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2022年9月21日

富士山五合目・富士本栖湖リゾート・勝沼「一古園」 続き 8月30日

霧の富士山五合目でキベリタテハに出会えるとは思っても見なかった。
 昼食を終え、バスの出発時間までの間、レストハウスの前で富士山山頂の雲の動きを眺めていた。この条件でキベリタテハに会えたのだから、もし晴れていたら、周囲にはどんなチョウがいるのだろうかと思いをはせていた。ちょっとネットで調べてみると、キベリタテハのほかに、クジャクチョウ、シータテハ、ミドリヒョウモン、アカタテハ、アサギマダラなどの写真があった。
 さて、次は、本栖湖の近くの「富士本栖湖リゾート」で、本年の夏より初開催される「虹の花まつり」を見に行く。天気が良ければ富士山を背景に、ジニアやサルビア、ルドベキアなど10 種類のカラフルな花々と緑が楽しめるというが、この天気では「富士山を背景に」は期待できない。ここ「富士本栖湖リゾート」では、毎年4月中旬から5月下旬にかけてに「富士芝桜まつり」が開催されている。15年くらい続られているようだ。遊園地「富士急ハイランド」を旗艦事業として行楽・サービス業などを展開している富士急グループが経営している。
 富士山五合目から約1時間バスに揺られたが、着いたとたんに雨が降り出した。園内に入ると傘を差さねばならないほどの本降りになってしまった。Z50 はカメラバッグに仕舞い込み、左手で傘を持ち、G7X を右手に持って片手撮りになった。
 30分くらい園内を散策し、バスに戻る。 2時少し前に富士本栖湖リゾートを出発、甲府から少し中央高速に乗り、勝沼の「一古園」という立派なブドウ園で、「シャインマスカット狩り・食べ放題」がこの日最後のイベントだった。 

000_220830048 X700 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ルドベキア G7X.jpg
富士本栖湖リゾート「虹の花まつり」 2022年8月30日(雨)  山梨県南都留郡富士河口湖町

020_220830124 X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 20.五合目からの富士山 雲が流れる
富士山頂の様子は刻々と変わる。青空も見えるのだが、すぐ姿を隠す。チャンスを待つ。気が付かずにセットされてしまっていたシャッタースピード優先(1/100秒)で撮っていた。初歩的なミスだ。しかし、f32に絞られても、画像はよい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f32 1/100秒 46mm ISO 100 ) 露出補正 なし
021_220830133m X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 21.五合目からの富士山 青空と押し寄せる雲
富士山頂は五合目からは南の方角にある。南から雲が押し上げられてくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f22 1/100秒 29mm ISO 100 ) 露出補正 なし
022_220830139 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 22.五合目郵便局
レストハウスに郵便局があった。中に入って様子を見てみたが、アッピールしてくるものは何もなかった。富士山頂を指さす登山家2人の銅像があった。初めてスイスへ観光旅行をしたときに、朝、モンブランの麓のシャモニーの町を散歩をしたとき、パルマ広場というところに「パルマとソシュールの銅像」が立っていたのを思い出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/100秒 21mm ISO 100 ) 露出補正 なし
023_220830142 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 23.富士山五合目広場 レストハウス五合園の前は広場になっていて、登山客、観光客が大勢うろうろしていた。天気が良ければもっと混雑するのだろう。久しぶりに外国人観光客を多く見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 32mm ISO 100 ) 露出補正 なし
024_220830143 X800 富士山五合目 イタドリ Z50 18-140.jpg 24.イタドリ(虎杖)
そろそろバスが停めてあるところに行こうと歩く。イタドリが咲いていた。この花にもチョウが良く来る。晴れていたらきっと何かいたに違いない。和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
025_220830144 X800 富士山五合目 ナナカマド Z50 18-140.jpg 25.ナナカマド(七竈)
ナナカマドの葉が赤くなってきていた。ナナカマドの和名には諸説があるそうだが、wikipediaによれば、よく知られるのは、「大変燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」ということから付けられたという説が広く流布しているそうだ。一緒に歩いていたバスガイドさんが「ウルシかな」と言っていたが、ウルシ科のハゼとよく似ている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
026_220830147 X800 富士本栖湖 虹と花まつり Z50 18-140.jpg 26.富士本栖湖リゾート ルドベキア
バスは富士スバルラインを下って、河口湖の手前を左に曲がって、本栖湖へ向かった。到着したころは小雨だったが園内に入ると本降りになってきた。雲が立ち込めている。入園するとルドベキアという花が咲いていた。このショットを最後に、Nikon Z50 はバッグに仕舞い、Canon PowerShot G7X にする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f13 1/100秒 53mm ISO 100 ) 露出補正 なし
027_220830032 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり アゲラタム G7X.jpg 27.アゲラタム?
縁の奥に進む。左側には竜神池があり、橋がアクセントになっている。渋い赤紫のフジバカマのような花は、アゲラタムというらしい。チョウが来そうな花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
028_220830034 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 28.虹の花まつり
先日行ってきた富良野や美瑛の花畑を想起する、虹のように帯状に花が咲いていた。手前の濃い赤は花でなくコリウスという観葉植物だ。その向こうに白と紫のサルビアが咲き、一番向こうの黄色い帯はジニアだと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
029_220830038 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ナナディープブルー G7X.jpg 29.サルビア
パンフレットを見ると、サルビアのナナディープブルーという品種のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
030_220830039 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ボンファイアー G7X.jpg 30.赤いサルビア
これもサルビアだが、ボンファイアーという赤いサルビアだ。梓みちよさんの歌(1975年)に「赤いサルビア」があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
031_220830042 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビアとジニア G7X.jpg 31.黄色い葉
これも観葉植物と思うが、名前が分からない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
032_220830045 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 32.コリウス
wikipediaを見てみた。コリウスとは、シソ科コリウス属の植物の総称。和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島、フィリピンに分布する。園芸品種として種間雑種も作出されていると記述されていた。葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、いろいろあるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
033_220830049 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり オオカッコウアザミ G7X.jpg 33.オオカッコウアザミ?
Picture This で検索してみた。出された回答はオオカッコウアザミだった。パンフレットにはアゲラタムという花が載っていた。アゲラタムの和名はカッコウアザミという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
034_220830054 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ジニア G7X.jpg 34.ダリア
園内のいちばん奥まで来た。そこにはダリアやマリーゴールドなどが植えられていて、きれいに咲いていた。本栖湖リゾートの広さはどれくらいなのか、パンフレットには書かれていないが、春に行われる「富士芝桜まつり」では約2.4ヘクタールの植え付け面積に、「首都圏最大級」の約80万株のシバザクラを植えたとあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
035_220830061 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり G7X.jpg 35.Peter Rabbit English Garden
パンフレットには、「ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏がデザイン監修を手掛け、約300種類の草木や花々とピーターラビットをはじめとするキャラクターたちの共演をお楽しみいただけます」と説明されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_220830064 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コヒマワリ G7X.jpg 36.コヒマワリ(小向日葵)
Peter Rabbit English Garden に咲く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
037_220830067 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 37.勝沼ブドウ園「一古園」
「虹の花まつり」では30分ほど鑑賞して、バスに戻り、この日最後の目的地である勝沼の「一古園」というぶどう園に向かった。バスは「一古園」の、ブドウ棚がありその下に机と椅子が並べられて、ブドウを食べたり、食事をするところに停まった。シャインマスカット食べ放題のぶどう畑へは、歩いて片道7分くらいかかるそうだ。だが、写真のぶどう棚の下で、シャインマスカットの食べ放題もできる。私たち老夫婦はブドウ棚の下を選択した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
038_220830069 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 38.ピッテロ ビアンコ
棚になっているブドウは果粒の形が特徴的な白ブドウ「ピッテロ ビアンコ」という品種だ。果肉はしまっており、"ぷりっ"とした食感だそうだ。糖度は15度程度前後、酸味が少ないためとても甘く感じるブドウという。「ピッテロ ビアンコ」は、その果粒の形から「淑女の指」という意味の「レディー・フィンガー」または「レディース・フンガー」という別名でも知られているという。ちなみに価格は、500gで1,080円(税込)ほどである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
039_220830075 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 39.ブドウ園売店
ブドウ棚の下で食べた食べ放題のシャインマスカットはとても甘くて美味かった。だが、ひと房も食べられない。ツアー代金に含まれていたが、食べ放題の料金は1,500円だったようだ。お持ち帰りはご法度。甲州種の白ワインを1本買い求めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2017年9月 5日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (3)バルセロナ 前半 8月1日

