クロマダラソテツシジミ その14 9月29日 千日紅に複数の個体が
ウラナミシジミも多くなってきている。
玄関さきにソテツの鉢植えがある近所のお宅では、クロマダラソテツシジミの姿が見られなかった。
センニチコウで開翅して吸蜜するクロマダラソテツシジミの雄 2021年9月29日 横浜市
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2021年11月 9日
センニチコウで開翅して吸蜜するクロマダラソテツシジミの雄 2021年9月29日 横浜市
2020年10月17日
しばらく舞岡公園へ行ってなかった。秋のチョウはどんな状況だろうかと思い、出かけてみることにする。 もう一つ、ひょってしてクロマダラソテツシジミに会えるかもしれないという期待もあった。 少し気温が上がってからと思い、11時ごろに現地に到着して歩き始めたが、チョウの姿はほとんどない。日当たりの良い、スダジイが立つ南の丘に行って見ると、ツマグロヒョウモンが1頭飛んでいた。草はらには、ヤマトシジミ、ツバメシジミが飛んでいたが、落ち着いてくれず、撮影できない。 公園は草刈りが行われて、チョウたちが好きなコセンダングサの数も減ったように思うし、アカボシゴマダラ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、アゲハ、キアゲハ、そして黒いアゲハたちの姿は見られなかった。 残されたコセンダングサの花にはウラナミシジミが吸蜜委に来ていたが、擦れている個体が多かった。 セイタカアワダチソウはまだ蕾だった。しかし、今まであまり見ることが出来なかったヒガンバナがあちこちで咲いている。特に瓜久保のカッパ池の手前の草地に多く見られた。来年が楽しみである。また、まだ、蕾であったが、古民家の裏庭のフジバカマの数も増えたように思う。アサギマダラが来るかもしれない。 新調したTAMRON 35-150mm f2.8-4 を試してみたかった。macro使用にはなっておらず、最短撮影距離は全域45cmで、撮影倍率は 1/4 である。チョウの写真を撮れないことはないが、150mmで45cmまで寄って撮れればまあまあというところだった。解像は良いと思う。
1.ツマグロヒョウモン♂ 「南の丘」で新調のTAMRON 35-150で最初に撮ったチョウ。150㎜で寄ろうとしたが、この程度が限度のようだ。しかし、なかなかクリアに撮れている。カメラはずしりと重い。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO140 ) 露出補正 なし | |
2.キタキチョウ♂ ヤマハギの花にキタキチョウが止まった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
3.モンシロチョウ♂ マルチパターン測光で撮影しているが、露出補正なしで見事モンシロチョウが適正露出になっている。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
4.モンシロチョウ♀ コセンダングサはまだ蕾が多かった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO160 ) 露出補正 なし | |
5.キタキチョウ秋型♂ 裏面の小さな黒点がはっきりした典型的な秋型だ。きれいな個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし | |
6.ウラナミシジミ -1 だいぶ擦れている。♂のようだ。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO280 ) 露出補正 なし | |
7.コスモスの花 「狸久保」へ入るところの休耕田にコスモスが植えられている。ここは夏には大輪のヒマワリが咲く。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 75mm ISO360 ) 露出補正 なし | |
8.スジグロシロチョウ♀ このレンズは撮影倍率は1/4である。チョウが逃げなければもう少し寄って大きく撮れる。マクロ撮影ではTAMRON 90mm の方がディスタンスが撮れるように思う。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
9.ツマグロヒョウモン♀
きれいな個体だった。もっと寄ろうと思ってカメラ近づけていったら、草むらの中に潜ってしまった。なぜ、飛び立たなかったのだろうか?
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO140 ) 露出補正 なし | |
10.イチモンジセセリ ノハラアザミにイチモンジセセリが来ていた。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO1800 ) 露出補正 なし | |
11.ヒガンバナ たまたま、その季節にあまり訪れていないからかもしれないが、舞岡公園であまりヒガンバナを見る機会はない。この日は多く見かけた。これは「瓜久保」の「カッパ池」の手前の草地だが、始めて見る光景だ。ヒガンバナは種子で増えることはなく、球根の分球で増えるそうだが、人の手を介さないで自然に増えることが出来るのだろうか。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 102mm ISO560 ) 露出補正 なし | |
12.キタテハ 離れていてもミニターで拡大して見ると解像は良い。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし | |
13.ウラナミシジミ -2 コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。この個体も擦れている。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし | |
14.ウラナミシジミ -3 ウラナミシジミの個体数は多かった。この個体は比較的きれいだった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
15.黒米 田んぼの一条に黒米 が植えられていた。黒米は古代米と言われ、美味しいらしい。楊貴妃も愛したと言われ、栄養もあり、美肌に役立つ効能があるというが。通販での価格は1㎏で1,200円円ほどだ。新潟産コシヒカリは5kgで2,500円ほどなので、結構な値段だと思う。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
16.ウラナミシジミ -4 開翅これは♀のようだ。きれいな個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
17.ウラナミシジミ -5 開翅小さなシジミチョウも寄れればこの程度に撮れる。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
18.案山子コンクール 舞岡公園では今年も案山子コンクールが行われている。人気投票が募られていた。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
19.ルリタテハ -1 南門を出て、「おおなばの丘」の下から自動車が通る道に掛けられた橋を渡るのだが、そこできれいなルリタテハが翅を開いていた。カメラを近づけていくと、逃げられてしまった。しかし、後を追ってみると、日当たりの良い柵に止まった。きれいな個体である。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO140 ) 露出補正 なし | |
20.ルリタテハ -2 駐車場へ戻る道を歩いていると、またルリタテハが現れた。今度のはボロボロになった個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4 絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO280 ) 露出補正 なし |
2020年10月13日
家の近くを歩くとキバナコスモスが咲いている季節になった。明神台公園に咲くキバナコスモスにはここ数年、毎年この季節を楽しませてもらっている。
昨年は10月1日に訪れたときも、10月7日も、ツマグロヒョウモン、アゲハ、ウラナミシジミなどはとても新鮮できれいな個体が多かったが、今年は少し、発生が早かったようだ。アゲハはほとんど破損した個体だし、ツマグロヒョウモンも擦れた個体が多かった。破損のないきれいな個体を探して撮るようにした。ウラナミシジミも擦れた個体が多い。
ツバメシジミだろうと思って撮ったシジミチョウが、帰宅してパソコンのモニターで見たところ、クロマダラソテツシジミだったので驚いた。ネットで検索してみると、近年分布を北へ拡大していて、今年は三浦半島あたりでも多く発生しているようだ。翌々日、クロマダラソテツシジミを狙って再度明神台公園へ行って見たが、柳の下に泥鰌はいなかった。
また、ミドリヒョウモンの♀に会えたのも収穫だった。ここ数年、舞岡公園でも見たことがない。
2019年10月20日
9月9日には、台風15号が千葉県に大きな被害をもたらし、その傷が癒えないまま、10月12日から13日にかけて、今度は19号が来襲した。15号では、強風による送電線の切断などで多くの世帯で電気、水道が止まり、生活に大きな支障をもたらした。19号は東日本全域に及ぶ広範囲に大雨を降らせ、千曲川、阿武隈川などが氾濫、NHKニュースでは、10/19現在、79人の方々が亡くなり、71河川が決壊したと報じている。自然の猛威には勝てないのか。被害に遭われた方々の苦難は計り知れないが、何もして差し上げることが出来ない。
2019年10月12日
急に涼しくなった。キバナコスモス、フヨウ、ハギが元気なうちにもう一度、明神台公園へ行ってみようと思った。
この日は Nikon の D750 にSIGAM 150mm macro を付けていった。SIGMA 150mm macro はまだ十分使い方がわかっていない。絞りの設定にもよるのだろうが、被写界深度が極めて浅い。寄って撮る場合、チョウの目にピントを合わせると触覚がボケるといった具合に1mmくらいのところで、ピントがずれる。チョウ全体にピントを合わせようと思うと、翅を閉じた状態では、目と前翅の先端がレンズから平行にしないとならない。ちょっとあつかいが難しいと思った。
ツマグロヒョウモンは個体数が少なかったが、この日、撮りたいと思っていたウラナミシジミは増えていた。
2019年9月 2日
今年の天候には困ったものである。台風崩れの湿った暖かい空気が南から流れ込み、北にある高気圧のため、前線が停滞してしまっていた。 信州へは例年7月の中旬~下旬に出かけることが多いが、今年はベニヒカゲの写真を撮りたいと思い、8月27日に湯の丸高原の近くの新鹿沢に宿を予約していた。現地の予報では、27日は晴れたり曇ったりだが、28日はどうやら雨になりそうだ。半分あきらめながら27日の朝7時に自宅を出発した。北へ進むにつれて、空は明るくなり、11時半前に池の平に着いた時は雲は多いものの、晴れ間も出るまあまあの天気であった。池の平では目的のベニヒカゲが多く飛び、クジャクチョウにも会えた。 蝶の写真を撮るのはこの日しかないと思い、池の平のあとは、湯の丸高原の地蔵峠から群馬県側にある鹿沢園地へ行き、今宵の宿の傍の野草園で撮影する。 翌朝は予想通り雨だった。写真を撮るのはあきらめて、小諸高原美術館で7月24日から今日まで開催されている海野和男氏の「小諸日誌20年」「蝶・多様性の世界」という写真展を見に行くことにした。
さて、湯の丸高原から湯の丸高峰林道を走り、池の平湿原の駐車場に入った。南に佐久平を眺めながら、左廻りに池の平湿原を見て迂回していくコースと、直接池の平湿原へ行く道があるが、今回は、ベニヒカゲが目的だったので、後者を選択した。2019年8月20日
旅行社が企画する上高地日帰りバスツアーがある。鉄道を利用すると中央本線「あずさ」で松本まで行き、松本からしなの電鉄で新島々へ、そこからバスということになる。だが、このバスツアーだと横浜から乗車して苦労なく上高地の大正池、さらに河童橋近くのバスターミナルまで行ける。
今回のツアーは朝食として弁当が付いていた。6時半に横浜を出発して、山手トンネル経由で中央道に出る。途中2回、各15分ほどの休憩をとり、大正池に着いたのが丁度12時だった。それから4時間、自由時間となり、午後4時にバスターミナル出発で帰路につく。
大正池から見る穂高連峰の吊り尾根は、雲一つかからない絶景だった。田代池で再び穂高連峰を仰ぎ、田代橋を渡り、梓川の右岸を写真を撮りながら歩く。途中にあるホテルで昼食をして、明治時代に日本アルプスに魅了され、その存在を世界に広めた功労者ウォルター・ウェストンの碑を見て、河童橋まで散策した。歩く人は後を絶たず、河童橋周辺の賑わいはすごい。
チョウは多くは期待していなかった。ベニヒカゲや、コヒオドシらしき影を見たが、定かではない。
小梨平の手前の上高地ビジターセンターでは、「田淵行男の世界」(高山蝶と山岳写真)のパネルや、「山に向かう心」をテーマに、写真と文人・旅人の文章が組み合わされたコラボレーション展示が見ごたえがある。
帰りは相模湖の手前から渋滞が始まった。八王子JCT.から圏央道経由で東名に出る。海老名まではスイスイと進んだが、東名は大和トンネルまで渋滞。横浜駅西口に着いたのは9時半だった。往復でバスに乗っていた時間は休憩を入れて11時間で、現地滞在は4時間だった。
1.快晴の穂高連峰 -1 バスは上高地への入り口である釜トンネルを抜けた。釜トンネルは1927年に上高地への唯一の自動車道として開通し、1935年(昭和10年)に乗合バスが河童橋まで運行された。1937年(昭和12年)に土砂崩れ対策のため、中ノ湯側に新たな坑口を開いて約270mを掘削し、途中で初代・釜トンネルと接続させた。中学校の林間学校で上高地へ行ったときには、その掘削された岩肌がむき出しの釜トンネルをバスで抜けたことを思い出す。その後、今後の崩壊の懸念のために、釜トンネルの東側に釜上トンネル(仮称)の建設を行い、2002年に供用を開始し、2005年に中ノ湯側から釜上トンネルに接続させる形で新しい釜トンネルを供用開始した。旧トンネルの代替ルートとして、2002年(平成14年)から2005年(平成17年)にかけて建設された釜トンネルを抜けて、正午に大正池ホテルの前でバスを降りる。池のほとりに下りると雲一つかかっていない穂高連峰の絶景が待っていた。これだけで今日来た甲斐がある。(wikipedia参照)
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
2.快晴の穂高連峰 -2 一番右に見えるのが明神岳(2,931m)、その左が前穂高岳(3,090m)、前穂高岳からの吊り尾根が主峰奥穂高岳(3,190m)に続く。吊り尾根の下には少し雪を残した岳沢が見える。ジャンダルム(3,163m) 、間ノ岳(2,907m)とあって西穂高岳(2,909m)に連なる見事な眺めだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
3.焼岳 振り返れば活火山 焼岳(2,455m)が見える。これから行く穂高橋から3時間の登りという。大正池に姿を映すが画面に入りきらない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
4.吊り尾根を見ながら 大勢の観光客が身軽な格好で、吊り尾根を見ながら林間の道を進む。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
5.コムラサキ ここまでチョウは少なかったが、ヤナギの枝にコムラサキが止まった。産卵をしているように見えたが。きれいな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし | |
6.田代池から眺める穂高連峰 左手前に見える西穂高岳が高く見える。吊り尾根はその右奥に広がるからだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
7.田代池の案内板 20分ほど歩いて田代池に着いた。ここは撮影ポイントになっている。上高地の散策路にはこういった案内板が整備されている。正面の谷が岳沢でその奥の平らな頂点が日本第3位の高さの奥穂高岳(3,190m)と説明されている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
8.田代橋の上から見た吊り尾根 田代池から梓川の川岸に出ると梓川の中洲に向け田代橋がかかっていて、そこから右岸へは穂高橋が架けられている。上高地温泉ホテルが見える。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
9.六百山と霞沢岳 穂高橋から梓川右岸道を歩く。河童橋まで30分くらいのところだ。しばらく行くと梓川の向こう側にそびえる六百山(2,450m)と霞沢岳(2,646m)が見えてきた。上る人も稀な山ながら霞沢岳には徳本峠から尾根伝いに登山道が通じている。六百山、八衛門沢などこの辺りの地名には、かって木材生産の場であった上高地の長い歴史が示されているという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
10.ゴリラ岩 六百山の稜線に、ゴリラの横顔に見えるゴリラ岩が見えた。ゴリラ岩は梓川左岸のバスターミナルからも見ることができ、以前に、バスの添乗員さんに教えてもらった。白い雲の下に見える岩だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
11.ミヤマカラスアゲハ 午後1時を回って昼飯にしようと上高地ルミエスタホテルのレストランに入った。歩いた後のビールが旨い。パスタ・ランチの食事を終え、一息入れていると窓の外に黒いアゲハを見つけた。カメラを持って、そとに回る。大分傷んでしまっているミヤマカラスアゲハの♂だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO500 ) 露出補正 なし | |
12.キアゲハ 再び右岸を歩き始める。シナノナデシコにキアゲハがきた。なかなか活発で、落ち着いて吸蜜はしない。きれいな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
13.梓川とゴリラ岩 カーブを描く梓川の清流とゴリラ岩。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
14.キオンの花にヒョウモンチョウ? 上高地にいるのはコヒョウモンばかりと思っていたが、この個体の前翅外縁の形や、前翅内縁の黒斑は上高地のコヒョウモンの特徴と大きく異なる。ヒョウモンチョウのようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
15.ヤマキマダラヒカゲ 日の当たらない木の幹にヤマキマダラヒカゲが止まった。D750 + SIGAMA 150mm macro で撮ってみる。背景との明暗差が激しいが、まあまあ撮れている。
Nikon D750 SIGMA 150mm f2.8 macro 絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 150mm ISO1600 ) 露出補正 なし | |
16.河童橋界隈の賑わい ごご2時半、河童橋に着いた。河童橋は上高地を象徴するのシンボルの一つである。この賑わいは凄い。この橋から穂高岳、焼岳などの山々を望むことができる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
17.河童橋 右岸側 河童橋は標高約1,500mに位置する。1891年(明治24年)に初めて橋が架けられた。全長37m、幅3.1m、長さ36.6mのカラマツ製の吊り橋 である。 橋は過去に4回架け替えられており、現在の橋は1997年(平成9年)7月に架け替えられた5代目だそうだ。河童橋という名前の由来には諸説があるようで、昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったため、とか、まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたからなどと言われているそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
18.河童橋の上から穂高連峰の眺め 皆さん穂高連峰を背景に記念写真を撮っていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
19.振り向けば焼岳 だが、焼岳を背景に記念写真を撮る人は少ない。先ほどから露出補正が+0.3になってしまっていたのを気が付かずに撮影を続けてしまった。初歩的なミスだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO160 ) 露出補正 +0.3段 | |
20.コヒョウモン -1 前翅の外縁が丸みを帯びていて、コヒョウモンであることがわかる。上高地ビジターセンターの先の小梨平の入り口に咲くヒヨドリバナで吸蜜していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段 | |
21.コヒョウモン -2
クガイソウに飛来した。シジミチョウのように小さな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO160 ) 露出補正 +0.3段 | |
22.コヒョウモン -3 開翅してくれた。前翅内縁近くの黒斑の位置とその大きさはコヒョウモンの特徴である。
Nikon D750 SIGMA 150mm f2.8 macro 絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
23.コヒョウモン -4 時期的には、発生の最盛期を過ぎているようだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段 | |
24.エルタテハ -1 エルタテハが飛んできて、道に止まった。このチョウは大概このように路上に止まる。ローアングルで撮影。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段 | |
25.エルタテハ -2 ときどき翅を開く。タイミングを計って連写する。クジャクチョウ、キベリタテハとともに高原のタテハチョウの代表格だと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段 | |
26.ミドリヒョウモン この日も新鮮なミドリヒョウモンをあちこちで見た。ミドリヒョウモンは沖縄県を除いて日本全土の森林、林縁に見られ、ヒョウモンチョウの類では最も普遍的な種と思う。
Nikon D750 SIGMA 150mm f2.8 macro 絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 150mm ISO140 ) 露出補正 なし | |
27.河童橋と穂高連峰 3時半を過ぎたので、集合場所のバスセンターへ向かう。最後に、もう一度、河童橋と穂高連峰を振り帰った。バスセンターは河童橋から5分ほどのところだ。今回は、チョウに関しては、イマイチだったが、快晴の下、穂高連峰を眺めることが出来たよい一日だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段 |
2019年8月17日
北海道から帰ってきて、関東地方は梅雨明けし、この日も横浜市の気温は34.6℃と猛暑日にあと一歩だ。
黒いアゲハの写真を撮りたいのと、一昨日に届いたNIKON D750を試してみたかったので午前中、舞岡公園へ行ってきた。そろそろフルサイズを使ってみようと思い、一時はNIKONから新しく発売されたZシリーズというミラーレス機の購入を考えていた。小さくて軽いのは良いが、使用できるレンズに制約がある。コンバータを装着すれば従来のレンズも使用出来るというがすべてではなさそうだ。新しいシステムにするならSONYのα7シリーズはどうかとも考えた。だが、私が所持しているレンズなどは大したことはないものの、それでもサード・パーティ製品を含めて、今までのレンズ資産を葬るのは忍びない。そこでD750を検討してみた。D750にはチルト機構が付いている。発売は2014年9月とやや時間が立っているが、そのぶん価格も練れている。評判もよい。ということでD750に決めたのだ。
この日はSONYのRX10M4をハンドストラップで右手に持ち、TAMRON 90mm macroを付けたD750を首から掛けた。D5300に比べると一回り大きく重たい。新調したSIGMA 150mm macroを付けたらさぞ重かろうと思う。
この日はチョウは少なかった。黒いアゲハたちが好きなクサギの花はまだ、咲き始めである。ようやく離れたところで吸蜜するクロアゲハをRX10M4で撮っただけだった。