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2023年12月 9日

小さな公園のチョウも寂しくなった 2023年10月22・23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

先週に比べ、昨日の日曜日から天気は悪くないが気温が少し低い。小さな公園の花畑に来るチョウの数も少なくなった。センイチコウの花に来るのはヤマトシジミがほとんどで、ウラナミシジミも少ない。背の高いヒャクニチソウの花には、時折、ツマグロヒョウモンは来るが、イチモンジセセリ、チャバネセセリしかいないようだ。
 22日、23日の2日間は、この公園ではクロマダラソテツシジミは見られなかった。
 追記 自宅から、南に1kmほどのところに家内の姉が入居する施設があるが、その施設の前の家に立派なソテツの木が植えられているのを知っていた。21日の日曜日に家内を車に乗せ、義姉の顔を見に行った。面会を終えて外に出てきたところ、そのソテツの木に小さなシジミチョウがちらちらと飛ぶのが見えた。Canon PowerShot G7X を持っていたがソテツは住宅の塀の中なので、距離がある。ダメでもともとと思い、ズームを37mm、精いっぱい(35mm換算で100mm)に伸ばして撮ってみた。モニターで拡大して見るとまさしくクロマダラソテツシジミだった。

000_231023003 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
一面ブルーになったヤマトシジミ♂ 2023年11月23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231022011t X900 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 1.ヤマトシジミ♂-1
この個体はまだ前翅外縁部の黒い紋が広い。しかもその内側に黒い鱗粉が見える。22日は、D750に TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD を付けて撮った。ボディもレンズも重たい。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO140 )
002_231022018t X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
少し擦れて(鱗粉がなくなる)きている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
003_231022020 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
前翅に少し青い鱗粉がのっている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
004_231022023 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg
4.ヒャクニチソウの舌状花にヤマトシジミ
珍しくヤマトシジミの♀がヒャクニチソウの舌状花の部分に止まっていた。そこに花の蜜はない。この♀の前翅、後翅には、寒冷期型の特徴である青い鱗粉がはっきり出ていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO120 )
005_231022025 X900  〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 5.ヤマトシジミ♀ -2
写真4.と同じ個体。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO220 )
006_231023001 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.ヤマトシジミ♂ -3
23日に撮った。この個体は寒冷期型の特徴が出ていた。翅表の前翅、後翅とも外縁部の黒い紋の幅が狭くなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
007_231023003 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.チャバネセセリ
イチモンジセセリと紛らわしいが、後翅裏面の斑紋で区別できる。比較的新鮮な個体だった。

Ni

kon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO125 )
008_231021006m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -1
前日の10月21日、家内の姉が入居する施設の前の家の庭に立派なソテツの木が植えられている。そこにちらちらと翔ぶ小さなチョウを見つけた。もしやと思いG7Xのモニターで捉え、精いっぱい望遠にして、マクロにして、シャッターを切った。モニターで確認するとクロマダラソテツシジミの寒冷期型だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 
009_231021001m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -2 前の写真と同じ個体である。もう少し撮りやすいところに移動してくれないかとしばらく待ったが、葉の裏に隠れてしまった。やはり、クロマダラソテツシジミとソテツはつきものだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )

2023年12月 5日

連日、近所の公園へ 2023年10月18・19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

時間があれば、ヒャクニチソウとセンニチコウが咲く近くの小さな公園へ行っている。また、家内が足を怪我して以来、杖を突いて歩いているのだが、ちょっと重いものになると持てないので、買い物を代行することがあるが、そんな時もこの公園に寄り道をしている。
 同じような写真が続き「またか」と思われるであろう。だが、クロマダラソテツシジミ以外は普通種ばかりであるものの、その時その時の姿があり、飽きない。秋はチョウの数が多いので楽しめる。今はヤマトシジミの翅表の個体差に興味がある。

000_231019063s X700 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg
ヤマトシジミの♂と♀ 2023年10月19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231018002 X900 峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 1.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -1
まず、18日。ヒャクニチソウに羽化したてのようなきれいなアゲハの♂が来て、吸蜜をしていた。2014年に購入したNikon D5300に名玉と言われた TAMRON 90mm mzcro を付けて携行した。バックのボケ方もきれいだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
002_231018003 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -2
アゲハは暖地では年に3~5回成虫が発生すると言われている。それにしてもきれいな個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
003_231018012 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
おそらくこれまでに見ている個体だと思う。だいぶ擦れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
004_231018018 X900 〇峰岡公園 イチモンジ D5300 TAMRON 90.jpg 4.イチモンジセセリ
このチョウも秋になると多くなる。敏捷に翔んできて、さっとヒャクニチソウの花に止まる。イチモンジセセリは小型のチョウだがセンニチコウでは吸蜜しない。また、ヤマトシジミや、クロマダラソテツシジミはヒャクニチソウでは吸蜜しない。なぜだろう?

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
005_231018026 X900 〇峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮な個体だが、まだ、高温期に現れるという外縁部の黒い縁が目立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_231018052 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2<br> この個体、よく頑張って生きていて、センイチコウに吸蜜に来ている。いつまで見られるか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_231018054 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 7.アゲハ♀ -1
40分ほど前にヒャクニチソウに来ていたアゲハ(写真1,2)とは違う個体だ。♀である。これもきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_231019006 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -3
ここからは翌日午後2時ごろの小さな公園のチョウだ。この日もまだクロマダラソテツシジミは健在だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO140 )
009_231019026 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -4
このチョウの裏面が好きだ。橙色の小さな丸い紋が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO320 )
010_231019029 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -4
細く長い尾状突起もまだしっかり付いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO180 )
011_231019035 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -2
外縁部先端から見える水際の前翅の黒い模様が見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
012_231019044 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 12.ヤマトシジミ♂ -3
なかなか開翅してくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
013_231019046 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 13.ヤマトシジミ♀ -1
前翅後翅ともに青い鱗粉が現れた美しい♀だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
014_231019047 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 14.ヤマトシジミ♀ -2
翔び上がってセンニチコウから離脱した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
015_231019050 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♂ -4
後翅の黒い縁は細いが前翅のそれは太い。いろいろ個性的だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
016_231019054 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -5
この♂の外縁部の黒い縁は細い。だが、その内側に淡い黒が現れていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
017_231019057 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 17.ヤマトシジミ♂ -6
位置を変え、翅を開いたまま吸蜜を続ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
018_231019061 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 18.ヤマトシジミ♂ -7
写真15.と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
019_231019076 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 19.ヤマトシジミ ♂と♀
写真14.の♀が吸蜜しているセンニチコウに写真15.の♂が飛来した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
020_231019077 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 20.ヤマトシジミ 1♀ 2♂♂
そこへまた1頭、♂が割り込んできた。センニチコウの花畑は賑やかである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )

2023年11月27日

キタテハ秋型が登場 2023年10月16日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

前日の日曜日は雨も降り、気温も20℃に達しない肌寒い日であったが、この日はまた気温も上がり快晴となった。こんな日はチョウも活動するだろうと、11時ごろ、また、近所の公園へ出かける。
 ヤマトシジミの新鮮な個体が多くなってきた。クロマダラソテツシジミもまだ、元気にセンニチコウに吸蜜に来ている。
 私の好きなキタテハの秋型が飛来した。夏型に比べその精悍な姿が良い。

000_231016023 X700 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg
ヒャクニチソウに来たキタテハ秋型 2023年10月16日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231016009 X900 ◎クマソ 峰岡公園 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ♂ -1 これも先週見たのと同じ個体だろうか。はっきりと見分けられないが、擦れ具合はこの個体の方が少ないように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 205mm ISO250 )
002_231016013 X900 ◎クマソ 峰岡公園 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♂ -2
一昨年に比べ今秋は本種の個体数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO320 )
003_231016024 X900 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -1
この付近でキタテハを見る機会は多くない。颯爽と飛来し、ヒャクニチソウで吸蜜を始めた。残念ながらすでに擦れていて左の外縁が少し破れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
004_231016031 X900 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 4.キタテハ秋型 -2
和名のキタテハは、翅の色が黄色いことに由来するというが、それは夏型であって、秋型はこのように赤褐色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
005_231016044 X900 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
この個体の前翅黒斑の幅は狭い。センニチコウの白く見える1mmほどの小さな筒状花に口吻を入れ、吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
006_231016048 X900 ◎峰岡公園 ヤマト追跡 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ ♂と♀
♀が吸蜜していた花に♂が飛来した。♀は飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160)
007_231016049 X900 ◎峰岡公園 クマソ広角 RX10M4.jpg 7.センニチコウ花畑のクロマダラソテツシジミ♂
センイチコウの花の多くは地面から50cm~60cmくらいのところに咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO100)
008_231016066 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -3
クロマダラソテツシジミはこの1頭のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320)
009_231016072 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -4
センニチコウの花は低いところに咲くので、裏面の模様が見えるように横から撮るには腰を折って、モニターを見て撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125)
010_231016073tm X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -5
少し、トリミングした。擦れてはいるが破損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125)
011_231016095tm X900 ◎峰岡公園 クマソ・ウラナミ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシミとウラナミシジミ
11時半、気温が上がってきた。チョウたちは活発に活動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO320)
012_231016105m X900 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 12.ヤマトシジミ♀
この♀も寒冷期の特徴である青鱗があまり発達していなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200)
013_231016112 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ♂ -6
何かに驚いて飛び立つ以外は、移動せずに同じところで吸蜜していた。帰路、ソテツの鉢植えがあるお宅の前を通ったが、本種はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160)

2023年11月23日

ヤマトシジミ、そして生き残るクロマダラソテツシジミ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

連日、近所の公園へ通う。まだまだヒャクニチソウとセンニチコウは元気である。ツマグロヒョウモンは元気に翔びまわり、ヤマトシジミがセンイチコウに止まって開翅して吸蜜する。
 クロマダラソテツシジミは♂が1頭いた。しかし、ここ数日見ているのと同じ個体のようだ。

000_231014056 X700◎峰岡公園 RX10M4.jpg
前翅の外縁部が黒いヤマトシジミ♂ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231014002 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮なヤマトシジミが増えている。♂の翅表外縁の黒斑は変化に富んでいる。ボケているが左の上に♀がいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO400 )
002_231014010 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♀ -1
高温期型の♀の翅表はまっ黒だが、この個体では、少し青い鱗粉が現れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
003_231014016 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ♂ -2
写真1.と同じ個体。センニチコウもまだ次々と花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
004_231014023 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ♀ -2
写真2.とは違う個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
005_231014027 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョプモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはセンニチコウでは吸蜜しない。口吻の太さがセンニチコウの筒状花と合わないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )
006_231014029 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -3
♀が多く羽化してきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO200 )
007_231014038 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
翅をとしていると、あまり魅力のあるチョウとは言えないが、開翅して翅表を見せてくれると、特に♂の淡い青の輝きは気品さえある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 )
008_231014042 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョプモン♂ -2
写5.と同じ個体。向きを変えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO160 )
009_231014049 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ♀ -4
この個体では、青い鱗粉がほとんど現れていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
010_231014052 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
この個体では外縁部の黒斑がひときわ幅広い。白いセンニチコウの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO200 )
011_231014062 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5
傷一つないきれいな過怠だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO250 )
012_231014075 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ♂ -1
だいぶ擦れてきているのだが、まだ、か細い尾状突起はしっかり付いている。昨日も見たのと同じ個体と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
013_231014143m X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 13.ウラナミシジミ♂ -1
ウラナミシジミも多くみられるようになった。このチョウも暖地性のチョウで、wikipediaを開いてみると「日本では北海道南部以南で広く見られ、日本以外でもアフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアまで広く分布する。もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない。」という記載があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
014_231014153 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♂ -2
本種はヤマトシジミに比べ、あまりながく翔んでいないで、すぐセンニチコウの花に止まって、すぐに開翅する。この日見たのはこの個体のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
015_231014160tm X900 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ♂ -3
そのクロ マダラ ソテツ シジミが珍しく翅を立てて止まり、裏面の模様を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
016_231014163t X900 〇峰岡公園 クマソ・ヤマト RX10M4.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -6
上に止まっている♂の外縁部の黒斑は細い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO640 )
017_231014177 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♂ -4
淡い青紫色の翅表だが、翅脈がはっきりしていて、よく目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
018_231014187m X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♂ -5
満腹したのだろうかセンニチコウの葉に止まる。wikipediaには「南アジアから東南アジアに分布し、日本では、1992年に沖縄本島で発見されて以降、分布を広げている」と書かれていた。今年は神奈川県では各地で観察されているようだ。意外なところで見つけることもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
019_231014106 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -3
全く傷のない、擦れていない、美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
020_231014113 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 20.ウラナミシジミ♂ -2
クロマダラソテツシジミと比べると、形は一回り大きく、敏捷に翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231014123 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 21.ウラナミシジミ♂ -3
前の写真と同じ個体である。全く擦れていないきれいな姿だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
022_231014205 X900 〇ソフィア横浜 ハナミズキ RX10M4.jpg 22.ハナミズキ 紅葉と実
小さな花壇のわきにハナミズキが1本あった。紅葉し、赤い実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )

2023年11月19日

アゲハ蝶の求愛と美麗なアオスジアゲハ 2023年10月13日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

今日も良い天気だった。インフルエンザの患者数が増えているが、お陰様で元気でいられる。この27日にはワクチンの接種を受けることにしている。
 昼食を終え、いつもの小さな公園へ出かけた。昨日と同じようにヒャクニチソウの花には、前翅がちぎれているアゲハの♀が吸蜜に来ていた。しばらくしてそこへ春型のような小さな♂が飛来し、求愛する。
 羽化してくるチョウの成虫の大きさは何に影響を受けるのだろうか? ふと疑問を持った。キオンなのだろうあ、日照なのだろうか、あるいは食べる食草の量なのだろか「趣味のアゲハ館」https://ageha.funabori.xyz/0315harunatsu/ というサイトには「「成虫の大きさは、幼虫時に食べた葉っぱの量で決まります。春型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが乏しい秋なのに対し、夏型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが豊富な春から夏。春型より夏型のほうがたくさん食べ蛹化するので、その分成虫も大きくなるわけですね。」という記述があった。
 アオスジアゲハの羽化したてのようなきれいな個体も飛来した。翅に擦れたあとが一つもなかった。
 そして自宅への帰路、過日も写真を撮らせていただいたお宅の玄関先で、鉢植えのソテツ葉に止まっていた1頭のクロマダラソテツシジミを見つけた。

000_231013022 X700 〇峰岡公園 RX10M4.jpg
ヒャクニチソウで吸蜜していた♀に、ぶつかるように飛来したきれいな小さな♂
 2023年10月13日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231013006 X900 〇峰岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 1.チャバネセセリ
個々にはよく似たセセリチョウが2種いる。どちらも地味なチョウだが、イチモンジセセリとこのチャバネセリである。今年はチャバネセセリ尾が多いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 214mm ISO320 )
002_231013011 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -1
前翅に翅頂部に黒い縁が目立つ♂がいた。新鮮な個体だが、まだ、高温期型のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
003_231013013 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 3.アゲハ蝶の雌雄 -1
来た時にアゲハの♀がヒャクニチソウで吸蜜していた。見ると右側前翅に破損があるので、カメラを向けないでいた。ところがしばらくして突然、小さな個体のアゲハの♂がその♀に絡むように翔んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
004_231013028 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.アゲハ蝶の雌雄 -2
♂は盛んに♀にアッピールするが、♀は口吻をヒャクニチソウの筒状花に入れて吸蜜を続けていている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO160 )
005_231013031 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.アゲハ蝶の雌雄 -3
よく見ると♀の右側の触覚が途中で切れている。鳥に翅をちぎられた時に触覚も切られてしまったのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO160 )
006_231013058 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 6.アゲハ蝶の雌雄 -4
♀はまだ吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO200 )
007_231013063 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.アゲハ蝶の雌雄 -5
♂は翅を♀の翅にぶつけるように翔ぶ。離れてはまた同じように絡んでいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO200 )
008_231013077 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.アゲハ蝶の雌雄 -6
♀はたまらず位置を換えるが、吸蜜はやめない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO250 )
009_231013080 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.アゲハ蝶の雌雄 -7
♂はなかなか離れようとしなかった。この♂は羽化したてのようだ。この♀とは不釣り合いなほどきれいな個体だった。時間にして2~3分ほどだったろうか。♂はあきらめて去っていった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO160 )
010_231013094 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -2
ヤマトシジミがセンニチコウに来て開翅する。前後翅の黒い縁がほとんどない寒冷期型になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
011_231013093m X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -3 トリミング
構図を縦位置にしてトリミングした。印象が変わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
012_231013105t X900 峰岡公園 クロアゲハ RX10M4.jpg 12.クロアゲハが飛来
ヒャクニチソウを目指してクロアゲハが飛来した。吸蜜することなく離れて行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 )
013_231013108 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはこの花壇の常客だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO640 )
014_231013114 〇峰岡公園 X900 ヒルザキツキミソウ RX10M4.jpg 14.ヒルサクツキミソウ(昼咲月見草)
公園のグランドの反対側へ行ってみた。始めて見るピンクの可愛い花が咲いていた。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊があった。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。和名の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
015_231013117tm X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 15.ヤマトシジミ♀ -1
冷期型らしい、羽化したてのような♀が現れた。前後翅に青い鱗粉が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 50mm ISO125 )
016_231013125 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 16.ヤマトシジミ♀ -2
同じ個体である。角度を変えて青い鱗粉の様子を確かめる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 210mm ISO125 )
017_231013128 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ♀ -3
翅を閉じてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 215mm ISO160 )
018_231013132 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ♀ -4
その個体がすぐそばに咲くセンニチコウに止まって翅を半分開いた。頭部の方から撮ると前翅、後翅の青鱗がキラキラと輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 217mm ISO200 )
019_231013139 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -2
ツマグロヒョウモンは最盛期である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
020_231013142 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 20.ツマグロヒョウモン♂ -3
全く傷のない美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231013182 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 21.ツマグロヒョウモン♂ -4
アフリカン・マリーゴールドで吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
022_231013150 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 22.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハも飛来した。この小さな花壇は近所で発生したチョウたちのオアシスのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
023_231013153 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 23.アオスジアゲハ -2
擦り傷一つ見られない新品そのものである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
024_231013157 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 24.アオスジアゲハ -3
裏面も美しい。こんな素晴らしい個体の撮影は楽しい。後翅の付け根の赤い紋が印象的だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
025_231013167 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 25.ヤマトシジミ♂ -4
まだ羽化して間もない個体のようだが、前後翅の外縁に黒い紋が顕在する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
026_231013188 X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 26.ヤマトシジミ♂2頭
右側の♂にピントを合わせたが、この個体の外縁部の黒い縁は前翅に顕著に表れている。目立たぬチョウだが楽しみがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )
027_231013197 X900 ◎峰岡公園 クマソ 高橋邸 RX10M4.jpg 27.クロマダラソテツシジミ♂ -1
帰り道、玄関前に鉢植えのソテツが置かれているお宅で、そのソテツの葉に小さなクロマダラソテツシジミが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 62mm ISO400 )
028_231013205t X900 ◎峰岡公園 クマソ 高橋邸 RX10M4.jpg 28.クロマダラソテツシジミ♂ -2
近くで見ると全く擦れのないきれいな個体だった。どこで羽化したのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO200 )

2023年11月 7日

翌日もクロマダラソテツシジミ 2023年10月7日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

次の日の土曜日も良い天気だった。また、近くの公園にカメラを持って出かけた。奥さんからは「同じところに、同じチョウしかいないのによく出かけますね」と言われてしまうが、私にしてみれば、同じところの同じチョウでもシャッターを押したときの姿は異なるのだ。
 ツマグロヒョウモンが最盛期で、元気に飛び回っている。傷のないきれいな個体がほとんどだった。クロマダラソテツシジミは の姿が見られないのは残念だったが、 は1頭いてくれた。昨日撮影した個体かもしれない。

000_231007109 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
アキアカネ 2023年年10月7日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231007020 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 1.ツマグロヒョウモン
今日もNikon Z50 に NIKKOR Z MC 105mm を付けてぶらぶらと行く。家内がいうように毎回同じ被写体であるが、何か興味ある場面に遭遇するかもしれない。まずはこのチョウから。
いままで露出補正をした場合、その段数を併記していたが、露出補正がされた露出値が記録されているので今後は省略する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
002_231007024 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♂ -1
クロマダラソテツシジミの♂が翅を開いて迎えてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO110 )
003_231007027 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
ヤマトシジミは新鮮な個体が多くなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
004_231007033 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 4.クロマダラソテツシジミ♂ -2 
きれいな個体だ。昨日ここにいたのと同じ個体だろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
005_231007035 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.クロマダラソテツシジミ♂ -3
すぐ翅を開いてくれた。魅力あるブルーだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
006_231007006 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 6.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモンが元気に飛びまわる。猫の額ほどのヒャクニチソウとセンニチコウの咲く花壇を写し込んでおこうと思い、ポケットに入れていたG7Xを取り出して撮る。G7Xによるチョウの撮影にもだいぶ慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 
007_231007006 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 7.ヤマトシジミ♀ -2
生まれたてのヤマトシジミ が開翅してくれた。低温期型の特徴である青い鱗粉が少し現れている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 ) 
008_231007012 X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 8.ツマグロヒョウモン♂ -2
これもきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO200 ) 
009_231007044 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -4
センニチコウの花もまだまだ元気に咲いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 
010_231007045 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 10.ツマグロヒョウモン♂ -3
前翅裏面のピンク色がかった茜色が好きだ。NIKKOR Z MC 105mm の切れ味が良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 
011_231007013 X900 ◎峰岡公園 G7X.jpg 11.ヤマトシジミ 裏面からの雌雄の判定は私には難しいが、これは と思われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
012_231007053 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 12.ツマグロヒョウモン♂ -4
口吻をヒャクニチソウの筒状花に挿入している。ふと思ったのだが、ツマグロヒョウモンの口吻の太さは、センニチコウの筒状花には挿入し難いのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
013_231007059 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 13.ウラナミシジミ -1
  この種も裏面では雌雄の判別が難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
014_231007061 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 14.ウラナミシジミ -2
前の写真と同じ個体である。待ってみたが翅を開いてはくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO100 )
015_231007070 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 15.クロマダラソテツシジミ♂ -5
この日姿を現したクロマダラソテツシジミはこの個体のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO100 )
016_231007075 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 16.クロマダラソテツシジミ♂ -6
被写体に寄ってみたが飛び立たず落ち着いている。「この人は危害を加えない」と思ってくれているのだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
017_231007082 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♂ -7
近寄りすぎたのか翔びたち、花ではなく葉に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
018__231007082 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 18.ヤマトシジミ♀ -3
この♀にも寒冷期型の青い鱗粉が見られた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
019_231007090 X900 ◎峰岡公園 クマソ Z50 Z105mc.jpg 19.クロマダラソテツシジミ♂ -8
翅を立てた。ブルーが色濃く見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
020_231007093 X900 ◎峰岡公園 クマソ Z50 Z105mc.jpg 20.クロマダラソテツシジミ♂ -9
珍しくヒャクニチソウの舌状花の縁に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
021_231007102 X900 峰岡公園 ハナミズキ Z50 Z105mc.jpg 21.ハナミズキ(花水木)
秋である。ハナミズキも紅葉し、赤い実をつける。wikipediaによれば、ハナミズキは北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られている。庭木や街路樹によく使われる。和名ハナミズキは、ミズキ属に属することと花が日本のミズキよりも美しく目立つことから名付けられているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
022_231007115 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 22.アキアカネ
漢字では秋茜と書き、俳句では秋の季語となっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO125 )

2023年11月 3日

近所の公園で クロマダラソテツシジミ 2023年10月6日撮影 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

この公園の小さな花壇に咲くセンニチコウで、2020年と2021年にクロマダラソテツシミが見られた。2020年はまず、9月30日に、この公園から1kmほど離れた明神台公園で偶然見つけたのが始まりで、11月11日にはこの公園で見つけることが出来、その後、12月1日まで確認できた。
 2021年は、さらに多くの個体を見ることが出来た。9月10日にヤマトシジミに混ざって、センニチコウの花で吸蜜しているクロマダラソテツシジミに再会したのが始まりで、11月20日まで見ることが出来た。
 そして昨年は全く見ることが出来なかったが、今年、10月2日にセンニチコウで2年ぶりに再会した。インターネットで今年の神奈川県でのクロマダラソテツシジミの発生状況について調べてみると、川崎、横浜市東部などで撮影された写真が掲載されていた。再会した2023年10月2日には、♂も♀も撮影できたが、その後♀は見ていない。また今年は個体数が限られているようだ。観察を続けたい。

000_231006146 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
センニチコウの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ♂ 2023年10月6日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231006038 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 1.クロマダラソテツシジミ♂ -1
10時を過ぎるとこの小さな花壇に陽が当たり始める。咲いたばかりのセンイチコウで吸蜜する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_231006050 X900 ◎峰岡公園 鱗粉 Z50 Z105mc.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♂ -2
珍しくヒャクニチソウの花弁に静止する個体。前の写真と同じ個体のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_231006053 X900 〇峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.アゲハ♂ -1
アゲハも飛来した。アゲハはもっぱらヒャクニチソウを目当てにやってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_231006056 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 4.アゲハ♂ -2
狙い通りのヒャクニチソウに着花した。きれいな個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_231006069 X900 △峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.アゲハ2頭
ヒャクニチソウの花で吸蜜中の♀に、♂が近寄ってきた。♀も♂も大きく破損している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_231006084t X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.アゲハ♂ -3
トリミングして破損した尾状突起をカットした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_231006099 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 7.ウラナミシジミ♂ -1
ウラナミシジミも多くみられるようになった。これもきれいな個体である。陽が当たり前翅前縁のブルーが輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_231006103 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -3
小さな個体であった。このレンズの背景のボケは良い感じだ。被写界深度は浅いのでしっかりピントを合わせなくてはならない。 

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_231006111t2 X900 ◎峰岡公園 イチモンジ Z50 Z105mc.jpg 9.イチモンジセセリ
イチモンジセセリとチャバネセセリがいた。後翅の斑紋を確認しないと同定できない。長い口吻をヒャクニチソウの黄色い小さな筒状花に突っ込んで蜜を吸う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_231006114 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -1<>br> 暖かいところでは年5~6回発生するというヤマトシジミだが、新鮮な個体が多くなってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_231006117 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♀ -1
こちらは♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_231006130 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 12.ウラナミシジミ♂ -2
7.を撮ってから7~8分経過している。きれいな翅表を見せてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_231006138tm X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 13.ウラナミシジミ♂ -3
前の写真と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_231006005 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♂ -4
この日は♂しか撮影できなかった。ピケットに入れて持ってきていたCanon G7X で撮った。このカメラでの撮影にも慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_231006149 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♀ -2
後翅が見えないのではっきり分からないが、一面黒い高温期型の♀に比べ、青い鱗粉が現れた低温期型の♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_231006152 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 16.ウラナミシジミ♂ -4
晴れた日に、花に止まった本種はほとんどの場合、開翅する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_231006014 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 17.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハがヒャクニチソウにやってきた。残念ながら後翅肛角部が破損している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_231006167 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♂ -5
翅表と裏面が見られる姿勢である。裏面に魅力があると思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_231006178 X900 △峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 19.クロマダラソテツシジミ♂ -6
センイチコウに止まった本種は同じように開翅する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_231006189t X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 20.アオスジアゲハ -2
破損していた肛角部をトリミングしてカットした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_231006195 X900 〇峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 21.ウラナミシジミ♀
♀は♂に比べ前翅の黒っぽい部分が広く、後翅の尾状突起のところにある黒い斑紋が白く縁取りされたように目立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_231006217 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 22.クロマダラソテツシジミ♂ -7
横位置で開翅した前翅、後翅を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_231006221 X900 ◎峰岡公園 高橋邸 Z50 Z105mc.jpg 23.クロマダラソテツシジミ♂ -8
家に戻る途中、ソテツの鉢植えが置かれている、お宅のその玄関先で、クロマダラソテツシジミを見つけた。一昨年も撮影させていただいていた。とても小さな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_231006229t X900 〇峰岡公園 高橋邸 Z50 Z105mc.jpg 24.クロマダラソテツシジミ♂ -9
飛び立たれたが、遠くへは飛ばず、また止まった。一昨年はこのお宅にお住いの奥さまにお声がけして、撮影のお許しを得たが、この日はお目に掛れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年10月30日

マクロレンズを付けた Nikon Z50に持ち替えて 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

Canon G7X で峰岡公園の花壇に来るチョウたちを撮っていたが、そこで2年ぶりにクロマダラソテツシジミを見つけた。小1時間撮って、まだまだクロマダラソテツシジミは花壇に滞留していそうなので、いったん自宅に戻り、Nikon Z50 にNIKKOR105mc を付けて、公園に戻った。  クロマダラシジミは公園に戻ったときにいた♀は裏面を数ショットと撮ったあと、すぐいなくなってしまったが、きれいな♂は残ってくれた。相変わらずツマグロヒョウモンは元気に翔び回っていた。

000_231003111 X700 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
2年ぶりのクロマダラソテツシジミ 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

020_231003098 X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 20.センニチコウで吸蜜するクロマダラソテツシジミ♀ -1
40分ほど前に見た新鮮な♀が待っていてくれた。きれいな個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_231003103 X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 21.センニチコウで吸蜜するクロマダラソテツシジミ♀ -2
開翅してくれるのを待ったが、表を見せてくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_231003121 X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 22.クロマダラソテツシジミ♂ -1
♂もいた。♀に比べると小さな個体である。この個体も新鮮でブルーが美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
023_231003133 X900 ◎ツマグロ ヒャクニチソウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 23.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはもっぱらヒャクニチソウで吸蜜する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_231003142 X900 ◎ツマグロ ヒャクニチソウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 24.ツマグロヒョウモン♂ -2
前翅裏面のやや橙色掛った茜色がこのチョウの特徴だ。NIKKOR Z MC 105mmの切れ味は鋭い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_231003147t X900 ◎ヤマト センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 25.ヤマトシジミ
ヤマトシジミは開翅してくれないと雌雄が分かり難い。新鮮な個体が増えてきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_231003152 X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 26.クロマダラソテツシジミ♂ -2
♂はセンニチコウの花頭に止まると開翅する。ブルーに黒く入る翅脈がアクセントになっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_231003160 X900 ◎ツマグロ ヒャクニチソウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 27.ツマグロヒョウモン♂ -3
ヒャクニチソウの花から花へと活発に飛び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_231003169 X900 ◎ウラナミ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 28.ウラナミシジミ♀ -1
ウラナミシジミも元気だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
029_231003176 X900 ◎ウラナミ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 29.ウラナミシジミ♀ -2
温暖系のチョウで、越冬できるのは関東地方の南部沿岸の温暖な地域に限られるそうだ。発生を繰り返しながら日本列島を北上し、秋にはこの辺りでも多く見られるようになる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
030_231003180 X900 ◎ウラナミ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 30.ウラナミシジミ
ウラナミシジミは裏面からは雌雄の判別が難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
031_231003182 X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 31.クロマダラソテツシジミ♂ -3
Z50に慣れてきたので、歩留まりよく目にフォーカスを合わせることが出来るようになった。クロマダラソテツシジミは今後もしばらく楽しませてくれると思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年10月26日

Canon G7X リベンジでクロマダラソテツシジミ 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

タイトルの意味が分かり難いと思うが、前の日に、2016年に購入した Canon G7X でチョウを撮った。最低シャッタースピードを高速側に設定し、プログラムオートで撮ったつもりだったが、意識せずにダイアルが動いてしまっていて、シャッタースピード優先になってしまっていた。しかもそのシャッタースピードは1/50秒になっていて、手振れ、被写体ブレのある。
 この日は、そのリベンジをしようと、再び Canon G7X を携えて、峰岡公園へ出かけた。晴れていたので、高速側シャッターのプログラムオートで1/1000秒から1/1250秒でシャッターが切れるので結果的にはシャッタースピード優先オートで撮るのと同じであった。
 前日と同じように、マクロに設定して望遠域、さらにデジタルズーム域までズームを伸ばして撮っていったが、思ったより良い結果が得られたと思う。
 しばらくして、尾状突起のある小さなシジミチョウがセンニチコウの花に止まって吸蜜しているのを見つけた。ウラナミシジミとも違う。クロマダラソテツシジミだった。2年ぶりである。しばらく Canon G7X で撮ったあと、いったん自宅に戻り、NikonZ50にZ105mcを付けて出直すことにした。
 まず、Canon G7X で撮影した写真から見ていただきたい。なお、データでは焦点距離37mm(35㎜版100mm相当)となっているが、デジタルズーム域で撮影しているため、最大35㎜版400mm相当までになっている。撮影時にカメラのモニターで確認する以外に、実際に何mm相当で撮っているか知るすべがない。  

000_231003041 X700 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg
2年ぶり センニチコウに来たクロマダラソテツシジミ 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231003003 X900 峰岡公園 G7X.jpg 1.イチモンジセセリ
リベンジの手始めにヒャクニチソウに来たイチモンジセセリを撮る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_231003005 X900 ヤマト 峰岡公園 G7X.jpg 2.ヤマトシジミ -1
まだ前翅外縁の黒い縁が残る高温期型の♂のヤマトシジミだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_231003006 X900 クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
センニチコウで開翅して吸蜜しているブルーがいた。細い尾状突起がある。ツバメシジミに似ているが、後翅外縁部に沿って白い線条がある。裏面を確認するまでもなく、クロマダラソテツシジミと同定した。2年ぶりに現れた。昨年は1頭も見ていない。越冬はできないと思う。とするとどこから来たのだろうか? 他地域での発生はあるのだろうかとネットで調べてみたところ、今年9月に神奈川県東部で撮影された写真がアップされていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_231003013 X900 〇クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 4.クロマダラソテツシジミ♂ -2
とてもきれいな個体である。裏面からは雌雄の判定が難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_231003018 X900 ヤマト 峰岡公園 G7X.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -2
センニチコウには赤紫の花と白い花がある。どちらかというとチョウは赤紫色の花の方を好むようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_231003022 X900 ウラナミ 峰岡公園 G7X.jpg 6.ウラナミシジミ
ウラナミシジミも吸蜜に来た。このチョウも裏面からは雌雄の判定が難しい。ツマグロヒョウモン、アゲハ、アオスジアゲハはヒャクニチソウでもっぱら吸蜜をするが、シジミチョウたちはセンニチコウで吸蜜をする。ヒャクニチソウは高さが1mほどになるのに比べ、センニチコウは草丈は50cmくらいである。花の大きさも差がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_231003024 X900 〇チャバネ 峰岡公園 G7X.jpg 7.チャバネセリ
花から花へ飛び回るチャバネセセリやイチモンジセセリもセンニチコウには来ない。もっぱらヒャクニチソウで口吻を伸ばす。ヒャクニチソウの花弁に見える舌状花の内側にある黄色い小さな筒状花に、長いストローを突っ込んでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_231003025 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 背後から
G7Xのデジタルズーム領域の撮影になったが、ピントはまあまあだ。さすがに画像は粗い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_231003034 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -3
撮影したのは同じ個体である。翅表のブルーがきれいな♂だ。クロマダラソテツシジミは必ずといってよいほど、止まったときは開翅する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
010_231003037 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -4
クロマダラソテツシジミが好むセンニチコウは、観賞する花の様に見えるところは赤紫や白の苞葉である。花茎の先に2cm程の丸い頭花がある。その中に白く見える小さな花がある。沢山の毛のある5枚の花被片は2枚の苞葉に包まれた1mmほどの筒状花である。雄しべは5本、花糸が融合して筒状になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_231003041 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 11.クロマダラソテツシジミ♂ -5
尾状突起はとても細いがしっかりと付いている。口吻を1mmほどの白い花に突っ込んでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_231003049 X900 ◎ヤマト夏♂ ヨウシュハッカ 峰岡公園 G7X.jpg 12.ヤマトシジミ -3
まだ、前翅外縁部に黒い帯がある高温期型♂である。もちろんデジタルズーム域での撮影だが、うまく撮れたと思う。ヨウシュハッカ(洋種薄荷)の花に来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_231003057t X900 ハナトラノオ 峰岡公園 G7X.jpg 13.ハナトラノオ(花虎の尾)
先日帷子川の散策路を歩いていた際にも撮影した。北米東部原産のシソ科の植物である。園芸植物として日本でよくみられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_231003061 X900 ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 14.ヤマトシジミ -4
目いっぱいデジタルズームを伸ばし、400mm相当で撮ったと思う。ボケもきれいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_231003064 X900 ◎ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 15.ヤマトシジミ -5
♀である。低温期型の♀の翅表には青い鱗粉が現れるが、この個体はまだ高温期型とみられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_231003065t X900 ◎クマソ ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 16.クロマダラソテツシミとヤマトシジミ
ピントが外れているが、左がクロマダラソテツシジミの♂、右側がヤマトシジミ♀である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_231003074m X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♀
そこへ、クロマダラソテツシジミの♀が飛来した。センニチコウには止まらず、花弁に見えるヒャクニチソウの舌状花の縁に止まって開翅した。新鮮な♀だった。何とかうまく撮れたと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_231003086t X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 18.クロマダラシジミ♂
縦位置にトリミングした。シャープに撮れたと思う。センニチコウの花頭と見比べると大きさが解る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_231003092 X900 ◎ツマグロ センジュギク 峰岡公園 G7X.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンは最盛期である。元気に飛び回ってはヒャクニチソウや、このセンジュギク(千寿菊)の花に来る。さて、G7Xでのリベンジもさることながら、クロマダラソテツシジミをNIKKOR 105mc で撮りたいと思い自宅に一旦もどり、出直してくることにした。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年3月10日

クロマダラソテツシジミ その33 (終) 11月20日 2021年最後のクロマダラソテツシジミ

2021年11月20日 昨年クロマダラソテツシジミを見た最後の日となった。そして、これが最後の観察記だ。
 寒さ厳しい日が多くなり、周りに見られるチョウが少なくなっていた。11月18日、19日の両日は帷子川へも行って見たが、チョウの姿は全く見られない。今までクロマダラソテツがいたいくつかのポイントにも、また、私が住む集合住宅の玄関わきの植栽にもいなかった。2021年は終わったのだなと思っていた。
 その翌日の11月20日、家の窓から差す陽の光があまりにも暖かいので、下へ降りてみた。小さなククロマダラソテツシジミが1頭いた。道路に止まって開翅する。体を温めているのだと思う。ローズマリーにも来るが、長くは止まらず、飛び立っては植栽の石囲いに止まったりしている。
 11月に入ってからは、ローズマリーの花に来ることが多かった。この日以降もしばらくは毎日、ローズマリーの花を見に行ったが、この日の写真が2021年のクロマダラソテツシジミの最後だった。ちなみに一昨年、2020年の最後に見たクロマダラソテツシジミは、小さな公園のセンニチコウの花で吸蜜する雄だった。

000_211120082 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg
ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月20日 横浜市保土ヶ谷区

001_211120016 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 1.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -1
低い高さで道路の上を飛び回り、やがて止まる。お日様で温められた暖かいところを求めているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211120008 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -2
道路に止まっているが、口勿は伸ばしていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211120023 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 3.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -1
クロマダラソテツシジミは玄関前の植栽の周囲でしか見られなくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211120034 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 4.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -2
擦れて鱗粉は落ちてはいるが、翅にほとんど破損がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211120042 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 5.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -3
尾状突起もしっかり付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211120051 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 6.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -1
陽の光をいっぱいに浴びようとしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211120056 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 7.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -2
本種の尾状突起はほんとに長い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211120071 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 8.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -3
この場所の周囲から離れようとしない。安住の場所なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211120100x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 9.ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
植栽に植えられたランタナの花にも来る。ランタナ(七変化)はチョウが好む花で、バタフライ・ガーデンにも植えられている。初夏から秋まで花を付ける。これはランタナ・タマラという品種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211120102 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 10.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -
1 少し飛んでは、元の場所から離れずに止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211120107 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 11.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
道路の上、石囲い、ローズマリー、ランタナと移動はするが、半径5mくらいのところから離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211120114 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 12.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
このクロマダラソテツシジミが2021年に見た最後の個体だった。さて、今年の秋はまた姿を現してくれるのだろうか? 自宅のある集合住宅の管理人さんに、植栽の、特にローズマリーは大事に欲しいとお願いをした次第である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201201033 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 13.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -1
前の年に最後に本種を見たのは、12月1日だった。この時はセンニチコウがまだ咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211201040 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 14.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -2
12月1日に見たこの個体は、鱗粉も落ちていなく、ほとんど傷がないきれいだった。今年も是非、3年連続で逢えることを楽しみにしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年2月21日

クロマダラソテツシジミ その31 11月10日~13日 少なくなるチョウ 

11月10日は良い天気だったが、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジ1頭と、ウラナミシジミが1頭いたが、ほかにチョウは見られなかった。
 翌日は久し振りに成田の先のオークヒルズ・カントリーでゴルフだったので、自宅付近のチョウの観察はお休みである。12日は快晴だったが風が強く、気温もあまり上がらない。再度、ヤマトシジミの低温期型を観察しに帷子川公園へ行くが、1頭も見られなかった。
 11月13日の朝は一番の冷え込みだったそうだが、快晴で昼頃には20℃近くになっていた。ローズマリーの植え込みに、小さいがほとんど傷のないきれいなクロマダラソテツシジミが来ていた。チョウの数は段々と少なくなってくる。

000_211113031x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月13日 横浜市保土ヶ谷区

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001_211110005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.ローズマリーの花に来たウラナミシジミ
昼近くなり気温が上がってきた。自宅のある建物の下へ降りると、玄関わきの植栽にウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211110012x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.ローズマリーで吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
この時期にしてはとてもきれいな個体だった。ローズマリーの花も元気である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211110014 X800 〇集会所裏空き地 RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ 雄
小さな公園の裏の空き地にはモンシロチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211110020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.キバナコスモスにキタテハ
咲き残っていたキバナコスモスにキタテハがきた。このキタテハは成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211112044t X800 ◎星川界隈 RX10M4.jpg 5.日の当たる常緑樹にウラギンシジミ 雄
11月12日は帷子川公園を歩いた。目当てのヤマトシジミは1頭もいない。どうしたのだろう。日当たりの良いところにウラギンシジミがいた。この種も成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211112060 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -1
しばらく常緑樹のまわりを飛び回っていたが、温められたコンクリートの路上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_211112063 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 7.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -2
そろそろ越冬の準備をするのだろう。常緑樹の葉蔭でひと冬を過ごす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211112078 X800 星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 8.帷子川の鯉
帷子川には大きな黒い鯉が群れを成して泳いでいた。いつもはもっと上流の星川駅の辺りで見ているのだが、ここは少し下流の常盤橋の辺りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211112084 X800 ◎星川界隈 ヒナギク 峰岡公園 RX10M4.jpg 9.キタテハ
自宅近くの小さな公園人戻ってきた。小さな公園のセンニチコウが植えられていたところからグランドを挟んで反対側の花壇に咲く小さな白い菊(ヒナギク)にキタテハが来ていた。ここにはツマグロヒョウモンもしばしばやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f34.5 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211113008 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 10.ウラナミシジミとコセンダングサ
翌13日、町会集会所奥の空き地へ行って見るとウラナミシジミがコセンダングサで吸蜜していた。コセンダングサの花が咲き終わると、その先端に棘がある種子が残り、そんなところに踏み込んでしまうとズボンにいっぱい、ひっつき虫と呼ばれるその種子が刺さるように付き、取るのに苦労する。wikipediaを見てみると、コセンダングサは、「日本では明治時代に確認された帰化植物。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布する。環境省による外来生物法により、生態系被害防止外来種に指定されている。」と記されていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
011_211113026 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 11.ウラナミシジミ雌 開翅
きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
012_211113037 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
自宅のある建物に戻ってきたら、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミの雄がいた。比較的傷のない個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
013_211113049x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_211113066 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
ここのところクロマダラソテツシジミは、このローズマリーの咲く植栽でしか見られなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし


2022年2月17日

クロマダラソテツシジミ その30 11月6~8日 陽だまりのチョウ / 公園裏の空き地

11月6日は暖かい日だった。しかし、自宅のある集合住宅の植栽のローズマリー、ソテツの鉢植えのあるお宅、そして、小さな公園の小さな花壇には、クロマダラソテツシジミは居なかった。花壇は、センニチコウが抜去され、何か新しい種を植えるのか土を整える作業が行われていた。ここの今年のクマソは終わってしまったようだ。
 一方、日当たりの良い公園裏の空き地には、この時期にしては多彩なチョウが飛んでいた。
 クロマダラソテツシジミに夢中になった昨年(2021年)の秋、自宅の近所で、20種の蝶を見かけた。アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、そして、クロマダラソテツシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、珍しいところでは、この辺りで初めてムラサキツバメを見た。タテハチョウ科ではツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、キタテハ、コミスジがいた。アカボシゴマダラやアカタテハがいてもおかしくない。そしてヒカゲチョウ、イチモンジセセリ、不確実ながらオオチャバネセセリも加えて、20種のチョうがいたのだ。チョウたちはその時その時で違う場面で、違う姿を見せてくれる。これからも楽しむことが出来ると思う。

000_211106011 X700 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg
コセンダングサの花で吸蜜するウラナミシジミ雄 2021年11月6日 横浜市保土ヶ谷区

001_211106007 X800 ▲集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 1.ウラナミシジミ 雄 -1
コセンダングサにウラナミシジミが来ていた。舞岡公園でも秋にはよく見られるシーンであるが、これはきれいな雄だった。この日(11月6日)は90mmマクロレンズで撮ったが、被写界深度が少し深くなるように、絞りをF8にしてみた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_211106008x ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 2.ウラナミシジミ 雄 -2
コセンダングサは雑草中の雑草であるが、チョウたちはこの花を好む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
003_211106013 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 3.モンシロチョウ 雄
最近モンシロチョウが少なくなったように感じる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211106020x X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 4.ヒメアカタテハ 雄 -1
公園裏の空き地に、羽化したてのような、ほぼ完全なヒメアカタテハがいた。フィルム時代には、装填したフィルムによってISO感度は固定されるが、デジタルでは絞りとシャッタースピードが固定されるとISO感度が露出決定の決め手になる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
005_211106029 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 5.ヒメアカタテハ 雄 -2
コセンダングサにはヒメアカタテハも来る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_211106032 X800 ソフィア横浜 ウラナミ D5300 TAMRON90.jpg 6.ウラナミシジミ 雄 -3
ローズマリーにもウラナミシジミの雄が来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
007_211106033 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 7.ヤマトシジミ 雄 -1
ローズマリーの葉に止まるヤマトシジミ雄。低温期型だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
008_211106035 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 8.ヤマトシジミ 雄 -2
前の写真と同じシーン。翅が陽の光に透けて見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
009_211107002 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
11月7日 公園裏の空き地で、地面の枯れ始めた草に、クロマダラソテツシジミを見つけた。ウラナミシジミ紛らわしい。擦れてはいるが、尾状突起はしっかりと付いていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211107003t X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。寄ってみた。左後翅の一部が切れているが、まだまだ元気な姿である。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211107008 X800 ◎峰岡 集会所裏空き地 D750 TAMRON 35-150.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 -3
町会集会所奥の空き地で見られるチョウは、ウラナミシジミの他、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、それにクロマダラソテツシジミが加わった。ベニシジミは見かけない。 

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211108005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
10月8日、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミがいた。まだまだ、鱗粉もしっかり付いていて、傷もほとんどない。元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211108009x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。ズームを広角側にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
014_211108021 X800 峯小学校  RX10M4.jpg 14.渋柿
この渋柿の実が赤くなってから何日か経つ。ヒヨドリがたまに枝に止まっていることがあるが、鳥も食べに来ない。よっぽど渋いのだろうか。柿の品種は多く、地方品種を含めると1,000種を超えるそうだ。品種により果実の大きさも大小あり、写真の柿は楕円形であるが、形状も角張っているもの、丸いもの、長いもの、平たいものなど多様であるという。また、甘柿よりも渋柿の方が原種に近く、病虫害に強い。渋柿は、実が熟しても果肉が固いうちは渋が残る柿である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
015_211108031 X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
鉢植えのソテツがあるお宅の玄関のハナキリン(花麒麟)にも、クロマダラソテツシジミがいた。鱗粉は落ちてはいるが、翅に損傷はほとんどない。このところここでソテツの葉に止まることが少なくなったように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
016_211108047 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再びローズマリーの咲く植栽に戻ってきた。先に撮った雄がまだいてくれた。比較的きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
017_211108050 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
午後1時15分、前の写真と同じ個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2022年2月13日

クロマダラソテツシジミ その29 11月4~5日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ

クロマダラソテツシジミ観察記をもう少し続けたい。  11月4日、クロマダラソテツシジミはまだまだ頑張っていた。
 雌で低温期型個体の裏面を観察できた。しかし、すでに傷のある個体である。なかなか羽化したてのきれいな雌に会うことが出来ない。公園裏の空き地で、ヤマトシジミの低温期型の雌がいた。

000_211104045 X700 ◎高橋家 RX10M4.jpg
ツワブキの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雌 低温期型 2021年11月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_211104011 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 1.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -1
ソテツの鉢植えが玄関前に置かれているお宅へ行く。しばらく前までは、そのソテツにクロマダラソテツシジミが止まっていたが、ここのところほとんど見ない。だが、この玄関の周りに植えられているほかの花などに来るようになった。このエリアにクロマダラソテツシジミが棲んでいるという感じである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
002_211104012 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 2.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -1
前の写真と同じ個体である。左側の前翅の前縁部翅頂付近に欠損がある。他はきれいなので、惜しい。止まっている植物がポトスかどうかちょっと自信がない。ポトスの葉は葉先が尖っているのだが。ツルニチニチソウなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
003_211104024 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 3.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -2
前の写真とほぼ同じ位置だが、低温期型のり後翅裏面が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
004_211104035x X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 4.ポトス?の葉に止まるクロマダラソテツシジミ雌 -3
この角度で撮ると、左側前翅の傷が隠れてくれる。出来るだけきれいに撮ってやりたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
005_211104060 X800 ◎高橋家 RX10M4.jpg 5.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -2
彼女は再びツワブキの花に移った。ツワブキは漢字で石蕗、または艶蕗と書く。初冬に黄色い花を咲かせる 。 裏面後翅の模様が良く分かる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
006_211104081 X800 ◎集会所裏空き地 RX10M4.jpg 6.コセンダングサ(小栴檀草)で吸蜜するヤマトシジミ雌 低温期型
公園の裏側の空き地へ行って見る。チョウは少なくなっているが、ヤマトシジミの雌の低温期型がいた。後翅の外縁から内縁にかけて斑点が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
007_211104085 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 7.ツワブキの花に来たクロマダラソテツシジミ雌 -3
かれこれ15分くらいツワブキの花に止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
008_211104100 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 8.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ雄 -1
12時になって家に戻るとき、建物の玄関の植栽を見るとクロマダラソテツシジミの雄が来ていた。まだ頑張ってくれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
009_211104106 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 9.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ雄 -2
ほとんど破損はないし、鱗粉もそれほど落ちてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
010_211105016t X800 ◎ソフィア横浜 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄
裏面を見るとやや低温期型の特徴が出ていた。ランタナは和名をシチヘンゲ(七変化)というそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2022年2月 1日

クロマダラソテツシジミ その28 11月1~3日 ヤマトシジミの低温期型が出現

例によって家から建物の玄関へ下りると、ローズマリーの花にヤマトシジミが来ていた。しばらくして開翅したところを見ると、青い鱗粉を装った待望の低温期型の雌だった。
 開翅シーンを撮って、次に近所の公園へ移動した。ここでも低温期型の雌がセンニチコウの花に来ていた。しばらくすると雄も来て吸蜜を始める。雄も外縁の黒い帯が細くなった低温期型である。ヤマトシジミはクロマダラソテツシジミに比べ、吸蜜中も落ち着きがない。近寄ると飛び立ってしまうことが何度かあった。雌は食草である、黄色いカタバミの花にも来る。
 翌11月2日は、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジミの雄がいた。傷はないが、鱗粉は少し剥がれているようだ。
 次の11月3日は、ローズマリーにはヤマトシジミの雄と、ランタナの花にクロマダラソテツシジミの雄が来ていた。ここ何日かは、この集合住宅の玄関前の植栽が、最も確実に被写体を得られる場所になっている。

000_211101024x X700 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg
ローズマリーの花に来たヤマトシジミ雌の低温期型 2021年11月1日 横浜市保土ヶ谷区

001_211101004 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -1
11月1日、午前11時過ぎ、気温が上がってきたのを見計らって、ローズマリ-の花壇へ下りる。見つけたのはヤマトシジミで、雌のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_211101007 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -2
開翅した。翅表は高温期型がそうであったような黒地に、前翅後翅とも青い鱗粉が入った低温期型の特徴が出ていた。やっと、低温期型の雌に会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125) 露出補正 なし
003_211101016 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -3
広範囲に青い鱗粉が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
004_211101034 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト 雌 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -4
ローズマリーの花も元気がある。wikipediaによると、和名はマンネンロウで、漢字表記は中国語表記と同一で「迷迭香」だそうだ。いま、ここは一番の"猟場"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
005_211101047 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -1
近所の小さな公園へ移動する。ここの猫の額のような花壇には咲いている花頭(頭状花序)の数は少なくなったが、その白い花頭にヤマトシジミ雄が来ていた。この雄は外縁の黒い帯の幅が狭くなっている。低温期型だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100) 露出補正 なし
006_211101052 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -5
小さな公園のセンニチコウの花に来ていたヤマトシジミも、低温期型であった。青色鱗の出かたはローズマリーにいたのとほとんど同じである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125) 露出補正 なし
007_211101064 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -6 裏面
ほぼ完全な個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
008_211101066 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -2
  翅表は空色に輝く。外縁の黒い帯が細くなった典型的な低温期型である。ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
009_211101071 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -3
前の写真と同じ個体である。ヤマトシジミが雌雄とも最もきれいに装う季節だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
010_211101077t X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ 雌 低温期型 -7 裏面
食草であるカタバミの花に来た雌。後翅内縁部にかけての青色がよく出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100) 露出補正 なし
011_211102097x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテスシジミ 雄 -1
翌11月2日も良い天気だった。10時20分に家を出て下に下りると、ローズマリーの茂みにクロマダラソテツシジミの雄を見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200) 露出補正 なし
012_211102104x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテスシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体だが、破損がほとんどない。裏面の模様を見ると、低温期型の特徴はなく、むしろ高温期型のようにも見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160) 露出補正 なし
013_211102113 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテスシジミ 雄 -2
これは前の写真と違う個体である。こちらの方は中温期型のようだ。なかなか開翅はしてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO320) 露出補正 なし
014_211103276 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト RX10M4.jpg 14.ヤマトシジミ 雄 中温期型
次の日の11月3日は、「港の見える丘公園」へクロマダラソテツシジミの発生を確認に行ったが、残念ながら発生していないようだった。山下公園へ回ったあと「神奈川県民ホール」の「英一番館」で昼食をとって、2時半ごろ帰宅した。家に入る前に植栽のローズマリーにいたヤマトシジミを撮った。この個体は低温期型ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100) 露出補正 -0.3段
015_211103294 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテスシジミ 雄 -3
同じく植栽に咲くランタナの花に、珍しく、クロマダラソテツシジミの雄がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160) 露出補正 -0.3段
016_211103303 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテスシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。昨日ローズマリーに来ていたのと同じ個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160) 露出補正 -0.3段
017_211103324 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 17.クロマダラソテスシジミ 雄 -5
前の写真と同じ個体。翅に破損はないが、鱗粉は落ちてきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125) 露出補正 -0.3段


2022年1月28日

クロマダラソテツシジミ その27 10月28~30日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ と 帷子川のヤマトシジミほか

10月28日 朝まで降っていた雨も10時ごろには止み、青空が広がってきた。家を出て、ローズマリーの花をチェックした後、帷子川公園hへ行って見た。ヤマトシジミは高温期型と低温期型との端境期のようだ、帷子川付近にはクロマダラソテツシジミはいなかった。
 公園のセンニチコウの花は元気がなくなっている。集会場裏の住宅建設予定地は地質調査が開始された。
 10月29日 自宅のある建物の前のローズマリーの花に来たクロマダラソテツシジミを90mmマクロで撮ったが、前にも記したように、特に小さなシジミチョウを撮るときは被写界深度が浅いので気を付けなくてはいけない。

000_211028137 X700 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg
帷子川公園遊歩道のヤマトシジミ 2021年10月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_211028005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
10時20分、自宅を出て下に下りてみるとローズマリーの花にほぼ完全なクロマダラソテツシジミ雄が来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211028012 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。よく見ると、左前翅の翅頂付近にわずかな欠けがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211028022 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
裏面を見ると少し低温期型の傾向が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211028025tx X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
後翅外中央部に並ぶ斑点が鮮明である。wikipedia クロマダラソテツシジミ 参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_211028039 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.帷子川のヤマトシジミ 雄 -1
次に20分ほど歩いて帷子川公園へヤマトシジミを観に行った。ヨメナの花で雄が吸蜜する。黒い縁は夏型は太く、寒くなってくると細くなってくる。この個体は夏型と秋型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211028046 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.帷子川のヤマトシジミ 雄 -2
ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211028054x X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.帷子川のヤマトシジミ 雌 -1
ほぼ真っ黒な雄である。雌の夏型の翅表はこのようにほぼ真っ黒である。秋が深まるにつれて濃い青色が現れるようになり、美しい。そろそろ、その雌の低温期型を見たいと思っているのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211028062 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.帷子川のヤマトシジミ 雌 -2
少し青味がかっているようにも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211028072t X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.帷子川のヤマトシジミ 雄 -3
まだまだ夏型に近い装いのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211028079t X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
羽化したばかりのようなきれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211028084 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
この雄は亜外縁にはっきりとした白い班が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211028093 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.帷子川のヤマトシジミ 雌 -3
この雌は後翅に少し青い鱗粉が現れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211028116 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 13.帷子川のヤマトシジミ 雄 -5
この雄は10月下旬というのに外縁部の黒帯が広くなっているようだ。なかなかきれいな低温期型を見ることが出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211028145 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツの鉢植えのあるお宅へ戻ってきた。ソテツの葉に鱗粉が落ちてしまっている雄が止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211028165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 破損雌 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
11時半、ローズマリーのところへ戻ってきた。朝出かけるときは雄がいたが、今度は雌が吸蜜していた。比較的きれいな個体である。この個体も高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_211028173 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 完品雄 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体の裏面。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
017_211029008 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
翌10月29日、11時20分ごろ下へ下りて来ると、前日いたのと同じ個体と思われる雌が、植栽にいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211029011 X800 〇ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
中温期型だ。外縁の絨毛も付いていて比較的きれいな雌である。もう少し良い写真を撮りたかったが、逃げられてしまった。90mmマクロで撮ると、被写界深度が浅くなってしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211030041 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン 雌
翌10月30日、公園裏の住宅建設予定地で撮る。この日は地質検査のためかパイプで掘削が行われていた。羽化したてであろう、ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_211030059 X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
ローズマリーの咲く植栽で撮った。破損もなく、鱗粉も落ちていない。ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名はマンネンロウ(迷迭香)と云い、生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いられると。 暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがする。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気がある常緑灌木である。ここの植栽に植えられているのは高さは1mほどもない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_211030072tx X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
前の写真と同じ個体の裏面。ローズマリーの枝が良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年1月24日

クロマダラソテツシジミ その26 10月24・26日 ローズマリーのクロマダラソテツシジミほか

しばらく昨年のクロマダラソテツシジミ観察記から離れていたが、一応、昨年最後に観察した11月20日までフォローしておきたい。私にとっての2021年のクロマダラソテツシジミのシーズンは9月10日から11月20日までだった。
 その頃、私の自宅のある集合住宅の玄関脇に植えられたローズマリーの花に、クロマダラソテツシジミが良く来る。10月24日も11時過ぎに下へ降りてみると、待っていてくれた。

000_211024053x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄  2021年10月24日 横浜市保土ヶ谷区

001_211024002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト D5300 TAMRON90.jpg 1.ヤマトシジミ
10月24日、家から建物の玄関へ下りてみると、さっそくローズマリーの花に小さなブルーが飛んでいる。やがてローズマリーの花に止まったが、これはヤマトシジミだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211024015 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
しばらく様子を見ていると、今度はクロマダラソテツシジミがどこからともなく飛来し、ローズマリーの花に来た。雄のきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211024014m X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
長い尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211024019 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
翅表の鱗粉もほとんど落ちていないし、外縁部の絨毛もある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211024024x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
ほぼ完ぺきな姿だった。ブルーも鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211024036 X800 ◎高橋宅 D5300 TAMRON90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツのあるお宅へ移動した。大分鱗粉が擦れてしまっている雄が1頭、ソテツの葉に止まっていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211024045 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
再び集合住宅の玄関わきへ戻ってきた。その植栽のローズマリーの花で、30分くらい前に見たきれいな雄がまだ吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211024049 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
これも同じ個体である。好きな写真の1枚だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211024059t X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -8
同じ個体。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211024071x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -9
これも同じ個体。マクロ撮影するときは、被写体と平行になるようにしないと、ピントが合わないところが出てくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし


000_211026068 X700 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg
サクランボの木に止まるクロマダラソテツシジミ 雌  2021年10月26日 横浜市保土ヶ谷区

011_211026002 X800 ◎ソフィア横浜 ヤマト RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雌 低温期型
前の日は小雨模様の1日で気温も低かったが、10月26日、朝のうちは雨が残っていたが、10時過ぎには晴れてきて、昼頃には気温も20℃歩になった。下へ降りてみるとローズマリーの花にヤマトシジミの雌が来ていた。青い鱗粉が散りばめられた低温期型である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
012_211026011 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -10
ソテツの鉢植えがあるお宅へ伺った。何頭か飛んでいる。これは一昨日も見た雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
013_211026014 X800 ◎峰岡 高橋宅 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -11
ツルニチニチソウの葉に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
014_211026028t X800 ◎峰岡公園 集会所裏 RX10M4.jpg 14.キタテハ 秋型
近くの公園の裏手の空き地へ行って見る。ここは住宅が建てられる予定であるので、来秋はどうなっているかわからない。キタテハが元気に飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
015_211026037 X800 ◎峰岡公園 集会所裏 ウラナミ RX10M4.jpg 15.ウラナミシジミ 雄
ウラナミシジミも擦れた個体が多くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
016_211026056m X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
再びソテツの鉢植えのあるお宅の玄関先で撮らせていただく。この雌は右前翅後角あたりに欠損があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
017_211026059 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -12
13.の写真と同じ個体のようだ。鱗粉は落ちてしまっているが、翅の欠損は目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
018_211026074 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
16.の雌とは違う個体である。翅を閉じているときに鳥にでもちょこっと啄まれたのだろうか。余談になるが、この雌が止まっている古木の名前が分からなかった。最近になってスマホに「Picture This」というアプリをインストールした。検索したい植物の写真をスマホで撮ると、それが何であるかを示してくれる。この古木は葉も付いてないし、もちろん花は咲いておらず、実も付いていない。仕方なく幹を撮って検索してみた。すると「ブラックチェリー」「アメリカンチェリー」と答えてくれた。サクランボの木である。この次にここにお住いのかたにお目に掛かった時に、「この木は何ですか」と伺ってみようと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
019_211026093 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
これは16.と同じ個体だ。キオンの仲間のサワギクと思われる苞に産卵するような姿勢だ。薄い浅黄色をした卵のようなものも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
020_211026099 X800 ◎峰岡 高橋宅 雌雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄と雌
玄関の石畳に雌雄が並んで静止した。珍しいシーンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
021_211026121 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -13
この時、玄関わきの植え込みには、4頭~5頭ほどのクロマダラソテツシジミがいた。だが、ソテツの葉に止まる個体は見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
022_211026128 X800 ◎峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 22.クロマダラソテツシジミ 雄 -14
正午を過ぎた。そろそろと思い、鉢植えのソテツのあるお宅を後にした。我が家のある建物に入る前に、玄関わきの植栽でクロマダラソテツシミが迎えてくれた。これは比較的傷のない、鱗粉も落ちてないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
023_211026140tx X800 ◎ 峰岡 ソフィア横浜 RX10M4.jpg 23.クロマダラソテツシジミ 雄 -15
ここのところ、ここのローズマリーの花には毎日のように、クロマダラソテツシジミが来ている。いつまで続くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2021年12月 4日

クロマダラソテツシジミ その25 10月23日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ

前の日(10月22日)は一日雨模様の天候だった。この日も午前中は気温が低かったが、11時ごろからは日も照り、暖かくなってきたので、カメラをぶら下げてクロマダラソテツシジミを探しに出かける。
 まず、我が家のある集合住宅の玄関へ出ると、さっそく花壇を囲う石垣にクロマダラソテツシジミが止まっていた。体を温めているのだろうか? 傷のない比較的きれいな雄である。ローズマリーにも絡んでいる。10分ほど撮影して、ソテツの鉢植えのあるところへ移動し、観察する。ここにもクロマダラソテツシジミはいた。高温期型の雌がいたがこの個体は一昨日、ローズマリーにいた雌と同じく、右前翅の肛角部がちぎれている。同じ個体だろうか? とすると200mほど移動したことになる。
 さらにセンニチコウの咲く花壇へ行って見る。そこにもクロマダラソテツシジミがいた。

000_211023160 X700 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg
はっきりした青色鱗が現れている中温期型の雌 2021年10月23日 横浜市

001_211023004 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.石垣で日光浴するクロマダラソテツシジミ雄
気持ちよさそうに開翅しているように見えた。傷もなく、鱗粉もほとんど落ちていないきれいな雄である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211023009 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -1
日向ぼっこ?をしていた雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211023015t X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
前の2枚の写真と同じ個体である。この時はここにはこの1頭しかいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211023023x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.ローズマリーの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
後翅表面の尾状突起の付け根にある黒斑は、小さいように思える。低温期型へ移りつつあるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211023030 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 5.高温期型の雌
ソテツの鉢植えがあるお宅の玄関先の鉢に植えられている、まだ蕾の黄色い野菊のような花に、クロマダラソテツシジミの雌がいた。ソテツには来ない。この個体は一昨日、ローズマリーにいた個体と同じ個体かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211023037 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 6.小さなクロマダラソテツシジミ雄
花の大きさと比べてみても、とても小さな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211023041 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
5.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211023051 X800 ◎高橋宅 RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211023065x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.センニチコウで吸蜜する雄 -1
センニチコウの花壇がある公園にも行って見た。花の勢いは衰えているように見えるが、1頭の雄が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211023101 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.センニチコウで吸蜜する雄 -2
前の写真と同じ個体だが、破損もなく、鱗粉の剥離も少ないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211023133 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 11.鉢植えのソテツに止まるクロマダラソテツシジミ雄
鉢植えのソテツのあるお宅へ戻るとソテツの葉に雄が止まっていた。この個体は少し擦れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211023156 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 12.中温期型の雌 -1
自宅のある集合住宅の階下の花壇に咲くローズマリーに、一昨日に見た雌とは違う、きれいな個体が止まっていた。前翅の黒帯の縁取りは広いが、青い鱗粉はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_211023172x X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 13.中温期型の雌 -2
この個体は翅の縁の白い柔毛も録れてない。この日は5頭のクロマダラソテツシジミを撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO160 ) 露出補正 なし


2021年12月 1日

クロマダラソテツシジミ その24 10月21日 帷子川のヤマトイシジミと、ローズマリーのクロマダラソテツシジミ

この日は、ヤマトシジミとクロマダラソテツシジミに集中した。
 ヤマトシジミの良い写真が撮れていないので、帷子川公園へ行く。ヨメナの花盛りとなっていた。ただ、昨年より、個体数が少ないように思う。雄は高温期型と、低温期型が混在し、雌は低温期型の青い鱗粉をちりばめた個体こそいなかったが、ビロードのような光沢のある魅力的な個体に会えた。
 昨日初めて我が家のある集合住宅の玄関に咲くローズマリーでクロマダラソテツシジミを見たが、この日も雄2頭、雌1頭を観察できた。そのうちの雄の1頭は傷もなく鱗粉も落ちていないきれいな個体だった。ここへは何処で羽化した個体が飛来してくるのだろうか。

000_211021051tm X700 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg
ヨメナで吸蜜するヤマトシジミ雄 2021年10月21日 横浜市

001_211021002 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -1
帷子川公園の辺りには、カタバミが自生し、昨年もこの時期にヤマトシジミたちを撮影した。今まで、ヤマトシジミを撮ろうと思って出かけたことはなかったが、そのとき、ヤマトシジミの美しさを改めて感じた。これは低温期型の雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211021013 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ 雄
左手が帷子川で、川沿いを帷子川公園として、散策路がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211021023 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雄2頭
高温期型と低温期型の中間のようだ。隣に咲くヨメナの隣の席が空いているとばかり、舞い込んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211021027 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ裏面
一般的に裏面は雌の方が暗い色をしている。これは雌雄どちらだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211021033 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ 雄 高温期型 -1
最盛期のヨメナで吸蜜する。まだ、高温期型の個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211021038 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -2
高温期型と低温期型が混在する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211021065x X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ 雄 高温期型 -2
今日は個体数が多く、一視野に3~4頭が飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211021075 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 8.ヤマトシジミ 雌 高温期型
少し擦れて鱗粉が落ちた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211021078xt X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ 雌 -1
これはきれいな個体だった。青い鱗粉は目立たないが、低温期型のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211021084x X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体が翅を開いてくれた。羽化したのようで、光の加減で見えるビロードのような光沢は初めて見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211021095 X800 ◎帷子川公園 ヨメナ RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 低温期型 -3
前翅外縁部の黒帯部分が狭く、典型的な低温期型だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし


000_211021190 X700 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg
クロマダラソテツシジミ 植栽のローズマリーで吸蜜する雌 高温期型 2021年10月21日 横浜市

012_211021108 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
自宅のある集合住宅の玄関前に戻ってきた。クロマダラソテツシジミが飛んでいる。ローズマリーの花で吸蜜する。雌の高温期型のようだ。昨日いた雌とは違う個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211021134m X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
翅を閉じているのでわかり難いが、この個体は、右側前翅に欠損がなく、裏面尾黒点もはっきりしていて、雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_211021138 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
これは、写真12.と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_211021144 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
これも写真12.と同じ個体。右前翅の欠損部分が見えない位置になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
016_211021153xm X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
これはまた別の個体である。きれいな雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_211021155 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
前の写真と同じ個体だが、傷もなく、鱗粉もほとんど落ちてないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211021165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
これも同じ個体だったと思う。裏面もきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_211021179 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
前の写真に同じ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
020_211021203x X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
写真12、14、15 と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし


2021年11月28日

クロマダラソテツシジミ その23 10月20日 今年も我が家の下までやってきた

ここ何日か寒い日が続き、雨が降る日もあった。また、ゴルフに行ったり、所用もあったりで、クロマダラソテツシジミの動向を観察できなかった。
10月20日の朝は寒いほどだったが、昼前には20℃近くになった。センニチコウの花は元気がなくなってきたが、クマソの雄が1頭いた。この日は鉢植えのソテツに姿はなかった。
 しかし、自宅のある集合住宅の玄関の植え込みに咲く小さな青い花に、3頭クロマダラソテツシジミを見つけた。はじめの1頭はオンボロ、2頭目は雌、3頭目は雄だった。昨年もここで確認しているので、注意はしていたが、ここで見るのは今年初めてだ。何か帰ってきてくれたようで嬉しい。

000_211020079 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg
集合住宅玄関に咲くローズマリーの花に来ていた雌 2021年10月20日 横浜市

001_211020013 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
元気がなくなってきたセンニチコウ。それでも、正午過ぎには気温も上がってきて、その白い花頭に比較的きれいな雄が吸蜜に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_211020020 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
同じ個体。裏面は全くというほど擦れてはいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_211020040 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
開翅してくれた。右後翅肛角部付近に欠損があるが、鱗粉はそれほど落ちてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211020044 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
まだまだ元気よく咲いているセンニチコウもある。センニチコウが咲く花壇には柵があって、足を踏み入れるわけにはいかない。シジミチョウのように小さな対象を狙うには、RX10M4の望遠は便利である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211020065 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 5.自宅近くに来たクロマダラソテツシジミ
この日は鉢植えのソテツがあるお宅の傍には、クロマダラソテツシジミは見られなかった。そろそろ昼飯にしようと自宅へ帰ると、集合住宅の玄関脇の植栽に植えられたローズマリーの花に絡む、複数のクロマダラソテツシジミがいた。昨年は11月14日に、偶然にここで発見した。その時は、用があって家を出たところだったので、カメラがなく、スマホで撮影したのを思い出す。ローズマリーは一般的に10月から5月に開花するという。まだ、いっぱいを蕾を付けていた。写真の右下に、ボロボロのクロマダラソテツシジミが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211020077 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 6.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -1
2頭目の個体は比較的きれいな雌だった。14日にソテツの鉢植えにいた雌は、翅表の前翅の青が淡く、高温期型のようだったが、この個体はその青が少し濃くなっている。中温期型(wikipedia参照)のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_211020089 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 7.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -2
今年見てきた雌の中では、いちばんきれいかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_211020109 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 8.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -3
翅表は擦れてきているが、細長い尾状突起は付いていて、翅に欠損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211020127 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 9.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雄 -1
3頭目は雄だった。鱗粉もほとんど落ちてなく、翅に傷もない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年11月26日

クロマダラソテツシジミ その22 10月15日 鉢植えのソテツに親しむ

この日も良い天気だった。しかし、明日から天気が悪くなり、気温も低いという。チョウたちは、まだ、活動前かなと思いつつ、8時45分にいつものポイントにクロマダラソテツシジミの観察に行く。
 クロマダラソテツシジミは、鉢植えのソテツがあるお宅の前に1頭と、センニチコウに1頭いた。ウラギンシジミ、キタテハ秋型など、秋のチョウが現れた。町会集会所裏の住宅建築中の空き地はコセンダングサの花盛りで、ウラナミシジミ、ツバメシジミ、ツマグロヒョウモンが多かった。

000_211015129 X700 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg
鉢植えのソテツに親しむクロマダラソテツシジミ雄 2021年10月15日 横浜市

001_211015003 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 1.ウラナミシジミ 雄
  公園裏手の空き地に咲くコセンダングサには、ウラナミシジミが多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211015012t X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 2.ウラナミシジミ 雌 -1
一見、わかり難いが、これは雌のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_211015018 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ 雄
センニチコウの白い花頭に止まり、吸蜜するヤマトシジミ雄。前翅外縁に沿う黒帯は、まだ残っていて、高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_211015035 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン 雄
コセンダングサの小さな花で吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211015045xtm X800 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 5.ウラナミシジミ 雌 -2
雌雄の区別が難しいが、雌のように思う。鱗粉も全く落ちてなく、きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211015058 X800 ◎町会集会所裏 RX10M4.jpg 6.モンシロチョウ 雌
コセンダングサにはいろいろな蝶が来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211015068t X800 〇町会集会所裏 RX10M4.jpg 7.キタテハ 雄
キタテハは秋型になると大きく衣装を変える。夏型より翅のくびれが多きくなり、翅表の赤茶色の衣装はなかなか良い。裏面の黒茶色も引き締まる。この姿を見ると秋を感じさせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_211015091 X800 ◎町会集会所 ウラギン RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ 雄
先日も見た。日に当たる葉に止まって、周囲を関しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211015101t X800 ◎センニチコウ クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
センニチコウの花が咲く花壇では、比較的きれいな個体が1頭いた。センニチコウの花が、少し勢いがなくなってきているようなので気になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_211015107 X800 ◎センニチコウ クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。右を向くと右側の後翅に少しだけちぎれたところが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211015115t X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
写真を撮らせていただいている、鉢植えのソテツのあるお宅には、そのソテツの葉先に止まっている雄を見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_211015125 X800 ◎高橋邸 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
左の肛角部の辺りに少し欠損があるが、比較意的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO250 ) 露出補正 なし