7月31日の午後4時ごろ、ブルージュ観光からブリュッセルのホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取ってタクシーでブリュッセル空港へ向かった。ブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)は、出発が遅れた。空港内をうろうろしながら時間をつぶす。ようやく搭乗し、飛行時間約2時間、午後9時を過ぎてバルセロナ空港に到着する。少々疲れた。そこからタクシーでこれから2泊する「カサ・フステル」へ行く。ホテルに着いたのは夜の10時過ぎで、これから食事をしに外へ出る元気はない。美味しくはなかったが機内で配られたサンドウィッチを食べていたので、それほど空腹を感じてない。ホテルの屋上がBarになっている。そこでポテトとチーズで一杯飲んで、就寝した。

翌8月1日、少し遅い朝食にした。朝食はもちろんブュフェ形式だが、好物の生ハムも種類が多く旨い。しかし、何故か野菜が少ない。9時半に、グラシア通りの北端にあるホテルを出発する。朝のグラシア通りは清々しい。歩いて地下鉄のディアゴナル駅へ行く前にカサ・ミラを見ておく。
 リーダーが地下鉄の切符を買ってくれた。地下鉄でサグラダ・ファミリア駅まで行き、表に出た。サグラダ・ファミリアを見上げる。リーダーは11時に入場予約を取っていてくれた。予約がないと入場できないとのと。サグラダ・ファミリアを約3時間見学した。

  この日はとても暑い日だった。10日間の旅行で最も暑かったと思う。外へ出る。午後2時になったので食事をしたい。あてもなく近くの、その名も「Gaudi」というレストランに入った。ビールがのどに浸みる。

64.王宮
ブリュッセルに着いたとき、タクシーは連邦議会議事堂の前を通って町の中心部へ入った。空港へ向かうタクシーは王宮の前を通る。王宮は連邦議会議事堂とよく似た建築様式だった。現在の建物はルイ16世様式で、レオポルド2世が1904年に改造させたものという。ベルサイユ宮殿に心酔していた王様らしく内部はきらびやかなシャンデリアが圧巻という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 10mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.ブリュッセル空港
とてもきれいな空港だった。私達はブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)でバルセロナへ飛ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.空港のアトラクション
搭乗が少々遅れそうなので、空港内をうろうろする。ディスク・ジョッキーが何かやっていたが、言葉はさっぱりわからない。なんだか蝶々が飛んでいたので撮った

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 35mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.ホテルの屋上から
バルセロナで2晩泊まる「カサ・フステル」に着いたのは夜10時を過ぎていた。ホテルの屋上にあるカフェで、ポテトとチーズで一杯。下を見るとグラシア通りが見える。ここはサグラダ・ファミリアからも近いようだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.朝のグラシア通り
翌8月1日、少し遅めの朝食の後、リーダーが11時に入場を予約してくれているサグラダ・ファミリアへ出かける。地下鉄で行けるようだ。朝のグラシア通りは清々しい。

Nikon D5300 S​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 ( f6.3 1/<​250​秒 70mm ISO​280) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
69.ホテル「カサ・フスタル」
振り返ってホテルの全容を撮る。屋上が昨夜一杯やったカフェだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 21mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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70.「カサ・ミラ」
地下鉄の駅に潜る前に交差点を渡って「カサ・ミラ」を見る。1996年に来た時よりきれいになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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71.地下鉄ディアゴナル駅入り口
グラシア通りから地下鉄の入り口を下りる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 34mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
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72.地下鉄自動券売機
自動券売機もあったが、切符売り場で切符を買う。1回乗車券は2.15ユーロ。 

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/25秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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73.バルセロナの地下鉄
電車がプラット・ホームに入ってきて、乗客が乗り降りする。東京の地下鉄に比べると乗客はみなカジュアルな服装だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/30秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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74.サグラダ・ファミリアに到着
地下鉄はサグラダ・ファミリア駅に到着した。地上に上がると目の前にサグラダ・ファミリアがあった。右側が南西側の「受難のファザード」だ。サグラダ・ファミリアにはこの「受難のファザード」と、「生誕のファザード」と、未完成の「栄光のファザード」という3っのファザード(建物の正面)がある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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 ここでサグラダ・ファミリアの平面図を入れておく。山口正道さんという方のブログ「スペイン アンダルシア紀行(最終回) 第4回 バルセロナ」から引用させていただいた。

170904_map01.jpg

75.「受難のファザード」
1954年に着工された南西側の「受難のファザード」は十字架に架けられたイエス・キリストの苦難を表現している。「受難のファサード」の彫刻は、左下の「聖なる晩餐」から「イエスの埋葬」まで、イエスがたどったゴリゴダの丘までの道を表すS字形に配置されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 38mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
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76.「受難のファザード」から「生誕のファザード」へ
サグラダ・ファミリアの建物(聖堂)に沿って左に廻って、北東側の「生誕のファザード」の方へ移動する。まだまだ工事中だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 38mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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77.まだまだ工事中
未完成の「栄光のファサード」に4本の鐘塔、マタイ・ルカ・マルコ・ヨハネの福音史家の塔4本、聖母マリアに捧げる塔、最も高い170mのキリストに捧げる塔などすべてが完成すると、サグラダ・ファミリアには全部で18本の塔が建てられる予定だそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 55mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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78.「生誕のファザード」
「生誕のファザード」は日の出の方向にある。「生誕のファサード」は聖堂の中でも最も初期のもので、1894年に着工し約30年かけて造られたとされている。3つの玄関と4本の鐘塔からなり、イエス・キリストの誕生から最初の説教を行うまでが彫刻で表されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
79.公園の池の端から
「生誕のファザード」と道路を隔てたところの小さな公園「ガウディ広場」に池がある。リーダーが取ってくれた聖堂入場の予約時間は11時だ。まだ30分ほど時間がある。道路を渡って池の向こう側へ行ってみる。皆さんここから写真を撮っているのだ。池に聖堂が映る。多分どこかのツアー・アテンダントの女性と思うが私達4人の写真を撮ってくださった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 19mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
80.聖母マリアの戴冠
「生誕のファザード」正面にある「聖母マリアの戴冠」の彫刻。キリストが聖母マリアに冠を授ける様子、左下の人物は聖ヨセフだそうだ。「生誕のファザード」の3っの門(玄関)はそれぞれ、聖家族のメンバーであるイエスと聖母マリアとマリアの夫の聖ヨセフに捧げられている。中央はイエスに捧げられた愛徳の門、向かって右側はマリアに捧げられた信仰の門、左側はヨセフに捧げられた希望の門で、それぞれの門には様々な彫刻がほどこされ、全体が一体になってハーモニーを奏でるようにできている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
81.聖堂へ入場
聖堂へは「生誕のファザード」中央の「愛徳の門」の右側から入る。簡単な持ち物検査を受け、聖堂内へ入場した。左側に入り口の扉「慈愛の門の扉」が見えるが、これはサグラダ・ファミリア主任彫刻家を務める外尾悦郎氏が出がけたものだそうだ。扉はブロンズ製で緑色の蔦の葉がモチーフになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
82.聖堂の内装
1996年に訪れた時は、聖堂の中はまだ工事中で、工事現場を見ただけだったが、今回、内装はすでに完成していた。柱から、壁、天井に至るまですべて白で統一されている。何本もの柱が枝分かれをしていて、巨大な樹木を表している。聖堂内は思いのほか明るい。2010年11月7日にサグラダ・ファミリア教会はローマ法王ベネディクト16世によって行われたミサによって、正式に教会と認められたとのこと。着工から128年目にして、ローマ法王庁が認定する上位教会のバシリカとなった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/100秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
83.ステンドグラス
ステンドグラスは「生誕のファサード」側と、「受難のファサード」側で色合いが異なっている。生誕のファサード」側は寒色系ステンドグラスだ。太陽の光だけで美しく輝いている。今日は晴れているが曇りの日はどのようになるのだろうか。西日が差しこむ時間帯が最も美しいと言われるが。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 17mm ISO2800 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
84.地下礼拝堂
聖堂の主祭壇の地下に礼拝堂があった。その地下の礼拝堂の様子を聖堂から覗き見ることが出来る。ガウディが最初に手掛け、最も早く建設された小さな地下礼拝堂で、地域の人たちが日々の祈りをささげているという。ガウディの墓もそこにある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/13秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
85.「受難のファサード」ステンドグラス
「受難のファサード」側のステンドグラスは暖色系の構成になっていた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/125秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
86.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り -1
聖堂の中心には天井から吊るされた、イエス・キリストとその十字架がある。主祭壇の天蓋飾りだ。これはガウディの作品ではないが、麦とブドウで飾られた天蓋は、生前のガウディ作品の一つであるマヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカにあるカテドラルの天蓋飾りを元に、彼の死後に作られたそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/40秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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87.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾 -2
このキリスト像は館内のどこからでもその姿を確認できる。だが、ちょっとこの聖堂との違和感を感じた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/50秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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88.石柱
良く見ると聖堂の柱の石材の色が少しづつ異なるように見える。4本の塔を支える柱には強度の高い赤い斑岩を採用し、それから外に向けて暗灰色の玄武岩、青灰色の花崗岩、明灰色のモンジュイック岩と材質の特性を見抜いて使い分け、まさしく石柱の森を構成しているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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89.塔に上る
搭にはエレベータで登ることが出来るが、これもリーダーが予約をしておいてくれた。「生誕のファザード」側と「受難のファザード」側にエレベータがあるが、私達は「生誕のファザード」側のエレベータに乗った。降りるときはエレベータはなく、歩いて降りてこなくてはいけないので、リュックなど大きな荷物は預けなければならない。エレベータは小さく、2巡ほど待った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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90.塔の開口部
搭の開口部から下を眺める。黒と黄色に統一された車はタクシーだ。マリナ通りとマリョルカ通りの交差点辺りを見下ろしているのだろうと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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91.建築中の「栄光のファザード」
下りてくる途中、右手には建築中の「栄光のファザード」への部分が見えた。下りは大変だった。急で、しかも幅が狭く下り難い。古傷の左ひざに体重がかかり、辛かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10​ の2011年分を見ていただくことにする。

​ 2011年は娘​たち​夫婦と2回、海外旅行の機会が​あ​った。そのうちの1回は5月に行った台湾。​いち​日​、​私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
​  年ごとに​段々と撮る​蝶の​写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
​ ​ 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて​い​た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて​くれず、​瑠璃色​の輝き​を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが​、​自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に​行ける​。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。​ここでは普通種のようだ。​

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は​丸い​ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを​教えてもらった​。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5~6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
​初夏、​ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年11月13日

久しぶりに原鉄道模型博物館へ 10月28日

午前中、野毛山動物園、野毛山公園を歩いた後、桜木町駅の方へ下ってくると、たまたまバス停で横浜駅行きのバスが来たので、閉まりかけたドアを開けてもらい乗車した。
 昼食は後回しにして、その足で久しぶりに原鉄道模型博物館へ行く。この日は「京急展」と「原信太郎フォトライブラリー~日本編~」が公開されていた。原鉄道模型博物館が平成24年7月10日にオープンして間もないころは「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」など一部のイベント期間を除き、 館内での撮影は禁止されていたが来場者からの要望も多く、平成25年11月1日(金)より全館で撮影が解禁された。

わたくしも​「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」​のコンテストに応募し、2013年4月4日~26日の第3回いちばんテツモパーク・フォトウィークで優秀作品​に選ばれ、2014年の同博物館の卓上カレンダーの8月の写真に採用された
 今回はP610で写真を撮ったが、館内の照明はなかなかの難敵である。昼間の情景で明るい照明になっている時に通過する模型の列車を狙っていると、突然夜の照明に切り替わることもしばしばだった。

23.ある列車
この「或る列車」は明治39年(1906年)、当時の「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、「九州鉄道」が国有化されたため、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」のことで、通称「或る列車」と呼ばれる。当時の日本で最も豪華な設備を備えていた"幻"の豪華客車が今年(2015年)夏、「ななつ星 in 九州」に続く、JR九州の10番目のD&S(デザイン アンド ストーリー)列車として「或る列車」が生まれて話題となった。鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計したそうだ。原鉄道模型博物館副館長を務める原健人氏が監修している。8月には、大分⇔日田間で運行され、11月1日からは長崎⇔佐世保間で走り出す。スィーツ付きでひとり片道20,000円から33,000円だそうだ。車両はキハ47から改造されている。その「或る列車」の模型が展示されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/40秒 39mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.ポールの電車
一つ一つ個性のあるポールの単行車両が展示されている。上はボストン高架鉄道の51型、下は丸みを帯びた車体と大きな窓から「金魚鉢」の愛称を持つ1937年製造の阪神電気鉄道の71型だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.スペイン マジョルカ島の木造電車
下段の車両はマジョルカ島のソイエル鉄道を今も走る現役で、島の中心都市パルマと北の町ソイエルとを結び1912年に蒸気機関車の鉄道として開通し、1929年に電化された。マジョルカ島は地中海の楽園とも呼ばれるリゾート地であり、音楽家のショパンと作家のジョルジュ サンドが一冬をともに過ごした地しても有名だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.ブダペストの地下鉄
電車を使った地下鉄として世界最古のハンガリーの首都ブダペストの地下鉄一号線が開業時に導入した木造車両。トンネル径が小さく車体高が抑えてあり、車内の天井高を確保するために弓のような曲線を描く台車で荷重を支え、パンタグラフを屋根に載せる余裕もないので、架線に追従させる機構を車体側面に取り付けた独特の構造が特徴だったと解説されている。2009年に中欧旅行をした時に見てきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.「いちばんテツモパーク」
ケースに展示されていた名車を見た後、ジオラマのある「いちばんテツモパーク」へ移動した。この日の入場者は多くはなかった。この写真、被写体ぶれが著しい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/15秒 64mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.流し撮りに挑戦
右から左にカメラを動かしながら撮ってみた。列車は止まっていないが、躍動感がある。この機関車はドイツ国鉄のE03形(後の103形)である。E03形は、卵のようなスタイルをしており、TEEカラーと呼ばれるクリームと赤の塗装を身にまとっていた。また、後に登場する量産機とは違って、屋根も銀色に塗装されていた。1965年にDBの最新型の急行用電気機関車として発表された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/15秒 36mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.ジオラマのメイン駅
DBの103 193-9が牽く列車が駅を通過する。これは多分メルクリンの模型と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/60秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.原鉄道模型の運転
やがてアナウンスがあって原鉄道模型のDB BR96 022が牽く貨物列車を走らせるという。ドイツで最大のマレー式蒸気機関車だそうだ。原信太郎著の「原信太郎 鉄道模型のすべて」によればこの黄色い蒸気機関車は1985年にBOCKHOLTというメーカーで作られた1/30のスケールの模型だそうだ。この模型は阪神大震災の際、高さ1.5mの陳列棚から転落したが、少しの歪も出なかったとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/40秒 59mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.DB BR96 022
DB BR96 022が牽く貨物列車が停車した。今日、原鉄道模型博物館に入った時の入場券の絵がこの黄色い機関車だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/40秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.快走するDBの103 193-9
wikipediaによれば、全盛期には西ドイツ国鉄の看板列車であった「ラインゴルト」などのTEE牽引機としても運用されたほか、1971年からは従来のF-Zugを再編した全車1等車のインターシティ (IC) が運転を開始し、その牽引にも運用されるようになる。1970年代末には特急列車 (TEE, IC) の最高速度が160 km/h から200 km/h に引き上げられ、ICの2等車連結で編成美は崩れるものの(2等車はクリーム色と藍色の塗り分けだった)、当時200 km/h 運転が可能な機関車は103型しかなく、200 km/h 運転の専用機としてその本領を発揮したそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/60秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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33.おかしな編成
PENNSYLVANIA鉄道の5475蒸気機関車が、JNRのブルートレイン客車を牽引している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/30秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.高架駅を抜けてくる列車
DBののE03形が牽く列車が高架駅を通過してこちらに向かってくる。右下の小さな町並みのフィギュアが良くできている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 22mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.SHELLの石油運搬車を牽引する蒸気機関車
模型のナンバープレートは24 025 となっているが、機関車の形式が良くわからない。DB BR42形に似ているのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.高架駅を通過する列車
DB E03形が牽く旅客列車が高架駅を通過する。この編成は休みなく走っていた。結果、撮る機会が多くなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/40秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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37.踏切
この日撮った写真の中で気に入った写真だ。手前は1978年に作られた京福電気鉄道の3号車で路面を走る。その路面から右の方につながる踏切をDBのE03形が牽く夜行列車が通過する。クラシックなトラックとフィギュアが気に入った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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38.Ae6/8形電気機関車
この写真を撮ったあと、Ae6/8形電気機関車が牽く貨物列車を走行させるとのアナウンスがあった。ベルン-レッチュベルク-シンプロンの鉄道Ae6/8形電気機関車だそうだ。この後すぐ動き出した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/100秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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39.流し撮り
流し撮りがうまくいった。DBのDB E03形電気機関車が止まって背景が流れている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/60秒 32mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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40.疾走するAe6/8形電気機関車
現在ではスイスの最大の私鉄であるBLS AGとなっているベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道やその後身であるBLSレッチュベルク鉄道で使用された電気機関車だそうだ。実機は1943年製で、この形式で最後に製造された車両のようだ。最高時速100km/hで、27パーミルの勾配では610tを75km/hで牽引可能なAe6/8形201-208号機として1990年代半ばまで使用されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/50秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.京急展
原鉄道模型博物館ではこの8月31日から11月3日まで、秋の特別催事として京急展が開催されていた。京急の車両は独特の美しさがある。創業当初の1900年製造の1号車から歴代車両の模型が並べられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/100秒 27mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年10月31日

「ららぽーと海老名」オープン初日 10月29日

前の日のTV番組で「ららぽーと海老名」がきょうオープンすることを知った。海老名は相鉄線の終点であるとともに小田急線、JR相模線が交差する相模の国の中心地である。
  海老名駅は私が生まれた年である1941年(昭和16年)に開業したそうだ。当初は1943年に相鉄線に吸収合併される神中鉄道線の駅だった。そしてその1943年(昭和18年)4月1日 に は隣接していた小田急線の海老名国分駅が廃止され、海老名駅が小田急小田原線の駅として旅客営業開始された。また、1987年​3月21日 には 国鉄相模線の駅としても開業する。

小田急小田原線と相鉄本線の合流点に設けられた​海老名​駅は、開業当初、周辺集落のいずれからも遠い水田地帯の真ん中に位置していた​そうだ。だが、海老名駅メインの出入口である東口には​、2002年4月より丸井海老名など130以上の専門店が入居する大型ショッピングモールのビナウォークが​出来​、少し離れるとイオン海老名店やショッパーズプラザ海老名などの商業施設、海老名市役所や海老名郵便局、さらにヤマダ電機やダイソー、そして駅からかなり離れているがコジマなどの家電量販店、オークラフロンティアホテル海老名、海老名プライムタワー​などが立地している賑やかな市街地として発展してきたという。
​  東口と​JR海老名駅のある西口では街の様相が大きく異なっていたが、​西口​に​おいて​も​再開​発​の準備​が進​められ、西口開発事業における中核施設として「ららぽーと海老名」が​今日オープンされたのだ。

​ ​

小田急とJR相模線の先にある「ららぽーと海老名」​との間は、小田急の所有地であり、​それまでは市街化調整区域のため開発が認められなかったが、2009年9月中旬に市街化区域に編入されたことにより、再開発の下地が​整い、​都市デザインコンセプト​を​地形的特徴から「段丘都市」として​、​現在再開発が準備され​、​2016年度​に着工されるという。​、竣工は2025年度を​予定されているが、海老名駅は東口、西口一体となって発展していくことになるのだろう
​ ​ ​ 2010年に完成した小田急海老名駅構内の自由通路を延伸する形で、JR​相模線​海老名駅までの連絡通路(新自由通路)が2015年10月に整備された​。オープンした「ららぽーと海老名」への客はこの自由通路を渡って、相鉄線の改札口から、「ららぽーと海老名」の入り口に導かれた。時刻は10時50分、さすがオープン初日、平日の午前中にもかかわらず凄い人出だった。次の土、日にはもっと凄いことになるのだろう。

1.海老名駅
​ 何年か前(2006年)、大型ショッピング・モール​ができて間もない頃、相鉄線に乗ってその終点である海老名に来たことがある。そのころショッピング・モールのあったのは東口で、JR相模線の海老名駅の方はまだまだ未開発であった。この日オープンになった「ららぽーと海老名」へは相鉄線の改札を出て、誘導に従い西口に向かう。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.「ららぽーと海老名」
​ 「ららぽーと海老名」へは、西口への連絡通路が延長されて、連絡路ができていた。途中、下に見える小田急線とJR相模線との間は、これから開発される。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.新しくなったJR相模線の海老名駅入り口
​ 「ららぽーと海老名」への連絡通路の左手にはJR相模線の真新しい海老名駅改札口が出来ていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.「ららぽーと海老名」入口
​ 連絡通路を渡りきるとそのまま「ららぽーと海老名」の入り口となった。入ると全部で4フロアあるうちの2階フロアである。オープンから1時間後の11時少し前に着いたが、大勢の人びとが吸いこまれていく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.「タカシマヤ スタイルメゾン」
​ 入ってすぐ右側に「タカシマヤ スタイルメゾン」というショップが目に付いた。これは新業態となる編集型のサテライトショップだとのこと。日常のハレカジュアルストアをコンセプトに、コスメやファッション雑貨、ライフスタイル雑貨などを展開。百貨店ならではのグレード感、アイテム集積を地域のニーズやSCの環境に合わせて編集すると共に、新業態ならではの新たな商品も取り入れ、百貨店グランドフロアのような、楽しさや華やかさを提供すると謳われている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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6.吹き抜け
​ 入口の上は4階までの吹き抜けになっていて、外光が取り込まれている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.屋上
​ 各フロアのショップはどの店も大勢の人で溢れている。入場制限されていた店もある。レジにも長い列ができている。一番上から降りてこようとエスカレータで上がっていくと屋上に出た。屋上は駐車場になっている。丹沢の大山が見えた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
​ プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.4階フロアから
吹き抜けとなっている4階フロアから下を眺める。各階のショップを眺めながら下りて行こうと思う。出店数は全部で263店舗だそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.生ハム食べ放題!
4階のフロアを歩いていくと「パルマ産生ハム60分食べ放題」というポスターが目を引いた。@500円だそうだ。「樽生フリーワイン60分飲み放題」@1400円というのもある。入店を待つ長いお客さんの列ができていた。一度来てみようと思う。この店は株式会社ユニマットプレシャス レストラン事業部が営む銀座で人気のイタリアンバル「バル ピノーロ」。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/30秒 14mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.アウトドア用品の店
「モンベル」というアウトドア用品の店があった。最近のアウトドア ブームもあってお客さんも入っている。このほかにもA$F、THE NORTH FACE、スノーピーク、エルプレスといったアウトドア用品の店が数店あった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.駄菓子屋さん
3Fに「ふうりん堂」という駄菓子屋さんがあった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.3Fフロアを歩く
3Fフロアを歩きながら、2Fを見る。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.チーズタルト
入口のフロアである2Fは特に人が多かった。ぐるっと回って、!Fへ下りようと下の店を見てみた。人が多く集まっている店があり、はじめたこ焼き屋さんかと思ったがよく見るとケーキの店のようだ。自由が丘に本店のあるチーズタルトの「BAKE」だ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.相鉄線、小田急線への連絡橋
12時少し前、何も買うことはなかったが、そろそろ引き上げることにした。「ららぽーと海老名」側から東口方面へ続く連絡橋を見る。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.海老名駅構内
東口に連絡する海老名駅構内は行き交う人が多かった。東口側へ行って、ショッピング・モールの中で食事をしようかと思ったが、見たところ東口の方も人出が多かった。今日は諦めて電車に乗る。 ​

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​6​0秒 1​3​mm ISO1​60​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2011年11月17日

北イタリアで撮った蝶たち 2011年9月


 9月2日~12日まで楽しんできた北イタリアの旅行では、まだ、夏の終わりであり、蝶の写真も撮れるのではないかと期待をしていた。もちろん、今回の旅行は蝶が目的ではなく、訪れる多くは古くからの市街地である。しかし、コモ湖にも行く予定があり、ひょっとすると何か撮れるのではないかと期待したが、残念ながら天候が悪く、成果はなかった。
 でも、思いがけずに、パルマ近郊のグルメツアーでは、エミリア地方の丘陵地帯で蝶に会うことができた。だが、ここも時間に余裕がなく、じっくりと撮ることは叶わなかった。
 あとは、フィレンツェで泊った「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」は、フィレンツェのすぐ郊外のベッロズグアルドの丘に建っていたが、その敷地内で蝶を見ることができたくらいである。
 ひとつ、印象的なのは、チンクエテッレのヴェルナッツァ駅で、ストライキで来ない列車を待つ間に見かけたヨーロッパフタオチョウが悠々と飛ぶ姿だった。

Cacyreus marshalli;クリックすると大きな写真になります 1.Cacyreus marshalli
マナローラで撮った。この蝶は、アフリカ原産の蝶で1990年代にポルトガルからイタリアにかけての海岸沿いに渡り、帰化したと言われている。そういえば、2006年にコート・ダジュールを旅行した時、ニースの近くや、モナコでも見かけた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
イカルスヒメシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.Polyommatus icarus イカルスヒメシジミ
パルマ郊外のグルメツアーの折、途中立ち寄ったトッレキアーラ城が見える草原で撮った。牧草地のようであるこの草原には何種かの蝶が飛んでいたが、最初に見つけたのがこのブルーだった。英名をCommon Blue という。少々ピントが甘くなってしまったが、シャッターを切れたのはワンチャンスしかなかった。お許しいただきたい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Aricia agestis ?;クリックすると大きな写真になります 3.Aricia agestis ?
トッレキアーラ城の草原で撮った。てっきり、2.の Common Blue の♀かと思っていた。帰ってきて、調べてみたところどうやら別の種で Aricia agestis らしい。英名を Brown Argus という。雌雄とも、翅表は同じような斑紋をしている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Coenonympha panphilus;クリックすると大きな写真になります 4. Coenonympha panphilus
この写真もトッレキアーラ城の草原で撮った。ヨーロッパでは3月~11月まで見られるごく普通種のようである。2007年にバスでコルティナダンペツォからヴェニスへ行く途中に寄った、サービスエリアの草原でも見かけている。英名を Small Heath と言われる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
フチグロヒョウモンモドキ;;クリックすると大きな写真になります 5.Melitaea didyma フチグロヒョウモンモドキ
11月9日 パロマ郊外のグルメツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。オレンジ色のきれいな蝶だった。英名を Spotted Fritillary という。まだらなヒョウモンチョウというような意味だ。何枚かD5000で撮った後、CanonのG12の広角側で美しい丘陵地帯を背景に撮ろうと試みたが、ままならなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
フチグロヒョウモンモドキ;クリックすると大きな写真になります 6.フチグロヒョウモンモドキ と Lasiommata megera(Wall Brown)
この写真は、Ariola ワイナリーのレストランの前庭で撮った(左下)5.のフチグロヒョウモンモドキと(右上) Lasiommata megera(Wall Brown)。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Lasiommata megera;クリックすると大きな写真になります 7.Lasiommata megera(Wall Brown)
同じく、Ariola ワイナリーのレストランの前庭で撮った。Wall Brownと英名がつけられたこの蝶は、、ヨーロッパ、北アフリカおよび中央アジアの広範囲に分布する、いわば普通種である。2006年に南フランスのエズでも目撃したし、昨年訪れたトルコのトロイ遺跡でも写真に撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Lasiommata megera;クリックすると大きな写真になります 8.Lasiommata megera(Wall Brown) 飛翔
Ariola ワイナリーでなんとか美しい丘陵を背景に蝶を撮ろうと Canon G12 で追いかけまわしたが、なかなか撮らせてくれない。ピントは甘くなってしまったが、シャッターを切るのとほぼ同時に飛び立った瞬間が、偶然に撮れた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
Cacyreus marshalli ;クリックすると大きな写真になります 9.Cacyreus marshalli フィレンツェのホテルで
9月9日の朝、フィレンツェ郊外のホテル・トッレ・デル・ベッロズアルト の畑で撮った Cacyreus marshalli。改めてどこにでもいる蝶だなと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ
;クリックすると大きな写真になります 10.モンシロチョウ
同じくフィレンツェで泊ったホテルの畑で撮った。日本で見るモンシロチョウに比べて、前翅が先が尖っている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アフリカ原産のウラナミシジミの仲間?;クリックすると大きな写真になります 11.アフリカ原産のウラナミシジミの仲間?
これも、帰化蝶 Cacyreus marshalli と思い、ファインダーを覗いたが、違っていた。帰国して、いろいろと調べてみたが良くわからない。同定はできなかったが、ごく似た蝶がアフリカ原産のウラナミシジミの仲間として、あるサイトに紹介されていた。9月9日、フィレンツェのホテルで。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
Cacyreus marshalli マッジョーレ湖畔で
;クリックすると大きな写真になります 12.Cacyreus marshalli マッジョーレ湖畔で
最後の写真も Cacyreus marshalli になってしまった。9月10日はミラノの北にあるマッジョーレ湖へ行ったが、湖畔を歩いていたときに飛び出した。ほんとに、どこにでもいる蝶だなた改めて思う。マッジョーレ湖では、少し蝶の写真が撮れるかなと期待していたが、ロープウェイで上った MATTARONE山 も雲に覆われ、残念ながら、蝶は何も見ることができなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年10月24日

北イタリア旅行 その14 フィレンツェ(1) 9月8日


 この日、9月8日は、11:09発の列車でパルマを出発し、途中ボローニャでユーロスターに乗り換え、フィレンツェ(サンタ・マリア・ノヴェッラ)駅に着いたのは、午後1時だった。例の通り、駅構内の一時預かりで荷物を預け、快晴のフィレンツェの町を歩き始めた。
 私にとってフィレンツェは3度目である。今回、最初に見たのは古い薬局だった。そのあと、日本の雑誌でも紹介されているレストランで食事をして、再び歩く。今から30年前に来た時に泊った駅前の Hotel Baglioni も変わらず、むしろ立派に見え、懐かしかった。
 このあと、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中に入り、見学し、再び、駅に戻り、荷物を取って、この日泊るホテルへ向かった。ホテルはアルノ川の左岸の高台にある。古い別荘のような館だった。

170.フィレンツェに到着したユーロスター
途中ボローニアで、今回初めて乗るユーロスターに乗り換え、13:00にフィレンツェに到着した。この車両はETR500型と言い、ピリンファリーナがデザインを担当したと聞く。さすがにスマートだ。
 イタリアの高速鉄道網の整備は他のヨーロッパ諸国と比べて立ち遅れていると言われていた。1990年代、イタリア国鉄は巻き返しを図るべく300km/hでの走行を前提とした高速鉄道網の整備に取り掛かった。2008年12月にミラノからボローニャに至る高速鉄道の開業に伴って運行を開始したユーロスターは、リニューアルされたETR500型の編成で運行されている。ボローニア、フィレンツェ間は2009年12月に開業し、従来の所要時間56分が約半分の30分に短縮されたという。このスマートな車体にはFrecciarossa(フレッチャロッサ、赤い矢)の愛称が与えられている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェに到着したユーロスター;クリックすると大きな写真になります
171.観光客で賑わうフィレンツェ
フィレンツェの駅は大きな荷物を持った観光客が多かった。我々も荷物を駅構内の一時預けに預ける。ここも、とても混んでいて、順番を待たされた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
観光客で賑わうフィレンツェ;クリックすると大きな写真になります
172.フィレンツェにもトラム
ふと、駅の方を振り返るとトラムが見える。フィレンツェに路面電車は走っていなかったはずなのに。帰ってきてから調べてみた。2005年12月から工事が開始され、5年後の昨年2月14日に開通したばかりのようだ。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(フィレンツェ駅)と、郊外のスカンデッチという町を結び、全長は7.4km、14の駅に止まり、所要時間は23分とのこと。これはトラム1号線と呼ばれる。今、中心街の北西にあるフィレンツェ空港から、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とドゥオーモ広場を経由してLibertàというところに至る、約9キロの路線となるトラム2号線の建設が話題になっているそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/800秒 18.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェにもトラム;クリックすると大きな写真になります
173.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口
娘の主人がまず連れて行ってくれたのは、現存する世界最古の薬局と言われるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局だった。狭い入口を入り、廊下を抜けると薬局があった。

左:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/250秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
右:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/50秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口;クリックすると大きな写真になります
174.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の門構え
入口の門構えも歴史を感じさせる立派なものだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の門構え;クリックすると大きな写真になります
175.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の内部
この薬局の起源は13世紀まで遡り、1221年フィレンツェに移住してきたドミニコ会の修道院サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェ(Santa Maria Fra Le Vigne ブドウ畑の中のサンタ・マリアの意)の修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのが始まりと言われる。この修道院は後のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へと発展する。1612年には薬局として認可され、一般営業が開始されている。東京にも北青山に提携店があり、ボディ・ケア商品などが販売されているらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の内部;クリックすると大きな写真になります
176.トラットリア 「アルマンド」 入口
娘の主人が次に連れて行ってくれたのは、フィレンツェで3本の指に入る美味しいレストラン「アルマンド」という、地元フィレンツェ人に愛 され続けてきた老舗トラットリアだった。オペラ劇場関係者が通う小さなお店は雰囲気抜群で、 極上のトスカーナ伝統料理を食べられるそうだ。日本の雑誌に紹介されているようで、ちょうど我々が居合わせたときに、ここが紹介されている最新の日本の雑誌が届いた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
トラットリア;クリックすると大きな写真になります
177.トラットリア アルマンド
午後2時を過ぎていたのでお客さんは少なかった。壁にはオペラ歌手の写真が一杯貼られている。女性オーナーのアレッサンドラさん、その叔父さんにあたるダニエーレ氏と、お店の人たちと一緒に、記念写真を撮らせていただいた。こういう老舗レストランは家族経営がほとんどという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO2500 ) 露出補正 なし
トラットリア アルマンド;クリックすると大きな写真になります
178.サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
入場料は3.5ユーロ、4人分14ユーロ支払った。しかし、後で気がついたことだが、どうやら65歳以上はフリーだったらしい。ファサード(正面)は2008年に修復が終わりとても綺麗になっていた。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、1246年に建設の計画が行われ、現在の教会は1278年からシトー派修道院の伝統的様式に従い、T字型の様式を採用し、建設され始めたとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会;クリックすると大きな写真になります
179.サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ファサード
ファサードについては、フィレンツェの大貴族、ジョヴァンニ・ルチェッライがファサードを完成させるプロジェクトを立ち上げ、選ばれた建築家はルネサンスの巨匠、レオン・バッティスタ・アルベルティで、工事は1458年から1478年の間に行われたとのこと。内部には有名なマザッチョによる「三位一体」などがあったが残念ながら内部は撮影禁止だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会;クリックすると大きな写真になります
180.懐かしい「ホテル・バリオーニ」
1981年に国際化学療法学会への出張でフィレンツェに来た時に泊ったのが、駅の近くのウニタ・イタリアーナ広場に面して建つ、この「ホテル・バリオーニ」だった。外観は全く変わらないが、当時よりグレード・アップしたようだ。屋上には見晴らしの良いガーデンレストランがあったのを思い出す。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・バリオーニ」;クリックすると大きな写真になります
181.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」
さて、フィレンツェ駅に戻って、荷物を受け出し、駅前からタクシーに乗って、今夜泊るホテルへと向かった。アルノ川の対岸、つまり左岸の丘の上にある「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」というホテルである。フィレンツェのすぐ郊外にあるベッロズグアルドの丘はダンテやメディチ家の時代から変わらない自然と建物を残しているという。 古き時代と貴族の歴史を伝え、温かい雰囲気がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 8.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」;クリックすると大きな写真になります
182.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」 客室
フィレンツェ駅からタクシーで10分ほど、アルノ川対岸の丘陵を登ったところにあるこのホテルは、かつて貴族が別荘としていたのに相応しい絶好のロケーションである。敷地から見下ろすフィレンツェの町は、まるで絵葉書から切り取ったような美しさで、言葉を失う。建物も往時のフィレンツェの栄華を思わせる荘厳な趣きで、エントランスを入ると出迎えられる大広間などは、まるで美術館のようだった。客室は広く清潔で、水回りも近年にリノベーションされたようで快適であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」;クリックすると大きな写真になります
183.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のベッドから
前の写真で見ていただいたベッドに寝転がり、大きな窓の向こうに見たトスカーナの丘の景色は見事としか言いようがなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のベッドから;クリックすると大きな写真になります
184.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」からの眺め
さて、夕食がてら、夕方のフィレンツェの町に繰り出すことにした。時刻は午後7時10分前。ホテルのある丘から見えるフィレンツェの町は、まだ陽が当たり、輝いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」からの眺め;クリックすると大きな写真になります
185. トスカーナの丘
フィレンツェの町に向かってホテルの右側に拡がるトスカーナの丘陵地帯には、サン・ミニアート・アル・モンテ教会のファサードが見えた。ロマネスク様式のファサードをもつ13世紀頃の教会だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
トスカーナの丘;クリックすると大きな写真になります


2011年10月21日

北イタリア旅行 その13 パルマの町を歩く(2) 9月8日


 9月8日 朝食前にかみさんとホテルの近くを散歩した。ピロッタ宮殿を町とは反対側に抜けて、パルマ川にかかるヴェルディ橋を渡るとドゥカーレ公園があった。公園の中は朝の散歩をする人たちがちらほらと見られるだけで、静寂だった。
 再び町の方へ戻って、朝のパルマの町を少し歩いて一旦ホテルに戻った。この日は9時58分発の列車でフィレンツェに向かう予定だったが、出発を少し遅らせて、朝食後、こんどは4人で1時間ほどパルマの町を歩いた。
 小さな町だが活気に満ちている。散策の途中、昨夜、リストランテ LA GREPPIA でメニューを英語で一生懸命説明してくれたウェイトレスのお穣さんとばったり出会った。
その後、一旦、ホテルに戻り、荷物を持って、パルマ駅まで歩いた。11:09発の列車でパルマを出発し、途中、ボローニアでユーロスターに乗り換え、フィレンツェに向かった。

155.ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ
朝の散歩のためホテルを出た。ホテルのすぐ傍のピロッタ宮殿に入る。この日は朝市は立っていなかった。宮殿の大きな側面に朝日が降り注ぐ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ;クリックすると大きな写真になります
156.パルマの町の朝
朝7時10分、ピロッタ宮殿から町の方へと歩いてみる。町はまだ、静かだった。昨夜のレストランが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマの町の朝;クリックすると大きな写真になります
157.パルマ川とヴェルディ橋
こんどは、前回の142.の写真で見ていただいた石畳の道を宮殿のアーチを抜けて、町とは反対側へ出た。そこはViale通りで、その向こうをパルマ川が流れていた。ヴェルデ橋がかかっていて、その欄干には沢山の錠前が結びつけられていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川とヴェルディ橋;クリックすると大きな写真になります
158. ドゥカーレ公園
ヴェルディ橋を渡ったところにドゥカーレ公園の入口があった。この広い公園は16世紀パルマ公国時代に造られた。 入り口を入ってしばらく行くと、右手に見える旧王宮は、パルマ市が欧州食品規準(Authority)の本拠地に決まったことから、近いうちにここがそのオフィスになると言われている。あるいは、もう、なっているのかもしれない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥカーレ公園;クリックすると大きな写真になります
159.ピロッタ宮殿
公園の中から、逆にヴェルディ橋の向こうのピロッタ宮殿のファルネーゼ劇場を眺める。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿;クリックすると大きな写真になります
160.パルマ川の朝陽
7時半になった。そろそろ、ホテルに戻ろうと再びピロッタ公園に向かう。ヴェルデイ橋からは朝陽を浴びた川岸がきれいだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川の朝陽;クリックすると大きな写真になります
161.ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る
ようやく公園の木々にも朝陽が当たりだした。川の水の流れは少ない。あちこちに落書きが見えるのは残念だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る;クリックすると大きな写真になります
162.ピロッタ宮殿の道
142.で見ていただいた「道」をパルマ川の方から見ている。この日の活動が始まろうとしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の道;クリックすると大きな写真になります
163.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会
ホテルに戻り、朝食をした後、出発までの間、今度は4人でふたたびパルマの町を歩いた。大聖堂の裏側にサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会というのがあった。中に入ってみる。この教会は1498年から1510年にかけ建設され、バロック様式のファサードと鐘楼を持ち、ラテン十字型の平面図と3つの本堂をもつ構造になっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会;クリックすると大きな写真になります
164.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部
中に入ると女性がいて、教会内部の説明をしてくれた。ボランティアの方だろうか。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部;クリックすると大きな写真になります
165.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 コッレッジョの天井画
この教会にも、コッレッジョが描いた天井画がある。昨日は、大聖堂のコッレッジョの天井画「聖母被昇天」をろくに見なかったが、この日は幸いにも、説明をしてくれた女性がいたので良く見ることができた。1520年から1522年、コッレッジョが描いた「キリストの昇天」はクーポラの真下にがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
コッレッジョの天井画;クリックすると大きな写真になります
166.工事中のパルマ駅
荷物を取りにホテルに戻り、11:09 発の列車に乗ろうと、ホテルから駅まで10分ほど歩いた。一昨日夜遅く着いた時は、暗くて解からなかったが、パルマ駅は工事中であった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
工事中のパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
167.新しいパルマ駅
工事中の駅の手前左側に真新しい駅ができていた。これは仮の駅なのだろうか。それにしてはきちんと作られているなと思いつつも、奥を見ると Temporary Station という文字が見えた。階段でスーツケースを運ぶのが少々辛かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
新しいパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
168.プラットフォームも工事中
駅舎やその施設だけではなく、プラットフォームも工事中だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/400秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
プラットフォームも工事中;クリックすると大きな写真になります
169.フィレンツェ到着
ボローニアで乗り換えたユーロスターは、午後1時にフィレンツェに到着した。今回の旅行で初めてユーロスターというイタリア版新幹線に乗ったが、なかなか快適だった。さっそく、4人で一列になって、ガラガラとスーツケースを引っ張りながら、駅構内の一時預かりに預けに行く。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェ到着;クリックすると大きな写真になります


2011年10月16日

北イタリア旅行 その12 パルマの町を歩く(1) 9月7日


 9月7日、 グルメ・ツアーから戻ったのは夕方5時だった。ホテルで一休みして、夕方のパルマの町へ出かけた。
 パルマの人口は18万人と言われる。イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州パルマ県の県都である。世界最古の大学の一つである、1502年創立のパルマ大学がある。ヨーロッパ連合の外局であるヨーロッパ食品安全局(Autorità europea per la sicurezza alimentare、略称E.F.S.A)の本部があるという。
 パルマは食と芸術の町と言われる。日本ではサッカー選手の中田英寿が、この街のサッカークラブ、ACパルマ(現パルマFC)に移籍したことにより更に知られることになった。

141.ピロッタ宮殿
ホテルはピロッタ宮殿の近くにある。かっての領主ファルネーゼ家の居城であった、パラッツォ・デッラ・ピロッタ(Palazzo della Pilotta)は1583年に完成し、現在はパルマ派の絵画を展示する美術館、図書館、国立美術館、考古学博物館、ボドーニ美術館、ファルネーゼ劇場が入っている。この写真は、朝食前の朝7時半、ホテルの部屋から見たピロッタ宮殿だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿;クリックすると大きな写真になります
142.ピロッタ宮殿の広場
夕闇せまる午後6時少し前、人々がピロッタ宮殿前の広場に憩う。石畳に続くアーチを抜けると川に出る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の広場;クリックすると大きな写真になります
143.パルマの町
パルマはこじんまりとした町だった。 それでもこの辺りは賑やかな所である。正面に見えるのはドゥオーモに隣接する洗礼堂である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマの町;クリックすると大きな写真になります
144.テアトロ・レージョ
有名な劇場である。パルマはイタリアでも最も耳の肥えたオペラファンの多いことで有名だそうだ。現在のテアトロ・レージョは1821年にパルマの大公女マリー・ルイーズが、建築家の二コラ・べットーリに建築を依頼し、1829年に完成した。パルマは定期会員のオペラファンが多いのでチケットが取り難いことで知られるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
テアトロ・レージョ;クリックすると大きな写真になります
145.ガリバルディ広場
パルミジャーニ(パルマ市民)が「ピアッツァ」と呼べば町の中心ガリバルディ広場 Piazza Garibaldiのことだそうだ。後ろに見えるのは13世紀に建てられた総督の宮殿である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガリバルディ広場;クリックすると大きな写真になります
146.大聖堂(ドゥオーモ)の正面
淡いバラ色のドゥオーモは玄関の左右の柱を2頭のライオンが守り、3段のアーケードが正面を飾っている。12世紀のロンバルディア・ロマネスク様式と言われ、イタリア・ロマネスクの傑作の1つとされている。右側の鐘楼は残念ながら工事中であった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
大聖堂(ドゥオーモ)の正面;クリックすると大きな写真になります
147.ドゥオーモ広場
ドゥオーモの前は広場になっている。夕暮れ時、人々が広場の石段に腰をおろす風景は、今回の旅行でもあちこちで眼にすることが多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ広場;クリックすると大きな写真になります
148.ドゥオーモの中
ドゥオーモの中に入ってみた。奥の丸天井は、バロック絵画の先駆者、パルマ派の巨匠コッレッジョのフレスコ画、「聖母被昇天」で飾られていた。実は、恥ずかしながら知らなかった。後で調べてわかった。事前学習不足を悔いても遅い。知らなかったから、写真もいい加減に撮っている。知っていたら真下からも撮っておいたのに。右の写真の中央が丸天井である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
左:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
右:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモの中;クリックすると大きな写真になります
149.洗礼堂
ドゥオーモに隣接する洗礼堂は、パルマで活躍した建築家であり、彫刻家でもあるアンテラーミの作品だそうだ。8角形6層のヴェローナのバラ色の大理石で造られている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂;クリックすると大きな写真になります
150.洗礼堂 入口
6時半まで、中にも入ることができたが入らなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂 入口;クリックすると大きな写真になります
151.ピロッタ宮殿の催し
ピロッタ宮殿の広場へ戻ってくると、これからコンサートが始まるらしく、準備がなされていた。Amnesty International とろうそくの書かれた幕は何だろう。amnestyとは、人権侵害に対する調査と、独立した政策提言と、ボランティアによる 市民の力に基づいて活動する国際的な人権団体だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の催し;クリックすると大きな写真になります
152.Ristorante「LA GREPPIA」
娘たちがガイドブックを見て、探してくれたレストランで夕食にした。ウェイトレスが英語でメニューを説明してくれるが、いまいち、どんな料理なのかイメージがわかない。サッカーの中田英寿の話をして見たが、このお穣さんは知らなかった。かっては海外旅行先で、日本人旅行者と見るとみんなが「中田!、中田!」と言っていたのに。中田がパルマで活躍したのはもう10年も前のことだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
Ristorante「LA GREPPIA」;クリックすると大きな写真になります
153.ジノリ
イタリアに来て、入ったレストランのほとんどのところで、食器はリチャード・ジノリが使われていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジノリ;クリックすると大きな写真になります
154.ピロッタ宮殿 ライブコンサート
時刻は夜10時を回ったところ。食事を終えて、再びピロッタ宮殿の広場を通ると、ライブコンサートが佳境に入っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/20秒 10.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿 ライブコンサート;クリックすると大きな写真になります

2011年10月14日

北イタリア旅行 その11 パルマ郊外グルメツアー(2) 9月7日


 パルマハムの工場見学を終え、近くのワイナリーにあるレストランで、パルミジャーノ・レッジャーノの試食とパルマハムの試食を兼ねた昼食となった。ともに、いままで食べた中では比較にならないほどおいしかったのは言うまでもない。
 レストランの前の草地には小さな花が咲き、蝶が飛んでいる。しかし、この時ばかりは食事優先であった。
  ワイナリーの見学と昼食を終えた後、ハイウェイを小一時間走ってモデナ郊外にあるVilla San Donninoというバルサミコ酢の醸酢所を見学した。Traditional Balsamic Vinegar の製造に就いて説明を受けた後、ここの持ち主である Davide Lonardi さんから代々引き継がれたお宝を見せていただくことができた。
  ここで、この日のグルメツアーは終わり、また、小一時間ほどハイウェイを走って、パルマに戻った。ホテルに着いたのは夕方5時だった。

130.ワイナリーからの眺め
ワイナリーは丘陵地帯にあった。背後にはブドウ畑が広がる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ワイナリーからの眺め;クリックすると大きな写真になります
131.Ariolaワイナリー入口
後で知ったことだが、このワイナリーは賞をとるほどのワインを生産する有名なワイナリーだった。入口を入るとこのワイナリーで出来たワインが並べられている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 20mm ISO2800 ) 露出補正 なし
Ariolaワイナリー入口;クリックすると大きな写真になります
132.Marcello - Lambrusco I.G.P
この写真の一番左に置かれている、紫色のラベルの"Marcello"というワインが 今年、ロンドンで行われた世界コンクールで The best sparkling red wine in the world として金メダルを獲得したワインだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
Marcello - Lambrusco I.G.P;クリックすると大きな写真になります
133.試食したプロシュートとパルミジャン・レッジャーノ
たっぷりと試食させていただいた。チーズの塩加減と生ハムの豊潤な味がマッチした旨さは忘れられない。もちろん、ワインも。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
試食したプロシュートとパルミジャン・レッジャーノ;クリックすると大きな写真になります
134.Villa San Donnino 入口
ハイウェイを小一時間走って、モデナの郊外の Villa San Donnino に到着した。門の外から、運転手さんが電話をして、扉が開き、車はこの道をまっすぐ、醸酢所のあるところで止まった。オーナーのDavide Lonardi さんが出迎えてくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino 入口;クリックすると大きな写真になります
135.Villa San Donnino の畑
この左側にブドウ畑があった。とても広大な敷地だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の畑;クリックすると大きな写真になります
136.バルサミコ酢の醸造
Davide Lonardi さんが英語で説明してくれる。バルサミコ酢は、原料がブドウの濃縮果汁であることと、長期にわたる樽熟成が特徴である。手前の樽が大きく、奥の樽が小さい。ブドウの果汁をはじめは大きな樽で熟成し、時とともに水分が蒸発するので、それを小さな樽に移していくそうだ。長いものは25年以上も熟成される。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
バルサミコ酢の醸造;クリックすると大きな写真になります
137.バルサミコ酢の試飲
説明を聞きながらの工場見学を一通り終え、試飲をさせていただいた。テーブルの上に置かれたトレーの奥にある背の高いの瓶は、スーパーなどで売っている、所謂混ざりものの多いバルサミコ風ビネガーで、熟成されていないブドウ酢にカラメルで味が施され、香料、着色料などが加えられている。一番右にあるのが、最高級品で、トラディツィオナーレと呼ばれDOP指定を受けた25年以上熟成されたものだ。ひと瓶80ユーロ以上する。 原材料は、トレッビアーノ種とランブルスコ種による濃縮果汁のみでその他の添加物は一切加えない。DOP専用のボトルはジョルジェット・ジウジアーロによるデザインとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バルサミコ酢の試飲;クリックすると大きな写真になります
138.Villa San Donnino の館
これは、もともと Villa San Donnino の起源である建物だ。Aceto Balsamico Tradizionale di Modenaは、この館で3世代に渡る時を経ながら造り続けられてきた。オーナーのDavide Lonardi さんに、中を案内していただくことができた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の館;クリックすると大きな写真になります
139.Villa San Donnino の館 二階に上がる階段
館の中は宝物の山だった。この二階に上がる階段は、今まで見たことのない様式だった。バイオリンのしなやかな曲線を思い起こさせる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
二階に上がる階段;クリックすると大きな写真になります
140.Villa San Donnino の館 宝物(一部)
2階に上がるとガレ(だと思う)のガラス工芸品が、いっぱい並べられていた。絵画も沢山あった。まったく美術館である。素晴らしいものを見せていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の館 宝物;クリックすると大きな写真になります