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2024年5月15日

桜さがし その後 ③ 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区

この日は日曜日だった。朝のうちの小雨模様の天気も、昼前には青空が出るようになった。午後1時半ごろ、青空が広がるのを見計らって、また、自宅近くの桜の名所?を一回りしてきた。気温も21度と爽やかな昼下がりである。前日(4月6日)と同じような写真になってしまったが、太陽が顔を出してくれて、より、帷子川に架かる鯉のぼりも色鮮やかだ。帷子川公園には花見の人たちが歩いていた。10日近く遅れた今年のサクラの開花もようやく満開となったようだ。鯉のぼりが青空の下で泳ぎ、花まつりと端午の節句がひとつになった。

000_240407061 X700 ◎帷子川公園 RX1横浜市保土ヶ谷区
0M4.jpg
帷子川の桜と鯉のぼり 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区 

001_240407039 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 1.帷子川公園の桜並木 -1
写真右側に横浜のランドマークタワーが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
002_240407002 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 2.帷子川公園の桜並木 -2
時刻は1時半。桜は八分咲き。のんびりした日曜日の昼下がりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 17mm ISO400 )
003_240407003 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 3.帷子川公園の桜並木 -3
左側から枝を張り出すヤマザクラは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO100 )
004_240407006 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 4.帷子川公園の桜並木 -4
帷子川左岸、川沿いのソメイヨシノもいっぱい花を咲かせている。絶好のお花見日和と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 19mm ISO160 )
005_240407009 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 5.帷子川公園の桜並木 -5
日当たりの良いところは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 70mm ISO200 )
006_240407018 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 6.帷子川公園の桜並木 -6
若い人たちが満開の桜の下で楽しそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO500 )
007_240407034 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 7.帷子川公園の桜並木 -7
インドの御夫婦だろうか? ラジカセを持って来られていて、女性が桜の木の下でお国の音楽に合わせ踊っていた。その姿を男性がスマホで写真を撮っていた。振り返ってみると、踊り終わり、2人で自撮りをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO500 )
008_240407052 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 8.桜と鯉のぼり -1
帷子川右岸の高層住宅の上から、ロープに架けられた鯉のぼりが、海からの風に気持よさそうにそよいでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 20mm ISO200 )
009_240407057 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 9.桜と鯉のぼり -2
少し移動して撮影。絞り優先でf16まで絞り込んで撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
010_240407086 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.桜と鯉のぼり -3
常盤橋を渡って、帷子川右岸に移動し、帷子川公園の桜並木を撮った。。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.2 1/20000秒 18mm ISO1600 )
011_240407089 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川公園の桜並木 -8
着物を着た娘さんと母親らしいかたもおられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 106mm ISO320 )
012_240407091 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.桜と鯉のぼり -4
鯉のぼりは上下、棲み分けて泳いでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
013_240407098 X900 三井パークシティ横浜前 水道道路RX10M4 - コピー.jpg 13.水道道の桜
桜の花を下から見上げる。満開まであと少しだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO200 )
014_240407104 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 14.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -1
40分ほどで一回りし、自宅近くの小さな公園の樹齢60年というソメイヨシノの古木を見てきた。昨日は曇り空だったが、今日は晴れているので、より美しく見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
015_240407105 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 15.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -2
来年も元気に咲いて欲しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 13mm ISO160 )
016_240407107 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 16.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -3
公園の大きなケヤキの新緑を背景にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/2000秒 87mm ISO400 )
017_240407116 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 17.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -4
公園のソメイヨシノの古木は広場で遊ぶ子らを見下ろすように咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 42mm ISO320 )

2024年5月 8日

桜さがし その後 ① 2024年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

私が住んでいるエリアの桜はどうなったかと桜さがしに出かけたのは先月31日だった。それから4日後、どんよりした曇り空の日だったが、その後少しは咲き進んだかと気になって、昼食前のほんの僅かの時間だったが、特に気になっていた小学校の傍の小さな公園へ、樹齢約60歳のソメイヨシノの古木の様子を見に行ってきた。
 咲き始めていた。三分咲きというところだろう。
 Wikipediaによると、ソメイヨシノ(染井吉野)は、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする栽培品種のクローンであることが、1995年に明らかにされた。」と記されていた。

000_240404056 X900 ◎峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg
小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ 2024年4月4日 横浜市保土ヶ谷区

001_240404004 X900 峯小学校 RX10M4.jpg 1.小学校のソメイヨシノ 東門 -1
まず、近序の小学校に咲くソメイヨシノを見に行った。門に続く塀の中にソメイヨシノが3本植えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 214mm ISO400 )
002_240404008t X900 峯小学校 RX10M4.jpg 2.小学校のソメイヨシノ 東門 -2
ここは日当たりが良い。八分咲きというとこだろう。きれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 217mm ISO400 )
003_240404013 X900 峯小学校 学校裏ヤマザクラ RX10M4.jpg 3.小学校の裏手に咲くヤマザクラ
東門から塀に沿って反時計回りに歩いて小さな公園へ向かう途中、小学校の北側裏手に1本のヤマザクラが咲いていた。葉が先に出て白い花が同時に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
001_240404004 X900 峯小学校 RX10M4.jpg 4.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -1br まっすぐ進んで小さ果公園に入る。ソメイヨシノの古木の裂けているところが痛々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO1000 )
005_240404015 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 5.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -2br あまり密には咲いていないが、三分咲きというところだろうか。日当たりが良くない。wikipediaによれば、「ソメイヨシノはクローンであるため、全ての株が同一に近い特性を持ち、病気や環境の変化に負ける場合には、多くの株が同じような影響を受け、植樹された時期が同時期ならば、同時期に樹勢の衰えを迎えると考えられている。」と記されていた。また、「一般的にソメイヨシノは植えてから20年から30年後に花付きの最盛期を迎え、その後は徐々に衰えていく傾向がある。21世紀に入り樹勢の衰えが目立つようになったため、戦後に大量に植えられた本種の寿命が到来しつつあると危惧されており、ソメイヨシノ60年寿命説が唱えられることもある。」とあった。この樹もそろそろ寿命なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO640 )
006_240404019 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 6.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -3br 垂れ下がった細い枝に10輪以上の花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO1250 )
007_240404027 X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 7.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -4
垂れ下がった2本の細い枝の先に咲く花を撮った。瑞々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 65mm ISO1250 )
008_240404066m X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 8.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -5
前の写真の右側の細い枝に咲く房である。望遠で撮ると背景が綺麗にぼけてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 215mm ISO1000 )
009_240404031 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 9.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -6
太い黒い幹とソメイヨシノソの花の色は淡い。 しかし、咲き始めは最も色が淡く白く見え、次第にピンク色が濃くなり、散る直前が最も色濃く見えるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO1000 )
010_240404035 X900 〇峰岡公園 チュリップの花壇 RX10M4.jpg 10.小さな公園の花壇
小さな公園の小さな花壇には、昨秋はセンニチコウやヒャクニチソウが咲き、クロマダラソテツシジミやツマグロヒョウモンの撮影を楽しませてもらった。その後、植え替えられ春先には菜の花が咲いていた。今はチューリップが咲いているが、チューリップにはチョウが来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 84mm ISO400 )
011_240404039 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 11.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -7
細い枝の枝先からだけではなく枝の途中から花柄が出て花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO640 )
012_240404040 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 12.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -8
ここは日当たりも良くないが、花は咲き始めで、幹の黒さとのコントラストがあざやかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
013_240404044 X900 〇峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 13.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -9 「胴吹き桜」
この古木にも「胴吹き桜」が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO3200 )
014_240404056 X900 ◎峰岡公園 ソメイヨシノ樹齢60年 RX10M4.jpg 14.小さな公園の樹齢約60年のソメイヨシノ -10
少し日当たりの良い枝では、より多くの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO500
015_240404091 X900 〇峯小学校正門 RX10M4.jpg 15.小学校正門の桜
ソメイヨシノの樹があるところから校庭に沿って歩くと南に面して小学校の正門がある。そこにもソメイヨシノが1本ある。この時はまだあまり咲いていなかったので、入学式の日まで咲いていると思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO100

2024年4月30日

錦市場 2024年3月24日 京都旅行(3/22-3/24) ⑥終

3月24日、今回の京都旅行も最終日となった。残念ながら天気予報は見事に当たり、この日の朝も小雨模様である。この日は日曜日であり、混むことが予想されたので、帰りの新幹線は京都駅発17時09分発の「ひかり」を予約してある。
 朝はゆっくりと、帰り支度をしてスーツケースを宅配便で送ってしまった。娘夫婦は荷物をホテルに預けることにして、10時頃、近くの「高木珈琲店」で朝食をとる。地元の人、観光客で混んでいた。
 店に入る前、「高木珈琲店」の先の路上に人が集まっているのが見えた。学校のような建物だったので、卒業式があるのかなと思っていた。コーヒーとサンドウィチなどを食べ、店から出てきて見ると人の集まりは解けていない。その学校の前に桜が咲いていたのだ。京都のほとんどの桜がまだ咲いていないので、貴重な桜だったのだ。
 後で調べてみると、その学校は今は廃校になっている旧京都市立成徳中学校である。旧京都市立成徳中学校のこの桜は、卒業生に贈る早咲きの桜で、神奈川県南足柄市在住の古屋富雄さんが全国の小中学校にプレゼントしている桜のひとつでであり、ビジネス街に近く、お昼の買い出しを急ぐ会社員の皆さんも、思わず一瞬立ち止まる美しさであると説明されていた。この学校の開校はなんと1869年(明治2年)の9月だそうで、「下京九番組小学校」として誕生している。そして、1872年「成徳尋常小学校」と改名、さらに1948年には小学校から中学校に改変されたそうだ。現在の地に鉄筋コンクリート3階建の新校舎が建設されたのは1931年(昭和6年)だそうだ。成徳中学校沿革史によれば、京都市立成徳中学校は2001年(平成13年)に閉校されている。
 この桜は「春めき」という品種だそうだ。wikipediaによれば、2000年3月に品種登録された。神奈川県南足柄市発祥で発祥、別名「足柄桜」と呼ばれている。カンヒザクラとシナミザクラの交雑種とされ、花は一重咲きで、淡紫ピンクに紫ピンクのぼかしが入ったような色をしている。
 貴重な桜を見て、タクシーに乗り、錦市場へ行って見ることにした。京都市中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、「寺町通 - 高倉通」間に存在する食品販売中心の商店街が錦市場だ。私たちは高倉通の方(錦市場通りの西側)から錦市場の通りに入った。さっそく、賑やかである。外国人、特に西欧人の観光客が多い。魚、京野菜といった生鮮食材のほか、乾物や漬物、おばんざい(京言葉で日常の惣菜)などの加工食品を商う老舗・専門店が集まる市場は、私たちも、ちりめん山椒や、漬物などを買ったりして、結構たのしい。お店のことについては錦市場商店街のHPを参照した。
 赤緑黄の色鮮やかなアーケードに覆われた石畳の道の距離は、およそ東西390mあるそうだ。商店街振興組合に所属する店は約130店舗、道幅は3.2 ~ 5mだが、道に迫り出して商品や商品棚を並べる店舗が少なくなく、実際はもっと狭い。やがて、錦天満宮が見えてくる。ここを右へ行って寺町通の商店街を抜けると四条通だった。
 今日の昼食は、和食割烹「祇園花咲」錦店というところを見つけてくれていた。
 14時頃に食事を終え、四条通をぶらぶらと歩きながら、高島屋に寄ったりして時間を過ごし、ホテルに戻って娘夫婦の荷物を受け取って地下鉄で京都駅に向かった。駅も混雑していて座る所もなかった。

000_240324247 X700 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg
旧成徳中学校に咲く「春めき」桜 2024年3月24日 京都市下京区 市営地下鉄四条駅近く

120_240324239 X900 京都 高木珈琲店 G7X.jpg 120.「高木珈琲店」高辻本店
「高木珈琲店」は1976年に創業した老舗京都の喫茶店で、自家焙煎コーヒーをはじめ、昔ながらのモーニングやパンケーキが有名なようだ。ブレンドコーヒーで"モーニング"を注文した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
121_240324245 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 121.旧京都市立成徳中学校の桜 -1
「高木珈琲店」に入る前に見たときは卒業式でもあるのかなと思っていたが、どうやらこの桜が人を集めているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO400 )
122_240324246 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 122.旧京都市立成徳中学校の桜 -2
鉄筋コンクリート3階建の建物は1931年(昭和6年)に建てられた京都市立成徳中学校である。この学校の開校はなんと1869年(明治2年)9月で、「下京九番組小学校」として誕生している。2001年(平成13年)に閉校されたそうだ。今この建物がどのように利用されているかわからなかったが、ChatGPTによれば、2022年時点では、京都市立成徳中学校の建物は旧校舎が解体され、跡地には商業施設が建設される計画が進行中だったそうだ。傘をさして桜を見上げ、写真を撮っている観光客が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
123_240324248 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 123.旧京都市立成徳中学校の桜 -3
今が見ごろである。見に来る人も多いのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
124_240324241 X900 京都 旧成徳中学校 春めき G7X.jpg 124.旧京都市立成徳中学校の桜「春めき」
南足柄生まれの早咲き桜。ぼんぼりのようにvolumyな花は、咲きかけは紅く、開花するほどに淡くなる色が特徴。また、湿度が高くなると、「春めき」独特の菜の花に爽やかな甘みを加えたような優しい芳香がすることから、目の不自由な方たちにも桜を楽しめると注目を浴びている。ソメイヨシノより色が濃く、河津桜より色が薄い。頬をほんのり染めたようなかわいい桜という説明板が掛けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO320 )
125_240324548 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 125.錦市場の店 -1
高倉通から錦市場(錦小路通のうち高倉通~寺町通の間)に入る。凄い人出ある。皆さん雨で行くところがないのだろうか。この店は「鱧秀 錦本店」。平成29年開店。店頭には色鮮やかにエビ・えび・海老串が並んでいた。店内の照明は明るく、外国人観光客も多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO1800 )
126_240324549 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 126.錦市場の店 -2
この店は箸の専門店「遊膳」という。オススメはなんと言っても京都長岡の竹の箸といい、若狭や越前の塗り箸などもある。器と箸置きは清水焼や美濃焼など、手描きのものからカジュアルなものまで豊富だ。特に西欧からの観光客に人気のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/400秒 18mm ISO6400 )
127_240324552 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 127.錦市場の店 -3
ここは「山庄」という串焼き屋。店頭に並ぶ串焼きに思わず目が行く。小さなタコの串焼きが目を引く。こちらは昭和25年に先代が開業した鮮魚店。ブリ、鯛、鰆など季節ごとに変わる旬の鮮魚は、50年間市場に通ってきたご主人の目利きで選んだ新鮮なものばかり。イワシ、サバは生姜で炊き、白身魚は程よく味付けをし、それぞれの持ち味を生かしながら店の奥で調理するそうだ。写真手前に並ぶのは「タコのたまご」。頭の部分にウズラの卵が入っているそうだ。食べ歩き禁止の札が貼ってあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/400秒 57mm ISO6400 )
128_240324555 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 128.錦市場の賑わい
錦市場の通りはご覧の通り多くの人が歩き、すれ違うときも気を遣う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/125秒 140mm ISO6400 )
129_240324563 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 129.錦市場通の垂れ幕
赤・黄色・緑のアーケードは錦市場の象徴のようになっており、雨の日も散策が楽しめる。そして、東西約390mに及ぶ市場内にも江戸時代の絵師、伊藤若冲の絵をモチーフにした垂れ幕が随所にかかっている。江戸時代後半に京都画壇で活躍し、特に鶏の絵に異色の才能を発揮した絵師・伊藤若冲が1716年に生まれたその生家があり、50代半ばまで暮した錦市場も創業400年の歴史を数えている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/400秒 40mm ISO6400 )
130_240324573 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 130.錦市場の店 -4
柳馬場通を横切ってさらに進むと左側に「祝鯛魚力」という魚屋さんがあった。大正8年から続く焼魚の専門店だそうだ。店内には香ばしく焼き上がっていく魚の良い香りが漂う。この店ではとくに鯛と鱧(はも)にこだわっているという。祝い鯛は地方からの注文にも応じるそうだ。年中注文を受けているが、正月には8千尾も焼くとのこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5 1/500秒 18mm ISO5600 )
131_240324575 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 131.錦市場の店 -5
「川勝屋」というウナギ串の店である。人気があるようだ。隣にある「串焼魚力」という店が見える。そこも「川勝屋」もさっきの「祝鯛魚力」と関係があるようだが?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO3200 )
132_240324577 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 132.錦市場の店 -6
富小路通りを越える。ここは「津之喜酒舗」という酒屋さんだ。日本酒では地酒を中心にしている。また、専門性が高いからとシングルモルトウイスキーに力を注いでいるそうだ。天明年間(1787年)創業。230年以上の歴史を歩んできた錦市場から、新しい発信に取り組んでいるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO6400 )
133_240324579 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 133.錦市場の店 -7
麴屋町通の手前右側に「野村佃煮」という店があった。ここでちりめん山椒を買いたかった。この店は約90年前に惣菜店として錦市場に開業し、惣菜で人気を博した後、佃煮店に姿を変え今日に至っているそうだ。「佃屋煮やさんのおにぎり」なんていうのがあった。ネーミングは上手そうな感じがする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.4.8 1/500秒 49mm ISO3600 )
134_240324579 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 134.外国からのお客さん
この男性の客さんは一応は和服姿である。ただし、素足に靴を履いて、手にはビニール傘といういで立ちだった。失礼承知でノーファインダーで撮ってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/160秒 18mm ISO6400 )
135_240324586 X900 京都 錦市場 Z50 Z18-140.jpg 135.錦天満宮
四条通と並行に400m弱を歩いて錦天満宮のところまで来た。鳥居は潜らず、手前で手を合わせた。寺町通を右へ、四条通へ歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.6 1/500秒 102mm ISO5000 )
136_240324592 X900 京都 寺町京極 Z50 Z18-140.jpg 136.寺町京極商店街
昨晩、四条通を歩いて、四条通側のアーケードの入り口を見たが、その通りを反対側から歩く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.3.5 1/500秒 18mm ISO2000 )
137_240324597 X900 京都 四条通 Z50 Z18-140.jpg 137.四条通のカメラ屋さん
四条通に出て、河原町の方へ歩いていくとカメラ屋さんがあった。ショーケースの上の棚を見るとプレスカメラやスプリングカメラ、二眼レフなど年代物のカメラが並んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.0 1/500秒 55mm ISO1800 )
138_240324605a X900 京都 四条通 Z50 Z18-140.jpg 138.洋食器屋さん
娘が洋食器屋さんの中に入っていった。何か興味のある物があるらしい。中に入って見ると、チョウが描かれたWedgwoodのプレートがあった。日本の陶磁器ではほとんど見たことがないが、ヨーロッパ、とくにイギリスではリアルなチョウが描かれた陶磁器がある。このチョウはアフリカ産のドルリーオオアゲハだ。はっきりと種名が判る描かれ方である。アフリカ大陸最大の蝶で、大きいものは前翅長110mmにも達するという。体内に強い毒を持っている。このあと、高島屋にちょっと寄ってサロンで一休みして、荷物を撮りに行く娘たちとホテルに戻り、市営地下鉄で京都駅に向かった。無事、予約しておいた新幹線に乗り、5分ほど遅れが出たが7時半に新横浜に着いた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f.5.0 1/500秒 65mm ISO720 )

2024年4月28日

小雨降る墓参と嵐山福田美術館 2024年3月23日 京都旅行(3/22-3/24) ⑤

2日目、天気予報は的中し、昨日の晴天は何処へやら、朝から小雨模様の天気になった。  午前中は、娘婿の両親の菩提寺へ行く。興正寺別院へ、お墓参りである。
 京都市内に12店舗がある大正2年(1913年)に創業したベーカリーショップ「新々堂」で朝食をとった。二人は何回も京都にきており、食べることに関してもよく知っていた。
 興正寺は「花まつり」が行われていて、お墓参りに来た人たちに抹茶が振舞われていた。ただ、咲いていたのはサクラではなく、ウメだった。私たちも、雨をしのぐテントの下に敷かれた緋毛氈の台で抹茶をいただいた。桜の香りがする八つ橋が美味しかった。
 昼食は一昨年も利用した四条大橋のたもとの東華菜館という中華料理店だった。外は雨が降っている。午後はどこかへ花見に行こうと計画していたが、桜は咲いていないし、雨も降っている。婿殿の提案で、嵐山の「福田美術館」へ行くことにした。「福田美術館」は知らなかった。外の観光客の賑わい、混雑から逃れ、ゆっくりと日本画を観賞できた。良いところを案内してくれた。

000_240323205 X700 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg
嵐山「福田美術館 進撃の巨匠 竹内栖鳳」と弟子たち
2024年4月23日 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

079_240323027  X900 京都 興正寺 鐘楼と親鸞像 G7X.jpg 79.興正寺別院(霊山本廟)の鐘楼と親鸞聖人像
京都に興正寺は二つある。一つはここ、霊山本廟:興正寺別院(京都市東山区清閑寺霊山町)であり、宗祖親鸞聖人の廟所で、全国の興正派門信徒の遺骨を納めるところでもある。もう一つは本山興正寺(京都市下京区花園町)である。そのHPによれば、興正寺は、親鸞聖人(1173年~1262年)を開祖とする真宗興正派の本山である。興正寺の創建は鎌倉時代にさかのぼる。承元の法難(建永の法難)により越後国(新潟県)へと配流された親鸞聖人が、建暦元年(1211年)に勅免をうけた後、翌建暦2年(1212年)に京都へと一時帰洛して、山科の地に一宇を草創したことに始まる。興正寺という寺号は、順徳天皇(1197年~1242年)によって名づけられたと伝えられ、日本に仏教をひろめた聖徳太子の事績にちなみ「正しき法を興し、さかえさす」(正法を興隆する)との願いが込められているという。江戸時代を通じて興正寺は西本願寺の末寺であったが、本山として独立しようとする気運が根強く、第27世本寂(1808年~1877年)の時代であった明治9年(1876年)に一派本山として独立を果たした。明治35年(1902年)、興正寺は火災によって、いわゆる「ひとつ御堂」と称せられた本堂をはじめほとんどの堂舎を失う。残されたのは鐘楼(1774年建立)や経蔵(1848年建立)などわずかな建造物だけであった。翌年に再建の議が決し、明治45年(1912年)に御影堂が、大正4年(1915年)に阿弥陀堂が完成した。興正寺は明治9年、本願寺からの別派独立に伴い、この地(京都市東山区清閑寺霊山町)に宗祖のご遺骨を納め、本廟(興正寺別院)とし、歴代の門主の墓所、門末の納骨所として境内を整備されてきた。昭和60年には個別納骨壇を備えた浄華堂が開設された。今回は浄華堂へのお参りである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO1000 )
080_240323032  X900 京都 東華菜館 G7X.jpg 80.東華菜館のエレベーター -1
我が家の奥さまが一昨年の法事の際にここで昼食をとり、すっかり気に入ってしまった。エレベーターで4階に上がる。そのエレベーターは東華菜館のHPで日本最古のエレベーターと紹介され、「1924年米国で製造、輸入されたOTIS製。格子形の蛇腹式内扉や時計針式のフロアインジケーターなど非常に珍しい器具が備わっている、現存する日本最古のエレベーター。昇降は運転手による手動式であり、その操作盤・L字方向での二面開き扉等洗練された設計になっている。」と説明されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 )
081_240323034  X900 京都 東華菜館 エレベータ G7X.jpg 81.東華菜館のエレベーター -2
OTISの文字があった。四条大橋の西詰に建つこの東華菜館は、1945年(昭和20)年から営業を続けている中国料理店である。この建物は、1926年(大正15年)、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によって竣工したという。前述した通り、このエレベーターは1924年アメリカOTIS社製のものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 )
082_240323039m  X900 京都 東華菜館→南座と東山 G7X.jpg 82.南座とその背景の東山
4階の席からは鴨川の対岸に南座が見え、その向こうには東山が眺められた。外は雨模様だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO200 )
083_240323044  X900 京都 東華菜館と鴨川 G7X.jpg 83.鴨川の流れ
雨に中、小走りに四条大橋まで行って眺めた鴨川の流れ。右側の建物が東華菜館だ。wikipediaによれば、現在の四条大橋は1935年(昭和10年)に発生した京都大水害による被害を受けて1942年(昭和17年)に完成した橋長65m、幅員25.0mの鋼桁橋(鋼連続桁橋)である。川の中に2つの橋脚を持つ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO160 )
084_240323053  X900 京都 阪急で嵐山へ 桂で乗り換え G7X.jpg 84.(阪急)桂で嵐山線に乗り換え
さて、まだ雨は降っている。花見は諦め、婿殿の提案で嵐山の「福田美術館」へ行くことになった。東華菜館から四条通を河原町まで歩き、そこから阪急電車で嵐山へ行く。嵐山へはJRや嵐山電車で行ったことはあるが、阪急で行くのは初めてだ。河原町から梅田方面への電車に乗り、桂で乗り換え嵐山線で20分ほどで、一人240円で行けた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO500 )
085_240323060  X900 京都 阪急で桂から嵐山へ G7X.jpg 85.阪急嵐山線のラッピング車両
阪急の車両は屋根の部分が白く塗装されている。屋根の色はグレーが一般的だが、一味違っている。上質な感じがする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 )
086_240323064 X900 京都 阪急嵐山駅 G7X.jpg 86.阪急嵐山駅
阪急嵐山駅は阪急嵐山線で桂駅から駅3っ目の終点である。所要時間7分を行ったり来たりしている。時刻は午後2時。この日は土曜日の午後なのだが、雨が降っていたためか観光客はそれほど多くなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO400 )
087_240323066 X900 京都 嵐山 風風の湯 G7X.jpg 87.嵐山温泉
桂川の方へ歩いていくと「風風の湯(ふうふうの湯)」という日帰り温泉があった。この時はお客さん出入りはなかった。JRの嵯峨嵐山駅や京福電車の嵐山駅は桂川の北側にあるが、阪急嵐山駅は、南側にある。歩いていくと桂川の河畔に出て、渡月橋をやや西の方に見ることになる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
088_240323075 X900 京都 嵐山 桂川右岸 G7X.jpg 88.桂川(大堰川)に架かる中の島橋を渡る
この川は渡月橋のあたりから桂川(大堰川)が別れ、再び合流していく分流である。この中の島橋を渡ると、中州に出てそこは嵐山公園(中之島公園)となっていた。桂川の南側から多くの観光客が行き来する渡月橋を見るのは初めてである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO200 )
089_240323081 京都 嵐山 渡月橋 G7X.jpg 89.桂川右岸から見る渡月橋
嵐山公園(中之島公園)から北西の方向に見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )
090_240323088 X900 京都 嵐山 渡月橋より G7X.jpg 90.渡月橋を渡る
渡月橋を渡って、桂川の左岸に出た。「福田美術館」のある上流へと歩く。桂川は、嵐山上流の亀岡流域の保津地区から保津峡の区間に限って嵐山までを保津川という呼び方をされる。また、嵐山に入ると渡月橋の下流までを大堰川と呼ぶようだ。ややこしい。保津川下りは、丹波亀岡から京都の名勝嵐山まで約 16 ㎞の渓流を約 22時間で下る舟下りでだ。京都の代表的な観光地である嵐山・嵯峨野に近いことから、1885年に観光客を対象とした遊覧船による川下りが行われるようになった。昨年3月には転覆事故があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO125 )
091_240323092 X900 京都 嵐山 桂川左岸 G7X.jpg 91.和服姿の外国人観光客
天気は悪いがそれでも桂川沿いの道は観光客が多い。着物を召された方たちは、マレーシアあたりから来られているのだろうか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO200 )
092_240323093 X900 京都 嵐山 桂川左岸 ジンチョウゲ G7X.jpg 92.ジンチョウゲ
道筋には植えられたジンチョウゲの花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
093_240323098 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 93.「福田美術館」入口
  横道を少し右へ入ったところに「福田美術館」の入り口があった。こんなところに美術館があるのかと思うようなところだった。「福田美術館」は、2019年10月1日にオープンした私設美術館。福田吉孝の収集品を収蔵展示、運営は一般財団法人福田美術振興財団だそうだ。wikipediaによれば、開館にあたってのコンセプトは「100年続く美術館」であり、「たとえ美術に詳しくない方が見ても、感動を覚えるような」作品を中心に集められた。コレクションは京都の実業家、アイフルの創業者、福田吉孝が美術館を設立する目的で約20年にわたって収集した、日本絵画を中心とした作品約2,000点であり、江戸時代の琳派や円山・四条派や近代の京都画壇の作品を多く所蔵している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO160 )
094_240323100 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 94.「進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち」
私たちが訪れたときは、「進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち」という企画展示が行われていた。欧米人の入場者が目立った。竹内栖鳳(たけうち せいほう 元治元年11月22日〈1864年12月20日〉- 昭和17年〈1942年8月23日〉)は、戦前の日本画家。近代日本画の先駆者で、画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家である。一部の作品を除き展示された絵画を含め、館内の写真撮影が許されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
095_240323109 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 95.<雨景・雪景図屏風> 竹内栖鳳
解説には竹内栖鳳の130年ほど前、円山応挙は<雨竹風竹図屏風>という作品を生み出していたが、この作品はその変奏で右奏を雨、左奏を雪の景として異なる風情を描きとっていると記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 )
096_240323115 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 96.<雪月花> 1932年
左から、河合玉堂、横山大観、竹内栖鳳の掛け軸である。東西三巨匠の豪華競演と書かれていた。その右の絵も竹内栖鳳の作品である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/250秒 10mm ISO3200 )
097_240323123 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 97.熱心に鑑賞する西欧人
幕末の京都を代表する絵師の一人で、幕末の平安四名家の一人と言われた塩川文麟や、同じく江戸時代後期に活躍した絵師である松村景文といった巨匠の絵画を熱心に外国人観光客と思われる人が鑑賞していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 10mm ISO3200 )
098_240323126m X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 98.<雪中南天鴨図>(部分) 円山応挙
1893年の作品。水鳥の一瞬の動きを描きだせているのは、同時代の狩野派の絵師たちのように、単に手本を写して完成させるのを良しとせず、写生に打ち込んで独自の作風を完成させた応挙ならではの技であり、その祖師の考え方を受け継いで自分だけの表現を追い求めたのが竹内栖鳳でもあったと解説されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 37mm ISO3200 )
099_240323129 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 99.<金獅図> 1906年 竹内栖鳳
この展覧会のポスターにもなっているこの<金獅図>は、咆哮しながら勢いよく身を乗り出すライオン。右脚の鋭い爪や左脚の筋肉の描写などは百獣の王に相応しい姿で的確にとらえられている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 21mm ISO3200 )
(部分) rel="lightbox[]">100_240323131m X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 100.<金獅図>(部分)
昨年の秋には、京都市美術館開館90周年記念展として、竹内栖鳳「破壊と創生のエネルギー」という展覧会が開催された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 21mm ISO3200 )
101_240323136 X101 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 101.会場風景 -1
比較的入場者は少なく、落ち着いて名画を観賞できる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 )
102_240323141 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 102.<花見>(部分) 1909年 西山翠嶂(にしやま すいしょう)
誰しも心躍る桜の花。「伝統的な京都画壇はあまり積極的に同時代の人々の様子を描くことはありませんでしたが、師匠であり、妻の父でもある竹内栖鳳同様に常に進撃を続けた西山翠嶂はこの作品で果敢なチャレンジを見せています」と解説されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/250秒 14mm ISO3200 )
103_240323144 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 103.<砂丘> 1935年 西村五雲(にしむら ごうん)
漁師の居ぬ間に。「魚籠に一匹のとびが羽を休めています。砂浜の貝や道具箱からすると漁師が傍にいそうな気もしますが、とびは何も気に掛けることなく悠々と後方を振り向いています。動物の一瞬の挙動を写す筆力は師の栖鳳から受け継いだもので、五雲はそれをより発展させました。」と解説されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/400秒 14mm ISO3200 )
104_240323145 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 104.<砂丘>(部分)
凄い描写力だと思う。写実的ではあるが、写真とは違う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )
105_240323162 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 105.<平牀> 1933年 土田麦僊(つちだ ばくせん)
麦僊の進撃も止まらない。「平牀(寝台)に立つ女性と座る女性は歌舞を生業とする朝鮮半島の妓生です。麦僊は二度朝鮮半島へ渡り、最初の渡航後に本作を描きました。麦僊の初期の作品は絢爛な画面が多いのですが、晩年には本作のような淡彩による精神性の高い作品を多く制作しました。自ら打ち立てた様式を破る驀進は師・栖鳳から受け継いだものでしょう。」と解説されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )
106_240323164 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 106.<平牀> 部分
左側に立っている方の女性の部分である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )
107_240323180 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 107.会場風景 -2
中央に西山翠嶂の<花見>、その右側に見える大きな絵は、同じく西山翠嶂の<陽光桜花>である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 )
108_240323192 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 108.<虞美人草> 1911年 竹内栖鳳
虹が際立たせる静寂。「栖鳳が描いているのは令和の時代には初夏の路傍に群れ咲いているナガミヒナゲシ。ただし外来種であるこの花が日本に入ってきたのは栖鳳没後の1961年のこと。彼が地中海原産のこの花を目にしたのは1900年に訪れた欧州だったと考えられます。日本ではかって画題になったことがない花であっても、積極的に取り込み、洗練された先品に仕上げてしまう革新性も栖鳳の進撃を支えた底力でした。」と解説されていた。ナガミヒナゲシは私がよく写真を撮りに行く、横浜市の舞岡公園などでも多く見られる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/250秒 10mm ISO3200 )
109_240323193 X900 京都 嵐山 福田美術館 G7X.jpg 109.最晩年の竹内栖鳳に、福田平八郎が送った礼状
wikipediaによれば福田平八郎は、「鋭い観察眼を基にした、対象がもつ雰囲気、美しさを抽出した表現が特徴とされる。生涯「水」の動き、感覚を追究していたとされ、「漣」は池面に映る水面の模様を描写した作品である。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 17mm ISO3200 )
110_240323198 X900 京都 嵐山 福田美術館 カフェより G7X.jpg 110.福田美術館のカフェ
小1時間の絵画鑑賞を終え、2階のギャラリー2から1階に下り、ミュージアムショップを見て、庭に突き出ているカフェに寄った。ちょっと一休みしたかった。大きなガラス窓からは桂川の岸を歩く観光客の姿が見える。ここのカフェは空いていた。眺めも良かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
111_240323200 X900 京都 嵐山 福田美術館 カフェより G7X.jpg 111.福田美術館のカフェから渡月橋を眺める
小雨が降るのに、着物を着て写真を撮っている外国からの観光客の姿があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
112_240323207 X900 京都 嵐山 桂川左岸 G7X.jpg 112.桂川河畔のカフェ
若い人たちでにぎわっている小さなカフェがあった。ここは「アラビカ京都」というインスタ映えするコーヒー専門店だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )
113_240323209 X900 京都 嵐山 桂川左岸より カルガモ G7X.jpg 113.桂川のカルガモ
桂川の流れに頭をだした石に何か水鳥が停まっていた。ファインダーで覗いて見るとカルガモだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 )
114_240323216 X900 京都 嵐山 桂右岸 桜にウメノキゴケ G7X.jpg 114.ウメノキゴケ
来た時の阪急電車に乗って、京都河原町へ戻ることにする。来た時に渡ってきた中の島橋のそばに、まだ咲かぬ桜の木があったが、その枝にウメノキゴケが付いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
115_240323219 X900 京都 四条 高瀬川沿い 「喜人来人」  G7X.jpg 115.高瀬川沿いの居酒屋
一旦ホテルに戻って夕食に出かける。今夜は居酒屋で日本酒という趣向である。店は富山の"きときと"な肴と酒の店だった。白エビの刺身が旨かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
116_240323222 X900 京都 四条河原町 高島屋  G7X.jpg 116.京都 高島屋
四条通りに面して、高島屋と大丸があるということは記したが、これは四条河原町にある高島屋だ。写真の中央に、ちょっと異質な建物があるが、その角地に建つビルの地権者が高島屋への売却に応じないらしい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 )
117_240323227 X900 京都 四条 G7X.jpg 117.新京極商店街入口
河原町から賑やかな四条通りを歩くと、新京極商店街アーケードの入口がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 31mm ISO2500 )
118_240323230 X900 京都 四条通 G7X.jpg 118.寺町京極商店街入口
そのちょっと烏丸寄りに寺町京極商店街アーケード入口があった。錦市場を歩いて錦天満宮に突き当たる手前を右に折れるとこの商店街に入る。その商店街を通っていくとこの写真のところに出てくる。明日は錦市場へ行くことになりそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 19mm ISO1000 )
119_240323234 X900 京都 四条通 大丸ファサード G7X.jpg 119.京都 大丸
河原町からホテルのある四条烏丸の方へ歩いていくと、右手に新京極商店街、寺町京極商店街の入り口があり、もう少し歩くと大丸京都店がある。八坂神社を背にして、祇園、河原町、烏丸と四条通はメインストリートだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )

2024年4月12日

京都御苑 貴重な晴天 2024年3月22日 京都旅行(3/22-3/24) ① 

娘の主人の両親の墓が京都の興正寺別院にある。2年ぶりに娘夫婦と私たちで墓参りに行くことになった。墓参りは23日なので、22日の夕方に娘たちとは婿殿が予約してくれた四条のホテルで合流する。
 私たち夫婦は例によって、JR東日本の「大人の休日」を利用し、新横浜を8時21分に出る「ひかり」で京都に10時37分に着いた。天気予報によれば、天気が良いのは今日だけで、明日、あさっては雨模様だという。貴重なこの日の午後はどこに行こうかと考えた。仁和寺の桜を見たかったが、その桜は遅咲きであり、加えて今年の春は桜の開花が遅れている。ゆっくり歩いたことのない京都御苑と時間が許せば平安神宮の神苑を見に行くことにした。
 京都駅から、地下鉄に乗り、四条駅で降り、まず、2晩泊まるホテルに荷物を置いた。
 ホテルで京都御苑への行き方を訊ね、地下鉄で丸太町まで行くことにした。外国人観光客が多く京都を訪れていて、タクシーは台数も少なくて利用しにくいというネット情報があり、敬遠した。
 京都御苑では、九條家の遺構という拾翠亭が一般公開されているというので、まず、そこから参観する。

000_240322290 X700 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg
九條家の遺構 拾翠亭の全景 2024年3月22日 京都市上京区京都御苑

001_240322001 X900 京都地下鉄四条駅 G7X.jpg 1.地下鉄四条駅
地下鉄四条駅の地上に上がったが、ホテルがどこなのか見当がつかない。この写真は四条通の方へカメラを向けている。ホテルはこの少し手前にあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 11mm ISO125 )
002_240322004 X900 京都地下鉄四条駅 G7X.jpg 2.地下鉄四条駅
再び地下鉄四条駅から京都市営地下鉄烏丸線の乗り、2つ目の丸太町へ向かう。国際会館行に乗る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO3200 )
003_240322008 X900 丸太町 御苑バス停 G7X.jpg 3.地下鉄丸太町駅
丸太町で下車し地上に上がる。カメラは市場の方に向いている。後ろ側右手が御苑である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO3200 )
004_240322251 X900 京都 丸太町 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 4.間之町口から御苑へ
丸太町通りを100mほど歩いて左手にあった京都御苑の間之町口を入った。入苑料は設けられていない。この少し先の東寄りの入口には堺町御門と呼ぶ立派な門がありそれが御苑の正門である。苑内の外周部にある門は、堺町御門、下立売御門、蛤御門、中立売御門、乾御門、今出川御門、石薬師御門、清和院御門、寺町御門の九つがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 24mm ISO100 )し
005_240322252 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 5.九條家の遺構 拾翠亭一般公開
まず、ここは見てきたいと思っていた拾翠亭を探す。拾翠亭(しゅうすいてい)は春から秋にかけての毎週金曜日と土曜日に一般公開されていた。九條家の遺構である九條池と拾翠亭は京都御苑の南西側にある。入口までのアプローチを進む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO110 )
006_240322254 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 6.拾翠亭入口
この門をくぐって左へ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO250 )
007_240322256 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 7.拾翠亭の玄関
ここが拾翠亭の建物の玄関である。なかに入ると係の方がおられて、入場料を300円をお支払いする。御苑の詳しい地図を領収書代わりですと渡された。御苑内の桜の情報を聞くと、2か所ほど早咲きの桜が咲くところがるだけで、まだまだである。だが、今の時期は梅と桃と一緒に見られるメリットもあるとのこと。写真に見える玄関から出てきた観光客は四阿がある庭園を見に行く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO110 )
008_240322260 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 8.拾翠亭屋内 広間
九條池と拾翠亭は、五摂家(鎌倉以後、藤原氏のうちで摂政・関白に任じられる五つの家柄で、近衛・九條・二条・一条・鷹司の五家をいう)の一つであった九條家の屋敷内に設けられた庭園の遺構である。このうち、拾翠亭は今から200年ほど前の江戸時代後期に茶室として建てられたもので、貴族の茶室らしく、遊び心にあふれた建築と言われている。(環境省 公園紹介を参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO580 )
009_240322262 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 9.九條池 -1
拾翠亭の広間に続く広縁から九條池に架かる高倉橋を眺める。この拾翠亭は江戸時代後期に造営された数寄屋風書院造り建築で、広間/控えの間/小間/二階座敷の4部屋で構成されている。主に茶会や歌会など社交・遊興の場として利用されたそうだ。なお、現在も茶会や歌会などの和カルチャー系のイベントの貸室利用が可能である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 33mm ISO125 )
010_240322264 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 10.九條池 -2
広縁から高倉橋の左の方へカメラを向ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO180 )
011_240322271 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 11.九條池 -3
広縁から西の方を見ている。茶室横の手水鉢だ。この左手に庭園があり、厳島神社がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
012_240322274 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 12.拾翠亭の二階座敷からの眺め -1
急な階段を二階にあがった。そこからは、また違った趣で九條池や池泉回遊式庭園を眺められた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
013_240322278 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 コサギ Z50 Z18-140.jpg 13.コサギ
九條池の西側に、藤棚だろうか池の上に樹を支えるように設けられた何かの棚があった。その上にコサギが止まっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 )
014_240322281 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 14.拾翠亭の二階座敷からの眺め -2
西側に九條池に面した庭に造られたあずまやと、藤棚(と思う)が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 19mm ISO110 )
015_240322283 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 Z50 Z18-140.jpg 15.拾翠亭 急な階段
1階から2階へ上がる幅の狭い急な階段。降りるのに苦労した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/60秒 18mm ISO6400 )
016_240322289 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg 16.庭園から拾翠亭を見る -1
拾翠亭を退出し、東側の庭園に回って拾翠亭の広縁を振り返った。庭園はさほど広くはない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO120 )
017_240322290 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 外観 Z50 Z18-140.jpg 17.庭園から拾翠亭を見る -2
トップの写真の再掲である。一階広間と二階座敷が九條池と庭に面している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO110 )
018_240322292 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 18.九條池越しに見る厳島神社
この厳島神社は、平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。祇園女御も祀られている。この神社は九條家の鎮守社だったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 59mm ISO140 )

000_京都御苑マップ X700.jpg
拾翠亭で領収書代わりにいただいた御苑の地図 

019_240322302 X900 京都 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 19.京都御苑を歩き始める -1
九條池と拾翠亭の九條邸跡の外に出る。その北側は黒木の梅が植えられた広場になっていた。丸太通りから近く地元の方が通りかかる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 33mm ISO180 )
020_240322304 X900 京都 京都御苑 Z50 Z18-140.jpg 20.京都御苑を歩き始める -2
ご近所にお住まいの方と思われるが、幼子を連れて春の日差しを楽しんでいるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 )
021_240322305 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 21.厳島神社へ
この広場の南側に、さっき九條邸跡の庭園から見た厳島神社の参道ともいえる橋が架かっていた。傍には厳島神社の由来が書かれた札が立てられていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO360 )
022_240322307 X900 京都御苑 厳島神社 高倉橋 Z50 Z18-140.jpg 22.厳島神社から見る高倉橋
拾翠亭の部屋から眺めた高倉橋である。厳島神社の建つこの場所へは、入ることが出来ないようになっていた。高倉橋は明治11年(1878年)に、木造の平橋が架けられた。その後、明治15年(1882年)に、明治天皇行幸の計画があり、御所の建礼門から南に一直線に丸太町通へ通じる道路を造ることになり、その一環として現在架かっている反橋が架けられたそうだ。橋の橋脚には、天正17年(1589年)豊臣秀吉が架橋した三条大橋や五条大橋に使われていた石造の橋脚が使われているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 38mm ISO160 )
023_240322308 X900 京都 京都御苑 拾翠亭 厳島神社より Z50 Z18-140.jpg 23.厳島神社から見る拾翠亭
拾翠亭から見たときは厳島神社は木の陰になってよく見えなかったが、こちらからはその美しい姿が良く見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 38mm ISO100 )
024_240322312 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 24.厳島神社の鳥居
厳島神社の石の鳥居は横に渡された屋根の部分が破風型にカーブする珍しい鳥居で、国の重要美術品に指定されていて、京都三珍鳥居の一つに数えられているという。 「京都三珍鳥居」は北野天満宮摂社伴氏社の「中山鳥居」と蚕ノ社の「三柱鳥居」とこの破風型鳥居でである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 )
025_240322315 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 25.厳島神社の由緒
祭神および破風形の鳥居についての由緒が描かれていたが、字がかすれてきていて、判読しづらい。wikipediaによれば、「社伝によれば、安芸国厳島社を崇敬した平清盛が、摂津国兵庫津に築島(経が島)を造成した際に、同島に社殿を構えて厳島社を勧請し、後に清盛の母の霊を合祀したものに起源を持ち、その神社を時期不詳ながら当地へ遷座させたものという。鎮座地は後世九条家の邸宅に取り込まれて同家の鎮守として崇敬されるとともに、池泉廻遊式庭園の1部を構成するものともなった。明治になって九条家は東京へ転宅し、その邸宅も東京へ移築されたが、当神社はそのまま残された。昭和2年(1927年)には社殿が改築されている。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 30mm ISO360 )
026_240322316 X900 京都 京都御苑 厳島神社 Z50 Z18-140.jpg 26.池の弁天さん
九條池の中島に鎮座し、「池の弁天さん」と称されるそうだ。黒木の梅の広場に戻る際、橋を渡るときに分かったのだが、この厳島神社は九條池の小島の上に建っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 )

2024年4月 5日

舞岡公園 春の訪れ 2024年3月13日 横浜市戸塚区

一昨年の12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、取り上げていただいた。そしてその年の暮れに、日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOOMによるオンラインで開催され恐る恐る参加したが、そのときに舞岡で「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。今年も3月にそのGさんから、「第9回 写真展 生き物たち」のご案内のはがきをいただいていた。
 3月13日にその「第9回 写真展 生き物たち」を見にいこうと舞岡公園に出かけた。駐車場からはいつも歩く舞岡公園の中を通って、横浜市営地下鉄の舞岡駅への道を行くと、会場である舞岡ふるさと村「虹の家」がある。  道々、舞岡公園の早春を撮っていったが、この日は暖かくキタテハが飛ぶ姿も見た。

000_240313062tm X700 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
瓜久保の家の入口近くにいたアオジ 2024年3月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240313001 X900 舞岡公園 ユズリハ RX10M4.jpg 1.ユズリハ(楪・交譲木・譲葉・杠)の新芽
駐車場からけやき広場を抜けて道路に架かる橋を渡って南門へと歩いていくと、新芽の葉柄が赤紫色をした、特徴のある3mほどの高さの木があった。PictureThisで検索するとユズリハという常緑樹だった。ユズリハという和名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することに由来するそうだ。赤紫色の新芽が目をひいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 146mm ISO1250 )
002_240313006 X900 〇ヒイラギナンテン 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ヒイラギナンテン(柊南天)の花
葉がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようなトゲがあることや、果実のつき方がナンテンに似ていることに由来する名前。だが、ヒイラギの仲間でもナンテンの仲間でもないそうだ。秋になると黒紫色に熟した白い粉を被った実をよく見かける。春はこんな黄色い花が咲くのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
003_240313010 X900 〇舞岡公園 アセビ RX10M4.jpg 3.アセビ(馬酔木)の蕾
早春になると枝先に10 cmほどの房になった円錐花序を垂らす。写真は蕾でこれから白い壷状の花を多数咲かせる。この花はチョウの好きな花でもある。ギフチョウなども吸蜜に来るし、越冬したルリタテハもこの花でよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO320 )
004_240313013 X900 〇舞岡公園 トウレンゲツツジ RX10M4.jpg 4.これは何?
まっすぐ柄が伸びてその先に芽鱗のようなものが付いている。PictureThis で検索してみたが、検索するたびに違う種が出てくる。レンゲツツジ、アメリカテマリシモツケ、バッコヤナギ、ウマスギゴケなどが提示され、逆にそれらの画像を検索してみたが、マッチするものは現れなかった。次回、行ったときに成長した様を見てみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO400 )
005_240313015 X900 〇舞岡公園 アオキ RX10M4.jpg 5.アオキ(青木)の新芽
日本原産。もうすぐ褐色を帯びた紫色の花が咲く。関東以西の海岸近くにある樹林に多く自生するが、身近な雑木林にも見られる。最も日陰に強い植物として知られ、家の北側やビルの谷間など条件の悪い場所の植栽にも使われる。蕾や新芽は天ぷら、おひたしとして食用されるそうだ。冬の間ついている俵形の赤い果実が美しい。舞岡公園でもよくみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 39mm ISO400 )
006_240313018 X900 舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 6.サンシュユ(山茱萸)
谷戸に1本の黄色い花が咲いている木があった。マンサクかなと思ったが、サンシュユであった。wikipediaによれば、サンシュユという和名は中国植物名「山茱萸」が音読みとなり、そのまま和名になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
007_240313022 X900 〇舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 7.サンシュユの花
日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎さんが山茱萸に対する呼び名として提唱したものであるという。果実は10月中旬 - 11月に赤く熟し、グミの果実に似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 196mm ISO400 )
008_240313039 X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 8.ヤマシギ(山鷸、山鴫) -1
きざはしの池の前で数人の方が三脚を立てて撮影されていた。一人の年配の女性に「何がいますか」と訊ねると、「ヤマシギです」と指でその方向を教えて下さった。だが、見つけられない。やっと見つけた。20mくらい先で、枯葉、枯草と保護色になって判り難かった。肉眼では判別できず、ズームを35㎜版相当600mにして、ファインダーでやっとヤマシギと判った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
009_240313035tm X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 9.ヤマシギ -2
長いくちばしを地面に入れて食餌を探しているようだ。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食するという。トリミングした。wikipediaによれば、ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240313044 X900 〇舞岡公園 ユキヤマギ RX10M4.jpg 10.ユキヤナギ(雪柳)
和名の由来は見ての通りだ。ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついた。小枝全体に群がるように咲いていく一つ一つの白い花が可愛い。今春は咲くのが少し遅いのではないかと思っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
011_240313051 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 11.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) -1
瓜久保の家の門を入ろうとしたところでバサバサという音がしてスズメが飛び出した。少し飛んですぐまた、地面に止まった。スズメかと思ったのはアオジだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
012_240313058 X900 ▲舞岡公園 アオジ 捕食 RX10M4.jpg 12.アオジ -2
和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意だそうで♂の色彩に由来するという。青には見えないが腹の黄色が緑に見える。この個体は嘴の下が黒いので♂のようだ。地面で何かを見つけて咥えたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
013_240313069t X900 ◎舞岡公園 アオジ カラタチ RX10M4.jpg 13.アオジ -3
2mくらいのところまで近づいてきたが、飛び立ってカラタチの枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
014_240313073 X900 〇舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 14.ミツマタ(三椏)
瓜久保の家の縁側に座って一休みしたのち、「第9回 写真展 生き物たち」の会場の「虹の家」へ向かった。「舞岡町小川アメニティ」を歩いていく。途中、ミツマタの黄色い花が咲いていた。この時期はサンシュユ、マンサクなど黄色い花が多いように思う。ChatGPTに聞いてみたところ、1.花粉媒介者への誘引: 特に春は、花粉媒介者(虫や鳥)が活発になる時期であり、黄色い花は彼らを誘引しやすい色彩を持っているとされている。2.視認性の向上: 春にはまだ新緑が生い茂っていないため、木々の花が目立つようにする必要があり、黄色い花は、背景との対比がはっきりして目立ちやすい色である。3.温暖化と適応: 温暖化の進行により、春の気温が上昇し、黄色い花の植物が増えた可能性も考えられる。といったことが可能性として挙げられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO200 )
015_240313075 X900 〇舞岡公園 オウバイソケイ RX10M4.jpg 15.オウバイソケイ(黄梅素馨)
また、黄色い花が咲いていた。PictureThisの解説によれば、英名は「ジャパニーズジャスミン」であるが中国原産で、ジャスミンのような香りはない。日本には明治時代に渡来した。別名をウンナンソケイという。オウバイに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
016_240313078 X900 〇舞岡公園 サクラ RX10M4.jpg 16.早咲きの桜
民家の庭にほぼ満開の桜が咲いていた。何という品種の桜かわからない。またまたChatGPTで「淡いピンクの小さな花を咲かせ3月中旬ごろに満開になる早咲きの桜の品種を教えてください」と聞いてみたところ、「そのような特徴を持つ早咲きの桜の品種として、「乙女桜(おとめざくら)」があります。乙女桜は、淡いピンク色の小さな花を持ち、通常、3月中旬に満開になります。この品種は、日本の桜の中でも比較的早咲きであり、華やかな花を楽しむことができます。」という回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 218mm ISO320 )
017_240313081 X900 〇舞岡公園 ヤブツバキ RX10M4.jpg 17.八重咲のヤブツバキ
あまり見たことのないまっかな二重のヤブツバキが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 94mm ISO640 )
018_240313083 X900 〇舞岡公園 サラサモクレン RX10M4.jpg 18.サラサモクレン?の蕾
PictureThisで検索するとサラサモクレンと出てきた。サラサモクレン(更紗木蓮)は、シモクレンとハクモクレンの交雑種で、紫が薄まり、外がピンクで内側が白といった可愛らしいカラーリングのモクレンという。私にはこの蕾を見て調べてみてもサラサモクレンかハクモクレンかは判らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO200 )
019_240313150 X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 19.「第9回 写真展 生き物たち」 -1
 瓜久保の家から花の写真を撮りながら20分ほど歩いて「第9回 写真展 生き物たち」の会場である。「虹の家」に着いた。Gさんが会場に詰めておられ、1年ぶりに再会しお話をした。Gさんは、日本自然科学写真協会(SSP)会員で2019年にSSP大賞を受賞されている。今回出展されていた「チョウゲンボウに睨まれた」と題された写真が素晴らしかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 )
020_240313129t X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 20.「第9回 写真展 生き物たち」 -2
蝶の写真では、T.Y. さんが出展されていた一連の OlympusのOMシリーズのプロキャプター機能で撮影されたと思われる連続・合成写真に見入ってしまった。私もこんな写真を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
021_240313102 X900 〇舞岡公園 カルガモ RX10M4.jpg 21.かっぱ池のカルガモ
前回は電車とバスを利用して来たので、帰りは「虹の家」からは横浜市営地下鉄の舞岡駅へ歩いたが、この日はマイカーで来ていたので、駐車場まで戻らなくてはならない。途中、何か野鳥はいないかと瓜久保のかっぱ池まで行ってみた。特に成果はなかったが、カルガモが池で風を凌いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO1000 )
022_240313109 X900 〇舞岡公園 金子家のひな人形 RX10M4.jpg 22.旧金子家のひな壇
古民家まで戻ってきた。金子家の母屋には、ひな壇がまだ残されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/100秒 48mm ISO3200 )
023_240313129 X900 〇舞岡公園 アオサギ RX10M4.jpg 23.田んぼのアオサギ
田んぼに向けて三脚を立てカメラを向けている方がいた。田んぼの向こう側なので距離はあったが、アオサギは大きい。田んぼの水に姿を落としていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO400 )

2024年4月 2日

2024 CP+「カメラと写真のワールドプレミアショー」

「カメラと写真のワールドプレミアショー」が今年も2月22日(木)~ 25(日)にパシフィコ横浜で開催された。事前に入場登録して、2月23日の午前中に行ってきた。
 数年前までは、いわば各メーカーの新製品発表展示会の要素が濃かったが、最近はカメラの新製品はそう頻繁にはなく、カメラの活用を拡げることに主眼が置かれているような気がする。だが、来場者にとっては、憧れの各社の最新ミラーレスカメラを実際に手に触れてファインダーを覗き、シャッターを切り、各メーカーさんが用意したモデルさんたちや、演出された被写体を撮影できるのは、この機会を逃してはない。また、多くのそれぞれの分野のプロの写真家によるプレゼンテーションが行われ、アマチュアの域を出ない私などには参考になることが多い。だが、スマホのカメラはテーマになっていない。
 コロナもおとなしくなり今回も参加者が多かった。多くの参加者はご自分の愛機を携えて会場に来られ、各メーカーのブースで行われているデモンストレーションなどの写真を撮っていた。私はいつも CanonのG7X を携行してスナップ写真を撮っている。Nikon 、Canon、SONY、FUJIFILMなどのブースを見て回った。
 ペンタックス・リコー陣営は今回も参加を見送っていたが、LUMIXはDGP imaging 2023 金賞受賞のフルサイズ・ミラーレス機 DC-S5M2 があり、ブースのテーマは、"COLORS OF LUMIX"だった。
 退出しようと出口の方へ向かうと、TOMY のプラレールの大きなジオラマがあり、新幹線や、私鉄の鉄道車両など、多くの模型が走り回っていた。子供たちはもとより、カメラを向けている来場者も多くいた。そこは「わたしの自由区」という、将来の写真ファンを育てる主催者企画のようだ。

000_240223080 X700 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg
トミーのプラレール・ジオラマに夢中の親子 2022年2月30日 CP+ 2004 於:パシフィコ横浜

001_240223085 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 1.みなとみらい パシフィコ横浜展示ホール
会場のパシフィコ横浜展示ホールは、展示面積約20,000㎡あり、4分割可能で、無柱構造となっている。CP+はそのすべてを使用して行われていた。CP+は、私の記憶ではコロナが蔓延していた2020年から2022年までは開催されなかったように思う。4日間で5万人弱の入場者があったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO160 )
002_240223004 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 2.SONY ブース -1
SONYブースは、出入口を入ると正面奥に大きなスペースを構えていた。この写真のところでは、α7 IV、α7CR、α7C II を使用して、ポートレートの撮影体験ができる。また、自分のメモリーカードを挿入して撮影すれば、持ち帰ることもできる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO320 )
003_240223005 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 3.SONY ブース -2
ここでもポートレート撮影体験ができる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO500 )
004_240223006 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X (2).jpg 4.Nikon ブース -1
SONYの右隣りにNikonブースがあった。Nikon はZ9、Z8、Zf、Zfc などが押しのようだ。6色のプレミアムエクステリアも人気なミラーレスカメラ Zf を、会場で手に取って、撮影してみることが出来る。ミラーレスカメラユーザーの底辺拡大を狙っているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
005_240223012 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 5.Nikon ブース -2
この写真は助川康史プロが、Z9を使用して撮影された作品である。香川県と徳島県を分ける大坂峠という難所を走り抜ける2700型の特急「うずしお」を、Z9の「ズーミング流し」という技で撮った作品。凄い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO320 )
006_240223050 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 6.FUJIFILM ブース -1
Nikonブースの右側にはFUJIFILM ブースがあった。GFX100Ⅱ、X100V1、X-T5といったデジタルカメラ、INSTAX"チェキ"、写真プリント関連製品・サービスが紹介され、撮影体験コーナーが設けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO250 )
007_240223053 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 7.FUJIFILM ブース -2
"日本"を意識させるようなデモが行われていた。影が出ないような照明がされている。FUJIFILMのトーク・ステージで藤村大介プロの「X-H2で撮る!見せる都市風景 GF30mm ティルト・シフトレンズ作品も紹介!」という講演を小1時間聴いた。ティルト・シフトレンズの効果を知った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
008_240223018 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 8.Canon ブース -1
Canonブースは、会場の奥の大きなブースが並ぶ一番右、富士フィルムの右側にあった。SONYとともに最も大きなブースになっていた。その中にあった「Canon BAR」。画像撮影のための機材展示と情報入手の場のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
009_240223025 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 9.Canon ブース -2
リボンダンスのデモが行われていた。「EOS R SYSTEMの各種ボディ、レンズを体験できるコーナー。激しくダイナミックなトリッキングと、華麗で優雅な新体操を被写体にご用意しております。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO2000 )
010_240223034 X900 〇2026 CP+ Olympusブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 10.Olmpus ブース
オリンパスのブースは、Canonのブースの反対側(展示場通路側)にあった。OlympusのOMは、野鳥やチョウなど昆虫の撮影愛好家に使用されていることが多い。そのためかブースのイメージも野鳥やチョウがあしらわれていた。ステージでは著名なプロのトークショーなどが予定されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1600 )
011_240223068 X900 2024 CP+ TOMY プラレールブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 11.トミーのプラレールジオラマ -1
Olympusのブースを見た後、並びのTAMRON、SIGMA、そしてLumix ブースをみて、退出しようとしたところ、その先に「わたしの自由区」というコーナーがあった。「わたしの自由区」は昨年に続き2年連続で、写真サークルや映像同好会の学生、普段はSNSを中心に写真や動画に取り組む若年層に向けて、"CP+の楽しさを知ってもらうことで"新しいコミュニティを作り出すコミュニケーションスペース"として設けられた。その一角にTOMYの人気商品であるプラレール(鉄道模型玩具)のジオラマを見つけた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/640秒 15mm ISO3200 )
012_240223072 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 12.トミーのプラレールジオラマ -2
子供たちのみならず、大人の写真愛好家も熱心にカメラを向けている。という私もその一人だが、見ていても楽しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )
013_240223074 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 13.トミーのプラレールジオラマ -3
この企画があることを知っていて、これを目的に来られているのだろうか? 母親がしゃがみ込んで坊やと一緒に観ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 24mm ISO3200 )
014_240223086 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 14.みなとみらい駅へのコンコース
午後1時半になった。会場を後にして、みなとみらい駅へと向かう。ここを通るたびに見ているのだが、駅へのコンコース(通路)の左手の壁面にトビやアブラゼミやアオスジアゲハなどの生物の画が描かれている。画の枠の下に「広告掲載のお問合せ パシフィコ横浜」と書かれているので、掲載主を待つ広告版なのだろうか。少々疲れた。CP+をしっかり見るためには2日くらいはかけないと十分ではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 10mm ISO1250 )

2024年3月29日

初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区

今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
 越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。

000_240220159 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園

022_240220093 X900 ◎ヒヨドリ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ヒヨドリ -1
ヒヨドリも梅の花の蜜を吸いに来ていた。ヒヨドリはムクドリと同じように日本では多く、ごく普通に見られる。wikipediaによれば、日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部(ルソン島)に分布するというが、そこでの生息数は少ないそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
023_240220116 X900 〇ヒヨドリ 思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.ヒヨドリ -2
ヒヨドリは、1本の樹に紅白の花を咲かせる「思いのまま(オモイノママ)」に移動した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO500 )
024_240220101 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.メジロ
緑萼だろうか、一重の白梅で吸蜜するメジロ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
025_240220106 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.スマホで撮影
見頃の梅は観梅に来た人たちの絶好の被写体になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO500 )
026_240220120 X900 〇思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 26.思いのまま(オモイノママ)
八重咲の咲分け品種「思いのまま」の由来は、品種改良の際に思うような色の花が出てこず、改良を手掛けた園芸家にとっては"思いのまま"に咲き分けてくれず、むしろ梅のほうが"思いのまま"に咲き分けることから命名されたようである。ChatGPTで、聞いてみたところ、「思いのまま」という品種以外にも、紅白に咲き分ける梅の木の品種はいくつか存在し、その中でも代表的なものを挙げると、「葉縁白梅(ようえんしろうめ)」、「春狂い(はるくるい)」、「双葉梅(ふたばうめ)」といった品種があるそうだ。それぞれの特徴も教えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 151mm ISO640 )
027_240220124 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 27.週末は「梅まつり」
この週の土曜日には毎年恒例の「梅まつり」が開催される。ちなみに保土ヶ谷公園梅園には40種90本の梅があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
028_240220141 X900 ◎全7犬 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 28.6匹のワンちゃん -1
今日も奥様方が愛犬を連れて散歩に来られていた。小型犬から中型犬の6匹が集まっていた。「撮らせてください」と声をかけてカメラを向けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 11mm ISO400 )
029_240220136 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 29.6匹のワンちゃん -2
乳母車に乗せられている2匹の小型犬は、そこに「Miniature Pinscher」という犬種名が書かれていた。右上の脚の長い中型犬は、ウィペットという犬種のようで、wikipediaで調べてみると「ウィペットとは、イギリスのイングランド原産のサイトハウンド犬種である。犬種名は鞭で打たれた馬のようにすばやく俊足で駆け回ることに由来していると考えられている。」と記されていた。他のワンちゃんたちの犬種は解らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 28mm ISO500 )
030_240220148 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 30.河津桜と幼稚園の子供たち -1
梅園を離れ、再び下池の方へ下りて来た。先生に引率された幼稚園の子供たちが河津桜の下をわんぱく広場の方へ歩いていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 30mm ISO400 )
031_240220163 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 31.河津桜と幼稚園の子供たち -2
手前に張り出した枝に咲く河津桜にピントを合わせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 46mm ISO800 )
032_240220166 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 32.河津桜と幼稚園の子供たち -3
此処を左へ上がるとバス通りの方へ、まっすぐ進むと公園の南側の出口だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO640 )
033_240220157 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 33.越冬していたキタテハ秋型
今日は格別に暖かいので飛び出してきた。翅を広げて日光浴をしている。だが、近づくと敏捷に飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
034_240220167 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 34.スズカケノキの実
何の実だろうかと思った。検索してみたところこれはスズカケノキの実だった。スズカケノキの別名はプラタナスである。昨年秋に横浜ビジネスパーク(YBP)で撮った紅葉しているプラタナスの写真を振り返ってみると、この写真の前段階の実が写っていた。wikipediaによれば、日本では街路樹として、モミジバスズカケノキ が多く使われる。モミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種である。このイガイガの丸い実はプラタナスの和名「スズカケノキ」の名前の由来にもなっているそうだ。山伏が山道を歩く時に身に着ける上着「篠懸(すずかけ)衣(い)」に、鈴玉のような装飾をつけていて、それをプラタナスの実に見立てた、というのがスズカケノキの名前の由来という。実を割ると、たくさんの綿毛がついた種子の集合体(集合果)である事がわかる。外見はまるでライチのようで「食べられる?」と思えるのだが、割ってみると食べらtれないことがわかるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO320 )
035_240220169 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 35.スズカケノキ(プラタナス)
これが実が成っていた木だ。私にはスズカケノキか、アメリカスズカケノキか区別はつかない。PictureThisで検索するとアメリカスズカケノキとあった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
036_240220183 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 36.キタキチョウ
キタキチョウも成虫で越冬する。暖かい日差しに目が覚めたのだろう、オオイヌノフグリの花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒220mm ISO500 )
037_240220185tm X900 ▲飛翔 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 37.飛んでいるキタキチョウ
下池と河津桜と散策する人物を背景にキタキチョウが飛ぶ姿が撮れた。決して合成写真ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒9mm ISO200 )
038_240220190 X900 オオキバナカタバミ 峰岡公園 RX10M4.jpg 38.オオキバナカタバミ(大黄花片喰・大黄花酢漿草)
近所の峰岡公園まで戻ってきた。オオキバナカタバミの花が咲いていた。wikipediaには、南アフリカ原産で、現在では世界各地の温帯に帰化植物として定着している。葉に紫褐色の斑点が多数見られることで他のカタバミと識別が可能。春先に鮮やかな黄色の花を多数咲かせる。別名キイロハナカタバミ。ヤマトシジミの食草の一つである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
039_240220197 X900 ◎アブラナ 峰岡公園 RX10M4.jpg 39.アブラナ(油菜)
昨秋、センニチコウやヒャクニチソウが咲き、クロマダラソテツシジミや、ツマグロヒョウモンで楽しませてもらった花壇が植え替えられてアブラナが咲いていた。wikipediaによれば、古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた作物で、別名としてナノハナ(菜の花)、ナタネ(菜種は正式な作物名である)などがあり、江戸時代には胡菜または蕓薹と呼ばれたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 56mm ISO200 )

2024年3月21日

舞岡公園 ② シジュウカラ 2024年2月13日 横浜市戸塚区

古民家へ戻ってきた。古民家の裏庭を見ながら縁側に座って一休みする。1、2株だが福寿草が鮮やかな黄色い花を咲かせていた。母屋の縁側には、赤い唐辛子がぶら下がっていた。
 一休みして古民家の門を出ると、谷戸へ下りる道が付いているところの木の枝に数羽の野鳥が来ていた。シジュウカラだった。ここも光がなかなか難しく上手く撮れない。
 天気は良かったが、北風が吹き、気温は15℃に届かなかった。ウソの雌雄とシジュウカラの撮影が楽しめたのでまあまあの半日だった。

000_240213204tm X700 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg
シジュウカラの顔(トリミング) 2024年2月13日 横浜市戸塚区 舞岡公園

022_240213160 X900 舞岡公園 古谷戸の里  RX10M4.jpg 22.鷹の爪
旧金子家母屋の縁側に、束にされた赤い唐辛子が釣り下がっていた。実をいうと鷹の爪かどうかわからない。例によってwikipediaなどで検索をしてみた。鷹の爪(タカノツメ)は、中南米を原産とするナス科トウガラシ属 (Capsicum) のトウガラシ(唐辛子、Capsicum annuum)の日本原産の一品種だそうだ。一般に流通する品種「天鷹」の約3倍の辛さがあり、香りも良いとされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 21mm ISO500 )
023_240213164 X900 舞岡公園 古谷戸の里 フクジュソウ RX10M4.jpg 23.フクジュソウ(福寿草) -1
旧金子家の裏には、僅かだったがフクジュソウの花が咲いていた。この時季はほかに花がないので、黄色い花が目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels<>br> 絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 9mm ISO3200 )
024_240213167 X900 舞岡公園 古谷戸の里 フクジュソウ RX10M4.jpg 24.フクジュソウ(福寿草) -2
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草である。毒草だそうだ。花期は早春であり、3~4cmの黄色い花を咲かせる。花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。そのため、太陽光に応じて開閉する(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)。写真では虫の姿は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000秒 164mm ISO2000 )
025_240213170m X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 25.シジュウカラ -1
古谷戸の里の門を出て、散策路に出ると、ぬかるみで通行止めになっていた畦道へ下りるところに、数羽の野鳥の姿があった。シジュウカラだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 220mm ISO3200 )
026_240213176 X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 26.シジュウカラ -2
陰に入ってしまって撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 143mm ISO3200 )
027_240213178 X900 ▲舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 27.シジュウカラ -3
地面に何か虫でも見つけたのだろうか。シジュウカラの食性は雑食で、果実、種子、昆虫やクモなどを食べる。地表でも樹上でも採食を行うそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 143mm ISO3200 )
028_240213183tm X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 28.シジュウカラ -4
地面に下りて何か咥えたように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/640秒 143mm ISO3200 )
029_240213184tm X900 〇舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 29.シジュウカラ -5
木の実のようなものを咥えていた。設定を怠って絞り優先( f11 ) で撮ってしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/800秒 143mm ISO3200 )
030_240213186tm X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 30.シジュウカラ -6
これは別の個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 140mm ISO3200 )
031_240213189tms X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 31.シジュウカラ -7
シジュウカラはスズメ目、シジュウカラ科、シジュウカラ属に分類される。大きさはスズメくらいである。日本では4亜種が留鳥として周年生息するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 140mm ISO3200 )
032_240213192stm X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ 飛翔 RX10M4.jpg 32.シジュウカラ -8
飛び立った。他の枝に写る。♂と♀の区別は、♂は喉から下尾筒にかけての黒い縦線が、♀と比較してより太いというが、前から見ないとよくわからない。この特徴的な黒い縦線はシジュウカラのネクタイというらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1000秒 140mm ISO3200 )
033_240213197 X900 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 33.シジュウカラ -9
何かを捕まえて木の枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
034_240213198 X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 34.シジュウカラ -10
捉えた獲物を木の枝の上で食べ始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
035_240213223 X900 ▲舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ 食事 RX10M4.jpg 35.シジュウカラ -11
これは何を捕まえたのだろうか?足のようなものが見えるがよくわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 215mm ISO2000 )
036_240213224 X900 舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 36.シジュウカラ -12
黒いネクタイが細い。♀なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
037_240213226 X900 ◎舞岡公園 古谷戸の里 シジュウカラ RX10M4.jpg 37.シジュウカラ -13
なかなか良い写真が撮れなかったが、10分ほどこのシジュウカラたちと過ごした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
038_240213232 X900 舞岡公園 古谷戸の里 マンサク RX10M4.jpg 38.マンサク(満作、万作、金縷梅)の蕾
wikipediaによれば、和名マンサクの語源は明らかでないが、早春に他の木に先駆けて花が咲くことから「まず咲く」「真っ先」が転訛した説、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」に由来するなどの説、あるいは花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説がある。秋は黄葉して黄色から橙色に色づき、落葉すると褐色に変わる。このように枝に着いたまま残っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
039_240213233 X900 舞岡公園 古谷戸の里 マンサク RX10M4.jpg 39.開花したマンサク
花は紐状の4本の花弁が特徴である。花の直径は3 ~4 cm、萼、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。花弁は長さ10 ~15mm、幅2 mmほどの細長いひも状でねじれる。萼片は長さ約3 mmの暗赤褐色で、円形で反り返る。アカバナマンサク という花弁の赤い品種も見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )

2024年3月18日

舞岡公園 ① ウソ 2024年2月13日 横浜市戸塚区

私は蝋梅(ロウバイ)の花が好きだ。その名の通り、渋いツヤのある蝋細工のようなレモンイエローが良い。舞岡公園のかっぱ池の脇にたった1本だけだが毎年この季節に花を咲かせるロウバイの木がある。この日はこのロウバイの花と、もし出会えたら野鳥の写真でも撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
 この季節にはいつも大勢の愛鳥写真家の人たちが三脚を立てているきざはし池あたりは、思ったより、その数は少なかった。
 かっぱ池のロウバイを撮りに行こうと瓜久保の家から歩いていくと、一人の方がカメラを片手に上を見ている。何かいるのだなと思い、その視線の先を見たがわからなかった。先にロウバイの花を撮って戻ってくると、先ほどのところでカメラを抱えている方が4~5人に増えていた。私もその仲間に加わる。シジュウカラより少し大きめの鳥が2羽いるようだ。枝が邪魔になり、日が当たらないところにいるので撮り難かった。

000_240213063tm X700 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg
ウソの♂ 2024年2月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240213001 X900 ホトケノザ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ホトケノザ(仏の座)
道端の可憐な花が咲いていた。道端や田畑の畦などによく見られる雑草である。茎は段々につくことから、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
002_240213004 X900 舞岡公園 瓜久保の家 RX10M4.jpg 2.瓜久保の家に咲く白梅
一重の白梅だが、PictureThisで写真を検索しても「ウメ」という種名までしか同定されない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO250 )
003_240213010 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 3.ロウバイ(蝋梅) -1
かっぱ池のロウバイは見頃だった。まだまだ蕾もある。wikipediaによれば、ロウバイは中国原産で、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蝋梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月。にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。(旧暦12月は現在の暦でいえば、12月下旬から2月上旬ころにあたる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 9mm ISO3200 )
004_240213015 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 4.ロウバイ -2 ロウバイは、ウメとはまったく関係ないロウバイ科である。梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて蝋梅と名が付いたと言われているそうだ。


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
005_240213022 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 5.ロウバイ -3
ロウバイの咲く散策路を幼稚園の子供たちが行く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO1000 )
006_240213033m X900 〇舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 6.瓜久保の白梅
瓜久保には数本の梅の木がある。これは白い一重の花を咲かせている。品種名は解らない。

S


ONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000秒 31mm ISO3200 )
007_240213039 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 7.瓜久保の紅梅
こちらの樹は二重の紅梅だ。寒紅梅のように見えるが定かではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
008_240213061t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg 8.ウソ (鷽)♂ -1
数人の人がカメラを向けている方向に、15cmくらいの鳥がいた。怖い口をしている。画の左上にカエデの枯葉が見える。楓の実を啄んでいるようだ撮っていた時は何という鳥かわからなかったが、帰宅して、山と渓谷社の文庫本 叶内拓哉著「くらべてわかる野鳥」を目を皿のようにして見て、ウソと同定した。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
009_240213068 X900 〇舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg 9.ウソ ♂ -2
ウソをwkipediaで検索してみた。そこにあった写真は、私が撮ったのと少し違うようで、学名がPyrrhula pyrrhula pileataという別亜種のようだ。ウソは、日本では漂鳥または冬鳥として全国に広く分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240213072t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 10.ウソ ♂ -3
アカウソ(Pyrrhula pyrrhula pyrracea)という亜種がいるが、私が撮ったのはウソ(Pyrrhula pyrrhula griseiventris) のようである。露出を+補正して撮ったが、それでも背景の明るさに引っ張られてしまい、結局、ソフトで補正せざるをえなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
011_240213080t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ 実を啄む RX10M4.jpg 11.ウソ ♂ -4 少し明るいところへでてきてくれたが、後姿になってしまった。尾の羽が黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
012_240213088m X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 12.ウソ ♂ -5
鋭い嘴を持っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
013_240213098s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 13.ウソ ♂ -6
ウソの名前の由来は「嘘・本当」のうそではなく、口笛を意味する古語「うそ」とされているそうだ。 ウソの鳴き声は普段聞く機会の多いヒヨドリの「ヒーヨ」と比べると、少し低め、弱めでやわらかい感じがして、まさに人の口笛にそっくりという。今回その鳴き声は聞けなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
014_240213104 X900 〇舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀ RX10M4.jpg 14.ウソ ♀ -1
少し離れたところにもう1羽いた。この個体の頬は赤みを帯びている。♀である。カエデの実を咥えている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO320 )
015_240213108 X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 15.ウソ ♀ -2
頬からのどの下にかけて赤みを帯びる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
016_240213112 X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 16.ウソ ♀ -3
1/2000秒に設定していたので手振れも少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
017_240213128s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 17.ウソ ♀ -4
黒い瞳が目立つ。その瞳ほどのカエデのみを啄んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
018_240213143s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀ RX10M4.jpg 18.ウソ ♀ -5
時々、止まるところを変えるが、ほとんど移動しない。飛び立つ瞬間が撮れないかと狙ったがダメだった。ウソばかり11葉の画を並べてしまったが、初めて見た野鳥の撮影を炭素日むことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
019_240213153 X900 〇舞岡公園 かっぱ池  RX10M4.jpg 19.ウソを撮る野鳥愛好者
いつの間にかウソのいた木には10人近くの人たちが集まってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 15mm ISO3200 )
020_240213147 X900 舞岡公園 かっぱ池 アオキ  RX10M4.jpg 20.アオキ(青木)の実
wikipediaなどで調べてみると、和名アオキの由来は、四季を通じて常緑で、葉のほか枝も常に緑色であることから名付けられているという。常緑の低木で高さは0.5m~3m ほどで、枝は太く緑色である。幹も緑色で光合成をおこなうという。アオキガ目につくようになるのは、秋になって、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟すころで、12月~翌年5月ころまでその実は付いている。アオキの果実は、大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけで、小鳥たちにとって摂食優先度は低く、食べ物がなくなった3月ごろなってから赤く熟した果実が野鳥に食べられるようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 147mm ISO400 )
021_240213148 X900 舞岡公園 かっぱ池 アオキ  RX10M4.jpg 21.アオキの新芽
その青木に新芽が出ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO400 )