検索結果: Studio YAMAKO

このブログを検索

大文字小文字を区別する 正規表現

Studio YAMAKOで“東京タワー”が含まれるブログ記事

2021年3月24日

みなとみらい散策 ロープウェイが出来る 2月22日

昨日に続きこの日も良い天気になった。
最近、みなとみらいにロープウェイが出来るというニュースを聞いた。桜木町駅から汽車道沿いにみなとみらいの「World Porters」という商業施設までの短い間のようだが、工事中の様子を写真に撮っておこうかと思い、10時少し過ぎに家を出た。
 桜木町駅の駅前広場に新しいロープウェイの乗り場があった。ほぼ完成しているようだが、ゴンドラの姿はない。ランドマーク・タワーの前の、国指定重要文化財の旧横浜船渠株式会社第一ドックに係留されている帆船日本丸の大規模修繕は一昨年の3月に終了し、その後見に行っていないので、まず、そこから歩いてみることにする。日本丸は化粧直しされ、すっかりきれいになっていた。
 ロープウェイのロープを右手に見上げながら、汽車道を歩く。歩いている人は多くない。写真を撮りながら10分ほどで ロープウェイ 終点の「World Porters」駅に着いた。ほんの短い距離である。運賃は片道1,000円になるようだが、少々高い。観光用である。
 その後、赤レンガを通って、大さん橋に停泊中の「飛鳥Ⅱ」を見て、海上保安庁の桟橋がある方へ歩いて行くと、オレンジ色の大型客船のものと思われる煙突が見えた。どこにどんな船が止まっているのかと思い、その方向へ歩く。そこは新港埠頭と言われるところだった。
 2019年10月にオープンした、ホテル、商業施設を備えた複合施設である「新港ふ頭客船ターミナル」があった。ここへは来たことがない。多くの訪日客を迎えるため延伸されたという桟橋には、商船三井の「にっぽん丸」が停泊していた。いずれまた、ゆっくり来てみようと思う。
 ふたたび、WorldPortersの前まで戻り、汽車道を通って、JRの桜木町駅へ出た。自宅に戻って見たスマホの歩数計は11,800歩になっていた。

1. YOKOHAMA AIR CABIN  ゴンドラ桜木町駅
JR桜木町駅のみなとみらい側の広場に出ると、右手にまだ工事中のロープウェイ・ゴンドラ乗り場らしきものが見えた。右に回り込むと、ロープウェイの出発口が見えた。YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222001_001 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
2. YOKOHAMA AIR CABIN 桜木町駅
ランドマークタワーを背景にゴンドラの出発口を見る。ロープは支柱1本で支えられている。この YOKOHAMA AIR CABIN は 泉陽興業 が運営する都市索道(都市型ロープウェイ)である。2018年(平成30年)5月 に横浜市の「まちを楽しむ多彩な交通」事業案において泉陽興業の提案が採用され、2019年(令和元年)12月 に 横浜市と泉陽興業が事業実施協定を締結が締結された。2020年(令和2年)1月 に本格着工され、現在は工事はほぼ完了している。2021年(令和3年)4月22日 に 開業が予定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222003_002 桜木町ロープウェイ駅 X800 G7X.jpg
3. クイーンズタワー
ランドマークタワーの右側には 3棟の超高層オフィスビルが連なる「クイーンズタワー」 が見える。一番手前がA棟だ。クイーンズスクエア横浜はこれらの「クイーンズタワー」やショッピングモール、シティホテルで構成される複合商業施設である。事業主体は東急だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222004_003 桜木町ロープウェイ駅 G7X.jpg
4. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
桜木町駅前から、 汽車道 に沿って YOKOHAMA AIR CABIN の支柱が続く。横浜のシンボルとしての顔を持つ大観覧車「コスモクロック21」が見える。全高112.5m、定員480名の世界最大の時計機能付き大観覧車で、夜は美しい光で装われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222011_004 工事中ロープウェイ X800 G7X.jpg
5.改修なった日本丸
2019年の1月11日に、20年ぶりの大改修中の日本丸を見に行った。その時は 旧横浜船渠株式会社第一ドック内の海水はすべて排水され、 ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕 が行われていた。2019年3月末に完了したが、その後、見に行っていなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222012_005 日本丸 X800 G7X.jpg
6.ドックに映る日本丸
水が満たされたドックに改装なった日本丸の姿が映っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222024_006 日本丸 第一ドック X800 G7X.jpg
7.汽車道を歩く
  汽車道を歩くと右側にロープウェイの支柱が見える。泉陽興業によると、YOKOHAMA AIR CABINは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」。定員8名計36基のゴンドラは、冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能を備える。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで、こうした機能が実現したと謳う。営業時間は10時~22時の12時間。運賃(片道)は大人1,000円、小児500円だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222028_007 汽車道 X800 G7X.jpg
8.港第1号橋梁から
汽車道には3っの橋が架かっているが、この橋は一番桜木町駅寄りの鉄橋である。 明治時代後期に架橋されたアメリカン・ブリッジ製のトラス橋で、前の写真で見られるように、「 AMERICAN BRIDGE COMPANY , OF NEW WYORK , U.S.A. 1907 」という銘板が打ち付けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222032_008 汽車道 X800 G7X.jpg
9.汽車道を振り返る 第3号橋梁を渡って、運河パークと呼ばれるところに出る。もうすぐロープウェイは終点である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222039_009 汽車道 X800 G7X.jpg
10.運河パーク
今日は暖かい。運河パークには黄色い花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222043_010 汽車道 X800 G7X.jpg
11. YOKOHAMA AIR CABIN
右側に汽車道が見える。ロープウェイの高さは最高で約40mだそうだ。桜木町駅側の出発駅から片道630mで終点の「World Porters」駅に到着する。また、ゴンドラ・駅舎・支柱のライトアップ(照明デザイン)は、横浜ベイブリッジや東京タワー、姫路城などのライトアップも手掛けた石井幹子が担当するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222047_011 汽車道 X800 G7X.jpg
12. YOKOHAMA AIR CABIN の支柱
支柱の数は全線で3本、いずれも運河上に設置されている。支柱の高さは32mから40mになるが、景観に溶け込むスリムな設計のためか、さほど圧迫感はない。空中に張られたケーブルは、左右それぞれ1本。このロープウェイの形式は、環状のケーブルに固定されたゴンドラが起終点を往復する「単線自動循環式」と呼ばれ、最も単純な形と言える。なおゴンドラはスイスのCWA社製とのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222049_012 汽車道 X800 G7X.jpg
13.終点の「World Porters」駅
終点の「World Porters」駅 は運河パークにある。左手に見えるのが商業施設である「World Porters」入り口の階段だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222053_013 World Porters X800 G7X.jpg
14. 「World Porters」駅 到着口
ほぼ完成している。YOKOHAMA AIR CABIN の試運転は1月18日にも行われたようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222056_014 World Porters X800 G7X.jpg
15.汽車道とランドマークタワー
汽車道を歩けば桜木町駅から「World Porter」まで、10分~15分くらいのところだ。 「World Porter」に行くために片道1,000円で、わざわざロープウェイに乗ることはないと思う。 YOKOHAMA AIR CABIN は観光用で、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。しかし、ライトアップされた姿は是非見てみたいと思う。4月22日の開業が楽しみだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222059_015 World Porters X800 G7X.jpg
16.赤レンガ倉庫へ
運河パークからは赤レンガ倉庫が見える。行って見たくなった。運河パークは整備されていて、この時期もキズイセンが咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222067_016 World Porters X800 G7X.jpg
17.赤レンガ倉庫2号館
赤レンガ倉庫の2号館と1号館の間にあるイベント広場に来た。月曜日の11時40分、緊急事態宣言の最中ではあるが、晴れた暖かい日なのに人が少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222072_017 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
18.赤レンガ倉庫の避雷針
日本では、高さ20mを超える建築物には避雷設備を設けなければならない。 赤レンガ倉庫の避雷針は意匠的な要素をもつ部材として、建物の魅力を引き出している。たとえば、ジャックと呼ばれる横浜市開港記念会館などのような、クラシックな建物が多い横浜には、避雷針も飾り気のあるデザインのものが多いという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222075_018 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
19.「かもめハープ」と「飛鳥Ⅱ」
赤レンガ倉庫の先は赤レンガパークとなっていて、そのすぐ向こうが大さん橋だ。「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。手前の彫刻は「かもめハープ」という。デザインは井上みすずというかたで、「この作品は、人が集い、経済が豊かで、心が豊かな横浜を夢見て、社団法人横浜青年会議所が創立50周年(2001年)を記念して横浜市に寄贈したものです。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 26mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222077_019 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
20.「飛鳥Ⅱ」
大さん橋に停泊する 50,444t、全長241m、全幅29.6m の「飛鳥Ⅱ」の船尾。 3/26(金)~ 3/28(日) 3日間 で相模湾をくるっと回るという「飛鳥Ⅱ」に乗船することが目的の船旅、また、3/31(水)~4/5(月) 6日間 の佐世保発着 陽春の金沢・舞鶴クルーズが予定されているが、外国を巡るクルーズはいつ実現できるのだろうか?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222083_020 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
21.「飛鳥Ⅱ」船首
「飛鳥Ⅱ」は、2020年1月より、シンガポールのセンブコープ・マリンにて、「飛鳥II」の就役時以来となる約60日間にわたる大規模改装を実施し、4月に母港・横浜へ帰港した。2020年1月から適用される硫黄酸化物(SOx)規制などの環境規制に対応。さらに、展望大浴場グランドスパへの露天風呂や、上級客室であるロイヤルスイートやアスカスイート専用のプレミアダイニングは「The Veil(ザ・ベール)」へと名称変更しスペースを拡張。カジュアルレストランの「リドカフェ」「リドガーデン」の改装や、PCコーナーとライブラリを兼ねたブックラウンジ「e-Square(イースクエア)」の新設、エントランスへのLEDディスプレイ設置などが行われた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222084_021 飛鳥Ⅱ X800 G7X.jpg
22.赤レンガ倉庫とランドマークタワー
写真の赤レンガ倉庫2号館は1911年(明治44年)にできた。保税倉庫としての役割は1989年(平成元年)までに終え、しばらく放置されていたが、2002年(平成14年)に、1号館は展示スペース、ホールなどの文化施設、2号館は商業施設となった。一方、後ろに見えるランドマークタワーは1990年3月20日に着工され、1993年7月16日に開業した。70階建て、高さ296.33m。超高層ビルとしては2014年に開業した大阪市のあべのハルカスに次いで日本で2番目に高い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222087_022 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
23.海上保安資料館横浜館
海上保安庁の桟橋がある新港の方へ行って見る。北朝鮮工作船が展示されている海上保安資料館横浜館の前を通ると、オレンジ色の煙突が見えた。大きな船の煙突のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222088_023 赤レンガ倉庫 X800 G7X.jpg
24.新港ふ頭客船ターミナル
wikipediaによれば、新港埠頭は明治後期から大正初期にかけて造成された。1905年(明治38年)12月28日に第1期の埋立が完成。翌1906年(明治39年)5月22日に新港町が新設された。その後、1911年(明治44年)から1913年(大正2年)にかけて、国営保税倉庫(赤レンガ倉庫)が完成した。みなとみらいには良く来るものの、今まで新港を訪れたことはなかったので知らなかったが、2019年にハンマーヘッドという 「新港ふ頭客船ターミナル」が出来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222090_024 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
25.新港ふ頭客船ターミナル 館内
館内に入ってみた。客船ターミナル・商業施設・ホテルなどからなる地上5階建ての複合施設で、1階が商業施設およびCIQ、ホテルエントランス、2階が商業施設およびホテルフロント、3-5階がホテル客室となる。この施設名のハンマーヘッドというのは当地にある歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」に由来するそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 +0.3段
210222091_025 新港埠頭客船ターミナル X800 G7X.jpg
26.「にっぽん丸」
新港ふ頭客船ターミナルの階上に上がってみた。桟橋が見える。さっき見えたオレンジ色の煙突の主は「にっぽん丸」だった。「飛鳥Ⅱ」は日本郵船の船だが、この「にっぽん丸」は商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。内閣府が実施する青年国際交流事業「世界青年の船」と「東南アジア青年の船」でも使用されている。この船は3代目「にっぽん丸」で、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造された。総トン数は 22,472トン、全長 166.65m、全幅 24.00mで、2020年に2回目の大改修が行われ、203室・最大532名になっているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222094_026 新港埠頭 X800 にっぽん丸 G7X.jpg
27.ハンマーヘッドとにっぽん丸
新港ふ頭客船ターミナルの建物の外に出ると、後ろ側にある註車場のほうへ歩いて行くと歴史的な産業遺産の遺構「ハンマーヘッドクレーン」があった。「にっぽん丸」のオレンジ色の煙突を、そのクレーンの鉄骨の間から撮った。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222096_027 新港埠頭 X800 ハンマークレーン と にっぽん丸 G7X.jpg
28.Japan Coast Guard
  「にっぽん丸」が停泊していた桟橋の反対側に海上保安庁の桟橋があり、巡視船PL31が停泊していた。PL31「いず」は全長110m、総トン数 約3,500トン である。1995年の阪神・淡路大震災の教訓により、1997年に竣工した海上保安庁初の災害対応型巡視船だ。海上保安庁最大の艦艇は6,500トンの「しきしま」と「あきつしま」の2艇である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222097_028 新港埠頭 Japan Coast Guard PL31 いず X800 G7X.jpg
29.「ハンマーヘッドクレーン」
「 ハンマーヘッドクレーン」は起重機のことだった。カナヅチのような形をしているものをハンマーヘッドというそうだ。wikipediaによれば、産業遺産「ハンマーヘッドクレーン」は1914年(大正3年)に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基(他は長崎県長崎市および佐世保市に現存)、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産である。2007年に近代化産業遺産(経済産業省)に認定、さらに2018年には土木学会選奨土木遺産にも認定されている。関東大震災(1923年)でも倒壊せず、高度経済成長(1960年代)に入ると再び活躍した。1970年代以降、コンテナ化の進展と共に横浜港の港湾機能はより水深の深い本牧埠頭や大黒埠頭が中心となたったため徐々に使用されなくなり、2001年に廃止された。2010年には国が塗装の塗り替えおよび基礎補強工事を実施しており、耐震性の強化が図られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222098_029 新港埠頭 ハンマークレーン と にっぽん丸 X800 G7X.jpg
30.「にっぽん丸」全景
「にっぽん丸」 は商船三井客船が運航している。やはりコロナの影響であろうが、2月~3月のクルーズは中止されている。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222105_030 にっぽん丸 X800 G7X.jpg
31.運河パークから桜木町へ
12:30、再び YOKOHAMA AIR CABIN の「World Porters」駅のある運河パークへ戻り、桜木町へ向かった。大分、歩く人が多くなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段  
210222111_031 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg
32.港第1号橋梁とランドマークタワー
歩き始めてから一度も腰掛けることなく、青空が広がる汗ばむ陽気のなか、歩いては立ち止まってシャッターを押しながら1時間半がたった。横浜へ出て、何か食べて帰りたいと思いながら、JR桜木町駅へ向かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
210222113_032 工事中のロープウェイ X800 G7X.jpg


  

2020年1月25日

SHIBUYA SKY 1月16日

渋谷は大きく変わろうとしている。もう何年も前から再開発の工事が行われている。
 渋谷というと、スクランブル交差点やセンター街に代表される、若者の街というイメージがあるが、実は渋谷の弱点でもあったようだ。インターネットで得た情報によれば、渋谷は駅の周辺に大きなオフィスビルが少なく、ビジネス街としての機能が弱かった。1950年から1992年まで東京急行電鉄本社があった土地に、2001年4月、オープンした超高層複合ビルであるセルリアンタワーは、新宿や品川に比べて、圧倒的に少ないホテルやオフィスを作り、「幅広い年代の集まる渋谷に変えていこう」との構想に則り建設された。2000年前後に新興IT産業が渋谷に集う「ビットバレー」ブームが起きたが、IT産業の成長スピードにオフィスフロアの供給が間に合わず、例えば2001年にセルリアンタワーに入ったGoogleの日本法人が2010年に六本木ヒルズへと移転するなど、成長とともに渋谷から脱出する企業が相次いだ。2012年、駅前に広いオフィスフロアを持つ渋谷ヒカリエが完成し、DeNAやLINEといった大IT企業が入居したが、LINEは2017年に新宿に引っ越してしまうなど、まだまだオフィスフロアの供給不足は続いていた。都内屈指の鉄道アクセスの良さを持ちながら、ビジネスマンにとっては乗り継ぎ駅にしかなっていない、という状況が続いているという。しかし、ヒカリエ以降に建設される大型ビルのほとんどが広いオフィスフロアを持ち、オフィス不足が解消されようとしている。
 そして、今日訪れた「渋谷スクランブルスクエア」は「旧渋谷駅街区プロジェクト」が都市再生特別地区認定事業として、2014年6月に第1期着工。渋谷駅の直上に位置し、東棟・中央棟・西棟の3棟で構成される。第1期の東棟は高さ約230 m、地上47階・地下7階建て、延床面積約181,000 ㎡で、2019年11月1日に開業。また、第2期に当たる中央棟・西棟は2020年3月31日をもって閉店し解体される予定の東急百貨店東横店跡地に建設する計画で、両棟を含めた街区全体(延床面積約270,000 ㎡)の完成は2027年度が予定されている。
 昨年11月に開業した「渋谷スクランブルスクエア」の屋上が展望施設「SHIBUYA SKY」として午前9時から夜11時まで営業していて、夜10時まで入場できる。渋谷地域最高峰となる高さ約230mの屋上には約2,500㎡の屋外展望空間を設けられているほか、46階(約3000平方メートル)もガラス(アクリル板?)張りで屋内展望施設になっている。46階~屋上階にかけては外に出てエスカレーターと階段で上れるようになっていた。
 前日にインターネットで、9時20分~40分に入場する予約をした。当日券は2,000円だが、webで購入すると1,800円である。
 その周辺はまだ工事中であり、展望施設「SHIBUYA SKY」 に直行するエレベータの乗り場はわかりにくかった。9時20分を過ぎて到着したが、平日の午前中で入場者はまだ少ない。14階でエレベータを乗り換えて、45階まで上がる。快晴とまではいかなかったが、まずまずの空で、富士山こそ隠れていたが遠くの山々まで見渡すことが出来た。1時間ほど写真を撮って、14階までエレベータで下り、そこから10時に営業開始された商業フロアをエスカレータで1階まで下りた。

1.屋上展望施設へ
スクランブルスクエアのエレベータで45階まで上がった。そこで受付をする。手荷物は小さなものもロッカーへ預けなくてはならない。今日はG7Xにしたが、カメラの持ち込みはOKだった。屋上展望スペースへ上がるエスカレータの左側は、さっそく展望が開けた。代々木公園、明治神宮、先日完成した新国立競技場、そして新宿の高層ビル群である。明治神宮のお社も見えた。ガラスかアクリル板か定かではないが、透明のフェンスは展望を妨げない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_001.jpg
  2.国立代々木競技場、代々木公園、明治神宮、新宿高層ビル群
国立代々木競技場は第一、第二体育館など、現在耐震改修工事が行われている。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催等に使用される。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_002.jpg
3.山手線 原宿方面
下を見ると山手線が走っている。北へ向かって原宿方面だ。その右側は明治通りで表参道の交差点へ向かう。私が卒業した小学校は表参道を右に青山通りの方へ曲がって、かって同潤会のアパートがあり、いまは表参道ヒルズになっているところの内側にある。   

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_003.jpg
4.再開発中の宮下公園
   JR渋谷駅から最も近い公園として山手線に沿って、駅から徒歩約5分、宮下公園があったが、現在工事中である。宮下公園は1948年に誕生したが、1964年の東京オリンピック開催に伴って河川が暗渠化され、さらに近い将来に訪れるであろう自動車社会を予測し、1966年に下に駐車場、上に公園を持つ空中公園として整備されていた。 そして、2020東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、地下2階地上3階の立体的な都市型公園として生まれ変わるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_004.jpg
  5. 新国立競技場
右回りに展望していく。先日公開された新国立競技場もまじかに見える。その左側の緑は新宿御苑と思う。そして右のはるか向こうに筑波山が眺められた。アクリル板越しに撮影するが、きれいに磨かれていて、支障はない。ただ、どうしても映り込みが生じる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_005.jpg
6.六本木 ミッドタウン
六本木は東になる。中央左のビルが東京ミッドタウンのビル。その手前に國學院大學などがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_006.jpg
7.東京スカイツリー
こうして眺めると東京スカイツリーは高いのだなと実感する。その向こうは成田方面だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_007.jpg
8.六本木ヒルズと東京タワー
左端に東京ミッドタウン、中央右に六本木ヒルズ、右端に東京タワーが見えた。六本木ヒルズに向かう道路は首都高速3号線で手前が高樹町出入口だ。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_008.jpg
9.スカイツリーとタワー東京
スカイツリーと東京タワーを映し込んだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_009.jpg
10.東京湾
東京湾は南東の方向だ。アクアラインと海ほたるが見えた。SHIBUYA SKYは午前9時オープンなので、日の出の撮影はできない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_010.jpg
11.横浜方面
南側を展望する。みなとみらいのランドマークタワーが見えた。右側のビル群は武蔵小杉だ。子供の頃、東横線の武蔵小杉駅は工業都市という名称で、今のような街になるとは夢にも思わなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_011.jpg
12.大山
さらに右へ回って、南西の方向には横浜の自宅から普段見慣れた大山が見えた。大山は山並みの中央左側のピラミッド形の山で標高1,252m、伊勢原市にある。大山が丹沢山塊の南端で、その北側(写真では右側)には丹沢山塊が連なり、最高峰は丹沢山地中央部にある標高1,673 mの蛭ヶ岳だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_012.jpg
13.高尾山・南アルプス
高尾山や陣馬山は西側にある。どの山が高尾山(標高599m)かわからない。遠くに秩父の山並みが見える。左の方に富士山が見えるはずだが、この日は見えなかった。さらに遠くに雪を被った南アルプスがかすかに見えた。望遠で撮れるRX10M4が欲しかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_013.jpg
14.駒場東大キャンパス
西側の近いところには東大駒場キャンパスが見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_014.jpg
15.ヘリポート
屋上の一段高いところはヘリポートになっている。自由にその上に上がることが出来た。ヘリが近づいた時の退避場所が設けられていた。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_015.jpg
  16.ジオ コンパス
ヘリポートの隅に「全方位に広がる世界を見通す」と書かれたジオ コンパスがあった。方位と世界各国の都市が示されている。いま、私は北の方を向いている。新宿副都心の先は北極、地球の向こう側へ行って、リオデジャネイロ(18,591km)がある。Eastの方角は六本木方面で、太平洋に浮かぶハワイのホノルルは6,211km、地球の向こう側へ行くとブエノスアイレス(18,389km)となる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_016.jpg
17.帰り口
1時間余り屋上展望施設で写真を撮りながら楽しんだ。ヘリポートの上に立つと、くるっと一回りすれば360度の世界を見渡すことが出来た。展望施設に上がってくるときは右側のエスカレータからだったが、帰りはその左側に見える階段から下りる。係の人の案内で、46階からエスカレータで1階下がり、45階から14階までエレベータで下りた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_017.jpg
18.商業フロア
14階からは10時からOpenした商業フロアをエスカレータで1階まで下りた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
200116_018.jpg
19.渋谷スクランブルスクエア
外に出て、その周囲はまだ工事中であった渋谷スクランブルスクエアを見上げる。屋上に展望施設の囲いが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200116_019.jpg


2017年4月22日

海野和男写真展 と 都庁展望室 3月31日

​ 昆虫写真家の海野和男氏の写真展が、3月31日~4月5日まで、新宿副都心にあるオリンパスギャラリーで開催されることを知り、行ってきた。​2009年に行われたニコンサロンでの写真展「蝶の飛ぶ風景」にも行って、ご本人と会い、お話もさせていただいた。今回の「蝶・舞う」ではマレーシア、タイ、カメルーン及び日本国内で撮影された50点ほどの写真が展示されていた。
 受付に海野氏ご本人が立っておられた。飛翔写真を中心に素晴らしい写真が展示されている。アカエリトリバネアゲハの♀の開翅写真のところで見入っていると、海野氏が来られたので「♀の写真は珍しいですね」と声をかけさせていただいたところ、撮影時の話を聞かせていただくことができた。4月1日に行われたギャラリートークも大勢の人が集まられたようだ。
 写真展の会場に行く前に、東京都庁舎を訪れてみた。45階、地上202mにある展望台にも上がってみた。あいにくの天候で見晴らしはいまいちだったが、思ったより人は多くなく、展望室にあるCafeも空いていた。新宿へ行ったときはここへきて、外の眺めを楽しんだ後、お茶(ビール?)にするのも良いと思う。都庁舎に関しての記述は東京都財務局による「東京都庁見学のご案内」というサイトを参考にした。

1.都民広場の彫刻 「犬の唄」
海野和男氏の写真展を見るのが目的で新宿に来たが、せっかく新宿へ出たのだから、ゆっくり見たことのない都庁の建物を見学して行こうと思う。湘南新宿ラインを降りて、少々迷いながら都庁方面という案内板を頼りに地下道を進む。京王プラザホテルのあたりで地上に上がり、議会議事堂から都民広場に出た。都民広場には第一本庁舎を取り囲むように彫刻があった。この作品は柳原義達氏の「犬の唄」という。向こう側に見えるビルは第二本庁舎だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.都庁本庁舎と「早蕨」
正面に都庁第一本庁舎を見る。第一本庁舎は高さ243m、地上48階、地下3階 ある。ブロンズの彫刻は佐藤忠良氏の「早蕨」。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.「アダムとエヴァ(ジュンカンムタン)」
池田宗弘氏作の「アダムとエヴァ(ジュンカンムタン)」という真鍮鍛造作品。都民広場には第一本庁舎に向かって8体の彫刻が立ち並んでいるが、これは第一本庁舎に向かって一番右側にあった。都庁舎には彫刻やレリーフなど38点のアートワークが設置されているそうだ。日本の現代美術を代表する作家や代表的な外国の作家のほか市民や若手作家による公募作品がある。この日は都民広場にある限られた彫刻作品しか見ていない。改めて見に行ってみたいと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.都庁第一庁舎 南展望室
この日はあいにくの天候だったが、展望室へ上がってみることにする。正面から第一本庁舎に入ると右側に北展望室、左側に南展望室があった。南展望室に上がることにした。地上202m、45階へ直通のエレベータがある。この日は天候が悪いためか、待っている人がいなかった。南の方を見ると明治神宮の森が見えた。こうしてみると緑は結構広い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.展望室からの眺め 南東方向
写真の中央やや左側に見える背の高いビルはNTTドコモ代々木ビルで240mある。そこから右の方にある東京ミッドタウンビル(248m)の左隣に細く東京タワー(333m)が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.新宿駅の方向
正面の大きく見えるビルは新宿センタービル、左側は新宿三井ビルだ。そしてその右側にあるちょっと変わった形のビルは朝日生命保険本社跡地に2008年に竣工したモード学園コクーンタワーという。学校法人日本教育財団の運営する3つの専門学校などが入居しているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.都民広場俯瞰
真下にある都民広場を見下ろす。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.南西方面
中央左の大きなビルは新宿パークタワー(234m)、右側に東京オペラシティータワー(234m)、その右下に新国立劇場がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.南展望室内部
展望室の内部のスペースには、「Tokyo Cafe 202」というカフェもある。この日は空いていた。展望を楽しんだ後、ここでビールを一杯飲むのもいいなと思った。また、写真のような日本全国物産展というコーナーもあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​10​​​​​​​0秒 ​10​mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
1​0.都民広場へ戻る
南展望台から降りてきた。降りる前に2020東京オリンピック、パラリンピックのピンバッジを買った売店で、「南展望台と北展望台では見えるものや見え方が違うのですか?」と尋ねてみたところ、「ほとんど変わりません。南展望台の方が良いと思います」という返事だった。エレベータで下りて都民広場に戻ったが、北展望台へは上がらなかった。もう一度、都庁第一本庁舎を見上げて、海野和男写真展「蝶・舞う」が行われているエステック情報ビル地下1階のオリンパスギャラリーへ向かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​25​​​​​​​0秒 ​9​mm ISO125 ) 露出補正 なし
170422_010.jpg
11.「蝶・舞う」 海野和男写真展 -1
久しぶりの海野和男氏の写真展である。今回は、マレーシア、タイ、カメルーンなどでオリンパスの機材を使って撮影された作品、約50点が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/​5​​​​​​​0秒 ​15​mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「蝶・舞う」 海野和男写真展 -2
ここはタイで撮影された蝶の写真だ。「蝶・舞う」 とあるように飛翔写真が見事だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/​3​​​​​​​0秒 ​9​mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「蝶・舞う」 海野和男写真展 -3
多くの人が来られていた。飛翔写真も多くあった。インタビューで海野氏は、蝶の撮影において、ここ数年で大きな技術変化はありましたかという問いに対し、「シャッターを半押しして、蝶が飛ぶのを狙ってシャッターを押すと、14コマ遡って撮影できるプロキャプチャーモードの登場や、手持ちで撮影できる高性能の超望遠などの登場で、蝶の飛翔の撮影が身近になった。」と述べられている。プロキャプチャーモードは、ファーストレリーズ(シャッターボタン半押し)で電子シャッターでの連続撮影とバッファーメモリーへの一時記録を開始し、セカンドレリーズ(全押し)でバッファー分も含めてSDカードへの記録を開始するというもの。ファーストレリーズからセカンドレリーズまでの間の画像は最大14コマまでさかのぼって記録することが可能という。この機能は、私は「パスト連写」ということで知っていた。2008年3月にCASIO がこのパスト連写ができる EX-F1 というデジカメを発売している。私が愛用しているP610にも同様の先取り撮影という機能があるが、うまく使えないままでいる。再度挑戦してみたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/​5​​​​​​​0秒 ​15​mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.「蝶・舞う」 海野和男写真展 -4
左の3点がタイ北部で撮影されたキシタアゲハ、シロモンアケボノアゲハ、アタマスフタオチョウで右側の2点がマレーシアで撮られたアカエリトリバネアゲハだ。左側の吸水シーンは♂で、一番右の写真は♀である。アカエリトリバネアゲハの♀の写真は珍しいなと思って見ていたところ、海野和男氏が傍に来られたので、「♀は珍しいですね」とお話したところ、撮影されたときの様子を話してくださった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/​3​​​​​​​0秒 ​9​mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年1月15日

お台場の夜景 12月26日


 昨年最後の忘年会が新橋の「喜久鮨」というすし屋であった。例によって、開始時間は6時半からだったので、お台場の夜景を撮ろうと「ゆりかもめ」に乗った。車内は若いカップルやグループが多い。多くの人たちが台場で降りた。昨年6月に友人が日本科学未来館を案内してくれたことがあったが、その時は昼の時間にウェスト・プロムナードを歩いている。
 台場の駅を降りたら、ちょうど夕闇迫るころだった。さっそく、レインボー・ブリッジのライトアップを撮ろうと、海の方へ向かう。レインボー・ブリッジと自由の女神を狙うが、暗い。手振れしないように手すりなどにカメラを置くようにして撮るが、歩留まりは極めて悪い。カップルの邪魔をするようで、気が咎める。

 うしろを向くとフジTVのビルがイルミネーションで輝いていた。フジTVは1959年3月1日に開局し、今年は開局55周年になる。それを記念しての「開局55周年記念 フジテレビ本社屋イルミネーション」である。幅12m、長さ100mの大階段や、本社ビルの壁面のイルミネーションは色や形が変化する。
 そろそろ忘年会へ行かなくてはならない時間になったので、再び「ゆりかもめ」に乗って新橋へ戻った。取りあえずのビールがとても旨かった。

1.ライトアップされたレインボーブリッジ
いま「ゆりかもめ」で渡ってきたレインボー・ブリッジを撮る。虹色にライトアップされていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/10秒 170.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ライトアップされたレインボーブリッジ;クリックすると大きな写真になります。
2.自由の女神
ここには2000年に設置された、フランスのクーベルタン鋳造所にて複製されたブロンズ製の自由の女神のレプリカがある。自由の女神像とレインボー・ブリッジを撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/20秒 44.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
自由の女神;クリックすると大きな写真になります。
3.RAWで撮影
この日はD5000でRAW+JPEGで撮った。この写真だけRAWで現像してJPEGファイルにしてみた。Nikon Capture NX2 という画像ソフトはRAWとJPEGと同じような操作ができるので私には使いやすい。RAWのオリジナル・ファイルの容量は21.2MBだが、JPEGファイルに現像・変換すると約半分の10.7MBになる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/25秒 34.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
RAWで撮影;クリックすると大きな写真になります。
4.レインボー・ブリッジ全景と東京タワー
時刻は5時10分。少し空に青味が残っているように撮れているが、十分暗い。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/6秒 36.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
レインボー・ブリッジ全景と東京タワー;クリックすると大きな写真になります。
5.自由の女神像とレインボー・ブリッジ
広角で自由の女神像全体が入るところまで近づいた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/50秒 18.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
自由の女神像とレインボー・ブリッジ;クリックすると大きな写真になります。
6.屋台 -1
フジTVの本社ビルの方に移動する。プロムナードには屋台が出ていた。振り返るとライトアップされたレインボー・ブリッジと東京タワーが綺麗だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.8 1/80秒 56.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
屋台 -1;クリックすると大きな写真になります。
7.フジTV本社ビルの大階段 -1
フジTVの方を見ると、ビル全体がイルミネーションで多彩に輝く。その幅12m、長さ100mの大階段も、全てのステップが彩られ、踊り場には名残のクリスマスツリーも見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.3 1/50秒 95.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フジTV本社ビルの大階段 -1;クリックすると大きな写真になります。
8.フジTV本社ビルの大階段 -2
大階段の輝きは変化する。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.8 1/80秒 62.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フジTV本社ビルの大階段 -2;クリックすると大きな写真になります。
9.屋台 -2
この日は寒かった。これでは生ビールも売れないだろう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.3 1/160秒 90.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
屋台 -2;クリックすると大きな写真になります。
10.プロムナード
プロムナードを振り返る。人影は少ない。X'Masの宵は賑やかだったのだろうか?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.3 1/160秒 90.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
プロムナード;クリックすると大きな写真になります。
11.フジTV本社イルミネーション -1
開局55周年記念イベントのイルミネーションは大がかりだ。いろいろなパターンに輝く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.8 1/40秒 22.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フジTV本社イルミネーション -1;クリックすると大きな写真になります。
12.フジTV本社イルミネーション -2
今度は赤く輝いた。手前をモノレールが走る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.8 1/60秒 22.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フジTV本社イルミネーション -2;クリックすると大きな写真になります。
13.フジTV本社イルミネーション -3
今度は複雑なパターンを描きだした。本社屋の窓に設置したLED照明の色や明滅をコントロールし、社屋の壁面全体を使ってさまざまなイルミネーションを音楽と連動しながら展開するという画期的な取り組みだそうだ。Glitter 8と題されている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.0 1/40秒 28.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フジTV本社イルミネーション -3;クリックすると大きな写真になります。


2012年12月25日

汐留カレッタ 「リュミエの森」 12月14日


 12月14日 この日は私が勤務していた会社と同業他社のOBの方々との忘年会があった。忘年会の会場は芝公園近くの 「東京芝とうふ屋うかい」 というところである。18時30分集合だったが、この日も家を少し早く出て、新橋の 汐留カレッタで11月15日から12月25日まで行われている カレッタ イルミネーション2012「リュミエの森」を見に行った。夕方17時から始まり、次が17時20分、その次が17時40分と20分ごとに最終22時40分まで行われる。その会場である汐留カレッタプラザに着いたのは5時少し回っていて、最初の回の「3Dプロジェクションマッピング」の上映?が始まっていいた。
  結局17時40分の第3回目まで見て、都営地下鉄の汐留駅から大江戸線に乗り、赤羽橋駅で降り、徒歩で忘年会会場へと向かった。

1.カレッタプラザ
JRを新橋で降りて、烏森口から汐留カレッタまでは少々時間がかかった。汐留カレッタの地下2階にあるカレッタプラザに着いた時は5時から始まっている第1回目の3Dプロジェクトマッピングのショーが始まっていた。カレッタ汐留の建物に投影されている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/30秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
カレッタプラザ;クリックすると大きな写真になります
2.「リュミエの森」
この3Dプロジェクトマッピングのショーは「リュミエの森」と名付けられている。この場面は王子様との恋を夢見る「乙女の夢」。カレッタプラザは上が吹き抜けとなっていて空が見える。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「リュミエの森」;クリックすると大きな写真になります
3.「乙女の夢」
望遠端までズームしてみる。だが、少し離れて見ている方がきれいに見える。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/30秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「乙女の夢」;クリックすると大きな写真になります
4.「美しい生物たちが宿る夢の森」
場面は変わって「美しい生物たちが宿る夢の森」となった。森の中にいろいろな生物が映るが、モルフォチョウもいる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/25秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「美しい生物たちが宿る夢の森」;クリックすると大きな写真になります
5.イルミネーション
3Dプロジェクトマッピングは約6分間のショーである。次の開始まで10数分のインターバルがあるが、その間はカレッタプラザを彩るイルミネーションで目を楽しませてくれる。中央左のツリーは「リュミエツリー」と言い、約6mの高さがある。インターバルの間もビルの壁面に投影されている雪の結晶などを背景に、記念撮影を楽しめるようになっている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
イルミネーション;クリックすると大きな写真になります
6.クロスフィルター
ご存じだろうが、イルミネーションなどをより強く印象づける「光の線」を創るクロスフィルターと呼ばれるフィルターがある。72mmのものを持ち合わせていなかったので、急遽、アマゾンにオーダーしていたが、この日の午前中に届いた。ここで付けてみたが、4本の光の線がアクセントになった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.3 1/60秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
クロスフィルター;クリックすると大きな写真になります
7.第2回目が始まる
第2回目の3Dプロジェクトマッピングショーが始まろうとしている。イルミネーションとの調和がきれいだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.0 1/25秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
第2回目が始まる;クリックすると大きな写真になります
8.「乙女の夢」2回目 -1
立ち位置を少し右側に移動して、投影面に近づいた。2回目も同じストーリーで始まっている。2012年10月に、保存・復原工事の完成を控えた東京駅丸の内駅舎の外壁を使い、9月22日と23日の2日間、 東京駅3Dプロジェクションマッピングが行わることを電車の中吊りで見ていたが、このときは見に行くことができなかった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/40秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「乙女の夢」2回目 -1;クリックすると大きな写真になります
9.「乙女の夢」2回目 -2
投影面になっている左側建物の左上は、都道481号線になっていて、その歩道からカレットプラザの3Dプロジェクションマッピングとイルミネーションを見ることができる。後で上に上がってみよう。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/40秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「乙女の夢」2回目 -2;クリックすると大きな写真になります
10.「リュミエツリー」
2回目が終わって、また、イルミネーションが美しく輝く。これは高さ約6mの「リュミエツリー」だ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.3 1/200秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「リュミエツリー」;クリックすると大きな写真になります
11.ライトタワープラザのイルミネーション
カレッタプラザから都道481号線の下をくぐったあたりに、ライトタワープラザとよばれるところがあり、そこのイルミネーションもきれいだった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ライトタワープラザのイルミネーション;クリックすると大きな写真になります
12.ライトタワープラザのサンタクロース
ライトタワープラザのイルミネーションの中心にサンタ小屋があり、サンタクロースが沢山のプレゼントを抱えている。小屋の前に置かれたベンチでは子供たちが写真を撮ってもらっていた。クロスフィルターが効果的だった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/25秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ライトタワープラザのサンタクロース;クリックすると大きな写真になります
13.都道481号線の歩道から
17時40分からの第3回目は、上に上がって、都道481号線からみた。その第3回目が始まる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/5秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 なし
都道481号線の歩道から;クリックすると大きな写真になります
14.「子供たちの夢」
都道の歩道から撮るとこのようになる。これは3Dプロジェクションマッピング「リュミエの森」の始まりのところだ。お菓子の家が現れる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.0 1/25秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「子供たちの夢」;クリックすると大きな写真になります
15.「美しい生物たちが宿る夢の森」3回目
約4分間が経ち、「美しい生物たちが宿る夢の森」が始まった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.0 1/50秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「美しい生物たちが宿る夢の森」3回目;クリックすると大きな写真になります
16.シャボン玉
このシャボン玉の絵でショーは終わる。同じような画像になってしまい、退屈させてしまったかもしれないが、初めて3Dプロジェクションマッピングを見る私にとってインパクトは強かった。時刻は17時50分近くになった。都道481号線を少し歩いたところに都営地下鉄の汐留駅への下り口があった。3駅で赤羽橋駅に着く。東京タワーの根元を目当てにタワー下からタワー前へ歩くと「東京芝とうふ屋うかい」の入り口があった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.3 1/13秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
シャボン玉;クリックすると大きな写真になります
17.東京タワー
忘年会は夜9時にお開きになった。表に出て、東京タワーを見上げる。見慣れたオレンジ色のライトアップと異なった色に輝いていた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.0 1/6秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
東京タワー;クリックすると大きな写真になります

2010年12月27日

六本木のイルミネーション


 12月14日 現役時代に同じ仕事をした仲間の忘年会が西新橋で行われた。まだ現役の人もいるので開始は18時である。ちょっと早めに家を出て、話題になっている六本木の東京ミッドタウンのイルミネーションを見ることにした。
 夕方5時に点灯されるというので、点灯した後30分くらいは居られる。この日の日の入りは16:29とのこと。100ショットくらい撮った。
 5時半ごろに表に出てきて、タクシーに乗り、西新橋の忘年会会場に向かった。忘年会は9時少し前のお開きになった。折角、ミッドタウンを撮ったのだから、けやき坂のイルミネーションも撮りたくなり、忘年会の寿司屋では、ビール1本と焼酎のオンザロック3杯を飲んだのだが、再び六本木に行ってしまった。

1.夕闇せまる東京タワー
午後4時45分、地下鉄日比谷線を六本木駅で降り、東京ミッドタウンの芝生広場に向かった。芝生公園に着くとミッドタウンタワーを背にして、右手の方に、ライトアップされた東京タワーが輝いた。なかなか貫禄がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/50秒 200mm ISO3200 ) 露出補正 なし
夕闇せまる東京タワー;クリックすると大きな写真になります
2.東京ミッドタウン芝生公園
ミッドタウンのガレリアを抜けて、道路を挟んでガーデンテラスの向こう側に芝生公園がある。これはイルミネーション点灯前。日没後、約18分。点灯まであと13分、暗くなってきた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/15秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
東京ミッドタウン芝生公園;クリックすると大きな写真になります
3. 点灯
芝生公園のスターライトガーデンのイルミネーションが点灯された。ブルーのLEDが輝く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/50秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
点灯;クリックすると大きな写真になります
4.スターライトガーデンと東京タワー
ガーデンテラスを背に左側へ回り込む。ブルーのイルミネーションの向こうに東京タワーが立つ。そして、このスターライトガーデンの周りを見物する人々が取り囲む。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/40秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
スターライトガーデンと東京タワー;クリックすると大きな写真になります
5.鮮やかな赤
今度はがーテンテラスから、スターライトガーデンへの跨道橋の上から俯瞰した。1本の木に赤い電飾が施されていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/60秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
鮮やかな赤;クリックすると大きな写真になります
6.ガレリアの中
ガレリアの4階吹き抜け部分には、縦横無尽に飛び交うクラッカーをモチーフにした装飾がされていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1100 ) 露出補正 なし
ガレリアの中;クリックすると大きな写真になります
7.東京ミッドタウン入口
そろそろ忘年会に間に合うようにと、外苑東通りに出てきた。停まっていたタクシーに乗り込んだ。西新橋へ行く途中、東京タワーの入口の前を通ったが、ここでも緑色が印象的な、美しいイルミネーションが輝いていた。不景気だというのに、街は明るく輝いている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
東京ミッドタウン入口;クリックすると大きな写真になります
8.再び六本木へ けやき坂
西新橋の寿司屋での忘年会は9時少し前にお開きになった。JRの新橋へ行こうかと歩き出したが、六本木のけやき坂のイルミネーションが気になった。そこで、足は霞が関に向いた。霞が関から地下鉄日比谷線に乗り、再び六本木へ。恥ずかしながら、六本木ヒルズからけやき坂へ行こうと思ったが、どう行って良いのかよくわからない。交番で聞いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 48mm ISO1000 ) 露出補正 なし
けやき坂;クリックすると大きな写真になります
9.イルミネーションとショウウィンドウ
けやき坂の某ブランドショップのショウウィンドウのオレンジ色に、イルミネーションのブルーの灯りがからまる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 80mm ISO2800 ) 露出補正 なし
イルミネーションとショウウィンドウ;クリックすると大きな写真になります
10.けやき坂から東京タワー
東京タワーの写真が多くなった。これはけやき坂のイリミネーションの間から眺められた東京タワー。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/80秒 112mm ISO3200 ) 露出補正 なし
けやき坂から東京タワー;クリックすると大きな写真になります
11.毛利公園
けやき坂から六本木通りの方へ降りてくると、左側にテレビ朝日の本社があり、その向こうに毛利公園がある。その池にこんなイルミネーションが施されていた。池の水面に映る。夜10時を少し回った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 26mm ISO1000 ) 露出補正 なし
毛利公園;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年10月31日

あの歌この歌東京ドライブコース


 10月25日 友人から、3人で"あの歌この歌東京ドライブコース"という「はとバス」のチケットを取ったけれど、そのうちの2人が仕事になり行けなくなったからと私たち夫婦に誘いがあった。
 浜松町を午後1時半に出発し、途中靖国神社で40分ほど下車、参拝の時間があり、午後4時過ぎに東京駅で解散する。
 乗車中は昭和42年に「はとバス」に入社したバスガイドさんが昭和20年代~30年代の歌を歌ってくれ、乗客が一緒に歌うという趣向である。

1.「お富さん」
バスは浜松町を出発し、新橋、浜町から両国に向かう。歌は早速、「東京のバスガール」「鉄道唱歌」「お富さん」と続く。昭和20年代~30年代というと、私も小学生~大学生の頃で、歌はさすが私にもちょっと古い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
「お富さん」;クリックすると大きな写真になります
2.スカイツリー
両国橋を渡って浅草へ向かう途中で東京スカイツリーが見えた。信号待ちで停まっているときに撮った写真だがこの後交差点を通過する際、右側に全姿が見えた。バスの座席が通路側でどうにもならなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/320秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
スカイツリー;クリックすると大きな写真になります
3.浅草雷門
バスは浅草雷門の前を通る。雨と予報された天気も晴れ間が見え、仲見世は今日も賑わっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
浅草雷門;クリックすると大きな写真になります
4.はとバス
午後から3時間ほど都内をまわるコースだが、料金は2,600円だったか。バスでまわって説明を聞いてみるとごく近くにいながら知らないところ、「ああ、ここにあったのか」というところも沢山あり、収穫は多かった。恥ずかしながら、北の丸公園の入口が靖国神社のすぐそばだったことや、お茶の水近くの湯島聖堂やニコライ堂などもここにあったのかと改めて知った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 15.1mm ISOオート:640 ) 露出補正 -0.3
はとバス;クリックすると大きな写真になります
5.靖国神社
靖国神社の駐車場でバスを降り、それぞれに参拝をすることになった。手水舎で手を清め、神門から中門鳥居、拝殿を望む。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 10.3mm ISOオート:500 ) 露出補正 -0.3
靖国神社
6.大燈籠のレリーフ
第二鳥居の手前にある大燈籠。燈籠の基部には陸軍、海軍のレリーフがある。日露戦争の日本海大海戦のレリーフもあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 9.5mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
大燈籠のレリーフ;クリックすると大きな写真になります
7.大村益次郎銅像
第一鳥居と第二鳥居の間に大村益次郎の銅像がある。大村益次郎は幕末期の長州藩の医師、西洋学者、兵学者。維新の十傑の1人。長州征討と戊辰戦争で長州藩兵を指揮し、勝利の立役者となった。太政官制において軍務を統括した兵部省における初代の大輔(次官)を務め、事実上の日本陸軍の創始者、あるいは陸軍建設の祖であるという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/400秒 7.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
大村益次郎銅像;クリックすると大きな写真になります
8.東京タワー
靖国神社の参拝を終え、再びバスへ。ガイドさんの歌は「有楽町で逢いましょう」、「銀座カンカン娘」、「東京ラプソディー」・・・と続く。そして皇居、銀座を通って東京駅丸の内口で解散になった。まだ、明るい。浜松町まで戻って、少し早目の夕食にした。出てきたら東京タワーがライトアップされていた。写真の左下に六本木ヒルズが見える。ISOは1600になったが、この IXY 30S の画像は従来のコンパクトデジカメに比べるとノイズははるかに少ないと思う。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/15秒 14mm ISOオート:1600 ) 露出補正 -0.3
東京タワー;クリックすると大きな写真になります

2010年5月 1日

浅草と隅田川


 4月18日の日曜日はうららかな春の陽気だった。サンフランシスコから古い友人夫妻が来ていて、この日は午後4時に浅草雷門で待ち合わせ、浅草見物をして、そのあと食事をしようということになっていた。
  また、この日は隅田川でボートの早慶戦があるという。家を早めに出て、浅草の蕎麦屋で腹ごしらえをして、吾妻橋を渡り、対岸を言問橋、桜橋に向かって歩き始めた。桜橋の先がゴールになっている。2時50分に対抗エイトが始まるというので、言問橋と桜橋の間で待っていたところ、慶応の艇にトラブルがあって、開始が遅れるとのアナウンス、そうこうするうちに、午後4時に待ち合わせ場所の雷門へ行く時間が来てしまった。
1.賑やかな浅草仲見世
  午後1時40分、雷門から浅草寺へ続く仲見世商店街は、久しぶりに暖かな日曜日とあって多くの人が繰り出していた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/418秒 37.7mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
賑やかな浅草仲見世;クリックすると大きな写真になります
2.建設中の東京スカイツリーと金の泡
レガッタを観戦しようと、吾妻橋を渡る。橋の途中から、建設中の東京スカイツリーを眺めた。高さが634mとなるように計画を変更されたため、完成すれば自立式電波塔としては世界一の高さとなる。2008年7月14日に着工し、2011年12月から遅くても2012年早春に竣工の予定とされている。右側にあるのは、アサヒビールの有名な「金の泡」。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/355秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
建設中の東京スカイツリーと金の泡;クリックすると大きな写真になります
3.早慶レガッタ 両校応援団
桜橋のたもとでは、早慶レガッタの両校応援団が、対抗エイトを前にエールの交換を行っていた。対岸から撮影。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/298秒 59.9mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
早慶レガッタ 両校応援団;クリックすると大きな写真になります
4.言問橋
先に記したように、慶応の艇がトラブルとのことで14時50分スタート予定の対抗エイトがなかなか始まらない。桜は終わっているものの、春うららの隅田川は心地よかった。やがて友人夫妻と待ち合わせをした雷門へ戻らなくてはならない時間となり、再び歩き始め、言問橋を浅草側へ渡った。途中振り向くとスカイツリーが真正面に見えた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/355秒 15.1mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
言問橋;クリックすると大きな写真になります
5.太鼓
早慶レガッタの吾妻橋会場と呼ばれているところでは、いろいろイベントが行われていたらしい。対岸から624mm相当で太鼓の演技を撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/160秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
太鼓;クリックすると大きな写真になります
6.隅田川から日の出桟橋へ
午後4時にサンフランシスコからの友人夫妻と雷門で合流し、隅田川の遊覧船に乗ろうということになった。遊覧船は吾妻橋の少し上から出発する。500人も乗れる大きなボートだ。約40分、隅田川を下り、日の出桟橋に着く。傾いた陽がアサヒビールの建物に反射し川面を金色に染めていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/226秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
隅田川から日の出桟橋へ;クリックすると大きな写真になります
7.勝鬨橋
遊覧船は隅田川にかかる橋を吾妻橋、駒形橋、厩橋、蔵前橋と次々とくぐっていく。さらにJR総武線をくぐり、両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、そして永代橋、中央大橋、佃大橋をくぐると、勝鬨橋だ。この橋が跳ね上がったところを見たことがない。右手に浜離宮が見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/226秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
勝鬨橋;クリックすると大きな写真になります
8.東京タワー
もうすぐ日の出桟橋に着くというところで、ビルとビルの谷間に東京タワーが見えた。時刻は午後5時15分。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/230秒 42.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
東京タワー;クリックすると大きな写真になります
9.(おまけ)浜松町
ニューピアー竹芝 ノースタワー24階にある「銀座アスター」で、レインボーブリッジや勝鬨橋界隈の夜景を見ながら食事をした後、ぶらぶら浜松町駅へと歩いた。ライトアップされた東京タワーと上弦の月を、左に見える貿易センタービルの石段にカメラを固定して撮ってみた。露出は約1秒。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1秒 18.8mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
(おまけ)浜松町;クリックすると大きな写真になります


2010年3月22日

札幌→函館ツアー 1/4


 3月13日~15日、2泊3日で北海道は札幌から函館へのツアーに参加した。いつも利用している旅行社の企画でリーズナブルな料金設定である。早朝の羽田をJALで出発し、新千歳空港に着いたのは9時少し前だった。バスで札幌市内へ移動する。気がかりな天候も、まあまあというところ。この日は札幌で午後3時まで自由時間となった。
1.円山動物園
さて、約5時間ある自由時間をどう過ごすか考えていたが、行ったことがないので藻岩山のロープウェイに乗ることにした。時間を有効に使おうとバスを降りたテレビ塔の前に停まっていたタクシーに乗り込んだ。有名な京都に本社があるMKタクシーで、運転手さんが言葉づかいからして、とても丁寧なのには驚かされた。藻岩山のロープウェイは天候により停まることが多いとのことで、車内から携帯で電話で聞いてくれた。結果は、風が強く運行していないとのこと。やむなく円山動物園にでも行ってみようということになった。土曜日であったが入場者は少なかった。ホッキョクグマは親子で3頭いて、それぞれ名前が付いているがどれがどれだかよくわからない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/800秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
円山動物園:クリックすると大きな写真になります
2.ライオンが目の前に
熱帯の動物たちは屋内に入っている。ライオン、トラ、珍しいところではユキヒョウやサーバルキャットもいた。ライオンやトラはガラス張りの折の中をうろうろ歩きまわっているが、ガラスがあるとはいえ、オスのライオンが目の前10cmに来ると感動する。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
ライオンが目の前に:クリックすると大きな写真になります
3.エリマキトカゲ
何ともユーモラスな格好をしている。三菱自動車のミラージュという車のテレビCMなどで話題になったのは1980年代半ばのことだった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/125秒 75mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
エリマキトカゲ:クリックすると大きな写真になります
4.札幌市営地下鉄
円山動物園の前からタクシーに乗り、中島公園へやってきた。目的はジンギスカンの昼食である。ビールを飲みながらジンギスカンを楽しんだ後、中島公園駅から地下鉄に乗って、札幌駅まで出た。この写真を見ていただくと解るが、この地下鉄にはレールがない。ゴムタイヤをつけた地下鉄なのだ。札幌の地下鉄は南北線、東西線、東豊線の3路線がある。一番古いこの南北線は開業後30年以上が経過した。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 42mm ISO720 ) 露出補正 なし
札幌市営地下鉄;クリックすると大きな写真になります
5.北海道庁旧庁舎
テレビ塔での集合時間まであと1時間少々。札幌駅で地下鉄を降り、北海道庁の旧庁舎へ行った。いつ降ったのか新しい雪が残っている。この庁舎は1888年に竣工している。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1000秒 7.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
北海道庁旧庁舎:クリックすると大きな写真になります
6.北海道庁旧庁舎の1階廊下
以前にもここ旧庁舎を訪れたことはあるが、中へ入るのは初めてである。現在は、観光情報コーナー、北海道の歴史ギャラリー、 樺太関係資料館などとして開示されている。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO1000 ) 露出補正 なし
北海道庁旧庁舎の1階廊下:クリックすると大きな写真になります
7.時計台
"時計台の下で逢った・・・" 時計台というとすぐにこの歌を思い浮かべてしまう。この歌がより一層、時計台を身近なものにしていると思う。明治9年クラーク博士を初代教頭に迎えて開校した札幌農学校の演武場で、明治11年10月16日に完成している。現在、時計台は札幌市民の歴史と文化を象徴するものとして、"私たちは時計台の鐘がなる札幌の市民です"と札幌市民憲章にもうたわれている。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 35mm ISO400 ) 露出補正 +0.3
時計台:クリックすると大きな写真になります
8.大通り公園
さて、テレビ塔前での集合時間まであと、30分。テレビ塔から大通り公園を眺めてみたいと急いだ。冬の大通り公園の路は雪が溶けてなく、美しかった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 +0.3
大通り公園:クリックすると大きな写真になります
9.さっぽろテレビ塔
札幌のテレビ塔は東京タワーと同じ年である1957年に建てられたという。1961年に現・パナソニックの寄贈により展望台の下、地上65メートルの四面に電光時計が取り付けられた。「時計を付ければ必ず見てくれる」という松下幸之助の発案だったという。電光時計は1998年と2006年の2度改修工事が行われ、現在は発光ダイオード製である。広告表示は当初「ナショナル」だったが英語表記の「National」になり、2006年の改修で「Panasonic」に変更されたそうだ。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F14 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
さっぽろテレビ塔:クリックすると大きな写真になります
10.札幌テレビ塔からの眺め
700円を払って地上90mの展望台までエレベーターで上がってみた。ここまで上がらないと大通り公園が見渡せない。大通り公園はテレビ塔のある西一丁目から西十三丁目まで、幅65m、延長1.2kmにわたって東西に延びる。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
札幌テレビ塔からの眺め:クリックすると大きな写真になります
11.中山峠
午後3時に、再びバスに乗り込み、今夜の宿である北湯川温泉へ向かった。定山渓を過ぎるころから雲行きが怪しくなり、吹雪きとなった。中山峠でトイレ休憩となったが、風も強く地吹雪の様子。寒かった。晴れていたらこの辺りから羊蹄山が眺められるとのことだが、これではどうしようもない。5時半、無事に北湯沢温泉 湯元「名水亭」に到着した。食事もよく、大浴場は広々として最高によかった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.3
中山峠:クリックすると大きな写真になります

2010年1月15日

東京タワーと表参道イルミネーション

 2009年12月12日 私が卒業した小学校のクラス会があった。卒業したのは昭和29年、今から50年以上も前である。当然、住むところもばらばらになり、クラス会も出て来やすいように都心でということになる。
 この日は丸ビルの「グリル満天星」での昼食会となった。食事会終了後、冬とはいえまだ陽は高い。しかも天気が良い。
 「オオ・ソラ・ミヨ」という2階建ての屋根のないバスで、東京タワーや赤坂迎賓館をめぐる「はとバス」に乗ろうという計画もあったが手配が遅れ満席で駄目だった。しかし、東京タワーに未練があり、東京駅丸の内南口から、等々力行きの路線バスに乗り込んだ。
1.東京タワー
私たちが小学校を卒業したのは昭和29年だった。昭和33年(1958年)に建てられた高さ333mの電波塔である。パリのエッフェル塔は312mだったので、当時世界で最高の高さを誇った。日本の高度成長期の象徴である。しかし、この高さではもはや電波障害に対して不十分であり、いま、2012年春完成を目指し墨田区に634mの東京スカイツリーが建設中である。ニュースでは、ドバイに812m、160階以上のビルが竣工したと報じられている。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 9.1mm ISOオート )
東京タワー:クリックすると大きな写真になります
2.大展望台へのエレベータ
エレベータで高さ150mのところにある大展望台へ上がった。1か月ほど前に、来塔者が1億6千万人になったとのこと。東京スカイツリーができると東京タワーはどうなってしまうののだろうか。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 4.6mm ISOオート )
大展望台へのエレベータ:クリックすると大きな写真になります
3.大展望台から南を望む
レインボーブリッジの向こうにはお台場が見え、フジテレビの建物も見える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 75mm ISO400 ) 露出補正なし
大展望台から南を望む:クリックすると大きな写真になります
4.大展望台から北を望む
東京にもずいぶん高い建物が増えた。手前左側のビルは六本木の東京ミッドタウン、その右側に新宿の副都心が見える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 75mm ISO400 ) 露出補正なし
大展望台から北を望む:クリックすると大きな写真になります
5.芝増上寺
東京タワーから降りてきて、JR浜松町駅へ向かった。芝の増上寺の境内から振り返る。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 48mm ISO400 ) 露出補正なし
芝増上寺:クリックすると大きな写真になります
6.表参道イルミネーション
表参道のイルミネーションが11年ぶりに復活したというので、行ってみようということになった。夕方5時に点灯すると聞いていたので、少し時間を潰して、4時40分頃、原宿に着いた。しかし、混雑する駅を出て表参道の上まで来ると、すでに点灯されていた。それなら、もう少し空が明るいうちに来ればよかったと思ったが、あとのまつりである。LED 63万球だそうだ。歩道橋の上で立ち止まると警備の人に叱られる。一瞬立ち止まってシャッターを切った。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 75mm ISO900 ) 露出補正なし
表参道イルミネーション:クリックすると大きな写真になります
7.ベルシンフォニー
イルミネーションはベルシンフォニーというテーマになっているらしい。欅の幹にベルがくくり付けられていた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 32mm ISO1600 ) 露出補正なし
ベルシンフォニー:クリックすると大きな写真になります
8.ブランドショップ
表参道には最近多くのブランドショップが進出している。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 31mm ISO1100 ) 露出補正なし
ブランドショップ:クリックすると大きな写真になります
9.表参道ヒルズ
私が卒業した渋谷区立神宮前小学校は、この表参道ヒルズの裏側にある。表参道ヒルズは2006年に竣工したが、それまでそこには、1927年から約80年の間、同潤会青山アパートがあった。アパートと言っても、当時としては買い取り式の高級マンションだった。小学生のころ、そこに住んでいた同級生もいた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/125秒 62mm ISO400 ) 露出補正なし
表参道ヒルズ:クリックすると大きな写真になります