検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“大イチョウ”が含まれるブログ記事

2021年12月14日

保土ヶ谷公園 紅葉探し 11月25日

少し早いかと思ったけれど保土ヶ谷公園のイチョウとカエデの紅葉を見に行った。保土ヶ谷公園では、「辻広場」というところを除いて、カエデ類の紅葉はあまり多く見られない。
 星川駅前で乗った市営バスは、横浜新道の星川入り口からへ左へ曲がって、イチョウ並木を上がって行く。イチョウはもちろん色づいているが、まだピークではないようだ。明神台のバス停で下りて、辻広場へ向かう。
 見渡したところ、カエデ類は紅葉はしているもののあまり色濃くない。イロハモミジはまだ青い葉が残っている一方、ハナカエデは葉が落ち始めていた。

000_211125050 X700 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg
保土ヶ谷公園 イチョウ並木のバス通り 11月25日

001_211125003 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 1.オオモミジ
保土ヶ谷公園のなかでは一番紅葉が美しく、何種かのカエデがある「辻広場」に来た。このカエデは葉が大きく7裂になっている。オオモミジのようだ。あまり赤くはなってていない。葉は色が褪せて、落ち始めていた。オオモミジに関してはタイミングが遅かったようだ。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_211125008 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 2.イロハモミジ
これはイロハモミジのようだ。まだ、紅葉していない葉も残っている。陽を浴びて輝いていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし
003_211125012 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.ハナカエデ -1
このハナカエデの木は美しく紅葉するのだが、やや遅く、葉は落ち始めていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/500秒 35mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211125014m X800 〇保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 4.若いお母さんと幼児 -1
「辻広場」で若いお母さんが子供を遊ばせていた。お母さんに「2歳ですか?」と尋ねるとまだ1歳だとのこと。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/500秒 35mm ISO110 ) 露出補正 撮影後補正
005_211125015m X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 5.若いお母さんと幼児 -2
「遠くから撮らせてください」と言って、この女の子に手を振ると、バイバイをしてくれた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 撮影後補正
006_211125018 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 6.ハナカエデ -2 「辻広場」の奥の方にもハナカエデがあり、まだ、紅葉の進まない葉が残っていた。ハナノキともいう。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし
007_211125019 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 7.「下池」
「下池」の手前から「上池」、「にぎわい広場」方向を眺める。午前十時、人影はない。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/500秒 35mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_211125021 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 8.「わんぱく広場」
逆に「上池」を背に、「辻広場」の下にある桜丘高校方面への出口の方を見る。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f3.2 1/640秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211125027 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 9.「ふれあいの森」の紅葉
保土ヶ谷公園のカエデの紅葉は、そう広い範囲ではない。「上池」の先の「にぎわい広場」を左に階段を上がると「ふれあいの森」がある。そこのモミジが逆光できれいだった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 120mm ISO180 ) 露出補正 なし
010_211125028 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 10.春を待つ「梅園」
「にぎわい広場」を右へ上がると5面のテニスコートがある。年配の方々がプレーを楽しんでおられた。右下に「上池」、「下池」を眺めながら戻るように進むと「梅園」に出る。約40品種、約120本のウメがあり、2月には「梅まつり」が行われる。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211125032 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 11.イチョウ並木 -1
星川駅前から、横浜新道の星川入り口を左に曲がる路線バスは、保土ヶ谷公園へのイチョウ並木を登って、明神台から右の方へ、保土ヶ谷公園のなかを花見台方面へ進む。そのイチョウの写真を撮ろうと明神台から、横浜新道の星川入口の方へ下って行った。イチョウ並木の左側を下りていくと、右後ろからお日様が照り、イチョウ並木の遊歩道に影をつくる。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f3.2 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211125038 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 12.イチョウ並木 -2
イチョウ並木をいったん下まで下りて、バス通りを反対側に渡り、再び明神台へと上っていく。今度はイチョウ並木は順光である。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 72mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211125039 X800 保土ヶ谷公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 13.イチョウ並木 -3
一本一本の木々は色づき方が異なり、グラデーションになっていた。神宮外苑のイチョウには叶わないが、ここのイチョウ並木も美しい。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211125057 X800 光栄山法性寺 D750 TAMRON 35-150.jpg 14.寺光榮山法性寺
明神台のバス停から、帰路にいつも寄る明神台公園へ寄って見た。明神台公園の隅にキバナコスモスが植えられていて、秋にはツマグロヒョウモンがいつも来ている。そのキバナコスモスは、整備のためか抜かれてしまっていたが、土から顔を出す可愛い芽が見えた。この公園は保土ヶ谷区の土木事務所で管理されているようだ。そこから、法性寺へ。大イチョウが見たかった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211125063 X800 ◎光栄山法性寺 D750 TAMRON 35-150.jpg 15.10月桜
法性寺の門を入ると、七面堂の前に今年も10月桜が咲いていた。「猫の足あと」というサイトの寺社案内によると、このお寺は日蓮宗の寺院で、芝生村の人齋藤忠兵衞が開基檀那となり、法性院日在(元和7年寂)が元和2年(1616)に開山したと記されていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムで撮影  ( f4.1 1/640秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_211125068 X800 光栄山法性寺 D750 TAMRON 35-150.jpg 16.法性寺山門と大イチョウ
御本堂でお参りをして、山門と大イチョウの写真を撮った。まだ、紅葉の見ごろまではちょっと間があったようだ。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4.1 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_211125075 X800 光栄山法性寺 D750 TAMRON 35-150.jpg 17.法性寺山門への階段と大イチョウ
山門をくぐると星川駅から保土ヶ谷公園へ向かうバス通りに向けて、石段が造られていた。振り向くと大イチョウはその右側に立つ。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211125079 X800 ◎峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 18.コセンダングサとキタテハ
自宅に戻る途中、何か飛んでいないかと、いつもの公園の裏手にある空き地に寄った。キタテハとウラナミシジミ、ヤマトシジミが元気に飛んでいた。クロマダラソテツシジミはどうかと、いつものポイントを見回ったが見られなかった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年5月23日

三ツ沢公園と豊顕寺 5月15日

緊急事態宣言が発出されているし、天候も今ひとつだ。今日あたりは、裏高尾へでも初夏のチョウを撮りに行きたいところだが、もう一つ意気が上がらない。かといってじっと家にいるのも飽きてしまう。
 しばらく行っていなかった三ツ沢公園から 豊顕寺(ぶげんじ)を歩いてみることにした。数年前までは時々歩いていたのだが、最近はしばらく行っていない。三ツ沢公園までは自宅からは登り坂になり、ゆっくり歩いて30分はかかる。
 道に迷ってしまって、仕方なく国道1号線の岡沢町の交差点へ出た。ここには、以前通っていた鳥小屋(ゴルフ練習場)があったが、それが立派な有料介護老人ホームになっていた。
 そこからは右方向に。大分遠回りをしてしまったが、ニッパツ三ツ沢球戯場に出た。花が植えられているところもあるのだが、チョウの姿はない。そこから、横浜市戦没者慰霊塔へ行き、豊顕寺市民の森へ行った。そこには、江戸時代三澤壇林という、いわば仏教寺院における僧侶の養成機関があった。1720年(享保5年)に老中久世重之の力などで法照山豊顕寺に江戸幕府の許可が下ったため、檀林が設置された。 豊顕寺市民の森の藤棚のある辺りで、豊顕寺と三澤壇林を結んでいたと思われる坂道の参道に出る。いったん右へ坂を上り切り、参道の石段を下る。しばらくすると豊顕寺の山門(赤門)が見えてくる。
 豊顕寺から、国道1号は近い。帰りは三ツ沢上町から横浜市営地下鉄に乗り、横浜駅からはバスで帰宅した。11,000歩、大したことないが、アップ・ダウンがあったので少々疲れた。

000_210515 X700 三ツ沢公園マップ 横浜市緑の協会公式サイトより.jpg
三ツ沢公園マップ 横浜市緑の協会公式サイトより

1.ビワの実
自宅から車で第三京浜へ出る道を歩き始めた。車だとなんということはないが、歩くと結構な上り坂だ。途中に古くから住まわれている家もあるが、その庭にビワの木があって、沢山の実が付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210515003 X800 近所のビワ RX10M4.jpg
  2.ヤマトシジミ
カタバミ(ヤマトシジミの食草)が生えているところを、行ったり来たりしているヤマトシジミがいた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210515006t X800 ◎近所 カタバミ RX10M4.jpg
3.平沼亮三さんの銅像
裁判所通りに出る。ここから右へ入って、次を左へ行くところを間違えてしまった。見覚えのない住宅地を歩き、また、裁判所通りに戻ってしまった。仕方なく、国道1号線の岡沢町のバス停に出て、そこから右へ上がっていく。しばらく進むと、三ツ沢競技場の脇に出た。実業家であり政治家、また、アマチュアスポーツ選手で、衆議院議員(憲政会、民政党)、貴族院議員(同成会)、そして横浜市長を務め、日本における市民スポーツの父と呼ばれる平沼亮三さんの像があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210515015 X800 平沼亮三像 RX10M4.jpg
4.ニッパツ三ツ沢球戯場
ニッパツ三ツ沢球戯場は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックのサッカー会場として使用されたほか、現在では、サッカーJリーグや全国高校サッカー選手権の会場として使用されている球技場で、横浜F・マリノスがホームゲームを多く開催している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210515017 X800 ニッパツサッカー場 RX10M4.jpg
5.横浜市戦没者慰霊塔
テニスコートの脇を通って、首都高を歩道橋で渡る。横浜市馬術協会の馬場を見ながら北へ上がって行くと横浜市戦没者慰霊塔が見えてきた。 横浜市戦没者慰霊塔は、2本の塔と安置堂からなり、昭和28年3月に建立され、戦後50周年にあたる平成7年に改修されている。西南戦争から第2次世界大戦までの戦没者2万余柱の御霊を安置しているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210515019 X800 〇戦没者慰霊塔 RX10M4.jpg
6.豊顕寺市民の森
戦没者慰霊塔を背にさらに進むと豊顕寺市民の森の入口があった。この時季は花もなく、薄暗い感じがする。豊顕寺市民の森は面積2.3haほどで、広さの点では少々こぢんまりとしているが、市街地の中にあってひっそりと緑豊かな空間を保っており、散策を楽しむ人も多い。桜の名所として知られている他に、秋の紅葉や初夏のアジサイなども見事だと聞く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
006_210515020 X800 豊顕寺市民の森 RX10M4.jpg
7.藤棚広場
豊顕寺市民の森の入口を入って少し歩くと藤棚広場というところがあった。藤棚があったが、フジはもう終わってしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
007_210515022 X800 豊顕寺市民の森 RX10M4.jpg
8.豊顕寺本堂へ下る石段
藤棚広場を進むと豊顕寺への石段(参道)へ出る。下ると豊顕寺という寺があるが、その参道をいったん右へ上がる。そこに八幡広場という広場があり、四阿が設けられている。この八幡広場のあたりが豊顕寺市民の森の南端部と言ってよく、抜け出ると南には三ツ沢公園が隣接している。この辺りが三澤壇林だったところだろうか。享保5年(1720年)に壇林として学舎5棟、学寮25棟を建設、その後も再建、増築をし宏大宏大な規模になったが、明治時代になり火災による焼失、大正期には地震による倒壊によって壇林は廃絶したといった内容が、横浜市教育委員会文化財課、財団法人横浜国際観光協会による豊顕寺の説明板に記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_210515024 X800 豊顕寺 参道 RX10M4.jpg
9.赤門
その石段(参道)を下りきるところに朱に塗られた門があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_210515026 X800 豊顕寺 山門 赤門 RX10M4.jpg
10.赤門を振り返る
その赤門をくぐると左手に豊顕寺境内が見える。赤門の説明板には、豊顕寺の山門は弁柄という赤色の顔料で塗られていたことから、赤門と呼ばれ、檀林の門と呼ばれ親しまれてきた。門を赤く塗るのは幕府のお墨付きが無ければできないことで、三澤壇林は幕府の許可を得て創設されたことから、赤門の建立が許されたと考えらる。赤門は壇林の廃止後も戦火を免れ、豊顕寺の山門としてこの地を守り続けてきた。この歴史ある赤門を後世に残すべく平成27年の豊顕寺開創五百年慶讃記念事業の一環として保全工事が行われた。といったことが書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
010_210515029 X800 豊顕寺 山門 赤門 RX10M4.jpg
11.豊顕寺境内への門
赤門をくぐり、小さな石段を下りると、すぐ左側に豊顕寺境内への門があり、本堂が見える。これが山門かと思っていたが、当山と書かれた赤門の説明板には、豊顕寺の山門は赤門と呼ばれたとある。この門は何と呼ばれるのかと疑問を持った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
011_210515032 X800 豊顕寺 境内 RX10M4.jpg
12.本堂と寺務所
その門の正面に本堂があった。右側には立派な寺務所らしき建物がある。境内はそう広くはない。本堂は、昭和42年(1967年)建立の鉄筋コンクリート造りだそうだ。屋根瓦には、「井桁に橘」と「三つ鱗」の紋が見られた。本堂の正面は閉ざされていた。豊顕寺は法華宗陣門流の寺院である。山号は法照山。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210515038 X800 豊顕寺 境内 RX10M4.jpg
13.日蓮上人像
日蓮上人は鎌倉時代の仏教の僧で、鎌倉仏教のひとつである日蓮宗、法華宗の宗祖である。日蓮上人が宗祖である日蓮宗と法華宗の違いはどうなのかと、ちょっと検索してみたが、一口では言えない。法華宗(陣門流)は総本山本成寺(三条市)を中心とする教団で、日蓮宗は久遠寺(身延町)を中心とする教団であることは分かった。訪れた各地のお寺で日蓮上人像を見ることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210515041 X800 豊顕寺 境内 RX10M4.jpg
14.大イチョウ
本堂前から、いま境内に入ってきた門を見る。門の右側に大きなイチョウの木が見える。樹齢600年ということだが、樹高はそれほどでもない。豊顕寺の大イチョウの名がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_210515042 X800 豊顕寺 境内 大イチョウ RX10M4.jpg
15.大イチョウの幹
推定樹齢600年だそうだが、回り込んで幹を見ると、樹皮が剥がれてしまっている。樹齢1千年といわれ、神奈川県の天然記念物に指定されていた鎌倉の鶴岡八幡宮の大イチョウが、2010年(平成22年)3月10日未明、強風で倒壊したのを思い出した。頑張って欲しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_210515044 X800 豊顕寺 境内 大イチョウ RX10M4.jpg
16.法照山豊顕寺 総門
入り口の門で一礼して、境内を退出する。国道一号線、そして横浜市営地下鉄の三ツ沢上町駅入り口への道にある総門を出て、振り返る。右の門柱に法照山、左に豊顕寺とあった。赤門が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_210515046 X800 豊顕寺 総門 RX10M4.jpg
17.せせらぎ緑道 門前橋広場
国道1号線に向かって歩くと、右側にせせらぎ緑道門前橋広場と彫られた石版がはめ込まれた石畳の散策路があった。河川の浸食によって形成された崖線沿いを、ここ門前橋広場を少し西へ行った水門広場から、東へ三ツ沢下町手前の上田橋跡までの、総延長1kmほどの緑道で、もともと反町川(滝の川)という川が流れていた場所に湧水を使ったせせらぎが流れている。このせせらぎは地下鉄三ツ沢上町、三ツ沢下町両駅に湧き出ている地下浸透水を水源に利用した珍しいものであるらしい。改めてこの 三ツ沢せせらぎ緑道 を西の入り口の水門広場から上田橋跡迄歩いてみたいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_210515047 X800 三ツ沢せせらぎ緑道 RX10M4.jpg
18.せせらぎ緑道のせせらぎ
50mほどせせらぎ緑道に入ってみた。せせらぎの水は澄んでいる。「三ツ沢せせらぎ緑道」は昭和56年から工事が始められ、完成したのは昭和63年(1988年)だったそうだ。せせらぎに下りることが出来、右側にある門前橋をくぐることが出来るようになっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO2000 ) 露出補正 なし
018_210515049 X800 三ツ沢せせらぎ緑道 RX10M4.jpg


2018年4月 3日

鎌倉 鶴岡八幡宮の桜 3月28日

この日はゴルフの予定があった。しかし、3月10日に切開手術をした右足親指の裏側の痛みが続き、歩き難い日が何日か続いていた。23日に抜糸をしたが、28日にゴルフをすることについて医師に確認したところ、治りはギリギリだが体重のかかるところなので、万一、術創が開くといけないので、決して無理をしないようにと言われた。そう言われると大事をとってあきらめざるを得ない。ご一緒していただく方々にお詫びし、キャンセルをさせていただいた。
 この日は良い天気だった。そして、桜は満開になっている。鶴岡八幡宮の段葛の桜並木は、年老いた桜の木の植え替え工事のため、 2014年(平成26年)11月から、2016年(平成28年)3月までの予定で整備工事が行われていた。一昨年の春には新しい段葛の桜並木が完成していたが、昨年は見に行くことができなかった。今年は是非見たいと思っていた。とうとう、誘惑には勝てず、足をかばいながら、午前中鎌倉へ出かけた。

1.新しくなった段葛の桜
雲一つない快晴だった。朝早い時間には少し靄がかかっていたようだったが、ここに来たら、クリアな青空が広がっていた。そして段葛は、桜の木の植え替え前と比べると、天井が取り払われたようにリフレッシュされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
2.植え替えられた180本のソメイヨシノ
時刻は午前9時半。まだ人はそれほど多くはない。外国人観光客の姿も見える。180本あるというソメイヨシノの木は、まだ若い。整然と並んでいる。石灯篭も新しくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
3.ほぼ満開のソメイヨシノ
見上げるソメイヨシノの花はほぼ満開だった。遠くに本宮の屋根が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
4.桜並木
段葛の桜並木が整然と続く。まだ木は若く細い。ソメイヨシノはサクラ類の中でも最も大きく成長する一種だそうだ。その大きさは長命で知られるエドヒガンをも凌ぐいう。良好な環境下であれば、樹齢50年で高さ15m、胸高幹周2.5m、枝張り20mにもなるという。このように大きくなることを想定せずにいろいろな所に植えてきたので、後々にいろいろな問題を生ずるようになったのだそうだ。人が手を掛けないとソメイヨシノは弱ってしまう。その時期は植えられて40年経ったころからで、弱り始めて何も手を掛けずにいれば衰退はいっそう進み、60年経った頃には無残な姿になってしまうという。これが寿命60年といわれる所以のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
5.桜並木と本殿
桜の花の向こうには朱色の三の鳥居、本宮が見えてくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
6.三の鳥居、舞殿、本宮
段葛の桜並木から眺める本宮の姿が大きくなってきた。段葛の入り口にあるのは、二の鳥居、これは三の鳥居である。本宮の手前にある屋根は舞殿の屋根だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
7.お嫁さん
鶴岡八幡宮では1日1組限定で、舞殿にて神前結婚式ができる。費用は20万円~25万円という。結婚式を終えたカップルが三の鳥居の前に来た。もちろん和装である。外国人観光客の方々がカメラを構える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
8.源平池
三の鳥居をくぐって、太鼓橋の左右に池が広がる。本宮に向かって左が平家池で、こちらが源氏池である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
9.ボルゾイ
太鼓橋の傍でボルゾイを散歩させている方がいた。「写真を撮らせてください」と声をかけて撮らせていただいた。ロシア原産のボルゾイは美しく高貴な姿で人気があるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
10.旗上弁財天社
源氏池に浮かぶ島に旗上弁財天社がある。ここの桜も満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
11.大イチョウ
鶴岡八幡宮を訪れるときは、必ず平成22年3月10日未明に倒れてしまった大イチョウがその後どうなったか見てくることにしている。前回は一昨年の秋、紅葉の季節に訪れた。大イチョウのひこばえから育った若木はさらに大きくなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
12.源氏池の桜
再び、源氏池へ戻ってきた。鶴岡八幡宮の桜はここが一番きれいなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.桜
源氏池から満開の桜を撮る。橋からこちら側にカメラを向ける観光客も多い。良い具合にぼけてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.段葛を戻る
望遠で石燈籠の並びを撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.本宮を振り返る
時刻はまだ、10時半前だ。薄いセーターを着ていたが、暑くなってきた。陽も高くなり満開の桜が輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年11月10日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (4) 飛騨高山 10月18日

白川郷から東海北陸道を走り、日本で3番目に長いという飛騨トンネルなどを抜けて高山清美道路に入り、最後の目的地である飛騨高山に着いたのは11時半ごろだった。
  バスは古い町並みが近くにある駐車場に入った。さすがに観光客が多い。中国や台湾、韓国から来ている人も多いし、いわゆる西洋人も多い。
 高山が紹介されている写真には、よく出てくる宮川と赤い橋のところまで行ってみる。その手前を右に入ると上三之町という古い町並みだ。そこはにぎやかな商店街である。そんな上三之町を北へ進み、国分寺を見るため、宮川にかかる鍛冶橋を高山駅の方に折れ国分寺通りを歩く。
 戻ってきて、再び鍛冶橋を渡って、安川通りをそのまままっすぐ東へ進んだ。バスの添乗さんが、そのあたりに美味しい飛騨牛メンチカツを売っている店があるというので、探してみたが見つけられなかった。
 再び上三之町を歩いて、駐車場へ戻った。バスは午後12時45分に高山を出発し、国道158号線を松本へ向かう。途中、平湯で休憩し、平湯トンネルを抜けて、上高地の入り口を右に曲がって松本へ、そこから長野自動車道に上がって、岡谷から中央道へ。八ヶ岳PAで休憩したあとは、八王子から圏央道へ、そして海老名から東名に入り、海老名SAで最後のトイレ休憩がとられ、横浜駅東口には、夕方6時半に着いた。思ったより早かった。
  今回は美濃と飛騨の古い町並みを見て歩いた。時間は限られていて、上っ面しか見られなかったが、とても充実した旅となった。

73.上二之町
駐車場から宮川にかかる赤い橋(中橋)のほうへ歩き始めて、すぐ右側に古い町並みの通りが見えた。上二之町だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
74.高山市政記念館​​
中橋にむかって歩いて行くと左手にこの高山市政記念館があった。明治28年から昭和43年まで使用された町役場、市役所の建物で旧高山町役場の看板がかかっていた。高山市三町伝統的建造物群保存地区内の南端にあって、一之町、二之町、三之町を見渡す重要な位置にある。建築材は総檜で、ガラスも当時初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO450 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
75.格子塀​​​​
きれいな格子塀の家があった。「料亭 洲さき」とある。今年で創業222年を迎えた老舗だ。ホームページによると「洲さきは、江戸時代の後期、寛政六年(1794年)に創業されました。岐阜県で最古の料亭として、国の伝統的建造物群に指定された町並みの一角に位置し、高山市有形文化財にも指定されています。天領だった頃の風情を今に伝える出格子の表構え、そして玄関の土間と囲炉裏が、飛騨情緒たっぷりにお客様をお迎えいたします。・・・」とあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
76.中橋からの眺め
上三之町に入るところを通り過ごして先に中橋へ行ってみる。この赤い橋は飛騨高山を紹介する写真にはよく登場する。中橋の上から宮川の上流方面の眺めだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
77.陣屋前朝市​​
高山は朝市が有名だが、宮川朝市とともに陣屋前朝市がある。中橋を渡ったところに高山陣屋跡があり、朝市はそこで開かれていた。すでに11時半になっていたが、まだいくつか店が開いていた。かみさんは「秋映」というリンゴをお買い上げ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 22mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.高山陣屋​​
高山陣屋は、江戸幕府が飛飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所だ。現在の岐阜県高山市八軒町に置かれた。幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている代官所・郡代役所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけだそうだ。全国で唯一建物が現存する遺跡で、昭和4年(1929)には国史跡に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
79.中橋
高山陣屋の方から中橋を見る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​320​秒 70mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
80.上三之町​​
中橋から再び高山市政記念館の方に戻ると、その左側が上三之町だ。飛騨高山の古い町並みの象徴のような通りだ。道幅は上二之町より狭い。観光客はこの通りに集中する。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 120mm ISO560 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
81.造り酒屋 -1​​​​
高山の古い町並みの周辺には造り酒屋が6軒あるという。ここは上三之町にある「深山菊」蔵元舩坂酒造店。飛騨高山の厳しい自然の中で、良質な酒米と飛騨の清冽な水を用いて、厳しい自然の中でで元禄年間から200年以上も醸し続けてきている酒蔵という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
82.造り酒屋 -2​​​​
​​ ここは同じく上三之町にある原田酒造場。安政2年(1855年)に創業され、淡麗辛口ながらも芳醇な米のうま味を味わえるという、小京都・飛騨高山の京文化と天領・飛騨高山の江戸文化が融合された、飛騨高山ならではの酒造りが続けられている。原田酒造場のお勧めの酒は「山車」。やわらかい口当たりが人気だそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
83.外国人観光客が多い上三之町​​​​​​
飛騨高山はフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に4回連続で「わざわざ旅行する価値がある」場所として最高評価の三ツ星を獲得しているそうだ。古い建物とモノトーンの世界は幻想的という。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
84.医院
上三之町に面して「岩佐医院」という産婦人科の医院があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
85.上三之町の賑わい
観光客で賑わっている上三之町をさらに北に進む。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
86.「飛騨民族考古館」
​​ 上三之町の通りが駅前中央通りと交差する手前に「飛騨民族考古館」というところがあった。中に入って見る時間はさけなかったが、高山城主金森家の御典医(大名に勤めた医者)の住まいだったと伝えられている。戦国武家屋敷をしのばせるたたずまいで、吊天井や忍窓、井戸の抜け穴などが見られるとのこと。土蔵には飛騨の考古、歴史資料などが展示されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
87.山桜神社
上三之町の通りを駅前中央通りで左に曲がる。宮川に架かる柳橋を渡ると本町通りと交わり、その角に山桜神社があった。境内の火の見櫓は、1854年(嘉永7年)に火消しの「馬頭組」が建設したもので、1878年(明治11年)頃再建し、1936年(昭和11年)に現在地に移転された。木造鉄板板ぶきの三層構造である。2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に登録されている。事前学習が足りず、この火の見やぐらを撮り逃してしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
88.飛騨国分寺
国指定の重要文化財であり、高野山真言宗の寺院である飛騨国分寺を見たかった。本町通を宮川沿いに北へ進んで国道158号線である安川通りに出た。左に曲がって高山駅方向に進む。鍛冶橋を背にして進むと右側に国分寺があった。高さ22mあまりの三重塔は文政4年に再建された。その奥の鐘楼の右側に見える大イチョウの木は樹齢1250年、幹周り10m、高さ37mで国指定の天然記念物だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
89.国分寺 山門・鐘楼・本堂
安川通り(国分寺通り)に面して山門があり、山門からは鐘楼とその奥の本堂が見える。 本堂(室町時代再建、安土桃山時代修復)や、木造聖観音菩薩立像(平安時代)は国指定の重要文化財になっている。741年(天平13年)、聖武天皇により国分寺建立の詔が発せられ、757年(天平勝宝9年)頃、行基によって建立されたという歴史ある寺なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
90.宮川朝市
高山では宮川朝市が有名だ。飛騨国分寺から戻って、鍛冶橋を渡ると左側に宮川朝市が見えた。飛騨高山宮川朝市協同組合によりほぼ毎朝行われている朝市だそうだ。石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市と並ぶ、日本三大朝市のひとつとも言われ、高山市を代表する観光名所の一つといわれる。しかし、時間はすでに正午すぎていてほとんどの店はなく、買い物客もいない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.再び上三之町
鍛冶橋を渡って安川通りをまっすぐ歩いて、添乗員さんが言っていたメンチカツの店を探したが見つけることはできなかった。戻って上二之町通りを少し歩いて、また、さんまち通りへ戻ってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
92.飛騨牛にぎり寿司
なにやら行列ができている店がある。飛騨牛にぎり寿司の看板が見える。さんまち通りにある「飛騨こって牛」という店だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
93.愛犬たちの散策
上三之町にペットの犬たちが集まっていた。飼い主の方は地元の方々だろうか、どこからか来られた方なのだろうか。全部で7匹いた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
94.国指定 重要伝統的建造物群保存地域
ちょっと人通りが少なくなって古い町並みの上三之町が見通せた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
95.人力車
お年寄りのご夫婦が人力車に乗られて観光されていた。車夫が説明している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
96.中橋の眺め
赤い橋を見ようと上三之町の通りを右に折れて宮川に出て、筏橋の上から中町を眺めた。。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 48mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
97.平湯
12時45分にバスは高山を出発し、R158を平湯バスターミナルにむかった。バスの中で食べた飛騨牛巻き寿司弁当は旨かった。午後1時半に平湯バスターミナルに到着した。天候は回復してきて、時折陽が差す。周囲の山は紅葉が始まっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​640​秒 175mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
98.紅葉始まる
バスターミナルでは、トイレ休憩と買い物のためバスは25分ほど停車していた。紅葉し始めた周囲の山を眺めていたら発車時間になり、バスに戻った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 52mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
99.梓湖
松本に向かうバスは、途中、奈川渡ダムの堤の上を走る。午後の強い日差しが梓湖に注がれていた。奈川渡ダムは2010年5月に、東電に勤務していた学生時代の同期の友人のお世話で見学したことがある。下から見上げる155mのコンクリートの堤は恐ろしく高く聳えていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年10月 5日

裏磐梯、会津 ドライブ紀行 9月15日―16日(2) 磐梯ゴールドラインを走り、喜多方の新宮熊野神社へ 9月16日

2日目の朝、すっきりは晴れてくれないけど雨は降っていない。朝食後、出発までの時間、宿の近くのレンゲ沼を一回りした。
  「休暇村裏磐梯」を8時半に出発、磐梯山の西側の磐梯ゴールドラインを走る。途中、桧原湖畔でモーターボートに乗った。20分間で湖の3分の1あたりを周ってくる。紅葉の季節はとても美しいそうだ。5人まで5,500円だった。磐梯ゴールドラインに入り、しばらくするとパーキングエリアがあって、そこからは磐梯山を西側から眺められた。裏か表かというとまだ、裏磐梯だ。さらに10分ほど走ると猪苗代湖が見えてくる。
  磐梯ゴールドラインを降りたところから1区間、磐越自動車道に乗り、会津若松で降り、喜多方方面へ向かった。目当ては重要文化財「長床」のある新宮熊野神社だ。参拝、見学を終え、ご婦人方は駐車場の前にあった農家のお店で野菜を買い求め、会津若松に戻る。落ち着きのある良い街並みだ。

16.朝の裏磐梯
部屋の窓からは磐梯山が見える。雲が切れないかと見ていたが、山頂が見えることはなかった。今日もこのような天候であろう。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4.8 1/250秒 54mm ISO400) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.レンゲ沼 -1
フロントで尋ねると「休暇村裏磐梯」から道路を隔てたすぐのところにレンゲ沼があるという。朝食のあと出発するまでの30分ほど、そのレンゲ沼の周りを歩いてみた。静寂そのものだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.レンゲ沼 -2
沼の水面は緑色の葉で覆われている。アオサギがいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.レンゲ沼 -3
水面を覆っている葉はジュンサイ(蓴菜)だとKさんのご主人が教えてくださった。ジュンサイは世界に広く分布している植物だが、食用にしているのは中国と日本くらいだそうだ。​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.桧原湖畔
檜原湖は最大水深31m、湖岸周31.5kmと裏磐梯地域最大の湖である。ここは遊覧船、モーターボートの乗り場があるところだ。広い駐車場もあり、五色沼散策コースの入り口にもなっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.モーターボート
客待ちのおじさんに勧められて、遊覧モーターボートに乗ることにした。4人で5500円、檜原湖の3分の1ほどを20分間でめぐる。モーターボートといってもそんなに速くはない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.桧原湖島めぐり -1
檜原湖には大小多数の島があり、この遊覧モーターボートのコースは「檜原湖島めぐり」と名付けられている。もうしばらくすると紅葉の季節になるが、さぞ美しいことだろう。水面の標高は822mある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.桧原湖島めぐり -2
磐梯山が見えてきた。残念ながら雲がかかり、すっきりとした姿は見られない。ボートの上で釣りをしている人たちがいる。何を釣っているのかモーターボートを操縦をしてくれているお兄さんに尋ねたところ、ブラックバスだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.磐梯ゴールドライン
モーターボートで遊覧を楽しんだ後、磐梯山の西側を走る磐梯山ゴールドラインに入った。途中に磐梯山のビューポイントがあったが、そこから眺める磐梯山は荒々しい姿を見せていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/250秒 38mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.磐梯山の爆裂噴口
明治21年の大噴火の時の爆裂噴口だ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f8 1/800秒 130mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.猪苗代湖
磐梯山を回り込むように走ると猪苗代湖が見えてきた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/800秒 105mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.西側から見る磐梯山
磐梯ゴールドラインは、磐梯山を横から眺めるところを走る。ここは滑滝展望台。滑滝という滝はどこにあるのかわからなかった。ここからの磐梯山は穏やかな山にしか見えない。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f7.1 1/250秒 31mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.山湖台
眼下に広がる猪苗代湖の姿が一望できる絶好のポイントになっている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f10 1/400秒 48mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.榮川(えいせん)酒造の蔵
磐梯ゴールドラインを降りたあたりに大きな榮川酒造という蔵元があった。明治2年創業だそうだ。平成元年に良水を求め、醸造部門をここ磐梯山の麓に移転した。この地から生まれる水は「磐梯西山麓湧水群の伏流水」で日本名水百選に指定されているという。榮川の酒はすべてこの名水を使って仕込まれている。今年、株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングスの子会社となっている。今期の酒造りは始まっていないらしい。銘柄は「榮四郎」「榮泉」などがある。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f9 1/320秒 46mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.新宮熊野神社 -1
昼食は会津若松の「萬花楼」というところを予約している。その前に少し喜多方の方へ走って、新宮熊野神社を参拝する。立派な大鳥居が迎えてくれた。「新宮」と称しているが、本宮・新宮・那智の熊野三山を祀っている。創建は天喜3年(1055年)と伝えられ、その寄棟造、茅葺、正面9間、側面4間の長床は国の重要文化財に指定されている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f5.6 1/250秒 24mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.新宮熊野神社 -2
案内板の前には、「注意 ポケモンGOで入社の方はお断りいたします」という札が立っていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f5 1/250秒 18mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.新宮熊野神社 -3 「長床」
大鳥居を抜けて参道を進むと、左に大イチョウがあり、正面に「長床」がある。「長床」は拝殿として建てられたそうだ。国の重要文化財に指定されている「長床」は長大な規模と木太い柱の配列が特徴である。直径1尺5寸(45.4cm)の円柱44本が10尺(303cm)の等間隔に5列に並んでいる。平安期の荘厳な趣を今に伝えてくれている。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.5 1/250秒 18mm ISO1400) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.新宮熊野神社 -4 熊野三社
拝殿である「長床」の奥には階段があり、熊野三社の三つのお社が祀られていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.5 1/250秒 18mm ISO560) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.新宮熊野神社 -5 熊野三社
石段を上がると三つのお社が並んでいた。質素だ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.5 1/250秒 18mm ISO500) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.新宮熊野神社 -6 「長床」
熊野三社から降りてきて再び「長床」を見る。間口:27.273m、奥行:12.1m、柱間:3.03m、柱数:44本、軒高:4.3m、棟高:11.25m の板の間だ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.5 1/250秒 18mm ISO280) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.新宮熊野神社 -7 大イチョウ
長床前にある大イチョウは高さ30m・根本周り8.1mで樹齢は600年といわれ、喜多方市天然記念物に指定されているとのこと。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.5 1/250秒 18mm ISO250) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.新宮熊野神社 -8 宝物殿 木造文殊菩薩騎獅像
「長床」から参道を大鳥居の方へ戻ると左手に宝物殿がった。中に入る。これは木造文殊菩薩騎獅像。インドから砂漠を渡り文殊菩薩の住所と考えられている中国の五台山に行く姿を表しているという。県重要文化財。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f4 1/60秒 28mm ISO3200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.新宮熊野神社 -9 宝物殿 薬師如来坐像と木造十二神将像
薬師如来坐像の手前に見える木造十二神将像は、薬師如来の従者で薬師如来像と同時期に作られたものだそうだ。江戸時代に修復され彩色や両手などはすべて修復時のものに変わっている。頭から体を通して一材で彫りだされており、ふくよかな造形がうかがわれる。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.8 1/50秒 26mm ISO3200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.新宮熊野神社 -10 宝物殿 木造相撲力士像
向かって左側の体を朱彩としたのを赤力士、肌色とするのを白力士というが、彩色は江戸時代のものだそうだ。腰布を付けて身構えた体には力がこもり、体の肉付きはふくよかで、十二神将像に通じると説明されていた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f3.8 1/250秒 24mm ISO2800) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.新宮熊野神社 -11 大鳥居のしめ縄
改めて大鳥居の立派なしめ縄を眺める。社務所のかたに伺ったら、今年のお正月のため、みんなで力を合わせて作ったそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6​.3​​​ 1/250秒 1​8​​​mm ISO​200​) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.キアゲハ -1
さて、会津若松に向け出発する。新宮熊野神社から少し走ったところで、キバナコスモスに来ていたキアゲハを発見、車を止めた。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO200) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.キアゲハ -2
全く傷のない美しい個体だった。

Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO220) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。


 なお、このドライブの行程については、「裏磐梯・会津若松ドライブ」地図として掲載している。この地図は、右メニューのボタンからリンクできます。

2015年11月29日

上野寛永寺から恩賜公園を歩く (1) 11月24日

この日は大学時代のクラスメートでもあり、卓球部でともに過ごした友人でもある2人と夕方5時から上野のやぶ蕎麦で一杯やることになっていた。天気も良いので少し早目に家を出て訪れたことのない寛永寺へ行ってみようと思った。
 上野寛永寺に蟄居した​徳川​慶喜の助命嘆願のために集まった藩士や武士は「彰義隊」を名乗り、上野の山を拠点として新政府軍と対峙した上野戦争により、彰義隊は壊滅した。大政奉還、そして王政復古へと鎌倉幕府以来700年の幕府の歴史もここに終わる​。上野のお山は今まで何回か来たことがあるが、寛永寺まで足を延ばしたことはなかった。

上野・東京ラインが開通して横浜から乗り換えなしで上野まで来られる。JR上野駅の公園口へ出て、​国立西洋美術館の方へは上がらずに線路沿いに歩く。
 1970年(昭和45年)2月11日に日本で初めての人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケットランチャー(発射台)​の展示がある​国立科学博物館の裏手から輪王寺に着いた。輪王寺をお参りした後は、国立科学博物館の入り口を左手に見て、東京国立博物館の前に出る。左手を見ると午後の日が​当って​紅葉した銀杏が輝いてい​る​。先に寛永寺へ行って帰りに寄ろうかと思ったが、陽が陰ってしまうだろうと思い。噴水の先の旧東京音楽学校奏楽堂へ出た。その手前の東京都美術館裏の色づいた木々が傾き始めた陽の光に輝いていた。
​  両側に東京芸術大学の建物がある。右に見える煉瓦造りの建物が良い。立ち止まって写真を撮りたい気持ちをそそる。上野桜木会館がある信号を右へまがる。そこをまっすぐ行くと上野寛永寺だ。

1.東叡山輪王寺門跡​
​東京で唯一の​門跡​​寺院とある。門跡とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職のこと​だそうだ​。正保4年(1647)9月に、東叡山に来​た​後水尾天皇の第3皇子、一品守澄法親王は、承応3年(1654)には正式に東叡山主の座につき、次いで、翌明暦元年には天台座主とも​なって、東叡、比叡、日光の三山を​兼務した。​ただ​正確に言えば、江戸時代には輪王寺という寺は存在しない。上野は寛永寺であり、日光は満願寺であって、その両山の山主が輪王寺宮という訳である。言い換えれば、輪王寺という名は、宮様個人の称号で、寺号ではなかったの​だそうだ​。​この柱を見たときは単に輪王寺の門の跡と思ったのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 35mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.寛永寺旧本坊表門
西隣の東京国立博物館敷地から移築した寛永寺旧本坊表門(重要文化財)​である。明治15年(1882年)東京国立博物館の前身である博物館が上野公園に移転・開館した際にその正門として使用された。関東大震災の後、博物館改築に伴い現在地に移築された。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 26mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.輪王寺(両大師)
境内西側​、寛永寺旧本坊表門​の正面​​に本堂(1993年再建)​が見えた​。輪王寺(両大師)は、上野公園内、東京国立博物館の東側に位置する。上野公園の敷地は元は天台宗別格大本山寛永寺の境内地であり、公園中央の大噴水の位置に根本中堂​が​、東京国立博物館の位置に本坊があった。輪王寺はもと寛永寺の伽藍の一部で、開山堂または慈眼堂と称されていたという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.輪王寺本堂の屋根
青空をバックに屋根がきれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.輪王寺阿弥陀堂
輪王寺は天台宗で本尊は阿弥陀如来である。この阿弥陀堂は新しい建物のようだ。ご本尊が祀られているかどうかはわからない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.国立科学博物館
1926年11月に開館されている。何年か前だが、一度見学したことがある。蝶の標本もしっかりあった。目黒の白金に付属自然自然教育園があり、春になるとツマキチョウが飛ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.東京国立博物館表慶館
通常は月曜日が休館日だが、昨日が祝日だったのでこの日(11月24日)は休みだった。​wikipediaによれば、東京国立博物館の創設は1872年(明治5年)となっている。1872年(明治5年)3月、その前年に設置された文部省博物局により、日本最初の「博覧会」が湯島聖堂大成殿(現在の東京都文京区湯島)で開催された。当時の広告や入場券には「文部省博物館」と明記されており、これが日本の「博物館」の始まりであった​という​。​そして、​1881年(明治14年)、イギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計で上野公園の寛永寺本坊跡に煉瓦造2階建の本館が完成​した​。この本館は、同年上野で開催された第2回内国勧業博覧会の展示館として使用された後、翌1882年(明治15年)3月から博物館の本館として使用されるようになった。​この​​4年前の第1回内国勧業博覧会の際に建てられた「美術館」の建物も新博物館の「2号館」として活用されたが、関東大震災で本館・2号館共に損壊し、現存しない。上野での開館式は1882年3月20日、​そして​1889年(明治22年)、「帝国博物館」​とと改称​された。現在、特別展「始皇帝と大兵馬俑」​と表慶館では「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」​が開催されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 52mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.東京都美術館の裏手
陽は大分傾いてきたが東京都美術館越しに差し込む陽光に色づいた木々の葉が輝く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 42mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.旧東京音楽学校奏楽堂前の広場
すっかり落ち葉で覆われた広場を犬に散歩をさせている人などが気持ちよさそうに歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 30mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.旧東京音楽学校奏楽堂
wikipediaによればこの建物は日本で最初に建てられた本格的な西洋式音楽ホールという。1890年(明治23年)に東京芸術大学音楽学部の前身である東京音楽学校のオーディトリウム(演奏会場)として建設されたそうだ。1983年(昭和58年)に台東区へ譲渡され、1984年(昭和59年)、台東区は解体・修理後に上野公園内へ移築を行い、1987年(昭和62年)10月から一般公開が開始した。翌1988年(昭和63年)1月、国の重要文化財に指定されたという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 22mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.珈琲店
黒田記念館の前にあるその別館内に2013年にオープンしたコーヒーショップだ。煉瓦の外観が黒田記念館とマッチしている。ちょっと一休みしたいところだが、秋の日は短いのでそうはしていられない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 22mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.東京芸術大学
さらに進むと道の両側に東京芸術大学の建物が現れる。左側は美術館などで右側は音楽学部になっている。この門は音楽学部の正門だ。1949年(昭和24年)5月、国立学校設置法の公布施行に伴い、「東京美術学校」と「東京音楽学校」が統合され、新制「東京芸術大学」(東京藝術大学)として設立された。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.東京芸術大学音楽学部赤レンガ館
右側が1号館で左側に見えるのが2号館だ。後で時間があれば、門の中に入れていただき、傍で見てみたい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 250秒 38mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.東叡山寛永寺
東京芸術大学のはずれを右に曲がって突き当り左側に東叡山寛永寺があった。見ていると自転車に子供を乗せたお母さん方が何人かこの門の中に入っていく。門を入ってみて解った。左側に幼稚園があるのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 400秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.寛永寺根本中堂
​台東区文化ガイドブックによれば、​上野寛永寺(天台宗東叡山寛永寺)は、天海僧正​(​慈眼大師​)​の進言により、江戸城の艮​(​うしとら​)​、北東)の鬼門の守として、寛永2年(1625)に本坊が落成した。東叡山は東の比叡山を意味し、寛永年間に創建時の年号によって寛永寺の勅号を与えられてい​る​。上野寛永寺は、将軍家の墓を芝増上寺と二分して菩提寺として成り、上野の山一帯に本坊円頓院を初めとして諸堂、子院が​あった​が、慶応4年(1868)の東征軍と彰義隊による、いわゆる上野戦争時に、その多くが焼失し​てしまった。現在の根本中堂は、明治12年​(1879年)​に川越喜多院本地堂を移築したもの​で。寛永寺本来の建物ではない。内陣には厨子内に秘仏本尊薬師三尊像を安置する(堂内は非公開)。​写真の手前左側に見える灯篭も立派だった。​ ​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 250秒 24mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.大イチョウ
根本中堂の右手に回ってみると大きな銀杏の木があり、上の方に日が当たってきれいだった。 ​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 400秒 52mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.根本中堂の門
最初に入った門の南東側に根本中堂を正面に見る黒い門があった。少し調べてみたがこの門の由来は解らなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 250秒 32mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月30日

夕暮れの都立大学界隈 8月26日


  西本梨江さんという女性ピアニストがいる。桐朋学園大学ピアノ科を卒業し、同大学研究科を修了された。89年には全日本学生音楽コンクール全国大会第1位に輝く。98年よりコンサート活動を始め、「絵本コンサート」の企画を立ち上げ、朗読と映像と音楽で平和へのメッセージを伝えるコンサートを開催されている。 日比谷に、友人がメンバーになっているシーボニアメンズクラブというところがあるが、そこの専属ピアニストでもある。シーボニアメンズクラブで時々お目にかかるのが縁で、コンサートのご案内などをいただくようになった。

 この日は、都立大学の<めぐろパーシモンホール 小ホールで、その西本梨江さんの~Passion~と題されたピアノコンサートがあり、聴きに行った。
 コンサートが始まる1時間半以上前に東横線の都立大学駅に着き、夕暮れの町をぶらぶらと歩いたあと、軽く食事をして、会場に着いた。
  コンサートは共演の秋田孝訓さんのいろいろな打楽器を使ったパーカッションも素晴らしく、西本梨江さん編曲の「耳に残るは君の歌声」=真珠とりより / ビゼー や、 「烈」=NHKドラマ「蔵」より / 深草アキ などに感動した。

1.常園寺
横浜から東横線特急に乗り、自由が丘で各駅停車に乗り換えて都立大学で降りたのは夕方の5時を少し回ったところだった。1991年4月に東京都立大学が八王子市に移転した後は、大学のない大学駅となっている。めぐろパーシモンホールは、その大学の跡地に建てられている。目黒通りを渡って、柿の木坂に向かって歩くと5分ほどのところに常園寺があった。山門は閉められていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO640 ) 露出補正 なし
常園寺;クリックすると大きな写真になります。
2.常園寺の境内
山門からは入れなかったが、少し先の通用門から境内に入ることができた。境内には幹回り4m、高さ25mの目黒区保存樹第一号の大イチョウの木があった。写真中央に見えるが本堂だ。。寺宝として大きな「釈迦如来涅槃之図(大涅槃図)」を所蔵し、毎年2月15日の釈迦涅槃会に開帳されるとのこと。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO250 ) 露出補正 なし
常園寺の境内;クリックすると大きな写真になります。
3.妙見堂
常園寺境内の奥に妙見堂があった。北極星を神格化し、国土を守り、災いを除き、幸いをもたらす開運の菩薩と言われる妙見菩薩が祀られている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO500 ) 露出補正 なし
妙見堂;クリックすると大きな写真になります。
4.北野神社
常園寺を出て、さらに天神坂という緩やかな坂道を進むと、右手に北野神社というのがあった。各地にある北野神社と同じように菅原道真公が祀られている。もともと「農耕の神」で、田んぼの脇にあったが、昭和初期の耕地整理により田圃の脇から移されたとの碑があった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 5.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
北野神社;クリックすると大きな写真になります。
5.めぐろパーシモンホール
やがて、目黒キャンパス広場・公園の向こうにめぐろパーシモンホールの建物が見えた。東京都立大学は、1991年にここから八王子市に移転し、今は首都大学東京になっている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 5.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
めぐろパーシモンホール;クリックすると大きな写真になります。
6.物産展?
外から見える目黒パーシモンホール・大ホールのロビーと思われるところで何やら物産展のような催しが見えた。時間があったので寄ってみたかったが、入り方がわからなかった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 5.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
物産展?;クリックすると大きな写真になります。
7.SERAPIS Ⅱ
コンサート会場の開場まで、まだ、小一時間ある。天神坂を都立大学駅のほうに少し戻って、「SERAPIS Ⅱ」というCafeに入った。パスタが美味しかった。 「SERAPIS Ⅱ」というのはなんのことだろうか?店内の壁には Shippinng building through the century と書かれた船の絵が並べて張られていた。船の名前のようにも思えるが・・・。ご主人に、「SERAPIS Ⅱ」を店の名前とされたいわれを聞いておけばよかった。ご主人曰く、都立大学が移転して20年以上になるが、町が様変わりしたという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/40秒 8.5mm ISO500 ) 露出補正 なし
SERAPIS Ⅱ;クリックすると大きな写真になります。


2011年4月 3日

トラフシジミ 三ツ沢公園 4月2日


 今日も天気が良く暖かくなりそうだ。散歩がてら三ツ沢公園へ行く。散歩がてらと言っても、公園までは結構な登りがあり、息を切らせる。家から歩いて20分ほどで公園の入口になる三ツ沢競技場に着く。最近、相鉄線の「駅から散歩」で紹介されたためか、散歩を楽しまれている高齢者の方々も多い。

 三ツ沢へ行くのはもうひとつ楽しみがあった。国道1号線に沿った横浜市営地下鉄の三ツ沢上町駅入口の傍に、上海出身の中国人のご夫婦が営む「鳳誠閣」という中華料理の店があり、そこの麻婆豆腐とレバニラ炒めがとてもうまい。歩いて、ひと汗かいて、1杯のビールとともに楽しみたいのだ。しかし、残念ながら、店にはシャッターが下りていて、「本日より臨時休業いたします」の張り紙があった。本日というのがいつのことかわからないが、今回の地震で上海に帰ってしまったのだろうか。

横浜緋桜;クリックすると大きな写真になります 1.横浜緋桜
横浜戦没者慰霊塔を通り抜けると広場があって、色の濃い桜が咲いていた。木に「横浜緋桜」という札がかかっている。横浜市環境創造局のホームページを見ると、横浜緋桜の生みの親は港北区高田町の白井勲さんという方だそうで、30数年前から桜の新品種作りに取り組んできているという。昭和47年ごろに早咲き種の寒緋桜(かんひざくら)と山桜(兼六園熊谷「けんろくえんくまがい」という種類)を交配させ,病気に強い性質は山桜、そして鮮やかな紅色を出すために寒緋桜と、それぞれの系統の利点を備えた丈夫で美しい桜を誕生させたとのこと。開花期が早咲き・中間咲き・遅咲きの3タイプがあり、早咲きは3月20日ごろから咲きはじめる。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影( F4 7.3mm 1/500秒 ISOオート ) 露出補正 なし
中:プログラムオートで撮影( F4.1 29.2mm 1/640秒 ISOオート ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影( F4.1 29.2mm 1/800秒 ISOオート ) 露出補正 なし
豊顕寺の入り口;クリックすると大きな写真になります 2.豊顕寺の入り口
横浜緋桜が咲いていた丘から国道1号の方へ石段を下りてくると、門がある。この門をくぐると左側に豊顕寺がある。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F3.5 21.7mm 1/160秒 ISOオート ) 露出補正 なし
桜広場の椿;クリックすると大きな写真になります 3.桜広場の椿
豊顕寺の手前左側に桜広場と名付けられた広場がある。大きな桜の木が200本あるという。まだ花はわずかしか咲いてなく、お花見をする人もいない。その広場の隅に深紅の椿が花を咲かせ、地面に落ちた花にも風情を感じる。柵の向こうは豊顕寺の本堂である。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 8.5mm 1/400秒 ISOオート ) 露出補正 -1.0段
豊顕寺本堂;クリックすると大きな写真になります 4.豊顕寺本堂
豊顕寺という寺は、門脇に設置された案内板によれば、三河国多米村(現在の愛知県豊橋市多米町)の郷士多米元興が先祖菩提のために1515年(永正12年)に建立した本顕寺に端を発するという。後に元興は三ツ沢に隠棲し、本顕寺を移し、法照山豊顕寺と名を改めたと示されている。本堂の南側には斜面になった寺林があり、この林は「豊顕寺市民の森」として一般に開放され、市民の憩いの場として親しまれている。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 7.3mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
大イチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.大イチョウ
これは横浜市名木古木指定されている大イチョウだ。樹齢は600年というが、幹の太さは鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏に及ばない。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 7.3mm 1/60秒 ISOオート ) 露出補正 なし
トラフシジミ春型;クリックすると大きな写真になります 6.トラフシジミ春型
豊顕寺の境内を歩くと、なんとトラフシジミの春型が地面に止まっているではないか。全く予想もしていなかったし、時期的にも早い。ローアングルで撮ろうと近づくと飛び立つ。青紫の翅表も美しく輝く。何回か近寄っては逃げられながら、やっとシャッターを切ることができた。A640のバリアングルモニターが役に立った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 21.7mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
ソメイヨシノ;クリックすると大きな写真になります 7.ソメイヨシノ
ソメイヨシノは大きな木にいっぱい蕾を膨らませている。4~5日で見ごろが来るのだろうか。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 7.3mm 1/640秒 ISOオート ) 露出補正 なし