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Studio YAMAKOで“平地産ゼフィルス”が含まれるブログ記事

2023年6月18日

6月の舞岡公園 ② 2023年6月7日 横浜市戸塚区舞岡公園

前々日にも舞岡公園へ行ったのだが、なかなか成果が上がらない。
 6月6日は雨で気温も低かったが、翌日7日の予報では天気は回復し気温も上がりそうなので、急遽、出かけることにした。
 雨上がりで期待できるのかと思ったが、平地産ゼフィルスはもとより、見かけるチョウの数も少ない。この日は平地産ゼフィルスは全く撮影できなかった。
 クリの花でトラフシジミの夏型と、近年少なくなっていたキマダラセセリを撮ることができたのが、せめてもの慰めだった。
 他の方のブログを拝見すると、オオミドリシジミを含めて6種の平地産ゼフィルスはすべて撮影されている。決して、発生していないわけではないので、私としては来シーズンに期待である。6月8日には関東甲信越地方も梅雨入りした。

000_230607069 X700 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
桔梗 2023年6月7日 横浜市戸塚区舞岡公園 小谷戸の里

001_230607027 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.コミスジ
南門から散策路に入るとコミスジが翔んでいた。コミスジは年3回ほど発生するが、すでに第1化の最盛期は過ぎていて、擦れている個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230607038 X900 ◎舞岡公園 トラフ RX10M4.jpg 2.トラフシジミ 夏型
クリの花が咲くところにいくと、愛好家がおひとり手持無沙汰そうに立っておられた。どうやらチョウの姿はないようだ。クリの花を眺めていくと何やら黒い影が見えた。何かわからない。RX10の望遠端で、AFフレームに入れて連写し、モニターで確認するとトラフシジミの夏型だった。そろそろ出現するころだと思っていた。トラフシジミは夢中で吸蜜し、動かなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_230607057 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 3.親子連れのコジュケイ -1
コジュケイが前方3mくらいの目の前に現れた。1羽ではない。写真の右側にオレンジ色の姿が見える。まったく鳴き声は上げない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
004_230607045 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.親子連れのコジュケイ -2
左側にもう1羽いた。明らかに体の大きさが違う。子供の方は親鳥に甘えるような姿を見せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
005_230607064m X900 ◎舞岡公園 コジュケイ親子 RX10M4.jpg 5.親子連れのコジュケイ -3
しばらく観察していると、やがて親の後について右の藪の中に静かに入っていった。wikipediaによると、「コジュケイの繁殖形態は卵生。年に2回繁殖する。4-6月に地面の窪みに枯れ草を敷いた巣に、7-8個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は17-19日。雛は孵化直後に巣立つ。雌雄共に育雛を行う。生後1年で成熟する。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 132mm ISO500 ) 露出補正 なし
006_230607068 X900 舞岡公園 ホタルブクロ RX10M4.jpg 6.ホタルブクロ(蛍袋)
一昨日はまだ蕾だったホタルブクロが開き始めた。ホタルブクロはキキョウ科の多年草で、和名「ホタルブクロ」は、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来するという。wikipediaには花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多いとあるが、これはどちらかというと白い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
007_230607002 X900 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.リョウブ(令法)
小谷戸の里の炭焼き小屋の入り口にあるリョウブ。リョウブの木は他にもあるがこの木は少し葉脈に赤みがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
008_230607071 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ヤマアジサイ(山紫陽花)
一昨日も撮った瓜久保の家に咲くヤマアジサイである。その時はガクだけ撮ったが、これは花全体を撮った。ガクがよりピンク色になってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 154mm ISO500 ) 露出補正 なし
009_230607007 X900 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 9.キキョウ(桔梗)
トップの写真はRX10で撮ったが、これは105mmマクロレンズで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230607073 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.キンシバイ(金糸梅) -1
いま、古民家の裏庭に黄色も鮮やかなキンシバイが咲いている。和名は中国名の「金糸梅」に由来し、これは5枚の花弁を梅に、多数の雄蕊を金の糸に喩えたものだそうだ。この写真では雄蕊はまだ長く伸びていないので、金の糸には見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230607076 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 11.キンシバイ -2
wikipediaによれば、樹高0.3 - 1.5 m程度の小低木で大きくなれば3 mに達する。主幹は基部から盛んに分枝し、高角度に広がる。枝は垂れ気味に長く伸び、先端が垂れるとある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_230607011 X900 〇舞岡公園 キンシバイ Z50 Z105mc.jpg 12.キンシバイ -3
花は盃状で、花弁は5枚。楕円状卵形から広倒卵形、あるいは円形となり、僅かに外側に膨らみ浅い盃形をなす。この成長した花は雌蕊を中心に多くの雄蕊が金の糸のように長く伸びている。雄蕊は50 本~70本単位の5本の束を構成する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
013_230607081 X900 〇舞岡公園 ルリシジミ 産卵 RX10M4.jpg 13.ルリシジミ 産卵 -1
ルリシジミがヤマハギに産卵に来ていた。ヤマハギの新芽に腹端を曲げて産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_230607016 X900 〇舞岡公園 ヤマハギ Z50 Z105mc.jpg 14.ルリシジミ 産卵 -2
産み付けられた卵は確認できなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_230607024 X900 ◎舞岡公園 ヤマハギ Z50 Z105mc.jpg 15.ルリシジミ 産卵 -3
産卵はちょっとお休みして翅を開いた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
016_230607084m X900 ◎舞岡公園 キマダラセセリ RX10M4.jpg 16.キマダラセセリ -1
再びクリの木のところに戻ってきた。首が痛くなるほど上を見続けて探す。ミドリシジミはじめゼフィルスは見つけられなかったが、何か小さいのがいる。コチャバネセセリかキマダラセセリかと思い、レンズを向けて撮ってみる。キマダラセセリだった。数年前まではこの季節にしばしば見かけたが、最近は少なくなっていたので、いてくれてよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO640 ) 露出補正 なし
017_230607090 X900 ◎△舞岡公園 キマダラセセリ RX10M4.jpg 17.キマダラセセリ -2
葉の間から差し込む日の光の加減で、面白い写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_230607095 X900 〇舞岡公園 ウラギンシジミ RX10M4.jpg 18.ウラギンシジミ♂
駐車場に戻るとき、ウラギンシジミが路上を翔んでいた。ウラギンシジミは秋型が成虫で越冬し、翌春4月の終わりごろまで飛んでいる。そして、第1化が6月に発生する。開始するのを待ったが、これ以上は開いてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
019_230607099m X900 〇舞岡公園 ガビチョウ RX10M4.jpg 19.ガビチョウ(画眉鳥)
南門の近くまで来るとよくガビチョウに会う。ガビチョウは中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息する外来種だが、日本以外にハワイ諸島にも侵入していて、その侵入の経緯はホノルルの中華街の火事だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
020_230607102 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 20.ベニシジミ
どこからともなく敏速でベニシジミが翔んできて、大きな葉に止まった。春型はそろそろ擦れてきいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 216mm ISO400 ) 露出補正 なし

2023年6月14日

6月の舞岡公園 ① 2023年6月5日 横浜市戸塚区舞岡公園

6月2日は横浜市も台風2号の大雨だった。6月3日の土曜日は午後から晴れ間が出て気温も上がったが、この日はJPS昆虫切手研究会主催のファーブル生誕200年記念「第36回昆虫切手昆虫切手展」に行く予定があった。私は雨を避けて出かけたので間に合わなかったが、日本アンリ・ファーブル会理事長であり、「完訳ファーブル昆虫記」の著者である奥本大三郎 埼玉大学名誉教授によるテープカットが行われていた。
 日曜日は良い天気になった。平地産のゼフィルスのトップ・シーズンであり、愛好家の皆さんが大勢来られると思い、翌月曜日も天気が良く気温も上がるという予報を信じて、6月5日はいつもより早めに現地に向かった。
 何かいないかと目を配りながら歩くが、ゼフィルスはもとよりチョウの姿はない。花の写真を撮りながら、昨年も、ミドリシジミやウラゴマダラシジミが集まっていたクリの花が咲くところへ行く。まだ、どなたも先客はおられなかった。
 クリの花を見上げていると、黒い影を見つけた。眼鏡をかけた目では同定はできない。AFで狙いを付けて連写してみて、モニターで確認するとミドリシジミだった。あと、破損したアカシジミを1頭見つけたが、それだけだった。
 他のポイントへも行ってみたが、何も現れてくれなかったし、他のチョウも少なかった。

000_230605001 X700 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg
羽化したばかりのミドリシジミ♀ 2023年6月5日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_230605025 X900 舞岡公園 オカトラノオ RX10M4.jpg 1.オカトラノオ(丘虎の尾)
wikipediaには、「白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。」とあった。花穂の下の方の蕾が今にも開きそうである。この花もチョウが好きだ。箱根湿性花園にはオカトラノオの群落がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_230605026 X900 舞岡公園 ミズキ RX10M4.jpg 2.ミズキ(水木)
春の終わり頃になって白い小花を密に咲かせる。この花にはチョウは来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_230605027 X900 舞岡公園 ガクアジサイ RX10M4.jpg 3.ガクアジサイ(額紫陽花)
一般的に知られているホンアジサイ(いわゆるアジサイ・紫陽花)はガクアジサイから栽培種として育てられてきた。写真のように花の中心に蕾のような花が集合し、その周りにガクと呼ばれる葉っぱが変化した部分がついているのがガクアジサイと呼ばれるアジサイの原種の1つだ。いまではアジサイというと原種のガクアジサイより、ホンアジサイの方をイメージする人が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO500 ) 露出補正 なし
004_230605028 X900 舞岡公園 シモツケ RX10M4.jpg 4.シモツケ(下野) 和名のシモツケ(下野)は最初に下野国、現在の栃木県で発見されたことに由来するそうだ。せいぜい高さ1m程度の落葉広葉樹の低木である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_230605031m X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 5.ミドリシジミ -1
クリの花が咲くところに来た。昨年はこのクリの花に6種中5種の平地産ゼフィルスが集まっていた。今年も期待して花を見上げる。目を凝らして次から次と眺めていくと、黒っぽい影が見えた。目が悪いので眼鏡をかけた目では同定できない。RX10のAFでピント枠の中に入れて撮ってみる。モニターを拡大して見るとミドリシジミだった。今年も会えてよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
006_230605031 X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 6.ミドリシジミ -2
その個体はクリの花の上を歩いて移動していた。襟元(頭部の後ろの前翅の合わさるところ)に緑色の金属光沢があった。♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
007_230605042 X900 〇舞岡公園 クリ アカシジミ RX10M4.jpg 7.アカシジミ -1
アカシジミも見つけた。しかし、すでに破損した個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
008_230605048 X900 〇舞岡公園 クリ ミドリシジミ RX10M4.jpg 8.ミドリシジミ -3
見つけたときから15分ほど経った。まだ、クリの花を歩いて移動している。クリは虫媒花をつける。蜜の在処を示す花弁はなく、たくさんの雄花が集まった白い花穂をたくさんつけて存在を示す。また、分泌するスペルミンで醸し出される独特の匂いも昆虫を呼ぶためのものだ。クリの花には多くの虫たちが集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出く正 なし
009_230605002 X900 〇舞岡公園 ガクアジサイ Z50 Z105mc.jpg 9.ヤマアジサイ
見つけたミドリシジミ1頭とアカシジミ1頭以外はここに現れなかった。20分ほどいて、ほかの愛好家も来られたので、「そこにいますよ」と案内して、その場を移動した。瓜久保の家に咲いていたアジサイは、白いガク(装飾花)の部分が次第にピンクを呈するようになる。ガクアジサイにはダンスパーティー、隅田の花火、城ヶ崎など様々な品種があるそうだが、これはガクアジサイではなく、ヤマアジサイと思われる。装飾花が白から赤に変わるのは、太陽の光に当たるからだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230605055 X900 〇舞岡公園 ヤマボウシ RX10M4.jpg 10.ヤマボウシ(山法師)
花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせる。wikipediaによれば、和名のヤマボウシの由来は、中心に多数の花が集まる頭状の花序を法師(僧兵)の坊主頭に、花びらに見える白い総苞片を白い頭巾に見立てたもので、「山に咲く法師」(山法師)を意味するといわれているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO1000 ) 露出補正 なし
011_230605005 X900 舞岡公園 ドクダミソウ Z50 Z105mc.jpg 11.ドクダミ(蕺・蕺草)
葉はハート形、萼片や花弁を欠く小さな花が密集し、その基部に白い花びらのような苞(花や花の集まりの基部にある特殊化した葉)が4枚つくため、花の集まり(花序)が1個の花のように見える。自宅の近所で苞が八重のものドクダミを見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO1100 ) 露出補正 なし
012_230605058 X900 〇舞岡公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 12.ベニシジミ
春型のベニシジミは前翅のオレンジ色が鮮やかなので、つい撮りたくなってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1400 ) 露出補正 なし
013_230605064m X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ RX10M4.jpg 13.ミドリシジミ♀ -1
ミドリシジミが吸蜜していたクリの花が咲くところへ戻ってきた。そこにはミドリシジミはいなかったが、近くで数人の方が、カメラを構えていらした。行ってみるとミドリシジミが下草(ヤマグワ?)の葉に止まっていた。羽化したてのように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_230605076 X900 ◎舞岡公園 ミドリシジミ RX10M4.jpg 14.ミドリシジミ♀ -2
葉の上を歩いて、向きを変えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_230605011m X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ  Z50 Z105mc.jpg 15.ミドリシジミ♀ -3
少し距離はあったが、105mmのマクロレンズで撮った。これ以上は近寄れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
016_230605087 X900 〇舞岡公園 アカシジミ RX10M4.jpg 16.アカシジミ -2
クリの花を見上げているとアカシジミが1頭飛び出して、近くの葉に止まった。一見きれいな個体だったが、だいぶ擦れてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO2500 ) 露出補正 なし
017_230605089m X900 〇舞岡公園 アカシジミ RX10M4.jpg 17.アカシジミ -3
前の写真と同じ個体。翔んで別のところに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_230605017 X900 △舞岡公園 アカシジミ  Z50 Z105mc.jpg 18.アカシジミ -4
また、翔んで今度は下草の中に逃げ込んだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_230605023m X900 ◎舞岡公園 アカシジミ  Z50 Z105mc.jpg 19.アカシジミ -5
葉の隙間から狙ってみる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_230605095 X900 〇舞岡公園 ミドリシジミ♀ RX10M4.jpg 20.ミドリシジミ♀ -4
もう一度、ミドリシジミが止まっていたところに戻ってみた。開翅を待ってみたが、これ以上は開いてくれなかった。♀であることは間違いないが、これでは何型かわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO800 ) 露出補正 なし

2023年6月 7日

5月の舞岡公園 ② 2023年5月17日・26日 横浜市戸塚区舞岡公園

先週は、まだ平地産ゼフィルスの姿は見られなかった。そのあと、また雨の日が多くなり、気温も上がらない日が多くなったが、5月17日は快晴で、気温も上がるという予報だった。
 その5月17日、9時半ごろ現地に着いたが、モンキアゲハの翔ぶ姿も見られ、今日は行けそうだと感じた。ウラゴマダラシジミは発生しているらしいが、イボタノキの花に来ている姿はなかった。
 10時過ぎにクリの花が咲くポイントへ行ってみた。クリの花は咲いていたが、アカシジミの姿はない。あきらめてその場を去ろうとして、歩き始めたとき、下草にオレンジ色を見つけた。羽化したばかりの個体のようだった。今日はイボタノキの花にアオスジアゲハやツマグロヒョウモンが元気な姿を見せていた。
 ここ舞岡公園では、しばらく見なかったコムラサキが宮田池のヤナギの木の周りを翔び回っていた。しかし、なかなか止まらない。空中戦を挑んだが、撮影は難しかった。
 5月26日も収穫はなかった。クリの花で見つけたアカシジミは、後翅に鳥に啄まれた傷がある個体だった。ウラナミアカシジミにも、ウラゴマダラシジミにも会えなかった。次回、舞岡公園へ来られるのは6月に入ってからである。

000_230517038 X700 ◎△舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg
イボタノキの花に絡むアオスジアゲハ 2023年5月17日 横浜市保土ヶ谷区 舞岡公園

001_230517039 X900 レモン △舞岡公園 古民家 RX10M4.jpg 1.クロアゲハ♀ -1 5/17
古民家の庭でクロアゲハの♀が3mくらいの高さの木の周りをゆっくりと旋回していた。産卵をしようとしているようにも見える。まだ、傷のないきれいな個体だった。まったく止まってくれず、翔んでいるところを狙うしかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
002_230517042 X900 〇△舞岡公園 レモン 古民家 RX10M4.jpg 2.クロアゲハ♀ -2 5/17
前の写真と同じ個体である。この木の葉の写真で、Picture This で検索したところ、レモンの木と同定した。レモンも柑橘系である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO1250 ) 露出補正 なし
003_230517045t X900 △岡公園 コムラサキ 宮田池の柳 RX10M4.jpg 3.コムラサキの追飛 5/17
宮田池の傍に数本の大きなヤナギの木がある。途中で逢った同好のかたが、「コムラサキがいましたよ。でも、なかなか止まってくれないので撮れません」との情報をくださった。しばらくしていってみると、ヤナギの木の高いところを2頭のコムラサキが、追飛していた。縄張り争いのようだ。ピントは合せられない。比較的コムラサキと分かる画を載せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230517004 X900 〇舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 4.アカシジミ -1 5/17
例年、アカシジミやウラナミアカシジミがクリの花に来るポイントへ行ってみた。しかしクリの花はまだ開花していない。しばらく様子を見たが、諦めて戻る途中、下草にオレンジ色が見えた。羽化したばかりのような新鮮な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230517010 X900 〇舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 5.アカシジミ -2 5/17
同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_230517015 X900 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 6.アカシジミ -3 5/17
下草の上を歩き回る。マクロレンズで寄って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_230517053 X900 ◎舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 7.アオスジアゲハ と イボタノキ -1 5/17
舞岡公園にはイボタノキが多く、この時期は花が咲く。イボタノキの花は虫たちが好きな花のようだ。新鮮なアオスジアゲハがイボタノキに取り付いて花から花へ翔び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_230517022 X900 ◎△舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg 8.アオスジアゲハ と イボタノキ -2 5/17
この位置から翅を開いて翔ぶ姿を撮るチャンスはなかなかない。良い写真が撮れたと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_230517027 X900 ◎舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg 9.アオスジアゲハ と イボタノキ -3 5/17
1/1000秒のシャッタースピードで撮ると、f8 まで絞られたが、ほとんどチョウ全体にピントが合う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230517063 X900 舞岡公園 リョウブ RX10M4.jpg 10.リョウブ(令法) -1 5/17
もう少しで花が開くリョウブの花も蝶が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 215mm ISO250 ) 露出補正 なし
011_230526002 X900 舞岡公園 セイヨウオニシバリ RX10M4.jpg 11.セイヨウオニシバリ(西洋鬼縛り) 5/26
食べたくなるような真っ赤な実だが、セイヨウオニシバリは、特に果実および小枝にダフネトキシンが含まれているため、猛毒性である。中毒になると、窒息感を経験する。新鮮な小枝を手で扱うと、感受性の高い人では湿疹を引き起こすという。オニシバリという種もあるが、オニシバリという和名は、樹皮が丈夫で強いことから、鬼も縛ることができるという意味だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 なし
012_230526007 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.多かった児童の来園 5/26
26日は公園に着いた時から小学校の低学年と思える児童たちが何組も先生方に引率されて来園していた。中には外国人の先生が引率しているグループもあった。小さな子たちは、お揃いの服を着て、帽子を被っている。カメラマンが一人ついて遠足?の写真を撮りまくっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_230526009 X900 〇舞岡公園 ルリシジミ RX10M4.jpg 13.ルリシジミ 5/26
ルリシジミもイボタノキの花に集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_230526016 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 14.モンシロチョウ -1 5/26
瓜久保の家の前の農家さんの土地にイモカタバミが植えられていて、濃いピンク色の花を咲かせていた。3m四方ほどの植え込みだが、そこに5~6頭ほどのモンシロチョウが翔んでいた。イモカタバミは食草ではないが、♀が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230526019 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 15.モンシロチョウ -2 5/26
連写で撮った中の1コマにイモカタバミの花で吸蜜していた個体が翔び上がったところが撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_230526020 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 16.モンシロチョウ -3 5/26
前の写真の次の1コマ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_230526034 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 17.モンシロチョウ -4 5/26
♀の開翅した姿である。たかがモンシロチョウであるが、十分楽しませてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
018_230526045 X900 〇舞岡公園 クリ RX10M4.jpg 18.アカシジミ -1 5/26
17日にアカシジミがいたところのクリの木へ行ってみた。ここのクリの花はもう咲き終わりが近い。1頭だけアカシジミを見つけたが、後翅を野鳥に啄まれて傷を負っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_230526107 X900 〇舞岡公園 SZ50 Z105mc.jpg 19.アカシジミ -2 5/26
前の写真と同じ個体を105mmマクロレンズで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f7.1 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_230526053 X900 ◎舞岡公園 ルリシジミ クリ RX10M4.jpg 20.ルリシジミ 5/26
ルリシジミもクリの花によく来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
021_230526059m2 X900 〇舞岡公園 ウグイス RX10M4.jpg 21.ウグイス
あまり良い写真ではないが、まだ、2回目のウグイスの写真を撮った。ウグイスは舞岡公園では至る所で美しい声で鳴いているが、なかなか姿を見せてくれない。居場所を見つけるのは難しい。wikipediaによれば、さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
022_230526065m X900 〇舞岡公園 ルリシジミ♂ RX10M4.jpg 22.ルリシジミ♂
ルリシジミが多く翔んでいる。♂のブルーが輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
023_230526109 X900 ◎舞岡公園 SZ50 Z105mc.jpg 23.ルリシジミ♀ 飛翔 -1 ルリシジミの♀がヤマハギ(山萩)の新芽に産卵しようとしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
024_230526112m X900 △〇舞岡公園 ヤマハギ SZ50 Z105mc.jpg 24.ルリシジミ♀ 飛翔 -2
こんな写真が撮れたのは初めてだ。連写していると、たまたまピントの近くで撮れることがある。こんな写真が撮れると嬉しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2023年2月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (20) 2022年

2022年はコロナの時代になって3年目の年だった。年明けとともに感染者数は再び増え始めた。4月、5月、6月と、落ち着いたものの、7月に入って、オミクロンという変異株により再び新規感染者数が増加、第7波が到来、9月末には収まり、重症化率も下がってきた。これで終息するのかと思いもしたが11月からまた、じわじわと増え始め、第8波を迎えてしまった。
 そんな一年であったが、舞岡公園の平地産ゼフィルスは元気だった。良い写真は撮れなかったが、久しぶりにオオミドリシジミの撮影もでき、平地産6種のうち、ミズイロオナガシジミを除く5種を撮った。クリの花の開花時期と合致し、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、そしてミドリシジミの個体数は例年より多かったように思う。
 7月の終わりと夏の終わりに二度入笠山へ行った。7月はアサギマダラこそ多く見られたが、他は目ぼしい収穫はなかった。9月の初めにキベリタテハやクジャクチョウ、シータテハの秋型を撮ろうと再度訪れたのだが、標高2,000mは気温が低く、雨こそ降らなかったが霧がでて、成果がなかった。
 五合目までバスで行ける富士山へは行ったことがなかったので、8月30日にバスツアーで行ってみた。この日も天候には恵まれなかったが5合目の広場でキベリタテハを見ることができた。次回来るときは五合目付近を散策してみたい。  2020年、2021年と自
宅の近くで観察できたクロマダラソテツシジミは3シーズン目は見ることができなかった。

001_220423252 X900 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 1.カラスアゲハ 春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園の駐車場を上がって、けやき広場が終わる辺りに1本のヤマツツジが咲いていた。今まであまりこの時期に来なかったので、ヤマツツジがあるのを知らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO220 ) 露出補正 なし
002_220428076t X900 △◎裏高尾 アオバセセリ RX10M4.jpg 2.アオバセセリ 春型 2022年4月28日 裏高尾
久しぶりにアオバセセリに会えた。ミツバウツギの花に来た1頭の、しばらく撮影を楽しませてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 186mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220511179 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 3.クモガタヒョウモン  2022年5月11日 八王子市郊外
この日、ハルジオンの咲く原っぱでクモガタヒョウモンが比較的多く翔んでいた。ほとんどが で、発生最盛期のようだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220524174t X900 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 4.アカシジミ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
クリの花が咲いていた。複数のアカシジミが夢中で吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
005_220530153t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ウラナミアカシジミ  2022年5月30日 横浜市戸塚区舞岡公園
行使をずらして内側のオレンジ色を見せてくれた。このウラナミアカシジミとアカシジミは止まるときは翅を閉じるので、飛翔シーンを狙う以外、翅表を撮れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
006_220609173t X900 ◎舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 6.オオミドリシジミ  2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
5.6年ぶりに舞岡公園でオオミドリシジミを撮影できた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
007_220718072t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.モンキチョウ  2022年7月18日 横浜市戸塚区舞岡公園
狐久保へ入る道の手前の体験畑に毎年ヒマワリが咲く。今年も色鮮やかな大輪のヒマワリが咲いていた。そこにモンキチョウが飛来した。吸蜜を試みていたようだがお口に会わぬのか、すぐ離れて行ってしまった。この写真は暮れの「日本チョウ類保全協会」のWeb写真展に出展したところ、トップページに取り上げられた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220728234 X900 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 8.アサギマダラ  2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
高原の夏のチョウを撮ろうと入笠山へ行った。ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモンなどとともに、アサギマダラの個体数が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 52mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_221003101x X900 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 9.アゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 明神台公園
児童公園の一角に秋になるとキバナコスモスが咲く一角がある。ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アオスジアゲハ、アゲハなどが集まってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z 105mm macro VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_221030067t X900 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 10.ヤマトシジミ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔
  帷子川の河畔は遊歩道になっているが、カタバミが繁茂し、秋には、雑草に類する植物ではあるが、野菊に類するヨメナの花が咲くところがある。秋のヤマトシジミのブルーは美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
補001_220423177b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補1.ジャコウアゲハ春型   2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
休耕畑に咲く大根の花に2頭のジャコウアゲハが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
補002_220423235b X900 ◎舞岡公園 クロアゲハ Z50 18-140.jpg 補2.クロアゲハ春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
ヤマツツジの花にクロアゲハが来ていた。 の後翅前縁にある白い紋が見える写真は珍しい。コノヤマツツジにはカラスアゲハ、ジャコウアゲハも来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
補003_220428241b X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 補3.ウスバシロチョウ 2022年4月28日 八王子市郊外
ウスバシロチョウも最盛期だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 186mm ISO100 ) 露出補正 なし
補004_220524114b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補4.イチモンジチョウ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園でイチモンジチョウが見られるところは限られている。前翅の先にオレンジ色の紋が見られる。発生初期だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
補005_220609399xb X900 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 補5.ウラゴマダラシジミ 2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園には何本かのイボタノキがある。ウラゴマダラシジミには毎年会うことができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
補006_220613068xb X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 補6.クロアゲハ  2022年6月13日 横浜市戸塚区舞岡公園
古民家の入り口では、この時期しばしばクロアゲハの雄が吸水に来ている姿を見ることができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO160 ) 露出補正 なし
補007_220630356bt X900 〇北大植物園 Z50 18-140.jpg 補7.エゾシロチョウ 2022年6月30日 札幌市北大植物園
札幌を旅行した折り、北海道庁の裏側にある北大植物園を訪ねてみた。他にチョウの姿を見ることはなかったが、エゾシロチョウは園内各所でふわふわと翔んでいた。ミヤマシロチョウそっくりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
補008_220728392b X900 ◎入笠山 RX10M4.jpg 補8.アサギダラチョウと八ヶ岳連峰 2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
入笠山のゴンドラ山頂駅から、冬はスキーゲレンデになるところを降りていくと、八ヶ岳の展望台があり、ヒヨドリバナの群落と富士見の町が広がり、その向こうに八ヶ岳連峰が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f14 1/800秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
補009_220708186b X900 ◎岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 補9.ゴマダラチョウ  2022年7月8日 岐阜市岐阜公園
岐阜の名和昆虫博物館を訪れたとき、岐阜公園でゴマダラチョウがいた。最近ゴマダラチョウを見る機会がなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし

2022年7月13日

舞岡公園 ゼフィルスシーズンの終盤に 6月13日

舞岡公園のゼフィルスの季節はそろそろ終わりになろうとしている。この先、他の予定もあり、今シーズンはこれで終わりにしようと舞岡公園へ行った。舞岡公園に生息する平地産ゼフィルス6種のうち、ミズイロオナガシジミだけが撮れていないが、この日も現れなかった。
 いつものポイントへ行くと、ひとり先客がおられた。「お邪魔します」と挨拶をして、「いますか」と尋ねたところ、指をさして教えてくれた。静かにハンノキの葉に止まっているきれいな個体だった。まだまだこれから出てくるのだろうか?
 どうしたわけか、今年はアカボシゴマダラを見ることが少ない。ツマグロヒョウモンも少ない。トラフシジミの夏型が出ていないかと注意していたが、逢えなかった。ムラサキシジミも見かけない。
 4月の後半から6月の終わりごろにかけて、舞岡公園では最もチョウの種類、数が多くなる季節だが、今年はゼフィルスは比較的多かったが、他はあまり振るわなかった。

000_220613068x X700 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
散策路で吸水するクロアゲハ雄 2022年6月13日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220613006m X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 1.ミドリシジミ -1
9時半過ぎにミドリシジミのポイントに着いた。前述したように先に来られていた方がおられたので、「いますか」と尋ねてみたところ羽化したばかりのようなミドリシジミがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1250 ) 露出補正 +0.7段
002_220613037s X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。開翅してくれないかとしばらく待ってみるが、じっとして動かない。雌のように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220613052 X800 ◎舞岡公園 ウラギン RX10M4.jpg 3.ウラギンシジミ夏型 雄 -1
ウラギンシジミが飛来した。新鮮な夏型の雄である。翅を閉じて地面に止まったが、ゆっくりと翅を開き始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_220613016 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 4.ウラギンシジミ夏型 雄 -2
一旦飛び立って近くの葉の上に静止して、翅を半分開く。翅の縁にある絨毛も全くとれてない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
005_220613018 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ガクアジサイ (アマチャ?)
舞岡公園にはいわゆるアジサイは少なく、ガクアジサイが多い。アジサイ、ガクアジサイの品種は多く、私にはわからない。ネットで画像を検索してみたが、これはアマチャという品種に見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
006_220613020 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 6.キキョウ(桔梗)
キキョウは秋の季語であり、また秋の七草の一つであるが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。雌雄同花だが雄性先熟であり、まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に真ん中にある雌しべが開き柱頭が受粉可能になるという。この写真ではまだ、雌蕊は完全に開いていない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 64mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
007_220613024 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.ガクアジサイ (ベニガクアジサイ?)
花のように見える部分はがくが変化した装飾花とよばれるもので、実際の花は非常に小さく装飾花の下に集まってつく。ガクアジサイは額縁のように花序の周りに装飾花がある。瓜久保の家からかっぱ池へ行く道の左側に毎年花を咲かせる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
008_220613065 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.クロアゲハの吸水 -1
毎年、この頃に古民家の前の散策路の辺りでクロアゲハが吸水しているところを目撃することがある。アゲハ類の雄の成虫の羽化後のナトリウム塩摂取が配偶行動に重要な役割をもつことが研究されている。これらの研究は、羽化後の摂食(吸水)行動が彼らの繁殖(配偶行動)を成功させるために重要であることを示しているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220613087 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 9.クロアゲハの吸水 -2
後翅前縁部の白斑が見え、紛れもなく雄である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
010_220613088 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 10.クロアゲハの吸水 -3
しばらくの間、行ったり来たりしていた。落ち着いて吸水することはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_220613090 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.クロアゲハの吸水 -4
連写で追うが撮影はなかなか難しい。一定の方向へは翔んでくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
012_220613118 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ミドリシジミ -3
過日、多くのミドリシジミなどが集まっていたクリの木へ行ってみる。1頭のミドリシジミを見つけた。この個体もまだフレッシュである。前翅の"襟元"に緑色の金属光沢が見え、雄と解る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
013_220613027m X800 〇舞岡公園 ミドリ Z50 18-140.jpg 13.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体である。開翅は期待できない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 +0.7段


2022年7月 5日

一本のクリの木に平地産ゼフィルス5種 舞岡公園 6月9日

それほど良い天気ではなかったが、気温は上がりそうだった。そろそろミドリシジミを撮っておきたいと思い、舞岡公園へ出かけた。例年なら時期的にはもう雌が多くなる頃である。
 どこかの小学校の児童たちが遠足に来ていた。結構人数が多い。一学年でこんなに生徒がいるのだろうか。それともいくつかの学校から来ているのだろうか。これから公園の何処を歩くのだろうか。ちょっと気になる。谷戸の畦道にはモンシロチョウが飛んでいた。
 ミドリシジミのポイントを歩くがその姿はない。この天気で、もしミドリシジミが出てくれば開翅シーンも期待できると思ったが。
 散策路に咲くクリの花が満開だった。いるかなと思って目を凝らしていると、アカシジミがいた。そしてミドリシジミも飛来してきた。雄もいる。だが、背よりも高いところの花に止まって吸蜜するので撮り難い。背景が曇り空で、クリの葉蔭に止まるチョウたちの姿は暗くなってしまう。カメラをクリの花に向けていると、愛好家が4~5人集まってこられた。皆さん撮り難いとこぼしている。ここの状況はしばらく変わらないと思い、一旦席を外して、他を廻ってみたが成果なし。また、戻ってきた。この日はこの木で2時間近く撮った。やがてオオミドリシジミもやってきて、ウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミも見つかり、この1本のクリの木で、ミズイロオナガシジミを除く平地産ゼフィルス5種を見つけることが出来た。ゼフィルスの発生期とクリの花の最盛期が重なったのだ。アカシジミは傷んでいる個体もあったが、ほとんどの個体はきれいな個体だった。  

000_220609230 X700 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg
クリの花に来て吸蜜するミドリシジミ 2022年6月9日 横浜市舞岡公園

001_220609196 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.小学生の遠足
10時10分前、さくら休憩所に行くと小学生の生徒さんたちが集まっていた。遠足で来られたのだろうか。コロナで遠足もなかなかできなかったのだろうが、感染も大分落ち着いてきて、解禁になったのだろう。でも、引率の先生や、子供たちはみんなマスクをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
002_220609201 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.谷戸の田んぼとモンシロチョウ 田植えが終わった谷戸の田んぼの畦道に咲く雑草のハルジオンにモンシロチョウが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220609209 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 3.アカシジミ -1
クリの花が咲いていた。5月30日にも、ほかの場所だが、クリの花にいたアカシジミを撮った。今年はクリの開花が遅かったのだろうか、クリの花穂は白く伸び瑞々しい。アカシジミもまだまだ新鮮だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_220609221 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.アカシジミ -2
アカシジミは複数いた。この個体は尾状突起を含め肛角部が食いちぎられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_220609223 X800 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 5.ウラナミアカシジミ
葉の蔭になっているところを探してみるとウラナミアカシジミがいた。チョウの姿は暗い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
006_220609227 X800 〇舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 6.ミドリシジミ -1
何処からか飛来したミドリシジミがクリの花に止まり吸蜜を始めた。今シーズン4種目のゼフィルスだ。クリの花の独特の匂いに誘われるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_220609013 X800 〇舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 7.ミドリシジミ -2
また来た。今の個体とは違うようだ。雌雄が確認できない。この時間では開翅は期待できない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO560 ) 露出補正 なし
008_220609242 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 8.ミドリシジミ -3
ミドリシジミの個体数は多いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
009_220609264 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 9.ミドリシジミ -4
これも別の個体だ。それぞれの個体で裏面の白条が微妙に異なっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
010_220609274 X800 ◎舞岡公園 ミドリ2頭 RX10M4.jpg 10.2頭のミドリシジミ -1
近い位置にミドリシジミが2頭いた。両方にピントが合う位置に移動して撮るが、なかなか難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
011_220609278 X800 〇舞岡公園 ミドリ+ダイミョウ RX10M4.jpg 11.ミドリシジミとダイミョウセセリ
多くの昆虫がクリの花に集まってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
012_220609283 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 12.ミドリシジミ -5
ミドリシジミはどの個体もほとんど破損がない。上を見上げて撮るので首が疲れてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
013_220609298 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 13.ミドリシジミ -6
少し撮り易いところに来てくれたが、顔が花に隠れてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
014_220609318tm X800 ◎舞岡公園 ミドリ2頭 RX10M4.jpg 14.2頭のミドリシジミ -2
上手く撮れなかった。右側のミドリシジミは、どこからか飛来してきて、葉上に止まったばかり。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 +0.7段
015_220609332 X800 ◎舞岡公園 アカ RX10M4.jpg 15.アカシジミ -3
カメラを上に向けて撮ると、曇り空が入ってしまうことがあり、露出が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_220609336x X800 ◎舞岡公園 アカ RX10M4.jpg 16.アカシジミ -4
この個体はきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_220609341 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.キタテハ夏型
ちょっと、お休み。目線を下げるとそこにいたのはキタテハの第1化だ。すでに擦れてきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_220609352 X800 ◎舞岡公園 オオミドリ RX10M4.jpg 18.オオミドリシジミ -1
背景が明るく見難くかったが、ミドリシジミにしては白っぽい。オオミドリシジミだった。これでゼフィルス5種目。舞岡公園では久しぶりに見るオオミドリシジミだった。折角のオオミドリシジミが暗くなってしまったので、画像ソフトで明るくしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220609361 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 19.ミドリシジミ -7
襟元に緑色の金属光沢が覗き見える。雄だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO800 ) 露出補正 +0.7段
020_220609369 X800 ◎舞岡公園 ミドリ RX10M4.jpg 20.ミドリシジミ -8
この個体は尾状突起と肛角部が失われている。チョウの肛角部の黒い丸い紋は、鳥に襲われた時にそれを頭部と思わせて逃れるというが、この個体も鳥に襲われたのかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
021_220609399x X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 21.ウラゴマダラシジミ -1
クリの花の間に見え隠れして目立たなかったが、ウラゴマダラシジミもいた。このカメラで撮る220mmでの背景のボケはきれいなので気に入っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
022_220609093 舞岡公園 クリの花 Z50 18-140.jpg 22.クリの花
この一本のクリの花に平地産ゼフィルス5種がいた。クリの花はチョウのみならず、いろいろな虫たちが好んで集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
023_220609095 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 23.ミドリシジミ -9
撮りやすいところに止まってくれた。雄のように見える。まだ新鮮な個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
024_220609119 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 24.ミドリシジミ -10
この個体の前翅裏面の白条はきれいな形の弧を描いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
025_220609156 X800 〇舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 25.オオミドリシジミ -2
オオミドリシジミはこの1頭しかいなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 +0.7段
026_220609161 X800 ◎舞岡公園 ミドリシジミ Z50 18-140.jpg 26.ミドリシジミ -10
この個体は腹部が太い。見えている後翅の表側も黒っぽい。雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 +0.7段¥
027_220609173 X800 ◎舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 27.オオミドリシジミ -3
ちょっと離れていたが、撮りやすいところに移動してきてくれた。まずまずだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 +0.7段


2022年6月26日

舞岡公園 ①クロコノマチョウと今シーズン3種目のゼフィルス 5月30日

前回舞岡公園を訪れたのは5月24日だった。あれから6日間が過ぎ、そろそろミドリシジミが出てくるのではないかと落ち着かない。
 朝8時に家を出発した。舞岡公園までは車で35分だ。この日の狙いは、まずミドリシジミだ。舞岡公園には平地産ゼフィルス6種すべてが生息するが、5月24日にはそのうち、アカシジミとウラゴマダラシジミを撮影することが出来た。
 まずは、私の知るミドリシジミのポイントへ行く。すでに一人おられ「いかがですか」と挨拶する。そのかたは、既に撮影した人もいて、ミドリシジミは発生しているようだが、この日はまだ見ていないと言う。近くに咲くイボタノキの花にウラゴマダラシジミはいるとのこと。しばらく、下草にいないかどうか見て回ったがミドリシジミはいなかった。教えていただいた通り、ウラゴマダラシジミを撮影し、次のポイントへ移動した。
 そこで思わぬことに、クロコマチョウが飛んでいた。しかも2頭。このチョウも静止するときは翅を開かない。一旦、飛び立って翅表の先のオレンジ色を目撃したが、撮影は出来なかった。
 このあと、6日前にアカシジミを撮影したクリの木のあるところへ移動した。今シーズン3種目のゼフィルス、ウラナミアカシジミを撮ることが出来た。ここのクリの木の花は前回より勢いが衰えてきていた。

000_220530030s X700 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
クロコノマチョウ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園 

001_220530006 X800 〇舞岡公園 ルリシジミ  RX10M4.jpg 1.ルリシジミ
ウラゴマダラシジミかと思いきや、イボタノキの花に来ていたのはルリシジミだった。この時期のルリシジミは、よく白い花に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220530021 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 2.ウラゴマダラシジミ
今度こそ、ウラゴマダラシジミだった。少し擦れてきている個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220530098 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.クロコノマチョウ 雄 -1
何処からか大き目のヒカゲチョウが翔んできた。もしやと思って追ってみるとやはりクロコノマチョウだった。まだ夏型は発生していないと思うし、その姿からみて昨年の秋型の越冬個体と思う。雄のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 +1.0段
004_220530033 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.クロコノマチョウ 雄 -2
前の写真と同じ個体である。トップの写真を撮ったあと、さらに一歩踏み出て撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
005_220530106 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.クロコノマチョウ 雌
数分して、違うところからまた1頭飛来し、近くの低いところの葉に止まった。違う個体である。こちらは雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 なし
006_220530044 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.アカシジミ -1
6日前にアカシジミを撮ったクリの木のところへ移動した。クリの花の勢いは少し衰えてきていたが、アカシジミはいてくれた。まだまだきれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_220530051 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 7.アカシジミ -2
数頭のアカシジミがいるようだ。チラチラ動くのが見える。これは別の個体である。前の個体に比べ翅頂部が尖っているように見える。雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_220530056 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラナミアカシジミ -1
ウラナミアカシジミを見つけた。今シーズン3種目のゼフィルスだ。ウラナミアカシジミはアカシジミより少し遅れて発生してくる。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_220530132 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 9.アカシジミ -3
これも前の2頭とは違う個体のようだ。アカシジミは発生のピークなのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 99mm ISO360 ) 露出補正 なし
010_220530138 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 10.ウラナミアカシジミ -2
写真8.と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_220530153 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 11.ウラナミアカシジミ -3
これも同じ個体だが、向きを変えた。翅をずらして後翅の表のオレンジ色を見せてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
012_220530158 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.アカシジミ -4
満腹になったのかクリの花から離れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
013_220530061 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 13.アカシジミ -5
このクリの木には多くのアカシジミがいたので、どれがどれだったかわからなくなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_220530170 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 14.アカシジミ -6
前翅外縁が尖っているようで、腹もすっきりしているので雄と思う。斑紋で雌雄を見分けるのは難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_220530174 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 15.アカシジミ -7
周囲には誰もいない。思う存分撮影を楽しんだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし
016_220530179 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 16.ウラナミアカシジミ -4
ウラナミアカシジミはこの1頭だけしか現れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし
017_220530180 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 17.ダイミョウセセリ
5月の中頃から樹林の周囲などで多く見られるようになる。北海道、沖縄ではごく一部でしか見ることが出来ないようだが、舞岡公園や、私が良く行く八王子城跡などでは多く見られる。翅を開いて花で吸蜜することが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし


2022年6月22日

舞岡公園 ②クリの花にアカシジミ 5月24日

毎シーズン、花が咲くとアカシジミが集まるクリの木がある。この日は歩く途中ですでに3頭を目撃しているので、花が咲いていれば、必ず撮影できると思って、そのポイントへ向かう。果たして、クリの花は咲いていた。2人の先客があり、「お邪魔します」と挨拶をすると、2頭並んででいるところを教えて下さった。ともにきれいな個体だった。雄と雌のようだ。
 戻り道で、平地産ゼフィルス6種のうち、今シーズン2種目のウラゴマダラシジミを撮ることが出来た。羽化したばかりのようなきれいな個体だった。
 この日は多くの種は見られなかったが、アカシジミ狙いで行ったので、新鮮な個体が見られ、目的を達成した。

000_220524184 X700 ◎舞岡公園 前田の丘 左 Z50 18-140.jpg
クリの木にいた2頭のアカシジミ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園

022_220524166 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 22.アカシジミ -1
トップの写真の右側にいたアカシジミである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
023_220524174 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 23.アカシジミ -2
トップの写真の左側にいる個体。腹部が大きく雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
024_220524048 X800 ◎アカシジミ 舞岡公園  RX10M4.jpg 24.アカシジミ -3
同じく、トップの写真の左側の個体。夢中で吸蜜して動かない。カメラを換えて撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1000 ) 露出補正 なし
025_220524187 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 右 Z50 18-140.jpg 25.アカシジミ -4
2頭のアカシジミの両方にピントを合わせて撮ろうと、自分が構えるカメラの位置を動かして調整していく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 73mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_220524190 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 26.アカシジミ -5
クリの花の構造がどうなっているのか、ネットで調べてみた。松江の花図鑑というサイトには、「新枝の葉の脇から長さ10〜15cmの尾状花序をやや上向きにだす。花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつく。雄花は無柄で半円形の苞の脇に7個ほどが集まってつく。雄しべは約10個。花被の外にとびでる。雌花は緑色の総苞(若いいが)の中に3個ずつ入っている。総苞は花時には直径3mmほどの球形。外面は先端が鋭い卵状披針形の鱗片に覆われている。花柱は長さ3mmほどの針状で、9〜10個あり、総苞の外にとびでる。」とあった。アカシジミは雄花にストローを入れて吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
027_220524054 X800 ◎アカシジミ 舞岡公園  RX10M4.jpg 27.アカシジミ -6
アカシジミは吸蜜中、静止中に開翅することはまずない。表側の写真を撮るには飛翔した時に捉えるか、あるいは標本にしなくては見られない。これは後ろから見て、少し開いたところ。オレンジ色の翅表が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 151mm ISO1250 ) 露出補正 なし
028_220524058 X800 オオスズメバチ 舞岡公園  RX10M4.jpg 28.オオスズメバチ
凄い奴がいた。体長は4cmくらいはある。クリの花に、夢中だった。こちらはいったん引き下がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 155mm ISO200 ) 露出補正 なし
029_220524195 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 29.アカシジミ -7
トップの写真で左側にいたお腹が太い個体だが、その時から10分近く経った。少しだけ移動している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
030_220524218 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 30.アカシジミ -8
これは別の個体である。このクリの木には4頭ほどのアカシジミがいた。クリの花に集まるのはアカシジミだけではなく、多くの昆虫が集まる。匂いに誘われるのではないかと思うが、クリの花の匂い成分は2019年の研究によると「1-ピロリン」という成分が主成分であることが報告されているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 135mm ISO800 ) 露出補正 なし
031_220524063 X800 〇舞岡公園  RX10M4.jpg 31.モンシロチョウ
来た道を戻る途中で、モンシロチョウがマルバウツギの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
032_220524065 X800 △舞岡公園  RX10M4.jpg 32.モンシロチョウ 飛翔
その花の周りを2頭のモンシロチョウが飛び交っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 なし
033_220524067 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 33.ウラゴマダラシジミ -1
道端で2人の方がカメラを構えておられた。何がいるのかなと覗き込むと、ルリシジミと見紛うような、小さなウラゴマダラシジミがじっとして葉上に止まっていた。一人は女性の愛好家で「嬉しい!」と声を上げられていた。カメラを外されるのを待って「撮らせてください」と声を掛けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 183mm ISO500 ) 露出補正 なし
034_220524224 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ Z50 18-140.jpg 34.ウラゴマダラシジミ -2
同じ個体をカメラを換えて撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_220524230 X800 〇舞岡公園 ウラゴ Z50 18-140.jpg 35.ウラゴマダラシジミ -3
他の方がその場を離れられたので、さらに寄って撮った。翅長が2cmに満たない小さな個体で、羽化したてのようだった。望遠端の140mmで30cmほどに寄れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
036_220524232 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 36.絵画教室
古民家に10人くらいの方が絵を描いておられた。絵画教室の方々だろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 32mm ISO180 ) 露出補正 なし
037_220524238 X800 舞岡公園 ノムラモミジ Z50 18-140.jpg 37.紅葉?
新緑のイロハモミジに重なって、紅葉しているような赤いモミジがあった。ノムラモミジという。新芽の時点で濃い赤色をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO560 ) 露出補正 なし


2022年6月18日

舞岡公園 ①イチモンジチョウが発生 5月24日

そろそろ平地産ゼフィルスが出てくる頃になった。平地産ゼフィルスの中では、多分アカシジミが一番早く出てくると思うが、私が舞岡公園で最も早くアカシジミを見た年は2009年の5月19日だった。今年は発生が少し遅いかもしれない。「舞岡公園の自然」では、5月23日にアカシジミを撮影されていた。
 9時に公園の南門から入り、いつものように歩く。キアシドグガが発生のピークの様で、一視野に10頭もの成虫が翔ぶの目に入る。
 アカシジミは発生していた。南門から北門へ行くあいだに3頭が翔ぶのを目撃したが、撮影チャンスがない。やっと1頭、離れた梢の葉に止まったのを確認し、シャッターを切ったがピントを外してしまった。1回シャッターを切った時に飛び去られてしまった。発生していることが分かったので、焦ることはない。
 ミドリシジミはまだ、発生していないようだった。
 イボタノキやマルバウツギの白い花にイチモンジチョウが来ていた。羽化したばかりのようなきれいな個体だった。イチモンジチョウは個体数はそれほど多くないが、この季節に舞岡公園の広い範囲で見ることが出来る。アカボシゴマダラは1頭だけ撮ることが出来た。
 北門の辺りでテングチョウが飛来し近くに止まった。セセリかと思うほど小さな個体だったのに驚いた。幼虫期に食糧難だったのだろうか?
 かっぱ池へ行って見たが、ミドリシジミの姿はなかった。

000_220524114 X700 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg
マルバウツギの花で吸蜜するイチモンジチョウ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園

001_220524077 X800 舞岡公園 ハコネウツギ Z50 18-140.jpg 1.ハコネウツギ(箱根空木)
ウツギの種類は多い。そしてこの時期、多少前後して一斉に花を咲かせる。ハコネウツギは漏斗状の花を咲かせ、はじめは白い花が次第に赤へと変化する。 箱根の名がつくが、箱根に自生するものは少ないという。では和名の由来は何だろうか?。また、スイカズラ科とも、タニウツギ科ともいわれる。タニウツギはスイカズラ科である。 スイカズラ科タニウツギ属が正解か。ややこしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220524006 X800 〇舞岡公園 キアシドクガ RX10M4.jpg 2.キアシドクガ(黄脚毒蛾)
舞岡公園の至る所で白い蛾がふわふわと翔んでいた。この時期に一斉に羽化するようだ。いつもの年より多いような気がする。幼虫には毒のあるドクガ特有の毒針毛は無く、一生を通じて毒は無いとされる。幼虫はミズキ、クマノミズキ、エゴノキの葉を食する。 卵で越冬し、春に孵化した幼虫は梢にのぼり、葉を食べる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220524080 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.サトキマダラヒカゲ
南門手前のさくら休憩所で毎年見かけるシーンである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 57mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_220524009 X800 △舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 4.アオスジアゲハ -1
イボタノキの花が咲き、アオスジアゲハが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_220524086 X800 舞岡公園 イボタノキ Z50 18-140.jpg 5.イボタノキの花
イボタノキの花はミツバウツギとともにチョウの好きな花だ。ウツギの花とやっと区別が出来るようになった。最盛期だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
006_220524088 X800 舞岡公園 マルバウツギ Z50 18-140.jpg 6.マルバウツギ
マルバウツギの花にもチョウは来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし
007_220524092 X800 〇舞岡公園 イボタノキ Z50 18-140.jpg 7.イボタノキにモンシロチョウ雌
例年はスジグロシロチョウの方がモンシロチョウより多かったと思うのだが、今年はモンシロチョウが多く見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220524096 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 8.モンシロチョウ雄 -1
この日もカメラは2台携行した。1台はSONY RX10M4(8.8-220mm f2.4-4 35mm版24mm-600mm相当)をハンド・ストラップで持ち、もう1台はNikon Z50に18mm-140mm(35㎜版27mmー210mm相当)を首に掛けていく。このショットは後者の140mmで撮ったが、レンズの先端から30cmくらいまでは寄ることが出来る。背景のボケもきれいだ。ただ,140mmにすると開放でf6.3である。ちょっと暗い。マクロ105㎜ f2.8 が欲しくなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_220524015 X800 〇舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 9.アオスジアゲハ -2
再びイボタノキにアオスジアゲハ飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220524020 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 10.イチモンジチョウ -1
イチモンジチョウがイボタノキの花にきた。新鮮な個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_220524106 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 11.イチモンジチョウ -2
前の写真と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
012_220524117 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.イチモンジチョウ -3
別の個体が、今度はマルバウツギの花にきた。この個体は翅頂近くにオレンジ色の小さな斑紋が出ている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_220524125 X800 〇舞岡公園 ヒメウラナミジャノメ イボタノキ Z50 18-140.jpg 13.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメもイボタノキの花にきていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_220524132 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 14.アカボシゴマダラ
今年はアカボシゴマダラを見ることが少ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_220524138 X800 〇舞岡公園 テング Z50 18-140.jpg 15.テングチョウ雄
ギフチョウの写真を撮りに行く頃は、まだ越冬した成虫が多く飛んでいる。そしてこの頃になると、今年生まれのきれいな成虫が飛び出す。この個体は何処からともなく敏速に翔んできて、柵の柱に止まった。はじめはコチャバネセセリかなと思うほど小さかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220524142 X800 ◎舞岡公園 チャバネ Z50 18-140.jpg 16.チャバネセセリ
チャバネセセリは秋になると多く見られるようになるが、この時期に見るのは初めてだった。年3回ほど発生するようだが、これは第一化だろう。きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
017_220524151 X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 17.モンシロチョウ雌
畑の脇に咲いていたイモカタバミの花に数頭のモンシロチョウが舞っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/640秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220524152t X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 18.モンシロチョウ 雄と雌
吸蜜中の雌に雄がアプローチ。トリミングしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220524155t X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 19.モンシロチョウが舞う
イモカタバミの花畑にモンシロチョウが舞う。これは両方とも雄のようだ。モンシロチョウをこんなに撮ったのは初めてだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/640秒 115mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220524027 X800 〇舞岡公園 キアシドクガ RX10M4.jpg 20.キアシドクガ 成虫
瓜久保の家まできた。ここにもキアシドクガがいた。開翅する姿はチョウのようだが、触覚が櫛歯状になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220524163 X800 舞岡公園 キアシドクガ蛹 Z50 18-140.jpg 21.キアシドクガ 蛹
瓜久保の家の柱に蛹が付いていた。間もなく羽化するのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2021年7月 2日

雨上がりの舞岡公園 6月17日

またまた舞岡公園で恐縮である。6月14日、関東地方は梅雨入りした。ここ10年で一番遅い梅雨入りだそうで、平年より1週間遅く去年より3日遅い。
 はっきりしない天気が続いていたが、この日も朝のうち晴れていて、昼前から豪雨となった。しかし、天気予報ではこの後晴れるという。天気予報は当たって、そのうち薄日が差し始めたので、今シーズンのゼフィルスはこれで最後かと思い、舞岡公園へ出かけてみた。現地に到着すると晴れてきた。あまり暑くない。
 まず、東門の手前のリョウブの花の咲くところへ行って見た。やっと咲き始め、虫たちも多く集まってきている。だが、ターゲットのトラフシジミは見当たらない。
 次のポイントへ移動する。何かが飛んだので回り込んでみると、ミドリシジミの♀が開翅していた。きれいな個体と見えたが、片方の尾状突起が欠けていた。
 その後、いくつかのポイントをパトロールしてみたが、アカシジミが高いところを翔ぶのを見かけたほかは、ゼフィルスには遭遇できなかった。
 散策路の途中で、何種かの野鳥を撮りながら、再度、東門の近くのリョウブのところへ行ってみた。最近では見ることが珍しいキマダラセセリが吸蜜に来ていた。

1.リョウブ(令法)
リョウブの花がやっと咲いた。トラフシジミの姿はなかった。枝先の長い総状花序に多数の花を付け、よく目立つ。和名の令法は飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせたための名だそうだ。 かつて平安時代以来、新葉を湯がいて乾燥させ、救荒食物として貯蔵させたと言われる。飯や穀物に混ぜて炊き、食料の不足を補ったらしい。リョウブ飯と呼ばれる。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO250 ) 露出補正 なし
001_210617001 X800 舞岡公園 リョウブ RX10M4.jpg
  2.オカトラノオ(丘虎の尾)
オカトラノオの花が咲き始めた。舞岡公園には散策路沿いに3か所ほどオカトラノオの咲くところがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO500 ) 露出補正 なし
002_210617011 X800 舞岡公園 オカトラノオ RX10M4.jpg
3.ルリシジミ
オカトラノオの花は花穂が上に向いて伸び、先が下へ垂れ下がる。その頂点でルリシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
003_210617009 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ヒカゲチョウ -1
フレッシュなヒカゲチョウが発生している。これは♀のようだ。よく見るとなかなか凝った模様をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210617019 X800 ◎舞岡公園 ヒカゲチョウ RX10M4.jpg
5.ミドリシジミ♀ -1
雨上がりの陽の光が差している。何処からともなく飛んできて、茂みの向こう側に止まったようだ。慎重に移動して探すと、難なく開翅している♀を見つけることが出来た。A型かと思ったがO型のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_210617024 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
6.ミドリシジミ♀ -2
左側の尾状突起がとれてしまっているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_210617037 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
7.ミドリシジミ♀ -3
翅を閉じて裏面を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_210617054m X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
8.ベニシジミ
雨のしずくが残る草むらの葉にベニシジミが止まっていた。♀が産卵しているようにも見える。とするとこの草はスイバだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_210617056 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
9.キタキチョウ
草むらの低いところに咲くシロツメグサでキタキチョウ♂が吸蜜していた。キタキチョウも近づくと敏感に飛び立つことが多いので、こんな写真はなかなか撮りにくい。レンズ先10cmくらいだったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_210617067 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
10.ヒカゲチョウ -2
狐久保へ入る道にもヒカゲチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
010_210617077 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
11.メジロ
ミズイロオナガシジミでもいないかと思って探して歩いたが、現れてくれなかった。平地産ゼフィルスはやっと3種を撮影しただけで、それも擦れた個体ばかりだった。今年は発生が遅れていると思っていたが実はそうではなかったようだ。そんなことを思いながら、駐車場へ戻る途中、木から木へ移る野鳥の群れがあった。この時期にメジロが見られるとは思わなかった。木の実を啄んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210617085 X800 ◎舞岡公園 メジロ RX10M4.jpg
12.ガビチョウ(画眉鳥)
この鳥を舞岡公園で多く見るようになった。人が近づいても、5mくらいまでは逃げないでいる。wikipediaによると、同属のカオグロガビチョウ、カオジロガビチョウと共に外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100定種にもなっている。日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO1250 ) 露出補正 なし
012_210617087 X800 ◎舞岡公園 ガビチョウ RX10M4.jpg
13.コゲラ(小啄木鳥)
群れで飛んでいたのは1種ではなかった。コゲラはキツツキ科の鳥。嘴で木を強く連続して叩いて音を出すドラミングも行う。この鳥を見かけるは多い。割と近くで見る機会もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2500 ) 露出補正 なし
013_210617101 X800 ◎舞岡公園 コゲラ RX10M4.jpg
14.シジュウカラ(四十雀) -1
シジュウカラも10羽近い群れで木から木へと移り飛んでいた。これは幼鳥で巣立ちの季節のようだ。シジュウカラは抱卵から13日から14日で孵化し、孵化後18日から20日で巣立ちをするという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_210617108m X800 ◎舞岡公園 シジュウカラ RX10M4.jpg
15. シジュウカラ -2
身繕いをするような動作をしたかと思ったら、飛んで行ってしまった。先月23日、NHKの「ダーウィンが来た」で、「鳥の言葉が分かる! 聞いてびっくり鳥語口座」という番組が放送された。「鳥語」を研究している京都大学白眉センターの鈴木敏孝特定助教によれば、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラといったカラ類の野鳥は混群という大きな群れをつくるという。それぞれの種で群れをつくるが、生息域の重なるところで、混群となるのだ。番組ではコガラが 「ディーディーディー」と鳴いて飛ぶと、そのあとを同じように「ディーディーディー」と鳴きながら、シジュウカラ、ヤマガラも追従する。「ディーディーディー」という鳴き声は「集まれ」ということなのだそうだ。それに生息域が近いエナガ、ゴジュウカラ、メジロ、コゲラなども群れに加わる。鳥語を使ってコミュニケーションをとり、秋から冬にかけて食物のありかを知らせたりするそうだ。他にも「ヒーヒーヒー」とタカが来たことを知らせたりするという。そして、春には子供たちにその言葉を教えていく。この日はどうやらこの混群に遭遇したようだ。メジロ、シジュウカラ、コゲラは確認できた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_210617116 X800 △舞岡公園 シジュウカラ RX10M4.jpg
16.キマダラセセリ -1
東門の傍で咲くリョウブの花へ戻ってきた。トラフシジミはいないかと探したが見当たらない。だが、ちらっと動くのを見つけて、カメラを構える。キマダラセセリだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_210617118 X800 ◎舞岡公園 キマダラセセリ RX10M4.jpg
17.キマダラセセリ -2
最近は舞岡公園でキマダラセセリを見る機会が少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_210617126tml X800 ◎舞岡公園 キマダラセセリ RX10M4.jpg


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