
古谷戸の里のリョウブの花には、何頭かのキマダラせせりが吸蜜に来ていた。ここにはトラフシジミやミドリシジミも来る。トラフシジミの姿を見たが撮りそこなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 12.キマダラセセリ -2
近くの花に来たのを90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ベニシジミ 撮り比べ -1
まずP90の望遠端(35mm版換算画角は624mm)で撮る。ピントも旨く合った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO147 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ベニシジミ 撮り比べ -2
次に同じ位置から90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります 15.ジャノメチョウ
自動車が走る道路を超える橋を渡って駐車場に戻るが、その橋の近くの斜面にジャノメチョウが飛んでいた。舞岡公園でジャノメチョウに会うのは 2007年7月以来、二度目である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO583 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 16.ジャノメチョウ 開翅
1頭だけかと思ったら、他にもいた。これは♀のようだ。発生初期でいずれもきれいな個体だった。15.の写真と比べてみると、ホワイトバランスは両者ともオートにしているが、ともにNikonのP90とD5000で色調が異なる。5.と6.を比較してみても、P90の方がイエローが強い。光に違いがあったのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2013年6月26日

アカシジミ 舞岡公園 6月17日


 週の中頃以降は天気が悪くなりそうなので、この日、舞岡公園へ出かけた。いつもより遅く昼過ぎに自宅を出発する。とても蒸し暑い。古民家の手前でアカシジミが葉の上に止まっているのを見つけた。やや遠い。「2m離れて蝶を撮る」でなんとか収めるが、暗いところにいるのでISO感度が1600になり、画像が粗くなってしまった。
 でも、一応アカシジミを撮ることができ、これで今シーズンは舞岡公園のゼフィルス6種のうち4種を撮ったことになる。昨年までは、いつも楽勝だったウラゴマダラシジミを今年は見ない。オオミドリシジミに会えるのが極めて稀だから、撮れないのはやむを得ないか。
 来週、最後のトライをしてみたいと思う。

アカシジミ D300+100mmマクロ;クリックすると大きな写真になります 1.アカシジミ D300+100mmマクロ
まずD300で撮る。やや遠いところの梢の葉に止まっている。まあまあきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカシジミ COOLPIX P90;クリックすると大きな写真になります」 2.アカシジミ COOLPIX P90
P90の望遠端でのピント合わせにもだいぶ慣れてきた。見た感じよりも光量は少なく、後で見たらISO感度は1600になっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
下草にきれいな個体が止まっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO112 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
流れている小川の向こう側の葉にウラギンシジミが止まった。画面中央のAF枠で慎重にピントを合わせる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO85 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 5.ヒメジャノメ
ヒメジャノメが日の当たる葉の上に止まった。翅が透きとおって見える。残念ながら右前翅が大きく破損していた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO731 ) 露出補正 なし
カイツブリ;クリックすると大きな写真になります 6.カイツブリ
宮田池で初めて見る水鳥がいた。さっそく、n-shuhei さんに画像を送って名前を教えていただいたところ、カイツブリ(夏羽)とのこと。若干トリミングしている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO155 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 7.サトキマダラヒカゲ
暗かったが、ピントを合わすことができた。ISO感度の上限は1600まで。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ヒカゲチョウ
きれいな個体だった。午後3時、今日はこの辺で引き上げることにする。この日はいつものところにミドリシジミの姿を見ることはなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし

2013年5月11日

「2m離れて蝶を撮る」 舞岡公園 5月5日


 4月28日にNikon COOLPIX P90を持って、三ツ沢公園へ行った時、望遠端(110.4mm:35mm版換算624mm画角)で、その最短撮影距離約2mから蝶を撮って、シャープな画像が得られた。これならばデジイチに付けた100mmマクロで2m離れたところから撮って、後でトリミングするよりは良い画が得られるかなと思った。 そこで、この日はP90だけ持って舞岡公園へ出かけた。

 さすが、ゴールデンウィークの子供の日、駐車場はいっぱいで臨時駐車場へ回らねばならなかった。当然、公園に入ると、子供連れの若いご夫婦や、孫を連れた熟年のご夫婦でいっぱいで、初めて見る賑やかさだった。

 さて、「2m離れて蝶を撮る」の練習台になってくれる蝶たちはというと、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミといった小型の蝶しかいない。モンキアゲハ、アオスジアゲハを見かけるがとても撮れる状況になかった。
 望遠端で小型の蝶たちを撮ったが、シャープなピントが得られる歩留まりが悪い。シャッター・チャンスを逃すこともある。
 「2m離れて蝶を撮る」は限界はあるが、被写体に近寄れないときに有効だと感じた。ただ、デジイチと、P90タイプのいわゆるネオ一眼とを携えての撮影は少々骨が折れる。

ヒメウラナミジャノメ 開翅;クリックすると大きな写真になります 1.ヒメウラナミジャノメ 開翅
2m離れて望遠端で撮ったが、撮りやすい条件がそろっていた。翅表の微妙な色も表現できている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 横から;クリックすると大きな写真になります 2.ヒメウラナミジャノメ 横から
1.とは違う個体である。陽のあたるところに止まっていて、ファインダーのAF枠で眼をとらえることができた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 広角端マクロで;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメウラナミジャノメ 広角端マクロで
2.と同じ個体を広角端((4.6mm:35mm版換算26mm画角)で撮った。全く違う写真になる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/222秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 正面から;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメウラナミジャノメ 正面から
正面からは撮りにくいが、うまく眼にピントを合わせることができた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ツバメシジミ
蝶を左に寄せたかったので若干トリミングした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
傷んだベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.傷んだベニシジミ
ベニシジミの第1化は、すっかり擦れてしまっている。しかし、元気に飛び回り、ハルジオンで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.コチャバネセセリ
今日撮った蝶たちはみな小型の蝶だった。2m離れると624mm相当画角でもこの大きさにしか撮れない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キタキチョウ 広角側で;クリックすると大きな写真になります 8.キタキチョウ 広角側で
この蝶は望遠端で何度も撮影を試みたが、合焦しなかった。仕方なく広角端にして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
古民家広場の賑わい;クリックすると大きな写真になります 9.古民家広場の賑わい
5月5日、こどもの日 古民家の広場には鯉のぼりが泳ぎ、人で賑わっていた。なにかイベントも行われているようだ。いつもは平日に出かけるので、こんな光景を見るのは珍しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/180秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ノアザミ;クリックすると大きな写真になります 10.ノアザミ
古民家の裏庭に咲いていた立派なアザミの花。アザミにもいろいろ種類があるようだが、ノアザミは春に咲く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO78 ) 露出補正 なし
赤い実;クリックすると大きな写真になります 11.赤い実
残念ながら何の実なのかよくわからない。このような実は秋に見ることが多いのだが。望遠端で合焦できるかどうか試みたが、これはうまく合焦している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/134秒 110.4mm ISO81 ) 露出補正 なし
南門のタニウツギ;クリックすると大きな写真になります 12.南門のタニウツギ
前回4月25日に舞岡公園を訪れた時、3年前に剪定され、しばらく花をつけなかったタニウツギに蕾があって嬉しく思った。あれから10日たったが花は少ないもののきれいに咲いていた。黒いアゲハが訪れはしないかとしばらく待っていたが、期待に応えてはくれなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.7段


2013年4月16日

舞岡公園 4月13日


 今日は天気が良い。10時半ごろに家を出て、舞岡公園へ向かった。土曜日なので駐車場は混んでるかと思ったが、花見も終わり、平日とあまり変わりはなかった。公園を歩き始めると、やや風があり、気温もそれほど上がってこない。蝶もあまり多くを見かけない。 この日はD300 とともに、Canon PowerShot G12 を携行し背景を映しこんだ写真を撮ってみたいと思った。
蝶の春の妖精の一種であるであるツマキチョウが狙いだったが、なかなか思うように撮らせてくれなかった。

鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.鯉のぼり
「小谷戸の里」には、今年も元気な鯉が泳ぎ始めた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
ツマキチョウは♂がほとんどだが、個体数は比較的多く、この日も10頭近くは目撃した。しかし、翅を小刻みに羽ばたかせながら俊敏に飛び、なかなか止まってくれない。遠くに止まったのを撮る。(トリミング)

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 3.ツマキチョウ♀
♂より♀の発生は遅れるが、すでに♀も発生していた。メスの方がオスに比べ飛び方もゆっくりで花に止まる。(トリミング)

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 4.モンシロチョウ
飛んでいると一瞬ツマキチョウかと思うが、飛び方が違うので、区別できる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カラタチの花;クリックすると大きな写真になります 5.カラタチの花
この時期、カラタチは新芽を出し、このような花が咲く。この時期しか見ることができない。G12の広角側で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
カラタチの花 100mmマクロ;クリックすると大きな写真になります 6.カラタチの花 100mmマクロ
100mmマクロレンズで撮るとこのように写る。肉眼では気が付かない細かなところが写し取れる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ベニシジミ -1
この日、一番多く飛んでいたのは相変わらずベニシジミだった。G12でローアングルで撮る。翅が透きとおって美しい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ベニシジミ -2
ベニシジミは地面に近い小さな花に止まることが多い。上から撮ると地面ばかりになってしまう。慎重に近寄ってバリアングル・モニターでローアングルで撮ると背景も撮れる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -3 9.ベニシジミ -3
レンズは蝶の目と鼻の先にある。正面から撮ると陽の光に翅の絨毛が光って見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります 10.キタテハ -1
越冬後の秋型のキタテハだ。G12で撮ると春が写し取れた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハ -2
100mmマクロで寄って撮ると、被写界深度が浅くなるので目にきちっとピントを合わせておかないと締まらない写真になってしまう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2012年7月29日

能古島の蝶 7月8日


 能古島のアイランドパークには、蝶が飛んでいた。関東でも良く見かけるいわば普通種ばかりだが、2?3mの高さの木に咲く紫色の花に、いろいろな蝶が訪れていた。その花の名前が解からなくて、インターネットの「この花の名は?掲示板」でお尋ねしてみたところ、タイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。

黒いベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.黒いベニシジミ
花壇の花に翅表が黒くなったベニシジミがいた。舞岡公園で見るものより、さらに黒い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 2.タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン
アイランドパークの道を海に向かうと、何か所かに青紫色の花が咲く、小さな木があった。この時は何という花か解からなかったが、前述した通り、「この花の名は?掲示板」でタイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。私の背丈より高いところに花が咲いているので、青空をバックに撮ることになる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.アオスジアゲハ
元気に飛び回っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメアカタテハ
さらに海に近いレストランの玄関先に咲いていたタイワンニンジンボクにはヒメアカタテハが来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン
この蝶はすっかり何処にでもいる蝶になってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 150mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.アカタテハ
ヒメアカタテハかと思ったら、アカタテハだった。この蝶も北海道から沖縄まで、分布域が広い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
アゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アゲハ
アゲハは何頭かがタイワンニンジンボクを訪れた。黒いアゲハ達は姿を見せない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります   8.ウラナミシジミ
関東近郊では、秋になると多くみられるようになるが、7月にはまず、見ることができない。この時期にウラナミシジミが見られるというのは、九州という温暖な地だからだろう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.イチモンジセセリ
この蝶も各地でみられる普通種である。関東では秋に多くなる。このほか、ここアイランドパークではヤマトシジミなども見かけたが、撮った蝶は、すべて舞岡公園にもいる種であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング


2012年7月10日

舞岡公園 6月18日 ミドリシジミは♀の季節に


 6月18日 6月に入って3回目の舞岡公園へ。この日も、ゼフィルス狙いの方、鳥を撮る方など、カメラを抱えた人が多い。そのカメラを見ると、この方は蝶かな?、この方は鳥だなというのがわかる。ミドリシジミはやはりハンノキのあるところに多い。この日に見たミドリシジミはほとんどが♀だった。ただ、昨年はよく見かけた瓜久保の池の傍では見ることができなかった。アカシジミかウラナミアカシジミかが樹上を飛んでいる。

ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ベニシジミ
夏に発生するベニシジミは前翅の橙色が黒くなると書いたが、この個体の前翅はまだ鮮やかなオレンジ色だった。高温期に発生する、特に♂が黒くなるようだが、春から夏への移行期にはバラツキがあるようだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラゴマダラシジミ
ウラゴマダラシジミの食樹はイボタで、舞岡公園にはイボタの木がところどころにある。白い花が咲くが、花はもう落ちてしまった。この個体はすでにだいぶ擦れている。ゼフィルスの撮影は暗いところが多くなり、手ブレをおこしやすい。この日はシャッタースピードの下限を1/250秒セットした。ISOは1000まで上がっていた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
ムラサキシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ムラサキシジミ♂
瓜久保の池の傍で、ミドリシジミを探していたところ、ちらちらと飛んできて下草に止まった。閉じた後翅を見るとムラサキシジミだった。一緒に居合わせた方の「あっ、開いた」との声に改めて見ると、♂だった。♀に比べて表翅の紫色の部分が広い。♂の開翅シーンは初めて撮った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 4.ヒカゲチョウ -1
ヒカゲチョウが発生期を迎えている。新鮮な個体が多い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
ヒカゲチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 5.ヒカゲチョウ -2
4.と同じ個体を、100mmマクロで撮る。地味だけど裏面は味のある模様と思う。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO1600 ) 露出補正 なし
コジュケイのお散歩;クリックすると大きな写真になります 6.コジュケイのお散歩
谷戸に沿った散策路を歩いていたら、コジュケイが散歩していた。5mくらいまで近寄れたが、右側の藪の中に入っていってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO640 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ登場;クリックすると大きな写真になります 7.ミドリシジミ登場
ハンノキのあるところまで戻ってくると、先日お目にかかった人がファインダーを覗かれていた。翅を閉じていて♂か♀かはっきりしないが、胴が太いので、どうやら♀らしい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♀ AB型;クリックすると大きな写真になります 8.ミドリシジミ♀ AB型
しばらく待っていたら、開翅してくれた。AB型の♀だ。舞岡公園はAB型が比較的多く、B型が希少であると聞く。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ガビチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.ガビチョウ
私たちがミドリシジミの開翅シーンを撮っていた時、その脇で反対の方向にカメラを向けて、 ガビチョウの水浴びシーンを撮っておられる方がいた。そのガビチョウは水浴びを終えると近くの木の枝に止まった。ガビチョウは先日行った八王子市の長池公園でも見た。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO640 ) 露出補正 なし
下草に降りたミドリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 10.下草に降りたミドリシジミ♀
7.8.と同じ個体である。下草に降りて来たので、上から開翅した状態を撮ることができた。この日の収穫はこのミドリシジミ♀ AB型の開翅シーンだった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし

2012年7月 6日

舞岡公園 6月14日 2/2 いろいろな昆虫たち


 6月14日の舞岡公園は、撮りたい被写体が多くあり、続編となってしまった。この季節は蝶ばかりでなく、いろいろな生き物が命をはぐくむ。ホタル、大きな蛾、リス、はたまた2mほどある蛇にも出会った。写真を撮りに来られている方々の中には、決して、鳥や蝶ばかりではなく、ほかの昆虫や生き物に詳しい方がおられた。

ゲンジホタル;クリックすると大きな写真になります 12.ゲンジホタル
古民家から出てきて、再びミドリシジミのいそうな所へ向かうと、カメラを上に向けて撮られている方がいた。「何ですか?」と伺ってみたところ、ゲンジボタルだと教えていただいた。4月2日に行った二俣川の近くのこども自然公園でもゲンジボタルが発生し、6月の夜は観察会が行われる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/160秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ウラゴマダラシジミ -1
瓜久保の手前の狐久保への入口あたりで、ウラゴマダラシジミが飛んでいた。しばらく様子を見ていると、目の前の葉先に止まってくれた。通りかかったご婦人も、デジカメを取り出す。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ウラゴマダラシジミ -2
13.と同じ個体を同じ位置でG12で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 15.アカボシゴマダラ
瓜久保の方へ歩いて行くと、アカボシゴマダラがゆっくりと飛んできて、翅を休めた。この春型は随分と黒いが、後翅の赤いドットは現れていない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 なし
シンジュサン 裏面;クリックすると大きな写真になります 16.シンジュサン 裏面
瓜久保をかっぱ池の方へ歩いて行くと、何人かの人が集まって木の枝に向けカメラを構えておられる。オオミドリシジミでもいたのかなと思って行って見ると大きな褐色の蛾が木にぶら下がっている。傍には抜け出た蛹の殻も見られる。「何という蛾ですか」と伺ってみたところ、 シンジュサンといい、なかなか見ることができないそうだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ISO1100 ) 露出補正 なし
シンジュサン 表;クリックすると大きな写真になります 17.シンジュサン 表
伸びている枝の反対側に回り込んで表側を撮る。逆光だったのでプラス補正したが、それでも不十分で、Capture NX2で補正している。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 +1.0段
ミズイロオナガシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 18.ミズイロオナガシジミ -1
瓜久保から戻り道で、小川に渡された木道にミズイロオナガシジミを見つけた。今季初めてのミズイロオナガだったので嬉しかったが、左前翅が大きく破損していて、旨く飛べないようだった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ISO2200 ) 露出補正 なし
ミズイロオナガシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 19.ミズイロオナガシジミ -2
18.と同じ個体をG12で撮った。左前翅が大きく破れているのが解かる。後からここを通る人に踏まれやしないかと心配になった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります 20.ツマグロヒョウモン -1
舞岡公園でも見かけることが少なかったツマグロヒョウモンも多く見られるようになった。この個体、前翅の先の黒い紋に少し、違和感がある。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります 21.ツマグロヒョウモン -2
ヒメジオンで吸蜜する同じ個体を、森と青空をバックにG12で撮った。翅が透けてしまうと裏表の模様が重なってしまい、決して美しくない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
キタテハ夏型;クリックすると大きな写真になります 22.キタテハ夏型
秋型とは、色、翅のくびれ方など、随分違う。山地性のシータテハもそうだが、秋型の方が精悍な感じがして、一般的に夏型より好まれる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 23.ベニシジミ
ベニシジミが黒くなった。この蝶は年5?6回発生すると言われていて、夏に生まれる成虫、特に♂は前翅の橙色が退いて黒くなるものが多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
リス;クリックすると大きな写真になります 24.リス
これは台湾リスだろうか? すぐそばまで来る。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
紫陽花;クリックすると大きな写真になります 25.紫陽花
紫陽花がきれいな季節になった。公園のあちらこちらで、赤紫、青、白などの紫陽花の花が咲いている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 26.サトキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲが多くなった。まだ、発生初期なのか、きれいな個体が多い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/100秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段


2012年5月24日

舞岡公園 まだ蝶は少ない 5月8日


 前日、八王子市の長池公園へ行ってきたので、今日はじっとしてようかと思ったが、天気が良く、気温も上がりそうだ。となると、じっとしてはいられなくなり、11時少し前に家を出て、舞岡公園へ向かった。南門のそばにあったタニウツギは、一昨年、枝を払われて昨年は花が咲かなかった。しかし、この日はわずかではあるが、このタニウツギが花を付けていた。しかし、モンキアゲハもナガサキアゲハもいない。谷戸の縁を歩くとやっとツマグロヒョウモンが現れた。しかし、数は少ない。ツマキチョウも姿を見せない。2時間ほど公園内を歩いたが、収穫は少なく、帰ることにした。

ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン
羽化したてのようなきれいな個体が、谷戸の縁に咲いているハルジオンの花に来ていた。しかし、この日、ツマグロヒョウモンはこの個体しか見ることがなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 開翅;クリックすると大きな写真になります 2.ヒメウラナミジャノメ 開翅
ヒメウラナミジャノメは比較的多く飛んでいる。葉の上に止まり、翅を開いて日光浴をする。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
始めてみるトンボ;クリックすると大きな写真になります 3.始めてみるトンボ
舞岡公園では、シオカラ、ムギワラは良く見るが、このトンボは初めて見た。少しネットで調べてみたが名前が解からない。なかなか格好の良いトンボだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.キアゲハ
アカツメクサの花に春型のキアゲハが吸蜜に来ていた。きれいな、小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ベニシジミ
ベニシジミは多く飛んでいた。ハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花が好きなようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハもハルジオンで吸蜜;クリックすると大きな写真になります 6.アオスジアゲハもハルジオンで吸蜜
いつもならウツギの花に飛来するアオスジアゲハだが、ウツギの花はまだほとんど咲いていない。昨年も5月末頃になってから、ウツギは白い花を咲かせていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
フキの葉に止まるベニヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 7.フキの葉に止まるベニヒカゲ
谷戸の縁に大きな葉を拡げていた蕗の、その葉の上にベニシジミが止まった。G12の広角で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ハナムグリ;クリックすると大きな写真になります 8.ハナムグリ
漢字で「花潜」と書くハナムグリは、その名の通り、ハルジオンの花に潜り込んで蜜を吸っていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 9.再びヒメウラナミジャノメ
全くの普通種なので、普段はほとんど追うことはないが、この日は蝶が少なく、再び被写体になってもらった。駄蝶とバカにしてしまうが、良く見ると結構美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし

2012年5月20日

八王子市長池公園 5月7日


 連休明けの5月7日、多摩丘陵の西部、東京都八王子市の東南部に位置する 長池公園へ行って見ることにした。八王子市と多摩市、町田市とが接するところで、自宅から車で1時間少々のところにある。国道16号を右に入り、相模原の駅前から横浜線の向こう側に出て、米陸軍相模総合補給廠の脇を通って行く。やがて、長池公園の駐車場に辿り着いた。
 まず、インフォメーションセンターである長池公園自然館に寄る。わずかながら協力金を箱の中に入れ、公園内の地図をいただいて、さっそく、歩き始めた。蝶は多くはなかったが、アオバセセリに会えたのは大きな収穫だった。長池公園生き物図鑑というサイトによれば、80種くらいの蝶が生息しているようだ。隣接する連生寺公園にも寄ってみたが、ここでは全く収穫がなかった。次回、長池公園では地味にゴイシシジミなどを狙ってみたい。

築池;クリックすると大きな写真になります 1.築池
駐車場から長池公園自然館に寄り、地図をいただいた。地図を見ながら、北へ進むと二つの池があった。北側にあるのが姿池、手前にあるのが築池という。この写真は姿池と築池の間に立ち、振り返って築池を眺めたところ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 8.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
長池;クリックすると大きな写真になります 2.長池
築池に沿って南に歩く。「つくいけの道」と名付けられた散策路を炭焼き小屋に出る。そこから良く手入れされた林の中を下りていくと、長池の端に出る。この写真はそこから長池を眺めたところだが、ここから先は特別保存ゾーンとなっていて、入ることができない。ミドリシジミの食樹であるハンノキの林もあるとのことだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
長池の浄瑠璃姫の碑のあるところから観察路となっている「ながいけの道」を築池の方へ戻る。この道は陽当たりのよい、蝶のいそうな道だ。しかし、道端に咲くハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花にいるのは、春の蝶の定番ベニシジミとコチャバネセセリくらいだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -1
咲き始めた道端のミツバウツギの花の周りをハチ達と一緒にアオバセセリが飛んでいた。少なくとも2頭はいる。ミツバウツギの花に止まり、飛び立ってはまた、花に止まる。ここでアオバセセリに会えるとは思っていなかった。写真を撮るには少し距離が離れている。白い花に露出が影響されるので、+補正した。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -2
やや近くの花に止まってくれた。少し露出はオーバーになってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 +1.0段 トリミング
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもミツバウツギの花を訪れる。蝶も花もピカピカに新鮮である。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 7.アオバセセリ -3
ミツバウツギの木は全部で6?7本あっただろうか。やはり蝶は日当たりの良い木を訪れる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング
コチャバネセセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります 8.コチャバネセセリ 開翅
「ながいけの道」の道端には、ベニシジミとコチャバネセリが多かった。時折、コミスジが飛ぶ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.コチャバネセセリ コンパクトデジカメで撮影
前の写真と同じ個体、同じ場所で余裕があったので、G12に持ち替えて撮った。周囲の環境が解かる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ツバメシジミ
ツバメシジミは地表すれすれの草花の中を飛ぶことが多く、止まっても上から押さえつけるように撮ることになってしまう。余裕があるとローアングルで背景を工夫できるのだが、敏捷に飛び立ってしまうことが多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
連生寺公園 展望台;クリックすると大きな写真になります 11.連生寺公園 展望台
一旦、長池公園から離れ、姿池の長池見附橋から1km弱ほど北の方にある連生寺公園へ行って見た。公園は小高い山になっていて、鬱蒼とした林に散策路が造られている。メインであろうと思われる道のつきあたりに展望台があった。写真は京王相模原線の堀之内駅の方向と思う。蝶は全く見かけない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
連生寺公園 さえずり橋;クリックすると大きな写真になります 12.連生寺公園 さえずり橋
展望台から、今来た道を戻る途中を右下に下りて行くと、このさえずり橋という吊り橋があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 13.アオバセセリ -4
連生寺公園から再び長池見附橋へ戻り、その近くにあったイタ飯屋さんで昼食にした。食後、駐車場へ戻るまえに、もう一度、さっきのミツバウツギのところへ行って見た。アオバセセリはまだいた。最後にちょっと気に行った写真が撮れたので、満足して帰路に付く。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 なし トリミング

2012年5月16日

舞岡公園と舞岡ふるさとの森 4月24日


 ツマキチョウの写真が撮りたいと思い再び 舞岡公園へ出掛けた。ツマキチョウは飛んでいるのは見かけるが、なかなか、撮らせてくれない。この日は少し足を延ばして、舞岡公園の北側に広がる舞岡ふるさと村を歩いてみた。それにしても蝶は少ない。

古民家の鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
良い天気だった。舞岡公園の古民家の庭には鯉のぼりが泳ぐ。この古民家は旧金子家住宅の母屋だったそうだ。明治後期の建物で、平成6年(1994年)に復元されている。

上:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
下:Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/5000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ベニシジミ
春の定番、ベニシジミの数も例年より少ない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメオドリコソウに止まるベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメオドリコソウに止まるベニシジミ
普通種ゆえ、「何だベニシジミか」となってしまうが、春型はなかなか美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
G12で撮ったベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.G12で撮ったベニシジミ
Canon G12 の広角端macroで撮った。シジミチョウのような小型の蝶では、被写体に10cm以内に近づいて撮る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハ
上下とも同じ個体である。上はG12で背景を生かして撮った。桜の花びらがひとつ木の柵の杭に乗っている。

上:Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.コチャバネセセリ
コチャバネセセリが元気に飛び始めた。遅かった春もキャッチ・アップされていく。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.モンシロチョウ
西洋タンポポで吸蜜するモンシロチョウ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小川アメニティ散策路;クリックすると大きな写真になります 8.小川アメニティ散策路
いつもはここから引き返す、舞岡公園の車両進入禁止の門がある瓜久保の家の先へ歩いてみる。小川沿いに散策路が続く。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 10.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
舞岡八幡宮;クリックすると大きな写真になります 9.舞岡八幡宮
小川アメニティ散策路は舞岡駅へ続くが、その途中の左側に舞岡八幡宮の社があった。階段は50段ほどある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
舞岡八幡宮 拝殿;クリックすると大きな写真になります 10.舞岡八幡宮 拝殿
約50段あった階段を登りきると、舞岡八幡宮の拝殿があった。境内は狭く、質素な佇まいだ。狛犬のディテールが出るようにプラス補正した。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ツマキチョウ♀
舞岡公園でもツマキチョウは見かけたが、なかなか撮影出来ないでいた。舞岡八幡宮の境内でちらちら飛んでいる蝶がいた。小さな草にタッチ・アンド・ゴーを繰り返す。良く見るとツマキチョウの♀だった。産卵しようとしているのか、なかなか落ち着いてくれない。空中戦になった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
舞岡ふるさとの森;クリックすると大きな写真になります 12.舞岡ふるさとの森
舞岡八幡宮から下りて、再び小川アメニティ散策路を進み、横浜市営地下鉄の舞岡駅へ出た。横浜市戸塚区の区政推進課のホーム・ページからダウンロードしたふるさと舞岡ぶらりマップを見ながら、左に迂回するように舞岡ふるさとの森の散策路を行く。途中、開けたところがあり、比較的きれいな越冬キタテハがいた。草の間に片手で持ったG12を突っ込んで撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
高台からの眺め;クリックすると大きな写真になります 13.高台からの眺め
舞岡ふるさとの森の尾根道を歩いてきて、左に下りると舞岡公園の瓜久保の家の方へ戻る。今日はツマキチョウの写真を撮りたかったが、♀はかろうじて撮ったものの、オレンジ・トップの♂は空振りに終わってしまった。それにしても、蝶が少ない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし

2011年8月13日

舞岡公園の蝶は夏枯れ 8月7日


 日曜日、早起きして舞岡公園へ行ってみた。公園の駐車場に着いたのは7時20分だった。この日は朝から暑かった。蝶はほとんど見かけない。アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、ヤマトシジミなどが目につくが吸蜜する蝶もいない。蝶も夏枯れなのだろうか。蝶は少ないが、散歩、ジョギングの人、鳥や花の写真を撮る人など、一人歩きのご高齢の男性が多かった。
 瓜久保まで歩いてくると、公園の北門の先の道端には、すでにマイカーが数台停められていたが、そこへまた1台マイカーが来た。その車を運転してきた年配の男性は停められている車の列に並ぶように路上駐車し、公園の散策を始めた。公園の南側には、100台くらい停められ、駐車料金が2時間まで300円、その後は20分ごとに50円の有料駐車場があるのだが、ここ北門からは少々離れている。
1.カブトムシ
朝、7時半ごろ、南門から古民家へ向かう途中、井戸があるところを左へ入って、カラタチの植え込みがある所へ行くと、そのカラタチの葉の上に♂のカブトムシを見つけた。子供のころ、早朝に明治神宮の参道の常夜燈に付いているカブトムシや、クワガタを捕りに行ったのを思い出す。しかし、このカラタチの葉にいるカブトムシは全く動かない。死んでいるのだろうか。誰かがここに置いたのだろうか。生きているように艶々しているし、瞳も輝いているのだが、何か不自然であった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
カブトムシ;クリックすると大きな写真になります
2.クサギの花
クサギの花が咲き始めていた。この花には黒いアゲハたちを引き寄せる魅力があるのだが、この日は吸蜜に来ているモンキアゲハもクロアゲハも見かけなかった。朝が早すぎるのだろうか。それとも暑すぎるのだろうか。

上:Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
クサギの花;クリックすると大きな写真になります
3.オニユリ
先月は箱根湿生花園でコオニユリが咲いていた。コオニユリとオニユリは花だけ見ていると区別が付けにくいが、オニユリでは葉腋に黒紫色の珠芽(ムカゴ)が付く。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
オニユリ;クリックすると大きな写真になります
4.ツユクサ
谷戸の田んぼのあぜ道にツユクサが咲いていた。20cm?30cmの高さしかない草であるが、青紫色の可憐な花を付けていた。普段あまり注意しない花だが、今日はほかに追いかける対象が少なくて、目に付いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
ツユクサ;クリックすると大きな写真になります
5.ベニシジミとヒマワリとコスモス
農園の中で咲いていたコスモスの花弁でベニシジミが休んでいた。近くにはひまわりも咲いている。8月の風景である。今朝撮った蝶の写真はこれだけ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミとヒマワリとコスモス;クリックすると大きな写真になります
6.キキョウ
キキョウがきれいだった。自然は美しい色を創り出す。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
キキョウ;クリックすると大きな写真になります

2011年7月 9日

PowerShot G12 のテスト 舞岡公園 6月30日


 また、新しいコンデジを買ってしまった。ここのところ PowerShot A640 のバリアングル・モニターを使って撮ってきたが、まあまあの結果であった。そうするうちに欲が出て、もう少し広角端の焦点距離が短く、機能が良いのは無いかと思うようになり、ついに PowerShot G12 を新規購入してしまった。
 Coolpix P90 も保持しているのだが、AFがいまいち合わせ難いのと、ポケットに入らない大きさが難点だった。G12 は A640 よりは大きいがなんとかベストのポケットに入る。
 というわけで G12 の試し撮りを兼ねて舞岡公園へ行ってきた。やはり蝶の数は少なかった。しかし、今年初めて舞岡公園でツマグロヒョウモンの♂を目撃した。とても小さな個体だったのが気になる。

Canon PowerShot G12 1.Canon PowerShot G12
新規購入したCanon PowerShot G12。昔、Olympus E10 で使おうと購入してあったハンドストラップを付けた。このハンドストラップを手の平に通して持ち歩くと、ハンドストラップに手を通したままシャッターボタンを押せる。また、首にぶら下げたD300で撮るときも、G12を手の平に通したままぶら下げ、D300のファインダーをのぞきシャッターを切ることもできる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (F4.5 1/60秒 11mm ISOオート) 露出補正 -0.3段
内蔵ストロボ発光
ベニシジミ 2.ベニシジミ -1
もちろんマクロに設定して撮る。ピントは合わせやすい。広角端の開放絞り値はF2.8だが、プログラムオートではF4になった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ -2
ベニシジミの第二化が多く見られるようになった。台湾の陽明山で撮ったウラフチベニシジミも普通種だが、このベニシジミも普通種ではあるものの、他のシジミでは見られない色彩の持ち主でなかなか美しい蝶である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
アゲハチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.アゲハチョウ♀
カラタチの植え込みがある所でその若い芽にアゲハチョウが産卵していた。この母蝶も今年の第一化の♀が産み付けた卵から成虫になった第二化である。これはD300のマクロレンズで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.キマダラセセリ
キマダラセセリが多くなった。なかなか美しいセセリチョウである。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トラノオで吸蜜するキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.トラノオで吸蜜するキマダラセセリ
舞岡公園でも白いトラノオが咲き始めた。蝶が好きな花である。さっそくキマダラセセリ♂が表翅を見せて吸蜜していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムラサキツバメ♀;クリックすると大きな写真になります 7.ムラサキツバメ♀
古民家のあたりで不意に飛びだした。はじめはなんだか分からず、ミドリシジミの♀かと思った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
適正露出と露出補正;クリックすると大きな写真になります 8.適正露出と露出補正(1)
G12の露出補正はダイアルでできる。モニターを見ながら設定するより楽だ。この写真のような白い紫陽花の花を撮るにはどう露出補正すればよいのか試してみた。評価測光で補正なしから、-0.3、-0.7、-1.0 で撮った。如何だろうか。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上左:プログラムオートで撮影 (F4 1/100秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 なし
上右:プログラムオートで撮影 (F4 1/125秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -0.3段
下左:プログラムオートで撮影 (F4 1/160秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -0.7段
下右:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -1.0段
適正露出と露出補正 9.適正露出と露出補正(2)
次に古民家の部屋越しに見える庭の緑を撮った。評価測光の露出補正なしでは、庭の緑が飛んでしまう。(下左)-2.0 にすると庭の緑はほぼ適正露出になるが部屋の詳細がでない。(下右)は-2.0で撮影したのを Nikon Capture NX2 でDライティング処理した。このような場合は、-2.0 の露出補正をしても良いと思う。白飛びしていなければレタッチもしやすい。(上右)のカットではシャッタースピードが1/500秒になってしまっていた。ISO感度がオートで上がってしまったのだろう。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上左:プログラムオートで撮影 (F3.5 1/80秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 なし
上右:プログラムオートで撮影 (F3.5 1/500秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -1.0段
下左:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -2.0段
下右:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -2.0段 Dライティング

2011年7月 6日

新治市民の森 6月25日


 昨日は晴れていて撮影に出かけたかったが、あいにく風速10mと風が強かった。翌25日は、天気は下り坂という予報だったが、午前中は晴れ間が広がっていた。そこで、しばらく行っていなかった緑区の新治市民の森へ行って見ることにした。
 この公園の駐車場は土、日、祝日のみ利用できる。午前9時に駐車場に到着した。狙いは、あわよくば、オオミドリシジミ、ミズイロオナガシジミ、そして、白いトラノオの花に来ているメスグロヒョウモンだったが、残念ながら全敗だった。それにしても蝶の姿が少ない。

キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 1.昼顔の蜜を吸いに来たキアゲハ
昼顔に蝶が来たのを今まで見たことがなかった。あまり好みではないのだろうか、花の中に顔を突っ込んでいくがすぐ離れてしまう。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/4000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.スジグロシロチョウ
普段はあまりカメラを向けることのないスジグロシロチョウだが、新鮮な♂がハルジオンで吸蜜していた。夏を感じる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
絞り F4 にしたが、そのボケ具合の確認のために撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/3200秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧奥津邸;クリックすると大きな写真になります 4.旧奥津邸
池ぶち広場というところの近くで、カミキリを採っていた人と挨拶を交わした。「蝶が少なくて・・・」とボヤいたところ、旧奥津邸から新治市民の森に入るところに蝶がいましたよと教えてくれた。池ぶち広場から一旦新治小学校のほうへ出て、旧奥津邸を探しながら歩いた。旧奥津邸は、平成13年8月、この地域に古くから住んでいた奥津家の人々から、家屋敷と緑地が横浜市へ寄贈されたとのこと。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 7.3mm ) 露出補正 -0.7段
旧奥津邸 母屋;クリックすると大きな写真になります 5.旧奥津邸 母屋
母屋は平成6年に建てられ、屋根の形や土間をもつ間取りに、古い農家の面影を残す民家。太い松の曲がり梁や、欅の大黒柱、幅の広い床板、木製の建具な ど、国産の銘木を贅沢に使って建てられているという。昔ながらの木造建築の作り方で 釘を使わずに継手や仕口(しくち)で組み立てられているそうだ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 9.6mm ) 露出補正 -0.7段
アゲハチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 6.アゲハチョウ♂
旧奥津邸からJR横浜線の十日市場のほうへ進む。原っぱがあって、アゲハチョウがピンクの小さな花(ムシトリナデシコ?)で吸蜜していた。バックがきれいにボケた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
110706_007.jpg 7.新治市民の森 東側入口
十日市場のほうへ向かって進み、左へ曲がって再び新治市民の森に入る。こちらは駐車場のある西側の入り口に対し、東側の入り口になる。JR横浜線の十日市場駅から歩いてくるとこの入口から入ることになる。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm ) 露出補正 -0.7段
森の道;クリックすると大きな写真になります 8.森の道
東側入口を入ると、このような林の道がしばらく続く。先ほどのカミキリを採っていた人の話だと、樹液が出ているとのことだったが、それらしき樹は見つけられなかった。場所が違うのかもしれない。この日は残念ながら全く目的を達することができなかった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 9.6mm ) 露出補正 -0.7段


2011年6月21日

今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日


 再び舞岡公園へ出かけた。やっとゼフィィルスに会うことができた。この日はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。そのほかにも、舞岡公園では今までなかなかいい写真が撮れなかったテングチョウもなんとか撮った。
 今日は、遠近両用メガネを着用し、メガネを付けたまま一眼レフのファインダーを覗き、コンデジのバリアングルで撮るときもそのままでモニターを見るということにチャレンジしてみた。結果はまあまあで、なんとか旨く行きそうである。今までは、コンデジで撮りたい被写体が現れたときには、ポケットからコンデジを取り出し、老眼鏡を取り出して掛けてからであったが、コンデジを取り出すだけで済む。

ミズイロオナガシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ミズイロオナガシジミ
今シーズンの舞岡公園ゼフィィルス第1号はミズイロオナガシジミだった。いつもの栗林に入ったところ、このミズイロオナガシジミが舞い降りてきた。羽化したてのようである。ところが止まった位置が悪く、旨く構図が撮れない。2、3枚シャッターを切って、コンデジで撮ろうとしたところ、先着の同好の方から、「ゼフを探してますか」と声をかけていただいた。「はい」というと「ウラナミアカがいますよ」とのこと。優先順位はウラナミアカのほうが高いので、ミズイロオナガはそのままにして、そちらへ移動した。ウラナミアカを撮って、元のところに戻ってきたが、ミズイロオナガは姿を消していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラナミアカシジミ -1
呼んでいただいたところへ行ってみると、ウラナミアカシジミが止まっていた。ちょうど眼の高さに居て、撮り易い。ただ葉影に入り込んでいて、暗い。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミアカシジミ -2
そうこうするうちに、飛び立った。だが、すぐ近くに止まってくれた。今度は陽の当る所に出てきたが、残念ながら逆光になる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラゴマダラシジミ
時間とともに、同好者の数が増えてきた。5?6人は居られただろうか。それだけゼフを探す眼が増えることになる。今度は「ウラゴマダラがいますよ」と声がかかった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
栗林から降りてきて、古民家のあるほうへ歩いて行くとテングチョウが路上に止まっては飛び、止まっては飛んでいる。少し落ち着くのを待って、D300で撮ったあと、PowerShot A640 のバリアングルファインダーで撮った。遠近両用メガネが効果的だった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm )  露出補正 なし
トリミング
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.アカボシゴマダラ
ツマグロヒョウモンが全く見られないのが心配だが、アカボシゴマダラは元気だった。この日も何頭も見かけた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
アカボシゴマダラ 産卵;クリックすると大きな写真になります 7.アカボシゴマダラ 産卵
エノキの幼木の葉にアカボシゴマダラが産卵しようとしていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ゴマダラチョウ
昨年まではほとんど会えなかったゴマダラチョウに今年は何回か会った。食樹がアカボシゴマダラと競合するので、アカボシゴマダラに圧倒されているのかと思っていたが、今年はゴマダラチョウも頑張っている。ぜひ、共存していって欲しいと思う。ゴマダラチョウを応援したい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
トリミング
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 9.アカタテハ
これは越冬したアカタテハだろうか。しかし、その年の成虫も5月下旬ごろから発生するというので、今年生まれかもしれない。ただ、破損もあり新鮮ではなかった。この花はエゴの木だろうか?

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
新鮮なルリシジミが発生している。下草を飛び回るだけでなくセフィルスのように木々の間を飛び回るので、「何だろうと」と思って見ることがある。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ第二化;クリックすると大きな写真になります 11.ベニシジミ第二化
春一番に出てくるオレンジの部分が多いベニシジミに比べ、黒が濃くなった新鮮なベニシジミが飛び始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります 12.コジャノメ
ちょっと擦れているがコジャノメがいた。5月に台北郊外の陽明山で撮ったコジャノメとだいぶ感じが違っていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし


2011年4月27日

もう一度ツマキチョウ 舞岡公園 4月26日


 4月15日にツマキチョウの写真を撮りたくて舞岡公園へ出かけたが良い写真が撮れなかった。そこで4月26日、もう一度舞岡公園に出かけた。
 季節は移ろい、前回は少なかったタンポポやハルジオンの花が咲いていた。昼過ぎから気温も上がり、蝶の数も多くなった。
 この日に見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、コミスジ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリといったところ。ゴールデンウィークになるとさらに賑やかになると思う。
 今日の狙いのツマキチョウは、多くを見かけるものの素早く飛び回り、なかなか撮らせてくれなかったが、あきらめてそろそろ引き上げようと思った頃、ようやくチャンスがやってきた。ツマキチョウは雌も発生していた。

鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.鯉のぼり
今日は良い天気だった。舞岡公園の中心にある小谷戸の里では、古民家前で鯉のぼりが元気に泳いでいた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ交尾;クリックすると大きな写真になります 2.ツバメシジミ交尾
小さな花にツバメシジミの♀が止まって蜜を吸っていたところへ小柄な♂が求愛した。いったん飛びたって、もつれていたが、下草に降りて交尾がなった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメウラナミジャノメ
今日はよくこのチョウを見かけた。まったくの普通種であるが、こうして見ると新鮮である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマトシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 4.ヤマトシジミ♀
この季節の蝶たちは下草の小さな花に止まってくれる。写真は撮りにくい。久しぶりにヤマトシジミ♀の開翅が撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ベニシジミ
そろそろベニシジミの第一化も終わろうとしている。60mmレンズで目いっぱい被写体に近ずく。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.コチャバネセセリ
咲き始めたハルジオンの花でコチャバネセセリが吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
越冬したルリタテハ;クリックすると大きな写真になります 7.越冬したルリタテハ
歩いていると敷石にルリタテハが翅を拡げて日光浴をしていた。しばらくじっとしていてくれたので、ライブビューでの撮影を試みたが、ピントがうまく合わせられなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 8.モンシロチョウ♂
道端のタンポポでモンシロチョウが吸蜜していた。露出補正なしで撮ったが白い翅も白トビしていなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 9.ツマキチョウ♂ -1
この日もツマキチョウは♀を含めてよく見かけたが、良く飛び回って写真を撮らせてくれなかった。午後2時に近くなったので、そろそろ引き上げようかと思ったころ、やっとチャンスがやってきた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ツマキチョウ♂ -2
ツマキチョウは4月10日ごろからゴールデンウィークの頃まで見ることができる。そろそろ♀が多くなってくる。この日も♀を何頭か見かけた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 60mm ISO360 ) 露出補正 なし

2011年3月31日

今年初めての舞岡公園 3月30日


 この日は朝から良く晴れ、気温も上がりそうだった。今日は蝶も飛ぶだろうと舞岡公園へ行ってみることにした。例年はその年初めて舞岡公園に来るのは4月10日前後である。
園内の木々は芽をふいて、コブシの花も見事に咲いている。まだ下草が茂っていない早春の公園の風景は、いつもと違っていた。
  昼近くなるにつれ、気温は上がり汗ばむほどになった。この日見かけた蝶は、越冬蝶ではキタテハ、ウラギンシジミ、テングチョウ、今年羽化した蝶では、キタキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミだったが、キタテハとベニシジミしか撮れなかった。

キタテハとタンポポ;クリックすると大きな写真になります 1.キタテハとタンポポ
この日は、最近購入した TAMRON 60mm Macro で初めて蝶の写真を撮る。Nikon D5000 でのライブビュー撮影でオートフォーカスが作動するので、それも試してみたかった。まずは越冬したキタテハの秋型がチャンスをくれた。下草に止まる蝶は、どうにも撮り難い。ベタッとした絵になってしまい背景は汚いボケになる。これももう少しローアングルになった方が良かった。オートフォーカスは遅いが、なんとか目にピントが来ている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 2.宮田池
公園内の宮田池の畔では野鳥を撮る人が三脚を立てて、撮影チャンスを待っている。この池にはカワセミが来る。みなさん凄いカメラと望遠レンズの重装備だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミのランデブー
足元をセセリ蝶のように敏速で飛ぶ2匹のベニシジミがいた。飛んでいるときは黒っぽく見える。♀が下草に止まると、♂がその後ろに止まる。二匹がほとんど同時に飛びあがっては、また同じように止まる。♂が腹端を曲げているのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ベニシジミのランデブー;クリックすると大きな写真になります 4.梅
今年は寒かったのか、瓜久保の家の前では今、梅が見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ユキヤナギ;クリックすると大きな写真になります 5.ユキヤナギ
ユキヤナギの白い小さな花は可憐である。しかし、写真に撮ると白い花がいわゆる白飛びしてしまうことが多い。-1.0段の露出補正をかけて白飛びしないように撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
石畳のキタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.石畳のキタテハ
このように地面に止まる蝶は、撮り難い。そこでライブビュー撮影で数カットシャッターを切る。すべてがピントの合ったカットにはならないが、「数打ゃ当たる」。デジタルだとコストを気にしないでシャッターが切れるのでありがたい。奥行きが感じられるきれいなボケが得られた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
キタテハと菜の花;クリックすると大きな写真になります 7.キタテハと菜の花
菜の花にキタテハが来て吸蜜を始めた。バックをきれいにぼかそうと思い、絞り優先でF4.0にして撮った。単焦点マクロレンズらしい描写になった。設定しているISO400では露出がオーバーになり、250になった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/4000秒 60mm ISO250) 露出補正 なし
小谷戸の里の古民家とコブシ;クリックすると大きな写真になります 8.小谷戸の里の古民家とコブシ
いつも立ち寄る小谷戸の里だが、コブシの花がこんなにきれいに咲く時期には来たことがない。バックになる古民家が暗いので、そのまま撮るとコブシの白が飛んでしまう。古民家がボケないように絞り優先のF22にして撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/200秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハとミツマタの花;クリックすると大きな写真になります 9.キタテハとミツマタの花
前のコブシの写真を撮った時の露出補正設定を戻さないで撮ってしまった。この程度の写りなら問題ない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO280) 露出補正 -1.0段
緋色のミツマタ;クリックすると大きな写真になります 10.緋色のミツマタ
ミツマタの花というのは黄色いものだと思っていたが、こんな緋色の花もあった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハをF22で撮る;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハをF22で撮る
F22にして撮ると背景がどれほどシャープになるかを試してみた。結果はこのレンズのF22では背景をシャープに撮れない。これ以上絞るとシャッタースピードがより遅くなり、手ぶれも心配になる。背景をシャープに撮るにはコンパクトデジカメの広角側で撮る方が良いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/125秒 60mm ISO450) 露出補正 -1.0段

2010年5月22日

夕陽の滝と大雄山最乗寺


 5月8日 この時期にここを訪れるのは3度目になる。一昨年、初めて行ったときに、ミヤマカラスアゲハとオナガアゲハの春型が撮れたので、昨年も行ってみたが、時期が少し早かったのか、ジャコウアゲハの♂を見たのみだった。そこで今年は行くのを少し遅らせたのだが、定番のウスバシロチョウはいたもののミヤマカラスアゲハやオナガアゲハは見ることができなかった。
ウスバシロチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 1.ウスバシロチョウ 開翅
東名高速を大井松田で下りて、伊豆箱根鉄道の大雄山駅の手前を右に曲がって、足柄峠へ向かった。今回は峠まで登らず、夕陽の瀧方面へ直行。イノシシの皮が干してあるお宅の駐車場に車を停めさせていただき、ひらひらと飛び始めたウスバシロチョウを撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ 休止;クリックすると大きな写真になります 2.ウスバシロチョウ 休止
しばらく飛び回っていたこのウスバシロチョウは葉の上に止まった。首の周りの黄色が鮮やかである。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
おなじみの蝶であるが、色鮮やかであった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ 求愛;クリックすると大きな写真になります 4.スジグロシロチョウ 求愛
農家の庭先にスジグロシロチョウが止まっていた。きれいな個体なので撮ろうとしたところ、♂がアプローチしてきた。スジグロシロチョウの襟の周りの黄色もなかなか美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
菜の花とジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 5.菜の花とジャコウアゲハ
瀧のほうへ歩いて行くと、畑一面の菜の花でジャコウアゲハの♂が吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒  ISO400 ) 露出補正 なし
大雄山最乗寺のジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.大雄山最乗寺のジャコウアゲハ
夕陽の滝を見た後、大雄山最乗寺へ行った。モンキアゲハもオナガアゲハもいない。300段以上ある階段を上って奥ノ院へお参りしてきた。黒いアゲハをあきらめて、車に乗って駐車場を離れようとするとつつじの石垣にジャコウアゲハ♂が2頭来ていた。腹の紅色がいかにも「俺には毒があるぞ」と脅している。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm F4-5.6D
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒  ISO400 ) 露出補正 なし

2010年4月27日

今年初めての舞岡公園


 今日は暖かい日になるというので、ツマキチョウの写真を撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
 気温はまあまあで、陽は差してきているが風が強い。それと、なぜか蝶の数が少ないように思う。
 公園内の手入れが行き届きすぎているのであろうか。単に、今年の天候不順のためなのか。
 ツマキチョウも何頭か見かけることができたが、数は少ないように思えた。しかし、谷戸はすっかり春らしくなり、緑が美しい。
瓜久保+クリックすると大きな写真になります 1.瓜久保
公園内の瓜久保と呼ばれているところ。下草は緑になり、木々は新しい息吹に溢れている。

Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3-63mm 6 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/297秒 6.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ ♂ ?1
セイヨウタンポポで吸蜜するツマキチョウの♂。前翅先端のオレンジ色がはっきり見えなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ツマキチョウ ♂ ?2
前の写真とは違う個体であるが、驚くほど小さな個体だった。やはり天候不順が原因なのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♀;クリックすると大きな写真になります 4.ツマキチョウ ♀
♂の発生に比べて、♀の発生時期は少し遅れるが、このメスは羽化したてで、純白の翅をしたきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
キタテハの求愛;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハの求愛
越冬したキタテハ秋型である。葉上に止まった♀に♂が熱心に求愛を始めた。しかし、結ばれず、♂は飛び去ってしまった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒  ISO400 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります 6.アオサギ
瓜久保にかっぱ池という、夏には蓮の花が咲く小さな池がある。そこに大柄なアオサギがいた。餌を取っている。じっと狙いを定め、チャンスと見るやくちばしを水に突っ込み捕食していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ツバメシジミ
この時期はいつも多くみられるツバメシジミだが、この日は少なかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
タチスボスミレに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.タチスボスミレに来たベニシジミ
ベニシジミの春型はオレンジ色の部分が鮮やかで、黒化してしまう夏型より、美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ハルジオンに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ハルジオンに来たベニシジミ
この蝶は下草や、タチスボスミレのような地面の小さな花に止まることが多いので、写真を撮るときに背景の処理に困る。ハルジオンに来てくれると、バックをぼかすことができる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし

2009年6月20日

今年5回目の舞岡公園

 6月12日は良い天気で、久しぶりに新治市民の森へでも行きたかったのだが、墓参りのアッシーを命ぜられたため、行けなかった。翌6月13日も、晴れてはいないが、気温も高く、雲は高い。まだ、白いアカボシゴマダラとウラゴマダラシジミが撮れていないので舞岡公園へ行ってみることにした。この2種はこの日もダメだったが、またまたミドリシジミ、オオミドリシジミ、ウラナミアカシジミを撮ることが出来た。この日は土曜日だったので愛好者が多く、ウラナミアカシジミはそのかたがたにポイントを教えていただいた。
1.ベニシジミ 夏型
春一番に出てくるベニシジミは、前翅のオレンジ色の部分が広く、黒い縁取り、黒い斑紋も小さいため、明るく感じるが、この夏型(多分第2化)は黒い縁取りが濃く、黒い斑紋も大きい。全体として黒ずんでいる。しかし羽化したては美しい。

Nikon D300  Tokina 100mm macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ベニシジミ 夏型:クリックすると大きな写真になります
2.ミドリシジミ ♂
この日は土曜日で、ここへ蝶の写真を撮りに来る人も多い。何人かの同好の人が池の向こうでカメラを向けている。そっと行ってみるとミドリシジミがいるらしい。皆さんが撮り終えるのを待って、撮らせてもらった。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ミドリシジミ ♂:クリックすると大きな写真になります
3.ミドリシジミ ♂ 違う個体
2.とは違う個体もいた。去年は1頭も見なかったのに今年は多く発生しているようだ。時間は11時少し前。下草に止まったが、残念ながら開翅はしてくれない。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ミドリシジミ ♂ 違う個体:クリックすると大きな写真になります
4.ミドリシジミ ♀ A型
ハンノキの傍の下草に♀が下りてきて、開翅した。A型の♀である。はじめて見た。

Nikon D300  Tokina 100mm macro

  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
ミドリシジミ ♀ A型:クリックすると大きな写真になります
5.ハンノキの枝に
ミドリシジミ♀がハンノキの枝に止まり、お尻を枝に擦り付けながら、移動する。産卵行動かと思ったが、すぐ飛び立ってしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ハンノキの枝に:クリックすると大きな写真になります
6.ウラナミアカシジミ
居合わせた同好の人が、今日撮ったデジカメの写真をモニターで見せてくれた。その中にウラナミアカシジミがあったので、どこで撮られましたか?とうかがったところ、私の知っている場所を教えてくださった。私はウラナミアカシジミを舞岡公園では見たことがない。さっそく行ってみると、そこにも2人の愛好者が居られた。聞いてみると「まだ、あそこに止まってますよ」と教えてくださった。しかし、栗の木の高いところにいる。Coolpix P90の最望遠側で撮った。

COOLPIX P90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/158秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ウラナミアカシジミ:クリックすると大きな写真になります
7.オオミドリシジミ ♀
ウラナミアカシジミのいた所と同じ場所にオオミドリがいた。♀である。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
オオミドリシジミ ♀:クリックすると大きな写真になります
8.ムラサキシジミ
そろそろ引き上げようとしていると、明るい場所にムラサキシジミが飛んできて、開翅した。ムラサキシジミも昨年はあまり見ることがなかったが、今年は多いようだ。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ムラサキシジミ:クリックすると大きな写真になります
9.キアゲハ
新鮮なキアゲハがアザミにきていた。これも第2化だろうか、新鮮な♂である。狙ったアカボシゴマダラとウラゴマダラシジミは両者とも見かけたものの撮ることが出来なかった。しかし、今日も収穫のあった半日だった。

Nikon D300  Tokina 100mm macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
キアゲハ:クリックすると大きな写真になります

2009年4月24日

舞岡公園

 2009年4月16日 新規購入した Nikon P90 だけをぶら下げて舞岡公園へ行ってみた。良い天気で、気温も上がり、蝶の数も増えている。この日は舞岡公園の今まで歩いていた範囲を少し広げて、市営地下鉄の舞岡駅方面につながる「舞岡ふるさとの道」を歩いてみたら、思わぬ収穫があった。
古民家の鯉のぼり:クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
舞岡公園の中ほどに谷戸が広がり、田んぼがあって、これからしばらくすると田植え教室が始まり、泥まみれになった子供たちと母親が元気にはしゃぐ姿を見るようになる。谷戸の脇には古民家があって、ここでは、シルバー世代がスケッチを楽しんでいる。古民家の庭には鯉のぼりが立てられていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/310秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂:クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
先日、都立小山田緑地へ行ったときに撮れなかったツマキチョウを撮るのが、この日の目的だった。モンシロチョウに混じって飛んでいるが、チラチラした飛び方なので区別できる。しかしなかなか止まってくれない。やっと1枚撮れたのがこの写真

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
春の蝶の定番であるが、夏のベニシジミに比べオレンジ色の部分が広く鮮やかで美しい。P90の広角側4.6mmのマクロで撮ったが、草原の広がりが表現できた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
クロコノマチョウ:クリックすると大きな写真になります 4.クロコノマチョウ
これが本日の思わぬ収穫。舞岡公園にいるとは聞いていたが、見るのも撮るのもはじめてであった。今まで舞岡公園に来ても歩いていなかった「舞岡ふるさとのみち」を歩いていたら、バサッという音がして、黒いものが飛び、近くの葉上に止まった。クロコノマチョウ秋型の越冬蝶である。蝶までの距離は2mほどある。P90の望遠側を活用した。ただ、ちょっと暗いので、ピントが合いにくく苦労した。少し手ぶれしている。ASAは自動的にASA400に上がっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/70秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トラフシジミ春型:クリックすると大きな写真になります 5.トラフシジミ春型
羽化したばかりの美しいトラフシジミがラッキーにも目の前に止まってくれた。この蝶も個体数が少なくめったに会えない。止まってもすぐ活発に飛び立ってしまい、じっくりとることは出来なかった。夏型に比べ、トラフ=虎斑の由縁である白い帯が鮮やかである。このときばかりはマクロレンズをつけたD300を持ってきていれば良かったと思った。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/110秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段

2008年11月 6日

そろそろ蝶はシーズンオフ

 日増しに寒くなってきた。蝶が飛ぶシーズンもそろそろ終わりになろうとしている。往復2時間のコースであるが、暖かい日によく近くの三ツ沢公園に散歩に出かける。そこでは花壇に来る秋の蝶を見ることが出来る。
クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン♀ 広角端
三ツ沢公園にアマチュアスポーツの父と言われた元横浜市長の平沼亮三氏のランニング姿の像がある。10月18日には、その周囲の花壇にきれいなツマグロヒョウモンの雌が来ていた。 コンパクトデジカメしか持っていなかったがマクロにして撮った。この写真はズームの広角端7.2mmで撮っているが、35mm版換算で36mmくらいであろうか。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.ツマグロヒョウモン♀ 望遠端
前の写真と同じ個体を、今度は望遠端で、少し左へ動いて背景が整うようにして撮った。29.2mmで35mm換算では145mmくらいの範囲になるが、ボケ具合はあくまで29.2mmである。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
11月1日は暖かな日だった。横浜市営地下鉄の三ツ沢上町駅前に、小さな店だが美味しい中華料理店がある。そこでビールを一杯飲みながら、昼飯を食うのが楽しみでこの日も散歩に出かけた。 サッカー競技場の脇の道に花が植えられているが、そこにベニシジミが来ていた。後ろをウォーミングアップ中の陸上選手が通り抜ける。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/200秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.アオスジアゲハ
何という名前の花かわからないが、蝶が好きな花らしく、隣の植え込みにはアオスジアゲハが来ていた。この時期としては翅に傷みがなくきれいだ。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 )

2008年7月 8日

新しいレンズ

 来週から旅行に出かけるので、そのときに使おうとシグマの新しいレンズを amazon.co.jp で購入した。量販店で買うより、ポイント分を差し引いても安い。このレンズは、17mm-70mmのやや広角の標準ズームなのだが、F2.8-F4.5と明るいのと、マクロで最短20cm(レンズ前から3cm)まで寄れるのが気に入ったからだ。7月5日、早速、舞岡公園へ出かけてみたが蝶は少なかった。

クリックすると大きな写真になります1.里山のベニシジミ レンズの先から10cm?15cmのところまで寄って、広角側でハルジオンの蜜を吸うベニシジミを撮った。背景が写しこめ、里山の雰囲気が出ている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm
絞り優先 F5.6 で撮影 ASA400 シャッタースピード 1/800秒
クリックすると大きな写真になります2.ハルジオンの蜜を吸うベニシジミ こちらは、同じシーンを70mm側で撮った。感覚的には60mm程度のマクロレンズと同じで、背景もきれいにボケている。マクロレンズとしても十分使えそうだ。旅行ではこのレンズを付けておけば、思わぬときに蝶が現れても対応できるだろう。
Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm
絞り優先 F5.6 で撮影 ASA400 シャッタースピード 1/1000秒

2008年4月 6日

今年初めての蝶

 中国の蝶をちょっとお休みして、新しい写真にした。

 今年はじめてモンシロチョウを見たのは、3月18日だった。その後また寒い日が続き、蝶をあまり見かけることはなかったが、4月になって、やっと気温が上がってきた。新しい機材のテストを兼ねて、今年初めて舞岡公園に行ってみた。

クリックすると大きな写真になります1.4月3日、舞岡公園の古民家の門にある八重桜も五分咲きになった。S10の広角側(36mm相当)でマクロを使って、古民家を背景に八重桜の花を撮った。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4  1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります2.昨年暮れに新調したNikon D300をはじめて使ってみた。今まで使っていたD100は露出はアンダー気味に撮れるが、D300は明るく撮れる。
この蝶は越冬したウラギンシジミの♀。100mmマクロで、プログラムオートで絞りはF11になったが、背景はきれいにボケた。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります3.上と同じ場面をS10で広角端で撮るとこのようになる。どちらがいいか。この場合、こちらのほうが面白いと思う。D300ではASA400に設定しているが、こちらはASAはオートになっている。ASA100以下でシャッターが切れたようだ。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります4.これも同じモデル。S10の広角端で撮った。環境が写しこめるので気に入っている。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります5.こういう写真は、100mmマクロもよい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります6.春らしいベニシジミ。バックがきれいなボケになったと思う。次のときは、絞り優先で F4 か F5.6 にして、撮ってみてボケ味の違いを見てみたい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 )


2008年1月14日

2007年の蝶(2)

前回に引き続き、昨年撮った写真の中で少しましなのを観ていただきたい。

クリックすると大きな写真になります1.コミスジ 2007年5月29日 横浜市戸塚区舞岡公園
蝶の写真で撮りにくいのは、地面に止まった蝶である。蝶はともかくとして背景が地面では、なかなか絵にならない。そこで、カメラを地面に平行に近づけて後ろの景色などを入れて撮ると少し見られるようになる。ただし、一眼レフではとてもファインダーをのぞける姿勢はとれない。コンデジでバリアングルのモニターを見ながら撮ることになる。
Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります2.ウラゴマダラシジミ 2007年5月29日 横浜市戸塚区舞岡公園
この蝶はゼフィルスと呼ばれるシジミチョウのグループの一種でミドリシジミの仲間である。なかなか翅を開いて見せてくれないが、半分開いて見せてくれた。表裏共になかなか美しい蝶だ。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 )
クリックすると大きな写真になります3.キマダラセセリ 2007年6月27日 横浜市青葉区 寺家ふるさと村
小さな蝶であまり目立たないが、なかなか器量良しだと思う。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります4.スジグロシロチョウ 2007年6月27日 横浜市青葉区 寺家ふるさと村
白い蝶を撮るのはなかなか難しい。といってもこれはプログラムオートで撮っているのだが、白い翅に日光が当たっていると、そこは白く飛んでしまう。この日は曇っていて、翅の細かな様子が旨く撮れた。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/750秒 )
クリックすると大きな写真になります5.ベニシジミ 2007年6月27日 横浜市青葉区 寺家ふるさと村

個体数が多く、飽きるのだが、なかなか可憐な蝶である。このベニシジミはこの年の2世代目で、夏型である。春型に比べて黒味がかってくる。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 )