Atelierで“MP3_Player”タグの付いているブログ記事

2006年11月25日

泉北ニュータウン私的観光地図:Google Maps API Trial_5

 Google Maps API を使って、「泉北近辺私的観光地図」を編集し、右サイドメニューの「リンク」に置いてみた。自宅以外で場所を特定できる今までのエントリーにたどり着けるようにした。このようにすると、元のエントリーで表現している画像の表示に litebox が使えたり、MP3 Flash Player も動く。
 xml ファイルを再編集するだけで新たな地点とエントリーが追加できるので簡便になった。

2006年5月 2日

MP3 Flash Player

 ウグイスの鳴き声エントリーで使っていた音声コントローラに代わるもっと小さいアイコンのクリックで音声の再生と停止ができないかを調査してきた。調査といってもWebが頼りである。ただ、このような音声系のカスタマイズは、英語の世界の方が数多くの例示があるので範囲を広げた。その結果見つけたMP3 Flash Playerがpickle playerであった。FlashというクリップををWebのページに掲載できることを知ったのはまだ6ヶ月も前のことであるので、Flashの技を競い合っておられる方々が公開されているFlashをなんとか使わせてもらってきた。そのため、Flashのカストマイズは公開されておられる方が許容されている範囲内でしかできなかった。今回のカスタマイズは福井県の学生さんのサイトで教えてもらった。今までのカストマイズとそんなに変わるわけではないが、ボタンに使った画像の色・形とかサイズについて自分で選択することができた。ただ、このカスタマイズはFlashPlayer8対応であり、私が使っているSothink SWF Quickerでは作成できなかった。試用版のMacromedia Flash8をDLして、これを使った。このソフトは欲しいのですが、まともに買えば9万円近くするので諦めている。 (追記)Basic版は25000円ですね。個人ではそれで十分なようだが、それにしても・・・。
 そのうちにきっとSouceTecがグレードアップしてくれると期待している。

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2006年4月28日

鶯(<small>bush warblers</small>)来鳴きて・・

ウグイス

 MP3での録音ができるEDIROL R-1は以前にも書いたように、里山でのウグイスの声を録音したいというのがきっかけだった。本日(2006年4月28日)、晴天に恵まれたので堺自然ふれあいの森にウグイスの声を音録すべく出かけた。農業用水用の小さな川の流れる音とかカラスの鳴き声などが混ざって、ウグイスの鳴き声だけを選別するのは少し難しかったが、帰って音声編集ソフトSoundEngineで増幅したり切り貼りしたりするとなんとか様になるMP3ファイルができた。MP3の編集は今まで手がけてきているので扱いやすく重宝する。
 少し見つけにくいと思うが(コナラの丘あたり)案内図にある小鳥のアイコンをクリックすると、遠くで逆光なのであまりうまく撮れていないウグイスの写真がでる。また、左下のサウンド・コントローラ(pickle player)でウグイスの声を、再生したり一時停止したりして音が聞ける。いちど試してみてください。  ところで、標題のような出だしの合唱曲があったと思いますが、どなたか作詞者とか作曲者をご存知ありませんか。標題に続く歌詞は、「・・春は還りぬ」だったと思います。  

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2006年4月20日

ムクドリ?のさえずり

鳥の鳴き声録音(実験2)

 今の季節、日の出頃にかなりうるさい鳥の声で目が覚める。昨日EDIROL R-1を使って録音を試みた。この鳴き声は多分ムクドリと思うのですが、詳しい方教えてください。どこかで犬もほえているようですが。 <雀のさえずり>で録音再生のこころみを掲載したがどうも気に入らないので、自分でFlashソフトを使って作ってみた。これだとFlashファイル(.swf file)を背景の好きなところにおける(ちょっと苦労したが)ので、ご覧のように写真と同じように録音した場所を指定できる。 また、Netscapeでご覧の方も音が聞こえるはずである。(Netscapeでは鳥のFlash画像の位置がずれる。positionタグはNN6でOKになっているのだが?Netscape7.1のせいかな。再生を停めるには他のエントリーに移るか、画面を閉じてください。swf fileをボタン化すると再生・停止ができるようになるが、まだ十分に学習ができていないので。
 いずれにしても録音技術やWeb(Blog)作成技術を高める必要は感じているが、遊びの幅が広がってきたので楽しくなっている。
今日は春何番かしらないが強風が吹き荒れている。鳥も啼くのをやめたようだ。

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2006年4月18日

雀のさえずり

 「堺自然ふれあいの森」のエントリーで、ウグイスの鳴き声の音録について触れた。小鳥の啼き声を録音したいというのは、退職後にやりたいと思ってリストしていた中の一項目であった。さきの里山の散策でこの想いが一段と募った。Googleで、”小鳥の鳴き声を録音する”という文章で検索してみるとローランド エディロールR-1というのとSONY PCM-D1が良い製品と分かった。会議や講演の録音には、OLYMPUSのVoice Trekが売れているようだが、小鳥の啼き声には向いていないようだ。SONY PCM-D1はプロがLiveを録音するような代物だし、価格的に手が出ない。結局、WAVEまたはMP3で録音でき、野鳥の会のメンバーも使っているという説明につられて、少し高い買い物であるがEDIROL R-1をweb-shoppingした。
 本日午後品物が届いた。開梱ももどかしく取説をざーと読んで、鳥の鳴き声がいつも聞こえる近くの公園に録音テストにでかけた。音源が梢の先で少し小さかったけれどもどうやら録音OKのようなので、帰宅して聴くに堪えるものなのか再生してみた。予想通り録音レベルが-36dBくらいなので、音楽を聴くボリュームレベルではほとんど聞こえない。例のSoundEngineで音量を平均-17dBに調整すると雀のさえずり(と思っているのですが)が明快に聞こえるようになった。録音ファイル・フォームが、waveまたはMP3という使い慣れた形式であるのが嬉しい。上空を飛ぶ飛行機の音や犬を散歩させている人の声なども混ざるが、これは使えそうである。また、遊びのタネが増えた。まるで幼児である。
 Webで求めたPodCastPickleというFlash FreeSoftで聴いてみてください。このソフトについてはまだよく理解していないが面白そうなので、こんどの機会にエントリーしようと思っている。









(追記:2006/4/20) とほほのWeb入門にHPに動画を載せる方法が紹介されていたのでPodCastPickleから変更した。IEのWindowsMediaPlayer7.0用である。Netscapeでは機能しないようだ。 







<追記:2006/9/19> 最近はMP3再生ボタンは、<新しいFlash MP3 Playerを導入>で紹介したようにPlay Tagger by del.icio.usを専ら使っている。ちなみに、雀のさえずりは、左のPlayボタンをクリックすれば聞こえてくる。

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2006年12月15日

隠居、Flash8で Flash リンクボタンを作る

 ブログの右サイドメニューに Flash のリンクボタンを作るときには、Sothink SWF Quicker のテンプレートを使って作ってきた。Sothink SWF Quicker はFlash ムービーを作るためのソフトとしては比較的安いし、テンプレートや tutorial も充実しているので重宝している。欠点は、Flash version8 に徐々に対応してきているがまだ十分でないことと日本語のテキストが扱えないことである。そのために、Macromedia Flash Basic 8 を泣く泣く購入したが、主目的だった MP3 ファイルの再生ボタンはインターネットで見つけたフリーの Flash MP3 Player で十分だった。それで個人が少し遊ぶ程度には高い買い物だった Flash 作成ソフトはあまり使う機会がなくなっていた。最近 Google Maps API を使った「泉北近辺私的観光地図」というページを立ち上げたので、そのページへのリンクボタンを Flash で作成することにした。ボタンの表示を日本語にしたかったので、Sothink SWF Quicker のテンプレートでは作成できない。宝の持ち腐れだった Flash Basic 8 にトライすることにした。
 狙いはボタンの上にカーソルを当てると音が出て、クリックするとリンク先が表示されるようにすることである。これだけのことをするのに、アルツハイマー症的になっている頭では結構時間がかかった。Flash作成ソフトには沢山の機能がついており、エキスパートはこれらを使いこなしていろいろな素晴らしいアニメーションを創られているが、私のような初心者にはなかなか理解が進まない。学習には、以前に買っていた「これで完璧Flash8」という参考書も見たが、 英語版ではあるが teacherClic という Tutorial が有用であった。試行錯誤してようやくできたのが、右サイドに置いている「泉北近辺私的観光地図」へのFlashボタン  である。カーソルがボタンの上に来ると鶯の鳴き声が始まる。クリックすると Google Maps API で作った「泉北近辺私的観光地図」へリンクする、という簡単な作品である。
 気が向いたら、もう少しデザインなどを学習していいものにしたいと思っている。
(追記:2007/10/3)「泉北近辺私的観光地図」のリンクボタンは、その後何度か作りかえている。

2006年11月25日

泉北ニュータウン私的観光地図:Google Maps API Trial_5

 Google Maps API を使って、「泉北近辺私的観光地図」を編集し、右サイドメニューの「リンク」に置いてみた。自宅以外で場所を特定できる今までのエントリーにたどり着けるようにした。このようにすると、元のエントリーで表現している画像の表示に litebox が使えたり、MP3 Flash Player も動く。
 xml ファイルを再編集するだけで新たな地点とエントリーが追加できるので簡便になった。

2006年8月 7日

隠居、新しいFlash MP3 Playerを導入

 今日は大阪は全国で最も気温が高い37℃が予測されている。昨日に続いて、クーラーをつけた部屋で室内DIYをすることにした。

 「音楽方丈記」というブログを開設されているTANさん という方が、デザインの優れた三つのブログで使えるFlash MP3 Playerを紹介されていることは以前のエントリーで投稿した。この中のPlay Tagger by del.icio.usというPlayerはブログ・テキストの横にボタンが設置されるのと、一行のJavaScriptをHTMLに置くだけなので音を出すシーンでは好んで使わせてもらっている。他の二つのデザインも捨てがたいので元ページに遡って利用について調査した。
 FLASH SINGLE MP3 PLAYER はすっきりしたデザインですぐにでも使えそうである。Download した zip ファイルを解凍すると singlemp3player.html が3つの種類の Player をブラウザに表示する。このHTMLのソースコードを開くとそれぞれの Player の object コードがあるので、これを Player を置きたいエントリーにコピペすればよい。MP3 file を置いているフォルダーなどのパラメーターを弄るだけでOKである。もちろん、singlemp3player.swf というフラッシュファイルをエントリーを投稿するフォルダーに置いておかなければならない。

 <隠居、ヒグラシの鳴き声に泣く>というエントリーの Flash MP3 Player を自作のものと置き換えた。また、HPの MUSIC サイトの左フレームにある Flash MP3 Player も置き換えた。

 紹介されているもう一つ alasacreations という Flash MP3 Player の元ページを訪ねるとなんとフランス語である。画像でなんとなく見当はつくが応用するには時間がかかると思い、次の機会にすることにした。 FLASH SINGLE MP3 PLAYER の作者もどうやら EU 圏の人らしい。 EU 圏の作者のデザインは地味な感じで私好みなんですが、アメリカの作者に多い派手なものと異なるのは背景の文化が違うからなんでしょうか。

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2006年7月20日

隠居、新しいMP3 Playerに感激!

 隠居の身にとっては高い買い物の Macromedia Flash 8 Basic を導入したので、MP3 Flash Player をもう少し格好よいものに換えたくていろいろトライしてみた。が、Action Script の敷居が高く挫折しかけていた。Googleで Flash MP3再生 ボタン というようなキーワードでサーチしてみると TANさん という方の「音楽方丈記」というブログに、求めるブログで使えるFlash MP3 Playerが紹介されていた。紹介されている3つのPlayerはどれもすぐに使いたくなるものばかりだが、Play Tagger by del.icio.usは、ブログ・エントリーの文書の中に取り込めるのが気に入った。早速の前のエントリーに取り込んでみた。歳をとって何でもに感激症になっているが、これは感激である。JavaScript と アンカータグだけを書き込めばいいのが特に良い。JavaScript が置いてあるサイト del.icio.usが何者なるものかまだよく分かっていないが閉鎖されないのを祈るばかりである。
下にサンプルを示してみる。
Spaghetti RagというRagtime Piano
堺自然ふれあいの森の鶯の鳴き声

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2006年5月 2日

MP3 Flash Player

 ウグイスの鳴き声エントリーで使っていた音声コントローラに代わるもっと小さいアイコンのクリックで音声の再生と停止ができないかを調査してきた。調査といってもWebが頼りである。ただ、このような音声系のカスタマイズは、英語の世界の方が数多くの例示があるので範囲を広げた。その結果見つけたMP3 Flash Playerがpickle playerであった。FlashというクリップををWebのページに掲載できることを知ったのはまだ6ヶ月も前のことであるので、Flashの技を競い合っておられる方々が公開されているFlashをなんとか使わせてもらってきた。そのため、Flashのカストマイズは公開されておられる方が許容されている範囲内でしかできなかった。今回のカスタマイズは福井県の学生さんのサイトで教えてもらった。今までのカストマイズとそんなに変わるわけではないが、ボタンに使った画像の色・形とかサイズについて自分で選択することができた。ただ、このカスタマイズはFlashPlayer8対応であり、私が使っているSothink SWF Quickerでは作成できなかった。試用版のMacromedia Flash8をDLして、これを使った。このソフトは欲しいのですが、まともに買えば9万円近くするので諦めている。 (追記)Basic版は25000円ですね。個人ではそれで十分なようだが、それにしても・・・。
 そのうちにきっとSouceTecがグレードアップしてくれると期待している。

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2006年4月28日

鶯(<small>bush warblers</small>)来鳴きて・・

ウグイス

 MP3での録音ができるEDIROL R-1は以前にも書いたように、里山でのウグイスの声を録音したいというのがきっかけだった。本日(2006年4月28日)、晴天に恵まれたので堺自然ふれあいの森にウグイスの声を音録すべく出かけた。農業用水用の小さな川の流れる音とかカラスの鳴き声などが混ざって、ウグイスの鳴き声だけを選別するのは少し難しかったが、帰って音声編集ソフトSoundEngineで増幅したり切り貼りしたりするとなんとか様になるMP3ファイルができた。MP3の編集は今まで手がけてきているので扱いやすく重宝する。
 少し見つけにくいと思うが(コナラの丘あたり)案内図にある小鳥のアイコンをクリックすると、遠くで逆光なのであまりうまく撮れていないウグイスの写真がでる。また、左下のサウンド・コントローラ(pickle player)でウグイスの声を、再生したり一時停止したりして音が聞ける。いちど試してみてください。  ところで、標題のような出だしの合唱曲があったと思いますが、どなたか作詞者とか作曲者をご存知ありませんか。標題に続く歌詞は、「・・春は還りぬ」だったと思います。  

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2006年4月20日

ムクドリ?のさえずり

鳥の鳴き声録音(実験2)

 今の季節、日の出頃にかなりうるさい鳥の声で目が覚める。昨日EDIROL R-1を使って録音を試みた。この鳴き声は多分ムクドリと思うのですが、詳しい方教えてください。どこかで犬もほえているようですが。 <雀のさえずり>で録音再生のこころみを掲載したがどうも気に入らないので、自分でFlashソフトを使って作ってみた。これだとFlashファイル(.swf file)を背景の好きなところにおける(ちょっと苦労したが)ので、ご覧のように写真と同じように録音した場所を指定できる。 また、Netscapeでご覧の方も音が聞こえるはずである。(Netscapeでは鳥のFlash画像の位置がずれる。positionタグはNN6でOKになっているのだが?Netscape7.1のせいかな。再生を停めるには他のエントリーに移るか、画面を閉じてください。swf fileをボタン化すると再生・停止ができるようになるが、まだ十分に学習ができていないので。
 いずれにしても録音技術やWeb(Blog)作成技術を高める必要は感じているが、遊びの幅が広がってきたので楽しくなっている。
今日は春何番かしらないが強風が吹き荒れている。鳥も啼くのをやめたようだ。

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2006年4月18日

雀のさえずり

 「堺自然ふれあいの森」のエントリーで、ウグイスの鳴き声の音録について触れた。小鳥の啼き声を録音したいというのは、退職後にやりたいと思ってリストしていた中の一項目であった。さきの里山の散策でこの想いが一段と募った。Googleで、”小鳥の鳴き声を録音する”という文章で検索してみるとローランド エディロールR-1というのとSONY PCM-D1が良い製品と分かった。会議や講演の録音には、OLYMPUSのVoice Trekが売れているようだが、小鳥の啼き声には向いていないようだ。SONY PCM-D1はプロがLiveを録音するような代物だし、価格的に手が出ない。結局、WAVEまたはMP3で録音でき、野鳥の会のメンバーも使っているという説明につられて、少し高い買い物であるがEDIROL R-1をweb-shoppingした。
 本日午後品物が届いた。開梱ももどかしく取説をざーと読んで、鳥の鳴き声がいつも聞こえる近くの公園に録音テストにでかけた。音源が梢の先で少し小さかったけれどもどうやら録音OKのようなので、帰宅して聴くに堪えるものなのか再生してみた。予想通り録音レベルが-36dBくらいなので、音楽を聴くボリュームレベルではほとんど聞こえない。例のSoundEngineで音量を平均-17dBに調整すると雀のさえずり(と思っているのですが)が明快に聞こえるようになった。録音ファイル・フォームが、waveまたはMP3という使い慣れた形式であるのが嬉しい。上空を飛ぶ飛行機の音や犬を散歩させている人の声なども混ざるが、これは使えそうである。また、遊びのタネが増えた。まるで幼児である。
 Webで求めたPodCastPickleというFlash FreeSoftで聴いてみてください。このソフトについてはまだよく理解していないが面白そうなので、こんどの機会にエントリーしようと思っている。









(追記:2006/4/20) とほほのWeb入門にHPに動画を載せる方法が紹介されていたのでPodCastPickleから変更した。IEのWindowsMediaPlayer7.0用である。Netscapeでは機能しないようだ。 







<追記:2006/9/19> 最近はMP3再生ボタンは、<新しいFlash MP3 Playerを導入>で紹介したようにPlay Tagger by del.icio.usを専ら使っている。ちなみに、雀のさえずりは、左のPlayボタンをクリックすれば聞こえてくる。

2005年11月29日

晩秋のみちのく

このところ年に1回2泊程度の夫婦旅行をしている。2005年の今年は、紅葉のシーズンが終わったみちのく秋田・岩手・青森へ旅した。今回もFlight&Driveである。行き帰りの飛行機の時間と2泊の宿、レンタカーだけを決め、後は成り行き任せの旅行である。このような予約は、すべてインターネットでできる。便利になったものである。
 秋田空港に2005年11月7日9:30着、予約していたトヨタレンタカー(普段運転している車がマーク?ステーションワゴンなのでトヨタ系にしている)で手続きをする。 カローラと車種だけを指定しておいたが、4WDにスタッドレスタイヤをはかせてある車を用意してくれていた。天気予報では寒くなると言っていたので、心強い。カーナビに、本日の宿泊先乳頭温泉郷にある「休暇村田沢湖高原」にセットし、通過点に角館を指定し、いざ出発。BGMには、MP3 Player を用意した。このごろの車にはテープデッキは付いていないことが多いので、ノイス覚悟でFMを使う無線トランスミッターを持っていった。地方のFM局は数が少ないのか、88.5MHzでセットするとノイズは全くといって無く、快適に好きなJazzを聴きながら、晩秋のみちのくをドライブすることができた。クリックすると大きな写真になります。 天気予報通り、秋田から盛岡に通じる国道46号線上にある角館に着く頃には、にわか雨が降ったりやんだりの天気になった。紅葉シーズンの盛りが過ぎた平日にもかかわらず秋田の有名な観光スポット角館の武家屋敷通り界隈は、観光バスが何台も入って賑やかであった。この界隈の武家屋敷:青柳家の庭に晩秋を感じさせる楓の紅葉が、見事であった。見学した石黒家は、私の素人写真より、以下のページが詳しい。
http://www.hana.or.jp/hana/kigata/5isiguro.folder/isiguro.html


クリックすると大きな写真になります。 46号線に分かれて、田沢湖に向かった。みちのくの冬への変わり目なのか、風雨が強まった。夏にはきっと賑わうのに違いない湖畔も寒々と閑散としていた。枯れ葉舞う湖畔の道を「たつ子の像」までドライブ。なんで、こんな金ぴかの像を建てるんでしょうかね?




クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。 一日目の宿泊先「休暇村田沢湖高原」は、田沢湖から岩手山に向う乳頭温泉郷の先ブナ林にある。道路沿いの一面のブナは、すっかり葉を落としている。宿の人の話では、ブナの紅葉は、黄色→赤と変化し、美しい黄色の時期はごくわずかということである。覚悟はしていたが、ここまで幹枝だけになっているとは思わなかった。しかし、ライトに照らされたブナの樹々に囲まれた露天風呂は格別であった。
二日目、46号線に戻って盛岡から東北自動車道に乗り八幡平に寄り道をし、八戸経由宿泊先の奥入瀬を目指した。昨日上ってきた道を下る途中で田沢湖が眺望できるポイントがあったので、パーキング。その時に撮ったデジカメ写真が上右のもの。


クリックすると大きな写真になります。 天気は快晴、雫石を通って盛岡に出る前に小岩井農場の道案内につられて行ってみることにした。北海道十勝あたりの牧場に比べればスケールは小さいが、きれいな牧場が広がっていた。記念にと売店で家内がチーズを求めて頬張る。




クリックすると大きな写真になります。 盛岡ICから東北自動車道に入って、八幡平へ。岩手山SAで休憩中、空は一天掻き曇り、突風と強い雨が降ってきた。気象予報通りである。晴天であれば遅い紅葉が楽しめたであろう。松尾八幡平ICで高速を降りて八幡平へ。夜間には閉鎖となるアスピーテラインを走ることに。あいにくの天候で眺望が悪いので、早々に退散した。途中で、記念に沼の写真を撮ったが、沼の名前が分からない。ガマ沼らしいが。松尾八幡平ICに戻って、東北道・八戸道で八戸へ。ガイドブックで遅い昼食の場所を探したが、適当な店が見あたらず、八食センターへ。 食事は定食もので済ませたが、市場に並んでいる20軒ほどの海産物店にはありとあらゆる海産物が安価に並んで活気に溢れていた。 日持ちを考えて好物のウニ瓶詰めだけしか買えなかったが、近くにこんな場所があればしょっちゅう行っているだろう。
 話は変わるが、今回ETCカードを持参した。もちろん、レンタカーにはETC装置は付いていない(これだけETCが普及してくれば付けてくれればいいと思う)が、前払いしているETCカードを使えばプリペイド部分は割引が効く。プリペイドの制度はなくなり、マイレージ方式になるようだが。なんでも成果主義になるんですね。

クリックすると大きな写真になります。 八戸からカーナビの指示に従って、宿泊先の「奥入瀬渓流グランドホテル」へ。強い風雨が相変わらず間歇的に続いた。車の中では分からないが、気温も下がってきた。北の日暮れは早く、天候のせいもあって宿につくころの4時半にはすっかり暗くなっていた。休暇村に比べると5割ほど料金の高い旅館は、年金生活者には少々贅沢であったが、前沢牛などの夕食と奥入瀬渓流を背にした露天風呂はドライブ疲れを癒してくれた。旅館近くの楓は、まだ赤い色を残してくれていた。


クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。 三日目も時雨れたり、晴れ間が覗いたりする冬型の天候だった。十和田湖までの奥入瀬渓流沿いのドライブは、期待通り今回の旅行のハイライトであった。冬間近を思わせる渓流沿いの散策道は、多くの熟年族が晩秋を楽しんでいた。シーズンが終わっているのに、観光バスが何台も走ったり停まったりしていた。10月の最盛期には、大型バスの行き違いが難しいと思えるこの102号線はきっと交通渋滞を起こしているに違いない。渓流には、いくつかの滝から清流が流れ込んでいる。源は十和田湖であろう。

クリックすると大きな写真になります。 十和田湖に上がるにつれて、雨に雪が混じってきた。十和田湖から東北道十和田ICに抜ける峠には、雪が5cmくらい積もっていた。道の積雪はなかったが、4WD/スタッドレスは安心感を与えてくれた。どうやら、みちのくの秋から冬への変わり目に旅したらしい。



クリックすると大きな写真になります。 青森空港で車を乗り捨てるまでには、時間的余裕が十分あったので、家内の発案で弘前城の側にある「津軽藩ねぶた村」という展示場に立ち寄ることにした。夏のねぶた祭りには、一度行きたいと思っていたが大変な人出らしいので諦めていた。展示場では、まばらな来館者を前に、弘前ねぶたの説明や笛と太鼓のはやしの実演までしてくれた。また、同じ展示場内で、若者の津軽三味線の実演もあった。昨晩、旅館であったショウでの演奏よりも活き活きしているようであった。夏にもういちど来るかという思いに駆られている。

 仙台・新潟から北への東北には旅したことは無かったので、今回のFlight&Driveは良い思い出となった。とくに、季節が晩秋だったことも天候が不順だったこともあって、みちのくの寂寥感みたいなものを感じる旅になった。日本は美しい。そして、どこでも四季がある。時節を変えて、しだれ桜の咲く角館や新緑の奥入瀬にもう一度訪ねたいと想う。