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Studio YAMAKOで“尾状突起”が含まれるブログ記事

2024年3月 2日

多摩動物公園 ③ 昆虫生態園_3 2024年1月29日 東京都日野市

入園してから約1時間経過した。撮影を続ける。汗をかくほどに暑い園内の気温には慣れた。昆虫生態園は上から見るとチョウが羽を拡げたような形になっていて、その中心部が温室になっている。1階から入って温室内に造られた緩いスロープを下りていくと地下1階のフィールドになっている。ここに、アオタテハモドキや、タテハモドキが多かった。そんな昆虫自然園の中を行ったり来たりしていたのだが、だんだん、余裕が出てきて少しでも姿の良い、つまり、翅が破れてなくて、鱗粉も落ちていない個体を探しては撮っていった。

000_240129111t X900 ◎多摩動物公園 昆虫園 RX10M4.jpg
集まって吸水するタイワンキチョウたち 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園

043_240129060 X900 ◎多摩動物公園 リュウキュウアサギマダラ RX10M4.jpg 43.リュウキュウアサギマダラ
温室の中は、天気の良い日は燦燦と陽が差し込む。このリュウキュウアサギマダラはきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 )
044_240129320 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 44.タイワンキチョウ
身近なところで多く見られるキタキチョウとは、裏面のイラストのような黒い模様はタイワンモンキチョウと似ているが同じではない。また、後翅外縁部は弧になっていて、キタキチョウは角ばっているところがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO100 )
045_240129066t X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 45.タテハモドキ裏面 -1
タテハモドキやアオタテハモドキには、かってジャノメチョウ科と呼ばれていたタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科のチョウと同じような眼状紋がある。タテハモドキは、そのころもジャノメチョウ科ではなく、タテハチョウ科のタテハモドキ亜科に分類される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 )
046_240129331t X900 多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 46.シロオビアゲハ♂ -1
このピンクのクササンタンカの花に来ていたシロオビアゲハは、残念ながら尾状突起が少し破れていたので、トリミングしてカットしてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 )
047_240129334 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 47.アオタテハモドキ♀
♂の後翅の青い紋は鮮やかであるが、♀のいでたちは地味である。渋い。♀の翅表の模様は個体差があり、眼状紋は大きい。残念ながら前翅の角が破けてしまっている。温室のチョウは金網にぶつかってかどが擦れることが多いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
048_240129338 X900 〇多摩動物公園 ♀ Z50 Z105mc.jpg 48.カバタテハ
カバタテハは飛んでいる個体数が少なく、傷ついた個体が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
049_240129340 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 49.オオゴマダラ
白いクササンタンカで吸蜜するオオゴマダラ

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
050_240129077 X900 ◎多摩動物公園 RX10M4.jpg 50.イシガケチョウ
葉っぱに止まってこちらを見ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 155mm ISO400 )
051_240129348 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 51.2頭のカバタテハ
ピントが合っている左側が♀で右側が♂のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
052_240129079 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 52.タテハモドキ -1
やっときれいなタテハモドキを見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 175mm ISO100 )
053_240129082t X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 53.タテハモドキ -2
下の階へ下りていく道にも、タテハモドキが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 13mm ISO100 )
054_240129086 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 54.タテハモドキ裏面 -2
タテハモドキは2015年1月にバリ島のウブドで撮影した。現地ではごく普通にどこにでもいる蝶だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 104mm ISO125 )
055_240129357tm X900 多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 55.タイワンキチョウの顔
ホナガソウに吸蜜に来ているタイワンキチョウをアップにした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
056_240129361 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 56.ツマベニチョウ♂
やっと傷のない完品のツマベニチョウが見つかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO100 )
057_240129363 X900 〇多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 57.ベニモンアゲハ♂ -1
シロオビアゲハとベニモンアゲハはなかなかきれいな個体を見つけられなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
058_240129367 X900 ◎多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 58.ベニモンアゲハ♂ -2
前の写真とは異なる個体である。比較的傷のない個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
059_240129369 X900 ◎多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 59.ベニモンアゲハ♂ -3
57.の個体と同じ。ランタナの花が好きなようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
060_240129370t X900 〇多摩動物公園 ベニモン♂ ペンタス Z50 Z105mc.jpg 60.シロオビアゲハ♂ -2
このシロオビアゲハも尾状突起がちぎれてしまっていた。石垣島や竹富島では多く見られるチョウだ。九州南部では迷蝶としてみられることもあるそうだが、分布の北上傾向はないという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 )

2024年2月24日

多摩動物公園 ① 昆虫生態園_1 2024年1月29日 東京都日野市

久しぶりに多摩動物公園にある昆虫園の昆虫生態園(蝶園)へ行った。電車で行こうか、車で行こうかと考えたが、カメラ2台を持って行きたいので車にした。国道16号を鵜野森で右に曲がって、そこからしばらくの間、町田を抜けるのに時間がかかってしまった。公共交通機関を利用すると、横浜→武蔵小杉→分倍河原→高畑不動→多摩動物公園前というコースになり、4回の乗り換えを要する。マイカーでも1時30分かかり10時丁度に多摩動物公園に到着した。まっすぐ、昆虫園へ行く。既に入園者がいた。
 蝶園に入ると眼鏡が曇る。生態園の中は20℃以上に保たれているので、少し歩くと汗ばむ。今日は晴天で、大きな天井からは日が燦燦と注ぐ。
 タイワンキチョウがたくさん飛んでいる。この園内で羽化したのだろうか。それとも飼育室で羽化した個体が運び込まれ放たれているのだろうか。

000_240129042m X700 ◎多摩動物公園 アオタテハ RX10M4.jpg
多摩動物公園北側の丘の上に建つ昆虫生態園 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園

001_240129224 X900 多摩動物公園 昆虫園 Z50 Z105mc.jpg 1.バッタのモニュメント
昆虫園の丘に上がると体長約3mのトノサマバッタのモニュメントが迎えてくれた。「巨大ステンレスアート彫刻」で昆虫園前の広場に設けられた彫刻家の中嶋大道さんによる作品である。多摩動物公園は1958年に開園した。そして、昭和41年(1966年)に昆虫園のバッタとチョウの温室が公開され、一年中ばったやチョウの姿が見られるようになったのだそうだ。現在の昆虫生態園の大温室は、開園30周年記念でオープンしたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO110 )
002_240129225 X900 多摩動物公園 昆虫園 モザイク Z50 Z105mc.jpg 2.昆虫生態園入口回廊のモザイクアート
昆虫生態園(蝶園・大温室)に向かって歩いていくと。石畳に施されたオオムラサキのレリーフ彫刻が現れる。旨く言い表せないが、中央に立られたステンレスの柱に写るとその形を変える。そして、壁にはチョウやトンボの素晴らしいいモザイクアートがあった。梵寿綱さんの仕事もしている上哲男さんという人の作品だそうだ。   

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f2.8 1/500秒 105mm ISO250 )
003_240129008 X900 多摩動物公園 RX10M4.jpg 3.右 ツマムラサキマダラ♂ 左 リュウキュウアサギマダラ♂
ツマムラサキマダラ♂の鮮やかなブルーが目に飛び込んできた。隣で翅を拡げているリュウキュウアサギマダラの♂とツーショット。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 114mm ISO640 )
004_240129011 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 4.ツマムラサキマダラ♂
この色が撮りたかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 146mm ISO500 )
005_240129227 X900 ◎多摩動物公園 昆虫園 Z50 Z105mc.jpg 5.タテハモドキ
NIKKOR 105mm のマクロレンズはシャープだ。九州南部以南には定着している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO100 )
006_240129230 X900 〇多摩動物公園 昆虫園 Z50 Z105mc.jpg 6.ツマベニチョウ♂
ツマベニチョウも子供の頃に図鑑を見て憧れたチョウの一つだった。フィールドでは、那覇の末吉公園で見た。海外ではバリ島のウルワツ寺院でみた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 )
007_240129235 X900 多摩動物公園 トウロウソウ Z50 Z105mc.jpg 7.トウロウソウ(灯籠草)
大温室の中で澪たことのない花を見た。wikipediaによれば、セイロンベンケイというベンケイソウ科の植物であり、別名をトウロウソウといい、こちらを標準和名とする説がある。原産は南アフリカだが、現在では熱帯地方各地に帰化している。日本では沖縄や小笠原諸島に帰化している。チョウは来ていなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO280 )
008_240129237 X900 多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 8.イシガケチョウ -1
特異な翅の紋を持つチョウだ。四国の高知へ行ったときに町のカレー屋さんの看板に止まっている本種を見た。北に分布を拡大していて島根県や岡山県、兵庫県南部までは定着しているという。珍しいチョウではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f3.0 1/500秒 105mm ISO110 )
009_240129239 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 9.イシガケチョウ -2
和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。地面に降りて吸水したり、花に来ることもある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 105mm ISO160 )
010_240129240 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 10.2頭のイシガケチョウ
2頭ともほぼ無傷の個体だった。2頭のチョウを撮る場合、両方にピントをぴったり合わせて撮るのはなかなか難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO100 )
011_240129245 X900 ◎多摩動物公園 リュウキュウアサギマダラ Z50 Z105mc.jpg 11.リュウキュウアサギマダラ♂
本種は奄美大島以南に生息する。石垣島や竹富島では多く見られる。♂は翅脈の間の白く見えるところが青みを帯びる。この個体は傷がなくきれいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 105mm ISO110 )
012_240129014 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 12.イシガケチョウ -3
カメラをSONYのRX10M4に持ち換えて、その広角側で撮った。この昆虫生態園は2,486㎡あり、テニスコート約10面分ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 9mm ISO100 )
013_240129250 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 13.シロオビアゲハ♂ -1
アゲハチョウ科のチョウはシロオビアゲハとベニモンアゲハしか飛んでいなかった。傷のない、きれいな個体を狙っていたが、なかなか現れない。吸蜜している花は、wikipediaによれば、同じ科に属するサンタンカの花と姿が似ている為、和名をクササンタンカ(草山丹花)と言う。原産地は熱帯、東アフリカからイエメンで、暑さに強いが耐寒性は低いそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 105mm ISO100 )
014_240129252m X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 14.シロオビアゲハ♂ 2頭
もう1頭飛来したが、この個体も尾状突起がない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO100 )
015_240129256 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 15.シロオビアゲハ♂ -2
なんとか切れたところが目立たないように撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
016_240129259 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 16.ツマムラサキマダラ♂と♀ -1
ニチニチソウ(日日草)の赤い花に止まって吸蜜している♀のところへ肩越しに♂がアプローチしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 )
017_240129263 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 17.ツマムラサキマダラ♂と♀ -2
盛んにアプローチするが、♀は相変わらず吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 )
018_240129268 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 18.ツマムラサキマダラ♂と♀ -3
♀は知らん顔のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO110 )
019_240129269 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 19.ツマムラサキマダラ♂と♀ -4
この間1分もたたないわずかな時間であったが、やがて♂は鮮やかなブルーを見せて飛び去ってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 105mm ISO125 )

2024年2月17日

シーズン最後のチョウ撮り 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

この先、ムラサキツバメや、ウラギンシジミなどの越冬個体を見ることがあるかもしれないが、チョウの撮影はそろそろ終了と思い、ここのところ頻繁に通っていた保土ヶ谷公園へ行ってみた。まだ、セイタカアワダチソウは咲き残っていて、相変わらずの秋のチョウたちが集まっていた。傷のないアオスジアゲハが元気に飛んでいた。

000_231108086 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに飛来したアオスジアゲハ♀ 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

001_231108031 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.カタバミの花とヤマトシジミ♂
高温期には縁の黒い部分が広くなっていたが、秋深くなると、その黒い部分は細くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
002_231108032 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型♀ -1
キタテハはほとんどの個体が傷や擦れのない完全な姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
003_231108035 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型♀ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
004_231108041 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.イチモンジセセリ 2頭
イチモンジセセリの裏面の銀色の紋は個体差があるようだが、この写真では上の個体は前翅の紋が明瞭であり、下の個体は後翅の斑紋が明瞭である。擦れて色が落ちてしまうこともあるのだろうが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
005_231108044 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.ウラナミシジミ♀ -1
とっさに雌雄を判別するのは難しい。この個体も♂かと思ったが♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
006_231108054 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミは傷んだ個体が多くなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
007_231108062 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ秋型
翅の表側からは雌雄の判別が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
008_231108066 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.ベニシジミ -1
セイタカアワダチソウには多くのベニシジミが吸蜜に来ていた。雌雄の識別は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
009_231108072 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -2
ベニシジミも擦れた個体が多くなっていた。夏型の名残りを残すオレンジ色に重なる黒い部分が多い。特に春と秋遅くに出てくるベニシジミは、オレンジ色が明るく、黒い部分が少ないので美しい。ベニシジミは1997年(平成9年)11月28日発売の30円普通切手の意匠になった。その切手は2015年(平成27年)9月30日に販売を終了している。切手に描かれている橙色が鮮やかな個体は、添えられている花の絵から春型かと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 78mm ISO160 )
010_231108074 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニとウラナミ RX10M4.jpg 10.ベニシジミとウラナミシジミ
キタテハとともに、セイタカアワダチソウのフィールドで、多く見られた2種だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 81mm ISO400 )
011_231108089 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.アオスジアゲハ♀
2023年11月の気温は高く、1日から9日までは連日20℃を超える日だった。この日も暖かくて、日差しの強い日だったのを記憶している。アオスジアゲハも元気だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
012_231108097 X900 ◎保土ヶ谷公園 ムラサキシジミ RX10M4.jpg
12.ムラサキシジミ
保土ヶ谷公園でムラサキシジミを見るのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO400 )
013_231108098 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.ウラナミシジミ♀ -3
裏面と表面を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO800 )
014_231108109tm2 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
14.ベニシジミ 2頭 -1
オレンジ色が鮮やかな個体だった。寒くなってから育った個体であろう。上の個体は翅頂が尖っているので♂だと思う。下の個体はお腹が太く♀なのか。眼は上の個体に向け4ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
015_231108112 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
15.ベニシジミ 2頭 -2
♂の方が♀の後ろに回った。♀は吸蜜に夢中だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO400 )
016_231108116 X900  ◎保土ヶ谷公園 求愛 RX10M4.jpg
16.ベニシジミ 2頭 -3
後に回った♂が、腹端を曲げて求愛をしている。だが♀の方はストローを伸ばしてまだ吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO500 )
017_231108130 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
17.ウラナミシジミ♂
コセンダングサで吸蜜するウラナミシジミの♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO160 )
018_231108133 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツバメ RX10M4.jpg
18.ツバメシジミ♂
擦れてはいるが尾状突起はしっかり付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO200 )
019_231108151 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
19.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンも秋に多く見られるようになるチョウだ。北へと分布を拡大してきているが、20年~30年くらい前からだろうか、神奈川でも普通に見られるようになっている。昨年(2023年)の夏には上高地でこのチョウを見かけ、驚いたものだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO320 )

2024年2月 7日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その1 2023年11月2日 横浜市保土ヶ谷区

11月に入ってから近所で撮ったチョウの写真のアップを後回しにしていたが再開する。   昨年11月上旬、横浜は暖かい日が続く。この日も日中は25℃近くになるほどで快晴の日だった。
 保土ヶ谷公園は鮮やかな黄色のセイタカアワダチソウが真っ盛りだった。コセンダングサも咲いている。例年なら、保土ヶ谷公園の近くの明神台公園で、キバナコスモスに来るチョウを撮って楽しむのだが、昨秋はすっかりそのキバナコスモスが公園の整備で刈られてしまっていて、花がないのが残念だ。
 しかし、保土ヶ谷公園の下池、上池の近くの土手に咲くセイタカアワダチソウには秋のチョウが多かった。

000_231102022 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに来たキタテハ秋型 2023年12月2日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_231102003 X900 保土ヶ谷公園 イチョウ G7X.jpg 1.イチョウ坂の銀杏
特に日当たりのよいところのイチョウは黄色くなっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO160 )
002_231102005 X900 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 2.キタテハ秋型 -1
バス通りから下りて来て、下池の少し手前には、コセンダングサが咲くところがある。秋にはこの花に、キタテハや、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミなどが集まって来る。晩秋に入ると赤銅色の秋の装いになったキタテハ秋型が多くなる。私はこのキタテハの秋型が好きだ。コセンダングサ(小栴檀草)は空き地などでよくみられる黄色い小さな雑草の花だが、チョウが好む。花が終わると先端にある棘が衣服などに付きやすく、ひっつき虫である。今シーズンは花が咲くのが少し遅かったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_231102006 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -2
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は花粉症の元凶であるブタクサと似ているため間違えられることが多いが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く、形状も風で飛ぶのには不適であるため花粉症とは無関係であると考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO200 )
004_231102014 X900 保土ヶ谷公園 ウラナミ RX10M4.jpg 4.ウラナミシジミ(上)とベニシジミ
セイタカワダチソウには、シジミチョウの仲間も吸蜜に来る。クロマダラソテツシジミの寒冷期型と思しき姿も目撃したのだが、撮りそこなってしまい、二度と現れてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 192mm ISO160 )
005_231102017 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.キタテハ秋型 -3
セイタカワダチソウの黄色はレモンイエローではなく、タンポポ色である。鮮やかな黄色であり、キタテハ秋型の赤銅色を浮き立たせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 250mm ISO250 )
006_231102018 X900 △保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.飛び立つウラナミシジミ
ウラナミシジミも秋になると多くなるチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
007_231102034 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.ウラナミシジミ -1
吸蜜するウラナミシジミ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 160mm ISO200 )
008_231102036 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.キタテハ秋型 -4
表も裏も魅力的だ。雌雄を同定するのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
009_231102038 X900 〇保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -1
いままで、ベニシジミをこの時期に見ることは多くなかった。暖かいところでは年3〜4回の発生だが、夏型は橙色の部分が黒くなる。だが、この個体のオレンジ色は明るい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
010_231102039 X900 〇保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 10.ベニシジミ -2
ベニシジミもセイタカアワダチソウによく似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
011_231102046 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -3
前の写真の個体と色彩が異なる。前翅の形から♀のように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
012_231102058m X900 〇保土ヶ谷公園 河津桜 RX10M4.jpg 12.河津桜開花
まだ、11月の初めである。上池から下池へと流れるせせらぎの傍に植えられている河津桜が開花していた。wikipediaを見ると「東京の花期は通常は2月から3月上旬で、稀に早い年には12月に開花することもある。」と記されていた。11月初めの開花は「狂い咲き」であろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 13mm ISO800)
013_231102061 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンもセイタカアワダチソウの花に来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO200)
014_231102068t X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.キタテハ秋型 -5
コセンダングサにも来た。裏面にも味がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO125)
015_231102069 X900 △保土ヶ谷公園 チャバネ RX10M4.jpg 15.チャバネセセリ
チャバネセセリやイチモンジセセリもセイタカアワダチソウに集まって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 190mm ISO200)
016_231102072 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.キタテハ秋型 -6
キタテハの雌雄の判定は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO125)
017_231102078 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツバメ RX10M4.jpg 17.ツバメシジミ♂
ブルーの美しいチョウだ。ヤマトシジミやルリシジミに比べると見る機会は少ない。裏面の尾状突起あたりの橙色の斑紋が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO180)
018_231102084 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニ RX10M4.jpg 18.ウラナミシジミ -2
キタテハの秋型とともに平地の秋を代表するチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 31mm ISO160)
019_231102086 X900 保土ヶ谷公園 マユミ RX10M4.jpg 19.マユミ(檀・真弓)
上池から下池へ流れるせせらぎの途中に、マユミの小さな木がある。淡紅色の実が成っていた。美しい色だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels 絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 50mm ISO1600)
020_231102091 X900 保土ヶ谷公園 セイヨウマユミ RX10M4.jpg 20.マユミの実
wikipediaによれば、「淡紅色の果実は熟すと4つに裂けて、中から赤い種子が現れる。秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木としても親しまれ、盆栽に仕立てられることもある。果実は有毒であるが、春の新芽は山菜として利用される。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 196mm ISO1600)

2023年12月15日

星川駅から保土ヶ谷公園南側へ 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区

 10月21日に保土ヶ谷公園の東側に位置する家内の姉がいる施設の近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。ひょっとして保土ヶ谷公園、あるいはその周辺にもいるのではないかと思い、この日、歩いてみることにした。
 まずは、先日見かけたソテツの木が植えられているところへ行ってみたが、その姿はなかった。そこをまっすぐ先へ歩くと保土ヶ谷公園のバス通りの下の辻広場や、下池、上池のあるエリアに入れる。
 コセンダングサが咲き、しばらく行くと、下池の先の右側の土手にはセイタカアワダチソウの群落がある。濃い黄色鮮やかに咲いていた。

000_231027031 X700 河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg
せせらぎに植えられた河津桜が開花 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷公園

001_231027004 X700 柿と崖 星川 G7X.jpg 1.崖と柿の木
保土ヶ谷辺りは起伏の多いところである。大雨が降った際には、土砂災害の避難勧告が出されるところもある。この写真の右上の高いところは、保土ヶ谷公園の方向だと思う。しっかりとコンクリートの擁壁で保護されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO160 ) 
002_231027007t X900 ウキツリボク 星川 G7X.jpg 2.ウキツリボク(浮釣木)
星川から相鉄線を超えて進むと、沿道に建つ家の庭に植えられた数々の花が眺められる。これは、ウキツリボクで、まっすぐ吊り下げたランタンに見立てられる赤と黄色のコントラストが鮮やかな花を咲かせ、温室栽培や、鉢植え・地植えの庭木として観賞用に栽培される。花弁の一部にも見える鮮赤色の部分が見える萼の写真の状態から、筒状で5つに裂けるその萼の中から、5枚の鮮黄色の花弁がのぞく。写真は、赤い萼が裂ける前だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
003_231027012 X900 〇ツバメ 星川 G7X.jpg 3.ツバメシジミ♂
ヤマトシジミかと思ったら尾状突起があり、ブルーも鮮やかだ。ツバメシジミだ。ヤマトシジミより見る機会は少ない。G7Xでチョウの写真を撮るのにだいぶ慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
004_231027017 X900 ソバ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 4.ソバ(蕎麦)の花
保土ヶ谷公園の南西端にあたる公園では最も低いところに入った。野生化しているソバの花が咲いていた。畑に真っ白に咲くソバの花は見る機会があるが、ポツンと咲いているのは初めて見た。ソバの花は茎頂や枝先に短い総状花序を出し、白色か淡紅色で、花には、花弁がなく、萼が深く5つに裂けて、短期間で開花結実するという。 ソバの実は三角錐形。花期は8〜10月。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO200 )
005_231027021 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 5.キタテハ秋型 -1
きれいな秋型のキタテハがいた。コセンダングサで吸蜜する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
006_231027023 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 6.キタテハ秋型 -2
夏型に比べて翅が大きくくびれた形をしていて精悍な感じがする。シータテハの秋型を想起させる。この個体は多分♂だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_231027029 X900 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 7.赤い帽子の子供たち
引率された子供たちが下池から上池へと歩いている。その右側に、季節外れに数輪咲いたカワズザクラの木が数本ある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_231027037 X900 〇河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 8.季節外れに咲いたカワズザクラ
このカワズザクラの木がここに植えられたのはそれほど前のことではない。10年位前だろうか。はじめのころは目立たなかったが、毎年どんどん成長して高さ4〜5mになっている。通常2月に開花するのだが、今、数輪が開花していた。自宅近くのソメイヨシノといい、このカワズザクラといい、今年は少し変である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 10mm ISO125 )
009_231027046 X900 〇ウラナミ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 9.キタテハ秋型の裏面
キタテハの秋型は夏型に比べて、色が濃く、赤銅色は逞しく見える。好きな姿だ。セイタカアワダチソウが良く似合う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
010_231027053 X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 10.ウラナミシジミ♀ -1
上池のバス通り側(テニスコート側)の斜面にセイタカアワダチソウが咲いていて、そこに秋のチョウが集まってきていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
011_231027054t X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 11.ウラナミシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いてくれた。♂との違いがよくわかる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
012_231027066t X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 12.コセンダングサのキタテハ秋型 -1
この個体は♀のように見える。キタテハ秋型の裏の模様のグラデーションは繊細だ。♀の方が色が濃いように思える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
013_231027078 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツマグロ G7X.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂
セイタカアワダチソウにはツマグロヒョウモンも来る。この花は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で、虫媒花である帰化植物だそうだ。よく似ているといわれるブタクサとは違う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
014_231027083 X900 〇保土ヶ谷公園 キタテハ G7X.jpg 14.コセンダングサのキタテハ秋型 -2
いずれも黄色い花だが、キタテハはセイタカアワダチソウとこのコセンダングサが好きなようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
015_231027088 X900 星川 トキワサンザシ G7X.jpg 15.トキワサンザン(常磐山査子)の実
星川へ戻る道筋で、見たことのない黄色い実をつけた木があった。似た仲間にタチバナモドキやカザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)があり、合わせてピラカンサと呼ばれるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250)
016_231027092 X900 峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 16.ヤマトシジミ♀
いつもの小さな公園に寄った。チョウの数は少ない。裏面が黄色味を帯びたヤマトシジミがいた。♀だろうと思う。この小さな公園のヒャクニチソウとセンイチコウもそろそろ終わるのか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO250)

2023年12月 5日

連日、近所の公園へ 2023年10月18・19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

時間があれば、ヒャクニチソウとセンニチコウが咲く近くの小さな公園へ行っている。また、家内が足を怪我して以来、杖を突いて歩いているのだが、ちょっと重いものになると持てないので、買い物を代行することがあるが、そんな時もこの公園に寄り道をしている。
 同じような写真が続き「またか」と思われるであろう。だが、クロマダラソテツシジミ以外は普通種ばかりであるものの、その時その時の姿があり、飽きない。秋はチョウの数が多いので楽しめる。今はヤマトシジミの翅表の個体差に興味がある。

000_231019063s X700 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg
ヤマトシジミの♂と♀ 2023年10月19日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231018002 X900 峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 1.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -1
まず、18日。ヒャクニチソウに羽化したてのようなきれいなアゲハの♂が来て、吸蜜をしていた。2014年に購入したNikon D5300に名玉と言われた TAMRON 90mm mzcro を付けて携行した。バックのボケ方もきれいだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
002_231018003 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 2.ヒャクニチソウのアゲハ♂ -2
アゲハは暖地では年に3~5回成虫が発生すると言われている。それにしてもきれいな個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
003_231018012 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
おそらくこれまでに見ている個体だと思う。だいぶ擦れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
004_231018018 X900 〇峰岡公園 イチモンジ D5300 TAMRON 90.jpg 4.イチモンジセセリ
このチョウも秋になると多くなる。敏捷に翔んできて、さっとヒャクニチソウの花に止まる。イチモンジセセリは小型のチョウだがセンニチコウでは吸蜜しない。また、ヤマトシジミや、クロマダラソテツシジミはヒャクニチソウでは吸蜜しない。なぜだろう?

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 
005_231018026 X900 〇峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮な個体だが、まだ、高温期に現れるという外縁部の黒い縁が目立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_231018052 X900 ◎峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2<br> この個体、よく頑張って生きていて、センイチコウに吸蜜に来ている。いつまで見られるか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_231018054 X900 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 7.アゲハ♀ -1
40分ほど前にヒャクニチソウに来ていたアゲハ(写真1,2)とは違う個体だ。♀である。これもきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_231019006 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -3
ここからは翌日午後2時ごろの小さな公園のチョウだ。この日もまだクロマダラソテツシジミは健在だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO140 )
009_231019026 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -4
このチョウの裏面が好きだ。橙色の小さな丸い紋が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO320 )
010_231019029 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -4
細く長い尾状突起もまだしっかり付いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO180 )
011_231019035 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -2
外縁部先端から見える水際の前翅の黒い模様が見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
012_231019044 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 12.ヤマトシジミ♂ -3
なかなか開翅してくれなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
013_231019046 X900 〇峰岡公園 Z50 105mc.jpg 13.ヤマトシジミ♀ -1
前翅後翅ともに青い鱗粉が現れた美しい♀だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
014_231019047 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 14.ヤマトシジミ♀ -2
翔び上がってセンニチコウから離脱した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
015_231019050 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♂ -4
後翅の黒い縁は細いが前翅のそれは太い。いろいろ個性的だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
016_231019054 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -5
この♂の外縁部の黒い縁は細い。だが、その内側に淡い黒が現れていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
017_231019057 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 17.ヤマトシジミ♂ -6
位置を変え、翅を開いたまま吸蜜を続ける。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
018_231019061 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 18.ヤマトシジミ♂ -7
写真15.と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO140 )
019_231019076 X900 ◎峰岡公園 Z50 105mc.jpg 19.ヤマトシジミ ♂と♀
写真14.の♀が吸蜜しているセンニチコウに写真15.の♂が飛来した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
020_231019077 X900 △峰岡公園 Z50 105mc.jpg 20.ヤマトシジミ 1♀ 2♂♂
そこへまた1頭、♂が割り込んできた。センニチコウの花畑は賑やかである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )

2023年11月23日

ヤマトシジミ、そして生き残るクロマダラソテツシジミ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

連日、近所の公園へ通う。まだまだヒャクニチソウとセンニチコウは元気である。ツマグロヒョウモンは元気に翔びまわり、ヤマトシジミがセンイチコウに止まって開翅して吸蜜する。
 クロマダラソテツシジミは♂が1頭いた。しかし、ここ数日見ているのと同じ個体のようだ。

000_231014056 X700◎峰岡公園 RX10M4.jpg
前翅の外縁部が黒いヤマトシジミ♂ 2023年10月14日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231014002 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
新鮮なヤマトシジミが増えている。♂の翅表外縁の黒斑は変化に富んでいる。ボケているが左の上に♀がいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO400 )
002_231014010 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♀ -1
高温期型の♀の翅表はまっ黒だが、この個体では、少し青い鱗粉が現れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
003_231014016 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ♂ -2
写真1.と同じ個体。センニチコウもまだ次々と花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
004_231014023 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ♀ -2
写真2.とは違う個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
005_231014027 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョプモン♂ -1
ツマグロヒョウモンはセンニチコウでは吸蜜しない。口吻の太さがセンニチコウの筒状花と合わないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )
006_231014029 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -3
♀が多く羽化してきているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO200 )
007_231014038 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
翅をとしていると、あまり魅力のあるチョウとは言えないが、開翅して翅表を見せてくれると、特に♂の淡い青の輝きは気品さえある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 )
008_231014042 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョプモン♂ -2
写5.と同じ個体。向きを変えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO160 )
009_231014049 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ♀ -4
この個体では、青い鱗粉がほとんど現れていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
010_231014052 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
この個体では外縁部の黒斑がひときわ幅広い。白いセンニチコウの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO200 )
011_231014062 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5
傷一つないきれいな過怠だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 219mm ISO250 )
012_231014075 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ♂ -1
だいぶ擦れてきているのだが、まだ、か細い尾状突起はしっかり付いている。昨日も見たのと同じ個体と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
013_231014143m X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 13.ウラナミシジミ♂ -1
ウラナミシジミも多くみられるようになった。このチョウも暖地性のチョウで、wikipediaを開いてみると「日本では北海道南部以南で広く見られ、日本以外でもアフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアまで広く分布する。もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない。」という記載があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
014_231014153 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♂ -2
本種はヤマトシジミに比べ、あまりながく翔んでいないで、すぐセンニチコウの花に止まって、すぐに開翅する。この日見たのはこの個体のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO250 )
015_231014160tm X900 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ♂ -3
そのクロ マダラ ソテツ シジミが珍しく翅を立てて止まり、裏面の模様を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
016_231014163t X900 〇峰岡公園 クマソ・ヤマト RX10M4.jpg 16.ヤマトシジミ♂ -6
上に止まっている♂の外縁部の黒斑は細い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO640 )
017_231014177 X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♂ -4
淡い青紫色の翅表だが、翅脈がはっきりしていて、よく目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
018_231014187m X900 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♂ -5
満腹したのだろうかセンニチコウの葉に止まる。wikipediaには「南アジアから東南アジアに分布し、日本では、1992年に沖縄本島で発見されて以降、分布を広げている」と書かれていた。今年は神奈川県では各地で観察されているようだ。意外なところで見つけることもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
019_231014106 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -3
全く傷のない、擦れていない、美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
020_231014113 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 20.ウラナミシジミ♂ -2
クロマダラソテツシジミと比べると、形は一回り大きく、敏捷に翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231014123 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 21.ウラナミシジミ♂ -3
前の写真と同じ個体である。全く擦れていないきれいな姿だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
022_231014205 X900 〇ソフィア横浜 ハナミズキ RX10M4.jpg 22.ハナミズキ 紅葉と実
小さな花壇のわきにハナミズキが1本あった。紅葉し、赤い実が成っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 )

2023年11月15日

Canon PowerShot G7X  2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

10月3日に2年ぶりにクロマダラソテツシジミを見つけてから、何も予定がない日は、カメラをもって家から徒歩5分の公園に出かけるのが日課になってきた。この日も暖かく、最高気温は24℃になった。
 2016年3月に購入した Canon PowerShot G7X は今までは、スナップ撮影や、レンズが明るいので室内での撮影に利用することが多かった。旅行の時は必ず携行している。いままでこのカメラでチョウを撮るときは広角で、被写体に接近して撮りたい時だけだったが、過日、このカメラで公園の花壇に来るチョウの撮影を試みてみた。近距離でフォーカスが合いやすいようにマクロに設定して、1mくらい離れた被写体を撮ってみた。望遠側にズームしていくと、デジタルズーム域に入るあたりでピントが合ってくれることを知った。これなら使えるかなと思い、その練習をしておこうとこの日はそのG7Xのみを携行した。

000_231012025 X700 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg
コンデジで撮ったアオスジアゲハ 2023年10月12日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231012005 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 1.アゲハ  -1
前日は午前中だったが、この日は昼食後に出かけてみた。羽化したてのような傷のないアゲハがヒャクニチソウに来ていた。シジミチョウなどの小さなチョウに比べ、アゲハは撮りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_231012008 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 2.ヤマトシジミ♂
新鮮な個体だったが、まだ外縁部に高温期型の黒い斑紋が出ている。ヤマトシジミの♂は、春型(低温期型)は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細い。 夏型(高温期型♂の は、輝くような光沢のある青色になり、縁の黒い部分は広くなる。 秋型(低温期型)の♂は、少し光沢のある空色の部分が広く、外縁部の黒い部分は細くなる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_231012010 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 3.アオスジアゲハ -1
この日、花壇に来たアオスジアゲハはきれいな個体だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_231012016 X900 〇峰岡公園 アゲハ G7X.jpg 4.アゲハ♂ -2
アゲハは4月上旬から10月下旬にかけて、年に3~5回発生する。このきれいな個体は今年最後の発生のものだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_231012017 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 5.アオスジアゲハ -3
これは胴の白い帯が尾端まであり、♀だと思うが。 

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_231012032 X900 〇峰岡公園 アオスジ  G7X.jpg 6.アオスジアゲハ -4
チョウに興味を持った子供のころ、クスノキの周りを青く輝く翅をキラキラさせて敏捷に翔ぶこのチョウは魅力的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_231012041 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 7.アゲハ♂ -3
この個体はしばらくこの花壇にいて、ヒャクニチソウの花から花へと移り、吸蜜をしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_231012048 X900 〇峰岡公園 アゲハ  G7X.jpg 8.アゲハ♂ -4
頭から尾状突起の先まで、傷一つない姿をシャープに撮れた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_231012054m X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 9.ツマグロヒョウモン♀
これもきれいな個体であった。4月から11月まで姿を見ることが出来るが、今が最盛期で、発生する個体数が多いようだ。他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類である。冬は幼虫や蛹で越冬する。また、本種は熱帯・温帯域に広く分布するいわば暖地性のチョウであり、他のヒョウモンチョウ類が温帯から寒帯にかけて分布するのとは対照的である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_231012055 X900 〇峰岡公園 ツマグロ G7X.jpg 10.ツマグロヒョウモン♂
私がこのチョウを初めてネットに入れたのは、高尾山から小仏峠への尾根道を歩いていて、正面から矢のように飛んできたのを無我夢中でネット一閃、ゲットした小学校6年生のころ(1950年代)と記憶している。wikipediaによれば、関東地方で見られるようになったのは1990年になってからと言われるが。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_231012059 X900 〇峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 11.ヤマトシジミ♀
後翅にかすかに青い鱗粉が見られる。ヤマトシジミの♀の翅表は晩秋の紅葉の頃から発生してくる個体からは、突然、青紫色の衣装を纏う。前翅は半分ぐらいが薄く青紫になるが、後翅はほぼ全体が青紫になる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_231012081 X900 〇峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 12.アゲハ♀ -1
♀が飛来した。だがこの個体はだいぶ傷んでいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_231012082t X900 峰岡公園 アゲハ♀ G7X.jpg 13.アゲハ♀ -2
同じ個体だが破損していたところをカットした。後で気が付いたが、右触覚も断ち切られていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_231012090t X900 〇峰岡公園 ツバメ♀ G7X.jpg 14.ツバメシジミ♀
には黒地に青い鱗粉が現れることがあるが、この♀はほぼ真っ黒であり、後翅尾状突起あたりの橙斑が明瞭に表れている。シックな装いだと感じた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年11月 3日

近所の公園で クロマダラソテツシジミ 2023年10月6日撮影 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

この公園の小さな花壇に咲くセンニチコウで、2020年と2021年にクロマダラソテツシミが見られた。2020年はまず、9月30日に、この公園から1kmほど離れた明神台公園で偶然見つけたのが始まりで、11月11日にはこの公園で見つけることが出来、その後、12月1日まで確認できた。
 2021年は、さらに多くの個体を見ることが出来た。9月10日にヤマトシジミに混ざって、センニチコウの花で吸蜜しているクロマダラソテツシジミに再会したのが始まりで、11月20日まで見ることが出来た。
 そして昨年は全く見ることが出来なかったが、今年、10月2日にセンニチコウで2年ぶりに再会した。インターネットで今年の神奈川県でのクロマダラソテツシジミの発生状況について調べてみると、川崎、横浜市東部などで撮影された写真が掲載されていた。再会した2023年10月2日には、♂も♀も撮影できたが、その後♀は見ていない。また今年は個体数が限られているようだ。観察を続けたい。

000_231006146 X700 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg
センニチコウの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ♂ 2023年10月6日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231006038 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 1.クロマダラソテツシジミ♂ -1
10時を過ぎるとこの小さな花壇に陽が当たり始める。咲いたばかりのセンイチコウで吸蜜する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_231006050 X900 ◎峰岡公園 鱗粉 Z50 Z105mc.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♂ -2
珍しくヒャクニチソウの花弁に静止する個体。前の写真と同じ個体のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_231006053 X900 〇峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.アゲハ♂ -1
アゲハも飛来した。アゲハはもっぱらヒャクニチソウを目当てにやってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_231006056 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 4.アゲハ♂ -2
狙い通りのヒャクニチソウに着花した。きれいな個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_231006069 X900 △峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 5.アゲハ2頭
ヒャクニチソウの花で吸蜜中の♀に、♂が近寄ってきた。♀も♂も大きく破損している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_231006084t X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 6.アゲハ♂ -3
トリミングして破損した尾状突起をカットした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_231006099 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 7.ウラナミシジミ♂ -1
ウラナミシジミも多くみられるようになった。これもきれいな個体である。陽が当たり前翅前縁のブルーが輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_231006103 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -3
小さな個体であった。このレンズの背景のボケは良い感じだ。被写界深度は浅いのでしっかりピントを合わせなくてはならない。 

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_231006111t2 X900 ◎峰岡公園 イチモンジ Z50 Z105mc.jpg 9.イチモンジセセリ
イチモンジセセリとチャバネセセリがいた。後翅の斑紋を確認しないと同定できない。長い口吻をヒャクニチソウの黄色い小さな筒状花に突っ込んで蜜を吸う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_231006114 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -1<>br> 暖かいところでは年5~6回発生するというヤマトシジミだが、新鮮な個体が多くなってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_231006117 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 11.ヤマトシジミ♀ -1
こちらは♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_231006130 X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 12.ウラナミシジミ♂ -2
7.を撮ってから7~8分経過している。きれいな翅表を見せてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_231006138tm X900 ◎峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 13.ウラナミシジミ♂ -3
前の写真と同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_231006005 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♂ -4
この日は♂しか撮影できなかった。ピケットに入れて持ってきていたCanon G7X で撮った。このカメラでの撮影にも慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_231006149 X900 ◎峰岡公園 ヤマト Z50 Z105mc.jpg 15.ヤマトシジミ♀ -2
後翅が見えないのではっきり分からないが、一面黒い高温期型の♀に比べ、青い鱗粉が現れた低温期型の♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_231006152 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 16.ウラナミシジミ♂ -4
晴れた日に、花に止まった本種はほとんどの場合、開翅する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_231006014 X900 〇峰岡公園 G7X.jpg 17.アオスジアゲハ -1
アオスジアゲハがヒャクニチソウにやってきた。残念ながら後翅肛角部が破損している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_231006167 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♂ -5
翅表と裏面が見られる姿勢である。裏面に魅力があると思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_231006178 X900 △峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 19.クロマダラソテツシジミ♂ -6
センイチコウに止まった本種は同じように開翅する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_231006189t X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 20.アオスジアゲハ -2
破損していた肛角部をトリミングしてカットした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_231006195 X900 〇峰岡公園 ウラナミ Z50 Z105mc.jpg 21.ウラナミシジミ♀
♀は♂に比べ前翅の黒っぽい部分が広く、後翅の尾状突起のところにある黒い斑紋が白く縁取りされたように目立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_231006217 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z105mc.jpg 22.クロマダラソテツシジミ♂ -7
横位置で開翅した前翅、後翅を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_231006221 X900 ◎峰岡公園 高橋邸 Z50 Z105mc.jpg 23.クロマダラソテツシジミ♂ -8
家に戻る途中、ソテツの鉢植えが置かれている、お宅のその玄関先で、クロマダラソテツシジミを見つけた。一昨年も撮影させていただいていた。とても小さな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_231006229t X900 〇峰岡公園 高橋邸 Z50 Z105mc.jpg 24.クロマダラソテツシジミ♂ -9
飛び立たれたが、遠くへは飛ばず、また止まった。一昨年はこのお宅にお住いの奥さまにお声がけして、撮影のお許しを得たが、この日はお目に掛れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年10月26日

Canon G7X リベンジでクロマダラソテツシジミ 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

タイトルの意味が分かり難いと思うが、前の日に、2016年に購入した Canon G7X でチョウを撮った。最低シャッタースピードを高速側に設定し、プログラムオートで撮ったつもりだったが、意識せずにダイアルが動いてしまっていて、シャッタースピード優先になってしまっていた。しかもそのシャッタースピードは1/50秒になっていて、手振れ、被写体ブレのある。
 この日は、そのリベンジをしようと、再び Canon G7X を携えて、峰岡公園へ出かけた。晴れていたので、高速側シャッターのプログラムオートで1/1000秒から1/1250秒でシャッターが切れるので結果的にはシャッタースピード優先オートで撮るのと同じであった。
 前日と同じように、マクロに設定して望遠域、さらにデジタルズーム域までズームを伸ばして撮っていったが、思ったより良い結果が得られたと思う。
 しばらくして、尾状突起のある小さなシジミチョウがセンニチコウの花に止まって吸蜜しているのを見つけた。ウラナミシジミとも違う。クロマダラソテツシジミだった。2年ぶりである。しばらく Canon G7X で撮ったあと、いったん自宅に戻り、NikonZ50にZ105mcを付けて出直すことにした。
 まず、Canon G7X で撮影した写真から見ていただきたい。なお、データでは焦点距離37mm(35㎜版100mm相当)となっているが、デジタルズーム域で撮影しているため、最大35㎜版400mm相当までになっている。撮影時にカメラのモニターで確認する以外に、実際に何mm相当で撮っているか知るすべがない。  

000_231003041 X700 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg
2年ぶり センニチコウに来たクロマダラソテツシジミ 2023年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_231003003 X900 峰岡公園 G7X.jpg 1.イチモンジセセリ
リベンジの手始めにヒャクニチソウに来たイチモンジセセリを撮る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_231003005 X900 ヤマト 峰岡公園 G7X.jpg 2.ヤマトシジミ -1
まだ前翅外縁の黒い縁が残る高温期型の♂のヤマトシジミだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_231003006 X900 クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 3.クロマダラソテツシジミ♂ -1
センニチコウで開翅して吸蜜しているブルーがいた。細い尾状突起がある。ツバメシジミに似ているが、後翅外縁部に沿って白い線条がある。裏面を確認するまでもなく、クロマダラソテツシジミと同定した。2年ぶりに現れた。昨年は1頭も見ていない。越冬はできないと思う。とするとどこから来たのだろうか? 他地域での発生はあるのだろうかとネットで調べてみたところ、今年9月に神奈川県東部で撮影された写真がアップされていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_231003013 X900 〇クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 4.クロマダラソテツシジミ♂ -2
とてもきれいな個体である。裏面からは雌雄の判定が難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_231003018 X900 ヤマト 峰岡公園 G7X.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -2
センニチコウには赤紫の花と白い花がある。どちらかというとチョウは赤紫色の花の方を好むようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_231003022 X900 ウラナミ 峰岡公園 G7X.jpg 6.ウラナミシジミ
ウラナミシジミも吸蜜に来た。このチョウも裏面からは雌雄の判定が難しい。ツマグロヒョウモン、アゲハ、アオスジアゲハはヒャクニチソウでもっぱら吸蜜をするが、シジミチョウたちはセンニチコウで吸蜜をする。ヒャクニチソウは高さが1mほどになるのに比べ、センニチコウは草丈は50cmくらいである。花の大きさも差がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_231003024 X900 〇チャバネ 峰岡公園 G7X.jpg 7.チャバネセリ
花から花へ飛び回るチャバネセセリやイチモンジセセリもセンニチコウには来ない。もっぱらヒャクニチソウで口吻を伸ばす。ヒャクニチソウの花弁に見える舌状花の内側にある黄色い小さな筒状花に、長いストローを突っ込んでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_231003025 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 背後から
G7Xのデジタルズーム領域の撮影になったが、ピントはまあまあだ。さすがに画像は粗い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_231003034 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -3
撮影したのは同じ個体である。翅表のブルーがきれいな♂だ。クロマダラソテツシジミは必ずといってよいほど、止まったときは開翅する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
010_231003037 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -4
クロマダラソテツシジミが好むセンニチコウは、観賞する花の様に見えるところは赤紫や白の苞葉である。花茎の先に2cm程の丸い頭花がある。その中に白く見える小さな花がある。沢山の毛のある5枚の花被片は2枚の苞葉に包まれた1mmほどの筒状花である。雄しべは5本、花糸が融合して筒状になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_231003041 X900 ◎クマソ 峰岡公園 G7X.jpg 11.クロマダラソテツシジミ♂ -5
尾状突起はとても細いがしっかりと付いている。口吻を1mmほどの白い花に突っ込んでいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_231003049 X900 ◎ヤマト夏♂ ヨウシュハッカ 峰岡公園 G7X.jpg 12.ヤマトシジミ -3
まだ、前翅外縁部に黒い帯がある高温期型♂である。もちろんデジタルズーム域での撮影だが、うまく撮れたと思う。ヨウシュハッカ(洋種薄荷)の花に来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_231003057t X900 ハナトラノオ 峰岡公園 G7X.jpg 13.ハナトラノオ(花虎の尾)
先日帷子川の散策路を歩いていた際にも撮影した。北米東部原産のシソ科の植物である。園芸植物として日本でよくみられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_231003061 X900 ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 14.ヤマトシジミ -4
目いっぱいデジタルズームを伸ばし、400mm相当で撮ったと思う。ボケもきれいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_231003064 X900 ◎ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 15.ヤマトシジミ -5
♀である。低温期型の♀の翅表には青い鱗粉が現れるが、この個体はまだ高温期型とみられる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_231003065t X900 ◎クマソ ヤマト センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 16.クロマダラソテツシミとヤマトシジミ
ピントが外れているが、左がクロマダラソテツシジミの♂、右側がヤマトシジミ♀である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_231003074m X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♀
そこへ、クロマダラソテツシジミの♀が飛来した。センニチコウには止まらず、花弁に見えるヒャクニチソウの舌状花の縁に止まって開翅した。新鮮な♀だった。何とかうまく撮れたと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_231003086t X900 ◎クマソ センニチコウ 峰岡公園 G7X.jpg 18.クロマダラシジミ♂
縦位置にトリミングした。シャープに撮れたと思う。センニチコウの花頭と見比べると大きさが解る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
019_231003092 X900 ◎ツマグロ センジュギク 峰岡公園 G7X.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンは最盛期である。元気に飛び回ってはヒャクニチソウや、このセンジュギク(千寿菊)の花に来る。さて、G7Xでのリベンジもさることながら、クロマダラソテツシジミをNIKKOR 105mc で撮りたいと思い自宅に一旦もどり、出直してくることにした。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし