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2019年5月18日

台北・台中・台南 その1 台北に着いた 5月4日

連休後半に休みが取れると言って、娘たち夫婦に台湾旅行を誘われた。もとより、連休は何処へ行っても混むと思い、何の予定も入れていないので、われわれ老夫婦には断る理由がない。「行く」と二つ返事をした。今回は、台北へ行って、台湾の新幹線で、台南へ行き、帰りに台中の街を見て、台北に戻ってくるという予定だ。太魯閣とか日月潭といった風光明媚なところへは行かない。敢えて目的というと、ブラブラと街を歩いて、美味しいものを食べることのようだ。
 私から、一つ注文をしたのは、台北動物園へ是非行きたいということだった。台湾はチョウが多くいることで有名だ。前回、2011年5月に台北に来たときは「陽明山」へ蝶の写真を撮りに行った。台北の近くでは「烏来」もよいが、今回はもっとも安直に行ける「台北動物園」に行かせて欲しいと懇願した。もちろん、台南や台中の近くにも少し入るとチョウの多いところがあるが、そこまでは望めない。
 5月4日、羽田から10:05発のANAのNH851便で台湾の松山空港に12:30に着いた。日本と1時間の時差があり、時計の針を戻して合わせる。いったん、今夜から2泊する、台北101のすぐ近くにあるホテルに行き、荷物を預けて、信義という区域の散策を始めた。機内食を食べたので、まだ腹は減らない。
 国父記念館で衛兵交代を見て、建築中の台北ドームを見ながら、松山文創園区へ行った。ここは昔たばこ工場があったところだ。その近くにある「誠品生活」という商業ビルに入り、お茶にした。アップルパイが旨かった。
 夕食は小籠包で人気店となっている「明月湯包」というところへ行く。明月湯包(小籠包)は8個130元(約500円)と安い。どうやらこの店は安くて旨いことで有名店になっているようだ。行列ができていて、30分近く待って席に着くことができた。

1.台北101
鷹さ508m、地上101階、地下5階からなる台北のランドマークである。風水で縁起がよいとされる竹の形がデザインの基になっているそうだ。前回、2011年に来たときはエレベータで展望台まで上がったが、今回は見上げたり、遠くから眺めることが多かった。2晩台北で止まるホテルは101のすぐ近くだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.台北市政府
国父記念館へ行こうと市府路を歩くと右手に台北市政府行政大楼が見えた。どっしりとした立派な建物である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.中山公園(ちゅうざんこうえん)
中山という名称は孫文の号に由来するという。公園内には、これから行こうとしている国父孫文を記念する国立国父紀念館があり、中山公園はこの記念館の敷地として扱われるケースもあるそうだ。11ヘクタールの敷地はコンクリート舗装されたスペースの周囲に植物や水場が設けられている。公園は孫文の生誕100年を記念するために、1954年に建設されたが、国父記念館は1968年に着工1972年完成となっている(孫文は1866年生まれ)。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.国立国父記念館
公園の入り口を入ると、広い公園の敷地の向こうに 国立国父記念館が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.国立国父記念館入り口
建国の父、孫文の生誕100年を記念して1972年に建てられた中国宮殿風の建物だ。30.4メートルの高さをもつ建物で、屋根は黄色に着色されている。陰陽説を応用したもので、黄色は「地」すなわち「陰」を意味しているとされる。内部には30万冊以上を所蔵する孫逸仙博士図書館や画廊、2500人級の劇場もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.衛兵交代式
孫文 は中国近代化革命の父と呼ばれ、台湾では今でも尊敬されている人物である。衛兵を直近で見ることができた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.孫文像の前で衛兵交代式
衛兵交代式は公開時間内の正時に孫文像の前で行われる。これは午後2時の衛兵交代式である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2500秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.衛兵交代式終了
衛兵交代式の全景を見られないかと2階に上がってみたが、交代する衛兵が退出する様子しか撮れなかった。ヘルメットが金ピカだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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9.建設中の台北大巨蛋(台北ドーム) かってのたばこ工場の跡地に建てられた松山文創園区へ行ってみようということになった。国父記念館の裏側から忠孝東路を渡ろうと歩いていくと、目の前に建設中の巨大な台北ドームが現れた。ドームのことを大巨蛋と言うらしい。台北市文化スポーツ公園の多機能屋内体育館だそうだ。2020年に完成予定とのこと。ここも台湾省タバコ・アルコールマーケティング局の松山タバコ工場の跡地とのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.忠孝東路
忠孝東路を渡って振り返る。4車線の一方通行の大きな通りだ。バイク優先道路のようにも見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.バイク優先
信号が変わるとまずバイクが飛び出していく。エンジンの音が騒々しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし
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12.松山文創園区
松山文創園区とは、1937年に建築された台湾総督府専売局松山煙草工場の跡地である。1945年に「台湾省専売局松山菸草工廠」、1947年に「台湾省菸酒公売局松山菸廠」と改称され、1998年に閉鎖され、2001年に台北市により第99号市定史跡に指定された。台北大巨蛋の建設地以外は松山文創園区として、文化活動センター、ショッピングセンターなど に供用されている。約75年前のたばこ工場倉庫などの老建築を見事にリノベーションし、展覧会や藝術活動を行う場所として生まれ変わった。 松山文創園区は英語でSongshan Cultural and Creative Park とされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO640 ) 露出補正 なし
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13.学園祭
この煙草工場倉庫跡の建物では、何か学園祭が開催されているようだ。奥に見える大きな建物には、誠品書店グループの台湾最大級の店舗である「誠品生活 松菸店」が入る。本だけでなく、トレンドの雑貨や、ファッション関連のショップ、カフェ、レストランがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.野外展示物
これも何か学園祭の展示と思う。遠くから見ると本物の最新ジェット戦闘機のように見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO320 ) 露出補正 なし
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15. 「 誠品生活 松菸店」
「誠品生活」の建物の中に入った。 面白そうな本が展示されていた。最近また植物がを描き始めたかみさんは、「柴田是真の植物図」という日本で発行された本を見つけてお買い上げ。本の他にも、烏龍茶など土産に良いなと思うグッズがある。試飲もさせてもらった。100軒以上の台湾オリジナルブランドの店が入っているのだという。ここで、一休みしようとカフェに入った。アップルパイが旨かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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16.屋台
「誠品生活 松菸店」の前の広場には屋台が出ていた。日本でもよく見かける風景だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
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17.「誠品生活 松菸店」外観
この大きな建物には「誠品生活」以外に何が入っているのだろうか。コンサートホールや映画館もあるらしい。「誠品生活」の紹介ページを見てみると、「誠品書店」は、現在では台湾内に40を超える店舗を展開しているという。また、「誠品書店」は日本の蔦屋に似ているということがよく言われるが、逆であり、日本の蔦屋が誠品を参考にして展開していると言っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO160 ) 露出補正 なし
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18.煙草工場の中庭
工場の跡地へ行ってみた。工場に囲まれた中庭は、バロック式庭園のようで、中心に円型のものを置いて左右対称に作られている庭になっていて、対角線上に散歩道が作られていた。緑が多く、敷地内には色とりどりの草花が植えられているだけでなく、ペリカンやアシカの置物などもあり、水辺に建てられた半裸の女性像はみんなアジア系の顔立ちをしていて、これは当時の女性工員をモデルにしたのではないか、と言われているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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19.松山煙草工場の建物
中庭を囲む旧松山煙草工場の建物は、クリエーティブな作品が販売されているところにもなっていた。台湾総督府 専売局 松山煙草工場という看板が良い。1937年に建設された「松山煙草工廠」が1998年に閉鎖され60年の歴史に幕を下ろした後、工場跡地は2001年に「市の史跡」に指定された。その後、1930年代のものとしては台湾最大規模のこの建築をどう生かすか、政府や産業界、周辺住民を巻き込んださまざまな議論の末、現在のような文化施設を建設することに決まったそうだ。台湾は1683年から1895年までは清朝の統治下に、1895年から1945年までは大日本帝国 台湾総督府の統治下にあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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20.チョウのペンダント
前の写真のショップでは、いろいろな手工芸品が販売されていたが、その中で私はこのペンダントに引き寄せられた。一つ、800元(約3,000円)。チョウがリアルに描かれた刺繍である。買って帰りたいと思ったが思いとどまってしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 26mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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21.台湾鉄道工場跡
松山文創園区から市民大道へ出ると、観覧席のようなところに大勢の人が座っているのが見えた。はじめはサッカー場かなと思ったが、近くへ行ってみるとこんな風景が見られた。台湾で最も歴史のある博物館である国立台湾博物館は、日本統治時代の1908年に設置された。そこに鉄道部というのがあるが、ここはその一部として、「台北機廠」という鉄道工場跡の整備が2017年から開始されている。台湾総督府鉄道は日本統治時代の台湾総督府交通局鉄道部が経営した鉄道である。ネットで検索したが、なかなか十分な情報は得られなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
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22.輝く台北101
松山文創園区などの散策を終え、今宵のホテルにチェック・インをする。 「誠品生活」 のカフェで4人でシェアしたアップル・パイを食べただけだったので、腹も減ってきた。シャワーは後にして、夕食に出かける。見上げると台北101がライトアップされ輝いていた。台湾は電力事情も豊かなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.「明月湯包」
今宵は「明月湯包」の小籠包を食べることになった。ホテルから歩いて行ける進化街にある。まず、基隆路に面した本店へ行ってみると店の外に行列ができている。すぐ近くの進化街に入ったところにある支店のほうへ行ってみる。ここも待つ人の列があるが、こちらのほうが店が広いので動きがあるだろうと、その列に並んだ。30分ほど待っただろうか、席に着くことができた。日本語の会話も聞こえてくる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/320秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.「明月湯包」厨房
厨房では、せっせと小籠包を作っている。それほど待つことなく、注文した小籠包が運ばれてきた。賑わっていて、お客さんの話し声が響いて、落ち着かない。これが台湾なのだろう。ここの小籠包は油が少な目で、あっさりとした味付けだった。8個130元(約500円)という安さだ。これも人気の一つなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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25.臨江街観光夜市の賑わい
小籠包など腹いっぱいに食べたあと、基隆路を北へ、ホテルのほうに歩く。しばらく行くと左手に賑やかなところがあった。臨江街観光夜市が300mほど続いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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26.臨江街観光夜市 臭豆腐の屋台
おそらく訪れる人の9割程度が台湾人であろうと思われる、ローカル色の濃い夜市と言われる。前回行った士林夜市や、饒河街夜市に比べると知名度は低いが、美味しいモノが潜むちょっとツウな夜市だそうだ。強烈な匂いが漂ってきた。臭豆腐だ。臭豆腐は豆腐を主に植物性の発酵液に漬けて風味を付けたもので、主にインドールなどによる糞便臭がある。多くは揚げてたれをかけるなどの調理をした軽食として屋台で売られることが多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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27.「三聖宮」
そろそろホテルへ帰ろうと、臨江街の中ほどの路地を北へ曲がる。その先は文昌街という家具街になっていたが、その文昌街に出る手前に「三聖宮」という寺院があった。どんな寺院なのか検索してみたが、情報は得られなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10​ の2011年分を見ていただくことにする。

​ 2011年は娘​たち​夫婦と2回、海外旅行の機会が​あ​った。そのうちの1回は5月に行った台湾。​いち​日​、​私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
​  年ごとに​段々と撮る​蝶の​写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
​ ​ 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて​い​た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて​くれず、​瑠璃色​の輝き​を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが​、​自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に​行ける​。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。​ここでは普通種のようだ。​

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は​丸い​ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを​教えてもらった​。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5~6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
​初夏、​ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年2月27日

足立区生物園と西新井大師(3) 2月10日 足立区生物園大温室の蝶


 話は戻るが、2月10日、ちょうど正午ごろ、足立区生物園の大温室に入った。かけていた遠近両用のメガネが曇る。D5300に付けたレンズも曇ってしまっていた。レンズ拭きで拭いたが、またすぐ曇る。機材が大温室の気温に温まるまで、しばらく待たねばならなかった。

 大温室は2層になっていた。上の、高いほうを眺めるとオオゴマダラが多く飛んでいるほか、リュウキュウアサギマダラ、イシガキチョウ、カバタテハ、ナガサキアゲハ、シロオビアゲハなど、南方系の蝶に交じって、アゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、クロアゲハなど、普段よく見る蝶たちも飛んでいる。ジャコウアゲハもいる。蝶の個体数は多い。残念ながら、ヤエヤマカラスアゲハ、ベニモンアゲハ、コノハチョウ、ツマベニチョウなど、南西諸島に生息する美麗種は見られない。
 40分ほど撮影して、退出した。外の冷たい空気が気持ちよかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.曇ったレンズ ナガサキアゲハ
大温室に入ると、外の寒冷な空気から一変して、亜熱帯の気候になった。早々にナガサキアゲハ♂が止まっているのを見つけ、ファインダーを覗く。ぼやっとした像だったがピントは合ったようで、シャッター・ボタンを押してしまった。撮れたのはこんな写真。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ナガサキアゲハ♀ 今の時期、飼育室ではナガサキアゲハが多く羽化しているようだった。これは♀。前翅の付け根・中室にある赤い△が目をひく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 122mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ナガサキアゲハ♂
前翅中室の鱗粉が落ちて、透き通って見える。後翅も傷んでいる。きれいな個体を撮ることができなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 122mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハ♂ -1
ランタナの花に春型のアゲハが吸蜜に来ていた。小さくてクリーミーな地色がきれいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アゲハ♂ -2
前の写真とは違う個体と思うが、これもきれいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ
アオスジアゲハが飛んでいた。もちろん今の時期、外界では見ることができない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.イシガキチョウ -1
この蝶は、ずいぶん前に石垣島で集団吸水しているところを見た。高知の市内でも見かけたし、台湾の陽明山でも会った。しかし、蝶園では見たことがなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.イシガキチョウ -2
同じくイシガキチョウ。別の個体。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオゴマダラ -1
日本の蝶園では必ず飛んでいるオオゴマダラ。飼育しやすいのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオゴマダラ -2
オオゴマダラは2~3頭群れて飛んでいることもある。雌雄の区別は難しい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO5600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.カバタテハ
この蝶は、2005年に竹富島で撮ったことがある。以前は迷蝶だったようだが、1967年に石垣島と西表島で記録され、その後継続的にみられるようになったとのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.カバタテハ 開翅
きれいな個体だった。雌雄の差を見分けるのは難しいが、これは♂のように見える。俊敏に飛び回り、葉上で休む。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.リュウキュウアサギマダラ -1
リュウキュウアサギマダラが多く飛んでいた。いま、石垣島でもリュウキュウアサギマダラが多く見られると「昆虫愛ランド in 石垣島」のオーナーから情報をいただいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.リュウキュウアサギマダラ -2 開翅
アサギマダラに比べて小さく、地味な感じの蝶だ。八重山諸島では最も普通種のマダラチョウである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.リュウキュウアサギマダラ♂ -3 お見合い中
上が♂で下が♀だろうか。♂は首を曲げて♀を見ている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.リュウキュウアサギマダラ -4 開翅
前翅の先が丸みを帯びていて♀のように感じるが良くわからない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ツマムラサキマダラ
ちょっと離れたところに止まっていて、翅の模様も判別できなかったが、あとでモニターで拡大してみたところ、ツマムラサキマダラの♂だった。前翅表は青紫色に輝く。八重山諸島では継続的に発生しているという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし

2011年7月 9日

PowerShot G12 のテスト 舞岡公園 6月30日


 また、新しいコンデジを買ってしまった。ここのところ PowerShot A640 のバリアングル・モニターを使って撮ってきたが、まあまあの結果であった。そうするうちに欲が出て、もう少し広角端の焦点距離が短く、機能が良いのは無いかと思うようになり、ついに PowerShot G12 を新規購入してしまった。
 Coolpix P90 も保持しているのだが、AFがいまいち合わせ難いのと、ポケットに入らない大きさが難点だった。G12 は A640 よりは大きいがなんとかベストのポケットに入る。
 というわけで G12 の試し撮りを兼ねて舞岡公園へ行ってきた。やはり蝶の数は少なかった。しかし、今年初めて舞岡公園でツマグロヒョウモンの♂を目撃した。とても小さな個体だったのが気になる。

Canon PowerShot G12 1.Canon PowerShot G12
新規購入したCanon PowerShot G12。昔、Olympus E10 で使おうと購入してあったハンドストラップを付けた。このハンドストラップを手の平に通して持ち歩くと、ハンドストラップに手を通したままシャッターボタンを押せる。また、首にぶら下げたD300で撮るときも、G12を手の平に通したままぶら下げ、D300のファインダーをのぞきシャッターを切ることもできる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (F4.5 1/60秒 11mm ISOオート) 露出補正 -0.3段
内蔵ストロボ発光
ベニシジミ 2.ベニシジミ -1
もちろんマクロに設定して撮る。ピントは合わせやすい。広角端の開放絞り値はF2.8だが、プログラムオートではF4になった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ -2
ベニシジミの第二化が多く見られるようになった。台湾の陽明山で撮ったウラフチベニシジミも普通種だが、このベニシジミも普通種ではあるものの、他のシジミでは見られない色彩の持ち主でなかなか美しい蝶である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
アゲハチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.アゲハチョウ♀
カラタチの植え込みがある所でその若い芽にアゲハチョウが産卵していた。この母蝶も今年の第一化の♀が産み付けた卵から成虫になった第二化である。これはD300のマクロレンズで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.キマダラセセリ
キマダラセセリが多くなった。なかなか美しいセセリチョウである。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トラノオで吸蜜するキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.トラノオで吸蜜するキマダラセセリ
舞岡公園でも白いトラノオが咲き始めた。蝶が好きな花である。さっそくキマダラセセリ♂が表翅を見せて吸蜜していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムラサキツバメ♀;クリックすると大きな写真になります 7.ムラサキツバメ♀
古民家のあたりで不意に飛びだした。はじめはなんだか分からず、ミドリシジミの♀かと思った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
適正露出と露出補正;クリックすると大きな写真になります 8.適正露出と露出補正(1)
G12の露出補正はダイアルでできる。モニターを見ながら設定するより楽だ。この写真のような白い紫陽花の花を撮るにはどう露出補正すればよいのか試してみた。評価測光で補正なしから、-0.3、-0.7、-1.0 で撮った。如何だろうか。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上左:プログラムオートで撮影 (F4 1/100秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 なし
上右:プログラムオートで撮影 (F4 1/125秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -0.3段
下左:プログラムオートで撮影 (F4 1/160秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -0.7段
下右:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 6.1mm ISOオート) 露出補正 -1.0段
適正露出と露出補正 9.適正露出と露出補正(2)
次に古民家の部屋越しに見える庭の緑を撮った。評価測光の露出補正なしでは、庭の緑が飛んでしまう。(下左)-2.0 にすると庭の緑はほぼ適正露出になるが部屋の詳細がでない。(下右)は-2.0で撮影したのを Nikon Capture NX2 でDライティング処理した。このような場合は、-2.0 の露出補正をしても良いと思う。白飛びしていなければレタッチもしやすい。(上右)のカットではシャッタースピードが1/500秒になってしまっていた。ISO感度がオートで上がってしまったのだろう。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上左:プログラムオートで撮影 (F3.5 1/80秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 なし
上右:プログラムオートで撮影 (F3.5 1/500秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -1.0段
下左:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -2.0段
下右:プログラムオートで撮影 (F4 1/200秒 13.8mm ISOオート) 露出補正 -2.0段 Dライティング

2011年6月21日

今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日


 再び舞岡公園へ出かけた。やっとゼフィィルスに会うことができた。この日はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。そのほかにも、舞岡公園では今までなかなかいい写真が撮れなかったテングチョウもなんとか撮った。
 今日は、遠近両用メガネを着用し、メガネを付けたまま一眼レフのファインダーを覗き、コンデジのバリアングルで撮るときもそのままでモニターを見るということにチャレンジしてみた。結果はまあまあで、なんとか旨く行きそうである。今までは、コンデジで撮りたい被写体が現れたときには、ポケットからコンデジを取り出し、老眼鏡を取り出して掛けてからであったが、コンデジを取り出すだけで済む。

ミズイロオナガシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ミズイロオナガシジミ
今シーズンの舞岡公園ゼフィィルス第1号はミズイロオナガシジミだった。いつもの栗林に入ったところ、このミズイロオナガシジミが舞い降りてきた。羽化したてのようである。ところが止まった位置が悪く、旨く構図が撮れない。2、3枚シャッターを切って、コンデジで撮ろうとしたところ、先着の同好の方から、「ゼフを探してますか」と声をかけていただいた。「はい」というと「ウラナミアカがいますよ」とのこと。優先順位はウラナミアカのほうが高いので、ミズイロオナガはそのままにして、そちらへ移動した。ウラナミアカを撮って、元のところに戻ってきたが、ミズイロオナガは姿を消していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラナミアカシジミ -1
呼んでいただいたところへ行ってみると、ウラナミアカシジミが止まっていた。ちょうど眼の高さに居て、撮り易い。ただ葉影に入り込んでいて、暗い。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミアカシジミ -2
そうこうするうちに、飛び立った。だが、すぐ近くに止まってくれた。今度は陽の当る所に出てきたが、残念ながら逆光になる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラゴマダラシジミ
時間とともに、同好者の数が増えてきた。5~6人は居られただろうか。それだけゼフを探す眼が増えることになる。今度は「ウラゴマダラがいますよ」と声がかかった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
栗林から降りてきて、古民家のあるほうへ歩いて行くとテングチョウが路上に止まっては飛び、止まっては飛んでいる。少し落ち着くのを待って、D300で撮ったあと、PowerShot A640 のバリアングルファインダーで撮った。遠近両用メガネが効果的だった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm )  露出補正 なし
トリミング
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.アカボシゴマダラ
ツマグロヒョウモンが全く見られないのが心配だが、アカボシゴマダラは元気だった。この日も何頭も見かけた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
アカボシゴマダラ 産卵;クリックすると大きな写真になります 7.アカボシゴマダラ 産卵
エノキの幼木の葉にアカボシゴマダラが産卵しようとしていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ゴマダラチョウ
昨年まではほとんど会えなかったゴマダラチョウに今年は何回か会った。食樹がアカボシゴマダラと競合するので、アカボシゴマダラに圧倒されているのかと思っていたが、今年はゴマダラチョウも頑張っている。ぜひ、共存していって欲しいと思う。ゴマダラチョウを応援したい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
トリミング
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 9.アカタテハ
これは越冬したアカタテハだろうか。しかし、その年の成虫も5月下旬ごろから発生するというので、今年生まれかもしれない。ただ、破損もあり新鮮ではなかった。この花はエゴの木だろうか?

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
新鮮なルリシジミが発生している。下草を飛び回るだけでなくセフィルスのように木々の間を飛び回るので、「何だろうと」と思って見ることがある。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ第二化;クリックすると大きな写真になります 11.ベニシジミ第二化
春一番に出てくるオレンジの部分が多いベニシジミに比べ、黒が濃くなった新鮮なベニシジミが飛び始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります 12.コジャノメ
ちょっと擦れているがコジャノメがいた。5月に台北郊外の陽明山で撮ったコジャノメとだいぶ感じが違っていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし


2011年6月 1日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その3(最終)


 一旦、大屯山車道から二子坪のバス停まで戻ってきて、次に二子坪歩道を二子坪の園地まで歩くことにした。片道1.7kmと手頃の距離である。
 木々が生い茂る歩道だが、時々、陽があたる所へ出る。車椅子でも行けるようになっていて、登り、下りはあってもなだらかな道だった。しかし、蝶の数は多くない。それでも何種かは撮った。同定が難しい。
 帰国してから、以前に買ってあった「原色台湾蝶類図鑑」(九州大学名誉教授 白水 隆 著 保育社 昭和35年4月25日初版 昭和57年9月1日第9刷)で懸命に調べた。
 往復して二子坪のバス停に戻り、2時のバスで陽明山バスセンターまで戻った。

二子坪歩道;クリックすると大きな写真になります 19.二子坪歩道
二子坪歩道は歩いている人が多かった。年配者にとっては、台北からマイカーで来て、ちょっと歩くにはちょうど良いのではなかろうか。左側が車椅子の道になっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♂ 開翅;クリックすると大きな写真になります 20.ウラフチベニシジミ♂ 開翅
20分近く薄暗い道を歩いただろうか、ちょっと陽のあたる場所にでた。ちらちらと飛ぶ蝶がいて、目の前のササの葉に止まって開翅した。ウラフチベニシジミの♂だ。前翅のブルーの輝きと後翅の赤が美しかった。目的の一つが達成できた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 21.ウラフチベニシジミ♂
前の写真と同じ個体である。ちらっと表翅を見せる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 22.タイワンウラナミジャノメ
日本にもウラナミジャノメ、ヒメウラナミオジャノメがいる。台湾にもこの種のほかに似たような種がいる。「原色台湾蝶類図鑑」に首っ引きで同定した。日本のウラナミジャノメに似るが、ウラナミジャノメは台湾には生息しないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホリシャルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 23.ホリシャルリシジミ
これも同定が難しかったが、ホリシャルリシジミにたどりついた。これは♀である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
二子坪園地;クリックすると大きな写真になります 24.二子坪園地
トイレ、休憩所がある広場に着いた。正しくは何と呼ぶのかわからないが、便宜上、勝手に二子坪園地と名付けた。ここから大屯山の主峰、西峰、南峰、また、面天山、向天山などへの途中休憩所となっているようだ。広場の周りを歩いてみたが、蝶の姿はほとんどなかった。再び同じ道を二子坪のバス停へ戻る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ  低温期型;クリックすると大きな写真になります 25.コジャノメ 低温期型
薄暗い所でピントが合わせにくい。なんとか撮ったが何という種かわからなかった。帰国して「原色台湾蝶類図鑑」で調べてみて、日本にいるコジャノメと同じ種だとわかった。斑紋はずいぶんと違う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 26.タイワンウラナミジャノメ
再びタイワンウラナミジャノメに会った。道に止まって開翅している。ライブビューで撮った。日本でよく見るヒメウラナミジャノメに比べ表翅が赤褐色を帯びている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホリシャミスジ;クリックすると大きな写真になります 27.ホリシャミスジ
飛んでいるところは日本のコミスジに似るが、やや大きい。別種だということはわかる。帰国して、「原色台湾蝶類図鑑」で調べてみると、どうやらホリシャミスジのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
大屯自然公園;クリックすると大きな写真になります 28.大屯自然公園
二子坪バス停(この写真の表示板では101甲縣道)へ戻る途中、左に降りる道があり、0.25kmで大屯自然公園とある。かみさんと娘夫婦は先にバス停に行かせて、私はここを行ってみることにする。ちょっと道に迷ったが、この看板のあるところに出た。しかし、二子坪へ行く道がよくわからない。幸い小さな観光案内所があったので尋ね、10分ほどバス道を歩いて、二子坪バス停に戻った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
二子坪遊客服務站;クリックすると大きな写真になります 29.二子坪遊客服務站
今回の基点となった二子坪バス停の案内所。売店で「蝶舞草山」という小冊子と、蝶の写真が印刷されたトランプを買い求めた。50台くらい駐車できるマイカーの駐車場も整備されている。今回の陽明山大屯の蝶を撮る楽しみはここで終了となった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
おまけ -1;クリックすると大きな写真になります 30.おまけ -1
陽明山へ行った翌日、帰国の日であるが、午前中、中正記念堂を訪れた。その広場に花壇があり、モンシロチョウが飛んでいた。これは日本にもいる普通のモンシロチョウのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/400秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
おまけ -2;クリックすると大きな写真になります 31.おまけ -2
同じく中正記念堂で。左に見えるのが国家戯劇院で、中央に自由広場門、右側に国家音楽庁の屋根が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし


taiwan-cd02.jpg
白水 隆
保育社
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2011年5月29日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その2


 大屯山車道を途中の休憩所まで登って行ったが、一向に変化がない。先に歩いていたこの国のどこかの大学の研究員と思える補虫網を持った女性が下ってきたので、「どうですか?」と訊ねてみたら、指を1本立てて「1匹だけ」との返事。決して採集しているわけでなく、アサギマダラのマーキングをしているようだった。
 私の同行者3名をその休憩所で休んでいてもらって、少し歩いてみたが成果は無かったので、バス停へ戻ることにした。

;">ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 14.ウラフチベニシジミ♀ -1
先を歩いているかみさんが「翅を開いているわよ」と呼んでいる。行ってみるとウラフチベニシジミの♀がシシウドの花で吸蜜し、開翅していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 15.ウラフチベニシジミ♀ -2
写真14.と同じ個体である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 16.ウラフチベニシジミ -3
これも写真14.と同じ個体。再び開翅してくれるのを待ったが、だめだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
大屯山主峰;クリックすると大きな写真になります 17.大屯山主峰
途中より大屯山主峰(海抜1092m)を眺める。大屯山車道は頂上を迂回して、向こう側へ通じている。左側山肌に筋(くぼみ)が見えるが、これは頂上直登山道である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 18.アカタテハ
二子坪バス停まで戻ってきた。バス停の手間にアザミの花が咲いていて、何かいるようだったので行ってみるとアカタテハだった。日本にもいるアカタテハである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月28日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その1


 5月10日 台湾は台北郊外の陽明山大屯自然公園へ蝶の写真を撮りに行った。日本にいる間にいろいろとインターネットで情報を収集したが、その中で You Tube に「2010陽明山蝴蝶季 蝶舞草山」 というのがあった。こんな世界に身を置いてみたいとわくわくした。
 ただ、陽明山での蝶のシーズンは6月に入ってからだという。もうひとつは天気で、雨さえ降らなければOKだが、ネット上にいくつかある台北の天気予報では9日、10日はある天気予報サイトでは晴れ時々曇りといい、別のサイトでは雨という。現地で確認するより仕方がなく、雨だったらあきらめようと思った。
  アンバサダーホテルのコンシェルジェは、大屯自然公園からは帰りのバスがないから、タクシーはチャーターして行ったほうが良いというが、現地で4時間程度またせることになり無駄である。私が出発前にインターネットで調べたところ、自然公園内を#108という巡回バスが走っているはずであるので、調べてくれと言ったら、どこかに電話をして聞いてくれ、その通りということになった。
 予定通り、午前9時、タクシーで陽明山大屯自然公園へ向かった。10時少し前に、巡回バスの停留所である二子坪に着いた。まず、そこにあった案内所のスタッフに状況を訊ねてみた。やはり、まだ蝶は多くはないとのこと。どこを歩けばよいか、大体のことを聞いて歩き出す。

モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.台北市街の蝶 モンシロチョウ
陽明山で撮った蝶の前に、前日(5月9日)に台北の街で撮った2枚。まず、アンバサダーホテルの傍で植えられた花に来たモンシロチョウ。これは日本にもいるモンシロチョウと同種のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ;クリックすると大きな写真になります 2.台北市街の蝶 ツマムラサキマダラ
同じく5月9日に台北101へ行った折、市政府付近を歩いていると、ひらひらと飛んできて、植栽に停まった。ツマムラサキマダラのようである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO900 ) 露出補正 なし
イシガキチョウ;クリックすると大きな写真になります 3.イシガキチョウ
二子坪のバス停留所の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。そこでまず、大屯山車道を行くことにした。この道はあとひと月もすれば、アサギマダラがうようよいるようになるらしい。その頃は、蝶を見に来る人たちも多く、この車道は車を通行止めにする。あいにくガスがかかってきた。しばらくこの車道を上ると、何か飛んできて、離れたところに止まった。60mmでは役に立たない。P90を望遠端にして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/232秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
イシガキチョウ裏面;クリックすると大きな写真になります 4.イシガキチョウ裏面
前の写真と同じ個体。翅を立てたところを撮った。何か日本にいるイシガキチョウと違う感じがする。イシガキチョウには、高温期型と低温期型があり、これは高温期型のようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/205秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
タイワンモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.タイワンモンシロチョウ
日本にいるモンシロチョウと比べると後翅の縁に黒い斑点があり、明らかに区別できる。個体数は非常に多かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンモンシロチョウ裏面;クリックすると大きな写真になります 6.タイワンモンシロチョウ裏面
翅を閉じたところ。裏面には黒い斑点がないが透けて見えるのでタイワンモンシロチョウと判る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ウラナミシジミ -1
裏に波模様のあるシジミチョウが花に止まった。日本にはいないウラナミシジミの一種かと思い期待したが、日本にいるのと同じウラナミシジミのようだ。ただし日本で見られるのは秋で、この時期に見ることはない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.モンシロチョウ
これは日本にいるモンシロチョウと同じだ。5.6.と比べてみていただきたい。ここではこの2種が混在している。個体数は、タイワンモンシロチョウのほうが多く、このモンシロチョウのほうが少なかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ -2
日本にいるウラナミシジミと同種であろう。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラフチベニシジミ -1
この蝶は今回撮りたかったウラフチベニシジミ。シシウドの花に止まって吸蜜していた。あいにくガスがかかってきて輝きがない。シシウドの花の白に引っ張られて金色の裏面の露出がアンダーなってしまった。この蝶は日本にいるベニシジミの仲間である。美しい蝶だが台湾では普通種らしい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 11.ウラフチベニシジミ -2
前の写真より少し金色がきれいに写しとれた。ベニシジミの仲間とはいうものの、日本で見慣れたベニシジミには無い立派な尾状突起をもっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アサギマダラ -1
数は少ないがアサギマダラは飛んでいた。高いところをふわふわ飛んでいるのが多かったが、やっとフジバカマに来ていたのを見つけた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO640 ) 露出補正 なし
アサギマダラ;クリックすると大きな写真になります 13.アサギマダラ -2
写真12.と同じ個体である。翅を開いてくれるのを待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO500 ) 露出補正 なし

2011年5月23日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その5 淡水


 3日目の5月10日 この日も素晴しく晴れている。今日は私が今回の台北旅行で楽しみにしていた陽明山大屯で蝶の写真を撮る日である。 午前9時、ホテルからタクシーで陽明山大屯自然公園へ向かった。陽明山での蝶の撮影のことは、後でまとめたいと思う。
 大屯自然公園で過ごしたのち、陽明山の二子坪バス停から、園内巡回バスに乗り、陽明山のバスターミナルまで降り、そこからタクシーで淡水へ行った。午後2時半に陽明山バスターミナルを出発し、淡水に着いたのは3時半少し前だった。運転手が気の良い男で、途中、北投温泉の地獄谷などを見せてくれた。
 淡水で2時間ほど過ごした後、帰りはMRTの淡水線を利用して、アンバサダーホテルに近い雙連駅まで帰ってきた。

北投温泉地獄谷;クリックすると大きな写真になります 37.北投温泉地獄谷
北投温泉は台北からMRTを使って日帰りできる温泉である。日本の老舗旅館である加賀屋が高級旅館として進出している。陽明山から降りてくる途中にこの温泉の地獄谷(源泉)があり、タクシーの運転手が寄り道してくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
淡水河河口;クリックすると大きな写真になります 38.淡水河河口
北投温泉を左に行けば台北市内へ、右へ行くと淡水である。淡水は台北からはMRT淡水線で約40分で来られる。以前は日本人が台湾出張というと淡水でゴルフという時代があったように聞いた。この写真の前は海ではなく、淡水河という川の河口近くだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
河岸工事中;クリックすると大きな写真になります 39.河岸工事中
河岸を整備して観光地として美しい河岸を造ろうと工事が続いている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/800秒 16.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
中正路(老街);クリックすると大きな写真になります 40.中正路(老街)
河岸には環河道路というのがあるが、この繁華街はその一本内側で、中山路(老街)という。縁日のように賑やかである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
バイク;クリックすると大きな写真になります 41.バイク
台北もそうだったが、ここ淡水もバイクが所狭しと駐輪している。私たちはこの道をしばらく進んで左に入り、環河道路に出た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
活魚料理;クリックすると大きな写真になります 42.活魚料理
河沿いの環河道路を進むと何軒か活魚料理の店があった。その中で店の前の水槽でムール貝や、ハマグリ、アゲマキ貝、そしてカニやエビが元気そうにしている「金太陽」という店に入った。ビールでムール貝、ハマグリ、アゲマキ貝の炒め物を食べたが、旨かった。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
中:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 14.9mm ISOオート)露出補正 -0.3段
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 62mm ISO3200)露出補正 なし
紅樓の入口;クリックすると大きな写真になります 43.紅樓の入口
再び中正路に戻り、右手の高台にある「紅樓」というところでお茶にした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 29mm ISO640 ) 露出補正 なし
紅樓;クリックすると大きな写真になります 44.紅樓
ここは100年以上の歴史がある赤レンガの建てもので淡水の見どころの一つになっている。入口からここまで石段を上がってくるが、喫茶室はさらにこの上の3階にあり、上がるのに息が切れた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
紅樓のテラスから;クリックすると大きな写真になります 45.紅樓のテラスから
冷たいカフェ・ラテを注文し、淡水河を眺めながら、しばし紅樓のテラスで憩う。吹き出ていた汗が収まってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
福佑宮;クリックすると大きな写真になります 46.福佑宮
中正路(老街)の途中に福佑宮というお寺があった。帰ってから調べてみると、200年以上前から、淡水の発展を見守ってきた三級古跡にも指定されている淡水最古のお寺だそうだ。 街の発展に連れて、この寺はどんどん肩身が狭くなっていったようだといわれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
MRT淡水駅;クリックすると大きな写真になります 47.MRT淡水駅
MRT(マス・ラピッド・トランジット)は中国語で捷運という。1988年に工事が開始され、1996年には動物園につながる最初の木柵線が開通した。この淡水線は翌1997年に運行が開始され、北端の淡水から中正記念堂まで通じ、支線が途中の北投から新北投まで結んでいる。この淡水駅もとても立派な駅だった。MRTの路線は現在も拡張されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/2000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本の高級旅館の看板;クリックすると大きな写真になります 48.日本の高級旅館の看板
北投駅だったろうか、MRTの窓から「加賀屋」の広告板が見えた。「日本頑張れ」の文字が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月18日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その3 台北101


 5月9日の午後は台北101へ上る。善導寺からMRTに乗り、市政府駅で降りる。さっそく目の前に高さ508m、台北のランドマークタワーが現れた。天気が良いので上からの眺めも期待できる。右手に市政府の立派な建物を見ながら、世界貿易センターのショッピングモールに入り、なにか面白いものはないかと物色しながら、101の展望台入口へ向かう。
 しばし上からの眺めを楽しんだ後、カフェテリアで昼食をとり、九份行きのバス停までタクシーに乗った。バス停に着くと相乗りタクシーかマイクロバスかわからないが、客引きがやって来た。「われわれはバスに乗ってみたいのだ」とそれを拒む。

台北のランドマークタワー;クリックすると大きな写真になります 21.台北のランドマークタワー
高さ509.2mで、地上101階、地下5階からなり、名前はこれに由来する。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した。熊谷組が中心となって施工した。しかし、2010年に営業開始したドバイのブルジュ・ハリーファに世界一の座を明け渡している。この写真で見る右手が市政府で左手に三越がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
台北市政府;クリックすると大きな写真になります 22.台北市政府
立派な建物である。この建物の西棟は台北探索館になっていて、台北市の建設計画や、未来図などが展示され、この日も小学生たちがバスで見学に来ていた。この辺りは信義区という新商圏が形成されている。市庁舎周辺の整備も進んで、台北101や市政府広場はクリスマスや旧正月前に大規模なイベント会場となるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望台へのエレベーター乗り場;クリックすると大きな写真になります 23.展望台へのエレベーター乗り場
5階にチケット売り場とエレベーターの乗り場があり、89階の展望台へ上がる。89階まで37秒で上がる世界最速の東芝エレベーターは素晴らしい。料金は一人400元。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO1250 ) 露出補正 なし
陽明山方面;クリックすると大きな写真になります 24.陽明山方面
89階の展望台からの眺めは素晴らしかった。これは北側の眺めで、松山空港の向こう側に明日行く予定の陽明山が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
西へ延びる信義路;クリックすると大きな写真になります 25.西へ延びる信義路
眼下に真っすぐな道、信義路が西へ延びる。先のほうで少し右へ曲がるがそのあたりが中正記念堂であろう。この日は91階の屋外展望台へは入れなかった。写真を撮るにはガラス越しより、屋外のほうが良かったが残念。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
制振装置;クリックすると大きな写真になります 26.制振装置
風圧に耐えられるようこの制振装置(ダンパー)で揺れを抑える。振動幅を最大40%に抑えることができるという。この球体の重量は660トンとのこと。直径は5.5mあるそうだ。92階から87階にかけて吊られている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
九份行きのバス;クリックすると大きな写真になります 27.九份行きのバス
時刻は午後4時近くなった。これから九份へ行く。バスで行くと1時間20分、タクシーなら40分で行くが、行きはバスで行って、帰りは鉄道で台北に戻ってこようと企てた。それにしてもこのバスはギシギシと音を出すし、よく揺れる。日本製のバスではなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし