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2024年4月 2日

2024 CP+「カメラと写真のワールドプレミアショー」

「カメラと写真のワールドプレミアショー」が今年も2月22日(木)~ 25(日)にパシフィコ横浜で開催された。事前に入場登録して、2月23日の午前中に行ってきた。
 数年前までは、いわば各メーカーの新製品発表展示会の要素が濃かったが、最近はカメラの新製品はそう頻繁にはなく、カメラの活用を拡げることに主眼が置かれているような気がする。だが、来場者にとっては、憧れの各社の最新ミラーレスカメラを実際に手に触れてファインダーを覗き、シャッターを切り、各メーカーさんが用意したモデルさんたちや、演出された被写体を撮影できるのは、この機会を逃してはない。また、多くのそれぞれの分野のプロの写真家によるプレゼンテーションが行われ、アマチュアの域を出ない私などには参考になることが多い。だが、スマホのカメラはテーマになっていない。
 コロナもおとなしくなり今回も参加者が多かった。多くの参加者はご自分の愛機を携えて会場に来られ、各メーカーのブースで行われているデモンストレーションなどの写真を撮っていた。私はいつも CanonのG7X を携行してスナップ写真を撮っている。Nikon 、Canon、SONY、FUJIFILMなどのブースを見て回った。
 ペンタックス・リコー陣営は今回も参加を見送っていたが、LUMIXはDGP imaging 2023 金賞受賞のフルサイズ・ミラーレス機 DC-S5M2 があり、ブースのテーマは、"COLORS OF LUMIX"だった。
 退出しようと出口の方へ向かうと、TOMY のプラレールの大きなジオラマがあり、新幹線や、私鉄の鉄道車両など、多くの模型が走り回っていた。子供たちはもとより、カメラを向けている来場者も多くいた。そこは「わたしの自由区」という、将来の写真ファンを育てる主催者企画のようだ。

000_240223080 X700 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg
トミーのプラレール・ジオラマに夢中の親子 2022年2月30日 CP+ 2004 於:パシフィコ横浜

001_240223085 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 1.みなとみらい パシフィコ横浜展示ホール
会場のパシフィコ横浜展示ホールは、展示面積約20,000㎡あり、4分割可能で、無柱構造となっている。CP+はそのすべてを使用して行われていた。CP+は、私の記憶ではコロナが蔓延していた2020年から2022年までは開催されなかったように思う。4日間で5万人弱の入場者があったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO160 )
002_240223004 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 2.SONY ブース -1
SONYブースは、出入口を入ると正面奥に大きなスペースを構えていた。この写真のところでは、α7 IV、α7CR、α7C II を使用して、ポートレートの撮影体験ができる。また、自分のメモリーカードを挿入して撮影すれば、持ち帰ることもできる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO320 )
003_240223005 X900 2024 CP+ SONYブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 3.SONY ブース -2
ここでもポートレート撮影体験ができる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO500 )
004_240223006 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X (2).jpg 4.Nikon ブース -1
SONYの右隣りにNikonブースがあった。Nikon はZ9、Z8、Zf、Zfc などが押しのようだ。6色のプレミアムエクステリアも人気なミラーレスカメラ Zf を、会場で手に取って、撮影してみることが出来る。ミラーレスカメラユーザーの底辺拡大を狙っているようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
005_240223012 X900 2024 CP+ Nikonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 5.Nikon ブース -2
この写真は助川康史プロが、Z9を使用して撮影された作品である。香川県と徳島県を分ける大坂峠という難所を走り抜ける2700型の特急「うずしお」を、Z9の「ズーミング流し」という技で撮った作品。凄い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO320 )
006_240223050 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 6.FUJIFILM ブース -1
Nikonブースの右側にはFUJIFILM ブースがあった。GFX100Ⅱ、X100V1、X-T5といったデジタルカメラ、INSTAX"チェキ"、写真プリント関連製品・サービスが紹介され、撮影体験コーナーが設けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO250 )
007_240223053 X900 2024 CP+ FujiFilmブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 7.FUJIFILM ブース -2
"日本"を意識させるようなデモが行われていた。影が出ないような照明がされている。FUJIFILMのトーク・ステージで藤村大介プロの「X-H2で撮る!見せる都市風景 GF30mm ティルト・シフトレンズ作品も紹介!」という講演を小1時間聴いた。ティルト・シフトレンズの効果を知った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
008_240223018 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 8.Canon ブース -1
Canonブースは、会場の奥の大きなブースが並ぶ一番右、富士フィルムの右側にあった。SONYとともに最も大きなブースになっていた。その中にあった「Canon BAR」。画像撮影のための機材展示と情報入手の場のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
009_240223025 X900 2024 CP+ Canonブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 9.Canon ブース -2
リボンダンスのデモが行われていた。「EOS R SYSTEMの各種ボディ、レンズを体験できるコーナー。激しくダイナミックなトリッキングと、華麗で優雅な新体操を被写体にご用意しております。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO2000 )
010_240223034 X900 〇2026 CP+ Olympusブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 10.Olmpus ブース
オリンパスのブースは、Canonのブースの反対側(展示場通路側)にあった。OlympusのOMは、野鳥やチョウなど昆虫の撮影愛好家に使用されていることが多い。そのためかブースのイメージも野鳥やチョウがあしらわれていた。ステージでは著名なプロのトークショーなどが予定されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1600 )
011_240223068 X900 2024 CP+ TOMY プラレールブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 11.トミーのプラレールジオラマ -1
Olympusのブースを見た後、並びのTAMRON、SIGMA、そしてLumix ブースをみて、退出しようとしたところ、その先に「わたしの自由区」というコーナーがあった。「わたしの自由区」は昨年に続き2年連続で、写真サークルや映像同好会の学生、普段はSNSを中心に写真や動画に取り組む若年層に向けて、"CP+の楽しさを知ってもらうことで"新しいコミュニティを作り出すコミュニケーションスペース"として設けられた。その一角にTOMYの人気商品であるプラレール(鉄道模型玩具)のジオラマを見つけた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/640秒 15mm ISO3200 )
012_240223072 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 12.トミーのプラレールジオラマ -2
子供たちのみならず、大人の写真愛好家も熱心にカメラを向けている。という私もその一人だが、見ていても楽しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )
013_240223074 X900 2024 CP+ TOMYプラレール ブース パシフィコ横浜 G7X.jpg 13.トミーのプラレールジオラマ -3
この企画があることを知っていて、これを目的に来られているのだろうか? 母親がしゃがみ込んで坊やと一緒に観ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 24mm ISO3200 )
014_240223086 X900 2024 CP+ パシフィコ横浜 G7X.jpg 14.みなとみらい駅へのコンコース
午後1時半になった。会場を後にして、みなとみらい駅へと向かう。ここを通るたびに見ているのだが、駅へのコンコース(通路)の左手の壁面にトビやアブラゼミやアオスジアゲハなどの生物の画が描かれている。画の枠の下に「広告掲載のお問合せ パシフィコ横浜」と書かれているので、掲載主を待つ広告版なのだろうか。少々疲れた。CP+をしっかり見るためには2日くらいはかけないと十分ではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 10mm ISO1250 )

2023年12月 9日

小さな公園のチョウも寂しくなった 2023年10月22・23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

先週に比べ、昨日の日曜日から天気は悪くないが気温が少し低い。小さな公園の花畑に来るチョウの数も少なくなった。センイチコウの花に来るのはヤマトシジミがほとんどで、ウラナミシジミも少ない。背の高いヒャクニチソウの花には、時折、ツマグロヒョウモンは来るが、イチモンジセセリ、チャバネセセリしかいないようだ。
 22日、23日の2日間は、この公園ではクロマダラソテツシジミは見られなかった。
 追記 自宅から、南に1kmほどのところに家内の姉が入居する施設があるが、その施設の前の家に立派なソテツの木が植えられているのを知っていた。21日の日曜日に家内を車に乗せ、義姉の顔を見に行った。面会を終えて外に出てきたところ、そのソテツの木に小さなシジミチョウがちらちらと飛ぶのが見えた。Canon PowerShot G7X を持っていたがソテツは住宅の塀の中なので、距離がある。ダメでもともとと思い、ズームを37mm、精いっぱい(35mm換算で100mm)に伸ばして撮ってみた。モニターで拡大して見るとまさしくクロマダラソテツシジミだった。

000_231023003 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
一面ブルーになったヤマトシジミ♂ 2023年11月23日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231022011t X900 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 1.ヤマトシジミ♂-1
この個体はまだ前翅外縁部の黒い紋が広い。しかもその内側に黒い鱗粉が見える。22日は、D750に TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD を付けて撮った。ボディもレンズも重たい。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO140 )
002_231022018t X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
少し擦れて(鱗粉がなくなる)きている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
003_231022020 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
前翅に少し青い鱗粉がのっている。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO250 )
004_231022023 X900 〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg
4.ヒャクニチソウの舌状花にヤマトシジミ
珍しくヤマトシジミの♀がヒャクニチソウの舌状花の部分に止まっていた。そこに花の蜜はない。この♀の前翅、後翅には、寒冷期型の特徴である青い鱗粉がはっきり出ていた。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO120 )
005_231022025 X900  〇峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 5.ヤマトシジミ♀ -2
写真4.と同じ個体。

Nikon D750 TAMRON 35-150mm f/2.8-4 Di VC OSD
絞り優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 150mm ISO220 )
006_231023001 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.ヤマトシジミ♂ -3
23日に撮った。この個体は寒冷期型の特徴が出ていた。翅表の前翅、後翅とも外縁部の黒い紋の幅が狭くなっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
007_231023003 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 7.チャバネセセリ
イチモンジセセリと紛らわしいが、後翅裏面の斑紋で区別できる。比較的新鮮な個体だった。

Ni

kon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO125 )
008_231021006m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -1
前日の10月21日、家内の姉が入居する施設の前の家の庭に立派なソテツの木が植えられている。そこにちらちらと翔ぶ小さなチョウを見つけた。もしやと思いG7Xのモニターで捉え、精いっぱい望遠にして、マクロにして、シャッターを切った。モニターで確認するとクロマダラソテツシジミの寒冷期型だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 
009_231021001m X900 クマソ 星川サニーステージ G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -2 前の写真と同じ個体である。もう少し撮りやすいところに移動してくれないかとしばらく待ったが、葉の裏に隠れてしまった。やはり、クロマダラソテツシジミとソテツはつきものだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )

2023年12月 5日

連日、近所の公園へ 2023年10月18・19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

時間があれば、ヒャクニチソウとセンニチコウが咲く近くの小さな公園へ行っている。また、家内が足を怪我して以来、杖を突いて歩いているのだが、ちょっと重いものになると持てないので、買い物を代行することがあるが、そんな時もこの公園に寄り道をしている。
 同じような写真が続き「またか」と思われるであろう。だが、クロマダラソテツシジミ以外は普通種ばかりであるものの、その時その時の姿があり、飽きない。秋はチョウの数が多いので楽しめる。今はヤマトシジミの翅表の個体差に興味がある。

000_231019063s X700 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg
ヤマトシジミの♂と♀ 2023年10月19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231018002 X900 峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 1.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -1
まず、18日。ヒャクニチソウに羽化したてのようなきれいなアゲハの♂が来て、吸蜜をしていた。2014年に購入したNikon D5300に名玉と言われた TAMRON 90mm mzcro を付けて携行した。バックのボケ方もきれいだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
002_231018003 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -2
アゲハは暖地では年に3~5回成虫が発生すると言われている。それにしてもきれいな個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
003_231018012 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
おそらくこれまでに見ている個体だと思う。だいぶ擦れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
004_231018018 X900 〇峰岡公園 イチモンジ D5300 TAMRON 90.jpg 4.イチモンジセセリ
このチョウも秋になると多くなる。敏捷に翔んできて、さっとヒャクニチソウの花に止まる。イチモンジセセリは小型のチョウだがセンニチコウでは吸蜜しない。また、ヤマトシジミや、クロマダラソテツシジミはヒャクニチソウでは吸蜜しない。なぜだろう?

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
005_231018026 X900 〇峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮な個体だが、まだ、高温期に現れるという外縁部の黒い縁が目立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_231018052 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2<br> この個体、よく頑張って生きていて、センイチコウに吸蜜に来ている。いつまで見られるか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_231018054 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 7.アゲハ♀ -1
40分ほど前にヒャクニチソウに来ていたアゲハ(写真1,2)とは違う個体だ。♀である。これもきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_231019006 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -3
ここからは翌日午後2時ごろの小さな公園のチョウだ。この日もまだクロマダラソテツシジミは健在だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO140 )
009_231019026 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -4
このチョウの裏面が好きだ。橙色の小さな丸い紋が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO320 )
010_231019029 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -4
細く長い尾状突起もまだしっかり付いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO180 )
011_231019035 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -2
外縁部先端から見える水際の前翅の黒い模様が見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
012_231019044 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 12.ヤマトシジミ♂ -3
なかなか開翅してくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
013_231019046 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 13.ヤマトシジミ♀ -1
前翅後翅ともに青い鱗粉が現れた美しい♀だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
014_231019047 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 14.ヤマトシジミ♀ -2
翔び上がってセンニチコウから離脱した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
015_231019050 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♂ -4
後翅の黒い縁は細いが前翅のそれは太い。いろいろ個性的だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
016_231019054 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -5
この♂の外縁部の黒い縁は細い。だが、その内側に淡い黒が現れていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
017_231019057 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 17.ヤマトシジミ♂ -6
位置を変え、翅を開いたまま吸蜜を続ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
018_231019061 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 18.ヤマトシジミ♂ -7
写真15.と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
019_231019076 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 19.ヤマトシジミ ♂と♀
写真14.の♀が吸蜜しているセンニチコウに写真15.の♂が飛来した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
020_231019077 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 20.ヤマトシジミ 1♀ 2♂♂
そこへまた1頭、♂が割り込んできた。センニチコウの花畑は賑やかである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )

2023年9月 8日

上高地のチョウ ⑦ 終 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

チョウは種類は少ないが、3週間前に比べると状況は良い。コムラサキ、キベリタテハ、サカハチチョウの夏型などを撮る。1時間半ほど撮影して、上高地ビジターセンターで待っていてくれたかみさんと合流し、昼食もしていないので、バスターミナルで何か食べようと思う。レストランもあったが、混雑は避けて、売店で、カレーパンとメンチコロッケ、それに冷たいビールを買い求めて、2人でベンチで食べた。そのメンチコロッケがとても美味しかった。
 帰りは中央本線の茅野から「あずさ」に乗る。バスは午後1時に上高地を出発、14時40分に茅野駅に着き、15:18分発の「あずさ38号」に乗る。指定席は満席だそうだ。この列車の停車駅は、茅野の次が甲府で、その次が八王子だった。早い。17時09分八王子発の横浜線で東神奈川で降り、タクシーに乗って、7時前に自宅に着いた。

000_230810560 X700 ◎上高地 小梨平 キベリタテハ RX10M4.jpg
日陰に憩うキベリタテハ 2023年8月10日 長野県上高地 小梨平キャンプ場付近

110_230810546x X800 ◎上高地 小梨平 サカハチ RX10M4.jpg 110.サカハチチョウ夏型 サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻)
奥さんを上高地ビジターセンターに置き去りにして、一人で小梨平キャンプ場の周辺を歩く。時々ミドリヒョウモンが飛んでくるが、落ち着いて吸蜜する花もない。この辺りはコヒョウモンが多いところだが、時期的に少し遅いのだろうか、姿がない。1本のサラシナショウマの花が咲いていた。久しぶりに見るサカハチチョウの夏型が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4,0 1/500秒 196mm ISO1000 ) 露出補正 なし
111_230810549 X800 上高地 小梨平 RX10M4.jpg 111.小梨平キャンプ場
日本アルプス観光株式会社 「上高地 森のリゾート小梨」が運営管理する小梨平キャンプ場は、ビジターセンターから明神池の方に行った梓川左岸一帯にある。「小梨平キャンプ場の歴史」で検索してみたところ、毎日新聞によれば、「世界大恐慌など昭和初期の不景気にあえいでいた鉄道省は1932(昭和7)年夏、増収を狙い、観光地化し始めていた上高地(長野県松本市)の小梨平(こなしだいら)で大型キャンプを企画した。 登山に無縁だった都会人がキャンプファイアやダンスで大騒ぎし、その前から入っていた大学や旧制高校の山岳部学生らが憤慨。「山を汚すな」とテントを襲撃した。」ということがあったらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
112_230810551 X800 ◎上高地 小梨平 RX10M4.jpg 112.馬の背とロバの耳
ビジターセンターにある図解を参照すると、奥穂高岳(3,190m)とジャンダルム(3,163m)の間にある、右側の岩峰が馬の背で、左側がロバの耳である。さらに左に行くとジャンダルムがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
113_230810553 X800 ◎上高地 小梨平 RX10M4.jpg 113.快晴の穂高連峰< こんなにクリアな穂高連峰を見たのは初めてだった。岩肌を登っているクライマーが見えるようだ。左からジャンダルム、ロバの耳、馬の背、そして奥穂高岳から前穂高岳に連なる吊り尾根の姿は、これぞ穂高連峰である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
114_230810630 X800 〇上高地 キベリ D5300 TAMRON 90.jpg 114.キベリタテハ -1
ビジターセンターに戻ってきた。その前をスーツと通り過ぎたチョウがいた。キベリタテハだ。しばらくして、建物の影に静止した。昨年8月30日にバスで富士山5合目へ上がった。その時にキベリタテハに逢ったのは、久しぶりだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタスピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
115_230810635 X800 〇上高地 サカハチ D5300 TAMRON 90.jpg 115.サカハチチョウ夏型 -2
ヒヨドリバナにサカハチチョウが来ていた。かっては5月ごろ、アオバセセリや、ウスバシロチョウを撮りに近郊を歩くとよくサカハチチョウの春型が現れたが、最近はしばらく見たことがなかった。さらに夏型は、その黒地の模様が粋で、好きなチョウの一つであったが、それも見かけることが少なかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
116_230810568 X800 ◎上高地 小梨平 キベリタテハ RX10M4.jpg 116.キベリタテハ -2
先ほどのキベリタテハはしばらく傍にいてくれた。中学生のころ、キベリタテハやクジャクチョウに憧れて信州に来ていた。力強く、美しい蝶だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 117mm ISO2000 ) 露出補正 なし
117_230810574 X800 ◎上高地 小梨平 サカハチ RX10M4.jpg 117.サカハチチョウ夏型 -3
ヒヨドリバナに来ていたサカハチチョウは、まだ吸蜜を続けている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 119mm ISO100 ) 露出補正 なし
118_230810578 X800 ◎上高地 小梨平 キベリ RX10M4.jpg 118.キベリタテハ -3
キベリタテハはこういう岩の上によく止まる。渓流の岩の上に止まったところを、背景を入れて撮ることが出来ればうれしいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
119_230810581m X800 ◎上高地 小梨平 キベリ RX10M4.jpg 119.キベリタテハ -4
外縁部の金色の縁取り、その内側の青い斑点、そして内側のビロードのような暗赤色は芸術作品のようである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
120_230810584x X800 ◎上高地 小梨平 キベリ RX10M4.jpg 120.キベリタテハ -5
今日は快晴であるが、さすが上高地の空気は澄んでいて涼しい。キベリタテハも日光浴を楽しんでいるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 45mm ISO160 ) 露出補正 なし
121_230810638 X800 ◎上高地 サカハチ D5300 TAMRON 90.jpg 121.サカハチチョウ夏型 -4
サカハチチョウの裏面後翅の白帯は春型に比べて太い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
122_230810590 X800 ◎上高地 小梨平 サカハチ  RX10M4.jpg 122.サカハチチョウ夏型 -5
サカハチチョウは周囲に2〜3頭いた。キベリタテハとサカハチチョウの夏型のきれいな個体に会えたのは収穫だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 213mm ISO2000 ) 露出補正 なし
123_230810640 X800 ◎上高地 サカハチ D5300 TAMRON 90.jpg 123.サカハチチョウ夏型 -6
吸蜜に飽きたのか、日陰の岩で一休みしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
124_230810602x X800 ◎上高地 小梨平 サカハチ  RX10M4.jpg 124.サカハチチョウ夏型 -7
外縁部を縁取りする橙色の点線で、翅表の黒を引き締めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
125_230810606 X800 上高地  RX10M4.jpg 125.河童橋と焼岳
キベリタテハとサカハチチョウの夏型が撮れたことに満足し、ビジネスセンターに戻り、待たせていたかみさんと、バスセンターへ向かう。河童橋の上は写真を撮る人でいっぱいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
126_230810610  X800 〇上高地 RX10M4.jpg 126.ヘリコプターが飛ぶ
ジャンダルムとロバの耳を背景に搬送用のヘリコプターが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 128mm ISO100 ) 露出補正 なし
127_230810614  X800 上高地 RX10M4.jpg 127.もう一度、ジャンダルム・ロバの耳・馬の背・奥穂高岳
河童橋の傍からもう一度、ジャンダルム・ロバの耳・馬の背・奥穂高岳を眺めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 73mm ISO100 ) 露出補正 なし
128_230810617  X800 上高地 RX10M4.jpg 128.そして振り返って焼岳を
正午になった。少し、雲が出てきた。河原で遊ぶ人がいる梓川は大正池の方に流れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
129_230810272 X800 上高地バスセンター G7X.jpg 129.バスセンターの賑わい
何か食べようと思いながらバスセンターに戻ってきた。凄い賑わいである。これでは食べる処もいっぱいだろうと、売店でカレーパンとメンチコロッケ、それにビールを買い求め、日陰になっているベンチを探し座って食べる。これが美味しかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
130_230810278 X800 〇上高地バスセンター G7X.jpg 130.バスセンターに並ぶバス
多くのバスが駐車している。我々が乗るアルピコ交通のバスは最前列にいてくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
131_230810282 X800 〇上高地バスセンター 明神岳 G7X.jpg 131.六百山の横顔
バスセンターから吊り尾根の右の方を見ると、ゴリラが目を閉じた優しい横顔のような山肌の山が見える。上高地の南にある霞沢岳の前山のような存在の六百山(2,470m)の肩だ。これで、今夏2度目の上高地ともお別れであるが、短い時間ながら満足して、12時50分、バスに乗り込む。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年9月 4日

快晴の上高地 ⑥ 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

8月10日、ツアー最後の日となった。今日は上高地へ行く。上高地へは3週間前の7月17日に、一人で日帰りで来ており、その時は天候が優れず、チョウの写真も撮れなかった。今回はリベンジしたいのだが。
 朝は気持ちよく晴れていた。上高地で3時間の散策時間をとるために、朝は7時30分の出発となった。白馬からリンゴの果樹園の中を走る「北アルプスサラダ街道」を走った。安曇野から松本の市街は通らず、気が付いたら新島々の駅前に出ていた。
 途中、道の駅「風穴の里」でトイレ休憩をとって、あとは、いつもの上高地への道を走る。
 上高地には10時少し前に着いた。文句のつけようがない快晴である。車窓からも吊り尾根が見えた。いつもは大正池から歩くのだが、今回はバスターミナルまで乗っていってしまうことにした。小梨平で写真を撮りたい。バスを降りると涼風が爽やかだった。

000_230810514 X700 〇上高地 RX10M4.jpg
文句のつけようがない快晴の穂高連峰 2023年8月10日 上高地 河童橋付近から

090_230810249 X800 〇白馬樅ノ木ホテル G7X.jpg 90.白馬のホテルを出発
快晴の涼しい朝だった。7:30に出発の予定だったが、全員5分前には揃っていて、上高地に向かって出発した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
091_230810256 X800 〇白馬→上高地 車窓 G7X.jpg 91.高瀬川を渡る(車窓から)
バスは長野県道308号線を南に走る。青木湖、木崎湖を右に見て走る。大町を過ぎたあたりで高瀬川を渡る。松川地区の国営アルプス安曇野公園の近くを走る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
092_230810260 X800 白馬→上高地 車窓 G7X.jpg 92.北アルプスサラダ街道(車窓から)
国営アルプス安曇野公園のあたりからしばらく走ると、道路わきに「北アルプスサラダ街道」という表紙が立てられたのどかな道を走っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
093_230810262 X800 〇白馬→上高地 車窓 G7X.jpg 93.リンゴ畑(車窓から)
実が大きくなり始めたリンゴ畑が両側に見える。北アルプスサラダ街道は安曇野市から長野県道25号塩尻鍋割穂高線を走る長野県松本地域西部にある観光道路であり、野菜や果物栽培が盛んな市町村を結んでいる。wikipediaによれば、1988年より取り組みが始まり、大規模なハード事業による観光開発をしないで、日常の農村を味わってもらうことが趣旨となっていた。日本アルプスサラダ街道協議会主催で街道ウォークなどのイベントが行われていたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
094_230810263 X800 白馬→上高地 車窓 新島々G7X.jpg 94.新島々駅(車窓から)
バスは松本市内に入らず、安曇野からサラダ街道を走り、松本電鉄上高地線に並行して走る国道158号線に突き当たる。そこを右折し、見慣れた新島々の駅前に出た。後は上高地まで3週間前にもバスで通った道である。松本から出ている、かつて松本電鉄上高地線といわれた、現アルピコ交通上高地線の終着駅である。ここからバスに乗り換えて上高地へ入ったこともあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
095_230810264 X800 白馬→上高地 道の駅 風穴の里 G7X.jpg 95.道の駅「風穴の里」
新島々から上高地へ行く途中、唯一のPAである道の駅で一休みした。出発してから2時間近く経っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
096_230810268 X800 白馬→上高地 梓湖 奈川渡ダム G7X.jpg 96.梓湖(車窓から)
梓川の奈川渡ダム堰止湖である。槍ヶ岳に源を発し南流する梓川は上高地で大正池を形成し、梓湖(奈川渡ダム)に注ぐ。国道158号線はこの奈川渡ダムの堰堤の上を走る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
097_230810269 X800 白馬→上高地 梓湖 奈川渡ダム G7X.jpg 97.奈川渡ダム 安曇発電所(車窓から)
それまで梓川にはダム式発電所がなかったが、1969年(昭和44年)11月に、奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダムの梓川3ダムが完成した。中でも奈川渡ダムは、長野県で1番大きなダムであり、高さ155mのアーチ式コンクリートダムで、日本のアーチダムの中でも3位の堤高を誇る。2010年の5月だったか、学生時代の同期の体育会の仲間との旅行の折、友人の東京電力に務めるM氏の尽力で、この奈川渡ダムおよび発電所を見学させてもらったのを覚えている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
098_230810494x X800 ◎上高地 大正池(車窓) RX10M4.jpg 98.トンネルを抜けて上高地へ(車窓から)
バスはトンネルを抜けて上高地に入った。車窓から穂高連峰の吊り尾根が、遮る雲なく見えた。思わず目を見張る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
099_230810498 X800 〇上高地 RX10M4.jpg 99.焼岳
大正池の次に、上高地帝国ホテル前で何人か下車する人たちがいて、最後に上高地バスターミナルまで乗っていったのは、私たち2人を含めてほんの数人であった。集合時間を確認して、出発する。長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山、焼岳を眺めると、山肌が荒々しかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
100_230810504 X800 〇上高地 RX10M4.jpg 100.穂高連峰と河童橋
吊り尾根の上は雲一つない。吊り尾根の右側に前穂高岳3,090m、左側には奥穂高岳3,190mがそびえる。この眺めで3週間前の雪辱を果たせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
101_230810507 X800 ◎上高地 RX10M4.jpg 101.ロバの耳、ジャンダルム
奥穂高岳から左へ、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムと呼ばれる峰々が連なる。ジャンダルム (Gendarme) は、奥穂高岳の西南西にあるドーム型の岩稜で標高は3,163 mある。wikipediaによれば、名称はスイス・アルプス山脈のアイガーにある垂直の絶壁(高さ約200 m)の通称に由来するが、本来はフランス語で国家憲兵のこと。転じて山岳用語としては、尾根上の通行の邪魔をする岩をいう 。奥穂高岳ジャンダルムは奥穂高岳の前衛峰として名付けられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
102_230810510 X102 ◎上高地 RX10M4.jpg 102.河童橋のたもとから
我ながら良いアングルを見つけたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
103_230810621 X800上高地 キオン D5300 TAMRON 90.jpg 103.キオン
岳沢温原の方へ行ってみようと思い、河童橋を梓川右岸に渡る。明神池の方に向かって歩き始めると、ホテルの裏側の空き地に黄色い花が咲いていた。キオンだ。何やらヒョウモン蝶が来ているが、遠くてよくわからない。

Nikon D5300 TAMRON 90mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
104_230810621a X800上高地 キオン D5300 TAMRON 90.jpg 104.キオンに来ていたオオウラギンスジヒョウモン
写真右下の方に花に隠れてオオウラギンスジヒョウモンの姿が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
105_230810518 X800 〇上高地 ツマグロヒョウモン RX10M4.jpg 105.ツマグロヒョウモン♀
道に止まったチョウはツマグロヒョウモンだった。上高地でツマグロヒョウモンとは。こんな高地にも進出してきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
106_230810520 X800 上高地 梓川右岸  RX10M4.jpg 106.熊目撃情報
岳沢湿原への道に「熊目撃情報」の看板が立てられていた。「8月10日 午前9時50分 現在地付近 ツキノワグマ1頭」と書かれている。この写真を撮ったのは、8月10日 午前10時30分 ある。つい40分前にいたということだ。クワバラクワバラ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3,5 1/500秒 24mm ISO2500 ) 露出補正 なし
107_230810524t X800 〇上高地 コムラサキ RX10M4.jpg 107.コムラサキ -1
上高地ではコムラサキを多く見る。この個体は、裏面の色がすこし濃いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4,5 1/1000秒 152mm ISO100 ) 露出補正 なし
108_230810528 X800 ◎上高地 コムラサキ RX10M4.jpg 108.コムラサキ -2
少し翅を開いてくれた。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4,5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
109_230810535 X800 ◎上高地 RX10M4.jpg 109.絶景
7月の終わりごろに岳沢では、タカネキマダラセセリ、クモマツベニヒカゲという憧れの高山蝶が発生する。一度は行ってみたいと思っていた。岳沢 は、上高地の河童橋などから正面に見える穂高連峰の中腹にある渓谷で、上高地内のハイキングだけでは物足りない人にお薦めの軽登山コースと紹介されている。最高地点の標高は2170mで、上高地から2時間半かかるそうだ。とても横浜からの日帰りでは無理である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3,5 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年3月 7日

4年ぶりに開催されたCP+

CP+とは CAMERA & PHOTO IMAGING SHOWの略で、カメラおよび関連機器のコンシューマー向け展示会である。主催はカメラ映像機器工業会で、2010年から年1回のペースで開催されている。
会場を設けて開催されるのはコロナ禍のため4年ぶりである。昨年までの2020年~22年の3年間はオンラインで開催されていた。
 2005年から2009年まで東京国際展示場で開催されていた「フォトイメージングエキスポ」の後継イベントにあたり、2010年からは横浜みなとみらいの「パシフィコ横浜」の展示場で行われている。今回、4日間の開催期間(2月23日~26日)で総来場者数はパシフィコ横浜会場の入場登録者数は3万8,181人、オンライン登録者11万8,476人だったそうだ。わたくしは、2月24日に登録し、開場時間直前に会場についた。事前登録制であったため、開場されるまでに長蛇の列ができていたがスムーズに会場に入ることができた。
 勿論、各社の展示は興味深く、1日あっても見て回れないほどの内容であったが、今回も2時間ほどで会場を退出した。

000_230224002 X700 TAMRON CP+2023 G'X.jpg TAMRON ブース「ねぶた祭りの熱狂」 2023年2月24日
2023年CP+ 横浜みなとみらい パシフィコ横浜

001_0230224101 X900 パシフィコ横浜 CP+2023 G'X.jpg 1.2023年CP+ 会場 パシフィコ横浜展示ホール外観
今年も会場はパシフィコ横浜の展示ホールだった。ここは総面積20,000㎡、最大天井高19mでパシフィコ横浜で最大の広さを持つ展示場だ。展示ホールは、第一期は1991年、第二期は2001年に竣工している。自宅から比較的近いこともあり、ここには「日本国際切手展2021」など、いろいろなイベントで来ている。この写真はみなとみらい駅から会場への国際大通りを渡るブリッジから撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_0230224100 X900 パシフィコ横浜 CP+2023 G'X.jpg 2.会場へ
国際大通りを渡ると「CP+ 2023」の大きなポスターがあり、そこを左へ行くと会場入り口になる。だが100m近く歩いて右へ、建物の中に入り、右へ、エスカレータで1階に下り、戻るようにさらに先へ行って、会場入り口を通り過ぎ、入場者の待つバッファーになったところから折り返して、やっと会場に入れる。だが、意外と早く会場に入ることができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230224012 X900 TAMRON CP+2023 G'X.jpg 3.TAMRON ブース -1
一般来場者の入り口を入ると右側にTamronのブースがあった。ねぶたが入場者を引き付ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 ) 露出補正 なし
004_230224045 X900 TAMRON CP+2023 G'X.jpg 4.TAMRON ブース -2 ねぶた面
今回Tamron社は国内生産工場所在となる「青森」にフォーカスしたデザインとしたそうだ。青森といえば無形重要文化財に指定されたねぶた祭りがあり、その魅力はねぶた職人の「作り手」としてねぶたにかける想いと技術である。青森のねぶた師でねぶた大賞、最優秀制作者賞など多数受賞している北村蓮明さんと、その長男である知事賞、優秀制作者賞など受賞の北村春一さんが親子合作の特別なねぶた面を制作したという解説のパネルがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230224017 X900 TAMRON 山田芳文氏 CP+2023 G'X.jpg 5.TAMRONブースの講演 -1
10時30分から40分間、TAMRONブースのイベントスペースでは、写真家・山田芳文氏の「150-500mmと50-400mmで撮る日本の野鳥」という講演があった。事前にこの講演を聴いてみたいと思っていたので、5分前に着席して待った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230224041 X900 TAMRON 山田芳文氏 CP+2023 G'X.jpg 6.TAMRON ブースの講演 -2
モズの写真や、ツルの写真が紹介されたが、さすがにピントがシャープだ。そして、構図や、ボケを考慮した絞りなどを学んだ。基本は三脚使用だが、手持ちの500mmで撮影する場合には、のシャッター・スピードはこのナベズルの写真の場合でも1/2000秒と早い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230224071 X900 TAMROM CP+2023 G'X.jpg 7.TAMRON ブース -3 田中達也氏制作のミニチュア
創業70周年を記念して、ミニチュア作家の田中達也氏が制作したレンズをテーマにしたミニチュアとその写真が展示されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO2000 ) 露出補正 なし
008_230224108 X900 Nikon CP+2023 G'X.jpg 8.Nikon ブースは Z 9
Nikon ブースは人が溢れていた。Z 9 が好評なので今回は元気がよい。Z fc を特に女性にアピールしているようだ。ステージでは星空写真家という成澤広幸氏が「Z9が表現する世界とは」という講演をしていたが、多くの人が人が視聴していた。タイムラプス撮影という同一アングルにて静止画を一定間隔で撮って並べ、動画として流す方法のことが離されていたが、少々難解だった。成澤広幸氏は天体望遠鏡メーカーでの勤務の後、2020年4月に独立。Youtuberとしての活動を本格的にスタートしたという方だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_230224077 X900 OLYMPUS CP+2023 G'X.jpg 9.Olympus ブース -1
Olympus はわたくしの好きなカメラだが、フラッグシップ機の OM-1とMarkⅢ となったOM-5がメインだったが今一つ盛り上がっていなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
010_230224078 X900 OLYMPUS CP+2023 G'X.jpg 10.Olympus ブース -2
野鳥や動物の撮影、あるいは海野和男氏のように昆虫を撮る方はOlympusの愛用者が多い。OM SYSTEMは「どこにでも持ち歩ける」「感じたものが思ったままに撮れる」を実現すると訴えかける。スジグロカバマダラのパネルがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_230224079 X900 セミナー・ステージ CP+2023 G'X.jpg 11.「わたしの自由区」とセミナー・ステージ
会場の中央に「わたしの自由区」というエリアがあった。ポスターにもあったように、CP+2023の今年度の開催テーマ「見つけた、新しいわたし」という。これは女性の写真愛好者を広げようとの試みと思うが、『カメラガールズ×CP+2023「わたしの自由区」Instagramフォトコンテスト』というテーマで、「新しく撮った写真はもちろん、撮りためた写真からでも、Instagramに投稿してください」と募っていた。また、セミナーステージでは、ビギナーからプロユーザーまで楽しめる多彩なセミナーが開催されている。わたくしが行った時間には、CIPA調査統計作業部会 部会長 太田学氏による「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」という講演が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 ) 露出補正 なし
012_230224053 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 12.SONY ブース -1
SONY ブースはCanon ブースとともに会場で最も大きなブースを設けていた。SONY は正面の左側、Canon は右手奥に陣取り、その間にNikon と FUJIFILM がブースを構える。SONY はα7シリーズが圧倒的に強い。交換レンズもGマスターおよび3rd パーティを含めて充実してきている。このブースではカメラ、レンズを貸し出し、試し撮りのコーナーは順番を待つ人が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_230224055 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 13.SONY ブース -2
撮影用のセットもいくつかあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO2500 ) 露出補正 なし
014_230224056 X900 SONY CP+2023 G'X.jpg 14.SONY ブース -3
いろいろと撮ってみたいと思うような被写体が並べられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし Canon  ブース BMXライダー
015_230224105tm X900 Canon CP+2023 G'X.jpg 15.Canon  ブース BMXライダー
CP+2023 キヤノンブースのテーマは「Create your image」。人々の暮らしのなかにある様々な一瞬を、カメラと共に創造するという、"カメラの未来への想い"が込められているという。新製品としては、4月下旬に発売予定のIOS Rシリーズで最軽量を実現したフルサイズミラーレスカメラEOS R8 があった。はじめてフルサイズ機を導入したいという人をターゲットにしているようだ。また、被写体認識トラッキングAFや最高約40コマの高速連写、補正効果最大8.0段のボディ内手ブレ補正など、基本性能を高いバランスで実現したオールラウンドモデルの EOS R6 Mark II の体験のため、メインのスペースで、3人の自転車乗り(BMXライダー)によるアクロバティックステージが設けられ、交互に曲乗りを繰り返して、撮影のモデルになっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_230224061 X900 LAOWA CP+2023 G'X.jpg 16.LAOWA 中国製レンズ
このほかににも、FUJIFILM、LUMIX、SIGMA、Kenko などのブースをざっと回ってみた。だが、RICOH / PENTAXは今回不参加だったようである。そして、最後に見たのが「サイトロジャパン」というレンズメーカーのブースだった。レンズブランドを LAOWA といい、2013年に起業した中華人民共和国安徽省合肥の光学メーカーである。各種マウントごとにレンズが展示されていて、Nikon Z マウントのレンズもあった。だが、すべてマニュアル・フォーカスであった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2022年3月18日

蝶 自選年間ベスト10 (19) 2021年

少々遅くなったが、昨年の蝶の写真の中から自分で気に入ったショットを選び出してみた。
2021年もコロナで始まった。4月、5月と感染者が増加し、まん防と緊急事態宣言が継続される。6月には一旦落ち着いたものの、7月下旬から第5波に襲われ、再び緊急事態宣言が出される。しかし、8月の終わりころから、不思議なほど新規感染者数は減少し始め、10月1日は全国的に緊急事態宣言が解除された。11月末時点では全国の新規感染者数は100人そこそこ迄減少した。
 こんな状況の中で、春から初夏にかけては例年通り、篠原、裏高尾、小石川植物園、武蔵嵐山など、近場へ出かけていた。第4波が落ち着いてきた7月18日から20日まで湯の丸高原へ行ったのが精いっぱいであった。
 ただ、9月になって、前縁に引き続き、クロマダラソテツシジミが他のしませてくれた。

001_210326023 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 1.ギフチョウ 2021年3月26日 神奈川県相模原市
ミツバツツジに飛来したギフチョウ。少々タイミングが早すぎたためか、個体数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210420093 X800 ◎関戸橋 多摩川河川敷.jpg 2.ギンイチモンジセセリ 2021年4月20日 東京都府中市
  2019年10月の台風19号による大雨で氾濫した多摩川河川敷だった。ギンイチモンジセセリの数は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210427048 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 3.アオスジアゲハ 2021年4月27日 横浜市戸塚区 舞岡公園
ヒメジオンの花に飛来したアオスジアゲハが翅を開いて飛ぶ姿を仕留めた。ピントが合ってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210526172 X800 ◎ミスジチョウ 表参道 多摩御陵 RX10M4.jpg 4.ミスジチョウ 2021年5月26日 八王子市 武蔵陵墓地
ここは昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵と称しており、現在でも通称として使われている。何頭かの本種を見かけた。ミスジチョウと表参道を写し込もうとしたが、近づくと飛び立ってしまい、ローアングルで撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_210607207 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 5.モンキアゲハ 2021年6月7日 八王子市 八王子城跡
高尾山へフジミドリシジミを撮りに行った帰路、八王子城跡に寄った。午後2時ごろ、植え込みのツツジの花にモンキアゲハが来た。きれいな個体で開翅した裏面を捉えることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210719174 X800 ◎嬬恋鹿沢 コヒョウモンモドキ RX10M4.jpg 6.コヒョウモンモドキ 2021年7月19日 群馬県 嬬恋鹿沢温泉
最近は個体数が少なくなったといわれるコヒョウモンモドキだったが、この時は発生最盛期だったのか、数頭のコヒョウモンモドキを見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211009580 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg 7.ヒメアカタテハ 2021年10月9日 北海道恵庭市 えこりん村
秋に紅葉を見に北海道へ行った。旅行社主催のツアーだったが、そのコースにえこりん村というテーマパークが入っていた。クジャクチョウでもいてくれたらよかったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_211117018 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョウモン雌 2021年11月17日 横浜市保土ヶ谷区
前翅裏面の茜色が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210922120t X800 ◎高橋宅 クマソ  RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♀ 2021年9月22日 横浜市保土ヶ谷区
前年に続き、2021年も自宅近くに本種が現れてくれて、9月10日から11月20日まで観察することが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO200 ) 露出補正 なし
010_210927166x X800 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ 2021年9月27日 横浜市保土ヶ谷区
クロマダラソテツシジミのきれいな♂だ。尾状突起が長い。今秋も是非、会いたいと願う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
補_210326091 X800 〇篠原 RX10M4.jpg 補1.ギフチョウ 2021年3月26日 神奈川県相模原市
民家を訪れたギフチョウ。このお宅の奥様とは、毎年お目に掛かり、お茶もご馳走になっていたが、最近はお目に掛かれなくなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_210409285 X800 ◎小石川植物園 RX10M4.jpg 補2.ツマキチョウ♂と♀ 2021年4月9日 東京都文京区 小石川植物園
この年は多くのツマキチョウを見ることが出来た。♀の方の前翅の黒い紋が流れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
補_210607059 X800 ◎高尾山駅 フジミドリ RX10M4.jpg 補3.フジミドリシジミ♀ 2021年6月7日 東京都八王子市 高尾山
時期的に少し遅かった。曇り空のこの日、やっと擦れた♀1頭が現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
補_210718210 X800 ◎池の平 グリーン広場 RX10M4.jpg 補4.クロヒカゲ 2021年7月18日 長野県小諸市 池の平湿原
湿原入り口のベンチに集うクロヒカゲ。みんな♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_210720012 X800 ◎池の平 ミヤマモンキ D5300 TAMRON 90.jpg 補5.ミヤマモンキチョウとモンキチョウ 2021年7月20日 長野県小諸市 池の平湿原
ミヤマモンキチョウを撮ろうと10名くらいのかたが木道を行ったり来たりされていた。花が少なく、なかなか落ち着いて撮らせてくれなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
補_211120082 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 補6.クロマダラソテツシジミ 2021年11月20日 横浜市保土ヶ谷区
2021年、最後に見たクロマダラソテツシジミがランタナの花に飛来。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年3月10日

クロマダラソテツシジミ その33 (終) 11月20日 2021年最後のクロマダラソテツシジミ

2021年11月20日 昨年クロマダラソテツシジミを見た最後の日となった。そして、これが最後の観察記だ。
 寒さ厳しい日が多くなり、周りに見られるチョウが少なくなっていた。11月18日、19日の両日は帷子川へも行って見たが、チョウの姿は全く見られない。今までクロマダラソテツがいたいくつかのポイントにも、また、私が住む集合住宅の玄関わきの植栽にもいなかった。2021年は終わったのだなと思っていた。
 その翌日の11月20日、家の窓から差す陽の光があまりにも暖かいので、下へ降りてみた。小さなククロマダラソテツシジミが1頭いた。道路に止まって開翅する。体を温めているのだと思う。ローズマリーにも来るが、長くは止まらず、飛び立っては植栽の石囲いに止まったりしている。
 11月に入ってからは、ローズマリーの花に来ることが多かった。この日以降もしばらくは毎日、ローズマリーの花を見に行ったが、この日の写真が2021年のクロマダラソテツシジミの最後だった。ちなみに一昨年、2020年の最後に見たクロマダラソテツシジミは、小さな公園のセンニチコウの花で吸蜜する雄だった。

000_211120082 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg
ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月20日 横浜市保土ヶ谷区

001_211120016 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 1.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -1
低い高さで道路の上を飛び回り、やがて止まる。お日様で温められた暖かいところを求めているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211120008 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.玄関前の道のクロマダラソテツシジミ 雄 -2
道路に止まっているが、口勿は伸ばしていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211120023 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 3.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -1
クロマダラソテツシジミは玄関前の植栽の周囲でしか見られなくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211120034 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 4.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -2
擦れて鱗粉は落ちてはいるが、翅にほとんど破損がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211120042 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 5.ローズマリーのクロマダラソテツシジミ 雄 -3
尾状突起もしっかり付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211120051 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 6.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -1
陽の光をいっぱいに浴びようとしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211120056 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 7.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -2
本種の尾状突起はほんとに長い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211120071 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 8.植え込みの石囲いに止まるクロマダラソテツシジミ 雄 -3
この場所の周囲から離れようとしない。安住の場所なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211120100x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 9.ランタナの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
植栽に植えられたランタナの花にも来る。ランタナ(七変化)はチョウが好む花で、バタフライ・ガーデンにも植えられている。初夏から秋まで花を付ける。これはランタナ・タマラという品種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211120102 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 10.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -
1 少し飛んでは、元の場所から離れずに止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211120107 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 11.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -2
道路の上、石囲い、ローズマリー、ランタナと移動はするが、半径5mくらいのところから離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211120114 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 12.ランタナの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 -3
このクロマダラソテツシジミが2021年に見た最後の個体だった。さて、今年の秋はまた姿を現してくれるのだろうか? 自宅のある集合住宅の管理人さんに、植栽の、特にローズマリーは大事に欲しいとお願いをした次第である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201201033 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 13.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -1
前の年に最後に本種を見たのは、12月1日だった。この時はセンニチコウがまだ咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211201040 X800 補◎峰岡公園 D5300 TYAMRON 90.jpg 14.前年(2020年)最後に見たクロマダラソテツシジミ -2
12月1日に見たこの個体は、鱗粉も落ちていなく、ほとんど傷がないきれいだった。今年も是非、3年連続で逢えることを楽しみにしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影 ( f5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年3月 1日

クロマダラソテツシジミ その32 11月15日・17日 クロマダラソテツシジミ現れず

11月15日・ローズマリーの辺りを飛んでいたのはクロマダラソテツシジミ」のようだったが、撮影できず。前の晩は10度を下回るが日中は20℃を超える暖かい日だった。だが、ローズマリーも花は少なくなり、公園のセンニチコウは抜かれてしまい、ソテツの鉢植えの周りをも飛ばなくなった。公園の反対側のヒナギクの花に、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、チャバネセセリが翔ぶ。
翌16日は朝から所用があり観察できず、17日はクロマダラソテツシジミは見ることが出来なかった。公園の白い菊の花にはツマグロのきれいな雌がきていた。

000_211115026 X700 ◎峰岡公園 ヒナギク D5300 TAMRON90.jpg
ヒナギクの花に来たアオスジアゲハ 2021年11月15日 横浜市保土ヶ谷区

001_211115009 X800 ◎町会集会所裏空き地 ウラナミ D5300 TAMRON90.jpg 1.ウラナミシジミ 雌 -1
ウラナミシジミはまだまだきれいな個体がいた。コセンダングサの花に飛来し吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
002_211115018 X800 ◎町会集会所裏空き地 ウラナミ D5300 TAMRON90.jpg 2.ウラナミシジミ 雌 -2
90mmマクロで f8 に絞って撮っているが、ちょっと背景のボケがうるさくなってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
003_211115029 X800 〇峰岡公園 D5300 TAMRON90.jpg 3.アオスジアゲハ
公園のセンニチコウが咲いていた花壇とはグランドを挟んで反対側に咲くヒナギクの花にアオスジアゲハがきた。この時期にして、例年は10月半ばごろまでしか見られない本種の元気な姿が見られたことは、この日の日中の暖かさを反映している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_211115035t X800 ◎峰岡公園 ヒナギク D5300 TAMRON90.jpg 4.モンシロチョウ 雄 -1
ヒナギフの花で吸蜜するモンシロチョウ。動かなければ何処にいるのか分からない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_211115036tm X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON90.jpg 5.モンシロチョウ 雄 -2
キャベツ畑などが少なくなったためか、最近はどちらかと云うとスジグロシロチョウの方を見る機会が多くなっている。しかし、ここではこの秋、スジグロシロチョウは見られなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_211115040 X800 峰岡公園 チャバネ D5300 TAMRON90.jpg 6.チャバネセセリ
ヒナギクの花にチャバネセセリが飛来した。新鮮な個体である。チャバネセセリも秋になると多くなるチョウだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_211117003 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.ツマグロヒョウモン 雌 -1
11月17日にヒナギクの花を見にいくと、ツマグロヒョウモンの雌が元気に飛び回っていた。有毒であるカバマダラに擬態しているという本種の雌の前翅は、雄の翅の模様と大きく異なる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211117018 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョウモン 雌 -2 裏面
本種前翅の裏面は、茜色が鮮やかで、ドキッとするような美しさがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211117020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.ツマグロヒョウモン 雌 -3
完全な個体かと思っていたが、右後翅の外縁部に小さな欠損があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211117031 X800 ◎峰岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 10.キタテハ
キタテハもいた。このヒナギフでは、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、チャバネセセリ、ツマグロヒョウモン、キタテハ と多くのチョウを見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし


ウラナミシジミ,アオスジアゲハ,モンシロチョウ,チャバネセセリ,ツマグロヒョウモン,キタテハ,コセンダングサ,ヒナギク,

2022年2月21日

クロマダラソテツシジミ その31 11月10日~13日 少なくなるチョウ 

11月10日は良い天気だったが、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジ1頭と、ウラナミシジミが1頭いたが、ほかにチョウは見られなかった。
 翌日は久し振りに成田の先のオークヒルズ・カントリーでゴルフだったので、自宅付近のチョウの観察はお休みである。12日は快晴だったが風が強く、気温もあまり上がらない。再度、ヤマトシジミの低温期型を観察しに帷子川公園へ行くが、1頭も見られなかった。
 11月13日の朝は一番の冷え込みだったそうだが、快晴で昼頃には20℃近くになっていた。ローズマリーの植え込みに、小さいがほとんど傷のないきれいなクロマダラソテツシジミが来ていた。チョウの数は段々と少なくなってくる。

000_211113031x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月13日 横浜市保土ヶ谷区

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001_211110005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.ローズマリーの花に来たウラナミシジミ
昼近くなり気温が上がってきた。自宅のある建物の下へ降りると、玄関わきの植栽にウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211110012x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.ローズマリーで吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
この時期にしてはとてもきれいな個体だった。ローズマリーの花も元気である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211110014 X800 〇集会所裏空き地 RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ 雄
小さな公園の裏の空き地にはモンシロチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211110020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.キバナコスモスにキタテハ
咲き残っていたキバナコスモスにキタテハがきた。このキタテハは成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211112044t X800 ◎星川界隈 RX10M4.jpg 5.日の当たる常緑樹にウラギンシジミ 雄
11月12日は帷子川公園を歩いた。目当てのヤマトシジミは1頭もいない。どうしたのだろう。日当たりの良いところにウラギンシジミがいた。この種も成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211112060 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -1
しばらく常緑樹のまわりを飛び回っていたが、温められたコンクリートの路上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_211112063 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 7.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -2
そろそろ越冬の準備をするのだろう。常緑樹の葉蔭でひと冬を過ごす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211112078 X800 星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 8.帷子川の鯉
帷子川には大きな黒い鯉が群れを成して泳いでいた。いつもはもっと上流の星川駅の辺りで見ているのだが、ここは少し下流の常盤橋の辺りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211112084 X800 ◎星川界隈 ヒナギク 峰岡公園 RX10M4.jpg 9.キタテハ
自宅近くの小さな公園人戻ってきた。小さな公園のセンニチコウが植えられていたところからグランドを挟んで反対側の花壇に咲く小さな白い菊(ヒナギク)にキタテハが来ていた。ここにはツマグロヒョウモンもしばしばやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f34.5 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211113008 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 10.ウラナミシジミとコセンダングサ
翌13日、町会集会所奥の空き地へ行って見るとウラナミシジミがコセンダングサで吸蜜していた。コセンダングサの花が咲き終わると、その先端に棘がある種子が残り、そんなところに踏み込んでしまうとズボンにいっぱい、ひっつき虫と呼ばれるその種子が刺さるように付き、取るのに苦労する。wikipediaを見てみると、コセンダングサは、「日本では明治時代に確認された帰化植物。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布する。環境省による外来生物法により、生態系被害防止外来種に指定されている。」と記されていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
011_211113026 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 11.ウラナミシジミ雌 開翅
きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
012_211113037 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
自宅のある建物に戻ってきたら、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミの雄がいた。比較的傷のない個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
013_211113049x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_211113066 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
ここのところクロマダラソテツシジミは、このローズマリーの咲く植栽でしか見られなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし