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2024年2月17日

シーズン最後のチョウ撮り 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

この先、ムラサキツバメや、ウラギンシジミなどの越冬個体を見ることがあるかもしれないが、チョウの撮影はそろそろ終了と思い、ここのところ頻繁に通っていた保土ヶ谷公園へ行ってみた。まだ、セイタカアワダチソウは咲き残っていて、相変わらずの秋のチョウたちが集まっていた。傷のないアオスジアゲハが元気に飛んでいた。

000_231108086 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに飛来したアオスジアゲハ♀ 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

001_231108031 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.カタバミの花とヤマトシジミ♂
高温期には縁の黒い部分が広くなっていたが、秋深くなると、その黒い部分は細くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
002_231108032 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型♀ -1
キタテハはほとんどの個体が傷や擦れのない完全な姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
003_231108035 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型♀ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
004_231108041 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.イチモンジセセリ 2頭
イチモンジセセリの裏面の銀色の紋は個体差があるようだが、この写真では上の個体は前翅の紋が明瞭であり、下の個体は後翅の斑紋が明瞭である。擦れて色が落ちてしまうこともあるのだろうが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
005_231108044 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.ウラナミシジミ♀ -1
とっさに雌雄を判別するのは難しい。この個体も♂かと思ったが♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
006_231108054 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミは傷んだ個体が多くなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
007_231108062 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ秋型
翅の表側からは雌雄の判別が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
008_231108066 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.ベニシジミ -1
セイタカアワダチソウには多くのベニシジミが吸蜜に来ていた。雌雄の識別は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
009_231108072 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -2
ベニシジミも擦れた個体が多くなっていた。夏型の名残りを残すオレンジ色に重なる黒い部分が多い。特に春と秋遅くに出てくるベニシジミは、オレンジ色が明るく、黒い部分が少ないので美しい。ベニシジミは1997年(平成9年)11月28日発売の30円普通切手の意匠になった。その切手は2015年(平成27年)9月30日に販売を終了している。切手に描かれている橙色が鮮やかな個体は、添えられている花の絵から春型かと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 78mm ISO160 )
010_231108074 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニとウラナミ RX10M4.jpg 10.ベニシジミとウラナミシジミ
キタテハとともに、セイタカアワダチソウのフィールドで、多く見られた2種だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 81mm ISO400 )
011_231108089 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.アオスジアゲハ♀
2023年11月の気温は高く、1日から9日までは連日20℃を超える日だった。この日も暖かくて、日差しの強い日だったのを記憶している。アオスジアゲハも元気だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
012_231108097 X900 ◎保土ヶ谷公園 ムラサキシジミ RX10M4.jpg
12.ムラサキシジミ
保土ヶ谷公園でムラサキシジミを見るのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO400 )
013_231108098 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.ウラナミシジミ♀ -3
裏面と表面を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO800 )
014_231108109tm2 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
14.ベニシジミ 2頭 -1
オレンジ色が鮮やかな個体だった。寒くなってから育った個体であろう。上の個体は翅頂が尖っているので♂だと思う。下の個体はお腹が太く♀なのか。眼は上の個体に向け4ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
015_231108112 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
15.ベニシジミ 2頭 -2
♂の方が♀の後ろに回った。♀は吸蜜に夢中だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO400 )
016_231108116 X900  ◎保土ヶ谷公園 求愛 RX10M4.jpg
16.ベニシジミ 2頭 -3
後に回った♂が、腹端を曲げて求愛をしている。だが♀の方はストローを伸ばしてまだ吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO500 )
017_231108130 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
17.ウラナミシジミ♂
コセンダングサで吸蜜するウラナミシジミの♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO160 )
018_231108133 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツバメ RX10M4.jpg
18.ツバメシジミ♂
擦れてはいるが尾状突起はしっかり付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO200 )
019_231108151 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
19.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンも秋に多く見られるようになるチョウだ。北へと分布を拡大してきているが、20年~30年くらい前からだろうか、神奈川でも普通に見られるようになっている。昨年(2023年)の夏には上高地でこのチョウを見かけ、驚いたものだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO320 )

2024年2月13日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その3 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区

撮影を続ける。セイタカアワダチソウの群落に飛来したのは、やや大型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハで、あとは小さな、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、そしてシャッターを押せなかったクロマダラソテツシジミの10種だった。

000_231103212tm X700 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg
ウラナミシジミ 交尾 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園

