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2024年5月18日

陽春の小石川植物園 ① 2024年4月11日 東京都文京区小石川

今年の春は3月の前半は気温の低い日が続き、そのためか靖国神社のソメイヨシノ標本木もなかなか開花せず、気をもませた。ギフチョウをはじめツマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなど年1回、春だけにしか出て来ない春の妖精たちは、何時頃飛び出すのだろうかと気をもませた。4月に入っても天候は好ましくなく、雨や曇りの日が多かった。
 小石川植物園には、ほぼ毎年のようにツマキチョウを撮りに出かけている。昨年は4月4日に行ったが、ツマキチョウは♀ばかりで、♂は姿を見せなかった。♂が先に生まれてきて♀はそのあとの羽化してくるのだが、♂の撮影のタイミングを逸してしまっていた。
 しかし、今年は発生が遅れるであろうと思い、天候も回復した4月11日に現地へ行った。タイミングとしては♂の発生初期と思われ、♀の姿は1頭も見なかったのだ。やはり、昨年に比べ10日くらいは発生が遅れてしまっていた。
 11時少し前に入園した。いつものように、すぐ左に折れて、南側の道を日本庭園の方へと歩く。だが、チョウの姿は少なく、例年ならアゲハなどが飛んでいるが、モンシロチョウしかいない。そのモンシロチョウが小さくて、ツマキチョウかと思わせるが、午前中はほとんどすべて、モンシロチョウだった。

000_240411056 X700 〇小石川植物園 旧東京医学校本館 RX10M4.jpg
日本庭園と旧東京医学校本館 2024年4月11日 文京区 小石川植物園

001_240411008 X900 〇小石川植物園 ショカツサイ RX10M4.jpg 1.ショカツサイ(諸葛菜
オオアラセイトウ、ハナダイコンなどという名でも呼ばれる。実はこのアブラナ科の植物はツマキチョウの食草でもあるのだ。ここを歩くといつもショカツサイの紫色の花に出迎えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
002_240411009 X900 小石川植物園 太郎稲荷 RX10M4.jpg 2.太郎稲荷
池があって、その向こう側に鳥居が見えた。太郎稲荷という。鳥居は後から建て直されたものだろうが、吉宗のころの地図に、稲荷と書いてあるポイントがあったそうで、300年くらい前からあったという話もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO1250 )
003_240411019 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ♀
モンシロチョウがアブラナの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 208mm ISO250 )
004_240411023 X900 小石川植物園 RX10M4.jpg 4.サクラ
池の向こうに桜の木があり、見事に咲いている。桜には少し遅いと思っていたが、今が見ごろなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
005_240411028 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 5.モンシロチョウ♂
春型のモンシロチョウは小型である。そして前翅の中ほどにある黒斑が、この個体のようにほとんど現れていないものもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
006_240411047 X900 小石川植物園 ハナズオウとオオリキュウバイ  RX10M4.jpg シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 ) 6.ハナズオウ(花蘇芳)とオオリキュバイ(大利休梅) -1
日本庭園に入る手前に少し広くなったところがある。そこにはハナズオウが紅い花をいっぱい付けていた。その向こう側にはオオリキュウバイの白い花が重なる。多くの人が足を止めて見ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f16.0 1/1250秒 23mm ISO3200 )
007_240411035 X900 〇小石川植物園 ハナズオウ RX10M4.jpg 7.ハナズオウとオオリキュバイ -2
ハナズオウは中国原産のマメ科の植物で、奥のオオリキュウバイも同じく中国原産のバラ科の植物だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO125 )
008_240411053 X900 小石川植物園 サトザクラ 晩都 日本庭園 RX10M4.jpg 8.サトザクラ(里桜)
日本庭園には桜が咲いており、サトザクラという札が掛けられていた。wikipediaによれば、サトザクラは、広義ではバラ科サクラ属のサクラの栽培品種の総称で、狭義では11種ある日本のサクラの原種の一つであるオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の品種群(Cerasus Sato-zakura Group)のことだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO320 )
009_240411064 X900 小石川植物園 ヒラドツツジ RX10M4.jpg 9.ヒラドツツジ(平戸躑躅)
ひときわ色鮮やかなツツジの花が咲いていた。ヒラドツツジという。写真は真っ赤な大輪の花であるが、ヒラドツツジの花は、どれも大輪で、花の色は、赤、ピンク、白、紫、赤紫などで、濃い色から淡い色まで様々な色合いが魅力と言われている。古くから平戸で栽培されてきたことが名前の由来とされ、wikipediaでは、1712年に出た『和漢三才図会』にはすでに「ヒラドツツジ」の名で紹介されていたと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
010_240411066 X900 小石川植物園 コブシモドキ RX10M4.jpg 10.コブシモドキ(辛夷擬)
Wikipediaの「絶滅した植物一覧」によれば、コブシモドキは17世紀以降に野生では絶滅したと記されていた。だが、小石川植物園で、コブシモドキと品種名が記された札が掛けられた花が咲いていた。また、wikipediaには、コブシの近縁種としてコブシモドキは、葉がコブシより若干大きめで長さ20 cm、幅8-10 cm以上、開花期が4月中旬とコブシよりやや遅く花が大きい(直径12-15 cm)。また三倍体(基本数の三倍の染色体数をもつ生物体。二倍体と同質の四倍体との交雑によって生ずるもので、ふつう次の世代の植物として発達しうる種子を生じない不稔性を示す。自然界でもみられるが、種なしスイカやバナナなどがあり、種子を作らない。コブシは四国には分布していないが、この個体は1948年に阿部近一と赤澤時之によって徳島県相生町で発見され、この1個体のみが知られていたが、現在ではこの個体は存在せず、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木でクローン栽培したものが現地外保存されている。と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/2000秒 42mm ISO500 )
011_240411071 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 11.ハナミズキ 総苞片 -1
ハナミズキ(花水木)では、小さな花が多数密集し、4枚の大きな(花びらのように見える)総苞片で囲まれている。総苞片とは、花序(花の集まり)を保護する苞葉のことである。開花時期を迎えるとこの総苞片が開き美しい花びら状に変身する。その総苞片の先端には閉じ合わさってきた痕跡が残っている。中心部に小さな筒状をした両性花が頭状に集まる。写真の状態ではまだ総苞片で囲まれている、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 216mm ISO400 )
012_240411072 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 12.ハナミズキ 蕾から開花へ -2
4枚の白い総苞片が開き始めている。中心にある赤茶色の部分が蕾と思う。これが開くと黄色い小さな花が現れる。ハナミズキの花びらと思っていたのは総苞片だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
013_240411079 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 13.カリン(花梨・花櫚・榠樝)
日本庭園からツツジの咲く坂を上ってきた。可憐なピンクの花を咲かせている木があった。カリンだ。Wikipediaによれば、カリンは、中国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で、果実は同科のマルメロとよく似る。その果実は石細胞が多く含まれるため硬く生食はできないが、カリン酒や砂糖漬け、のど飴などの原料に使われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 32mm ISO500 )
014_240411073 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 14.カリンの花
花期は3 - 5月頃で、新葉とともに5枚の花弁からなる白や淡紅色の花を枝先に咲かせる。。果実はナシの実のようであり、晩秋に黄色に熟して良い香りがするそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
015_240411088 X900 小石川植物園 サネブトナツメ RX10M4.jpg 15.サネブトナツメ(実太棗)の樹
日本薬学会のホームページを見ると、サネブトナツメの果実はナツメ(Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder)と比較し、小さくてやや球状となり、秋に赤褐色に熟す。種子は果実の大きさの割に大きく、扁平で楕円状を呈している。薬用には種子を用いる。生薬名をサンソウニン(酸棗仁)といい、虚弱体質の改善を目的とした酸棗仁湯や温胆湯、帰脾湯などの漢方処方に配剤されている。と記されていた。立てられていた説明板には、明治10年発行の「小石川植物園草本目録」に享保12年(1727年)に中国から輸入されたものと記されている。大正6年(1917年)の暴風雨で倒れ、現在の樹形になった」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
016_240411097 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 16.トキワマンサク(常磐万作)-1
トキワマンサクは舞岡公園でも見られるが、そのほとんどが黄色い花である。こんなに大きなトキワマンサクの樹を見るのは小石川植物園へ来たときだけである。奈良へ行ったときにベニバナトキワマンサク(変種)が桜と競うように咲いていたのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO400 )
017_240411093 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 17.トキワマンサク -2
ここのトキワマンサクの樹は大きく、白い花が密に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO200 )

2023年7月12日

久しぶりにオオムラサキの姿を満喫 ① 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

天気予報と北杜市オオムラサキセンターのコラム「オオムラサキの様子」を見ながらいつ行こうかと思案していた。「オオムラサキの様子」を見ていると、6月26日には "メスも羽化しました"最盛期は7月の第1~2週ごろと、29日には"続々"と、そして7月4日は"見頃♬"となった。きれいな個体を見たかったので、6月の終わりから7月初めにかけていきたかったが、都合がつかず、天気もいまいちだった。結局7月6日を選んだ。
 天気予報通り、7月6日は快晴で、気温も高くなった。マイカーで7時に自宅を出発した。国道16号バイパスから横浜・町田インターで東名高速に上がる。海老名SAで小休止し、昼飯と飲み物を買い込んだ。
 中央道の笹子トンネルを抜けて勝沼あたりに来ると、道は甲府盆地へと下っていく。正面に南アルプスが見える。正面に間ノ岳3,180m、右に小さく北岳3,193m、左には農鳥岳3,025mが雲一つなくはっきりと見えた。甲斐駒2,966mは北岳よりさらに右の方だ。農鳥岳の左には悪沢岳3,141m、赤石岳3,120mも見える。
 オオムラサキは最盛期だった。♂も♀も個体数は多い。1000頭近く飛んでいるのではなかろうか?
 私が到着し、ビバリウムに入ったのは、10時頃だったが、カメラを手にした愛好家の男性が5〜6人、それと学習教室で、先生に引率された小学校の生徒さんたちが大勢入場されていた。

000_230706001 X700 オオムラサキセンタ 甲斐駒 RX10M4.jpg
オオムラサキセンターの駐車場から見た甲斐駒ケ岳(2,966m) 2023年7月6日
山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

 

000_230706228tx X700 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg
オオムラサキ♂の雄姿 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

001_230706006 X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 1.餌場に集まるオオムラサキ
広さ1,400㎡の鉄骨ネット張りのビバリウム(生物本来の生息環境を再現した飼育・展示用の自然動物園。生態動物園のこと)には3様式の餌場が設けられている、ひとつは①本来の樹液のように木の幹にオオムラサキが好む発酵させた蜜状の液を塗ったもの、次に、②高さ1mくらいに切った灌木の切断面上にバナナなど?を発酵させ載せたもの、3っ目は発酵させた液などを入れた皿状の容器である。これらが全部で10か所以上は設けられている。ここには約10頭のオオムラサキが集まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 98mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_230706212 X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 2.オオムラサキ♀ -1
♂はすでに羽化してから数日を経ている個体もあり、傷のない完全な個体を見つけるのは難しい。♀は♂より遅れて発生してくるので、きれいな個体が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_230706214 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 3.オオムラサキ♂ -1
これはきれいな個体だった。紫色があざやかに映える位置にまわって撮影する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230706233 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 4.オオムラサキ♂ -2
ブルーの輝きが鮮やかだった。残念ながら前翅の先端が切れてしまっている。ビバリウムの囲いにぶつかるからだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230706013m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 5.樹液状の餌場に集まるオオムラサキ
比較的新鮮な個体がいる。♂の後翅の内縁近くの翅脈は直線的なのに対し、♀では湾曲するのだが、裏面から雌雄の同定はよく見ないと解らない。写真では上に止まっている2頭が♂のようで、下に並んで止まっている2頭は♀と思われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230706016m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 6.切株の餌場に集まるオオムラサキ
高さ1mほどの比較的細い切株の切断面に、オオムラサキの好む餌が置かれている。自然界では、オオムラサキは雑木林のクヌギ、コナラ、ミズナラ、クリなどの樹液を好んで吸う。ビバリウムに置かれた食餌は当センター特製のものなのだろう。見た目はバナナの皮を発酵させたように見える。オオムラサキは入れ替わるように翔んでくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230706245 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 7.樹液状の食餌どころに集まるオオムラサキ
開翅した♂が陽を浴びて輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO900 ) 露出補正 なし
008_230706019 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 8.オオムラサキ♀ -2
カメラを構えると、こちらに目を向けているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 36mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_230706253 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 9.オオムラサキ♀ -3
判定は難しいが、この3頭は♀のように思える。3頭とも容姿端麗で、羽化してからあまり時間は経っていないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO2500 ) 露出補正 なし
010_230706256 X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 10.オオムラサキ♀ -4
この個体は明らかに♀だ。後翅内縁の支脈が湾曲している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_230706258t X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 11.オオムラサキ♀ -5
大きな♀だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_230706029m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 12.オオムラサキ♂と♀
♂(上)と♀が向かい合っている。このように♀が♂に向かい合うのは交尾拒否のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_230706036m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 子供たち RX10M4.jpg 13.生態観察
先生に引率された小学生たちが生態観察に来ている。時間で決められているようで、一度に何組も入っては来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_230706268 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 14.オオムラサキ♂ -3
陽の光を浴びて、ひときわ青紫色が輝く♂だ。羽化したばかりのきれいな個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_230706042 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 15.オオムラサキ♂ -4
頭の側から撮らないと青紫色の輝きは乏しいようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_230706045 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 16.2頭のオオムラサキ♂
両者にピントが合って、良く撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 なし
017_230706052m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 17.オオムラサキ♂ -5
なかなかこちらが望むような位置に止まってはくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO1250 ) 露出補正 なし
018_230706072 X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム 幼虫 RX10M4.jpg 18.オオムラサキ終齢幼虫 -1
オオムラサキは、卵から10日くらいで孵化して1齢幼虫になる。エノキの葉を食べて、脱皮を繰り返し、4齢幼虫で越冬する。冬を越し、エノキの葉が芽吹き始める4月中旬、活動を再開した4齢幼虫はエノキの葉を食べ、5齢幼虫、そして十分に成長した6齢幼虫(終齢幼虫)はエノキの葉裏で蛹になり、6月下旬頃から羽化が始まる。♂の方が♀より早く羽化が始まる。成虫が見られるのは1年のうち、夏の間のわずかな期間である。エノキの葉にいた写真の蛹は大きく育った終齢幼虫で蛹になる準備が始まるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_230706077t X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 19.児童の帽子に止まるオオムラサキ
女の子の黄色い帽子にオオムラサキが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO500 ) 露出補正 なし
020_230706272 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ 幼虫 Z50 Z105mc.jpg 20.オオムラサキ終齢幼虫 -2
先ほどの終齢幼虫とは別の個体である。終齢幼虫は25日位するとエノキの葉の付け根のあたりに台座を作り、尾端を固定し、頭を下にしてぶら下がるが、これは尾端を固定するための準備をしているところと見えた。前蛹になる準備が始まるのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2021年8月13日

御殿場 秩父宮記念公園 7月27日

この日は住まいの集合住宅管理組合より、機械式駐車場の部品交換工事を行うので、朝の9時から夕方5時まで、車を移動させて欲しいとの通達が来ていた。どうせなら、7月10日に行った箱根湿性花園を再訪して見ようかと思っていた。
 ところが、天気予報ではこの頃に台風8号が、関東から東北に上陸すると報じられた。掛かった駐車場代は管理組合負担というが、近くの有料駐車場に入れておくのも能がない。東名を走ってSA巡りでもしてみようかと考えていた。
 当日の御殿場方面の天気予報は雨のち曇りで、風はそれほどでもなさそうだ。
 御殿場の近くでどこか行って見るところがあるか探してみた。そうしたら、御殿場インターを下りて箱根湿性花園へ上がる138号線の東山湖を少し右へ入ったところに秩父宮記念公園というところがあるのを知った。パンフレット等によると秩父宮記念公園は、昭和16年8月から約10年間、秩父宮雍仁親王・勢津子妃が実際にお住まいだった静岡県御殿場市の箱根外輪山の麓にある別邸を、秩父宮妃勢津子殿下が平成7年8月に亡くなられた際の遺言により御殿場市に寄贈され、公園として整備され、平成15年(2,003年)4月に開園したところだ。敷地面積は約18,000坪(東京ドームの約1.5倍)だそうだ。
 50台くらいは停められそうな駐車場だが、1台しか入ってなかった。正門から入り管理棟へ回って受付をして、入園料@300円をお支払いし、案内パンフレットをいただいて、順路に従い園内を歩き始めた。雨は時々小雨が降るが、傘を差すほどではない。
 園内は整備されていて、たくさんの美しい花々が咲いていた。

000_210727002z X1000 秩父宮記念公園 御殿場 G7X_0000.jpg
案内所付近に掲示されていた園内案内図 (クリックすると大きくなります)

1.秩父宮記念公園 正門
駐車場の前の道路を渡ったところに正門がある。雨はほとんど降っていなかったが、人影はなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_210727110 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
2.森のエントランス
正門の脇には故寛仁親王(三笠宮崇仁親王第1男子 1946-2012 )が書かれた園銘板がある。スギかと思ったが、ヒノキ林だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_210727007 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
3.受付
コロナ禍のため現在ここは閉じられていた。左に曲がって、西門の前を通り、管理棟・休憩所・売店のあるところで受付をする。緊急事態宣言が出されているところからの来園者は入場できないとあったが、横浜市から来たと話すと入園が許可された。横浜市は 「まん延防止法等重点措置」がとられていて、県としての緊急事態宣言下にある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
003_210727008 X800 秩父宮記念公園 御殿場 正門受付 G7X.jpg
4.ヤマユリ(山百合)
ヒノキ林には見事なヤマユリの花が咲いていた。ヤマユリは神奈川県の県の花に指定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_210727004 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
5.カノコユリ(鹿の子百合) -1
受付を済まして外に出るとさっそく見事に咲く花々が迎えてくれる。見たことないユリだった。別名をドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)という。少し前に雨が降っていて、花は雫に濡れていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_210727010 X800 秩父宮記念公園 御殿場 カノコユリ G7X.jpg
6.カノコユリ -2
「宮菜」(宮様の農事試験場の再現)、「節花」(古木・山野草宿根草等)、「憩いの庭」への道筋にカノコユリが咲く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_210727013 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
7.秩父宮メモリアルガーデン 草葦の庭
よく手入れされた広々とした草原。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_210727015 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
8.ヤブミョウガ(薮茗荷)
見たことのない花だった。花が終わると初秋にかけて、直径約5mmほどの球形の実がなる。藍紫色に熟し乾いても裂開しないそうだ。和名の由来は、藪地に自生して葉が茗荷(ミョウガ)に似ているところからきているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_210727018 X800 秩父宮記念公園 御殿場 ヤブミョウガ G7X.jpg
9.シュウカイドウ(秋海棠)
江戸時代に中国から渡来した帰化植物で、バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせることから、秋海棠との名がついたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_210727020 X800 秩父宮記念公園 御殿場 シュウカイドウ G7X.jpg
10.クレオメ
セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)のことを指す。「節花」付近に咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210727022 X800 秩父宮記念公園 御殿場 クレオメ G7X.jpg
11.シロバナナデシコ
白い花のカワラナデシコをシロバナナデシコという。先日、池の平湿原へ行ったときもカワラナデシコを見てきたが白い花はなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_210727023 X800 秩父宮記念公園 御殿場 カワラナデシコ白花 G7X.jpg
12.ヘメロカリス
ユリ科のワスレグサ属だそうだ。日本ではニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲなどがこの仲間の野性種として知られているという。園芸品種(デイリリー、ヘメロカリスと呼ばれる)が多数ある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
012_210727026 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
13.ルドベキア(絹笠菊)
「節花」や「憩いの庭」で咲いていた。一般にオオハンゴンソウという花の仲間のようだ。明治中期に観賞用に導入され、日本に自生するハンゴンソウ に葉の様子が似ていて、背丈が大きいことから命名された。特定外来生物指定のオオハンゴンソウの仲間で多く栽培されるのは一年草のルドベキア・ヒルタ(アラゲハンゴンソウ、グロリオサデージー)と小粒な花を無数に咲かせるルドベキア・トリロバ(ミツバオオハンゴンソウ、タカオ)だそうだ。これらも繁殖力強く野生化する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210727027 X800 秩父宮記念公園 御殿場 ルドベキア G7X.jpg
14.ガクアジサイ
ガクアジサイの種類も多くあるようだが、私には詳しいことは分からない。ガクの色が落ち着いた赤紫色で印象的だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_210727031 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
15.フロックス ピンク
秩父宮記念公園のホームページに「見頃の植物」 というページがあり、「園内の花たち 現在の開花状況」として、一週間ごとに、園内に咲く花の写真が載せられ、それを見て花の名を検索することが出来る。7月23日にアップされた写真を見ると、この花はフロックスのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_210727034 X800  秩父宮記念公園 御殿場 フロックス G7X.jpg
16.フロックス 白い花
白い花のフロックスも咲いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 ) 露出補正 なし
016_210727035 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
17.ボルドーギク
アメリカギク、チョウセンヨメナ、チョウセンシオン等の別名もあるそうだ。そういえば見覚えのあるヨメナによく似ていた。 チョウセンヨメナで「花図鑑」というサイトを検索すると、「原産地は朝鮮半島で 日本へは大正時代に渡来し、広く栽培されるようになった。一部は野生化して、関東地方を中心に道ばたなどに群落を形成している。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
017_210727042 X800 秩父宮記念公園 御殿場 ボルドーギク G7X.jpg
18.ヤブツバキ(藪椿)の実
園のいちばん東側の奥に「つばき園」がある。もちろん今は花期ではないが、リンゴのような実がなっていた。ツバキにこんな大きな実がなることを知らなかった。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし
018_210727057 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
19.リンゴツバキ(林檎椿)の実
これはリンゴツバキという品種の実で、ヤブツバキの変種だそうだ。その名の通りリンゴのような真っ赤な実が付いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_210727052 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
20.赤いユリ
この花はそばに見える蕾の形からして赤いユリの花のようだ。品種名は分からない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_210727058 X800 秩父宮記念公園 御殿場 ユリG7X.jpg
21.バラ(薔薇)
広くはないがバラ園もある。wikipediaによれば、「バラは、バラ科バラ属の総称である。あるいは、そのうち特に園芸種(園芸バラ・栽培バラ)を総称する。」とある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO8125 ) 露出補正 なし
021_210727061 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
22.防空壕
園内には両殿下専用、将校専用、お付きの人たち用の防空壕があり、戦後70年経った2015年夏に将校用防空壕が公開され、その後両殿下用防空壕も公開されている。写真は両殿下用防空壕の入り口である。昭和19年11月、御殿場上空を敵機が通過するようになったそうだ。昭和20年7月30日、御殿場駅付近に爆弾8個投下され、両殿下は初めて防空壕に退避されたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO1250 ) 露出補正 なし
022_210727064 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
23.防空壕内部
病気療養中だった殿下を担架に乗せてそのまま防空壕の奥まで入れるカタツムリのような構造になっていた。入り口近くに爆弾が落ちても中に、弾や飛散物、爆風などが直接入らないように折れ曲がり厚い板戸が付いた構造になっていると。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO1320 ) 露出補正 なし
023_210727069 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
24.母屋と銅像
近代歴史遺産の旅「思いつくまま」 というブログを拝見すると、「元々は、御殿場市深沢の庄屋も務めた旧家・小宮山家の主屋として享保8年(1723)に建てられたのを、日銀総裁や蔵相を務め、血盟団事件で暗殺された井上準之助(1867~1932)が購入、昭和2年(1927)に別邸として現在地に移築、土間を洋室に改めるなどの改造を加えたものである。昭和16年(1941)、肺結核を患い闘病中であった秩父宮擁仁親王(1902~1953)の療養先として御殿場が選ばれ、井上家別邸は買い上げられ療養室等を増築の上、秩父宮家御別邸となった。」と記されていた。今回訪れたときは工事中で内部の見学は出来なかった。銅像は昭和3年(1928年)に昭和天皇より贈られた登山服姿の殿下の銅像は彫刻家朝倉文夫氏が制作したもので昭和19年(1944年)に東京から当地に移転し富士山に向けて設置されているとパンフレットに記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
024_210727077 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
25.アメリカフヨウ(芙蓉) 白
主屋付近には大きなフヨウの花が咲いていた。秩父宮記念公園のホームページの「園内の花たち 現在の開花状況」を見るとアメリカフヨウとなっていた。フヨウと、アメリカフヨウとの違いは何かなと思い調べてみると、アメリカフヨウは、アオイ科フヨウ属の草花で冬を越して咲く、宿根草で、別名クサフヨウと云い 北アメリカ原産だそうだ。葉は、切れ込みがなく、卵形で先がとがっているので、フヨウとの区別はつけやすい。いっぽうフヨウはアオイ科フヨウ属の樹木で、別名モクフヨウと云い原産地は、日本、台湾、中国という。葉の形が、先がとがり、切れ込んでいると。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
025_210727080 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
26.アメリカフヨウ(芙蓉) 赤
赤い花もあった。これもアメリカフヨウと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
026_210727079 X800 〇秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
27.記念館
平成4年(1992年)に建てられた新館の一部を改装し秩父宮家から遺贈された品々を中心とした常設展示と年数回特別展示が行われている。ここから主屋に行けるが今回は工事中で入らなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO640 ) 露出補正 なし
027_210727084 X800 秩父宮記念公園 御殿場 G7X.jpg
28.三峰釜
陶芸家 加藤士師萌氏の指導によりつくられたもので、両殿下は1,300度の熱に耐えるこの窯で抹茶茶碗、花器などさまざまな作品を作られたという。三峰釜とは富士・箱根・愛鷹の三山にちなんで殿下が命名したものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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29.アキノタムラソウ(秋の田村草)に止まるスジグロシロチョウ
この日は天候も悪くチョウはスジグロシロチョウしか見なかった。また、箱根湿性花園の帰りにでも、季節を変えて訪れてみたい。思いがけないチョウがいるかもしれない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし
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2019年6月 8日

台北・台中・台南 その5 台南の街を散策 5月6日

「度小月」で担仔麺を食べて、再び台南の街を歩き始める。忠義路を北へ行き、民族路を左へ曲がって、1653年オランダ統治時代に建てられたプロビデンシャ城(紅毛城)である「赤崁楼」へと向かう。
 台南は寺院が多い。途中でいくつかの寺院にお参りする。また、台南は同じ業種の店が並ぶところが多い。ミシンの店やカメラの店が並んでいる通りがある。
 「赤崁楼」を見学した後、午後2時半ごろに台南で、「度小月」と並んで担仔麺がうまいという「赤崁檐仔麺」という店に入った。時間が半端なためか店内は空いていた。ゆっくりと休む。
 一休みした後、今度は西へ歩き、清代の雰囲気を持つノスタルジックな小路と言われる神農街へ行く。
 5時半ごろホテルの近くまで戻ってきたが、この日は大分歩いたので、少々疲れた。腹も減っていない。夕食をどうしようかということになったが、老夫婦はパスすることにして、ホテルでゆっくり過ごしたいと申し出た。娘夫婦はホテルの隣にある「新光三越」へでも行ってみるとのことだった。元気だ。

22.Luxgen
「度小月」 を出て歩き始めると、見慣れぬエンブレムの車が止まっていた。Luxgen とある。帰国してネットで調べてみると、これは台湾製の車で、裕隆汽車という会社で生産している。Luxgenは 1953年の設立以来、長きにわたって日産自動車と技術提携をしてきた歴史がある。台湾に国産車があることは知らなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
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23.ミシン店
民生路という路には、このような機械ものを販売する店が数軒ならんでいた。これでお客さんを相手に商売をしているのかと思うほどの活気のない、売る気のないような店である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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24.「三宮大帝廟」
通りがかりに立派な寺院があった。調べてみたがよくわからない。道教の神である竜王の孫の三官大帝を祀る廊のようだという書き込みがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/400秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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25.「鄭城功祖廟」
ここは何だろうと思って眺めていると、一人の地元の年配の人が、説明が書かれたボードの前に連れて行ってくれた。その説明書きには、1663年に鄭経が父親の鄭成功を祀った祠である。台湾が清朝の支配下になった後、鄭氏大宗祠と改名し、昭格堂とも呼ばれたが、近年、鄭城功祖廟と改名された。三間口三進の優雅な伝統で門前の古い井戸は創設当時の遺跡で、庭園は七弦竹で深緑色に染められている。・・・といったことが書かれていた。残念ながらよく理解できなかった。台南には歴史のある寺院が多い。「祀典武廟」や「天壇」とか「大天后宮」といった見ておくべきところも他にあったのだが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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26.「赤崁楼」 御贔屭碑
「地球の歩き方」によると 「赤崁楼は 1653年、オランダ統治時代に建てられたプロビデンシャ城(紅毛城)。その後、地震で楼閣はは全壊、移り変わる政権によって改築や取り壊しを経て、今の姿になった。レンガで出来た城門と基台はオランダ統治時代のものだ。1983年に国家一級古跡に指定されている。楼閣は海神廟と文昌閣からなり、文昌閣には赤崁楼の修復に尽力した羽島又男の像も置かれている。」とあった。 写真は海神廟の前に立つ「御贔屭碑」でカメの上に立てられた9枚の石碑があった。英語ではTurtle Monument と書かれていた。wikipediaによれば、 贔屭=贔屓(ひいき)は 中国の伝説によると、贔屓は龍が生んだ9頭の神獣・竜生九子のひとつで、その姿は亀に似ている。重きを負うことを好むといわれ、そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、その者のためにはならない」という意味の諺だが、その由来は、柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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27.「赤崁楼」文昌閣
海神廟2階からみた文昌閣の2階と屋根だ。隣に立つ海神廟と同じく、「歇山重簷式」という中国式建築様式で、屋根が弓なりに曲がり、屋根の軒先が緩やか空に向かって延びている。軒先の鯉の造形は水しぶきを上げている。 屋根の獅子の威厳のある顔は厄除の意味を表すそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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28.カノコハト
台湾には日本の都会にいるのと同じハトもいるが、こんなハトもいた。カノコバトという。頸の模様が鹿の子で、羽に赤味がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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29.バス停
「赤崁楼」を見終えて、また、担仔麺を食べようということになった。道を歩いていると英語でTaipei Sightseeing Bus と書かれた Bus Stop あった。台南観光客用の2階建て周回観光バスがあるようだ。4時間パス 300元、1日パス 500元だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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30.「赤崁檐仔麺」 店内から
民族路という通りにある「赤崁檐仔麺」という店に入る。ここの担仔麺は「度小月」とともに評判だという。この日ははからずも担仔麺の食べ歩きとなった。店内は時間が半端なためか空いていた。歩いてきて少々疲れていたので、のんびりと担仔麺を楽しむことができた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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31.「赤崁檐仔麺」
店の玄関は非常に質素だった。入って左側が調理場になっていて、右側に客席がある。狭い店だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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32.正興街入り口
「地球の歩き方」によると正興街というのはファッションやスイーツの店が次々とオープンし、台南っ子が一番注目しているエリアだそうだ。全長230mほどの短い道だが、夕方になると大勢のジモティーと観光客で賑わうという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
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33.神農街
次に行ったのが神農街だが、清代の雰囲気を持つノスタルジックな小路である。住宅街だそうだが、素朴なギャラリーなど、午後からゆっくりとオープンする店が多く、夜には道端に灯篭が灯り、幻想的な世界が広がるという。歴史ある廟や、古民家を改造したカフェの赤い提灯が架けられている。付近には芸術家が集まり、アート横丁として注目されつつあるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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34.神農街の路地
路地には石畳が復元されていて、かって道路標識だった石塊が復元されて道路にはめ込まれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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35.薬王廟
この神農街の路地の突き当りにひときわ目立つ薬王廟が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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36.薬王廟(神農廟) 薬王廟は神農廟ともいい、神農とは、薬と農業の神で世の中で初めてお茶を飲んだ人と言われているお茶の神でもあるそうだ。 地元の人がお参りに来ている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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37.新光三越百貨店 台南新天地
ホテルに戻ろうと西門路を南へ歩いてくると、 新光三越百貨店 が見えてきた。wikipedia によれば、新光三越は日本の三越グループと、台湾の新光グループとの提携により設立された台湾企業「新光三越百貨股份有限公司」のこと。三越伊勢丹ホールディングスが約92%出資しており、同社の持分法子会社である。1991年、新光グループと三越グループの共同出資により、台北に1号店を開店。現在、台北に9店舗、桃園、台南、高雄に2店舗ずつ、他に嘉義、台中に店舗を有している。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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38.藍晒圖文創園區
新光三越の西門路を挟んで反対側の一角は藍晒圖文創園區というエリアだった。かって司法職員の官舎として使用されていた建物群をリノベーションした一帯だそうだ。台南出身のデザイナーの作品を扱うショップや台湾クリエーターのアート作品を展示するギャラリーが並んでいる。イベントやワークショップもしばしば開かれ、文化の発信地として注目を集めている。中を歩いてみたが、雨模様の平日の夕方で、閑散としていた。私たちも歩き疲れて、見て歩く気力が残っていない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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39.果物屋
新光三越のほうへ道路を渡るところに果物屋があった。歩きながら今夜の夕飯の話をしていたが、我々老夫婦はホテルでのんびり休ませて欲しいと申し出た。この果物屋でバナナを買ってホテルの部屋に戻ったが、バナナはとても旨かった。新光三越へ行った娘たちが台湾製カップ麺を買ってきてくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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40.路線バス
前回台湾へ生きたときに、台北から九份まで乗ったバスはガタガタだった記憶があるが、ここでは新しいスマートなバスが走っていた。車両メーカーが分からない。大台南公社は市営バスのようだ。乗りなれないと路線バスに乗るのは難しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2018年10月10日

ベトナム中部の旅(3) ホイアン散策 8月7日

トゥボン川河畔のカフェで一休みした後、再びホイアンの町を歩く。アンホイ橋を渡って、トゥボン川の左岸へ出て、またメイン・ストリートのチャンプー通りを日本橋の先へと進む。ホイアン市場の中に入ってみたり、福建会館や中華会館など中国出身の人々ゆかりの建物を観たりする。
 再び日本橋の近くに戻ってきて、さっきは通り過ぎただけだったフーンフンの家の中に入る。
 夕方、5時になった。昼飯を食べていなかったので、そろそろ夕食にして、食後はランタンに灯が点ったホイアンの町をそぞろ歩きしようと思い、トゥボン川河畔「SAKURA RESTAURANT」という店に入った。ホイアン4大名物と言われるなかから「ホワイト・ローズ」と「揚げワンタン」を注文した。旨かった。
 ランタンの灯が点ったホイアンの町を歩いて、約束した7時に駐車場に戻った。タクシーのドライバーが待っていてくれた。ダナンの町の夜景を見ながら、ホテルに帰ったのは、夜8時だった。
 なお、施設などの解説は「地球の歩き方 2018〜19 ベトナム」を参照させていただいている。

64.トゥボン川河畔
30分ほどトゥボン川右岸のカフェで一服したので、少し暑さを癒すことができた。しかし、私はビールを飲んでしまったので、また汗をかきそうだ。岸に沿って小舟が浮かんでいる。物売りの船だろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.トゥボン川 蒸し暑いのに関わらず、空気が澄んでいた。川面にホイアン独特の黄色い壁の建物が映り込んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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66.少数民族の女性 アンホイ橋を渡る前にもう一度川岸に並べられたパネルの女性たちの写真を見る。首に輪をかけたこのお婆さんの 写真に張られたラベルに THE CAO LAN と記されていた。ベトナム東北部のYen Bai省に住む少数民族 CAO LAN属の女性のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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67.トゥボン川の小舟
トゥボン川 の河岸に小さな舟が何そうも係留されていた。後で夕方になって、アンホイ橋の近くを歩いたが、夕涼みの観光客を乗せた小舟がたくさん出ていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.グエンタイホック通りの賑わい
アンホイ橋を渡って、チャンプー通りの一本南のグエンタイホック通りに入る。いろいろな国の観光客がひしめく。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 67mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.土産物屋
もちろん、お土産品を売っている店もたくさんある。そういうところでは同じデザインのシャツやブラウスが並んでいる。店員さんは中にいると暑いのだろう、店の外に座っている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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70.タンキーの家(進記家)
チャンプー通りの一本南の「進記家」があった。200年ほど前に建てられた中国、広東省出身の漁師の家だそうだ。ところどころで日本と中国の建築様式がミックスされ、それらがうまく調和しているという。日本橋の北側にもあった2階の格子状の窓に特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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71.タンキーの家(進記家)の内部 -1
柱や梁、格子などの螺鈿の装飾が素晴らしかった。今でも2階には7代目の当主が住んでいるので、見学は1階のみ。調度品は中国様式が多い。奥に長い造りで、河岸のバクダン通りに抜けられる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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72.タンキーの家(進記家)の内部 -2
洪水の記録が 日/月/年 で示されていた。2009年9月30日の洪水は人の背丈よりはるかに高い。ベトナム中部は9月〜11月が雨季にあたり、ホイアンは数年に一度トゥボン川が増水し、旧市街の家々のいい階部分が増水し、水没するほどの大洪水に見舞われるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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73.路地
ホイアン独特の黄色い壁の間をチャンプー通りに抜ける路地があった。。ゴミが落ちていない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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74.寺子屋
グエンタイホック通りを歩いていると、漢字で「寺子屋」という建物を見つけた。門は閉ざされている。帰国してからネットで調べてみると、どうやら日本語教室のようだ。ベカメックスIDCとベカメックスIDC傘下の東部国際大学(EIU)、そして日本の山口県・京都府を中心に専門学校10校を展開するYICグループの3社で2013年8月30日に設立された。講師陣は、日本人6名、ベトナム人3名だそうだ。日本語を学ぶ一般コースから、日本の福祉施設への就職・福祉学校への留学を目指すコースもあるという。街中の便利なところにあり、ホイアン市役所が場所を提供するなどの協力をしている。授業開始は朝の5時30分。現在、市内の小学校2校の生徒40人が受講しており、受講生徒数は月・水・金のクラスと火・木・土のクラスでそれぞれ20人ずつとなっているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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75.観光用シクロ乗り場
グエンタイホック通りを右へ行くとトボゥン川の船着き場があるが、その通りに観光用シクロの乗り場があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
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76.ホイアン市場沿い
グエンタイホック通りはホイアン市場の建物につきあたる。市場の入り口は左へ行って、チャンプー通りに出たところだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
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77.ドリアンを売る果実店
市場の建物の外壁に沿って、歩いているといろいろな焦点が合って、その中にドリアンを並べる果実店があった。 ドリアンはご承知の通り、マレー半島付近に自生するパンヤ科の常緑高木に30cmほどの長楕円形の大きな実だ。果肉はクリーム色で特殊な匂いがあるが、非常に甘いという。食べたことはないし、食べたいとは思わない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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78.クアンコン廟(関公廟)
1653年に建てられた小さな寺。中央には武の神とされる関羽が祀られていた。その左側には側近の周倉将軍、右側には関平が守っている。中国様式の寺で龍の装飾や赤を基調とした彩色がされていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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79.ホイアン市場
ホイアン市場は2か所に分かれてあり、写真は西側に建つ市場。トゥボン川に架かるカムナム橋たもとに広がる東側のホイアン市場には、日用雑貨、衣料品、布地なのど店がびっしりと並んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
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80.ホイアン市場(西)の飲食店
写真は西側の市場だ。食べ物屋の屋台が多く、外国人客も多い。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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81.ホイアン市場(西)の内部
西側の市場は、南北に細長い。チャンプー通りからトゥボン川船着き場のあるバクダン通りまで続く。冷房などないが、天井が高く圧迫感がない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 な
;クリックすると大きな写真になります。
82.バナナの菓子
「BANANA」という看板が出ている店だが、売っているのは、パンケーキのような菓子だ。乾燥させたバナナの粉ででもできているのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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83.福建会館
チャンプー通りを日本橋のほうへ戻る。福建会館があった。会館というのは華僑の人の同郷人の集会所で、現在でも活用されているという。途中の祭壇には福建省出身者の多くが信仰する航海安全の守り神、天后聖母が祀られ、一番奥の祭壇には17世紀の中国の福建省からホイアンへやってきた6家族の家長の像が納められている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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84.中華会館
ここも集会所で、1773年に福建、潮州、海南、など5っの省人会が共同使用の目的で建てた集会所だそうだ。同じ敷地内には中華学校もあり、この地に暮らす華人たちはここで中国語をまなんでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO800 ) 露出補正 なし
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85.廣肇会館
ここは1786年に中国の広州と肇慶出身者たちによって建てられた同郷人集会所。中央に関羽が祀られている。裏庭にはタイルと陶器で飾られた9っの頭を持つ龍の像が置かれている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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86.日本橋から南側の眺め
トゥボン川につながる水路に、バクダン通りに続く橋が架かっている。向こう側はトゥボン川の対岸(右岸)である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO125 ) 露出補正 なし
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87.フーンフンの家(馮興家)
日本橋をグエンティミンカイ通りのほうへ渡る。右側にフーンフンの家(馮興家)というのがあった。約200年前に貿易商人の家として建てられた木造建築でベトナム、中国式に加え、屋根には日本の建築様式も取り入れられているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
88.フーンフンの家(馮興家)の2階から
フーンフンの家(馮興家) の2階に上がって、通りを眺める。日本橋が見えた。午後4時半過ぎ、大分影が長くなってきている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
89.フーンフンの家(馮興家)の2階
2階には多くの調度品が置かれていた。この像の置物の手前には、洪水の際に商品を1階から2階に運び上げるため、天井に穴(窓)があけられていた。随所の生活の工夫がみられる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/20秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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90.アンホイ橋
そろそろ夕食にしようとトゥボン川に架るアンホイ橋に出てきた。アンホイ橋を渡って対岸(右岸)にある一軒のレストランに入ったが、予約多いらしく良い席がないのでやめた。再び、アンホイ橋を渡って、トゥボン川の左岸にある「SAKURA RESTAURANT」というところに入った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
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91.ホワイト・ローズ
ホイアンに食べ物に四大名物というのがある。ホワイト・ローズ、揚げワンタン、カオ・ラウ、コム・ガー・ホイアンだ。「SAKURA RESTAURANT」で、その中から、ホワート・ローズと揚げワンタンをたべた。写真は、ホワイト・ローズ。米粉で作った皮にエビのすり身を詰めて蒸しあげたもの。半透明の皮が開いているさまが白いバラのように見えることからだそうだ。だが、ホワイト・ローズはどのレストランで食べてもみな同じ味だという。なぜなら、「ホワイtト・ローズ」という製造卸元で作られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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92.揚げワンタン
こちらは揚げワンタン。豚ミンチとエビのすり身を黄色い皮で包み上げたもの。丁寧に作られている。もちろん、酒の肴としても最高だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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93.「SAKURA RESTAURANT」
6時半、食事を終えて外に出た。まだまだ、暑いのだが、町に灯が入り、涼しそうに感じる。昨年11月5日から11日にダナンで行われたAPEC首脳会議の折、グエン・スアン・フック ベトナム首相が安倍首相を招いてここで食事会が行われ、その写真が店内に飾られていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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94.夕涼み
トゥボン川に観光客を乗せた小さな舟がいっぱい出ていた。陽が西に沈み、一番美しい時間が訪れている。アンホイ橋の上も人でいっぱいだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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95.夜の街並み
タクシーと待ち合わせた7時までの時間、日が暮れた町を歩いてみる。昼よりも人出が多い。皆さんホイアンに止まる観光客なのだろうか。ホイアンはランタンの町としても有名である。ランタンのルーツは、ホイアンに中国文化根付いてた時にさかのぼるという。 江戸時代の徳川政権の時に鎖国が始まり、日本人がホイアンからいなくなると日本人街が衰退をすることになった。中国商人が移り住み、中国文化が根付き始めた。その影響で、街ではランタン(中国風の紙製や布製の提灯)を作る家が増えて、街には夜になるとランタンが灯し出すようになったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 37mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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96.ランタン
ベトナムの中部の世界遺産の町・ホイアンでは、毎月満月の夜にランタン祭りが行われている。今年は7月は26日で、8月は24日だ。その日、満月になるホイアンの家々は電気が消え、提灯の明かりだけが町を照らし、地元の人たちや外国人観光客で前日から賑わうという。その夜、各家では電気は使わず、布で作った提灯の明かりが灯され、古いホイアンの町並を歩くことで、昔にタイムスリップした気分に浸る。都会の様に高い建物がないので、晴れた夜であればきれいに浮かび上がる満月の下、幻想的な夜の町を散歩できるのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/640秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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97.黄昏時の日本橋
そろそろ駐車場へ行く時間だ。また、日本橋を通る。橋の中には灯がともり、川面は黄金色に染まっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/125秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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98.夕暮れのトゥボン川
日本橋の欄干から、再びトゥボン川を眺める。橋の上、そしてトゥボン川対岸は夕涼み?の観光客でいっぱいだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 33mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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99.ホイアンとの別れ
7時10分前。辺りはすっかり暗くなった。トゥボン川河畔の灯りを眺めながら駐車場のほうへ歩く。駐車場に入ると、すぐに乗ってきたタクシーの運転手さんが私たちを見つけて声をかけてくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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キーワード: ホイアン,トゥボン川,トゥボン川河畔,CAO LAN,少数民族の女性,アンホイ橋,グエンタイホック通り,タンキーの家,寺子屋,シクロ,ホイアン市場,チャンプー通り,カムナム橋,クアンコン廟,ドリアン,クアンコン廟,福建会館,中華会館,廣肇会館,グエンティミンカイ通り,フーンフンの家,SAKURA RESTAURANT,ホイアン四大名物,ホワイト・ローズ,揚げワンタン,APEC首脳会議,ランタン,SONY RX10 ? カテゴリー: Travel,overseas,カメラ,SONY Canon PowerShot G7X,RX10 ? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2015年3月19日

一人旅 石垣島・竹富島そして那覇 3月9日~12日 (2) 3月10日 竹富島をめぐる


 2日目の朝、寒い。ホテルのエレベーターに張られていた天気予報では、今日も曇りで、気温はさらに低く、最高気温でも17℃だ。
  肌寒い風が吹くなか、街路を離島フェリーターミナルまで歩く。9時発のフェリーで竹富島へ渡ることにした。
 昨日、昆虫観察ガイドのかたに竹富島はどう歩けばよいか? レンタサイクルを借りた方が良いか? など尋ねたところ、島を一周するるようにのんびりと右回りに歩いて回るのが良いと教えていただいた。

 50人くらいの乗客を乗せ、石垣島を出航した高速フェリーは、港の外に出るとエンジンの音を荒立てて、白波を蹴って突っ走り、10分少々で竹富港に着いた。教えていただいたようにビジターセンターである「ゆがふ館」の先を右へ、西桟橋の方へ歩き始めた。蝶の飛ぶ気配はない。
 しかし、しばらく行くと海の方へ入る小さな道があり、ふと見るとリュウキュウアサギマダラのような蝶がひらひらと飛んでいる。そして、真っ白な大きな蝶、オオゴマダラが木陰に消えた。都会の蝶園で見る飼育されたオオゴマダラではない、生のオオゴマダラに魅了された。蝶に会えてよかった。
 西桟橋からは正面に小浜島や西表島、右手に石垣島が見えた。次にコンドイビーチに向かう。その途中で、再びリュウキュウアサギマダラが飛んでいた。昨日は擦れた個体しか撮れなかったタイワンクロボシシジミの比較的新鮮な個体にも会えた。羽化したばかりなのだろうかナミエシロチョウの♀が葉の上に止まっているのを見つけた。動けないでいる。
  コンドイビーチからさらにカイジ浜へ。ここは星の砂で有名だ。カイジ浜からは竹富島の中心部に向け、左に入る。自転車に乗った若いお嬢さんたちが行く。12時少し過ぎに石積みの塀で囲まれた民家のある集落へ着いた。1時に昼食。ここは八重山そばを食べるしかない。食後はアイアル浜へ向かって歩く。この周辺は蝶の道と言われ、天気が良く、気温が上がれば、スジグロカバマダラやオオゴマダラが多く舞うという。しかし今日は蝶の姿はない。2012年6月にオープンした「星のや 竹富島」の入り口の前を通り、アイアル浜に着いたのは午後2時を過ぎていた。
 浜には人の姿がない。午後になってまた寒くなってきた。ここからは一旦集落へ戻り、竹富港へ戻った。「ゆがふ館」で係りのおばさん「どうぞ」と差し出していただいた黒糖の甘さが疲れた体にひろがった。今日は竹富島を歩いて一周した。10km近くは歩いたと思う。そして3時45分のフェリーで石垣島へ帰り着いた。
夕食はどうしよう。昨夜は石垣牛を堪能したので、今夜は旨い「そーきそば」でも食べよう。

1.石垣港を出航
高速フェリーは石垣港を出てしばらくはゆっくりと走る。港内は結構船の出入りがあり、停泊している大型船もある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 7mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.海上保安庁
石垣港に海上保安庁の巡視船が3隻停泊していた。一番手前に見える艦にはPL83と書かれている。調べてみたら昨年12月に竣工したばかりのくにがみ型巡視船で総トン数1,500トンの「かびら」という船だった。まん中の船は"1"の文字が見え、PL81「たけとみ」に違いない。これも昨年9月竣工の新鋭船だ。いずれも海上保安庁の第11管区に所属する巡視船のようである。第11管区は尖閣諸島を含む沖縄県を管轄する。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.竹富島「ゆがふ館」
フェリーから降りた観光客の多くは、マイクロバスに乗って("乗せられて"というのが正しいかも知れない)竹富島の中心部へ向かう。そこで水牛車に乗ったり、自転車を借りたり、あるいは歩いて集落を散策するようだ。私は昨日教えていただいた「ゆがふ館」に寄る。学生さんらしい観光客が3人ほどいたが、静かだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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4.こりゃ旨そうだ
「ゆがふ館」の先を右に曲り、西桟橋に向け歩きはじめる。道は車が通れる広さの道と遊歩道からなっているが、そこに放牧されている牛たちが出てきていた。刺激しないように静かに横を通り過ぎた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 53mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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5.竹富島の墓
竹富島のお墓も、沖縄本島と同じく、大きくて上から見ると亀の形をしてる。シャネルのお墓?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/420秒 5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.北側の海岸
西桟橋への遊歩道を歩いていると、右側に入る道がある。ちょっと入ってみると浜辺があった。ここは竹富島の北側になる。向こう側には石垣島が眺められる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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7.竹富港
そこから右の方を見ると、フェリーが着いた竹富港が見える。正確には竹富東港と呼ばれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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8.バナナの花
きれいなバナナの花が咲いていた。今年の1月にBali島で見たバナナの花より美しい。少し小さいようだが違う品種なのだろうか。この花に見とれていたら、リュウキュウアサギマダラが飛び出した。続いてオオゴマダラが木陰に消えた。竹富島でやっと蝶に会えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/90秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.美崎(ミシャシ)
ここは美崎御嶽(ミシャシオン)という。航海安全、海上平安の神として崇められている。島の人びとが旅に出たり、帰ってきたときに祈願したり、感謝をする御嶽である。竹富島には28の御嶽がある。この日もいくつもの御嶽を見て歩いた。「うたき」と紹介するものもあるが、竹富島の人々は「オン」と呼び拝しているそうだ。小浜島、西表島が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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10.安里クヤマの墓
安里クヤマは民謡「安里屋ユンタ」で知られる。1722年に竹富島安里屋に生まれた絶世の美女だそうだ。集落にはクヤマの生家もある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/850秒 5mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.テイキンザクラ
深紅のきれいな花が咲いていた。Guam島のゴルフ場にも咲いていて、マルバネルリマダラ吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 8mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
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12.西桟橋の海
西桟橋の正面には小浜島、西表島がある。写真は西桟橋から右の方の浜を眺めたところ。石垣島が見える。竹富島では稲作が困難だったため、復帰(1972年)前までは「イタフニ」よ呼ばれる松をくりぬいた船や帆船を用いて西桟橋から対岸の西表島へ長時間かけてわたり田を耕したという。また、その間は西表島に隣接する由布島に田小屋を造り、寝泊りしたそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/340秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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13.ショウジョウソウ
花かと思った。しかし、良く見るとオレンジ色のところは葉である。これは花粉を運んでくれる昆虫に花の在処を示すためのもので、ポリネーター(花粉媒介者)に呼びかけているのだそうだ。トウダイグサ科のショウジョウソウだ。ショウジョウソウの名前は朱色に色づいた葉を、空想上の生き物「猩猩(しょうじょう)」に例えたものという。猩猩は顔が赤いのだそうだ。クリスマスシーズンに鉢植えでよく見かけるポインセチア の仲間。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 22mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.カイジ浜
ここカイジ浜は星の砂で有名なところで観光客は砂浜を見つめて星の砂を探している。星の砂とは有孔虫の殻だそうだ。少し、探してみたが見つけられなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 26mm ISO200 ) 露出補正 なし
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15.自転車に乗ったお嬢さん
カイジ浜から先は牧場やらエビの養殖場があり、立ち入り禁止区域になっている。カイジ浜は竹富港のちょうど反対側(裏側)になる。ここから左へ、東に向かって、島の中心地である集落の方へ歩いた。自転車に乗ったお嬢さんたちがやってきた。カメラを向け、手を揚げたら手を振ってくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.岩を捉えた木の根
集落に入ってきた。大きな岩を根で捕まえているような木があった。ガジュマルだろうか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.バス停
仲筋井戸というところの傍にバス停があった。時刻表がない。バスはいつ来るのかわからない。仲筋井戸というのは、その昔、仲筋村の村建ての神である新志花重成(アラシバナカサナリ)が飼っていた犬が、干ばつにも関わらず尻尾を濡らしていたため、発見されたという言い伝えのある井戸。昔は水量豊富な井戸として尊ばれていた。正月若水、お産の産水等はこの井戸水を使用していたそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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18.竹富島の住居の屋根
日本観光振興協会HPの竹富島の街並みによると、「竹富島の民家は石垣に囲まれているため軒から下の部分は目立たない。よって民家の屋根が集落景観の大切な要素となる。竹富島の場合、民家の屋根の大半は赤瓦葺である。これはこの地方の風土条件の下で発達したもので、雌瓦と雄瓦をかぶせ、漆喰で固め、強風で瓦が飛ぶことを防いでいる。瓦の赤褐色と漆喰の白色のコントラストが鮮やかである。さらに赤瓦の上には魔除けの獅子「シーサー」が置かれる。昭和62年4月28日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される。」と記されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 35mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
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19.清明御嶽(マイヌオン) -1
この説明板には「この御嶽には島造りの神と石垣島オモト岳の神が祀られている。最初、この御嶽の神様が竹富島を造った。その後オモト岳の神様から依頼があり、両神は協力して石垣島を造り、それから八重山の島々を造った・・・」といったことが記されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.清明御嶽(マイヌオン) -2
御嶽は神聖な場所であり、鳥居から中への立ち入りは慎まなくてはならないそうだ。清明御嶽は、国仲御嶽、西塘御嶽、世持御嶽と同様に、竹富公民館が管理する村御嶽(ムラオン)のひとつであり、竹富島の氏神と氏神が招いた神がまつられる6つの御嶽、六山(ムーヤマ)とともに祭事行事の中心となる御嶽とのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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21.民家の石積みの塀
竹富島は、島の「農村集落」がよく保存されていることから、​1​​987​年(昭和​2​年)​4​月​8​日に、国より重要伝統的建造物群保存地区の指定を受け​た​。 指定面積は​8.3ヘクタール​となって​る​。 ​指定を受けた​島のほぼ中央部にある玻座間・東、玻座間​・西、仲筋の​3​集落は、かつての農村集落の景観をよくとどめて​るという​。​竹富島の家屋は​屋敷を強風から守るために四方を​ウックと言われる​珊瑚の石積み​​(石灰石)で囲まれている。グックの高さは約​1.5m​mで、ちょうど歩く人の目線を遮る高さに構築​、​玄関部分には強風防止と、道を歩く人の視線を遮断するためのマヤカシ(ヒンプン)​が​設置​されている​。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/340秒 11mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
22.集落中心部の賑わい
昨年暮れにTVで紹介された石垣牛バーガーが楽しめるという「竹富島で会いましょう」という店で食事をしたあと、​​「なごみの塔」へ上がってみようと行ってみた。若い人たちでいっぱいだったのと、階段が急なのでてっぺんまでは上がらなかった。てっぺんと言っても4.5mだが。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/240秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
23.アイアル浜へ
誰も歩いていない道をアイアル浜へ向かう。開けたところに鳥居が見えた。あの奥に御嶽があるのだろう。神社はない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 26mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.アイアル浜
気温が高ければスジグロカバマダラも飛んでいるのだろうが、「蝶の道」と言われる道を20分ほど歩いてアイアル浜に着いた。誰もいない。アイアル浜は竹富島の東側にあり対岸は石垣港だ。コンドイビーチ、カイジ浜とは反対側になる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/650秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.デイゴの花
立ち入り禁止区域を除いては、ほぼ竹富島を徒歩で一周した。一旦集落の方へ戻り、竹富港へと歩く。途中、THE BOOMの名曲「島唄」にうたわれるデイゴの花が咲き始めていた。逆光になり鮮やかな色が出ないのでスピードライトを使った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/480秒 19mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.今夜はソーキソバ
今夜は旨いソーキソバを食べようと外に出た。「島そば一番地」という店に入ったが、ちょっと活気がなかった。甘く煮込まれた ゴロッとした骨付きの豚のあばら肉が3っ4っ入っている。味は良かった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 8mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.石垣市公設市場
写真は石垣市公設市場ではない。公設市場はこの商店街(中央通り)ともう一本向こうの商店街(銀座通り)の間にある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 25mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年1月31日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (5) 最終日は一人でホテルの敷地内で


 今回のBali島の旅は、娘夫婦が長い休みが取れないこともあって、実質3泊4日と短く、あっという間に最終日になってしまった。

 夜来の雨が朝7時になってもやまない。明快な境目はないというものの、Bali島は11月から3月くらいまでは雨季なのだ。コテージから傘を差して、メイン・レストランへ朝食に行く。ゆっくりと朝食を楽しんで、民芸品のショップにも寄った。9時を過ぎるころようやく雨が止んだ。

 娘夫婦と我がかみさんは、今日もウブドの街へ行くという。私はひとりホテルに残り、その敷地内で蝶を追うことにする。昨日探索したので、蝶のいるポイントもわかってきた。10時、3人が乗るシャトル便を見送る。そのあと、午後1時近くまで写真を撮って、チェック・アウト時間を延長したコテージに戻ってシャワーを浴び、一人ピーナッツをつまみながらビールを飲んだ。

  3時ごろにウブドの街から戻ってきた娘夫婦は、最後にひと泳ぎするのだと言って、プールへ向かった。かみさんはさすがにお疲れになった様子で、シャワーを浴び、一休みして帰り支度を始めた。 午後6時にレイト・チェック・アウトをし、ホテルのレストランで夕食にした。夕食後デンパサールのングラ・ライ国際空港へ向かう。車で1時間半かかった。

  40分ほど出発が遅れた1月13日0時45分発のGA886便は、朝9時少し過ぎに羽田空港に到着し、今回のBali島旅行は無事終了した。

 最後になってしまったが、着いた日に空港に置いてあった現地ツアー会社(PT Golden Kuta Tour)の無料パンフレットに載っていたBali島全図を張っておく。

Bali島全図 X800 Bali島 MAP.jpg
⑮ングラ・ライ国際空港 ①デンパサール ⑯ジンバラン ⑤ウブド



68.レストランからプールを眺める
午前9時、朝食を終わるころ、昨夜から降り続いていた雨がようやく上がった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​400秒 ​4.9​mm ISO​125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
69.売店のショウ・ケース
食事を終えた後、ホテルのShopに寄ってみた。店の中のショウ・ケースを何気なく見ると、蝶が置いてあった。私がじっと見ていると店主が「これはバリ島の蝶だ。興味があるのなら持って行って良い」と言ってくれたが、ご辞退した。帰ってきてからなんという蝶かと調べてみたが、解らなかった。大きいのはワモンチョウの仲間だろうか。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2​ 1/​60秒 ​4.9​mm ISO​500 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
70.雨上がりのライス・フィールド
おなじみになってしまったライス・フィールドだ。青空も出てきた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4 1/​500秒 ​9​mm ISO​125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
71.大きなカタツムリ -1
一旦、コテージに戻る。雨上がりの塀の内側に大きなカタツムリが這っていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5 1/​800秒 ​8mm ISO​125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
72.大きなカタツムリ -2
そばに寄って見た。きれいな殻を背負っている。カタツムリの殻というともっと扁平なものと思うが、まるで巻貝のようだ。カタツムリの大きさは6~7cmはあった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5 1/​1000秒 ​8mm ISO​125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
73.コテージの扉
コテージの入り口の扉の内側である。左側の扉に張られているのは、ホテル敷地内のMAPで、右側の扉のお面は、"Don't Disturb"を望むときに扉の外に掛ける。留守にするときは、扉の外側から南京錠を掛ける。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8 1/​400秒 ​4.9mm ISO​125 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
74.Wifiの機器にGekko
コテージの塀の石柱に取り付けられているWifi機器にヤモリがいた。爬虫類の有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲだ。紛らわしいがイモリというのは、両生類でカエルの仲間である。ヤモリのことをこちらの人はGekkoとよぶ。コテージの中にも入りこんでいて夜中に"ケケケ"と鳴く。それがけっこう大きな鳴き声なのだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5 1/​45秒 ​25mm ISO​400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
75.アヒル
さて、私は10時にウブドの街に向け出発するというかみさんより、一足先にD5300とHS50を携えてコテージを出た。ホテルの敷地内で蝶を追うことにする。ライス・フィールドの奥にアヒル小屋があった。これはアイガモではなくアヒルのようだ。頭に飾りを付けたのもいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 79mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
76.Alun-Alun 結婚式も行われる
私は"放し飼い"にされたのでホテルの敷地内を歩き回る。ここはホテルの敷地内で最も低いところで、この写真向こう側はPetanu River という川が流れている。Alun-Alunと呼ばれるここでは結婚式などが行われる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/950秒 5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
77.大きな葉 -1
何の葉だろうか?大きくて傷一つなく、色鮮やかだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.大きな葉 -2
前の写真と同じ葉である。魅せられてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
79.蝶を待つ
ここはホテル内の北東側の端にあたる。この向こう側から、ホテルの境界になっている柵に沿って、ホテルのゲートの方へ行く道があり、そこに蝶が多かった。歩き疲れると、ここに座って、蝶がやってくるのを待つ。ここにイワサキコノハもやってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
80.バナナの花
前の写真に写っていたバナナの花だ。日本では植物園の温室でしか見たことがない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
81.Lagoonとヤシの木
これはホテル敷地のほぼ中央にあるLagoonの北の端だ。左側にコテージが並んでいる。ヤシの木が空高く伸びる。この日は2時間半ほどホテルの敷地内を歩き回って蝶を追った。タテハモドキ、カバマダラ、ルリモンジャノメ、イワサキタテハモドキなど一昨年来たときにも撮った蝶たちのほかに、イワサキコノハを撮ることができた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f8 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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2015年1月25日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (3) ​11時​までホテル(Kamandale Ubud)の周辺を散策


  1月11日、この日はウブドの街へ出かける予定である。3人は11時のホテルから町の中心地である王宮までのシャトル便に乗るという。​それまで​私はひとり​、​蝶を追うことにする。ホテルは厳重なセキュリティー管理がなされていて、昨日到着の時も、ゲートの外で荷物の検査があった。はたしてホテルの敷地の外に出て行けるのかどうか、また、もどってきて入るときにトラブルにならないのか疑問だった。朝食を終え、9時過ぎにゲートまで行ってみた。守衛さんが2人いる。ニッコリ笑って"Good Morninng"と言ったところ、笑顔で挨拶を返してくれた。ちょっと外を散歩してみたいのだが外へ出てよいかと尋ねたところ、OKだという。小一時間歩いてみたが、蝶の写真撮影ではあまり収穫がなかった。
  門のところまで戻ってきたら、さっきの守衛さんがニコニコと迎えてくれたのでほっとした。今度はホテルの敷地内を歩いてみる。結構蝶が飛んでいる。6種類ほどの蝶を撮った。
11時にホテルの玄関まで行き、3人と合流した。ホテルのシャトル便に乗り込む。

34.日の出
朝6時半、朝日が昇ってきた。快晴ではないが、天気に問題はなさそうだ。朝食は8時の約束だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/850秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
35.コテージ
これが私たちが泊まったコテージである。娘たち夫婦は4~5棟先の別のコテージに泊まっている。左手前に見えるのが専用プールだが、使うことはなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/180秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
1;クリックすると大きな写真になります。
36.大きな実
直径10cmほどの大きな実のなっている木があった。柑橘類ではなそうだが、なんの実かわからない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ヤシの実
ヤシの木はひときわ高く伸びている。ヤシの実は黄金色になっていた。黄色い椰子はキングココヤシといい、ニュークニン(Nyuhkuning・バリ語)というらしいが、はたしてこれがそうなのかどうか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.Kamandale Ubudのメイン・プール
朝食は​ホテルの​ PETULU というメイン・レストランだ。バイキングだが、ヨーロッパのようにハム、ソーセージの種類は多くない。ミーゴレン(焼きそば)、ナシゴレン(炒飯)、お粥などもある。果物はスイカが旨かった。メイン・プールが見え、その向こうが昨夜、夕飯を食べたAREA CAFE だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/400秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.ライス・フィールド
メイン・レストランからフロントへ​通じる​廊下から、ライス・フィールドと宿泊棟が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/250秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.Pura Taman Sari
朝食を終えて、私は3人と別れ、蝶を追うことにする。出られたらゲートの外に出てみようとトライしてみる。案外何事もなく、若い守衛さんがニコニコと送り出してくれた。門を出て右の方、北に向かって歩こうと思うが、その前に左側に小さな寺院があるので見てみる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/250秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.神様へのお供え
バリ島の宗教​である​バリ・ヒンドゥー教は別名「お供え物の宗教」と言われるほど、宗教活動に供物(バンタン・Banten)は不可欠だそうだ。供物を使わない宗教行為もあるようだが、ほとんどの場合、供物が必要と言っても​過言ではない​という。一​番​観光客が目にするお供え物はチャナンと言われるものだ。チャナンは、お供え物の基本となるもので、ヤシの葉、バナナの葉、お花などからできている。バリ・ヒンドゥー教徒は、このチャナンを毎日決められた場所にお線香とともに供え、聖水を振りかける。また、朝一番の炊き立てご飯をバナナの小片に載せたサイバン(Saiban)というお供え物も、毎日のように供えるという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.外から見たKamandalu Ubud の入口
この案内板の少し先にゲートがあるが、ここからはゲートの中の様子​は​想像がつかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/250秒 32mm ISO200 ) 露出補正 なし
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43.Mt.Agung アグン山
さて、Kamandalu Ubud のゲートを出て北の方へ歩きはじめる。広大な田んぼが広がり、地図で見ると林の向こうはブタヌ川という川が流れる谷になっている。その向こうに大きな山が見えた。山の上の方には雲がかかっていて、山容がわかりにくいが、多分、バリ島最高峰のアグン山(3,142m)だと思われる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/320秒 48mm ISO200 ) 露出補正 なし
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44.キンタマーニの山?
アグン山は東側の方向に見えたが、その北側にも山が見える。方角からしてキンタマーニの山々と思うが、定かではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 116mm ISO200 ) 露出補正 なし
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45.バリの神様
バリ島にはいたるところに寺院があり、神様の像がある。これは​Viceroy​というホテルの入り口を守る神様だった。おととしウブドに来たときに泊まったPuri Walandariはここより西の方にあるが、そこに泊まった時に、​一夜、タクシーに乗ってHotel ViceroyのCas Cadesというレストランまで夕食に来たことを思いだした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
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46.ニワトリ
10時になったので​、そろそろ​Kamandalu Ubudに​戻らなくてはならない​。放し飼いにされているのか、逃げ出したのか、きれいな羽のニワトリがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
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47.Kamandalu Ubudのエントランス
Kamandalu Ubudの門を入ると、正面がこのエントランスだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
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48.南国の花 -9 ハナキリン
紅色の花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、​小さな​本当の花は真ん中にある​ ​とのこと​。肉厚で、いかにも南国らしい感じがする。和名の由来はサボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきているという。名前がわからなかったので「この花の名は?掲示板」で訪ねてみたところ、あんずさんという方から、ハナキリンではと教えていただいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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49.南国の花 -10 ゴールデン・トランペット
はじめ黄色いハイビスカスかと思ったが、蕊がハイビスカスのそれではない。日本へは明治時代の末期に渡来したそうだ。 本州では温室栽培されるが、沖縄では普通に見かけられるとのこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2015年1月22日

二度目のBali島・今回は3泊4日の旅 1月9日~13日 (2) ジンバランからウブドへ


 2日目は午前中RIMBA JINBARANで過ごしたあと、正午に呼んであったJTBの車で、ウブドへ移動する。やってきたJTBの車は小さくて、大きなスーツ・ケースを2つ積むと3列目のシートが半分しか使えない。前列はドライバーと女性のガイドさん、2列目は娘夫婦と私、3列目に小柄なかみさんが座ったが、少々窮屈である。スーツ・ケースを積むということがうまく伝わってなかったようだ。ガイドさんは恐縮して途中のJTBのオフィスで車を変えることになった。ただ、その車は10年以上は使われていると思われる日本製のディーゼル・エンジン車で音が大きく、落ち着かない。

 途中何ヶ所か寄り道をしていく。RIMBAからデンパサール中心部へは、ングラ・ライ バイパスへ出るが、まず、その手前にあるジェンガラ・ケラミックという陶器店に寄る。
 次は娘のリクエストでデンパサール中央市場に行く。喧噪、果物や食べ物の匂い・・・凄いところだった。
 そして、一路北北東に進路をとり、ウブドへ向かった。ウブドまであと15分くらいというところにあるTERRA COTTAというレストランに寄った。中に入るとレストランの前には田んぼが広がり、目を癒してくれる。蝶も飛んでいた。ミーゴレン(インドネシア風やきそば)が旨かったし、サティという串焼きも旨かった。あと15分で仕事が終わるというところで、ドラーバーさんとガイドさんを小一時間待たせてしまった。4時半ごろ、今夜から2泊するKamandalu Ubud に到着した。露天風呂ならぬ専用プール付のコテージだったがそのプールに入ることはなかった。

19.RIMBA JINBARAN を出発
滞在時間はわずか16~17時間であったが、楽しんだRIMBA JINBARANを正午にチェック・アウトし、出発した。予約してあったJTBの車が迎えに来てくれたが、荷物があるという連絡が行き届いていなかったらしく小さな車だった。途中で乗り換えることになる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/110秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
20.ジェンガラ・ケラミック(Jenggala Keramik)
娘が是非寄っていきたいという陶器店で車を停めてもらった。店の中に入ると2組の日本人観光客がいた。店内は広くカフェもあり、雰囲気が良い。ジュプン(プルメリア)やバナナの葉、ロータスなどバリ島の自然をモチーフとしたモダンな陶器が並ぶ。彩りもいろいろだが、オリーブ色が一番似合うと思った。かみさんと娘は何やらお買い上げのようだった。アウトレット店もあるようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/850秒 28mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.バイク天国 (車窓)
バリはバイクが多い。その走り方は車を恐れない。車が信号で徐行すると、あっという間にその前に10台くらいのバイクが入り込む。また走り出すと、それらのバイクを抜くことになるのだが、バイク同士で追い越しを掛けるので車の前にはみ出してくる。見てるだけで疲れてしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
22.デンパサール中央市場(バサール・バトゥン)到着
午後2時頃バサール・バトゥンと呼ばれるデンパサール中央市場に着いた。すぐそばにバトゥン川という川が流れていて、その川を挟んで反対側にもクンバサリ・ショッピングセンターという市場があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
23.バサール・バトゥン 果物屋
入り口付近はすごい人だ。JTBのガイドさんがその小さな入り口を入って案内をしてくれた。野菜、果物など生鮮食料品や香辛料が所狭しと積み上げられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 6mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.バサール・バトゥン 八百屋
市場の奥の方は薄暗い。ここにはたくさんの野菜が積まれていた。午後2時過ぎという時間なので、お客さんは少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 6mm ISO500 ) 露出補正 -0.7段
;
25.焼魚売り
市場を出たところでもいろいろなものを売っていたが、焼魚を売っているおばさんもいた。西洋人らしきお客さんが買っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/680秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
26.ペンジョール
結局バサール・バトゥンでは何も買わずに、ウブドへ向け出発した。デンパサールの中心街を車で走ると、何やら指竿のような飾り物があちこちで見られた。ガイドさんの説明では、これは昨年の12月27日のガルンガン(Galungan)で飾られたものだという。ガルンガン(Galungan)とは、210日ごとに巡ってくるバリヒンドゥーの祭礼日だそうだ。世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げる。祖先霊が各家庭に帰ってくる事から、日本のお盆のような宗教行事と言われる事もある。また、クニンガン(Keningan)とは、ガルンガンの日から10日後の祭日で、この日の正午に、地上に降り立った神々や自然霊、祖先霊が天上界に帰る日と言われている。そしてこのペンジョールは、龍を模した物とも、聖なる山アグン山を模した物とも言われが、ガルンガンの日から35日後に取り外される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 49mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.TERRA COTTA
昼飯をまだ食べていない。午後3時を少し回っている。ウブドの西側、ルンシアカン通り沿いのあと15分ほどでウブドというあたりにTERRA COTTAというレストランがある。娘夫婦は、ここはレストランに前に広がるライス・フィールドの眺めがすばらしいという情報を得ていた。ここでランチにした。ミーゴレンと、サティがとても旨かった。terra cotta というのはイタリア語で素焼きの焼き物を意味するようだが、このレストランの名前とどう関係するのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
28.レストランの前に広がるライス・フィールド
田んぼでは刈入れが行われている。バリ島では一年間に三毛作も可能という。注文した料理が来るまでの間、畦道を歩いてみた。タテハモドキや、ハイイロタテハモドキが飛んでいて野辺の花を訪れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
29.アヒル小屋
TERRA COTTAの前の田んぼの脇にアヒル小屋があった。アイガモかもしれない。アイガモを放飼することにより、雑草や害虫を餌として食し排泄物が稲の養分となり、化学肥料、農薬の不使用によるコストの低減および、化学肥料による稲の弱体化を回避出来、病虫害の低減を計る合鴨農法というのがある。アイガモは毎年田植えの時期に、生まれたての雛を購入・放鳥し、稲の収穫後に食肉用として処分されるという。こにいるアヒルあるいはアイガモが合鴨農法のためのものなのかどうかは定かではない。食材になのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/320秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段あいがも
;クリックすると大きな写真になります。
30.ウブドの郊外 (車窓)
JTBのガイドさんとドライバーを小一時間待たせてしまった。今夜の宿であるKamandalu Ubud までの15分ほどの間、ガイドさんは助手席で居眠りをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 38mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
31.Kamandalu Ubud のサンセット
4時半ごろKamandalu Ubud に到着した。少々疲れたのでシャワーを浴びようとする。しかし、浴槽とシャワーのお湯の切り替えが、上手くいかない。浴槽にお湯をためることはできるが、シャワーを浴びられない。仕方なく、ビラの外についているシャワーを使った。昼飯が遅かったので、夜7時にこのホテルのプールサイドにあるカフェで軽く夕食にすることにする。もちろん、フロントにシャワー不具合のクレームを伝えた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/1000秒 19mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
32.プールサイドへ上がる階段
正面に見えるのがメイン・レストランからフロントに続く建物である。プールはこの階段を上がった右側にあり、さらにその右にカフェがある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
33.夜のプール
スイミング・プールの上にAIRA CAFEがある。ここで食事をすることにした。食事はメイン・ダイニングのほうから運んでくるようだ。Bintangビールを飲んだ後、4人で白ワインを1本空けた。良く寝られそうだ。明日が楽しみだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/5秒 11mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。

2014年3月11日

南房総ドライブ(1) 海ほたると南房パラダイスの温室植物 3月4日


 年に数回、ご一緒する機会があるご夫妻と南房総をドライブした。そもそも「はとバス」の日帰りバスツアーにお誘いしたのだが、それなら、マイカーでドライブしようということになった。幸いこの日は、連日、天候がすぐれない中、唯一、晴れた日だった。
  自宅に朝6時に来ていただいた。友人のご主人と私とで運転をしたが、昼飯の時に私にビールを飲ませてやろうとのご主人のご厚意から、最初は私がハンドルを握った。
  コースは、海ほたる→富津岬→南房パラダイス→相浜(昼食)→白間津花畑→鴨川オーシャンパーク→笠森観音→東京ドイツ村→海ほたる→横浜で、まず、アクアラインの海ほたるで朝食にした後、房総半島の西側を南下し、房総半島最南端に近い相浜で昼食の後、東側を走る。後半、鴨川の先の安房天津から81号線を北上し、養老渓谷の脇を通って、笠森観音に出た。409号線(房総横断道路)木更津へ向かう途中、東京ドイツ村に寄った。7時ごろ、帰路に着き、木更津北ICから、館山自動車道に再びアクアラインを通って、自宅まで送っていただいたが、約340kmの走行となった。
 まずは海ほたるから南房パラダイスまで。

1.海ほたる
7時少し過ぎに海ほたるに着いた。ここで朝食にする。私はあさりうどんにした。少し甘めのだしだったが、美味しかった。快晴で東京のビル群が眺められる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 12.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたる;クリックすると大きな写真になります。
2.海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む
お台場方面を望むと、その手前に東京ゲートブリッジが見えた。晴れてはいるものの、空気は重そうだ。すっきりとは見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 61.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む;クリックすると大きな写真になります。
3.海ほたるから 東京スカイツリー を望む
35mm版1000mm相当というHS50EXRの望遠端で東京スカイツリーを撮った。霞んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京スカイツリー を望む;クリックすると大きな写真になります。
4.羽田に降りる日航機
海ほたるからは、羽田空港を離着陸する飛行機が頻繁にみられた。この機はどうやらJALのボーイング767のようだ。着陸に備え車輪が出ている。早朝の到着便だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
羽田に降りる日航機;クリックすると大きな写真になります。
5.南房パラダイス
海ほたるからアクアラインを進み木更津南IC出て、富津岬に寄った。風が冷たくて寒い。富津岬は東京湾のくびれたところに突き出た岬で、対岸は横須賀だ。その右手に横浜が見える。長居はせず、富津館山道に出て南房パラダイスに向かった。カーナビに惑わされて、農道に入ってしまい、時間をロスしてしまった。南房パラダイスは昭和45年に開園した。シンガポール国立植物園と27年前から姉妹提携しており、園内の各所にシンガポールのシンボル「マーライオン」の像が設置されているのはそのためだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 5.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
南房パラダイス;クリックすると大きな写真になります。
6.連続温室
入口を入って右手に進むと、南房パラダイスの‛売り'である全長300mという全11棟の連続温室が始まる。最初の温室に入ると、メガネが曇ってしまった。これはクワ科のフィクス パーセリーという植物。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/120秒 61.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
連続温室;クリックすると大きな写真になります。
7.フィクス パーセリー の実
クワ科のフィクス パーセリー の葉の付け根に可愛い実がなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/140秒 23.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
フィクス パーセリー の実;クリックすると大きな写真になります。
8.白いバラ マチルダ
バラの花が咲くのは、通常、木立ち性のバラは5月~11月の間、つる性のバラは春だけ花を咲かせるが、ここでは日本ばら会の協力で冬に花を咲かせる実験をしているとか。昨年3月から四季を通じてバラを楽しめるようになっているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/900秒 15.0mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
白いバラ マチルダ;クリックすると大きな写真になります。
9.リウビンタイ
シダのコーナーには、大きなリウビンタイがあった。リウビンタイ科は、大型の常緑性シダで、熱帯・亜熱帯の森林に自生する。日本では本州南岸以南に2属5種自生する。塊状の地下茎から複葉を出すという。その科のリュウビンタイ(Angiopteris lygodiifolia)は本州南岸(伊豆半島以南)から台湾に自生し、観葉植物としても栽培するそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
リウビンタイ;クリックすると大きな写真になります。
10.ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角
樹木などに着生するシダで、性質が強く丈夫なため世界の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されている。寒さにも強く、関東南部でも条件の良いところでは戸外でも越冬することがあると記されていた。この写真ではわかりにくいが、本当に鹿の角のような形をしてた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/120秒 9.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角;クリックすると大きな写真になります。
11.大温室
途中に高さ25mに及ぶ大温室があり、アンスリウムの花が咲いていた。ところが、この花に見える赤い部分は苞(仏焔苞)という。そして、黄色く見えるところを肉穂花序といい、そこに沢山の花が付いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 20.8mm ISO800 ) 露出補正 なし
大温室;クリックすると大きな写真になります。
12.大温室の滝とアンスリウム
大温室には小さな滝が設けられ、ジャングルのムードを演出している。アンスリウム属には600種以上もあるそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
大温室の滝とアンスリウム;クリックすると大きな写真になります。
13.サトイモ科のモンステラの葉
直径1mほどになる大型の葉には、不規則な穴や切れ目が入っている。熱帯アメリカに分布する。淡黄色の実は炭酸カルシウムを含むが、バナナとパイナップルの中間的な味で食用にするという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
サトイモ科のモンステラの葉;クリックすると大きな写真になります。
14.バナナ
バナナとはバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。花は下に向かってぶら下がる。Wikipediaによれば、花序は1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っている。大きな花房に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花である。果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房となる。この説明を知って、改めて写真を見ると、どれがどこだか解ったような気がする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/420秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
バナナ;クリックすると大きな写真になります。
15.カカオ
ココアやチョコレートの原料となる中南米産のカカオの木。樹高10m位になるという。この赤褐色の実を割ると5室に分かれていて、20~60粒のカカオ豆と称される種子が入っている。この種子を発酵させて、ココアやチョコレートの原料となるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/75秒 29.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
カカオ;クリックすると大きな写真になります。
16.カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ
原産は熱帯アジアだそうだ。実を横に切った形がきれいな星形をしていることから、スターフルーツとも呼ばれている。生で食べるほかに砂糖漬けにして食べるそうだ。いろいろな食べ方があるらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/140秒 43.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ;クリックすると大きな写真になります。
17.キンシャチ
サボテンコーナーには、キンシャチという大きなサボテンがあった。直径1m位あったように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 7.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンシャチ;クリックすると大きな写真になります。
18.ナス科 ラッパバナ
連続温室の最後に熱帯花木コーナーがあった。いろいろな花の中で一際大きく目立ったのが、このメキシコやジャマイカ原産のラッパバナだった。花の直径は15~20cmはあったと思う。ラッパ状の大きな花は咲き始めは白で翌日黄色になるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 22.4mm IS0 400 ) 露出補正 なし
ナス科 ラッパバナ;クリックすると大きな写真になります。