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2018年5月13日

小石川植物園 春の花々 4月10日

今年もツマキチョウ狙いで小石川植物園へ行く。雲一つない素晴らしい天気だ。ソメイヨシノはもう終わてしまったが、ここではサトザクラなどが、まだまだ、見られると思う。
 今年は桜の開花も例年より早く、ギフチョウも早く飛び出した。ツマキチョウはどうだろう。ここ3?4年、毎年4月15日前後にいっている。一番写真が撮れたのは、2015年で、菜の花に吸蜜に来るツマキチョウが多かった。ところが昨年などは、個体数は多いのだが、吸蜜に来ることが少なく、写真を撮らせてくれない。私には敏捷なツマキチョウチョウの飛翔写真は無理だ。そんなこともあって、今年は少し早めの時期に行くことにしたのだが・・・。
 今年も個体数は多かった。しかし午前中、特に♂は全く、花に来てくれない。工事が行われていて、菜の花畑は刈り込まれていた。ショカツサイや、セリバビエンソウの花にも来ない。最後にタンポポに来た♀を撮っただけだった。気温が上がって活動する時間を狙って、11時ごろに行ったのだが、来年は朝早く、あまり気温が上がらないうちに行ってみようか。
ハンカチノキなど、いろいろな春の花を見ながら、新しく買い求めた SONY RX10 ? での撮影を楽しんだ。チョウを撮るには、少々工夫がいるようだ。

クリックすると大きくなります。 1.アゲハ -1
生まれたばかりのアゲハチョウが元気に飛び回り、タンポポに止まる。余裕なく、上から押さえつけての写真になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.アゲハ -2
前の写真と同じ個体。少し姿勢を低くして撮った。まだ、モニターでローアングルからうまく撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.モンシロチョウ
最近はモンシロチョウが少なくなり、郊外ではスジグロシロチョウのほうを多く見るが、ここはモンシロチョウが多い。飛んでいるときは、ツマキチョウと紛らわしいが、ツマキチョウの独特な飛び方とは区別でき、飛びかたで同定できる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 84mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.サトザクラ オソミヤコ 晩都
サトザクラの品種で「晩都」という札が掛かっていた。ソメイヨシノから遅れて開花することから命名されたのか。 サトザクラのサトは、山桜に対しての里であり、花の美しさの際立つ品種が多い。品種の数は200?300と言われ、花弁数や花色など様々なものがある。野生種に比べ、人工的な印象を与えるので、自然地よりも建物まわりなどに植えた方が景観に調和するという。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.日本庭園のフジ
もう、フジの花が咲いていた。後ろに見えるレンガ造りの建物は、旧東京医学館本館で、いまは総合研究博物館小石川分館になっている。東京大学現存最古の学校建築で、赤門とともに国の重要文化財に指定されている。1876年(明治9年)に東京医学校本郷キャンパス(現在の本郷キャンパスの前身)の中心建築として創建された。 1965年に本郷で解体、69年に小石川へ移築再建され、「標本館」と名づけられた。2001年(平成13年)11月に総合研究博物館小石川分館(学校建築デジタルミュージアム)として一般公開され、現在に至っている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 58mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 6.ベニバナハナミズキ
この季節には、街路樹として植えられたハナミズキが、多くは白い花を咲かせている。このベニバナハナミズキは青空に透き通ってとてもきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.ハンカチノキ
小石川植物園の銘木の一つであるハンカチノキだ。もう、薄黄色の大きな花を咲かせている。今年の開花は早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 8.ハンカチノキの花
真ん中の花を包むように白いハンカチのような葉状部分が目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 9.アメリカアサガラ
見たとき、エゴノキの花に似ているなと思った。アメリカアサガラ エゴノキ科 という札が掛けられていた。木の質が脆く麻殻のように折れやすいことから和名が付けられた。北アメリカの東部に分布し、日本には明治時代の中期に渡来したという。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.サトザクラ イチヨウ 一葉 -1
薬園保存園の近くに来ると、 ソメイヨシノはもう花を落としているが、まだまだ桜が咲いていた。イチヨウはサトザクラ群の桜で日本原産の園芸品種のヤエザクラ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 11. サトザクラ イチヨウ 一葉 -2
芝生の上では、お弁当を広げている、小さな子ど連れのグループが何組かおられた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 12.サトザクラ フゲンゾウ 普賢像
フゲンゾウも、サトザクラ群の桜で日本原産の園芸品種のヤエザクラ だ。大輪の花を咲かす。雌しべが普賢菩薩の乗る普賢象の鼻に似ている事からこの名前がつけられたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 13.ヤマフジ ムラサキカピタン 紫花美短  -1
  紫花美短という札が掛けられていた。 一般名称としての藤には、つるが右巻き(上から見て時計回り)と左巻きの二種類がある。 牧野富太郎の命名によれば、右巻きの藤の標準和名は「フジ」または「ノダフジ」、左巻きの藤の標準和名は「ヤマフジ」または「ノフジ」である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 14. ヤマフジ ムラサキカピタン 紫花美短  -2
マメ科の花の多くは、「蝶形花」と呼ばれる。共通点があり、花びらは5枚で、上に飛び抜けて大きくよく目立つ1枚(旗弁)があり、二枚貝の貝殻のように組み合わさった2枚(竜骨弁)または(舟弁)を残りの2枚(翼弁)がはさんでいる。旗弁の付け根には、黄色い蜜標がある。 (福原達人さんのホームページを参照)

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 15.ツマグロヒョウモン♀
毎年ツマグロヒョウモンを見るのはゴールデンウィークが近くなってからだが、今年はやはり発生時期が早いと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 16.ツマグロヒョウモン♂
こちらは♂。元気に飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 190mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 17.キアゲハ
この時期に見るキアゲハは、とても見栄えがして美しい。それにしてもどの蝶もみんな地面に止まるので、撮りにくく、良い構図が作れない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 18.小さなアゲハチョウ
とても小さなアゲハチョウが飛んできた。ギフチョウより小さいかもしれない。タンポポの花の大きさと比べてみてもその小ささが判る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマキチョウ♀
ツマキチョウの♂は、たくさん飛んではいるのだが、花に来てくれなかった。やっとタンポポのに来た♀を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.モチツツジ 黐躑躅
なんとい難しい漢字だろうか。wikipediaによれば、モチツツジは花の萼や柄、葉(両面)、若枝、子房、果実に腺毛が多く見られ、そこから分泌される液滴によって粘着性を持つ。野外ではここに多くの昆虫が粘着してとらえられているのが観察される。この腺毛は花にやってくる花粉媒介に与る以外の昆虫を捕殺して、花を昆虫に食害されるのをふせぐために発達したものらしく、実験的に粘毛を剃ると、花は手ひどく食害される。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21. ヤマフジ シロカピタン 白花美短 -1 
ヤマフジの白花品種である。フジは紫色の花と思っていたが、そういえば、この時期になるとTVで足利フラワーパークの白藤が紹介される。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 29mm ISO125 ) 露出補正 なし


2018年3月22日

蝶 自選年間ベスト10 (?15) 2017年

十分なチョウの撮影ができない1年だったが、そんな中でも、春には久しぶりにアオバセセリに会うことができた。また、一度は撮っておかなければいけないと思っていたホソオチョウも撮ることができた。
 昨年と同じく、クジャクチョウやキベリタテハといった高原のタテハチョウたちは極めて少なかった。インターネットでチョウ愛好家の方々のブログを閲覧しても、これらのチョウの不作が伝えられた。7月に、オオムラサキセンターへ行った帰りに、勝沼から日川渓谷沿いに、大菩薩嶺の山麓を走る林道に入ってみた。この時に新鮮ななフタスジチョウを撮れたことは収穫だった。 9月5日にも、今度はキベリタテハを狙って同じ所へ行ってみたが、 チョウ愛好家がよく利用するペンションのかたに伺ってみても、キベリタテハはわずかしか見られないとのことだ。アサギマダラとくたびれたミドリヒョウモンの♀がマルバダケブキの花に来ているくらいで、めぼしいチョウは何もいない。
  7月の20日ごろ、友人御夫婦とドライブ旅行で、鹿沢、湯ノ丸、池之平へ行ったが、そこでは少し最盛期を過ぎていたものの、ミヤマモンキチョウも撮影できた。また、アイノミドリシジミの乱舞に遭遇したことも収穫だった。

クリックすると大きくなります。 1.トラフシジミ 春型 2017年4月4日 神奈川県相模原市
この年もギフチョウを撮りにいつものところへ出かけたが、ギフチョウは発生が遅れているようで、個体数が少なくて、よい写真は撮れなかった。これは梅の花に来たトラフシジミ。春型は裏面の白帯が鮮やかである。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.ホソオチョウ ♀ 2017年4月28日 埼玉県嵐山??
韓国からの人為的な移入種だが、一度は撮ってみたいと思っていた。♂も飛んでいたが痛んでいる個体が多い。弱々しく飛んでは止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.アオバセセリ 2017年5月2日 八王子市郊外??
連休の合間にアオバセセリを撮りに行った。ここでアオバセセリに会えたのは5年ぶりだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO220) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.クロアゲハ 2017年5月8日 八王子城跡????
羽化したばかりと思われるクロアゲハの♀が、ミツバウツギの花に絡んでいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(f6.3 1/250秒 300mm ISO1400)露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.ミヤマカラスアゲハ 2017年5月11日 南足柄夕日の滝付近????
南足柄の夕日の滝の駐車場で、ここでは久しぶりにミヤマカラスアゲハにあった。しかし、大きく破損していて、そのまま画にするのは可哀そうだ。トリミングして破損しているところを切り取った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
180322_006.jpg 6.ウスバシロチョウ 2017年5月22日 八王子城跡
この年は南足柄では、その個体数が少なく、ウスバシロチョウを撮ることができなかった。八王子城跡でシーズン最後にリベンジだ。300mmの望遠端開放で近づいて撮ったが、何とかシャープに撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.ウラゴマダラシジミ 2017年6月5日 舞岡公園??
舞岡公園を歩いていて、目の前の池の端で咲くウツギの花でウラゴマダラシジミが吸蜜しているのを見つけた。夢中で吸蜜していて近づいても動かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro??
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.フタスジチョウ 2017年7月8日 日川林道??
オオムラサキセンターへ行った帰りに、キベリタテハが多いという大菩薩嶺山麓の日川峠へ、偵察に行ってみた。キベリタテハ発生には時期的にまだまだ早いので会えないのは当然である。ここ数年、キベリタテハなどタテハが少なかったが、2017年は回復しつつあるという情報もある。途中の日川林道でフタスジチョウのきれいな個体を撮影できた。9月5日にも今度はキベリタテハ狙いで同じ所へ行ったが、収穫はなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO360) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月20日 長野県東御市????
ミヤマモンキチョウが確実に撮影できるところはわかったのだが、ただでさえ、敏捷に飛び回るのに、そこはなかなか撮影しにくい場所だ。♂は擦れてきていたが、♀は新鮮な個体が多かった。トリミングしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館植物園??????
久しぶりのヨーロッパ旅行で、パリに寄ったとき、マダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大なミイロタテハの標本を見ようと国立自然史博物館へ行った。残念ながら、ミイロタテハの標本の展示はなかったが、博物館の前に広がる植物園が楽しませてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO280) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補1).アイノミドリシジミ  2017年7月21日  群馬県鹿沢高原????????
群馬県側から湯の丸高原の地蔵峠へ行く途中に鹿沢園地というところがあった。車を止めて歩いてみると、緑色の金属光沢に輝くゼフィルスの乱舞に出会った。アイノミドリシジミのようだ。トリミングしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/160秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補2). パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館????????植物園
日本のモンシロチョウに比べて、前翅先端が鋭角にとがっている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/2000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補3).ツマグロヒョウモン♂ 2017年10月8日 舞岡公園??
今年は舞岡公園で、ツマグロヒョウモンが少ないと思っていたが、秋になると多く見られるようになった。普通種ではあるが見栄えのするチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro??
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?14) 2016年

振り返ってみて、2016年は今までに経験したことのないほど蝶が少ない年だった。4月までは平年通りで、ギフチョウをはじめとして、発生すべき時期に発生していたが、5月、裏高尾のアオバセセリは1頭も見ることができなかった。ミツバウツギの白い花が、いつもの時期に咲いていない。早く咲いてしまったのだろうか。箱根湿生花園のミドリシジミも例年の適期に行ったのに全く見られなかった。
 信州の蝶も少なかった。この年も3回ほど信州へ行ったが、特に信州を代表するクジャクチョウや、キベリタテハが見られない。地元の愛好家の方も、ヒョウモンチョウの類も少ないと言って嘆いておられた。
 私がフィールドにしている横浜市戸塚区の舞岡公園でも5月、6月のゼフィルスをはじめとして、概して蝶が少なかった。
 考えられる原因として、今年は幼虫の時期に気温が高かったので、幼虫の生育に支障があったのかもしれないということを何かで読んだ。

クリックすると大きくなります。 1.キタテハ斑紋異常 2016年3月5日 舞岡公園
3月初めの暖かい日に近くの保土ヶ谷公園にP610を携えて出かけた。キタテハの 越冬した秋型が数頭飛んでいた。約3週間前にも暖かい日があり、保土ヶ谷公園に行ったが、その時にキタテハの異常型(斑紋異常)を見ていた。もしかして、そのキタテハ異常型に再会できないかと、飛んでくるキタテハを目を凝らして追っていたところ、その願いがかなった。後翅黒斑がつながっている。3週間前のと同じ個体と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/800秒 72mm ISO100? )? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ギフチョウ 2016年4月6日 神奈川県相模原市
この時期、ここには多くの愛好家が集まる。その人たちと、離れたところで咲いていたミツバツツジにギフチョウが来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
180318_003.jpg 3.ツマキチョウ♀ 2016年4月15日 小石川植物園
アブラナ科のショカツサイはツマキチョウの食草の一つである。小石川植物園には多くのツマキチョウが飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.ツマキチョウ飛翔 2016年4月15日 小石川植物園
小石川植物園では、セリバヒエンソウが紫色の花を咲かせていた。その花にツマキチョウの♂が口吻を伸ばしながらアプローチする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.スミナガシ 2016年5月13日 裏高尾
この日の本命はアオバセセリだったが、ミツバウツギの花も咲いていなく、本命は現れなかった。この新鮮なスミナガシに会えたのが収穫だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.ウスバシロチョウ 2016年5月13日 八王子城跡
この年、例年のようには南足柄でウスバシロチョウを撮ることができなかった。これは八王子城跡で。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.オオミドリシジミ 2016年6月10日 八王子市郊外
ある方から八王子市郊外のオオミドリシジミのポイントを教えていただいたので行ってみた。現地に到着したのは8時ごろだったが、オオミドリシジミ♂が乱舞していて、時々若葉に静止して翅を開き、青味かかった緑色を輝かせる。マクロで撮れる距離には来てくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.羽化したばかりのベニヒカゲ 2016年7月24日 湯ノ丸高峰林道
湯ノ丸高原の地蔵峠から高峰高原の車坂峠へ抜ける林道で、冬はスキー場になるところがあるが、そこに羽化したてのベニヒカゲがいた。撮影日は7月24日。ずいぶん早い出現である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウラギンシジミの交尾 2016年9月28日 舞岡公園
横浜市戸塚区の舞岡公園では、秋になるとウラギンシジミが多くなり、しばしば交尾シーンにも遭遇する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン 2016年11月5日 明神台公園
近所にある明神台公園に咲くキバナコスモには、秋の深まりとともにツマグロヒョウモンが吸蜜に集まる。飽きるといったんキバナコスモスから離れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ハクサンフウロに来たミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月24日 長野県東御市
ようやく探した高山蝶ミヤマモンキチョウのポイントで撮影。一帯には食草のクロマメノキの群落がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.初々しいモンキチョウ♀ 2016年8月3日 舞岡公園
モンキチョウは草原を活発に飛び回るので、擦れた個体が多くなる。こんなに初々しい個体を見るのは珍しい。おそらく羽化したばかりなのだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラナミシジミ 2016年9月28日 舞岡公園
秋に多くなるウラナミシジミは食草でもあるハギの花に誘われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒメアカタテハ 2016年10月20日 舞岡公園
このチョウも秋になると多くあらわれる。成虫でも越冬するようだが、春にはほとんど見かけない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2017年10月23日

ツマグロヒョウモンは今秋も元気 10月8日

やっと晴れて、気温も上がってきた。舞岡公園へ行こうかと思ったが、今日は日曜日なので敬遠する。
 キバナコスモスに集まるツマグロヒョウモンでも撮りに行こうと保土ヶ谷公園に出かけた。バス停を降りたところにキバナコスモスの植え込みがあるが、そこにはチョウの影はない。公園の南側、バス通りの下にある下池の方へ下りていく途中で、数本のセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせていたが、そこに夢中で吸蜜するツマグロヒョウモンの♂がいた。きれいな個体なので、時間をかけて20?30カット撮影した。
 せせらぎが造られている下池、上池の周囲は、最近、ずいぶんと整備がなされ、ナガサキアゲハでも来ていないかと楽しみにしていた白いブッドレアの花は剪定され、花は咲いていなかった。

保土ヶ谷公園地図.jpg
?神奈川県立保土ヶ谷公園管理組合ホームページより

 次に、秋にはキバナコスモスがたくさん咲いている明神台公園へ行ってみる。ここは児童公園なのだが、日曜日なのに子供連れの姿は少ない。少し遅いかなと思ったが、キバナコスモスは咲いていて、ツマグロヒョウモンが舞っていた。

クリックすると大きくなります。 1.ツマグロヒョウモン♂ -1
星川駅前からバスに乗って、明神台で降りる。帰りは歩くのだが、往きは上りで少々辛いのでバスを利用する。バス停から、保土ヶ谷公園の下池の方へ下りていく途中に、数は多くないが、セイタカアワダチソウが咲いていた。とても小さなツマグロヒョウモンの♂が吸蜜をしていた。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツマグロヒョウモン♂ -2
落ち着いて吸蜜しているので、いろいろな姿を撮ってみよう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♂ -3
他にモデルになってくれるような蝶もいない。今度は翅を開いて見せてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン♂ -4
頭を下にして蜜をさぐる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン♂ -5
こんどは裏面を見せてくれた。前翅裏面の赤味がかった色がこのチョウの特徴と思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマグロヒョウモン♂ -6
こんどは横向きに展開。ここまでおよそ10分間、吸蜜を続け、楽しませてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ツマグロヒョウモン♂ -7
このチョウは一旦セイタカアワダチソウから離れ、近くの木の上に静止した。P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/400秒 116mmISO100? )? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマグロヒョウモン♀
そこへ♀が飛んできた。セタカアワダチソウで吸蜜を始めるが、さっきの♂がすぐに追いかける。2匹はどこかへ飛んで行ってしまい、戻っては来なかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 90mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.下池から桜丘高校側(西側)の眺め
この辺りは11月下旬には紅葉がきれいだ。この時期はカエデの類はまだ色づいていないが、1本だけ葉が黄色くなっている木があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/640秒 12mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.カツラの黄葉
その木は何の木だろうかと後で調べてみた。葉の形を見ると、どうやらカツラのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツバメシジミ♀
下草の上を飛んでいるツバメシジミがいた。尾状突起は無くなっているようだが、きれいな♀だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジセセリ -1
イチモンジセセリが飛んできて、目の前で止まった。だいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.チャバネセセリ
これはチャバネセセリ。イチモンジセセリに比べ個体数は多くない。イチモンジセセリとは良く見ないと区別をつけ難い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.イチモンジセセリ -2
明神台公園に着いた。花壇にはイチモンジセセリが多い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ♀ -1
秋になるとウラナミシジミが現れる。年4回くらい発生するるようだが、9月を過ぎるころから個体数が多くなる。南方系のチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミはキバナコスモスにも来る。この個体はすごく小さい。左側の翅が伸び切らなかった羽化不全のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ツマグロヒョウモン♂ -7
明神台公園に咲くキバナコスモスには、数頭のツマグロヒョウモンが飛んでいた。しかし、♂ばかりだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ツマグロヒョウモン♂ -8
下から撮れるところに止まってくれた。ツマグロヒョプモンの裏面は好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマグロヒョウモン♂ -9
この日(10月10日)はツマグロヒョウモンは元気で、数も多かった。しかし、翌週になるとすっかり気温が下がってしまった。10月の中ごろとしては46年ぶりの寒さなどと報じられている。ツマグロヒョウモンが元気に翔ぶのもこれが最後だったかも知れない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ベニシジミ
ベニシジミがまだ飛んでいた。このチョウも春早くから11月ごろまで見られる。たくさんいるので大事にしないが、ユニークな柄をした、なかなかきれいなチョウである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.アオスジアゲハ
元気にキバナコスモスの花を、次から次へと飛び回っていたが、さすがに大分擦れてきている。そろそろ、チョウの季節も終わりになる。それにしても今年の天候不順は、チョウたちにも厳しい年になったのではないだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.モンキアゲハ♀
保土ヶ谷公園から星川へ下りてきた。保土ヶ谷区役所の花壇にモンキアゲハを見つけた。しかし、後翅は傷み、片方の尾状突起はない。トリミングして、傷を隠してやろう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 )露出補正 -0.3段


2017年5月 8日

ギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ 4月25日

昨年は何かと所用があり、この時期に多摩川の河川敷を歩くことができなかった。一昨年は4月28日に、今日歩いたのとほとんど同じコースを歩いて、ギンイチモンジセセリを多く見ることができたが、その時は♀の新鮮な個体が多く、♂はすでに、少し擦れているのが多かった。それに比べ、今年は♂が多く、♀はまだ羽化したばかりと見える1頭だけしか撮っていない。
 一方、ミヤマチャバネセセリは一昨年に比べて極めて数が少なかった。今回、目撃したのはわずか2頭で、撮影できたのは1頭のみだった。
 ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリ、そして、ベニシジミやヤマトシジミなどは、いずれも翅を開いても2cmそこそこの小さなチョウで、しかも、地面近くに咲く小さな花や食草を求めて飛ぶので、撮影するのに骨が折れる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.カタバミの花に来たギンイチモンジセセリ
聖蹟桜ヶ丘駅を降りて、多摩川へと歩く。河川敷にある公園を歩き、小さな花を撮っていると、偶然そこにギンイチモンジセセリが来て吸蜜を始めた。多摩川の右岸では、初めて見るギンイチモンジセセリだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.次はオオイヌノフグリへ
そのギンイチモンジセセリは、こんどはすぐ近くに咲くオオイヌノフグリへ移った。小さな躰に比べると大きな目だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ
多摩川にかかる長い橋を渡って、多摩川左岸に出て、河川敷に下りる。ギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの食草であるススキの原を探る。目にも止まらぬ速さで飛んできたミヤマチャバネセセリが目の前の枯れたヨシの葉に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ♂
翅表のブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;
5.ギンイチモンジセセリ -1
12時を過ぎてギンイチモンジセセリが多くみられるようになった。落ち着いて吸水している。地面に両肘をつくようにして撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ -2
こんどはP610に持ち替えて、接近して、その広角端でとる。この蝶は年に2?3回成虫が現れるが、夏型が発生する季節は草いきれで、熱中症になってしまいそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ -3
この個体は翅を半分開いて、黒褐色のビロードのような表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ギンイチモンジセセリ -4
前の写真と同じ個体。反対側に回り込んで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ -4
これも前の写真と同じ個体。もう一歩前進して撮る。擦れのないきれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ギンイチモンジセセリ -5
これまで現れるのはすべて♂だったが、この個体は腹が太く、♀のようだ。ピントを外してしまったのが残念。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ギンイチモンジセセリ -6
これも♂のようだ。♂が多いということは、まだ、発生初期なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
170506_012.jpg
12.ツマグロヒョウモン -1
ツマグロヒョウモンがもう発生していた。一昨年4月28日に来た時も、同じところでツマグロヒョウモンが飛んでいたように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。テリトリーを張っているのか、飛び立っては、また戻ってきて、近くに止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1200秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ
河川敷全域にヒメウラナミジャノメは多かった。P610を使う時は、広角端か、望遠端が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ベニシジミ
ベニシジミも多かった。河川敷を歩いていると、パッと飛び立つ。はじめは何だろうかと、止まるのを待って確認していたが、慣れてくると、飛び立った段階で、ベニシジミだと判るようになった。地面に止まった時は、こういう撮り方しかない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.一ノ宮公園あたり
この日の多摩川河川敷は陽春という言葉がぴったりだった。歩きながら撮った写真を載せる。向こうに見えるのは野猿街道の橋だ。手前に広がるのは一ノ宮公園だ。この日もここからスタートした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/1600秒 11mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.多摩川右岸
釣り竿が何本も川に投げられていた。しかし、釣り人の姿は見えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ススキの原
河川敷にはススキがたくさんあるが、今は枯れている。このススキの原がギンイチモンジセセリや、ミヤマチャバネセセリの住み家なのだ。顔をのぞかせたススキの新芽に、新しい生命が産み付けられる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 9mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.河川敷の菜の花
枯れたススキの向こうには、菜の花がきれいに咲いている。先日、TVで河川敷や堤防に咲く菜の花が問題になっていると報じていた。河川敷に生える菜の花のほとんどは、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナのようだ。そして河川敷に菜の花が生えだしたのは、そんなに昔ではなく、1960?70年代ごろからとのこと。日本では、江戸時代からナタネ栽培は一大農業作物だったのである。ただ明治になると、在来種のアブラナより油の採れるセイヨウアブラナが取って代わった。昭和に入る頃には、ほとんど西洋種に置き換わったようだ。 そして、戦後になると、わざわざ栽培して種子を採取し、そこから油を絞ることはほとんどなくなったという。最初から種子を輸入した方が安くて簡単だからである。ところが栽培されなくなった時期から、各地の河川敷や堤防に菜の花畑が登場してきた。かつて栽培されていた菜の花が放棄される過程で種子が河川に流れ出して流域に拡散したと想像される。自然界で繁茂している菜の花はほとんどが外来種であるとのこと。加えて雑種化が進んでいるそうだ。 セイヨウアブラナは遺伝子組み換え種子の可能性が高いとのこと。カナダなとでは普通に使われている。菜の花が生える富栄養化した土にはミミズなどが増え、それがモグラやノネズミを増やす。そうすると堤防が弱くなるという問題が指摘されている。(森林ジャーナリスト田中敦夫氏の記述に基づいた)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/500秒 44mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.魚を獲るサギ
橋の上から、白いサギが川の流れにくちばしを突っ込んで、何か捕獲したようだ。肉眼では見えないが、後で画像を見てみると、魚だった。くちばしが黒いのでコサギのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ゆうゆうと飛ぶ白いサギ
白いサギは見える範囲に3頭いた。1頭が飛び立つと他も飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/500秒 90mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.中州
ところどころ、中州になっているところがあるが、その中洲にも菜の花が広がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.2 1/400秒 30mm ISO100? )露出補正 -0.3段


2016年11月23日

保土ヶ谷公園 散策 11月5日

暖かい陽光が降り注ぐ土曜日だった。紅葉は始まっているのだろうかとバスに乗って保土ヶ谷公園へ行ってみた。ツマグロヒョウモンやアゲハが来ていたバス停の傍のキバナコスモスはすっかり刈られてしまっていた。来年は咲くのだろうかとちょっと心配になる。
 そのまま、上池、下池があるゾーンへ下りていく。辻広場というところがあって、そこに植えられているカエデなどの木々は、毎年、美しく紅葉するのだが、今年はまだ少し早かった。
 上池のカルガモ夫婦を見ながら、木で造られた階段を上がって、上のバス通りに出た。昼飯時になったので、「神奈川アートホール」で食事にした。この日は空気も乾燥していて、温かく気持ちが良い。こんな日は、歩いた後のビールがたまらなく旨い。
 帰りに明神台公園に寄った。花壇には、ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリがいたが、ウラナミシジミは見られなかった。ここのキバナコスモスはまだ咲いていたが、蝶の姿はない。キバナコスモスも蜜がなくなったのだろうか。

1.富士山冠雪
自宅の玄関を出たら、外廊下の先に見える富士山の頂が少し白くなっていた。10月26日に初冠雪があったと報じられている。自宅から富士山までの郷里は80kmほどだと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/500秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ピラカンサス
和名は、オレンジ色の実は橘擬(タチバナモドキ)また、このような赤い実は常盤山?子(トキワサンザシ)というそうだ。赤い実は毒性を持つ上に、苦いという。鳥たちは一気に食べることをせず少ずつしか食べないので、実は少しずつあちこちにばらまかれることになる。結果としてはピラカンサスの繁殖に有利となるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタキチョウ
気温が低くなってもキタキチョウは元気だ。キタキチョウは晩秋に羽化した成虫が越冬する。この蝶もこれから長い冬を過ごすのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.黄葉
これから11月の終わりごろになるとハナノキなどカエデの紅葉が美しくなる辻広場で、この木の葉だけが黄色く色づいていた。マンサクかなと思ったけれど、どうやらトサミズキのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.カルガモの夫婦
カルガモの雌雄を見分けるのは難しいという。こうして仲良くいるのだから夫婦だろう。春には雛が見られるのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.カルガモ -1
アップで撮った。少し手振れしてしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO200? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.カルガモ -2
首を後ろに曲げて、羽毛の中にくちばしを入れるこの姿は、ほかの水鳥でも見られるポーズだ。鳥のくちばしには血液が流れているので、体温を奪われない方法の一つとして、背眠といってくちばしを羽に隠して寝ることがあるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO250? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ムクドリ
離れていたので、何かわからくて撮影したが、ムクドリだった。??ムクドリはもともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされてい?て、?????????ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられた?????????ほどだったそうだ。ところが生息環境の破壊により都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題?になっている???????????????????。日本国内では1994年からは狩猟鳥に指定され?たとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 197mm ISO280? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ヒメウラナミジャノメ
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花にヒメウラナミジャノメが来ていた。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ベニシジミ
ベニシジミは幼虫で越冬する。擦れていない比較的きれいな個体だが、今頃こんなところで飛んでいていいのだろうか。秋に羽化するベニシジミは春に羽化するベニシジミ同様、翅の色は鮮やかだ。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ秋型
明神台公園の花壇の花にキタテハの秋型が吸蜜に来ていた。夏型に比べ裏面の暗褐色が渋い。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ツマグロヒョウモン♀
秋の一番遅い時期まで飛んでいる蝶は何だろうか?成虫で越冬するキタキチョウ、キタテハ、ウラギンシジミなどは冬でも暖かい日には飛び出してくる。このツマグロヒョウモンは、多くのヒョウモンチョウの仲間が年1回発生なのに、春は4月ごろから年4?5回発生する。晩秋まで多く見られるが、越冬は幼虫あるいは蛹でする。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ツマグロヒョウモン♂
この日のように暖かい日は、地面に止まって日向ぼっこをする。私が子供のころ、この蝶を高尾山の尾根道でネットに入れたのは1950年代だった。珍しい蝶を捕って、得意になったのを覚えている。一般的には、1980年ごろまでは近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになったようだ。現在は関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

???? Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年11月14日

暖かい秋の日 舞岡公園 10月20日

前日に続き、この日も天気が良い。気温も上がるという。しかし、そろそろ蝶のシーズンも終わりに近づいてきた。
 舞岡公園にもコセンダングサが咲いているところがある。そのコセンダングサにはいろいろな蝶がきていた。嬉しかったのは、今年は舞岡公園で見ることがなかったヒメアカタテハもこのコセンダングサで吸蜜していたことだった。ウラナミシジミやヤマトシジミ、チャバネセセリなどもきている。石垣島ではセンダングサに蝶が集まるが、コセンダングサも蝶が好きな花に違いない。
  9月28日に来たときに、ジャコウアゲハの幼虫がいっぱいついていたウマノスズクサのところへ行ってみたが、幼虫たちの姿はなくなっていた。あれだけいた幼虫達はどうなってしまったのだろうか?周囲を探してみたが蛹も見られないし、成虫も飛んでいない。
  10月に入って、クロコノマチョウも発生しているようだったが、この日は会えなかった。
 この日は10月後半とは思えぬ暑い日となった。年内、舞岡公園で蝶の写真を撮るのも今日が最後かもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.脱穀
古民家の広場では、ボランティアのかたの指導で、子供たちが収穫を終えた稲の脱穀をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.2 1/500秒 30mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ユズの実
古民家の庭の片隅にユズの木が植わっていて、立派な実をつけていた。その実は思ったより大きい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/500秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンは♀を見る機会が多くなった。この花はキク科の花であるがユウガギクであろうか。よく似た花が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。P610の広角側で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
コセンダングサの咲いているところに数頭のウラナミシジミが飛び交っていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤマトシジミ♀ -1
ヤマトシジミもコセンダングサに来ていた。新鮮な♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♀ -2
コセンダングサはこんな環境に咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヤマトシジミ♀ -3
同じ個体である。夢中で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ -2 開翅
開翅して撮らせてくれた。小さい蝶だから、接近してとる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ -3
Nikon COOLPIX P610では、最も広角にして撮ると35mm版換算で24mmになる。その広角側で撮ろうと思うと、シジミチョウは小さいので思い切って接近しなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタテハ 秋型
このコセンダングサの咲くところへはまた後で戻ってくるとして、少し先に進んだ。コスモスの咲くところで、秋型のキタテハがいた。深い褐色が渋い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメアカタテハ♂ -1
また、コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。おや!ヒメアカタテハがいた。ここ近年、舞岡公園では秋になってもなかなかヒメアカタテハを見ることがないので、うれしかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメアカタテハ♂ -2
コセンダングサの小さな花から花へ移りながら、吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒメアカタテハ♂ -3
すべて同じ個体である。このコセンダングサから離れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ♂ -4
さらに近づいて撮った。どこにも傷がない美麗な翅だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?17.ヒメアカタテハ♂ -5
裏面も撮っておいた。前翅裏面の茜色はツマグロヒョウモンのそれに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ♂
この日は暖かい日だったので、ウラギンシジミの開翅シーンも撮れると思っていたが、チャンスがなかった。最後に道に止まったウラギンシジミの開翅を待ったが、叶わなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段??


2016年10月25日

午前の保土ヶ谷公園 10月6日

10月2日?4日は、学生時代に同じ部で過ごした私の同期の主人と1年後輩の奥さんで営む八ヶ岳南麓は原村の飯塚ペンション に、私たちの同期とその前後に卒業した仲間が集まった。この会は私が幹事で、毎年1回、もう20年以上続けている。ゴルフの会なのだが、ゴルフをしない人も、2日目のゴルフ終了後の懇親会に駆けつけ、総勢16名が集まった。
 3日は1日中雨が降る中、小淵沢カントリークラブでゴルフだったが、翌日は、すっかり晴れ、さわやかな秋空が広がった。前日の雨中のゴルフが恨めしい。帰路はまだ雪をかぶっていない富士山を正面に眺めながら、中央道を走った。

  横浜に戻ってきて、5日、6日と良い天気だった。5日はとても暑かったので家でのんびりし、6日に午前中2時間ばかり、保土ヶ谷公園へ出かけた。
 目的はツマグロヒョウモンの♀を撮ることだった。ヒメアカタテハやウラナミシジミもいた。ナガサキアゲハが悠々と飛んでいるが、撮影のチャンスはない。カワセミに遭えたのがうれしかった。
 蝶の写真を撮っていると、どうしても珍しい蝶ばかりを追ってしまいうが、この頃はどこにでもいるいわば普通種を、光や構図を考えて上手に撮ってやろうと思うようになった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
原っぱをモンキチョウが飛んでいる。そのモンキチョウが狙いを定めてコセンダングサの花に止まる。青空がきれいなので広角、ロー・アングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
広角で撮ると広さが誇張される。どんな環境にいるのかがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ
高いところに咲くブッドレアの花にアオスジアゲハが来ていた。見上げるようにして撮る。翅が陰になってしまったが、ソフトで明るくしてやった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 81mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ -3
90mmマクロで撮る。背景の原っぱはきれいにボケて、ソフトな写真になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミが多くみられるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/250秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンシジミ♂
保土ヶ谷公園のテニスコートの傍の木にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミも秋になると多く見られるようになる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが飛んでいた。撮ろうと思って近づいていったら暗いところに入り込んでこっちを見ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハチョウ
保土ヶ谷公園の下池の向こうには、ツマグロヒョウモンなどが良く吸蜜に来る白いブッドレアの花が咲いている。夏の初めから咲き始めて、次から次へと花穂をつけている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/500秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン♂ -1
その白いブッドレアの花にツマグロヒョウモンがやってきた。この日はツマグロヒョウモンの♀を撮りたいがこれは♂だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン♂ -2
P610で撮った。前の写真とはずいぶん違った感じになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/250秒 32mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン♂ -3
下池のあたりには2?3頭のツマグロヒョウモンが飛んでいたが、すべて♂だった。広角で撮ると生息環境が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.カワセミ -1
下池から水が流れてくる造られたせせらぎの縁にカワセミがいるのを見つけた。比較的近く、P610で十分狙える距離だ。背中の瑠璃色がひときわ映える。体は小さいがくちばしは大きく、目つきは鋭くて獰猛な感じがする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カワセミ -2
しばらく見ていると、ふいに飛び上がって、せせらぎに頭から突っ込んだ。すぐ戻って、また、縁に止まった。水しぶきのあとが手前に見える。何を捕ろうとしたのだろうか?また水に飛び込むのではないかとシャッターボタンに手をかけて待ったが、チャンスは来なかった。これは♂のようだ。♂はくちばしが上下とも黒いが♀は下のくちばしが黄色いそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 100mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ -2
保土ヶ谷公園を後にして、先日来、キバナコスモスに来る蝶たちを撮ってきた明神台公園へ移動した。その花壇にはイチモンジセセリ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどがいたが、ウラナミシジミを狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツマグロヒョウモン♀ -1
キバナコスモスが咲くところでは、さっそく狙いのツマグロヒョウモン♀がいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ -1
舞岡公園ではすっかり見かけられなくなったヒメアカタテハもいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハもキバナコスモスの花が好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラナミシジミ -3
ハギの花にはウラナミシジミが数頭いた。開翅したところも撮りたいがなかなか翅は開いてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモン♀ -2
ツマグロヒョウモンも数頭飛び回っている。前回、9月の初めに来た頃は♂しか見なかったが、この日は♀も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの前翅裏面はピンク色で艶っぽいが、♀では特に印象的だ。??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメアカタテハ -3
目の前のキバナコスモスに来たこのヒメアカタテハは♀のようだ。ヒメアカタテハも2?3飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ秋型
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハに混じってキタテハの秋型も飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン♀ -4
まるで一輪挿しのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♀ -5
まだまだ破損していないきれいな個体が多い。半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♀ -6
眼と鼻の先に咲くキバナコスモスに止まる。こちらが少し離れないと画面から溢れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♀ -7
ブッドレアの花にも吸蜜に来た。この日、撮りたかったツマグロヒョウモン♀をとりあえず数カット撮ることができた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/5?00???秒 ?54???????mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段


2016年9月19日

連日の保土ヶ谷公園 9月3日

前日、保土ヶ谷公園からの帰りに寄った児童公園のキバナコスモスに来る蝶を撮りたいと思い、再び出かけた。
  明神台のバス停を降りたところにあるキバナコスモスの植え込みに、何かいないかと目を凝らしてみると、吸蜜に来ている蝶が見えた。最近はめったに見かけないヒメアカタテハだった。
 一応、保土ヶ谷公園の池まで降りてみたが、白いブッドレアの花には何も来ていなかった。
 早々に切り上げて、昨日寄った児童公園へ行く。この公園の名は明神台公園という。そのキバナコスモスの植え込みには、期待通りツマグロヒョウモンのほか、アゲハ、キタテハ、ウラナミシジミなどを見ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメアカタテハ -1
今年は舞岡公園でもヒメアカタテハを全く見ていない。秋に多い蝶だからこれから出てくるのかと思うが・・・。この日も星川駅前からバスに乗って行ったが、そのバス停のそばにもキバナコスモスの植え込みがある。そこにヒメアカタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒメアカタテハ -2
同じ個体。開翅を待ったが、開いてはくれなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1600秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヤマトシジミ
保土ヶ谷公園の池のそばまで降りて行ったが、目ぼしい蝶は何もいない。ヤマトシジミがちらちらと飛ぶが、この蝶は意外と止まってくれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/400秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハ -1
保土ヶ谷公園から、昨日行った公園へ移動した。ここは明神台公園という。保土ヶ谷区が管理する5,760?の街区公園だ。さっそくキバナコスモスにアゲハが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/400秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン -1
複数のツマグロヒョウモンが飛んでいてキバナコスモスで吸蜜している。すべて破損のない美しい個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/320秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハ -2
向こうを向いた状態で開翅シーンが撮れた。気に入った写真になった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ夏型 -1
このキタテハも羽化したてのようだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/320秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハ夏型 -2
G7Xで撮る。TAMRON 90mm はボケがきれいだが、G'Xの広角側で撮ると蝶のいる環境が写し込める。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハ -3
このアゲハも羽化したてのようだ。キバナコスモスはまだまだ蕾を付けている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1000秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン -2
すぐ近くのキバナコスモスにやってきて、開翅して吸蜜してくれた。このあと、♀を1頭見かけたが、撮れなかった。それ以外は♂ばかりだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1000秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハ -4
背景は公園であるが、子ど向けのブランコなどいくつかの遊具がある以外、砂利の広場になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラナミシジミ
ウラナミシジミを見つけた。時期的には早い方だと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/500秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.アゲハ -5
公園らしい背景で撮りたいと思っていた。うまくベンチがバックに入るところに咲くキバナコスモスに来てくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツマグロヒョウモン -3
前の写真と同じところに咲くキバナコスモスに今度はツマグロヒョウモンが止まってくれた。ベンチに座っている人がいるともっとえになっとか思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし


2016年7月20日

保土ヶ谷公園 夏の始まり 7月18日

ちょっと事情があって、写真を撮りに出かけられないでいた。曇り時々晴れの蒸し暑い日が数日続いている。この日、午後に時間ができ、出かけるついでもあったので 少しの時間保土ヶ谷公園を歩いた。
 テニスコートの下、池のある「ふれあいの森」を歩くとミンミンゼミの声が聞こえる。3連休の日曜日、プールからは子供たちのはしゃぐ声が聞こえてくる。
 「ふれあいの森」の池の周囲も整備が進んでいる。昨年までは見られなかった花の咲く樹も植えられている。手入れされた草地にはモンキチョウが飛んでいた。今年は見ることが少ないツマグロヒョウモンもいる。モンキアゲハやナガサキアゲハも悠々と飛んでいく。ゴマダラチョウを見かけた。何とか撮りたいと思い、粘ってみたがどこかへ飛んで行ってしまった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
暑いので歩くのをやめ、駅前からバスに乗って保土ヶ谷公園までいった。この暑さもシロツメクサが咲く草原で元気に飛ぶモンキチョウには応えないのか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/250秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
モンキチョウは意外と敏感だ。近づくと飛び立ってしまう。ローアングルで広角で撮ろうと試みたが近づけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン -1
モンキチョウガ飛ぶ草原にはツマグロヒョウモンもいた。今年はツマグロヒョウモンにもなかなか会えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン -2
造られたせせらぎを挟んで反対側に白いブッドレアが咲いている。昨年も楽しませてもらったが、ブッドレアには蝶がよく来る。案の定、そのツマグロヒョウモンは白いブッドレアにやってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン -3
同じ個体だが、しばらくこの白いブッドレアにとどまる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/320秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマグロヒョウモン -4
こちらを向いて翅を開いてくれた。きれいな個体だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ツマグロヒョウモン -5
ようやくブッドレアの花から離れて、草叢に降り翅を休める。望遠端でローアングルで撮ってみたが、これが精いっぱいだった。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100? ) ? 露出補正 なし


2016年5月13日

小石川植物園 (2) ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ 4月15日

午後1時になった。もう1時間半近く、ツマキチョウを撮っていたことになる。少し歩いてみることにする。日本庭園の池を右手に見て、旧東京医学校から右の方に上がる。次郎稲荷というのがあった。さらに上に登って行く。カゴノキ、保土ヶ谷公園で見るのより何倍も大きいトキワマンサクや、ユリノキ、スズカケの木などの大きな木を見ながら歩くと、サトザクラや、オオシマザクラが咲く芝生の広場に出た。木陰で小さな子供さんを伴った家族連れが楽しそうにお弁当を開いている。
 最後にもう一度、菜の花の咲いていたところへ戻ってみた。しばらくすると、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハがやってきた。最後にやっとセリバヒエンソウで吸蜜するツマキチョウの♀に♂がアプローチする写真を撮って、小石川植物園を後にした。
 白山駅近くのそば屋で乾いた喉を冷たいビールで潤し、蕎麦を食べて帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 21.コミスジ
日本庭園の池の傍にコミスジがいた。テリトリーを貼るように木の高いところにある葉上で羽を広げる。裏面を撮ることになる。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.次郎稲荷
古くからありそうな稲荷社があった。少し調べてみたが由緒はわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO160) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.太郎稲荷
場所を違えて太郎稲荷というのもある[。ネットで探していくと、由緒についてはわからなかったが、東京大学大学院理学系の邑田仁教授が「小石川植物園の昔と今」と言う講演の中で、「享保7年、御薬園内に有名な養生所が出来ました。享保20年(1735)、青木昆陽が養生所と御薬園の敷地の一部を利用してサツマイモの試作を行います。享保年間の御薬園の図を見ますと、ほぼ現在の場所に稲荷と書き込まれており、太郎稲荷はこの時代からあったと思われます。」と述べられている資料があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO320) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.サトザクラが咲く芝生の広場
薬園保存園の方の近くに、まだ花をいっぱい付けている桜があった。サトザクラだ。芝生では、小さな子供たちを連れたお母さん仲間だろうか、花見をしている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 13mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♂ -1
再び菜の花のところに戻ってみる。しばらくすると、オレンジ色の蝶が颯爽と飛んできて、菜の花に止まる。羽化したてのツマグロヒョウモンの♂で、ツマグロヒョウモンとしては小さな固体だった。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♂ -2
このツマグロヒョウモンは、菜の花の花から花へと移り、長い間楽しませてくれた。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.菜の花に産卵するツマキチョウ♀ -1
モンシロチョウに交じってツマキチョウの♀が飛んでいる。花芽に止まって産卵を試みているようだ。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ツマグロヒョウモン♂ -3
菜の花に飽きると地面に止まって休んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.2 1/1250秒 21mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ツマグロヒョウモン♂ -4
これも同じ個体だ。また、菜の花に戻ってきた。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.モンシロチョウ♂
清楚な蝶だ。マルチパターン測光で白飛びがない。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.アオスジアゲハ -1
次に菜の花にやってきたのはアオスジアゲハだ。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.アオスジアゲハ -2
ツマグロヒョウモンとのツー・ショットになった。両方にピントを合わせるのは難しい。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.アオスジアゲハ -3
なかなかじっとしていてくれない。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.菜の花に産卵するツマキチョウ♀ -2
ツマキチョウの♀は菜の花の花芽に産卵を続ける。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 90mm IS360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.アオスジアゲハ -4
このアオスジアゲハもツマグロヒョウモン同様、しばらくの間、菜の花畑に滞在した。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.アオスジアゲハ -5
丸いボケがきれいだ。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.アオスジアゲハ -6
次から次へと菜の花を移動する。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.カラスノエンドウに来たモンシロチョウ
同じようにマルチパターン測光で撮っているが、今度は少し白飛びしてしまった。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.セリバヒエンソウで♀が吸蜜
初めて♀がセリバヒエンソウで吸蜜している写真が撮れた。この♂は♀が目当てなのか、それともセリバヒエンソウが目当てなのだろうか。

Nikon D5000? ?TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm IS200 ) 露出補正 なし


2015年10月23日

蝶のシーズンも終わりに近づく 保土ヶ谷公園 10月2日・8日

急に涼しくなってきた。しばらく蝶の写真も撮っていないので保土ヶ谷公園に行ってみようと思う。保土ヶ谷公園ではあまり多くは期待できないが、バス停近くに咲くキバナコスモスと「森とせせらぎゾーン」の1本の白いブッドレアで、ツマグロヒョウモンと、もしかしたらナガサキアゲハでもいればといったところだ。
キバナコスモスの花期は長い。ブッドレアの方は9月4日に行った時に花が終わりかけているように見えたので、もう駄目かもしれないと思いつつ出かけた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -1
思った通りバス停の近くのキバナコスモスにツマグロヒョウモンがいた。きれいな♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -2
緑とキバナコスモスの花のオレンジ色、そしてツマグロヒョウモンが色鮮やかだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 45mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -3
ツマグロヒョウモンの前翅の裏面は薄い紅色にみえる。艶やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 125mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヒカゲチョウ
「森とせせらぎゾーン」に下りていくところはちょっと薄暗くなっている。そんなところにヒカゲチョウはいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ヤマトシジミ♂
少し擦れたヤマトシジミの♂が翅を広げて日向ぼっこしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.白いブッドレアの花とアオスジアゲハ -1
白いブッドレアはまだ咲き残っていた。小花をつけた長い花穂だが、その下の方から小花は咲いていき、だんだんと花穂の先の方へ移っていくようだ。この花は花穂の下の方の小花はすでに朽ちているが先の方はまだ咲いている。そこにアオスジアゲハが吸蜜に来ていた。アオスジアゲハは翅を打ち振るわせながらホバリングして吸蜜する。じっとしていないのでピントが合わせにくい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 54mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.白いブッドレアの花とツマグロヒョウモン♀ -1
ここにはツマグロヒョウモンの♀が来ていた。フワフワと花から花に移動する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 81mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
151022_008.jpg 8.白いブッドレアの花とツマグロヒョウモン♀ -2
この花穂はまだいっぱい小花を付けている。ツマグロヒョウモンの♀もきれいな個体だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 17mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.白いブッドレアの花とツマグロヒョウモン♀ -3
前の写真と同じ個体。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.白いブッドレアの花とアオスジアゲハ -2
このアオスジアゲハは、6.と同じ個体。このブッドレアの周りを離れようとしない。もうさっきから10分間も花から花へと飛び回っている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 36mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.池を見渡すイチモンジセセリ
広角側で池とそこにかかる踊り場と人とを入れて撮りたいと思った。日が照っていて、イチモンジセセリがきれいな個体ならなお良かった。止まっているのがウラギンシジミの♂だったらもっとインパクトのある写真になると思うのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.白いブッドレアの花とツマグロヒョウモン♀ -4
さっきのツマグロヒョウモン♀はまだ、白いブッドレアの花の虜になっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 98mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ハナミズキの実
「森とせせらぎゾーン」を後にして、噴水のある広場に向かって歩く。秋だ。ハナミズキの真っ赤な実がきれいだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.噴水広場の花壇にツマグロヒョウモン
気温が少し下がってきたようだ。蝶も活発には飛ばない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 14mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -4
再びバス停の近くのキバナコスモスへ戻ってきた。来たときに撮ったのと同じ個体かどうかはわからないが、なかなかきれいだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -5
もう1枚。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?5.6? 1/?125?秒 ?72?mm ISO2?2?0 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?17.再び保土ヶ谷公園へ
10月8日、再び保土ヶ谷公園を訪ねてみた。ツマグロヒョウモンはまだ元気だ。久しぶりにHS50で撮る。

?FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/?800?秒 ?4?mm ISO?2?00 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.噴水広場の花壇で ヤマトシジミ
10月8日、噴水広場の花壇ではイチモンジセセリやヤマトシジミといった小さな蝶が?花に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/?800?秒 ?4?mm ISO?2?00 ) 露出補正 ?-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.真っ赤な花に止まっているのはイチモンジセセリと思ったが、良く見るとチャバネセセリだった。この日、帰りは公園入口のバス停からバスに乗って星川駅まで下りた。次回は往きにバスを利用しよう。公園までの上り坂道が楽になる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/?180秒 ?68mm ISO?2?00 ) 露出補正 ?-0.3段


2015年9月22日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (2) 9月12日

この頃舞岡公園へ行くと今まで目につかなかったごく小さい花が気になるようになった。視力が衰えたので肉眼ではどんな花なのかよくわからないが、ファインダーを通してみるとそれぞれなかなか魅力的だ。

小谷戸の里から再び柿の実が成ってところへいく。まだ、アカボシゴマダラが乱舞していた。さっきのゴマダラチョウはどこへ行ったかと探すと、ちょっと離れた木の枝に止まっていた。さっきの熟した柿の実はと思って見てみると何やら違う蝶が来ていた。肉眼では同定できず、P610のファインダーで覗いてみたところコムラサキだった。この季節にここでコムラサキに出会うなんてラッキーだ。キタテハの秋型もやってきてアカボシゴマダラと3種がひと盛りになった。

かっぱ池の方へも行ってみる。前回来たときは干上がっていた池には水が蓄えられていた。そして、ヒヨドリバナで吸蜜するツマグロヒョウモンの?♀を撮り、最後にもう一度熟した柿の実のなる木を見上げて、帰路に着いた。この日は駐車代が少々かかってしまったが、有意義な時間を過ごすことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ママコノシリヌグイ
小さなピンクの花が咲いていた。調べてみたらママコノシリヌグイという。漢字では「継子の尻拭い」で、この和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くというたとえから来ているという。名に似合わず可愛い花だ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミズヒキ
多くは日陰に生えている。上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の「水引」に見立てているそうだ。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.コミスジ -1
古民家の裏手で久しぶりにきれいなコミスジを見た。胴体の玉虫色の金属光沢が映える。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 ?116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コミスジ -2
前の写真と同じ個体。横向きの姿を撮った。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/105秒 ?116mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ベニシジミ
白い花がすっ飛んでしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150922_006.jpg 30.フジカンゾウ
名前の由来は花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(カンゾウ:著名な漢方薬)に似ているという所からきているそうだ。花の輪郭が捉えにくく、ピントが合っているのかどうかわかりにくかった。もっとシャープに撮らなくてはいけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ウメモドキ
古民家の裏庭ではウメモドキ(梅擬)の紅い実が鮮やかだ。果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っていて落葉後も赤い実が目立つ。和名は、葉がウメの葉に似ていることや初夏に咲く花もウメに似ていることに由来するそうだ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ?70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヤマボウシの実
ミドリシジミの頃、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える花が咲くヤマボウシ(山法師、山帽子)の実だ。この実は食用になるという。wikipediaによれば、果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがあって、果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感があるそうだ。飲んだことはないが、果実酒にも適するとされる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ゴマダラチョウさっそうと
柿の実にゴマダラチョウを探した。いない。ふと近くの枝を見るとさっそうとゴマダラチョウが止まっていた。アカボシゴマダラの勢力に圧倒されているが、ゴマダラチョウに頑張ってほしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.コムラサキ
熟した柿の実に目を戻すと何やら見慣れぬ趣の蝶が来ている。肉眼ではなんだかわからない。P610のファインダーで見てコムラサキだと分かった。もう9月も半ば過ぎだというのに、それほど傷んでもいない。暖かいところでは年に3?4回発生するという。とすればこの個体は第2化か第3化か?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.3種盛り
蝶たちはこの柿の実が美味しいらしい。左からキタテハ秋型、アカボシゴマダラ、コムラサキ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.コムラサキの紫
コムラサキはちょうど陽の光が前翅に当たる位置へ移動してきた。その翅が紫色に輝いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.クズ(葛)の花
かっぱ池の方へ行く。途中、クズの花が咲いていた。クズは根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。ウラギンシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒガンバナ(彼岸花)
マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいう。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。wikipediaによれば曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来するというが仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものだそうだ。瓜久保で咲いていた。ジョロウグモがいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/15秒 98mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.水が戻ったかっぱ池
8月18日に来たときは池の水は干上がっていて、地面がひび割れしていたが、ここのところの大雨で水が戻ってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.ツマグロヒョウモン♀
ヒヨドリバナでツマグロヒョウモンの♀が吸蜜していた。しかし、今年は舞岡公園で見るツマグロヒョウモンは極めて少ない。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカボシゴマダラ
また、例の柿の木のところに戻ってきた。大きなアカボシゴマダラだった。ゆったりと止まっていたので撮り易かった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?95mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.柿の実とゴマダラチョウ
ちょっと離れた柿の実にゴマダラチョウが止まって吸汁していた。この柿も良く熟れているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -1
食事に飽きて一休みというところか。.

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒 ?75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -2
同じ個体。今度は近づいてP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 45.アカボシゴマダラが3頭
例の柿の実にアカボシゴマダラが3頭集まって吸汁している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 46.たわわに実る稲穂 小谷戸の田んぼでは、稲がたわわに実を付けていた。


Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 47.ヒカゲチョウ
駐車場への戻り道、ここは何時もヒカゲチョウが飛び出すところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段


2015年7月28日

烏帽子岳登山 7月21日 (2)

さらにその稜線沿いの尾根道を烏帽子岳に進む。烏帽子岳が標高2,065m、その少し手前にある小烏帽子(2,045m)に着いたのは、12時近くになっていた。総勢80名の小学生の一団が、若い先生らに引率されて元気に登ってきた。ここで、この林間学校の生徒たちをやり過ごすと、向こうに見える烏帽子岳の山頂付近は、その子らに占領されてしまった。記念写真を撮って、お弁当を食べるのだろう。私は、それを言い訳にして烏帽子岳山頂踏破を断念した。ここらあたりで1時間ほど蝶と遊ぶ。

1時半に下山をはじめ、蝶を撮りながら、地蔵峠の駐車場に戻ったのは、午後3時を過ぎていた。コヒョウモンモドキとフタスジチョウに会えたのに、シャッターチャンスを逃したのは悔やまれたものの、今日はまずまずの成果だった。

地蔵峠から烏帽子岳への登山は、距離こそさほどないものの、その登山道が岩がごつごつと露出し、足を踏み下ろすところを気を付けないと捻挫しそうになる。遠近両用メガネを掛ける私にはとても歩きにくかった。また、頂上付近はガレ場の急な登りになる。私にとっては少々きつい登山だった。「余裕があったら池の平へ廻ろう」などという考えは愚かだった。また出直すことにしよう。

3時半に湯の丸の地蔵峠を出発、途中、上里で小休止した。渋滞もあって、自宅に着いたのは8時だった。少々疲れた。もう若くはないのだ。でも、風呂上りに飲んだビールは最高に旨かった。

;クリックすると大きな写真になります。 21.浅間山遠望
ここのところ噴火をして、6月30日に噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口から2km以内の立ち入り禁止となった浅間山だが、今日の山頂付近はとても平穏に見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/640秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメシジミ♂ -2
地面に止まっていて写真は撮りにくいが、半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒメシジミ♂ -3
ウスユキソウの花にヒメシジミが止まってくれた。もう少し低い位置から撮りたいのだが、足場も悪く体を動かすことができない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ヒメシジミ♂ -4
そのヒメシジミが飛び立った。表面の黒い縁取りを見ると、今まで見たヒメシジミより、幅が狭く、ひょっとしてミヤマシジミかなと疑うが、前の写真で裏面の斑紋を見るとやはりヒメシジミのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.キアゲハ♂
尾根道を堂々と飛び交うキアゲハ。とても見栄えがする。ノアザミの花で吸蜜する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♂ -1
ひときわ大きく鮮やかなヒョウモンが尾根道に君臨する。ツマグロヒョウモンは南から北上してきた蝶だが、この標高2,000m近いところに住み着いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 236mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♂ -2
今年は横浜市の舞岡公園などでは、あまりツマグロヒョウモンを見ていない。場違いな蝶だがついつい熱心に撮ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ツマグロヒョウモン♂ -3
縄張りを監視するように睨みをきかす。他のツマグロヒョウモンが飛んでくるとスクランブル発進していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ツマグロヒョウモン♂ -4
ウラギンヒョウモンや、ギンボシヒョウモンが飛んでいない。ここでのオレンジ色はツマグロヒョウモンだけだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ヒオドシチョウ -1
もう1種、尾根道の岩の上で縄張りを見張る大型のタテハチョウがいた。エルタテハかなと思ったが、ヒオドシチョウだった。飛び立ったところを見ると、表の緋色は鮮やかである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ヒオドシチョウ -2
前の写真と同じ個体。近づくとパッと飛び立ち、旋回して同じようなところに止まる。翅は開いてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヒオドシチョウ -3
こういうところに止まって縄張り監視をしている。飛ばれないようにそっと近づく。向こうは美ヶ原に続く山々だろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ミヤマモンキチョウ♀ -1
ようやく、今日のもう一つの本命であるミヤマモンキチョウが多く飛ぶようになった。ハクサンフウロの花に止まる。♂も飛んでいるがなかなかシャッター・チャンスがない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.ミヤマモンキチョウの♀とモンキチョウの♂
ハクサンフウロで吸蜜しているミヤマモンキチョウの♀にモンキチョウの♂がアプローチしている。私としてはミヤマモンキチョウの♂であって欲しかったのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ミヤマモンキチョウ♀ -2
これも前の写真と同じ取り合わせだ。ミヤマモンキチョウの♀にフォーカスした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ミヤマモンキチョウ♀ -3
今度は近くによって撮ることができた。なかなか翅を開いてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.ミヤマモンキチョウ♀ -4
♂の写真、また翅を開いたところの写真は撮ることができなかったが、ミヤマモンキチョウを撮ろうという目的は達することができた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.小諸方面の眺め
稜線付近で小一時間ほど、ミヤマモンキチョウなどを撮影した。午後1時になったので、そろそろ下山することにする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.ミヤマシロチョウ♀ -1
ミヤマシロチョウは何頭か飛んでいる姿を目撃したものの、撮影できたのは往路、マルバダケブキで吸蜜していた1頭のみだった。下山の途中、コオニユリの花にぶら下がるようにして吸蜜していたミヤマシロチョウが不意に目の前に現れた。撮ろうとしたら飛び立ったが、すぐに、まだ蕾のクガイソウ?に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマシロチョウ -2
まだ、蜜が出ていなかたのかすぐに飛び立ってしまった。少し擦れている個体だが、前翅の基半部が半透明の♀の特徴が認められる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.ミヤマシロチョウ -3
飛び立ったミヤマシロチョウは、はじめに止まっていたコオニユリの花に戻った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.ミヤマシロチョウ -4
白とオレンジ色と緑の鮮やかな彩りの写真になった。残念ながら少々暗かった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 100mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.ミヤマシロチョウ -5
再び飛び立ったミヤマシロチョウは、今度はササの葉に止まった。この個体はいろんなシーンのモデルになってくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.ヒメキマダラヒカゲ -6
ヒメキマダラヒカゲの多かったところまで下りてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 64mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 45.ゴイシシジミ -1
2012年9月3日に池の平湿原に来て、その帰りに寄った地蔵峠でゴイシシジミを見ている。キャンプ場を通り過ぎて登山道の入り口近くへ来ると、数頭の小さな蝶が飛んでいた。多分ゴイシシジミだろうと思い、近寄ってみるとビンゴ!だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.ゴイシシジミ -2
私がゴイシシジミの写真を撮っていると、私よりもご年配と思われるご夫婦が傍に来られた。見るとお二人ともカメラ(P610と同じタイプ)を持たれている。「ゴイシシジミはいますか?」と聞かれたので、「そこに止まっていますよ」と教えて差し上げた。以前に山で見たゴイシシジミが忘れらず、ゴイシシジミに会いたいと思っていたそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.ゴイシシジミ -3
幼虫は純肉食性で、ササ類に付くアブラムシを食べるそうだ。母蝶はアブラムシの群れの中に産卵する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年5月10日

多摩川河川敷を歩く(2) ギンイチモンジセセリ編 4月28日


 野猿街道が多摩川を跨ぐ橋を渡りきるのに約6分かかった。渡り終えて、少し上流へ移動し、河川敷に下りた。ススキのあるところでは、ギンイチモンジが飛んでいる。数も多い。しかしなかなか、シャッター・チャンスを与えてくれない。ここでもミヤマチャバネセセリを撮った。

  河川敷を歩くと、さっき電車で渡った京王線の鉄橋が近くなってきた。昼近くになってやっとギンイチモンジセセリが静止するチャンスがあり、撮れるようになった。多くは草の茎に止まる。

 やがて、京王線の鉄橋をくぐって、都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋へ出る。この手前にでは、ギンイチモンジセセリも見られ、また、生まれたばかりのツマグロヒョウモンが飛んでいた。橋をくぐる。ここから先の河川敷にはススキの林の中にハルジオンが咲く道があり、ギンイチモンジセセリがそのハルジオンに吸蜜に来ていた。

  さらに下流に進むがあまり良いポイントはなく、南武線の南多摩駅までの道のりは長かった。南多摩駅の駅前の蕎麦屋で冷たいビールでのどを潤し、ざるそばを食べたのは、午後3時だった。

;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ -1
やっと草の茎に止まってくれたギンイチモンジセセリが撮れた。きれいな個体だった。ギンイチモンジセセリは1属1種、「鼻」が突き出た感じで他のセセリチョウ科の蝶とは少し様子が違う。後翅の銀色の線は夏型よりこの春型の方が目立つという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ -2
オオイヌノフグリに止まった。しかし、長くは止まっていない。蝶たちは私の膝より低いところを飛び回り、止まることが多い。どうしても屈みこんで撮るが、屈んだり立ったりで足腰に負担がかかる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ -3
この個体はお腹が太い。♀のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ナガミヒナゲシ
道端にナガミヒナゲシの花が咲いていた。日本では帰化植物として自生している。日本の在来動植物を駆逐するかもしれない恐ろしい宿敵とも言われる。繁殖力が強く、その威力は、膨大な数の種子によるもので、花の後には必ず結実し、1,000?2,000個もの微粒の種子をばら撒くそうだ。花弁の上にいる緑色のものは何かの幼虫だろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ギンイチモンジセセリ -4
このような姿勢で草の茎に止まることが多い。この個体もお腹が太く♀のようだ。午前中は止まらなかったギンイチモンジセセリが、午後になってこのように止まることが多くなった。羽化して間もない♀なのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -1
鎌倉街道の端の手前でオレンジ色も鮮やかにツマグロヒョウモンが飛んでいた。葉の上に止まって撮らせてくれる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.生まれたばかりのツマグロヒョウモン -2
HS50に持ち替えて、広角端で同じ個体を撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ススキの群落
都道18号線(鎌倉街道)にかかる橋を超えるとススキの群落があった。その中に開かれた小道を歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ギンイチモンジセセリ -5
ギンイチモンジセセリがハルジオンの花に吸蜜に来た。昨年も同じような光景に出会っている。胴が細くどうやら♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ギンイチモンジセセリ -6
前の写真と同じ場面であるが、連写で撮っていたら、ピントはその分外れてしまったが、花から離れようと飛び上がったところが撮れた。表面は黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ギンイチモンジセセリ -7
♂は発生時期が早いのか少し擦れてきている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ギンイチモンジセセリ -8
裏面は黄褐色だが、前翅の下側、後翅と重なるところは黒褐色だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ギンイチモンジセセリ -9
HS50に持ち替えてこんな写真が撮れた。手前に1頭と、奥のハルジオンの花でも1頭が吸蜜している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ギンイチモンジセセリ -10
ちょっと待っていると入れ代わり立ち変わりハルジオンの花にギンイチモンジセセリが止まりに来る。どうやらハルジオンにくるのはみんな♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ギンイチモンジセセリ -11
♂の比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミヤマチャバネセセリ
ミヤマチャバネセセリもハルジオンに来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ベニシジミ
ベニシジミも元気に飛んでいる。飛び方は素早く、私の動体視力では捕捉するのが難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.モンキチョウ
襟回りのピンクがきれいだし、眼がとても大きい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ツバメシジミ♂
先日、舞岡公園でうまく撮ることができなかったツバメシジミを、止まって落ち着くのを待ってやっと撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.南武線鉄橋
ようやく多摩川に架かる府中街道の府中市と稲城市を結ぶ橋を渡る。渡りきるのに約7分かかった。この橋をまっすぐ進むと南武線の南多摩駅。その南多摩駅へ向かう南武線の電車が鉄橋を渡っていく。時刻は2時半、喉も乾いて、腹も減った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし


2015年4月18日

蝶 自選年間ベスト10 (6) 2008年


 2005年から?毎年、?関東が寒い時期に、グァム島へゴルフに行っている?。もちろん?ゴルフに集中しなくてはならないので、蝶の写真は撮る余裕はない。この年もラウンド中、コンデジを携行し、ティ・グラ?ウンドで待つ僅かな時間など、ゴルフの邪魔にならないように気を付けながら、数ショット撮ったに過ぎない。
  また、この年は、7月16日?25日に、スロベニアやクロアチアを巡った。夏の盛りで、ほとんどが晴れた日であったのを思いだす。蝶の数は少なく、写真もあまり撮ることが出来なかった。

 国内では、大磯や南足柄でアゲハチョウ科の蝶の春型を多く撮った。
  いまいち、良い写真が少ない年だっ?た。?前年の2007年12月には、私にとって2代目のNikonのデジタル一眼であるNikon D300を購入した。ライブ・ビュー撮影ができるというのが、購入の引き金になったが、そのライブ・ビュー機能には制約があって、蝶の写真の撮影には全く役に立たなかった。また、この年の2月には、レンズ部分が回転し、フリーアングルで撮れる???Nikon COOLPIX S10 という、コンパクト・デジカメも購入している。???

;クリックすると大きな写真になります。 ?1.?ヤエヤマムラサキ♂ 2008年1月21日 グァム島
第4回目のグァム島ゴルフツアーの折、ラウンド中に偶然目の前に現れた。グァムにはマルバネルリマダラは多いが、ヤエヤマムラサキは限られたところでしか見ることがなかった。

Canon PowerShot A6?2?0 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?320秒 ??7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?2.ギフチョウ 2008年4月4日 神奈川県相模原市藤野町
?私が小学生や中学生のころには、神奈川県内にギフチョウの産地がいくつかあった。高尾山でも会っているし、秦野の中津川渓谷でも採集したことがある。しかし、環境が一変し、ギフチョウは見ることができなくなった。ここ藤野では、「ギフチョウを守る会」が保護活動を行い、昭和57年12月28日に神奈川県指定天然記念物に指定され、昭和58年3月神奈川県教育委員会から「ギフチョウ(卵・幼虫・蛹も含む)を採集したり、許可なくして生息に影響を及ばす行為をした者は処罰されますのでご注意ください。」と通達が出されている。山頂付近では昼ごろ、登山者の脇でギフチョウが飛び回る。

Nikon COOLPIX S10 f3.5 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?262秒 ??6mm ISO?50? )
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.?アオスジアゲハ 2008年5月6日 神奈川県大磯
横浜から東海道線に乗って大磯へ行き、湘南平へ上った。ツツジが咲く山頂付近にはクロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなどがいた。海の方へ下りてくる途中でアオスジアゲハが翅を開いているところを撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影( ?f?5.6 1/?125?秒 ?100mm ?ISO4?50? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマカラスアゲハ春型♂ 2008年5月8日 神奈川県南足柄 ウスバシロチョウを撮るのが目的で、南足柄へ行った時、偶然に撮れた。その後もミヤマカラスアゲハを撮りたくて、同じ場所の出掛けたが、まったく会えない。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 5.オナガアゲハ春型♂ 2008年5月8日 神奈川県大雄山最乗寺
  南足柄へ行くときは、大雄山最乗寺にも寄ることにしているが、その境内に咲くシャクナゲにきれいな個体のオナガアゲハが来ていた。後翅前縁の白い紋が鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? )露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 6.キアゲハ 2008年7月20日 クロアチア ドブロクニク
7月に「クロアチア・スロベニア・モンテネグロ・ボスニアヘルツコビナ4ヶ国を巡る12日間」というツアーに参加したが、その時、クロアチアのドブロクニクのレストランの前で撮った。

Nikon D300 ?Sigma 17-70 f2.8~4.5? macro
プログラムオートで撮影 ( f?10? 1/?400秒 ??70mm ISO?400 )
;クリックすると大きな写真になります。 ?7.ツバメシジミ♀ 2008年?9月3日 横浜市舞岡公園
?脊の低い植物に産卵する母蝶。産卵された子孫は幼虫になって冬を越し、来春、蝶になる。??背景がきれいにボケてくれた。?

Nikon D300 Tokina 100mm ?f?2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( ?f?5.6 1/?500?秒 ?100mm ?ISO4?00? ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 8.クロアゲハ♀ 2008年9月11日 神奈川県箱根湿生花園
?飛んできたクロアゲハが目の前のサワギキョウの花に止まった。きれいな♀だ。クロアゲハやオナガアゲハは♀の赤い紋が目立つ。近くにいた外国からの観光客のご婦人が「Wonderful !」?と声を上げた。

Nikon D100 SIGMA 17-70mm? ?macro?
?プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?9.ツマグロヒョウモン♀? 2008年10月18日 横浜市三ツ沢公園
年数回発生するツマグロヒョウモンもこれは最後の発生の♀だ。きれいな個体で、コンパクト・デジカメでロー・アングルのマクロで上手く撮れたと思っている。

Canon PowerShot A6?2?0 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?250秒 ??7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?10?.ウラギンシジミ♀?? 2008年12月4日 鎌倉 円覚寺
?どこに蝶がいるのかわからないような写真だが、鎌倉に紅葉を見に行った12月の暖かい日に、多分越冬体制に入っていただろうウラギンシジミが元気に飛び出して、梢に止まって日光浴を始めた。紅葉との取り合わせが珍しかった。

Nikon D100 SIGMA 17-70mm? ?macro?
?プログラムオートで撮影 ( f?8? 1/2?5?0秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし


2015年3月 8日

蝶 自選年間ベスト10 (?5?) 2007年


 蝶 自選年間ベスト10? は(2)200?6?年 をアップしてから?、(3)1999年以前、(4)2000年?2004年 と遡っていたが、今回は2007年分に戻す。? ? ?2007年は7月7月4日?13日に旅行会社のツアーに参加して、オーストリアのチロルから、北イタリアのドロミテを旅行した??。
 ザルツブルグに入り、ハルシュタットやシャーフベルク登山鉄道を巡り、インスブルックに泊まって、チロルの山をトレッキングした。そして、ドロミテ街道をコルティナ・ダンペッツォへ行き、最後はベニスというコースだったが、今までのツアーの中で最も印象に残る旅行だった。

 ?この年、?国内では余り?撮影?に出かけることはなく、8月の終わりに、浅間山系の池の平湿原へベニヒカゲを求めて行った程度であった。あとは、自宅から車で30分ほどで行ける舞岡公園を歩くことが多かった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ツマグロヒョウモン 2007年5月9日 横浜市舞岡公園
5月の連休のころになるとツマグロヒョウモンが元気に飛び始める。関東ではすっかり普通種になってしまったツマグロヒョウモン?だが、小学生のころ高尾山の尾根道で初めてネットに入れた時は手が震えた?。?なかなか見栄えのする蝶だ。?舞岡公園でもハルジオンの花に良く吸蜜にくる。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラゴマダラシジミ 2007年5月29日 横浜市舞岡公園
5月の終わり頃から舞岡公園では6種の平地産ゼフィルスが見られるようになる。今まで見てきたのは擦れたウラゴマダラシジミ?だったがこの時初めてきれいな個体に会え、しかも開翅してくれた。?

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.モンキチョウの仲間 フィールドモンキチョウ? 2007年7月7日
2007年7月4日~13日、「ザルツカンマーグート、チロル、ドロミテ 3大ハイキング」というツアーに参加した。インスブルックの近く、チロルにある、世界一美しい村と言われるアルプバッハに寄った時に撮った。この写真はこうして翅を閉じて止まっていると日本で見るモンキチョウとまったく変わらない。しかし、飛翔したときに翅表が見えると、オレンジ色だったりする。記憶が薄いが多分このモンキチョウも表はオレンジ色だったと思う。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F7.1 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.クモマベニヒカゲの仲間 Eribia Ligea ? 2007年7月8日
?ツアーのコースに?チロル地方のゼーフェルドの郊外にある村でジャム作りを体験するという時間があった。私はエスケープして蝶の写真を撮っていた。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クモマベニヒカゲの仲間 Eribia Ligea ? 裏面 2007年7月8日 チロル ゼーフェルド郊外
上と同じ種のようだが、違う個体である。裏面は日本にいるクモマベニヒカゲとは少し違う。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.コヒョウモンモドキの仲間 2007年7月8日 チロル ゼーフェルド郊外 
調べてみると Mellicta asteria という蝶の♀のようだ。黄色い花と、ぺんぺん草との構図が良かったかなと思っている。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.シジミチョウの一種 2007年7月10日 ドロミテ トレチーメ付近
ドロミテのアウロンツォ小屋の近くで撮った。この数時間前には雪が降っていた。気温が低く、蝶は飛ぶことが出来ない。凍えているようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ジャノメチョウ 2007年7月25日 横浜市舞岡公園
舞岡公園ではこの時まで、ジャノメチョウを見たことはなかった。百合の花とジャノメチョウ・・・こんな取り合わせはまたとないと思う。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ベニヒカゲ?♀? 2007年8月24日 長野県池の平湿原
早朝に家を出て、小諸の先から高峰高原に上がり、池の平湿原に入った。マツムシソウも最盛期だった。

Nikon D100 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメキマダラヒカゲ 2007年8月24日 長野県池の平湿原
湿原への取り付きとなる林道には、ヒメキマダラヒカゲが多かった。コンデジで近寄って撮って、その環境の雰囲気を出したかった。

Canon PowerShot A620 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 7.3mm ISOオート )


2015年3月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (4) 2000年~2004年


 蝶 自選年間ベスト10 、前回(2015年1月14日アップロード)は、1999年以前の古い写真だった。今回はその続きで、2000年~2004年の5年間に撮った写真の中から選び出す。2002年以降はデジタル機を使い始める。これからはフィルムで撮るのが良いのか、デジタルに進むか・・・迷った時代だった。

デジタル機で最初に手に入れたのがOLYMPUS E-10だった。蝶の写真を撮りたかったので当時としては高級機を選んだ。発売が2000年の10月、私が購入したのは、2002年1月で、確か112,000円で買ったのを覚えている。
次に買ったのはNikon D100だ。2002年6月に発売になり、12月に購入した。高かったけど、欲しかったデジタル一眼で、このころからしばらくは、このD100が主力となった。さいわい、今までのNikonレンズが付けられる。

 2001年5月、2002年7月には北海道へ出かけた。2003年は上高地でオオイチモンジに会えた。2004年は2度目のスイス アルプスを歩いたが、あいにく天候に恵まれず、成果は少なかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメギフチョウ 2001年5月7日 北海道旭川市
旭川の中心部から車で20分くらいのところに北邦野草園というところがある。ヒメギフチョウを目的に5月の連休後に休みを取って出かけたのを覚えている。

Nikon F3 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオモンシロチョウ 2002年7月17日 北海道旭川空港付近
旭川空港でレンタカーを借りて、旭岳山麓へ向かう途中、道端に咲く花でオオモンシロチョウが吸蜜していた。オオモンシロチョウは初めて見る。1995年にロシア沿海州から北海道に侵入した帰化蝶である。農作物の害虫として、防除が行われていると聞く。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメシジミ♀ 2002年7月17日 北海道忠別付近
同じく、大雪山旭岳ロープウェイ乗り場へ行く途中、天人峡への分岐点辺りで、オオハンゴンソウにヒメシジミが来ているのを見つけた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 4.コヒオドシ 2002年7月19日 北海道層雲峡付近
コヒオドシは本州では高山蝶であり、乗鞍岳などで見たことはあるが、数はきわめて少ない。層雲峡の近くではごく普通に見ることができた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 5.ホソバヒョウモン 2002年7月18日 北海道黒岳五合目
この蝶は良く似たカラフトヒョウモンとともに、北海道にしかいない。層雲峡から大雪山層雲峡黒岳ロープウェイに乗れば、標高1300mの黒岳五合目に着く。さらに七合目まで登るペアリフト乗り場への道筋で、エゾグンナイフウロの花で吸蜜していた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオイチモンジ♂ 2003年7月24日 長野県奥上高地
この日、上高地から梓川に沿って徳澤園まで1時間半ほど歩いた。徳澤園は井上靖氏の「氷壁」に登場する山の宿である。その徳澤園のベンチに置かれた登山客のリュックの汗をオオイチモンジが吸いに来ていた。オオイチモンジも高山蝶である。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメシジミ 2003年7月24日 長野県上高地付近
上高地から徳澤園へ行く途中の梓川河畔にはヒメシジミが多かった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ 2003年7月25日 長野県上高地付近
上高地は河童橋近くで撮った。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 9.スジグロシロチョウの仲間 2004年7月9日 スイス アルプス グロースシャイデック
グリンデリワルドから路線バスに乗って、グロースシャイデックという峠まで行った。そこからトレッキングをしたが、あいにくの天候不良。蝶の姿はほとんどなかった。Pieris bryoniae という種のようだ。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマモンキチョウの仲間 2004年7月9日 スイス・アルプス グロースシャイデック
気温が低いグロースシャイデックのトレッキングコースを歩いている時に見付けた。雨に濡れ、凍えて動かない。ピンクの縁どりが印象的だった。ミヤマモンキチョウ(Colias palaeno)に違いない。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ツマグロヒョウモン♂ 2003年8月2日 藤沢市新林公園 
その頃、神奈川県藤沢市新林公園にアカボシゴマダラがいるということが話題になっていた。中国産のアカボシゴマダラが放蝶され、世代を繰り返しているというのだ。いまでこそ、舞岡公園などでは、アカボシゴマダラはゴマダラチョウより普通に見られるようになってきているが、日本では奄美大島にしか生息しないこの蝶を見たいと思った。その折、新林公園で撮ったツマグロヒョウモンだ。

Nikon F80  Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 補2.オルフェルナトガリシロチョウ♂ 2004年11月10日 マレーシア マラッカ
2004年の11月に4泊5日でシンガポール・マレーシアへ旅行をした。ツアーなので蝶の撮影は期待していなかったが、シンガポールのセントーサ島にある蝶園へ行くのが楽しみだった。この写真は、マレーシアのマラッカ観光中に偶然花壇の花に来たのを何とか撮った1枚だ。同定は夢惑う世界・昆虫たち シロチョウたち・リスト属 A-Dを参考にさせていただいた。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミドリヒョウモン 2000年7月22日 長野県南佐久郡 八千穂自然園
ミドリヒョウモンが2頭仲良く白い花で吸蜜していた。ともにきれいな個体だった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film


2014年11月 4日

Celebrity MILLENNIUM を見に行く(2) 北朝鮮工作船、山下公園 10月25日


 大桟橋でセレブリティー・ミレニアムの船首まで行き、着岸を見届けて、船尾のほうへ戻った。今度は左舷の写真を撮ろうと赤レンガ倉庫のほうへ行く。
  赤レンガ倉庫の先に北朝鮮工作船の展示館がある。クイーン・エリザベスを見に来たときは月曜日で休館日だったため、見ることができなかった。館内に入る。全長30m弱の工作船は思ったより大きい。平成13年(2001年)12月22日、九州南西海域において、北朝鮮の工作船が、海上保安庁の停船命令に従わずに逃走し、捕捉のために接近した巡視船に対し自動小銃等による攻撃を行い、「あまみ」の海上保安官3名が負傷した。これに対し、巡視船が正当防衛射撃を行い、工作船は自爆とみられる爆発により沈没した。そして平成14年(2002年)10月に陸揚げされたその工作船が、ここに展示されている。

この日はかみさんも元町に出てきていて、新装された県民ホール6階のレストランで合流し、昼飯を食うことにしていた。北朝鮮工作船を見た後、山下公園に戻り、山下公園の花壇に舞う蝶を撮って、時間調整し、約束した12時半に県民ホールに着いた。

24.セレブリティー・ミレニアムの乗客
上海、台湾から神戸、横浜と14泊15日のアジア・クルーズを楽しんだ乗客達がバルコニーから大桟橋のほうを見ている。いわゆるヨーロッパ人が多い。写真を撮られる側になってみたい。しかし、クルーズ中はいろいろと楽しみがあるのだろうが、私は2週間も同じところで過ごすことができるかなと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
セレブリティー・ミレニアムの乗客;クリックすると大きな写真になります。
25.クィーン
船尾側へ来た。反対側を眺めると、山下公園と赤レンガ倉庫の間にある、クィーンという愛称の横浜税関の塔と建物が見えた。横浜三塔の一つだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 29mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
クィーン;クリックすると大きな写真になります。
26.船尾
船尾にはValletta という文字が見える。マルタ共和国の首都だ。みなとみらい、赤レンガ倉庫と記念撮影。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船尾;クリックすると大きな写真になります。
27.大桟橋のセレブリティー・ミレニアム
大桟橋から山下公園通りのほうへ戻って、再び遊歩道に上がる途中で、大桟橋に停泊するセレブリティ・ミレニアムを撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大桟橋のセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
28.ハクセキレイ
水際にハクセキレイがいた。くちばしに黄色味が残る。調べてみると、まだ1年目の冬を迎える幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります。
29.海龍
遊覧船の乗り場(ピア象の鼻乗船所)近くに、こんな船が停泊していた。京浜フェリー・ボート(株)の遊覧船で、ディナー・クルーズでは本格的な中華料理が味わえるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
海龍;クリックすると大きな写真になります。
30.象の鼻
再び遊歩道へ上がり、セレブリティー・ミレニアムを眺める。右手から突き出ている石堤は、1867年(慶応3年) に横浜港の東波止場が弓なりに湾曲した形に築造され、その形状から象の鼻と呼ばれるようになったところだ。象の鼻防波堤の石積みはその当時のものが残っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
31.赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム
橋を渡って、赤レンガ倉庫に向かう。赤レンガ倉庫1号館の脇から、セレブリティー・ミレニアムが見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
32.ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム
赤レンガ倉庫の広場の先に出ると、目の前に大桟橋に接岸しているセレブリティー・ミレニアムの全容が眺められる。クィーン・エリザベスが来た時は、夕方を待って、ここから船に火がともるころに撮った。ここからは、ベイ・ブリッジも見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/950秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
33.北朝鮮工作船展示館
赤レンガ倉庫2号館の海側広場の傍らにある、工作船展示館(海上保安資料館横浜館)は、日本周辺海域の現状と海上警備の重要性などの理解、啓蒙を目的として、平成16年12月10日に開館した。ここに、平成13年12月22日に発生した、九州南西海域不審船事案に関わる工作船及び回収物などが展示されているというので、前から一度、見学したいと思っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 14mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船展示館;クリックすると大きな写真になります。
34.北朝鮮工作船
受付で写真撮影の許可を得て、館内に入る。平成14年(2002年)10月に陸揚げされた、赤錆びた工作船があった。船名は長漁3705という。全長29.68m、幅4.66m、総トン数44トンの鉄の船は意外と大きく見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/56秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船;クリックすると大きな写真になります。
35.子舟を格納する船尾
船尾の外板は中央で2分割され、観音開きに閉開するようになっている。浸水を防ぐためのパッキングが施されている。ここに小舟を収納していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 4.4mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3
子舟を格納する船尾;クリックすると大きな写真になります。
36.スクリュー
工作船は漁船のような形をしているが、4基のエンジンを持っていて、約33ノット(約60km/h)程度のスピードを出せたと推測されているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 4.4mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3
スクリュー;クリックすると大きな写真になります。
37.弾痕
巡視船「あまみ」は、荒天下でも狙った目標に正確な射撃が可能な、RFS20mm機関砲を使用して、通常人のいない船首または船尾に向けて威嚇射撃を行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/17秒 8mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
弾痕;クリックすると大きな写真になります。
38.船首部分
展示場に設けられている展示用の台の上に上がると、船の上部が見られる。これは船尾から船首部分をみたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/15秒 9mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
船首部分;クリックすると大きな写真になります。
39.セレブリティ・ミレニアムと象の鼻
北朝鮮工作船展示館を退出し、再び同じ道を山下公園へ戻る。赤レンガ倉庫前の広場越しに、セレブリティ・ミレニアムの左舷が広がる。右下に見えるのは象の鼻の石積み。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
セレブリティ・ミレニアムと象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
40.山下公園の花壇
山下公園の海に面したプロムナードの内側には、きれいに整備された花壇がある。よほど良く整備されているのだろうか、どの花も見事に咲いていた。いつも花を咲かせておくのは大変なことと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
山下公園の花壇;クリックすると大きな写真になります。
41.花とセレブィティ・ミレニアム
山下公園に咲く花の上にセレブリィティ・ミレニアムが浮かんで見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
花とセレブィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
42.「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム
「赤い靴はいてた女の子の像」は1979年に作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(後に赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されているとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
43.アオスジアゲハ -1
シュウメイギクだろうか花壇の白い花にアオスジアゲハが飛んできた。口吻を伸ばして吸蜜するが、すぐ飛び立って次の花に移る。ピント合わせをする間がなく、撮るのが難しい。しかし、HS50は合焦が早く、なんとかシャッターが切れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 148mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。
44.スズメ
花壇には、まだ、スズメが集まってきていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 89mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
スズメ;クリックすると大きな写真になります。
45.アオスジアゲハ -2
また、アオスジアゲハが飛んできた。いろいろな花があるのに何故か白い花にやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。
46.バラ園
氷川丸の近くに沈床花園というところがあり、バラ園になっている。この時期、花はあまり多くはなかったが、レッド・クィーンという深紅のバラが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
バラ園;クリックすると大きな写真になります。
47.銀杏並木
山下公園通りの銀杏並木が少し黄色くなり始めている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/750秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
48.キタテハ -1
キタテハの秋型はなかなかきれいだ。アオスジアゲハと違い、落ち着いて吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/340秒 111mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
49.キタテハ -2
今度は白い花で吸蜜を始めた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
50.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンも落ち着きがない。花が沢山あるので、目移りがするのだろうか。動き回るので1カットしか撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
51.県民ホール6階のレストランから
県民ホール6階のレストランはしばらく改装中で営業していなかった。元町へ行っていたかみさんと、12時半に落ち合って、久しぶりに、そこで昼食にすることにした。レストランは、以前とほとんど変わっていない。実はエレベーターの改修工事が主だったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
県民ホール6階のレストランから;クリックすると大きな写真になります。
52.山下公園通り
山下公園通りの歩道には、横浜にちなんだタイルが埋められている。これは横浜三塔のタイルだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
山下公園通り;クリックすると大きな写真になります。
53.アオスジアゲハ -3
白い花にしか来ないのかと思っていたら、紅い花にもやってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 96mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。
54.スズメ -2
スズメの顔を改めて正面から見ると、頬の黒く丸い模様が印象的だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 130mm ISO125) 露出補正 -0.3
スズメ -2;クリックすると大きな写真になります。
55.スズメ -3
でも、なんだか、いじわるそうな顔をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
スズメ -3;クリックすると大きな写真になります。
56.ルリタテハ
最後にルリタテハが現れた。いつもなら、アカタテハやヒメアカタテハにも会えたのだろうが、この日はいなかった。この日は、セレブリティ・ミレニアムを見て、北朝鮮工作船を見学し、蝶の写真も撮った。好天にも恵まれ、楽しい一日だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。


2014年10月21日

保土ヶ谷公園を散歩 10月10日・16日


 今朝も新横浜公園のホームページを見たが、10月6日の台風18号による大雨の被害はまだ復旧せず、閉鎖されたままだった。また、来週早々には19号が関東を狙っている。しばらく新横浜公園のフジバカマに集まる蝶は撮れないかもしれない。

  この日も天気が良いので、散歩がてら保土ヶ谷公園へ行った。人が少なかったので、のんびりと歩いてきたが、蝶の数は少ない。ナガサキアゲハが飛んでいたが、吸蜜してくれるような花もなく、撮ることができなかった。

 16日にも保土ヶ谷公園へ行った。この日は、いつもと違う道を通って、直接「花と緑の広場ゾーン」の下に出ようと思ったが、杉山神社への坂道を上がってしまっていた。

セイタカアワダチソウとベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 1.セイタカアワダチソウとベニシジミ
公園のの縁にはセイタカアワダチソウが咲いている。ちょっと離れた高いところに咲く花に動くものが見えた。花の裏からベニシジミが出てきた。飛び道具が活きる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 2.ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン
ホワイト・ブッドレアはまだ、咲いていた。9月15日に来たときは、この花にミドリヒョウモンが来ていた。3週間も咲いている。ツマグロヒョウモンは新鮮な個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン開翅;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン開翅
良い角度で撮れたのだが、残念ながら蝶との間に何かが重なってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
パート・カラー;クリックすると大きな写真になります。 4.パート・カラー
HS50に特定の色だけを残し、残りをモノクロにするという機能がある。残す色をオレンジにして、ツマグロヒョウモンを撮ってみた。表翅を撮るチャンスがなかったのが残念。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
整備された公園;クリックすると大きな写真になります。 5.整備された公園
保土ヶ谷公園には、甲子園の神奈川県予選を行う保土ヶ谷球場や、ラグビー場、サッカー場の運動施設や、かながわアートホール、噴水などがある。バス通りを挟んで反対側に梅園やテニスコートがあり、その下に、「森とせせらぎゾーン」「花と緑の広場ゾーン」が整備されている。来年は、もっとよくなるのではと期待している。写真は「森とせせらぎゾーン」の上から、「花と緑の広場ゾーン」を眺めたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/950秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ハナミズキの実;クリックすると大きな写真になります。 6.ハナミズキの実
木々に実のなる季節である。ハナミズキの実は不味いそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ゴンズイの実;クリックすると大きな写真になります。 7.ゴンズイの実
今まであまり見ることがなかった。実はミカンの房のような袋に包まれている。秋に赤く熟して裂け、中には黒い光沢のある種子がある。ゴンズイという魚がいるが、植物のゴンズイ(別名クロハゼ)は、その樹皮の模様が、魚のゴンズイに似ている、あるいは役に立たないところが似ている、などその名のついた魚との関係がありそうだと言われている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
1本脚のアオサギ;クリックすると大きな写真になります。 8.1本脚のアオサギ
帷子川の相鉄線の星川駅のところにかかっている橋のひとつ上流にかかる橋(ほしかわ橋)の上から下流を眺めると、右岸にアオサギが片足で立っていた。なぜ鳥は片足で立つのだろうか。体温保持のためらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 167mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
秋型キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.秋型キタテハ
16日にも保土ヶ谷公園へ行ったが、いつもと違う杉山神社への坂道を上がっていくと、小さな公園があった。キバナコスモスが咲いていたので、何かいないかと目を凝らすと、ウラナミシジミ、ヤマトシジミが飛んでいる。撮影チャンスがないまま、先へ行こうと思ったとき、今年初めて撮る秋型キタテハが飛んできた。このキタテハは羽化の時、右前翅の先が伸びきれなかったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
フヨウの花;クリックすると大きな写真になります。 10.フヨウの花
公園から杉山神社へ行く道にフヨウの花が咲いていた。いっぱい蕾を付けている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。 11.杉山神社
星川杉山神社の祭神は、賢く、勇敢で力が強く、さらに容姿端麗であったといわれる伝説の英雄、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)といわれる。杉山神社が文献にあらわれるのは約千年前、平安の時代にさかのぼるとのこと。杉山神社という名称の神社は古くから複数があり、江戸時代に書かれた『武蔵国風土記』には、当時の武蔵国に杉山神を奉斎するお社が72社あったことが記されているそうだ。平成16年には神社の裏手より、縄文時代から弥生時代にかけてのものと思われる遺跡も発見されているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
保土ヶ谷公園の緑;クリックすると大きな写真になります。 12.保土ヶ谷公園の緑
ここは、公園の噴水のある広場からバス通りを挟んで反対側にある憩いの場だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
クロアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 13.クロアゲハ♂
この日もホワイト・ブッドレアが咲くところへ行ってみた。黒いアゲハがふわふわと花に絡んでいた。ナガサキアゲハかと思い駆け寄ったが、クロアゲハの♂だった。だいぶ破損している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 124mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.チャバネセセリ
「花と緑の広場ゾーン」からの帰り道は、下校する横浜市立桜丘高校の生徒さんたちと一緒に、星川駅への道を歩いた。なだらかな下り坂だけど、遠かった。アザミの花で比較的新鮮なチャバネセセリが吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段


2014年10月 8日

保土ヶ谷公園にミドリヒョウモン 9月15日


 6月に保土ヶ谷公園に行った時に、梅林の下に「花と緑の公園ゾーン」、「森とせせらぎゾーン」が整備中だったが、どのようになったか見てみようと思った。大分、整備は進んでいたが、緑はまだ十分育ってはいないようだ。

 カルガモが泳ぐ池のふちのベンチで、スーパーから買っていった弁当と缶ビールで昼飯にしていると、「花と緑の公園ゾーン」に植えられれている何か白い花に、オレンジ色がちらちらしている。ツマグロヒョウモンかなと思って近寄ってみると、どうも違うようだ。ミドリヒョウモンだった。まさか、保土ヶ谷公園でミドリヒョウモンを見ることができるとは、思ってもいなかったので、驚いた。

1.なんだ!この鳥は?
スーパーで弁当を買って、星川駅に行くのに渡る橋より、一つ上流にかかる橋を渡った。何気なく川岸を見ると、大きな鳥がいた。これはカワウの幼鳥だろう。その後ろに、見たことのない色と柄の羽を持つ鳥がいた。何という鳥かまったくわからないが、マガモの幼鳥かなとも思った。n-shuhei さんに教えていただいて、「野鳥識別掲示板」に投稿し、教えを乞うた。すると、向井さんという方から、アヒルと合鴨の「あいのこ」のようだとご教示いただいた。これは難しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
なんだ!この鳥は?;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモ
カルガモもいた。翼鏡の金属光沢のある青い羽が鮮やかに見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カルガモ;クリックすると大きな写真になります。
3.「森とせせらぎゾーン」の池に咲く蓮の花
「森とせせらぎゾーン」の奥まったところにある池に、蓮の花が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
「森とせせらぎゾーン」の池に咲く蓮の花;クリックすると大きな写真になります。
4.白い蓮の花
水面に広がる蓮の葉がきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/420秒 46mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
白い蓮の花;クリックすると大きな写真になります。
5.ミドリヒョウモン発見
池の縁のベンチで、スーパーで買っていった弁当を食べていると、ちょっと離れた、「花と緑の公園ゾーン」に咲いている白い花にオレンジ色が絡んでいる。近寄ってみると、ミドリヒョウモンだった。ここでは初めて見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/189秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ミドリヒョウモン発見;クリックすると大きな写真になります。
6.ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -1
ブッドレアは赤紫の花だとばかり思っていたが、白いブッドレアもあるのだ。少し擦れているが、貴重なショットになった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/420秒 61mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。
7.ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -2
ここには3?4頭のミドリヒョウモン♂がいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。
8.ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -3
広角側で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -3;クリックすると大きな写真になります。
9.ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -4
ブッドレア・ホワイトには、きっと、ミドリヒョプモン以外にもチョウが来ると思う。黒いアゲハも来るのではないだろうか。ブッドレア・ホワイトは時期的にはもう少し早い方が良いようだ。来シーズンも尋ねてみよう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ブッドレア・ホワイトの花で吸蜜するミドリヒョウモン♂ -4;クリックすると大きな写真になります。
10.保土ヶ谷公園の噴水
噴水の周りでは子供たちが遊び、花壇には花が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/640秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
保土ヶ谷公園の噴水;クリックすると大きな写真になります。
11.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -1
少ないながらツマグロヒョウモンも元気だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キバナコスモスとツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
12.キバナコスモスとツマグロヒョウモン -2
一輪挿しのようなキバナコスモスで吸蜜するツマグロヒョウモン

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 167mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キバナコスモスとツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月14日

D5300 試し撮り 保土ヶ谷公園 6月29日


  昨年11月に Nikon D5300 が発売された。 どちらかというと入門機ではあるが、バリアングルモニターがついているのは、Nikonのデジタル一眼レフではD5000シリーズしかない。インターネットに記される評判もなかなか良い。価格がこなれてくるかと様子を見ていたが、とうとう購入してしまった。購入したあと、価格はまだ少し下がっているようだが、7月には使いたいと思っていたので、まあ、良しとしよう。

  4年ほど前に今も愛用しているD300のサブ機としてD5000を購入した。D5000と比べると、ライブビュー撮影でのAFが速くなっているということと、ISO感度の常用域が3200から12800に上げられていることがD5300に買い替える動機となった。また、レンズ・キットの18-140mmというレンズにも魅力があった。ライブビューでの撮影でも相性がよさそうであり、ズーム全域で45cmまで近寄って撮れるので、蝶の撮影も可能だと思う。

 手に持った感じは収まりが良く、大きさもD5000とほぼ同じで、携行しやすい。 この日はVRを off にして撮っていたが、シャッター・スピードを1/250秒以上の設定にしたので、特に問題はなかった。マルチ・パターン測光でとったが、少しアンダー気味に撮れるようだ。

1.アジサイの季節
アジサイがきれいな季節になった。保土ヶ谷公園でもたくさんのアジサイが色とりどりの花を咲かせている。さっそく、ラーブビューでバリアングルモニターを使って"腰だめにして"撮ってみた。HS50ほどは速くないが、不自由のない速さで合焦してくれた。この濃いブルーのアジサイは初めて見る。写真ではわかりにくいが、ガクなのか、花なのか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f3.5 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
アジサイの季節;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモの親子
公園の奥、プールに近いところに、「森とせせらぎゾーン」が新しく整備されているが、そこの池にカルガモの親子がいた。子は4羽いる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
カルガモの親子;クリックすると大きな写真になります。
3.カルガモの子たちは昼寝
しばらく見ていると親とともに池に入った子たちは、池の中の置き石に上がり、4羽がかたまって昼寝を始めた。親は近くで見守っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
カルガモの子たちは昼寝;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒカゲチョウ
舞岡公園と同じように羽化したてのようなきれいなヒカゲチョウがいる。チョウの目にフォーカス・ポイントを合わせ、シャッターを切る。合焦後に"カメラが動いたな"と感じた時は、ピントが甘くなっている。少し暗かったのでISO2200になったが、少しフラットになったかなと思う程度で、ほとんど画像に問題はない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。
5.ベニシジミ
足元から、真っ黒なベニシジミが飛び立った。春一番に出てくるベニシジミに比べ、ずいぶん黒い。目にピントが合わせ難かったが、何とか合っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO220 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。
6.白いアジサイの花
白いアジサイが群落のようになって咲いていた。マルチパターン測光で、露出補正なしで撮ったが、感覚的に-1.0くらいの露出補正をしたように撮れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 18mm ISO220 ) 露出補正 なし
140714_006.jpg
7.杉山神社
保土ヶ谷公園を早々に切り上げた。いつも保土ヶ谷公園から自宅へ帰るときにとおる団地脇の道を行くと、右手に杉山神社がある。この日は夏祭のようだったので、境内に入ってみた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 27mm ISO720 ) 露出補正 なし
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。
8.お祭りの屋台
境内には人がいなかったが、それでも神社への入り口前の通りには、5?6軒の屋台が出ていた。気の毒にあまり賑わいはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 80mm ISO250 ) 露出補正 なし
お祭りの屋台;クリックすると大きな写真になります。
9.法性寺
星川の駅近くの通りまで下りてきた。山のほう(保土ヶ谷公園のほう)に、日蓮宗光榮山法性寺の入り口があり、そこに可愛い石像が置かれていた。鎌倉の長谷寺に行った時に「和み地蔵」というのがあったが、これも「和み地蔵」と同様に宮城県の石神彫刻工房で作られたのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
法性寺;クリックすると大きな写真になります。
10.保土ヶ谷区役所
保土ヶ谷区役所のテラスではボランティアの方が、プランタンで花を栽培されている。そこにツマグロヒョウモンの♀が来ていた。ことしはツマグロヒョウモンも見る機会が少ないなと思っていたが、ここには♂が1頭と♀が2頭いた。この♀は産卵するような動きをしている。ツマグロヒョウモンの食草はスミレで、栽培されているスミレやパンジーにも産卵をするのだが、この草はスミレやパンジーの類ではないように見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
保土ヶ谷区役所;クリックすると大きな写真になります。
11.ツマグロヒョウモン♀ 開翅
このレンズの最短撮影距離はズーム全域で撮像面から45cmになっている。望遠端の140mmでとると、余裕をもって、この程度の大きさに撮れるところまで近づける。ピントもシャープだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。


2014年6月29日

高野山と京都 5/21~24 3泊4日 京都で撮った蝶


 今回は、蝶の写真を撮るのは全く期待しておらず、チャンスがあればという程度に思っていた。
 高野山では、コミスジ1頭を除いては、蝶を見ることはなかった。
 京都では、ごく普通の蝶だけだったが、訪れた平等院や東福寺、梅小路公園で元気に飛び回る蝶がいた。蝶を見るとやはり撮りたくなる。京都の古寺を背景に入れて撮ったり、蒸気機関車を背景にして撮りたいと思ったが、そうはなかなかうまくいかなかった。

平等院のテングチョウ -1;クリックすると大きな写真になります。 1.平等院のテングチョウ -1
宇治の平等院の鐘楼のそばの植え込みに羽化して間もないと思われるきれいなテングチョウがいた。まわりは修学旅行の生徒がいっぱいで、モニターで蝶を狙う私を、何をしているのだろうかと見ている。背景に鐘楼があるのだが、植え込みが邪魔になって、カメラの位置を下げられない。縦位置にして、少しカメラを引いてと思っているうちに逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/240秒 43.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
平等院のテングチョウ -2;クリックすると大きな写真になります。 2.平等院のテングチョウ -2
前の写真と同じ個体である。なかなか思うところに止まってくれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 63.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東福寺開山堂のクロアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.東福寺開山堂のクロアゲハ -1
東福寺で開山堂と普門院の前の美しい庭のサツキにクロアゲハが飛んできた。なんとか撮りたい。ここには浴衣姿の修学旅行生たちが大勢いて、じっと見られてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/450秒 35.2mm ISO200 ) 露出補正 なし
東福寺開山堂のクロアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 4.東福寺開山堂のクロアゲハ -2
第1化(春型)だと思うが、この時期にしてはきれいな♂の個体だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 71.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
東福寺開山堂のクロアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。 5.東福寺開山堂のクロアゲハ -3
かろうじてお寺の庭らしき写真が撮れたが・・・。体を移動させて構図を作る余地と余裕がない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/750秒 5.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
梅小路公園のツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 6.梅小路公園のツマグロヒョウモン -1
梅小路蒸気機関車館の入り口の前は広い公園になっている。その隅のシロツメクサが咲く整地に何頭かのツマグロヒョウモンが飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
梅小路公園のツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 7.梅小路公園のツマグロヒョウモン -2
シロツメクサの花では、落ち着いて止まっていてくれないが、時々、このようなところに止まっては翅を拡げる。HS50は被写体からの距離を取れるので、少し離れたところからでも狙える便利なカメラだ。こんなカメラで,もう少し、撮像素子の大きなカメラ、たとえば Nikon 1 と同じくらいの撮像素子のカメラができればと思うが、カメラはどれくらいの大きさになってしまうのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/680秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
詩仙堂のテングチョウ;クリックすると大きな写真になります。 8.詩仙堂のテングチョウ
最後に訪れた詩仙堂の庭に、鱗粉も落ちて翅が透き通るようになってしまったボロボロのテングチョウがいた。多分長生きした越冬個体だろう。平等院でみたテングチョウとは大違いだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 5.0mm ISO100 ) 露出補正 なし


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135?938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135?723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135?518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135?26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135?38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段


2013年10月16日

都心の蝶 小石川植物園 10月3日 その2


 前半は植物園の南側を歩いたので、戻り道は北側の高台の方へ上がった。大正12年9月1日の関東大震災で焼け出された東京市民3万人以上が一時的にこの植物園に避難したというが、その関東大震災記念碑のあるところを進むと、ユリノキ、スズカケノキ、ボダイジュ並木など、何本もの大きな樹木が立つところに出る。ハンカチの木も見てきた。
  旧養生所(徳川幕府が設けた貧困者のための施療所)井戸の先に、分類標本園というのがあり、何種類もの草木が植えられ、ここでもツマグロヒョウモンや、アゲハが舞っていた。   この時期はあまり花が咲いていない。5月か6月にもう一度訪れてみたいと思う。
時間は12時を少し回ったところ。小石川植物園の受付の方に道を聞いて、小石川後楽園へ行ってみることにした。

ヤマトシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 17.ヤマトシジミ♀
ヤマトシジミは多く飛んでいる。この個体は前翅表の青が比較的鮮やかだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 73.7mm〈Equiv.135?400mm〉 ISO160 ) 露出補正 -0.3段
モミジバスズカケノキの葉;クリックすると大きな写真になります。 18.モミジバスズカケノキの葉
この植物園には、明治9年に導入された日本で最も古いスズカケノキがある。街路樹として現在広く使われているモミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種であることが知られていると書かれていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.5mm〈Equiv.135?63mm〉 ISO250 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマグロヒョウモンの求愛 -1
地面に止まっている♀に♂が盛んに求愛している。手前が♀で、♂は♀の向こう側に寄り添っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/422秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモンの求愛 -2;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモンの求愛 -2
♂は♀の翅の上に上がって、促しているのだが♀はなかなか受け入れようとしない。とうとうこのカップルは結ばれることなく、♂は諦めて離れて行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 56.9mm〈Equiv.135?310mm〉 ISO160 ) 露出補正 +0.3段
旧養生所の井戸;クリックすると大きな写真になります。 21.旧養生所の井戸
小石川植物園のほぼ中央に位置する旧養生所の井戸に出た。この小石川養生所は幕府が設けた貧困者のための施療所で、享保7年にこの場所に開設され、明治維新で廃止されるまで続いたそうだ。この井戸は水質も良く、水量も豊富で、関東大震災のときは避難者の飲料水として、大いに役立ったとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/588秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 22.ツマグロヒョウモン♂
旧養生所井戸の向こうに、分類標本園というところがあり、いろいろな草花が植えられている。そこに咲く花に、蝶が舞っている。フサフジウツギの花には多くのツマグロヒョウモンが来ていた。 

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 38.1mm〈Equiv.135?207mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ミドリヒョウモン♂ 23.ミドリヒョウモン♂
沢山飛んでいる鮮やかなツマグロヒョウモンの中に混じって、ちょっと色あせたのがいた。よく見るとミドリヒョウモンだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 68.5mm〈Equiv.135?372mm〉 ISO200 ) 露出補正 +0.3段
ハンカチの木;クリックすると大きな写真になります。 24.ハンカチの木
小石川植物園にあるハンカチの木をぜひ見たいと思っていた。旧養生所井戸の近くにあった。5月頃に咲く花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と、花の本体からなり、花びらはないという。この時期はただの木でしかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/107秒 17.3mm〈Equiv.135?90mm〉 ISO400 ) 露出補正 +0.3段
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります。 25.キタテハ秋型
再び分類標本園に戻る。新鮮なキタテハ秋型がいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/218秒 63.6mm〈Equiv.135?345mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ツマグロヒョウモン 秋の青空を背景に;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン 秋の青空を背景に
高い位置に咲いているフサフジウツギの花に、ツマグロヒョウモンが止まる。青空が背景になった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/867秒 5.0mm〈Equiv.135?27mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
アゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 27.アゲハ♂
飛んでいるアゲハは、どれも新鮮なきれいな個体だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 138.4mm〈Equiv.135?753mm〉 ISO640 ) 露出補正 +0.3段
キバナコスモスとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 28.キバナコスモスとツマグロヒョウモン
薬園保存園の隣に売店があった。そこに植えられているキバナコスモスにもツマグロヒョウモンが来ている。ここは東京大学付属小石川植物園というが、その元は東京大学が開設した施設ではなく、江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)であった。幕府は、人口が増加しつつあった江戸で暮らす人々の薬になる植物を育てる目的で、1638年(寛永15年)に麻布と大塚に南北の薬園を設置したが、やがて大塚の薬園は廃止され、1684年(貞享元年)、麻布の薬園を5代将軍徳川綱吉の小石川にあった別邸に移設したものがこの御薬園であるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
小石川植物園 本館;クリックすると大きな写真になります。 29.小石川植物園 本館
明治10年に東京大学が設立されると、小石川御薬園はただちに付属植物園となった。この 小石川植物園本館は昭和14年に完成し、時計塔が有名である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/910秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.7段
アゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 30.アゲハ♀
本館から出口へ向かう。もう一度タムラソウが咲いていたところへ行ってみたくなった。黒いアゲハに会いたかったが、飛んでいるのは、やはりアゲハとツマグロヒョウモンだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 31.アオスジアゲハ
そこへ、アオスジアゲハ飛んできた。しばしの間、タムラソウの花で吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 71.0mm〈Equiv.135?385mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 32.イチモンジセセリ
秋の定番、イチモンジセセリも元気に花から花へ飛び回る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 130.0mm〈Equiv.135?706mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♂ 出口に向かって;クリックすると大きな写真になります。 33.ツマグロヒョウモン♂ 出口に向かって
時間は12時を回った。そろそろ切り上げようと思う。10時に入園して2時間、十分楽しませていただいた。都心にこれほどの蝶がいるとは驚きだった。次回は季節を変えて、5月頃に来てみたい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/596秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年10月13日

都心の蝶 小石川植物園 10月3日 その1


 文京区の小石川に東大付属の小石川植物園があり、前々から是非一度行ってみたいと思っていた。
  台風22号が太平洋を北へ抜け、10月3日は快晴となった。蝶の撮影はあまり期待せず、FUJIFILM HS50EXRだけを持って出かけた。横浜から京浜急行・都営地下鉄で三田で乗り換え白山まで乗る。A1出口を出て歩き始めるが、暑い。約10分歩いて小石川植物園の正門に出る。入園料は330円。さっそく中に入る。人は多くない。まず、日本庭園への道順に従って進む。ツマグロヒョウモン、アゲハが飛んでいる。
 日本庭園の南側を通り、写真を撮りながら、「総合研究博物館 小石川分室」まで行く。

小石川植物園入口;クリックすると大きな写真になります。 1.小石川植物園入口
都営地下鉄三田線の白山駅から、徒歩10分ほどで、東京大学小石川植物園の入り口に着いた。質素な構えだ。入園券は入口の筋向いにある雑貨屋さんで購入する。受付の係員(植物園職員)が現金を取り扱わないようなシステムになっているようだ、

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/750秒 4.6mm〈Equiv.135?25mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン舞う;クリックすると大きな写真になります。 2.ツマグロヒョウモン舞う
入口を入ると、今年はあまり見ることが多くなかったツマグロヒョウモンが複数舞っている。さっそく、撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/180秒 45.6mm〈Equiv.135?194mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
タムラソウの花にアゲハが集う;クリックすると大きな写真になります。 3.タムラソウの花にアゲハが集う
入口を入って、左の方へ、日本庭園への順路を進む。しばらく行くと、少し開けたところにタムラソウが咲いていて、アゲハが来ていた。きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/372秒 102.9mm〈Equiv.135?560mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アゲハ;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハ
撮りやすいところで吸蜜を始めてくれた。コンパクトデジカメとは思えぬほど、背景もきれいにボケている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 102.9mm〈Equiv.135?560mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アゲハ 広角で撮る;クリックすると大きな写真になります。 5.アゲハ 広角で撮る
新鮮な♂だ。周囲の環境が分かるように撮れた。道は日本庭園の方に続いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマグロヒョウモン♂
今年は舞岡公園ではほとんど見なかったのに、ここではツマグロヒョウモンも個体数が多い。タムラソウで吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 63.6mm〈Equiv.135?345mm〉 ISO500 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 7.ツマグロヒョウモン♀
♀もとてもフレッシュな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
鮮やかなツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 8.鮮やかなツマグロヒョウモン♂
これも背景がきれいにボケた画になった。焦点距離110.8mmはマクロレンズの焦点距離とほぼ同じで、画の範囲は違うものの、その写り方はマクロレンズと変わりない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO125 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♂ 広角で撮る;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマグロヒョウモン♂ 広角で撮る
先ほどのアゲハと同じようなところで撮っている。蝶までの距離は10cmほどだ。一台のコンパクトデジカメでいろいろな撮り方が楽しめる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/375秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
太郎稲荷;クリックすると大きな写真になります。 10.太郎稲荷
しばらくタムラソうに集まるアゲハとツマグロヒョウモンを追いかけたあと、日本庭園の方へ進む。右側に鳥居と小さなお社があった。太郎稲荷というらしい。小石川植物園の中に次郎稲荷というのもあるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アサギマダラかな?;クリックすると大きな写真になります。 11.アサギマダラかな?
歩いていると、先の方でひらひらと蝶の姿が見える。アカボシゴマダラかな?あるいはアサギマダラ?と思って近くへ行くと、アサギマダラだった。ここでアサギマダラに会えると思わなかった。急いでシャッターを切る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/84秒 43.9mm〈Equiv.135?238mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アサギマダラ開翅;クリックすると大きな写真になります。 12.アサギマダラ開翅
このアサギマダラは、落ち着いてタムラソウの花の蜜をを吸っている。フワッと開翅してくれた。プログラムオートはISOを上げて、シャッタースピードを維持してくれる。ASA800になったが、画像の粗さはそれほど気にならない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 68.5mm〈Equiv.135?291mm〉 ISO800 ) 露出補正 -0.3段
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ
右側に日本庭園の池を眺めながら、進む。コミスジがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/180秒 52.8mm〈Equiv.135?286mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
東京大学総合研究博物館小石川分館;クリックすると大きな写真になります。 14.東京大学総合研究博物館小石川分館
日本庭園が広がる。その向こうに現在休館中の東京大学総合研究博物館小石川分館が見えた。青空にオレンジ色と白い壁が映える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 11.9mm〈Equiv.?65mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
旧東京医学校本館;クリックすると大きな写真になります。 15.旧東京医学校本館
現在、東京大学総合研究博物館小石川分館であるこの建物は、もとは旧東京医学校本館であっという案内板があった。明治初期に建てられたこの建物は、昭和3年(1928)以降は営繕課や施設部の建物となるが、昭和40年(1965)に解体され、44年に理学部附属植物園(小石川植物園)内の現在地に再建され、45年に国の重要文化財の指定を受けている。以後、広大な緑地を臨む都内有数の恵まれた立地を享受しつつ現在にいたる。この建物は明治初年の木造擬洋風建築特有の様相を残すと共に、東京大学の創立以前からの長い歩みを見守ってきた建物でもあるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/320秒 5.0mm〈Equiv.?28mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日本庭園;クリックすると大きな写真になります。 16.日本庭園
利用案内にここは「公園ではございませんのでご理解・ご協力をお願いします。」と記されているが、旧東京医学校の建物を背に眺める日本庭園は唯一、公園らしいところだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/422秒 11.9mm〈Equiv.?65mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年7月29日

箱根仙石原湿原の蝶たち -2 (ミヤマカラスシジミほか) 7月18日


 今回は、箱根では珍しいとされるミヤマカラスシジミを比較的多く見ることができた。すでに擦れた個体も多い。そのほかでは、ここでは初めて見るアサマイチモンジや、アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハなどのお馴染みの蝶が元気だった。
 湿性花園を三周り位しただろうか、そろそろ引き上げようと思ったのは12時半ごろだった。喫茶室で入場者50円引きのソフトクリームを食べていると、テラスに植えられているブッドリアの花にツマグロヒョウモンやぼろぼろのカラスアゲハがやってきた。
 1時少し前に湿性花園を後にして、来た道を辿った。途中足柄S.A.で一休みし、自宅に戻ったのは3時だった。東名を使うと箱根は近い。

アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります。 32.アサマイチモンジ
池の傍の葉の上に止まった。イチモンジチョウかと思ったが、アサマイチモンジだ。ちょっと離れていたのでP90で撮ったが、開翅場面はピントを外してしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO333 ) 露出補正 なし
草原に舞うアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 33.草原に舞うアカタテハ
湿原植生復元区を、オオウラギンスジヒョウモンに混じってアカタテハが飛び、オカトラノオで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO94 ) 露出補正 なし
オカトラノオで吸蜜するアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 34.オカトラノオで吸蜜するアカタテハ
背景を映しこみたいと思うが、離れているので近寄って広角で撮ることができない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハはカセンソウで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 36.キタテハ
キタテハの夏型はまだ擦れていなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 37.喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン
ブッドレアの花に今年はまだ見ることが少ないツマグロヒョウモン♀が吸蜜に来ていた。花の名はフサフジウツギだそうだが、属名の(Buddleja)から、ブッドレアと呼ばれることが多いそうだ。それにしてもウツギ(空木)と名の付く花が多いのに驚く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 -0.3段
ヒツジグサ;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒツジグサ
箱根湿性花園のほぼ中央にある池ではヒツジグサの白い小さな花が咲いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
エンビセンノウ;クリックすると大きな写真になります。 39.エンビセンノウ
散策路の脇に見たこともない花が咲いていた。案内板にはエンビセンノウと記されていて、箱根には無いと説明されていた。絶滅危惧lB類(EN)だそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
白土信子さんが書かれた「蝶とあるく箱根」には、ミヤマカラスシジミは神奈川県では、丹沢と箱根の山地にだけ見られる貴重な蝶であると記されている。しかし、ここ湿性花園ではこの時期、しばしば見ることができる。ミドリシジミに交じってノリウツギの花で吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 41.チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ
散策路の脇に咲くチダケサシの花でも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 42.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1
この日は、比較的多くのミヤマカラスシジミを観察することができた。環境が保護されているのだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 43.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2
そろそろ切り上げようと思い、最後にもう一度ノリウツギの咲くところへ行ってみると、また、ミヤマカラスシジミがいた。葉の陰にいたので思い切ってプラス補正をして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 59.9mm ISO302 ) 露出補正 +1.0段


2012年10月17日

舞岡公園はやっと秋 10月5日 2/2


 谷戸の傍に咲いてたコセンダングサでヒメアカタテハとウラナミシジミを撮った後、いつものように瓜久保の方へ歩き始めた。途中、農家の畑があるが、その傍に熟した柿の実が落ちていて、その果汁を吸いにアカボシゴマダラが来ていた。その脇の道を入って狐久保まで行く。先は広場になっていて2匹のきつねの石造が迎えてくれる。瓜にけものへんがつくと狐になるが、この両者の地名には何かいわれがあるのだろうか。
  狐久保まで行って、元の道へ戻ってくる。瓜久保への道の右側は農家だが、植えられた花に黒いアゲハが舞っているのが見えた。

アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アカボシゴマダラ
このアカボシゴマダラは、はじめは少し離れた地面に降りて翅を開いていたが、匂いに誘われて熟して落ちた柿の実にたどり着いた。熱心に吸汁を始め、狐久保まで行って戻ってきた時もまだ、ここにいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤブガラシにはアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤブガラシにはアオスジアゲハ
そろそろ花も終わりが近づいたヤブガラシにはアオスジアゲハが来ていた。ヤブガラシは蝶が好きな花で、クロアゲハなども吸蜜にくる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO450 ) 露出補正 -0.3段
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ナガサキアゲハ♂
瓜久保への入り口に近い農家の土地に植えられた紫色の花にナガサキアゲハが舞っていた。だいぶ擦れた個体だが前後翅の付け根の赤い紋がきれいだ。♀にはなかなか会うことができない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
河童池の秋;クリックすると大きな写真になります 15.河童池の秋
夏の間干上がっていた河童池もここのところの雨で元に戻った。池の周りの柵では色濃くなったアカトンボが秋を告げる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 16.ウラギンシジミ -1
秋の暖かい日にはウラギンシジミの姿を多く見るが、この日も銀色の翅をちらちらさせながら活発に飛んでいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 17.ウラギンシジミ -2
時々地面に降りてはストローを伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 18.モンシロチョウの交尾
しばらく葉の上でじっとしていたが、そのうちに交尾をしたまま飛んで行った。ハネムーン飛行なのだろう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 19.ツマグロヒョウモン♀
多くの蝶は雌雄で翅の模様が異なる。たとえば、春に羽化するツマキチョウは♂は前翅の先端がオレンジ色で、♀は白い。また、ナガサキアゲハは♀の後翅に白い大きな紋が表れる。一方、アオスジアゲハやキタテハの雌雄の模様はほとんど同じで翅を見ただけでは区別がつかない。このツマグロヒョウモンの♀は♂の模様と大きく異なり、前翅に黒い紋が表れる。これは鳥に捕食されないように毒を持つカバマダラやスジグロカバマダラに擬態しているといわれる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ裏面;クリックすると大きな写真になります 20.キタテハ裏面
一方、夏型と秋型で紋や色が異なる蝶もいる。シータテハやサカハチチョウなどがその例だ。このキタテハも秋型は夏型に比べて、翅の色は赤茶色になり、翅のくびれも深くなる。これはその裏面。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
柿の葉に止まるキタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 21.柿の葉に止まるキタテハ秋型
キタテハが柿の葉に止まって翅を開いた。秋を感じさせる絵だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
芙蓉;クリックすると大きな写真になります 22.芙蓉
帰り道で彼岸花にアゲハが来ていないかと古民家に寄った。芙蓉が見事に咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年7月29日

能古島の蝶 7月8日


 能古島のアイランドパークには、蝶が飛んでいた。関東でも良く見かけるいわば普通種ばかりだが、2?3mの高さの木に咲く紫色の花に、いろいろな蝶が訪れていた。その花の名前が解からなくて、インターネットの「この花の名は?掲示板」でお尋ねしてみたところ、タイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。

黒いベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.黒いベニシジミ
花壇の花に翅表が黒くなったベニシジミがいた。舞岡公園で見るものより、さらに黒い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 2.タイワンニンジンボクにツマグロヒョウモン
アイランドパークの道を海に向かうと、何か所かに青紫色の花が咲く、小さな木があった。この時は何という花か解からなかったが、前述した通り、「この花の名は?掲示板」でタイワンニンジンボクまたはその仲間と教えていただいた。私の背丈より高いところに花が咲いているので、青空をバックに撮ることになる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.アオスジアゲハ
元気に飛び回っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメアカタテハ
さらに海に近いレストランの玄関先に咲いていたタイワンニンジンボクにはヒメアカタテハが来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン
この蝶はすっかり何処にでもいる蝶になってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 150mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.アカタテハ
ヒメアカタテハかと思ったら、アカタテハだった。この蝶も北海道から沖縄まで、分布域が広い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
アゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アゲハ
アゲハは何頭かがタイワンニンジンボクを訪れた。黒いアゲハ達は姿を見せない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります   8.ウラナミシジミ
関東近郊では、秋になると多くみられるようになるが、7月にはまず、見ることができない。この時期にウラナミシジミが見られるというのは、九州という温暖な地だからだろう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります 9.イチモンジセセリ
この蝶も各地でみられる普通種である。関東では秋に多くなる。このほか、ここアイランドパークではヤマトシジミなども見かけたが、撮った蝶は、すべて舞岡公園にもいる種であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング


2012年7月 6日

舞岡公園 6月14日 2/2 いろいろな昆虫たち


 6月14日の舞岡公園は、撮りたい被写体が多くあり、続編となってしまった。この季節は蝶ばかりでなく、いろいろな生き物が命をはぐくむ。ホタル、大きな蛾、リス、はたまた2mほどある蛇にも出会った。写真を撮りに来られている方々の中には、決して、鳥や蝶ばかりではなく、ほかの昆虫や生き物に詳しい方がおられた。

ゲンジホタル;クリックすると大きな写真になります 12.ゲンジホタル
古民家から出てきて、再びミドリシジミのいそうな所へ向かうと、カメラを上に向けて撮られている方がいた。「何ですか?」と伺ってみたところ、ゲンジボタルだと教えていただいた。4月2日に行った二俣川の近くのこども自然公園でもゲンジボタルが発生し、6月の夜は観察会が行われる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/160秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ウラゴマダラシジミ -1
瓜久保の手前の狐久保への入口あたりで、ウラゴマダラシジミが飛んでいた。しばらく様子を見ていると、目の前の葉先に止まってくれた。通りかかったご婦人も、デジカメを取り出す。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ウラゴマダラシジミ -2
13.と同じ個体を同じ位置でG12で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 15.アカボシゴマダラ
瓜久保の方へ歩いて行くと、アカボシゴマダラがゆっくりと飛んできて、翅を休めた。この春型は随分と黒いが、後翅の赤いドットは現れていない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 なし
シンジュサン 裏面;クリックすると大きな写真になります 16.シンジュサン 裏面
瓜久保をかっぱ池の方へ歩いて行くと、何人かの人が集まって木の枝に向けカメラを構えておられる。オオミドリシジミでもいたのかなと思って行って見ると大きな褐色の蛾が木にぶら下がっている。傍には抜け出た蛹の殻も見られる。「何という蛾ですか」と伺ってみたところ、 シンジュサンといい、なかなか見ることができないそうだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ISO1100 ) 露出補正 なし
シンジュサン 表;クリックすると大きな写真になります 17.シンジュサン 表
伸びている枝の反対側に回り込んで表側を撮る。逆光だったのでプラス補正したが、それでも不十分で、Capture NX2で補正している。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 +1.0段
ミズイロオナガシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 18.ミズイロオナガシジミ -1
瓜久保から戻り道で、小川に渡された木道にミズイロオナガシジミを見つけた。今季初めてのミズイロオナガだったので嬉しかったが、左前翅が大きく破損していて、旨く飛べないようだった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ISO2200 ) 露出補正 なし
ミズイロオナガシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 19.ミズイロオナガシジミ -2
18.と同じ個体をG12で撮った。左前翅が大きく破れているのが解かる。後からここを通る人に踏まれやしないかと心配になった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります 20.ツマグロヒョウモン -1
舞岡公園でも見かけることが少なかったツマグロヒョウモンも多く見られるようになった。この個体、前翅の先の黒い紋に少し、違和感がある。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります 21.ツマグロヒョウモン -2
ヒメジオンで吸蜜する同じ個体を、森と青空をバックにG12で撮った。翅が透けてしまうと裏表の模様が重なってしまい、決して美しくない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
キタテハ夏型;クリックすると大きな写真になります 22.キタテハ夏型
秋型とは、色、翅のくびれ方など、随分違う。山地性のシータテハもそうだが、秋型の方が精悍な感じがして、一般的に夏型より好まれる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 23.ベニシジミ
ベニシジミが黒くなった。この蝶は年5?6回発生すると言われていて、夏に生まれる成虫、特に♂は前翅の橙色が退いて黒くなるものが多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
リス;クリックすると大きな写真になります 24.リス
これは台湾リスだろうか? すぐそばまで来る。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
紫陽花;クリックすると大きな写真になります 25.紫陽花
紫陽花がきれいな季節になった。公園のあちらこちらで、赤紫、青、白などの紫陽花の花が咲いている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 26.サトキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲが多くなった。まだ、発生初期なのか、きれいな個体が多い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/100秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段


2012年6月29日

舞岡公園 6月4日 トップシーズン始まる


 舞岡公園が輝くシーズンが始まった。春先は少ないと思っていた蝶も、個体数こそ多くはないが、多くの種が発生している。とくに平地産ゼフィルスのシーズンで、その写真を撮りに来られる方も多い。すっかり、平地産ゼフィルスが見られる公園として、有名になったようだ。6月4日、この日、私はゼフィルスには会えなかったが、コムラサキを見ることができた。舞岡公園にいるとは聞いていたが、私にとっては、舞岡公園で初めて見るコムラサキだった。

テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ
路上で吸水をしているテングチョウがいた。なかなか落ち着かず、タッチ・アノド・ゴーを繰り返す。お陰で翅表が見えるようにカメラに収まってくれた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 2.コミスジ
コミスジも多く飛んでいる。コミスジはだいぶ擦れてきている個体が多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリは少なくなった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -1;クリックすると大きな写真になります 4.アカボシゴマダラ春型 -1
♀だと思う。春型はアカボシゴマダラという名の所以である後翅の赤いドットが現れない個体が多いが、この個体では薄らではあるが、はっきりと赤いドットが現れている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -2;クリックすると大きな写真になります 5.アカボシゴマダラ春型 -2
4.と同じ個体。春型のアカボシゴマダラは白いが、その'白さ'の程度は幅がある。この個体はちょうど中間ぐらいの'白さ'で翅表の黒い筋が濃い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.キタテハ
今年、成虫になったキタテハ夏型である。初々しい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.キタキチョウ
キタキチョウの個体数は多い。反面、今年は、モンキチョウが少ないように思う。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 8.コムラサキ
はじめ、道端の木に纏いつくにように飛んでいたので、サトキマダラヒカゲかと思った。しかし、飛びかたが少し違う。そのうち、谷戸に向かって伸びている枝に止まった。コムラサキの♂だった。良い位置に止まってくれているのだが、少々距離がある。私にとって舞岡公園初のコムラサキだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン飛翔;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン飛翔
蕾が下を向くハルジオンの花に、タッチ・アンド・ゴーするツマグロヒョウモンの♂。連写で撮った中の1枚だが、もう少し、ピントが合えばよかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカツメクサに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 10.アカツメクサに来たツマグロヒョウモン
羽化したばかりのピカピカの♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 11.モンシロチョウ
普段あまりカメラを向けることが無いモンシロチョウだが、とても初々しかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン開翅 12.ツマグロヒョウモン開翅
きれいな♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 13.コムラサキ
谷戸のあぜ道を歩いていると、再びコムラサキに出会った。鳥の排泄物を吸っているようだ、先ほどの♂と同じ個体かどうかわからない。良い写真ではないが、撮れたのはこの日の収穫だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA640 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 14.サトキマダラヒカゲ
この蝶も普段あまりカメラを向けることが少ないが、この個体は擦れのないきれいな個体だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA640 ) 露出補正 なし


2012年5月24日

舞岡公園 まだ蝶は少ない 5月8日


 前日、八王子市の長池公園へ行ってきたので、今日はじっとしてようかと思ったが、天気が良く、気温も上がりそうだ。となると、じっとしてはいられなくなり、11時少し前に家を出て、舞岡公園へ向かった。南門のそばにあったタニウツギは、一昨年、枝を払われて昨年は花が咲かなかった。しかし、この日はわずかではあるが、このタニウツギが花を付けていた。しかし、モンキアゲハもナガサキアゲハもいない。谷戸の縁を歩くとやっとツマグロヒョウモンが現れた。しかし、数は少ない。ツマキチョウも姿を見せない。2時間ほど公園内を歩いたが、収穫は少なく、帰ることにした。

ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン
羽化したてのようなきれいな個体が、谷戸の縁に咲いているハルジオンの花に来ていた。しかし、この日、ツマグロヒョウモンはこの個体しか見ることがなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 開翅;クリックすると大きな写真になります 2.ヒメウラナミジャノメ 開翅
ヒメウラナミジャノメは比較的多く飛んでいる。葉の上に止まり、翅を開いて日光浴をする。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
始めてみるトンボ;クリックすると大きな写真になります 3.始めてみるトンボ
舞岡公園では、シオカラ、ムギワラは良く見るが、このトンボは初めて見た。少しネットで調べてみたが名前が解からない。なかなか格好の良いトンボだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.キアゲハ
アカツメクサの花に春型のキアゲハが吸蜜に来ていた。きれいな、小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ベニシジミ
ベニシジミは多く飛んでいた。ハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花が好きなようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハもハルジオンで吸蜜;クリックすると大きな写真になります 6.アオスジアゲハもハルジオンで吸蜜
いつもならウツギの花に飛来するアオスジアゲハだが、ウツギの花はまだほとんど咲いていない。昨年も5月末頃になってから、ウツギは白い花を咲かせていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
フキの葉に止まるベニヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 7.フキの葉に止まるベニヒカゲ
谷戸の縁に大きな葉を拡げていた蕗の、その葉の上にベニシジミが止まった。G12の広角で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ハナムグリ;クリックすると大きな写真になります 8.ハナムグリ
漢字で「花潜」と書くハナムグリは、その名の通り、ハルジオンの花に潜り込んで蜜を吸っていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 9.再びヒメウラナミジャノメ
全くの普通種なので、普段はほとんど追うことはないが、この日は蝶が少なく、再び被写体になってもらった。駄蝶とバカにしてしまうが、良く見ると結構美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年11月28日

我が家から徒歩圏内の三ツ沢公園と保土ヶ谷公園 10月21日・10月26日


 そろそろチョウのシーズンも終わりになる。自宅から徒歩で行ける公園に保土ヶ谷公園と三ツ沢公園がある。
 保土ヶ谷公園の春は梅、桜がきれいで、また、なかにある保土ヶ谷球場では、毎年、夏の甲子園大会の神奈川県予選が行われる。一方、三ツ沢公園は、自宅から坂を上って行かねばならず、夏は汗びっしょりになってしまうので、敬遠してしまう。
 涼しくなったころ、坂を上がって、公園の中を歩いて、横浜市営地下鉄の三ツ沢上町の近くにある中華料理店でビールを片手に昼食にするのも楽しみの一つだ。

三ツ沢公園散策;クリックすると大きな写真になります 1.10月21日 三ツ沢公園散策
自宅から坂を上がり、サッカー場や、テニスコートがある三ツ沢公園を通り過ぎ、国道1号線に出るわき道にこんな閑静なところがある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
チャバネセセリ 2. チャバネセセリ
三ツ沢公園の花壇に咲くマリーゴールドには秋の蝶が集まる。これはチャバネセセリ。同じく秋に多いイチモンジセセリとは後翅裏面の銀色の紋の並び方で区別できる。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 3.ツマグロヒョウモン
今度はきれいな個体のツマグロヒョウモンがやってきた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメアカタテハ
今年は見ることの少なかったヒメアカタテハも吸蜜に来ている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.モンキチョウ
モンキチョウは早春から晩秋まで、活発に飛び回るが、この日も元気だった。このあと、国道1号線の三ツ沢上町まで下り、上海料理店 鳳誠閣でビールで喉を潤し、昼食にした。ここの経営者のご夫婦は上海の出身で、東日本大震災のあと、しばらく店を休んで帰国していた。やはり原発事故が怖かったという。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
保土ヶ谷公園を歩く;クリックすると大きな写真になります 6.10月26日 保土ヶ谷公園を歩く
良い天気だった。公園の中央にある噴水には虹が出ていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 14.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
犬;クリックすると大きな写真になります 7.犬
噴水の脇に、犬を連れた男性が日向ぼっこをしていた。その犬が何とも魅力的である。シベリアンハスキーが混じった雑種だそうだが、脚が長くて、良い顔をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ
;クリックすると大きな写真になります 8.イチモンジセセリ
この時期になるとイチモンジセセリも擦れた個体が多くなってくる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
光榮山法性寺;クリックすると大きな写真になります 9.光榮山法性寺 柿の実と桜の花
保土ヶ谷公園から相鉄線星川駅のほうへ下ってくる途中に、光榮山法性寺というお寺がある。柿の木がたわわに実を付けていたが、ふと左を見ると桜が咲いていた。しかも1輪、2輪咲いているのではなく、満開のようだ。秋に咲く桜もあると聞くが、こんなに立派に花を付けたのは、初めて見た。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります 10.ツマグロヒョウモン ♀ -1
今年はツマグロヒョウモンの♀のきれいな写真が撮れていなかったが、意外にも、保土ヶ谷公園の帰りに、自宅近くのある御宅が手入れされて道路脇に置かれている鉢植えのランタナで吸蜜していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ツマグロヒョウモン ♀ -2
この日は保土ヶ谷公園の散歩にD300の100mmマクロを付けて持って行っていたので、背景がうるさくならずにボケた写真が撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年11月22日

秋の舞岡公園 10月6日


 今年の夏の気温は、なんだか変だった。6月の後半から7月の20日ごろまでは、猛烈に暑い日が続いた。7月下旬は平年以下の気温となったが、お盆のころはまた暑かった。そして8月下旬はまた涼しく、25℃以下になったかと思うと、9月中旬は夏に逆戻りし、25℃以上の日が続いた。そして9月下旬からは平年を下回る気温となっている。
 この日はさわやかな秋晴れであった。一か月以上行っていなかった舞岡公園を訪れる。公園の谷戸はすっかり秋の気配になっていた。今年はなかなか会えなかったツマグロヒョウモンには会えたが、概して蝶は少なかった。
 11月の初め、TVのニュースで舞岡公園の中にある農村体験施設が、落ち葉などを燃やして肥料用などとして販売していた「草木灰」と呼ばれる灰から、国が目安とする1キロあたり400ベクレルを上回る、2561ベクレルの放射性セシウムがが検出されたと報じられた。干しシイタケや玄米からも検出されているらしい。私も、福島原発の事故以来、今回で11回舞岡公園を訪れているが、影響はないと多寡をくくっている。

かかし;クリックすると大きな写真になります 1.かかし
刈入れを控えた谷戸の田んぼの畔には、かかしが並んでいた。それぞれ趣向を凝らしたかかしだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F11 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.ヒカゲチョウ
半分翅を開いて陽の光を浴びている。とても小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミシジミ
古民家の門を入ったところの砂利道で、ウラナミシジミが地面に停まっていた。長い口吻を伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ ♂;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメジャノメ ♂
写真では良くわからないが、まるでシジミチョウのように、恐ろしく小さな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.キタキチョウ
蝶の数が少ないところ、キタキチョウだけはいつもの年のように多くみられる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウ G12で撮る;クリックすると大きな写真になります 6.キタキチョウ G12で撮る
前の写真と同じ個体である。G12で近寄って撮るとこんな感じになる。棲息環境がわかる写真になる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ウラギンシジミ
古民家の庭で、ウラギンシジミの秋型のきれいな♂が飛び出してきて、日光浴を始めた。夏型に比べて前翅の先が尖っている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ 裏面;クリックすると大きな写真になります 8.ウラギンシジミ 裏面
その名の通り、銀色に輝くウラギンシジミの裏面。ディテールが出るように-0.7段の露出補正をした。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン ♂と♀
;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン ♂と♀
ヒヨドリバナで吸蜜している♀に♂がやってきた。雌にその気はないらしく吸蜜を続ける。♂は何回か誘っていたが、あきらめて離れて行った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ツマグロヒョウモン ♂
谷戸の畔に咲くアザミで吸蜜していた。バックに青く見えるのは田んぼにかけた青いネットだが、きれいにボケている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
キンピカのツマグロヒョウモン ♂;クリックすると大きな写真になります 11.キンピカのツマグロヒョウモン ♂
この日見たツマグロヒョウモンで最も美しい個体だった。多分、今朝、羽化したのではないだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし


2011年7月23日

舞岡公園 朝がけ 7月18日


 7月18日 の早朝、「なでしこJapan」がドイツ・フランクフルトで行われたいた女子サッカー World Cup の決勝のPK戦でアメリカに勝ち、優勝した。昨夜からこの日は早朝に舞岡公園へ行ってみようと決めていた。前回7月12日は暑い日で、日中ほとんど蝶が見られなかった。それでは、朝早く気温が上がる前ならどうだろうかと思ったからだ。
 サッカーの試合が終わったのは6時半、舞岡公園の駐車場に着いたのが7時10分、それほど早朝というわけではないが、初めてのトライである。歩き始めると、カラスアゲハやウラギンシジミが飛んでいるのを見かけた。9時過ぎまで2時間、公園を歩いた。日中より、蝶の影は多い。

路上のルリシジミ;クリックすると大きな写真になります   1.路上のルリシジミ
7時20分、早速ルリシジミが路上をちらちらと飛んでいる。G12のバリアングルモニターで撮り始めた。マクロに設定するのを怠って撮っていたので、どうかと思ったが、なんとかピントはきている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
オカトラノオとダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.オカトラノオとダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリが、オカトラノオに数頭来ていた。帰りに9時ごろ同じところを通ったが、その時にはもう姿は無かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ マクロ撮り
これは♀だろうか? お腹がが太いし、後翅に白い帯が薄らと出ている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
7時40分 ウラギンシジミが飛んでいた。路上に止まったりしていたが、近くの葉に止まり、日光浴を始めた。新鮮な夏型の♂だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ マクロ撮り
写真4.と同じ個体、同じ静止位置。ソックスをはいたような脚が可愛らしい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 裏
その名の通り裏は一面銀色である。この時期は路上に止まって口吻を伸ばしていることが多いようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤマユリ;クリックすると大きな写真になります 7.ヤマユリ
古民家の庭にヤマユリが咲いていた。ナガサキアゲハの♀でも来てくれれば絵になるのだが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ホウセンカ;クリックすると大きな写真になります 8.ホウセンカ
同じく古民家の庭に咲いていた。花言葉は「私に触れないで」というらしいが、それは触れると果実がはじけることに由来するようだ。島倉千代子や中島みゆきの歌の曲名にもなっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
マツヨイグサ;クリックすると大きな写真になります 9.マツヨイグサ
この花も古民家の傍らに咲いていた。マツヨイグサというのは正しくはマツヨイグサ属の総称で、125の種があるそうだ。どの種も南北両アメリカ大陸原産であり、他地域には産しない。日本も例外ではなく、野生のものは帰化植物か、逸出した園芸植物のいずれかであるという。漢字では待宵草と書く。一日花であり、多くの種が夕刻に開花し夜間咲きつづけ翌朝には萎む。これが待宵草の名の由来である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 10.一服するアカボシゴマダラ
朝8時 瓜久保のおやすみ処の縁側でアカボシゴマダラが一服している。普段ここは公園を散策する人たちが'一休み'と腰を下ろしたり、子供たちがはしゃいでいるところだが、朝早いためか空いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 11.樹上のアカボシゴマダラ
一服し終えたアカボシゴマダラは近くの木の葉の上に移って、周りを見渡している。テリトリーを張っているのだろうか。後翅の赤いドットと黄色い口吻が鮮やかな奇麗な♂だった。神奈川県で発生しているアカボシゴマダラは中国南部や香港に分布するassimilis亜種が人為的に持ち込まれたものであると言われている。舞岡公園では同じエノキを植樹とする本邦固有のゴマダラチョウと共存するが、アカボシゴマダラのほうが優勢であるように思える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ハギの花で吸蜜したり、産卵姿勢になったり、忙しい♀だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤマトシジミ
ハギの花で吸蜜するヤマトシジミ。今年はなぜかツバメシジミを見る機会が多く、ヤマトシジミを見ることが少ない。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.コチャバネセセリ 開翅
後退角翼のジェット戦闘機のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 15.コミスジ
大分擦れた個体であるが元気にスイスイと飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ネムノキ;クリックすると大きな写真になります 16.ネムノキ
ネムノキは広い意味でマメ科に属する。キタキチョウが好む食草である。7月12日に来た時はネムノキの花にカラスアゲハが来ていたが、すぐ離れてしまった。-1.0段にしてみたが、正解だったと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 17.ツマグロヒョウモン 今年はツマグロヒョウモンをなかなか見ることができないでいる。この日も全く姿を見せず、帰り際に駐車場の傍で、やっと1頭見かけた。♀を探しているのだろうか、時々このように梢に止まって周りを見回していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年10月23日

今年最後? 舞岡公園


 10月16日 天気予報によると朝は曇っているが午前中には晴れ、気温も22?23度を超えるという。この日は何も予定がなかったので、今年最後になるなと思いつつ、舞岡公園へ向かった。前回は9月7日に来ているが、公園の様子も変わり、秋の深まりを実感した。
かかしのコンクール;クリックすると大きな写真になります 1.かかしのコンクール
ここの田んぼの刈り入れは終わっていた。かかしは先月からあったが、数も増えていた。この「たこの占師 パウル」というのはなかなか凝った作品で、出来栄えも素晴らしいと思う。ほかにも力作が多かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
柿の葉の紅葉;クリックすると大きな写真になります 2.柿の葉の紅葉
柿の葉は色づいて落葉が始っている。柿の葉にはバクテリアの繁殖を抑えバクテリアの発生による悪臭を抑える作用があり、柿の葉寿司はその作用を生かしたものという。もちろん柿の葉ずしに使われる葉は緑色の葉である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 3.セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ
11時半を過ぎると陽が射し気温も上がってきた。谷戸沿いの道はセイタカアワダチソウの黄色がきれいだ。今年は見ることの少なかったヒメアカタテハも来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 4.キタテハ秋型
セイタカアワダチソウにはキタテハの秋型が集まっている。夏型に比べ翅の色は赤茶色になり、精悍に見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型裏面;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハ秋型裏面
夏型に比べ秋型は裏もぐっとしまりが出て見栄えがする。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
秋景色;クリックすると大きな写真になります 6.秋景色
セイタカアワダチソウの後ろはまだ刈入れが終わっていない谷戸の稲が拡がる。秋らしさを感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 7.ウラギンシジミ♂
この日出会ったウラギンシジミは♂が多かった。11月に近づくと♀が目立つようになる。成虫で越冬して、来年の春、産卵をして世代をつなぐ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
IXY30Sで撮ったウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.IXY30Sで撮ったウラギンシジミ
地面に降りて吸水する個体が多い。こうなると写真は撮り難くなる。上から撮ると背景は地面になってしまう。ポケットに入れていたIXY30Sの広角側マクロで撮った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀
羽化まもないツマグロヒョウモン♀がいた。最近、伊藤嘉昭という方が書かれた「ツマグロヒョウモンの北進と擬態の謎にせまる」というサブタイトルの付いた「琉球の蝶」という本をアマゾンで見つけ購入した。ツマグロヒョウモンは♂と♀で翅の模様が違う。♀はカバマダラやスジグロカマダラに擬態しているといわれる。カバマダラやスジグロカマダラは捕食者である鳥たちにとって味が悪いようで、食べない。それに擬態することで鳥に食べられるのを逃れるのか。しかし、今やツマグロヒョウモンはカバマダラやスジグロカマダラが棲めない北へ進出している。もともと琉球列島、九州、および四国の南部にのみ生息していたツマグロヒョウモンは、戦後間もなく中国地方、近畿南部、三重に定着した。私が中学生ころ(1955年ころ)高尾山の尾根道でこの蝶を見たときは大珍蝶であった。名古屋では1995年ころから急に数が増え始め、一般的な蝶になった。さらに2000年を過ぎたころだったか出張先の長野県の松本市でも見かけた。今や関東では全くの普通種である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ
吸蜜中のウラナミシジミが開翅してくれた。控え目なブルーが陽を浴びて輝く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
101022_011.jpg 11.雀の鈴なり
まだ刈り取りが済んでいない田んぼが広がる木立が騒がしいのでふと見ると、雀がいっぱい集まっていた。彼らにとっても豊穣の秋なのだろう。人が傍を通ると一斉に飛び立つ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし


2010年10月 4日

秋色の仙石原


 少し秋らしくなってきた9月19日、休日1,000円の東名高速を使って、箱根仙石原にある箱根湿性花園へ行ってきた。朝7時に自宅を出て、開園時間の9時直前に湿生花園の駐車場に入った。すでに数名の人が開園を待っていた。
 園に入ってまず、適当なベンチをさがし、花を眺めながら途中の足柄サービスエリアで仕入れたサンドウィッチを食べた。1時間半ほど撮影したが、登りの車が混まないうちにと、昼前には湿生花園を離れ、御殿場から東名に上がり、自宅に戻ったのは午後2時前だった。

箱根町立箱根湿生花園;クリックすると大きな写真になります 1.箱根町立箱根湿生花園
ここはチケット売り場。入園料は大人700円で65歳以上は割引があって600円に。この日は清々しい天気だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 2.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?1
入口を入ってすぐのベンチに腰をかけ、朝食のサンドウィッチを頬張っていると近くのシオンの花にヒョウモンチョウが来ていた。なんだろうと思って近づいてみるとミドリヒョウモンの♀だった。擦れてはいるが、破損はほとんどない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 3.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?2
前の写真と同じ個体である。広角側で撮ったが、18mmにすると蝶が小さくなってしまうので、少し戻して撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 4.キタキチョウの交尾
交尾中のキチョウに、他の♂がちょっかいを出している。キチョウは翅を開いては止まらない。翅表を撮るには飛翔しかないが、うまく撮れた。
さて、知らなかったが、2005年に日本のキチョウはキタキチョウとキチョウの2種に分割されたとのこと。本州などに生息している馴染みの深いキチョウはキチョウではなくキタキチョウになった。
形態的には前翅表の縁毛が黄色いなど細かいところでは違いがあるようだが、一見しただけでは良く分からないという。幸いなことにトカラ列島の渡瀬線以北にはキチョウ(E.hecabe)は生息していないので、本土で見るキチョウは全てキタキチョウである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サワキキョウとウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.サワキキョウとウラナミシジミ
ウラナミシジミが見られるようになると秋である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.キアゲハ
アザミの花で吸蜜しているキアゲハ。周囲にはススキの穂が見え、秋の気配が感じられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ススキとオミナエシ;クリックすると大きな写真になります 7.ススキとオミナエシ
湿生花園の奥は、仙石原湿原植生復元区となっている。昭和45年頃ススキ草原の野焼きがされなくなってから、ヨシが丈高く茂り、樹木も増えて日向を好む多くの湿原植物がその姿を消してしまったそうだ。昭和60年に箱根湿生花園の水田跡地に湿生植物の復元実験区が設けられた。昔の湿原に復元するには野焼きが効果的で、初夏の草刈りは回復を早めるという結果を得て、6月に草刈り、冬期に火入れが毎年行われているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 8.オオウラギンスジヒョウモン♀
以前にミドリシジミの季節にここへ来た時はオレンジ色の♂が活発に飛びまわっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ
サクラタデの花はとても可憐である。普段は見向きもしないモンシロチョウもサクラタデの花のお陰か清楚で美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂
新鮮なツマグロヒョウモンが飛んできたので撮った。しかし、前翅翅表の先端の普通は2つに分かれている黒斑がつながってひとつの大きな黒斑になっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型 11.キタテハ秋型
新鮮なキタテハの秋型だ。都会では秋型は12月の初めまで成虫で活動し、暖かい日には1月や2月でも飛んでいる。成虫で越冬し、春に次世代(夏型)につないでいく。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒメアカタテハ 今年は舞岡公園でほとんどヒメアカタテハを見ることがなかったが、ここで会えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 13.アゲハチョウ
箱根湿生花園は花が多いので吸蜜に来る蝶たちを撮るチャンスに恵まれる。今日はもともと半日行の予定だったので、このアゲハチョウを撮ったあと、帰路に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年6月20日

保土ヶ谷公園にもアカボシゴマダラが


  伊豆から帰った翌日の6月3日に、しばらく行っていなかった歩いて行ける保土ヶ谷公園へ行ってみた。この公園は梅、桜など折々の花が美しい。しかし、今までここで蝶の写真を撮ったことはない。D5000にVR18-55mmを付けて携えた。

ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン♀
今年は少ないと思っていたツマグロヒョウモンの♀が、道路脇のプランターに植えられたすみれに来ていた。すみれはツマグロヒョウモンの食草である。オートフォーカスでライブビュー撮影した。合焦までちょっと時間はかかるが、何とか撮れる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.モンシロチョウ
きれいなモンシロチョウが住宅の庭の花で吸蜜していた。もう第二化が発生しているのだと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞りオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ発見;クリックすると大きな写真になります 3.アカボシゴマダラ発見
公園の中を散策し、途中で買ってぶら下げていた崎陽軒のシュウマイをベンチに座って食べ、そろそろ帰ろうと歩いていると、左手の茂みの上に、白い大きな蝶が飛んでいた。一旦、向こうへ行ってしまったが、また戻ってきて、撮影可能な葉の上に止まった。美しい個体である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞りオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.広角側で
同じ個体である。同じところにじっとしていてくれたので、何枚かシャッターを切ったが最後に広角側18mmで周囲の環境を入れて撮った。アカボシゴマダラは神奈川県でどんどん生息範囲を拡げているようだ。東京や、埼玉にも出現していると聞く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞りオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年6月11日

アカボシゴマダラ春型


 6月1日 晴天で気温も上がりそうなので、アカボシゴマダラの白い春型の少しはましな写真が撮りたいと思い、再び舞岡公園へ出かけた。
 今日は火曜日だが駐車場に車が多い。子どもたちがいっぱいだ。ウツギの白い花がいっぱい咲いている。
 D5000のレンズキットに付いていたVR18-55mmのレンズを試してみようとも思っていた。比較的被写体に近づける。
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン
早速、ウツギの花に来ていたツマグロヒョウモンの♂が迎えてくれた。今年はツマグロヒョウモンの数がとても少ないように感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.アカシジミ
今年もアカシジミが平地産ゼフィルスのトップを切って発生していた。ウツギの花に何かいないかと目を凝らしていて見つけた。レンズはやはり55mmではちょっと苦しかったので、携帯していたVR18-200mmに付け替えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.カラスアゲハ
ミズイロオナガシジミでもいないかと林の中に踏み入ったら、カラスアゲハの♂が目の前の花に飛来し吸蜜を始めた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.アカボシゴマダラ
いた!アカボシゴマダラがゆっくり飛んでいる。見守ること数分、葉上に止まった。しかし、このアカボシゴマダラは、白くない。夏型のように見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ 裏面;クリックすると大きな写真になります 5.アカボシゴマダラ 裏面
前の写真と同じ個体である。裏面は夏型より白っぽい。しかし、この蝶のトレードマークである赤いドットがはっきりと表れている。止まっている木は葉を見ると食樹のエノキのようでもあり、産卵姿勢をとるようにも見えたが定かでない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ夏型;クリックすると大きな写真になります 6.キタテハ夏型
やっとキタテハの夏型が発生していた。この蝶もウツギの花が好きなようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アオスジアゲハ
アオスジアゲハも多く飛んでいる。VR18-200mmの望遠端で撮っているが、この写真はバックがきれいにボケてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.イチモンジチョウ
イチモンジチョウは沢山発生していて、ウツギの花によく来ている。翅表より複雑な裏面の模様のほうが面白い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
白いアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 9.白いアカボシゴマダラ
サトキマダラヒカゲが飛んでいるので、1枚とっておこうと目を凝らし追っていると、払われた枝の古い切り口から樹液が出ているのだろうか、そこに止まろうとしている。そして、ふと見ると思いもかけずそこに白いアカボシゴマダラがいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
白いアカボシゴマダラ 開翅;クリックすると大きな写真になります 10.白いアカボシゴマダラ 開翅
樹液の出るところは限られているようだ。サトキマダラヒカゲが吸わせて欲しいと寄っていくと、アカボシゴマダラが翅を打ち振って阻止している。その瞬間をねらってシャッターを切った。このアカボシゴマダラは白い。4.の写真と見比べていただきたい。赤いドットもない。今日の目的は一応達成された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2009年10月 7日

国営昭和記念公園

 9月24日 立川の国営昭和記念公園へ行ってきた。新宿から青梅線直通の中央快速に乗って、青梅線の西立川で降りると、すぐ前が入口になっていいる。
 ここ国営昭和記念公園は、1983年より、昭和天皇在位50年を記念して、立川基地跡の一部に、順次開園されており、現在全体の180haのうち163haが利用されている。
 もとは戦前の1922年に帝都防衛構想の陸軍航空部隊の立川飛行場として開設された。戦後米軍に接収されたのち、1973年から一部の敷地が段階的に日本政府に返還されてきたが、1977年に全ての敷地が全面返還されたとのこと。

1.山手線命名100周年
渋谷から新宿まで山手線に乗ろうとしたところ、たまたま、こんな電車が来た。山手線は1909(明治42)年10月に当時の鉄道院が、品川?赤羽の品川線など3路線を合わせて命名した。この電車は山手線命名100周年を記念して、昭和30年代まで使われていた旧型電車の色「ぶどう色2号」に塗られている。ただしスポンサーは板チョコ。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/320秒 4.6mm ISOオート )
山手線命名100周年:クリックすると大きな写真になります
2.国営昭和記念公園 
西立川口を入って正面にある水鳥の池の右側を「みんなの原っぱ」に進む。そこに一輪のヒマワリが咲いていた。「みんなの原っぱ」には、HITACHIのコマーシャルに出てくるような大きな木があった。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )
国営昭和記念公園:クリックすると大きな写真になります
3.コスモス畑
「みんなの原っぱ」の奥には、コスモス畑があった。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート )
コスモス畑:クリックすると大きな写真になります
4.日本庭園 蓮の花
「みんなの原っぱ」を突っ切ってさらに進むと「日本庭園」があった。ハスの花が咲いていて、それを橋の上から眺める人が池に映る。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F5 1/320秒 12.7mm ISOオート )
091006_004.jp日本庭園 蓮の花:クリックすると大きな写真になりますg
5.日本庭園 仲良し亀
池から顔を出している岩の上に仲良く2匹の亀が甲羅を干していた。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/200秒 17.3mm ISOオート )
日本庭園 仲良し亀:クリックすると大きな写真になります
6.スジグロシロチョウ飛ぶ
再び「みんなの原っぱ」へ戻ってきて、売店の脇のシオンの花畑を見ると、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハらが吸蜜にきて飛び回っていた。青空と白い雲を背景に飛び上ったところをとれたが、やはり、青空と白い雲に引っ張られて、スジグロシロチョウは露出アンダーになった。フラッシュをオンにすればよかったろうが、とっさにそんなことはできない。Nikon Capture NX でスジグロシロチョウの部分を明るくした。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート )
Nikon Capture NX で補正
スジグロシロチョウ飛ぶ:クリックすると大きな写真になります
7.ツマグロヒョウモン♀
同じくシオンの花畑で。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) トリミング
Nikon Capture NX で補正
ツマグロヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります
8.吉祥寺 雲洞山月窓禅寺
帰りに吉祥寺に寄って、インド料理店「サムラート」という店でカレーを食べた。働いている人はネパールの人が多いようだ。以前にも行ったことがあり、ナンがとてもうまい。食後に吉祥寺界隈を歩いてみたが、寺が多いのは発見だった。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 6.1mm ISOオート )
Nikon Capture NX で補正
吉祥寺 雲洞山月窓禅寺:クリックすると大きな写真になります

2009年10月 3日

9月の蝶

 9月10日に舞岡公園へ行ってみたが、端境期で、飛んでいる蝶は夏に飛び回って翅を傷めたアゲハたちが多いし、キタテハはまだ夏型である。9月中ごろを過ぎると少しずつ涼しくなってきて、蝶の数も多くなってきた。散歩や外出の道々で撮った秋の蝶たちである。まだまだ、これから11月の初めまで秋の蝶を楽しめる。
アゲハの産卵:クリックすると大きな写真になります 1.アゲハの産卵 舞岡公園
アゲハがカラタチに産卵していた。アゲハは柑橘類に産卵するがこのカラタチもミカン科である。産卵している周りにアブラムシがいっぱいいるのが気になるが。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
キタテハ♀:クリックすると大きな写真になります 2.キタテハ♀ 舞岡公園
これは夏型の♀だ。今は秋型との端境期である。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
イチモンジセセリ:クリックすると大きな写真になります 3.イチモンジセセリ 舞岡公園
都会のどこにでもいる秋の蝶の代表種である。コスモスの花などによく来ている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ヒメジャノメ:クリックすると大きな写真になります 4.ヒメジャノメ 舞岡公園
これもどこにでもいる普通種だが、最近は見ることが少なくなったような気がする。翅表は一面灰褐色で地味であるが、裏はよく見るとなかなか繊細な模様だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ツマグロヒョウモン♂:クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン♂ 葉山国際カンツリー倶楽部
ゴルフをするときもいつもコンデジを携帯する。前の組が詰まっているティーグランドで、こんな写真を撮る。もっとゴルフに集中しなくてはいけないと反省するのだが。

Nikon D300 Tokina 100mm
Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F7.3 7.3mm 1/125秒 ISOオート )
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 三ツ沢公園
9月16日 自宅から徒歩で行ける三ツ沢公園へ行った。陸上グランドの周囲の道にウラギンシジミが出てきていた。バリアングルモニターでカメラを地面すれすれにして撮った。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/148秒 ISOオート )
ナガサキアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 7.ナガサキアゲハ♂ 三ツ沢公園
道端の花でナガサキアゲハが吸蜜に余念がなかった。翅表は緑色の金属光沢が渋い。残念ながら後翅が傷んでいる。鳥にやられたのであろう。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/250秒 ISOオート )
ヒメウラナミシジミ:クリックすると大きな写真になります 8.ヒメウラナミシジミ 駒場東大構内
これも都会の秋の代表的な蝶である。駒場東大で現役学生の卓球の試合があり、応援に行った。その試合と試合のインターバルに構内で撮った。

Nikon COOLPIX P90
  絞り優先オートで撮影 ( F3.5 4.6mm 1/460秒 ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀ 峰岡公園
自宅から近い小さな公園であるが、花壇に植えられたキバナコスモスが秋の蝶を集める。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 4.6mm 1/1000秒 ISOオート )

2009年1月 4日

謹賀新年


 昨年は百年に一度と言う世界規模の不況に見舞われたが、今年は回復の兆しが見えるよい年になることを願っている。
 10年以上も前から、年賀状には蝶の写真をプリントしている。旨くもないのだが、「毎年楽しみにしています」と言われると嬉しいものだ。
 今年の年賀状に用いた写真を見ていただきたい。
1.アドリア海から昇る朝陽
電子メールで新年のご挨拶をするときに、虫が嫌いな方もおられるといけないと思い、蝶以外の題材を探したが、あいにく昨年撮った写真には適当なものがない。これは2006年に南フランスへ行ったとき、St.Jean.Cap.Ferratのホテルから眺めたアドリア海から昇ってくる朝陽である。

Nikon D100  NIKKOR 18-200mm
  プログラムオートで撮影  ( F10 1/350秒 ) 
クリックすると大きな写真になります
2.2008年に撮った蝶
左上から下へ、順次右の列へ移動 ウラギンシジミ、ギフチョウ、ツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ウスバシロチョウ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、ダイミョウセセリ、キタテハ、ジャコウアゲハ、オナガアゲハ、モンキアゲハ、ベニシジミ、クロアチアのドブロヴニクで撮ったキアゲハ、そして最後がクロアチアのザダール近郊で撮った蝶で名はわからない。 JTrimという無償ソフトを使って16枚の写真を連結した。以下、インクジェット用の年賀はがきにプリントした。
クリックすると大きな写真になります
3.クロアゲハ♀
箱根の仙石原近くに「箱根湿生花園」がある。季節それぞれに美しい花が咲いている。ファインダーで見た夏の終わりの沢桔梗に来たクロアゲハ雌、後翅の紅い模様がきれいだった。2008年9月9日撮影

Nikon D100  Σ 17-70mm 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ) 
クリックすると大きな写真になります
4.秋のツマグロヒョウモン
この蝶はすっかり普通種になってしまった。しかし、なかなか見栄えのする蝶である。2008年10月2日横浜市舞岡公園で撮影 JTrimで文字入れをした。

Nikon D300  Tokina 100mm Macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ) 
クリックすると大きな写真になります

2008年11月 6日

そろそろ蝶はシーズンオフ

 日増しに寒くなってきた。蝶が飛ぶシーズンもそろそろ終わりになろうとしている。往復2時間のコースであるが、暖かい日によく近くの三ツ沢公園に散歩に出かける。そこでは花壇に来る秋の蝶を見ることが出来る。
クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン♀ 広角端
三ツ沢公園にアマチュアスポーツの父と言われた元横浜市長の平沼亮三氏のランニング姿の像がある。10月18日には、その周囲の花壇にきれいなツマグロヒョウモンの雌が来ていた。 コンパクトデジカメしか持っていなかったがマクロにして撮った。この写真はズームの広角端7.2mmで撮っているが、35mm版換算で36mmくらいであろうか。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.ツマグロヒョウモン♀ 望遠端
前の写真と同じ個体を、今度は望遠端で、少し左へ動いて背景が整うようにして撮った。29.2mmで35mm換算では145mmくらいの範囲になるが、ボケ具合はあくまで29.2mmである。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
11月1日は暖かな日だった。横浜市営地下鉄の三ツ沢上町駅前に、小さな店だが美味しい中華料理店がある。そこでビールを一杯飲みながら、昼飯を食うのが楽しみでこの日も散歩に出かけた。 サッカー競技場の脇の道に花が植えられているが、そこにベニシジミが来ていた。後ろをウォーミングアップ中の陸上選手が通り抜ける。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/200秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.アオスジアゲハ
何という名前の花かわからないが、蝶が好きな花らしく、隣の植え込みにはアオスジアゲハが来ていた。この時期としては翅に傷みがなくきれいだ。

Canon PowerShot A640 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/250秒 )

2008年10月15日

ツマグロヒョウモン6態

 このブログは「蝶の写真を中心に・・・」とうたったものの、ここのところ蝶の写真がない。理由はいい写真が撮れていないからである。6月以降、いろいろと忙しくて、北海道とか信州へ出かけられなかった。スロベニア、クロアチアで少しはチャンスがあるかと思ったがチャンスがありそうなところへ訪れたときは天候が悪かった。9月のはじめにタテハでも撮りたいと思い、高ボッチ高原へ日帰りででも出かけようと思ったが、これも天候が定まらないままチャンスを逸してしまった。横浜市内の舞岡公園へも出かけたが、今年は蝶が少ない。しかし、ツマグロヒョウモンだけは元気だった。
クリックすると大きな写真になります 1.春に生まれたツマグロヒョウモン
この写真は5月1日に、横浜市は相鉄線二俣川駅から15分くらいのところにある大池こども自然公園で撮った。昭和51年発刊の「原色日本蝶類図鑑」(川副昭人・若林守男 共著)には、この蝶の土着の北限は本州南西部であるとされていた。しかし、最近は関東地方でもその年に生まれた(成虫になった)この蝶を春から見ることが出来る。

Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4  1/300秒 )
081015_002.jpg 2.草原で日向ぼっこ
前の写真と同じ個体。この季節のツマグロヒョウモンは良くこういった草原に止まって日向ぼっこをしている。近づくと飛び立つが、また草の上に止まる。このブログのタイトルバックも春のツマグロヒョウモン♂だ。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.秋のツマグロヒョウモン♀
この蝶は春に第一化が発生した後、年に何回くらい世代を繰り返すのだろうか?地域や季節の気温によっても違うのだろうが、この写真を撮った横浜市舞岡公園では、一年中見ることが出来るので年3?4回は世代交代をしていると思う。10月2日に出会ったこの雌は今年最後の成虫だ。そして産卵し、その卵が幼虫か蛹まで育って年を越すのであろう。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 )
081015_004.jpg 4.羽化不全
羽化するときに翅が旨く伸び切らなかった個体。左前翅が縮れている。右前翅もおかしい。それでもこの雌も世代を引き継ぐ。10月2日 舞岡公園にて。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 5.吸蜜中の♂
久しぶりの秋晴れの日、元気いっぱいの雄である。私は雄の翅の表側が好きだ。春に生まれる蝶と秋に生まれる蝶で翅の模様や色が異なる種類も多いが、この蝶は変わりがない。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.もう1枚
前の写真と同じ個体である。裏面も紅色がとてもきれいだった。10月2日 横浜市戸塚区舞岡公園にて。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 )

2008年2月 4日

2007年の蝶(4)



クリックすると大きな写真になります1.キチョウ 2007年9月4日 横浜市戸塚区舞岡公園
9月の声を聞くとキチョウの姿をよく見るようになる。この花に絡まりつくように飛び回る。翅表を見せては止まってくれない。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります2.ウラナミシジミ 2007年10月7日 相鉄線緑園都市
この蝶も秋になると多く見るようになる。この写真は相鉄ギャラリー前の花壇に来たところを、コンデジで、バリアングルの液晶モニターを見ながら、ローアングルで撮影した。背景の広がりが撮れた。
Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります3.キタテハ秋型 2007年10月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
キタテハの秋型は、夏型に比べ褐色が濃く、鮮やかになり、翅の切れ込みも大きく、精悍で美しい。バックのボケが変わった感じになった。ただし、ファインダーを見ているときは、絞り開放の状態で見ているのでボケの状態はわからない。勿論、絞り込んだ状態をファインダーで見ることは出来るが、蝶の写真を撮っているときにそんな余裕はない。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/650秒 )
クリックすると大きな写真になります4.ヒメアカタテハ 2007年10月24日 横浜市港南区多良岐公園
初めて行ってみた公園だったが、あまり蝶は多くなかった。ヒメアカタテハも秋になって多くなる蝶である。一旦、蝶にピントを合わせ、シャッターボタン半押しでフォーカスロックし、カメラを右に振って蝶の位置を左にした。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります5.ツマグロヒョウモン 2007年11月5日 静岡県大井川上流寸又峡
この蝶は、どこでも見かける普通種になった。小学生の頃、高尾山で初めてこの蝶をネットに入れたときは、まだ関東で採れることは少なく、手が震えたものだった。棲息地がどんどん北へ拡がっている。地球温暖化を否が応でも知らされる。
Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 )
クリックすると大きな写真になります6.ヒメアカタテハ 2007年11月13日 静岡県沼津近郊淡島
富士山が綺麗に見えた快晴の朝、淡島ホテルの庭の花壇にヒメアカタテハが来ていた。コンデジでバリアングルモニターを使用して、ローアングルで撮った。一眼レフでは腹ばいにならないとこのアングルでファインダーは覗けない。
Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 )