017_231103125 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ斑紋変化 -1
ヤマトシジミの♀。この程度では斑紋異常とは言わないのだろうが、後翅前縁下の2つの黒斑がつながっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
018_231103126 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト斑紋異常 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ斑紋変化 -2
前翅の黒斑も滲んでいるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
019_231103137m x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.ベニシジミ -5
ベニシジミは多くみられた。擦れてしまっている個体も多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
020_231103147m X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -4
♀。越冬して春には産卵し、次世代につなぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231103158tm x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.ベニシジミ -6
これはきれいな個体だった。♂のように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
022_231103160tm X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミの個体数は多かった。関東南部以南の暖かいところで成虫越冬し、6月に産卵、成虫になって発生を繰り返し、秋に向け北上し個体数を増やしていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
023_231103173 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -5
やっと裏面を見れば雌雄が判るようになった。これは♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 )
024_231103188m X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.ウラナミシジミ -2 ♀
綺麗な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 192mm ISO100 )
025_231103199 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -6
ポートレート写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 155mm ISO100 )
026_231103206 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 26.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -1
秋のチョウはコセンダングサにも良く飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
027_231103209 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 27.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
028_231103216t X900 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg 28.ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミの交尾シーンは多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
029_231103226 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 29.キタキチョウ
 従来キチョウとされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ Eurema hecade、南西諸島に分布)とキタキチョウ(Eurema mandarina、本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難である。成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。いつでも、どこにでもいる蝶だ。秋型は翅表は翅頂の黒斑がほとんどなくなり、黄色一色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 220mm ISO100 )
030_231103239tx X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 30.コセンダングサとウラナミシジミ♀
コセンダングサにはウラナミシジミも来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO640 )
031_231103261 X900 〇保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 31.小型犬の集い
梅の開花が待たれる梅林で、若い奥様方4人が小型の犬の散歩の途中で立ち話をされていた。憩いのひとときなのだろう。この秋は甲斐犬、ダルメシアン、など大型犬を散歩させていた女性にも会う機会があり、お声がけして撮らせていただいたが、このグループには声をかけづらかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO2000 )
032_231103266 法性寺 X900 ジュウガツザクラ DSC08135.jpg 32.法性寺 ジュウガツザクラ
この日は保土ヶ谷公園までバスで来ていたので、いつものように帰りは歩いて帰る。法性寺では、毎年、この時期にはジュウガツザクラが咲いている。だが、花の数は少なくちょっと寂しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO1000 )
033_231103272 X900 〇法性寺 カキと鐘楼 DSC08135.jpg 33.法性寺 鐘楼と柿
鐘楼の前に植えられている柿の木には柿がたくさん実っていた。食べられるのかどうかわからない。秋を満喫した一日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO1000 )

2023年12月15日

星川駅から保土ヶ谷公園南側へ 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区

 10月21日に保土ヶ谷公園の東側に位置する家内の姉がいる施設の近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。ひょっとして保土ヶ谷公園、あるいはその周辺にもいるのではないかと思い、この日、歩いてみることにした。
 まずは、先日見かけたソテツの木が植えられているところへ行ってみたが、その姿はなかった。そこをまっすぐ先へ歩くと保土ヶ谷公園のバス通りの下の辻広場や、下池、上池のあるエリアに入れる。
 コセンダングサが咲き、しばらく行くと、下池の先の右側の土手にはセイタカアワダチソウの群落がある。濃い黄色鮮やかに咲いていた。

000_231027031 X700 河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg
せせらぎに植えられた河津桜が開花 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷公園

001_231027004 X700 柿と崖 星川 G7X.jpg 1.崖と柿の木
保土ヶ谷辺りは起伏の多いところである。大雨が降った際には、土砂災害の避難勧告が出されるところもある。この写真の右上の高いところは、保土ヶ谷公園の方向だと思う。しっかりとコンクリートの擁壁で保護されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO160 ) 
002_231027007t X900 ウキツリボク 星川 G7X.jpg 2.ウキツリボク(浮釣木)
星川から相鉄線を超えて進むと、沿道に建つ家の庭に植えられた数々の花が眺められる。これは、ウキツリボクで、まっすぐ吊り下げたランタンに見立てられる赤と黄色のコントラストが鮮やかな花を咲かせ、温室栽培や、鉢植え・地植えの庭木として観賞用に栽培される。花弁の一部にも見える鮮赤色の部分が見える萼の写真の状態から、筒状で5つに裂けるその萼の中から、5枚の鮮黄色の花弁がのぞく。写真は、赤い萼が裂ける前だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
003_231027012 X900 〇ツバメ 星川 G7X.jpg 3.ツバメシジミ♂
ヤマトシジミかと思ったら尾状突起があり、ブルーも鮮やかだ。ツバメシジミだ。ヤマトシジミより見る機会は少ない。G7Xでチョウの写真を撮るのにだいぶ慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
004_231027017 X900 ソバ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 4.ソバ(蕎麦)の花
保土ヶ谷公園の南西端にあたる公園では最も低いところに入った。野生化しているソバの花が咲いていた。畑に真っ白に咲くソバの花は見る機会があるが、ポツンと咲いているのは初めて見た。ソバの花は茎頂や枝先に短い総状花序を出し、白色か淡紅色で、花には、花弁がなく、萼が深く5つに裂けて、短期間で開花結実するという。 ソバの実は三角錐形。花期は8〜10月。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO200 )
005_231027021 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 5.キタテハ秋型 -1
きれいな秋型のキタテハがいた。コセンダングサで吸蜜する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
006_231027023 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 6.キタテハ秋型 -2
夏型に比べて翅が大きくくびれた形をしていて精悍な感じがする。シータテハの秋型を想起させる。この個体は多分♂だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_231027029 X900 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 7.赤い帽子の子供たち
引率された子供たちが下池から上池へと歩いている。その右側に、季節外れに数輪咲いたカワズザクラの木が数本ある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_231027037 X900 〇河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 8.季節外れに咲いたカワズザクラ
このカワズザクラの木がここに植えられたのはそれほど前のことではない。10年位前だろうか。はじめのころは目立たなかったが、毎年どんどん成長して高さ4〜5mになっている。通常2月に開花するのだが、今、数輪が開花していた。自宅近くのソメイヨシノといい、このカワズザクラといい、今年は少し変である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 10mm ISO125 )
009_231027046 X900 〇ウラナミ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 9.キタテハ秋型の裏面
キタテハの秋型は夏型に比べて、色が濃く、赤銅色は逞しく見える。好きな姿だ。セイタカアワダチソウが良く似合う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
010_231027053 X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 10.ウラナミシジミ♀ -1
上池のバス通り側(テニスコート側)の斜面にセイタカアワダチソウが咲いていて、そこに秋のチョウが集まってきていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
011_231027054t X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 11.ウラナミシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いてくれた。♂との違いがよくわかる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
012_231027066t X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 12.コセンダングサのキタテハ秋型 -1
この個体は♀のように見える。キタテハ秋型の裏の模様のグラデーションは繊細だ。♀の方が色が濃いように思える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
013_231027078 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツマグロ G7X.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂
セイタカアワダチソウにはツマグロヒョウモンも来る。この花は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で、虫媒花である帰化植物だそうだ。よく似ているといわれるブタクサとは違う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
014_231027083 X900 〇保土ヶ谷公園 キタテハ G7X.jpg 14.コセンダングサのキタテハ秋型 -2
いずれも黄色い花だが、キタテハはセイタカアワダチソウとこのコセンダングサが好きなようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
015_231027088 X900 星川 トキワサンザシ G7X.jpg 15.トキワサンザン(常磐山査子)の実
星川へ戻る道筋で、見たことのない黄色い実をつけた木があった。似た仲間にタチバナモドキやカザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)があり、合わせてピラカンサと呼ばれるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250)
016_231027092 X900 峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 16.ヤマトシジミ♀
いつもの小さな公園に寄った。チョウの数は少ない。裏面が黄色味を帯びたヤマトシジミがいた。♀だろうと思う。この小さな公園のヒャクニチソウとセンイチコウもそろそろ終わるのか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO250)

2023年12月13日

ソメイヨシノ「帰り花」 2023年10月26日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

帰り道に、センニチコウのヤマトシジミを撮ろうと思い、Z50をぶら下げて近くのコンビニまで出かけた。そろそろ、チョウの翔ぶ季節も終わりに近づいてきた。
 20分ほどで家に戻ろうとしたが、その時、一人の女性が桜の木の小さな枝にカメラを向けていた。何だろうと思って見ると「桜が咲いてますよ」と教えてくださった。10月に入ってからも、夏日になるほどの暖かい日が数日あり、桜も騙されて花を咲かせたのであろう。日当たりのよい小さな枝に5輪ほどの花を咲かせていた。

000_231026005 X700 〇峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg
小さな公園に咲いた季節外れのソメイヨシノ 2023年10月26日 横浜市保土ヶ谷区峰岡町

001_231026014 X900 〇峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg 1.ヤマトシジミ♀ -1
多くは紅いセンニチコウの花で吸蜜するが、このヤマトシジミは珍しく白い花で吸蜜していた。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 
002_231026016 X900 〇峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -1
開翅しているところを見て、クロマダラソテツシジミがまだ、生きていたかと思った。しかし、さにあらず鱗粉も剥げてしまったヤマトシジミの♂だった。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
003_231026018 X900 〇峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg 3. ヤマトシジミ♀ -2
1.と同じ個体である。少し青い鱗粉が出ていた。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
004_231026023 X900 ◎峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg 4.ヤマトシジミ♂ -2
白いセンイチコウの花で蜜を吸っていた。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
005_231026043t X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -3
これは別の個体である。前翅の黒い縁が微妙に異なる。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
006_231026036m X900 ◎峰岡公園 桜 Z50 Z105mc.jpg 6.狂い咲きのソメイヨシノ
公園の縁にある大きな、太い幹の桜の木が数輪の花を咲かせていた。俳句の世界で季節外れに花が咲く、所謂、狂い咲きは「帰り花」といって、初冬の季語となっている。ここに住んで20年になるが、こんなことは初めてである。今年は植物も異常である。アサガオもいま、咲いているという。公園の向こう側にいる子供たちを画面に入れようとf22まで絞り込んだが、雰囲気が解る程度にしかならなかった。

絞り優先オートで撮影  ( f22 1/500秒 105mm ISO6400 )
007_231026049 X900 〇峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.その中の一輪
ソメイヨシノの花の色は淡いピンクだが、注意してみると咲き始めは最も色が淡く、次第にピンク色が濃くなり、散る直前が最も色濃いという。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/500秒 105mm ISO320 )
008_231026051 X900 〇峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 8.咲き始めの一輪
この花は中心部もまだ白い。いつまで咲いていてくれるだろうか。冷たい雨が降らねば良いが。

シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/500秒 105mm ISO320 )

2023年12月 9日

小さな公園のチョウも寂しくなった 2023年10月22・23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

先週に比べ、昨日の日曜日から天気は悪くないが気温が少し低い。小さな公園の花畑に来るチョウの数も少なくなった。センイチコウの花に来るのはヤマトシジミがほとんどで、ウラナミシジミも少ない。背の高いヒャクニチソウの花には、時折、ツマグロヒョウモンは来るが、イチモンジセセリ、チャバネセセリしかいないようだ。
 22日、23日の2日間は、この公園ではクロマダラソテツシジミは見られなかった。
 追記 自宅から、南に1kmほどのところに家内の姉が入居する施設があるが、その施設の前の家に立派なソテツの木が植えられているのを知っていた。21日の日曜日に家内を車に乗せ、義姉の顔を見に行った。面会を終えて外に出てきたところ、そのソテツの木に小さなシジミチョウがちらちらと飛ぶのが見えた。Canon PowerShot G7X を持っていたがソテツは住宅の塀の中なので、距離がある。ダメでもともとと思い、ズームを37mm、精いっぱい(35mm換算で100mm)に伸ばして撮ってみた。モニターで拡大して見るとまさしくクロマダラソテツシジミだった。

000_231023003 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
一面ブルーになったヤマトシジミ♂ 2023年11月23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231022011t X900 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 1.ヤマトシジミ♂-1
この個体はまだ前翅外縁部の黒い紋が広い。しかもその内側に黒い鱗粉が見える。22日は、D750に TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD を付けて撮った。ボディもレンズも重たい。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO140 )
002_231022018t X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
少し擦れて(鱗粉がなくなる)きている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
003_231022020 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
前翅に少し青い鱗粉がのっている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
004_231022023 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg
4.ヒャクニチソウの舌状花にヤマトシジミ
珍しくヤマトシジミの♀がヒャクニチソウの舌状花の部分に止まっていた。そこに花の蜜はない。この♀の前翅、後翅には、寒冷期型の特徴である青い鱗粉がはっきり出ていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO120 )
005_231022025 X900  〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 5.ヤマトシジミ♀ -2
写真4.と同じ個体。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO220 )
006_231023001 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.ヤマトシジミ♂ -3
23日に撮った。この個体は寒冷期型の特徴が出ていた。翅表の前翅、後翅とも外縁部の黒い紋の幅が狭くなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
007_231023003 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.チャバネセセリ
イチモンジセセリと紛らわしいが、後翅裏面の斑紋で区別できる。比較的新鮮な個体だった。

Ni

kon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO125 )
008_231021006m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -1
前日の10月21日、家内の姉が入居する施設の前の家の庭に立派なソテツの木が植えられている。そこにちらちらと翔ぶ小さなチョウを見つけた。もしやと思いG7Xのモニターで捉え、精いっぱい望遠にして、マクロにして、シャッターを切った。モニターで確認するとクロマダラソテツシジミの寒冷期型だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 
009_231021001m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -2 前の写真と同じ個体である。もう少し撮りやすいところに移動してくれないかとしばらく待ったが、葉の裏に隠れてしまった。やはり、クロマダラソテツシジミとソテツはつきものだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )

2023年12月 5日

連日、近所の公園へ 2023年10月18・19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

時間があれば、ヒャクニチソウとセンニチコウが咲く近くの小さな公園へ行っている。また、家内が足を怪我して以来、杖を突いて歩いているのだが、ちょっと重いものになると持てないので、買い物を代行することがあるが、そんな時もこの公園に寄り道をしている。
 同じような写真が続き「またか」と思われるであろう。だが、クロマダラソテツシジミ以外は普通種ばかりであるものの、その時その時の姿があり、飽きない。秋はチョウの数が多いので楽しめる。今はヤマトシジミの翅表の個体差に興味がある。

000_231019063s X700 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg
ヤマトシジミの♂と♀ 2023年10月19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231018002 X900 峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 1.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -1
まず、18日。ヒャクニチソウに羽化したてのようなきれいなアゲハの♂が来て、吸蜜をしていた。2014年に購入したNikon D5300に名玉と言われた TAMRON 90mm mzcro を付けて携行した。バックのボケ方もきれいだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
002_231018003 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -2
アゲハは暖地では年に3~5回成虫が発生すると言われている。それにしてもきれいな個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
003_231018012 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
おそらくこれまでに見ている個体だと思う。だいぶ擦れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
004_231018018 X900 〇峰岡公園 イチモンジ D5300 TAMRON 90.jpg 4.イチモンジセセリ
このチョウも秋になると多くなる。敏捷に翔んできて、さっとヒャクニチソウの花に止まる。イチモンジセセリは小型のチョウだがセンニチコウでは吸蜜しない。また、ヤマトシジミや、クロマダラソテツシジミはヒャクニチソウでは吸蜜しない。なぜだろう?

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
005_231018026 X900 〇峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮な個体だが、まだ、高温期に現れるという外縁部の黒い縁が目立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_231018052 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2<br> この個体、よく頑張って生きていて、センイチコウに吸蜜に来ている。いつまで見られるか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_231018054 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 7.アゲハ♀ -1
40分ほど前にヒャクニチソウに来ていたアゲハ(写真1,2)とは違う個体だ。♀である。これもきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_231019006 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -3
ここからは翌日午後2時ごろの小さな公園のチョウだ。この日もまだクロマダラソテツシジミは健在だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO140 )
009_231019026 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -4
このチョウの裏面が好きだ。橙色の小さな丸い紋が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO320 )
010_231019029 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -4
細く長い尾状突起もまだしっかり付いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO180 )
011_231019035 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -2
外縁部先端から見える水際の前翅の黒い模様が見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
012_231019044 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 12.ヤマトシジミ♂ -3
なかなか開翅してくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
013_231019046 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 13.ヤマトシジミ♀ -1
前翅後翅ともに青い鱗粉が現れた美しい♀だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
014_231019047 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 14.ヤマトシジミ♀ -2
翔び上がってセンニチコウから離脱した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
015_231019050 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♂ -4
後翅の黒い縁は細いが前翅のそれは太い。いろいろ個性的だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
016_231019054 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -5
この♂の外縁部の黒い縁は細い。だが、その内側に淡い黒が現れていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
017_231019057 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 17.ヤマトシジミ♂ -6
位置を変え、翅を開いたまま吸蜜を続ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
018_231019061 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 18.ヤマトシジミ♂ -7
写真15.と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
019_231019076 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 19.ヤマトシジミ ♂と♀
写真14.の♀が吸蜜しているセンニチコウに写真15.の♂が飛来した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
020_231019077 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 20.ヤマトシジミ 1♀ 2♂♂
そこへまた1頭、♂が割り込んできた。センニチコウの花畑は賑やかである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )

2023年11月27日

キタテハ秋型が登場 2023年10月16日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

前日の日曜日は雨も降り、気温も20℃に達しない肌寒い日であったが、この日はまた気温も上がり快晴となった。こんな日はチョウも活動するだろうと、11時ごろ、また、近所の公園へ出かける。
 ヤマトシジミの新鮮な個体が多くなってきた。クロマダラソテツシジミもまだ、元気にセンニチコウに吸蜜に来ている。
 私の好きなキタテハの秋型が飛来した。夏型に比べその精悍な姿が良い。

000_231016023 X700 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg
ヒャクニチソウに来たキタテハ秋型 2023年10月16日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231016009 X900 ◎クマソ 峰岡公園 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ♂ -1 これも先週見たのと同じ個体だろうか。はっきりと見分けられないが、擦れ具合はこの個体の方が少ないように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 205mm ISO250 )
002_231016013 X900 ◎クマソ 峰岡公園 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♂ -2
一昨年に比べ今秋は本種の個体数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO320 )
003_231016024 X900 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -1
この付近でキタテハを見る機会は多くない。颯爽と飛来し、ヒャクニチソウで吸蜜を始めた。残念ながらすでに擦れていて左の外縁が少し破れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
004_231016031 X900 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 4.キタテハ秋型 -2
和名のキタテハは、翅の色が黄色いことに由来するというが、それは夏型であって、秋型はこのように赤褐色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
005_231016044 X900 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
この個体の前翅黒斑の幅は狭い。センニチコウの白く見える1mmほどの小さな筒状花に口吻を入れ、吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
006_231016048 X900 ◎峰岡公園 ヤマト追跡 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ ♂と♀
♀が吸蜜していた花に♂が飛来した。♀は飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160)
007_231016049 X900 ◎峰岡公園 クマソ広角 RX10M4.jpg 7.センニチコウ花畑のクロマダラソテツシジミ♂
センイチコウの花の多くは地面から50cm~60cmくらいのところに咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO100)
008_231016066 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -3
クロマダラソテツシジミはこの1頭のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320)
009_231016072 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -4
センニチコウの花は低いところに咲くので、裏面の模様が見えるように横から撮るには腰を折って、モニターを見て撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125)
010_231016073tm X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -5
少し、トリミングした。擦れてはいるが破損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125)
011_231016095tm X900 ◎峰岡公園 クマソ・ウラナミ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシミとウラナミシジミ
11時半、気温が上がってきた。チョウたちは活発に活動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO320)
012_231016105m X900 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 12.ヤマトシジミ♀
この♀も寒冷期の特徴である青鱗があまり発達していなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200)
013_231016112 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ♂ -6
何かに驚いて飛び立つ以外は、移動せずに同じところで吸蜜していた。帰路、ソテツの鉢植えがあるお宅の前を通ったが、本種はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160)

2023年11月23日

ヤマトシジミ、そして生き残るクロマダラソテツシジミ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

連日、近所の公園へ通う。まだまだヒャクニチソウとセンニチコウは元気である。ツマグロヒョウモンは元気に翔びまわり、ヤマトシジミがセンイチコウに止まって開翅して吸蜜する。
 クロマダラソテツシジミは♂が1頭いた。しかし、ここ数日見ているのと同じ個体のようだ。

000_231014056 X700◎峰岡公園 RX10M4.jpg
前翅の外縁部が黒いヤマトシジミ♂ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231014002 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮なヤマトシジミが増えている。♂の翅表外縁の黒斑は変化に富んでいる。ボケているが左の上に♀がいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO400 )
002_231014010 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♀ -1
高温期型の♀の翅表はまっ黒だが、この個体では、少し青い鱗粉が現れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
003_231014016 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ♂ -2
写真1.と同じ個体。センニチコウもまだ次々と花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
004_231014023 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ♀ -2
写真2.とは違う個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
005_231014027 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョプモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはセンニチコウでは吸蜜しない。口吻の太さがセンニチコウの筒状花と合わないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )
006_231014029 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -3
♀が多く羽化してきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO200 )
007_231014038 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
翅をとしていると、あまり魅力のあるチョウとは言えないが、開翅して翅表を見せてくれると、特に♂の淡い青の輝きは気品さえある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 )
008_231014042 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョプモン♂ -2
写5.と同じ個体。向きを変えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO160 )
009_231014049 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ♀ -4
この個体では、青い鱗粉がほとんど現れていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
010_231014052 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
この個体では外縁部の黒斑がひときわ幅広い。白いセンニチコウの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO200 )
011_231014062 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5
傷一つないきれいな過怠だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO250 )
012_231014075 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ♂ -1
だいぶ擦れてきているのだが、まだ、か細い尾状突起はしっかり付いている。昨日も見たのと同じ個体と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
013_231014143m X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 13.ウラナミシジミ♂ -1
ウラナミシジミも多くみられるようになった。このチョウも暖地性のチョウで、wikipediaを開いてみると「日本では北海道南部以南で広く見られ、日本以外でもアフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアまで広く分布する。もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない。」という記載があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
014_231014153 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♂ -2
本種はヤマトシジミに比べ、あまりながく翔んでいないで、すぐセンニチコウの花に止まって、すぐに開翅する。この日見たのはこの個体のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
015_231014160tm X900 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ♂ -3
そのクロ マダラ ソテツ シジミが珍しく翅を立てて止まり、裏面の模様を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
016_231014163t X900 〇峰岡公園 クマソ・ヤマト RX10M4.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -6
上に止まっている♂の外縁部の黒斑は細い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO640 )
017_231014177 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♂ -4
淡い青紫色の翅表だが、翅脈がはっきりしていて、よく目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
018_231014187m X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♂ -5
満腹したのだろうかセンニチコウの葉に止まる。wikipediaには「南アジアから東南アジアに分布し、日本では、1992年に沖縄本島で発見されて以降、分布を広げている」と書かれていた。今年は神奈川県では各地で観察されているようだ。意外なところで見つけることもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
019_231014106 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -3
全く傷のない、擦れていない、美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
020_231014113 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 20.ウラナミシジミ♂ -2
クロマダラソテツシジミと比べると、形は一回り大きく、敏捷に翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231014123 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 21.ウラナミシジミ♂ -3
前の写真と同じ個体である。全く擦れていないきれいな姿だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
022_231014205 X900 〇ソフィア横浜 ハナミズキ RX10M4.jpg 22.ハナミズキ 紅葉と実
小さな花壇のわきにハナミズキが1本あった。紅葉し、赤い実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )

2023年11月19日

アゲハ蝶の求愛と美麗なアオスジアゲハ 2023年10月13日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

今日も良い天気だった。インフルエンザの患者数が増えているが、お陰様で元気でいられる。この27日にはワクチンの接種を受けることにしている。
 昼食を終え、いつもの小さな公園へ出かけた。昨日と同じようにヒャクニチソウの花には、前翅がちぎれているアゲハの♀が吸蜜に来ていた。しばらくしてそこへ春型のような小さな♂が飛来し、求愛する。
 羽化してくるチョウの成虫の大きさは何に影響を受けるのだろうか? ふと疑問を持った。キオンなのだろうあ、日照なのだろうか、あるいは食べる食草の量なのだろか「趣味のアゲハ館」https://ageha.funabori.xyz/0315harunatsu/ というサイトには「「成虫の大きさは、幼虫時に食べた葉っぱの量で決まります。春型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが乏しい秋なのに対し、夏型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが豊富な春から夏。春型より夏型のほうがたくさん食べ蛹化するので、その分成虫も大きくなるわけですね。」という記述があった。
 アオスジアゲハの羽化したてのようなきれいな個体も飛来した。翅に擦れたあとが一つもなかった。
 そして自宅への帰路、過日も写真を撮らせていただいたお宅の玄関先で、鉢植えのソテツ葉に止まっていた1頭のクロマダラソテツシジミを見つけた。

000_231013022 X700 〇峰岡公園 RX10M4.jpg
ヒャクニチソウで吸蜜していた♀に、ぶつかるように飛来したきれいな小さな♂
 2023年10月13日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231013006 X900 〇峰岡公園 チャバネ RX10M4.jpg 1.チャバネセセリ
個々にはよく似たセセリチョウが2種いる。どちらも地味なチョウだが、イチモンジセセリとこのチャバネセリである。今年はチャバネセセリ尾が多いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 214mm ISO320 )
002_231013011 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -1
前翅に翅頂部に黒い縁が目立つ♂がいた。新鮮な個体だが、まだ、高温期型のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
003_231013013 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 3.アゲハ蝶の雌雄 -1
来た時にアゲハの♀がヒャクニチソウで吸蜜していた。見ると右側前翅に破損があるので、カメラを向けないでいた。ところがしばらくして突然、小さな個体のアゲハの♂がその♀に絡むように翔んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
004_231013028 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.アゲハ蝶の雌雄 -2
♂は盛んに♀にアッピールするが、♀は口吻をヒャクニチソウの筒状花に入れて吸蜜を続けていている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO160 )
005_231013031 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.アゲハ蝶の雌雄 -3
よく見ると♀の右側の触覚が途中で切れている。鳥に翅をちぎられた時に触覚も切られてしまったのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO160 )
006_231013058 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 6.アゲハ蝶の雌雄 -4
♀はまだ吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO200 )
007_231013063 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.アゲハ蝶の雌雄 -5
♂は翅を♀の翅にぶつけるように翔ぶ。離れてはまた同じように絡んでいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO200 )
008_231013077 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.アゲハ蝶の雌雄 -6
♀はたまらず位置を換えるが、吸蜜はやめない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO250 )
009_231013080 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.アゲハ蝶の雌雄 -7
♂はなかなか離れようとしなかった。この♂は羽化したてのようだ。この♀とは不釣り合いなほどきれいな個体だった。時間にして2~3分ほどだったろうか。♂はあきらめて去っていった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO160 )
010_231013094 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -2
ヤマトシジミがセンニチコウに来て開翅する。前後翅の黒い縁がほとんどない寒冷期型になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
011_231013093m X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -3 トリミング
構図を縦位置にしてトリミングした。印象が変わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
012_231013105t X900 峰岡公園 クロアゲハ RX10M4.jpg 12.クロアゲハが飛来
ヒャクニチソウを目指してクロアゲハが飛来した。吸蜜することなく離れて行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 )
013_231013108 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはこの花壇の常客だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO640 )
014_231013114 〇峰岡公園 X900 ヒルザキツキミソウ RX10M4.jpg 14.ヒルサクツキミソウ(昼咲月見草)
公園のグランドの反対側へ行ってみた。始めて見るピンクの可愛い花が咲いていた。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊があった。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。和名の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
015_231013117tm X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 15.ヤマトシジミ♀ -1
冷期型らしい、羽化したてのような♀が現れた。前後翅に青い鱗粉が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 50mm ISO125 )
016_231013125 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 16.ヤマトシジミ♀ -2
同じ個体である。角度を変えて青い鱗粉の様子を確かめる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 210mm ISO125 )
017_231013128 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ♀ -3
翅を閉じてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 215mm ISO160 )
018_231013132 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ♀ -4
その個体がすぐそばに咲くセンニチコウに止まって翅を半分開いた。頭部の方から撮ると前翅、後翅の青鱗がキラキラと輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 217mm ISO200 )
019_231013139 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -2
ツマグロヒョウモンは最盛期である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
020_231013142 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 20.ツマグロヒョウモン♂ -3
全く傷のない美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231013182 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 21.ツマグロヒョウモン♂ -4
アフリカン・マリーゴールドで吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
022_231013150 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 22.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハも飛来した。この小さな花壇は近所で発生したチョウたちのオアシスのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
023_231013153 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 23.アオスジアゲハ -2
擦り傷一つ見られない新品そのものである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
024_231013157 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 24.アオスジアゲハ -3
裏面も美しい。こんな素晴らしい個体の撮影は楽しい。後翅の付け根の赤い紋が印象的だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
025_231013167 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 25.ヤマトシジミ♂ -4
まだ羽化して間もない個体のようだが、前後翅の外縁に黒い紋が顕在する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
026_231013188 X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 26.ヤマトシジミ♂2頭
右側の♂にピントを合わせたが、この個体の外縁部の黒い縁は前翅に顕著に表れている。目立たぬチョウだが楽しみがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )
027_231013197 X900 ◎峰岡公園 クマソ 高橋邸 RX10M4.jpg 27.クロマダラソテツシジミ♂ -1
帰り道、玄関前に鉢植えのソテツが置かれているお宅で、そのソテツの葉に小さなクロマダラソテツシジミが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 62mm ISO400 )
028_231013205t X900 ◎峰岡公園 クマソ 高橋邸 RX10M4.jpg 28.クロマダラソテツシジミ♂ -2
近くで見ると全く擦れのないきれいな個体だった。どこで羽化したのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO200 )

2023年11月15日

Canon PowerShot G7X  2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

10月3日に2年ぶりにクロマダラソテツシジミを見つけてから、何も予定がない日は、カメラをもって家から徒歩5分の公園に出かけるのが日課になってきた。この日も暖かく、最高気温は24℃になった。
 2016年3月に購入した Canon PowerShot G7X は今までは、スナップ撮影や、レンズが明るいので室内での撮影に利用することが多かった。旅行の時は必ず携行している。いままでこのカメラでチョウを撮るときは広角で、被写体に接近して撮りたい時だけだったが、過日、このカメラで公園の花壇に来るチョウの撮影を試みてみた。近距離でフォーカスが合いやすいようにマクロに設定して、1mくらい離れた被写体を撮ってみた。望遠側にズームしていくと、デジタルズーム域に入るあたりでピントが合ってくれることを知った。これなら使えるかなと思い、その練習をしておこうとこの日はそのG7Xのみを携行した。

000_231012025 X700 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg
コンデジで撮ったアオスジアゲハ 2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231012005 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 1.アゲハ  -1
前日は午前中だったが、この日は昼食後に出かけてみた。羽化したてのような傷のないアゲハがヒャクニチソウに来ていた。シジミチョウなどの小さなチョウに比べ、アゲハは撮りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_231012008 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 2.ヤマトシジミ♂
新鮮な個体だったが、まだ外縁部に高温期型の黒い斑紋が出ている。ヤマトシジミの♂は、春型(低温期型)は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細い。 夏型(高温期型♂の は、輝くような光沢のある青色になり、縁の黒い部分は広くなる。 秋型(低温期型)の♂は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細くなる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_231012010 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 3.アオスジアゲハ -1
この日、花壇に来たアオスジアゲハはきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_231012016 X900 〇峰岡公園 アゲハ G7X.jpg 4.アゲハ♂ -2
アゲハは4月上旬から10月下旬にかけて、年に3~5回発生する。このきれいな個体は今年最後の発生のものだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_231012017 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 5.アオスジアゲハ -3
これは胴の白い帯が尾端まであり、♀だと思うが。 

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_231012032 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 6.アオスジアゲハ -4
チョウに興味を持った子供のころ、クスノキの周りを青く輝く翅をキラキラさせて敏捷に翔ぶこのチョウは魅力的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_231012041 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 7.アゲハ♂ -3
この個体はしばらくこの花壇にいて、ヒャクニチソウの花から花へと移り、吸蜜をしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_231012048 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 8.アゲハ♂ -4
頭から尾状突起の先まで、傷一つない姿をシャープに撮れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_231012054m X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 9.ツマグロヒョウモン♀
これもきれいな個体であった。4月から11月まで姿を見ることが出来るが、今が最盛期で、発生する個体数が多いようだ。他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類である。冬は幼虫や蛹で越冬する。また、本種は熱帯・温帯域に広く分布するいわば暖地性のチョウであり、他のヒョウモンチョウ類が温帯から寒帯にかけて分布するのとは対照的である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_231012055 X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 10.ツマグロヒョウモン♂
私がこのチョウを初めてネットに入れたのは、高尾山から小仏峠への尾根道を歩いていて、正面から矢のように飛んできたのを無我夢中でネット一閃、ゲットした小学校6年生のころ(1950年代)と記憶している。wikipediaによれば、関東地方で見られるようになったのは1990年になってからと言われるが。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_231012059 X900 〇峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 11.ヤマトシジミ♀
後翅にかすかに青い鱗粉が見られる。ヤマトシジミの♀の翅表は晩秋の紅葉の頃から発生してくる個体からは、突然、青紫色の衣装を纏う。前翅は半分ぐらいが薄く青紫になるが、後翅はほぼ全体が青紫になる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_231012081 X900 〇峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 12.アゲハ♀ -1
♀が飛来した。だがこの個体はだいぶ傷んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_231012082t X900 峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 13.アゲハ♀ -2
同じ個体だが破損していたところをカットした。後で気が付いたが、右触覚も断ち切られていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_231012090t X900 〇峰岡公園 ツバメ♀ G7X.jpg 14.ツバメシジミ♀
には黒地に青い鱗粉が現れることがあるが、この♀はほぼ真っ黒であり、後翅尾状突起あたりの橙斑が明瞭に表れている。シックな装いだと感じた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし