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2024年2月20日

新年の帷子川 冬鳥 2024年1月12日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔

  やっと昨年秋から暮れにかけての積み残しをアップし終えた。ひと月以上後追いになっている。
 昨年、オナガガモが飛来してこなかったので、どうしたのかなと思い、帷子川へ見に行った。この日は朝は寒かったが、日中は14℃になるそうだ。オナガガモは例年、星川駅につながる星川下橋から常盤橋の間に縄張りがあるようだが、そこには姿がなかった。だが、常盤橋から愛染橋の間にキンクロハジロ、ホシハジロに混じって2~3羽のオナガガモがいた。この冬初めて見た。
 さすがに、昨秋はきれいだったサクラの紅葉も、すべて落ちてしまっていた。横浜ビジネスパークのプラタナスは、色は褪せてしまってはいたが、葉が数葉しがみつくように付いていた。

000_240112023 X700 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg
この冬初めて見たオナガガモ♂ 2024年1月12日 横浜市保土ヶ谷区帷子川

001_240112012 X900 帷子川 RX10M4.jpg 1.キンクロハジロ
常盤橋より下流にはキンクロハジロが群れを作って浮かんでいた。例年の眺めである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 216mm ISO400 )
002_240112014 X900 帷子川 RX10M4.jpg 2.オナガガモとキンクロハジロ
常盤橋と愛染橋の間でキンクロハジロに混ざって泳いでいるオナガガモ数羽を見つけた。今シーズン初めてであり、姿を見て何か安心した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO200 )
003_240112028 X900 〇帷子川 ユリカモメ RX10M4.jpg 3.ユリカモメ
ユリカモメも2~3km先の河口から上がってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 200mm ISO160 )
004_240112031 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 4.飛び立つキンクロハジロ♂
いつも落ち着いて泳いでいるキンクロハジロが、助走して飛びたった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 76mm ISO200 )
005_240112045 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 5.キンクロハジロの追いかけごっこ
ChatGPTで「キンクロハジロという冬鳥が川で追いかけごっこをするように、1羽が他の1羽を追いかける様子を見ました。これはどういう行動なのでしょうか」と聞いてみたところ、「キンクロハジロが川で追いかけごっこをする様子は、おそらく縄張りの確立や社会的な関係の構築に関連しています。冬鳥の中には、自分の縄張りを守るために他の個体を追いかけたり、縄張り内での地位や階層を確立するために行動するものがいます。追いかけごっこは、そのような行動の一形態として見られることがあります。また、遊びや運動として行われることもありますが、その場合でも、社会的な繋がりやコミュニケーションを築くための手段として機能する可能性があります。」という的を得た回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 140mm ISO250 )
006_240112065 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 6.ユリカモメ -1
常盤橋の欄干で羽を休めるユリカモメの顔を撮った。眼の後ろの黒い模様がユリカモメの特徴である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO125 )
007_240112082 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 7.ユリカモメ -2
常盤橋の欄干に止まって、愛染橋を振り返るユリカモメ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 60mm ISO100 )
008_240112074 X900 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg 8.オナガガモ♂
オナガガモの数はまだ少ない。帷子川に来るカモの仲間では一番姿が大きく立派である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO250 )
009_240112089 X900 ◎帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 9.毛繕いするホシハジロ
バランスをとって泳ぐ脚が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 143mm ISO160 )
010_240112092 X900 ◎帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 10.羽ばたくホシハジロ
wikipediaを見ると、「食性は植物食傾向の雑食で、種子、葉、芽、地下茎、魚類、両生類やその幼生、昆虫、甲殻類、軟体動物、環形動物などを食べる」とあった。潜るところをあまり見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 143mm ISO250 )
011_240112098 X900 〇帷子川 桜並木 RX10M4.jpg 11.帷子川河畔の桜並木
美しく紅葉していたサクラの葉もすっかり落ちてしまった。花の季節ももうすぐやって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 13mm ISO100 )
012_240112116 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 12.餌を投げる
同じ方かどうかわからないが、この日も橋の上から餌を投げている方がいた。川面にいるカモたちに投げているのだと思うが、ユリカモメは空中で咥える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 )
013_240112127tm X900 ◎帷子川 メジロの目RX10M4.jpg 13.メジロの目
河畔の枯れた枝にメジロが来た。枝と枝の間からメジロの顔が撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 120mm ISO100 )
014_240114019  X900 BP RX10M4.jpg 14.その後のプラタナス
2日後の2月14日、AEONで買い物をした後、昨年12月に真っ赤に紅葉していた横浜ビジネスパークのプラタナスは、その後どうなっているか気になって、ちょっと寄ってみた。さすがその美しかった葉はほとんど落ちていたが、色こそ褪せているものの数葉がまだ、しがみつくように付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/640秒 84mm ISO100 )
015_240114042 X900 〇帷子川 ボート RX10M4.jpg 15.カヌーの練習
午後1時半過ぎ、愛染橋のあたりで、川面にポールを立ててカヌーの練習をしているシーンを見た。始めて見る光景だ。赤いウインドブレーカーを着ている人がインストラクターのようである。当然、キンクロハジロたちはそこからいなくなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO200 )
016_240114046 X900 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg 16.オナガガモの♂と♀
2羽が並んで泳いでいた。オナガガモはユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれが温帯域へ渡る。日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られるそうだ。ここは越冬地である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO1250 )

2024年2月 1日

カワウ 巣作りの準備 2023年12月18日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川

オナガガモがなかなかやって来ないのが気になっていたのでどうだろうかと、また帷子川の水鳥を見に行ってきた。
 この日は午後に行ってみたのだが、珍しい光景を見た。どうやらつがいのようであるが、2羽のカワウが木片を咥えている。調べてみるとカワウは巣造りに木の枝を使うそうだ。「日本野鳥の会」のページでは、カワウは場所により繁殖の期間に大きな違いが見られるというが、東京都台東区の上野不忍池では、初秋から初夏までほぼ1年中繁殖活動がみられ、9月から11月と、2月から4月の年2回繁殖のピークがみられるそうだ。また、繁殖期になると頭部と腰部に白い繁殖羽が生じ、目の下の露出部が赤くなる。また、下嘴の付け根の黄色い露出部は黒が混ざりオリーブ色に見えるという記述もあった。先の12月6日に撮った写真では、その時はこれは幼鳥かと思ったのだが、ここでいう繁殖期になると頭部と腰部に白い繁殖羽が生じるという特徴が出ている個体がいた。
 キンクロハジロ、ホシハジロは例年通りみられるが、今シーズンはまだ、オナガガモの姿を見ていない。オナガガモは、秋から冬になるとロシア東部や極東などから渡来して越冬する冬鳥である。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれが温帯地帯へ渡って来る。日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られ、北海道では春秋の渡り時期に通過するという。今シーズンは温暖化の影響があるのだろうか。先シーズンは確認できていないが、それ以前では2021年11月15日にその姿を確認している。

000_231218011 X700 帷子川 RX10M4.jpg
潜った後、川面に姿を現したカワウ 2023年11月18日 横浜市保土ヶ谷区帷子川

001_231218005 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 1.川面に姿を現したカワウ
川面のカワウを見ていると、しばしば潜っては、潜ったところから20〜30m離れた川面に姿を見せていた。カワウの特徴の一ひとつである瞳がエメラルドグリーンに輝いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 181mm ISO250 )
002_231218007 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 2.カワウの巣造りの準備 -1
鵜の仲間は日本で4種が繁殖する。そのうちカワウのみが木の枝で営巣するのに対して、ウミウ、ヒメウ、チシマウガラスは海岸の岩場で営巣するそうだ。カワウは、ため池や湖沼などの水辺の樹の枝上に、枯れ枝などを使ったお椀形の巣をつくり、しばしばサギ類と混じって繁殖するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO500 )
003_231218008 X900 ◎帷子川 カワウ RX10M4.jpg 3.カワウの巣造りの準備 -2
巣は、木の細い枝や枯れ草、青葉等を直径40cm~60cmの皿型に組み合わせて造るというが、 巣材運びは唯一雌雄の分担が顕著に見られる行動で、主に雄が運び、雌が巣作りを行なうという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO500 )
004_231218015 X900 帷子川 オオバン RX10M4.jpg 4.オオバン
帷子川では、数年前まではほとんど見らtれなかったが、ここ2、3年はよく見るようになった。wikipediaによれば、オオバンは夏季にヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠などへ南下し越冬する。日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 217mm ISO3200 )
005_231218020 X900 帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 5.ホシハジロ
wikipediaによれば、ホシハジロはヨーロッパからシベリア(バイカル湖)までの地域で繁殖し、日本では冬季に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖するそうだ。背に星屑の模様があり、翼に白帯がでるので星羽白の和名がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2000 )
006_231218027 X900 帷子川 RX10M4.jpg 6.キンクロハジロ♀
ホシハジロの♀かと思ったら、これはキンクロハジロの♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
007_231218029 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 7.カワウの巣造りの準備 -3
カワウが枯れた小枝を運んでいる。雌雄は区別できない。いろいろネットで検索してみたが雌雄の差を明確に説明しているものは見つからなかった。帷子川のカワウはどこに巣を作るのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
008_231218038 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 8.ホシハジロ♂
帷子川では、ホシハジロはキンクロハジロと同じエリアにいる。今年はまだ見ていないが、オナガガモは、柳橋から常盤橋の間に浮かび、そこから下流の古町橋までの間にキンクロハジロとホシハジロが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
009_231218039 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 9.キンクロハジロ♂
虹彩は黄色で、和名の「キン」の由来になっている。シベリア、ヨーロッパ北部などのユーラシア大陸北部で繁殖し、日本では渡り鳥として、冬季に九州以北に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。時々、見ずに潜るがその姿がユーモラスである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2500 )
010_231218045 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 10.2羽のカワウ
川の石堤に2羽のカワウがいた。この2羽はペアなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 )
011_231218046 X900 帷子川 RX10M4.jpg 11.タイワンリス
タイワンリスは舞岡公園ではしばしば見るが、この付近では初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 129mm ISO2500 )
012_231218051 X900 帷子川 RX10M4.jpg 12.餌投げ -1 常盤橋と柳橋の間で鳥たちに、パンくずか何かの餌を投げている人がいた。キンクロハジロとホシハジロに混じってユリカモメが空中戦で参加している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO250 )
013_231218055 X900 帷子川 RX10M4.jpg 13.餌付け -2
キンクロハジロとホシハジロが競って食べていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 )
014_231218059 X900 帷子川 日陰 RX10M4.jpg 14.黄葉と紅葉
川沿いの桜の葉はほとんどが落ちてしまった。右手に植えられたドウダンツツジもいつもより赤く紅葉していたが、色が褪せてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 19mm ISO320 )

2024年1月20日

帷子川散策 桜の黄葉 2023年12月6日 横浜市保土ヶ谷区

昨年の秋は、街を歩いていると、桜の葉が綺麗に黄葉しているのをよく見かけた。例年は朽ちて落ちていくのだが、昨年はしっかりと葉が残っていた。改めて桜の紅葉もきれいだなと思った。桜のみならず、多くの落葉樹の黄葉が綺麗だ。
 この日は、快晴の下、冬鳥の飛来状況と、この落葉樹の黄葉を見ようと帷子川河畔を歩いた。

000_231206088 X700 ◎帷子川 RX10M4.jpg
帷子川河畔の桜並木の黄葉 2023年12月6日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔

001_231206005 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 1.羽を広げる鵜
川岸に3羽の鵜がいて、羽を広げて日光浴をしている。気持ちが良いのだろうと思う。午前10時半だ。日本にいる4種の鵜では、カワウ以外の3種類は主に海で暮らしていて、カワウだけが内陸にも数多く進出しているというが、ここは海にも近い。また、カワウは羽を広げていることが多いという。それは羽を乾かす動作だそうだ。潜ると羽毛は濡れてしまうので、乾かさなければ重たくて飛ぶことも難しくなるため、乾かしてる。ウミウかな、カワウかなと、同定ができないでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 196mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_231206008 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 2.カワウ?
見たとき、この初めて見る鳥は何だろうと思った。顔の嘴基部の黄色い部分は、カワウのようだし、あるいは、これはウミウの幼鳥かと思ったが、頭部が白いのは夏羽の特徴のようだ。同定が難しい。虹彩が鮮やかなエメラルドグリーンであるが、これもカワウの特徴という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
003_231206010 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 3.サクラの黄葉とキンクロハジロ
桜の葉は傷みも少なく、きれいにオレンジ色になった多くの葉が付いている。川面にいるのはキンクロハジロのみだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 35mm ISO1000 ) 露出補正 なし
004_231206016 X900 〇帷子川 ウミウ RX10M4.jpg 4.カワウ?
羽を拡げている。はっきりカワウと同定できない。調べてみると、日本での鵜飼いにはウミウが用いられるが、中国ではカワウが用いられる。これはウミウの方がカワウより大きいこと、中国ではウミウよりカワウが多いことによるという。全国で唯一のウミウの捕獲・供給地が伊師浜海岸(茨城県)にあり、全国12箇所の鵜飼地のうち、長良川をはじめとする11箇所へ供給しているそうだ。ならばここ帷子川にいるのはカワウであろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 196mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_231206046 X900 帷子川 RX10M4.jpg 5.鯉
憎たらしいほど黒くて大きな鯉が悠々と泳いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 160mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_231206050 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 6.キンクロハジロ
帷子川に来ているのは、いまはキンクロハジロがほとんどである。右側にいるのは♀と思う。オナガガモは見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 160mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_231206063 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 7.桜並木と天王町駅
帷子川の古市橋と相鉄線天王町駅を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_231206064 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 8.サクラの黄葉
落葉せず、美しく黄葉する桜の葉

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_231206066 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 9.帷子川河畔の集合住宅
帷子川河畔には多くの集合住宅が建っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_231206070 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 10.帷子川の左岸 -1
帷子川の桜並木は愛犬を散歩させている方の姿が多い。車は通らないので安全だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 41mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_231206074 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 11.帷子川の左岸 -2
黄葉した桜の葉は傷がなく美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_231206086t X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 12.帷子川の左岸 -3
上流の方をみると、赤い帽子を被った女の子が落ち葉を拾っていた。お母さんはじっと見守っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_231206097 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 13.密集する桜の葉
この秋は、桜の黄葉した葉が落葉せずに付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_231206101 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 14.椿の花 -1
ピンク色のきれいな椿の花だった。ピンク色の八重の椿も品種が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_231206104 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 15.椿の花 -2
種としてはカメリア属のヤブツバキ(藪椿)のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_231206109 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 16.ユリカモメ
ここから河口(横浜港)まで4kmほどである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_231206123 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 17.カワウ
カワウと同定することにした。時々潜っている。潜って水面に現れるところは、潜ったところから数10m離れたところだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 212mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_231206131tm X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 18.キンクロハジロと鯉
棲み分けているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_231206134 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 19.常盤橋から下流を眺める
今年の春は、改めて花を咲かせるこれらの桜を見ようと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_231206148 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 20.アオサギ
河岸の石堤にアオサギが止まっていた。エサを探しているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 180mm ISO1600 ) 露出補正 なし
021_231206154 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 21.黄葉したサクラの葉とキンクロハジロ
例年ならば、星川下橋と常盤橋の間の、この辺りにはオナガガモが多いのだが、この冬は全く姿が見られない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_231206163 X900 帷子川 三井パークシティ横浜桜並木 RX10M4.jpg 22.街路樹の桜
そろそろ帰ろうと水道通りを歩く。水道通りの街路樹の桜の殆どは葉を落としていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_231206171 X900 帷子川 水道道 川辺公園 RX10M4.jpg 23.川辺公園の銀杏
水道道りと帷子川の間に川辺公園という小さな児童公園がある。昨年秋はここの銀杏もきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_231206180 X900 帷子川 三井パークシティ横浜 ケヤキ並木 RX10M4.jpg 24.ケヤキ並木
水道通りから国道16号へ抜ける道の右側には立派な高層住宅が建っている。そこにあるケヤキ並木も葉が黄色くなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
025_231206184 X900 帷子川 三井パークシティ横浜 ケヤキ並木 RX10M4.jpg 25.ケヤキの黄葉
ケヤキノの葉も、きれいに黄葉しているところがあった。この秋の市街地の落葉樹の黄葉は例年よりきれいだったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし

2023年6月 3日

クモガタヒョウモン、オナガアゲハ、ウスバシロチョウ 2023年4月27日 八王子市郊外

今年は桜の開花で代表されるように春が早くやってきた。だが、その後は気温の低い日もあって、蝶の発生時期が不安定のように思う。
 この日の狙いは、ミツバウツギの花に来るアオバセセリである。昨年は4月28日にここに来て、ミツバウツギの花に飛来したアオバセセリをとることができた。今年はどうなのか手探りである。クモガタヒョウモンも昨年は少数見ることができたが、今年はどうだろうか。
 ミツバウツギの花は開花していた。午前9時に現地に到着した。気温はまだ低い。アオバセセリが来るミツバウツギのポイントへ行ってみるが、その姿はなかった。再び、ハルジオンの咲くところへ戻る。気温の上昇とともにウスバシロチョウの数が多くなる。昼近くになって、クモガタヒョウモンの飛翔を見かけた。
 オナガアゲハは♀を撮りたかったが現れてくれなかった。まだ、発生初期のようだ。

000_230427327t X700 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg
ハルジオンに来たクモガタヒョウモン 2023年4月27日 東京都八王子市郊外

001_230427001 X900 八王子城跡 RX10M4.jpg 1.ヤマツツジ
昨年来た時もヤマツツジが咲いていた。傍にいた公園を管理されてる方に訊ねてみると、「先週から咲き始めました」ということだった。ということは昨年とほぼ同じ状況ということか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 44mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230427003 X900 八王子城跡 ミツバウツギ RX10M4.jpg 2.ミツバウツギ
ミツバウツギの蕾が開きかけていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_230427009m X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 3.コミスジ
ミスジチョウかと期待したが、コミスジだった。でも、きれいな個体であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_230427016 X800 八王子城跡 RX10M4.jpg 4.フジ(藤)
フジの花が咲いていた。フジなのか、ヤマフジなのかはわからなかった。wikipediaを検索するとヤマフジについて「なお、フジの野生品、あるいは山にあるフジ、ということでフジのことをヤマフジという事例があり、ネット上ではそのような誤用が結構見られるので注意を要する。」という記述があった。フジとヤマフジの違いとしては、フジではつるは左巻き、成葉はほぼ無毛であるのに対して、ヤマフジではつるは右巻きというが、写真ではわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
005_230427026 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 5.クロヒカゲ
山地性のチョウである。ここでは個体数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
006_230427032 x)00 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 6.ウスバシロチョウ -1
アオバセセリのポイントまで行ってきて、再びハルジオンが咲くところへ戻ってきた。11時近くになり、翔ぶウスバシロチョウの数が増えてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230427038 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 7.ウスバシロチョウ -2
次々とハルジオンの花に来ては吸蜜を始める。ここでは安定して個体数は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_230427259 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 8.ウスバシロチョウ -2
薄紫のハルジオンで吸蜜する。♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230427044 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -1
ベニシジミの春型は、前翅一面のオレンジ色が鮮やかで、ことさら可憐な蝶である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230427269 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 10.ベニシジミ -2
カメラをマクロに持ち替えて撮った。ポートレート的にきれいに撮ってあげられたと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230427054 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 11.ムラサキシジミ 越冬個体
何が翔んできたのかと思ったらムラサキシジミだった。ムラサキシジミは年に3回ほど発生するが、晩秋に羽化した個体は越冬し5月まで飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_230427070 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 12.ミツバウツギに来たウスバシロチョウ
路傍に咲くミツバウツギにウスバシロチョウが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230427078t X900 ◎八王子城跡 性標 RX10M4.jpg 13.クモガタヒョウモン♂開翅
昼近くになって、クモガタヒョウモンが活発に飛びまわる姿が見られるようになった。この日翔んでいたクモガタヒョウモンはすべて♂だった。前翅には、はっきりとした性標が見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_230427085m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 14.クモガタヒョウモン -1
正面に向き合った。目がクリクリとして精悍である。実は、あまりよく見えていないようだ。昆虫の目は複眼で、視力は0.01以下しかないという。 さらに眼の構造上、私たちのようには立体視ができない。 目が悪くて、立体視もできないような世界でありながらも、飛んでいる虫を自分も飛びながら捕らえ、障害物をサッと避けることができるのだ。触覚や聴覚など、優れた高感度センサーを身体中にまとい、そこから得られる情報をできる限り分散脳で処理し、環境の変化に迅速に対応できるようにしたのだという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_230427098 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 15.クモガタヒョウモン -2
クモガタヒョウモンの後翅裏側は本種特有のオリーブ色である。ヒョウモンの仲間で裏面の模様がほとんどないのは本種のみ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_230427109 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 16.クモガタヒョウモン -3
春になって最初に見るのはツマグロヒョウモンだが、このクモガタヒョウモンも他のヒョウモンチョウより早く、5月中旬から出現するという。まだ、4月末である。やはり、今年は発生が早いのだろう。暑さを避けて「夏眠」するので、真夏にはいったん姿を消し、秋に再び現れる。その時は損傷した個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230427300 X900 △八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 17.クモガタヒョウモン -4
吸蜜していたハルジオンの花から飛び立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230427309 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 18.ウスバシロチョウ -3
1週間ほど前に訪れた武蔵嵐山でも多くのウスバシロチョウを見た。近年、ウスバシロチョウの発生時期も早くなっているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230427156 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 19.カラスアゲハ♀
渓谷沿いに咲くミツバウツギの花にカラスアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
020_230427170t X900 〇八王子城跡 クサイチゴ RX10M4.jpg 20.オナガアゲハ♂ -1
地表近くに咲くクサイチゴの花でオナガアゲハが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_230427173m X900 八王子城跡 クサイチゴ RX10M4.jpg 21.オナガアゲハ♂ -2
開翅したところを撮れた。♂の特徴である後翅前縁の白斑が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO320 ) 露出補正 なし
022_230427327t X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 22.クモガタヒョウモン -5
♀を撮りたいと思ったが、まだ発生していないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230427194m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 23.ウスバシロチョウ -4
吸蜜に忙しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_230427220tm X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 24.オナガアゲハ♂裏面
後翅裏面の橙色の模様が美しい。♀はもっときれいなのだが。クロアゲハに比べて翅が細い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_230427225 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 25.オナガアゲハ♂ -3
この個体は長い間ハルジオンの花の周りを翔び、翅に花粉を付けていた。吸蜜する花を換えていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_230427346 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 26.オナガアゲハ♂ -4
この個体はしばらく離れないで、私の相手をしてくれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_230427237m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 27.オナガアゲハ開翅
翔び疲れたのだろうか、葉の上に翅を広げてベッタリと止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_230427242t X900 ◎八王子城跡 ナンバンカラムシ RX10M4.jpg 28.ウスバシロチョウ開翅
ウスバシロチョウもまた近くの葉の上に止まり、羽を開いて休んでいるようだ。昼前の姿とは違う。2時半になった。本命のアオバセセリには会えなかったが、新鮮なクモガタヒョウモンと翅に傷のないオナガアゲハを撮影できたのは良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし

2023年3月24日

舞岡公園「写真展 生き物たち」/ コジュケイに驚く 2023年3月8日

3月に入ってJPS昆虫切手研究会のSさんからメールをいただき、3月4日から12日まで、第8回「写真展 生き物たち」が舞岡ふるさと村「虹の家」で開催されていることを知った。昨年12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが昨年7月に舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、掲載されることになった。そして、12月25日に日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOONによるオンラインで開催された。恐る恐る参加したが、その際、舞岡での「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。そんなことがあって、今回の「写真展 生き物たち」に足を運びたいと思ったのだ。
 舞岡公園へ年数回行くようになって、かれこれ20年になるが、マイカー以外で行ったことがない。そろそろ運転免許も返上しなくてはならないかなと自覚している。そこで今回は電車とバスを利用して行ってみた。横浜から根岸線で本郷台へ行き、そこからバスで小菅ヶ谷北公園まで乗って舞岡公園の南門から入った。マイカーで行くのとでは倍時間がかかる。
 南門を入って歩き出してしばらくすると、彼方で「チョットコイ」と鳴くのが聞こえた。すると、左側から「チョットコイ」という大きな声が聞こえて驚いた。遊歩道の藪の隙間からコジュケイが喉の奥まで見せて声を張り上げていた。そろそろ繁殖期なのだろう。
 途中、アオジもいた。かっぱ池では、何人かの方々がカメラを向けていた。「何がいますか?」と訊ねてみると「池の向こう側にカワセミがいます」と教えてくださった。ファインダーで捉えるのに少々時間がかかった。
 そこから、北門を出て、坂下口から、「虹の家」へ向かった。4年ぶりの開催という「第8回 写真展生き物たち」の会場に入ると、すぐ、Gさんにお会いすることができた。ピントの素晴らしくシャープな数々の作品を拝見した。Gさんは日本自然写真協会に2019年SSP大賞を受賞されておられる。また、「表裏ツーショット」という、翅表と裏面を見せる同じ種の蝶2頭の写真を10数葉出展されていたTさんともお話しできた。2棟のチョウをともにピントが合うように撮るのはなかなか難しいことはよく承知している。
 「虹の家」からの帰り道は、舞岡八幡宮にお参りした時間を除くと、横浜市営地下鉄の舞岡駅まで歩いて5分ほどだった。

000_230308036 X700 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg
大きな声で鳴くコジュケイ 2023年3月8日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_23030809m X900 ◎舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 1.ミツマタ (三椏)
季節は移り変わっていく。ミツマタの花期は3 - 4月で三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。花には花弁がなく、筒状で先端が4裂した萼筒がつき、外側に白い細かい毛が密生して、内側が黄色い。樹皮は繊維質が強く、和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 118mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230308035 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 2.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)
遊歩道を歩いているとアオジがいた。アオジはここではおなじみの野鳥だ。ホオジロの仲間で、きれいな緑や黄色は、薄暗いところでは自然に溶け込み目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_230308041 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 3.コジュケイ(小綬鶏) -1
南門から入って水車小屋の方へあるくと、コジュケイの「チョットコイ」と鳴く声が聞こえてきた。少し離れているようだが、どこにいるのかなとみていると、突然、ごく近くで「チョットコイ」が聞こえた。ふと見ると、道端から2mほど入った藪の隙間にコジュケイの鳴く姿があった。もちろん別の個体である。急いでシャッターを切ったが、驚くほど大きな声だった。喉の奥まで見えるように口を開けて叫んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230308050 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ ウィンク RX10M4.jpg 4.コジュケイ -2
コジュケイが口をつぐむ。wikipediaによれば、日本にはペットとして台湾種テッケイ(台湾語:tek-ke/竹雞)が移入された。狩猟用に基亜種が1919年に東京都や神奈川県で(1915年には既に脱走していたとされる、亜種テッケイが1933年に埼玉県や兵庫県で放鳥された。身体に似合わぬ大きな声で鳴き、それが「チョットコイ、チョットコイ」と聞こえることから、「警官鳥」と俗称されることがあった。日本では岩手県以南の太平洋沿岸、四国、九州などで繁殖しているという。「チョットコイ」という鳴き声は比較的よく聴くが、姿を見せることはなかなかないという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_230308052tm X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 5.コジュケイ -3
コジュケイのオスは繁殖期になると「チョットコイ チョットコイ」と聞こえる大きな鳴き声を盛んに出すようになるという。コジュケイの繁殖期は4~6月だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230308057 X900 舞岡公園 コジュケイ 左向き RX10M4.jpg 6.コジュケイ -4
左を向いて右頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230308062 X900 〇舞岡公園 コジュケイ 右向き RX10M4.jpg 7.コジュケイ -5
右を向いて左頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_230308076 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 8.コジュケイ -6
もう1頭いるようだが、姿を見せない。コジュケイはキジの仲間で、大きさは28~33cmほど。ほとんど飛ばない。飛んでも長い距離は飛ばないようだ。しばらく粘ったがこれ以上藪から出てくることはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_230308084 X900 〇舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 9.サンシュユ(山茱萸)が咲く谷戸
サンシュユは中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせる。俳句の季語は春だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1600秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_230308085 X900 ◎舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 10.サンシュユ
難しい名前だが、サンシュユは 中国名「山茱萸」の音読み。日本に渡来したのは江戸中期だそうだ。「山茱萸」の 「茱萸」はグミのことで、 秋にはグミのような実がなる。 赤く熟し、食べられるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_230308092 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.古民家の葺き替え完了
ちょうどひと月前の2月8日にここに来たときは、小谷戸の里の納屋と母屋の茅葺屋根葺き替え工事が始められていたが、きれいに完了していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1600秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230308102m X900 △舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 12.モンシロチョウ♂
良い写真ではないが、モンシロチョウが飛び始めていた。春の発生は例年3月中旬だが、今年は早いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_230308108 X900 △舞岡公園 RX10M4.jpg 13.カワセミ(翡翠、翡翆、魚狗、川蟬)
 -1 かっぱ池を前にして何人かの方々が、カメラを構えていた。どこに何がいるのかわからない。時々をお会いする方もおられたので挨拶して「何がいるのですか?」と訊ねてみたところ、カワセミが池の向こう側にいると教えてくださった。どこにいるのか、なかなか見つけられなかったが、やっとファインダーで捉えることができた。カワセミは、川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗など、それを表す(読む)漢字が沢山ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230308112 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 14.カワセミ -2
カワセミはずっと池を見ている。カワセミは肉食である。エサ(魚、昆虫)を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_230308158tm X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 15.カワセミ -3
時々飛び立っては、水面を叩くようにくちばしを池に突っ込む。そしてまた、適当な水草の枯れた枝に陣を張る。水を叩く瞬間を撮りたかったが駄目だった。嘴の下側の色から♀のように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_230308169 X900 〇舞岡町小川アメニティ ミツマタ RX10M4.jpg 16.舞岡町小川アメニティに咲くミツマタ
舞岡公園の北門を出て、坂下口のバス停へ出る。そこから左へ行くと横浜市営地下鉄の舞岡駅だが、道の左側にせせらぎが流れ、舞岡町小川アメニティと名付けられている。大きなミツマタの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_230308176 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 17.舞岡ふるさと村「虹の家」
しばらく歩くと、第8回「写真展 生き物たち」の会場である舞岡ふるさと村「虹の家」に着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1600秒 14mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_230308189 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 18.第8回「写真展 生き物たち」 -1
中に入ると、野鳥、蝶、生き物たちの多くの作品が張られたパネルが5枚くらいあったろうか。GさんとTさんの説明を聞きながら、丹念に見させていただいた。どれも良い作品である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_230308178 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 19.第8回「写真展 生き物たち」 -2
Gさんの作品は「庭の野鳥たち」というタイトルの写真だった。シジュウカラの巣立ちや、メジロの写真の構図がとても良いと思った。チョウの写真もミズイロオナガシジミなど良い構図の作品があった。帰宅してGさんの「案山子」というブログも拝見したが、アップされている作品はいずれもシャープなピントで"高品質"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
020_230308183 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 20.第8回「写真展 生き物たち」 -3
Tさんお写真は"表裏ツーショット"というタイトルで、全部で14種のチョウの表が見える個体と、裏が見える個体の2頭が1枚の構図の中に収まっている写真がそれぞれ1枚、計14枚あった。これはすごいと思った。2頭のチョウを両方ともピントが合うように撮るのはなかなか難しい。しかもそれが"表裏ツーショット"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO1200 ) 露出補正 なし
021_230308202 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 21.舞岡八幡宮 -1
1時間ほど作品を鑑賞しながら、Gさん、Tさんと蝶談義をさせていただき楽しい時間を過ごさせていただいた。12時過ぎに「虹の家」を退出し舞岡駅へ向かう。途中の左側に舞岡八幡宮というお宮さんがあった。舞岡八幡宮は、1302年に起きた白旗が空に舞うという奇怪な出来事を機にこの地を「舞岡村」と呼ぶようになり、神社も建立されたといわれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO1000 ) 露出補正 なし
022_230308207 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 22.舞岡八幡宮 -2
河津桜が咲いていて、メジロの写真を撮っている方がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230308209 X900 〇舞岡町小川アメニティ ロウバイ RX10M4.jpg 23.ロウバイ
ひと月前に舞岡公園のかっぱ池の傍に咲くロウバイの花を撮ったが、舞岡町小川アメニティにまだいっぱい花をつけたロウバイの木があった。黄色が濃いように見えた。そこからはすぐに地下鉄の舞岡駅に着いた。半日だったが今日は楽しい時間を過ごすことができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年2月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (20) 2022年

2022年はコロナの時代になって3年目の年だった。年明けとともに感染者数は再び増え始めた。4月、5月、6月と、落ち着いたものの、7月に入って、オミクロンという変異株により再び新規感染者数が増加、第7波が到来、9月末には収まり、重症化率も下がってきた。これで終息するのかと思いもしたが11月からまた、じわじわと増え始め、第8波を迎えてしまった。
 そんな一年であったが、舞岡公園の平地産ゼフィルスは元気だった。良い写真は撮れなかったが、久しぶりにオオミドリシジミの撮影もでき、平地産6種のうち、ミズイロオナガシジミを除く5種を撮った。クリの花の開花時期と合致し、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、そしてミドリシジミの個体数は例年より多かったように思う。
 7月の終わりと夏の終わりに二度入笠山へ行った。7月はアサギマダラこそ多く見られたが、他は目ぼしい収穫はなかった。9月の初めにキベリタテハやクジャクチョウ、シータテハの秋型を撮ろうと再度訪れたのだが、標高2,000mは気温が低く、雨こそ降らなかったが霧がでて、成果がなかった。
 五合目までバスで行ける富士山へは行ったことがなかったので、8月30日にバスツアーで行ってみた。この日も天候には恵まれなかったが5合目の広場でキベリタテハを見ることができた。次回来るときは五合目付近を散策してみたい。  2020年、2021年と自
宅の近くで観察できたクロマダラソテツシジミは3シーズン目は見ることができなかった。

001_220423252 X900 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 1.カラスアゲハ 春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園の駐車場を上がって、けやき広場が終わる辺りに1本のヤマツツジが咲いていた。今まであまりこの時期に来なかったので、ヤマツツジがあるのを知らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO220 ) 露出補正 なし
002_220428076t X900 △◎裏高尾 アオバセセリ RX10M4.jpg 2.アオバセセリ 春型 2022年4月28日 裏高尾
久しぶりにアオバセセリに会えた。ミツバウツギの花に来た1頭の、しばらく撮影を楽しませてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 186mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220511179 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 3.クモガタヒョウモン  2022年5月11日 八王子市郊外
この日、ハルジオンの咲く原っぱでクモガタヒョウモンが比較的多く翔んでいた。ほとんどが で、発生最盛期のようだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220524174t X900 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 4.アカシジミ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
クリの花が咲いていた。複数のアカシジミが夢中で吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
005_220530153t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ウラナミアカシジミ  2022年5月30日 横浜市戸塚区舞岡公園
行使をずらして内側のオレンジ色を見せてくれた。このウラナミアカシジミとアカシジミは止まるときは翅を閉じるので、飛翔シーンを狙う以外、翅表を撮れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
006_220609173t X900 ◎舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 6.オオミドリシジミ  2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
5.6年ぶりに舞岡公園でオオミドリシジミを撮影できた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
007_220718072t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.モンキチョウ  2022年7月18日 横浜市戸塚区舞岡公園
狐久保へ入る道の手前の体験畑に毎年ヒマワリが咲く。今年も色鮮やかな大輪のヒマワリが咲いていた。そこにモンキチョウが飛来した。吸蜜を試みていたようだがお口に会わぬのか、すぐ離れて行ってしまった。この写真は暮れの「日本チョウ類保全協会」のWeb写真展に出展したところ、トップページに取り上げられた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220728234 X900 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 8.アサギマダラ  2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
高原の夏のチョウを撮ろうと入笠山へ行った。ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモンなどとともに、アサギマダラの個体数が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 52mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_221003101x X900 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 9.アゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 明神台公園
児童公園の一角に秋になるとキバナコスモスが咲く一角がある。ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アオスジアゲハ、アゲハなどが集まってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z 105mm macro VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_221030067t X900 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 10.ヤマトシジミ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔
  帷子川の河畔は遊歩道になっているが、カタバミが繁茂し、秋には、雑草に類する植物ではあるが、野菊に類するヨメナの花が咲くところがある。秋のヤマトシジミのブルーは美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
補001_220423177b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補1.ジャコウアゲハ春型   2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
休耕畑に咲く大根の花に2頭のジャコウアゲハが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
補002_220423235b X900 ◎舞岡公園 クロアゲハ Z50 18-140.jpg 補2.クロアゲハ春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
ヤマツツジの花にクロアゲハが来ていた。 の後翅前縁にある白い紋が見える写真は珍しい。コノヤマツツジにはカラスアゲハ、ジャコウアゲハも来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
補003_220428241b X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 補3.ウスバシロチョウ 2022年4月28日 八王子市郊外
ウスバシロチョウも最盛期だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 186mm ISO100 ) 露出補正 なし
補004_220524114b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補4.イチモンジチョウ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園でイチモンジチョウが見られるところは限られている。前翅の先にオレンジ色の紋が見られる。発生初期だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
補005_220609399xb X900 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 補5.ウラゴマダラシジミ 2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園には何本かのイボタノキがある。ウラゴマダラシジミには毎年会うことができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
補006_220613068xb X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 補6.クロアゲハ  2022年6月13日 横浜市戸塚区舞岡公園
古民家の入り口では、この時期しばしばクロアゲハの雄が吸水に来ている姿を見ることができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO160 ) 露出補正 なし
補007_220630356bt X900 〇北大植物園 Z50 18-140.jpg 補7.エゾシロチョウ 2022年6月30日 札幌市北大植物園
札幌を旅行した折り、北海道庁の裏側にある北大植物園を訪ねてみた。他にチョウの姿を見ることはなかったが、エゾシロチョウは園内各所でふわふわと翔んでいた。ミヤマシロチョウそっくりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
補008_220728392b X900 ◎入笠山 RX10M4.jpg 補8.アサギダラチョウと八ヶ岳連峰 2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
入笠山のゴンドラ山頂駅から、冬はスキーゲレンデになるところを降りていくと、八ヶ岳の展望台があり、ヒヨドリバナの群落と富士見の町が広がり、その向こうに八ヶ岳連峰が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f14 1/800秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
補009_220708186b X900 ◎岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 補9.ゴマダラチョウ  2022年7月8日 岐阜市岐阜公園
岐阜の名和昆虫博物館を訪れたとき、岐阜公園でゴマダラチョウがいた。最近ゴマダラチョウを見る機会がなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし

2023年2月 2日

1月の帷子川 2023年1月21日

帷子川へ飛来してきた渡り鳥を見に行った。天気予報では暖かくなると聞いていたが、風が冷たい。
 キンクロハジロとホシハジロが来ていたが、常連のオナガガモは見られなかった。留鳥なのだろうが数年前から少数ながらオオバンが見られる。帷子川は横浜港へそそぐが、6kmほどある河口から飛んでくるユリカモメが多く見られた。他は、カルガモ、アオサギ、コサギがいた。

000_230121033 X700 帷子川公園 RX10M4.jpg
キンクロハジロとユリカモメ 2023年1月21日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川常盤橋 水道橋

001_230121002 x900 帷子川公園 オオキバナカタバミ RX10M4.jpg 1.オオキバナカタバミ(大黄花片喰)
この寒い季節に咲く花もいろいろある。スマホの「Picfture This」で検索すると、オオキバナカタバミと知らせてくれた。黄色い花の形は見慣れているカナバミとは違うが、葉の形はカタバミの葉を大きくして、切れ込みが深くなったような形をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 120mm ISO 100 ) 露出補正 なし
002_230121006 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 2.ニホンスイセン(日本水仙)
塀のわきにポツンと一株だけあるニホンスイセンが多く花をつけていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO 200 ) 露出補正 なし
003_230121010t X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 3.ユリカモメ
河口から飛んでくるのだろう、帷子川にかかる常盤橋のすぐ隣の水道橋の欄干にユリカモメが陣取っていた。この橋は人が通らないので落ち着くのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
004_230121012 X900  帷子川公園 RX10M4.jpg 4.ユリカモメ また一羽
そこへまた一羽が飛んできて、羽を大きく広げてその隣に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_230121015 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 5.毛繕い
飛んできたユリカモメは欄干で並んで毛繕いを始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_230121017 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 6.キンクロハジロ ♂
帷子川にはキンクロハジロが最も早くやってくるようだ。虹彩は黄色で、和名キンの由来になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 640 ) 露出補正 なし
007_230121018 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 7.ホシハジロ ♂
背に星屑のような模様があり、翼に白帯がでるので星羽白の名がある。日が差し始めると泳ぎだすが、今日のように風の強英、日が陰っていると首を後ろに回して羽毛の中に入れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 200 ) 露出補正 なし
008_6230121029 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 8.ホシハジロの群れ
帷子川の常盤橋と愛染橋の間では、キンクロハジロが群れになっている。毎年この辺が彼らの縄張りのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO 125 ) 露出補正 なし
009_6230121030 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 9.ホシハジロとキンクロハジロ
数はキンクロハジロの方が明らかに多く、その中にホシハジロが一緒にいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO 250 ) 露出補正 なし
010_6230121042 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 10.キンクロハジロとオオバン
キンクロハジロのこの個体はまだ完全に生殖羽にはなっていないエクリプスのようだ。オオバンのくちばしから額へかけての白は目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO 250 ) 露出補正 なし
011_6230121043 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 11.ユリカモメとホシハジロ
ユリカモメが川面に下りてくる。ホシハジロが追い払うような動きを見せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 101mm ISO 200 ) 露出補正 なし
012_6230121045 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 12.潜るキンクロハジロ
川面を眺めていると、キンクロハジロが時々潜っていた。潜っている時間は10秒くらいだろうか、そう長くはない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 200 ) 露出補正 なし
013_6230121048 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 13.オオバン
オオバンはツル目クイナ科オオバン属に分類される。和名はバンよりも大きいことから名づけられたようだ。日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)。各地の湖沼で一年を通してよく見られるが、北日本では冬を越さない地域、西日本では冬に増える地域が多い。幼鳥は全身が黒褐色、喉から胸部が白い羽毛で被われる。眼の周囲から眼後部にかけて白い斑紋が入る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 640 ) 露出補正 なし
014_6230121049 x900 帷子川公園 クロガネモチ RX10M4.jpg 14.クロガネモチ(黒金餅)
wikipediaによれば、和名クロガネモチは、モチノキの仲間で、若い枝や葉柄が黒ずんでいることから名づけられた。「クロガネモチ」が「金持ち」に通じるから縁起木として庭木として好まれる地域もある。西日本では野鳥が種を運び、庭等に野生えすることがある。クロガネモチは夏の間はあまり目立たない常緑広葉樹である。とはいっても葉が少なくなった木に、秋から冬には赤い実をたくさんつけ、存在感がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 640 ) 露出補正 なし

2022年8月12日

岐阜公園と名和昆虫博物館 7月8日

岐阜駅前のホテルにもどり、ゆっくり朝食をした。この日は朝10時に名古屋在住の親友がホテルまで迎えに来てくれる。チェックアウトをして、少し早めにホテルを出ると、すでに到着し、待ってくれていた。
 まずは名和昆虫博物館がある岐阜公園を目指す。15分くらい走って、岐阜公園の駐車場に入った。「若き日の織田信長像」と題された織田信長の銅像がある正門から岐阜公園に入った。まだ、人影は少ない。ゆっくりと緑に浸りながら、公園内を歩く。
 岐阜公園のいちばん南側の奥に「名和昆虫博物館」はあった。この日は金曜日、博物館は火、水、木曜日が休館日であったが、事前にこれを知り、ほっとしていた。入館料ひとり600円を支払って館内に入る。1階と2階が展示室になっていて、それほど広くはない。専門家だけではなく、一般の人や、子供たちにも理解でき、楽しませるような展示になっていた。受付では、標本も販売されている。記念にキナバルオナガタイマイ(ボルネオ)1頭を購入した。岐阜公園茶室、立礼茶席「華松軒」において抹茶と和菓子で一休みした。落ち着く。
 駐車場へ戻る道筋でゴマダラチョウを撮って、明治村へ移動する前に、昼食の話になった。友人から長良川沿いのやなであゆを食べないかと提案があり、賛成する。甘露煮、お造り,南蛮漬、塩焼き、みそ煮,フライ.と次々と出てきて全部で10尾ほど食べたのではなかろうか。特に新鮮な鮎の塩焼きの味は最高だった。骨抜きも上手くできた。

000_220708162 X700 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg
名和昆虫博物館入口 2022年7月8日 岐阜市大宮町(岐阜公園内)

011_220708058 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 11.「天下布武」印
岐阜公園を名和昆虫博物館を目ざして南へ進む。石囲いに腰かけて、女性がひとりスマホを使っていた。貨幣を形どったような造作がある。何だろうと思ったが、すぐそばに答えがあった。これは、織田信長の「天下布武」印と花押(いわばサイン)の石碑であった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 21mm ISO 110 ) 露出補正 なし
012_220708057 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 12.「天下布武」印の説明書き
織田信長は、永禄8年(1565年)9月頃から文書に麟(りん)の字をかたどった花押を使用するようになり、永禄10年(1567年)9月に岐阜に居城を移し、同年11月、「天下布武」印を使い始めたことが分かっているそうだ。この「天下布武」印によって、この文書が信長の意志によって作成され、それを伝えるものであることが示されている。「天下布武」という文面は、武力によって天下に号令するとの意志を示している。この翌年、信長は足利義昭を奉じて京都に進出するが、この印章の使用は、すでに岐阜を手に入れた段階で、天下を治める構想を練っていたことを示しているのだろうと目されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO 450 ) 露出補正 なし
013_220708062 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 13.「信長の庭」
岐阜市のホームページでは、「天下統一を夢見た、岐阜ゆかりの武将 織田信長公 が駆け抜けた戦国時代の荒々しさをイメージした庭園です。永年にわたって岐阜公園を見つめてきた巨木を取り込み、長良川流域の巨大な石(約1,000t)を使った石庭として、当時の石組みの技法を用いて「剛」「静」「雅」の3つの滝と池からなり、近隣にはない規模の日本庭園です。また、当時の井戸を出土した場所に再現し、岐阜城下をイメージした「信長の町」やせせらぎ水路など、信長が居城していた時代を思い巡らしながら、四季折々の風景美と調和した素晴らしい眺めを楽しんでいただけます。」と紹介されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO 6400 ) 露出補正 なし
014_220708065 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 14.冠木門
「信長の庭」の池が終わるところの左側(東側)に信長の居城跡が保存整備されているが、その居館跡の入り口には冠木門が設置され、館が建てられていた頃の雰囲気をしのばせている。ここより上の段には巨石列で区画された城主の居館があった。この冠木門は市内のロータリークラブから寄贈されたものであるが、当時の入り口はもう少し南側だったようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO 640 ) 露出補正 なし
015_220708069m X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 15.三重塔 -1
信長の居館跡辺りから三重塔が良く見えた。大正天皇御大典記念事業として大正6年(1917年)に、かっての長良橋の材木で建築された登録有形文化財だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO 360 ) 露出補正 なし
016_220708079 X800 〇岐阜公園 Z50 18-140.jpg 16.三重塔 -2
日本画の巨匠として知られる川合玉堂が位置を定めたと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 92mm ISO 280 ) 露出補正 なし
017_220708088 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 17.名和昆虫博物館 看板
岐阜公園を南へ進んでいくと名和昆虫博物館の看板が見えてきた。パンフレットによると、名和昆虫博物館は大正8年(1919年)10月26日に財団法人名和昆虫研究所の付属施設として、開館したという。当初は主に農作物害虫やシロアリなど家屋の害虫駆除のための啓蒙普及の場として先駆的な役割を果たした。時代とともに公共の害虫研究機関が発達するにあたり、その使命を自然教育の一環としての昆虫啓蒙普及に活動してきた。昆虫専門の博物館でしかも、全くの個人が設立し5代にわたって、今なお活動し続けている点で、他に類を見ないユニークな博物館と言える「日本で最も長い歴史を誇る昆虫専門の博物館」である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 22mm ISO 110 ) 露出補正 なし
018_220708087 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 18.名和昆虫研究所記念昆虫館 (標本収蔵庫)
博物館の手前に、明治40年(1907年)6月に竣工した名和昆虫研究所記念昆虫館が見えた。この建物は標本収蔵庫として建てられた。昆虫博物館とともに近代日本を代表する建築家 武田五一氏の設計によるもので、歴史的にも価値がある。博物館は登録有形文化財、記念館のほうは岐阜市重要文化財に指定されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 32mm ISO 110 ) 露出補正 なし
019_220708089 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 19.名和昆虫研究所記念昆虫館の側面
なお、名和昆虫研究所は明治29年(1896年)に、農作物や家屋の害虫の研究を主な目的として、名和靖 が独力で設立した。現在は一般財団法人組織なっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 22mm ISO 400 ) 露出補正 なし
020_220708090 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 20.名和昆虫博物館 受付
歴史的な建物である博物館の入り口を入り、呼び鈴を押した。係の方が後ろの事務所から出て来られ、入館料をお支払いする。展示されている標本やパネルを撮影してよいかと尋ねたところOKとのこと。これは、ここで販売されている標本の写真である。標本製作は確かな技術を持った、当博物館の2名の経験豊かな職員の方がおこなっているとのこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
021_220708102 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 21.ルードルフィア・ラインについてのパネル
名和昆虫研究所の創設者である名和靖氏は、研究所設立前の1883年(明治16年)に岐阜県郡上郡祖師野村(現在の下呂市金山町祖師野)で、のちに「ギフチョウ」と命名されるチョウを発見した。日本にはルードルフィア属として、ギフチョウとヒメギフチョウの2種が生息し、大まかに西にギフチョウ、東にヒメギフチョウと明確に棲み分けをしており、基本的にこの2種が同時に見られる事はない。両者はごく一部の混生地(山形の最上川流域や新潟県の糸魚川~長野県白馬村など)を除いて見事に棲み分けていて、その境界線をルードルフィア・ラインという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO 2800 ) 露出補正 なし
022_220708103 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 22.ギフチョウに近い仲間
さすが、ギフチョウに関連する展示が多数あった。これは中国などに棲むシボリアゲハの仲間である。2011年8月中旬に、日本の調査隊6人が、ブータン政府の調査団とともに渓谷奥地の秘境で、78年ぶりにブータンシボリアゲハを確認した。このことはテレビでも詳しく報道された。来日したブータン国王夫妻が、日本の協力へのお礼としてブータンシボリアゲハ2頭を寄贈されたことが話題となった。ブータンシボリアゲハは「ヒマラヤの貴婦人」と呼ばれる幻の大蝶として知られている。ブータンシボリアゲハのほか、この仲間には、シボリアゲハ、シナシボリアゲハ、ウンナンシボリアゲハの3種が知られている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
023_220708126 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 23.2階展示室
1階の展示室は、外国のカブトムシやクワガタの展示も多かった。そして、2階の展示室に上がる。華麗なチョウを集めた世界の美チョウ・コーナーが目を引く。自然教育の一環としての昆虫啓蒙普及を目的としてか「クイズで遊ぼう、学ぼう、不思議な昆虫の世界」と題した実物昆虫標本によるクイズ形式の展示が多くあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
024_220708131 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 24.モルフォ
世界の美チョウがグループ分けして展示されている。これは南米に生息するモルフォチョウの仲間で、中央の4頭はヘレナモルフォ、その周りを、レテノールモルフォなどが取り囲む。このグループは日本には生息していない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO 4000 ) 露出補正 なし
025_220708149 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 25.各地のツマベニチョウの仲間
東南アジアに多く生息するが、日本にも沖縄県、鹿児島県に1種のツマベニチョウがいる。シロチョウ科最大のチョウで見栄えが良い。少年時代には憧れたチョウである。多摩動物園や足立区生物園の温室には飼育されたツマベニチョウが翔んでいる。私は那覇の公園でハイビスカスにきたツマベニチョウの写真を一度だけ撮影したことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 29mm ISO 4000 ) 露出補正 なし
026_220708142 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 26.世界の美チョウ ギフチョウはどれ?
クイズ形式の標本展示である。東南アジアに棲むトリバネアゲハの仲間、中央アメリカ・南アメリカに住むミイロタテハの仲間、モルフォチョウの仲間を世界の3大美チョウという。この標本箱の中には、それ以外の美しい蝶も収められている。ギフチョウも入っている。博物館にお展示されているすべての標本を丁寧に見ることはできなかったし、写真に撮ることもできなかった。後日、このブログのため、ネット検索したところ、ほぼ完ぺきに名和昆虫博物館の展示について網羅されている Life Designs というサイトがヒットした。ヒナバルオナガタウマイ(ボルネオ)という蝶の標本を記念に購入した。見事な展翅である。外に出ると、先生に引率された幼稚園の子供たちだろうか、見学に来ていた。(トップの写真)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 22mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
027_220708170 X800 岐阜公園 華松軒 Z50 18-140.jpg 27.抹茶カフェ -1
名和昆虫博物館を退出し、駐車場へと歩き始めると右手に 立札茶房「華松軒」というところがあった。気温も上がってきて喉が渇いていた。和菓子で抹茶を楽しもうということになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 48mm ISO 100 ) 露出補正 なし
028_220708165 X800 岐阜公園 華松軒 Z50 18-140.jpg 28.抹茶カフェ -2
落ち着いた気分になる。岐阜市政100周年を記念して昭和63年(1988年)に開室した茶室「華松軒」の立礼茶席で、80歳の男2人で和菓子と冷たい抹茶で涼をとる。抹茶は滅多にいただくことはないが、立ち寄ってよかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO 400 ) 露出補正 なし
029_220708173tm X800 岐阜公園 岐阜城 Z50 18-140.jpg 29.岐阜城
茶室「華松軒」を出て、振り返ると岐阜城が見えた。岐阜城は鎌倉時代に二階堂氏が築城した山城である。斎藤道三の居城の時は稲葉山城と呼ばれ、信長が天下統一の足掛かりとした居城としても有名である。現在の城は昭和31年に再築された。標高329mの金華山山上に建ち、最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっている。また西には伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいるさまを一望におさめることができるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
030_220708071 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 30.三重塔と「ぎふ金華山ロープウェイ」
1955年(昭和30年)に「信長の庭」の傍から金華山山上へ上がるロープウェイが、開通している。天気も良いので上に上がって、信長の気分になってみたかったが、ロープウェイの山上駅から城まで徒歩8分あるという。時間が足りないので、今回は割愛する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO 200 ) 露出補正 なし
031_220708178 X800 〇岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 31.ゴマダラチョウ -1
左側をせせらぎが流れる。そこで何かが翔んだ。近寄ってみるとゴマダラチョウだった。最近、ゴマダラチョウの写真を撮っていない。これはこれで嬉しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 2000 ) 露出補正 なし
032_220708192 X800 ◎岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 32.ゴマダラチョウ -2
お腹が大きい。雌のようだ。止まっている葉もエノキのようである。NIKKOR Z DX 18-140mm というレンズは扱いやすい。チョウを撮るときも、チョウから40cmくらいに近づくことが出来る。だが、いかんせん暗い。105mm macro f2,8 が欲しくなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 280 ) 露出補正 なし


2022年7月13日

舞岡公園 ゼフィルスシーズンの終盤に 6月13日

舞岡公園のゼフィルスの季節はそろそろ終わりになろうとしている。この先、他の予定もあり、今シーズンはこれで終わりにしようと舞岡公園へ行った。舞岡公園に生息する平地産ゼフィルス6種のうち、ミズイロオナガシジミだけが撮れていないが、この日も現れなかった。
 いつものポイントへ行くと、ひとり先客がおられた。「お邪魔します」と挨拶をして、「いますか」と尋ねたところ、指をさして教えてくれた。静かにハンノキの葉に止まっているきれいな個体だった。まだまだこれから出てくるのだろうか?
 どうしたわけか、今年はアカボシゴマダラを見ることが少ない。ツマグロヒョウモンも少ない。トラフシジミの夏型が出ていないかと注意していたが、逢えなかった。ムラサキシジミも見かけない。
 4月の後半から6月の終わりごろにかけて、舞岡公園では最もチョウの種類、数が多くなる季節だが、今年はゼフィルスは比較的多かったが、他はあまり振るわなかった。

000_220613068x X700 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
散策路で吸水するクロアゲハ雄 2022年6月13日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220613006m X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 1.ミドリシジミ -1
9時半過ぎにミドリシジミのポイントに着いた。前述したように先に来られていた方がおられたので、「いますか」と尋ねてみたところ羽化したばかりのようなミドリシジミがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1250 ) 露出補正 +0.7段
002_220613037s X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。開翅してくれないかとしばらく待ってみるが、じっとして動かない。雌のように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220613052 X800 ◎舞岡公園 ウラギン RX10M4.jpg 3.ウラギンシジミ夏型 雄 -1
ウラギンシジミが飛来した。新鮮な夏型の雄である。翅を閉じて地面に止まったが、ゆっくりと翅を開き始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_220613016 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 4.ウラギンシジミ夏型 雄 -2
一旦飛び立って近くの葉の上に静止して、翅を半分開く。翅の縁にある絨毛も全くとれてない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
005_220613018 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ガクアジサイ (アマチャ?)
舞岡公園にはいわゆるアジサイは少なく、ガクアジサイが多い。アジサイ、ガクアジサイの品種は多く、私にはわからない。ネットで画像を検索してみたが、これはアマチャという品種に見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
006_220613020 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 6.キキョウ(桔梗)
キキョウは秋の季語であり、また秋の七草の一つであるが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。雌雄同花だが雄性先熟であり、まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に真ん中にある雌しべが開き柱頭が受粉可能になるという。この写真ではまだ、雌蕊は完全に開いていない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 64mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
007_220613024 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.ガクアジサイ (ベニガクアジサイ?)
花のように見える部分はがくが変化した装飾花とよばれるもので、実際の花は非常に小さく装飾花の下に集まってつく。ガクアジサイは額縁のように花序の周りに装飾花がある。瓜久保の家からかっぱ池へ行く道の左側に毎年花を咲かせる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
008_220613065 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.クロアゲハの吸水 -1
毎年、この頃に古民家の前の散策路の辺りでクロアゲハが吸水しているところを目撃することがある。アゲハ類の雄の成虫の羽化後のナトリウム塩摂取が配偶行動に重要な役割をもつことが研究されている。これらの研究は、羽化後の摂食(吸水)行動が彼らの繁殖(配偶行動)を成功させるために重要であることを示しているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220613087 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 9.クロアゲハの吸水 -2
後翅前縁部の白斑が見え、紛れもなく雄である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
010_220613088 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 10.クロアゲハの吸水 -3
しばらくの間、行ったり来たりしていた。落ち着いて吸水することはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_220613090 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.クロアゲハの吸水 -4
連写で追うが撮影はなかなか難しい。一定の方向へは翔んでくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
012_220613118 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ミドリシジミ -3
過日、多くのミドリシジミなどが集まっていたクリの木へ行ってみる。1頭のミドリシジミを見つけた。この個体もまだフレッシュである。前翅の"襟元"に緑色の金属光沢が見え、雄と解る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
013_220613027m X800 〇舞岡公園 ミドリ Z50 18-140.jpg 13.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体である。開翅は期待できない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 +0.7段


2022年7月 5日

一本のクリの木に平地産ゼフィルス5種 舞岡公園 6月9日

それほど良い天気ではなかったが、気温は上がりそうだった。そろそろミドリシジミを撮っておきたいと思い、舞岡公園へ出かけた。例年なら時期的にはもう雌が多くなる頃である。
 どこかの小学校の児童たちが遠足に来ていた。結構人数が多い。一学年でこんなに生徒がいるのだろうか。それともいくつかの学校から来ているのだろうか。これから公園の何処を歩くのだろうか。ちょっと気になる。谷戸の畦道にはモンシロチョウが飛んでいた。
 ミドリシジミのポイントを歩くがその姿はない。この天気で、もしミドリシジミが出てくれば開翅シーンも期待できると思ったが。
 散策路に咲くクリの花が満開だった。いるかなと思って目を凝らしていると、アカシジミがいた。そしてミドリシジミも飛来してきた。雄もいる。だが、背よりも高いところの花に止まって吸蜜するので撮り難い。背景が曇り空で、クリの葉蔭に止まるチョウたちの姿は暗くなってしまう。カメラをクリの花に向けていると、愛好家が4~5人集まってこられた。皆さん撮り難いとこぼしている。ここの状況はしばらく変わらないと思い、一旦席を外して、他を廻ってみたが成果なし。また、戻ってきた。この日はこの木で2時間近く撮った。やがてオオミドリシジミもやってきて、ウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミも見つかり、この1本のクリの木で、ミズイロオナガシジミを除く平地産ゼフィルス5種を見つけることが出来た。ゼフィルスの発生期とクリの花の最盛期が重なったのだ。アカシジミは傷んでいる個体もあったが、ほとんどの個体はきれいな個体だった。  

000_220609230 X700 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg
クリの花に来て吸蜜するミドリシジミ 2022年6月9日 横浜市舞岡公園

001_220609196 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.小学生の遠足
10時10分前、さくら休憩所に行くと小学生の生徒さんたちが集まっていた。遠足で来られたのだろうか。コロナで遠足もなかなかできなかったのだろうが、感染も大分落ち着いてきて、解禁になったのだろう。でも、引率の先生や、子供たちはみんなマスクをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
002_220609201 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.谷戸の田んぼとモンシロチョウ 田植えが終わった谷戸の田んぼの畦道に咲く雑草のハルジオンにモンシロチョウが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220609209 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 3.アカシジミ -1
クリの花が咲いていた。5月30日にも、ほかの場所だが、クリの花にいたアカシジミを撮った。今年はクリの開花が遅かったのだろうか、クリの花穂は白く伸び瑞々しい。アカシジミもまだまだ新鮮だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_220609221 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.アカシジミ -2
アカシジミは複数いた。この個体は尾状突起を含め肛角部が食いちぎられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_220609223 X800 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 5.ウラナミアカシジミ
葉の蔭になっているところを探してみるとウラナミアカシジミがいた。チョウの姿は暗い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
006_220609227 X800 〇舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 6.ミドリシジミ -1
何処からか飛来したミドリシジミがクリの花に止まり吸蜜を始めた。今シーズン4種目のゼフィルスだ。クリの花の独特の匂いに誘われるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_220609013 X800 〇舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 7.ミドリシジミ -2
また来た。今の個体とは違うようだ。雌雄が確認できない。この時間では開翅は期待できない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO560 ) 露出補正 なし
008_220609242 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 8.ミドリシジミ -3
ミドリシジミの個体数は多いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
009_220609264 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 9.ミドリシジミ -4
これも別の個体だ。それぞれの個体で裏面の白条が微妙に異なっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
010_220609274 X800 ◎舞岡公園 ミドリ2頭 RX10M4.jpg 10.2頭のミドリシジミ -1
近い位置にミドリシジミが2頭いた。両方にピントが合う位置に移動して撮るが、なかなか難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
011_220609278 X800 〇舞岡公園 ミドリ+ダイミョウ RX10M4.jpg 11.ミドリシジミとダイミョウセセリ
多くの昆虫がクリの花に集まってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
012_220609283 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 12.ミドリシジミ -5
ミドリシジミはどの個体もほとんど破損がない。上を見上げて撮るので首が疲れてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
013_220609298 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 13.ミドリシジミ -6
少し撮り易いところに来てくれたが、顔が花に隠れてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
014_220609318tm X800 ◎舞岡公園 ミドリ2頭 RX10M4.jpg 14.2頭のミドリシジミ -2
上手く撮れなかった。右側のミドリシジミは、どこからか飛来してきて、葉上に止まったばかり。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
015_220609332 X800 ◎舞岡公園 アカ RX10M4.jpg 15.アカシジミ -3
カメラを上に向けて撮ると、曇り空が入ってしまうことがあり、露出が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_220609336x X800 ◎舞岡公園 アカ RX10M4.jpg 16.アカシジミ -4
この個体はきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_220609341 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.キタテハ夏型
ちょっと、お休み。目線を下げるとそこにいたのはキタテハの第1化だ。すでに擦れてきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_220609352 X800 ◎舞岡公園 オオミドリ RX10M4.jpg 18.オオミドリシジミ -1
背景が明るく見難くかったが、ミドリシジミにしては白っぽい。オオミドリシジミだった。これでゼフィルス5種目。舞岡公園では久しぶりに見るオオミドリシジミだった。折角のオオミドリシジミが暗くなってしまったので、画像ソフトで明るくしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220609361 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 19.ミドリシジミ -7
襟元に緑色の金属光沢が覗き見える。雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
020_220609369 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 20.ミドリシジミ -8
この個体は尾状突起と肛角部が失われている。チョウの肛角部の黒い丸い紋は、鳥に襲われた時にそれを頭部と思わせて逃れるというが、この個体も鳥に襲われたのかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
021_220609399x X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 21.ウラゴマダラシジミ -1
クリの花の間に見え隠れして目立たなかったが、ウラゴマダラシジミもいた。このカメラで撮る220mmでの背景のボケはきれいなので気に入っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
022_220609093 舞岡公園 クリの花 Z50 18-140.jpg 22.クリの花
この一本のクリの花に平地産ゼフィルス5種がいた。クリの花はチョウのみならず、いろいろな虫たちが好んで集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
023_220609095 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 23.ミドリシジミ -9
撮りやすいところに止まってくれた。雄のように見える。まだ新鮮な個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
024_220609119 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 24.ミドリシジミ -10
この個体の前翅裏面の白条はきれいな形の弧を描いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
025_220609156 X800 〇舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 25.オオミドリシジミ -2
オオミドリシジミはこの1頭しかいなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
026_220609161 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 26.ミドリシジミ -10
この個体は腹部が太い。見えている後翅の表側も黒っぽい。雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 +0.7段¥
027_220609173 X800 ◎舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 27.オオミドリシジミ -3
ちょっと離れていたが、撮りやすいところに移動してきてくれた。まずまずだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 +0.7段